JPH0614836Y2 - 塗布具のキヤツプ構造 - Google Patents
塗布具のキヤツプ構造Info
- Publication number
- JPH0614836Y2 JPH0614836Y2 JP1987016465U JP1646587U JPH0614836Y2 JP H0614836 Y2 JPH0614836 Y2 JP H0614836Y2 JP 1987016465 U JP1987016465 U JP 1987016465U JP 1646587 U JP1646587 U JP 1646587U JP H0614836 Y2 JPH0614836 Y2 JP H0614836Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cap
- applicator
- sleeve
- small diameter
- shaft
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A46—BRUSHWARE
- A46B—BRUSHES
- A46B11/00—Brushes with reservoir or other means for applying substances, e.g. paints, pastes, water
- A46B11/001—Brushes with reservoir or other means for applying substances, e.g. paints, pastes, water with integral reservoirs
- A46B11/0013—Brushes with reservoir or other means for applying substances, e.g. paints, pastes, water with integral reservoirs dispensing by gravity or by shaking
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A45—HAND OR TRAVELLING ARTICLES
- A45D—HAIRDRESSING OR SHAVING EQUIPMENT; EQUIPMENT FOR COSMETICS OR COSMETIC TREATMENTS, e.g. FOR MANICURING OR PEDICURING
- A45D33/00—Containers or accessories specially adapted for handling powdery toiletry or cosmetic substances
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A45—HAND OR TRAVELLING ARTICLES
- A45D—HAIRDRESSING OR SHAVING EQUIPMENT; EQUIPMENT FOR COSMETICS OR COSMETIC TREATMENTS, e.g. FOR MANICURING OR PEDICURING
- A45D34/00—Containers or accessories specially adapted for handling liquid toiletry or cosmetic substances, e.g. perfumes
- A45D34/04—Appliances specially adapted for applying liquid, e.g. using roller or ball
- A45D34/042—Appliances specially adapted for applying liquid, e.g. using roller or ball using a brush or the like
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A46—BRUSHWARE
- A46B—BRUSHES
- A46B17/00—Accessories for brushes
- A46B17/04—Protective covers for the bristles
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A46—BRUSHWARE
- A46B—BRUSHES
- A46B2200/00—Brushes characterized by their functions, uses or applications
