JPH0557909A - 多色画像形成装置 - Google Patents
多色画像形成装置Info
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- JPH0557909A JPH0557909A JP22422991A JP22422991A JPH0557909A JP H0557909 A JPH0557909 A JP H0557909A JP 22422991 A JP22422991 A JP 22422991A JP 22422991 A JP22422991 A JP 22422991A JP H0557909 A JPH0557909 A JP H0557909A
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- recording
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Abstract
(57)【要約】
【目的】多色画像形成装置において、モノカラーの画像
形成の場合は、効率良く画像形成して画像形成時間を短
縮できるようにすることにある。 【構成】複数色の重ね合せで画像形成するときには、往
路のみで画像形成走査をして復路は単にホームポジショ
ンに戻るだけであるが、単色で画像形成するモノカラー
モードのときには、往路と復路の両方で画像形成走査を
行うよう切換制御を行うメインCPU100を有する。
形成の場合は、効率良く画像形成して画像形成時間を短
縮できるようにすることにある。 【構成】複数色の重ね合せで画像形成するときには、往
路のみで画像形成走査をして復路は単にホームポジショ
ンに戻るだけであるが、単色で画像形成するモノカラー
モードのときには、往路と復路の両方で画像形成走査を
行うよう切換制御を行うメインCPU100を有する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の記録素子を副走
査方向に配列して構成された記録ヘッドを色材毎、複数
用いて多色画像の形成を行うシリアルタイプの多色画像
形成装置に関する。
査方向に配列して構成された記録ヘッドを色材毎、複数
用いて多色画像の形成を行うシリアルタイプの多色画像
形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、複数の記録素子を副走査方向に配
列して構成された複数のカラー記録ヘッドを被記録媒体
(一般に用紙)に対して主走査方向に走査することによ
り、多色画像の形成を行う多色画像形成装置が種々提供
されている。この種の多色画像形成装置には、主走査方
向に沿って複数の記録ヘッドを配列し、主走査にともな
い全ての記録ヘッドで画像形成を行うことにより、一回
の走査によって多色画像を形成するものがある。
列して構成された複数のカラー記録ヘッドを被記録媒体
(一般に用紙)に対して主走査方向に走査することによ
り、多色画像の形成を行う多色画像形成装置が種々提供
されている。この種の多色画像形成装置には、主走査方
向に沿って複数の記録ヘッドを配列し、主走査にともな
い全ての記録ヘッドで画像形成を行うことにより、一回
の走査によって多色画像を形成するものがある。
【0003】このような多色画像形成装置の従来例の1
つを図1に示す。図1において、記録ヘッド141は本
図中の矢印Aで示す方向(往路方向)に走査を行い、こ
の走査にともない記録ヘッド141のイエロー“Y”,
マゼンタ“M”,シアン“C”によって同時に画像の形
成が行われ、それにより一回の走査でイエロー,マゼン
タ,シアンの3色からなる多色画像が形成される。この
ようにして、所定の長さの画像形成を行った後、プラテ
ン用のドラム140の回転により本図中の矢印Cで示す
方向に紙送りを行い、さらに上記の画像形成を続けるこ
とになる。
つを図1に示す。図1において、記録ヘッド141は本
図中の矢印Aで示す方向(往路方向)に走査を行い、こ
の走査にともない記録ヘッド141のイエロー“Y”,
マゼンタ“M”,シアン“C”によって同時に画像の形
成が行われ、それにより一回の走査でイエロー,マゼン
タ,シアンの3色からなる多色画像が形成される。この
ようにして、所定の長さの画像形成を行った後、プラテ
ン用のドラム140の回転により本図中の矢印Cで示す
