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JPH06128787A - 多孔質ニッケル電極及びその製造法 - Google Patents

多孔質ニッケル電極及びその製造法

Info

Publication number
JPH06128787A
JPH06128787A JP4277288A JP27728892A JPH06128787A JP H06128787 A JPH06128787 A JP H06128787A JP 4277288 A JP4277288 A JP 4277288A JP 27728892 A JP27728892 A JP 27728892A JP H06128787 A JPH06128787 A JP H06128787A
Authority
JP
Japan
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nickel
substrate
electrode
sodium
dissolving
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4277288A
Other languages
English (en)
Inventor
Maritsuto Uiriamu
マリット ウィリアム
Toshihiko Yamagishi
敏彦 山岸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP4277288A priority Critical patent/JPH06128787A/ja
Publication of JPH06128787A publication Critical patent/JPH06128787A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01MPROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
    • H01M4/00Electrodes
    • H01M4/02Electrodes composed of, or comprising, active material
    • H01M4/64Carriers or collectors
    • H01M4/70Carriers or collectors characterised by shape or form
    • H01M4/80Porous plates, e.g. sintered carriers
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Electrochemistry (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Electrolytic Production Of Metals (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ニッケルの利用率が30重量%を越えるよう
な、ナトリウム−塩化ニッケル電気化学電池中で使用す
るための多孔質ニッケル電極を得ること。 【構成】 多孔質ニッケル電極が、Zn、Cd、B、A
l、Ga、In、Si、Ge、Sn、P、As、Sb、
Biおよび希土類元素(Yを含む)の一つあるいは複数
の元素でニッケルの基板の表面を合金化し、さらに大部
分の、あるいは全ての合金の元素が溶解し、ニッケル基
板はまったくか、あるいは殆ど溶解しないように処理す
ることで形成される。 【効果】 塩化ナトリウムの溶融点(801゜C)より
若干低い温度において、還元性雰囲気中で焼結されたニ
ッケル−塩化ナトリウム焼結体の電極と比較した場合、
本発明に係る多孔質ニッケル電極は活物質の一層高利用
率化をもたらし、その結果、電気化学的電池が一層高い
全体的エネルギー密度を持つに到る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、主にナトリウム−塩化
ニッケル電池において正極材料として機能する多孔質ニ
ッケル電極及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】高温型の二次電池であるナトリウム−塩
化ニッケル電池は、エネルギー密度及び出力密度が高い
という特徴を有し、電気自動車あるいは電力平滑用二次
電池として注目されている。ナトリウム−塩化ニッケル
電池(米国特許No.4546055)は、電池の動作
温度では溶融しているナトリウム負極と、同様に電池の
作動温度では溶融している塩化アルミニウムナトリウム
の溶融塩電解質と、溶融塩電解質を含浸した塩化ニッケ
ルが含有している正極、及び負極と溶融塩電解質の間に
あり溶融塩電解質から負極を隔離するナトリウムイオン
伝導性である固体電解質から構成される。塩化アルミニ
ウムナトリウムの溶融塩電解質では、電解質中のナトリ
ウムイオンとアルミニウムイオンの比率は、溶融塩電解
質が含浸している正極活物質の溶解度を最小値もしくは
最小値に近い値にすべく適当に設定される。代表的なナ
トリウムイオン伝導性である固体電解質には、アルミニ
ウム酸ナトリウムの一種のβ”−アルミナがある。正極
は、塩化ニッケルが分散されており、良好な電気伝導
性、電解質浸透性を有する多孔質マトリックスである。
ナトリウム塩化ニッケル電池の代表的な構造を図1に示
す。101は、負極の集合体として機能する金属性の容
器。102は溶融ナトリウム。103はナトリウムイオ
ン伝導性固体電解質。104は、溶融塩化アルミニウム
ナトリウム。105はニッケルと塩化ニッケルの多孔質
複合体。106は負極と正極の集電体を絶縁している電
気絶縁性のセラミックス材料。107は正極の集電体。
【0003】正極のマトリックスは、電解質のナトリウ
ムイオンが正極活物質に近づくのを可能ならしめる適当
な電気伝導物質である。マトリックスの中に分散されて
いる塩化ニッケルは、細分された粒子形状であっても良
く、また微粒子もしくは薄層としてマトリックスに付着
していても良い。活物質として塩化ニッケルはマトリッ
クスから剥離されていないことが好ましい。
【0004】正極を含有する塩化ニッケルの最も一般的
な形においてはマトリックスは塩化ニッケルの活物質の
放電物であるニッケル金属で構成される。多孔質ニッケ
ル正極マトリックスを完全なナトリウム−塩化ニッケル
電池の1部として充電した時、ニッケルマトリックスの
表面層は電気化学的に変換され、塩化ニッケルの電気絶
縁層となる。塩化ニッケル層の厚さは、物理的に限界が
ある。というのは、溶融塩電解質が塩化ニッケル層を透
過し、未反応なニッケル表面部分へ拡散する速度が塩化
ニッケル層の厚さが増すにつれて極端にゆっくりとなる
からである。充電された正極が放電された時、薄い塩化
ニッケル層は再びニッケルに変換される。
【0005】電気化学的実験によると、平たん仕上げの
ニッケル線上に形成された塩化ニッケル層の最大厚さ
は、ほぼ2000Åと見積られる。多孔質ニッケル正極
マトリックスの単位重量あたりの表面積が小さいため
に、ニッケルの大部分は活物質として使用されず、ただ
集電体としてのみ使用される。高ニッケル利用率の正極
を得るためには、多孔質ニッケル正極マトリックスの単
位重量あたりの表面積を最大にする必要がある。理想的
な多孔質ニッケル正極マトリックスにおいては、正極を
満充電した場合、必要最小限に薄いニッケルの伝導性骨
格を残し、その他のニッケルは全て塩化ニッケルに変換
される。
【0006】電気車両輸送及び電力平滑化用電池は、高
エネルギー密度を有していなくてはならない。ナトリウ
ム−塩化ニッケル電池に含有される多孔質ニッケル正極
マトリックスにおいて、ニッケル利用率と電池全体のエ
ネルギー密度との関係は、米国エネルギー庁(DOE)
との契約に基づいて行われたシミュレーション研究の1
部として計算されてきた。DOEレポートNo.CHH
10406−T2によると、ニッケル利用率が30%か
ら40%に増加するとマルチチューブ電池セルにとって
エネルギー密度は25%増加する。同様の改良が実際の
電池設計にも期待できる。
【0007】ナトリウム−塩化ニッケル電池においては
活性塩化ニッケルを有する正極に電気化学的に変換され
得る多孔質ニッケル正極マトリックスを製造するいくつ
かの方法が報告されている。米国特許No.45296
76によると、ニッケルあるいはNi3B のようなニッ
ケルの化合物をたとえば水素の還元雰囲気下で焼結する
ことによりマトリックスは形成される。また米国特許N
o.4529676によると、マトリックスは、1)ニ
ッケルあるいはニッケル化合物と有機バインダーの混合
物を加圧成形し、2)混合物を400°C以上で加熱し
てバインダーを分解することにより形成される。さらに
米国特許No.4529676によると、マトリックス
は細かく粉砕された塩化ナトリウムとニッケルもしくは
ニッケル化合物を混合し、混合物を還元雰囲気下で焼結
することにより形成される。米国特許No.47724
49によると、マトリックスは、1)ニッケルの粒子を
酸化雰囲気下で450〜550゜Cに加熱し、粒子を部
分的に酸化させ、互いに付着させ、単一の多孔質マトリ
ックスの形状とする、2)酸化マトリックスを還元雰囲
気下で750〜790゜Cに加熱し、単一マトリックス
の形成中に生成された酸化物を還元し、3)還元された
マトリックスを塩化アルミニウムナトリウムの溶融塩電
解質中に分散された塩化ナトリウムで含浸することによ
り形成される。また同特許によれば、前記1)の工程の
前に塩化ナトリウムとニッケル粉を混合する工程を付加
する方法でも多孔質マトリックスは形成できる。これら
の方法により、多孔質ニッケル正極マトリックスは得ら
れ、ほぼ100Wh/kgという高エネルギー密度を有
する作動セルに組み込まれる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】以上説明した焼結ニッ
ケル電極での電気化学的に利用可能なニッケルの量は、
全含有ニッケル量の最大28%に過ぎないと報告されて
いる。他のいくつかのタイプの電池に比し、ナトリウム
−塩化ニッケル電池における焼結ニッケルの28%の利
用率は、際だって低い。例えば、亜鉛−オキシ水酸化ニ
ッケル電池においては、46%のニッケル利用率が実現
されている。他の例として、亜鉛−酸化銀電池において
は、50%の銀利用率が実現されている。また鉄−空気
電池においては、65%の鉄利用率が実現されている。
【0009】上述のタイプの焼結ニッケル電極における
低ニッケル利用率には、主に2つの原因が考えられる。
第一因に、隣接するニッケル粒子粉間の金属結合が貧弱
で、従って、電気的接触もそれに応じて貧弱であること
が考えられる。最初から電極体より電気的に絶縁されて
いるニッケル粉あるいは、電極が充電と放電を繰り返す
うちに絶縁されてしまったニッケル粉は、電気化学的に
は利用不可能である。第二因に、多孔質ニッケルマトリ
ックスの単位重量あたりの表面積が小さいことが考えら
れる。
【0010】ニッケル利用率が28%の焼結電極では、
焼結前に、微粉末の塩化ナトリウムと微粉末のニッケル
粉を一様に混合する。塩化ナトリウムを焼結前に添加し
ない焼結電極に関しては、ニッケル利用率は、かなり低
い。塩化ナトリウムを含まない焼結電極は塩化ナトリウ
ムを含む焼結電極に比し、隣接のニッケル粉の間の金属
結合の度合いは、同等かそれ以上であるべきと予測され
る。従って、塩化ナトリウムの機能は、焼結時の単位重
量あたりのニッケルの表面積の損失を防止する孔を形成
することにあると考えられる。
【0011】一観点からは、塩化ナトリウムは、ナトリ
ウム−塩化ニッケル電池の放電生成物であり、電池に有
害の影響を与えないので、焼結ニッケル電極の孔を形成
するのに有効な材料である。また、充電および放電のサ
イクルにおいて、塩化ナトリウムは部分的に溶融塩電解
質中に溶解する。塩化ナトリウムの融点(801゜C)
は相対的に低いので、ニッケルおよび塩化ナトリウムの
混合物の焼結温度は800゜C以下に制限される。ニッ
ケルと塩化ナトリウムの混合物が塩化ナトリウムの融点
より高い温度で焼結されると、塩化ナトリウムが溶融
し、混合より部分的に分離し、多孔質構造の破壊をもた
らす。一般に、塩化ナトリウムの融点より高い温度で焼
結された混合物は、塩化ナトリウムの融点より低い温度
で焼結された混合物と比し、低いニッケル利用率を有す
る。
【0012】一般に金属粉の焼結は、焼結される金属粉
の絶対融点の0.70〜0.95倍の温度範囲で最適に
実行される。ニッケルに関しては、最適焼結温度範囲
は、ほぼ935〜1365゜Cである。塩化ナトリウム
およびニッケルの混合物の焼結温度(800゜C以下)
がこの温度範囲より低く、塩化ナトリウムおよびニッケ
ルの混合物の焼結の度合いは低いことが予想される。従
って、隣接するニッケル粉の金属結合は貧弱となる。既
述のように、これが焼結ニッケル電極におけるニッケル
利用率の低さを説明する二つの理由の一つである。
【0013】28%のニッケル利用率が得られる焼結電
極では、2m2/g の単位重量あたりの最大表面積を有
するニッケル粉が使用されている。焼結処理の性質上、
焼結体の単位重量あたりの表面積は、出発材料である粉
末のそれより通常小さくなる。塩化ナトリウムの融点
(801゜C)より低い温度で焼結された塩化ナトリウ
ムおよびニッケルの混合物において、約0.2m2/g
の単位重量あたりの表面積を有する焼結体が通常得られ
る。2m2/g より大きい単位重量あたりの表面積を有
する粉末出発材料を使用しても、焼結体における単位重
量あたりの表面積を有効に向上させることは望めない。
事実、一般的には単位重量あたりの表面積がより大きい
粉末を使用すると、隣接する粉末間の金属結合は容易と
なり、単位重量あたりの表面積の損失はより大きくな
る。上述の如く、焼結ニッケル電極の単位重量あたりの
表面積の小ささがニッケルの低利用率をもたらす思われ
る二つの主な原因の一つである。
【0014】ナトリウム−塩化ニッケル電池以外の電池
において使用される多孔質ニッケルの成形法としては前
述とは別のいくつかの方法がある。代表的な製造方法
は、電気めっき法、フェルト法、鋳造法などである。こ
れらの方法で形成された多孔質ニッケルは、フィルタ
ー、電磁遮蔽、触媒および火炎防止装置に応用できる。
上述の焼結法によって形成された多孔質ニッケルに比
し、その他の方法によって形成された基板の空孔率およ
び平均直径は、相当大きい。空孔率は、焼結電極の30
〜50%に比し、30〜98%である。同様に、空孔の
平均直径は、焼結電極の2000Å〜20μmに比し、
10μm〜2mmである。しかし、焼結法以外の方法で
形成された多孔質ニッケル基板の単位重量あたりの表面
積は、焼結法によって形成された基板のそれより非常に
小さくなる。電気めっき法により形成された基板の表面
積の値は、0.001〜0.020m2/g の範囲にあ
ると報告されている。従って、焼結法以外の方法によっ
て形成される多孔質ニッケル基板を、ナトリウム−塩化
ニッケル電池にて電極として使用する場合、非常に低い
ニッケル利用率しか得られない。ニッケル利用率の代表
的な値は、10%より小さい。
【0015】故に本発明の目的は、上述の問題点を解決
し、30%を越えるニッケル利用率を有する多孔質ニッ
ケル正極マトリックス電極を製造することである。上述
したように、ニッケル利用率の増加はナトリウム−塩化
ニッケル電池の全エネルギー密度の増加を直接もたらす
ものである。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明は、空孔の平均直
径が10μm以上であり、空孔率が50%以上である多
孔質ニッケル基板を、1)Zn、Cd、B、Al、G
a、In、Si、Ge、Sn、P、As、Sb、Biお
よび希土類元素(Yを含む)のより選択された一つある
いは複数の元素で基板をコーティングすること、2)表
面に合金を形成するためにコーティングされた基板を熱
処理すること、3)大部分の、あるいは全ての合金の元
素が溶解し、ニッケル基板はまったくか、あるいは殆ど
溶解しないように、表面合金化された基板をエッチング
し製造することを特徴とする。得られる多孔質ニッケル
電極は、空孔の平均直径が10μm以上であり、空孔率
が50%以上であり、単位重量あたりの表面積は0.3
2/g 以上であることを特徴とする。この多孔質ニッ
ケル電極がナトリウム−塩化ニッケル電気化学的セルに
用いられた時、電気化学的に利用できるニッケル量は3
0%を越える。
【0017】
【作用】ナトリウム−塩化ニッケル電池に使用される多
孔質ニッケル電極は、高いニッケル利用率を得るため
に、隣接する微粉間で良好な金属結合を有し、大きい単
位重量あたりの表面積を有しなければならない。高ニッ
ケル利用率は、ナトリウム−塩化ニッケル電池でのエネ
ルギー密度を増加させるために必要である。多孔質ニッ
ケル電極を形成するための現在の方法は、焼結法、電気
めっき法、フェルト法、鋳造法などがある。相対的に低
い温度でなされる焼結法で形成された電極では、その単
位重量あたりの表面積は、低めであり、隣接する微粉の
