JPH06113932A - ラック付き体感音響人体載置物 - Google Patents
ラック付き体感音響人体載置物Info
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- JPH06113932A JPH06113932A JP28516992A JP28516992A JPH06113932A JP H06113932 A JPH06113932 A JP H06113932A JP 28516992 A JP28516992 A JP 28516992A JP 28516992 A JP28516992 A JP 28516992A JP H06113932 A JPH06113932 A JP H06113932A
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- rack
- wine
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- mechanical vibration
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Landscapes
- Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)
- Chairs For Special Purposes, Such As Reclining Chairs (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 酒類等の熟成を手短に行えるようにし、か
つ、酒類等を楽しむ飲酒空間を増大させたラック付き体
感音響人体載置物を得ること。 【構成】 音声信号を受けて機械的な振動を発生する電
気・機械振動変換器1を体感音響椅子4の振動伝達部材
10に取付けると共に椅子本体11に酒類等の液体食品を充
填した瓶3を保持するラックを取付ける。このようにし
たので、このラック5にワイン等の瓶3を保持させれ
ば、音楽振動を体感する際にラック5に保持したワイン
等にも音楽振動を伝達することが可能となり、音楽体感
中に瓶内のワイン等の熟成が促進され味がまろやかにな
る。
つ、酒類等を楽しむ飲酒空間を増大させたラック付き体
感音響人体載置物を得ること。 【構成】 音声信号を受けて機械的な振動を発生する電
気・機械振動変換器1を体感音響椅子4の振動伝達部材
10に取付けると共に椅子本体11に酒類等の液体食品を充
填した瓶3を保持するラックを取付ける。このようにし
たので、このラック5にワイン等の瓶3を保持させれ
ば、音楽振動を体感する際にラック5に保持したワイン
等にも音楽振動を伝達することが可能となり、音楽体感
中に瓶内のワイン等の熟成が促進され味がまろやかにな
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、酒類等の熟成を手短に
行えるようにし、飲酒空間出を増大させたラック付き体
感音響人体載置物に関するものである。
行えるようにし、飲酒空間出を増大させたラック付き体
感音響人体載置物に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、醸造中の酒類等の液体食品、例え
ば、ワインや焼酎(以下、ワイン等という)に音楽振動
を与えることによりその味(品質)が向上することがす
でに知られており、食品関係の各方面において試されて
いる。また、音楽振動を与えずに普通に醸造されて容器
に詰められたワイン等、すなわち、瓶詰にされたワイン
等に音楽振動を与えることによって、その熟成が促進さ
れ味がまろやかになることも知られている。
ば、ワインや焼酎(以下、ワイン等という)に音楽振動
を与えることによりその味(品質)が向上することがす
でに知られており、食品関係の各方面において試されて
いる。また、音楽振動を与えずに普通に醸造されて容器
に詰められたワイン等、すなわち、瓶詰にされたワイン
等に音楽振動を与えることによって、その熟成が促進さ
れ味がまろやかになることも知られている。
【0003】上記瓶詰のワイン等に音楽振動を与える従
来例としては、図8および図9に示すように、音楽振動
が発生する電気・機械振動変換器1が取付けられたワイ
ンラック(以下、ラックという)2にワイン等の入った
瓶3を載せ、電気・機械振動変換器1からの振動をラッ
ク2および瓶3を介して外部から瓶3内のワインに伝達
している。このような電気・機械振動変換器1は、一般
にトランスデューサとも呼ばれ、音響装置から信号を受
けてこれを機械的な振動に変換するものである。
来例としては、図8および図9に示すように、音楽振動
が発生する電気・機械振動変換器1が取付けられたワイ
ンラック(以下、ラックという)2にワイン等の入った
瓶3を載せ、電気・機械振動変換器1からの振動をラッ
ク2および瓶3を介して外部から瓶3内のワインに伝達
している。このような電気・機械振動変換器1は、一般
にトランスデューサとも呼ばれ、音響装置から信号を受
けてこれを機械的な振動に変換するものである。
【0004】ワイン等に音楽振動を与えることにより熟
成が促進され味がまろやかになる理由は、音楽振動が分
子レベルにおいて効果を及ぼすからである。すなわち、
音楽振動により水の分子集団が小さくなると分子運動が
活発になり、活性化された状態になり、水の密度が高ま
って分子間に入り込んでいる空気が少なくなり、これに
より、嫌気性の酵母菌の活動が活発になるからである。
成が促進され味がまろやかになる理由は、音楽振動が分
子レベルにおいて効果を及ぼすからである。すなわち、
音楽振動により水の分子集団が小さくなると分子運動が
活発になり、活性化された状態になり、水の密度が高ま
って分子間に入り込んでいる空気が少なくなり、これに
より、嫌気性の酵母菌の活動が活発になるからである。
【0005】また、音楽振動が酵母菌の細胞分裂を促進
するとも考えられており、微弱な振動エネルギによって
新酒が熟成酒と同じような分子構造になるとも考えられ
ている(後述の特願平2-230237号および日本醸造協会誌
1991・10,Vol 86,745 頁から750 頁、食品加工技術19
91・No.4,Vol 11,179 頁から189 頁参照)。
するとも考えられており、微弱な振動エネルギによって
新酒が熟成酒と同じような分子構造になるとも考えられ
ている(後述の特願平2-230237号および日本醸造協会誌
1991・10,Vol 86,745 頁から750 頁、食品加工技術19
91・No.4,Vol 11,179 頁から189 頁参照)。
【0006】このように瓶詰めにされたワイン等の品質
を向上させる装置については、本発明者等によって研究
が進められすでに出願されている(例えば、特願平2-23
0237号参照、また、醸造中に音楽振動を与えるものにつ
いては特願平3-285670号、特願平4-135458号参照)
を向上させる装置については、本発明者等によって研究
が進められすでに出願されている(例えば、特願平2-23
0237号参照、また、醸造中に音楽振動を与えるものにつ
いては特願平3-285670号、特願平4-135458号参照)
【0007】酒の熟成に関するものではないが、前述の
電気・機械振動変換器を椅子(人体載置物)等の内部の
振動伝達部材に取付け、発生した音楽振動を、スピーカ
あるいはヘッドホーンからの音と共にこの椅子に座す人
体に伝達し、音楽の臨場感を味わうようにした体感音響
椅子も本出願人によって発明され、これに関する多くの
出願もなされている(特公昭58-2517 号公報、特公昭57
- 9272号公報、特公昭58-9640 号公報、実公昭64-6622
号公報、実公昭5-4316号公報等参照)。
電気・機械振動変換器を椅子(人体載置物)等の内部の
振動伝達部材に取付け、発生した音楽振動を、スピーカ
あるいはヘッドホーンからの音と共にこの椅子に座す人
体に伝達し、音楽の臨場感を味わうようにした体感音響
椅子も本出願人によって発明され、これに関する多くの
出願もなされている(特公昭58-2517 号公報、特公昭57
- 9272号公報、特公昭58-9640 号公報、実公昭64-6622
号公報、実公昭5-4316号公報等参照)。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記説明した通り、酒
に音楽振動を与えることによって熟成されることが知ら
れている現在において、よりおいしい酒をのみたいとい
う欲望があり、加振されないまま瓶詰めされて一般に市
販されている酒を一般家庭で手短に熟成して、その欲望
を満足させることが望まれているのが実情である。
に音楽振動を与えることによって熟成されることが知ら
れている現在において、よりおいしい酒をのみたいとい
