JPH0587850U - 多芯ケーブル用コネクタ - Google Patents
多芯ケーブル用コネクタInfo
- Publication number
- JPH0587850U JPH0587850U JP036183U JP3618392U JPH0587850U JP H0587850 U JPH0587850 U JP H0587850U JP 036183 U JP036183 U JP 036183U JP 3618392 U JP3618392 U JP 3618392U JP H0587850 U JPH0587850 U JP H0587850U
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- JP
- Japan
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- core cable
- connector
- shell
- ground terminal
- wire
- Prior art date
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- Pending
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- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 多芯ケーブル用コネクタにおいて、シールド
線のアース接続を簡易になし得ると共に、アース接続を
必要としない場合には、アース端子を簡単に取り外し可
能とする。 【構成】 互いに結合離脱される一対のコネクタ部材の
いずれか一方のコネクタ部材20のシエル23の外周に
アース端子取付部32が設けられ、該取付部32には、
他方のコネクタ部材におけるシールドアース接続のソケ
ットコンタクトが接続されるピンコンタクト31と接触
のアース端子36が取り外し可能に設けられ、他方のコ
ネクタ部材に接続の多芯ケーブルのシールド線はアース
端子36を通してアースされ、また、アース不要の場合
には、アース端子36は簡単に取り外しされる。
線のアース接続を簡易になし得ると共に、アース接続を
必要としない場合には、アース端子を簡単に取り外し可
能とする。 【構成】 互いに結合離脱される一対のコネクタ部材の
いずれか一方のコネクタ部材20のシエル23の外周に
アース端子取付部32が設けられ、該取付部32には、
他方のコネクタ部材におけるシールドアース接続のソケ
ットコンタクトが接続されるピンコンタクト31と接触
のアース端子36が取り外し可能に設けられ、他方のコ
ネクタ部材に接続の多芯ケーブルのシールド線はアース
端子36を通してアースされ、また、アース不要の場合
には、アース端子36は簡単に取り外しされる。
Description
【0001】
本考案は、信号用電線の外に信号用電線全体をシールドする目的で軟銅線編組 が使われている多芯ケーブルを接続するコネクタに関するものである。
【0002】
従来、この種コネクタとしては、図3に示されているように、コネクタ部材1 に多芯ケーブル100を接続する場合には、多芯ケーブル100の外被101を 切り取って軟銅線編組のシールド線102と信号用電線103を出し、各信号用 電線103はインサートシエル2内に絶縁体3を介して固装された各ソケットコ ンタクト4と電気的接続されると共に、シールド線102の外周にはアース端子 8の一端部9が固着され、他端部10はインサートシエル2と連結のリアーシエ ル5の軸方向穴よりケーブル接続側に引き出されてケーブル押えツメ6の止メビ ス7に固着されて接続されるものや、図4に示されているように、多芯ケーブル 100における信号用電線103はソケットコンタクト4と接続されると共に、 シールド線102の外周にはアース端子8が固着されて、該端子8はソケットコ ンタクト4と接続され、更にアース端子8と接続のソケットコンタクト4の外側 とインサートシエル2の内周壁との間には、導電性接触子11が介装され、該接 触子11とアース端子8を介してシールド線がアースされる構造のものが知られ ている。
【0003】
ところで、従来の技術で述べたもののうち前者においては、アース端子8の他 端部10はリアーシエル5の内部より引き出され、ツメ6の止メビス7に固着さ れるものであるから、多芯ケーブル100の接続時においてはアース端子8の接 続可能な位置を選んで行なわなければならず、したがって、接続作業が面倒であ るばかりか、ツメ6、止メビス7等を有しないコネクタにあっては接続が難しい 等の問題点があり、また、後者においては、導電性接触子11と接触のソケット コンタクト4の位置を考慮してアース端子8との配線の組合せを決めなければな らないために、作業が面倒であるばかりか、導電性接触子11はインサートシエ ル2内に固装の絶縁体3の内部に固定的に設けられているため、全ソケットコン タクト4を信号用電線として使用する場合等、シールドアース不要の場合には、 導電性接触子11を取り外すことができず、汎用的でない等の問題点を有してい た。
【0004】 本考案は、従来の技術が有するこのような問題点に鑑みなされたもので、その 目的とするところは、多芯ケーブルにおけるシールド線のアース接続を簡易にな し得ると共に、アース接続を必要としない場合には、アース端子を簡単に取り外 すことができる汎用性に優れた多芯ケーブル用コネクタを提供することにある。
【0005】
この目的のため、本考案は、互いに結合離脱される一対のコネクタ部材のうち のいずれか一方のコネクタ部材におけるシエル外周面に形成の取付部、好ましく は複数の取付部のいずれか一つの取付部に、接続される多芯ケーブルのシールド 線をアースするアース端子が取り外し可能として設けられた構成を特徴とするも のである。
【0006】
実施例について図面を参照し、その作用と共に説明すると、図1は本考案に係 る多芯ケーブル用コネクタの一例での斜視図、図2は結合状態における縦断面図 で、これら図において、一方のコネクタ部材(レセプタクル)20は、機器取付 パネル(図示しない)等に対する取付孔22を四隅部に有する方形状フランジ部 21を境にして、その後述のコネクタ部材との接続側外周にネジ部25が設けら れ、かつ内面軸方向には複数の位置決めキー溝26が設けられた筒部24と、該 筒部24の反対側に一体に設けられた筒部27を含む円筒形シエル23を有して いる。シエル23における筒部27内には、絶縁体28、29がリティニングリ ング30にて固装され、これら絶縁体28、29内の軸方向には、所要数のピン コンタクト31がその前後両端部を絶縁体28、29より外方に突出させて設け られている。
【0007】 筒部27の端面から外周軸方向の一部に亘っては、端面切込部33と軸方向切 欠部34および該切欠部34に設けられたビス孔35を含むアース端子取付部3 2が設けられると共に、該取付部32にはアース端子36が取り外し可能として 取り付けられている。更に説明すると、アース端子36はビス孔38を有する水 平片部37と、二股状垂直部39を一体に有する略L形状であって、該アース端 子36は、その垂直部39の二股状部でピンコンタクト31のうちの1本(後述 のコネクタ部材におけるシールドアース接続のソケットコンタクトが接続される ピンコンタクト)のピンコンタクト31における絶縁体28よりの外方突出部分 を挾むことによってシールドアース用ピンコンタクトと接続されると共に、水平 片部37のビス孔38と取付部32における切欠部34のビス孔35との適合孔 に螺入の止メビス40によって螺着されている。なお、特に図示しないが、この アース端子36の取付部32(端面切込部33、軸方向切欠部34およびビス孔 35を含む)は、これを複数設けることも可能であり、これにより、後述のコネ クタ部材のソケットコンタクトとの接続配線の組合せを多様化させることができ る。
【0008】 図2に示されているように、他方のコネクタ部材(プラグ)50は、円筒形イ ンサートシエル51を有し、該インサートシエル51は小径部52と大径部53 を一体に有し、小径部52の外周軸方向には、前述のコネクタ部材シエルの複数 の位置決めキー溝26と各々係合する複数の突起部54を有し、また、大径部5 3の一部分にはネジ部55を有している。インサートシエル51の内部には絶縁 体56、57がリティニングリング58により固装され、該絶縁体56、57内 の軸方向には、所要数のソケットコンタクト59がその後述の多芯ケーブルとの 接続側端部のみを絶縁体57から外方に突出させて設けられている。インサート シエル51のネジ部55には、リアーシエル60がその内周ネジ部61の螺合を もって同軸状に連結されている。リアーシエル60のケーブル接続側に一体形成 の下方のケーブル押えツメ部62には、これと対称形の上方のケーブル押えツメ 63とビス64が設けられ、また、インサートシエル51の外側には内周ネジ部 66を有する接続リング65が設けられている。
【0009】 以上の構成に係る本案コネクタと多芯ケーブル100との接続方法を説明する と、コネクタ部材50におけるリアーシエル60を挿通した多芯ケーブル100 の外被101を切り取ってシールド線102と信号電線103を出し、シールド 線102の外周にはアース線104の一端が固着され、該アース線104と信号 用電線103がインサートシエル51におけるソケットコンタクト59と接続さ れ、次いでインサートシエル51にリアーシエル60が螺着連結されると共に、 多芯ケーブル100がそのケーブル押えツメ部62とツメ63で押えて止メビス 64で締着固定され、次いで、この多芯ケーブル100を接続したコネクタ部材 50とコネクタ部材20が、その位置決めキー溝26に対する突起部54の挿入 をもち、かつアース端子36が接続されたコンタクトピン31に対するアース線 104の接続ソケットコンタクト59の接続および各信号用電線ピンコンタクト 31に対する各ソケットコンタクト59の接触接続をもって電気的接続され、次 いで、接続リング65のネジ部66がシエル部24に螺合せられてコネクタ部材 20、50が結合せられ、各信号用電線103が接続されると共に、シールド線 102はアース線104、ソケットコンタクト59、ピンコンタクト31および アース端子36を通してアースされ、これにより多芯ケーブル100の接続を完 了する。
【0010】 このように、接続された多芯ケーブル100のシールド線102は、コネクタ 部材(レセプタクル)20のシエル23の外周に取り外し可能に設けられたアー ス端子36によりシールドアースされる。なお、図示の実施例は、アース端子3 6をレセプタクル側に設けた場合であるが、アース端子36はこれをプラグ側に 設けることも可能であり、レセプタクル側に設けた場合と同等の効果を有するも のである。
【0011】
しかして、本考案によれば、接続された多芯ケーブルのシールド線をアースす るアース端子がコネクタ部材のシエル外周部に取り外し可能として設けられてい るから、シールドアース接続を必要としない場合には、アース端子を外側より簡 易に取り外すことができて汎用性に優れると共に、アース端子の取付部をシエル 外周の複数個所に設けておくことにより、多芯ケーブルを接続した対のコネクタ 部材におけるコンタクトとの接続配線の組合せを多様化させることができる。
【図1】本考案に係る多芯ケーブル用コネクタの一例で
の斜視図である。
の斜視図である。
【図2】結合状態における縦断面図である。
【図3】従来例を示す縦断面図である
【図4】従来の更なる他例を示す縦断面図である。
20 コネクタ部材(レセプタクル) 23 シエル 32 アース端子取付部 36 アース端子 50 コネクタ部材(プラグ) 100 多芯ケーブル 102 シールド線
Claims (2)
- 【請求項1】 互いに結合離脱される一対のコネクタ部
材を備えた多芯ケーブル用コネクタにおいて、前記一対
のコネクタ部材のいずれか一方のコネクタ部材における
シエル外周面に、接続される多芯ケーブルのシールド線
をアースするアース端子が取り外し可能として設けられ
た構成を特徴とする多芯ケーブル用コネクタ。 - 【請求項2】 前記いずれか一方のコネクタ部材におけ
るシエル外周面の複数個所にシールドアース端子の取付
部が設けられた構成を特徴とする請求項1の多芯ケーブ
ル用コネクタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP036183U JPH0587850U (ja) | 1992-04-30 | 1992-04-30 | 多芯ケーブル用コネクタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP036183U JPH0587850U (ja) | 1992-04-30 | 1992-04-30 | 多芯ケーブル用コネクタ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0587850U true JPH0587850U (ja) | 1993-11-26 |
Family
ID=12462621
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP036183U Pending JPH0587850U (ja) | 1992-04-30 | 1992-04-30 | 多芯ケーブル用コネクタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0587850U (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100506707B1 (ko) * | 2002-11-20 | 2005-08-08 | 김경중 | 콘넥타 |
JP2008016364A (ja) * | 2006-07-07 | 2008-01-24 | Sanden Corp | シールド構造体、シールド構造体を有するコネクタ組立体及びコネクタ構造体、ケーシング組立体、並びに電動圧縮機 |
JP2008041662A (ja) * | 2006-08-02 | 2008-02-21 | Harting Electric Gmbh & Co Kg | シールドされた差込み結合器のためのコンタクトエレメント |
JP2011233440A (ja) * | 2010-04-28 | 2011-11-17 | Commuture Corp | コネクタのケーブル接続部構造 |
JP2017073359A (ja) * | 2015-10-09 | 2017-04-13 | 山一電機株式会社 | モジュール用コネクタ |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4023083B2 (ja) * | 2000-04-06 | 2007-12-19 | ソニー株式会社 | 情報処理システム、情報処理方法、および情報記録媒体、並びにプログラム提供媒体 |
-
1992
- 1992-04-30 JP JP036183U patent/JPH0587850U/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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