JPH06133122A - 画像形成出力装置 - Google Patents
画像形成出力装置Info
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- JPH06133122A JPH06133122A JP4308096A JP30809692A JPH06133122A JP H06133122 A JPH06133122 A JP H06133122A JP 4308096 A JP4308096 A JP 4308096A JP 30809692 A JP30809692 A JP 30809692A JP H06133122 A JPH06133122 A JP H06133122A
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- drive system
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Links
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Landscapes
- Electrophotography Configuration And Component (AREA)
- Gear Transmission (AREA)
- Facsimile Scanning Arrangements (AREA)
- Fax Reproducing Arrangements (AREA)
- Control Of Electric Motors In General (AREA)
- Discharging, Photosensitive Material Shape In Electrophotography (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、電子写真画像出力機器の回転体の
速度変動を減少させ、画像品質を向上させることを目的
とする。 【構成】 フランジ12と駆動軸13とを回転自在に
し、駆動軸13に第一連結部材18を取り付け、一方駆
動歯車11から遠い側のフランジ12に第二連結部材1
9を取り付け、これら第一連結部材18と第二連結部材
19とをばね20で連結する。こうして駆動軸13、感
光体ドラム2等からなる駆動系の剛性を下げ、駆動系の
固有振動数を低下させて、駆動系の固有振動数と駆動系
に伝達される速度変動の周波数とを一致させないようす
る。これにより、回転体の共振を防止し、速度変動を減
少させて画像品質を向上させる。
速度変動を減少させ、画像品質を向上させることを目的
とする。 【構成】 フランジ12と駆動軸13とを回転自在に
し、駆動軸13に第一連結部材18を取り付け、一方駆
動歯車11から遠い側のフランジ12に第二連結部材1
9を取り付け、これら第一連結部材18と第二連結部材
19とをばね20で連結する。こうして駆動軸13、感
光体ドラム2等からなる駆動系の剛性を下げ、駆動系の
固有振動数を低下させて、駆動系の固有振動数と駆動系
に伝達される速度変動の周波数とを一致させないようす
る。これにより、回転体の共振を防止し、速度変動を減
少させて画像品質を向上させる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子写真プロセスを応
用したデジタルカラー複写機、あるいはデジタルカラー
プリンタをはじめとする画像形成出力装置に関するもの
であり、より詳細には画像形成出力装置内部の感光体ド
ラム等の回転体の駆動装置に関する。
用したデジタルカラー複写機、あるいはデジタルカラー
プリンタをはじめとする画像形成出力装置に関するもの
であり、より詳細には画像形成出力装置内部の感光体ド
ラム等の回転体の駆動装置に関する。
【0002】
【従来技術】電子写真プロセスを応用した複写機やプリ
ンタ等では、回転する円筒状の感光体の表面や、ベルト
状に形成した感光体を走行させその表面に順次静電潜像
を形成し、形成した静電潜像に黒、及びカラー画像であ
れば各色のトナーを付着させて現像しそれを紙面に転写
して画像を得るようにしている。(ここで、画像出力装
置における感光体ドラムや、ベルト状感光体の駆動ロー
ラを回転体と称することにする。)そのため、クリーニ
ングブレードの当接等何らかの影響で感光体に速度の変
動が生じると出力された画像にジッタや画像ムラが生じ
る。このことは、感光体への書き込みを半導体レーザの
走査によって行わせるデジタル方式の電子写真技術にお
