JPH0562882A - 結像位置測定方法 - Google Patents
結像位置測定方法Info
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- JPH0562882A JPH0562882A JP3221524A JP22152491A JPH0562882A JP H0562882 A JPH0562882 A JP H0562882A JP 3221524 A JP3221524 A JP 3221524A JP 22152491 A JP22152491 A JP 22152491A JP H0562882 A JPH0562882 A JP H0562882A
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Classifications
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- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03F—PHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
- G03F7/00—Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
- G03F7/70—Microphotolithographic exposure; Apparatus therefor
- G03F7/70483—Information management; Active and passive control; Testing; Wafer monitoring, e.g. pattern monitoring
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- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
- Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 あらゆる方向に伸びたパターンについてのベ
ストフォーカスの計測を可能とするとともに、このベス
トフォーカスに基づいて投影光学系の像面湾曲や非点収
差量等の収差の計測を可能とする。 【構成】 基板上のパターンの長さを計測することによ
ってパターンのベストフォーカスを求める場合に、パタ
ーン1の長手方向を長さの計測方向に対して所定の角度
θだけ傾斜させる。
ストフォーカスの計測を可能とするとともに、このベス
トフォーカスに基づいて投影光学系の像面湾曲や非点収
差量等の収差の計測を可能とする。 【構成】 基板上のパターンの長さを計測することによ
ってパターンのベストフォーカスを求める場合に、パタ
ーン1の長手方向を長さの計測方向に対して所定の角度
θだけ傾斜させる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は投影光学系の最良結像位
置の計測に関するものであり、特に半導体素子等の製造
のためのリソグラフィ工程に用いられる投影型露光装置
の精度を検査するためのものである。
置の計測に関するものであり、特に半導体素子等の製造
のためのリソグラフィ工程に用いられる投影型露光装置
の精度を検査するためのものである。
【0002】
【従来の技術】従来、最良結像位置(ベストフォーカ
ス)の計測には、投影光学系の光軸方向の複数の位置に
おいて(フォーカス位置を変えて)感光基板上に所定の
形状のパターンを投影露光し、この感光基板上に形成さ
れたパターン像の大きさ、例えば直線状パターンの線幅
を走査型電子顕微鏡等を用いて計測する方法があった。
これは、所定のピッチで配列された1:1のライン・ア
ンド・スペースパターンを基板上に転写し、複数のフォ
ーカス位置における転写像の線幅を計測する。そしてそ
の結果からフォーカス変化による線幅変化の割合を演算
する。そして、その前後で線幅変化が最も小さいフォー
カス位置をベストフォーカスとして求めていた。
ス)の計測には、投影光学系の光軸方向の複数の位置に
おいて(フォーカス位置を変えて)感光基板上に所定の
形状のパターンを投影露光し、この感光基板上に形成さ
れたパターン像の大きさ、例えば直線状パターンの線幅
を走査型電子顕微鏡等を用いて計測する方法があった。
これは、所定のピッチで配列された1:1のライン・ア
ンド・スペースパターンを基板上に転写し、複数のフォ
ーカス位置における転写像の線幅を計測する。そしてそ
の結果からフォーカス変化による線幅変化の割合を演算
する。そして、その前後で線幅変化が最も小さいフォー
カス位置をベストフォーカスとして求めていた。
【0003】また、複数種類の線幅をもったライン・ア
ンド・スペースパターンの設けられたフォトマスクを用
いてフォーカス位置を変化させながら感光基板上にパタ
ーン像を形成し、最も微細なパターンまで解像している
フォーカス位置を光学顕微鏡等を用いて観察し、その位
置をベストフォーカスとしていた。さらに、特開平1−
187817号公報等に開示されたような方法もある。
これは、フォーカス位置を変えて図4に示すような形状
のパターン像8を感光基板上に形成し、光ビームをパタ
ーン上で走査してパターンからの回折光を検出する構成
のアライメント系を用いてこのパターン像の長さLを計
測する。そしてこの長さLが最も長くなるフォーカス位
置をベストフォーカスとして求めるというものである。
