JPH0560187B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0560187B2 JPH0560187B2 JP59203219A JP20321984A JPH0560187B2 JP H0560187 B2 JPH0560187 B2 JP H0560187B2 JP 59203219 A JP59203219 A JP 59203219A JP 20321984 A JP20321984 A JP 20321984A JP H0560187 B2 JPH0560187 B2 JP H0560187B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- signal
- position information
- gain control
- analog switch
- amplitude
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
- Control Of Amplification And Gain Control (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔技術分野〕
磁気デイスク装置等の磁気記録再生装置に設け
られる自動利得制御(AGC)回路に関する。
られる自動利得制御(AGC)回路に関する。
磁気デイスク装置において、温度による磁気ヘ
ツドの位置ずれを防止するため、データ情報の間
に位置決め情報を記録し、その情報を再生し、位
置誤差を得てヘツド位置を決める方式が採用され
ている。
ツドの位置ずれを防止するため、データ情報の間
に位置決め情報を記録し、その情報を再生し、位
置誤差を得てヘツド位置を決める方式が採用され
ている。
第1図は一般の磁気デイスクの磁化記録パター
ンを示した図で、1はデータ情報で、2はトラツ
ク中心線である。矢印8は磁気ヘツド7の相対走
行方向を示す。矢印9はトラツク位置方向であ
る。3は位置情報開始信号であり、4は自動利得
制御回路のAGC安定化信号である。5と6は位
置情報である。第2図は第1図の再生波形と位置
情報のサンプリングゲートパルスを示す。情報
5,6はトラツク中心線2から各々1/2トラツク
ずれているため、情報5と6の振幅V1およびV2
は信号4の振幅V0に対し約半減する。磁気ヘツ
ドが矢印9方向にずれると、V1が大きくなりV2
が小さくなる。逆に磁気ヘツドが矢印9と逆方向
にずれるとV2が大きくなりV1が小さくなる。サ
ンプリングゲートパルス10はV1の振幅を検出
するためのもので、サンプリングゲートパルス1
1はV2の振幅を検出するためのものである。磁
気ヘツド位置決め誤差は次式で与えられる。
ンを示した図で、1はデータ情報で、2はトラツ
ク中心線である。矢印8は磁気ヘツド7の相対走
行方向を示す。矢印9はトラツク位置方向であ
る。3は位置情報開始信号であり、4は自動利得
制御回路のAGC安定化信号である。5と6は位
置情報である。第2図は第1図の再生波形と位置
情報のサンプリングゲートパルスを示す。情報
5,6はトラツク中心線2から各々1/2トラツク
ずれているため、情報5と6の振幅V1およびV2
は信号4の振幅V0に対し約半減する。磁気ヘツ
ドが矢印9方向にずれると、V1が大きくなりV2
が小さくなる。逆に磁気ヘツドが矢印9と逆方向
にずれるとV2が大きくなりV1が小さくなる。サ
ンプリングゲートパルス10はV1の振幅を検出
するためのもので、サンプリングゲートパルス1
1はV2の振幅を検出するためのものである。磁
気ヘツド位置決め誤差は次式で与えられる。
ε/TW=(V1−V2)/2(V1+V2) …(1)
ε:磁気ヘツド位置ずれ距離、
TW:磁気ヘツドトラツク幅
従来のAGC回路の一例を第3図に示す。41
は入力端子、42は利得制御増幅器、43は出力
端子、45は振幅検出器、48はコンデンサ、4
9はバツフアアンプである。データ信号の振幅変
動を抑圧する積分時定数と前記位置検出誤差を小
さくするための積分時定数は相反関係にあり、妥
協が必要であつた。そのため振幅の小さい位置情
報部で利得変化を生じ、位置情報振幅V1,V2で
振幅変化が生じてしまう。そのため、(1)式で示す
ように位置決め誤差量ε/TWが変化し、位置検
出に誤差を生じるという欠点があつた。
は入力端子、42は利得制御増幅器、43は出力
端子、45は振幅検出器、48はコンデンサ、4
9はバツフアアンプである。データ信号の振幅変
動を抑圧する積分時定数と前記位置検出誤差を小
さくするための積分時定数は相反関係にあり、妥
協が必要であつた。そのため振幅の小さい位置情
報部で利得変化を生じ、位置情報振幅V1,V2で
振幅変化が生じてしまう。そのため、(1)式で示す
ように位置決め誤差量ε/TWが変化し、位置検
出に誤差を生じるという欠点があつた。
本発明の目的は、磁気ヘツド位置情報を検出す
る区間のみAGCループを遮断し、以前の入力信
号の振幅により制御された利得を保持することに
より、磁気ヘツド位置情報を精度良く得られる自
動利得制御回路を提供することにある。
る区間のみAGCループを遮断し、以前の入力信
号の振幅により制御された利得を保持することに
より、磁気ヘツド位置情報を精度良く得られる自
動利得制御回路を提供することにある。
本発明の自動利得制御回路は、磁気デイスクか
ら再生され、AGC安定化信号、位置情報開始信
号、位置情報を含む入力信号を入力し、第一の制
御信号に応じて増幅度が変化する利得制御増幅器
と、前記利得制御増幅器の出力の振幅と基準電圧
との差分信号を出力する振幅検出器と、前記差分
信号を保持し、この差分信号に応じた前記第一の
制御信号を出力する保持手段と、前記振幅検出器
から前記保持手段への前記差分信号の供給を、前
記位置情報が前記利得制御増幅器に入力される時
間禁止するアナログスイツチとを有することを特
徴とする。
ら再生され、AGC安定化信号、位置情報開始信
号、位置情報を含む入力信号を入力し、第一の制