いては特に顕著に現れ、感光体の回転の速度変動が書き
込み系の副走査方向の速度変動となり書き込みラインの
間隔に微妙なずれを生じさせて画像品質を著しく低下さ
せる原因となっていた。
ンタ等では、回転する円筒状の感光体の表面や、ベルト
状に形成した感光体を走行させその表面に順次静電潜像
を形成し、形成した静電潜像に黒、及びカラー画像であ
れば各色のトナーを付着させて現像しそれを紙面に転写
して画像を得るようにしている。(ここで、画像出力装
置における感光体ドラムや、ベルト状感光体の駆動ロー
ラを回転体と称することにする。)そのため、クリーニ
ングブレードの当接等何らかの影響で感光体に速度の変
動が生じると出力された画像にジッタや画像ムラが生じ
る。このことは、感光体への書き込みを半導体レーザの
走査によって行わせるデジタル方式の電子写真技術にお
いては特に顕著に現れ、感光体の回転の速度変動が書き
込み系の副走査方向の速度変動となり書き込みラインの
間隔に微妙なずれを生じさせて画像品質を著しく低下さ
せる原因となっていた。
【0003】一方、従来複写機やプリンタ等の駆動系の
設計は、駆動対象を、製品仕様から導かれたラインスピ
ード、回転数等の数値を満足させながら、許容されるス
ペースとの関係で適正配置を探ることに力点が置かれて
いた。すなわち動力源からの動力を駆動対象までどのよ
うに伝達するか、動力伝達の機械要素として何を用いる
かと言うようなことが大きな関心事であった。したがっ
て、できあがった製品に段ムラ、回転ムラが発生すると
原因を探り感光体の駆動軸の軸受けを焼結品に変更した
り、感光体の駆動軸にフライホイールを連結させたり、
感光体の回転軸にばねと摩擦部材を組み合わせたブレー
キを取り付けたり、歯車精度を向上させたり、種々のね
じり角を持つはすば歯車を使用する等という対策がとら
れていた。
設計は、駆動対象を、製品仕様から導かれたラインスピ
ード、回転数等の数値を満足させながら、許容されるス
ペースとの関係で適正配置を探ることに力点が置かれて
いた。すなわち動力源からの動力を駆動対象までどのよ
うに伝達するか、動力伝達の機械要素として何を用いる
かと言うようなことが大きな関心事であった。したがっ
て、できあがった製品に段ムラ、回転ムラが発生すると
原因を探り感光体の駆動軸の軸受けを焼結品に変更した
り、感光体の駆動軸にフライホイールを連結させたり、
感光体の回転軸にばねと摩擦部材を組み合わせたブレー
キを取り付けたり、歯車精度を向上させたり、種々のね
じり角を持つはすば歯車を使用する等という対策がとら
れていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、デジタ
ル方式の画像出力機器の開発では、性能が向上するにつ
れ、レーザでの書き込みによる1ドットラインの再現性
が厳密に求められ、駆動系に要求される精度も急速に厳
しいものになった。ここで要求される精度は、レーザに
よる書き込みの副走査方向の均一性が視覚系の可視感度
との関係で保証されるレベルであり、これを達成するに
あたっては、感光体駆動の高精度化が最大の技術課題で
ある。駆動系の速度変動の主原因は、モータの回転軸1
回転あたりの速度変動と、歯車の1回転成分及び1歯成
分の絶対値が大きいことと、それらの変動成分とその高
調波成分が駆動系の固有振動数との関係で共振現象を起
こしていることであることが判明した。
ル方式の画像出力機器の開発では、性能が向上するにつ
れ、レーザでの書き込みによる1ドットラインの再現性
が厳密に求められ、駆動系に要求される精度も急速に厳
しいものになった。ここで要求される精度は、レーザに
よる書き込みの副走査方向の均一性が視覚系の可視感度
との関係で保証されるレベルであり、これを達成するに
あたっては、感光体駆動の高精度化が最大の技術課題で
ある。駆動系の速度変動の主原因は、モータの回転軸1
回転あたりの速度変動と、歯車の1回転成分及び1歯成
分の絶対値が大きいことと、それらの変動成分とその高
調波成分が駆動系の固有振動数との関係で共振現象を起
こしていることであることが判明した。
【0005】図8に従来機の駆動系の速度変動パワース
ペクトルを示す。これによると、機械固有のラインスピ
ードに基づき歯車一歯による変動成分は、モータに直結
した歯車で176Hz、第2軸で64Hz、ドラムに直
結した歯車で25Hzのものを有し、その高調波成分と
して50Hzのものが現れている。またモータに直結し
た歯車の一回転成分として22Hzを有し、その高調波
として44Hzが現れている。