ンド・スペースパターンの設けられたフォトマスクを用
いてフォーカス位置を変化させながら感光基板上にパタ
ーン像を形成し、最も微細なパターンまで解像している
フォーカス位置を光学顕微鏡等を用いて観察し、その位
置をベストフォーカスとしていた。さらに、特開平1−
187817号公報等に開示されたような方法もある。
これは、フォーカス位置を変えて図4に示すような形状
のパターン像8を感光基板上に形成し、光ビームをパタ
ーン上で走査してパターンからの回折光を検出する構成
のアライメント系を用いてこのパターン像の長さLを計
測する。そしてこの長さLが最も長くなるフォーカス位
置をベストフォーカスとして求めるというものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記の走査型電子顕微
鏡を用いて線幅を測定する方法は、あらゆる方向のパタ
ーン線幅を高精度に計測することができるが、装置を排
気する必要があるため計測に時間がかかるという問題が
あった。また光学顕微鏡を用いる方法は、あらゆる方向
のパターン像について解像しているか否かを観察するこ
とが可能であるが、やはり時間が長くかかる上、作業者
による個人差が発生しやすいという問題点があった。
鏡を用いて線幅を測定する方法は、あらゆる方向のパタ
ーン線幅を高精度に計測することができるが、装置を排
気する必要があるため計測に時間がかかるという問題が
あった。また光学顕微鏡を用いる方法は、あらゆる方向
のパターン像について解像しているか否かを観察するこ
とが可能であるが、やはり時間が長くかかる上、作業者
による個人差が発生しやすいという問題点があった。
【0005】特開平1−187817号公報等に開示さ
れた方法においては、パターン像の長さの計測方向と平
行な方向にその長手方向が配置されたパターン像のベス
トフォーカスは計測可能であり、その結果は長さを計測
したパターン像とほぼ平行に、ほぼ同じ線幅及びピッチ
で設けられたライン・アンド・スペースパターンの像の
ベストフォーカスとよく対応がとれている。上記の方法
においては、長さの計測手段の例としてアライメント光
学系を流用しているので、パターン像の長さの計測方向
は、アライメント光学系の計測方向となる。つまり、結
像面内において投影光学系の光軸が通過する点を原点と
してX軸,Y軸の各座標軸を設定したとき、アライメン
ト光学系の光ビームの走査方向がX、及びY方向であれ
ば、パターンの計測方向もX、及びY方向である。
れた方法においては、パターン像の長さの計測方向と平
行な方向にその長手方向が配置されたパターン像のベス
トフォーカスは計測可能であり、その結果は長さを計測
したパターン像とほぼ平行に、ほぼ同じ線幅及びピッチ
で設けられたライン・アンド・スペースパターンの像の
ベストフォーカスとよく対応がとれている。上記の方法
においては、長さの計測手段の例としてアライメント光
学系を流用しているので、パターン像の長さの計測方向
は、アライメント光学系の計測方向となる。つまり、結
像面内において投影光学系の光軸が通過する点を原点と
してX軸,Y軸の各座標軸を設定したとき、アライメン
ト光学系の光ビームの走査方向がX、及びY方向であれ
ば、パターンの計測方向もX、及びY方向である。
【0006】いまここで、例えばパターン像の長さを計
測してそのパターンのベストフォーカスを求め、その結
果から投影光学系の像面湾曲や非点収差量を計測しよう
とした場合、投影光学系のサジタル方向の像(S像)の
ベストフォーカスとメリジオナル方向の像(M像)のベ
ストフォーカスとの差を求める必要がある。この場合、
上記の各座標軸のほぼ軸上の領域に存在するパターン像
は、そのS像、及びM像の長手方向がいずれも計測方向
と一致するので収差量の計測には好都合であった。しか
しながら、例えば露光領域内の4隅において、その長手
方向が計測方向と一致したパターン像の長さを計測した
としても、これらのパターン像は投影光学系のサジタル
方向、及びメリジオナル方向に対していずれも45°傾
斜したものである。つまり、計測されるベストフォーカ
スはS像、M像の平均的なものとなり、2つのベストフ
ォーカスの間に差は生じず非点収差量の計測は不可能で
あった。
測してそのパターンのベストフォーカスを求め、その結
果から投影光学系の像面湾曲や非点収差量を計測しよう
とした場合、投影光学系のサジタル方向の像(S像)の
ベストフォーカスとメリジオナル方向の像(M像)のベ
ストフォーカスとの差を求める必要がある。この場合、
上記の各座標軸のほぼ軸上の領域に存在するパターン像
は、そのS像、及びM像の長手方向がいずれも計測方向
と一致するので収差量の計測には好都合であった。しか
しながら、例えば露光領域内の4隅において、その長手
方向が計測方向と一致したパターン像の長さを計測した
としても、これらのパターン像は投影光学系のサジタル
方向、及びメリジオナル方向に対していずれも45°傾
斜したものである。つまり、計測されるベストフォーカ
スはS像、M像の平均的なものとなり、2つのベストフ
ォーカスの間に差は生じず非点収差量の計測は不可能で
あった。
【0007】また、フォトマスク内に長さの計測方向に
対して傾斜したパターンが存在する場合、このパターン
の像のベストフォーカスは、従来のパターン像を計測す
ることによっては計測できなかった。本発明は、あらゆ
る方向に伸びた直線状パターンの像についてのベストフ
ォーカスの計測を可能とするとともに、パターン像のベ
ストフォーカスから投影光学系の像面湾曲や非点収差量
等の収差の計測を可能とすることを目的とする。
対して傾斜したパターンが存在する場合、このパターン
の像のベストフォーカスは、従来のパターン像を計測す
ることによっては計測できなかった。本発明は、あらゆ
る方向に伸びた直線状パターンの像についてのベストフ
ォーカスの計測を可能とするとともに、パターン像のベ
ストフォーカスから投影光学系の像面湾曲や非点収差量
等の収差の計測を可能とすることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】マスク(R)上に形成さ
れたパターンの像(1,4,7)を投影光学系(15)
を介して感光基板(W)上に転写露光し、転写されたパ
ターンの像(1,4,7)の長さに基づいて、投影光学
系(15)の像面内の少なくとも1点の焦点位置を求め
る焦点位置測定方法において、パターン(1,4,7)
は、連続的もしくは段階的に線幅が変化する直線状のも
のであって、且つパターン(1,4,7)の長手方向
は、長さを計測する方向に対して所定の角度だけ傾斜し
ていることとした。
れたパターンの像(1,4,7)を投影光学系(15)
を介して感光基板(W)上に転写露光し、転写されたパ
ターンの像(1,4,7)の長さに基づいて、投影光学
系(15)の像面内の少なくとも1点の焦点位置を求め
る焦点位置測定方法において、パターン(1,4,7)
は、連続的もしくは段階的に線幅が変化する直線状のも
のであって、且つパターン(1,4,7)の長手方向
は、長さを計測する方向に対して所定の角度だけ傾斜し
ていることとした。
【0009】
【作用】本発明ではパターン像の長さの計測に使用する
アライメント系の計測方向に対して、計測対象であるパ
ターン像の長手方向を所定の角度に傾けるので、任意の
方向のパターン像のベストフォーカスを計測することが
できる。特に、投影光学系のS像、M像に見合った方向
に計測用のパターンを配置するれば、S像、M像のベス
トフォーカスを計測することが可能となる。
アライメント系の計測方向に対して、計測対象であるパ
ターン像の長手方向を所定の角度に傾けるので、任意の
方向のパターン像のベストフォーカスを計測することが
できる。特に、投影光学系のS像、M像に見合った方向
に計測用のパターンを配置するれば、S像、M像のベス
トフォーカスを計測することが可能となる。
【0010】
【実施例】図5は本発明の第1の実施例による方法を適
用するのに好適な露光装置の概略的な構成を示す図であ
る。光源11はレジストを感光するような波長(露光波
長)の照明光を発生し、この照明光は第1コンデンサー
レンズ12を通った後、シャッター13を通って第2コ
ンデンサーレンズ14に至る。この第2コンデンサーレ
ンズ14によってフォトマスク(レチクル)Rは均一に
照明される。両側若しくは片側テレセントリックな投影
光学系15は、レチクルRに描かれたパターンの像を1
/5、或いは1/10に縮小し、その像をレジストの塗
布された感光基板(ウェハ)W上に投影する。ウェハW
はZステージ16上に載置され、投影光学系15の光軸
方向に移動可能となっている。
用するのに好適な露光装置の概略的な構成を示す図であ
る。光源11はレジストを感光するような波長(露光波
長)の照明光を発生し、この照明光は第1コンデンサー
レンズ12を通った後、シャッター13を通って第2コ
ンデンサーレンズ14に至る。この第2コンデンサーレ
ンズ14によってフォトマスク(レチクル)Rは均一に
照明される。両側若しくは片側テレセントリックな投影
光学系15は、レチクルRに描かれたパターンの像を1
/5、或いは1/10に縮小し、その像をレジストの塗
布された感光基板(ウェハ)W上に投影する。ウェハW
はZステージ16上に載置され、投影光学系15の光軸
方向に移動可能となっている。
【0011】さて、この露光装置は、レチクルRとウェ
ハWとの位置合わせ(アライメント)を行うための装置
として種々のアライメント光学系を有している。その1
つとしてTTL(スルー・ザ・レンズ)方式のレーザ・
ステップ・アライメント系20がある。このアライメン
ト系20は、ミラー20a,20b及び投影光学系15
を介し、スポット光(シートビーム)をウェハW上に形
成されたアライメント用のパターン(回折格子パター
ン)に照射して、このパターンからの回折光(又は散乱
光)を受光して光電検出する。この光電信号と不図示の
位置検出装置からのウェハWの位置信号とに基づいて、
ウェハW上のアライメント用のパターンのY方向の位置
を検出する。尚、アライメント系20はウェハWのY方
向の位置のみを検出するためのもので、実際にはX方向
の位置を検出するためのアライメント系も同様に配置さ
れている。図5にはY方向検出用のミラー20aに対応
したX方向検出用のアライメント系21のミラー21a
のみを示してある。本発明の実施例では、連続的もしく
は段階的に線幅が変化する直線状のパターンを複数のフ
ォーカス位置をもってウェハ上に転写し、上記のアライ
メント光学系を利用してパターンからの回折光を検出す
る。そしてその回折光による光電信号からパターンの長
さを求め、パターンの長さが最も長くなるフォーカス位
置を投影光学系のベストフォーカスとする。
ハWとの位置合わせ(アライメント)を行うための装置
として種々のアライメント光学系を有している。その1
つとしてTTL(スルー・ザ・レンズ)方式のレーザ・
ステップ・アライメント系20がある。このアライメン
ト系20は、ミラー20a,20b及び投影光学系15
を介し、スポット光(シートビーム)をウェハW上に形
成されたアライメント用のパターン(回折格子パター
ン)に照射して、このパターンからの回折光(又は散乱
光)を受光して光電検出する。この光電信号と不図示の
位置検出装置からのウェハWの位置信号とに基づいて、
ウェハW上のアライメント用のパターンのY方向の位置
を検出する。尚、アライメント系20はウェハWのY方
向の位置のみを検出するためのもので、実際にはX方向
の位置を検出するためのアライメント系も同様に配置さ
れている。図5にはY方向検出用のミラー20aに対応
したX方向検出用のアライメント系21のミラー21a
のみを示してある。本発明の実施例では、連続的もしく
は段階的に線幅が変化する直線状のパターンを複数のフ
ォーカス位置をもってウェハ上に転写し、上記のアライ
メント光学系を利用してパターンからの回折光を検出す
る。そしてその回折光による光電信号からパターンの長
さを求め、パターンの長さが最も長くなるフォーカス位
置を投影光学系のベストフォーカスとする。
【0012】図1は本発明の第1の実施例による結像位
置測定方法の計測対象であるパターンの構成を示す図で
ある。レチクル上には、長手方向の長さがL0 であり、
幅方向の長さがWである菱形のパターン1が幅方向にピ
ッチP0 で複数配置されており、これら複数のパターン
1から成るパターン群2は同じく幅方向に互いに間隔P
1 をもって配置されている。さらにこれらパターン群2
中の各パターン1は、そのパターンの長手方向が矢印で
示すパターンの長さを計測する方向に対して角度θだけ
傾斜しており、各パターン1のエッジを結ぶ直線は、長
さの計測方向と垂直な方向にほぼ一致している。このレ
チクル上には、線幅W0 の1:1ライン・アンド・スペ
ースパターン3がピッチP0 で、且つパターン1と同様
に長さの計測方向に対して角度θだけ傾斜してパターン
群2の近傍に配置してある。但し、このパターン3は、
従来の測定方法である走査型電子顕微鏡等を用いたベス
トフォーカスの計測に使用するものであり、本発明の構
成となるものではない。また、パターン群2同志の間隔
P1 はP0 の整数倍とした。
置測定方法の計測対象であるパターンの構成を示す図で
ある。レチクル上には、長手方向の長さがL0 であり、
幅方向の長さがWである菱形のパターン1が幅方向にピ
ッチP0 で複数配置されており、これら複数のパターン
1から成るパターン群2は同じく幅方向に互いに間隔P
1 をもって配置されている。さらにこれらパターン群2
中の各パターン1は、そのパターンの長手方向が矢印で
示すパターンの長さを計測する方向に対して角度θだけ
傾斜しており、各パターン1のエッジを結ぶ直線は、長
さの計測方向と垂直な方向にほぼ一致している。このレ
チクル上には、線幅W0 の1:1ライン・アンド・スペ
ースパターン3がピッチP0 で、且つパターン1と同様
に長さの計測方向に対して角度θだけ傾斜してパターン
群2の近傍に配置してある。但し、このパターン3は、
従来の測定方法である走査型電子顕微鏡等を用いたベス
トフォーカスの計測に使用するものであり、本発明の構
成となるものではない。また、パターン群2同志の間隔
P1 はP0 の整数倍とした。
【0013】ここで、パターンを傾斜させる角度θにつ
いて若干説明する。パターンを傾斜させる角度は、投影
光学系の最大露光領域内の任意の位置で、ベストフォー
カスを計測したい方向に応じて任意に決定すればよい。
しかし、投影光学系の非点収差を計測する場合には以下
の要領で決定する。計測すべきパターンの長手方向は、
投影光学系の最大露光領域内で投影光学系の光軸が通る
位置を中心として、その中心からパターンの配置される
位置への放射方向(サジタル方向)と、その放射方向に
垂直な方向(メリジオナル方向)にほぼ一致するように
配置する。即ち、ベストフォーカスを計測したい任意の
位置におけるパターンは、投影光学系のS像とM像であ
る。収差量はこのS像とM像とのベストフォーカス位置
の差を求めればよい。つまりこの場合のパターンの傾斜
角度θは、パターンの長手方向が光軸からの放射方向に
対して平行、及び垂直となるような角度とすればよい。
いて若干説明する。パターンを傾斜させる角度は、投影
光学系の最大露光領域内の任意の位置で、ベストフォー
カスを計測したい方向に応じて任意に決定すればよい。
しかし、投影光学系の非点収差を計測する場合には以下
の要領で決定する。計測すべきパターンの長手方向は、
投影光学系の最大露光領域内で投影光学系の光軸が通る
位置を中心として、その中心からパターンの配置される
位置への放射方向(サジタル方向)と、その放射方向に
垂直な方向(メリジオナル方向)にほぼ一致するように
配置する。即ち、ベストフォーカスを計測したい任意の
位置におけるパターンは、投影光学系のS像とM像であ
る。収差量はこのS像とM像とのベストフォーカス位置
の差を求めればよい。つまりこの場合のパターンの傾斜
角度θは、パターンの長手方向が光軸からの放射方向に
対して平行、及び垂直となるような角度とすればよい。
【0014】本発明の場合、ライン・アンド・スペース
パターン3のピッチとくさびパターンのピッチとを等し
くしてあるので、回折光の発生する方向(回折角)はい
ずれのパターンからの場合も等しくなる。よって投影光
学系に収差等が残存している場合にも、収差によるベス
トフォーカスの変化の影響がいずれのパターンにおいて
もほぼ等しくなり、収差による計測誤差が小さくなると
いう利点がある。さらに、パターン1の長さL0 を長く
することにより、図1に断面C1 C2 で示すような、パ
ターン1の長手方向に対して垂直な方向のパターンの数
が増加し、この数がライン・アンド・スペースパターン
3の数とほぼ同数であれば、回折光の出方(回折角、光
量比)がパターン3に近づく効果がある。
パターン3のピッチとくさびパターンのピッチとを等し
くしてあるので、回折光の発生する方向(回折角)はい
ずれのパターンからの場合も等しくなる。よって投影光
学系に収差等が残存している場合にも、収差によるベス
トフォーカスの変化の影響がいずれのパターンにおいて
もほぼ等しくなり、収差による計測誤差が小さくなると
いう利点がある。さらに、パターン1の長さL0 を長く
することにより、図1に断面C1 C2 で示すような、パ
ターン1の長手方向に対して垂直な方向のパターンの数
が増加し、この数がライン・アンド・スペースパターン
3の数とほぼ同数であれば、回折光の出方(回折角、光
量比)がパターン3に近づく効果がある。
【0015】上記のようなパターン群2を、シリコン基
板上にポジレジストを塗布したウェハ上にフォーカス位
置を変えながら露光し、現像処理する。その後、特開平
1−187817号公報等に示すような方法で各フォー
カス位置のパターン1の計測方向の長さL1 を計り、パ
ターンの長さL1 が最大となるフォーカス位置を近似に
より求め、そのフォーカス位置をベストフォーカスとす
る。
板上にポジレジストを塗布したウェハ上にフォーカス位
置を変えながら露光し、現像処理する。その後、特開平
1−187817号公報等に示すような方法で各フォー
カス位置のパターン1の計測方向の長さL1 を計り、パ
ターンの長さL1 が最大となるフォーカス位置を近似に
より求め、そのフォーカス位置をベストフォーカスとす
る。
【0016】ところで、各フォーカス位置で露光したパ
ターン像の長さを計測する際に、ベストフォーカスから
のずれ量が大きすぎるものについては、パターン像が消
失していることがある。このような場合は計測エラーと
して、そのフォーカス位置でのパターン像の長さに関す
る情報はないものとすればよい。しかし、基板上にレジ
ストの残渣がある場合には、計測系がそれに合わせて信
号を増幅し、本来のレチクル上のパターンの長さから決
まるウェハ上のパターン像の長さよりも長い値で計測さ
れてしまう場合がある。これを防ぐために、ウェハ上の
パターン像の長さがレチクル上のパターンの長さから決
まる所定の値を越えた場合には、その計測結果を無効と
判断すればよい。このとき、図4に示すようなパターン
8の計測方向の長さLと、図1に示すような傾斜したパ
ターン1の計測方向の長さL1 とが等しくなるようにし
ておくと、パターンの長さの最大値を揃えることができ
て便利である。
ターン像の長さを計測する際に、ベストフォーカスから
のずれ量が大きすぎるものについては、パターン像が消
失していることがある。このような場合は計測エラーと
して、そのフォーカス位置でのパターン像の長さに関す
る情報はないものとすればよい。しかし、基板上にレジ
ストの残渣がある場合には、計測系がそれに合わせて信
号を増幅し、本来のレチクル上のパターンの長さから決
まるウェハ上のパターン像の長さよりも長い値で計測さ
れてしまう場合がある。これを防ぐために、ウェハ上の
パターン像の長さがレチクル上のパターンの長さから決
まる所定の値を越えた場合には、その計測結果を無効と
判断すればよい。このとき、図4に示すようなパターン
8の計測方向の長さLと、図1に示すような傾斜したパ
ターン1の計測方向の長さL1 とが等しくなるようにし
ておくと、パターンの長さの最大値を揃えることができ
て便利である。
【0017】以上の計測の結果をライン・アンド・スペ
ースパターンの長さを計測した場合と比較してみると、
パターン1のベストフォーカスは、同様の方法によって
求めたライン・アンド・スペースパターン3のベストフ
ォーカスに対して一様にオフセットがあったが、そのオ
フセットのばらつきは極めて小さいものであった。これ
は、本実施例による計測方法によってベストフォーカス
を求めれば、従来の走査型電子顕微鏡等を用いたベスト
フォーカスの結果と大差ないことを表し、本実施例によ
る計測方法によって求めたベストフォーカスに基づいて
非点収差、像面湾曲、像面傾斜等を求めた場合にも、そ
の結果は誤差が極めて小さいことを意味する。
ースパターンの長さを計測した場合と比較してみると、
パターン1のベストフォーカスは、同様の方法によって
求めたライン・アンド・スペースパターン3のベストフ
ォーカスに対して一様にオフセットがあったが、そのオ
フセットのばらつきは極めて小さいものであった。これ
は、本実施例による計測方法によってベストフォーカス
を求めれば、従来の走査型電子顕微鏡等を用いたベスト
フォーカスの結果と大差ないことを表し、本実施例によ
る計測方法によって求めたベストフォーカスに基づいて
非点収差、像面湾曲、像面傾斜等を求めた場合にも、そ
の結果は誤差が極めて小さいことを意味する。
【0018】図2は本発明の第2の実施例による結像位
置計測方法の計測対象であるパターンの構成を示す図で
ある。このパターン4は、図1に示す第1の実施例と同
様、長手方向の長さがL0 の菱形パターンをピッチP0
で複数配置し、長さの計測方向に対して角度θだけ傾け
たものである。但し、1つのパターン群の各パターン4
のエッジを結ぶ直線は、パターン4の長手方向に対して
ほぼ垂直な方向に一致している。この場合、パターン4
の長手方向に対して垂直な方向の断面を考えると、どの
位置においてもピッチ一定、本数一定の回折格子とな
る。このため、図1に示すライン・アンド・スペースパ
ターン3と比べて回折光の出方が同じようになり、投影
光学系の収差の影響によるベストフォーカスの計測誤差
は極めて小さい。また、本実施例の場合も、ベストフォ
ーカスの計測方法は、第1の実施例による計測方法と全
く同様である。
置計測方法の計測対象であるパターンの構成を示す図で
ある。このパターン4は、図1に示す第1の実施例と同
様、長手方向の長さがL0 の菱形パターンをピッチP0
で複数配置し、長さの計測方向に対して角度θだけ傾け
たものである。但し、1つのパターン群の各パターン4
のエッジを結ぶ直線は、パターン4の長手方向に対して
ほぼ垂直な方向に一致している。この場合、パターン4
の長手方向に対して垂直な方向の断面を考えると、どの
位置においてもピッチ一定、本数一定の回折格子とな
る。このため、図1に示すライン・アンド・スペースパ
ターン3と比べて回折光の出方が同じようになり、投影
光学系の収差の影響によるベストフォーカスの計測誤差
は極めて小さい。また、本実施例の場合も、ベストフォ
ーカスの計測方法は、第1の実施例による計測方法と全
く同様である。
【0019】上記の第1,第2の実施例によるパターン
は、いずれも1回の露光で感光基板上に転写されるもの
としたが、以下に述べるように2回に分けて露光する構
成のものでも構わない。図3は本発明の第1の実施例に
よる結像位置測定方法の計測対象であるパターンの構成
の変形例を示す図である。図3(C)に示すパターン7
の長さや幅、ピッチ等の形状や配置は、図1に示すパタ
ーン1と全く同じであるが、パターンを感光基板上に転
写する際に矩形状のパターン5,6を交差させて2度に
分けて露光することとした。即ち、最初に図3(A)に
示すパターン5を感光基板上に露光し、続いて図3
(B)に示すようにパターン5にパターン6を重ねて露
光する。その後、感光基板を現像処理すると図3(C)
に示すパターン7を得ることができる。また、パターン
像の長さの計測方法も、前述の第1の実施例と全く同様
である。尚、図2に示すようなパターンも上記の方法で
転写できることは言うまでもない。
は、いずれも1回の露光で感光基板上に転写されるもの
としたが、以下に述べるように2回に分けて露光する構
成のものでも構わない。図3は本発明の第1の実施例に
よる結像位置測定方法の計測対象であるパターンの構成
の変形例を示す図である。図3(C)に示すパターン7
の長さや幅、ピッチ等の形状や配置は、図1に示すパタ
ーン1と全く同じであるが、パターンを感光基板上に転
写する際に矩形状のパターン5,6を交差させて2度に
分けて露光することとした。即ち、最初に図3(A)に
示すパターン5を感光基板上に露光し、続いて図3
(B)に示すようにパターン5にパターン6を重ねて露
光する。その後、感光基板を現像処理すると図3(C)
に示すパターン7を得ることができる。また、パターン
像の長さの計測方法も、前述の第1の実施例と全く同様
である。尚、図2に示すようなパターンも上記の方法で
転写できることは言うまでもない。
【0020】上記の第1の実施例のパターン1は、各パ
ターンの長手方向の先端を結ぶ直線の方向が長さの計測
方向に対して垂直となっている。つまり、パターン1は
計測方向に垂直な断面のいずれの位置においても所定の
ピッチで配列しているので、長さを計測する際に信号が
出やすい。一方、第2の実施例のパターン4は、ウェハ
上に像を作る際に投影光学系の球面収差の影響を受けに
くいといった特徴がある。特に図3に示すパターン7の
ように2回に分けて形成すれば、回路形成用のパターン
と同形状のパターン5とパターン6との合成であるの
で、球面収差の影響が同様であり、考慮する必要はなく
なる。
ターンの長手方向の先端を結ぶ直線の方向が長さの計測
方向に対して垂直となっている。つまり、パターン1は
計測方向に垂直な断面のいずれの位置においても所定の
ピッチで配列しているので、長さを計測する際に信号が
出やすい。一方、第2の実施例のパターン4は、ウェハ
上に像を作る際に投影光学系の球面収差の影響を受けに
くいといった特徴がある。特に図3に示すパターン7の
ように2回に分けて形成すれば、回路形成用のパターン
と同形状のパターン5とパターン6との合成であるの
で、球面収差の影響が同様であり、考慮する必要はなく
なる。
【0021】以上の実施例では、光ビームをパターン上
で走査するアライメント系を利用してパターンの長さを
計測したが、これに限定されることはなく、例えばIT
V等のイメージセンサーからの画像信号を処理すること
によってパターンの長さを計測するようにしても構わな
い。また、レジスト上のパターン像は潜像であってもよ
い。その他、光磁気記録媒体にパターン像を記録し、偏
光顕微鏡等を含んだ観察系でその像を観察し、画像処理
等を行って像の長さを計測したり、パターン像をCCD
等の撮像素子上に投影してその画素によって像の長さを
計測したりしても構わない。
で走査するアライメント系を利用してパターンの長さを
計測したが、これに限定されることはなく、例えばIT
V等のイメージセンサーからの画像信号を処理すること
によってパターンの長さを計測するようにしても構わな
い。また、レジスト上のパターン像は潜像であってもよ
い。その他、光磁気記録媒体にパターン像を記録し、偏
光顕微鏡等を含んだ観察系でその像を観察し、画像処理
等を行って像の長さを計測したり、パターン像をCCD
等の撮像素子上に投影してその画素によって像の長さを
計測したりしても構わない。
【0022】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、任意の方
向のパターンについてベストフォーカスを計測できるの
で、パターンの長さの計測方向に対して斜め方向のパタ
ーンを有するレチクルを用いた露光を行う際にも容易に
ベストフォーカスを計測することができる。また、投影
光学系のサジタル方向の像、及びメリジオナル方向の像
の各ベストフォーカスが精度よく計測でき、像面湾曲や
非点収差を計測するのに好都合である。
向のパターンについてベストフォーカスを計測できるの
で、パターンの長さの計測方向に対して斜め方向のパタ
ーンを有するレチクルを用いた露光を行う際にも容易に
ベストフォーカスを計測することができる。また、投影
光学系のサジタル方向の像、及びメリジオナル方向の像
の各ベストフォーカスが精度よく計測でき、像面湾曲や
非点収差を計測するのに好都合である。
【図1】本発明の第1の実施例による結像位置測定方法
の計測対象であるパターンの構成を示す図
の計測対象であるパターンの構成を示す図
【図2】本発明の第2の実施例による結像位置測定方法
の計測対象であるパターンの構成を示す図
の計測対象であるパターンの構成を示す図
【図3】本発明の第1の実施例による結像位置測定方法
の計測対象であるパターンの構成の変形例を示す図
の計測対象であるパターンの構成の変形例を示す図
【図4】従来の測定方法におけるパターンと測定方向を
示す図
示す図
【図5】本発明の実施例を適用するのに好適な露光装置
の概略的な構成を示す図
の概略的な構成を示す図
W0 ライン・アンド・スペースパターンの幅 W パターンの幅 P0 パターンのピッチ P1 パターン群の間隔 θ 長さの計測方向とパターンの長手方向との角度 L0 パターンの長手方向の長さ L1 パターンの長さとして計測される長さ L 従来の計測方法に使用されるパターンの長さ
Claims (4)
- 【請求項1】 マスク上に形成されたパターンの像を投
影光学系を介して感光基板上に転写露光し、転写された
前記パターンの像の長さに基づいて、前記投影光学系の
像面内の少なくとも1点の焦点位置を求める焦点位置測
定方法において、 前記パターンは、連続的もしくは段階的に線幅が変化す
る直線状のものであって、且つ前記パターンの長手方向
は、前記長さを計測する方向に対して所定の角度だけ傾
斜していることを特徴とする焦点位置測定方法。 - 【請求項2】 前記パターンは前記長手方向と直交する
方向に所定のピッチをもって複数個配置され、該ピッチ
は、前記感光基板上に転写すべき本来のパターンのピッ
チとほぼ一致していることを特徴とする請求項1に記載
の焦点位置測定方法。 - 【請求項3】 前記パターンの傾斜する前記角度は、前
記最良結像面を計測すべきパターンの方向に応じたもの
であることを特徴とする請求項1に記載の焦点位置測定
方法。 - 【請求項4】 前記パターンは、前記投影光学系の投影
領域内の該光学系の光軸が通過する点を原点として、該
原点から前記パターンの存在する領域への放射方向に対
して平行、及び垂直に配置されたものであることを特徴
とする請求項1に記載の焦点位置測定方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22152491A JP3230094B2 (ja) | 1991-09-02 | 1991-09-02 | 投影光学系の光学特性測定方法、光学特性測定装置、露光方法及びマスク |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22152491A JP3230094B2 (ja) | 1991-09-02 | 1991-09-02 | 投影光学系の光学特性測定方法、光学特性測定装置、露光方法及びマスク |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0562882A true JPH0562882A (ja) | 1993-03-12 |
JP3230094B2 JP3230094B2 (ja) | 2001-11-19 |
Family
ID=16768066
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22152491A Expired - Lifetime JP3230094B2 (ja) | 1991-09-02 | 1991-09-02 | 投影光学系の光学特性測定方法、光学特性測定装置、露光方法及びマスク |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3230094B2 (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6094256A (en) * | 1998-09-29 | 2000-07-25 | Nikon Precision Inc. | Method for forming a critical dimension test structure and its use |
JP2001166497A (ja) * | 1999-10-01 | 2001-06-22 | Nikon Corp | 露光方法及び露光装置 |
US6407800B1 (en) * | 1999-03-02 | 2002-06-18 | Mitutoyo Corporation | Focus detection unit and optical measuring instrument having the same |
