JPH0571146U - 包装袋 - Google Patents
包装袋Info
- Publication number
- JPH0571146U JPH0571146U JP018909U JP1890992U JPH0571146U JP H0571146 U JPH0571146 U JP H0571146U JP 018909 U JP018909 U JP 018909U JP 1890992 U JP1890992 U JP 1890992U JP H0571146 U JPH0571146 U JP H0571146U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water
- packaging bag
- view
- absorbent member
- bag
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61F—FILTERS IMPLANTABLE INTO BLOOD VESSELS; PROSTHESES; DEVICES PROVIDING PATENCY TO, OR PREVENTING COLLAPSING OF, TUBULAR STRUCTURES OF THE BODY, e.g. STENTS; ORTHOPAEDIC, NURSING OR CONTRACEPTIVE DEVICES; FOMENTATION; TREATMENT OR PROTECTION OF EYES OR EARS; BANDAGES, DRESSINGS OR ABSORBENT PADS; FIRST-AID KITS
- A61F15/00—Auxiliary appliances for wound dressings; Dispensing containers for dressings or bandages
- A61F15/001—Packages or dispensers for bandages, cotton balls, drapes, dressings, gauze, gowns, sheets, sponges, swabsticks or towels
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65D—CONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
- B65D75/00—Packages comprising articles or materials partially or wholly enclosed in strips, sheets, blanks, tubes or webs of flexible sheet material, e.g. in folded wrappers
- B65D75/52—Details
- B65D75/58—Opening or contents-removing devices added or incorporated during package manufacture
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65D—CONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
- B65D81/00—Containers, packaging elements, or packages, for contents presenting particular transport or storage problems, or adapted to be used for non-packaging purposes after removal of contents
- B65D81/24—Adaptations for preventing deterioration or decay of contents; Applications to the container or packaging material of food preservatives, fungicides, pesticides or animal repellants
- B65D81/26—Adaptations for preventing deterioration or decay of contents; Applications to the container or packaging material of food preservatives, fungicides, pesticides or animal repellants with provision for draining away, or absorbing, or removing by ventilation, fluids, e.g. exuded by contents; Applications of corrosion inhibitors or desiccators