- A46B2200/10—For human or animal care
- A46B2200/1046—Brush used for applying cosmetics
Landscapes
- Containers And Packaging Bodies Having A Special Means To Remove Contents (AREA)
- Coating Apparatus (AREA)
- Closures For Containers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、軸の前端部に取り付けた軟質の塗布体を被覆
及び露出し得るよう前記軸に対して摺動自在なスリーブ
を備えてなる塗布具本体と、該塗布具本体に設けた嵌着
箇所に対して着脱自在に嵌着する嵌着部を有するキャッ
プとよりなる塗布具のキャップ構造に関する。
及び露出し得るよう前記軸に対して摺動自在なスリーブ
を備えてなる塗布具本体と、該塗布具本体に設けた嵌着
箇所に対して着脱自在に嵌着する嵌着部を有するキャッ
プとよりなる塗布具のキャップ構造に関する。
(従来の技術) 上記した種のキャップ構造としては、実開昭59−87
705号公報に開示されているものを挙げられる。即
ち、実用新案登録請求の範囲に「一端に穂先を固定し他
端方向外周にコイル発条を巻回した筆本体と、この筆本
体の外周に摺動自在に嵌合し一端をコイル発条の一端に
接触するとともにコイル発条の最大伸張状態に於て他端
で穂先の外周を被覆する被覆筒と、この被覆筒および筆
本体を一定範囲摺動自在に内部に挿入し両端に開口部を
形成するとともにストッパーで被覆筒および筆本体の外
方への離脱を防止している外筒体と、この外筒体の一方
開口部より外筒体内に押圧部を挿入し筆本体をコイル発
条の復元力に抗して押圧摺動することにより穂先を被覆
筒から外方に突出するとともに外筒体の他端開口部より
外筒体内に押圧部を挿入し被覆筒をコイル発条の復元力
に抗して押圧摺動することにより被覆筒を外筒体内部方
向に摺動し穂先を被覆するキャップ体とから成ることを
特徴とする化粧用筆。」とあるように、「筆本体」、
「被覆筒」、「コイル発条」、それに「外筒体」よりな
るものを塗布具本体としているものである。また、「被
覆筒」、「キャップ体」は、本考案におけるスリーブ、
キャップにそれぞれ相当する。
705号公報に開示されているものを挙げられる。即
ち、実用新案登録請求の範囲に「一端に穂先を固定し他
端方向外周にコイル発条を巻回した筆本体と、この筆本
体の外周に摺動自在に嵌合し一端をコイル発条の一端に
接触するとともにコイル発条の最大伸張状態に於て他端
で穂先の外周を被覆する被覆筒と、この被覆筒および筆
本体を一定範囲摺動自在に内部に挿入し両端に開口部を
形成するとともにストッパーで被覆筒および筆本体の外
方への離脱を防止している外筒体と、この外筒体の一方
開口部より外筒体内に押圧部を挿入し筆本体をコイル発
条の復元力に抗して押圧摺動することにより穂先を被覆
筒から外方に突出するとともに外筒体の他端開口部より
外筒体内に押圧部を挿入し被覆筒をコイル発条の復元力
に抗して押圧摺動することにより被覆筒を外筒体内部方
向に摺動し穂先を被覆するキャップ体とから成ることを
特徴とする化粧用筆。」とあるように、「筆本体」、
「被覆筒」、「コイル発条」、それに「外筒体」よりな
るものを塗布具本体としているものである。また、「被
覆筒」、「キャップ体」は、本考案におけるスリーブ、
キャップにそれぞれ相当する。
(考案が解決しようとする課題) 上記した種のキャップ構造には、キャップ嵌着に際して
塗布体が損傷するのを防止できる利点があるが、上記公
報に開示の如くなすと、下記する改善点をも有するもの
になってしまう。外筒体やコイル発条を用いることに
よるコストアップがあるばかりか、キャップを塗布具
本体に嵌着時、コイル発条が被覆筒を介して間接的にキ
ャップを外す方向に弾撥付勢しているので、落下などに
よる衝撃とか嵌着部分の摩耗とかによって、キャップが
外れ易く、しかも、キャップを外した状態では、コイ
ル発条の弾撥力によって被覆筒が塗布体を常に被覆して
おり、それゆえ、使用するに当たっては、キャップを必
ず塗布具本体に後方から嵌着しなければならず、この
とき、また、コイル発条の弾撥付勢を受けたものとなる
ので、のキャップ外れの恐れを招き、しかも、キャ
ップを外す際には、コイル発条の弾撥力が補助をなすの
で、勢いがつきやすく、従って、被覆筒による塗布体の
被覆が急激に行われることにより塗布体の損傷を逆に招
く恐れがあり、更に加えて、キャップを塗布体の前方
から嵌着していくとき、まず被覆筒を部分的にキャップ
で被覆した状態で、これら両者を一体的に後退させなけ
ればならないという意識の元で操作することになるの
で、操作性が悪く、また、被覆筒を外筒体の内側に収
容し、しかも、キャップも改めて外筒体に対して内嵌し
なければならないという意識の元で操作することになる
上でも操作性は決して良好ではない。
塗布体が損傷するのを防止できる利点があるが、上記公
報に開示の如くなすと、下記する改善点をも有するもの
になってしまう。外筒体やコイル発条を用いることに
よるコストアップがあるばかりか、キャップを塗布具
本体に嵌着時、コイル発条が被覆筒を介して間接的にキ
ャップを外す方向に弾撥付勢しているので、落下などに
よる衝撃とか嵌着部分の摩耗とかによって、キャップが
外れ易く、しかも、キャップを外した状態では、コイ
ル発条の弾撥力によって被覆筒が塗布体を常に被覆して
おり、それゆえ、使用するに当たっては、キャップを必
ず塗布具本体に後方から嵌着しなければならず、この
とき、また、コイル発条の弾撥付勢を受けたものとなる
ので、のキャップ外れの恐れを招き、しかも、キャ
ップを外す際には、コイル発条の弾撥力が補助をなすの
で、勢いがつきやすく、従って、被覆筒による塗布体の
被覆が急激に行われることにより塗布体の損傷を逆に招
く恐れがあり、更に加えて、キャップを塗布体の前方
から嵌着していくとき、まず被覆筒を部分的にキャップ
で被覆した状態で、これら両者を一体的に後退させなけ
ればならないという意識の元で操作することになるの
で、操作性が悪く、また、被覆筒を外筒体の内側に収
容し、しかも、キャップも改めて外筒体に対して内嵌し
なければならないという意識の元で操作することになる
上でも操作性は決して良好ではない。
(課題を解決するための手段) 本考案は、軸の前端部に取り付けた軟質の塗布体を被覆
及び露出し得るよう前記軸に対して摺動自在なスリーブ
を備えてなる塗布具本体と、該塗布具本体に設けた嵌着
箇所に対して着脱自在に嵌着する嵌着部を有するキャッ
プとよりなる塗布具のキャップ構造において、前記軸の
前方部に小径部を設け、前記塗布体を該小径部の前端部
に取り付けるとともに、前記スリーブを該小径部に対し
て摺動自在に外嵌し、また、前記嵌着箇所を、前記軸の
該小径部よりも後方部に設け、更に、前記スリーブの外
面に係合部、前記キャップの内面に係合受部をそれぞれ
設け、ここで、これら係合部と係合受部とは、前記スリ
ーブの全体を前記キャップで被覆した状態で、また、ス
リーブから前記塗布体を露出させる方向に、互いに係合
し得るものである塗布具のキャップ構造を要旨とする。
及び露出し得るよう前記軸に対して摺動自在なスリーブ
を備えてなる塗布具本体と、該塗布具本体に設けた嵌着
箇所に対して着脱自在に嵌着する嵌着部を有するキャッ
プとよりなる塗布具のキャップ構造において、前記軸の
前方部に小径部を設け、前記塗布体を該小径部の前端部
に取り付けるとともに、前記スリーブを該小径部に対し
て摺動自在に外嵌し、また、前記嵌着箇所を、前記軸の
該小径部よりも後方部に設け、更に、前記スリーブの外
面に係合部、前記キャップの内面に係合受部をそれぞれ
設け、ここで、これら係合部と係合受部とは、前記スリ
ーブの全体を前記キャップで被覆した状態で、また、ス
リーブから前記塗布体を露出させる方向に、互いに係合
し得るものである塗布具のキャップ構造を要旨とする。
(作用) スリーブはキャップから塗布体を保護し、キャップは、
キャップ嵌着操作時、スリーブの全体を被覆することで
スリーブ操作を意識外にもたらして操作性を向上すると
ともに、キャップを外せばそのまま塗布具本体を使用で
きるように予めスリーブから塗布体を露出させておき、
また、軸の小径部よりも大径の後方部分は、キャップ嵌
着に利用されるとともに、スリーブがいつまでも自由に
後退しないよう、その前端部で後退規制をする。
キャップ嵌着操作時、スリーブの全体を被覆することで
スリーブ操作を意識外にもたらして操作性を向上すると
ともに、キャップを外せばそのまま塗布具本体を使用で
きるように予めスリーブから塗布体を露出させておき、
また、軸の小径部よりも大径の後方部分は、キャップ嵌
着に利用されるとともに、スリーブがいつまでも自由に
後退しないよう、その前端部で後退規制をする。
(実施例) 添付第1図乃至第5図に基づき一例の説明をする。
塗布料を内蔵するタイプの塗布具本体Aの一例を示す第
1図において、軸1は、前方部を小径部2とし、内部の
空間3に塗布料、例えば化粧用や筆記用などの液体や粉
体など、を収容しており、また、小径部2の前端部に軟
質の塗布体4を取り付けている。尚、参照符号6は、塗
布体4を小径部2の前端部に取り付けるための連結部材
を示す。また、図示の塗布体4は、塗布料を導出するた
めのパイプ5を内設した、天然、合成繊維の収束物から
なる末広がり形状の筆穂を示してあるが、多孔質のスポ
ンジからなるものなどであってもよい。
1図において、軸1は、前方部を小径部2とし、内部の
空間3に塗布料、例えば化粧用や筆記用などの液体や粉
体など、を収容しており、また、小径部2の前端部に軟
質の塗布体4を取り付けている。尚、参照符号6は、塗
布体4を小径部2の前端部に取り付けるための連結部材
を示す。また、図示の塗布体4は、塗布料を導出するた
めのパイプ5を内設した、天然、合成繊維の収束物から
なる末広がり形状の筆穂を示してあるが、多孔質のスポ
ンジからなるものなどであってもよい。
更に、軸1は、塗布体を被覆及び露出する摺動自在な筒
体、即ち、スリーブ7を小径部2のところに外嵌してい
る。該スリーブ7は、該スリーブ7の後退状態を示す第
1図の状態では、小径部2よりも大径の後方部分の前端
部で後退規制を受けているが、後部外面に係合部8たる
段部を有しているとともに、後部内面に、小径部2の前
部外面に設けた突部9に係合する突部10を有してお
り、前進時においても抜け落ちないようになっている
(第2図参照)。
体、即ち、スリーブ7を小径部2のところに外嵌してい
る。該スリーブ7は、該スリーブ7の後退状態を示す第
1図の状態では、小径部2よりも大径の後方部分の前端
部で後退規制を受けているが、後部外面に係合部8たる
段部を有しているとともに、後部内面に、小径部2の前
部外面に設けた突部9に係合する突部10を有してお
り、前進時においても抜け落ちないようになっている
(第2図参照)。
そして、小径部2の後方部分に参照符号11で示す嵌着
箇所が形成してあり、この嵌着箇所11に嵌着し得る嵌
着部12を有するキャップ13(第3図参照)を嵌着す
る。キャップ13は有底筒状で、塗布体4を収納する内
部の空間14の開口側内面に、前記スリーブ7の係合部
8に係合し得る係合受部15たる段部を有している。
尚、図示のものにおいては、嵌着箇所11と嵌着部12
との嵌着は摩擦嵌合によるものとしてあるが、適宜であ
り、例えば、螺合や凹凸嵌合などによるものとしてもよ
い。
箇所が形成してあり、この嵌着箇所11に嵌着し得る嵌
着部12を有するキャップ13(第3図参照)を嵌着す
る。キャップ13は有底筒状で、塗布体4を収納する内
部の空間14の開口側内面に、前記スリーブ7の係合部
8に係合し得る係合受部15たる段部を有している。
尚、図示のものにおいては、嵌着箇所11と嵌着部12
との嵌着は摩擦嵌合によるものとしてあるが、適宜であ
り、例えば、螺合や凹凸嵌合などによるものとしてもよ
い。
第1図の状態で使用した塗布具本体Aに対するキャップ
13の嵌着は、塗布具本体Aをまず第2図の状態にして
行う。即ち、第1図の状態で、塗布体4を塗布面に押し
当てるなどしてパイプ5を介して塗布料を導出し、塗布
面に塗布料を塗布後、後退位置にあるスリーブ7を前方
に摺動して該スリーブ7で塗布体4を被覆した第2図の
状態にする。次いで、塗布具本体Aの前方よりキャップ
13をスリーブ7に外嵌し、スリーブ7をすっぽり覆っ
た状態(第4図参照)で更に塗布具本体の後方に向けキ
ャップ13を前進させると、スリーブ7の係合部8がキ
ャップ13の係合受部15に係合した状態で、スリーブ
7はキャップ13はとともに移動(後退)し、やがて、
キャップ13の嵌着部12が軸1の嵌着箇所11に嵌着
する。尚また、再使用に当たっては、キャップ13を軸
1より外せばよい。キャップ13の係合受部15に対す
るスリーブ7の係合部8の係合力はキャップ13を外す
際には働かないので、キャップ13を外しても、これに
つれてスリーブ7が塗布体4を被覆するようになること
は防止されている。
13の嵌着は、塗布具本体Aをまず第2図の状態にして
行う。即ち、第1図の状態で、塗布体4を塗布面に押し
当てるなどしてパイプ5を介して塗布料を導出し、塗布
面に塗布料を塗布後、後退位置にあるスリーブ7を前方
に摺動して該スリーブ7で塗布体4を被覆した第2図の
状態にする。次いで、塗布具本体Aの前方よりキャップ
13をスリーブ7に外嵌し、スリーブ7をすっぽり覆っ
た状態(第4図参照)で更に塗布具本体の後方に向けキ
ャップ13を前進させると、スリーブ7の係合部8がキ
ャップ13の係合受部15に係合した状態で、スリーブ
7はキャップ13はとともに移動(後退)し、やがて、
キャップ13の嵌着部12が軸1の嵌着箇所11に嵌着
する。尚また、再使用に当たっては、キャップ13を軸
1より外せばよい。キャップ13の係合受部15に対す
るスリーブ7の係合部8の係合力はキャップ13を外す
際には働かないので、キャップ13を外しても、これに
つれてスリーブ7が塗布体4を被覆するようになること
は防止されている。
以上、一例の説明をしたが、本考案の要旨を逸脱しない
で他にも種々なせる。例えば、第6図に示すように、ス
リーブ7の後退時、スリーブ7の後部内面に設けた突部
10が乗り越えて嵌着する突部16を小径部2に設けて
おいても良い。スリーブ7の摺動抵抗が実際上無視され
るような場合であっても、キャップ13を外す時のスリ
ーブ7の引き連れや使用している時のスリーブ7の不要
な移動を確実に防止できる。また例えば、第7図に示す
ように、キャップ13内に円錐内面17を設けておいて
もよい。塗布体の外膨れ変形を抑制できるだけでなく、
上述のように塗布料内蔵タイプの塗布具本体であって、
特に、塗布料が粉体である場合には、キャップ13を嵌
着しておいても、不使用時、振動などによって粉体がキ
ャップ13内に吐出する恐れがときとして存在するが、
塗布体4を小径に収縮して密度を高めることにより、粉
体の移動を防止し、このような恐れを解消できる。その
他、塗布料を内蔵しないタイプにするなども勿論でき
る。
で他にも種々なせる。例えば、第6図に示すように、ス
リーブ7の後退時、スリーブ7の後部内面に設けた突部
10が乗り越えて嵌着する突部16を小径部2に設けて
おいても良い。スリーブ7の摺動抵抗が実際上無視され
るような場合であっても、キャップ13を外す時のスリ
ーブ7の引き連れや使用している時のスリーブ7の不要
な移動を確実に防止できる。また例えば、第7図に示す
ように、キャップ13内に円錐内面17を設けておいて
もよい。塗布体の外膨れ変形を抑制できるだけでなく、
上述のように塗布料内蔵タイプの塗布具本体であって、
特に、塗布料が粉体である場合には、キャップ13を嵌
着しておいても、不使用時、振動などによって粉体がキ
ャップ13内に吐出する恐れがときとして存在するが、
塗布体4を小径に収縮して密度を高めることにより、粉
体の移動を防止し、このような恐れを解消できる。その
他、塗布料を内蔵しないタイプにするなども勿論でき
る。
(考案の効果) キャップ嵌着による塗布体損傷防止の利点を有するもの
として、低コストで作製でき、勿論、弾撥付勢によるキ
ャップ外れの懸念もなく、また、使用に当たっては、単
にキャップを外せば塗布具本体のスリーブは塗布体を露
出していて、キャップを塗布具本体の後方に必ずしも嵌
着しなくてよく、しかも、キャップを外す際に急激なス
リーブ被覆による塗布体損傷を惹起することも抑制で
き、更に加えて、キャップ嵌着にあたっては、スリーブ
全体をキャップで被覆した状態で行うことができるの
で、スリーブのことをまったく気にすることなく単にキ
ャップを嵌めるという意識のもとに通常のキャップ嵌着
操作と同様に嵌着でき、従って、操作性の点でも良好で
あるといった種々長所をも合わせ有するものとなる。
として、低コストで作製でき、勿論、弾撥付勢によるキ
ャップ外れの懸念もなく、また、使用に当たっては、単
にキャップを外せば塗布具本体のスリーブは塗布体を露
出していて、キャップを塗布具本体の後方に必ずしも嵌
着しなくてよく、しかも、キャップを外す際に急激なス
リーブ被覆による塗布体損傷を惹起することも抑制で
き、更に加えて、キャップ嵌着にあたっては、スリーブ
全体をキャップで被覆した状態で行うことができるの
で、スリーブのことをまったく気にすることなく単にキ
ャップを嵌めるという意識のもとに通常のキャップ嵌着
操作と同様に嵌着でき、従って、操作性の点でも良好で
あるといった種々長所をも合わせ有するものとなる。
図面は本考案の実施例を説明するためのもので、第1図
は塗布具本体の一例を示す断面図、第2図はスリーブを
前方に移動させた状態を示す断面図、第3図はキャップ
の一例を示す断面図、第4図と第5図はキャップ嵌着操
作を説明するための断面図、第6図は塗布具本体の他の
一例を示す断面図、第7図はキャップの他の一例を示す
断面図。 A……塗布具本体、1……軸、2……小径部、3……空
間、4……塗布体、5……パイプ、6……連結部材、7
……スリーブ、8……係合部、9……突部、10……突
部、11……嵌着箇所、12……嵌着部、13……キャ
ップ、14……空間、15……係合受部、16……突
部、17……円錐内面。
は塗布具本体の一例を示す断面図、第2図はスリーブを
前方に移動させた状態を示す断面図、第3図はキャップ
の一例を示す断面図、第4図と第5図はキャップ嵌着操
作を説明するための断面図、第6図は塗布具本体の他の
一例を示す断面図、第7図はキャップの他の一例を示す
断面図。 A……塗布具本体、1……軸、2……小径部、3……空
間、4……塗布体、5……パイプ、6……連結部材、7
……スリーブ、8……係合部、9……突部、10……突
部、11……嵌着箇所、12……嵌着部、13……キャ
ップ、14……空間、15……係合受部、16……突
部、17……円錐内面。
Claims (1)
- 【請求項1】軸(1)の前端部に取り付けた軟質の塗布
体(4)を被覆及び露出し得るよう前記軸(1)に対し
て摺動自在なスリーブ(7)を備えてなる塗布具本体
(A)と、該塗布具本体(A)に設けた嵌着箇所(1
1)に対して着脱自在に嵌着する嵌着部(12)を有す
るキャップ(13)とよりなる塗布具のキャップ構造に
おいて、前記軸(1)の前方部に小径部(2)を設け、
前記塗布体(4)を該小径部(2)の前端部に取り付け
るとともに、前記スリーブ(7)を該小径部(2)に対
して摺動自在に外嵌し、また、前記嵌着箇所(11)
を、前記軸(1)の該小径部(2)よりも後方部に設
け、更に、前記スリーブ(7)の外面に係合部(8)、
前記キャップ(13)の内面に係合受部(15)をそれ
ぞれ設け、ここで、これら係合部(8)と係合受部(1
5)とは、前記スリーブ(7)の全体を前記キャップ
(13)で被覆した状態で、また、スリーブ(7)から
前記塗布体(4)を露出させる方向に、互いに係合し得
るものである塗布具のキャップ構造。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987016465U JPH0614836Y2 (ja) | 1987-02-06 | 1987-02-06 | 塗布具のキヤツプ構造 |
US07/146,685 US4826339A (en) | 1987-02-06 | 1988-01-21 | Dispenser having a flexible nib, slidable sleeve and cap |
FR888801307A FR2610544B1 (fr) | 1987-02-06 | 1988-02-04 | Distributeur a bec souple et son chapeau |
DE3803527A DE3803527C2 (de) | 1987-02-06 | 1988-02-05 | Spender |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987016465U JPH0614836Y2 (ja) | 1987-02-06 | 1987-02-06 | 塗布具のキヤツプ構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63126081U JPS63126081U (ja) | 1988-08-17 |
JPH0614836Y2 true JPH0614836Y2 (ja) | 1994-04-20 |
Family
ID=11917003
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1987016465U Expired - Lifetime JPH0614836Y2 (ja) | 1987-02-06 | 1987-02-06 | 塗布具のキヤツプ構造 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4826339A (ja) |
JP (1) | JPH0614836Y2 (ja) |
DE (1) | DE3803527C2 (ja) |
FR (1) | FR2610544B1 (ja) |
Families Citing this family (18)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4917522A (en) * | 1988-05-17 | 1990-04-17 | Photofinish Cosmetics, Inc. | Manually-operated fluid dispenser and associated closure cap |
CH677347A5 (ja) * | 1990-01-18 | 1991-05-15 | Sebald Schnellmann | |
US5339483A (en) * | 1991-07-19 | 1994-08-23 | Cosmetech International Inc. | Holder for cosmetic or hygienic item |
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