JPH0585957A - 2,2−ビス−(3,4−ジメチル−フエニル)−プロパンの製法 - Google Patents
2,2−ビス−(3,4−ジメチル−フエニル)−プロパンの製法Info
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- JPH0585957A JPH0585957A JP4059217A JP5921792A JPH0585957A JP H0585957 A JPH0585957 A JP H0585957A JP 4059217 A JP4059217 A JP 4059217A JP 5921792 A JP5921792 A JP 5921792A JP H0585957 A JPH0585957 A JP H0585957A
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- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07C—ACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
- C07C2/00—Preparation of hydrocarbons from hydrocarbons containing a smaller number of carbon atoms
- C07C2/86—Preparation of hydrocarbons from hydrocarbons containing a smaller number of carbon atoms by condensation between a hydrocarbon and a non-hydrocarbon
- C07C2/861—Preparation of hydrocarbons from hydrocarbons containing a smaller number of carbon atoms by condensation between a hydrocarbon and a non-hydrocarbon the non-hydrocarbon contains only halogen as hetero-atoms
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- C07C17/07—Preparation of halogenated hydrocarbons by addition of hydrogen halides
- C07C17/087—Preparation of halogenated hydrocarbons by addition of hydrogen halides to unsaturated halogenated hydrocarbons
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 フリーデル−クラフツ触媒の存在下における
o−キシレンと2,2−ジクロロプロパンとの反応によ
る2,2−ビス−(3,4−ジメチル−フェニル)−プロ
パンの製造方法において、使用されるo−キシレン対使
用される2,2−ジクロロプロパンのモル比が少なくと
も5:1である方法。 【目的】 2,2−ビス−(3,4−ジメチル−フェニ
ル)−プロパンの新規な製法が提供される。
o−キシレンと2,2−ジクロロプロパンとの反応によ
る2,2−ビス−(3,4−ジメチル−フェニル)−プロ
パンの製造方法において、使用されるo−キシレン対使
用される2,2−ジクロロプロパンのモル比が少なくと
も5:1である方法。 【目的】 2,2−ビス−(3,4−ジメチル−フェニ
ル)−プロパンの新規な製法が提供される。
Description
【0001】本発明は、2,2−ビス−(3,4−ジメチ
ル−フェニル)−プロパンの新規な製造方法および2,
2−ジクロロプロパンの製造方法に関するものである。
ル−フェニル)−プロパンの新規な製造方法および2,
2−ジクロロプロパンの製造方法に関するものである。
【0002】1,1−ジアリールアルカン類は一般的に
はアルデヒド類またはスチレン類を用いる酸−触媒作用
を受ける芳香族化合物のアルキル化により容易に得られ
る(例えば、ザ・ジャーナル・オブ・ザ・オーガニック
・ケミストリイ(J. Org. Chem.)、26(196
1)、1398参照)。しかしながら、原則的には脂肪
族ケトン類またはα−メチルスチレン類と芳香族化合物
との縮合により実施できる置換されたフェニル基を有す
る対のジアリールアルカン類の製造は活性化された芳香
族化合物、例えばフェノール類およびアニリン類、の使
用だけに限定されている。例えば、トルエンをアセトン
またはα−メチルスチレン類と反応させて対応する2,
2−ジアリールプロパン類を与えることはできない(上
記で引用されているザ・ジャーナル・オブ・ザ・オーガ
ニック・ケミストリイ参照)。
はアルデヒド類またはスチレン類を用いる酸−触媒作用
を受ける芳香族化合物のアルキル化により容易に得られ
る(例えば、ザ・ジャーナル・オブ・ザ・オーガニック
・ケミストリイ(J. Org. Chem.)、26(196
1)、1398参照)。しかしながら、原則的には脂肪
族ケトン類またはα−メチルスチレン類と芳香族化合物
との縮合により実施できる置換されたフェニル基を有す
る対のジアリールアルカン類の製造は活性化された芳香
族化合物、例えばフェノール類およびアニリン類、の使
用だけに限定されている。例えば、トルエンをアセトン
またはα−メチルスチレン類と反応させて対応する2,
2−ジアリールプロパン類を与えることはできない(上
記で引用されているザ・ジャーナル・オブ・ザ・オーガ
ニック・ケミストリイ参照)。
【0003】置換されたフェニル基を有する対のジアリ
ールアルカン類の、例えば2,2−ジトリルプロパン
の、製造は相当困難であり、そしてそれぞれ特定の芳香
族化合物に対して個別のアルキル化剤およびフリーデル
−クラフツ触媒を必要とする(上記で引用されているザ
・ジャーナル・オブ・ザ・オーガニック・ケミストリイ
およびザ・ジャーナル・オブ・ザ・オーガニック・ケミ
ストリイ、41(1976)、1698以下参照)。
ールアルカン類の、例えば2,2−ジトリルプロパン
の、製造は相当困難であり、そしてそれぞれ特定の芳香
族化合物に対して個別のアルキル化剤およびフリーデル
−クラフツ触媒を必要とする(上記で引用されているザ
・ジャーナル・オブ・ザ・オーガニック・ケミストリイ
およびザ・ジャーナル・オブ・ザ・オーガニック・ケミ
ストリイ、41(1976)、1698以下参照)。
【0004】ある種のテトラクロロブタン類またはトリ
クロロブテン類と芳香族炭化水素類との反応を基にして
いる2,2−ジアリール−アルカン類、特に2,2−ジア
リール−プロパン類、の一般的に適用可能な製造方法が
最近知られるようになってきている(ドイツ公開明細書
3,916,557)。この方法の必須条件は、四塩化炭
素を出発物質として使用するため該方法の実施時に環境
保護に対する相当な出費が生じることである。さらに、
1,1−ジクロロエタンがこの方法においてカップリン
グ生成物として得られ、そしてこれは特殊プラスチック
ス用の単量体として使用することができるがこの生成物
の量は特定需要に適合できるものではない。
クロロブテン類と芳香族炭化水素類との反応を基にして
いる2,2−ジアリール−アルカン類、特に2,2−ジア
リール−プロパン類、の一般的に適用可能な製造方法が
最近知られるようになってきている(ドイツ公開明細書
3,916,557)。この方法の必須条件は、四塩化炭
素を出発物質として使用するため該方法の実施時に環境
保護に対する相当な出費が生じることである。さらに、
1,1−ジクロロエタンがこの方法においてカップリン
グ生成物として得られ、そしてこれは特殊プラスチック
ス用の単量体として使用することができるがこの生成物
の量は特定需要に適合できるものではない。
【0005】2,2−ビス−(3,4−ジメチル−フェニ
ル)−プロパンが対応するテトラカルボン酸用の適当な
先駆体であり、後者は酸化により得られそしてそれは高
品質プラスチックス(ポリイミド類)の製造用の有用な
出発化合物でもあるため、2,2−ビス−(3,4−ジメ
チル−フェニル)−プロパンの経済的で且つ生態学的に
許容可能な製造方法に関する要望が存在している。
ル)−プロパンが対応するテトラカルボン酸用の適当な
先駆体であり、後者は酸化により得られそしてそれは高
品質プラスチックス(ポリイミド類)の製造用の有用な
出発化合物でもあるため、2,2−ビス−(3,4−ジメ
チル−フェニル)−プロパンの経済的で且つ生態学的に
許容可能な製造方法に関する要望が存在している。
【0006】二官能性アルキル化剤、例えば2,2−ジ
クロロプロパンまたは2−クロロプロペンもしくは2−
ブロモプロペン、を用いての或いは2−クロロ−2−ア
リール−プロパン類から製造されておりそして多分上記
の二官能性アルキル化剤から段階的に出発して進行する
アルキル化においてすぐに生じるであろう反応性中間生
成物段階を用いての芳香族炭化水素類のアルキル化は非
常に複雑な操作であり、、それは多数の反応生成物を生
じそしてしばしば希望する2,2−ジアリール−プロパ
ン類の不満足な収率しか生じない。
クロロプロパンまたは2−クロロプロペンもしくは2−
ブロモプロペン、を用いての或いは2−クロロ−2−ア
リール−プロパン類から製造されておりそして多分上記
の二官能性アルキル化剤から段階的に出発して進行する
アルキル化においてすぐに生じるであろう反応性中間生
成物段階を用いての芳香族炭化水素類のアルキル化は非
常に複雑な操作であり、、それは多数の反応生成物を生
じそしてしばしば希望する2,2−ジアリール−プロパ
ン類の不満足な収率しか生じない。
【0007】米国特許明細書2,712,543から、
2,2−ビス−(3,4−ジメチル−フェニル)−プロパ
ンをo−キシレンおよび2,2−ジクロロプロパンから
製造できることが知られている。使用されるo−キシレ
ン対使用される2,2−ジクロロプロパンのモル比は
4:1であり、得られる収率は理論値の50−58%の
間で変動している。
2,2−ビス−(3,4−ジメチル−フェニル)−プロパ
ンをo−キシレンおよび2,2−ジクロロプロパンから
製造できることが知られている。使用されるo−キシレ
ン対使用される2,2−ジクロロプロパンのモル比は
4:1であり、得られる収率は理論値の50−58%の
間で変動している。
【0008】驚くべきことに、キシレン/ジクロロプロ
パンのモル比を少なくとも5:1に増大させるならo−
キシレンと2,2−ジクロロプロパンとの反応が非常に
増大した収率の2,2−ビス−(3,4−ジメチル−フェ
ニル)−プロパンを与えることを見いだした。
パンのモル比を少なくとも5:1に増大させるならo−
キシレンと2,2−ジクロロプロパンとの反応が非常に
増大した収率の2,2−ビス−(3,4−ジメチル−フェ
ニル)−プロパンを与えることを見いだした。
【0009】本発明は従って、フリーデル−クラフツ触
媒の存在下におけるo−キシレンと2,2−ジクロロプ
ロパンとの反応による2,2−ビス−(3,4−ジメチル
−フェニル)−プロパン
媒の存在下におけるo−キシレンと2,2−ジクロロプ
ロパンとの反応による2,2−ビス−(3,4−ジメチル
−フェニル)−プロパン
【0010】
【化1】
【0011】の製造方法において、使用されるo−キシ
レン対使用される2,2−ジクロロプロパンのモル比が
少なくとも5:1、好適には少なくとも8:1、特に好
適には少なくとも10:1、である方法に関するもので
ある。
レン対使用される2,2−ジクロロプロパンのモル比が
少なくとも5:1、好適には少なくとも8:1、特に好
適には少なくとも10:1、である方法に関するもので
ある。
【0012】フリーデル−クラフツアルキル化および反
応条件用に適している触媒の型は原則的には公知であ
り、例えば「メソデン・デル・オルガニッシェン・ヘミ
イ(Methoden der Organischen Chemie)」、(ホウベ
ンーウエイル(Houben-Weyl))、V/1a巻、ジョー
ジ・チエメ・フェルラグ、スタットガルト、1970、
501−539を参照のこと。
応条件用に適している触媒の型は原則的には公知であ
り、例えば「メソデン・デル・オルガニッシェン・ヘミ
イ(Methoden der Organischen Chemie)」、(ホウベ
ンーウエイル(Houben-Weyl))、V/1a巻、ジョー
ジ・チエメ・フェルラグ、スタットガルト、1970、
501−539を参照のこと。
【0013】o−キシレンおよび2,2−ジクロロプロ
パンから2,2−ビス−(3,4−ジメチル−フェニル)
−プロパンを製造するための本発明に従う方法は下記の
反応式1により記載することができる。
パンから2,2−ビス−(3,4−ジメチル−フェニル)
−プロパンを製造するための本発明に従う方法は下記の
反応式1により記載することができる。
【0014】
【化2】
【0015】反応式1 本発明に従う方法は液相または気相のいずれかで実施す
ることができる。該方法を液相で実施する場合には、−
50〜+200℃、好適には−20〜180℃、特に好
適には−10〜+150℃、の温度が一般的に使用され
る。使用できるフリーデル−クラフツ触媒は芳香族化合
物のアルキル化用に一般的に使用されているフリーデル
−クラフツ触媒、例えばAlCl3、BF3、FeC
l3、ZnCl2、TiCl4、ZrCl4、SnCl4、
H3PO4、HF、HBF4、酸性アルカリ土類金属燐酸
塩類、アルミナ類、ゼオライト類または酸性イオン交換
樹脂、である。適宜、例えばフリーデル−クラフツアル
キル化においてしばしば使用されているような共触媒の
同時使用も反応の促進用に有利であり、そのような共触
媒は例えばHClである。
ることができる。該方法を液相で実施する場合には、−
50〜+200℃、好適には−20〜180℃、特に好
適には−10〜+150℃、の温度が一般的に使用され
る。使用できるフリーデル−クラフツ触媒は芳香族化合
物のアルキル化用に一般的に使用されているフリーデル
−クラフツ触媒、例えばAlCl3、BF3、FeC
l3、ZnCl2、TiCl4、ZrCl4、SnCl4、
H3PO4、HF、HBF4、酸性アルカリ土類金属燐酸
塩類、アルミナ類、ゼオライト類または酸性イオン交換
樹脂、である。適宜、例えばフリーデル−クラフツアル
キル化においてしばしば使用されているような共触媒の
同時使用も反応の促進用に有利であり、そのような共触
媒は例えばHClである。
【0016】液相のアルキル化は例えば下記の如くして
実施することができる。2,2−ジクロロプロパンまた
は2,2−ジクロロプロパンのo−キシレン中溶液をフ
リーデル−クラフツ触媒の過剰のo−キシレン中溶液に
−10〜+50℃の温度において撹拌しながら加える。
反応を完了させるために、反応混合物を、選択されるバ
ッチ寸法、触媒および反応温度によって10分間〜10
時間となる反応時間にわたり0〜+50℃の温度におい
て撹拌する。次に水の添加により触媒を一般的に脱活性
化させる。反応混合物の有機相を分離し、そして乾燥後
に蒸留により処理する。
実施することができる。2,2−ジクロロプロパンまた
は2,2−ジクロロプロパンのo−キシレン中溶液をフ
リーデル−クラフツ触媒の過剰のo−キシレン中溶液に
−10〜+50℃の温度において撹拌しながら加える。
反応を完了させるために、反応混合物を、選択されるバ
ッチ寸法、触媒および反応温度によって10分間〜10
時間となる反応時間にわたり0〜+50℃の温度におい
て撹拌する。次に水の添加により触媒を一般的に脱活性
化させる。反応混合物の有機相を分離し、そして乾燥後
に蒸留により処理する。
【0017】本発明に従う方法を気相で実施する場合に
は、約180〜450℃の温度が一般的に使用される。
使用される触媒は芳香族類の気相アルキル化用に一般的
に使用されているフリーデル−クラフツ触媒、例えばA
l2O3.SiO2、H3PO4.SiO2、BF3/γAl2O
3および酸性ゼオライト類、である。
は、約180〜450℃の温度が一般的に使用される。
使用される触媒は芳香族類の気相アルキル化用に一般的
に使用されているフリーデル−クラフツ触媒、例えばA
l2O3.SiO2、H3PO4.SiO2、BF3/γAl2O
3および酸性ゼオライト類、である。
【0018】気相アルキル化は例えば下記の如くして実
施することができる。o−キシレンおよび2,2−ジク
ロロプロパンを適当な装置、例えば螺旋管蒸発器または
落下膜蒸発器、中で加熱することにより気体状態にし、
そしてアルキル化触媒を固体形で含有している例えば管
−束反応器の如き連続的気相方法用に適している反応器
中に移す。反応器から出てくる反応混合物を冷却により
液体および気体状生成物に分離する。反応は常圧下また
は減圧下のいずれかで実施することができる。
施することができる。o−キシレンおよび2,2−ジク
ロロプロパンを適当な装置、例えば螺旋管蒸発器または
落下膜蒸発器、中で加熱することにより気体状態にし、
そしてアルキル化触媒を固体形で含有している例えば管
−束反応器の如き連続的気相方法用に適している反応器
中に移す。反応器から出てくる反応混合物を冷却により
液体および気体状生成物に分離する。反応は常圧下また
は減圧下のいずれかで実施することができる。
【0019】2,2−ビス−(3,4−ジメチル−フェニ
ル)−プロパンおよび過剰のキシレンが生じた反応混合
物から分別蒸留により得られるかまたは回収され、ここ
で適宜例えば水を用いる洗浄方法により塩化水素をあら
かじめ除去することができる。
ル)−プロパンおよび過剰のキシレンが生じた反応混合
物から分別蒸留により得られるかまたは回収され、ここ
で適宜例えば水を用いる洗浄方法により塩化水素をあら
かじめ除去することができる。
【0020】得られた2,2−ビス−(3,4−ジメチル
−フェニル)−プロパンをさらに精製するために適当な
有機溶媒から再結晶化させることができる。適当な有機
溶媒には例えばアルコール類および芳香族または脂肪族
炭化水素類が包含される。
−フェニル)−プロパンをさらに精製するために適当な
有機溶媒から再結晶化させることができる。適当な有機
溶媒には例えばアルコール類および芳香族または脂肪族
炭化水素類が包含される。
【0021】本発明に従う方法の特別な態様は、例えば
HClが2,2−ジクロロプロパンから分離される時に
生じるものの如き2−クロロ−プロペンまたは2−クロ
ロ−プロペンと1−クロロ−プロペン類との混合物を
2,2−ビス−(3,4−ジメチル−フェニル)−プロパ
ンを製造するためのo−キシレンのアルキル化用の主要
出発物質として使用している。
HClが2,2−ジクロロプロパンから分離される時に
生じるものの如き2−クロロ−プロペンまたは2−クロ
ロ−プロペンと1−クロロ−プロペン類との混合物を
2,2−ビス−(3,4−ジメチル−フェニル)−プロパ
ンを製造するためのo−キシレンのアルキル化用の主要
出発物質として使用している。
【0022】2−クロロプロペンを2,2−ジアリール
−プロパン類を製造するための芳香族炭化水素類用のア
ルキル化剤として使用できることは公知である。希望す
る生成物の収率はしばしば満足のいかないものである。
m−キシレンと2−クロロプロペンとの反応(ヘルベチ
カ・シミカ・アクタ(Helv. Chim. Acta)、10(19
27)、138頁参照)は従って理論値の25%だけと
いう2,2−ビス−キシリル−プロパンの収率を生じ
る。
−プロパン類を製造するための芳香族炭化水素類用のア
ルキル化剤として使用できることは公知である。希望す
る生成物の収率はしばしば満足のいかないものである。
m−キシレンと2−クロロプロペンとの反応(ヘルベチ
カ・シミカ・アクタ(Helv. Chim. Acta)、10(19
27)、138頁参照)は従って理論値の25%だけと
いう2,2−ビス−キシリル−プロパンの収率を生じ
る。
【0023】アルキル化反応をその場でのHCl付加に
より進行させるなら2,2−ビス−(3,4−ジメチル−
フェニル)−プロパンの製造用の出発物質として2,2
−ジクロロプロペンを特に成功裡に使用できることを今
見いだした。驚くべきことに、1−クロロプロペン類の
同時存在はこの2−クロロプロペンの反応に何の問題も
与えない。
より進行させるなら2,2−ビス−(3,4−ジメチル−
フェニル)−プロパンの製造用の出発物質として2,2
−ジクロロプロペンを特に成功裡に使用できることを今
見いだした。驚くべきことに、1−クロロプロペン類の
同時存在はこの2−クロロプロペンの反応に何の問題も
与えない。
【0024】これらのアルキル化剤、すなわち純粋形の
2−クロロプロペンまたは好適には(1−および2−ク
ロロプロペン類の合計を基にして)80重量%以下の1
−クロロプロペン類を含有している1−クロロ−プロペ
ン類の混合物、の使用は有利であり、その理由はこの出
発物質は1,2−ジクロロプロパンから1−および2−
クロロ−プロペン類の混合物を与えるためのHClを分
離することにより容易に得られ、該混合物の費用のかか
る分離がここで提唱されている使用では省略できるから
である。反応後に得られる未反応の1−クロロ−プロペ
ンは他の出発物質および反応生成物から沸点の大きい差
異のために容易に分離することができる。
2−クロロプロペンまたは好適には(1−および2−ク
ロロプロペン類の合計を基にして)80重量%以下の1
−クロロプロペン類を含有している1−クロロ−プロペ
ン類の混合物、の使用は有利であり、その理由はこの出
発物質は1,2−ジクロロプロパンから1−および2−
クロロ−プロペン類の混合物を与えるためのHClを分
離することにより容易に得られ、該混合物の費用のかか
る分離がここで提唱されている使用では省略できるから
である。反応後に得られる未反応の1−クロロ−プロペ
ンは他の出発物質および反応生成物から沸点の大きい差
異のために容易に分離することができる。
【0025】1−クロロプロペン類との混合物中に存在
している2−クロロプロペンと塩化水素との選択的反応
により2,2−ジクロロプロパンと1−クロロプロペン
類との混合物が得られ、それは例えば分別蒸留により1
−クロロ−プロペン混合物および純粋な2,2−ジクロ
ロプロパンに非常に容易に分離できるということも見い
だされた。2−および1−クロロプロペン類の費用のか
かる分離はこの方法では回避される(2−クロロプロペ
ン類:沸点22.6℃、E/Z−1−クロロプロペン
類:沸点範囲30.8℃−37℃、2,2−ジクロロプロ
パン:沸点69.5℃)。2−並びにE−およびZ−1
−クロロプロペン類の両者が塩化水素との反応において
HCl付加生成物を与えることは知られているが、2−
クロロプロペンに対する付加の方が1−クロロプロペン
類に対するものよりはるかに速く起きるためそこから純
粋な2,2−ジクロロプロパン用の有利な製造方法が生
じる。反応は常圧下または加圧下で実施することがで
き、それは有利には2〜50バールの範囲で実施され
る。HClの使用量は出発物質混合物中に含有されてい
る2−クロロプロペンの量に対して少なくとも化学量論
的量であるべきである。上記のフリーデル−クラフツ触
媒がHCl付加の促進用に有利に使用される。
している2−クロロプロペンと塩化水素との選択的反応
により2,2−ジクロロプロパンと1−クロロプロペン
類との混合物が得られ、それは例えば分別蒸留により1
−クロロ−プロペン混合物および純粋な2,2−ジクロ
ロプロパンに非常に容易に分離できるということも見い
だされた。2−および1−クロロプロペン類の費用のか
かる分離はこの方法では回避される(2−クロロプロペ
ン類:沸点22.6℃、E/Z−1−クロロプロペン
類:沸点範囲30.8℃−37℃、2,2−ジクロロプロ
パン:沸点69.5℃)。2−並びにE−およびZ−1
−クロロプロペン類の両者が塩化水素との反応において
HCl付加生成物を与えることは知られているが、2−
クロロプロペンに対する付加の方が1−クロロプロペン
類に対するものよりはるかに速く起きるためそこから純
粋な2,2−ジクロロプロパン用の有利な製造方法が生
じる。反応は常圧下または加圧下で実施することがで
き、それは有利には2〜50バールの範囲で実施され
る。HClの使用量は出発物質混合物中に含有されてい
る2−クロロプロペンの量に対して少なくとも化学量論
的量であるべきである。上記のフリーデル−クラフツ触
媒がHCl付加の促進用に有利に使用される。
【0026】2,2−ジクロロプロパンは酸化プロペン
の工業的製造において不可避的に得られる生成物である
ため、提唱されている2−クロロ−プロペンの使用は特
に生態学的に有利な工程を与えるものであり、その理由
は廃棄に相当費用のかかる廃物生成物を使用するためで
ある。
の工業的製造において不可避的に得られる生成物である
ため、提唱されている2−クロロ−プロペンの使用は特
に生態学的に有利な工程を与えるものであり、その理由
は廃棄に相当費用のかかる廃物生成物を使用するためで
ある。
【0027】o−キシレン、2−クロロプロペンおよび
塩化水素から出発する2,2−ビス−(3,4−ジメチル
−フェニル)−プロパンの製造用の本発明に従う方法の
変法は反応式2により記載されている。
塩化水素から出発する2,2−ビス−(3,4−ジメチル
−フェニル)−プロパンの製造用の本発明に従う方法の
変法は反応式2により記載されている。
【0028】
【化3】
【0029】反応式2 この方法は一般的には液相で−78〜+200℃、好適
には−20〜+180℃、特に好適には−10〜+50
℃、の温度において実施される。
には−20〜+180℃、特に好適には−10〜+50
℃、の温度において実施される。
【0030】反応は二段階で進行し、それらは別個の反
応器中または1個の反応器中で連続的に実施することが
できる。不連続的工程の場合には反応を同一反応器中で
実施することが有利であり、そして連続的工程の場合に
は反応を別個の反応器中で実施することが一般的に有利
である。
応器中または1個の反応器中で連続的に実施することが
できる。不連続的工程の場合には反応を同一反応器中で
実施することが有利であり、そして連続的工程の場合に
は反応を別個の反応器中で実施することが一般的に有利
である。
【0031】第一反応段階においては、適宜o−キシレ
ン中に溶解されている2−クロロプロペンまたは2−ク
ロロプロペンと1−クロロ−プロペン類との混合物を塩
化水素と反応させると、2,2−ジクロロプロパンが生
成する。反応はこの第一反応段階においては無触媒反応
として実施することもできるが、適当な触媒の添加によ
りHCl付加を促進させることが有利である。適当な触
媒はフリーデル−クラフツアルキル化用に一般的に使用
されている触媒、例えばAlCl3、またはHF.B
F3、であり、そしてこの第一反応段階においては、o
−キシレンが溶媒としてすでに使用されている場合には
使用されるフリーデル−クラフツ触媒は特に穏やかな作
用を有するもの、例えばZnCl2、FeCl3、BiC
l3、SnCl4、TiCl4、ZrCl4、酸性アルミナ
類、ゼオライト類または酸性イオン交換体、であり、そ
れらは第一反応段階において使用される−78〜+90
℃の温度において2−クロロプロペンに対する塩化水素
の付加には触媒作用を与えるが2−クロロプロペンと芳
香族炭化水素との望ましくない副反応には顕著な触媒作
用を与えない。その他の適している触媒は、不飽和化合
物に対するHClの付加には触媒作用を与えるが芳香族
炭化水素類のアルキル化におけるフリーデル−クラフツ
触媒としては活性でないもの、例えばハロゲン化銅、水
銀塩類または塩化バリウム、であり、これらの物質を例
えば活性炭の如き担体上での不均質触媒の形状で使用す
ることもできる。
ン中に溶解されている2−クロロプロペンまたは2−ク
ロロプロペンと1−クロロ−プロペン類との混合物を塩
化水素と反応させると、2,2−ジクロロプロパンが生
成する。反応はこの第一反応段階においては無触媒反応
として実施することもできるが、適当な触媒の添加によ
りHCl付加を促進させることが有利である。適当な触
媒はフリーデル−クラフツアルキル化用に一般的に使用
されている触媒、例えばAlCl3、またはHF.B
F3、であり、そしてこの第一反応段階においては、o
−キシレンが溶媒としてすでに使用されている場合には
使用されるフリーデル−クラフツ触媒は特に穏やかな作
用を有するもの、例えばZnCl2、FeCl3、BiC
l3、SnCl4、TiCl4、ZrCl4、酸性アルミナ
類、ゼオライト類または酸性イオン交換体、であり、そ
れらは第一反応段階において使用される−78〜+90
℃の温度において2−クロロプロペンに対する塩化水素
の付加には触媒作用を与えるが2−クロロプロペンと芳
香族炭化水素との望ましくない副反応には顕著な触媒作
用を与えない。その他の適している触媒は、不飽和化合
物に対するHClの付加には触媒作用を与えるが芳香族
炭化水素類のアルキル化におけるフリーデル−クラフツ
触媒としては活性でないもの、例えばハロゲン化銅、水
銀塩類または塩化バリウム、であり、これらの物質を例
えば活性炭の如き担体上での不均質触媒の形状で使用す
ることもできる。
【0032】第一反応段階において2−クロロプロペン
と反応する気体状塩化水素は少なくとも等量で使用され
るが、例えば1モルの2−クロロプロペン当たり2〜1
0モルの如き過剰量で使用することもできる。この第一
反応段階は常圧下または圧力下で実施することができ、
圧力が反応の促進を助ける。圧力範囲は1〜10バール
の間であるが、一般的には8バール以下である。
と反応する気体状塩化水素は少なくとも等量で使用され
るが、例えば1モルの2−クロロプロペン当たり2〜1
0モルの如き過剰量で使用することもできる。この第一
反応段階は常圧下または圧力下で実施することができ、
圧力が反応の促進を助ける。圧力範囲は1〜10バール
の間であるが、一般的には8バール以下である。
【0033】反応工程は有利にはガスクロマトグラフィ
ーによる反応混合物の分析により監視される。2−クロ
ロプロペンが実質的に反応した後に、第二反応段階が実
施される。
ーによる反応混合物の分析により監視される。2−クロ
ロプロペンが実質的に反応した後に、第二反応段階が実
施される。
【0034】第二反応段階は、生成した2,2−ジクロ
ロプロパンとo−キシレンとの液相での別の反応であ
り、それはすでに以上で記載されている(反応式1)。
ロプロパンとo−キシレンとの液相での別の反応であ
り、それはすでに以上で記載されている(反応式1)。
【0035】第一反応段階がすでに溶媒としてのo−キ
シレン中で穏やかなフリーデル−クラフツ触媒を使用し
て実施されている場合には、ある時にはすでに2,2−
ジクロロプロパンを生成しながら平行してゆっくり進行
していることもある第二反応段階は温度の上昇により促
進させることができる。しかしながら、例えばo−キシ
レン中に溶解または懸濁させることのできるさらに大き
い活性を有するフリーデル−クラフツ触媒を反応混合物
に加えることが有利である。フリーデル−クラフツ触媒
が第一反応段階ですでに使用されていないなら、いずれ
の場合にも該触媒を加えなければならない。
シレン中で穏やかなフリーデル−クラフツ触媒を使用し
て実施されている場合には、ある時にはすでに2,2−
ジクロロプロパンを生成しながら平行してゆっくり進行
していることもある第二反応段階は温度の上昇により促
進させることができる。しかしながら、例えばo−キシ
レン中に溶解または懸濁させることのできるさらに大き
い活性を有するフリーデル−クラフツ触媒を反応混合物
に加えることが有利である。フリーデル−クラフツ触媒
が第一反応段階ですでに使用されていないなら、いずれ
の場合にも該触媒を加えなければならない。
【0036】その後の工程は2,2−ジクロロプロパン
とo−キシレンとの反応に関してすでに記載されている
ものに相当している。反応混合物をさらに処理するため
には、溶解または懸濁されている触媒を水洗または濾過
により最初に除去する。次に分別蒸留を行うことができ
る。未反応のクロロプロペン類をこの方法で低沸点成分
として分離し、そして例えば接触水素化の如き公知の方
法により廃棄する。
とo−キシレンとの反応に関してすでに記載されている
ものに相当している。反応混合物をさらに処理するため
には、溶解または懸濁されている触媒を水洗または濾過
により最初に除去する。次に分別蒸留を行うことができ
る。未反応のクロロプロペン類をこの方法で低沸点成分
として分離し、そして例えば接触水素化の如き公知の方
法により廃棄する。
【0037】好適な工程は2−クロロ−プロペンおよび
塩化水素からのアルキル化剤である2,2−ジクロロプ
ロパンの中間生成物製造とアルキル化段階で得られた塩
化水素との組み合わせを使用している。該方法のこの態
様では、得られる反応混合物は最初に蒸留により処理さ
れ、そして得られた塩化水素または塩化水素を含有して
いるキシレン留分を第一反応段階に再循環させる。不均
質固体相触媒を使用する場合には、この触媒は蒸留によ
る処理前に濾過により除去される。揮発性触媒、例えば
TiCl4またはHF.BF3、を使用する場合には、そ
れらを反応生成物から蒸留により適宜o−キシレンと混
合されている留分として分離し、そして反応に再循環さ
せる。反応生成物から濾過または蒸留により分離できな
い触媒、例えばAlCl3、を使用する場合には、該方
法に再循環させることのできる未反応のクロロプロペン
類並びに塩化水素および過剰のo−キシレンの蒸留によ
る実質的な除去後に触媒を水または酸類を用いる処理に
より無害にしそして除去する。
塩化水素からのアルキル化剤である2,2−ジクロロプ
ロパンの中間生成物製造とアルキル化段階で得られた塩
化水素との組み合わせを使用している。該方法のこの態
様では、得られる反応混合物は最初に蒸留により処理さ
れ、そして得られた塩化水素または塩化水素を含有して
いるキシレン留分を第一反応段階に再循環させる。不均
質固体相触媒を使用する場合には、この触媒は蒸留によ
る処理前に濾過により除去される。揮発性触媒、例えば
TiCl4またはHF.BF3、を使用する場合には、そ
れらを反応生成物から蒸留により適宜o−キシレンと混
合されている留分として分離し、そして反応に再循環さ
せる。反応生成物から濾過または蒸留により分離できな
い触媒、例えばAlCl3、を使用する場合には、該方
法に再循環させることのできる未反応のクロロプロペン
類並びに塩化水素および過剰のo−キシレンの蒸留によ
る実質的な除去後に触媒を水または酸類を用いる処理に
より無害にしそして除去する。
【0038】2,2−ビス−(3,4−ジメチル−フェニ
ル)−プロパンを前記の如き結晶化によりさらに精製す
ることができる。
ル)−プロパンを前記の如き結晶化によりさらに精製す
ることができる。
【0039】下記の実施例中の百分率データは重量に関
するものである。
するものである。
【0040】
【実施例】比較例 (ジクロロプロパン/キシレンのモル比=1:4)1
0.6g(0.1モル)のo−キシレン中に溶解されてい
る11.3g(0.1モル)の2,2−ジクロロプロパン
を2.6gのAlCl3の31.8g(0.3モル)のo−
キシレン中溶液に0〜10℃(氷で冷却)において1時
間にわたり撹拌しながら滴々添加した。この温度におけ
る4時間の反応時間後に、触媒を50mlの水の添加に
より分解させそして除去した。相を分離した後に、水相
をo−キシレンで2回以上(各回毎に50ml)抽出
し、一緒にした有機相を真空中で回転蒸発器上で濃縮
し、過剰のキシレンを蒸留除去した。19.1gの粗製
生成物が得られ、それはガスクロマトグラフィーによる
分析に従うと67%の希望する生成物(=理論値の51
%)を含有していた。30mlのメタノールを粗製生成
物に加え、そして混合物を撹拌しながら還流温度に加熱
し、そして次に0℃に冷却した。11.4gの結晶性2,
2−ビス−(3,4−ジメチル−フェニル)−プロパン
が得られた。濾液を分別蒸留すると沸点範囲が120−
150℃/0.1ミリバールの留分(2.7g)が得ら
れ、そこから0.8gの2,2−ビス−(3,4−ジメチ
ル−フェニル)−プロパンが再結晶化によりより得られ
た。これは、使用された2,2−ジクロロプロパンを基
にして12.2g(約理論値の48%)の全体的収率に
相当していた。
0.6g(0.1モル)のo−キシレン中に溶解されてい
る11.3g(0.1モル)の2,2−ジクロロプロパン
を2.6gのAlCl3の31.8g(0.3モル)のo−
キシレン中溶液に0〜10℃(氷で冷却)において1時
間にわたり撹拌しながら滴々添加した。この温度におけ
る4時間の反応時間後に、触媒を50mlの水の添加に
より分解させそして除去した。相を分離した後に、水相
をo−キシレンで2回以上(各回毎に50ml)抽出
し、一緒にした有機相を真空中で回転蒸発器上で濃縮
し、過剰のキシレンを蒸留除去した。19.1gの粗製
生成物が得られ、それはガスクロマトグラフィーによる
分析に従うと67%の希望する生成物(=理論値の51
%)を含有していた。30mlのメタノールを粗製生成
物に加え、そして混合物を撹拌しながら還流温度に加熱
し、そして次に0℃に冷却した。11.4gの結晶性2,
2−ビス−(3,4−ジメチル−フェニル)−プロパン
が得られた。濾液を分別蒸留すると沸点範囲が120−
150℃/0.1ミリバールの留分(2.7g)が得ら
れ、そこから0.8gの2,2−ビス−(3,4−ジメチ
ル−フェニル)−プロパンが再結晶化によりより得られ
た。これは、使用された2,2−ジクロロプロパンを基
にして12.2g(約理論値の48%)の全体的収率に
相当していた。
【0041】実施例1 (ジクロロプロパン/キシレンのモル比=1:10)2
1.2g(0.2モル)のo−キシレン中に溶解されてい
る11.3g(0.1モル)の2,2−ジクロロプロパン
を1.1gのAlCl3と85.0g(0.8モル)のo−
キシレンとの混合物に0〜+10℃(氷で冷却)におい
て10分間にわたり撹拌しながら滴々添加した。90分
間の反応時間後に、触媒を50mlの水の添加により分
解させそして除去した。相を分離した後に、水相をo−
キシレンで2回以上(各回毎に50ml)抽出し、一緒
にした有機相を蒸留し、水相の一部を最初に共沸的に蒸
留除去しそして次に過剰のo−キシレンを回収した。3
5mlのメタノールを蒸留残渣に加え、そして混合物を
撹拌しながら還流温度に加熱し、そして次に0℃に冷却
した。除去後の濾液から、常圧下での溶媒の蒸留および
真空中での少含有量の副生物の蒸留並びに再結晶化によ
り、14.2gの融点が55.5℃である結晶性2,2−
ビス−(3,4−ジメチル−フェニル)−プロパンが得
られた。これは、使用された2,2−ジクロロプロパン
を基にして91%の全体的収率に相当していた。
1.2g(0.2モル)のo−キシレン中に溶解されてい
る11.3g(0.1モル)の2,2−ジクロロプロパン
を1.1gのAlCl3と85.0g(0.8モル)のo−
キシレンとの混合物に0〜+10℃(氷で冷却)におい
て10分間にわたり撹拌しながら滴々添加した。90分
間の反応時間後に、触媒を50mlの水の添加により分
解させそして除去した。相を分離した後に、水相をo−
キシレンで2回以上(各回毎に50ml)抽出し、一緒
にした有機相を蒸留し、水相の一部を最初に共沸的に蒸
留除去しそして次に過剰のo−キシレンを回収した。3
5mlのメタノールを蒸留残渣に加え、そして混合物を
撹拌しながら還流温度に加熱し、そして次に0℃に冷却
した。除去後の濾液から、常圧下での溶媒の蒸留および
真空中での少含有量の副生物の蒸留並びに再結晶化によ
り、14.2gの融点が55.5℃である結晶性2,2−
ビス−(3,4−ジメチル−フェニル)−プロパンが得
られた。これは、使用された2,2−ジクロロプロパン
を基にして91%の全体的収率に相当していた。
【0042】実施例2 (2−クロロプロペン/キシレンのモル比=1:12.
5)0.1gのFeCl3の添加後に、塩化水素を7.6
5gの2−クロロ−プロペン(80%)とE−およびZ
−1−クロロ−プロペン(20%)との混合物中に混合
物が飽和するまで通し、この工程中にドライアイスを用
いる冷却により温度は−78℃に保たれていた。14時
間後に、生じた反応混合物を106g(1モル)のo−
キシレンと1.1gのAlCl3との混合物に撹拌しなが
ら加え、温度は−10〜+10℃の間の保たれていた。
2時間後に、100mlの水の添加により反応を終了さ
せた。
5)0.1gのFeCl3の添加後に、塩化水素を7.6
5gの2−クロロ−プロペン(80%)とE−およびZ
−1−クロロ−プロペン(20%)との混合物中に混合
物が飽和するまで通し、この工程中にドライアイスを用
いる冷却により温度は−78℃に保たれていた。14時
間後に、生じた反応混合物を106g(1モル)のo−
キシレンと1.1gのAlCl3との混合物に撹拌しなが
ら加え、温度は−10〜+10℃の間の保たれていた。
2時間後に、100mlの水の添加により反応を終了さ
せた。
【0043】希望する反応生成物を実施例1と同様に処
理しそして精製した。17.5g(=使用された2−ク
ロロプロペンを基にして理論値の87%)の2,2−ビ
ス−(3,4−ジメチル−フェニル)−プロパンが得ら
れた。
理しそして精製した。17.5g(=使用された2−ク
ロロプロペンを基にして理論値の87%)の2,2−ビ
ス−(3,4−ジメチル−フェニル)−プロパンが得ら
れた。
【0044】実施例3 (2−クロロプロペン/キシレンのモル比=1:12.
5)200mgのFeCl3を7.65gの2−クロロ−
プロペン(80%)並びにE−およびZ−1−クロロ−
プロペン類(20%)(約0.08モルの2−クロロ−
プロペン)の106g(1モル)のo−キシレン中溶液
に加えた。15時間後に、1.1gのAlCl3を加える
と、1時間の工程中に0〜+20℃の温度上昇が認めら
れた。この時間後に、100mlの水の添加により反応
を終了させた。相を分離し、そして各回毎に50mlの
o−キシレンを用いて水相を2回抽出しそして再び分離
した。
5)200mgのFeCl3を7.65gの2−クロロ−
プロペン(80%)並びにE−およびZ−1−クロロ−
プロペン類(20%)(約0.08モルの2−クロロ−
プロペン)の106g(1モル)のo−キシレン中溶液
に加えた。15時間後に、1.1gのAlCl3を加える
と、1時間の工程中に0〜+20℃の温度上昇が認めら
れた。この時間後に、100mlの水の添加により反応
を終了させた。相を分離し、そして各回毎に50mlの
o−キシレンを用いて水相を2回抽出しそして再び分離
した。
【0045】実施例1と同様にさらに処理しそして精製
した。16.8g(=理論値の83%)の融点が55〜
56℃の純粋な2,2−ビス−(3,4−ジメチル−フェ
ニル)−プロパンが得られた。
した。16.8g(=理論値の83%)の融点が55〜
56℃の純粋な2,2−ビス−(3,4−ジメチル−フェ
ニル)−プロパンが得られた。
【0046】実施例4 (ジクロロプロパン/キシレンのモル比=1:5)1
1.3g(0.1モル)の2,2−ジクロロプロパンを0.
6gのAlCl3の53g(0.5モル)のo−キシレン
中溶液に0〜10℃において10分間にわたり撹拌しな
がら滴々添加した。5時間後に、50mlの水を反応混
合物に加え、そして相を分離した。水相をo−キシレン
で2回(各回毎に50ml)抽出した。一緒にした有機
相から真空蒸留により過剰のキシレンを除去すると、粗
製生成物(20.7g)が残り、そしてそれを25ml
のメタノールから再結晶化させた。14.3gの2,2−
ビス−(3,4−ジメチル−フェニル)−プロパンが得
られた。母液を最初に蒸留により処理した。沸点範囲1
35〜142℃/0.8ミリバールの留分のメタノール
からの再結晶化により、さらに4.0gの希望する生成
物が得られた。2,2−ビス−(3,4−ジメチル−フェ
ニル)−プロパンの全体的収率は、使用された2,2−
ジクロロプロパンを基にして73%であった。
1.3g(0.1モル)の2,2−ジクロロプロパンを0.
6gのAlCl3の53g(0.5モル)のo−キシレン
中溶液に0〜10℃において10分間にわたり撹拌しな
がら滴々添加した。5時間後に、50mlの水を反応混
合物に加え、そして相を分離した。水相をo−キシレン
で2回(各回毎に50ml)抽出した。一緒にした有機
相から真空蒸留により過剰のキシレンを除去すると、粗
製生成物(20.7g)が残り、そしてそれを25ml
のメタノールから再結晶化させた。14.3gの2,2−
ビス−(3,4−ジメチル−フェニル)−プロパンが得
られた。母液を最初に蒸留により処理した。沸点範囲1
35〜142℃/0.8ミリバールの留分のメタノール
からの再結晶化により、さらに4.0gの希望する生成
物が得られた。2,2−ビス−(3,4−ジメチル−フェ
ニル)−プロパンの全体的収率は、使用された2,2−
ジクロロプロパンを基にして73%であった。
【0047】実施例5 (ジクロロプロパン/キシレンのモル比=1:6)1
1.3g(0.1モル)の2,2−ジクロロプロパンを0.
7gのAlCl3を触媒として使用して実施例4と同様
にして63.6g(0.6モル)のo−キシレンと反応さ
せた。4時間の反応時間後に、混合物を実施例4中に記
されている如くして処理した。19.9gの2,2−ビス
−(3,4−ジメチル−フェニル)−プロパン(融点5
5〜55.5℃)が得られた。これは、使用された2,2
−ジクロロプロパンを基にして79%の収率に相当して
いた。
1.3g(0.1モル)の2,2−ジクロロプロパンを0.
7gのAlCl3を触媒として使用して実施例4と同様
にして63.6g(0.6モル)のo−キシレンと反応さ
せた。4時間の反応時間後に、混合物を実施例4中に記
されている如くして処理した。19.9gの2,2−ビス
−(3,4−ジメチル−フェニル)−プロパン(融点5
5〜55.5℃)が得られた。これは、使用された2,2
−ジクロロプロパンを基にして79%の収率に相当して
いた。
【0048】実施例6 (ジクロロプロパン/キシレンのモル比=1:8)1
1.3g(0.1モル)の2,2−ジクロロプロパンを0.
9gのAlCl3を触媒として使用して実施例4と同様
にして84.8g(0.8モル)のo−キシレンと反応さ
せた。2.5時間の反応時間後に、混合物を実施例4中
に記されている如くして処理した。21.1gの2,2−
ビス−(3,4−ジメチル−フェニル)−プロパンが得
られた。これは、使用された2,2−ジクロロプロパン
を基にして84%の収率に相当していた。
1.3g(0.1モル)の2,2−ジクロロプロパンを0.
9gのAlCl3を触媒として使用して実施例4と同様
にして84.8g(0.8モル)のo−キシレンと反応さ
せた。2.5時間の反応時間後に、混合物を実施例4中
に記されている如くして処理した。21.1gの2,2−
ビス−(3,4−ジメチル−フェニル)−プロパンが得
られた。これは、使用された2,2−ジクロロプロパン
を基にして84%の収率に相当していた。
【0049】実施例7 ガスクロマトグラフィーに従うと68.6%のE/Z−
1−クロロプロペン類および27.8%の2−クロロ−
プロペンを含有している275gのクロロプロペン混合
物を10バール下で1リットルの撹拌されているオート
クレーブ中で1.3gの無水塩化鉄(III)を添加しなが
ら塩化水素ガスで処理した。反応温度は50℃でありそ
して反応時間は3時間であった。反応後に、反応混合物
はガスクロマトグラフィーに従うと58.0%のE/Z
−1−クロロプロペン類および39.3%の2,2−ジク
ロロプロパンを含有しており、すなわちHClが2−ク
ロロ−プロペンに選択的に加えられていた。粗製混合物
を水で処理しそして有機相を塩化カルシウムを用いて乾
燥した後に、混合物を60cmパックドカラム上で分別
蒸留により分離した。99g(=理論値の88%)の沸
点範囲が68−70℃の2,2−ジクロロプロパンが得
られた。
1−クロロプロペン類および27.8%の2−クロロ−
プロペンを含有している275gのクロロプロペン混合
物を10バール下で1リットルの撹拌されているオート
クレーブ中で1.3gの無水塩化鉄(III)を添加しなが
ら塩化水素ガスで処理した。反応温度は50℃でありそ
して反応時間は3時間であった。反応後に、反応混合物
はガスクロマトグラフィーに従うと58.0%のE/Z
−1−クロロプロペン類および39.3%の2,2−ジク
ロロプロパンを含有しており、すなわちHClが2−ク
ロロ−プロペンに選択的に加えられていた。粗製混合物
を水で処理しそして有機相を塩化カルシウムを用いて乾
燥した後に、混合物を60cmパックドカラム上で分別
蒸留により分離した。99g(=理論値の88%)の沸
点範囲が68−70℃の2,2−ジクロロプロパンが得
られた。
【0050】本発明の主なる特徴および態様は以下のと
おりである。
おりである。
【0051】1.フリーデル−クラフツ触媒の存在下に
おけるo−キシレンと2,2−ジクロロプロパンとの反
応による2,2−ビス−(3,4−ジメチル−フェニル)
−プロパンの製造方法において、使用されるo−キシレ
ン対使用される2,2−ジクロロプロパンのモル比が少
なくとも5:1である方法。
おけるo−キシレンと2,2−ジクロロプロパンとの反
応による2,2−ビス−(3,4−ジメチル−フェニル)
−プロパンの製造方法において、使用されるo−キシレ
ン対使用される2,2−ジクロロプロパンのモル比が少
なくとも5:1である方法。
【0052】2.モル比が少なくとも8:1である、上
記1の方法。
記1の方法。
【0053】3.モル比が少なくとも10:1である、
上記1の方法。
上記1の方法。
【0054】4.2−クロロ−プロペンから塩化水素の
付加により製造された2,2−ジクロロプロパンを使用
することを特徴とする、上記1の方法。
付加により製造された2,2−ジクロロプロパンを使用
することを特徴とする、上記1の方法。
【0055】5.1−クロロプロペン類の存在下におけ
る2−クロロ−プロペンと塩化水素との反応により製造
された2,2−ジクロロプロパンを使用することを特徴
とする、上記1の方法。
る2−クロロ−プロペンと塩化水素との反応により製造
された2,2−ジクロロプロパンを使用することを特徴
とする、上記1の方法。
【0056】6.o−キシレンとの反応を1−クロロプ
ロペン類無しにまたはそれらから生じた副生物を分離し
て行うことを特徴とする、上記5の方法。
ロペン類無しにまたはそれらから生じた副生物を分離し
て行うことを特徴とする、上記5の方法。
【0057】7.2−クロロプロペンと塩化水素との選
択的反応および生成した2,2−ジクロロプロパンの反
応混合物からの分離による、2−クロロプロペンと1−
クロロプロペン類との混合物からの2,2−ジクロロプ
ロパンの製造方法。
択的反応および生成した2,2−ジクロロプロパンの反
応混合物からの分離による、2−クロロプロペンと1−
クロロプロペン類との混合物からの2,2−ジクロロプ
ロパンの製造方法。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C07C 2/68 17/04 19/02 9280−4H // C07B 61/00 300
Claims (2)
- 【請求項1】 フリーデル−クラフツ触媒の存在下にお
けるo−キシレンと2,2−ジクロロプロパンとの反応
による2,2−ビス−(3,4−ジメチル−フェニル)−
プロパンの製造方法において、使用されるo−キシレン
対使用される2,2−ジクロロプロパンのモル比が少な
くとも5:1である方法。 - 【請求項2】 2−クロロプロペンと塩化水素との選択
的反応および生成した2,2−ジクロロプロパンの反応
混合物からの分離による、2−クロロプロペンと1−ク
ロロプロペン類との混合物からの2,2−ジクロロプロ
パンの製造方法。
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