JPH0613330U - 電気接続箱 - Google Patents
電気接続箱Info
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- JPH0613330U JPH0613330U JP5059892U JP5059892U JPH0613330U JP H0613330 U JPH0613330 U JP H0613330U JP 5059892 U JP5059892 U JP 5059892U JP 5059892 U JP5059892 U JP 5059892U JP H0613330 U JPH0613330 U JP H0613330U
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Landscapes
- Connection Or Junction Boxes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、車両などの電気配線に使用する電
気接続箱に関し、簡単な部品構成で多方向に入出力回路
を接続できる電気接続箱を提供することを目的とする。 【構成】 下ケース21の周壁24に切欠部24aを形
成し、下ケース21の底壁25には、切欠部24aから
外側に延出した折曲可能な側壁部27を設け、側壁部2
7にブスバー28を配設して側壁部27の外面に設けた
コネクタハウジング29内にブスバー28の接続端子2
8aを突出させた後、側壁部28を折曲して周壁24に
係止することにより、所望の接続方向に固定した側壁部
27にコネクタを設けている。
気接続箱に関し、簡単な部品構成で多方向に入出力回路
を接続できる電気接続箱を提供することを目的とする。 【構成】 下ケース21の周壁24に切欠部24aを形
成し、下ケース21の底壁25には、切欠部24aから
外側に延出した折曲可能な側壁部27を設け、側壁部2
7にブスバー28を配設して側壁部27の外面に設けた
コネクタハウジング29内にブスバー28の接続端子2
8aを突出させた後、側壁部28を折曲して周壁24に
係止することにより、所望の接続方向に固定した側壁部
27にコネクタを設けている。
Description
【0001】
本考案は、車両などの電気配線に使用する電気接続箱に関する。
【0002】
車両の電気配線に用いられているジャンクションボックスやリレーボックスな どの電気接続箱は、一般に、図5に示すような構成を有している。 すなわち、上ケース1と下ケース2の中に、第1層の配線板a、以下順次、第 2〜5層の配線板b〜eを積み重ねて収容している。
【0003】 各配線板a〜eは、絶縁基板3に所望の回路構成を有する複数のブスバー4を 配設して成り、ブスバー4には入出力用のタブ状の接続端子5が起立連成されて おり、各絶縁基板3には上下層の接続端子5に対する端子挿通孔6が穿設されて いる。なお、第5層の配線板eはブスバー4が下ケース2に直接配設されている 。 配線板a〜eの積層状態において、最上層または最下層から端子挿通孔6を 貫通して突出した複数の接続端子5は、グループ分けされると共に、これに双極 雌端子7が嵌挿されて電極群8を構成する。この電極群8は上ケース1または下 ケース2に形成されたコネクタハウジング9、ブレード型ヒューズ10のヒュー ズホルダー11に収容され、あるいはリレー、サーキットブレーカ等の電子部品 12、13と接続される。
【0004】 上述したように、従来の電気接続箱は、上ケース1および下ケース2の外面に 設けたコネクタハウジング9などにより外部回路部品との接続を行うようにして おり、その接続方向が上下方向に限られている。 しかしながら、車両などの外部構造体に電気接続箱を取り付けて外部回路部品 との接続を行う場合、接続方向が上下方向に限られていると接続が困難となるこ とがあり、また配線を迂回させる必要から重量が増加したり、組み付け作業が煩 雑となるなどの欠点を有している。
【0005】 そこで、図6に示すように、ケース14の側面14aにもコネクタハウジング 9を設けて、相手側コネクタ9′と接続できるようにした電気接続箱Jが提案さ れている。また、図7に示す実開昭54−168585号公報に記載された図面 のように、配線板15の一側端縁部にプラグ群16を突出させ、このプラグ群1 6を中継端子17を介して装着したコネクタハウジング18をボックスカバー1 9の一側面に装着して成る配線板のプラグイン装置Pも提案されている。
【0006】 しかし、このような電気接続箱J、あるいはプラグイン装置Pは、構造が複雑 となって部品点数が増加したり、配線板間の間隔の調整および組み付け工程が煩 雑となって生産性が著しく低下するなどの問題点を有している。
【0007】
