JPH0613094Y2 - 盤状物用手提げ袋 - Google Patents
盤状物用手提げ袋Info
- Publication number
- JPH0613094Y2 JPH0613094Y2 JP1987156892U JP15689287U JPH0613094Y2 JP H0613094 Y2 JPH0613094 Y2 JP H0613094Y2 JP 1987156892 U JP1987156892 U JP 1987156892U JP 15689287 U JP15689287 U JP 15689287U JP H0613094 Y2 JPH0613094 Y2 JP H0613094Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- film
- handbag
- bag
- tape
- opening
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 17
- 230000002787 reinforcement Effects 0.000 claims description 13
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 claims description 5
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 8
- 230000004927 fusion Effects 0.000 description 5
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical compound [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 4
- 238000005520 cutting process Methods 0.000 description 4
- 238000000034 method Methods 0.000 description 4
- 238000004080 punching Methods 0.000 description 3
- 239000004576 sand Substances 0.000 description 3
- 235000009508 confectionery Nutrition 0.000 description 2
- 238000005034 decoration Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 229910052742 iron Inorganic materials 0.000 description 2
- 239000002985 plastic film Substances 0.000 description 2
- 229920006255 plastic film Polymers 0.000 description 2
- 239000004698 Polyethylene Substances 0.000 description 1
- 239000012141 concentrate Substances 0.000 description 1
- 235000013305 food Nutrition 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 239000000155 melt Substances 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 description 1
- -1 polyethylene Polymers 0.000 description 1
- 229920000573 polyethylene Polymers 0.000 description 1
- 239000002994 raw material Substances 0.000 description 1
- 229920001169 thermoplastic Polymers 0.000 description 1
- 229920005992 thermoplastic resin Polymers 0.000 description 1