- B65D81/264—Adaptations for preventing deterioration or decay of contents; Applications to the container or packaging material of food preservatives, fungicides, pesticides or animal repellants with provision for draining away, or absorbing, or removing by ventilation, fluids, e.g. exuded by contents; Applications of corrosion inhibitors or desiccators for absorbing liquids
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Vascular Medicine (AREA)
- Biomedical Technology (AREA)
- Heart & Thoracic Surgery (AREA)
- Epidemiology (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Animal Behavior & Ethology (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Public Health (AREA)
- Veterinary Medicine (AREA)
- Food Science & Technology (AREA)
- Bag Frames (AREA)
- Packages (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 製造加工が容易で、引き裂きによる開封が容
易な包装袋を得る。 【構成】 包装袋1の外表面の少なくともシール辺3近
傍に吸水性部材11を設ける。
易な包装袋を得る。 【構成】 包装袋1の外表面の少なくともシール辺3近
傍に吸水性部材11を設ける。
Description
【0001】
本考案は、フィルムを重ねてその周辺をシールした包装袋、特にその開封構造 に関する。
【0002】 フィルムを重ねてその周辺をシールした包装袋は種々の分野で使用されてい るが、内部に封入されているものを利用するためには包装袋を開封しなければな らない。開封には鋏のような切断器具を用いることもできるが、フィルム包装袋 は直接手で引き裂いて開封できることがその一つの大きな利点である。
【0003】 医療の分野において、整形外科用材料としてウレタンプレポリマーを基布に塗 布した水硬性キヤスト材が用いられるが、このキャスト材は空気中の湿分に触れ ると硬化してしまうため、フィルム包装袋中に密封して保管され、使用時に始め て開封される。このキャスト材は手に持って患部に巻く際キャスト材に含まれて いる樹脂が手にべたつかないよう界面活性剤、脂肪酸エステル等の水溶性タック フリー剤が含まれているが、完全なタックフリーとはならないため、通常手袋を はめて操作することが多い。キャスト材を患部に装着するに当たっては、袋から キャスト材を取り出して水に浸し、それから患部に巻き付けるが、こうして濡れ た手袋でキャスト材を扱うことにより、手袋には水と共にタックフリー剤が付着 する。そのため更に次の包装袋を開封しようとすると、付着した水分とタックフ リー剤とにより手袋は極めて滑りやすく、容易に開封ができなくなるという問題 が生じる。この点を解決するため、包装材の引裂き強度を小さくすべく、包装材 の厚みを薄くしたり、方向性のある材料を使用したり、引裂き箇所に設ける切込 みの深さを大きくしたりすることが試みられたが、保存安定性(耐久性)が低下 したり十分なものが得られなかった。
【0004】 開封を容易にするため、近年本出願人より包装袋のシール辺の少なくとも一辺 に切り込みと切り込みを挟んで両側に貫通孔を設けることが提案されている。こ の包装袋によれば、開封時貫通孔に指を引っ掛けることができるため、濡れた手 袋であっても確実に開封操作ができるが、反面袋を製造する上で孔をあける工程 での抜き屑処理が面倒であり、製造装置が複雑化、大型化するほか、指が入るだ けの大きさの孔をシール辺を設けるためにはシール幅が20mm以上必要となり 、シール強度に均一性が欠ける等の問題点がある。
【0005】 食品の分野においても、レトルト食品はフィルム包装袋に封入し、そのまま加 熱できるようにしたものが多用されているが、このレトルト包装袋も炊事の際濡 れた手で扱うことが多く、また加熱時熱湯から引き上げた包装袋自体も濡れてい るため、引裂き時手が滑りやすいという同様の問題点がある。
【0006】
本考案の目的は、フィルム包装袋において、製造加工が容易で、引裂きによる 開封を容易にすることにある。
【0007】
上述の目的を達成するため、本考案においては、包装袋の外表面の少なくとも シール辺近傍に吸水性部材を設けるものである。
【0008】 また本考案においては、包装袋のシール辺の少なくとも一辺に開封部を設け、 包装袋の外表面の開封部近傍に吸水性部材を設けてもよい。
【0009】 本考案における吸水性部材とは、吸水性材料からなり表面に付着した水分を内 部に吸収する性質を有する部材のほか、手袋との接触面から水分を排除するよう な表面状態を有する部材をも含むものである。
【0010】
