JPH06102531A - アクティブ・マトリックス型液晶表示装置 - Google Patents
アクティブ・マトリックス型液晶表示装置Info
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- JPH06102531A JPH06102531A JP25000492A JP25000492A JPH06102531A JP H06102531 A JPH06102531 A JP H06102531A JP 25000492 A JP25000492 A JP 25000492A JP 25000492 A JP25000492 A JP 25000492A JP H06102531 A JPH06102531 A JP H06102531A
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Abstract
用いるTFTの構造に於いて、ソース及びドレイン領域
とチャネル領域の間に低濃度層あるいは、オフセット領
域を設け、ドレイン近傍での高電界を緩和し、OFF領
域でのリーク電流を低減し、ソース・ドレイン間耐圧を
向上させることを目的とする。 【構成】 画素部のTFTだけでなく同一基板内に内蔵
した周辺駆動回路のTFTをもLDD構造あるいはオフ
セットゲート構造にすること。 【効果】 消費電流の低減が実現でき、しきい値制御の
マージンが増え、駆動回路の誤動作を回避できることか
ら、高信頼性のデバイスを作成できる。
Description
クス型液晶表示装置の構造に関するものである。
(株)がエス・アイ・ディー92ダイジェスト(SID
92 DIGEST)55頁で発表したように、画素
部のスイッチング素子であるMOS型TFTをLDD構
造にし、周辺駆動回路をC−MOS型TFTにより形成
した例がある。しかし、周辺駆動回路を形成するC−M
OS型TFTのNチャネル(以下、Nchと称す)型T
FT、Pチャネル(以下、Pchと称す)型TFTのい
ずれかを、あるいは、すべてのTFTをLDD構造、ま
たはオフセットゲート構造にした報告例はない。
成するプレーナ構造を有するC−MOS型TFT素子で
は、ソース,ドレイン領域を、ゲート電極をマスクとし
てイオン注入することにより形成していた。従来プロセ
スを説明するために、イオン注入によりソース,ドレイ
ン領域を形成する工程から活性化アニールまでの工程を
図10に示す。図10(a)において、従来法では、フ
ォト工程を省略するために、基板全面にアクセプター不
純物(ボロン等)をイオン注入する。10−5はp型の
ソース領域であり、10−6はp型のドレイン領域であ
る。10−7は、アクセプター不純物のイオン注入によ
るイオンビームを示している。次に、図10(b)に示
すように、Pch型領域をフォトレジスト10−10で
被覆し、基板全面にドナー不純物(リン,ヒ素等)をイ
オン注入することによりNch型のソース領域10−
8,ドレイン領域10−9を形成する。10−11は、
ドナー不純物のイオン注入によるイオンビームを示して
いる。この際、アクセプター不純物ドーズ量NAとドナ
ー不純物ドーズ量NBには、NA<NBの関係がある。続
いて、図10(c)に示すように、前記フォトレジスト
を剥離し、層間絶縁膜を形成し、Pch,Nch領域を
活性化し、結晶性を回復させる目的でN 2雰囲気中10
00℃前後の温度で30分程度の活性化アニールを行
う。このようにして、C−MOS型TFTを作成してい
た。
ン注入により自己整合的にソース・ドレイン領域を形成
する従来の方法では、不純物イオンを注入した後、ソー
ス・ドレイン領域を活性化するために行う1000℃前
後の熱処理に於いて、図10(c)に示すようにチャネ
ル領域10−2に不純物が拡散するため、ゲート電極下
に拡散により張り出したドレインの近傍が高電界を持つ
ようになり、リーク電流が発生しやすくなるという問題
点を有する。このTFTを画素に用いると、電荷が十分
に保持されず、コントラスト不良などの表示不良を引き
起こす。また、周辺駆動回路にこのTFTを用いると、
トランジスタの動作および静止における消費電流が大き
くなり、回路の誤動作を引き起こす。更に、ソース・ド
レイン間の耐圧が低く、デバイスの長期信頼性に問題を
残す。
ィブ・マトリックス型液晶表示装置は、透明基板上にT
FT素子を有する画素をXとYのマトリックスに構成