御信号に応じて増幅度が変化する利得制御増幅器
と、前記利得制御増幅器の出力の振幅と基準電圧
との差分信号を出力する振幅検出器と、前記差分
信号を保持し、この差分信号に応じた前記第一の
制御信号を出力する保持手段と、前記振幅検出器
から前記保持手段への前記差分信号の供給を、前
記位置情報が前記利得制御増幅器に入力される時
間禁止するアナログスイツチとを有することを特
徴とする。
振幅検出器と積分器の間にアナログスイツチを
設け、特定区間のみAGCループを遮断し、以前
の情報により制御された利得を保持することによ
つて、前記特定区間に記録されている位置情報を
精度よく検出できる。
設け、特定区間のみAGCループを遮断し、以前
の情報により制御された利得を保持することによ
つて、前記特定区間に記録されている位置情報を
精度よく検出できる。
本発明の実施例について図面を参照して説明す
る。
る。
第4図は本発明の実施例を示すブロツク図、第
5図はその動作を示す波形図である。磁気ヘツド
で再生された信号51は入力端子41に印加さ
れ、利得制御増幅器42で増幅され、出力44と
して出力端子43に出力する。出力44は振幅検
出器45で基準電圧46と比較され、その出力に
より、アナログスイツチ47を経て積分用コンデ
ンサ48に電流を供給する。コンデンサ48の電
圧により、バツフアアンプ49を経て利得制御増
幅器42を制御し、その出力44の電圧が一定と
なるように制御を行う。
5図はその動作を示す波形図である。磁気ヘツド
で再生された信号51は入力端子41に印加さ
れ、利得制御増幅器42で増幅され、出力44と
して出力端子43に出力する。出力44は振幅検
出器45で基準電圧46と比較され、その出力に
より、アナログスイツチ47を経て積分用コンデ
ンサ48に電流を供給する。コンデンサ48の電
圧により、バツフアアンプ49を経て利得制御増
幅器42を制御し、その出力44の電圧が一定と
なるように制御を行う。
次に磁気ヘツドの位置情報を検出する時の
AGC動作について述べる。アナログスイツチ4
7は入力端子50からの制御信号によつて制御さ
れ、信号58がハイレベルのときはアナログスイ
ツチ47は閉じているが、位置情報開始信号52
を検出すると所定時間後に位置情報53,54が
入力するので、その区間55,56を充分カバー
する時間57だけアナログスイツチ制御信号58
をロウレベルとし、アナログスイツチ47を開
く。このようなアナログスイツチ制御信号は簡単
な時限回路で発生できる。アナログスイツチ47
が開くと、コンデンサ48の電荷は充放電ルート
が遮断されるので、アナログスイツチ47が開く
直前の電位を保持する。その結果時間57では、
入力信号振幅が小さくなつても利得変動がなく、
出力端子43に位置情報を誤差なく出力すること
ができる。
AGC動作について述べる。アナログスイツチ4
7は入力端子50からの制御信号によつて制御さ
れ、信号58がハイレベルのときはアナログスイ
ツチ47は閉じているが、位置情報開始信号52
を検出すると所定時間後に位置情報53,54が
入力するので、その区間55,56を充分カバー
する時間57だけアナログスイツチ制御信号58
をロウレベルとし、アナログスイツチ47を開
く。このようなアナログスイツチ制御信号は簡単
な時限回路で発生できる。アナログスイツチ47
が開くと、コンデンサ48の電荷は充放電ルート
が遮断されるので、アナログスイツチ47が開く
直前の電位を保持する。その結果時間57では、
入力信号振幅が小さくなつても利得変動がなく、
出力端子43に位置情報を誤差なく出力すること
ができる。
本発明は以上説明したように、アナログスイツ
チを開き、保持動作を行うことで、データ信号の
再生に必要な時定数に影響を与える事なく、位置
情報の振幅検出誤差を小さくできる。
チを開き、保持動作を行うことで、データ信号の
再生に必要な時定数に影響を与える事なく、位置
情報の振幅検出誤差を小さくできる。
第1図は一般の磁気デイスクの磁化記録パター
ンを示す構成図、第3図は従来例を示すブロツク
図、第2図は第3図の動作を示す波形図、第4図
は本発明の実施例を示すブロツク図、第5図は第
4図の動作を示す波形図である。 1……データ情報、2……トラツク中心線、3
……位置情報開始信号、4……AGC安定化信号、
5,6……位置情報、7……磁気ヘツド、8……
磁気ヘツドの相対走行方向を示す矢印、9……ト
ラツク位置方向を示す矢印、41……入力端子、
42……利得制御増幅器、43……出力端子、4
4……出力、45……振幅検出器、46……基準
電圧、47……アナログスイツチ、48……コン
デンサ、49……バツフアアンプ、50……アナ
ログスイツチ制御信号入力端子、51……入力信
号、52……位置情報開始信号、53,54……
位置情報、55,56……位置情報区間、57…
…アナログスイツチ開始時間、58……アナログ
スイツチ制御信号。
ンを示す構成図、第3図は従来例を示すブロツク
図、第2図は第3図の動作を示す波形図、第4図
は本発明の実施例を示すブロツク図、第5図は第
4図の動作を示す波形図である。 1……データ情報、2……トラツク中心線、3
……位置情報開始信号、4……AGC安定化信号、
5,6……位置情報、7……磁気ヘツド、8……
磁気ヘツドの相対走行方向を示す矢印、9……ト
ラツク位置方向を示す矢印、41……入力端子、
42……利得制御増幅器、43……出力端子、4
4……出力、45……振幅検出器、46……基準
電圧、47……アナログスイツチ、48……コン
デンサ、49……バツフアアンプ、50……アナ
ログスイツチ制御信号入力端子、51……入力信
号、52……位置情報開始信号、53,54……
位置情報、55,56……位置情報区間、57…
…アナログスイツチ開始時間、58……アナログ
スイツチ制御信号。
Claims (1)
- 1 磁気デイスクから再生され、AGC安定化信
号、位置情報開始信号、位置情報を含む入力信号
を入力し、第一の制御信号に応じて増幅度が変化
する利得制御増幅器と、前記利得制御増幅器の出