本考案においては、開封時、包装袋の吸水性部材の部分に指をかけ、袋を引き 裂くように力を加えるが、手袋に水分、タックフリー剤等が付着していても、手 袋の吸水性部材と接触する部分に付着していた水分、タックフリー剤等は手袋か ら離れて吸水性部材の方へ移行し、手袋と吸水性部材との接触面にはこれらの水 膜がなくなり、手袋と吸水性部材との間にハイドロプレーニング現象のような滑 りが生じることなく、袋は十分な力で引裂かれ、確実に開封が行われる。
【0011】
次に本考案の実施例を図面について説明する。なお各図において同等部分には 同符号を付してある。
【0012】 図1において、1は包装袋で、フィルムを重ねてその周辺2をシールして形成 され、その一つのシール辺3には開封部として切り込み4が設けられ、この切り 込み4の近傍の外表面上にほぼ四辺形状の吸水性部材11が設けられている。
【0013】 図2は、切り込み4を有するシール辺3に沿って外表面に吸水性部材21を設 けた例である。
【0014】 図3は、切り込み4を有するシール辺3からそれに対向するシール辺5に向け 縦方向に、両シール辺3、5の一部に対し吸水性部材31を設けた例である。
【0015】 図4は、図1と同じパターンの吸水性部材41、42を包装袋1の両面に設け た例である。
【0016】 図5は、図2と同じパターンの吸水性部材51、52を包装袋1の両面に設け た例である。
【0017】 図6は、図3と同じパターンの吸水性部材61、62を包装袋1の両面に設け た例である。
【0018】 図7は、包装袋1のシール辺3に設けた切り込み4を挟んでその両側に円形の 吸水性部材71、72を設けた例である。
【0019】 図8は、図7に示す吸水性部材71、72の変形例で、aは楕円形、bは星形 、cは五角形、dは正方形、eは菱形である。
【0020】 図9は、シール辺3の切り込み4を挟んでその両側に、シール辺3からそれに 対向するシール辺5に向けそれぞれ縦方向に吸水性部材91、92を設けた例で ある。なお図7〜図9の吸水性部材も、包装袋1の片面のみでなく両面に設ける こともできる。
【0021】 図10は、包装袋1の外表面の全面に吸水性部材101を設けた例である。な お全面に設ける場合も包装袋の片面のみでなく全面に設けることもできる。
【0022】 図11は図10と同様に包装袋1の外表面の全面に吸水性部材111を設けた ものであるが、更にシール辺3の切り込み4の引き裂き方向に沿って吸水性部材 111にスリット112を設け、必要な引き裂き力を小さくしたものである。
【0023】 上述の例では、包装袋のシール辺に切り込みを設けたものを示したが、切り込 みは必ずしも必要とするものではない。
【0024】 包装袋のフィルム材としては種々のものを使用することができ、例えばポリエ ステル/アルミニウム/ポリエチレン/リニア低密度ポリエチレン、Kナイロン /アルミニウム/ポリプロピレン、ポリエチレン/ポリ塩化ビニリデン/ポリエ チレン、ポリエチレン/Kナイロン/ポリエチレン等の多層フィルムがある。な お包装袋のフィルム材は引裂性を考慮したものが好ましい。
【0025】 吸水性部材としては、紙、不織布、布帛、発泡体等がある。より具体的には、 紙としては植物繊維、動物繊維、合成繊維等の繊維をからみ合わせ、こう着させ て作ったもので、新聞用巻き取り紙、印刷用紙、筆記用紙、図画用紙、包装紙、 薄素紙などの洋紙類、段ボール厚紙、白板紙、黄板紙、チップボール、色板紙な どの板紙類、障子紙、書道用紙、ちり紙、紙綿、かんか紙などの和紙類がある。 厚さは0.01〜5mm、好ましくは0.04〜1mmである。また紙の表面に 無機物の小粒子、例えば金属粉、鉱物粉等を接着したいわゆるサンドペーパーで あってもよい。しかし紙の表面に疎水性の樹脂で処理して、紙の繊維表面や繊維 間を被覆したものは好ましくない。
【0026】 不織布としては、レーヨン、ビニロン、ポリ塩化ビニリデン、ポリエステル、 ポリアミド、アセテートポリプロピレン等の素材を段式又は湿式方式で製造した もので、目付量が5〜300g/m2 と幅広い範囲のものを使用できる。好まし くはレーヨンのような吸水性が高く、目付量が15〜100g/m2 、厚さが0 .01〜5.0mmで、引き裂き強度の小さいものがよい。
【0027】 布帛としては、天然繊維、半合成繊維、合成繊維等からなる織物、編物で、例 えばガーゼ、金巾、ブロード地、レース地等がある。好ましくは少なくとも縦方 向又は横方向に手切れ性のよい設計生地がよい。このため一般に糸の太さを細く する方法が用いられる。
【0028】 発泡体としては、大別して連続気泡体と独立気泡体との二種類がある。素材と してはポリビニルアルコール、ポリビニルホルマール、ポリウレタン、エチレン 酢酸ビニル共重合体、天然ゴム、ポリ塩化ビニル、及び吸水性高分子を含有する ポリマーがある。好ましくは連続気泡体で親水性のある素材で、セル径が小さく 発泡倍率の高い方がよい。