し、このTFT素子を駆動させる周辺駆動回路を同一基
板上に有するアクティブ・マトリックス型液晶表示装置
に於いて、画素のTFTおよび周辺駆動回路を構成する
TFTをLDD構造あるいは、前記構造のイオン低濃度
層にイオンドーピングしないオフセットゲート構造を有
することを特徴とする。
液晶表示装置について実施例に基づいて詳細に説明す
る。
構造を有するMOS型TFTの構造を図1(a)に示
す。石英基板1−1上にシリコン半導体層を成膜し、ゲ
ート絶縁膜1−7を形成する。前記膜上にゲート電極1
−8を形成するトップゲート型のいわゆるプレーナー構
造を有している。半導体層は、チャネル導電層1−2と
ソース領域1−3とドレイン領域1−4の間にイオン低
濃度層あるいはオフセット層1−5を有することを特徴
としている。
の駆動回路を示す。画像表示エリアと同一基板上に内蔵
したソース線駆動回路でS1からS2,S3,…,Sn
と順次駆動して映像信号を送信する。ソース線に映像信
号を送信するには、図1(b)に示すようにソース線駆
動回路により順次アナログスイッチ(以下、サンプルホ
ルダーと称す)のゲートをONして映像信号を書き込
み、再びゲートが開くまでその信号を保持する。この際
の走査方向は図面の右から左でも良い(Sn→S1)。
また、内蔵したゲート線駆動回路により、ゲート信号を
G1からG2,G3,…,Gnと順次駆動して、画素の
スイッチング素子であるTFT1−11のゲートをO
N,OFFする。これらの駆動を繰り返し、マトリック
ス状に配列した多数の単位画素を縦方向(G1,G2,
…,Gn)にゲート信号を走査することによりテレビジ
ョンとして動作することができる。これは、横方向のM
OS型TFTを一斉にONさせて映像信号を容量にかき
こませ、縦方向に順次ゲート信号を走査する線走査によ
り、CRTと同等の作用が行える。
2は、等価回路で、単位画素を構成するのはMOS型T
FT(2−1),付加容量(2−2),液晶セル(2−
3)である。このMOS型TFTをLDD構造あるいは
オフセットゲート構造にすることでOFF抵抗を大きく
し、電荷の保持を向上することができる。画像表示装置
としての動作原理は次のようになる。例えば、G1端子
にゲート信号が印加されて横方向のMOS型TFTがO
Nとなると映像信号はS1端子からMOS型TFT(2
−1)を通って容量(2−2)を充電する。ゲート信号
が消滅して、MOS型TFTがOFFになっても容量
(2−2)に蓄えられた電荷が液晶セル(2−3)に電
圧を与え続ける間、液晶セル(2−3)はその電圧に応
じて動的散乱の大きさを変化させるので、液晶セル(2
ー3)中を透過する光は映像信号電圧によって変調を受
けることが可能となる。液晶セル(2−2)に蓄えられ
た電荷は次なるゲート信号が印加されるまでは保持され
る。また、この際の付加容量(2−2)は、従来のよう
に多結晶シリコン等で容量上電極線を独立に形成しても
良いが、容量部での開口率が犠牲になる。したがって、
本実施例では、図2に示したように容量の上電極を次段
のゲート線(前段のゲート線でも良い)とし、容量の下
電極をゲート絶縁膜を形成後にイオン打ち込みにより形
成する。これにより、開口率を犠牲することなしに容量
を形成できる。
送るためのシフトレジスタの等価回路の例を示す。ソー
ス線に映像信号を順次遅延させて書き込むには、伝送ゲ
ートあるいは、クロックドインバータを使用したシフト
レジスタを構成する。伝送ゲートは、Nch型TFTあ
るいはPch型TFTのみの単チャネルトランジスタで
も形成できるが、入力電圧の変化により抵抗値が大きく
変わるため、図4(a)に示すようにPch型TFT4
−1とNch型TFT4−2の両者を組み合わせてC−
MOS型伝送ゲートを形成することにより、入力電圧の
変化に対して抵抗の変化を抑制する。C−MOS型伝送
ゲートは、リードリレーとして考えられており、入力V
INの信号が出力VOUTに、VOUTの信号がVINに伝達す
る。今、クロックCL線にHighの信号が送信された
時、P,Nch型TFTともに導通し、入出力間は数1
00Ωぐらいの抵抗で短絡された形になり、入力VINの
信号が出力VOUTに伝達される。クロックCL線がLo
wレベルの時は、P,Nch型TFTともに非導通とな
り、入出力間は高インピーダンスに絶縁された形とな
り、入力信号は伝達しない。
(b)に示すように、それぞれ2個直列したPch型T
FTとNch型TFTを直列接続している。Pch型T