- 239000004416 thermosoftening plastic Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Bag Frames (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は盤状物用手提げ袋に関する。
一般に、すし、弁当、和菓子、洋菓子、デコレーション
ケーキなどの盤状の折詰めまたは箱は水平に保持したま
まで持ち運ぶ必要がある。
ケーキなどの盤状の折詰めまたは箱は水平に保持したま
まで持ち運ぶ必要がある。
本考案は盤状の物品を水平に保持して持ち運びのできる
手提げ袋に関するものである。
手提げ袋に関するものである。
[従来の技術] 通常の手提げ袋は品物を収納する袋体部が縦長であり、
前記にような崩れやすい内容物の箱などを持ち運ぶのに
は適していない。
前記にような崩れやすい内容物の箱などを持ち運ぶのに
は適していない。
このような場合、ふろしきを使用したり、箱等に紐かけ
をし、中央部から紐で吊るして、持ち運んでいるのが普
通である。しかし、これらの方法を品物の販売の際に用
いることは、紐かけ操作に手間どったりまたはふろしき
の経費の点から適当でない。さらに、紐かけをした箱の
上面の中央部でのみ吊り下げられているので、内容物の
重さに偏りがあるときは、箱が傾く欠点がある。
をし、中央部から紐で吊るして、持ち運んでいるのが普
通である。しかし、これらの方法を品物の販売の際に用
いることは、紐かけ操作に手間どったりまたはふろしき
の経費の点から適当でない。さらに、紐かけをした箱の
上面の中央部でのみ吊り下げられているので、内容物の
重さに偏りがあるときは、箱が傾く欠点がある。
本考案者らは持ち運ぶときに傾く欠点のない、かつ、製
造工程が簡単な盤状物用手提げ袋をすでに提案している
(実開昭59-60916号公報)。
造工程が簡単な盤状物用手提げ袋をすでに提案している
(実開昭59-60916号公報)。
しかしながら、ここで提案した袋は、比較的重い品物を
入れて吊り下げたとき、手提部のフイルムを固定してい
る周辺部が破損しやすい欠点を有していた。
入れて吊り下げたとき、手提部のフイルムを固定してい
る周辺部が破損しやすい欠点を有していた。
すなわち、当該袋は品物の納入を容易にするため、開口
部の縁に対して横方向の寸法を品物の横巾より相当大き
くする必要がある。一方、当該袋の縦方向の寸法は品物
の縦巾に対して、それほど余裕を持たせなくても品物を
容易に納入できる。その結果、当該袋に品物を入れて吊
り下げたとき、手提げ部フイルムの固定されている縦周
辺部に力が集中しやすい。しかも通常、この固定部分は
融断工程により製作されることが多いので強度が小さ
い。かくて、当該袋は品物を吊下げたときに縦周辺固定
部が破損しやすい欠点を有していた。
部の縁に対して横方向の寸法を品物の横巾より相当大き
くする必要がある。一方、当該袋の縦方向の寸法は品物
の縦巾に対して、それほど余裕を持たせなくても品物を
容易に納入できる。その結果、当該袋に品物を入れて吊
り下げたとき、手提げ部フイルムの固定されている縦周
辺部に力が集中しやすい。しかも通常、この固定部分は
融断工程により製作されることが多いので強度が小さ
い。かくて、当該袋は品物を吊下げたときに縦周辺固定
部が破損しやすい欠点を有していた。
これに対して、本考案者は、さらに、盤状の袋体部と該
袋体部を水平に保持し得る手提げ部とからなるプラスチ
ックフイルム製手提げ袋であって、前記従来の手提げ袋
の手提げ部のフイルムテープと袋体部の開口部フイルム
を、手提げ部分を囲む4箇所で融着固定する方法を提案
したが(実開昭59-156520号公報)、この場合でも、内
容物の重量が大きいときは、今度は融着固定した手提げ
部分の融着固定部の端部に力が集中して、該融着端部が
破壊される欠点がある。
袋体部を水平に保持し得る手提げ部とからなるプラスチ
ックフイルム製手提げ袋であって、前記従来の手提げ袋
の手提げ部のフイルムテープと袋体部の開口部フイルム
を、手提げ部分を囲む4箇所で融着固定する方法を提案
したが(実開昭59-156520号公報)、この場合でも、内
容物の重量が大きいときは、今度は融着固定した手提げ
部分の融着固定部の端部に力が集中して、該融着端部が
破壊される欠点がある。
[考案が解決しようとする問題点] 本考案は手提げ部の強度をさらに補強した盤状物用手提
げ袋を提供することを目的とする。
げ袋を提供することを目的とする。