【0029】 表1は素材とその構成面から本考案の適応内容を整理したものである。横軸方 向には素材の吸水特性を示し、左側ほど吸水作用が高く、右側へ行くほど吸水作 用が小さくなっている。縦軸方向には繊維集合体即ち紙、不織布、布帛を密度の 大きい順に配列し、発泡体を連続気泡体と独立気泡体とに区分し、さらにそれぞ れをセル径と発泡倍率とを組合わせたもので区分したものである。表中○は全く 滑りがなく極めて良好なもの、△は使用可能なもの、×は使用不能なものを示す 。この表から、吸水性の高いものほど好ましく、構造面からは繊維集合体は密度 が大きい方が好ましく、発泡体では連続気泡体でセル径が小さく且つ発泡倍率が 大きいものほど好ましいことが分かる。即ち、吸水性の高い素材のものは構造の 型にかかわらずすべて使用可能である。又吸水性が小さくとも構造面で密度を大 きくすることにより、繊維間や発泡体のセル壁間が毛細管現象により水を吸い取 るため適用可能である。なお表1記載の素材で吸水性が小さいものであっても親 水性の素材を親水性の素材、例えば鎖状で、架橋の無い高分子が−OH、−CO NH2 、−COOH、−NH2 、−COO- 、−SO3 - 、−NR3 + 等の親水 基をもつもので、デンプン系、セルロース系タンニン、リグニン系、多糖類系、 PVA系、ポリエチレンオキサイド系、アクリル酸系、無水マレイン酸系、フタ ル酸系、ポリエステル、ポリオキシ化合物、アクリルアミド系、ポリビニルピロ リドン及びこれらの共重合体系をブレンドしたもの、界面活性材を表面処理した ものは好ましい効果が得られる。
【0030】
【表1】
【0031】 なお吸水性部材としては手切れ性も重要な要素であり、本考案においてはJI S K6772の短ざく形引裂試験で5kg以下、好ましくは0.2kg以下の ものがよい。
【0032】 本考案による包装袋を製造する方法は大別して三つある。第一は袋を形成した 後吸水性部材を取り付ける方法、第二は袋を製造するときに吸水性部材を接合す る方法、第三は袋を形成するフィルム材を製造するときに吸水性部材を接合する 方法である。第一の方法は、吸水性部材の片面に粘着剤や接着剤を塗布したもの を利用するもので、粘着剤や接着剤を塗布した吸水性部材を適当な大きさに切っ て袋の表面に手貼りするか、又は粘着剤や接着剤を塗布した長尺の吸水性部材を 用い、袋をコンベアで連続的に流しながらベリングマシンで貼着する。この方法 はロット的に少量でも可能であり、設備投資も少なくてすむという利点がある。 第二の方法は、製袋機のフィルム材繰り出し部分からシール工程の間又はシール 工程と裁断工程の間に貼り合わせ機構を設けて製袋と同時に粘着剤又は接着剤付 き吸水性部材を接合する方法である。第三の方法は、フィルム素材の一面に粘着 剤又は接着剤を塗布し、この面に吸水性部材を貼り合わせ、加圧接着する方法で ある。
【0033】 図12は前述の第一の方法の説明図で、121はコンベアで、左側より包装袋 122が順次コンベア上に載せられ右側へ流され、ロール123から台紙124 上に置かれた粘着剤付き吸水性部材125がコンベア121に導かれ、吸水性部 材125は剥離機構126により台紙124よりはがされ、包装袋122の表面 の所定箇所上に貼着され、一方台紙124はロール127に巻き取られる。その 結果コンベア121の末端より吸水性部材付きの包装袋1が得られる。
【0034】 図13は前述の第二の方法の説明図で、131、132のロールよりそれぞれ 繰り出されたフィルム材133、134が案内ロール135、136により重ね 合わされ、ロール137から台紙138上に置かれた粘着剤付き吸水性部材13 9が上側のフィルム材133上に導かれ、剥離機構1310により台紙138よ りはがされた吸水性部材139はフィルム材133上に貼着され、台紙138は ロール1311に巻き取られる。両フィルム材133、134はシールロール1 312、1313によりシールされ、ダイカットロール1314、1315によ り最終的な包装袋の形にカットされ、フィルム材133、134のカット部分は ロール1316に巻き取られ、右端に吸水性部材付き包装袋1が得られる。
【0035】 本考案により設けた吸水性部材の仕組は次のように説明することができる。包 装袋を操作する手袋に付着した水や界面活性剤はフリーの状態で手袋の表面に水 滴又は水膜状態で付着している。このような手袋で、非吸水性で平滑な、又はゆ るい曲面からなる凹凸を持った包装袋のフィルム材を摘むと、水滴や水膜はフィ ルム材表面と手袋の表面との間に極めて薄い水膜として形成され、手袋とフィル ム材との間の摩擦は極度に小さくなり、非常によく滑り、手の力で包装袋を引き 裂くことは困難である。それ故更に強く摘んでも水膜はより薄くなるだけで水膜 はなくならないため、滑りを止めることはできない。又一般にシール金型に凹凸 を設け、フィルム材表面に凹凸模様を付けたものも指の入った手袋が非常に柔ら かいため凹凸になじんでしまい、水膜を切るような作用を起こさない。本考案に よれば、袋表面に設けた吸水性部材が手袋に付着した水滴や界面活性剤を吸い取 るため、手袋とフィルム材との間には水膜が形成されなくなる。即ち、手袋の表 面に付着し水膜を形成する水又は界面活性剤の量はごく僅かな量(数ml程度) であり、フィルム材表面に吸水性部材を設けることにより容易に水膜をなくすこ とができる。又吸水性部材が水又は界面活性剤で飽和された状態の袋を手袋で摘 んだ場合、余分な水又は界面活性剤ははじきだされ、手袋と包装袋との界面には 水膜は生じない。
【0036】 本考案の包装袋は気密性を要求されるもの、外界から遮断する必要のある物を 密封し、使用時に開封する型の包装袋に適用することができ、特に濡れた手で取 り扱う必要のあるような包装袋に適している。
【0037】