本考案は、上記の問題点に着目してなされたもので、簡単な部品構成で多方向 に入出力回路を接続できる電気接続箱を提供することを課題とする。
【0008】
前記の課題を達成するため、本考案は、接続端子を有するブスバーを配設した 配線板をケース内に収容して成る電気接続箱において、前記ケースの壁に切欠部 を形成すると共に、該切欠部から前記ケースの壁の一部を延出して折曲可能な側 壁部を形成し、該側壁部に前記ケース内の回路と導通するブスバーを配設して該 側壁部の外面に設けたコネクタハウジング内に該ブスバーの接続端子を突出させ た後、該側壁部を折曲して前記ケースに固定することにより、ケースの側壁部に コネクタを設けてなることを特徴とする。
【0009】
本考案によれば、コネクタハウジングを設けた折曲可能な側壁部にブスバーを 配設した後、側壁部を折曲してケースに固定するようにしているため、ブスバー の配設に際しては、従来の電気接続箱のケースに対するブスバーの配設と同様に 平面状にブスバーを配設することができ、部品点数の増加および複雑な回路構成 を必要とすることなく、所望の接続方向を有するコネクタをケースに設けること が可能となる。
【0010】
図1は、本考案の実施例を示す電気接続箱Aの分解斜視図である。 電気接続箱Aは、上ケース20と下ケース21の中に、複数の配線板22を積 み重ねて収容している。
【0011】 合成樹脂材を成形加工により箱型に形成した上ケース20の上面には、コネク タハウジング9、ブレード型ヒューズ10を挿着するヒューズホルダー11、お よびリレー、サーキットブレーカ等の電子部品12、13などを備えている。
【0012】 絶縁性の板体で形成された配線板22には、接続端子23aを有するブスバー 23が配設され、接続端子23aは、図示していないが中継端子を介して上ケー ス20に設けたコネクタハウジング9などの電子部品に導通する回路を形成して いる。
【0013】 下ケース21は、合成樹脂材を成形加工により一体成形して形成したもので、 その周壁24に切欠部24aを形成すると共に、切欠部24aから外方へ向かっ て、折曲可能な薄肉部26で底壁25に連結された側壁部27を設けている。側 壁部27の両端部には、図2に拡大して示すように、係止爪27aを設け、周壁 24の切欠部24aの近傍に形成したロック孔25bと係合させ、側壁部27を 周壁24に係止するようにしている。
【0014】 下ケース21の底壁26に配設するブスバー28は、図2および図3に示すよ うに、その回路構成に応じて側壁部27まで延長して配設し、側壁部27の外面 に設けたコネクタハウジング29内にその接続端子28aを突出させている。側 壁部27まで延長して配設するブスバー28は、下ケース21の薄肉部27に対 応する位置に、折曲加工が容易になるように、その厚さを若干薄く形成した折曲 部28bを設けることが好ましい。
【0015】 ブスバーを配設した下ケース21に配線板22を積層して収容した後、下ケー ス21の上に上ケース20を被せ、図4に示すように、上ケース20の周壁30 の端部30aでブスバー28を押さえると共に、端部30aを支点として側壁部 27とブスバー28を折り曲げ、前記図2に示したように、側壁部27の係止爪 27aを周壁25のロック孔25bに係合させ、側壁部27を周壁25に係止し て電気接続箱Aを形成する。
【0016】 なお、上述した実施例においては、コネクタハウジング29を設けた側壁部2 7を、下ケース21の底壁26に対して略直角に折曲した場合を示したが、折曲 する角度は、予め任意に設定することが可能であり、外部コネクタの接続方向に 適応した角度に側壁部27を固定することができる。側壁部27に対するブスバ ーの配設は、側壁部27の折曲角度に関係なく常に平面位置で実施できるため、 通常の生産工程で配設することが可能である。
【0017】 また、折曲する側壁部27は、下ケース21に限らず上ケース22に設けても よく、その位置および個数は、電気接続箱の回路構成に応じて自由に設定するこ とができる。
【0018】
本考案によれば、ケースに折曲可能な側壁部を設け、ブスバーを配設した後、 側壁部を折曲してケースに固定するようにしているため、ブスバーの配設に際し ては、従来の電気接続箱のケースに対するブスバーの配設と同様に平面状にブス バーを配設することができ、ブスバー配設工程も簡単で、部品点数の増加および 複雑な回路構成を必要とすることなく、所望の接続方向を有するコネクタを備え た電気接続箱が得られるので、小型化、軽量化に役立つと共に、生産性が著しく 向上するなどの利点を有する。
【図1】本考案の実施例を示す電気接続箱の分解斜視図
である。
である。
【図2】図1の下ケースの側壁部の拡大斜視図である。
【図3】図1の下ケースの側壁部の縦断面図である。