力の振幅と基準電圧との差分信号を出力する振幅
検出器と、前記差分信号を保持し、この差分信号
に応じた前記第一の制御信号を出力する保持手段
と、前記振幅検出器から前記保持手段への前記差
分信号の供給を、前記位置情報が前記利得制御増
幅器に入力される時間禁止するアナログスイツチ
とを有することを特徴とする自動利得制御回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20321984A JPS6180668A (ja) | 1984-09-28 | 1984-09-28 | 自動利得制御回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20321984A JPS6180668A (ja) | 1984-09-28 | 1984-09-28 | 自動利得制御回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6180668A JPS6180668A (ja) | 1986-04-24 |
JPH0560187B2 true JPH0560187B2 (ja) | 1993-09-01 |
Family
ID=16470428
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20321984A Granted JPS6180668A (ja) | 1984-09-28 | 1984-09-28 | 自動利得制御回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6180668A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3983871B2 (ja) | 1997-12-09 | 2007-09-26 | 松下電器産業株式会社 | 光ディスク再生装置 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5588459A (en) * | 1978-12-25 | 1980-07-04 | Fujitsu Ltd | Signal demodulation circuit |
JPS6074153A (ja) * | 1983-09-29 | 1985-04-26 | Toshiba Corp | 自動利得調整方式 |
-
1984
- 1984-09-28 JP JP20321984A patent/JPS6180668A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5588459A (en) * | 1978-12-25 | 1980-07-04 | Fujitsu Ltd | Signal demodulation circuit |
JPS6074153A (ja) * | 1983-09-29 | 1985-04-26 | Toshiba Corp | 自動利得調整方式 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6180668A (ja) | 1986-04-24 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5408365A (en) | Recording device with temperature-dependent write current control | |
DE69230511D1 (de) | Informationsaufzeichnungs- oder Wiedergabegerät | |
JPH0560187B2 (ja) | ||
JPS58166538A (ja) | 光学式読取装置 | |
KR100256727B1 (ko) | 기록전류 설정방법 및 장치 | |
JP2585634B2 (ja) | 誤差信号検出回路 | |
JP2519843Y2 (ja) | 自動調整式テープレコーダー | |
JP2810484B2 (ja) | 回転ヘッド式デジタルオーディオテープレコーダのトラッキング制御方法 | |
SU145774A1 (ru) | Способ электрического копировани магнитных звуковых фонограмм и записи контрольных фонограмм (тестфильмов) | |
JP2762790B2 (ja) | Atfサーボの同期信号検出回路 | |
JPH0713090Y2 (ja) | データレコーダ | |
JPH0249255A (ja) | トラッキング制御装置 | |
JPH0259535B2 (ja) | ||
US5838958A (en) | Automatic track following sync timing | |
JPH054328U (ja) | 磁気記録再生装置 | |
JPH06187703A (ja) | 磁気記録再生装置 | |
JPS6116070A (ja) | 光学的情報の検知装置 | |
JPH0527162B2 (ja) | ||
JPH04119574A (ja) | シーク制御方法 | |
JPS61160821A (ja) | 磁気記録再生装置 | |
JPS5460907A (en) | Tracking controller of rotary head type magnetic video recorder-reproducer | |
JPS58155668U (ja) | 再生信号の時間軸誤差補正装置 | |
JPS62283440A (ja) | 磁気記録媒体の自動トラツキング装置 | |
JPS6459659A (en) | Rotary head type magnetic recording and reproducing device | |
JPH0673236B2 (ja) | デジタル信号の記録レベル監視装置 |