本考案によれば、包装袋の外表面の少なくともシール辺近傍に吸水性部材を設 け、この吸水性部材に手を当てて引き裂くことにより、たとえ手又は手に装着し た手袋が濡れていても、手又は手袋の吸水性部材と接触する部分に付着していた 水分は吸水性部材の方に移行し、少なくとも手又は手袋と吸水性部材との接触面 には水膜が全く存在しない状態となり、手又は手袋と包装袋との間の摩擦係数が 大となり、十分な引き裂き力で包装袋を開封することができ、しかも吸水性部材 は包装袋の表面に接着等の簡単な手段で設けることができるから、その製造工程 も容易であり、複雑な製造装置を必要としない特長を有するものである。
【図1】本考案の一実施例の、aは平面図、bは正面
図、cは側面図である。
図、cは側面図である。
【図2】本考案の別の実施例の、aは平面図、bは正面
図、cは側面図である。
図、cは側面図である。
【図3】本考案の別の実施例の、aは平面図、bは正面
図、cは側面図である。
図、cは側面図である。
【図4】本考案の別の実施例の、aは平面図、bは正面
図、cは側面図である。
図、cは側面図である。
【図5】本考案の別の実施例の、aは平面図、bは正面
図、cは側面図である。
図、cは側面図である。
【図6】本考案の別の実施例の、aは平面図、bは正面
図、cは側面図である。
図、cは側面図である。
【図7】本考案の別の実施例の、aは平面図、bは正面
図、cは側面図である。
図、cは側面図である。
【図8】図7に示す吸水性部材の形状の異なる例の正面
図である。
図である。
【図9】本考案の別の実施例の、aは平面図、bは正面
図、cは側面図である。
図、cは側面図である。
【図10】本考案の別の実施例の、aは平面図、bは正
面図、cは側面図である。
面図、cは側面図である。
【図11】本考案の別の実施例の、aは平面図、bは正
面図、cは側面図である。
面図、cは側面図である。
【図12】本考案の包装袋の製造方法の一例の説明図で
ある。
ある。
【図13】本考案の包装袋の製造方法の異なる例の説明
図である。
図である。
1 包装袋 2 包装袋の周辺 3 シール辺 4 切り込み 5 シール辺 11、21、31、41、42、51、52、61、6
2、71、72、91、92 、101、111 吸水
性部材
2、71、72、91、92 、101、111 吸水
性部材
Claims (2)
- 【請求項1】 包装袋の外表面の少なくともシール辺近
傍に吸水性部材を設けたことを特徴とする包装袋。 - 【請求項2】 包装袋のシール辺の少なくとも一辺に開
封部を設け、包装袋の外表面の開封部近傍に吸水性部材
を設けたことを特徴とする包装袋。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992018909U JP2576472Y2 (ja) | 1992-02-28 | 1992-02-28 | 整形外科材料用包装袋 |
DE4305662A DE4305662C2 (de) | 1992-02-28 | 1993-02-24 | Verpackungsbeutel |
US08/023,336 US5454601A (en) | 1992-02-28 | 1993-02-26 | Packing bag |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992018909U JP2576472Y2 (ja) | 1992-02-28 | 1992-02-28 | 整形外科材料用包装袋 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0571146U true JPH0571146U (ja) | 1993-09-24 |
JP2576472Y2 JP2576472Y2 (ja) | 1998-07-09 |
Family
ID=11984734
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1992018909U Expired - Lifetime JP2576472Y2 (ja) | 1992-02-28 | 1992-02-28 | 整形外科材料用包装袋 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5454601A (ja) |
JP (1) | JP2576472Y2 (ja) |
DE (1) | DE4305662C2 (ja) |
Families Citing this family (17)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5984088A (en) * | 1993-06-11 | 1999-11-16 | 3M Innovative Properties Company | Easy open package and method of making same |
US5620095A (en) * | 1993-06-11 | 1997-04-15 | Minnesota Mining And Manufacturing Company | Orthopedic casting material and hermetic package |
JPH08511441A (ja) * | 1993-06-11 | 1996-12-03 | ミネソタ マイニング アンド マニュファクチャリング カンパニー | 容易に開ける包装容器を有する整形外科用キャスティング製品 |