ペクトルを示す。これによると、機械固有のラインスピ
ードに基づき歯車一歯による変動成分は、モータに直結
した歯車で176Hz、第2軸で64Hz、ドラムに直
結した歯車で25Hzのものを有し、その高調波成分と
して50Hzのものが現れている。またモータに直結し
た歯車の一回転成分として22Hzを有し、その高調波
として44Hzが現れている。
【0006】一方、図9に駆動系の固有振動数を数値的
にとらえるための伝達関数の測定例を示す。この場合の
測定はデュアルチャンネルのFFTアナライザにインパ
クト加振ハンマの出力と、感光体ドラムの一端に回転方
向の加速度変動が測定できるように取り付けた圧電型ピ
ックアップセンサの出力を接続し、それぞれのフーリエ
スペクトルの比を求める方法で行った。この図9から、
本駆動系の固有振動数のピークが45Hz付近にあり、
伝達関数のレベルの高い領域が30〜60Hz付近まで
広がりを見せていることがわかる。
にとらえるための伝達関数の測定例を示す。この場合の
測定はデュアルチャンネルのFFTアナライザにインパ
クト加振ハンマの出力と、感光体ドラムの一端に回転方
向の加速度変動が測定できるように取り付けた圧電型ピ
ックアップセンサの出力を接続し、それぞれのフーリエ
スペクトルの比を求める方法で行った。この図9から、
本駆動系の固有振動数のピークが45Hz付近にあり、
伝達関数のレベルの高い領域が30〜60Hz付近まで
広がりを見せていることがわかる。
【0007】上記変動成分スペクトルと伝達関数とを重
ね合わせたのが図10である。この図10からわかるよ
うに、本駆動系は、伝達関数のピークと、変動成分及び
その2次高調波が存在する周波数領域の位置が重なりあ
っている。すなわち、本駆動系は変動成分を増幅させて
いる(共振を起こしている)系であることが判明した。
ね合わせたのが図10である。この図10からわかるよ
うに、本駆動系は、伝達関数のピークと、変動成分及び
その2次高調波が存在する周波数領域の位置が重なりあ
っている。すなわち、本駆動系は変動成分を増幅させて
いる(共振を起こしている)系であることが判明した。
【0008】実際、本駆動系を有する機械3台について
実測値を調べてみると感光体の回転変動は5〜8%の値
を示していた。
実測値を調べてみると感光体の回転変動は5〜8%の値
を示していた。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明では、上記課題を
解決するため、モータや歯車など発生源での速度変動を
低減させることは前提として、更にこれに加え、駆動伝
達系での変動成分の伝達という点に着目し、伝達関数、
共振、固有振動数の概念を取り入れ、しかも、伝達され
た変動をいかに減衰させるかという点を考慮して、回転
体の駆動装置を次のように構成した。
解決するため、モータや歯車など発生源での速度変動を
低減させることは前提として、更にこれに加え、駆動伝
達系での変動成分の伝達という点に着目し、伝達関数、
共振、固有振動数の概念を取り入れ、しかも、伝達され
た変動をいかに減衰させるかという点を考慮して、回転
体の駆動装置を次のように構成した。
【0010】まず、回転体駆動系の共振を回避するため
に、回転体駆動系の固有振動数と、回転体駆動系に伝達
される変動成分の周波数の一致を防止することにした。
一般に、固有振動数ωは次の式で表現される。
に、回転体駆動系の固有振動数と、回転体駆動系に伝達
される変動成分の周波数の一致を防止することにした。
一般に、固有振動数ωは次の式で表現される。
【0011】
【数1】 式中Kは駆動系のねじり剛性、Iは慣性モーメントであ
る。共振の回避のためにKあるいはIの値を変更するこ
とによりωの値を変えることができる。共振の回避とい
う観点からはωを回転駆動系の変動成分に対し、大きく
してもよいし、また小さくしてもよい。ωを大きくする
方法としては、Kを大きくするか、Iを小さくすること
で実現できる。また、ωを小さくするためには、Iを大
きくするか、Kを小さくすると実現できる。
る。共振の回避のためにKあるいはIの値を変更するこ
とによりωの値を変えることができる。共振の回避とい
う観点からはωを回転駆動系の変動成分に対し、大きく
してもよいし、また小さくしてもよい。ωを大きくする
方法としては、Kを大きくするか、Iを小さくすること
で実現できる。また、ωを小さくするためには、Iを大
きくするか、Kを小さくすると実現できる。
【0012】図11及び図12は図10に示したデータ
の駆動系について、構造変更により固有振動数を大きい
値と、小さい値に移動させた場合の、駆動系の回転変動
のパワースペクトルと伝達関数の実測値について、図1
0と同様に、重ね合わせを行ったものである。また、図
13は、以上の3つの駆動系についての伝達関数のピー
クの値を比較したものである。図10における駆動系の
低剛性化の構造変更は、駆動系のねじり剛性Kの値を小
さくするものである。図11、図12、図13のデータ
を比較して、考えられることは、共振の回避のために、
固有振動数を移動させるために駆動系のねじり剛性Kを
小さくし固有振動数をより低周波側に移動させる構造変
更の場合には、固有振動数の移動と共に伝達関数が小さ
くなっていくことである。これは、固有振動数の移動の
ための構造変更にともない、その柔軟構造化のために減
衰要素が顕著になり、回転変動を駆動系そのものが吸収
するような構造に移行するためと考えられる。以上の結
果、共振の回避のための固有振動数の移動を実施する場
合、駆動系のねじり剛性Kを小さくする構造変更が、回
転速度の変動の伝達ゲインの大きさの変化を伴い駆動系
の速度変動を低減することに有利でかつ効果的であるこ
とがわかる。
の駆動系について、構造変更により固有振動数を大きい
値と、小さい値に移動させた場合の、駆動系の回転変動
のパワースペクトルと伝達関数の実測値について、図1
0と同様に、重ね合わせを行ったものである。また、図
13は、以上の3つの駆動系についての伝達関数のピー
クの値を比較したものである。図10における駆動系の
低剛性化の構造変更は、駆動系のねじり剛性Kの値を小
さくするものである。図11、図12、図13のデータ
を比較して、考えられることは、共振の回避のために、
固有振動数を移動させるために駆動系のねじり剛性Kを
小さくし固有振動数をより低周波側に移動させる構造変
更の場合には、固有振動数の移動と共に伝達関数が小さ
くなっていくことである。これは、固有振動数の移動の
ための構造変更にともない、その柔軟構造化のために減
衰要素が顕著になり、回転変動を駆動系そのものが吸収
するような構造に移行するためと考えられる。以上の結
果、共振の回避のための固有振動数の移動を実施する場
合、駆動系のねじり剛性Kを小さくする構造変更が、回
転速度の変動の伝達ゲインの大きさの変化を伴い駆動系
の速度変動を低減することに有利でかつ効果的であるこ
とがわかる。
【0013】そこで本発明では、このような考え方に基
づき回転体駆動系の固有振動数を低下させることとし、
最終歯車から感光体ドラムまでの回転伝達手段に剛性の
低い伝達手段を介在させ、回転体駆動系の剛性を低くす
ることとした。
づき回転体駆動系の固有振動数を低下させることとし、
最終歯車から感光体ドラムまでの回転伝達手段に剛性の
低い伝達手段を介在させ、回転体駆動系の剛性を低くす
ることとした。
【0014】
【作用】回転体駆動系の剛性Kを小さくすることによ
り、数1で表される回転体駆動系の固有振動数が低下す
るので、固有振動数と周波数領域における変動成分の分
離ができ、駆動系の共振を防止して回転の速度変動を減
少できる。更に、回転体駆動系の剛性を低くしたので、
柔構造化の達成により回転体駆動系の伝達ゲインを小さ
くでき、回転体駆動における速度変動のレベルを小さく
することができる。これらにより、回転体の速度変動が
減少し、出力された画像品質を著しく向上させことが実
現できる。又、装置を小型化し、低コスト、更にはシス
テム全体の信頼性を向上できる。
り、数1で表される回転体駆動系の固有振動数が低下す
るので、固有振動数と周波数領域における変動成分の分
離ができ、駆動系の共振を防止して回転の速度変動を減
少できる。更に、回転体駆動系の剛性を低くしたので、
柔構造化の達成により回転体駆動系の伝達ゲインを小さ
くでき、回転体駆動における速度変動のレベルを小さく
することができる。これらにより、回転体の速度変動が
減少し、出力された画像品質を著しく向上させことが実
現できる。又、装置を小型化し、低コスト、更にはシス
テム全体の信頼性を向上できる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の回転体を図面を用いて説明す
る。
る。
【0016】図6に本発明の回転体を用いた電子写真画
像出力機器の全体を示す。この電子写真画像出力機器3
1は内部に回転体としての感光体ドラム2,現像部3、
感光体ドラム2を駆動する駆動機構等が取り付けられて
いる。図2に感光体ドラム2と駆動機構4を示す。駆動
機構4は駆動用モータ5とそれに連結した歯車群6から
なり、歯車群6の最終歯車10に感光体ドラム2の駆動