【図4】図1の下ケースの側壁部を折曲して上ケースに
組み付けた状態を示す要部の断面図である。
組み付けた状態を示す要部の断面図である。
【図5】従来の電気接続箱の分解斜視図である。
【図6】従来の電気接続箱のケースの側壁にコネクタを
設けた例を示す斜視図である。
設けた例を示す斜視図である。
【図7】従来の他の電気接続箱の分解斜視図である。
A 電気接続箱 22 配線板 23 ブスバー 23a 接続端子 24 周壁 24a 切欠部 25 底壁 27 側壁部 28 ブスバー 28a 接続端子 29 コネクタハウジング
Claims (1)
- 【請求項1】 接続端子を有するブスバーを配設した配
線板をケース内に収容して成る電気接続箱において、 前記ケースの壁に切欠部を形成すると共に、該切欠部か
ら前記ケースの壁の一部を延出して折曲可能な側壁部を
形成し、該側壁部に前記ケース内の回路と導通するブス
バーを配設して該側壁部の外面に設けたコネクタハウジ
ング内に該ブスバーの接続端子を突出させた後、該側壁
部を折曲して前記ケースに固定することにより、ケース
の側壁部にコネクタを設けてなることを特徴とする電気
接続箱。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992050598U JP2582524Y2 (ja) | 1992-07-20 | 1992-07-20 | 電気接続箱 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992050598U JP2582524Y2 (ja) | 1992-07-20 | 1992-07-20 | 電気接続箱 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0613330U true JPH0613330U (ja) | 1994-02-18 |
JP2582524Y2 JP2582524Y2 (ja) | 1998-10-08 |
Family
ID=12863413
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1992050598U Expired - Lifetime JP2582524Y2 (ja) | 1992-07-20 | 1992-07-20 | 電気接続箱 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2582524Y2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH1094144A (ja) * | 1996-07-29 | 1998-04-10 | Robert Bosch Gmbh | 自動車内の器具を電気的に接続する装置 |
JP2011078281A (ja) * | 2009-10-01 | 2011-04-14 | Yazaki Corp | 電気接続箱及びこの電気接続箱を備えた電源装置 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6367257A (ja) * | 1986-08-28 | 1988-03-26 | セイコーエプソン株式会社 | プラスチツク製筐体の製造方法 |
-
1992
- 1992-07-20 JP JP1992050598U patent/JP2582524Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6367257A (ja) * | 1986-08-28 | 1988-03-26 | セイコーエプソン株式会社 | プラスチツク製筐体の製造方法 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH1094144A (ja) * | 1996-07-29 | 1998-04-10 | Robert Bosch Gmbh | 自動車内の器具を電気的に接続する装置 |
JP2011078281A (ja) * | 2009-10-01 | 2011-04-14 | Yazaki Corp | 電気接続箱及びこの電気接続箱を備えた電源装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2582524Y2 (ja) | 1998-10-08 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19980519 |
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EXPY | Cancellation because of completion of term |