JPH0582205B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0582205B2 JPH0582205B2 JP238389A JP238389A JPH0582205B2 JP H0582205 B2 JPH0582205 B2 JP H0582205B2 JP 238389 A JP238389 A JP 238389A JP 238389 A JP238389 A JP 238389A JP H0582205 B2 JPH0582205 B2 JP H0582205B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- temperature
- mite
- electric blower
- extermination
- tick
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
- 239000000428 dust Substances 0.000 claims description 34
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 32
- 241000238876 Acari Species 0.000 claims description 19
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 claims description 12
- 244000005700 microbiome Species 0.000 claims description 12
- 238000004140 cleaning Methods 0.000 claims description 10
- 230000004397 blinking Effects 0.000 description 8
- 230000005856 abnormality Effects 0.000 description 7
- 238000000034 method Methods 0.000 description 5
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 description 3
- 239000010813 municipal solid waste Substances 0.000 description 3
- 230000000007 visual effect Effects 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 2
- 238000003825 pressing Methods 0.000 description 2
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 description 2
- 230000001678 irradiating effect Effects 0.000 description 1
- 230000014759 maintenance of location Effects 0.000 description 1
- 230000007257 malfunction Effects 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 230000010355 oscillation Effects 0.000 description 1
- 238000013021 overheating Methods 0.000 description 1
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 1
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 1
- 238000009423 ventilation Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Electric Vacuum Cleaner (AREA)
- Electric Suction Cleaners (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(イ) 産業上の利用分野
本発明は、集塵部に捕捉されたダニ等の有害微
生物を加熱により駆除するようにした電気掃除機
に関する。
生物を加熱により駆除するようにした電気掃除機
に関する。
(ロ) 従来の技術
本発明に先行する技術として、特開昭62−
127026号公報には、集塵部に捕捉されたダニ等の
有害微生物を集塵部の加熱によつて死滅させて駆
除するようにした電気掃除機が示されている。そ
してこの従来技術においては、ダニ駆除運転の停
止を行なうスイツチ手段として、遅延タイマース
イツチあるいはバイメタルスイツチを使用してい
る。ところがこの従来技術において、スイツチ手
段として遅延タイマースイツチを使用したときは
集塵部の加熱温度に関係なくダニ駆除運転を行な
うので例えば冬期等で電気掃除機の周囲温度が低
いときはダニ死滅温度に達するまでにダニ駆除運
転が停止してしまう危惧があり、また、周囲温度
の高い夏季にダニ駆除運転を行つたときには循環
気流の温度が所定温度以上に上昇し、通常樹脂部
品からなる掃除機本体を熱で変形させたり、ある
いは発火させるといつたことも発生した。
127026号公報には、集塵部に捕捉されたダニ等の
有害微生物を集塵部の加熱によつて死滅させて駆
除するようにした電気掃除機が示されている。そ
してこの従来技術においては、ダニ駆除運転の停
止を行なうスイツチ手段として、遅延タイマース
イツチあるいはバイメタルスイツチを使用してい
る。ところがこの従来技術において、スイツチ手
段として遅延タイマースイツチを使用したときは
集塵部の加熱温度に関係なくダニ駆除運転を行な
うので例えば冬期等で電気掃除機の周囲温度が低
いときはダニ死滅温度に達するまでにダニ駆除運
転が停止してしまう危惧があり、また、周囲温度
の高い夏季にダニ駆除運転を行つたときには循環
気流の温度が所定温度以上に上昇し、通常樹脂部
品からなる掃除機本体を熱で変形させたり、ある
いは発火させるといつたことも発生した。
一方、バイメタルスイツチを使用したときには
冬季等周囲温度が低い状態でダニ駆除運転を行つ
た場合、循環気流の温度がバイメタルスイツチの
設定温度に達せず、ダニ駆除運転が停止しない状
態が続き、付近に使用者がいないときなどは切れ
ることなく連続運転されるという欠点を有してい
る。
冬季等周囲温度が低い状態でダニ駆除運転を行つ
た場合、循環気流の温度がバイメタルスイツチの
設定温度に達せず、ダニ駆除運転が停止しない状
態が続き、付近に使用者がいないときなどは切れ
ることなく連続運転されるという欠点を有してい
る。
(ハ) 発明が解決しようとする課題
本発明は、集塵部に捕捉されたダニ等の有害微
生物を、電動送風機の排気流を集塵部に循環させ
て加熱することで死滅させるようにした所謂ダニ
駆除運転を備えた電気掃除機において、ダニ駆除
運転を冬季等において周囲温度が低いときでも確
実に電動送風機を停止できるとともに、また、夏
季等の周囲温度が高いときにも過熱に伴う掃除機
本体の変形や発火を確実に防止でき、安全性が高
く、また、不必要に長いダニ駆除運転を防止し
て、経済性にも優れダニ駆除運転のできる電気掃
除機を得ることを課題とする。
生物を、電動送風機の排気流を集塵部に循環させ
て加熱することで死滅させるようにした所謂ダニ
駆除運転を備えた電気掃除機において、ダニ駆除
運転を冬季等において周囲温度が低いときでも確
実に電動送風機を停止できるとともに、また、夏
季等の周囲温度が高いときにも過熱に伴う掃除機
本体の変形や発火を確実に防止でき、安全性が高
く、また、不必要に長いダニ駆除運転を防止し
て、経済性にも優れダニ駆除運転のできる電気掃
除機を得ることを課題とする。
(ニ) 課題を解決するための手段
本発明の電気掃除機は、掃除運転によつて集塵
部に捕捉されたダニ等の有害微生物を、電動送風
機の排気流を前記集塵部に循環して加熱すること
により死滅させる電気掃除機において、前記集塵
部の加熱温度が所定温度に達したことを検知して
前記電動送風機の運転を停止する温度検知手段
と、前記電動送風機の運転開始時から一定時間後
前記電動送風機の運転を停止させるタイマー手段
とを備え、前記温度検出手段による前記電動送風
機の停止動作が前記一定時間行われないときに前
記タイマー手段によつて前記電動送風機の停止動
作が行われることを特徴とする。
部に捕捉されたダニ等の有害微生物を、電動送風
機の排気流を前記集塵部に循環して加熱すること
により死滅させる電気掃除機において、前記集塵
部の加熱温度が所定温度に達したことを検知して
前記電動送風機の運転を停止する温度検知手段
と、前記電動送風機の運転開始時から一定時間後
前記電動送風機の運転を停止させるタイマー手段
とを備え、前記温度検出手段による前記電動送風
機の停止動作が前記一定時間行われないときに前
記タイマー手段によつて前記電動送風機の停止動
作が行われることを特徴とする。
(ホ) 作用
本発明の電気掃除機は、電動送風機の排気流を
集塵部に循環して加熱し、集塵部の温度が所定温
度に達すると温度検知手段によつて電送送風機を
自動的に停止させるとともに、電気掃除機の周囲
温度が低く、集塵部の温度が電動送風機の運転開
始後一定時間経過しても所定温度とならない場合
にはタイマー手段によつて自動的に電動送風機を
停止させる。
集塵部に循環して加熱し、集塵部の温度が所定温
度に達すると温度検知手段によつて電送送風機を
自動的に停止させるとともに、電気掃除機の周囲
温度が低く、集塵部の温度が電動送風機の運転開
始後一定時間経過しても所定温度とならない場合
にはタイマー手段によつて自動的に電動送風機を
停止させる。
(ヘ) 実施例
以下、本発明電気掃除機を第1図〜第6図に基
づいて説明する。
づいて説明する。
第1図〜第3図において、1は本発明電気掃除
機の掃除機本体で、前部には蓋体2で開閉される
上面開口の集塵室3を、後部には該集塵室3と通
気口4を介して連通すると共に後壁に排気口5を
穿設した送風機収納室6を夫々備えている。
機の掃除機本体で、前部には蓋体2で開閉される
上面開口の集塵室3を、後部には該集塵室3と通
気口4を介して連通すると共に後壁に排気口5を
穿設した送風機収納室6を夫々備えている。
7は前記送風機収納室6内に収納される電動送
風機で、吸気側7aを前記集塵室3に気密に連通
している。8は前記集塵室3内に挿脱自在に収納
される通気性と保形性を有した箱状フイルター、
9は箱状フイルター8内に挿脱自在に収納される
紙袋フイルターで、該紙袋フイルター9はダニ等
の有害微生物を通過しない通気性の紙袋から成つ
ている。また10は吸気フイルター、11は排気
フイルターである。
風機で、吸気側7aを前記集塵室3に気密に連通
している。8は前記集塵室3内に挿脱自在に収納
される通気性と保形性を有した箱状フイルター、
9は箱状フイルター8内に挿脱自在に収納される
紙袋フイルターで、該紙袋フイルター9はダニ等
の有害微生物を通過しない通気性の紙袋から成つ
ている。また10は吸気フイルター、11は排気
フイルターである。
さらに12は前記蓋体2に備えられ、吸込ホー
スを回転自在に連結する吸込口部で、吸込口13
と、吸込ホースを回転自在に保持するホース連結
筒14と、該ホース連結筒14の上部に位置して
吸込口13を開閉するスライド式のシヤツター板
15とから構成されている。
スを回転自在に連結する吸込口部で、吸込口13
と、吸込ホースを回転自在に保持するホース連結
筒14と、該ホース連結筒14の上部に位置して
吸込口13を開閉するスライド式のシヤツター板
15とから構成されている。
また16は前記電動送風機7の排気流を集塵室
3に循環して紙袋フイルター9に捕捉されたダニ
等の微生物が死滅する温度に集塵室3内を加熱す
るために掃除機本体1内に設けられた循環通路
で、前記送風機収納室6に循環入口17を設けた
本体側循環路18と、前記吸込口部12のホース
連結筒14に循環出口19を設けた蓋体側循環路
20から構成される。そして前記循環出口19は
掃除運転時において吸込口部12に吸込ホースが
連結されているときは閉塞されて前記排気流を循
環せず、ダニ駆動運転時において吸込ホースが連
結されていないときには開放されて前記排気流を
循環する。
3に循環して紙袋フイルター9に捕捉されたダニ
等の微生物が死滅する温度に集塵室3内を加熱す
るために掃除機本体1内に設けられた循環通路
で、前記送風機収納室6に循環入口17を設けた
本体側循環路18と、前記吸込口部12のホース
連結筒14に循環出口19を設けた蓋体側循環路
20から構成される。そして前記循環出口19は
掃除運転時において吸込口部12に吸込ホースが
連結されているときは閉塞されて前記排気流を循
環せず、ダニ駆動運転時において吸込ホースが連
結されていないときには開放されて前記排気流を