FT4−3は正電源VDDに接続し、Nch型TFT4−
6は負電源VSSに接続する。今、クロックCLにHig
hレベルが供給されると、Pch型TFT4−3とNc
h型TFT4−6が同時に導通し、Pch型TFT4−
4とNch型TFT4−5より成るインバータ部分は正
常なインバータとして動作する。クロックCLがLow
レベルになると、Pch型TFT4−3とNch型TF
T4−6が同時に非導通になってインバータ部分は電源
電圧VDD,VSSより切り離され、出力VOUTは高インピ
ーダンスとなる。これらの伝送ゲートあるいはクロック
ドインバータをシフトレジスタに使用する。
を組み合わせて、1系列のクロック信号で動作させるシ
フトレジスタの実施例である。駆動回路を構成するシフ
トレジスタには、図3(a),(b)に示すようなダイ
ナミック型のD型フリップフロップを基本としたもの
と、図3(c),(d)に示すようなスタティック型の
D型フリップフロップを基本としたものが代表的であ
る。ダイナミック型のシフトレジスタは、図3(a)に
示すように、C−MOS型伝送ゲートを用いた場合、図
5のような、クロック信号401と反クロック信号40
2で、伝送ゲート3−1はON,OFFを繰り返す。
今、クロック信号401がHighで反クロック信号4
02がLowになると、伝送ゲート3−1は導通、伝送
ゲート3−2は非導通してマスター部の容量3−5にス
タート信号301の情報が入り、ソース線S1には、イ
ンバータ2個(3−2,3−3)を介して、遅延された
信号302が送信される。また、ソース線S2は、容量
3−6に前の情報が記憶されているために、スタート信
号301の影響は受けず変化しない。次に、クロック信
号401がLowで反クロック信号402がHighに
なると、伝送ゲート3−1は非導通、伝送ゲート3−2
は導通してマスター部の容量3−5にある情報は前の情
報を保持しながら、ソース線S2に遅延された信号30
3が伝達する。つまり、ソース線S2に送信される出力
信号は、反クロック信号402の立ち上がりで転送され
る。この動作をSPからEPまで繰り返し行い、順次ス
タート信号を遅延させてソース線に信号を伝達する。ま
た、図3(b)のように、クロックドインバータ(3−
7,3−9)を使用した場合も伝送ゲートを用いた場合
と動作原理は同じであるが、クロックドインバータは、
それ自信インバータとしての作用があるため、伝送ゲー
トと比較して、クロックインバータ3−7と3−9の間
のインバータを1個減らすことができる。しかし、以上
のようなダイナミック型のシフトレジスタは、容量3−
5,3−6による電荷一時記憶のため、動作周波数が低
い場合、容量的に保持している電荷がリーク電流により
放電したり、また、リーク電流により不必要にチャージ
されたりして誤動作するという欠点がある。
欠点を補うために、図3(c),(d)のように帰還用
の伝送ゲート(3−10,3−11)やクロックドイン
バータ(3−12,3−13)を接続したスタティック
型シフトレジスタを本実施例では用いた。スタティック
型は図3の3A点,3B点の電荷が回路的に帰還して保
持しているため、クロック信号周波数が低い場合でも安
定に動作するためである。
信号401と反クロック信号402)でなく違った信号
で数系列にすれば、遅延信号を様々に変化させることが
可能である。また、図3で示したようなシフトレジスタ
回路をSPで何段か接続してやり、それぞれの回路に異
なったクロック信号を送信することにより、クロック信
号周波数を低くできる。また、図3のソース線S1とS
2をNAND回路の入力端子に接続すれば、その出力信
号は、図5の304,305のようにゲート線駆動用信
号として応用できる。
FTをLDD構造あるいはオフセットゲート構造にする
ことにより、トランジスタのOFF抵抗を大きくし消費
電流の増大、ソース・ドレイン間耐圧の劣化を防ぐこと
ができる。
構造あるいはオフセットゲート構造にする。これによ
り、トランジスタのOFF抵抗が大きくなり、高い電荷
の保持が可能となる。サンプルホルダーは、図1(b)
のような単チャネル伝送ゲートやC−MOS型伝送ゲー
トなどを使用してアナログスイッチを構成する。
ト構造を有するTFTの製造方法について詳細に説明す
る。
シリコン半導体薄膜を成膜する。前記透明絶縁性非晶質
材料としては、石英基板,ガラス基板,窒化膜あるいは
SiO2 膜等が用いられる。石英基板を用いる場合は、
1200℃程度までプロセス温度が許容されるが、ガラ
ス基板を用いる場合は、600℃以下の低温プロセスに
制限される。以下の製造方法では、絶縁性非晶質材料と
して、石英基板を用いた場合を実施例として説明する。
シリコンの堆積方法として幾つか知られている。600
℃前後の温度で、モノシランやジボランを減圧中で化学
的に気相成長させ多結晶シリコンを基板上に直接堆積す
る減圧CVD(Chemical Vapor Dep
osition)や図6(a)に示すように、石英基板
6−1上に前駆膜として非晶質シリコン6−2をプラズ
マCVD法や減圧CVD法あるいは、スパッタリング法
により堆積し、結晶成長させる。シリコン結晶を成長さ
せる方法としては、Arレーザやエキシマレーザ等を用
いたレーザアニール法と熱アニールによる固相成長法が
知られている。本発明の実施例では、プラズマCVD法
により堆積した非晶質シリコンを、レーザエネルギーの
パルス毎のばらつきによるTFT特性の不均一を生じ易
いレーザアニール法ではなく、均一でバッチ毎で安定し
て高ON電流,高移動度なTFT特性を得られる熱アニ
ールによる固相成長法を用いて結晶成長させた場合を説
明する。前記プラズマCVD法の場合、プラズマCVD
装置を用い、SiH4とH2の混合ガスを13.56MH
zの高周波グロー放電により分解し、非晶質シリコン膜
6−2を成膜する。前記混合ガスのSiH4分圧は10
〜20%、堆積時の内圧は0.5〜1.5Torr程度
である。基板温度は100℃以上400℃以下に設定す
る。前記減圧CVD法としては、前記非晶質シリコン膜
堆積温度を450〜600℃に設定して堆積する。反応
ガスとして、シランやジシランを用いる。また、プラズ
マCVD法で成膜した前記非晶質シリコン膜中には10
at%程度の結合水素を含有しているため、550℃以
上の熱処理を施すと、急激な水素の脱離が起こり、前記
非晶質シリコン膜はがれを引き起こす。これを防ぐため
に、図6(b)に示すように、350〜500℃の第1
の熱処理により、前記非晶質シリコン中の水素を放出さ
せる。
固相成長法は、石英管による炉アニールが便利である。
アニール雰囲気として、窒素ガス,水素ガス,アルゴン
ガス,ヘリウムガス等を用いる。アニール温度は、55
0〜700℃に設定する。600℃以下の温度で結晶成
長させると、前記非晶質シリコン中のシリコン結晶核発
生が抑えられるため、2μm以上の大粒径多結晶シリコ
ン薄膜を形成できるが、10時間以上の処理時間がかか
るため、装置のスループットが悪くなる。発明者の実験
に於いて、640℃前後のアニール温度ならば2〜6時
間の処理で2μm以上の大粒径シリコン薄膜が得られて
いる。図6(b)における6−3は固相成長法による多
結晶シリコン薄膜を示している。
ソグラフィ法により、図6(c)に示されているように
島状にパターニングする。6−4はPch型TFTの半
導体層を形成する多結晶シリコン膜、6−5はNch型
TFTの半導体層を形成する多結晶シリコン膜を示して
いる。
膜6−6を形成する。前記ゲート絶縁膜形成方法として
は、熱酸化法,減圧CVD法,光励起CVD法,プラズ
マCVD法,ECRプラズマCVD法あるいは、真空蒸
着法等がある。本発明の様に、透明絶縁性非晶質基板と
して石英基板を使用する場合、1200℃程度までのプ
ロセス温度が可能なことから、熱酸化法によりゲート酸
化膜を形成することができる。熱酸化法として、Wet
酸化法とDry酸化法がある。Dry酸化法は酸化温度
が1000℃以上と高いが、良質の膜が得られる。酸化
膜形成後、TFTのチャネル部にボロンイオンを注入す
ることにより、Nch型TFTのスレッショルド電圧を
マイナス側にシフトすることを防ぐことができる。これ
により、ゲート電圧0V時のリーク電流が抑えられ、消
費電流の低いTFTを形成できる。前記固相成長アニー
ル後の多結晶シリコン膜厚が500〜1500Åの時、
ボロン・イオンは加速電圧30〜50keVでドーズ量
は、1×1012〜4×1012cm-2が適している。前記
多結晶シリコン膜の膜厚が500Å以下の場合には、ボ
ロン・イオンのドーズ量を4×1012cm-2以上を目安
とし、1500Å以上の場合には、ボロン・イオンのド
ーズ量を1×1012cm-2以下にする。
−7を形成する。ゲート電極材料としては、多結晶シリ
コン薄膜の他にモリブデンシリサイド,アルミニュウ
ム,クロム,タングステンシリサイド等の金属膜があ
る。ゲート電極形成方法としては、CVD法,スパッタ
法,真空蒸着法あるいはプラズマCVD法等で前記ゲー
ト電極材料を成膜した後、フォトリソグラフィ法により
ゲート電極を形成する。また、ゲート電極にモリブデン
シリサイド等の金属膜を使用した場合、多結晶シリコン
よりも比抵抗が小さいため、ゲート線の低抵抗化が図
れ、更に、遮光層としての働きもする。
スクとし、不純物を導入することにより自己整合的にソ
ース,ドレイン領域を形成していたが、本発明では、前
記ゲート電極6−7下のチャネル部6−4あるいは6−
5への不純物拡散を防ぐために、ソース及びドレイン領
域とチャネル領域に低濃度イオン領域あるいはオフセッ
ト領域を形成する。前記低濃度領域を形成する方法とし
て、2種類の製造方法を実施例として説明する。
に前記ゲート電極7−4を形成した後、図7(b)に示
すようにイオン注入装置により、1×1014cm-2以下
の不純物イオンを打ち込み、ソース,ドレイン領域とチ
ャネルが接する部分7−5及び7−6の濃度を低くす
る。Pch型TFTの場合は不純物イオンとしてボロン
等を用い、Nch型TFTの場合はリン等を用いる。次
に,常圧CVD,プラズマCVDあるいは減圧CVD等
により図7(c)に示すように絶縁膜7−8を堆積す
る。前記絶縁膜としては、SiO2 膜や窒化膜等があ
る。次に、異方性のドライエッチングにより前記絶縁膜
を全面エッチングし、図7(d)に示すようにゲート電
極の両側に側壁7−9を形成する。この際、ドライエッ
チングとして反応性イオンエッチングや、熱励起による
ガスエッチング方法を用いる。また、ドライエッチング
により、異方性エッチングを行った後、弗酸を用いたウ
ェットエッチングで等方的に側壁7−9下部を処理する
とリーク電流が低減する。次に図7(e)に示すよう
に、イオン注入装置により、全面に不純物イオンを注入
し、ソース領域7−10及びドレイン領域7−11を自
己整合的に形成する。不純物イオン導入量は、1×10
14cm-2から1×1017cm-2程度にする。不純物イオ
ンとして、Pch型TFTの場合はボロン等を用い、N
ch型TFTの場合はリン等を用いる。以上の工程によ
り、ソース領域7−10及びドレイン領域7−11とチ
ャネル7−2が接する部分に低濃度層7−5及び7−6
を形成する。また、低濃度の不純物7−7を打ち込まな
いようにすれば、オフセット・ゲート構造を形成でき
る。この際、不純物イオンを活性化させるためのアニー
ルに於いて、温度及び時間による拡散長を考慮に入れ
て、7−5及び7−6を形成する。この方法の場合、ゲ
ート電極のサイドに側壁7−9が残るが、制御性が良
く、安定してLDDあるいはオフセット領域を形成でき
る利点がある。
に、フォトリソグラフィ法によりゲート電極8−4を形
成する際に、異方性ドライエッチングにより、図8の断
面図に於いて、横方向に太めに形成する。この際、ゲー
ト電極8−4上のレジストマスク8−5を剥離せずに残
しておく。次に図8(b)に示すように、イオン注入装
置により全面に不純物イオンを注入し、ソース領域8−
6及びドレイン領域8−7を自己整合的に形成する。不
純物イオン導入量は、1×1014cm-2から1×1017
cm-2程度にする。不純物イオンとして、Pch型TF
Tの場合はボロン等を用い、Nch型TFTの場合はリ
ン等を用いる。次に図8(c)に示すように、異方性ド
ライエッチングにより更に過剰にエッチングすることに
より、ゲート電極8−4を8−9のように細らせる。次
に図8(d)に示すように、ゲート電極上のレジストマ
スク8−5を剥離する。続いて図8(e)に示すよう
に、基板全面にイオン注入装置により、1×1014cm
-2以下の不純物イオンを打ち込み、ソース領域8−6及
びドレイン領域8−7とチャネル8−2が接する部分8
−10及び8−11の濃度を低くする。Pch型TFT
の場合は不純物イオンとしてボロン等を用い、Nch型
TFTの場合はリン等を用いる。第2の方法に於いて
も、低濃度の不純物イオン8−12を打ち込まなけれ
ば、オフセット・ゲート構造を形成することができる。
領域とチャネルが接する部分に低濃度層を形成する、あ
るいは、オフセット・ゲート構造を形成することができ
る。また、ゲート電極上に、レジストによりマスクし
て、第1図に於けるチャネル導電層1−2とドレイン層
1−4の間だけにLDD層、あるいはオフセット層を形
成することも可能である。また、低濃度あるいはオフセ
ット領域の占める範囲が同じならば、両方法でのTFT
の電気特性に差異はない。
T共にドレイン領域とチャネルが接する部分を低濃度に
するには、図6(f)に示すように、Pch型TFTを
形成する領域をレジストマスク6−10で覆った後、図
7あるいは図8に示した工程を行いNch型TFT領域
を形成する。この際、イオン注入する不純物はリンある
いはヒ素等を用いる。次に、レジストマスク6−10を
剥離し、図6(g)に示すように、Nch型TFTを形
成する領域をレジストマスク6−11で覆った後、図7
あるいは図8に示した工程行いPch型TFT領域を形
成する。この際、イオン注入する不純物はボロン等を用
いる。また、本発明の実施例では、Pch型TFTを先
に形成した後、Nch型TFTを形成したが、本発明の
製造方法では、Pch,Nchどちらを先に形成しても
良い。以上の工程より、アクティブ・マトリックス型液
晶表示装置の画素部のスイッチング素子を形成するNc
h型TFTだけでなく、同一基板上に内蔵した周辺駆動
回路を形成するC−MOS型TFTにもドレイン領域と
チャネルが接する部分に低濃度層を形成できる。
後、図6(h)に示すように、層間絶縁膜6−16を堆
積する。前記層間絶縁膜材料としては、シリコンの酸化
膜あるいは窒化膜等を用いる。成膜方法としては、常圧
CVD法,減圧CVD法あるいはプラズマCVD法等が
ある。酸化膜の場合、反応ガスとしてシランガスと酸素
を反応させたり、TEOSガスを使用する。また、前記
のガスにホスフィンを添加することにより、リンがSi
O2に取り込まれて、PSG(Phospho−Sil
icate Glass)膜を成膜できる。一方、窒化
膜の場合、反応ガスとしてアンモニアとシランと窒素の
混合ガス、あるいはシランと窒素との混合ガスを用い
る。
ス領域及びドレイン領域の活性化と結晶性の回復を目的
として活性化アニールを行う。アニール方法としては、
石英管による炉アニールが一般的である。しかし、ソー
ス・ドレイン領域を十分に活性化し、緻密な層間絶縁膜
を形成するには、窒素雰囲気中で800℃以上の熱アニ
ールを施さなければならず、熱によるソ−ス・ドレイン
領域の不純物イオンの拡散が問題である。非酸化性雰囲
気中におけるシリコン膜中の拡散係数は、1000℃程
度の温度では、リンがおよそ10-13cm2/sec,ボ
ロンが10-14cm2/secである。ゲート電極下にド
レイン領域が拡散してくると、ドレイン近傍は高電界領
域となる。この領域に侵入したキャリヤは、大きな加速
エネルギーを得、チャネルとドレインの接合部に多数存
在する局在準位を介してトンネリングすると考えられ、
これがリーク電流として増大する。このようなゲート電
極下への不純物拡散を防ぎ、TFTの特性劣化を抑制す
るために、図7あるいは図8による製造工程により、ド
レイン領域とチャネルが接する部分に低濃度層を形成
し、電界緩和を図る必要がある。熱アニ−ルの雰囲気
は、窒素だけでなく水素ガス,アルゴンガス,ヘリウム
ガス,あるいは真空中でも良い。また、熱アニ−ルの変
わりに、Arレ−ザやエキシマレ−ザによるレーザアニ
−ルを用いて局所的に活性化したり、RTA(Rapi
d Thermal Annealing)アニ−ルに
より瞬時に活性化することにより、イオン不純物の横方
向の拡散を防ぐことができる。
処理の方法としては、水素プラズマ法,水素イオン注入
法,あるいはプラズマ窒化膜からの水素の拡散法等の方
法がある。水素イオンを導入すると、多結晶シリコンの
結晶粒界に多く存在するダングリングボンドやSi/S
iO2界面に存在する欠陥,あるいはソ−ス・ドレイン
領域とチャネル領域との接合部に存在する欠陥を不活性
化し、トラップ密度を減少させることができる。しか
し、シリコン膜中に取り込まれた水素イオンは、450
℃以上の熱処理を施すと解離するため、注意が必要であ
る。本発明では、活性化アニールで800℃以上の熱を
施すため、活性化アニ−ル後に水素プラズマにより水素
化処理を行った。水素プラズマは、水素ガスに高周波電
力(13.56MHz)を印可し、グロー放電を起こす
ことにより原子状水素を生成し、多結晶シリコン結晶粒
界へ拡散させる方法である。基板温度を150℃以上3
50℃以下に設定し、内圧0.5〜1.5Torr程度
で処理する。
縁膜及びゲ−ト酸化膜にフォトリソグラフィ法により、
コンタクトホ−ルを形成し、コンタクト電極及び画素電
極層を形成する。コンタクト電極材料として、アルミニ
ウムやクロム等の金属材料がある。前記金属をスパッタ
法等で成膜した後、フォトリソグラフィ法により、ソ−
ス電極及びドレイン電極を形成し、配線する。また、ゲ
−ト線やソ−ス線の短絡を防ぐためにアルミニュウムと
クロム等で多層配線を形成する冗長配線を行っても良
い。また、アクティブ・マトリックス型液晶表示装置は
バックライトの光を通して画面を映し出すために、画素
電極を構成する透明導電膜が必ず必要となる。画素電極
膜としては、透過率の高いITO(INDIUM−TI
N−OXIDE)膜を一般に使用する。他に、半導体層
を形成する多結晶シリコンで画素電極を形成する方法も
ある。これは、画素電極と半導体層のコンタクトを取る
必要がなく大幅なプロセス工程の簡略化が図れる。ま
た、コンタクト電極を画素電極より下層に埋め込み開口
率を向上する試みがなされている。コンタクト電極と画
素電極の間には、プラズマTEOSや常圧オゾンTEO
Sあるいは、常圧CVD,減圧CVD,プラズマCV
D,LTO装置などを用いて500℃以下の低温で二番
目の層間絶縁膜を成膜するのである。
ためにポリイミド層を形成して、アクティブ・マトリッ
クス型液晶表示装置の駆動基板を完成させる。
気特性を図9に示す。このグラフは、Nch型のTFT
を示しており、ドレイン電圧4V,チャネル長6μm,
チャネル幅20μmである。従来の製造工程ではチャネ
ル領域への不純物拡散により、ドレイン近傍での電界が
著しく高くなり、アクティブ・マトリックス型液晶表示
装置を作成した場合、消費電流が大きくなる(9−
1)。特にゲート電圧が高くなるドレイン近傍で高電界
を生じる。これは、固相成長法により作成したTFTで
も同様である(9−2)。そこで、図7あるいは図8の
工程により、ドレイン領域とチャネルが接する部分をオ
フセットにした結果、9−3に示すようにOFF領域で
のリーク電流が抑制され、逆方向バイアスを印加した際
のリーク電流の跳ね上がりが改善される。ただ、ドレイ
ン領域とチャネルが接する部分に低濃度層あるいは、オ
フセット層を形成すると、抵抗が大きくなり、キャリヤ
の伝導が妨げられるためON電流は劣化する傾向にな
る。そこで、実施例で示したように多結晶シリコン半導
体層を固相成長法等により大粒径化することで、ON電
流ならびに移動度を従来品の5倍以上向上することによ
り、TFTをLDD構造あるいはオフセットゲート構造
にしても、従来品(9−1)より高い特性を得る(9−
3)。これにより、画素部のTFTだけでなく、周辺駆
動回路のTFTにも十分使用できる。更に水素プラズマ
による水素化処理を行った結果、図9の9−4に示すよ
うに水素化処理前と比較して、OFF電流が1桁以上低
減し、ON電流も2倍以上向上することができる。ま
た、電界効果移動度は、従来品が5cm2/Vs程度な
のに対し、100cm2/Vs以上得られる。
ン半導体層のドレイン領域とチャネル領域が接する部分
に低濃度層やあるいはオフセット領域を形成すれば、O
FF領域のリーク電流が抑制される。これにより、LD
D構造あるいはオフセットゲート構造を有するTFTを
画素のスイッチング素子としてだけでなく周辺駆動回路
のC−MOS型TFTに用いても極めて消費電流の低い
アクティブ・マトリックス型液晶表示装置を作成するこ
とができる。更に、ソース・ドレイン間耐圧が、従来構
造のTFTでは20V程度だったものが、LDDあるい
はオフセットゲート構造にすることで30V以上の耐圧
が得られ、デバイスの長期信頼性が飛躍的に向上する。
FTは、OFF領域でのリーク電流が抑えられ、逆方向
電圧に於いてのリーク電流の増大を抑制することで、画
素部のコンデンサに蓄積された電荷の保持が十分に行わ
れるため、コントラスト不良などの表示品質不良を抑制
することが可能である。
れることにより、従来のようにTFTをマルチゲート構
造にする必要がなく、シングルゲート構造が可能となる
ため、TFT素子サイズの小型化が図れ、画素部の開口
率の向上が実現できる。更に、TFTサイズの小型化に
より、TFTのゲート・ドレイン間に生じる寄生容量を
減少できるため、映像信号を画素に書き込む際に生じる
電圧降下が小さくなる。これにより、COMON電圧の
ばらつきを抑え、フリッカを抑制しやすくなる。これ
は、映像信号をソース線に取り込むサンプルホルダーに
もあてはまる。あるいは、TFT素子を1画素に2個形
成することで、冗長構造にすることも可能である。ま
た、水素プラズマ等で水素化処理を行えば、トラップ密
度が減少するため、更にOFF電流が大幅に低減し、O
N電流も向上することから高いON/OFF比を示すT
FT素子を作成できる。更に、固相成長法等により多結
晶シリコンを大粒径すれば、十分なON電流,高移動度
を得ることができる。
品と比較して5倍以上のON電流が得られることから、
このトランジスタ特性であれば、常温で10MHz以上
のクロック周波数でも第3図に示す駆動回路を動作させ
ることが可能である。これにより、今後さらに画素数増
加に伴い、高速駆動を必要とされる周辺駆動回路を構成
するシフトレジスタのTFTとしても十分対応できる。
また、従来のように、周辺駆動回路部をレジストマスク
で覆って画素部のみをLDD構造あるいはオフセットゲ
ート構造にする必要がないため、マスクおよび工程の簡
略化が図れ、低コストが実現できる。更に、Pch型T
FTとNch型TFTのしきい値制御のマージンが増
え、特性の不釣り合いによるアクティブ・マトリックス
型液晶表示装置の誤動作を回避できる。
s以上得られることから、電源電圧を低く設定しても十
分アクティブ・マトリックス型液晶表示装置を駆動する
ことが可能となる。
びアクティブ・マトリックス型液晶表示装置の駆動回路
図。
ス型液晶表示装置の画素の等価回路図。
ス型液晶表示装置の駆動回路であるシフトレジスタの等
価回路図。
ス型液晶表示装置の駆動回路であるシフトレジスタを構
成するC−MOS型伝送ゲートクロックドインバータの
回路図。
ス型液晶表示装置に於いて、上記クロックドインバータ
を動作させるためのクロック信号と、シフトレジスタ遅
延信号図。
ス型液晶表示装置のTFT素子の工程断面図。
ス型液晶表示装置のTFT素子の工程断面図である。た
だし、ゲート電極形成工程からソース,ドレイン領域の
形成工程を示す第1の工程断面図。
ス型液晶表示装置のTFT素子の工程断面図である。た
だし、ゲート電極形成工程からソース,ドレイン領域の
形成工程を示す第2の工程断面図。
イン電流特性図。
装置のTFT素子の製造方法を示す工程断面図。ただ
し、ソース,ドレイン領域の形成工程から活性化アニー
ル工程までを示している工程断面図。
ち込まない場合は、オフセット領域) 7−6 低濃度ドレイン領域(低濃度不純物イオンを
打ち込まない場合は、オフセット領域) 7−7 不純物イオン(低濃度) 7−8 絶縁膜 7−9 側壁 7−10 ソース領域(高濃度) 7−11 ドレイン領域(高濃度) 7−12 不純物イオン(高濃度) 8−1 透明絶縁性基板 8−2 半導体層 8−3 ゲート酸化膜 8−4 ゲート電極 8−5 レジスト 8−6 ソース領域(高濃度) 8−7 ドレイン領域(高濃度) 8−8 不純物イオン(高濃度) 8−9 オーバーエッチング後のゲート電極 8−10 低濃度ソース領域(低濃度不純物イオンを打
ち込まない場合は、オフセット領域) 8−11 低濃度ドレイン領域(低濃度不純物イオンを
打ち込まない場合は、オフセット領域) 8−12 不純物イオン(低濃度) 9−1 従来品 9−2 本発明品(固相成長法のみ) 9−3 本発明品(固相成長法+オフセットゲート) 9−4 本発明品(固相成長法+オフセットゲート+
水素化処理) 10−1 透明絶縁性基板 10−2 チャネル領域 10−3 ゲート酸化膜 10−4 ゲート電極 10−5 p+ソース領域 10−6 p+ドレイン領域 10−7 ボロン・イオン 10−8 n+ソース領域 10−9 n+ドレイン領域 10−10 レジスト 10−11 リン・イオン 10−12 層間絶縁膜
Claims (2)
- 【請求項1】透明基板上に、薄膜トランジスタ(以下、
TFTと称す)素子を有する画素をXとYのマトリック
スに構成し、このTFT素子を駆動させる周辺駆動回路
を画素と同一基板上に有するアクティブ・マトリックス
型液晶表示装置に於いて、画素のTFTおよび周辺駆動
回路を構成するTFTのチャネル領域とドレイン領域の
間にイオン低濃度層を有する構造(以下、LDD構造と
称す)とすることを特徴とするアクティブ・マトリック
ス型液晶表示装置。 - 【請求項2】LDD構造を有するTFTのイオン低濃度
層にイオンをドーピングせずにオフセットゲート構造と
することを特徴とする請求項1記載のアクティブ・マト
リックス型液晶表示装置。
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