JPH0585181B2 - - Google Patents
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- JPH0585181B2 JPH0585181B2 JP3287071A JP28707191A JPH0585181B2 JP H0585181 B2 JPH0585181 B2 JP H0585181B2 JP 3287071 A JP3287071 A JP 3287071A JP 28707191 A JP28707191 A JP 28707191A JP H0585181 B2 JPH0585181 B2 JP H0585181B2
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- remote control
- infrared transmitter
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】 本発明は多機能を有する
電動ベツドにおいて、配線作業等の問題を解決し
た電動ベツドのコントロールシステムに関するも
のである。
電動ベツドにおいて、配線作業等の問題を解決し
た電動ベツドのコントロールシステムに関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】 従来、電動ベツドにおいて、駆
動源であるモータへ動作制御信号を供給する方法
としては、操作スイツチを搭載した患者の枕元近
傍に設けられるリモコンスイツチのキーイン操作
により、モータへ動作制御信号をコードを介して
送信するようにしたコード式リモコン方式を採用
してきた。
動源であるモータへ動作制御信号を供給する方法
としては、操作スイツチを搭載した患者の枕元近
傍に設けられるリモコンスイツチのキーイン操作
により、モータへ動作制御信号をコードを介して
送信するようにしたコード式リモコン方式を採用
してきた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】 このため、リ
モコンによる制御内容に多機能を持たせようとす
ると、それを構成する回路が複雑化し、配線作業
が大変なものとなる不都合が露呈するに至つた。
本発明はこのような不都合を克服するために提案
されたものであつて、リモコンスイツチおよびコ
ントロールボツクスにマイコンを搭載して、制御
信号を授受するようにした電動ベツドのコントロ
ールシステムを提供することを目的とする。
モコンによる制御内容に多機能を持たせようとす
ると、それを構成する回路が複雑化し、配線作業
が大変なものとなる不都合が露呈するに至つた。
本発明はこのような不都合を克服するために提案
されたものであつて、リモコンスイツチおよびコ
ントロールボツクスにマイコンを搭載して、制御
信号を授受するようにした電動ベツドのコントロ
ールシステムを提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】 前記した課題を
解決するために、本発明は、電動ベツドの駆動源
としてのモータに動作制御信号を送出するコント
ロールボツクスと、操作スイツチを搭載した患者
の枕元近傍に設けられるリモコンスイツチと、電
動ベツドのボード外側に設けられた赤外線送受信
器とを有し、病室等の壁面に設けられ、ナースス
テーシヨンと病室内とで諸情報の送受信を行うた
めの中継器に赤外線送受信器を設け、前記リモコ
ンスイツチとコントロールボツクス、または、コ
ントロールボツクスとボード外側に設けられた赤
外線送受信器をそれぞれケーブルに接続する構成
としたことを特徴とするものである。 また、本発明は、電動ベツドの駆動源としてのモ
ータに動作制御信号を送出するコントロールボツ
クスと、操作スイツチを搭載した患者の枕元近傍
に設けられるリモコンスイツチと、電動ベツドの
ボード外側に設けられた赤外線送受信器とを有
し、病室等の壁面に設けられ、ナースステーシヨ
ンと病室内とで諸情報の送受信を行うための中継
器に赤外線送受信器を設け、ベツド側部およびコ
ントロールボツクスに赤外線送受信器を設けて前
記リモコンスイツチとコントロールボツクスとの
間で信号の授受を行う構成とし、また、前記コン
トロールボツクスとボード外側に設けられた赤外
線送受信器をケーブルにて接続する構成としたこ
とを特徴とするものである。 また、本発明は、電動ベツドの駆動源としてのモ
ータに動作制御信号を送出するコントロールボツ
クスと、操作スイツチを搭載した患者の枕元近傍
に設けられるリモコンスイツチと、電動ベツドの
ボード外側に設けられた赤外線送受信器とを有
し、病室等の壁面に設けられ、ナースステーシヨ
ンと病室内とで諸情報の送受信を行うための中継
器に赤外線送受信器を設け、前記リモコンスイツ
チおよびベツド側部に赤外線送受信器を設け、こ
のベツド側部の赤外線送受信器とコントロールボ
ツクスとをケーブルにて接続し、また、コントロ
ールボツクスとボード外側に設けられた赤外線送
受信器をそれぞれケーブルにて接続する構成とし
たことを特徴とするものである。 さらに、前記コントロールシステムにおいて、リ
モコンスイツチと信号授受をするための赤外線送
受信器をベツド側部に複数設ける構成としたもの
である。
解決するために、本発明は、電動ベツドの駆動源
としてのモータに動作制御信号を送出するコント
ロールボツクスと、操作スイツチを搭載した患者
の枕元近傍に設けられるリモコンスイツチと、電
動ベツドのボード外側に設けられた赤外線送受信
器とを有し、病室等の壁面に設けられ、ナースス
テーシヨンと病室内とで諸情報の送受信を行うた
めの中継器に赤外線送受信器を設け、前記リモコ
ンスイツチとコントロールボツクス、または、コ
ントロールボツクスとボード外側に設けられた赤
外線送受信器をそれぞれケーブルに接続する構成
としたことを特徴とするものである。 また、本発明は、電動ベツドの駆動源としてのモ
ータに動作制御信号を送出するコントロールボツ
クスと、操作スイツチを搭載した患者の枕元近傍
に設けられるリモコンスイツチと、電動ベツドの
ボード外側に設けられた赤外線送受信器とを有
し、病室等の壁面に設けられ、ナースステーシヨ
ンと病室内とで諸情報の送受信を行うための中継
器に赤外線送受信器を設け、ベツド側部およびコ
ントロールボツクスに赤外線送受信器を設けて前
記リモコンスイツチとコントロールボツクスとの
間で信号の授受を行う構成とし、また、前記コン
トロールボツクスとボード外側に設けられた赤外
線送受信器をケーブルにて接続する構成としたこ
とを特徴とするものである。 また、本発明は、電動ベツドの駆動源としてのモ
ータに動作制御信号を送出するコントロールボツ
クスと、操作スイツチを搭載した患者の枕元近傍
に設けられるリモコンスイツチと、電動ベツドの
ボード外側に設けられた赤外線送受信器とを有
し、病室等の壁面に設けられ、ナースステーシヨ
ンと病室内とで諸情報の送受信を行うための中継
器に赤外線送受信器を設け、前記リモコンスイツ
チおよびベツド側部に赤外線送受信器を設け、こ
のベツド側部の赤外線送受信器とコントロールボ
ツクスとをケーブルにて接続し、また、コントロ
ールボツクスとボード外側に設けられた赤外線送
受信器をそれぞれケーブルにて接続する構成とし
たことを特徴とするものである。 さらに、前記コントロールシステムにおいて、リ
モコンスイツチと信号授受をするための赤外線送
受信器をベツド側部に複数設ける構成としたもの
である。
【0005】
【作用】 リモコンスイツチにキー入力があると
そのキー信号は、所定の制御信号となつてケーブ
ルを通じてコントロールボツクスに伝送され、モ
ータの駆動制御が行われる。また、制御信号中に
ナースステーシヨンへの信号が含まれている場
合、この信号は、ベツドのボード外側における赤
外線送受信器において赤外線信号に変換され、中
継器における赤外線送受信器に向けて放射され
る。そして中継器からは、ベツドからの信号を受
信すると同時にナースステーシヨンに送信され
る。
そのキー信号は、所定の制御信号となつてケーブ
ルを通じてコントロールボツクスに伝送され、モ
ータの駆動制御が行われる。また、制御信号中に
ナースステーシヨンへの信号が含まれている場
合、この信号は、ベツドのボード外側における赤
外線送受信器において赤外線信号に変換され、中
継器における赤外線送受信器に向けて放射され
る。そして中継器からは、ベツドからの信号を受
信すると同時にナースステーシヨンに送信され
る。
【0006】 また、ベツド側部およびコントロール
ボツクスに赤外線送受信器を設けてリモコンスイ
ツチとコントロールボツクスとの間で信号の授受
を行う構成とした方式においては、リモコンスイ
ツチにおけるキー信号は、所定の制御信号に変換
され、この制御信号はケーブルを通じてベツド側
部にある赤外線送受信器に伝達される。この赤外
線送受信器において、赤外線信号に変換され、コ
ントロールボツクスの赤外線送受信器にて受信さ
れる。そして、前記赤外線信号に基づいたモータ
の駆動制御がなされる。なお、ベツド側部にある
赤外線送受信器を複数箇所に設けるようにすれ
ば、リモコンスイツチを扱いやすい位置に接続し
て使用することができる。
ボツクスに赤外線送受信器を設けてリモコンスイ
ツチとコントロールボツクスとの間で信号の授受
を行う構成とした方式においては、リモコンスイ
ツチにおけるキー信号は、所定の制御信号に変換
され、この制御信号はケーブルを通じてベツド側
部にある赤外線送受信器に伝達される。この赤外
線送受信器において、赤外線信号に変換され、コ
ントロールボツクスの赤外線送受信器にて受信さ
れる。そして、前記赤外線信号に基づいたモータ
の駆動制御がなされる。なお、ベツド側部にある
赤外線送受信器を複数箇所に設けるようにすれ
ば、リモコンスイツチを扱いやすい位置に接続し
て使用することができる。
【0007】 さらに、リモコンスイツチに赤外線送
受信器を設けてコントロールボツクスや、中継器
と赤外線信号により情報の授受を行う方式にあつ
ては、リモコンスイツチとベツド側部の赤外線送
受信器間のデータの送受信を赤外線で行い、ケー
ブルを介してコントロールボツクスに信号を伝送
する他、リモコンスイツチから、直接、中継器の
赤外線送受信器に赤外線信号を伝送することがで
きる。かかる方式によれば、ベツド内の配線のみ
ですみ、リモコンスイツチはケーブルによる拘束
がないので、リモコンスイツチの保管位置は自在
である。また、ベツド側部にある赤外線送受信器
を複数箇所に設けるようにすれば、リモコンスイ
ツチを扱いやすい位置にて操作することができ
る。
受信器を設けてコントロールボツクスや、中継器
と赤外線信号により情報の授受を行う方式にあつ
ては、リモコンスイツチとベツド側部の赤外線送
受信器間のデータの送受信を赤外線で行い、ケー
ブルを介してコントロールボツクスに信号を伝送
する他、リモコンスイツチから、直接、中継器の
赤外線送受信器に赤外線信号を伝送することがで
きる。かかる方式によれば、ベツド内の配線のみ
ですみ、リモコンスイツチはケーブルによる拘束
がないので、リモコンスイツチの保管位置は自在
である。また、ベツド側部にある赤外線送受信器
を複数箇所に設けるようにすれば、リモコンスイ
ツチを扱いやすい位置にて操作することができ
る。
【0008】 このように、制御信号の送受信手段と
して、赤外線を採用したので、外乱に強く、ま
た、病室内壁面の中継器に赤外線受信器が備え付
けられた病室内では、前述のいずれの方式も、選
択使用することができる。
して、赤外線を採用したので、外乱に強く、ま
た、病室内壁面の中継器に赤外線受信器が備え付
けられた病室内では、前述のいずれの方式も、選
択使用することができる。
【0009】
【実施例】 次に、本発明にかかる電動ベツドの
コントロールシステムについて、一実施例を挙
げ、添付の図面を参照しながら以下説明する。な
お、このコントロールシステムには、患者の枕元
近傍に設けられるリモコンスイツチ(後述)と駆
動源であるモータのコントロールボツクスとの信
号授受方式で異なるワイヤードリモコン方式、
セミワイヤードリモコン方式、ワイヤレスリ
モコン方式を適用することができる。以下、順次
説明する。
コントロールシステムについて、一実施例を挙
げ、添付の図面を参照しながら以下説明する。な
お、このコントロールシステムには、患者の枕元
近傍に設けられるリモコンスイツチ(後述)と駆
動源であるモータのコントロールボツクスとの信
号授受方式で異なるワイヤードリモコン方式、
セミワイヤードリモコン方式、ワイヤレスリ
モコン方式を適用することができる。以下、順次
説明する。
【0010】 先ず、図1に、ワイヤードリモコン
方式のコントロールシステムを備えた病室内にお
けるベツド1を示す。このベツド1は電動ベツド
であり、電動ベツドの駆動源としてのモータ2,
3,4が備えられたものであり、このモータ2〜
4をコントロールするためのコントロールシステ
ム5が設けられている。このコントロールシステ
ム5は、モータ2〜4と信号線6を介して接続さ
れたコントロールボツクス7と、コントロールボ
ツクス7から4芯のケーブルからなるコード8を
介して接続された、患者の枕元近傍に設けられる
リモコンスイツチ9を有する。また、ベツド1の
ボード10外側には、赤外線送受信器11を設
け、病室の壁面12に設置された、ナースステー
シヨンとの間で諸情報の送受信を行うための中継
器13に赤外線送受信器11が設けられる。前記
コントロールボツクス7とボード10外側に設け
られた赤外線送受信器11とは、4芯のケーブル
からなるコード14にて接続される構成となつて
いる。
方式のコントロールシステムを備えた病室内にお
けるベツド1を示す。このベツド1は電動ベツド
であり、電動ベツドの駆動源としてのモータ2,
3,4が備えられたものであり、このモータ2〜
4をコントロールするためのコントロールシステ
ム5が設けられている。このコントロールシステ
ム5は、モータ2〜4と信号線6を介して接続さ
れたコントロールボツクス7と、コントロールボ
ツクス7から4芯のケーブルからなるコード8を
介して接続された、患者の枕元近傍に設けられる
リモコンスイツチ9を有する。また、ベツド1の
ボード10外側には、赤外線送受信器11を設
け、病室の壁面12に設置された、ナースステー
シヨンとの間で諸情報の送受信を行うための中継
器13に赤外線送受信器11が設けられる。前記
コントロールボツクス7とボード10外側に設け
られた赤外線送受信器11とは、4芯のケーブル
からなるコード14にて接続される構成となつて
いる。
【0011】 ここで前述のワイヤードリモコン方
式のコントロールシステム5について、図2にブ
ロツク図を示し、さらに詳述する。すなわち、リ
モコンスイツチ9にはマイコン15が内蔵されて
いる。なお、このマイコン15は、図示はしない
が、中央処理装置(CPU)、メモリ(ROM,
RAM)、そして入出力装置(I/Oポート)と
から基本的に構成されたものである。すなわち、
マイコン15はリモコンスイツチ9におけるキー
信号を取り込んでシリアルデータに変換したり、
表示手段16に表示信号を供給する一方、コード
8を介してコントロールボツクス7に制御信号と
して送信する機能を有する。前記コントロールボ
ツクス7はリモコンスイツチ9同様、マイコン1
7を具備し、モータ2〜4に駆動制御信号を供給
したり、モータ2〜4の動作状態にかかる信号を
取り込んだり、ボード10外側における赤外線送
受信器11にナースステーシヨンへ伝達すべき信
号を供給する機能を有する。前記ボード10外側
における赤外線送受信器11において、赤外線信
号に変換され、中継器13における赤外線送受信
器11に送信する構成である。
式のコントロールシステム5について、図2にブ
ロツク図を示し、さらに詳述する。すなわち、リ
モコンスイツチ9にはマイコン15が内蔵されて
いる。なお、このマイコン15は、図示はしない
が、中央処理装置(CPU)、メモリ(ROM,
RAM)、そして入出力装置(I/Oポート)と
から基本的に構成されたものである。すなわち、
マイコン15はリモコンスイツチ9におけるキー
信号を取り込んでシリアルデータに変換したり、
表示手段16に表示信号を供給する一方、コード
8を介してコントロールボツクス7に制御信号と
して送信する機能を有する。前記コントロールボ
ツクス7はリモコンスイツチ9同様、マイコン1
7を具備し、モータ2〜4に駆動制御信号を供給
したり、モータ2〜4の動作状態にかかる信号を
取り込んだり、ボード10外側における赤外線送
受信器11にナースステーシヨンへ伝達すべき信
号を供給する機能を有する。前記ボード10外側
における赤外線送受信器11において、赤外線信
号に変換され、中継器13における赤外線送受信
器11に送信する構成である。
【0012】 以上のような構成のワイヤードリモコ
ン方式のコントロールシステム5において、リモ
コンスイツチ9にキー入力があるとそのキー信号
は、マイコン15によりシリアルデータに変換さ
れ、コード8を通じてコントロールボツクス7の
マイコン17に伝送され、モータ2〜4に駆動制
御信号が供給されてモータ2〜4の駆動制御が行
われる。また、前記コントロールボツクス7のマ
イコン17はモータ2〜4の動作状態にかかる信
号を取り込み、コード8を通じて前記リモコンス
イツチ9のマイコン15に出力してその信号を所
定の表示信号に変換して表示手段16に表示させ
ることにより、患者は、モータ2〜4の動作状態
を把握することができる。 さらに、モータ2〜4の動作状態にかかる信号
や、キー信号は、コード14を通じてベツドのボ
ード10外側における赤外線送受信器11に伝達
され、赤外線送受信器11において赤外線信号に
変換され、中継器13における赤外線送受信器1
1に向けて放射される。そして中継器13から
は、これらの信号を受信すると同時にナースステ
ーシヨンに送給されるので、ナースステーシヨン
では患者の監視だけでなく、その患者の使用して
いるベツドの状態をも監視することができる。
ン方式のコントロールシステム5において、リモ
コンスイツチ9にキー入力があるとそのキー信号
は、マイコン15によりシリアルデータに変換さ
れ、コード8を通じてコントロールボツクス7の
マイコン17に伝送され、モータ2〜4に駆動制
御信号が供給されてモータ2〜4の駆動制御が行
われる。また、前記コントロールボツクス7のマ
イコン17はモータ2〜4の動作状態にかかる信
号を取り込み、コード8を通じて前記リモコンス
イツチ9のマイコン15に出力してその信号を所
定の表示信号に変換して表示手段16に表示させ
ることにより、患者は、モータ2〜4の動作状態
を把握することができる。 さらに、モータ2〜4の動作状態にかかる信号
や、キー信号は、コード14を通じてベツドのボ
ード10外側における赤外線送受信器11に伝達
され、赤外線送受信器11において赤外線信号に
変換され、中継器13における赤外線送受信器1
1に向けて放射される。そして中継器13から
は、これらの信号を受信すると同時にナースステ
ーシヨンに送給されるので、ナースステーシヨン
では患者の監視だけでなく、その患者の使用して
いるベツドの状態をも監視することができる。
【0013】 次に、図3にベツド側部およびコント
ロールボツクス7に赤外線送受信器11を設けて
リモコンスイツチ9とコントロールボツクス7と
の間で信号の授受を行う構成のセミワイヤード
リモコン方式を採用したコントロールシステム2
0について説明する。なお、この実施例におい
て、前述の実施例を構成する構成要素と実質的に
同機能の構成要素には、同符号を付して説明を省
略する。
ロールボツクス7に赤外線送受信器11を設けて
リモコンスイツチ9とコントロールボツクス7と
の間で信号の授受を行う構成のセミワイヤード
リモコン方式を採用したコントロールシステム2
0について説明する。なお、この実施例におい
て、前述の実施例を構成する構成要素と実質的に
同機能の構成要素には、同符号を付して説明を省
略する。
【0014】 このコントロールシステム20では、
ベツド1側部およびコントロールボツクス7に赤
外線送受信器11を設けて前記リモコンスイツチ
9とコントロールボツクス7との間で信号の授受
を行う構成としたものである。また、前記赤外線
送受信器11は、ベツド1側部の両側に設けら
れ、患者側の都合により、リモコンスイツチ9の
コード8を選択的に接続する構造となつている。
ベツド1側部およびコントロールボツクス7に赤
外線送受信器11を設けて前記リモコンスイツチ
9とコントロールボツクス7との間で信号の授受
を行う構成としたものである。また、前記赤外線
送受信器11は、ベツド1側部の両側に設けら
れ、患者側の都合により、リモコンスイツチ9の
コード8を選択的に接続する構造となつている。
【0015】 また、かかるコントロールシステム2
0のブロツク図を図4に示すと、リモコンスイツ
チ9におけるマイコン15からの信号は、コード
8を通じてベツド1側部の赤外線送受信器11、
この赤外線送受信器11にて赤外線信号に変換さ
れてコントロールボツクス7における赤外線送受
信器11を介してマイコン17に取り込まれるよ
うになつている。
0のブロツク図を図4に示すと、リモコンスイツ
チ9におけるマイコン15からの信号は、コード
8を通じてベツド1側部の赤外線送受信器11、
この赤外線送受信器11にて赤外線信号に変換さ
れてコントロールボツクス7における赤外線送受
信器11を介してマイコン17に取り込まれるよ
うになつている。
【0016】 したがつて、セミワイヤードリモコン
方式を採用したコントロールシステム20におい
ては、リモコンスイツチ9におけるマイコン15
によりシリアルデータに変換されたキー信号は、
コード8を通じてベツド1側部にある赤外線送受
信器11に伝達され、この赤外線送受信器11に
おいて、赤外線信号に変換され、コントロールボ
ツクス7の赤外線送受信器11に取り込まれる。
そして、マイコン17からモータ2〜4へ供給さ
れ、キー信号に基づいたモータ2〜4の駆動制御
がなされる。
方式を採用したコントロールシステム20におい
ては、リモコンスイツチ9におけるマイコン15
によりシリアルデータに変換されたキー信号は、
コード8を通じてベツド1側部にある赤外線送受
信器11に伝達され、この赤外線送受信器11に
おいて、赤外線信号に変換され、コントロールボ
ツクス7の赤外線送受信器11に取り込まれる。
そして、マイコン17からモータ2〜4へ供給さ
れ、キー信号に基づいたモータ2〜4の駆動制御
がなされる。
【0017】 さらに、図5にワイヤレスリモコン
方式のコントロールシステム30を示す。このコ
ントロールシステム30では、リモコンスイツチ
9に赤外線送受信器11を設けてコントロールボ
ツクス7や、中継器13と赤外線信号により情報
の授受を行う構成となつている。この場合、ベツ
ド1側部にある赤外線送受信器11は、コントロ
ールボツクス7と赤外線送受信器11の延長コー
ド31により接続される構造となつている。 また、図6に示すように、リモコンスイツチ9
と、中継器13とは、直接的に赤外線送受信器1
1により、信号の授受が可能な構成となつてい
る。
方式のコントロールシステム30を示す。このコ
ントロールシステム30では、リモコンスイツチ
9に赤外線送受信器11を設けてコントロールボ
ツクス7や、中継器13と赤外線信号により情報
の授受を行う構成となつている。この場合、ベツ
ド1側部にある赤外線送受信器11は、コントロ
ールボツクス7と赤外線送受信器11の延長コー
ド31により接続される構造となつている。 また、図6に示すように、リモコンスイツチ9
と、中継器13とは、直接的に赤外線送受信器1
1により、信号の授受が可能な構成となつてい
る。
【0018】 かかる方式によれば、リモコンスイツ
チ9とベツド1側部の赤外線送受信器11間のデ
ータの送受信を赤外線で行い、延長コード31を
介してコントロールボツクス7に信号を伝送する
他、リモコンスイツチ9から、直接、中継器13
の赤外線送受信器11に赤外線信号を伝送するこ
とができる。このため、ベツド1内の配線のみで
すみ、リモコンスイツチ9はコード8による拘束
がないので、リモコンスイツチ9の保管位置は自
在である。
チ9とベツド1側部の赤外線送受信器11間のデ
ータの送受信を赤外線で行い、延長コード31を
介してコントロールボツクス7に信号を伝送する
他、リモコンスイツチ9から、直接、中継器13
の赤外線送受信器11に赤外線信号を伝送するこ
とができる。このため、ベツド1内の配線のみで
すみ、リモコンスイツチ9はコード8による拘束
がないので、リモコンスイツチ9の保管位置は自
在である。
【0019】 以上、種々の方式を列挙し説明した
が、いずれにしても、リモコンスイツチ9および
コントロールボツクス7にマイコン15,17を
搭載して信号の授受と共に信号処理を行うように
したので、ケーブルは4芯程度のもので足り、多
機能を実行することができる。また、制御信号の
送受信手段として、赤外線を採用したので、外乱
に強く、また、病室内壁面12の中継器13に赤
外線送受信器11が備え付けられた病室内では、
前述のいずれの方式も、選択使用することができ
る。
が、いずれにしても、リモコンスイツチ9および
コントロールボツクス7にマイコン15,17を
搭載して信号の授受と共に信号処理を行うように
したので、ケーブルは4芯程度のもので足り、多
機能を実行することができる。また、制御信号の
送受信手段として、赤外線を採用したので、外乱
に強く、また、病室内壁面12の中継器13に赤
外線送受信器11が備え付けられた病室内では、
前述のいずれの方式も、選択使用することができ
る。
【0020】
【発明の効果】 以上の通り、本発明によれば、
(1)ワイヤードリモコン方式、セミワイヤード
リモコン方式、ワイヤレスリモコン方式のいず
れにおいても、シリアルデータ通信としているた
め、ケーブルの芯数を減ずることができると共に
複雑な制御信号(ナースステーシヨンとの通信、
ベツド状況、モータトラブル等のデータ)の送受
信が可能である。また、(2)制御信号を光により行
うため、ノイズに強い。また、 (3)コントロールボツクスと、リモコンスイツチと
の配線が不要であるため、組み付け作業効率が良
好であり、コントロールボツクスと、リモコンス
イツチとが独立構成されているので、故障が少な
く、メインテナンス性も良い。また、 (4)制御信号の送受信部を複数設けることで、リモ
コンスイツチの差し込み箇所を選択できる。ま
た、 (5)固定制御ボードをベツドフレームに取り付けて
も、リモコンスイツチとの併用が可能である。さ
らに、 (6)ベツド周辺の状況に合わせて、方式の選択が可
能である。
リモコン方式、ワイヤレスリモコン方式のいず
れにおいても、シリアルデータ通信としているた
め、ケーブルの芯数を減ずることができると共に
複雑な制御信号(ナースステーシヨンとの通信、
ベツド状況、モータトラブル等のデータ)の送受
信が可能である。また、(2)制御信号を光により行
うため、ノイズに強い。また、 (3)コントロールボツクスと、リモコンスイツチと
の配線が不要であるため、組み付け作業効率が良
好であり、コントロールボツクスと、リモコンス
イツチとが独立構成されているので、故障が少な
く、メインテナンス性も良い。また、 (4)制御信号の送受信部を複数設けることで、リモ
コンスイツチの差し込み箇所を選択できる。ま
た、 (5)固定制御ボードをベツドフレームに取り付けて
も、リモコンスイツチとの併用が可能である。さ
らに、 (6)ベツド周辺の状況に合わせて、方式の選択が可
能である。
【0021】
【図1】本発明にかかる電動ベツドのコントロー
ルシステムのワイヤードリモコン方式の一実施例
を示す図である。
ルシステムのワイヤードリモコン方式の一実施例
を示す図である。
【図2】図1に示す電動ベツドのコントロールシ
ステムの構成を示すブロツク図である。
ステムの構成を示すブロツク図である。
【図3】本発明にかかる電動ベツドのコントロー
ルシステムのセミワイヤードリモコン方式の一実
施例を示す図である。
ルシステムのセミワイヤードリモコン方式の一実
施例を示す図である。
【図4】図3に示す電動ベツドのコントロールシ
ステムの構成を示すブロツク図である。
ステムの構成を示すブロツク図である。
【図5】本発明にかかる電動ベツドのコントロー
ルシステムのワイヤレスリモコン方式の一実施例
を示す図である。
ルシステムのワイヤレスリモコン方式の一実施例
を示す図である。
【図6】図5に示す電動ベツドのコントロールシ
ステムの構成を示すブロツク図である。
ステムの構成を示すブロツク図である。
1……ベツド
2,3,4……モータ
5,20,30……コントロールシステム
6……信号線
7……コントロールボツクス
8,14……コード
9……リモコンスイツチ
10……ボード
11……赤外線送受信器
12……壁面
13……中継器
15,17……マイコン
16……表示手段。
Claims (4)
- 【請求項1】 電動ベツドの駆動源としてのモー
タに動作制御信号を送出するコントロールボツク
スと、操作スイツチを搭載した患者の枕元近傍に
設けられるリモコンスイツチと、電動ベツドのボ
ード外側に設けられた赤外線送受信器とを有し、
病室等の壁面に設けられ、ナースステーシヨンと
病室内とで諸情報の送受信を行うための中継器に
赤外線送受信器を設け、前記リモコンスイツチと
コントロールボツクス、また、コントロールボツ
クスとボード外側に設けられた赤外線送受信器を
それぞれケーブルに接続する構成としたことを特
徴とする電動ベツドのコントロールシステム。 - 【請求項2】 電動ベツドの駆動源としてのモー
タに動作制御信号を送出するコントロールボツク
スと、操作スイツチを搭載した患者の枕元近傍に
設けられるリモコンスイツチと、電動ベツドのボ
ード外側に設けられた赤外線送受信器とを有し、
病室等の壁面に設けられ、ナースステーシヨンと
病室内とで諸情報の送受信を行うための中継器に
赤外線送受信器を設け、ベツド側部およびコント
ロールボツクスに赤外線送受信器を設けて前記リ
モコンスイツチとコントロールボツクスとの間で
信号の授受を行う構成とし、また、前記コントロ
ールボツクスとボード外側に設けられた赤外線送
受信器をケーブルにて接続する構成としたことを
特徴とする電動ベツドのコントロールシステム。 - 【請求項3】 電動ベツドの駆動源としてのモー
タに動作制御信号を送出するコントロールボツク
スと、操作スイツチを搭載した患者の枕元近傍に
設けられるリモコンスイツチと、電動ベツドのボ
ード外側に設けられた赤外線送受信器とを有し、
病室等の壁面に設けられ、ナースステーシヨンと
病室内とで諸情報の送受信を行うための中継器に
赤外線送受信器を設け、前記リモコンスイツチお
よびベツド側部に赤外線送受信器を設け、このベ
ツド側部の赤外線送受信器とコントロールボツク
スとをケーブルにて接続し、また、コントロール
ボツクスとボード外側に設けられた赤外線送受信
器をそれぞれケーブルにて接続する構成としたこ
とを特徴とする電動ベツドのコントロールシステ
ム。 - 【請求項4】 請求項2および3記載のコントロ
ールシステムにおいて、リモコンスイツチと信号
授受をするための赤外線送受信器をベツド側部に
複数設ける構成としたことを特徴とする電動ベツ
ドのコントロールシステム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3287071A JPH0595978A (ja) | 1991-10-07 | 1991-10-07 | 電動ベツドのコントロールシステム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3287071A JPH0595978A (ja) | 1991-10-07 | 1991-10-07 | 電動ベツドのコントロールシステム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0595978A JPH0595978A (ja) | 1993-04-20 |
JPH0585181B2 true JPH0585181B2 (ja) | 1993-12-06 |
Family
ID=17712679
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3287071A Granted JPH0595978A (ja) | 1991-10-07 | 1991-10-07 | 電動ベツドのコントロールシステム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0595978A (ja) |
Families Citing this family (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5699038A (en) * | 1993-07-12 | 1997-12-16 | Hill-Rom, Inc. | Bed status information system for hospital beds |
US5544376A (en) * | 1994-01-31 | 1996-08-13 | Maxwell Products, Inc. | Articulated bed with customizable remote control |
US6106576A (en) * | 1994-07-19 | 2000-08-22 | Maxwell Products, Inc. | Adjustable massage bed assembly with handheld control unit having automatic stop safety feature |
US7010369B2 (en) | 1997-11-07 | 2006-03-07 | Hill-Rom Services, Inc. | Medical equipment controller |
US6096025A (en) | 1997-11-07 | 2000-08-01 | Hill-Rom, Inc. | Mobile surgical support apparatus |
US6008598A (en) * | 1998-04-22 | 1999-12-28 | Patmark Company, Inc. | Hand-held controller for bed and mattress assembly |
ATE472954T1 (de) * | 2005-11-15 | 2010-07-15 | Linak As | Kommunikationsverfahren, besonders für krankenhaus- und pflegebetten |
KR100814220B1 (ko) | 2006-05-04 | 2008-03-17 | 김용진 | 자전거 보관대 |
DE202010012910U1 (de) | 2010-11-16 | 2012-02-17 | Dewert Antriebs- Und Systemtechnik Gmbh | Elektromotorischer Möbelantrieb |
-
1991
- 1991-10-07 JP JP3287071A patent/JPH0595978A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0595978A (ja) | 1993-04-20 |
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