う欲望があり、加振されないまま瓶詰めされて一般に市
販されている酒を一般家庭で手短に熟成して、その欲望
を満足させることが望まれているのが実情である。
【0009】しかしながら、従来技術においては、瓶詰
めワイン等を熟成させ味をまろやかにするためには電気
・機械振動変換器を取付けた熟成専用のラックが必要で
あった。特に、おいしいワイン等を飲み比べたい人のた
めには複数本のワイン等の瓶に振動を付与するための、
電気・機械振動変換器を多く装着した大掛かりな熟成専
用のラックが必要となり、それを置く場所も別に確保し
なければならない問題があって、一般家庭などにおいて
は手短に熟成を行うことができず、容易に上記欲望を満
たせないのが実情である。
めワイン等を熟成させ味をまろやかにするためには電気
・機械振動変換器を取付けた熟成専用のラックが必要で
あった。特に、おいしいワイン等を飲み比べたい人のた
めには複数本のワイン等の瓶に振動を付与するための、
電気・機械振動変換器を多く装着した大掛かりな熟成専
用のラックが必要となり、それを置く場所も別に確保し
なければならない問題があって、一般家庭などにおいて
は手短に熟成を行うことができず、容易に上記欲望を満
たせないのが実情である。
【0010】一方、前述の体感音響椅子は、内部に設け
た振動伝達部材に音響装置からの信号を受けてこれを機
械的な振動に変換する電気・機械振動変換器を取付け、
これによって発生した音楽振動を、スピーカまたはヘッ
ドホーンからの音と共に体感させることによって、臨場
感が得られるようにしたものであるが、すばらしい音楽
を体感しながら、おいしいワイン等を飲み比べたり、ま
たは、知人と、音楽談議から酒談議まで、いろいろと語
合いながらワイン等を飲み交わす、いわゆる、飲酒空間
を増大させていきたいという欲望を満たすことはこの体
感音響椅子では無理があった。
た振動伝達部材に音響装置からの信号を受けてこれを機
械的な振動に変換する電気・機械振動変換器を取付け、
これによって発生した音楽振動を、スピーカまたはヘッ
ドホーンからの音と共に体感させることによって、臨場
感が得られるようにしたものであるが、すばらしい音楽
を体感しながら、おいしいワイン等を飲み比べたり、ま
たは、知人と、音楽談議から酒談議まで、いろいろと語
合いながらワイン等を飲み交わす、いわゆる、飲酒空間
を増大させていきたいという欲望を満たすことはこの体
感音響椅子では無理があった。
【0011】本発明は、上記実情に鑑みてなされたもの
で、体感音響用の人体載置物にワイン等を保持するラッ
クを取付け、音楽振動を体感する際にラックに保持した
ワイン等にも音楽振動を伝達するようにし、音楽の体感
とおいしい酒を飲むだけでなく、さらに、飲酒空間出を
増大させたラック付き体感音響人体載置物を提供するこ
とを目的とする。
で、体感音響用の人体載置物にワイン等を保持するラッ
クを取付け、音楽振動を体感する際にラックに保持した
ワイン等にも音楽振動を伝達するようにし、音楽の体感
とおいしい酒を飲むだけでなく、さらに、飲酒空間出を
増大させたラック付き体感音響人体載置物を提供するこ
とを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は上記従来の課題
を解決するための手段として、音声信号を受けて機械的
な振動を発生する電気・機械振動変換器を人体載置物の
振動伝達部材に取付けると共に人体載置物本体に酒類等
の液体食品を充填した容器を保持するラックを取付けた
ことを特徴とするものである。
を解決するための手段として、音声信号を受けて機械的
な振動を発生する電気・機械振動変換器を人体載置物の
振動伝達部材に取付けると共に人体載置物本体に酒類等
の液体食品を充填した容器を保持するラックを取付けた
ことを特徴とするものである。
【0013】
【作用】本発明は、以上説明したように、音声信号を受
けて機械的な振動を発生する電気・機械振動変換器を人
体載置物の振動伝達部材に取付け、さらに、人体載置物
本体に酒類等の液体食品を充填した容器を保持するラッ
クを取付けたので、このラックにワイン等の酒類の瓶を
保持させれば、音楽振動を体感している間にラックに保
持したワイン等にも音楽振動を伝達することが可能とな
る。
けて機械的な振動を発生する電気・機械振動変換器を人
体載置物の振動伝達部材に取付け、さらに、人体載置物
本体に酒類等の液体食品を充填した容器を保持するラッ