[問題点を解決するための手段] 本考案者は、前記提案の手提げ袋の融着固定の形をいろ
いろ製作し、その形と強度との関係を鋭意研究した結
果、問題の手提げ部分のフイルムテープの融着固定を外
に凸の弧形状にして、該テープのほぼ全幅に亙って融着
固定すれば、手提げ袋の強度が飛躍的に向上することを
見出し、本考案をなすに至った。
いろ製作し、その形と強度との関係を鋭意研究した結
果、問題の手提げ部分のフイルムテープの融着固定を外
に凸の弧形状にして、該テープのほぼ全幅に亙って融着
固定すれば、手提げ袋の強度が飛躍的に向上することを
見出し、本考案をなすに至った。
すなわち、本考案は、盤状の袋体部と該体部を水平に保
持し得る手提げ部とからなるフイルム製手提げ袋であっ
て、該袋体部の上面の中心線に沿って左右に開く開口部
を設け、該開口部の左右の縁それぞれに沿って袋体部の
一方の周辺から対向する他方の周辺に手提げ部を構成す
る2本のテープ状フイルムを架けて、各々のテープ状フ
イルムの両端を袋体部の周辺部に固定し、該左右2本の
テープ状フイルムの片方の側縁と開口部の縁とを左右そ
れぞれ別々に固定したものにおいて、左右の該テープ状
フイルムの端末部と左右のテープ状フイルムの中心部と
の中間の位置計4箇所のそれぞれに、該テープ状フイル
ムと開口部の縁を構成するフイルムとを一体的に融着固
定することにより形成される手提補強部において、該融
着補強部を中央に向かって凸の弧形状に設けた盤状物用
手提げ袋を提供する。
持し得る手提げ部とからなるフイルム製手提げ袋であっ
て、該袋体部の上面の中心線に沿って左右に開く開口部
を設け、該開口部の左右の縁それぞれに沿って袋体部の
一方の周辺から対向する他方の周辺に手提げ部を構成す
る2本のテープ状フイルムを架けて、各々のテープ状フ
イルムの両端を袋体部の周辺部に固定し、該左右2本の
テープ状フイルムの片方の側縁と開口部の縁とを左右そ
れぞれ別々に固定したものにおいて、左右の該テープ状
フイルムの端末部と左右のテープ状フイルムの中心部と
の中間の位置計4箇所のそれぞれに、該テープ状フイル
ムと開口部の縁を構成するフイルムとを一体的に融着固
定することにより形成される手提補強部において、該融
着補強部を中央に向かって凸の弧形状に設けた盤状物用
手提げ袋を提供する。
本考案は盤状物用手提げ袋に用いるフイルムとしては、
熱可塑性プラスチックフイルム等が融着工程が適用でき
るので好適に使用することができる。
熱可塑性プラスチックフイルム等が融着工程が適用でき
るので好適に使用することができる。
本考案を実施例によりさらに詳細に説明する。第1図お
よび第2図は本考案のもっとも典型的な実施例である。
本実施例の盤状物用手提げ袋は熱可塑性樹脂フイルムに
より構成され、底面フイルム1、上面フイルム2および
手提げ部フイルム3とからなっている。これらのフイル
ムは1枚のフイルムを原材料として単にこれを折り曲げ
るだけで作られている。
よび第2図は本考案のもっとも典型的な実施例である。
本実施例の盤状物用手提げ袋は熱可塑性樹脂フイルムに
より構成され、底面フイルム1、上面フイルム2および
手提げ部フイルム3とからなっている。これらのフイル
ムは1枚のフイルムを原材料として単にこれを折り曲げ
るだけで作られている。
すなわち、第2図に示すように、底面フイルム1は袋体
部の左右の側周辺部4おいて折り曲げられて上面フイル
ム2と連続していて、さらに、上面フイルム2は左右の
開口縁5において折り曲げられて手提げ部フイルム3に
連続している。
部の左右の側周辺部4おいて折り曲げられて上面フイル
ム2と連続していて、さらに、上面フイルム2は左右の
開口縁5において折り曲げられて手提げ部フイルム3に
連続している。
本実施例の盤状物用手提げ袋は、このように折り曲げら
れたフイルムを第1図における上下の縦周辺部6におい
て底面フイルム1、上面フイルム2および手提げ部フイ
ルム3を融着し、左右の開口縁5の中央部の近辺に、そ
れぞれ、指穴7を設けてある。
れたフイルムを第1図における上下の縦周辺部6におい
て底面フイルム1、上面フイルム2および手提げ部フイ
ルム3を融着し、左右の開口縁5の中央部の近辺に、そ
れぞれ、指穴7を設けてある。
そして、縦周辺部6の手提げ部フイルム3が固定されて
いる所と手提げ部フイルム3の中央部との間に、それぞ
れ、本考案の改良点である手提補強部10を設けてい
る。この4か所の手提補強部10は手提げ部フイルム3
と上面フイルム2とを熱融着することにより形成してい
る。
いる所と手提げ部フイルム3の中央部との間に、それぞ
れ、本考案の改良点である手提補強部10を設けてい
る。この4か所の手提補強部10は手提げ部フイルム3
と上面フイルム2とを熱融着することにより形成してい
る。
この手提補強部10は、側周辺部4に対して凸の弧形状
の曲線上に形成されている。
の曲線上に形成されている。
本考案の改良点である曲線状手提補強部10は手提げ部
フイルムが袋体開口部に曲線的に融着固定されているの
で、融着固定線の末端にかかる力を平均的に融着固定曲
線全体に分散させるため、非常に手提補強部10の強度
が向上する。
フイルムが袋体開口部に曲線的に融着固定されているの
で、融着固定線の末端にかかる力を平均的に融着固定曲
線全体に分散させるため、非常に手提補強部10の強度
が向上する。
この効果を測定するために、盤状物手提げ袋に箱を入
れ、この箱に重りとして砂を入れ、50cmの長さの鉄棒
に手提げ部を通して、その中央に吊り下げ、該鉄棒の一
方を10cmの高さから鉄製支持台に落としてその衝撃に
よって手提げ部を破壊する試験をした。
れ、この箱に重りとして砂を入れ、50cmの長さの鉄棒
に手提げ部を通して、その中央に吊り下げ、該鉄棒の一
方を10cmの高さから鉄製支持台に落としてその衝撃に
よって手提げ部を破壊する試験をした。
盤状物手提げ袋として、第1図のような形態であってポ
リエチレンフイルム製の袋体部の平面寸法が30×40
cmの大きさのものを使用して、手提げ部テープの幅4cm
のものを使用した。
リエチレンフイルム製の袋体部の平面寸法が30×40
cmの大きさのものを使用して、手提げ部テープの幅4cm
のものを使用した。
全く同一のフイルムから製作した2個の盤状物手提げ袋
であって、一方が45度の角度の直線的な融着の手提補
強部を有し、他方は側周辺部に凸の弧形状の融着線と
し、その末端は前者の直線的融着補強部の末端と同じに
した。
であって、一方が45度の角度の直線的な融着の手提補
強部を有し、他方は側周辺部に凸の弧形状の融着線と
し、その末端は前者の直線的融着補強部の末端と同じに
した。
前者の直線的融着の補強部を有する手提げ部は、5kgの
砂重量で破壊されるが、後者の弧形状の融着補強部は、
砂重量を10kgにしても、破壊しなかった。
砂重量で破壊されるが、後者の弧形状の融着補強部は、
砂重量を10kgにしても、破壊しなかった。
このように手提補強部を曲線にすることによる手提げ部
の強度の向上は非常に顕著である。
の強度の向上は非常に顕著である。
そして、この手提補強部10の曲線の曲率及び傾斜は、
袋体の形状、収納物の種類により最適の態様を選択する
ことができる。
袋体の形状、収納物の種類により最適の態様を選択する
ことができる。
このため、本考案の盤状物用手提袋には相当重い品物を
いれても破損することがない。
いれても破損することがない。
本考案の手提補強部は、第1図のように、4箇所の位置
に対称的に設けるのがバランスの点で望ましい。
に対称的に設けるのがバランスの点で望ましい。
本考案の盤状物用手提げ袋を使用するときは、開口縁5
を左右に押し広げて、盤状の品物を袋体部に収納する。
このとき切り目11が設けてあるので品物が収納しやす
い。上面フイルム2と手提げ部フイルム3との間から左
右の指穴7に指を入れて吊り下げる。本考案の盤状物用
手提げ袋は手提げ部フイルム3と上面フイルム2が連続
的に固定されている上に、手提補強部10が設けられて
いるので、吊り下げの力が袋体部の左右の周辺部にも分
散するので、たとえ内容物の重さに偏りがあっても品物
は水平に保持される。さらに、中央に凸の弧曲線状の手
提補強部10は切り目11の破損を防ぐ効果も有してい
る。
を左右に押し広げて、盤状の品物を袋体部に収納する。
このとき切り目11が設けてあるので品物が収納しやす
い。上面フイルム2と手提げ部フイルム3との間から左
右の指穴7に指を入れて吊り下げる。本考案の盤状物用
手提げ袋は手提げ部フイルム3と上面フイルム2が連続
的に固定されている上に、手提補強部10が設けられて
いるので、吊り下げの力が袋体部の左右の周辺部にも分
散するので、たとえ内容物の重さに偏りがあっても品物
は水平に保持される。さらに、中央に凸の弧曲線状の手
提補強部10は切り目11の破損を防ぐ効果も有してい
る。
本考案の盤状物用手提げ袋の手提げ部フイルム3は品物
の重量に応じて、その巾を広くしたり、または2枚重