ATE194485T1 (de) * | 1996-09-06 | 2000-07-15 | Lohmann Gmbh & Co Kg | Beutelförmige aufreissverpackung für einen schnellen zugang zum packgut |
US5938012A (en) * | 1997-03-19 | 1999-08-17 | Innoflex, Incorporated | Storage bag with moisture emitting pad |
US6089367A (en) | 1999-06-11 | 2000-07-18 | Pac One, Inc. | Securement of a pad to the inside of a bag |
US6233742B1 (en) | 1999-11-16 | 2001-05-22 | Aquarius Ltd. | Glove with reversible liner storage pocket |
DE20115683U1 (de) | 2001-09-24 | 2001-12-06 | Cofresco Frischhalteprodukte GmbH & Co. KG, 32427 Minden | Behältnis zur Aufbewahrung von Lebensmitteln |
DE10206818A1 (de) * | 2002-02-18 | 2003-08-28 | Infineon Technologies Ag | Elektronisches Bauteil mit Klebstoffschicht und Verfahren zur Herstellung derselben |
WO2004024462A1 (en) * | 2002-09-10 | 2004-03-25 | Olof Karlsson | Methods and envelopes for rational sealing of documents and inserts of different kinds in envelopes |
US20040186450A1 (en) * | 2003-02-10 | 2004-09-23 | Sca Hygiene Products Ab | Folded absorbent article packed in a packaging wrapper |
SE0300346D0 (sv) * | 2003-02-10 | 2003-02-10 | Sca Hygiene Prod Ab | Ett i ett förpackningsomslag förpackat, sammanvikt absorberande alster |
US20060126975A1 (en) * | 2004-12-10 | 2006-06-15 | Mckellar Randy R | Easy opening rear seam bags and packaging methods |
US7866537B1 (en) * | 2007-06-27 | 2011-01-11 | Duhon David T | Easy-open wrapper |
AU2009354691B2 (en) * | 2009-10-27 | 2016-05-12 | Eiken Kagaku Kabushiki Kaisha | Packing bag for transportation of a specimen |
DE102017005666A1 (de) * | 2017-06-08 | 2018-12-13 | Pmv Sales & Trading Gmbh | Öffnungsbereich eines Verpackungsmaterials |
CN110589199B (zh) * | 2019-09-27 | 2022-06-24 | 泗县东方塑料有限责任公司 | 一种防水防潮编织袋结构 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS55117944U (ja) * | 1979-02-14 | 1980-08-20 |
Family Cites Families (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US2578324A (en) * | 1945-09-07 | 1951-12-11 | Shellmar Products Corp | Desiccant pouch |
GB715997A (en) * | 1951-07-02 | 1954-09-22 | Unilever Ltd | Improvements relating to bags and to methods for making same |
US2956723A (en) * | 1958-11-10 | 1960-10-18 | Kendall & Co | Laminates |
US3084984A (en) * | 1960-08-26 | 1963-04-09 | Crown Zellerbach Corp | Moisture resistant container |
US3272424A (en) * | 1965-01-11 | 1966-09-13 | Dow Chemical Co | Flexible container |
NZ203576A (en) * | 1982-03-24 | 1986-05-09 | Union Carbide Corp | Reclosable plastics bag:non slip gripping edges |
JPH0312711Y2 (ja) * | 1987-02-25 | 1991-03-25 | ||
US4927010A (en) * | 1988-12-27 | 1990-05-22 | Sealed Air Corporation | Shipping bag for containers of potentially biohazardous liquids |
DE4000857A1 (de) * | 1990-01-13 | 1991-07-18 | Helio Folien Gmbh | Aufreisspackung |
-
1992
- 1992-02-28 JP JP1992018909U patent/JP2576472Y2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1993
- 1993-02-24 DE DE4305662A patent/DE4305662C2/de not_active Expired - Fee Related
- 1993-02-26 US US08/023,336 patent/US5454601A/en not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS55117944U (ja) * | 1979-02-14 | 1980-08-20 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2576472Y2 (ja) | 1998-07-09 |
DE4305662C2 (de) | 1997-01-30 |
US5454601A (en) | 1995-10-03 |
DE4305662A1 (en) | 1993-09-02 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH0571146U (ja) | 包装袋 | |
KR100355857B1 (ko) | 접착성합성체드레싱및그제조방법 | |
EP4107088B1 (en) | Manufacturing method of a package comprising a bag and a stack of absorbent articles | |
EP3865421A1 (en) | Package comprising a bag and a stack of absorbent articles and manufacturing method thereof | |
EP1603487A2 (en) | Shaped absorbent pads | |
CA2632852C (en) | Non-slip absorbent pad | |
JP4095447B2 (ja) | 包装体 | |
AU763785B2 (en) | Substrates comprising flocked fibers of superabsorbent polymer | |
JP2005506939A (ja) | 貯蔵用ラップ材料 | |
JPH076890Y2 (ja) | 粘着剤層付き吸収パッド | |
JP2009514642A (ja) | 吸収性物品用の剥離可能な不織布包装体 | |
JP2693813B2 (ja) | 機能性を有する吸水シートの製造方法 | |
JP2009274768A (ja) | 薬物含有粘着シートの包装構造 | |
JP4750321B2 (ja) | 絆創膏 | |
CN100518707C (zh) | 粘合制剂包装制品 | |
NL2034899B1 (en) | Package comprising a bag and a stack of absorbent articles and manufacturing method thereof | |
JP4974502B2 (ja) | 花きの輸送用給水パッド | |
NL2034892B1 (en) | Package comprising a bag and a stack of absorbent articles and manufacturing method thereof | |
JP2004531636A (ja) | 繊維性及び接着性の表面を有するシート材料 | |
JPH0614743Y2 (ja) | 発熱袋 | |
JP2005119705A (ja) | 軟包装品 | |
JP4640804B2 (ja) | 薬液封入体 | |
JP2001120592A (ja) | 吸収性物品の包装材 | |
JP2004082071A (ja) | 乾燥剤包装用シート及び乾燥具 | |
JP2004082072A (ja) | 乾燥剤包装用シート及び乾燥具 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |