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JPH057320A - カメラ付きドアホン子器 - Google Patents

カメラ付きドアホン子器

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Publication number
JPH057320A
JPH057320A JP3033587A JP3358791A JPH057320A JP H057320 A JPH057320 A JP H057320A JP 3033587 A JP3033587 A JP 3033587A JP 3358791 A JP3358791 A JP 3358791A JP H057320 A JPH057320 A JP H057320A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
camera
camera unit
spherical
infrared
intercom
Prior art date
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Granted
Application number
JP3033587A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2533240B2 (ja
Inventor
Yoshikazu Tatsumi
嘉一 辰巳
Muneo Suzuki
宗雄 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP3033587A priority Critical patent/JP2533240B2/ja
Publication of JPH057320A publication Critical patent/JPH057320A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2533240B2 publication Critical patent/JP2533240B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 [目的] 球面体カメラユニット内に赤外線暗視カメラ
を内蔵させたドアホン子器において、赤外発光素子を照
射させたときにフィルターの内面で反射して生成される
虚像がインターホン親機のモニタ画面に現れるのを防止
する。 [構成] 球面体カメラユニット7のフィルター33と
対向する頭面側を平坦面20に形成するとともに、上記
赤外線暗視カメラ6のカメラレンズ8の周囲を鍔部21
を設けた光遮蔽筒22で覆った構造となっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はカメラ付きドアホン子器
の改良であって、夜間照明用に使用される赤外発光素子
の照射光のフィルター面での反射による画像の見にくさ
を防止するための内部反射防止構造に特徴を有したもの
である。
【0002】
【従来の技術】近時、住戸への来訪者と通話を行なうと
きに、その容姿も確認できるようにしたモニタテレビ付
きインターホンシステムが開発され使用されている。図
8は、このようなインターホンシステムの概略構成を示
したもので、玄関等に設けられる呼出ボタン37aを設
けたドアホン子器37と室内側のインターホン親機38
との相互間で通話を行う場合に、ドアホン子器37に撮
像カメラを具備するカメラユニットを内蔵させる構成と
して、室内側のインターホン親機38のモニタテレビ3
9に来訪者の画像を表示させるものである。
【0003】ところで、この種のシステムでは、来訪者
の容姿をドアホン子器37のカメラユニット7eで的確
に撮像する必要があるため、図9,図10に示したよう
にカメラユニット7eの視野角度を調整できるようにし
たものが開発されている。この従来のものは、カメラレ
ンズ8e等を有するカメラユニット7eを筐体1e内に
装着させ、カメラユニット7eをピン40等の適当な部
材を支点として上下方向に揺動可能に支持しており、カ
メラユニット7eの上端側には引張バネ41の弾発力を
常時作用させてカメラユニット7eの下端側を角度調整
ネジ42に当接させてた構造となっている。従って、こ
のような構造ではドアホン子器37の前面側から角度調
