JPH0575084A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents
半導体装置の製造方法Info
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- JPH0575084A JPH0575084A JP11063691A JP11063691A JPH0575084A JP H0575084 A JPH0575084 A JP H0575084A JP 11063691 A JP11063691 A JP 11063691A JP 11063691 A JP11063691 A JP 11063691A JP H0575084 A JPH0575084 A JP H0575084A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】絶縁分離された素子形成領域を有するSOI基
板の製造方法に関し、溝により分離された素子形成領域
層の形状を保持しつつ、溝と素子形成領域層との間に窪
みが形成されるのを防止することができる半導体装置の
製造方法を提供することを目的とする。 【構成】角部を有する素子形成領域層を形成すべき領域
16a〜16fを被覆し、かつ該領域16a〜16fから角部の
周辺部に延在する第1の絶縁膜14a〜14fをマスクとし
て、半導体基板13aのエッチングにより、素子形成領域
層19a〜19fを形成する工程と、第1の絶縁膜14a〜14
f上の第2の絶縁膜18a〜18fに基づくパターニングに
より領域16a〜16fの内側に再形成された第1の絶縁膜
21a〜21f、又は第2の絶縁膜18a〜18fをマスクとし
て素子形成領域層19a〜19fを選択酸化する工程と、凹
部20を埋めて形成された半導体膜の表面を酸化する工
程とを有することを含み構成する。
板の製造方法に関し、溝により分離された素子形成領域
層の形状を保持しつつ、溝と素子形成領域層との間に窪
みが形成されるのを防止することができる半導体装置の
製造方法を提供することを目的とする。 【構成】角部を有する素子形成領域層を形成すべき領域
16a〜16fを被覆し、かつ該領域16a〜16fから角部の
周辺部に延在する第1の絶縁膜14a〜14fをマスクとし
て、半導体基板13aのエッチングにより、素子形成領域
層19a〜19fを形成する工程と、第1の絶縁膜14a〜14
f上の第2の絶縁膜18a〜18fに基づくパターニングに
より領域16a〜16fの内側に再形成された第1の絶縁膜
21a〜21f、又は第2の絶縁膜18a〜18fをマスクとし
て素子形成領域層19a〜19fを選択酸化する工程と、凹
部20を埋めて形成された半導体膜の表面を酸化する工
程とを有することを含み構成する。
Description
【0001】 (目次) ・産業上の利用分野 ・従来の技術(図6〜図8) ・発明が解決しようとする課題(図9) ・課題を解決するための手段 ・作用 ・実施例 (1)第1の実施例(図1〜図4) (2)第2の実施例(図5) ・発明の効果
【0002】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体装置の製造方法
に関し、更に詳しく言えば、絶縁分離された素子形成領
域を有するSOI基板の製造方法に関する。
に関し、更に詳しく言えば、絶縁分離された素子形成領
域を有するSOI基板の製造方法に関する。
【0003】
【従来の技術】従来、あまり厚い素子形成領域層を必要
としないSOI基板を作成する場合には、酸化膜を介し
て(100)面を有する単結晶のSi基板同士を張り合わ
せた後、片面のSi基板を研磨して薄いSi層1aを形成す
る。次いで、Si層1aの表面にSiO2膜2a〜2fを方形
状に選択的に形成し(図6(a))、これをマスクとし
て酸化膜に達するV字状の溝3を形成して絶縁分離され
た素子形成領域層4a〜4fを形成している(図6
(b))。
としないSOI基板を作成する場合には、酸化膜を介し
て(100)面を有する単結晶のSi基板同士を張り合わ
せた後、片面のSi基板を研磨して薄いSi層1aを形成す
る。次いで、Si層1aの表面にSiO2膜2a〜2fを方形
状に選択的に形成し(図6(a))、これをマスクとし
て酸化膜に達するV字状の溝3を形成して絶縁分離され
た素子形成領域層4a〜4fを形成している(図6
(b))。
【0004】しかし、図6(b)に示すように、(10
0)面が表出しているSi層1aを選択的にエッチングし
た後の、SiO2膜2a〜2fの下に残存する凸状の素子形
成領域層4a〜4fの平面形状はSiO2膜2a〜2fの平
面形状の通りにはならず、角部が丸くなる。これは、エ
ッチングにより方形状のSiO2膜2a〜2fの一辺に対応
して表出する(111)面は角部で交差するが、この交
差する部分の結晶方向は(111)面と比較して極めて
エッチングされやすいためである。従って、所望の形状
が得られないという問題がある。
0)面が表出しているSi層1aを選択的にエッチングし
た後の、SiO2膜2a〜2fの下に残存する凸状の素子形
成領域層4a〜4fの平面形状はSiO2膜2a〜2fの平
面形状の通りにはならず、角部が丸くなる。これは、エ
ッチングにより方形状のSiO2膜2a〜2fの一辺に対応
して表出する(111)面は角部で交差するが、この交
差する部分の結晶方向は(111)面と比較して極めて
エッチングされやすいためである。従って、所望の形状
が得られないという問題がある。
【0005】この問題を解決するため、図6(c)に示
すように、マスクとしてのSiO2膜5a〜5fを角部の周
辺部に延在するように残存している。
すように、マスクとしてのSiO2膜5a〜5fを角部の周
辺部に延在するように残存している。
【0006】図7(a)〜(d),図8(e)〜(h)
は、他の従来例の絶縁分離された素子形成領域層を有す
るSOI基板の作成方法について説明する断面図であ
る。
は、他の従来例の絶縁分離された素子形成領域層を有す
るSOI基板の作成方法について説明する断面図であ
る。
【0007】まず、図7(a)に示すように、よく知ら
れた方法によりSiO2膜7を介して(100)面が表出し
ている単結晶のSi基板6a,6b同士を張り合わせる。
れた方法によりSiO2膜7を介して(100)面が表出し
ている単結晶のSi基板6a,6b同士を張り合わせる。
【0008】次いで、Si基板6a,6bの表面にSiO2膜
5を形成した後、パターニングし、格子状の溝を形成す
べく、SiO2膜5に格子状の開口部を形成する。これによ
り、<110>方向に平行な辺及び垂直な辺を有する方
形状のSiO2膜5a〜5fが残存する。このとき、素子形
成領域層の形状が崩れないようにSiO2膜5a〜5fはSi
O2膜5a〜5fの角部の周辺部に延在する方形状の保護
領域31にも形成される(図7(b),図6(c))。
5を形成した後、パターニングし、格子状の溝を形成す
べく、SiO2膜5に格子状の開口部を形成する。これによ
り、<110>方向に平行な辺及び垂直な辺を有する方
形状のSiO2膜5a〜5fが残存する。このとき、素子形
成領域層の形状が崩れないようにSiO2膜5a〜5fはSi
O2膜5a〜5fの角部の周辺部に延在する方形状の保護
領域31にも形成される(図7(b),図6(c))。
【0009】次に、SiO2膜5a〜5fをマスクとしてSi
基板6aを選択的にエッチングし、SiO2膜7に達する溝
9を形成する。なお、溝9は、(100)面が表出して
いるSi基板6aを用いた場合、(111)面がエッチン
グされにくいので、V字形状になる。これにより、SiO2
膜5a〜5fの下に、素子形成領域層8a〜8fが形成
される(図7(c))。
基板6aを選択的にエッチングし、SiO2膜7に達する溝
9を形成する。なお、溝9は、(100)面が表出して
いるSi基板6aを用いた場合、(111)面がエッチン
グされにくいので、V字形状になる。これにより、SiO2
膜5a〜5fの下に、素子形成領域層8a〜8fが形成
される(図7(c))。
【0010】次いで、後に埋込み用のポリシリコン膜を
形成する際保護部12の下に鬆が形成されるのを防止
し、カバレージを改善するため、SiO2膜5a〜5fを除
去する。続いて、全面を熱酸化し、Si基板6a表面をSi
O2膜10により被覆する(図7(d))。
形成する際保護部12の下に鬆が形成されるのを防止
し、カバレージを改善するため、SiO2膜5a〜5fを除
去する。続いて、全面を熱酸化し、Si基板6a表面をSi
O2膜10により被覆する(図7(d))。
【0011】次に、CVD法により、溝9を被覆してポ
リシリコン膜11を形成した(図8(e))後、ポリシ
リコン膜11を研磨しての表面を平坦化し、かつ溝9内
にポリシリコン膜11aを埋め込む(図8(f))。この
とき、露出するSiO2膜10は研磨液によりエッチングさ
れ、膜厚が不均一になっている場合があるので、通常、
次の工程で除去する。
リシリコン膜11を形成した(図8(e))後、ポリシ
リコン膜11を研磨しての表面を平坦化し、かつ溝9内
にポリシリコン膜11aを埋め込む(図8(f))。この
とき、露出するSiO2膜10は研磨液によりエッチングさ
れ、膜厚が不均一になっている場合があるので、通常、
次の工程で除去する。
【0012】次いで、SiO2膜10を除去した(図8
(g))後、素子形成領域層8a〜8fの表面及びポリ
シリコン膜11aの表面を酸化する。これにより、絶縁分
離された素子形成領域層8a〜8fを有するSOI基板
が作成される(図8(h))。
(g))後、素子形成領域層8a〜8fの表面及びポリ
シリコン膜11aの表面を酸化する。これにより、絶縁分
離された素子形成領域層8a〜8fを有するSOI基板
が作成される(図8(h))。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような対
策により、素子形成領域層8a〜8fの形状の崩れは防
止できるが、なお、次のような問題が残る。即ち、図8
(g)に示すように、溝9内にポリシリコン膜11を埋
め込むための研磨時にストッパとして用いられたSiO2膜
10を除去しているため、溝9内のポリシリコン膜11a
と素子形成領域層8a〜8fとの間のSiO2膜10もエッ
チングされて窪みが生じる。従って、新たなSiO2膜12
を形成しても、窪みがそのまま残り(図9)、後のパタ
ーニング等に用いるレジスト材が残存するという問題が
ある。
策により、素子形成領域層8a〜8fの形状の崩れは防
止できるが、なお、次のような問題が残る。即ち、図8
(g)に示すように、溝9内にポリシリコン膜11を埋
め込むための研磨時にストッパとして用いられたSiO2膜
10を除去しているため、溝9内のポリシリコン膜11a
と素子形成領域層8a〜8fとの間のSiO2膜10もエッ
チングされて窪みが生じる。従って、新たなSiO2膜12
を形成しても、窪みがそのまま残り(図9)、後のパタ
ーニング等に用いるレジスト材が残存するという問題が
ある。
【0014】本発明は、かかる従来の問題点に鑑みてな
されたもので、溝により分離された素子形成領域層の形
状を保持しつつ、溝と素子形成領域層との間に窪みが形
成されるのを防止することができる半導体装置の製造方
法を提供することを目的とするものである。
されたもので、溝により分離された素子形成領域層の形
状を保持しつつ、溝と素子形成領域層との間に窪みが形
成されるのを防止することができる半導体装置の製造方
法を提供することを目的とするものである。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記課題は、第1に、半
導体基板上に第1の絶縁膜と第2の絶縁膜とを順次形成
する工程と、前記第1及び第2の絶縁膜をパターニング
して、角部を有する素子形成領域層を形成すべき領域を
被覆し、かつ該素子形成領域層を形成すべき領域から前
記角部の周辺部に延在して第1及び第2の絶縁膜を残存
する工程と、前記第2の絶縁膜をパターニングして、前
記素子形成領域層を形成すべき領域の内側に前記第2の
絶縁膜を残存する工程と、前記残存する第1の絶縁膜を
マスクとして前記半導体基板をエッチング・除去して、
前記残存する第1の絶縁膜の下に素子形成領域層を形成
する工程と、前記第2の絶縁膜をマスクとして前記第1
の絶縁膜をエッチング・除去する工程と、前記第1又は
第2の絶縁膜をマスクとして前記素子形成領域層を選択
的に酸化する工程と、全面に半導体膜を形成した後、前
記第2の絶縁膜をストッパとして研磨し、前記素子形成
領域層の周辺部の凹部を半導体膜で埋める工程と、前記
半導体膜の表面を酸化した後、前記第2の絶縁膜を除去
する工程とを有することを特徴とする半導体装置の製造
方法によって達成され、第2に、前記第1の絶縁膜はSi
O2膜であり、前記第2の絶縁膜はSi3N4 膜であることを
特徴とする第1の発明に記載の半導体装置の製造方法に
よって達成され、第3に、前記第1の絶縁膜はSiO2膜/
Si3N4 膜からなる2層の膜であり、前記第2の絶縁膜は
SiO2膜であることを特徴とする第1の発明に記載の半導
体装置の製造方法によって達成され、第4に、前記半導
体層の表面の結晶面は(100)面であり、かつ前記素
子形成領域層を形成すべき領域は<110>で代表され
る結晶軸方向に平行な辺及び垂直な辺を有する方形状の
領域であることを特徴とする第1,第2又は第3の発明
に記載の半導体装置の製造方法によって達成される。
導体基板上に第1の絶縁膜と第2の絶縁膜とを順次形成
する工程と、前記第1及び第2の絶縁膜をパターニング
して、角部を有する素子形成領域層を形成すべき領域を
被覆し、かつ該素子形成領域層を形成すべき領域から前
記角部の周辺部に延在して第1及び第2の絶縁膜を残存
する工程と、前記第2の絶縁膜をパターニングして、前
記素子形成領域層を形成すべき領域の内側に前記第2の
絶縁膜を残存する工程と、前記残存する第1の絶縁膜を
マスクとして前記半導体基板をエッチング・除去して、
前記残存する第1の絶縁膜の下に素子形成領域層を形成
する工程と、前記第2の絶縁膜をマスクとして前記第1
の絶縁膜をエッチング・除去する工程と、前記第1又は
第2の絶縁膜をマスクとして前記素子形成領域層を選択
的に酸化する工程と、全面に半導体膜を形成した後、前
記第2の絶縁膜をストッパとして研磨し、前記素子形成
領域層の周辺部の凹部を半導体膜で埋める工程と、前記
半導体膜の表面を酸化した後、前記第2の絶縁膜を除去
する工程とを有することを特徴とする半導体装置の製造
方法によって達成され、第2に、前記第1の絶縁膜はSi
O2膜であり、前記第2の絶縁膜はSi3N4 膜であることを
特徴とする第1の発明に記載の半導体装置の製造方法に
よって達成され、第3に、前記第1の絶縁膜はSiO2膜/
Si3N4 膜からなる2層の膜であり、前記第2の絶縁膜は
SiO2膜であることを特徴とする第1の発明に記載の半導
体装置の製造方法によって達成され、第4に、前記半導
体層の表面の結晶面は(100)面であり、かつ前記素
子形成領域層を形成すべき領域は<110>で代表され
る結晶軸方向に平行な辺及び垂直な辺を有する方形状の
領域であることを特徴とする第1,第2又は第3の発明
に記載の半導体装置の製造方法によって達成される。
【0016】
【作用】本発明の半導体装置の製造方法によれば、角部
を有する素子形成領域層を形成すべき領域及び該素子形
成領域層を形成すべき領域から角部の周辺部に延在して
第1及び第2の絶縁膜を残存し、第2の絶縁膜をパター
ニングして、素子形成領域層を形成すべき領域の内側に
第2の絶縁膜を残存している。
を有する素子形成領域層を形成すべき領域及び該素子形
成領域層を形成すべき領域から角部の周辺部に延在して
第1及び第2の絶縁膜を残存し、第2の絶縁膜をパター
ニングして、素子形成領域層を形成すべき領域の内側に
第2の絶縁膜を残存している。
【0017】従って、第1の絶縁膜をマスクとして下の
半導体基板をエッチングすると、従来と同じように凸状
に形成された素子形成領域層の角部が角部に延在する第
1及び第2の絶縁膜によりエッチングから保護されるの
で、素子形成領域層の形状はくずれない。これは、特
に、素子形成領域層の半導体基板の結晶面が(100)
面で、素子形成領域層を形成すべき領域が<110>で
代表される結晶軸方向に平行な辺及び垂直な辺を有する
方形状の領域である場合に有効である。更に、第1の絶
縁膜を除去して素子形成領域層の角部を表出した後に、
素子形成領域層の内側に存在する第2の絶縁膜をマスク
として素子形成領域層を選択的に酸化しているので、従
来のような庇が生じるのを防止することができる。これ
により、凹部を埋めるために半導体膜を形成した場合、
カバレージを良くすることができる。
半導体基板をエッチングすると、従来と同じように凸状
に形成された素子形成領域層の角部が角部に延在する第
1及び第2の絶縁膜によりエッチングから保護されるの
で、素子形成領域層の形状はくずれない。これは、特
に、素子形成領域層の半導体基板の結晶面が(100)
面で、素子形成領域層を形成すべき領域が<110>で
代表される結晶軸方向に平行な辺及び垂直な辺を有する
方形状の領域である場合に有効である。更に、第1の絶
縁膜を除去して素子形成領域層の角部を表出した後に、
素子形成領域層の内側に存在する第2の絶縁膜をマスク
として素子形成領域層を選択的に酸化しているので、従
来のような庇が生じるのを防止することができる。これ
により、凹部を埋めるために半導体膜を形成した場合、
カバレージを良くすることができる。
【0018】また、凹部を埋めるために半導体膜を研磨
する際、第1の絶縁膜は第2の絶縁膜によって保護さ
れ、かつ初期の膜厚のまま残存しているので、必要な場
合には、この第1の絶縁膜を利用することができる。特
に、第1の絶縁膜をSiO2膜/Si 3N4 膜の構成にすること
により、上のSi3N4 膜の膜厚を第2の絶縁膜をパターニ
ングする際のエッチング用マスクとして必要な膜厚に
し、かつ下のSiO2膜の膜厚を予め、例えばゲート絶縁膜
等の形成に必要な膜厚としておくことができる。従っ
て、従来のように、素子形成領域層上にゲート絶縁膜等
の形成のための絶縁膜を再形成しなくてもよいので、凹
部を埋めるための半導体膜と素子形成領域層との間の絶
縁膜がエッチングされて窪みが生じるのを防止すること
ができる。
する際、第1の絶縁膜は第2の絶縁膜によって保護さ
れ、かつ初期の膜厚のまま残存しているので、必要な場
合には、この第1の絶縁膜を利用することができる。特
に、第1の絶縁膜をSiO2膜/Si 3N4 膜の構成にすること
により、上のSi3N4 膜の膜厚を第2の絶縁膜をパターニ
ングする際のエッチング用マスクとして必要な膜厚に
し、かつ下のSiO2膜の膜厚を予め、例えばゲート絶縁膜
等の形成に必要な膜厚としておくことができる。従っ
て、従来のように、素子形成領域層上にゲート絶縁膜等
の形成のための絶縁膜を再形成しなくてもよいので、凹
部を埋めるための半導体膜と素子形成領域層との間の絶
縁膜がエッチングされて窪みが生じるのを防止すること
ができる。
【0019】
【実施例】(1)第1の実施例 図1(a)〜(d),図2(e)〜(h),図3
(i),(j)は、本発明の第1の実施例の絶縁分離さ
れた素子形成領域層を有するSOI基板の作成方法につ
いて説明する断面図である。また、図4(a)〜(c)
は工程途中の平面図である。
(i),(j)は、本発明の第1の実施例の絶縁分離さ
れた素子形成領域層を有するSOI基板の作成方法につ
いて説明する断面図である。また、図4(a)〜(c)
は工程途中の平面図である。
【0020】まず、図1(a)に示すように、よく知ら
れた方法によりSiO2膜32を介して(100)面が表出
している単結晶のSi基板13c及び13b同士を張り合わせ
た後、片側のSi基板13cを研磨して膜厚約20μmのSi
層(半導体基板)13aを形成する。
れた方法によりSiO2膜32を介して(100)面が表出
している単結晶のSi基板13c及び13b同士を張り合わせ
た後、片側のSi基板13cを研磨して膜厚約20μmのSi
層(半導体基板)13aを形成する。
【0021】次いで、Si層13aの表面に膜厚約3000Åの
SiO2膜(第1の絶縁膜)を熱酸化により形成した後、Si
O2膜上にCVD法により膜厚約2000ÅのSi3N4 膜(第2
の絶縁膜)を形成する。続いて、露光法により形成され
た不図示のレジスト膜からなる同じパターンにより、CF
4 等のガスを用いてSi3N4 膜を、更に、HF水溶液を用
いてSiO2膜を順次エッチング・除去し、角部を有する方
形状の素子形成領域層を形成すべき領域16a〜16fを被
覆し、かつ素子形成領域層を形成すべき領域16a〜16f
から角部の周辺部に延在する方形状の保護領域17を被
覆して、SiO2膜14a〜14f/Si3N4 膜15a〜15fを残存
する(図1(b))。なお、方形状の素子形成領域層を
形成すべき領域16a〜16fは<110>に代表される結
晶軸方向に平行な辺及び垂直な辺からなり、方形状の保
護領域17も<110に代表される結晶軸方向に平行な
辺及び垂直な辺からなる(図4(a))。
SiO2膜(第1の絶縁膜)を熱酸化により形成した後、Si
O2膜上にCVD法により膜厚約2000ÅのSi3N4 膜(第2
の絶縁膜)を形成する。続いて、露光法により形成され
た不図示のレジスト膜からなる同じパターンにより、CF
4 等のガスを用いてSi3N4 膜を、更に、HF水溶液を用
いてSiO2膜を順次エッチング・除去し、角部を有する方
形状の素子形成領域層を形成すべき領域16a〜16fを被
覆し、かつ素子形成領域層を形成すべき領域16a〜16f
から角部の周辺部に延在する方形状の保護領域17を被
覆して、SiO2膜14a〜14f/Si3N4 膜15a〜15fを残存
する(図1(b))。なお、方形状の素子形成領域層を
形成すべき領域16a〜16fは<110>に代表される結
晶軸方向に平行な辺及び垂直な辺からなり、方形状の保
護領域17も<110に代表される結晶軸方向に平行な
辺及び垂直な辺からなる(図4(a))。
【0022】次に、露光法により形成されたレジスト膜
からなる不図示のパターンを用いてSi3N4 膜をパターニ
ングし、素子形成領域層を形成すべき領域16a〜16fの
内側に素子形成領域層を形成すべき領域16a〜16fと相
似形のSi3N4 膜18a〜18fを残存する(図1(c),図
4(b))。
からなる不図示のパターンを用いてSi3N4 膜をパターニ
ングし、素子形成領域層を形成すべき領域16a〜16fの
内側に素子形成領域層を形成すべき領域16a〜16fと相
似形のSi3N4 膜18a〜18fを残存する(図1(c),図
4(b))。
【0023】次いで、水酸化カリウムとイソプロピルア
ルコールとの混合液を用い、残存するSiO2膜14a〜14f
をマスクとしてSi層13aをエッチング・除去し、残存す
るSiO2膜14a〜14fの下に素子形成領域層19a〜19fを
形成する。このとき、(100)面を有するSi層を用い
ているので、Si層13aを選択的にエッチングした後の、
SiO2膜14a〜14fの下に残存する凸状の素子形成領域層
19a〜19fの平面形状は残存するSiO2膜14a〜14fの形
状通りにはならず、保護領域17の下のSi層13aの各角
部が丸くなる。これは、エッチングにより方形状の保護
領域17の一辺に対応して表出する(111)面は各角
部で交差するが、この交差する部分の結晶方向は(11
1)面と比較して極めてエッチングされやすいためであ
る。一方、素子形成領域層を形成すべき領域16a〜16f
の角部は保護領域17のSiO2膜14a〜14fにより保護さ
れているので、上記の異常なエッチングの影響は及ばな
い。この状態を適当な時間保持すると、保護領域17の
SiO2膜14a〜14fの下のSi層13aは、丁度、素子形成領
域層を形成すべき領域16a〜16fの本来の角部が残る程
度に除去される。これにより、所望の方形状の素子形成
領域層19a〜19fが得られる。しかし、保護領域17の
SiO2膜14a〜14fは庇となって残存する。なお、Si層13
aの除去された領域は上記の結晶方向によるエッチング
の異方性によりV字状の溝(凹部)20になる(図1
(d),図4(b))。
ルコールとの混合液を用い、残存するSiO2膜14a〜14f
をマスクとしてSi層13aをエッチング・除去し、残存す
るSiO2膜14a〜14fの下に素子形成領域層19a〜19fを
形成する。このとき、(100)面を有するSi層を用い
ているので、Si層13aを選択的にエッチングした後の、
SiO2膜14a〜14fの下に残存する凸状の素子形成領域層
19a〜19fの平面形状は残存するSiO2膜14a〜14fの形
状通りにはならず、保護領域17の下のSi層13aの各角
部が丸くなる。これは、エッチングにより方形状の保護
領域17の一辺に対応して表出する(111)面は各角
部で交差するが、この交差する部分の結晶方向は(11
1)面と比較して極めてエッチングされやすいためであ
る。一方、素子形成領域層を形成すべき領域16a〜16f
の角部は保護領域17のSiO2膜14a〜14fにより保護さ
れているので、上記の異常なエッチングの影響は及ばな
い。この状態を適当な時間保持すると、保護領域17の
SiO2膜14a〜14fの下のSi層13aは、丁度、素子形成領
域層を形成すべき領域16a〜16fの本来の角部が残る程
度に除去される。これにより、所望の方形状の素子形成
領域層19a〜19fが得られる。しかし、保護領域17の
SiO2膜14a〜14fは庇となって残存する。なお、Si層13
aの除去された領域は上記の結晶方向によるエッチング
の異方性によりV字状の溝(凹部)20になる(図1
(d),図4(b))。
【0024】次いで、Si3N4 膜18a〜18fをマスクとし
てSiO2膜14a〜14fをエッチング・除去する。このと
き、Si3N4 膜18a〜18fは素子形成領域の内側に残存し
ているので、上記の保護領域17のSiO2膜14a〜14fの
庇はSiO2膜14a〜14fとともに除去される(図2
(e),図4(c))。
てSiO2膜14a〜14fをエッチング・除去する。このと
き、Si3N4 膜18a〜18fは素子形成領域の内側に残存し
ているので、上記の保護領域17のSiO2膜14a〜14fの
庇はSiO2膜14a〜14fとともに除去される(図2
(e),図4(c))。
【0025】続いて、Si3N4 膜18a〜18fをマスクとし
て素子形成領域層19a〜19fを選択的に酸化し、膜厚約
2000ÅのSiO2膜22を形成する(図2(f))。
て素子形成領域層19a〜19fを選択的に酸化し、膜厚約
2000ÅのSiO2膜22を形成する(図2(f))。
【0026】次に、CVD法により膜厚約3000Åのポリ
シリコン膜(半導体膜)23を全面に形成した(図2
(g))後、コロイダルシリカを用いて研磨すると、Si
3N4 膜18a〜18fがストッパとして作用し、素子形成領
域層19a〜19fの周辺部の溝20がポリシリコン膜23a
で埋められる(図2(h))。
シリコン膜(半導体膜)23を全面に形成した(図2
(g))後、コロイダルシリカを用いて研磨すると、Si
3N4 膜18a〜18fがストッパとして作用し、素子形成領
域層19a〜19fの周辺部の溝20がポリシリコン膜23a
で埋められる(図2(h))。
【0027】次いで、Si膜の表面を酸化してSiO2膜を形
成した(図3(i))後、燐酸等によりSi3N4 膜を除去
する。これにより、素子形成領域層19a〜19fの間に絶
縁分離領域部24が形成される(図3(h))。
成した(図3(i))後、燐酸等によりSi3N4 膜を除去
する。これにより、素子形成領域層19a〜19fの間に絶
縁分離領域部24が形成される(図3(h))。
【0028】その後、素子形成領域層19a〜19fの表面
に残存するSiO2膜21a〜21fをパターニングし、トラン
ジスタを形成すると半導体装置が完了する。
に残存するSiO2膜21a〜21fをパターニングし、トラン
ジスタを形成すると半導体装置が完了する。
【0029】以上のように、本発明の第1の実施例によ
れば、角部を有する素子形成領域層を形成すべき領域16
a〜16fを被覆し、かつ素子形成領域層を形成すべき領
域16a〜16fから角部の周辺部に延在してSiO2膜14a〜
14f/Si3N4 膜15a〜15fを残存した(図4(a))
後、上のSi3N4膜15a〜15fをパターニングして、素子
形成領域層を形成すべき領域16a〜16fの内側にSi3N4
膜18a〜18fを残存している(図4(b))。従って、
下のSiO2膜14a〜14fをマスクとしてSi層13aをエッチ
ングすると、従来と同じように凸状に形成された素子形
成領域層19a〜19fの角部が、角部の周辺部に延在する
保護領域17によりエッチングから保護されるので、素
子形成領域層19a〜19fの形状はくずれない(図4
(c))。
れば、角部を有する素子形成領域層を形成すべき領域16
a〜16fを被覆し、かつ素子形成領域層を形成すべき領
域16a〜16fから角部の周辺部に延在してSiO2膜14a〜
14f/Si3N4 膜15a〜15fを残存した(図4(a))
後、上のSi3N4膜15a〜15fをパターニングして、素子
形成領域層を形成すべき領域16a〜16fの内側にSi3N4
膜18a〜18fを残存している(図4(b))。従って、
下のSiO2膜14a〜14fをマスクとしてSi層13aをエッチ
ングすると、従来と同じように凸状に形成された素子形
成領域層19a〜19fの角部が、角部の周辺部に延在する
保護領域17によりエッチングから保護されるので、素
子形成領域層19a〜19fの形状はくずれない(図4
(c))。
【0030】また、SiO2膜14a〜14fを除去して素子形
成領域層19a〜19fの角部を表出した後に、素子形成領
域層19a〜19fの内側に存在するSi3N4 膜18a〜18fを
マスクとして素子形成領域層19a〜19fを選択的に酸化
しているので、従来のような庇が生じるのを防止するこ
とができる。これにより、溝20を埋めるためにポリシ
リコン膜23を形成した場合、カバレージを良くするこ
とができる。
成領域層19a〜19fの角部を表出した後に、素子形成領
域層19a〜19fの内側に存在するSi3N4 膜18a〜18fを
マスクとして素子形成領域層19a〜19fを選択的に酸化
しているので、従来のような庇が生じるのを防止するこ
とができる。これにより、溝20を埋めるためにポリシ
リコン膜23を形成した場合、カバレージを良くするこ
とができる。
【0031】更に、溝20を埋めるためにポリシリコン
膜23を研磨する際、SiO2膜21a〜21fはSi3N4 膜18a
〜18fによって保護され、かつ初期の膜厚のまま残存し
ているので、必要な場合には、このSiO2膜21a〜21fを
利用することができる。従って、SiO2膜21a〜21fの膜
厚を予め必要な膜厚としておくことができるので、従来
のように、素子形成領域層19a〜19f上に絶縁膜を再形
成しなくてもよいので、溝20を埋めるためのポリシリ
コン膜23と素子形成領域層19a〜19fとの間のSiO2膜
がエッチングされて窪みが生じるのを防止することがで
きる。
膜23を研磨する際、SiO2膜21a〜21fはSi3N4 膜18a
〜18fによって保護され、かつ初期の膜厚のまま残存し
ているので、必要な場合には、このSiO2膜21a〜21fを
利用することができる。従って、SiO2膜21a〜21fの膜
厚を予め必要な膜厚としておくことができるので、従来
のように、素子形成領域層19a〜19f上に絶縁膜を再形
成しなくてもよいので、溝20を埋めるためのポリシリ
コン膜23と素子形成領域層19a〜19fとの間のSiO2膜
がエッチングされて窪みが生じるのを防止することがで
きる。
【0032】(2)第2の実施例 図5は本発明の第2の実施例について説明する断面図で
ある。
ある。
【0033】図5において、第1の実施例と異なるとこ
ろは、第1の絶縁膜28a〜28cを下層から順次SiO2膜25
a〜25c/Si3N4 膜26a〜26cの2層の絶縁膜で形成
し、かつ第2の絶縁膜をSiO2膜27a〜27cで形成してい
るところである。
ろは、第1の絶縁膜28a〜28cを下層から順次SiO2膜25
a〜25c/Si3N4 膜26a〜26cの2層の絶縁膜で形成
し、かつ第2の絶縁膜をSiO2膜27a〜27cで形成してい
るところである。
【0034】このような第2の実施例によっても、第1
の実施例の図1(d)及び図4(b)に示す場合と同じ
ように、Si層13aの選択エッチングの際、素子形成領域
層を形成すべき領域16a〜16fの角部が、角部の周辺部
に延在する保護領域17のSiO2膜/Si3N4 膜(第1の絶
縁膜)及びSiO2膜(第2の絶縁膜)によりエッチングか
ら保護されるので、凸状に形成された素子形成領域層19
a〜19fの形状はくずれない。
の実施例の図1(d)及び図4(b)に示す場合と同じ
ように、Si層13aの選択エッチングの際、素子形成領域
層を形成すべき領域16a〜16fの角部が、角部の周辺部
に延在する保護領域17のSiO2膜/Si3N4 膜(第1の絶
縁膜)及びSiO2膜(第2の絶縁膜)によりエッチングか
ら保護されるので、凸状に形成された素子形成領域層19
a〜19fの形状はくずれない。
【0035】更に、素子形成領域層19a〜19fの形成
後、SiO2膜(第2の絶縁膜)を除去して素子形成領域層
19a〜19fの角部を表出し(図2 (e),図4(c)を
参照)、その後、素子形成領域層19a〜19fの内側に存
在するSiO2膜/Si3N4 膜(第1の絶縁膜)及びSiO2膜
(第2の絶縁膜)をマスクとして素子形成領域層19a〜
19fを選択的に酸化することにより(図2 (f)を参
照)、従来のような庇が生じるのを防止することができ
る。これにより、溝20を埋めるためにポリシリコン膜
23を形成した場合、カバレージを良くすることができ
る。
後、SiO2膜(第2の絶縁膜)を除去して素子形成領域層
19a〜19fの角部を表出し(図2 (e),図4(c)を
参照)、その後、素子形成領域層19a〜19fの内側に存
在するSiO2膜/Si3N4 膜(第1の絶縁膜)及びSiO2膜
(第2の絶縁膜)をマスクとして素子形成領域層19a〜
19fを選択的に酸化することにより(図2 (f)を参
照)、従来のような庇が生じるのを防止することができ
る。これにより、溝20を埋めるためにポリシリコン膜
23を形成した場合、カバレージを良くすることができ
る。
【0036】また、溝20を埋めるためにポリシリコン
膜23を研磨する(図2 (h)を参照)際、第1の絶縁
膜の下層のSiO2膜は第1の絶縁膜の上層のSi3N4 膜及び
第2の絶縁膜のSiO2膜によって保護される。しかも、第
1の絶縁膜の上層のSi3N4 膜の膜厚を第2の絶縁膜のSi
O2膜をパターニングする際のエッチング用マスクとして
必要な膜厚にし、かつ第1の絶縁膜の下層のSiO2膜の膜
厚を予め、例えばゲート絶縁膜等の形成に必要な膜厚と
しておくことにより、従来のように、素子形成領域層19
a〜19f上にゲート絶縁膜等の形成のためにSiO2膜を再
形成しなくてもよいので、埋込み用のポリシリコン膜と
素子形成領域層19a〜19fとの間のSiO2膜がエッチング
されて窪みが生じるのを防止することができる。
膜23を研磨する(図2 (h)を参照)際、第1の絶縁
膜の下層のSiO2膜は第1の絶縁膜の上層のSi3N4 膜及び
第2の絶縁膜のSiO2膜によって保護される。しかも、第
1の絶縁膜の上層のSi3N4 膜の膜厚を第2の絶縁膜のSi
O2膜をパターニングする際のエッチング用マスクとして
必要な膜厚にし、かつ第1の絶縁膜の下層のSiO2膜の膜
厚を予め、例えばゲート絶縁膜等の形成に必要な膜厚と
しておくことにより、従来のように、素子形成領域層19
a〜19f上にゲート絶縁膜等の形成のためにSiO2膜を再
形成しなくてもよいので、埋込み用のポリシリコン膜と
素子形成領域層19a〜19fとの間のSiO2膜がエッチング
されて窪みが生じるのを防止することができる。
【0037】更に、上記の第1及び第2の実施例では、
本発明の製造方法を絶縁体上の半導体層に絶縁分離され
た素子形成領域層を形成する場合に適用しているが、通
常の半導体基板の表層に側部でのみ絶縁分離された素子
形成領域層を形成する場合にも適用可能である。
本発明の製造方法を絶縁体上の半導体層に絶縁分離され
た素子形成領域層を形成する場合に適用しているが、通
常の半導体基板の表層に側部でのみ絶縁分離された素子
形成領域層を形成する場合にも適用可能である。
【0038】
【発明の効果】以上のように、角部を有する素子形成領
域層を形成すべき領域を被覆し、かつ該素子形成領域層
を形成すべき領域から角部の周辺部に延在して第1及び
第2の絶縁膜を残存し、第2の絶縁膜をパターニングし
て、素子形成領域層を形成すべき領域の内側に第2の絶
縁膜を残存している。従って、第1の絶縁膜をマスクと
して下の半導体層をエッチングすると、従来と同じよう
に角部に延在する第1及び第2の絶縁膜により角部がエ
ッチングから保護されるので、素子形成領域層の形状は
くずれない。
域層を形成すべき領域を被覆し、かつ該素子形成領域層
を形成すべき領域から角部の周辺部に延在して第1及び
第2の絶縁膜を残存し、第2の絶縁膜をパターニングし
て、素子形成領域層を形成すべき領域の内側に第2の絶
縁膜を残存している。従って、第1の絶縁膜をマスクと
して下の半導体層をエッチングすると、従来と同じよう
に角部に延在する第1及び第2の絶縁膜により角部がエ
ッチングから保護されるので、素子形成領域層の形状は
くずれない。
【0039】更に、第1の絶縁膜を除去した後に素子形
成領域層の内側に存在する第2の絶縁膜をマスクとして
半導体層を選択的に酸化しているので、庇が生じるのを
防止することができる。これにより、凹部を埋めるため
の半導体膜のカバレージを向上することができる。
成領域層の内側に存在する第2の絶縁膜をマスクとして
半導体層を選択的に酸化しているので、庇が生じるのを
防止することができる。これにより、凹部を埋めるため
の半導体膜のカバレージを向上することができる。
【0040】また、第2の絶縁膜の下には初期の膜厚の
第1の絶縁膜がそのまま残存しているので、必要な場合
には、この第1の絶縁膜を利用することができる。特
に、第1の絶縁膜をSiO2膜/Si3N4 膜の構成にすること
により、下のSiO2膜を後のトランジスタの形成のために
そのまま用いることができるので、従来のような絶縁膜
の再形成前のもとの絶縁膜のエッチングにより、凹部を
埋めるための半導体膜と素子形成領域層との間に絶縁膜
の窪みが生じるのを防止することができる。
第1の絶縁膜がそのまま残存しているので、必要な場合
には、この第1の絶縁膜を利用することができる。特
に、第1の絶縁膜をSiO2膜/Si3N4 膜の構成にすること
により、下のSiO2膜を後のトランジスタの形成のために
そのまま用いることができるので、従来のような絶縁膜
の再形成前のもとの絶縁膜のエッチングにより、凹部を
埋めるための半導体膜と素子形成領域層との間に絶縁膜
の窪みが生じるのを防止することができる。
【図1】本発明の第1の実施例のSOI基板の作成方法
について説明する断面図(その1)である。
について説明する断面図(その1)である。
【図2】本発明の第1の実施例のSOI基板の作成方法
について説明する断面図(その2)である。
について説明する断面図(その2)である。
【図3】本発明の第1の実施例のSOI基板の作成方法
について説明する断面図(その3)である。
について説明する断面図(その3)である。
【図4】本発明の第1の実施例のSOI基板の作成方法
について説明する平面図である。
について説明する平面図である。
【図5】本発明の第2の実施例のSOI基板の作成方法
について説明する断面図である。
について説明する断面図である。
【図6】従来例のSOI基板の作成方法について説明す
る平面図である。
る平面図である。
【図7】他の従来例のSOI基板の作成方法について説
明する断面図(その1)である。
明する断面図(その1)である。
【図8】他の従来例のSOI基板の作成方法について説
明する断面図(その2)である。
明する断面図(その2)である。
【図9】他の従来例の問題点について説明する断面図で
ある。
ある。
1a,6a Si層、 2a〜2f,5,5a〜5f,7,10,22,25a〜
25c,32SiO2膜、 3,9 溝、 4a〜4f,8a〜8c,19a〜19f 素子形成領域
層、 6b,6c,13b,13c Si基板、 11,11a ポリシリコン膜、 14a〜14f,21a〜21f SiO2膜(第1の絶縁膜)、 15a〜15f,18a〜18f Si3N4 膜(第2の絶縁膜)、 16a〜16f 素子形成領域層を形成すべき領域、 17,31 保護領域、 20 溝(凹部)、 23,23a ポリシリコン膜(半導体膜)、 24 絶縁分離領域部、 26a〜26c Si3N4 膜、 27a〜27f SiO2膜(第2の絶縁膜)、 28a〜28f 第1の絶縁膜。
25c,32SiO2膜、 3,9 溝、 4a〜4f,8a〜8c,19a〜19f 素子形成領域
層、 6b,6c,13b,13c Si基板、 11,11a ポリシリコン膜、 14a〜14f,21a〜21f SiO2膜(第1の絶縁膜)、 15a〜15f,18a〜18f Si3N4 膜(第2の絶縁膜)、 16a〜16f 素子形成領域層を形成すべき領域、 17,31 保護領域、 20 溝(凹部)、 23,23a ポリシリコン膜(半導体膜)、 24 絶縁分離領域部、 26a〜26c Si3N4 膜、 27a〜27f SiO2膜(第2の絶縁膜)、 28a〜28f 第1の絶縁膜。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年9月30日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正内容】
【0006】図7(a)〜(d),図8(a)〜(d)
は、他の従来例の絶縁分離された素子形成領域層を有す
るSOI基板の作成方法について説明する断面図であ
る。
は、他の従来例の絶縁分離された素子形成領域層を有す
るSOI基板の作成方法について説明する断面図であ
る。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正内容】
【0011】次に、CVD法により、溝9を被覆してポ
リシリコン膜11を形成した(図8(a))後、ポリシ
リコン膜11を研磨して表面を平坦化し、かつ溝9内に
ポリシリコン膜11aを埋め込む(図8(b))。このと
き、露出するSiO2膜10は研磨液によりエッチングさ
れ、膜厚が不均一になっている場合があるので、通常、
次の工程で除去する。
リシリコン膜11を形成した(図8(a))後、ポリシ
リコン膜11を研磨して表面を平坦化し、かつ溝9内に
ポリシリコン膜11aを埋め込む(図8(b))。このと
き、露出するSiO2膜10は研磨液によりエッチングさ
れ、膜厚が不均一になっている場合があるので、通常、
次の工程で除去する。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】変更
【補正内容】
【0012】次いで、SiO2膜10を除去した(図8
(c))後、素子形成領域層8a〜8fの表面及びポリ
シリコン膜11aの表面を酸化する。これにより、絶縁分
離された素子形成領域層8a〜8fを有するSOI基板
が作成される(図8(d))。
(c))後、素子形成領域層8a〜8fの表面及びポリ
シリコン膜11aの表面を酸化する。これにより、絶縁分
離された素子形成領域層8a〜8fを有するSOI基板
が作成される(図8(d))。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】変更
【補正内容】
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような対
策により、素子形成領域層8a〜8fの形状の崩れは防
止できるが、なお、次のような問題が残る。即ち、図8
(c)に示すように、溝9内にポリシリコン膜11を埋
め込むための研磨時にストッパとして用いられたSiO2膜
10を除去しているため、溝9内のポリシリコン膜11a
と素子形成領域層8a〜8fとの間のSiO2膜10もエッ
チングされて窪みが生じる。従って、新たなSiO2膜12
を形成しても、窪みがそのまま残り(図9)、後のパタ
ーニング等に用いるレジスト材が残存するという問題が
ある。
策により、素子形成領域層8a〜8fの形状の崩れは防
止できるが、なお、次のような問題が残る。即ち、図8
(c)に示すように、溝9内にポリシリコン膜11を埋
め込むための研磨時にストッパとして用いられたSiO2膜
10を除去しているため、溝9内のポリシリコン膜11a
と素子形成領域層8a〜8fとの間のSiO2膜10もエッ
チングされて窪みが生じる。従って、新たなSiO2膜12
を形成しても、窪みがそのまま残り(図9)、後のパタ
ーニング等に用いるレジスト材が残存するという問題が
ある。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0019
【補正方法】変更
【補正内容】
【0019】
【実施例】(1)第1の実施例 図1(a)〜(d),図2(a)〜(d),図3
(a),(b)は、本発明の第1の実施例の絶縁分離さ
れた素子形成領域層を有するSOI基板の作成方法につ
いて説明する断面図である。また、図4(a)〜(c)
は工程途中の平面図である。
(a),(b)は、本発明の第1の実施例の絶縁分離さ
れた素子形成領域層を有するSOI基板の作成方法につ
いて説明する断面図である。また、図4(a)〜(c)
は工程途中の平面図である。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0024
【補正方法】変更
【補正内容】
【0024】次いで、Si3N4 膜18a〜18fをマスクとし
てSiO2膜14a〜14fをエッチング・除去する。このと
き、Si3N4 膜18a〜18fは素子形成領域の内側に残存し
ているので、上記の保護領域17のSiO2膜14a〜14fの
庇はSiO2膜14a〜14fとともに除去される(図2
(a),図4(c))。
てSiO2膜14a〜14fをエッチング・除去する。このと
き、Si3N4 膜18a〜18fは素子形成領域の内側に残存し
ているので、上記の保護領域17のSiO2膜14a〜14fの
庇はSiO2膜14a〜14fとともに除去される(図2
(a),図4(c))。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0025
【補正方法】変更
【補正内容】
【0025】続いて、Si3N4 膜18a〜18fをマスクとし
て素子形成領域層19a〜19fを選択的に酸化し、膜厚約
2000ÅのSiO2膜22を形成する(図2(b))。
て素子形成領域層19a〜19fを選択的に酸化し、膜厚約
2000ÅのSiO2膜22を形成する(図2(b))。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0026
【補正方法】変更
【補正内容】
【0026】次に、CVD法により膜厚約3000Åのポリ
シリコン膜(半導体膜)23を全面に形成した(図2
(c))後、コロイダルシリカを用いて研磨すると、Si
3N4 膜18a〜18fがストッパとして作用し、素子形成領
域層19a〜19fの周辺部の溝20がポリシリコン膜23a
で埋められる((図2(d))。
シリコン膜(半導体膜)23を全面に形成した(図2
(c))後、コロイダルシリカを用いて研磨すると、Si
3N4 膜18a〜18fがストッパとして作用し、素子形成領
域層19a〜19fの周辺部の溝20がポリシリコン膜23a
で埋められる((図2(d))。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0027
【補正方法】変更
【補正内容】
【0027】次いで、Si膜の表面を酸化してSiO2膜を形
成した(図3(a))後、燐酸等によりSi3N4 膜を除去
する。これにより、素子形成領域層19a〜19fの間に絶
縁分離領域部24が形成される(図3(b))。
成した(図3(a))後、燐酸等によりSi3N4 膜を除去
する。これにより、素子形成領域層19a〜19fの間に絶
縁分離領域部24が形成される(図3(b))。
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0035
【補正方法】変更
【補正内容】
【0035】更に、素子形成領域層19a〜19fの形成
後、SiO2膜(第2の絶縁膜)を除去して素子形成領域層
19a〜19fの角部を表出し(図2 (a),図4(c)を
参照)、その後、素子形成領域層19a〜19fの内側に存
在するSiO2膜/Si3N4 膜(第1の絶縁膜)及びSiO2膜
(第2の絶縁膜)をマスクとして素子形成領域層19a〜
19fを選択的に酸化することにより(図2(b)を参
照)、従来のような庇が生じるのを防止することができ
る。これにより、溝20を埋めるためにポリシリコン膜
23を形成した場合、カバレージを良くすることができ
る。
後、SiO2膜(第2の絶縁膜)を除去して素子形成領域層
19a〜19fの角部を表出し(図2 (a),図4(c)を
参照)、その後、素子形成領域層19a〜19fの内側に存
在するSiO2膜/Si3N4 膜(第1の絶縁膜)及びSiO2膜
(第2の絶縁膜)をマスクとして素子形成領域層19a〜
19fを選択的に酸化することにより(図2(b)を参
照)、従来のような庇が生じるのを防止することができ
る。これにより、溝20を埋めるためにポリシリコン膜
23を形成した場合、カバレージを良くすることができ
る。
【手続補正11】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0036
【補正方法】変更
【補正内容】
【0036】また、溝20を埋めるためにポリシリコン
膜23を研磨する(図2(d)を参照)際、第1の絶縁
膜の下層のSiO2膜は第1の絶縁膜の上層のSi3N4 膜及び
第2の絶縁膜のSiO2膜によって保護される。しかも、第
1の絶縁膜の上層のSi3N4 膜の膜厚を第2の絶縁膜のSi
O2膜をパターニングする際のエッチング用マスクとして
必要な膜厚にし、かつ第1の絶縁膜の下層のSiO2膜の膜
厚を予め、例えばゲート絶縁膜等の形成に必要な膜厚と
しておくことにより、従来のように、素子形成領域層19
a〜19f上にゲート絶縁膜等の形成のためにSiO2膜を再
形成しなくてもよいので、埋込み用のポリシリコン膜と
素子形成領域層19a〜19fとの間のSiO2膜がエッチング
されて窪みが生じるのを防止することができる。
膜23を研磨する(図2(d)を参照)際、第1の絶縁
膜の下層のSiO2膜は第1の絶縁膜の上層のSi3N4 膜及び
第2の絶縁膜のSiO2膜によって保護される。しかも、第
1の絶縁膜の上層のSi3N4 膜の膜厚を第2の絶縁膜のSi
O2膜をパターニングする際のエッチング用マスクとして
必要な膜厚にし、かつ第1の絶縁膜の下層のSiO2膜の膜
厚を予め、例えばゲート絶縁膜等の形成に必要な膜厚と
しておくことにより、従来のように、素子形成領域層19
a〜19f上にゲート絶縁膜等の形成のためにSiO2膜を再
形成しなくてもよいので、埋込み用のポリシリコン膜と
素子形成領域層19a〜19fとの間のSiO2膜がエッチング
されて窪みが生じるのを防止することができる。
【手続補正12】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図2
【補正方法】変更
【補正内容】
【図2】
【手続補正13】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図3
【補正方法】変更
【補正内容】
【図3】
【手続補正14】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図8
【補正方法】変更
【補正内容】
【図8】
Claims (4)
- 【請求項1】 半導体基板上に第1の絶縁膜と第2の絶
縁膜とを順次形成する工程と、 前記第1及び第2の絶縁膜をパターニングして、角部を
有する素子形成領域層を形成すべき領域を被覆し、かつ
該素子形成領域層を形成すべき領域から前記角部の周辺
部に延在して第1及び第2の絶縁膜を残存する工程と、 前記第2の絶縁膜をパターニングして、前記素子形成領
域層を形成すべき領域の内側に前記第2の絶縁膜を残存
する工程と、 前記残存する第1の絶縁膜をマスクとして前記半導体基
板をエッチング・除去して、前記残存する第1の絶縁膜
の下に素子形成領域層を形成する工程と、 前記第2の絶縁膜をマスクとして前記第1の絶縁膜をエ
ッチング・除去する工程と、 前記第1又は第2の絶縁膜をマスクとして前記素子形成
領域層を選択的に酸化する工程と、 全面に半導体膜を形成した後、前記第2の絶縁膜をスト
ッパとして研磨し、前記素子形成領域層の間の凹部を半
導体膜で埋める工程と、 前記半導体膜の表面を酸化した後、前記第2の絶縁膜を
除去する工程とを有することを特徴とする半導体装置の
製造方法。 - 【請求項2】 前記第1の絶縁膜はSiO2膜であり、前記
第2の絶縁膜はSi3N 4 膜であることを特徴とする請求項
1記載の半導体装置の製造方法。 - 【請求項3】 前記第1の絶縁膜はSiO2膜/Si3N4 膜か
らなる2層の膜であり、前記第2の絶縁膜はSiO2膜であ
ることを特徴とする請求項1記載の半導体装置の製造方
法。 - 【請求項4】 前記半導体基板の表面の結晶面は(10
0)面であり、かつ前記素子形成領域層を形成すべき領
域は<110>で代表される結晶軸方向に平行な辺及び
垂直な辺を有する方形状の領域であるのことを特徴とす
る請求項1,請求項2又は請求項3記載の半導体装置の
製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11063691A JPH0575084A (ja) | 1991-05-15 | 1991-05-15 | 半導体装置の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11063691A JPH0575084A (ja) | 1991-05-15 | 1991-05-15 | 半導体装置の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0575084A true JPH0575084A (ja) | 1993-03-26 |
Family
ID=14540755
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11063691A Withdrawn JPH0575084A (ja) | 1991-05-15 | 1991-05-15 | 半導体装置の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0575084A (ja) |
-
1991
- 1991-05-15 JP JP11063691A patent/JPH0575084A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19980806 |