ね、3枚重ねにするなどの補強をすることもできる。
の重量に応じて、その巾を広くしたり、または2枚重
ね、3枚重ねにするなどの補強をすることもできる。
本考案の盤状物用手提げ袋を吊り下げるための指穴7は
袋体部の上面の中央部であって、開口縁5の折り目また
はその近辺に設けることができる。とくに、開口縁5の
折り目に設けるのが製造の際に折り目の部分を上から打
抜いてつくれるので便利である。この打抜きの際に底面
フイルム1を同時に打抜いても使用上不都合が生じない
ことが多い。この指穴7は開口縁5の折り目を単に切り
開いて作ることもできるが、この場合は切り目の末端に
力が集中するので指穴7が裂けやすい。上記のように、
左右の折り目の打抜きにより、左右の指穴7を楕円形状
に作る方が強度の点から望ましい。
袋体部の上面の中央部であって、開口縁5の折り目また
はその近辺に設けることができる。とくに、開口縁5の
折り目に設けるのが製造の際に折り目の部分を上から打
抜いてつくれるので便利である。この打抜きの際に底面
フイルム1を同時に打抜いても使用上不都合が生じない
ことが多い。この指穴7は開口縁5の折り目を単に切り
開いて作ることもできるが、この場合は切り目の末端に
力が集中するので指穴7が裂けやすい。上記のように、
左右の折り目の打抜きにより、左右の指穴7を楕円形状
に作る方が強度の点から望ましい。
本考案の手提げ袋において指穴7は便利ではあるが、必
ずしも必要でない。手提げ部フイルム3の幅がある程度
あれば、左右の手提げ部フイルム3の両側より指を差し
入れて袋を確実に吊り下げることができる。
ずしも必要でない。手提げ部フイルム3の幅がある程度
あれば、左右の手提げ部フイルム3の両側より指を差し
入れて袋を確実に吊り下げることができる。
本考案の袋体部は収納する品物に応じて、大きさ、形、
厚みを変えることができる。周辺の形状が八角形や円形
のものも製造工程で用いる袋体周辺を融断する熱刃の形
を変えるだけで容易に製造できる。
厚みを変えることができる。周辺の形状が八角形や円形
のものも製造工程で用いる袋体周辺を融断する熱刃の形
を変えるだけで容易に製造できる。
さらに、デコレーションケーキの箱のように厚みのある
品物を収納するときは、公知の角底袋を作る手法を応用
して本考案の盤状物用手提げ袋の袋体部を作ることがで
きる。すなわち、側周辺部4に第3図のような断面のガ
ゼット折り8を設け、第4図のように、上下各対のガゼ
ット折りの角の直角二等辺三角形の部分を融断線9の所
から融断処理によって切り取れば容易に作ることができ
る。このようにして製造した本考案の盤状物用手提げ袋
の斜視図を第5図に示めす。これに品物を入れるとき
は、開口部は第5図の縦周辺部の線6の所まで裂けるよ
うに開口するので、厚みのある品物でも容易に収納する
ことができる。
品物を収納するときは、公知の角底袋を作る手法を応用
して本考案の盤状物用手提げ袋の袋体部を作ることがで
きる。すなわち、側周辺部4に第3図のような断面のガ
ゼット折り8を設け、第4図のように、上下各対のガゼ
ット折りの角の直角二等辺三角形の部分を融断線9の所
から融断処理によって切り取れば容易に作ることができ
る。このようにして製造した本考案の盤状物用手提げ袋
の斜視図を第5図に示めす。これに品物を入れるとき
は、開口部は第5図の縦周辺部の線6の所まで裂けるよ
うに開口するので、厚みのある品物でも容易に収納する
ことができる。
次に、本考案の盤状物用手提げ袋が極めて容易に連続的
に製造できることを示めす。本考案の盤状物用手提げ袋
の典型的な製造工程はチューブ状のフイルムシートを公
知の方法により、断面が第6図のようなガゼット折りを
する。ついで、該ガゼット折りの上面中央部を切り開き
第7図のようなガゼット折りとする。底面フイルム1の
上と上面フイルム2との間にに金属板を挿入して、上方
から加熱した弧曲線状の熱刃を所定の位置に押し当てて
手提げ部フイルム3と上面フイルム2とを一体的に融着
して手提補強部10を作る。この工程の前後または同時
に、上方から刃型により一定の間隔毎に指穴7を打抜く
と第8図の平面図の形状の長尺のフイルム帯になる。最
後に縦周辺部6に相当する第8図の点線の所を熱刃によ
り、融断すれば、本考案の盤状物用手提げ袋は製造でき
る。
に製造できることを示めす。本考案の盤状物用手提げ袋
の典型的な製造工程はチューブ状のフイルムシートを公
知の方法により、断面が第6図のようなガゼット折りを
する。ついで、該ガゼット折りの上面中央部を切り開き
第7図のようなガゼット折りとする。底面フイルム1の
上と上面フイルム2との間にに金属板を挿入して、上方
から加熱した弧曲線状の熱刃を所定の位置に押し当てて
手提げ部フイルム3と上面フイルム2とを一体的に融着
して手提補強部10を作る。この工程の前後または同時
に、上方から刃型により一定の間隔毎に指穴7を打抜く
と第8図の平面図の形状の長尺のフイルム帯になる。最
後に縦周辺部6に相当する第8図の点線の所を熱刃によ
り、融断すれば、本考案の盤状物用手提げ袋は製造でき
る。
また、融断工程を先に行ない、切断された袋を多数枚重
ね、一度に打抜くこともできる。この場合は指穴7の打
抜きとともに底面フイルム1も同時に打抜かれるが、使
用上は、ほとんど支障はない。
ね、一度に打抜くこともできる。この場合は指穴7の打
抜きとともに底面フイルム1も同時に打抜かれるが、使
用上は、ほとんど支障はない。
[考案の効果] 本考案の盤状物用手提げ袋は製造が容易で、かつ、使用
の際に傾くことがなく、品物を安定して持ち運ぶことが
でき、かつ手提げ部の融着を中央に凸の弧曲線状にした
ことにより、全体を同一の厚さのフイルムにより製造す
る薄いプラスチックフイルム製袋の弱点である手提げ部
を著しく補強することができ、ひいては、これにより手
提げ袋全体のフイルムの厚さを減少することができる。
の際に傾くことがなく、品物を安定して持ち運ぶことが
でき、かつ手提げ部の融着を中央に凸の弧曲線状にした
ことにより、全体を同一の厚さのフイルムにより製造す
る薄いプラスチックフイルム製袋の弱点である手提げ部
を著しく補強することができ、ひいては、これにより手
提げ袋全体のフイルムの厚さを減少することができる。
その結果、経済性を要求される持ち帰り用の食品販売の
際などに広く用いられ、非常に有用である。
際などに広く用いられ、非常に有用である。
第1図は本考案の盤状物用手提げ袋の1実施例の平面図
であり、第2図はその断面図であり、第3図及び第4図
は、本考案の盤状物用手提げ袋の1態様の袋体部の側周
辺部の製造法を説明する図であり、第5図はその態様の
実施例の斜視図であり、第6図、第7図、第8図は本考
案の盤状物用手提げ袋の典型的な製造方法を説明する図
である。 図中の符号は、1…底面フイルム、2…上面フイルム、
3…手提げ部フイルム、4…側周辺部、5…開口縁、6
…縦周辺部、7…指穴、8…ガゼット折り、9…融断
線、10…手提補強部、11…切り目である。
であり、第2図はその断面図であり、第3図及び第4図
は、本考案の盤状物用手提げ袋の1態様の袋体部の側周
辺部の製造法を説明する図であり、第5図はその態様の
実施例の斜視図であり、第6図、第7図、第8図は本考
案の盤状物用手提げ袋の典型的な製造方法を説明する図
である。 図中の符号は、1…底面フイルム、2…上面フイルム、
3…手提げ部フイルム、4…側周辺部、5…開口縁、6
…縦周辺部、7…指穴、8…ガゼット折り、9…融断
線、10…手提補強部、11…切り目である。
Claims (2)
- 【請求項1】盤状の袋体部と該体部を水平に保持し得る
手提げ部とからなるフイルム製手提げ袋であって、該袋
体部の上面の中心線に沿って左右に開く開口部を設け、
該開口部の左右の縁それぞれに沿って袋体部の一方の周
辺から対向する他方の周辺に手提げ部を構成する2本の
テープ状フイルムを架けて、各々のテープ状フイルムの
両端を袋体部の周辺部に固定し、該左右2本のテープ状
フイルムの片方の側縁と開口部の縁とを左右それぞれ別
々に固定したものにおいて、左右の該テープ状フイルム
の端末部と左右のテープ状フイルムの中心部との中間の
位置計4箇所のそれぞれに、該テープ状フイルムと開口
部の縁を構成するフイルムとを一体的に融着固定するこ
とにより形成される手提補強部において、該融着補強部
を中央に向かって凸の弧形状に設けることを特徴とする
盤状物用手提げ袋。 - 【請求項2】開口部の左右の縁の中央部に指穴を設けた
ことを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項記載の
盤状物用手提げ袋。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987156892U JPH0613094Y2 (ja) | 1987-10-14 | 1987-10-14 | 盤状物用手提げ袋 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987156892U JPH0613094Y2 (ja) | 1987-10-14 | 1987-10-14 | 盤状物用手提げ袋 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0161043U JPH0161043U (ja) | 1989-04-18 |
JPH0613094Y2 true JPH0613094Y2 (ja) | 1994-04-06 |
Family
ID=31435844
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1987156892U Expired - Lifetime JPH0613094Y2 (ja) | 1987-10-14 | 1987-10-14 | 盤状物用手提げ袋 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0613094Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5239342A (en) * | 1975-09-23 | 1977-03-26 | Fujitsu Ltd | Ballot terminal device which can be remote tested |
JPS59156520U (ja) * | 1983-04-06 | 1984-10-20 | 松本 昌芳 | 盤状物用手提げ袋 |
-
1987
- 1987-10-14 JP JP1987156892U patent/JPH0613094Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0161043U (ja) | 1989-04-18 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
AU698626B2 (en) | Container having a rectangular base and its manufacturing | |
US4911560A (en) | Easy open bag | |
US5971613A (en) | Bag constructions having inwardly directed side seal portions | |
US4785938A (en) | Thermoplastic bag pack | |
US7753588B2 (en) | Bag, bag pack, and bag dispensing system | |
US4744200A (en) | Thermoplastic bag pack with single tab suspension | |
US4819806A (en) | Thermoplastic bag, bag pack and method of making the same | |
US5676467A (en) | Slitted plastic bag capable of holding flat, awkward objects | |
JPH0613094Y2 (ja) | 盤状物用手提げ袋 | |
JPH0235212Y2 (ja) | ||
JPH0215792Y2 (ja) | ||
JP2507719Y2 (ja) | 盤状物用手提げ袋 | |
JPS6311086Y2 (ja) | ||
JP4031075B2 (ja) | 盤状物用手提げ袋及びその製造方法 | |
JP2578336B2 (ja) | 手提げ袋の製造方法 | |
JPH0313204Y2 (ja) | ||
JP3424977B2 (ja) | 手提袋の連続製造方法 | |
JPH0619477Y2 (ja) | 手提げ部を一体的に形成した包装袋 | |
JP2600699Y2 (ja) | 盤状物用手提げ袋 | |
JPH0618903Y2 (ja) | 盤状物用手提げ袋 | |
JP3784471B2 (ja) | 盤状物用手提げ袋及びその製造方法 | |
JP2672765B2 (ja) | 包装用袋およびその製造方法およびその使用方法 | |
JP3350206B2 (ja) | 手提袋の製造方法 | |
JP3359721B2 (ja) | 手提袋の製造方法 | |
JPH0511172Y2 (ja) |