循環する。
21は掃除機本体1の上面中央右側部に配設さ
れた押釦式のダニ駆除スイツチボタンで、内部で
該スイツチボタン21の押圧によりオンするタク
トスイツチからなるダニスイツチSW1が収納さ
れる。
れた押釦式のダニ駆除スイツチボタンで、内部で
該スイツチボタン21の押圧によりオンするタク
トスイツチからなるダニスイツチSW1が収納さ
れる。
SW3は前記吸込口部12に設けたシヤツター
スイツチで、前記シヤツター板15の閉塞時に該
シヤツター板15の当接によりオフし、前記シヤ
ツター板15の開放時にはオンする構成である。
スイツチで、前記シヤツター板15の閉塞時に該
シヤツター板15の当接によりオフし、前記シヤ
ツター板15の開放時にはオンする構成である。
22は掃除機本体1の上面中央部に配設された
機能表示部で、該表示部22は表示用パネル板2
3を発光ダイオードのバツク照明により照射する
構造となつており、夫々の機能が発光ダイオード
の点灯によつて浮かび上がるような構成である。
そして、該表示部22は、第3図に示すようにご
み量表示部24と、パワーコントロール表示部2
5と、ダニ駆除表示部26からなる。前記ごみ量
表示部24は3個の発光ダイオード[LED]D
1〜D3で照射されて紙袋フイルター9内のごみ
の量を5段階に表示するもので、その表示はごみ
量の少ない方から発光ダイオードD1に対応する
緑色表示体SM1と、発光ダイオードD2に対応
する橙色表示体SM2と、発光ダイオードD3に
対応する赤色表示体SM3の順に行なわれ、一目
でごみ量を確認できるようになつている。さらに
紙袋フイルター9の交換時期になると前記緑色表
示体SM1、橙色表示体SM2及び赤色表示体SM
3は点滅して交換時期を知らせるようになつてい
る。即ち、ごみ量が少ないときから多くなるにつ
れて全消灯、発光ダイオード1個D1点灯、発光
ダイオード2個D1,D2点灯、発光ダイドーオ
3個D1,D2,D3点灯、発光ダイオード3個
D1,D2,D3点滅と変化する。前記パワーコ
ントロール表示部25は電動送風機7の吸込力、
即ち出力制御状態を表示するものであつて5つの
赤色発光ダイオードD4〜D8に対応する5段の
ノツチ表示部LL,L,M,H1,H2からなる。
機能表示部で、該表示部22は表示用パネル板2
3を発光ダイオードのバツク照明により照射する
構造となつており、夫々の機能が発光ダイオード
の点灯によつて浮かび上がるような構成である。
そして、該表示部22は、第3図に示すようにご
み量表示部24と、パワーコントロール表示部2
5と、ダニ駆除表示部26からなる。前記ごみ量
表示部24は3個の発光ダイオード[LED]D
1〜D3で照射されて紙袋フイルター9内のごみ
の量を5段階に表示するもので、その表示はごみ
量の少ない方から発光ダイオードD1に対応する
緑色表示体SM1と、発光ダイオードD2に対応
する橙色表示体SM2と、発光ダイオードD3に
対応する赤色表示体SM3の順に行なわれ、一目
でごみ量を確認できるようになつている。さらに
紙袋フイルター9の交換時期になると前記緑色表
示体SM1、橙色表示体SM2及び赤色表示体SM
3は点滅して交換時期を知らせるようになつてい
る。即ち、ごみ量が少ないときから多くなるにつ
れて全消灯、発光ダイオード1個D1点灯、発光
ダイオード2個D1,D2点灯、発光ダイドーオ
3個D1,D2,D3点灯、発光ダイオード3個
D1,D2,D3点滅と変化する。前記パワーコ
ントロール表示部25は電動送風機7の吸込力、
即ち出力制御状態を表示するものであつて5つの
赤色発光ダイオードD4〜D8に対応する5段の
ノツチ表示部LL,L,M,H1,H2からなる。
さらに前記ダニ駆除表示部26は元気なダニを
絵表示で示す「元気ダニ」表示体である第1ダニ
表示部DH1を緑色発光ダイオードD9で、死滅
ダニを絵表示で示す「死滅ダニ」表示体である第
2ダニ表示体DH2を赤色発光ダイオードD10
で、夫々照射してダニ駆除運転の進行状態を運転
時間の経過にともなつて視覚的に且つリアルに表
示するもので、ダニ駆除運転状態で運転時間及び
集塵室3内の温度上昇につれて、第1ダニ表示体
DH1の緑色の点灯→第1ダニ表示体DH1と第
2ダニ表示体DH2の交互点滅→第2ダニ表示体
DH2の赤色の点灯、と変化させてダニ駆除運転
の進行状態を表示し、且つダニ駆除の効果を視覚
的な表示変化によつて明確に表現する。
絵表示で示す「元気ダニ」表示体である第1ダニ
表示部DH1を緑色発光ダイオードD9で、死滅
ダニを絵表示で示す「死滅ダニ」表示体である第
2ダニ表示体DH2を赤色発光ダイオードD10
で、夫々照射してダニ駆除運転の進行状態を運転
時間の経過にともなつて視覚的に且つリアルに表
示するもので、ダニ駆除運転状態で運転時間及び
集塵室3内の温度上昇につれて、第1ダニ表示体
DH1の緑色の点灯→第1ダニ表示体DH1と第
2ダニ表示体DH2の交互点滅→第2ダニ表示体
DH2の赤色の点灯、と変化させてダニ駆除運転
の進行状態を表示し、且つダニ駆除の効果を視覚
的な表示変化によつて明確に表現する。
27は前記掃除機本体1の送風機収納室6上部
に形成された制御基板収納部で、上面は前記パネ
ル板23で覆われると共に、制御回路素子28…
…、前記発光ダイオードD1〜D10や、反射板
29を配設された制御回路基板30が配置されて
いる。又、制御回路基板30には電動送風機7の
吸気側7aの空間にチユーブ31を介して接続さ
れ、吸気側7aの圧力を測定する半導体圧力セン
ター32と、放熱板33を前記吸気側7a空間に
位置した送風機制御トライアツク50が取り付け
られている。
に形成された制御基板収納部で、上面は前記パネ
ル板23で覆われると共に、制御回路素子28…
…、前記発光ダイオードD1〜D10や、反射板
29を配設された制御回路基板30が配置されて
いる。又、制御回路基板30には電動送風機7の
吸気側7aの空間にチユーブ31を介して接続さ
れ、吸気側7aの圧力を測定する半導体圧力セン
ター32と、放熱板33を前記吸気側7a空間に
位置した送風機制御トライアツク50が取り付け
られている。
次に第4図に示す回路図、第5図に示す回路ブ
ロツク図に基いて説明する。
ロツク図に基いて説明する。
34はマイクロコンピユータ素子(以下マイコ
ンという)で、該マイコンは演算処理部や入出力
部や記憶部等を1チツプ化したもので、掃除運転
モードと、ダニ駆除運転モードと、展示運転モー
ドとを記憶している。
ンという)で、該マイコンは演算処理部や入出力
部や記憶部等を1チツプ化したもので、掃除運転
モードと、ダニ駆除運転モードと、展示運転モー
ドとを記憶している。
35は掃除/ダニ駆除切換部で、前記ダニスイ
ツチSW1及びシヤツタースイツチSW3を有し
ている。
ツチSW1及びシヤツタースイツチSW3を有し
ている。
36は温度検知部で、該温度検知部36は温度
検知手段としてサーミスタ素子37を使用し、
DC5V系定電圧部47からの電源電圧を抵抗R25
で分圧して温度検知出力を得、前記マイコン34
に入力する。サーミスタ素子37は電動送風機7
に絶縁的に直付けされている(第1図参照)もの
で、電動送風機7のブラケツト温度を検知すると
共に循環する電動送風機7の排気流温度を検出し
ており、1つのサーミスタ素子37でダニ駆除運
転停止温度の検知と電動送風機7の異常温度検知
を行なう。
検知手段としてサーミスタ素子37を使用し、
DC5V系定電圧部47からの電源電圧を抵抗R25
で分圧して温度検知出力を得、前記マイコン34
に入力する。サーミスタ素子37は電動送風機7
に絶縁的に直付けされている(第1図参照)もの
で、電動送風機7のブラケツト温度を検知すると
共に循環する電動送風機7の排気流温度を検出し
ており、1つのサーミスタ素子37でダニ駆除運
転停止温度の検知と電動送風機7の異常温度検知
を行なう。
38は動作ノツチ設定部で、掃除機本体1に接
続される吸込ホースの手元操作部に設けられ、電
動送風機7の吸込力を制御する吸込力制御ボリウ
ムVR1と、床用吸込具の回転ブラシ駆動用のブ
ラシモータ39のオンオフ用のブラシスイツチ
SW2とを備えている。前記吸込力制御ボリウム
VR1は、その摺動子の位置により前記マイコン
34に入力させる信号電圧を変化させて電動送風
機7の吸込力を変化させるもので、停止位置
(OFFノツチ)と、手動制御用の吸込力「強」で
あるじゆうたん位置(Hノツチ)、吸込力「中」
であるゆか/たたみ位置(Mノツチ)、吸込力
「弱」であるソフアー位置(Lノツチ)、吸込力
「最弱」であるカーテン位置(LLノツチ)及び自
動制御用のオート位置(Aノツチ)によつて、
各々に対応する信号電圧を前記マイコン34に入
力する。前記ブラシスイツチSW2は前記吸込力
制御ボリウムVR1がOFFノツチ以外のノツチに
設定されているときに前記ブラシモータ39のオ
ンオフ操作を行なう。
続される吸込ホースの手元操作部に設けられ、電
動送風機7の吸込力を制御する吸込力制御ボリウ
ムVR1と、床用吸込具の回転ブラシ駆動用のブ
ラシモータ39のオンオフ用のブラシスイツチ
SW2とを備えている。前記吸込力制御ボリウム
VR1は、その摺動子の位置により前記マイコン
34に入力させる信号電圧を変化させて電動送風
機7の吸込力を変化させるもので、停止位置
(OFFノツチ)と、手動制御用の吸込力「強」で
あるじゆうたん位置(Hノツチ)、吸込力「中」
であるゆか/たたみ位置(Mノツチ)、吸込力
「弱」であるソフアー位置(Lノツチ)、吸込力
「最弱」であるカーテン位置(LLノツチ)及び自
動制御用のオート位置(Aノツチ)によつて、
各々に対応する信号電圧を前記マイコン34に入
力する。前記ブラシスイツチSW2は前記吸込力
制御ボリウムVR1がOFFノツチ以外のノツチに
設定されているときに前記ブラシモータ39のオ
ンオフ操作を行なう。
40は圧力検知部で、半導体圧力センサー32
を使用して電動送風機7の吸気側7aの前記吸気
フイルター4との間の空間の圧力(負圧)の変化
を検知して検知出力電圧を得る。
を使用して電動送風機7の吸気側7aの前記吸気
フイルター4との間の空間の圧力(負圧)の変化
を検知して検知出力電圧を得る。
22は前記した機能表示部、41は表示部駆動
部である。そしてパワーコントロール表示部25
の5つの発光ダイオードD4〜D8は前記動作ノ
ツチ設定部38からの信号電圧に応じて、OFF
ノツチ→全消灯、LLノツチ→1個点灯、Lノツ
チ→2個点灯、Mノツチ→3個点灯、Hノツチ→
5個点灯、Aノツチ→圧力検知部40の検知出力
電圧に対応した個数が点灯、と点灯状態を変化す
る。
部である。そしてパワーコントロール表示部25
の5つの発光ダイオードD4〜D8は前記動作ノ
ツチ設定部38からの信号電圧に応じて、OFF
ノツチ→全消灯、LLノツチ→1個点灯、Lノツ
チ→2個点灯、Mノツチ→3個点灯、Hノツチ→
5個点灯、Aノツチ→圧力検知部40の検知出力
電圧に対応した個数が点灯、と点灯状態を変化す
る。
42はブザー、43はブザー駆動部で、該ブザ
ー42は前記ノツチ変更時と、温度検知部36の
異常加熱検知時と、ゴミ量表示部24の3つの発
光ダイオードD1〜D3の点滅時と、ダニスイツ
チSW1の押圧時と、ダニ駆除運転の終了時とサ
ーミスタ素子37の故障(シヨート又は断線)時
に発音する。
ー42は前記ノツチ変更時と、温度検知部36の
異常加熱検知時と、ゴミ量表示部24の3つの発
光ダイオードD1〜D3の点滅時と、ダニスイツ
チSW1の押圧時と、ダニ駆除運転の終了時とサ
ーミスタ素子37の故障(シヨート又は断線)時
に発音する。
44はゼロクロス信号発生部で、電源部45の
電源トランスT1で降圧した交流電源をブリツジ
ダイオードD11で波形整形して交流半サイクル
毎のゼロクロス点のパルス信号を発生する。
電源トランスT1で降圧した交流電源をブリツジ
ダイオードD11で波形整形して交流半サイクル
毎のゼロクロス点のパルス信号を発生する。
46はクロツク発振部、42はマイコン用リセ
ツト用を備えた5V系定電圧部、48は15V系定
電圧部である。
ツト用を備えた5V系定電圧部、48は15V系定
電圧部である。
49は送風機駆動部、50は送風機制御トライ
アツクである。
アツクである。
また、51,52は床用吸込具のブラシモータ
39駆動用のブラシモータ駆動部及びブラシモー
タ制御トライアツクである。
39駆動用のブラシモータ駆動部及びブラシモー
タ制御トライアツクである。
さらに53は床用吸込具の過電流検知部で、回
転ブラシの布等の巻き込みによりブラシモータ3
9がロツクしたときに電流制限を行なつて該ブラ
シモータ39への通電を停止する正温度特性サー
ミスタ54を有している。
転ブラシの布等の巻き込みによりブラシモータ3
9がロツクしたときに電流制限を行なつて該ブラ
シモータ39への通電を停止する正温度特性サー
ミスタ54を有している。
そして、前記マイコン34は前記シヤツター板
15の開放により前記シヤツタースイツチSW3
がオンになつたときに掃除運転モードとなり、該
掃除運転モードにおいて前記動作ノツチ設定部3
8の吸込力制御ボリウムVR1で設定されたノツ
チに対応させて電動送風機7の吸込力を変化させ
ると共に、前記ブラシスイツチSW2のオンオフ
操作により前記ブラシモータ34をオンオフす
る。
15の開放により前記シヤツタースイツチSW3
がオンになつたときに掃除運転モードとなり、該
掃除運転モードにおいて前記動作ノツチ設定部3
8の吸込力制御ボリウムVR1で設定されたノツ
チに対応させて電動送風機7の吸込力を変化させ
ると共に、前記ブラシスイツチSW2のオンオフ
操作により前記ブラシモータ34をオンオフす
る。
また温度検知部36からの温度検知出力をマイ
コン34に取り込み、電動送風機7が異常加熱し
てブラケツト温度が100℃を越えたことを検知す
ると全機能をオフし、電動送風機7への通電を停
止する。
コン34に取り込み、電動送風機7が異常加熱し
てブラケツト温度が100℃を越えたことを検知す
ると全機能をオフし、電動送風機7への通電を停
止する。
さらに前記シヤツター板15で吸込口13を閉
塞すると前記シヤツタースイツチSW3がオフと
なる。そして前記マイコン34は前記シヤツター
スイツチSW3がオフのときダニ駆除運転モード
となり、このダニ駆除運転モードにおいて、ダニ
スイツチSW1をオンするとダニ駆除運転を開始
して電動送風機7を駆動し、該電動送風機7の排
気流の循環により集塵室3内がダニ等の有害微生
物の死滅温度である50℃以上に加熱されたときに
対応するブラケツト温度70℃(ダニ駆除運転停止
温度)以上になつたことを前記温度検知手段であ
るサーミスタ素子37が検知すると、電動送風機
7を停止する。該ダニ駆除運転モードにおいて、
前記ダニ駆除表示部26は前記ダニ駆除運転の開
始と同時に緑色発光ダイオードD9の点灯により
第1ダニ表示体DH1が緑色で点灯し、所定時間
(本実施例では10秒間)第1ダニ表示体DH1が
点灯した後、緑色発光ダイオードD9と赤色発光
ダイオードD10が一定時間(本実施例では20秒
間)交互に点滅して第1、第2ダニ表示体DH
1,DH2を交互に点滅させ、この一定時間経過
後にも前記ブラケツト温度が70℃(ダニ駆除運転
停止温度)になるまで前記点滅を継続すると共に
前記ブラケツト温度が70℃になれば赤色発光ダイ
オードD10の点灯により第2ダニ表示体DH2
が赤色で点灯する。即ち、前記ダニ駆除表示部2
6はダニ駆除運転の進行状態を運転時間の経過に
ともなつて、「元気ダニ」の緑色点灯〔第1ダニ
表示体DH1の点灯〕→「元気ダニ」と「死滅ダ
ニ」の交互点滅〔第1、第2ダニ表示体DH1,
DH2の交互点滅〕→「死滅ダニ」の赤色点灯
〔第2ダニ表示体DH2の点灯〕と、絵表示及び
色表示の変化、つまり視覚的な表示変化により視
覚的に且つリアルに報知し、さらにダニ駆除運転
の終了後も、「死滅ダニ」〔第2ダニ表示体DH
2〕の赤色点灯の継続によつて視覚的に且つリア
ルに報知する。尚、前記ダニ駆除運転の終了後10
秒間はブザー42も連鳴(ピツピツ音)してダニ
駆除運転の終了を音により報知する。
塞すると前記シヤツタースイツチSW3がオフと
なる。そして前記マイコン34は前記シヤツター
スイツチSW3がオフのときダニ駆除運転モード
となり、このダニ駆除運転モードにおいて、ダニ
スイツチSW1をオンするとダニ駆除運転を開始
して電動送風機7を駆動し、該電動送風機7の排
気流の循環により集塵室3内がダニ等の有害微生
物の死滅温度である50℃以上に加熱されたときに
対応するブラケツト温度70℃(ダニ駆除運転停止
温度)以上になつたことを前記温度検知手段であ
るサーミスタ素子37が検知すると、電動送風機
7を停止する。該ダニ駆除運転モードにおいて、
前記ダニ駆除表示部26は前記ダニ駆除運転の開
始と同時に緑色発光ダイオードD9の点灯により
第1ダニ表示体DH1が緑色で点灯し、所定時間
(本実施例では10秒間)第1ダニ表示体DH1が
点灯した後、緑色発光ダイオードD9と赤色発光
ダイオードD10が一定時間(本実施例では20秒
間)交互に点滅して第1、第2ダニ表示体DH
1,DH2を交互に点滅させ、この一定時間経過
後にも前記ブラケツト温度が70℃(ダニ駆除運転
停止温度)になるまで前記点滅を継続すると共に
前記ブラケツト温度が70℃になれば赤色発光ダイ
オードD10の点灯により第2ダニ表示体DH2
が赤色で点灯する。即ち、前記ダニ駆除表示部2
6はダニ駆除運転の進行状態を運転時間の経過に
ともなつて、「元気ダニ」の緑色点灯〔第1ダニ
表示体DH1の点灯〕→「元気ダニ」と「死滅ダ
ニ」の交互点滅〔第1、第2ダニ表示体DH1,
DH2の交互点滅〕→「死滅ダニ」の赤色点灯
〔第2ダニ表示体DH2の点灯〕と、絵表示及び
色表示の変化、つまり視覚的な表示変化により視
覚的に且つリアルに報知し、さらにダニ駆除運転
の終了後も、「死滅ダニ」〔第2ダニ表示体DH
2〕の赤色点灯の継続によつて視覚的に且つリア
ルに報知する。尚、前記ダニ駆除運転の終了後10
秒間はブザー42も連鳴(ピツピツ音)してダニ
駆除運転の終了を音により報知する。
前記ブラケツト温度が、例えば夏期の掃除運転
終了直後の時点のように、既に集塵室3内がダニ
の死滅温度になつていたことに対応する70℃以上
になつていた場合も、前記ダニ駆除運転開始から
所定時間(10秒間)は第1ダニ表示体DH1が点
灯した後、一定時間(20秒間は)第1、第2ダニ
表示体DH1,DH2が交互点滅し、一定時間経
過後に第2ダニ表示体DH2を点灯する。
終了直後の時点のように、既に集塵室3内がダニ
の死滅温度になつていたことに対応する70℃以上
になつていた場合も、前記ダニ駆除運転開始から
所定時間(10秒間)は第1ダニ表示体DH1が点
灯した後、一定時間(20秒間は)第1、第2ダニ
表示体DH1,DH2が交互点滅し、一定時間経
過後に第2ダニ表示体DH2を点灯する。
また、冬期等電気掃除機の周囲温度(気温)の
低いときにダニ駆除運転を開始して8分間以内に
前記サーミスタ素子37が70℃に達しない場合
は、マイコン34で構成されるタイマー手段が一
定時間(8分間)を計数し、ダニ駆除運転開始後
8分間で、ダニ駆除運転を停止する。
低いときにダニ駆除運転を開始して8分間以内に
前記サーミスタ素子37が70℃に達しない場合
は、マイコン34で構成されるタイマー手段が一
定時間(8分間)を計数し、ダニ駆除運転開始後
8分間で、ダニ駆除運転を停止する。
さらに前記マイコン34は前記シヤツタースイ
ツチSW3がオフの状態で即ち、ダニ駆除運転モ
ードの状態で、ダニ駆除スイツチボタン21を押
圧し乍ら電源プラグをコンセントに差し込み、押
圧状態を2秒以上継続することにより、あるいは
電源プラグを差し込んで2秒以内にダニ駆除スイ
ツチボタン21を押圧して押圧状態を2秒以上継
続するこにより、展示運転モードとなる。
ツチSW3がオフの状態で即ち、ダニ駆除運転モ
ードの状態で、ダニ駆除スイツチボタン21を押
圧し乍ら電源プラグをコンセントに差し込み、押
圧状態を2秒以上継続することにより、あるいは
電源プラグを差し込んで2秒以内にダニ駆除スイ
ツチボタン21を押圧して押圧状態を2秒以上継
続するこにより、展示運転モードとなる。
そしてこの展示運転モードにおいて、前記マイ
コン34は、こみ量表示部24とパワーコントロ
ール表示部25とダニ駆除表示部26を、1周期
で60通りの発光パターで点灯・点滅する機能を有
している。尚展示運転モードでは電動送風機7へ
の通電は行なわれず、且つ該展示運転モードは電
源プラグをコンセントから引き抜くことにより解
除される。
コン34は、こみ量表示部24とパワーコントロ
ール表示部25とダニ駆除表示部26を、1周期
で60通りの発光パターで点灯・点滅する機能を有
している。尚展示運転モードでは電動送風機7へ
の通電は行なわれず、且つ該展示運転モードは電
源プラグをコンセントから引き抜くことにより解
除される。
次に、前記温度検知部36の温度検知動作とダ
ニ駆動運転動作表示についてフローチヤートに基
づいて説明を行なう。
ニ駆動運転動作表示についてフローチヤートに基
づいて説明を行なう。
温度検知ルーチンではまず、温度検知部36か
らの温度検知出力を読み込む。
らの温度検知出力を読み込む。
次に読み込んだ温度検知出力値が、温度が100
℃以上のデータかどうかを判定する。100℃以下
であれば、次に−20℃以下のデータかどうかを判
定する。この時、100℃以上、又は−20℃以下で
あれば、回路異常あるいは異常温度と判断し、全
機能をオフし(電動送風機への通電停止等)、異
常報知としてノツチ表示の表示器である発光ダイ
オードD8を点滅させ且つブザー42を発音さ
せ、この異常報知をイニシヤルリセツト時まで継
続する。
℃以上のデータかどうかを判定する。100℃以下
であれば、次に−20℃以下のデータかどうかを判
定する。この時、100℃以上、又は−20℃以下で
あれば、回路異常あるいは異常温度と判断し、全
機能をオフし(電動送風機への通電停止等)、異
常報知としてノツチ表示の表示器である発光ダイ
オードD8を点滅させ且つブザー42を発音さ
せ、この異常報知をイニシヤルリセツト時まで継
続する。
ここで、サーミスタ素子37がシヨートする
と、抵抗が0となつて検知温度が100℃以上のデ
ータに対応し、またサーミスタ素子37が断線す
ると、抵抗が無限大となつて検知温度が−20℃以
下のデータに対応し、何れの場合も回路異常(サ
ーミスタ素子37の故障)と判断して前記と同様
に全機能をオフし、異常の報知手段として前記発
光ダイオードD8を点滅させ且つブザー42を発
音させて異常報知を行なう。
と、抵抗が0となつて検知温度が100℃以上のデ
ータに対応し、またサーミスタ素子37が断線す
ると、抵抗が無限大となつて検知温度が−20℃以
下のデータに対応し、何れの場合も回路異常(サ
ーミスタ素子37の故障)と判断して前記と同様
に全機能をオフし、異常の報知手段として前記発
光ダイオードD8を点滅させ且つブザー42を発
音させて異常報知を行なう。
検知温度が100℃以下、−20℃以上の場合は正常
と判断を行ない、次にダニ駆除運転モードになつ
ているかを判定する。(SW3がオフになつてい
るかどうかを判定する)。
と判断を行ない、次にダニ駆除運転モードになつ
ているかを判定する。(SW3がオフになつてい
るかどうかを判定する)。
ダニ駆除運転モードで無い場合は温度検知ルー
チンの頭初へ戻る。
チンの頭初へ戻る。
ダニ駆除運転モードであれば、すでにダニ駆除
運転が動作しているかを動作フラグで判断を行な
う。フラグが1であれば動作中、0であれば未動
作である。フラグが0の時はダニスイツチSW1
が押されてオンになつたか判断を行ない押されな
い時は温度検知ルーチンの頭初へ戻る。
運転が動作しているかを動作フラグで判断を行な
う。フラグが1であれば動作中、0であれば未動
作である。フラグが0の時はダニスイツチSW1
が押されてオンになつたか判断を行ない押されな
い時は温度検知ルーチンの頭初へ戻る。
ダニスイツチSW1が押された時には動作フラ
グを1とし、電動送風機を動作させ、第1ダニ表
示体DH1用の緑色発光ダイオードD9を点灯さ
せる。
グを1とし、電動送風機を動作させ、第1ダニ表
示体DH1用の緑色発光ダイオードD9を点灯さ
せる。
次に緑色発光ダイオードD9点灯時間設定用タ
イマー1(10sec)をスタートすると共に、温度判
定タイミング用タイマー(30sec)をスタートす
る。更に周囲温度(気温)が低く、ダニ駆除運転
状態における温度検知部36の検知温度が70℃に
ならない場合のタイマー手段である制限時間用タ
イマー(8分)をスタートする。
イマー1(10sec)をスタートすると共に、温度判
定タイミング用タイマー(30sec)をスタートす
る。更に周囲温度(気温)が低く、ダニ駆除運転
状態における温度検知部36の検知温度が70℃に
ならない場合のタイマー手段である制限時間用タ
イマー(8分)をスタートする。
各タイマー1、2、3のスタート後、第1のタ
イマー1が経過したかを判定し、経過していない
時は再び温度検知ルーチンの頭初に戻つて温度検
知ルーチンを実行する。
イマー1が経過したかを判定し、経過していない
時は再び温度検知ルーチンの頭初に戻つて温度検
知ルーチンを実行する。
温度検知ルーチンはその後も同様の処理を行な
うが、動作フラグ1のため、フラグ1と判断し、
次にダニスイツチSW1が再びオンになつたかを
判断する。
うが、動作フラグ1のため、フラグ1と判断し、
次にダニスイツチSW1が再びオンになつたかを
判断する。
オンの時はダニ駆動運転の手動解除であるから
フラグを0とし電動送風機7を停止し、ダニ駆除
表示部26の緑色発光ダイオードD9及び赤色発
光ダイオードD10を消灯してダニ駆除表示部2
6の表示を消灯する。
フラグを0とし電動送風機7を停止し、ダニ駆除
表示部26の緑色発光ダイオードD9及び赤色発
光ダイオードD10を消灯してダニ駆除表示部2
6の表示を消灯する。
ダニスイツチSW1がオフの状態であれば、動
作継続であるから、再びタイマー1が経過したか
の判定に戻る。
作継続であるから、再びタイマー1が経過したか
の判定に戻る。
タイマー1が経過した場合、即ち、ダニ駆除運
転開始後所定時間(10秒)経過した場合は、ダニ
駆除表示部26の緑色発光ダイオードD9、赤色
発光ダイオードD10の交互点滅を開始し、タイ
マー2が経過するまで、即ち、所定時間後一定時
間(20秒)経過するまで点滅動作を行なう。
転開始後所定時間(10秒)経過した場合は、ダニ
駆除表示部26の緑色発光ダイオードD9、赤色
発光ダイオードD10の交互点滅を開始し、タイ
マー2が経過するまで、即ち、所定時間後一定時
間(20秒)経過するまで点滅動作を行なう。
タイマー2が経過した時点において検知温度が
70℃以上となつたかどうかの判定を行ない、70℃
以上の場合はダニ駆除運転終了として電動送風機
7を停止し、第2ダニ表示体DH2用の赤色発光
ダイオードD10を点灯状態とし、フラグを0と
し、終了報知として10sec間ブザー42を発音さ
せる。タイマー3は不要のため解除する。
70℃以上となつたかどうかの判定を行ない、70℃
以上の場合はダニ駆除運転終了として電動送風機
7を停止し、第2ダニ表示体DH2用の赤色発光
ダイオードD10を点灯状態とし、フラグを0と
し、終了報知として10sec間ブザー42を発音さ
せる。タイマー3は不要のため解除する。
タイマー2が経過した時点で70℃以下の場合は
70℃に達するまでダニ駆除運転を継続し、緑色発
光ダイオードD9と赤色発光ダイオードD10の
交互点滅も継続する。その後、検知温度が70℃以
上に達すれば、ダニ駆除運転終了として上記と同
様に、電動送風機7を停止して、赤色発光ダイオ
ードD10を点灯状態とし、フラグを0とし、
10sec間ブザー42を発音させ、タイマー3を解
除する。ただし、掃除機本体1の周囲温度(気
温)が低い場合には70℃に達しない場合があり、
この時はタイマー3の経過時点で(ダニ駆除運転
開始後8分間経過時点)でダニ駆除運転を終了す
る。
70℃に達するまでダニ駆除運転を継続し、緑色発
光ダイオードD9と赤色発光ダイオードD10の
交互点滅も継続する。その後、検知温度が70℃以
上に達すれば、ダニ駆除運転終了として上記と同
様に、電動送風機7を停止して、赤色発光ダイオ
ードD10を点灯状態とし、フラグを0とし、
10sec間ブザー42を発音させ、タイマー3を解
除する。ただし、掃除機本体1の周囲温度(気
温)が低い場合には70℃に達しない場合があり、
この時はタイマー3の経過時点で(ダニ駆除運転
開始後8分間経過時点)でダニ駆除運転を終了す
る。
而して、掃除運転により集塵室3の紙袋フイル
ター9に塵埃と共に捕捉されたダニ等の有害微生
物は、ダニ駆動運転状態において、電動送風機7
の排気流の集塵室3への循環による集塵室3内の
加熱により死滅して駆除される。
ター9に塵埃と共に捕捉されたダニ等の有害微生
物は、ダニ駆動運転状態において、電動送風機7
の排気流の集塵室3への循環による集塵室3内の
加熱により死滅して駆除される。
そしてこのダニ駆除運転状態において、前記ダ
ニ駆除表示部26は第1ダニ表示体DH1の点灯
→第1、第2ダニ表示体DH1,DH2の交互点
滅→第2ダニ表示体DH2の点灯、と進行状態を
順次表示するので、ダニ駆除状態が視覚的な表示
変化によつて、視覚的に、且つリアルに表示で
き、使用者にダニ駆除運転の終了まで退屈させる
ことなく報知でき、使用者に待ち時間を感じさせ
ることがない。しかも、第2ダニ表示体DH2の
点灯によりダニ等の有害微生物が駆除できたこと
を使用者に明確に報知し、使用者に安心感を与え
る。
ニ駆除表示部26は第1ダニ表示体DH1の点灯
→第1、第2ダニ表示体DH1,DH2の交互点
滅→第2ダニ表示体DH2の点灯、と進行状態を
順次表示するので、ダニ駆除状態が視覚的な表示
変化によつて、視覚的に、且つリアルに表示で
き、使用者にダニ駆除運転の終了まで退屈させる
ことなく報知でき、使用者に待ち時間を感じさせ
ることがない。しかも、第2ダニ表示体DH2の
点灯によりダニ等の有害微生物が駆除できたこと
を使用者に明確に報知し、使用者に安心感を与え
る。
さらに周囲温度(気温)が低くてサーミスタ素
子37で検知されるブラケツト温度が70℃(ダニ
駆除運転停止温度)に達しない状態が8分間継続
した場合は自動的にダニ駆除運転を終了するので
安全であり、且つ無駄にダニ駆除運転を継続する
ことがない。
子37で検知されるブラケツト温度が70℃(ダニ
駆除運転停止温度)に達しない状態が8分間継続
した場合は自動的にダニ駆除運転を終了するので
安全であり、且つ無駄にダニ駆除運転を継続する
ことがない。
また、どのような温度でもダニ駆除表示部26
は必ず前記一定のパターンの点灯、点滅状態の変
化をするので、温度によつてダニ駆除運転表示が
不安定にならず、使用者に安心感(安定感)を与
えることができる。
は必ず前記一定のパターンの点灯、点滅状態の変
化をするので、温度によつてダニ駆除運転表示が
不安定にならず、使用者に安心感(安定感)を与
えることができる。
また、ダニ駆除運転終了後は、第2ダニ表示体
DH2を点灯して該終了を使用者に明確に報知す
るので、誤認により再度ダニ駆除運転を行なうよ
うな無駄がない。
DH2を点灯して該終了を使用者に明確に報知す
るので、誤認により再度ダニ駆除運転を行なうよ
うな無駄がない。
さらにサーミスタ素子37が破損等により故障
(シヨートや断線等)した場合は、全機能をオフ
し(電動送風機への通電停止等)、且つ発光ダイ
オードD8の点滅とブザー42の発音により異常
報知を行なうので、サーミスタ素子37の故障を
光と音で明確に知ることができサーミスタ素子3
7の故障を知らずに使用することがない。
(シヨートや断線等)した場合は、全機能をオフ
し(電動送風機への通電停止等)、且つ発光ダイ
オードD8の点滅とブザー42の発音により異常
報知を行なうので、サーミスタ素子37の故障を
光と音で明確に知ることができサーミスタ素子3
7の故障を知らずに使用することがない。
(チ) 発明の効果
本発明の電気掃除機は以上の如く構成してお
り、特にダニ等の有害微生物を加熱により死滅さ
せるダニ駆除運転を、温度検知手段とタイマー手
段の2段構成で停止するようにしているから通常
は温度検知手段によつて加熱温度が有害微生物の
死滅温度に達したことを検知したときにダニ駆除
運転が停止すると共に冬期等、周囲温度が低くて
加熱温度が前器死滅温度に達しないときは、タイ
マー手段によりダニ駆除運転を停止し、従つてダ
ニ駆除運転が周囲温度にかかわらず確実に停止す
るので安全であり、且つ無駄にダニ駆除運転を継
続することがない。
り、特にダニ等の有害微生物を加熱により死滅さ
せるダニ駆除運転を、温度検知手段とタイマー手
段の2段構成で停止するようにしているから通常
は温度検知手段によつて加熱温度が有害微生物の
死滅温度に達したことを検知したときにダニ駆除
運転が停止すると共に冬期等、周囲温度が低くて
加熱温度が前器死滅温度に達しないときは、タイ
マー手段によりダニ駆除運転を停止し、従つてダ
ニ駆除運転が周囲温度にかかわらず確実に停止す
るので安全であり、且つ無駄にダニ駆除運転を継
続することがない。
図面は何れも本発明電気掃除機の実施例に関
し、第1図は縦断面図、第2図は平面図、第3図
は機能表示部の拡大平面図、第4図は回路図、第
5図は回路ブロツク図、第6図イ,ロは温度検知
ルーチンのフローチヤートである。 3……集塵室(集塵部)、37……サーミスタ
素子(温度検知手段)、42……ブザー、D8…
…発光ダイオード(表示器)。
し、第1図は縦断面図、第2図は平面図、第3図
は機能表示部の拡大平面図、第4図は回路図、第
5図は回路ブロツク図、第6図イ,ロは温度検知
ルーチンのフローチヤートである。 3……集塵室(集塵部)、37……サーミスタ
素子(温度検知手段)、42……ブザー、D8…
…発光ダイオード(表示器)。
Claims (1)
- 1 掃除運転によつて集塵部に捕捉されたダニ等
の有害微生物を、電動送風機の排気流を前記集塵
部に循環して加熱することにより死滅させる電気
掃除機において、前記集塵部の加熱温度が所定温
度に達したことを検知して前記電動送風機の運転
を停止する温度検知手段と、前記電動送風機の運
転開始時から一定時間後前記電動送風機の運転を
停止させるタイマー手段とを備え、前記温度検知
手段による前記電動送風機の停止動作が前記一定
時間行われないときに前記タイマー手段によつて
前記電動送風機の停止動作が行われることを特徴
とする電気掃除機。
Priority Applications (7)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1002383A JPH02182222A (ja) | 1989-01-09 | 1989-01-09 | 電気掃除機 |
US07/451,411 US5075922A (en) | 1988-12-28 | 1989-12-15 | Vacuum cleaner |
AU47066/89A AU624886B2 (en) | 1988-12-28 | 1989-12-22 | Vacuum cleaner |
DE8989313519T DE68902914T2 (de) | 1988-12-28 | 1989-12-22 | Staubsauger. |
EP89313519A EP0376651B1 (en) | 1988-12-28 | 1989-12-22 | Vacuum cleaner |
KR1019890019857A KR910010207B1 (ko) | 1988-12-28 | 1989-12-26 | 전기청소기 |
CA002006844A CA2006844C (en) | 1988-12-28 | 1989-12-28 | Vacuum cleaner |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1002383A JPH02182222A (ja) | 1989-01-09 | 1989-01-09 | 電気掃除機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02182222A JPH02182222A (ja) | 1990-07-16 |
JPH0582205B2 true JPH0582205B2 (ja) | 1993-11-18 |
Family
ID=11527711
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1002383A Granted JPH02182222A (ja) | 1988-12-28 | 1989-01-09 | 電気掃除機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02182222A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017000365A (ja) * | 2015-06-09 | 2017-01-05 | 三菱電機株式会社 | 電気掃除機 |
-
1989
- 1989-01-09 JP JP1002383A patent/JPH02182222A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02182222A (ja) | 1990-07-16 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR910006416B1 (ko) | 전기 소제기 | |
US5075922A (en) | Vacuum cleaner | |
US5507067A (en) | Electronic vacuum cleaner control system | |
JPH0582205B2 (ja) | ||
JPH02177927A (ja) | 電気掃除機 | |
JPH08318117A (ja) | 空気清浄機 | |
JP2001108287A (ja) | 空気清浄機 | |
JP3106959B2 (ja) | 空気清浄機 | |
JPH02189121A (ja) | 電気掃除機 | |
JP3505880B2 (ja) | 電気掃除機の入力制御装置 | |
JPH0212126B2 (ja) | ||
JP2550793B2 (ja) | 空気清浄機 | |
JPH105519A (ja) | 空気の状態表示機能付空気清浄機 | |
JPH02164325A (ja) | 電気掃除機 | |
JPH084092Y2 (ja) | 空気清浄機 | |
JPH0377527A (ja) | 電気掃除機 | |
JPH0636879B2 (ja) | 空気清浄機 | |
JPH082339B2 (ja) | 電気掃除機 | |
JPS646784B2 (ja) | ||
JPH0377525A (ja) | 電気掃除機 | |
KR20050093355A (ko) | 방향제 자동분사기의 제어시스템 | |
JPH0471520A (ja) | 電気掃除機 | |
JPH04105628A (ja) | 電気掃除機 | |
JP2002013793A (ja) | 空気調和機 | |
JPS63254341A (ja) | 空気調和機の室内ユニツト |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |