JPH06143173A - ロボットハンド - Google Patents
ロボットハンドInfo
- Publication number
- JPH06143173A JPH06143173A JP29255292A JP29255292A JPH06143173A JP H06143173 A JPH06143173 A JP H06143173A JP 29255292 A JP29255292 A JP 29255292A JP 29255292 A JP29255292 A JP 29255292A JP H06143173 A JPH06143173 A JP H06143173A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gripper
- work
- robot hand
- robot
- moving mechanism
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Manipulator (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ロボットハンドの交換なしに、あらゆる形状
のワークを把持できるロボットハンドを提供する。 【構成】 ロボットハンド10は、1対のフィンガ1,
1’を有するグリップ部11,11’を2つ有し、2つ
で1組のグリップ部11,11’はそれぞれ旋回でき、
対をなすフィンガ1,1’間の間隔は調節でき、組をな
すグリッパ部11,11’間の間隔も調節できる機構と
する。ロボット制御装置により、上記各調節と各グリッ
プ部11,11’の旋回によりワークをほぼ掴める位置
にロボットハンドを位置決めし、グリップ部11,1
1’のワーク把持部3,3’の押圧によりワークを掴
む。
のワークを把持できるロボットハンドを提供する。 【構成】 ロボットハンド10は、1対のフィンガ1,
1’を有するグリップ部11,11’を2つ有し、2つ
で1組のグリップ部11,11’はそれぞれ旋回でき、
対をなすフィンガ1,1’間の間隔は調節でき、組をな
すグリッパ部11,11’間の間隔も調節できる機構と
する。ロボット制御装置により、上記各調節と各グリッ
プ部11,11’の旋回によりワークをほぼ掴める位置
にロボットハンドを位置決めし、グリップ部11,1
1’のワーク把持部3,3’の押圧によりワークを掴
む。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は産業用ロボットに関し、
特に工作機械等で加工する形状、重量、寸法が種々に異
なるワークまたは他の物品を把持して搬送するロボット
ハンドに関する。
特に工作機械等で加工する形状、重量、寸法が種々に異
なるワークまたは他の物品を把持して搬送するロボット
ハンドに関する。
【0002】
【従来の技術】産業用ロボットのハンドはすでに工作機
械、自動車産業等の各産業分野で使用されているが、従
来技術におけるロボットハンドはワークの形状や寸法に
応じて複数種類の専用のハンドを予め製作しておき、把
持するワークが変わる毎にその予め製作したハンドを交
換してワークの把持を行っていた。あるいは指毎に各指
の位置と姿勢を調節可能な駆動機構を内蔵したロボット
ハンドによりワークの把持を行っていた。
械、自動車産業等の各産業分野で使用されているが、従
来技術におけるロボットハンドはワークの形状や寸法に
応じて複数種類の専用のハンドを予め製作しておき、把
持するワークが変わる毎にその予め製作したハンドを交
換してワークの把持を行っていた。あるいは指毎に各指
の位置と姿勢を調節可能な駆動機構を内蔵したロボット
ハンドによりワークの把持を行っていた。
【0003】先行技術として、特開昭61−16479
1号公報で開示された「ワークつかみ装置」がある。こ
のワークつかみ装置は、予め決められたワーク位置に移
動してワークをつかむワークつかみ装置において、平行
に配置された一対の第一ガイドレールの両端間に第一の
ガイドレール方向に移動自在の一対の第二のガイドレー
ルを、第一のガイドレールの中間部には直角に第三のガ
イドレールを設け、第二、第三のガイドレールにはそれ
ぞれ一対のワークつかみ用グリップを移動自在に設ける
ことにより、多様なワークをつかむことのできるように
して構成される。
1号公報で開示された「ワークつかみ装置」がある。こ
のワークつかみ装置は、予め決められたワーク位置に移
動してワークをつかむワークつかみ装置において、平行
に配置された一対の第一ガイドレールの両端間に第一の
ガイドレール方向に移動自在の一対の第二のガイドレー
ルを、第一のガイドレールの中間部には直角に第三のガ
イドレールを設け、第二、第三のガイドレールにはそれ
ぞれ一対のワークつかみ用グリップを移動自在に設ける
ことにより、多様なワークをつかむことのできるように
して構成される。
【0004】このワークつかみ装置は、3対の各グリッ
プをワークをほぼつかめる位置に各グリップに対応する
モータ等の駆動装置により移動して位置決めし、各グリ
ップに対応するエアーシリンダ等のアクチュエータによ
り各グリップをワークをつかむ方向に押し当ててワーク
をつかむ。
プをワークをほぼつかめる位置に各グリップに対応する
モータ等の駆動装置により移動して位置決めし、各グリ
ップに対応するエアーシリンダ等のアクチュエータによ
り各グリップをワークをつかむ方向に押し当ててワーク
をつかむ。
【0005】他の先行技術として、特開平4−8268
6号公報で開示された「ロボットハンド、及びロボット
ハンドによるワーク把持方法」がある。このロボットハ
ンドは、ワークを把持するためのロボットハンドであっ
て、ハンド本体と、このハンド本体に取り付けられ第一
の移動軌跡上を移動可能な第一の指部材と、この第一の
指部材を前記第一の移動軌跡に沿って移動せしめる第一
の駆動手段と、前記ハンド本体に取り付けられ第二の移
動軌跡上を移動可能な第二及び第三の指部材と、第一及
び第二の指部材を前記第二の移動軌跡に沿って互いに接
離駆動する第二の駆動手段と、前記第一の移動軌跡と第
二の移動軌跡とのなす角度を変更する角度変更手段から
構成される。さらに、これら3本の指部材の間の相対距
離を変化させる駆動手段と、各指部材から突出可能なピ
ン部材を含んで構成される。
6号公報で開示された「ロボットハンド、及びロボット
ハンドによるワーク把持方法」がある。このロボットハ
ンドは、ワークを把持するためのロボットハンドであっ
て、ハンド本体と、このハンド本体に取り付けられ第一
の移動軌跡上を移動可能な第一の指部材と、この第一の
指部材を前記第一の移動軌跡に沿って移動せしめる第一
の駆動手段と、前記ハンド本体に取り付けられ第二の移
動軌跡上を移動可能な第二及び第三の指部材と、第一及
び第二の指部材を前記第二の移動軌跡に沿って互いに接
離駆動する第二の駆動手段と、前記第一の移動軌跡と第
二の移動軌跡とのなす角度を変更する角度変更手段から
構成される。さらに、これら3本の指部材の間の相対距
離を変化させる駆動手段と、各指部材から突出可能なピ
ン部材を含んで構成される。
【0006】このロボットハンドは、第一の指部材を第
一の移動軌跡に沿って移動させ(第1工程)、第二及び
第三の指部材を第二の移動軌跡に沿って移動させ、第一
の指部材間の距離を調整し(第2工程)、第一及び第二
の移動軌跡のなす角度を変更し(第3工程)、第一の指
部材の第二及び第三の指部材に対する離間距離を変化さ
せてワークを把持する(第4工程)。あるいは、3本の
指部材からピン部材を各々突出させ各ピン部材を把持し
ようとするワークの周面に当接させ(第1工程)、3本
の指部材の相対距離を変化させ(第2工程)、第一の指
部材の第二及び第三の指部材に対する離間距離を変化さ
せてワークを把持する(第3工程)。
一の移動軌跡に沿って移動させ(第1工程)、第二及び
第三の指部材を第二の移動軌跡に沿って移動させ、第一
の指部材間の距離を調整し(第2工程)、第一及び第二
の移動軌跡のなす角度を変更し(第3工程)、第一の指
部材の第二及び第三の指部材に対する離間距離を変化さ
せてワークを把持する(第4工程)。あるいは、3本の
指部材からピン部材を各々突出させ各ピン部材を把持し
ようとするワークの周面に当接させ(第1工程)、3本
の指部材の相対距離を変化させ(第2工程)、第一の指
部材の第二及び第三の指部材に対する離間距離を変化さ
せてワークを把持する(第3工程)。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来技
術によるロボットハンドはワークの形状や寸法に応じて
複数種類の専用のハンドを予め製作して用意し、把持す
るワークが変わる毎にその予め製作したハンドを交換し
てワークの把持を行わなければならないのでハンド交換
に時間と労力を要するという問題がある。あるいは指毎
に各指の位置と姿勢を調節可能な駆動機構を内蔵したロ
ボットハンドによりワークの把持を行わなければならな
いのでハンドそのものの寸法が大きくなりつかめるワー
クが制限されるという問題がある。
術によるロボットハンドはワークの形状や寸法に応じて
複数種類の専用のハンドを予め製作して用意し、把持す
るワークが変わる毎にその予め製作したハンドを交換し
てワークの把持を行わなければならないのでハンド交換
に時間と労力を要するという問題がある。あるいは指毎
に各指の位置と姿勢を調節可能な駆動機構を内蔵したロ
ボットハンドによりワークの把持を行わなければならな
いのでハンドそのものの寸法が大きくなりつかめるワー
クが制限されるという問題がある。
【0008】しかるに上記ワークつかみ装置は、モータ
等の駆動装置がつかみ装置と一体となっておりワークつ
かみ装置そのものの寸法が大きくなり、かつグリップに
旋回する機構がないのでつかめるワークが制限されると
いう問題がある。
等の駆動装置がつかみ装置と一体となっておりワークつ
かみ装置そのものの寸法が大きくなり、かつグリップに
旋回する機構がないのでつかめるワークが制限されると
いう問題がある。
【0009】また上記ロボットハンドは、3本の指であ
るのでつかめるワークが制限されるという問題がある。
また、第一の指部材はワークそのものが指をひっかけて
把持できる形状でないとワークを把持できないという問
題がある。
るのでつかめるワークが制限されるという問題がある。
また、第一の指部材はワークそのものが指をひっかけて
把持できる形状でないとワークを把持できないという問
題がある。
【0010】本発明は上記問題点に鑑み、第一の形態に
おいてロボットハンドは1対のフィンガを有するグリッ
プを2つ有し、2つで1組のグリッパはそれぞれ旋回で
き、対をなすフィンガ間の間隔は調節でき、組をなすグ
リッパ間の間隔も調節できる機構とする。他の形態とし
て駆動装置をロボットハンドと分離可能な機構とし、小
形、軽量化し、あらゆる形状のワークを把持できるロボ
ットハンドを提供することを目的とする。
おいてロボットハンドは1対のフィンガを有するグリッ
プを2つ有し、2つで1組のグリッパはそれぞれ旋回で
き、対をなすフィンガ間の間隔は調節でき、組をなすグ
リッパ間の間隔も調節できる機構とする。他の形態とし
て駆動装置をロボットハンドと分離可能な機構とし、小
形、軽量化し、あらゆる形状のワークを把持できるロボ
ットハンドを提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の基本構造
図である。前記目的を達成する本発明のロボットハンド
は、ロボット制御装置により制御されるロボットのロボ
ットハンド10において、グリッパ部11,11’とグ
リッパ移動機構部12,12’とグリッパ回転機構部
5,5’とハンド回転駆動部7とから構成される。グリ
ッパ部11,11’は、1対をなす2本のフィンガ1,
1’とその2本のフィンガ1,1’間の間隔を調節する
フィンガ移動機構部2,2’とその2本のフィンガ1,
1’で物品を挟み押圧しその物品を掴むワーク把持部
3,3’とから構成される。グリッパ移動機構部12,
12’は、1組をなす2つのグリッパ部11,11’間
の間隔を調節するためのものである。グリッパ回転機構
部5,5’は、グリッパ部11,11’の各々とグリッ
パ移動機構部12,12’とを連結する各々のグリッパ
連結軸4,4’の回りに各グリッパ部11,11’を回
転するためのものである。ハンド回転駆動部7は、2つ
のグリッパ連結軸4,4’のほぼ中間にありグリッパ連
結軸4,4’と実質的に平行なリスト軸6の回りにロボ
ットハンド10全体を回転するためのものであり、リス
ト軸6はロボットハンド10の手首に相当する部分であ
る。このリスト軸6は通常ロボットアーム内蔵のモータ
をロボット制御装置の制御により回転される。なお、図
中Aで示す記号はアクチュエータ(例えばモータ)との
接続部を示すものである。
図である。前記目的を達成する本発明のロボットハンド
は、ロボット制御装置により制御されるロボットのロボ
ットハンド10において、グリッパ部11,11’とグ
リッパ移動機構部12,12’とグリッパ回転機構部
5,5’とハンド回転駆動部7とから構成される。グリ
ッパ部11,11’は、1対をなす2本のフィンガ1,
1’とその2本のフィンガ1,1’間の間隔を調節する
フィンガ移動機構部2,2’とその2本のフィンガ1,
1’で物品を挟み押圧しその物品を掴むワーク把持部
3,3’とから構成される。グリッパ移動機構部12,
12’は、1組をなす2つのグリッパ部11,11’間
の間隔を調節するためのものである。グリッパ回転機構
部5,5’は、グリッパ部11,11’の各々とグリッ
パ移動機構部12,12’とを連結する各々のグリッパ
連結軸4,4’の回りに各グリッパ部11,11’を回
転するためのものである。ハンド回転駆動部7は、2つ
のグリッパ連結軸4,4’のほぼ中間にありグリッパ連
結軸4,4’と実質的に平行なリスト軸6の回りにロボ
ットハンド10全体を回転するためのものであり、リス
ト軸6はロボットハンド10の手首に相当する部分であ
る。このリスト軸6は通常ロボットアーム内蔵のモータ
をロボット制御装置の制御により回転される。なお、図
中Aで示す記号はアクチュエータ(例えばモータ)との
接続部を示すものである。
【0012】ここで、フィンガ移動機構部2,2’は、
2または2’のいずれか1つだけでもよいし、2,2’
の2つを備えてもよい。ワーク把持部3,3’は、各フ
ィンガ1,1’に個別に設けてもよいし、一方だけに設
けてもよい。グリッパ移動機構部12,12’は、各グ
リッパ部11,11’を個別に駆動してもよいし、連係
して駆動してもよい。フィンガ移動機構部2,2’、グ
リッパ移動機構部12,12’およびグリッパ回転機構
部5,5’の各駆動用アクチュエータ(図示せず)は、
ロボットハンド10と別体に設けてもよい。
2または2’のいずれか1つだけでもよいし、2,2’
の2つを備えてもよい。ワーク把持部3,3’は、各フ
ィンガ1,1’に個別に設けてもよいし、一方だけに設
けてもよい。グリッパ移動機構部12,12’は、各グ
リッパ部11,11’を個別に駆動してもよいし、連係
して駆動してもよい。フィンガ移動機構部2,2’、グ
リッパ移動機構部12,12’およびグリッパ回転機構
部5,5’の各駆動用アクチュエータ(図示せず)は、
ロボットハンド10と別体に設けてもよい。
【0013】図2は本発明の基本原理図である。図示す
るように本発明のロボットハンド10は、2つのグリッ
パ部11,11’を1組もつ。その各々のグリッパ部1
1,11’には互いにグリッパ部11,11’間の間隔
を調節するためのグリッパ移動機構部12,12’を構
成する送りネジ軸21,21’が設けられている。この
ネジ軸は図示しないアクチュエータ、例えばモータによ
り駆動される。
るように本発明のロボットハンド10は、2つのグリッ
パ部11,11’を1組もつ。その各々のグリッパ部1
1,11’には互いにグリッパ部11,11’間の間隔
を調節するためのグリッパ移動機構部12,12’を構
成する送りネジ軸21,21’が設けられている。この
ネジ軸は図示しないアクチュエータ、例えばモータによ
り駆動される。
【0014】また2つのグリッパ部11,11’のその
ほぼ中心Oには、送りネジ軸21,21’とほぼ垂直な
ロボットハンド10の手首に相当するリスト軸6が設け
られ、図示しないハンド回転駆動部をロボット制御によ
り駆動制御することによって、ロボットハンド全体がリ
スト軸6の回りに回転する。図中Dは2つのグリッパ部
11,11’の各回転中心間の距離を示す。
ほぼ中心Oには、送りネジ軸21,21’とほぼ垂直な
ロボットハンド10の手首に相当するリスト軸6が設け
られ、図示しないハンド回転駆動部をロボット制御によ
り駆動制御することによって、ロボットハンド全体がリ
スト軸6の回りに回転する。図中Dは2つのグリッパ部
11,11’の各回転中心間の距離を示す。
【0015】各グリッパ部11,11’はそれぞれ1対
のフィンガ1,1’をもつ。D1、D2は各グリッパ部
11,11’の各回転中心から各グリッパ部11の把持
中心O1、O2までの距離を示す。各グリッパ部11,
11’はグリッパ部11,11’の各々と図示しないグ
リッパ移動機構部を連結する各々のグリッパ連結軸4,
4’の回りに図示しないグリッパ回転機構部により回転
される。本図では例として一方のグリッパ部11が31
5°の回転角度の位置に他方のグリッパ部11’が30
°の回転角度の位置にあるときを示す。
のフィンガ1,1’をもつ。D1、D2は各グリッパ部
11,11’の各回転中心から各グリッパ部11の把持
中心O1、O2までの距離を示す。各グリッパ部11,
11’はグリッパ部11,11’の各々と図示しないグ
リッパ移動機構部を連結する各々のグリッパ連結軸4,
4’の回りに図示しないグリッパ回転機構部により回転
される。本図では例として一方のグリッパ部11が31
5°の回転角度の位置に他方のグリッパ部11’が30
°の回転角度の位置にあるときを示す。
【0016】このグリッパ回転機構部は、グリッパ部1
1,11’の各々とグリッパ移動機構部である送りネジ
軸21,21’を連結する各々のグリッパ連結軸4,
4’の回りに各グリッパ部11,11’を回転するため
のものであり、図示しないアクチュエータ、例えばモー
タにより駆動される。なお一対のフィンガ1,1’の各
フィンガ1,1’間の間隔を調節するためのフィンガ移
動機構部としてはグリッパ部11,11’間と同様図示
しない送りネジ軸が設けられ、このネジ軸は図示しない
アクチュエータ、例えばモータにより駆動される。また
各フィンガ1,1’は図示しないエアシリンダ等のアク
チュエータによりワークを把持する方向に押圧される。
1,11’の各々とグリッパ移動機構部である送りネジ
軸21,21’を連結する各々のグリッパ連結軸4,
4’の回りに各グリッパ部11,11’を回転するため
のものであり、図示しないアクチュエータ、例えばモー
タにより駆動される。なお一対のフィンガ1,1’の各
フィンガ1,1’間の間隔を調節するためのフィンガ移
動機構部としてはグリッパ部11,11’間と同様図示
しない送りネジ軸が設けられ、このネジ軸は図示しない
アクチュエータ、例えばモータにより駆動される。また
各フィンガ1,1’は図示しないエアシリンダ等のアク
チュエータによりワークを把持する方向に押圧される。
【0017】
【作用】本発明のロボットハンドは、ロボット制御装置
からの指令により、一方においてワークの形状、寸法に
対応して2つで1組のグリッパ部11,11’間の間隔
をグリッパ移動機構部12,12’の調節によりおおま
かに位置決めし、他方においてワークの形状、寸法に対
応して各対のフィンガ1,1’間の間隔をフィンガ移動
機構部2,2’の調節によりおおまかに位置決めし、さ
らにワークの形状、寸法に応じて各グリッパ部11,1
1’をそのグリッパ部11,11’をなす1対のフィン
ガ1,1’の中間点を通るグリッパ連結軸4,4’の回
りに回転して、ワーク把持部3,3’の押圧によりワー
クを把持する。それゆえ、あらゆる形状、寸法のワーク
をもワークハンドを交換することなく1つのワークハン
ドで把持できる。
からの指令により、一方においてワークの形状、寸法に
対応して2つで1組のグリッパ部11,11’間の間隔
をグリッパ移動機構部12,12’の調節によりおおま
かに位置決めし、他方においてワークの形状、寸法に対
応して各対のフィンガ1,1’間の間隔をフィンガ移動
機構部2,2’の調節によりおおまかに位置決めし、さ
らにワークの形状、寸法に応じて各グリッパ部11,1
1’をそのグリッパ部11,11’をなす1対のフィン
ガ1,1’の中間点を通るグリッパ連結軸4,4’の回
りに回転して、ワーク把持部3,3’の押圧によりワー
クを把持する。それゆえ、あらゆる形状、寸法のワーク
をもワークハンドを交換することなく1つのワークハン
ドで把持できる。
【0018】
【実施例】図3は本発明のロボットハンドの工作機械へ
の応用例を示す図である。図示するようにロボット30
はロボット支持台36上にあり、ワークストッカ37に
用意される図示しないワークをロボットアームの先端部
に取り付けたロボットハンド10で掴んでパレットスト
ッカ33上のパレット34に載せられたイケール35上
に移動しワークは固定される。イケール35上にはワー
ク取り付け板31とワークを固定する固定具であるフィ
ックスチャ32が設けられおり、ロボット30は図示し
ないロボット制御装置によりワークをワーク取り付け板
31上に位置決めし、フィックスチャ32はその位置決
めされたワークを油圧等によりクランプする。ロボット
ハンド10は一対のフィンガ1,1’からなる2組のグ
リッパ部11,11’を有し、後述の機構によりあらゆ
る形状のワークを把持する。ワークがイケール35上に
固定されると、パレットストッカ33と工作機械のテー
ブル(図示せず)との間でパレットが180°旋回して
工作機械に移載され、パレット上のワークは工作機械に
より加工が行われる。モータ38は、ロボットハンド1
0における1対のフィンガ1,1’の各間が同一直線上
を接近または遠ざかるように駆動し、1組のグリップ部
11の各グリップ部11間が同一直線上を接近または遠
ざかるように駆動し、そして各グリップ部11,11’
を各グリップ部11,11’における2つのフィンガ
1,1’の中間点を通る軸の回りに回転するよう駆動す
るために使用するアクチュエータである。そしてロボッ
トハンド10とは別体の、本実施例ではロボット支持台
36上に設けられている。
の応用例を示す図である。図示するようにロボット30
はロボット支持台36上にあり、ワークストッカ37に
用意される図示しないワークをロボットアームの先端部
に取り付けたロボットハンド10で掴んでパレットスト
ッカ33上のパレット34に載せられたイケール35上
に移動しワークは固定される。イケール35上にはワー
ク取り付け板31とワークを固定する固定具であるフィ
ックスチャ32が設けられおり、ロボット30は図示し
ないロボット制御装置によりワークをワーク取り付け板
31上に位置決めし、フィックスチャ32はその位置決
めされたワークを油圧等によりクランプする。ロボット
ハンド10は一対のフィンガ1,1’からなる2組のグ
リッパ部11,11’を有し、後述の機構によりあらゆ
る形状のワークを把持する。ワークがイケール35上に
固定されると、パレットストッカ33と工作機械のテー
ブル(図示せず)との間でパレットが180°旋回して
工作機械に移載され、パレット上のワークは工作機械に
より加工が行われる。モータ38は、ロボットハンド1
0における1対のフィンガ1,1’の各間が同一直線上
を接近または遠ざかるように駆動し、1組のグリップ部
11の各グリップ部11間が同一直線上を接近または遠
ざかるように駆動し、そして各グリップ部11,11’
を各グリップ部11,11’における2つのフィンガ
1,1’の中間点を通る軸の回りに回転するよう駆動す
るために使用するアクチュエータである。そしてロボッ
トハンド10とは別体の、本実施例ではロボット支持台
36上に設けられている。
【0019】図4は本発明の実施例のロボットハンドの
斜視図である。図はワークを把持するロボットハンド1
10とそのアクチュエータであるモータ118とが係合
している状態を示す。ロボットハンド110の構成は、
2組のグリッパ部111,111’とグリッパ移動機構
部112,112’とグリッパ回転機構部113,11
3’とから構成され、ロボットアームに内蔵されたハン
ド回転駆動部114に取り付けられている。
斜視図である。図はワークを把持するロボットハンド1
10とそのアクチュエータであるモータ118とが係合
している状態を示す。ロボットハンド110の構成は、
2組のグリッパ部111,111’とグリッパ移動機構
部112,112’とグリッパ回転機構部113,11
3’とから構成され、ロボットアームに内蔵されたハン
ド回転駆動部114に取り付けられている。
【0020】グリッパ部111は、1対をなす2本のフ
ィンガ101とその2本のフィンガ101を同一直線上
で互いに接近させるかまたは遠ざける、すなわち2本の
フィンガ101間の間隔を調節するフィンガ移動機構部
102とその2本のフィンガ101でワークを挟み押圧
してワークを掴むワーク把持部103とから構成され
る。グリッパ部111’も上記と同様なので説明は省略
する。
ィンガ101とその2本のフィンガ101を同一直線上
で互いに接近させるかまたは遠ざける、すなわち2本の
フィンガ101間の間隔を調節するフィンガ移動機構部
102とその2本のフィンガ101でワークを挟み押圧
してワークを掴むワーク把持部103とから構成され
る。グリッパ部111’も上記と同様なので説明は省略
する。
【0021】フィンガ移動機構部102は1対のフィン
ガ101に対して1対のボールスクリューとボールナッ
トからなり、ボールスクリューをモータ118で回転す
ることによりボールナットと一体となる1対のフィンガ
101を同一直線上で互いに接近させるかまたは遠ざけ
る、すなわち2本のフィンガ101間の間隔を調節す
る。フィンガ移動機構部102’も上記と同様なので説
明は省略する。図は1対のフィンガ101,101’に
対して1対のボールスクリューとボールナットからなる
フィンガ移動機構部102,102’を1つのみ示す
が、各フィンガ101,101’に対して前記フィンガ
移動機構部102,102’を個別に設けてもよい。
ガ101に対して1対のボールスクリューとボールナッ
トからなり、ボールスクリューをモータ118で回転す
ることによりボールナットと一体となる1対のフィンガ
101を同一直線上で互いに接近させるかまたは遠ざけ
る、すなわち2本のフィンガ101間の間隔を調節す
る。フィンガ移動機構部102’も上記と同様なので説
明は省略する。図は1対のフィンガ101,101’に
対して1対のボールスクリューとボールナットからなる
フィンガ移動機構部102,102’を1つのみ示す
が、各フィンガ101,101’に対して前記フィンガ
移動機構部102,102’を個別に設けてもよい。
【0022】ワーク把持部103,103’はエアシリ
ンダによる直線運動でワークを把持する。本実施例では
各フィンガ101,101’に各ワーク把持部103,
103’が設けられているが、前記フィンガ移動機構部
102,102’とは逆に1対のフィンガ101,10
1’に対して1つだけでもよい。
ンダによる直線運動でワークを把持する。本実施例では
各フィンガ101,101’に各ワーク把持部103,
103’が設けられているが、前記フィンガ移動機構部
102,102’とは逆に1対のフィンガ101,10
1’に対して1つだけでもよい。
【0023】各グリッパ移動機構部112,112’
は、1組をなす2つのグリッパ部111,111’の各
グリッパ部111,111’と一体となるグリッパ移動
台119,119’にそれぞれ設けられ、その2つのグ
リッパ部111,111’を同一直線上で互いに接近さ
せるかまたは遠ざける、すなわち2つのグリッパ部11
1,111’間の間隔を調節するためのものであり、1
対のグリッパ部111,111’に対して1対のボール
スクリューとボールナットからなり、ボールスクリュー
をモータ118で回転することによりボールナットと一
体となりかつグリッパ部111,111’と一体となる
各グリッパ移動台119,119’を同一直線上で互い
に接近させるかまたは遠ざける。本実施例では各グリッ
パ部111,111’に対してグリッパ移動機構部11
2,112’がそれぞれ設けられているが、前記グリッ
パ移動機構部112,112’は2つで1組のグリッパ
部111,111’に1つでもよい。この場合は1本の
送りネジに逆リードのネジを刻設すればよい。
は、1組をなす2つのグリッパ部111,111’の各
グリッパ部111,111’と一体となるグリッパ移動
台119,119’にそれぞれ設けられ、その2つのグ
リッパ部111,111’を同一直線上で互いに接近さ
せるかまたは遠ざける、すなわち2つのグリッパ部11
1,111’間の間隔を調節するためのものであり、1
対のグリッパ部111,111’に対して1対のボール
スクリューとボールナットからなり、ボールスクリュー
をモータ118で回転することによりボールナットと一
体となりかつグリッパ部111,111’と一体となる
各グリッパ移動台119,119’を同一直線上で互い
に接近させるかまたは遠ざける。本実施例では各グリッ
パ部111,111’に対してグリッパ移動機構部11
2,112’がそれぞれ設けられているが、前記グリッ
パ移動機構部112,112’は2つで1組のグリッパ
部111,111’に1つでもよい。この場合は1本の
送りネジに逆リードのネジを刻設すればよい。
【0024】各グリッパ回転機構部113,113’
は、グリッパ部111,111’の各々と各グリッパ移
動機構部112,112’を連結する各々のグリッパ連
結軸104,104’の回りに各グリッパ部111,1
11’を回転するためのものである。各グリッパ回転機
構部113,113’はウォームとウォームホイールと
からなり、ウォームをモータ118で回転することによ
りウォームホイールと一体となる各グリッパ連結軸10
4,104’が回転する。
は、グリッパ部111,111’の各々と各グリッパ移
動機構部112,112’を連結する各々のグリッパ連
結軸104,104’の回りに各グリッパ部111,1
11’を回転するためのものである。各グリッパ回転機
構部113,113’はウォームとウォームホイールと
からなり、ウォームをモータ118で回転することによ
りウォームホイールと一体となる各グリッパ連結軸10
4,104’が回転する。
【0025】ハンド回転駆動部114は、2つのグリッ
パ連結軸104のほぼ中間にありグリッパ連結軸104
と実質的に平行なリスト軸106の回りにロボットハン
ド110全体を回転するためのものである。リスト軸1
06はロボットハンド110の手首に相当する。
パ連結軸104のほぼ中間にありグリッパ連結軸104
と実質的に平行なリスト軸106の回りにロボットハン
ド110全体を回転するためのものである。リスト軸1
06はロボットハンド110の手首に相当する。
【0026】なお、図中六角形で示し六角形内部を斜線
した部分はアクチュエータであるモータ118との接続
部を示す。これらは図1の記号Aで示した部分に相当す
る。フィンガ移動機構部102,102’、グリッパ移
動機構部112,112’およびグリッパ回転機構部1
13,113’はそれぞれ上記六角形の穴部をもち、ロ
ボットハンド110,110’はその穴部にモータ11
8の軸が挿入されるように図示しないロボット制御装置
により位置決めされ、モータ118は異なるタイミング
で回転される。またこれらの位置決めされたフィンガ移
動機構部102,102’、グリッパ移動機構部11
2,112’およびグリッパ回転機構部113,11
3’の各位置のデータは、次の位置決めのためにモータ
118の軸に取り付けられたエンコーダからモータ11
8の回転によるパルスをカウント後、図示しないロボッ
ト制御装置の記憶部に記憶される。このエンコーダはモ
ータ118に取り付けず、フィンガ移動機構部、グリッ
パ移動機構部、およびグリッパ回転機構部の各回転軸に
取り付けてもよい。またこれらの機構部には、モータ1
18と係合接続したときは解除され、係合が解除された
ときは作用するブレーキ手段を備えている。
した部分はアクチュエータであるモータ118との接続
部を示す。これらは図1の記号Aで示した部分に相当す
る。フィンガ移動機構部102,102’、グリッパ移
動機構部112,112’およびグリッパ回転機構部1
13,113’はそれぞれ上記六角形の穴部をもち、ロ
ボットハンド110,110’はその穴部にモータ11
8の軸が挿入されるように図示しないロボット制御装置
により位置決めされ、モータ118は異なるタイミング
で回転される。またこれらの位置決めされたフィンガ移
動機構部102,102’、グリッパ移動機構部11
2,112’およびグリッパ回転機構部113,11
3’の各位置のデータは、次の位置決めのためにモータ
118の軸に取り付けられたエンコーダからモータ11
8の回転によるパルスをカウント後、図示しないロボッ
ト制御装置の記憶部に記憶される。このエンコーダはモ
ータ118に取り付けず、フィンガ移動機構部、グリッ
パ移動機構部、およびグリッパ回転機構部の各回転軸に
取り付けてもよい。またこれらの機構部には、モータ1
18と係合接続したときは解除され、係合が解除された
ときは作用するブレーキ手段を備えている。
【0027】図5の(A)〜(D)は、本発明のロボッ
トハンドにより各形状のワークを把持する例を示す図で
あり、かつワークを把持するロボットハンドの上部平面
図である。点線で囲まれた形状はワークの形状を示し、
実線部分はロボットハンドそのものを示す。ロボットハ
ンドにおいて小円はフィンガ、中円はグリッパ部の各回
転中心、大円はロボットハンドの手首部を示す。
トハンドにより各形状のワークを把持する例を示す図で
あり、かつワークを把持するロボットハンドの上部平面
図である。点線で囲まれた形状はワークの形状を示し、
実線部分はロボットハンドそのものを示す。ロボットハ
ンドにおいて小円はフィンガ、中円はグリッパ部の各回
転中心、大円はロボットハンドの手首部を示す。
【0028】図6の(A)〜(D)は、本発明のロボッ
トハンドにより図5の他の各形状のワークを把持する例
を示す図であり、かつワークを把持するロボットハンド
の上部平面図である。図5の(A)〜(D)と同様に、
点線で囲まれた形状はワークの形状を示し、実線部分は
ロボットハンドそのものを示す。ロボットハンドにおい
て小円はフィンガ、中円はグリッパ部の各回転中心、大
円はロボットハンドの手首部を示す。このように本発明
のロボットハンドは、フィンガの間隔、グリッパの間
隔、グリッパの回転によってあらゆる形状、寸法のワー
クを把持できることが判る。
トハンドにより図5の他の各形状のワークを把持する例
を示す図であり、かつワークを把持するロボットハンド
の上部平面図である。図5の(A)〜(D)と同様に、
点線で囲まれた形状はワークの形状を示し、実線部分は
ロボットハンドそのものを示す。ロボットハンドにおい
て小円はフィンガ、中円はグリッパ部の各回転中心、大
円はロボットハンドの手首部を示す。このように本発明
のロボットハンドは、フィンガの間隔、グリッパの間
隔、グリッパの回転によってあらゆる形状、寸法のワー
クを把持できることが判る。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように本発明のロボットハ
ンドによれば、ワークの形状、寸法に応じて、一方にお
いて2つで1組のグリッパ部間の間隔をグリッパ移動機
構部により調節し、他方において各対のフィンガ間の間
隔をフィンガ移動機構部により調節し、さらに各グリッ
パ部を回転し、ロボット制御装置によりこのロボットハ
ンドをワーク位置に位置決めし、ワーク把持部の押圧に
よりワークを把持するので、あらゆる形状、寸法のワー
クに対応して複数種類のロボットハンドを用意し、その
都度最適なロボットハンドと交換することなく1つのロ
ボットハンドのみでワークを把持できる。それゆえロボ
ットハンドの交換に要する時間と労力が不要となり加工
機械の運転効率が向上する。また、アクチュエータをロ
ボットハンドの外部に設けることができるのでロボット
ハンドを小形、軽量に製作でき、大形、重量のロボット
ハンドと比較してワークを把持する際の制限も減少し、
あらゆる形状、寸法のワークに対して把持しやすくな
る。
ンドによれば、ワークの形状、寸法に応じて、一方にお
いて2つで1組のグリッパ部間の間隔をグリッパ移動機
構部により調節し、他方において各対のフィンガ間の間
隔をフィンガ移動機構部により調節し、さらに各グリッ
パ部を回転し、ロボット制御装置によりこのロボットハ
ンドをワーク位置に位置決めし、ワーク把持部の押圧に
よりワークを把持するので、あらゆる形状、寸法のワー
クに対応して複数種類のロボットハンドを用意し、その
都度最適なロボットハンドと交換することなく1つのロ
ボットハンドのみでワークを把持できる。それゆえロボ
ットハンドの交換に要する時間と労力が不要となり加工
機械の運転効率が向上する。また、アクチュエータをロ
ボットハンドの外部に設けることができるのでロボット
ハンドを小形、軽量に製作でき、大形、重量のロボット
ハンドと比較してワークを把持する際の制限も減少し、
あらゆる形状、寸法のワークに対して把持しやすくな
る。
【図1】本発明の基本構造図である。
【図2】本発明の基本原理図である。
【図3】本発明のロボットハンドの工作機械への応用例
を示す図である。
を示す図である。
【図4】本発明の実施例のロボットハンドの斜視図であ
る。
る。
【図5】(A)〜(D)は、本発明のロボットハンドに
より各形状のワークを把持する例を示す図である。
より各形状のワークを把持する例を示す図である。
【図6】(A)〜(D)は、本発明のロボットハンドに
より図5の他の各形状のワークを把持する例を示す図で
ある。
より図5の他の各形状のワークを把持する例を示す図で
ある。
1…フィンガ 2…フィンガ移動機構部 3…ワーク把持部 4…グリッパ連結軸 5…グリッパ回転機構部 6…リスト軸 7…ハンド回転駆動部 10…ロボットハンド 11…グリッパ部 12…グリッパ移動機構部 30…ロボット 38、118…モータ
Claims (2)
- 【請求項1】 ロボット制御装置により制御されるロボ
ットのロボットハンドにおいて、 1対をなす2本のフィンガ1, 1’と、該2本のフィン
ガ1,1’間の間隔を調節するフィンガ移動機構部2,
2’と、前記2本のフィンガ1,1’で物品を掴むワー
ク把持部3,3’とからなるグリッパ部11,11’
と、 1組をなす2つの前記グリッパ部11,11’間の間隔
を調節するグリッパ移動機構部12,12’と、 前記グリッパ部11,11’の各々と前記グリッパ移動
機構部12,12’とを連結する各グリッパ連結軸4,
4’の回りに前記グリッパ部11,11’を回転する各
グリッパ回転機構部5,5’と、からなること特徴とす
るロボットハンド。 - 【請求項2】 前記フィンガ移動機構部2,2’、前記
グリッパ移動機構部12,12’および前記グリッパ回
転機構部13,13’の端部には駆動用アクチュエータ
と係合する接続部Aを有し、前記駆動用アクチュエータ
は、前記ロボットハンド10とは別体に設けられている
請求項1に記載のロボットハンド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29255292A JPH06143173A (ja) | 1992-10-30 | 1992-10-30 | ロボットハンド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29255292A JPH06143173A (ja) | 1992-10-30 | 1992-10-30 | ロボットハンド |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06143173A true JPH06143173A (ja) | 1994-05-24 |
Family
ID=17783247
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29255292A Pending JPH06143173A (ja) | 1992-10-30 | 1992-10-30 | ロボットハンド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06143173A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009006460A (ja) * | 2007-06-29 | 2009-01-15 | Mitsubishi Electric Corp | ロボットハンド |
JP2013043734A (ja) * | 2011-08-23 | 2013-03-04 | Mitsubishi Materials Corp | 多結晶シリコンロッド解体機および解体装置 |
CN107336255A (zh) * | 2017-07-12 | 2017-11-10 | 天津职业技术师范大学 | 一种多功能工业机器人手爪 |
WO2018178348A1 (en) * | 2017-03-30 | 2018-10-04 | Tyco Electronics (Shanghai) Co. Ltd. | Automatic pick-up equipment |
WO2022064260A1 (en) * | 2020-09-28 | 2022-03-31 | Icol Group Ltd | A gripping device of a manipulator |
DE102022103779A1 (de) | 2022-02-17 | 2023-08-17 | Gerhard Schubert Gesellschaft mit beschränkter Haftung | Verfahren zum Umsetzen von Produkten sowie hierfür geeigneter Umsetz-Roboter |
-
1992
- 1992-10-30 JP JP29255292A patent/JPH06143173A/ja active Pending
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009006460A (ja) * | 2007-06-29 | 2009-01-15 | Mitsubishi Electric Corp | ロボットハンド |
JP2013043734A (ja) * | 2011-08-23 | 2013-03-04 | Mitsubishi Materials Corp | 多結晶シリコンロッド解体機および解体装置 |
WO2018178348A1 (en) * | 2017-03-30 | 2018-10-04 | Tyco Electronics (Shanghai) Co. Ltd. | Automatic pick-up equipment |
CN108656105A (zh) * | 2017-03-30 | 2018-10-16 | 泰科电子(上海)有限公司 | 自动取料设备 |
US11260540B2 (en) | 2017-03-30 | 2022-03-01 | Tyco Electronics (Shanghai) Co. Ltd. | Automatic pick-up equipment |
CN107336255A (zh) * | 2017-07-12 | 2017-11-10 | 天津职业技术师范大学 | 一种多功能工业机器人手爪 |
CN107336255B (zh) * | 2017-07-12 | 2023-08-25 | 天津职业技术师范大学 | 一种多功能工业机器人手爪 |
WO2022064260A1 (en) * | 2020-09-28 | 2022-03-31 | Icol Group Ltd | A gripping device of a manipulator |
DE102022103779A1 (de) | 2022-02-17 | 2023-08-17 | Gerhard Schubert Gesellschaft mit beschränkter Haftung | Verfahren zum Umsetzen von Produkten sowie hierfür geeigneter Umsetz-Roboter |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5243087B2 (ja) | 取扱マニピュレータ装置 | |
US4919586A (en) | Mechanical closed loop robotic arm end effector positioning system | |
US5611248A (en) | Two-axis robot | |
US4765668A (en) | Robot end effector | |
WO2012063710A1 (ja) | 長尺材曲げ加工用ロボットハンド、及び、長尺材曲げ加工システム | |
US4685661A (en) | Method and mechanism for fixturing objects | |
JP2009533229A (ja) | コンパクトで高精度のコンピュータ制御式多スピンドル工作機械 | |
US7503108B2 (en) | Multi-spindle positioning apparatus | |
CN112318536B (zh) | 三电机驱动串联机构手掌的三指灵巧末端执行器 | |
JPH06143173A (ja) | ロボットハンド | |
CN111216155A (zh) | 简易型双臂协同机械手 | |
JPS59163038A (ja) | トランスフアプレスにおけるワ−ク搬送用フインガ−の位置調整装置 | |
JP2001030190A (ja) | 搬送装置 | |
CN118024301A (zh) | 一种用于物料抓取的工业机器人 | |
JP2001300880A (ja) | マニピュレータ用ハンド | |
JP6568279B1 (ja) | ロボットハンドおよびロボット | |
EP0069553B1 (en) | Industrial robot | |
JPH03128126A (ja) | プレスブレーキロボット | |
CN113359614B (zh) | 一种并联机器人及其圆弧运动轨迹插补方法 | |
JP3491018B2 (ja) | フレキシブル治具 | |
CN102554911A (zh) | 工件定位装置和使用该装置的生产系统 | |
JP2541829B2 (ja) | ロボットのマトリックス状ハンドへのワ―ク供給方法 | |
CN222405744U (zh) | 一种工业机器人制造单元的变位工装夹具 | |
JP2536943B2 (ja) | 連設型運動機構 | |
JP7540304B2 (ja) | ロボットハンド |