整ネジ42を進退調節することによりカメラユニット7
eの上下方向の傾きが調整自在であり、ドアホン子器3
7の取付高さを変更することなく、カメラユニット7e
の上下視野角度を調節してその撮像範囲を任意に上下移
動させ得る(図9矢印参照)が、カメラユニットの視野
角度を左右水平方向への角度調整ができなかった。その
ため、例えば図11の様に、玄関扉43の側方の壁面4
4にドアホン子器37を取付けた場合などにおいて、来
訪者Mがドアホン子器37の呼出釦37aを位置Aで押
した後にドアホン子器37の正面から外れて扉正面の位
置Bに移動したりすると、来訪者Mがカメラの撮像範囲
S外となって、来訪者Mの容姿を的確に捉えられないこ
とがあった。
【0004】そこで、本出願人は、撮像カメラと、その
周囲に夜間照明用の赤外発光素子を収容させたカメラユ
ニットを球面体に構成し、このカメラユニットの前部を
ドアホン子器本体より突出させた状態で眼球のように支
持させた構造として、突出させた球面体カメラユニット
の頭部を手で上下、左右水平方向に移動調整できるよう
にしたカメラ付きドアホン子器を提案したが、このよう
にカメラユニットを球面体に構成した場合には、ドアホ
ン子器37前面に取り付けたフィルター45も、図12
〜図14に示したように、カメラユニット(不図示)の
形状に合わせて中央部を突出させた曲面に形成しなけれ
ばならないため、夜間の使用に際してカメラユニットに
内蔵させた赤外発光素子を駆動すると、その照射光がフ
ィルター45の内面で反射して撮像カメラのカメラレン
ズを介して入射され、インターホン親機38側のモニタ
画面39に映し出された来訪者の映像Mの回りに赤外発
光素子の虚像13’が現れて画像を見にくいものにする
といった問題を生じていた。
【0005】図15は、この問題点を示したもので、撮
像カメラ8eの周囲に配列させた赤外発光素子13より
照射された光は、主として反射率の高い曲面フィルター
45の内面内側と、外面内側で反射され、この反射光に
よる虚像13’が撮像カメラ8eのカメラレンズ8fに
よって集束されて内部のCCD基板などで結像される。
その結果、室内に設置したインターホン親機38のモニ
タ画面39には図16に示したように、来訪者Mの顔の
回りに赤外発光素子の虚像13’が映し出されて画像を
不自然で見にくいものとしている。
【0006】上記事情に鑑みて提案される本発明は、カ
メラ付きドアホン子器のカメラユニットに収容させた夜
間照明用の赤外発光素子の反射光による虚像の写し出し
を防止することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
請求項1において提案された本発明は、周囲に照明用の
赤外発光素子を配列させた赤外線暗視カメラを球面体の
カメラユニットに内蔵させ、該カメラユニットをドアホ
ン子器本体の開口窓に設けたフィルター内方において上
下、水平方向に移動調整可能としたカメラ付きドアホン
子器の改良であって、上記カメラユニットのフィルター
に対向する頭面側を平坦面に形成するとともに、上記赤
外線暗視カメラのカメラレンズの周囲を、鍔部を設けた
光遮蔽筒で覆うことによって、上記赤外発光素子より発
光された赤外線の上記カメラレンズに対する直接入射
と、フィルター面による反射光の入射を防止する構造と
なっている。
【0008】また、請求項2において提案された本発明
は、光遮蔽筒の鍔部を、上記球面体カメラユニットの前
半球部の内面に沿って配置される赤外線透過フィルター
で製された内殻の中央に形成した開口段部に嵌入係合さ
せた構成となっている。
【0009】
【作用】本発明のカメラ付きドアホン子器によれば、次
のような作用が奏される。すなわち、請求項1において
提案された本発明では、球面体に形成されたカメラユニ
ットの頭面側を平坦面に形成しているので、カメラユニ
ット内部より照射した赤外光が反射しにくく、そのため
画像の歪も少ない。また、赤外線暗視カメラのカメラレ
ンズの周囲を鍔部を設けた光遮蔽筒で覆い隠した構造と
なっているので、赤外発光素子からの照射光が直接カメ
ラレンズに入射せず、更に球面体カメラユニットを透過
した後フィルター面で反射してカメラレンズに入射する
ことも防止される。
【0010】図5,6は、本発明の効果を、図15と対
比して説明するもので、カメラユニット7をフィルター
33の正面側に向けた場合(図5)も、一方向に傾けた
場合(図6)にも、撮像カメラ6の周囲に配列された赤
外発光素子13からの照射光は、光遮蔽筒22の鍔部2
1で遮断されるために、図15で示したような虚像1
3’は生成されず、そのため図16に示したように、イ
ンターホン親機のモニタ画面に発光素子の虚像が現れる
ことはなく、これらのために、インターホン親機のモニ
タ画面に映し出される画像を見やすくできる。
【0011】また、請求項2において提案された本発明
では、光遮蔽筒の鍔部は、上記球面体カメラユニット前
半球部の内面に応じた形状の赤外線透過フィルターで製
された内殻の中央に形成された開口段部に嵌入係合させ
た構造なので、図1〜図3に示されているように、球面
体のカメラユニット7の前半球部16a内に簡単に組み
込みができ、照明に必要な赤外光のみを透過させて余分
な赤外光カットできる。
【0012】
【実施例】以下に、添付図を参照して本発明の一実施例
を説明する。図1は本発明の一実施例を示したドアホン
子器の構成を示す縦断面図である。同図に於いて、ドア
ホン子器の筐体1は合成樹脂製の前面開口状の本体ベー
ス2に、化粧カバープレート3を内蓋35を介して着脱
自在に取着して構成されている。本体ベース2と化粧カ
バープレート3とは、ネジなどの他、係合によって着脱
可能に結合させてもよい。
【0013】筐体1の全体の外観形態は図2に示す様
に、その前面側には、外部から赤外線暗視カメラ6の存
在を分からないようにするためのスモークフィルター3
3を備えた開口窓4と呼出釦5が設けられ、背面側には
屋内のインターホン親機(不図示)と信号線で接続する
ための配線接続用端子32が設けられている。筐体1内
の上部に配置された球面体のカメラユニット7は、カメ
ラユニットの後部を構成する後半球部16と、カメラユ
ニット7の前部を構成する赤外線暗視カメラ6を収容し
た前半球部16aとを一体に組み合わせて構成されてい
る。
【0014】カメラユニット7の詳細構成は、図1,図
3に示されているが、赤外線暗視カメラ6は、カメラレ
ンズ8によって集束された赤外光と可視光に対して感応
するCCD基板又はMOS型固体撮像素子を内部に実装
した撮像部9とを組合わせて構成され、レンズ8を経た
光は撮像部9内のCCD基板に結像するように設定され
ている。CCD基板等の制御用回路はカメラユニット7
を薄型化するために筐体1の下方に収容されたスピーカ
11の背方に配置したプリント基板12上に実装されて
いる。
【0015】カメラユニット7の下方側には夜間照明用
の赤外発光ダイオード13が赤外発光素として複数設け
られており、これら発光ダイオード13はそのリード端
子13aがカメラユニット7内部に収容された支持台1
8上面に取り付けたプリント基板14に半田付け等され
て接続されている。そして、発光ダイオード13の発光
部13bは、図2,図4に良く示されているように、撮
像部9を支持する周囲に複数の挿入孔10aを穿孔した
ピストルのレボルバー様の発光素子保持台10の各挿入
孔10aに嵌入保持されている。
【0016】図4は球面体のカメラユニット7内に収容
される暗視カメラ6と、この暗視カメラ6の周囲に配列
される赤外発光素子を配設する発光素子用保持台10を
示している。発光素子用保持台10は、この図に示した
ように、光学レンズ8の下方にCCD基板などの赤外線
に感応する撮像素子を内蔵させた撮像部9を設けて構成
された赤外線暗視カメラ6を中央に搭載し、該暗視カメ
ラ6の外周囲に複数の挿入孔10aを穿孔させた円板状
の基板となっており、この基板の各挿入孔10aには、
カメラユニット7の後半球部16内に収容される取付台
18の上面に実装配列させた複数の赤外発光ダイオード
13の発光部13bが挿入されている。赤外発光ダイオ
ード13の発光部13bを円板状基板10の挿入孔10
aに挿入させる場合に、各挿入孔10aに赤外発光ダイ
オード13の発光部13bを完全に埋没させる構成をと
れば、赤外発光ダイオード13より照射された赤外線は
直接に暗視カメラ6に入射されず、また後述するフィル
ター33で反射されて赤外線暗視カメラ6に入射するこ
とがなく、画像の低下がいっそう防止できる。発光ダイ
オード13より照射された赤外光は、カメラユニット7
の前半球部16aの内面に沿って配置されるようにして
係合させた赤外線透過フィルターで製された内殻36、
前半球部16a及び筐体1の開口窓4に取り付けたスモ
ークフィルター33を介して外部に放出されるようにな
っている。尚、このような保持台10を使用する場合、
ドアホン子器の組立に際しては、発光ダイオード13の
発光部13bを挿入孔10a内に嵌入させてからリード
端子13aを半田付してもよいし、逆にリード端子13
aの半田付けを完了してから発光ダイオード13の発光
部13bを挿入孔10a内に嵌入させてその取付誤差を
修正させる様にしてもよく、何れの順序でもよい。ま
た、このようなドアホン子器には通話回路、タイマ回
路、照度判定回路等の種々の回路,機器が適宜付属され
るが、これらは既存のものでよいため便宜上その説明は
省略する。
【0017】球面体のカメラユニット7は、後半球部1
6の前方に透明部材で製された前半球部16aを一体的
に結合させているが、カメラレンズ8と対面する箇所は
光の屈折による画像の歪を回避するため平坦面20とな
っている。また、カメラユニット7の前半球部16aの
前面部の内側には、カメラレンズ8の周囲を覆うように
して、鍔21を備えた遮蔽筒22が取付けられており、
当該遮蔽筒22は赤外光を遮蔽するABS樹脂等で製さ
れている。一方、前半球部16aの内面には、上記光遮
蔽筒22の鍔部21が、上記球面体カメラユニット7の
前半球部16aの内面に沿って配置される赤外線透過フ
ィルターで製された内殻36の中央に形成された開口段
部36aに嵌入されるようにして係合されているが、こ
れは赤外光のみを透過し、外部から赤外線暗視カメラ6
を隠蔽させる作用もなす。このような構造の球面体カメ
ラユニット7は、本体ベース2内に設けられた後述する
球面状受体24で受け止められ、丁度眼球のような格好
で、内蓋35の開口窓35aより頭部を突出させるよう
にして、本体ベース2内に形成された押さえ枠31の開
口部31bの縁で側面部を支持されている。
【0018】一方、カメラユニット7の後半球部16に
対応する本体ベース2の内面には、球面凹部23が形成
されており、該球面凹部23とカメラユニット7の後半
球部16との間には、支持調整機構40の一部を構成す
る薄肉の球面状受体24がスライド可能に介装されてい
る。図7を参照してその詳細を説明すると、球面状受体
24の内面部には、水平方向の移動調整範囲を規制する
ため所定長さの2条の凹溝25,25が左右水平方向に
沿って刻設されており、当該凹溝25,25にはカメラ
ユニット7の後半球部16の底面に突設した1対の凸条
部26,26がスライド自在に嵌入されている。他方、
筐体1の球面凹部23には、上下方向の移動調整範囲を
規制するため所定長さの2条の凹溝27,27が上下方
向、つまり上記したカメラユニット7に対して直交する
方向にに沿って刻設され、当該凹溝27,27には球面
状受体24の底面に突設された1対の凸条部28,28
がスライド自在に嵌入されている。したがって、カメラ
ユニット7は、この球面状受体24によって、上下及び
左右水平方向にスライド可能となっている。
【0019】また、上記した球面状受体24を受けるた
め、筐体1の内面に形成された球面凹部23には3つの
穴29が穿設され、これらの穴29の各々の内部には球
面状受体24と後半球部16を常時上方に押圧付勢する
3つのスプリング30と3つの押圧支持ピン34が収容
されており、それぞれの穴29には、押圧支持ピン34
の下部に形成した位置決め凸片34aを嵌合させる位置
決め穴29aを形成している。弾性付勢手段50は、実
施例では、スプリング30を取り付けた押圧支持ピン3
4によって構成されている。そして、このような押圧支
持ピン34の上面には球面状受体24の曲面に合わせた
曲面部34bが形成されている。
【0020】球面体のカメラユニット7の支持調整機構
40は、このような構造となっているので、球面状受体
24の1組の溝条25,25に、球面体のカメラユニッ
ト7の底部に形成した1組の凸部26,26が嵌合され
ると、球面体のカメラユニット7は、スプリング30の
弾発力によって押さえ枠31側に押圧され、これによっ
て内蓋35の開口窓35aより頭部を突出させたまま、
つまり丁度眼球のような格好で、その側面部を開口窓3
5aの側縁で支持されて位置決めされる。この場合にお
ける位置決めを確実にするため、内蓋35の開口窓35
aの縁にはゴム材35bを取り付けカメラユニット7の
側面部に摩擦力を作用させている。このような本発明の
ドアホン子器は、夜間においては発光ダイオード13を
発光させてその赤外光を来訪者に照射させることにより
撮像が可能となる。
【0021】次にドアホン子器のカメラユニットの調整
操作を説明する。ドアホン子器は室内のドアホン親機と
配線接続した上で住戸の玄関近辺の適当な位置に固定さ
せて使用するが、本発明のドアホン子器では、撮像カメ
ラ6の撮像範囲の領域設定は以下の要領で行われる。す
なわち、先ず化粧カバープレート3を本体ベース2より
外し、球面体のカメラユニット7の前半球部16aを手
で押え、スプリング30の弾発力に抗する力を加えて押
え枠31との間に隙間を発生させれば、カメラユニット
7は上下方向及び左右水平方向の何れの方向にも回転自
在となるので、適切な位置決めに球面体のカメラユニッ
ト7をセットした後、カメラユニット7から手を離せ
ば、カメラユニット7の側面部はスプリング30の弾発
力によって押さえ枠31に押圧されて位置決め固定がな
される。従って、本発明では、このような要領で簡易に
カメラユニット7の方向を変更させ位置決め設定できる
ので、ドアホン子器の取付位置を固定させたままドアホ
ン子器の前面側からの作業だけで、撮像カメラ6の撮像
領域を上下及び左右水平方向に移動変更できることとな
る。
【0022】尚、上記実施例に於いては、カメラユニッ
ト7の外形状を略球面状に形成したが、本発明はこれに
限定されない。例えば球面摺動ガイドさせるに必要な部
分のみを球面状に形成して、その他の部分を非球面状に
形成しても何ら構わない。尚、本発明に係るカメラユニ
ット7とは赤外線暗視カメラ6を備えたユニットを指称
するもので、必ずしも上記実施例の形態のものに限定さ
れるものではない。その他、本発明は赤外線暗視カメラ
6の具体的な構成等も限定されず、各部の具体的な構成
は任意に設計変更自在である。
【0023】
【発明の効果】本発明に係るカメラ付きドアホン子器
(請求項1)によれば、球面体に形成されたカメラユニ
ットの頭面側を平坦面に形成しているので、照明用赤外
光が反射しにくく、そのため画像の歪も少ない。また、
赤外線暗視カメラのカメラレンズの周囲を鍔部を設けた
光遮蔽筒で覆い隠した構造となっているので、照明用赤
外光からの照射光が直接カメラレンズに入射せず、また
球面体カメラユニットを透過した後、フィルター面で反
射した赤外光のカメラレンズへの入射も防止される。こ
れらのために、ドアホン親機の映像の回りに虚像が現れ
て画像を見にくくするようなこともない。また、請求項
2において提案された本発明では、光遮蔽筒の鍔部に、
上記球面体カメラユニット前半球部の内面に応じた形状
の赤外線透過フィルターで製された内殻の中央部に形成
された開口段部に嵌入係合させた構造なので球面体のカ
メラユニット内に簡単に組み込みができ、照明に必要な
赤外線のみを透過させて余分な赤外線をカットでき
る。、そのために画像品質を低させることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のカメラ付きドアホン子器の要部構成を
示した縦断面構造図(カメラユニットを正面に向けた状
態を示す)である。
【図2】本発明のカメラ付きドアホン子器の分解斜視図
である。
【図3】本発明のカメラ付きドアホン子器の要部構成を
示した縦断面構造図(カメラユニットを斜めに傾斜させ
た状態を示す)である。
【図4】赤外発光素子保持機構の説明図である。
【図5】光遮蔽筒の作用を示す図(カメラユニットを正
面に向けた状態を示す)である。
【図6】光遮蔽筒の作用を示す図(カメラユニットを斜
めに傾斜させた状態を示す)である。
【図7】カメラユニットの支持機構の一例を示した分解
斜視図である。
【図8】モニタテレビ付きインターホンシステムの概略
構成図である。
【図9】従来のカメラ付きドアホン子器の縦断面図であ
る。
【図10】従来のカメラ付きドアホン子器の平面断面図
である。
【図11】従来のカメラ付きドアホン子器の問題点を説
明する図である。
【図12】球面体カメラユニットを内蔵させたカメラ付
きドアホン子器の平面図である。
【図13】球面体カメラユニットを内蔵させたカメラ付
きドアホン子器の正面図である。
【図14】球面体カメラユニットを内蔵させたカメラ付
きドアホン子器の側面図である。
【図15】球面体カメラユニットを内蔵させたカメラ付
きドアホン子器におけるフィルター面での光反射により
虚像の発生する原理を説明をする図である。
【図14】インターホン親機のモニタ画面に赤外発光素
子の虚像が現れた状態を説明する図である。
【符号の説明】