クを取付けたので、このラックにワイン等の酒類の瓶を
保持させれば、音楽振動を体感している間にラックに保
持したワイン等にも音楽振動を伝達することが可能とな
る。
【0014】
【実施例】以下、本発明に係るラック付き体感音響人体
載置物の一実施例を図1および図2にもとづき、図8お
よび図9と同一の部材には同一の符号を付して説明す
る。図1において、符号4で示すものは、内部に電気・
機械振動変換器1を取付けた人体載置物である体感音響
椅子であり、符号5は液体食品である酒類、たとえば、
ワイン等を充填した容器すなわち瓶3を保持しておくた
めのラックである。ラック2は椅子1の背もたれ部6の
外側と両側のひじ掛け部7、さらに、脚載せ部8の右側
に設けられている。
載置物の一実施例を図1および図2にもとづき、図8お
よび図9と同一の部材には同一の符号を付して説明す
る。図1において、符号4で示すものは、内部に電気・
機械振動変換器1を取付けた人体載置物である体感音響
椅子であり、符号5は液体食品である酒類、たとえば、
ワイン等を充填した容器すなわち瓶3を保持しておくた
めのラックである。ラック2は椅子1の背もたれ部6の
外側と両側のひじ掛け部7、さらに、脚載せ部8の右側
に設けられている。
【0015】背もたれ部6の外側のラック5はワイン等
四本をやや斜めに保持するようにしたものであり、ひじ
掛け部7の側部のラック5は洋酒等の瓶3を立てたまま
保持するようにしたものである。また、脚載せ部8の右
側のラック5はワイン等を斜めに保持するようにしたも
のである。
四本をやや斜めに保持するようにしたものであり、ひじ
掛け部7の側部のラック5は洋酒等の瓶3を立てたまま
保持するようにしたものである。また、脚載せ部8の右
側のラック5はワイン等を斜めに保持するようにしたも
のである。
【0016】また、図3に示すように、体感音響椅子4
のマット9の内部に設けた芯材である振動伝達部材10に
は後述する構造により音響装置からの音声信号を受けて
機械的な振動を発生する電気・機械振動変換器1が取付
けられている。なお、電気・機械振動変換器1は図4に
示すように、人体載置物本体である椅子本体11の下部に
ブラケット12を介して取付けるようにしてもよい。この
場合、椅子本体11がこの振動音響椅子4の振動伝達部材
である。
のマット9の内部に設けた芯材である振動伝達部材10に
は後述する構造により音響装置からの音声信号を受けて
機械的な振動を発生する電気・機械振動変換器1が取付
けられている。なお、電気・機械振動変換器1は図4に
示すように、人体載置物本体である椅子本体11の下部に
ブラケット12を介して取付けるようにしてもよい。この
場合、椅子本体11がこの振動音響椅子4の振動伝達部材
である。
【0017】次に、上記電気・機械振動変換器1の構造
を図5にもとづいて説明する。電気・機械振動変換器1
のハウジング13はカバー14とベース板15とからなってお
り、カバー14はボルト16によってベース板15に固定され
ている。そして、カバー14とベース板15とによって形成
された内部には次のようなものが収納されて電気・機械
振動変換器1が形成される。
を図5にもとづいて説明する。電気・機械振動変換器1
のハウジング13はカバー14とベース板15とからなってお
り、カバー14はボルト16によってベース板15に固定され
ている。そして、カバー14とベース板15とによって形成
された内部には次のようなものが収納されて電気・機械
振動変換器1が形成される。
【0018】内部に収納されたもののうち、17はヨーク
であり、図示するように、断面T字形を有するものであ
る。ヨーク17の小径部18の外周にはリング状のマグネッ
ト19が取付けられており、マグネット19の下側にはトッ
ププレート20が設けられて、これらはダンパとしてのリ
ングばね21を介して前述のボルト16で支持されている。
図中、22はスペーサである。
であり、図示するように、断面T字形を有するものであ
る。ヨーク17の小径部18の外周にはリング状のマグネッ
ト19が取付けられており、マグネット19の下側にはトッ
ププレート20が設けられて、これらはダンパとしてのリ
ングばね21を介して前述のボルト16で支持されている。
図中、22はスペーサである。
【0019】この構造により一側をマグネット19に接触
させたトッププレート20の内周とヨーク17の小径部18と
の間には磁気的な空隙23が形成されており、この空隙23
の内部にはベース板15に突出させた筒部24に巻かれたコ
イル25が位置しており、コード26を通じて図示を省略し
た音響装置からの低周波電流が与えられるようになって
いる。
させたトッププレート20の内周とヨーク17の小径部18と
の間には磁気的な空隙23が形成されており、この空隙23
の内部にはベース板15に突出させた筒部24に巻かれたコ
イル25が位置しており、コード26を通じて図示を省略し
た音響装置からの低周波電流が与えられるようになって
いる。
【0020】このように構成されたこの電気・機械振動
変換器1には体感音響椅子4の振動伝達部材10に取付け
られた状態で、信号処理された、すなわち高域をカット
した音楽信号が供給される。すなわち、コイル25が図示
しない音響装置からの信号処理した低周波電流を受ける
と、コイル25とマグネット19との磁気干渉作用により、
コイル25に対してヨーク17、マグネット19およびトップ
プレート20の一体物が振動する。
変換器1には体感音響椅子4の振動伝達部材10に取付け
られた状態で、信号処理された、すなわち高域をカット
した音楽信号が供給される。すなわち、コイル25が図示
しない音響装置からの信号処理した低周波電流を受ける
と、コイル25とマグネット19との磁気干渉作用により、
コイル25に対してヨーク17、マグネット19およびトップ
プレート20の一体物が振動する。
【0021】これによってこの電気・機械振動変換器1
を取付けた振動伝達部材10は振動を受けることになる。
この振動によってマット9上の人体は体感振動を得るこ
とができ、ラック5に保持されたワイン等の瓶3も同じ
振動を受けることになる。
を取付けた振動伝達部材10は振動を受けることになる。
この振動によってマット9上の人体は体感振動を得るこ
とができ、ラック5に保持されたワイン等の瓶3も同じ
振動を受けることになる。
【0022】以下、本実施例の作用を説明する。音声信
号を受けて機械的な振動を発生する電気・機械振動変換
器1を振動伝達部材10に取付け、さらに、椅子本体11に
酒類等の液体食品を充填した瓶3を保持するラック5を
取付けたので、このラック5にワイン等の酒類の瓶3を
載置して保持させれば、音楽振動を体感している間にラ
ック5に保持されたワイン等にも音楽振動を伝達するこ
とが可能となる。
号を受けて機械的な振動を発生する電気・機械振動変換
器1を振動伝達部材10に取付け、さらに、椅子本体11に
酒類等の液体食品を充填した瓶3を保持するラック5を
取付けたので、このラック5にワイン等の酒類の瓶3を
載置して保持させれば、音楽振動を体感している間にラ
ック5に保持されたワイン等にも音楽振動を伝達するこ
とが可能となる。
【0023】次に、本発明の別の実施例を図6および図
7について説明する。なお、図1および図2と同一の部
材には同一の符号を付す。この図に示すものは、図1の
体感音響椅子1とは別の体感音響椅子27にワイン等の瓶
3を保持するラック5を取付けたものである。ラック5
は背もたれ部4の外側とひじ掛け部7の両側に取付けら
れている。ひじ掛け部7の左側のラック5はワイン等の
瓶3を斜めにして保持できるようになっており、右側の
ラック5は洋酒等を立てて保持できるようになってい
る。なお、作用は前述の体感音響椅子4と同じなので省
略する。
7について説明する。なお、図1および図2と同一の部
材には同一の符号を付す。この図に示すものは、図1の
体感音響椅子1とは別の体感音響椅子27にワイン等の瓶
3を保持するラック5を取付けたものである。ラック5
は背もたれ部4の外側とひじ掛け部7の両側に取付けら
れている。ひじ掛け部7の左側のラック5はワイン等の
瓶3を斜めにして保持できるようになっており、右側の
ラック5は洋酒等を立てて保持できるようになってい
る。なお、作用は前述の体感音響椅子4と同じなので省
略する。
【0024】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように、音声信
号を受けて機械的な振動を発生する電気・機械振動変換
器を振動伝達部材に取付け、さらに、人体載置物本体に
酒類等の液体食品を充填した容器を保持するラックを取
付けたので、このラックにワイン等の酒類の瓶を保持さ
せれば、音楽振動を体感している間にラックに保持した
ワイン等に音楽振動を伝達することができる。
号を受けて機械的な振動を発生する電気・機械振動変換
器を振動伝達部材に取付け、さらに、人体載置物本体に
酒類等の液体食品を充填した容器を保持するラックを取
付けたので、このラックにワイン等の酒類の瓶を保持さ
せれば、音楽振動を体感している間にラックに保持した
ワイン等に音楽振動を伝達することができる。
【0025】これにより、熟成専用のラックを備えずと
も、音楽の体感中にワイン等の熟成が促進され味をまろ
やかにすることができる。また、複数本の瓶に振動を付
与する場合においても特別、大掛かりな熟成専用のラッ
クを備える必要もなく、場所も取らずに、加振されずに
市販されている酒を多数、一般家庭において手短に熟成
することができる。
も、音楽の体感中にワイン等の熟成が促進され味をまろ
やかにすることができる。また、複数本の瓶に振動を付
与する場合においても特別、大掛かりな熟成専用のラッ
クを備える必要もなく、場所も取らずに、加振されずに
市販されている酒を多数、一般家庭において手短に熟成
することができる。
【0026】このことにより、すばらしい音楽を体感し
ながら、おいしいワイン等を飲み比べたり、または、知
人と音楽談議から酒談議まで、いろいろ話し合いながら
ワイン等を飲み交わす、いわゆる飲酒空間を大いに増大
させることができる。
ながら、おいしいワイン等を飲み比べたり、または、知
人と音楽談議から酒談議まで、いろいろ話し合いながら
ワイン等を飲み交わす、いわゆる飲酒空間を大いに増大
させることができる。
【図1】本発明の一実施例を示す斜視図である。
【図2】図1のものを右前方から見た斜視図である。
【図3】電気・機械振動変換器の取付位置を説明する断
面正面図である。
面正面図である。
【図4】電気・機械振動変換器の別の取付位置を説明す
る正面図である。
る正面図である。
【図5】電気・機械振動変換器の断面図である。
【図6】本発明の別の実施例の斜視図である。
【図7】図6に示すものの右側面図である。
【図8】電気・機械振動変換器を取付けたラックの斜視
図である。
図である。
【図9】複数の電気・機械振動変換器を取付けたラック
の斜視図である。
の斜視図である。
1 電気・機械振動変換器 3 瓶 4 体感音響椅子 5 ラック 11 椅子本体
Claims (1)
- 【請求項1】 音声信号を受けて機械的な振動を発生す
る電気・機械振動変換器を人体載置物の振動伝達部材に
取付けると共に人体載置物本体に酒類等の液体食品を充
填した容器を保持するラックを取付けたことを特徴とす
るラック付き体感音響人体載置物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28516992A JPH06113932A (ja) | 1992-09-30 | 1992-09-30 | ラック付き体感音響人体載置物 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP28516992A JPH06113932A (ja) | 1992-09-30 | 1992-09-30 | ラック付き体感音響人体載置物 |
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JPH06113932A true JPH06113932A (ja) | 1994-04-26 |
Family
ID=17687996
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP28516992A Pending JPH06113932A (ja) | 1992-09-30 | 1992-09-30 | ラック付き体感音響人体載置物 |
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JP (1) | JPH06113932A (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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-
1992
- 1992-09-30 JP JP28516992A patent/JPH06113932A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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