間の金属結合は、弱い。高温での焼結は、金属結合を改
善するも、単位重量あたりの表面積は、さらに減少す
る。電気めっき法、フェルト法および鋳造法にて形成さ
れる電極は、良好な金属結合をもたらすが、単位重量あ
たりの表面積は、焼結法によって形成される電極のそれ
よりは小さくなる。本発明においては、隣接した微粉間
の優れた金属結合と、小さい単位重量あたりの表面積と
を有する多孔質ニッケル基板を、その優れた金属結合は
維持したまま単位重量あたりの表面積は大幅に増加する
ように、表面処理する。表面処理のために、多孔質ニッ
ケル基板を、Zn、Cd、B、Al、Ga、In、S
i、Ge、Sn、P、As、Sb、Biおよび希土類元
素(Yを含む)より選択されたの一つあるいは複数の元
素で表面をコーティング・合金化し、大部分の、あるい
は全ての合金の元素が溶解し、ニッケル基板はまったく
か、あるいは殆ど溶解しないようにエッチングする。合
金元素の選択的溶解の効果は、単位重量あたりの表面積
の大幅な増加としてあらわれる。合金化は、多孔質ニッ
ケル基板の表面に限定されるので、隣接した微粉間の優
れた金属結合は維持される。その結果、本発明を使用す
ると、電気化学的に利用できるニッケルが30%を越え
る多孔質ニッケル電極を製造し得る。
【0018】
【実施例】
(実施例1)多孔質ニッケル基板(住友電工製CELM
ET#6)を280゜Cに熱せられた溶融ビスマスに浸
漬することで基板上に均質にビスマスをコーティングし
た。ニッケル基板CELMET#6は、空孔の平均直径
0.5mm、空孔率95%であった。コーティングした
基板においてニッケルに対するビスマスの平均重量比
は、0.3であった。コーティングした基板を440゜
Cのアルゴン雰囲気の炉で4分間加熱した。室温まで冷
却した後、コーティングした基板を25゜Cの濃硝酸で
2時間処理した。エッチングされた基板を水およびエタ
ノールで洗浄し、真空中で乾燥した。エッチングされた
基板をニッケル電極の重量の5倍のナトリウムを含むナ
トリウム−塩化ニッケル電池で、正極として評価した。
電池は、カットオフ電圧2.8ボルトまで、0.1Cで
充電し、続いて0.1Cでカットオフ電圧2.0ボルト
まで放電した。放電により得られた電荷のクーロン数に
基づいて、正極のニッケル利用率を計算すると36%で
あった。BET法により得られた単位重量あたりの表面
積は、0.47m2/gであった。
【0019】(実施例2)多孔質ニッケル基板(住友電
工製CELMET#6)上に均質にランタンをスパッタ
リングによりコーティングした。ニッケル基板CELM
ET#6は、空孔の平均直径0.5mm、空孔率95%
であった。コーティングした基板においてニッケルに対
するランタンの平均重量比は、0.1であった。コーテ
ィングした基板を600゜Cのアルゴン雰囲気の炉で8
分間加熱した。室温まで冷却した後、コーティングした
基板を25゜Cの濃硝酸で2時間処理した。エッチング
された基板を水およびエタノールで洗浄し、真空中で乾
燥した。エッチングされた基板をニッケル電極の重量の
5倍のナトリウムを含むナトリウム−塩化ニッケル電池
で、正極として評価した。電池は、カットオフ電圧2.
8ボルトまで、0.1Cで充電し、続いて0.1Cでカ
ットオフ電圧2.0ボルトまで放電した。放電により得
られた電荷のクーロン数に基づいて、正極のニッケル利
用率を計算すると34%であった。BET法により得ら
れた単位重量あたりの表面積は、0.45m2/gであ
った。
【0020】(実施例3)多孔質ニッケル基板(住友電
工製CELMET#6)上に均質に溶融アルミニウムを
酸素アセチレン炎ガンを用いて噴霧した。ニッケル基板
CELMET#6は、空孔の平均直径0.5mm、空孔
率95%であった。コーティングした基板においてニッ
ケルに対するアルミニウムの平均重量比は、0.4であ
った。コーティングした基板を650゜Cのアルゴン雰
囲気の炉で5分間加熱した。室まで冷却した後、コーテ
ィングした基板を50゜Cの6モルの水酸化カリウム水
溶液で2時間処理した。エッチングされた基板を水およ
びエタノールで洗浄し、真空中で乾燥した。エッチング
された基板をニッケル電極の重量の5倍のナトリウムを
含むナトリウム−塩化ニッケル電池で、正極として評価
した。電池は、カットオフ電圧2.8ボルトまで、0.
1Cで充電し、続いて0.1Cでカットオフ電圧2.0
ボルトまで放電した。放電により得られた電荷のクーロ
ン数に基づいて、正極のニッケル利用率を計算すると4
0%であった。BET法により得られた単位重量あたり
の表面積は、0.55m2/gであった。
【0021】(実施例4)多孔質ニッケル基板(住友電
工製CELMET#6)上に均質にシリコンをシランの
化学蒸着によってコーティングした。ニッケル基板CE
LMET#6は、空孔の平均直径0.5mm、空孔率9
5%であった。コーティングした基板においてニッケル
に対するシリコンの平均重量比は、0.5であった。コ
ーティングした基板を940゜Cのアルゴン雰囲気の炉
で5分間加熱した。室温まで冷却した後、コーティング
した基板を50゜Cの6モルの水酸化カリウム水溶液で
2時間処理した。エッチングされた基板を水およびエタ
ノールで洗浄し、真空中で乾燥した。エッチングされた
基板をニッケル電極の重量の5倍のナトリウムを含むナ
トリウム−塩化ニッケル電池で、正極として評価した。
電池は、カットオフ電圧2.8ボルトまで、0.1Cで
充電し、続いて0.1Cでカットオフ電圧2.0ボルト
まで放電した。放電により得られた電荷のクーロン数に
基づいて、正極のニッケル利用率を計算すると31%で
あった。BET法により得られた単位重量あたりの表面
積は、0.40m2/gであった。
【0022】(実施例5)多孔質ニッケル基板(住友電
工製CELMET#6)上に硫酸第一錫および硫酸の水
溶液による電着によって錫を均質にコーティングした。
ニッケル基板CELMET#6は、空孔の平均直径0.
5mm、空孔率95%であった。コーティングした基板
においてニッケルに対する錫の平均重量比は、0.5で
あった。コーティングした基板を780゜Cのアルゴン
雰囲気の炉で4分間加熱した。室温まで冷却した後、コ
ーティングした基板を30゜Cの塩素で飽和したジクロ
ロメタン溶液で2時間処理した。このエッチングされた
基板をジクロロメタンおよびエタノールで洗浄し、真空
中で乾燥した。エッチングされた基板をニッケル電極の
重量の5倍のナトリウムを含むナトリウム−塩化ニッケ
ル電池で、正極として評価した。電池は、カットオフ電
圧2.8ボルトまで、0.1Cで充電し、続いて0.1
Cでカットオフ電圧2.0ボルトまで放電した。放電に
より得られた電荷のクーロン数に基づいて、正極のニッ
ケル利用率を計算すると33%であった。BET法によ
り得られた単位重量あたりの表面積は、0.43m2
gであった。
【0023】(実施例6)多孔質ニッケル基板(住友電
工製CELMET#6)上に均質にアンチモンを蒸着に
よってコーティングした。ニッケル基板CELMET#
6は、空孔の平均直径0.5mm、空孔率95%であっ
た。コーティングした基板においてニッケルに対するア
ンチモンの平均重量比は、0.4であった。コーティン
グした基板を630゜Cのアルゴン雰囲気の炉で5分間
加熱した。室温まで冷却した後、コーティングした基板
を30゜Cの塩素で飽和したジクロロメタン溶液で2時
間処理した。このエッチングされた基板をジクロロメタ
ンおよびエタノールで洗浄し、真空中で乾燥した。エッ
チングされた基板をニッケル電極の重量の5倍のナトリ
ウムを含むナトリウム−塩化ニッケル電池で、正極とし
て評価した。電池は、カットオフ電圧2.8ボルトま
で、0.1Cで充電し、続いて0.1Cでカットオフ電
圧2.0ボルトまで放電した。放電により得られた電荷
のクーロン数に基づいて、正極のニッケル利用率を計算
すると32%であった。BET法により得られた単位重
量あたりの表面積は、0.40m2/gであった。
【0024】(実施例7)多孔質ニッケル基板(住友電
工製CELMET#6)上に均質に亜鉛を硫酸亜鉛の水
溶液による電着によってコーティングした。ニッケル基
板CELMET#6は、空孔の平均直径0.5mm、空
孔率95%であった。コーティングした基板においてニ
ッケルに対する亜鉛の平均重量比は、0.3であった。
コーティングした基板を880゜Cのアルゴン雰囲気の
炉で5分間加熱した。室温まで冷却した後、コーティン
グした基板は、400゜Cに加熱されたLiCl−KC
lの溶融塩バス中に浸漬され、0.8ボルトでアルミニ
ウムの対極に対して、電流が初期値の2%だけ低下する
まで、電気分解を行わせた。エッチングされた基板を水
およびエタノールで洗浄し、真空中で乾燥した。エッチ
ングされた基板をニッケル電極の重量の5倍のナトリウ
ムを含むナトリウム−塩化ニッケル電池で、正極として
評価した。電池は、カットオフ電圧2.8ボルトまで、
0.1Cで充電し、続いて0.1Cでカットオフ電圧
2.0ボルトまで放電した。放電により得られた電荷の
クーロン数に基づいて、正極のニッケル利用率を計算す
ると39%であった。BET法により得られた単位重量
あたりの表面積は、0.50m2/gであった。
【0025】(実施例8)多孔質ニッケル基板(住友電
工製CELMET#6)を170゜Cに熱せられた溶融
インジウムに浸漬することで表面に均質なインジウムを
コーティングした。ニッケル基板CELMET#6は、
空孔の平均直径0.5mm、空孔率95%であった。コ
ーティングした基板においてニッケルに対するインジウ
ムの平均重量比は、0.3であった。コーティングした
基板を550゜Cのアルゴン雰囲気の炉で5分間加熱し
た。室温まで冷却した後、コーティングした基板は、2
00゜Cに加熱されたNaAlCl4 の溶融塩バス中に
浸漬され、0.8ボルトでアルミニウムの対極に対し
て、電流が初期値の2%だけ低下するまで、電気分解を
行わせた。エッチングされた基板を水およびエタノール
で洗浄し、真空中で乾燥した。エッチングされた基板を
ニッケル電極の重量の5倍のナトリウムを含むナトリウ
ム−塩化ニッケル電池で、正極として評価した。電池
は、カットオフ電圧2.8ボルトまで、0.1Cで充電
し、続いて0.1Cでカットオフ電圧2.0ボルトまで
放電した。放電により得られた電荷のクーロン数に基づ
いて、正極のニッケル利用率を計算すると35%であっ
た。BET法により得られた単位重量あたりの表面積
は、0.48m2/gであった。
【0026】(比較例)ニッケル粉末(2〜5μm)お
よび塩化ナトリウム粉末(53〜125μm)を重量比
で3:2に混合し、ニッケルメッシュに加圧成形した。
この加圧成形体を水素の還元雰囲気下で30分間、79
0゜Cで焼結した。この焼結体をニッケル電極の重量の
5倍を含むナトリウム−塩化ニッケル電池において、正
極として、評価した。電池は、カットオフ電圧2.8ボ
ルトまで、0.1Cで充電し、続いて0.1Cでカット
オフ電圧2.0ボルトまで放電した。放電により得られ
た電荷のクーロン数に基づいて、正極のニッケル利用率
を計算すると28%であった。BET法により得られた
単位重量あたりの表面積は、0.25m2/gであっ
た。
【0027】
【発明の効果】多孔質ニッケル電極を製造する方法に関
する前述によれば、多孔質ニッケル電極がナトリウム塩
化ニッケル電気化学電池中で使用されるときには、電気
化学的に利用可能なニッケルの量は30%を越える。
【図面の簡単な説明】
【図1】ナトリウム−塩化ニッケル電池の代表的な構造
を示す図である。
【符号の説明】
101 負極の集電体として機能する金属性の容器 102 溶融ナトリウム 103 ナトリウムイオン伝導性固体電解質 104 溶融塩化アルミニウムナトリウム 105 ニッケルと塩化ニッケルの多孔質複合体 106 負極と正極の集電体を絶縁している電気絶縁性
のセラミックス材料 107 正極の集電体

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 空孔の平均直径が10μm以上、空孔率
    が50%以上、且つ単位重量あたりの表面積が0.3m
    2/g 以上である正極材料として使用することを特徴と
    する多孔質ニッケル電極。
  2. 【請求項2】 空孔の平均直径が10μm以上、空孔率
    が50%以上である多孔質ニッケル基板を、1)Zn、
    Cd、B、Al、Ga、In、Si、Ge、Sn、P、
    As、Sb、Biおよび希土類元素(Yを含む)より選
    択された一つあるいは複数の元素でコーティングするこ
    と、2)表面に合金を形成するために前記コーティング
    された基板を熱処理すること、3)大部分の、あるいは
    全ての前記合金を構成する元素を溶解し、ニッケル基板
    をまったくか、あるいは殆ど溶解しないようにする目的
    で、前記表面が合金化された基板を濃硝酸でエッチング
    することを特徴とする多孔質ニッケル電極の製造法。
  3. 【請求項3】 空孔の平均直径が10μm以上、空孔率
    が50%以上である多孔質ニッケル基板を、1)Zn、
    Cd、B、Al、Ga、In、Si、Ge、Sn、P、
    As、Sb、Biおよび希土類元素(Yを含む)より選
    択された一つあるいは複数の元素でコーティングするこ
    と、2)表面に合金を形成するために前記コーティング
    された基板を熱処理すること、3)大部分の、あるいは
    全ての前記合金を構成する元素を溶解し、ニッケル基板
    をまったくか、あるいは殆ど溶解しないようにする目的
    で、前記表面が合金化された基板をアルカリ水溶液もし
    くは溶融水酸化アルカリでエッチングすることを特徴と
    する多孔質ニッケル電極の製造法。
  4. 【請求項4】 空孔の平均直径が10μm以上、空孔率
    が50%以上である多孔質ニッケル基板を、1)Zn、
    Cd、B、Al、Ga、In、Si、Ge、Sn、P、
    As、Sb、Biおよび希土類元素(Yを含む)より選
    択された一つあるいは複数の元素でコーティングするこ
    と、2)表面に合金を形成するために前記コーティング
    された基板を熱処理すること、3)大部分の、あるいは
    全ての前記合金を構成する元素を溶解し、ニッケル基板
    をまったくか、あるいは殆ど溶解しないようにする目的
    で、前記表面が合金化された基板を弗素、塩素、臭素よ
    りなるハロゲンの一つあるいは複数を含む溶液でエッチ
    ングすることを特徴とする多孔質ニッケル電極の製造
    法。
  5. 【請求項5】 空孔の平均直径が10μm以上、空孔率
    が50%以上である多孔質ニッケル基板を、1)Zn、
    Cd、B、Al、Ga、In、Si、Ge、Sn、P、
    As、Sb、Biおよび希土類元素(Yを含む)より選
    択された一つあるいは複数の元素でコーティングするこ
    と、2)表面に合金を形成するために前記コーティング
    された基板を熱処理すること、3)大部分の、あるいは
    全ての前記合金を構成する元素を溶解し、ニッケル基板
    をまったくか、あるいは殆ど溶解しないようにする目的
    で、前記表面が合金化された基板をハロゲン化アルカリ
    を含む溶融塩中で電気化学的に酸化し、エッチングする
    ことを特徴とする多孔質ニッケル電極の製造法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1999016918A1 (en) * 1997-09-26 1999-04-08 Frenton Limited Porous nickel-containing material and process for producing same
CN103098293A (zh) * 2010-08-02 2013-05-08 住友电气工业株式会社 金属多孔体、及其制造方法、以及使用了该金属多孔体的电池
CN114068922A (zh) * 2021-11-17 2022-02-18 深圳大学 一种具有空心结构活性物质的钠-氯化镍电池正极材料及其制备方法

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WO1999016918A1 (en) * 1997-09-26 1999-04-08 Frenton Limited Porous nickel-containing material and process for producing same
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