歯車11が連結している。
像出力機器の全体を示す。この電子写真画像出力機器3
1は内部に回転体としての感光体ドラム2,現像部3、
感光体ドラム2を駆動する駆動機構等が取り付けられて
いる。図2に感光体ドラム2と駆動機構4を示す。駆動
機構4は駆動用モータ5とそれに連結した歯車群6から
なり、歯車群6の最終歯車10に感光体ドラム2の駆動
歯車11が連結している。
【0017】図1に感光体ドラム2を示す。感光体ドラ
ム2は,側面に有機感光材料が塗布された円筒状のアル
ミニウム母材からなり、両端部にフランジ12が取り付
けられている。左右両フランジ12と駆動軸13とは固
定されておらず、駆動軸13に対して回転自在に嵌め合
わされている。駆動軸13は、軸受け21に回動自在に
支持されており、軸端に前述した駆動歯車11が取り付
けてある。
ム2は,側面に有機感光材料が塗布された円筒状のアル
ミニウム母材からなり、両端部にフランジ12が取り付
けられている。左右両フランジ12と駆動軸13とは固
定されておらず、駆動軸13に対して回転自在に嵌め合
わされている。駆動軸13は、軸受け21に回動自在に
支持されており、軸端に前述した駆動歯車11が取り付
けてある。
【0018】駆動軸13には、第一連結部材18がぴん
35で一体に固定してあり、この第一連結部材18と第
二連結部材19との間にばね20が取り付けられてい
る。第二連結部材19は、駆動軸13に回転自在であ
り、フランジ12にねじ36により固定されている。ば
ね20は、第一連結部材18と第二連結部材19の回転
方向の力を伝達し実質的に両者を連結するとともに、回
転方向にばね性を備え若干の撓みを許容するようになっ
ている。
35で一体に固定してあり、この第一連結部材18と第
二連結部材19との間にばね20が取り付けられてい
る。第二連結部材19は、駆動軸13に回転自在であ
り、フランジ12にねじ36により固定されている。ば
ね20は、第一連結部材18と第二連結部材19の回転
方向の力を伝達し実質的に両者を連結するとともに、回
転方向にばね性を備え若干の撓みを許容するようになっ
ている。
【0019】このように、感光体ドラム2と駆動軸13
とをばね20を介して連結したので、最終歯車10から
みた感光体ドラム2は回転方向の剛性、すなわちねじり
剛性が低下し固有振動数が低下される。したがって、駆
動機構4で発生した変動成分の周波数との関係で固有振
動数と変動成分とを分離させることができ、感光体ドラ
ム2の共振を防止でき、感光体ドラム2を速度変動を生
じさせることなく滑らかに回転させて出力される画像品
質を著しく向上させることができる。
とをばね20を介して連結したので、最終歯車10から
みた感光体ドラム2は回転方向の剛性、すなわちねじり
剛性が低下し固有振動数が低下される。したがって、駆
動機構4で発生した変動成分の周波数との関係で固有振
動数と変動成分とを分離させることができ、感光体ドラ
ム2の共振を防止でき、感光体ドラム2を速度変動を生
じさせることなく滑らかに回転させて出力される画像品
質を著しく向上させることができる。
【0020】更に、感光体ドラム2の剛性を小さくさせ
る構造変更の結果、感光体ドラム2の伝達ゲインが低下
できるので、最終歯車10からの速度変動が減衰されや
すくなり、より感光体ドラム2の回転速度の変動を抑え
ることができる。
る構造変更の結果、感光体ドラム2の伝達ゲインが低下
できるので、最終歯車10からの速度変動が減衰されや
すくなり、より感光体ドラム2の回転速度の変動を抑え
ることができる。
【0021】図3に他の実施例を示す。これは、カップ
リング22を用いたもので、カップリング22によって
フランジ12と駆動軸13とを連結している。カップリ
ング22は、第一固定部材23と第二固定部材24、お
よびこれら第一固定部材23と第二固定部材24の間に
設けられたゴム27からなっている。第一固定部材23
とゴム27、及び第二固定部材24とゴム27とは接着
剤等により互いに接着されており、第一固定部材23
は、駆動軸13にぴん35により固定され、第二固定部
材24はフランジ12にねじ36で固定されている。
リング22を用いたもので、カップリング22によって
フランジ12と駆動軸13とを連結している。カップリ
ング22は、第一固定部材23と第二固定部材24、お
よびこれら第一固定部材23と第二固定部材24の間に
設けられたゴム27からなっている。第一固定部材23
とゴム27、及び第二固定部材24とゴム27とは接着
剤等により互いに接着されており、第一固定部材23
は、駆動軸13にぴん35により固定され、第二固定部
材24はフランジ12にねじ36で固定されている。
【0022】したがって、上記実施例と同様最終歯車1
0と感光体ドラム2とを低剛性部材、すなわちゴム27
で連結したことと同じになり、共振を防止して、感光体
ドラム2を速度変動を生じさせることなく滑らかに回転
させて出力される画像品質を著しく向上させることがで
きる。加えて、感光体ドラム2の剛性を小さくさせる構
造変更の結果、感光体ドラム2の伝達ゲインが低下でき
るので、最終歯車10からの速度変動が減衰されやすく
なり、感光体ドラム2の回転速度の変動を抑えることが
できる。
0と感光体ドラム2とを低剛性部材、すなわちゴム27
で連結したことと同じになり、共振を防止して、感光体
ドラム2を速度変動を生じさせることなく滑らかに回転
させて出力される画像品質を著しく向上させることがで
きる。加えて、感光体ドラム2の剛性を小さくさせる構
造変更の結果、感光体ドラム2の伝達ゲインが低下でき
るので、最終歯車10からの速度変動が減衰されやすく
なり、感光体ドラム2の回転速度の変動を抑えることが
できる。
【0023】図4に他の実施例を示す。これは、駆動歯
車11から遠い側のフランジ12bを図5に示す様に細
いリブ14で形成し、回転方向の剛性を低くしたもの
で、駆動歯車11側のフランジ12aは駆動軸13に回
動自在にしてあり、このリブ12bは駆動軸13にぴん
35で連結してある。このようにしても、感光体ドラム
2の剛性を低下でき、固有振動数を下げて駆動機構4か
らの変動成分との共振を防止して回転速度を一定にでき
るとともに伝達ゲインを低下させたので滑らかに回転さ
せて出力される画像品質を著しく向上させることができ
る。
車11から遠い側のフランジ12bを図5に示す様に細
いリブ14で形成し、回転方向の剛性を低くしたもの
で、駆動歯車11側のフランジ12aは駆動軸13に回
動自在にしてあり、このリブ12bは駆動軸13にぴん
35で連結してある。このようにしても、感光体ドラム
2の剛性を低下でき、固有振動数を下げて駆動機構4か
らの変動成分との共振を防止して回転速度を一定にでき
るとともに伝達ゲインを低下させたので滑らかに回転さ
せて出力される画像品質を著しく向上させることができ
る。
【0024】更に、以上は回転体自身が感光体ドラム2
であったが、感光体ドラム2が回転体でなくともよく、
図7に示すように、ベルト状の感光体25を有し、この
感光体25を駆動する駆動ローラ26を本発明の回転体
とした画像出力装置でもよい。この場合においても、上
述した実施例を駆動ローラ26に用いることにより駆動
ローラ26を速度変動なく回転させることができ、した
がって感光体25を一定の速度で移送できるので、出力
する画像品質を著しく向上させることができる。
であったが、感光体ドラム2が回転体でなくともよく、
図7に示すように、ベルト状の感光体25を有し、この
感光体25を駆動する駆動ローラ26を本発明の回転体
とした画像出力装置でもよい。この場合においても、上
述した実施例を駆動ローラ26に用いることにより駆動
ローラ26を速度変動なく回転させることができ、した
がって感光体25を一定の速度で移送できるので、出力
する画像品質を著しく向上させることができる。
【0025】以上述べたように、回転体駆動系の剛性を
小さくすることにより固有振動数を下げることができ、
駆動系に伝達される速度変動の周波数と一致させないよ
うにしたので、感光体ドラム2、あるいは駆動ローラ2
6の共振を防止でき、更に、剛性を小さくしたので、感
光体ドラム2、もしくは駆動ローラ26の伝達ゲインが
低下し、速度変動が伝達されにくくなり、感光体ドラム
2、あるいは感光体25を速度変動を生じさせず一定の
速度で回転、あるいは移送でき、これにより画像品質を
著しく向上できる。更に、コンパクトな機構で実現でき
装置を小型化し、コストを下げることができ、またシス
テム全体の信頼性を著しく向上させることができる。
小さくすることにより固有振動数を下げることができ、
駆動系に伝達される速度変動の周波数と一致させないよ
うにしたので、感光体ドラム2、あるいは駆動ローラ2
6の共振を防止でき、更に、剛性を小さくしたので、感
光体ドラム2、もしくは駆動ローラ26の伝達ゲインが
低下し、速度変動が伝達されにくくなり、感光体ドラム
2、あるいは感光体25を速度変動を生じさせず一定の
速度で回転、あるいは移送でき、これにより画像品質を
著しく向上できる。更に、コンパクトな機構で実現でき
装置を小型化し、コストを下げることができ、またシス
テム全体の信頼性を著しく向上させることができる。
【0026】
【発明の効果】本発明の回転体駆動装置によれば、回転
体及びこの回転体を駆動する駆動軸からなる回転体駆動
系の剛性を下げることによりこれらの固有振動数を下げ
て、駆動モータ及びこれに連結する歯車の回転によって
発生する変動成分の周波数と一致しないように設定した
ので、回転体の共振が防止でき回転体を速度変動なく回
転させることができる。また、駆動系の伝達ゲインを下
げることができ、変動の伝達を抑えより回転体の速度変
動を小さくすることができる。その結果、画像品質、特
に書き込み系の副走査方向に発生する段ムラ、ピッチム
ラと呼ばれる画像ムラが低減し、画像品質の著しい向上
が得られた。又、従来技術では機構が複雑で大型化して
いた装置を、簡単でコンパクトな機構により実現でき、
且つこのことによりコストダウンが図れた。更に、機構
が簡素化したことにより、システム全体の信頼性を著し
く向上できた。
体及びこの回転体を駆動する駆動軸からなる回転体駆動
系の剛性を下げることによりこれらの固有振動数を下げ
て、駆動モータ及びこれに連結する歯車の回転によって
発生する変動成分の周波数と一致しないように設定した
ので、回転体の共振が防止でき回転体を速度変動なく回
転させることができる。また、駆動系の伝達ゲインを下
げることができ、変動の伝達を抑えより回転体の速度変
動を小さくすることができる。その結果、画像品質、特
に書き込み系の副走査方向に発生する段ムラ、ピッチム
ラと呼ばれる画像ムラが低減し、画像品質の著しい向上
が得られた。又、従来技術では機構が複雑で大型化して
いた装置を、簡単でコンパクトな機構により実現でき、
且つこのことによりコストダウンが図れた。更に、機構
が簡素化したことにより、システム全体の信頼性を著し
く向上できた。
【図1】感光体ドラムの実施例を示す断面図である。
【図2】本発明にかかる回転体駆動系を示す斜視図であ
る。
る。
【図3】感光体ドラムの他の実施例を示す断面図であ
る。
る。
【図4】感光体ドラムの他の実施例を示す断面図であ
る。
る。
【図5】フランジを示す正面図である。
【図6】本発明にかかる電子写真画像出力機器を示す断
面図である。
面図である。
【図7】本発明にかかる電子写真画像出力機器を示す断
面図である。
面図である。
【図8】従来の感光体の速度変動のパワースペクトルを
示すグラフである。
示すグラフである。
【図9】従来の感光体駆動系の伝達関数を示すグラフで
ある。
ある。
【図10】従来の感光体の速度変動パワースペクトルと
感光体駆動系の伝達関数を合わせ示したグラフである。
感光体駆動系の伝達関数を合わせ示したグラフである。
【図11】固有振動数を大きくした場合の感光体駆動系
の伝達関数と感光体の速度変動パワースペクトルとを合
わせ示したグラフである。
の伝達関数と感光体の速度変動パワースペクトルとを合
わせ示したグラフである。
【図12】固有振動数を小さくした場合の感光体駆動系
の伝達関数と感光体の速度変動パワースペクトルとを合
わせ示したグラフである。
の伝達関数と感光体の速度変動パワースペクトルとを合
わせ示したグラフである。
【図13】各駆動系の伝達関数のピークの値を示すグラ
フである。
フである。
2 感光体ドラム 11 駆動歯車 12 フランジ 13 駆動軸 25 感光体 26 駆動ローラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 1/31 9186−5C
Claims (2)
- 【請求項1】 回転体及び当該回転体を回転させるため
の駆動軸からなる駆動系と、当該駆動系を回転させるた
めのモータ及び駆動伝達系とを有する画像形成出力装置
において、当該駆動系の共振を回避するために、 【数1】 (但し、ω:駆動系の固有振動数、K:駆動系のねじり
剛性、I:慣性モーメント)で表される前記駆動系のね
じり剛性Kを低くすることによって、前記駆動系の固有
振動数ωを低くした駆動系を有することを特徴とする画
像形成出力装置。 - 【請求項2】 前記駆動軸と前記回転体とを弾性または
粘弾性要素を含む弾性部材で連結した請求項1に記載の
画像形成出力装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4308096A JPH06133122A (ja) | 1992-10-21 | 1992-10-21 | 画像形成出力装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4308096A JPH06133122A (ja) | 1992-10-21 | 1992-10-21 | 画像形成出力装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06133122A true JPH06133122A (ja) | 1994-05-13 |
Family
ID=17976819
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4308096A Pending JPH06133122A (ja) | 1992-10-21 | 1992-10-21 | 画像形成出力装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06133122A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07319328A (ja) * | 1994-05-30 | 1995-12-08 | Nec Corp | 感光体ドラムの防振装置 |
EP0896258A1 (en) * | 1997-08-05 | 1999-02-10 | Sharp Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus |
JP2006258175A (ja) * | 2005-03-16 | 2006-09-28 | Nissan Motor Co Ltd | 歯車群を備えた装置、歯車装置、及び歯車装置の設計方法 |
JP2012212021A (ja) * | 2011-03-31 | 2012-11-01 | Konica Minolta Business Technologies Inc | 像担持体駆動装置及びこれを備えた画像形成装置 |
JP5494878B1 (ja) * | 2013-09-17 | 2014-05-21 | 富士ゼロックス株式会社 | 画像形成ユニット、画像形成装置 |
-
1992
- 1992-10-21 JP JP4308096A patent/JPH06133122A/ja active Pending
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07319328A (ja) * | 1994-05-30 | 1995-12-08 | Nec Corp | 感光体ドラムの防振装置 |
EP0896258A1 (en) * | 1997-08-05 | 1999-02-10 | Sharp Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus |
US6044242A (en) * | 1997-08-05 | 2000-03-28 | Sharp Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus with dynamic vibration reduction |
KR100285076B1 (ko) * | 1997-08-05 | 2001-03-15 | 마찌다 가쯔히꼬 | 이미지형성장치 |
JP2006258175A (ja) * | 2005-03-16 | 2006-09-28 | Nissan Motor Co Ltd | 歯車群を備えた装置、歯車装置、及び歯車装置の設計方法 |
JP2012212021A (ja) * | 2011-03-31 | 2012-11-01 | Konica Minolta Business Technologies Inc | 像担持体駆動装置及びこれを備えた画像形成装置 |
US8787793B2 (en) | 2011-03-31 | 2014-07-22 | Konica Minolta Business Technologies, Inc. | Image carrier driver and image forming apparatus with damper configured to attenuate oscillation associated with power transmission |
JP5494878B1 (ja) * | 2013-09-17 | 2014-05-21 | 富士ゼロックス株式会社 | 画像形成ユニット、画像形成装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20020402 |