WO2005078775A1 (ja) * | 2004-02-13 | 2005-08-25 | Nikon Corporation | 計測方法、転写特性計測方法、露光装置の調整方法及びデバイス製造方法 |
US6956659B2 (en) | 2001-05-22 | 2005-10-18 | Nikon Precision Inc. | Measurement of critical dimensions of etched features |
US6974653B2 (en) | 2002-04-19 | 2005-12-13 | Nikon Precision Inc. | Methods for critical dimension and focus mapping using critical dimension test marks |
KR100604047B1 (ko) * | 2004-12-22 | 2006-07-24 | 동부일렉트로닉스 주식회사 | 스캐너에서 레이저 스텝 얼라인먼트 센서를 이용한 최적 포커스 측정 방법 |
WO2008132799A1 (ja) * | 2007-04-12 | 2008-11-06 | Nikon Corporation | 計測方法、露光方法及びデバイス製造方法 |
-
1991
- 1991-09-02 JP JP22152491A patent/JP3230094B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6094256A (en) * | 1998-09-29 | 2000-07-25 | Nikon Precision Inc. | Method for forming a critical dimension test structure and its use |
US6750952B2 (en) | 1998-09-29 | 2004-06-15 | Nikon Precision, Inc. | Apparatus for preforming measurement of a dimension of a test mark for semiconductor processing |
US6407800B1 (en) * | 1999-03-02 | 2002-06-18 | Mitutoyo Corporation | Focus detection unit and optical measuring instrument having the same |
JP2001166497A (ja) * | 1999-10-01 | 2001-06-22 | Nikon Corp | 露光方法及び露光装置 |
JP4649717B2 (ja) * | 1999-10-01 | 2011-03-16 | 株式会社ニコン | 露光方法及び露光装置、デバイス製造方法 |
US6956659B2 (en) | 2001-05-22 | 2005-10-18 | Nikon Precision Inc. | Measurement of critical dimensions of etched features |
US6974653B2 (en) | 2002-04-19 | 2005-12-13 | Nikon Precision Inc. | Methods for critical dimension and focus mapping using critical dimension test marks |
US7848594B2 (en) | 2004-02-13 | 2010-12-07 | Nikon Corporation | Measurement method, transfer characteristic measurement method, adjustment method of exposure apparatus, and device manufacturing method |
WO2005078775A1 (ja) * | 2004-02-13 | 2005-08-25 | Nikon Corporation | 計測方法、転写特性計測方法、露光装置の調整方法及びデバイス製造方法 |
KR100604047B1 (ko) * | 2004-12-22 | 2006-07-24 | 동부일렉트로닉스 주식회사 | 스캐너에서 레이저 스텝 얼라인먼트 센서를 이용한 최적 포커스 측정 방법 |
WO2008132799A1 (ja) * | 2007-04-12 | 2008-11-06 | Nikon Corporation | 計測方法、露光方法及びデバイス製造方法 |
JPWO2008132799A1 (ja) * | 2007-04-12 | 2010-07-22 | 株式会社ニコン | 計測方法、露光方法及びデバイス製造方法 |
US7948616B2 (en) | 2007-04-12 | 2011-05-24 | Nikon Corporation | Measurement method, exposure method and device manufacturing method |
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP3230094B2 (ja) | 2001-11-19 |
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