1・・・筐体 2・・・本体ベース 6・・・赤外線暗視カメラ 7・・・球面体のカメラユニット 20・・・その頭部に形成された平坦面 36・・・赤外線透過フィルターで製された内殻 36a・・・その開口段部 8・・・光学レンズ 10・・・発光素子用保持台 10a・・・その挿入孔 13・・・発光ダイオード 15・・・挿入孔 16・・・球面体のカメラユニットの後半球部 16a・・・球面体のカメラユニットの前半球部 17・・・球面状受体の球面凹部 20・・・カメラユニットの平面部 22・・・光遮蔽筒 23・・・本体ベース内面に形成された球面凹部 25,27・・・溝条 26,28・・・凸部 31・・・押え枠 40・・・支持調整機構 50・・・弾性付勢手段
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年6月11日
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のカメラ付きドアホン子器の要部構成を
示した縦断面構造図(カメラユニットを正面に向けた状
態を示す)である。
【図2】本発明のカメラ付きドアホン子器の分解斜視図
である。
【図3】本発明のカメラ付きドアホン子器の要部構成を
示した縦断面構造図(カメラユニットを斜めに傾斜させ
た状態を示す)である。
【図4】赤外発光素子保持機構の説明図である。
【図5】光遮蔽筒の作用を示す図(カメラユニットを正
面に向けた状態を示す)である。
【図6】光遮蔽筒の作用を示す図(カメラユニットを斜
めに傾斜させた状態を示す)である。
【図7】カメラユニットの支持機構の一例を示した分解
斜視図である。
【図8】モニタテレビ付きインターホンシステムの概略
構成図である。
【図9】従来のカメラ付きドアホン子器の縦断面図であ
る。
【図10】従来のカメラ付きドアホン子器の平面断面図
である。
【図11】従来のカメラ付きドアホン子器の問題点を説
明する図である。
【図12】球面体カメラユニットを内蔵させたカメラ付
きドアホン子器の平面図である。
【図13】球面体カメラユニットを内蔵させたカメラ付
きドアホン子器の正面図である。
【図14】球面体カメラユニットを内蔵させたカメラ付
きドアホン子器の側面図である。
【図15】球面体カメラユニットを内蔵させたカメラ付
きドアホン子器におけるフィルター面での光反射により
虚像の発生する原理を説明をする図である。
【図16】インターホン親機のモニタ画面に赤外発光素
子の虚像が現れた状態を説明する図である。
【符号の説明】 1・・・筐体 2・・・本体ベース 6・・・赤外線暗視カメラ 7・・・球面体のカメラユニット 20・・・その頭部に形成された平坦面 36・・・赤外線透過フィルターで製された内殻 36a・・・その開口段部 8・・・光学レンズ 10・・・発光素子用保持台 10a・・・その挿入孔 13・・・発光ダイオード 15・・・挿入孔 16・・・球面体のカメラユニットの後半球部 16a・・・球面体のカメラユニットの前半球部 17・・・球面状受体の球面凹部 20・・・カメラユニットの平面部 22・・・光遮蔽筒 23・・・本体ベース内面に形成された球面凹部 25,27・・・溝条 26,28・・・凸部 31・・・押え枠 40・・・支持調整機構 50・・・弾性付勢手段

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 周囲に照明用の赤外発光素子を配列させ
    た赤外線暗視カメラを球面体のカメラユニットに内蔵さ
    せ、該カメラユニットをドアホン子器本体の開口窓に設
    けたフィルター内方において上下、水平方向に移動調整
    可能としたカメラ付きドアホン子器において、上記カメ
    ラユニットのフィルターと対向する頭面側を平坦面に形
    成するとともに、上記赤外線暗視カメラのカメラレンズ
    の周囲を鍔部を設けた光遮蔽筒で覆うことによって、上
    記赤外発光素子より発光された赤外光の上記カメラレン
    ズへの直接入射と、フィルター面での反射による入射を
    防止する構造としたカメラ付きドアホン子器。
  2. 【請求項2】 上記光遮蔽筒の鍔部は、上記球面体カメ
    ラユニットの前半球部の内面に配置された赤外線透過フ
    ィルターで製された内殻の中央部に形成された開口段部
    に嵌入係合されている請求項1に記載のカメラ付きドア
    ホン子器の内部反射防止構造。
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