JP2001030190A - 搬送装置 - Google Patents
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- 238000000034 method Methods 0.000 abstract description 37
- 230000008569 process Effects 0.000 abstract description 37
- 210000000707 wrist Anatomy 0.000 description 15
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- 230000008901 benefit Effects 0.000 description 2
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 前工程のプレス機械から次工程のプレス機械
へワークの姿勢を変えずに短時間に搬送することがで
き、しかもワークを移送するために十分な移動範囲を確
保することができるような搬送装置を提供する。 【解決手段】 各軸が予め教示された量とタイミングで
直線あるいは回転方向に駆動、停止、及び位置決めされ
るように構成された多軸ロボット1と、一端を多軸ロボ
ット1の先端に支持された第1ハンドリングアーム21
と、第1ハンドリングアーム21の他端に一端を回転自在
に結合された第2ハンドリングアーム24と、第2ハンド
リングアーム24を回転駆動させるための駆動手段25と、
第2ハンドリングアーム24の他端に回転自在に結合され
た把持装置29と、第1ハンドリングアーム21に対する第
2ハンドリングアーム24の回転に連動させて把持装置29
を第2ハンドリングアーム24に対して回転させる連動手
段30、31、32と、を有する。
へワークの姿勢を変えずに短時間に搬送することがで
き、しかもワークを移送するために十分な移動範囲を確
保することができるような搬送装置を提供する。 【解決手段】 各軸が予め教示された量とタイミングで
直線あるいは回転方向に駆動、停止、及び位置決めされ
るように構成された多軸ロボット1と、一端を多軸ロボ
ット1の先端に支持された第1ハンドリングアーム21
と、第1ハンドリングアーム21の他端に一端を回転自在
に結合された第2ハンドリングアーム24と、第2ハンド
リングアーム24を回転駆動させるための駆動手段25と、
第2ハンドリングアーム24の他端に回転自在に結合され
た把持装置29と、第1ハンドリングアーム21に対する第
2ハンドリングアーム24の回転に連動させて把持装置29
を第2ハンドリングアーム24に対して回転させる連動手
段30、31、32と、を有する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばプレス機械
に隣接し併設され、プレス機械に対しワークの供給、取
り出しを行うことなどのために用いられる搬送装置に関
し、特に、数工程で行われるプレス加工の工程間で、前
工程のプレス機械からワークを取り出し、次工程のプレ
ス機械にワークを移送する搬送装置に関する。
に隣接し併設され、プレス機械に対しワークの供給、取
り出しを行うことなどのために用いられる搬送装置に関
し、特に、数工程で行われるプレス加工の工程間で、前
工程のプレス機械からワークを取り出し、次工程のプレ
ス機械にワークを移送する搬送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、自動車の外板のような薄鋼板製
の3次元自由曲面をもったプレス成形品は、通常、平板
素材の絞り、外形抜き、曲げ、孔抜き等の数工程の加工
工程を経て形状が作られる。この時、ワークを前工程の
プレス機械の上型と下型の狭い隙間から取り出し、次工
程のプレス機械の上型と下型の狭い隙間へ移送して投入
するための動作(以下、これらの動作をプレス間搬送と
称する)が必要となる。近年、このプレス間搬送は、生
産性向上や3K職場対策のために、多軸ロボットを用い
て行うようになってきている。このような作業を行うロ
ボットに関する技術としては、例えば、特開平9−29
0391号公報や特開平8−141969号公報に開示
されているものがある。
の3次元自由曲面をもったプレス成形品は、通常、平板
素材の絞り、外形抜き、曲げ、孔抜き等の数工程の加工
工程を経て形状が作られる。この時、ワークを前工程の
プレス機械の上型と下型の狭い隙間から取り出し、次工
程のプレス機械の上型と下型の狭い隙間へ移送して投入
するための動作(以下、これらの動作をプレス間搬送と
称する)が必要となる。近年、このプレス間搬送は、生
産性向上や3K職場対策のために、多軸ロボットを用い
て行うようになってきている。このような作業を行うロ
ボットに関する技術としては、例えば、特開平9−29
0391号公報や特開平8−141969号公報に開示
されているものがある。
【0003】まず、特開平9−290391号公報に開
示されているロボットは、そのアーム先端にスライド装
置を具備し、そのスライド装置の移動部に把持装置を備
えている。かかるロボットは、プレス機械の上型と下型
の隙間からワークを取り出すとき、または次の工程の上
型と下型の隙間にワークを投入するときに、スライド装
置を動作させることにより、把持装置の動作範囲を大き
く確保するというものである。また、特開平8−141
969号公報に開示されているロボットは、そのアーム
先端に倍尺機構から構成される2つのスライド部を具備
し、この2つのスライド部の動作により、ワークを高速
に搬送させることができるというものである。
示されているロボットは、そのアーム先端にスライド装
置を具備し、そのスライド装置の移動部に把持装置を備
えている。かかるロボットは、プレス機械の上型と下型
の隙間からワークを取り出すとき、または次の工程の上
型と下型の隙間にワークを投入するときに、スライド装
置を動作させることにより、把持装置の動作範囲を大き
く確保するというものである。また、特開平8−141
969号公報に開示されているロボットは、そのアーム
先端に倍尺機構から構成される2つのスライド部を具備
し、この2つのスライド部の動作により、ワークを高速
に搬送させることができるというものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、これら従来技
術には以下に述べる問題点がある。すなわち、特開平9
−290391号では、ロボットが前工程のプレス機械
からワークを取り出し次工程のプレス機械へ投入する過
程においてワークが水平回転してしまうので、プレスの
型の位相を1工程毎に180°回転するように配置しな
ければならず、これは既存のプレスラインにおいてワー
クの搬送を自動化する場合には、型の配置を修正しなけ
ればならないという問題を生ずる。さらに、ロボットが
ワークを搬送する過程において、ワークが水平回転する
動作があるために、搬送時間が多くかかるという問題も
ある。一方、特開平8−141969号では、スライド
部が2重に構成されているため重量が大きくなるうえ
に、剛性が小さいことに起因して、ツール先端での振動
が大きくなるという問題がある。
術には以下に述べる問題点がある。すなわち、特開平9
−290391号では、ロボットが前工程のプレス機械
からワークを取り出し次工程のプレス機械へ投入する過
程においてワークが水平回転してしまうので、プレスの
型の位相を1工程毎に180°回転するように配置しな
ければならず、これは既存のプレスラインにおいてワー
クの搬送を自動化する場合には、型の配置を修正しなけ
ればならないという問題を生ずる。さらに、ロボットが
ワークを搬送する過程において、ワークが水平回転する
動作があるために、搬送時間が多くかかるという問題も
ある。一方、特開平8−141969号では、スライド
部が2重に構成されているため重量が大きくなるうえ
に、剛性が小さいことに起因して、ツール先端での振動
が大きくなるという問題がある。
【0005】本発明は、上記従来技術の問題点を解決す
るためになされたものであり、前工程のプレス機械から
次工程のプレス機械へワークの姿勢を変えずに短時間に
搬送することができ、しかもワークを移送するために十
分な移動範囲を確保することができるような搬送装置を
提供することを目的とする。
るためになされたものであり、前工程のプレス機械から
次工程のプレス機械へワークの姿勢を変えずに短時間に
搬送することができ、しかもワークを移送するために十
分な移動範囲を確保することができるような搬送装置を
提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1にかかる発明では、各軸が予め教示され
た量とタイミングで直線あるいは回転方向に駆動、停
止、及び位置決めされるように構成された多軸ロボット
と、一端を多軸ロボットの先端に支持された第1ハンド
リングアームと、この第1ハンドリングアームの他端に
一端を回転自在に結合された第2ハンドリングアーム
と、この第2ハンドリングアームを回転駆動させるため
の駆動手段と、第2ハンドリングアームの他端に回転自
在に結合された把持装置と、第1ハンドリングアームに
対する第2ハンドリングアームの回転に連動させて把持
装置を第2ハンドリングアームに対して回転させる連動
手段と、を有することを特徴とする搬送装置を提供し
た。
めに、請求項1にかかる発明では、各軸が予め教示され
た量とタイミングで直線あるいは回転方向に駆動、停
止、及び位置決めされるように構成された多軸ロボット
と、一端を多軸ロボットの先端に支持された第1ハンド
リングアームと、この第1ハンドリングアームの他端に
一端を回転自在に結合された第2ハンドリングアーム
と、この第2ハンドリングアームを回転駆動させるため
の駆動手段と、第2ハンドリングアームの他端に回転自
在に結合された把持装置と、第1ハンドリングアームに
対する第2ハンドリングアームの回転に連動させて把持
装置を第2ハンドリングアームに対して回転させる連動
手段と、を有することを特徴とする搬送装置を提供し
た。
【0007】請求項1にかかる構成としたことにより、
把持装置は多軸ロボットの先端からさらにシーケンシャ
ルに連結された2つのハンドリングアームを介して接続
されることになるので、搬送装置全体の動作範囲を広く
確保できることになり、その結果、多軸ロボットを大型
化することなく、ワークを移送するために十分な移動範
囲を確保することができるものとなる。さらに、かかる
構成においては、把持装置は第1ハンドリングアームに
対する第2ハンドリングアームの回転に連動されて動作
することになるので、多軸ロボット及び第2ハンドリン
グアームを回転駆動させるための駆動手段を動作制御す
ることにより、把持装置を床面に対して平行に移動させ
ることが可能になる。
把持装置は多軸ロボットの先端からさらにシーケンシャ
ルに連結された2つのハンドリングアームを介して接続
されることになるので、搬送装置全体の動作範囲を広く
確保できることになり、その結果、多軸ロボットを大型
化することなく、ワークを移送するために十分な移動範
囲を確保することができるものとなる。さらに、かかる
構成においては、把持装置は第1ハンドリングアームに
対する第2ハンドリングアームの回転に連動されて動作
することになるので、多軸ロボット及び第2ハンドリン
グアームを回転駆動させるための駆動手段を動作制御す
ることにより、把持装置を床面に対して平行に移動させ
ることが可能になる。
【0008】請求項2にかかる発明では、請求項1にか
かる発明において、第2ハンドリングアームを回転駆動
させるための駆動手段は多軸ロボットの各駆動軸と同期
制御されるようにした。かかる構成としたことにより、
第2ハンドリングアームを回転駆動させるための駆動手
段は、多軸ロボットの各駆動軸の付加軸(例えば多軸ロ
ボットが6軸構成の場合は第7軸)として、多軸ロボッ
トの制御装置にて制御されることになるので、多軸ロボ
ットの各駆動軸が動作中でもインターロックをとること
なしに第2ハンドリングアームを回転駆動させることが
できるものとなり、その結果、サイクルタイムの短縮を
図ることができる。
かる発明において、第2ハンドリングアームを回転駆動
させるための駆動手段は多軸ロボットの各駆動軸と同期
制御されるようにした。かかる構成としたことにより、
第2ハンドリングアームを回転駆動させるための駆動手
段は、多軸ロボットの各駆動軸の付加軸(例えば多軸ロ
ボットが6軸構成の場合は第7軸)として、多軸ロボッ
トの制御装置にて制御されることになるので、多軸ロボ
ットの各駆動軸が動作中でもインターロックをとること
なしに第2ハンドリングアームを回転駆動させることが
できるものとなり、その結果、サイクルタイムの短縮を
図ることができる。
【0009】請求項3にかかる発明では、前記連動手段
は、第2ハンドリングアームに対し相対的に回転すると
ともに第1ハンドリングアームに固定された第1の回転
体と、2ハンドリングアームに対し相対的に回転すると
ともに把持装置に固定された第2の回転体と、第1の回
転体と第2の回転体との間で動力の伝動を行う伝動手段
と、を有するようにした。かかる連動手段の構成とした
ことにより、第2ハンドリングアームは第1ハンドリン
グアームの手首近傍に設けられた駆動手段により動作す
ることになるので、例えば、駆動手段を両ハンドリング
アームの連結部分に設けた場合などに比して、両ハンド
リングアームの剛性を低く抑えることができ、ワークの
可搬重量も増やすことができる。
は、第2ハンドリングアームに対し相対的に回転すると
ともに第1ハンドリングアームに固定された第1の回転
体と、2ハンドリングアームに対し相対的に回転すると
ともに把持装置に固定された第2の回転体と、第1の回
転体と第2の回転体との間で動力の伝動を行う伝動手段
と、を有するようにした。かかる連動手段の構成とした
ことにより、第2ハンドリングアームは第1ハンドリン
グアームの手首近傍に設けられた駆動手段により動作す
ることになるので、例えば、駆動手段を両ハンドリング
アームの連結部分に設けた場合などに比して、両ハンド
リングアームの剛性を低く抑えることができ、ワークの
可搬重量も増やすことができる。
【0010】請求項4にかかる発明では、前記第1の回
転体と第2の回転体との変速比は2対1となるようにし
た。かかる構成としたことにより、駆動手段により第2
ハンドリングアームを第1ハンドリングアームに対して
θ1 だけ回転させたとき、把持装置は第2ハンドリング
アームに対して(−θ1 /2)、すなわち第1ハンドリ
ングアームとは反対方向に半分の角度だけ回転すること
になるので、把持装置に把持されたワークの姿勢を変え
ることなく、ワークをスライド移動させることができ
る。
転体と第2の回転体との変速比は2対1となるようにし
た。かかる構成としたことにより、駆動手段により第2
ハンドリングアームを第1ハンドリングアームに対して
θ1 だけ回転させたとき、把持装置は第2ハンドリング
アームに対して(−θ1 /2)、すなわち第1ハンドリ
ングアームとは反対方向に半分の角度だけ回転すること
になるので、把持装置に把持されたワークの姿勢を変え
ることなく、ワークをスライド移動させることができ
る。
【0011】請求項5にかかる発明では、把持装置を直
線移動させる際の移動方向の直線を搬送方向線とし、こ
の搬送方向線に対する第1ハンドリングアームの成す角
度をθ3 、搬送方向線に対する第2ハンドリングアーム
の成す角度をθ4 とそれぞれ表したとき、θ3 =θ4 と
なるように多軸ロボットと駆動手段が制御されるように
した。かかる構成としたことにより、把持装置に把持さ
れたワークはその姿勢を変えることなく、床面に対して
平行に、かつ、搬送方向線に沿って移動することになる
ので、図1に示すプレス間搬送においては、最短距離の
経路でワークを移動させることができる。
線移動させる際の移動方向の直線を搬送方向線とし、こ
の搬送方向線に対する第1ハンドリングアームの成す角
度をθ3 、搬送方向線に対する第2ハンドリングアーム
の成す角度をθ4 とそれぞれ表したとき、θ3 =θ4 と
なるように多軸ロボットと駆動手段が制御されるように
した。かかる構成としたことにより、把持装置に把持さ
れたワークはその姿勢を変えることなく、床面に対して
平行に、かつ、搬送方向線に沿って移動することになる
ので、図1に示すプレス間搬送においては、最短距離の
経路でワークを移動させることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態につい
て図面を参照して説明する。図1は本発明の一実施形態
における搬送装置及びこの搬送装置の動作を説明するた
めの簡略平面図であり、図2はその側面図である。図3
は本発明の一実施形態におけるハンドリングアーム2
1、24の断面図であり、図4は図3におけるA−A線
による断面図である。図5は本発明の一実施形態におけ
るハンドリングアーム21、24の動作を説明するため
の簡略平面図である。図6は前工程のプレス機械4から
次工程のプレス機械5へワーク3を搬送させる過程にお
いてワーク3を180°水平反転させる場合における、
搬送装置の動作形態を示す簡略平面図である。
て図面を参照して説明する。図1は本発明の一実施形態
における搬送装置及びこの搬送装置の動作を説明するた
めの簡略平面図であり、図2はその側面図である。図3
は本発明の一実施形態におけるハンドリングアーム2
1、24の断面図であり、図4は図3におけるA−A線
による断面図である。図5は本発明の一実施形態におけ
るハンドリングアーム21、24の動作を説明するため
の簡略平面図である。図6は前工程のプレス機械4から
次工程のプレス機械5へワーク3を搬送させる過程にお
いてワーク3を180°水平反転させる場合における、
搬送装置の動作形態を示す簡略平面図である。
【0013】図2に示すように、本実施形態における搬
送装置は、複数の駆動軸を有する多軸ロボット1の先端
の手首16に、シーケンシャルに連結された第1ハンド
リングアーム21及び第2ハンドリングアーム24が装
着され、さらに第2ハンドリングアーム24の先端に把
持装置29を有する構成となっている。
送装置は、複数の駆動軸を有する多軸ロボット1の先端
の手首16に、シーケンシャルに連結された第1ハンド
リングアーム21及び第2ハンドリングアーム24が装
着され、さらに第2ハンドリングアーム24の先端に把
持装置29を有する構成となっている。
【0014】多軸ロボット1はいわゆる6軸構成の垂直
多関節ロボットである。すなわち、多軸ロボット1は、
床面2に固定設置されたロボットベース11と、ロボッ
トベース11に載置されるとともに垂直軸(I軸)の回
りを回転可能に軸支された旋回胴12と、旋回胴12の
上部に設けられた第1水平軸(II軸)の回りを回転可能
に軸支された前後方向に揺動可能な下アーム13と、こ
の下アーム13と共働する補助リンク14と、下アーム
13の上部に設けられた第2水平軸(III 軸)の回りを
回転可能に軸支された上下方向に揺動可能な水平軸15
と、この水平軸15の先端に設けられた手首16とから
構成されている。さらに、手首16は、相互に直交する
3軸、すなわち水平軸15の長手方向のIV軸と、これに
直交するV軸及びVI軸を有し、かかる3軸回りを回動で
きるようにされている。なお、これら各軸の駆動系の構
造等については、本発明の要旨ではないので詳細な説明
は省略する。
多関節ロボットである。すなわち、多軸ロボット1は、
床面2に固定設置されたロボットベース11と、ロボッ
トベース11に載置されるとともに垂直軸(I軸)の回
りを回転可能に軸支された旋回胴12と、旋回胴12の
上部に設けられた第1水平軸(II軸)の回りを回転可能
に軸支された前後方向に揺動可能な下アーム13と、こ
の下アーム13と共働する補助リンク14と、下アーム
13の上部に設けられた第2水平軸(III 軸)の回りを
回転可能に軸支された上下方向に揺動可能な水平軸15
と、この水平軸15の先端に設けられた手首16とから
構成されている。さらに、手首16は、相互に直交する
3軸、すなわち水平軸15の長手方向のIV軸と、これに
直交するV軸及びVI軸を有し、かかる3軸回りを回動で
きるようにされている。なお、これら各軸の駆動系の構
造等については、本発明の要旨ではないので詳細な説明
は省略する。
【0015】図3に示すように、第1ハンドリングアー
ム21は、その基端側が手首16に一体に固定して取り
付けられており、基端側近傍に設けられた駆動手段とし
ての減速機付モータ25の出力軸にはプーリ26が一体
に固定されている。一方、第1ハンドリングアーム21
の基端側とは反対側の他端側には軸22が一体に固定さ
れており、この軸22に回転自在に取り付けられたプー
リ23には第2ハンドリングアーム24の基端側が回転
自在に取り付けられている。そして、プーリ23とプー
リ26との間にはタイミングベルト27が掛けられてい
るので、減速機付モータ25の動力が軸22に伝動され
ることになる。なお、プーリ23とプーリ26との間の
変速比は1対1となるように設定されている。さらに、
第2ハンドリングアーム24の他端側には軸28が回転
自在に取り付けられており、この軸28には把持装置2
9が一体に固定されている。把持装置29は所定のワー
クを把持することができるようにされた所謂ロボットハ
ンドであり、図3に示したように吸着盤を有するものに
限定されず、把持爪を有するものであってもよい。
ム21は、その基端側が手首16に一体に固定して取り
付けられており、基端側近傍に設けられた駆動手段とし
ての減速機付モータ25の出力軸にはプーリ26が一体
に固定されている。一方、第1ハンドリングアーム21
の基端側とは反対側の他端側には軸22が一体に固定さ
れており、この軸22に回転自在に取り付けられたプー
リ23には第2ハンドリングアーム24の基端側が回転
自在に取り付けられている。そして、プーリ23とプー
リ26との間にはタイミングベルト27が掛けられてい
るので、減速機付モータ25の動力が軸22に伝動され
ることになる。なお、プーリ23とプーリ26との間の
変速比は1対1となるように設定されている。さらに、
第2ハンドリングアーム24の他端側には軸28が回転
自在に取り付けられており、この軸28には把持装置2
9が一体に固定されている。把持装置29は所定のワー
クを把持することができるようにされた所謂ロボットハ
ンドであり、図3に示したように吸着盤を有するものに
限定されず、把持爪を有するものであってもよい。
【0016】図4に示すように、第2ハンドリングアー
ム24には、軸22の回転を1/2に減速する回転を軸
28に与える連動手段(30、31、32)が設けられ
ている。詳細には、軸22には第1の回転体としてのプ
ーリ31が一体に固定され、一方、軸28には第2の回
転体としてのプーリ30が一体に固定され、プーリ31
とプーリ30との間にはタイミングベルト32が掛けら
れ、これにより、減速機付モータ25の動力が軸22を
介して軸28に伝動されることになる。なお、プーリ3
1とプーリ30との間の変速比は2対1となるように設
定されている。かかる構成においては、第2ハンドリン
グアーム24の駆動手段としての減速機付モータ25
は、第1ハンドリングアーム21の手首近傍に設けられ
ているので、例えば、減速機付モータ25を両ハンドリ
ングアームの連結部分に設けた場合などに比して、両ハ
ンドリングアームの剛性を低いものにできるという効果
が期待できる。
ム24には、軸22の回転を1/2に減速する回転を軸
28に与える連動手段(30、31、32)が設けられ
ている。詳細には、軸22には第1の回転体としてのプ
ーリ31が一体に固定され、一方、軸28には第2の回
転体としてのプーリ30が一体に固定され、プーリ31
とプーリ30との間にはタイミングベルト32が掛けら
れ、これにより、減速機付モータ25の動力が軸22を
介して軸28に伝動されることになる。なお、プーリ3
1とプーリ30との間の変速比は2対1となるように設
定されている。かかる構成においては、第2ハンドリン
グアーム24の駆動手段としての減速機付モータ25
は、第1ハンドリングアーム21の手首近傍に設けられ
ているので、例えば、減速機付モータ25を両ハンドリ
ングアームの連結部分に設けた場合などに比して、両ハ
ンドリングアームの剛性を低いものにできるという効果
が期待できる。
【0017】なお、第2ハンドリングアーム24を回転
駆動させるための駆動手段としての減速機付モータ25
は、多軸ロボット1の各駆動軸と同期制御されるように
している。ここで、減速機付モータ25が多軸ロボット
1の各駆動軸と同期制御されているとは、減速機付モー
タ25が多軸ロボット1のアーム駆動機構の付加軸のよ
うに制御されることをいう。本実施形態においては、多
軸ロボット1のアーム駆動機構は6軸構成となっている
ので、減速機付モータ25は多軸ロボット1のアーム駆
動機構の第7軸として、多軸ロボット1のアーム駆動機
構を制御している図示しないロボット制御装置にて制御
させている。かかる構成とすることの利点は、多軸ロボ
ット1の各駆動軸が動作中でもインターロックをとるこ
となしに第2ハンドリングアームを回転駆動させること
ができることである。そして、かかる利点により、ワー
クの搬送時間が短かくなる。
駆動させるための駆動手段としての減速機付モータ25
は、多軸ロボット1の各駆動軸と同期制御されるように
している。ここで、減速機付モータ25が多軸ロボット
1の各駆動軸と同期制御されているとは、減速機付モー
タ25が多軸ロボット1のアーム駆動機構の付加軸のよ
うに制御されることをいう。本実施形態においては、多
軸ロボット1のアーム駆動機構は6軸構成となっている
ので、減速機付モータ25は多軸ロボット1のアーム駆
動機構の第7軸として、多軸ロボット1のアーム駆動機
構を制御している図示しないロボット制御装置にて制御
させている。かかる構成とすることの利点は、多軸ロボ
ット1の各駆動軸が動作中でもインターロックをとるこ
となしに第2ハンドリングアームを回転駆動させること
ができることである。そして、かかる利点により、ワー
クの搬送時間が短かくなる。
【0018】以上のように構成された搬送装置の動作を
説明するために、図1に示すように、この搬送装置を用
いて2台のプレス機械4、5の間でワーク3を搬送する
所謂プレス間搬送を例にあげる。なお、図1に示した搬
送方向線は、把持装置29を直線移動させる際の移動方
向の直線をいうが、本例においては前工程のプレス機械
4から次工程のプレス機械5へワーク3を最短距離で移
動させることを想定しているので、両プレス機械4、5
のワーク搬入出位置P1、P4を結ぶ直線が搬送方向線
ということになる。
説明するために、図1に示すように、この搬送装置を用
いて2台のプレス機械4、5の間でワーク3を搬送する
所謂プレス間搬送を例にあげる。なお、図1に示した搬
送方向線は、把持装置29を直線移動させる際の移動方
向の直線をいうが、本例においては前工程のプレス機械
4から次工程のプレス機械5へワーク3を最短距離で移
動させることを想定しているので、両プレス機械4、5
のワーク搬入出位置P1、P4を結ぶ直線が搬送方向線
ということになる。
【0019】まず、上記の搬送装置における動作形態を
簡単に説明する。第1ハンドリングアーム21と第2ハ
ンドリングアーム24との成す角度θ5 を180°もし
くは180°に近くし、且つ、2つのハンドリングアー
ム21、24を搬送方向線に平行となるようにする。す
なわち、搬送方向に2つのハンドリングアーム21、2
4を伸ばすことにより、多軸ロボット1の据付位置から
離れた位置に設置されている前工程のプレス機械4から
ワーク3を取り出し、次工程のプレス機械5へワーク3
を供給することが可能となる。
簡単に説明する。第1ハンドリングアーム21と第2ハ
ンドリングアーム24との成す角度θ5 を180°もし
くは180°に近くし、且つ、2つのハンドリングアー
ム21、24を搬送方向線に平行となるようにする。す
なわち、搬送方向に2つのハンドリングアーム21、2
4を伸ばすことにより、多軸ロボット1の据付位置から
離れた位置に設置されている前工程のプレス機械4から
ワーク3を取り出し、次工程のプレス機械5へワーク3
を供給することが可能となる。
【0020】具体的には、前工程のプレス機械4からワ
ーク3を取り出す際に、第1ハンドリングアーム21と
第2ハンドリングアーム24との成す角度θ5 を小さく
しつつ、すなわち2つのハンドリングアーム21、24
を折り畳みつつ、多軸ロボット1の各駆動軸を作動させ
手首16を次工程のプレス機械5の方向へ動作させるこ
とにより、把持装置29及びワーク3を前工程のプレス
機械4のワーク搬出位置P1からその動作領域外の位置
P2へ短時間で退避することができる。一方、これとは
逆に、次工程のプレス機械5へ把持装置29を進入させ
る際には、第1ハンドリングアーム21と第2ハンドリ
ングアーム24との成す角度θ5 を大きくしつつ、すな
わち2つのハンドリングアーム21、24を一直線に成
るように伸ばしつつ、多軸ロボット1の各駆動軸を作動
させ手首16を次工程のプレス機械5の方向へ動作させ
ることにより、把持装置29及びワーク3を次工程のプ
レス機械5の動作領域外の位置P3からそのワーク搬入
位置P4へ短時間で移動させることができる。
ーク3を取り出す際に、第1ハンドリングアーム21と
第2ハンドリングアーム24との成す角度θ5 を小さく
しつつ、すなわち2つのハンドリングアーム21、24
を折り畳みつつ、多軸ロボット1の各駆動軸を作動させ
手首16を次工程のプレス機械5の方向へ動作させるこ
とにより、把持装置29及びワーク3を前工程のプレス
機械4のワーク搬出位置P1からその動作領域外の位置
P2へ短時間で退避することができる。一方、これとは
逆に、次工程のプレス機械5へ把持装置29を進入させ
る際には、第1ハンドリングアーム21と第2ハンドリ
ングアーム24との成す角度θ5 を大きくしつつ、すな
わち2つのハンドリングアーム21、24を一直線に成
るように伸ばしつつ、多軸ロボット1の各駆動軸を作動
させ手首16を次工程のプレス機械5の方向へ動作させ
ることにより、把持装置29及びワーク3を次工程のプ
レス機械5の動作領域外の位置P3からそのワーク搬入
位置P4へ短時間で移動させることができる。
【0021】次に、図5を参照して、ハンドリングアー
ム21、24の動作制御について説明する。減速機付モ
ータ25を作動させることにより第2ハンドリングアー
ム24を第1ハンドリングアーム21に対しθ1 だけ回
転させると、プーリ間の変速比に基づいて、把持装置2
9は第2ハンドリングアーム24に対して「−θ1 /
2」、すなわち第1ハンドリングアーム21とは逆方向
に半分の角度だけ回転することになる。その結果、減速
機付モータ25が作動することにより第2ハンドリング
アーム24が回転しても、把持装置29の姿勢は変わる
ことはない。
ム21、24の動作制御について説明する。減速機付モ
ータ25を作動させることにより第2ハンドリングアー
ム24を第1ハンドリングアーム21に対しθ1 だけ回
転させると、プーリ間の変速比に基づいて、把持装置2
9は第2ハンドリングアーム24に対して「−θ1 /
2」、すなわち第1ハンドリングアーム21とは逆方向
に半分の角度だけ回転することになる。その結果、減速
機付モータ25が作動することにより第2ハンドリング
アーム24が回転しても、把持装置29の姿勢は変わる
ことはない。
【0022】本実施形態の構成では、第1ハンドリング
アーム21と搬送方向線とのなす角度θ3 と、第2ハン
ドリングアーム24と搬送方向線とのなす角度θ4 とを
同じに保ちながら、第1ハンドリングアーム21と第2
ハンドリングアーム24とのなす角度θ5 が変化するよ
うに動作させると、把持装置29及びこれに把持された
ワーク3は、床面2に対する姿勢を保ったまま移動する
ことになる。特に、第1ハンドリングアーム21の長さ
L1 と第2ハンドリングアーム24の長さL2とが同じ
場合は、把持装置29及びこれに把持されたワーク3
は、図1に示すように床面2に対する姿勢を保ったまま
平行移動することになる。
アーム21と搬送方向線とのなす角度θ3 と、第2ハン
ドリングアーム24と搬送方向線とのなす角度θ4 とを
同じに保ちながら、第1ハンドリングアーム21と第2
ハンドリングアーム24とのなす角度θ5 が変化するよ
うに動作させると、把持装置29及びこれに把持された
ワーク3は、床面2に対する姿勢を保ったまま移動する
ことになる。特に、第1ハンドリングアーム21の長さ
L1 と第2ハンドリングアーム24の長さL2とが同じ
場合は、把持装置29及びこれに把持されたワーク3
は、図1に示すように床面2に対する姿勢を保ったまま
平行移動することになる。
【0023】図1を参照して詳細に説明すると、まず、
前工程のプレス機械4の上型と下型の間に進入した把持
装置29を退避させる工程においては、多軸ロボット1
及び減速機付モータ25を作動させ、手首16の位置を
P1位置からP2位置まで搬送方向線上に移動させつ
つ、第1ハンドリングアーム21と搬送方向線とのなす
角度θ3 と第2ハンドリングアーム24と搬送方向線と
のなす角度θ4 を同じに保ちながら、第1ハンドリング
アーム21と第2ハンドリングアーム24とのなす角度
θ5 が小さくなるように動作制御させることにより、把
持装置29に把持されたワーク3はその姿勢を変えるこ
となく、床面に対して平行に、かつ、搬送方向線に沿っ
て動作することになるので、短時間で把持装置29を前
工程のプレス機械4の動作領域以外へ移動させることが
できる。
前工程のプレス機械4の上型と下型の間に進入した把持
装置29を退避させる工程においては、多軸ロボット1
及び減速機付モータ25を作動させ、手首16の位置を
P1位置からP2位置まで搬送方向線上に移動させつ
つ、第1ハンドリングアーム21と搬送方向線とのなす
角度θ3 と第2ハンドリングアーム24と搬送方向線と
のなす角度θ4 を同じに保ちながら、第1ハンドリング
アーム21と第2ハンドリングアーム24とのなす角度
θ5 が小さくなるように動作制御させることにより、把
持装置29に把持されたワーク3はその姿勢を変えるこ
となく、床面に対して平行に、かつ、搬送方向線に沿っ
て動作することになるので、短時間で把持装置29を前
工程のプレス機械4の動作領域以外へ移動させることが
できる。
【0024】次いで、前工程のプレス機械4の動作領域
から退避した後、次工程のプレス機械5の近傍まで移動
させる。この工程においては、多軸ロボット1及び減速
機付モータ25を作動させ、手首16の位置をP2位置
からP3位置まで移動させつつ、第1ハンドリングアー
ム21と搬送方向線とのなす角度θ3 と第2ハンドリン
グアーム24と搬送方向線とのなす角度θ4 を同じに保
ちながら、第1ハンドリングアーム21と第2ハンドリ
ングアーム24とのなす角度θ5 が変化するように動作
制御させることにより、把持装置29に把持されたワー
ク3はその姿勢を変えることなく、床面に対して平行
に、かつ、搬送方向線に沿って動作することになる。
から退避した後、次工程のプレス機械5の近傍まで移動
させる。この工程においては、多軸ロボット1及び減速
機付モータ25を作動させ、手首16の位置をP2位置
からP3位置まで移動させつつ、第1ハンドリングアー
ム21と搬送方向線とのなす角度θ3 と第2ハンドリン
グアーム24と搬送方向線とのなす角度θ4 を同じに保
ちながら、第1ハンドリングアーム21と第2ハンドリ
ングアーム24とのなす角度θ5 が変化するように動作
制御させることにより、把持装置29に把持されたワー
ク3はその姿勢を変えることなく、床面に対して平行
に、かつ、搬送方向線に沿って動作することになる。
【0025】最後に、次工程のプレス機械5の上型と下
型の間に把持装置29を進入させる工程においては、多
軸ロボット1及び減速機付モータ25を作動させ、手首
16の位置をP3位置からP4位置に移動させつつ、第
1ハンドリングアーム21と搬送方向線とのなす角度θ
3 と第2ハンドリングアーム24と搬送方向線とのなす
角度θ4 を同じに保ちながら、第1ハンドリングアーム
21と第2ハンドリングアーム24とのなす角度θ5 が
大きくなるように動作制御させることにより、把持装置
29に把持されたワーク3はその姿勢を変えることな
く、床面に対して平行に、かつ、搬送方向線に沿って動
作することになるので、短時間で把持装置29を前工程
のプレス機械4の動作領域以外からプレス機械4の上型
と下型の間に進入させることができる。
型の間に把持装置29を進入させる工程においては、多
軸ロボット1及び減速機付モータ25を作動させ、手首
16の位置をP3位置からP4位置に移動させつつ、第
1ハンドリングアーム21と搬送方向線とのなす角度θ
3 と第2ハンドリングアーム24と搬送方向線とのなす
角度θ4 を同じに保ちながら、第1ハンドリングアーム
21と第2ハンドリングアーム24とのなす角度θ5 が
大きくなるように動作制御させることにより、把持装置
29に把持されたワーク3はその姿勢を変えることな
く、床面に対して平行に、かつ、搬送方向線に沿って動
作することになるので、短時間で把持装置29を前工程
のプレス機械4の動作領域以外からプレス機械4の上型
と下型の間に進入させることができる。
【0026】上記の実施形態はワーク3をその姿勢を変
えることなく搬送方向線に沿って移動させる場合を示し
たものであったが、減速機付モータ25を作動させない
ようにすることにより、図6に示すように、前工程のプ
レス機械4から次工程のプレス機械5へワーク3を搬送
させる過程において、ワーク3を180°水平反転させ
ることも可能である。
えることなく搬送方向線に沿って移動させる場合を示し
たものであったが、減速機付モータ25を作動させない
ようにすることにより、図6に示すように、前工程のプ
レス機械4から次工程のプレス機械5へワーク3を搬送
させる過程において、ワーク3を180°水平反転させ
ることも可能である。
【0027】以上、本発明の実施形態について説明し
た。本発明の要旨は手首16に装備されるハンドリング
アーム21、24及びこれに付随する部材の構成に関す
るものであるから、多軸ロボット1の構成については本
実施形態にあるような垂直多関節型に限定されることは
なく、直角座標型や円筒座標型等といった多関節構造以
外のものであってもよい。また、手首16の構成は本実
施形態にあるような3軸のものに限定されることはな
く、1軸や2軸のものであってもよい。
た。本発明の要旨は手首16に装備されるハンドリング
アーム21、24及びこれに付随する部材の構成に関す
るものであるから、多軸ロボット1の構成については本
実施形態にあるような垂直多関節型に限定されることは
なく、直角座標型や円筒座標型等といった多関節構造以
外のものであってもよい。また、手首16の構成は本実
施形態にあるような3軸のものに限定されることはな
く、1軸や2軸のものであってもよい。
【0028】さらに、プーリ26、タイミングベルト2
7、及びプーリ23からなる動力伝達機構と、プーリ3
1、タイミングベルト32、及びプーリ30からなる連
動手段は、これに代えて、歯車列、歯車とラックの組み
合わせ、スプロケットとチェインの組み合わせによるも
のであってもよい。或いは、減速機付モータ25、プー
リ26、タイミングベルト27、プーリ23に代わっ
て、モータの出力軸にボールねじのスクリューを固定
し、ナットをラックと固定するとともにラックを歯車に
噛み合わせ、この歯車を第2ハンドリングアームと固定
する方法のものであってもよい。
7、及びプーリ23からなる動力伝達機構と、プーリ3
1、タイミングベルト32、及びプーリ30からなる連
動手段は、これに代えて、歯車列、歯車とラックの組み
合わせ、スプロケットとチェインの組み合わせによるも
のであってもよい。或いは、減速機付モータ25、プー
リ26、タイミングベルト27、プーリ23に代わっ
て、モータの出力軸にボールねじのスクリューを固定
し、ナットをラックと固定するとともにラックを歯車に
噛み合わせ、この歯車を第2ハンドリングアームと固定
する方法のものであってもよい。
【0029】
【発明の効果】請求項1にかかる発明によれば、把持装
置は多軸ロボットの先端からさらにシーケンシャルに連
結された2つのハンドリングアームを介して接続される
ことになるので、搬送装置全体の動作範囲を広く確保で
きることになり、その結果、多軸ロボットを大型化する
ことなく、ワークを移送するために十分な移動範囲を確
保することができるものとなった。
置は多軸ロボットの先端からさらにシーケンシャルに連
結された2つのハンドリングアームを介して接続される
ことになるので、搬送装置全体の動作範囲を広く確保で
きることになり、その結果、多軸ロボットを大型化する
ことなく、ワークを移送するために十分な移動範囲を確
保することができるものとなった。
【0030】請求項2にかかる発明によれば、第2ハン
ドリングアームを回転駆動させるための駆動手段は、多
軸ロボットの各駆動軸の付加軸(例えば多軸ロボットが
6軸構成の場合は第7軸)のようにして、多軸ロボット
の制御装置にて制御されることになるので、多軸ロボッ
トの各駆動軸が動作中でもインターロックをとることな
しに第2ハンドリングアームを回転駆動させることがで
きるものとなり、その結果、サイクルタイムの短縮を図
ることができるものとなった。
ドリングアームを回転駆動させるための駆動手段は、多
軸ロボットの各駆動軸の付加軸(例えば多軸ロボットが
6軸構成の場合は第7軸)のようにして、多軸ロボット
の制御装置にて制御されることになるので、多軸ロボッ
トの各駆動軸が動作中でもインターロックをとることな
しに第2ハンドリングアームを回転駆動させることがで
きるものとなり、その結果、サイクルタイムの短縮を図
ることができるものとなった。
【0031】請求項3にかかる発明によれば、第2ハン
ドリングアームは第1ハンドリングアームの手首近傍に
設けられた駆動手段により動作することになるので、例
えば、駆動手段を両ハンドリングアームの連結部分に設
けた場合などに比して、両ハンドリングアームの剛性を
低く抑えることができ、ワークの可搬重量も増やすこと
ができるものとなった。
ドリングアームは第1ハンドリングアームの手首近傍に
設けられた駆動手段により動作することになるので、例
えば、駆動手段を両ハンドリングアームの連結部分に設
けた場合などに比して、両ハンドリングアームの剛性を
低く抑えることができ、ワークの可搬重量も増やすこと
ができるものとなった。
【0032】請求項4にかかる発明によれば、把持装置
に把持されたワークの姿勢を変えることなく、ワークを
スライド移動させることができるので、移動中にワーク
の姿勢が変わることによる他装置との干渉はなく、また
サイクルタイムの短縮も図られるものとなった。
に把持されたワークの姿勢を変えることなく、ワークを
スライド移動させることができるので、移動中にワーク
の姿勢が変わることによる他装置との干渉はなく、また
サイクルタイムの短縮も図られるものとなった。
【0033】請求項5にかかる発明によれば、把持装置
に把持されたワークはその姿勢を変えることなく、床面
に対して平行に、かつ、搬送方向線に沿って移動するこ
とになるので、プレス間搬送においては、最短距離の経
路でワークを移動させることができるものとなった。
に把持されたワークはその姿勢を変えることなく、床面
に対して平行に、かつ、搬送方向線に沿って移動するこ
とになるので、プレス間搬送においては、最短距離の経
路でワークを移動させることができるものとなった。
【0034】このように、本発明における搬送装置によ
れば、ワークを移送するための十分な移動範囲を確保で
きるとともに、搬送するワークの姿勢を変えることな
く、これを直線移動させることが可能になったので、プ
レス機械からの退避時間、プレス機械への進入時間、お
よび前工程のプレス機械近傍から次工程のプレス機械近
傍への移動時間が短くなり、その結果、プレスライン全
体のサイクル時間を短縮できるものとなった。さらに、
ハンドリングアーム自体を軽量化でき、更にハンドリン
グアームと把持装置とワークとを合わせた多軸ロボット
の各動作軸回りの慣性モーメントを小さく抑えることが
できるため、同じ可搬重量の多軸ロボットにおいて、よ
り大きなワークの搬送を行うことができるものとなっ
た。
れば、ワークを移送するための十分な移動範囲を確保で
きるとともに、搬送するワークの姿勢を変えることな
く、これを直線移動させることが可能になったので、プ
レス機械からの退避時間、プレス機械への進入時間、お
よび前工程のプレス機械近傍から次工程のプレス機械近
傍への移動時間が短くなり、その結果、プレスライン全
体のサイクル時間を短縮できるものとなった。さらに、
ハンドリングアーム自体を軽量化でき、更にハンドリン
グアームと把持装置とワークとを合わせた多軸ロボット
の各動作軸回りの慣性モーメントを小さく抑えることが
できるため、同じ可搬重量の多軸ロボットにおいて、よ
り大きなワークの搬送を行うことができるものとなっ
た。
【図1】本発明の一実施形態における搬送装置及びこの
搬送装置の動作を説明するための簡略平面図である。
搬送装置の動作を説明するための簡略平面図である。
【図2】図1の側面図である。
【図3】本発明の一実施形態におけるハンドリングアー
ム21、24の断面図である。
ム21、24の断面図である。
【図4】図3におけるA−A線による断面図である。
【図5】本発明の一実施形態におけるハンドリングアー
ム21、24の動作を説明するための簡略平面図であ
る。
ム21、24の動作を説明するための簡略平面図であ
る。
【図6】前工程のプレス機械4から次工程のプレス機械
5へワーク3を搬送させる過程においてワーク3を18
0°水平反転させる場合における、搬送装置の動作形態
を示す簡略平面図である。
5へワーク3を搬送させる過程においてワーク3を18
0°水平反転させる場合における、搬送装置の動作形態
を示す簡略平面図である。
1 多軸ロボット 2 床面 3 ワーク 4 プレス機械(前工程) 5 プレス機械(次工程) 11 ロボットベース 12 旋回胴 13 下アーム 14 補助リンク 15 水平軸 16 手首 21 第1ハンドリングアーム 22 軸 23 プーリ 24 第2ハンドリングアーム 25 減速機付モータ(駆動手段) 26 プーリ 27 タイミングベルト 28 軸 29 把持装置 30 プーリ(第2の回転体) 31 プーリ(第1の回転体) 32 タイミングベルト(伝動手段)
Claims (5)
- 【請求項1】各軸が予め教示された量とタイミングで直
線あるいは回転方向に駆動、停止、及び位置決めされる
ように構成された多軸ロボットと、 一端を前記多軸ロボットの先端に支持された第1ハンド
リングアームと、 該第1ハンドリングアームの他端に一端を回転自在に結
合された第2ハンドリングアームと、 該第2ハンドリングアームを回転駆動させるための駆動
手段と、 前記第2ハンドリングアームの他端に回転自在に結合さ
れた把持装置と、 前記第1ハンドリングアームに対する前記第2ハンドリ
ングアームの回転に連動させて前記把持装置を前記第2
ハンドリングアームに対して回転させる連動手段と、 を有することを特徴とする搬送装置。 - 【請求項2】前記駆動手段は前記多軸ロボットの各駆動
軸と同期制御されることを特徴とする請求項1に記載の
搬送装置。 - 【請求項3】前記連動手段は、 前記第2ハンドリングアームに対し相対的に回転すると
ともに前記第1ハンドリングアームに固定された第1の
回転体と、 前記第2ハンドリングアームに対し相対的に回転すると
ともに前記把持装置に固定された第2の回転体と、 前記第1の回転体と前記第2の回転体との間で動力の伝
動を行う伝動手段と、 を有することを特徴とする請求項1または2に記載の搬
送装置。 - 【請求項4】前記第1の回転体と第2の回転体との変速
比は2対1であることを特徴とする請求項1乃至3のい
ずれかに記載の搬送装置。 - 【請求項5】前記把持装置を直線移動させる際の移動方
向の直線を搬送方向線とし、該搬送方向線に対する前記
第1ハンドリングアームの成す角度をθ3 、搬送方向線
に対する前記第2ハンドリングアームの成す角度をθ4
とそれぞれ表したとき、 θ3 =θ4 となるように前記多軸ロボットと前記駆動手
段が制御されることを特徴とする請求項4に記載の搬送
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11206272A JP2001030190A (ja) | 1999-07-21 | 1999-07-21 | 搬送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11206272A JP2001030190A (ja) | 1999-07-21 | 1999-07-21 | 搬送装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001030190A true JP2001030190A (ja) | 2001-02-06 |
Family
ID=16520589
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11206272A Pending JP2001030190A (ja) | 1999-07-21 | 1999-07-21 | 搬送装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001030190A (ja) |
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1999
- 1999-07-21 JP JP11206272A patent/JP2001030190A/ja active Pending
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