方向に紙送りを行い、さらに上記の画像形成を続けるこ
とになる。
【0004】このとき、記録ヘッド141を前の画像形
成が終了した位置から本図中の矢印Bで示す方向(復路
方向)に走査を行うが、その間は画像形成行うことはで
きず、記録ヘッドが、前の画像形成が終了した位置から
次に画像形成を行う左端の位置まで移動してから、矢印
Aで示す方向に記録ヘッドを再び走査して画像形成を行
う必要がある。
成が終了した位置から本図中の矢印Bで示す方向(復路
方向)に走査を行うが、その間は画像形成行うことはで
きず、記録ヘッドが、前の画像形成が終了した位置から
次に画像形成を行う左端の位置まで移動してから、矢印
Aで示す方向に記録ヘッドを再び走査して画像形成を行
う必要がある。
【0005】すなわち、矢印Aで示す往路方向に画像形
成を行う場合、シアン、マゼンタ、イエローの色材(例
えばカラーインク)の順で画像が重ねられて多色画像が
形成されるのに対し、矢印Bで示す方向に画像形成を行
う場合は、イエロー、マゼンタ、シアンの色材の順に画
像が重ねられ、従って矢印Aで示す方向に画像形成を行
った場合とは、逆の順序で画像の色材が重ねられること
になる。このため、往復走査の両方で画像形成すると記
録ヘッド141の走査方向により異なった色味の多色画
像が形成されることになるから、均一した多色画像を形
成するためには常に矢印Aで示す往路方向にだけ記録ヘ
ッドの画像形成走査を行わせる必要がある。また、この
ため、記録ヘッドを前の画像形成が終了した位置から、
次の画像形成を行う開始位置まで画像形成を併ずに移動
させる必要がある。
成を行う場合、シアン、マゼンタ、イエローの色材(例
えばカラーインク)の順で画像が重ねられて多色画像が
形成されるのに対し、矢印Bで示す方向に画像形成を行
う場合は、イエロー、マゼンタ、シアンの色材の順に画
像が重ねられ、従って矢印Aで示す方向に画像形成を行
った場合とは、逆の順序で画像の色材が重ねられること
になる。このため、往復走査の両方で画像形成すると記
録ヘッド141の走査方向により異なった色味の多色画
像が形成されることになるから、均一した多色画像を形
成するためには常に矢印Aで示す往路方向にだけ記録ヘ
ッドの画像形成走査を行わせる必要がある。また、この
ため、記録ヘッドを前の画像形成が終了した位置から、
次の画像形成を行う開始位置まで画像形成を併ずに移動
させる必要がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな従来例では、形成する画像の種類のいかんにかかわ
らず上述のように記録ヘッドを前の画像形成が終了した
位置まで画像形成せずに移動させるために、モノカラー
の場合の画像形成時間の増大の原因となっていた。
うな従来例では、形成する画像の種類のいかんにかかわ
らず上述のように記録ヘッドを前の画像形成が終了した
位置まで画像形成せずに移動させるために、モノカラー
の場合の画像形成時間の増大の原因となっていた。
【0007】本発明の目的は、上述の点に鑑みて、モノ
カラーの画像形成の場合はむだな移動をなくして画像形
成時間を短縮できる多色画像形成装置を提供することに
ある。
カラーの画像形成の場合はむだな移動をなくして画像形
成時間を短縮できる多色画像形成装置を提供することに
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は記録ヘッドに並列配置した複数の記録素子
群を用いて複数の色材の重ね合せにより多色画像を形成
するシリアルタイプの多色画像形成装置において、単色
での画像形成モードを指示する指示手段と、前記単色で
の画像形成モードの指示に応じて、単一の記録素子群の
みを用いて往路および復路の両方において画像形成走査
を行う制御モードに切換える制御手段とを具備したこと
を特徴とする。
め、本発明は記録ヘッドに並列配置した複数の記録素子
群を用いて複数の色材の重ね合せにより多色画像を形成
するシリアルタイプの多色画像形成装置において、単色
での画像形成モードを指示する指示手段と、前記単色で
の画像形成モードの指示に応じて、単一の記録素子群の
みを用いて往路および復路の両方において画像形成走査
を行う制御モードに切換える制御手段とを具備したこと
を特徴とする。
【0009】
【作用】本発明では、上記構成により単一のヘッドのみ
を用いてモノカラーの画像形成行う場合は、記録ヘッド
を往路および復路の両方において画像形成を行うことが
できるようにしたので、記録ヘッドの復路の移動に要す
る時間をむだにせずに、画像形成時間をほぼ半減させる
ことができる。
を用いてモノカラーの画像形成行う場合は、記録ヘッド
を往路および復路の両方において画像形成を行うことが
できるようにしたので、記録ヘッドの復路の移動に要す
る時間をむだにせずに、画像形成時間をほぼ半減させる
ことができる。
【0010】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細
に説明する。
に説明する。
【0011】図2は、本発明の一実施例における多色画
像形成装置の1例としてのデジタル・カラー複写機の外
観構成を示す。このデジタル・カラー複写機10は、大
別して2つの要素から構成されている。すなわち、第1
の大別要素として、上方に位置して原稿画像をカラーで
読み取り、デジタル・カラー画像データを出力するカラ
ー・イメージ・スキャナ部(以下、リーダ部と称する)
12を備えている。なお、このリーダ部12内には、デ
ジタル・カラー画像データの各種の画像処理を行うと共
に、外部装置とのインタフェース等の処理機能を有する
コントローラ部14が内蔵されている。また、第2の大
別要素として、リーダ部12の下方に位置し、このリー
ダ部12のコントローラ部14から出力されるカラー・
デジタル画像信号を記録紙に記録するためのプリンタ部
20を備えている。
像形成装置の1例としてのデジタル・カラー複写機の外
観構成を示す。このデジタル・カラー複写機10は、大
別して2つの要素から構成されている。すなわち、第1
の大別要素として、上方に位置して原稿画像をカラーで
読み取り、デジタル・カラー画像データを出力するカラ
ー・イメージ・スキャナ部(以下、リーダ部と称する)
12を備えている。なお、このリーダ部12内には、デ
ジタル・カラー画像データの各種の画像処理を行うと共
に、外部装置とのインタフェース等の処理機能を有する
コントローラ部14が内蔵されている。また、第2の大
別要素として、リーダ部12の下方に位置し、このリー
ダ部12のコントローラ部14から出力されるカラー・
デジタル画像信号を記録紙に記録するためのプリンタ部
20を備えている。
【0012】リーダ部12は、原稿押さえ板16の下の
原稿台(図示しない)上に下向きに置かれた、ブック状
またはシート状原稿等の各種形状、サイズの原稿から画
像情報を読み取るための機構も内蔵している。また、リ
ーダ部12の上面の片側には、コントローラ部14に接
続された操作部108が設けられている。この操作部1
08は、複写機としての各種情報や動作指示等を入力す
るためのキーボード,スイッチおよびディスプレイを備
えてある。さらに、コントローラ部14は、操作部10
8を通じて入力された情報に応じて、リーダ部12やプ
リンタ部20に対する動作指示を行うように構成されて
いる。そして、複雑な編集処理等を行う必要のある場合
には、原稿押さえ板16に替えて、デジタイザ等の座標
入力機器を取り付け、これをコントローラ部14に接続
することができ、これにより、より高度な画像処理が可
能になる。
原稿台(図示しない)上に下向きに置かれた、ブック状
またはシート状原稿等の各種形状、サイズの原稿から画
像情報を読み取るための機構も内蔵している。また、リ
ーダ部12の上面の片側には、コントローラ部14に接
続された操作部108が設けられている。この操作部1
08は、複写機としての各種情報や動作指示等を入力す
るためのキーボード,スイッチおよびディスプレイを備
えてある。さらに、コントローラ部14は、操作部10
8を通じて入力された情報に応じて、リーダ部12やプ
リンタ部20に対する動作指示を行うように構成されて
いる。そして、複雑な編集処理等を行う必要のある場合
には、原稿押さえ板16に替えて、デジタイザ等の座標
入力機器を取り付け、これをコントローラ部14に接続
することができ、これにより、より高度な画像処理が可
能になる。
【0013】一方、本実施例のプリンタ部20において
は、一例として特開昭54−59936号公報に記載さ
れたようなインク・ジェット記録方式の記録ヘッドを使
用したフル・カラーのインク・ジェット・プリンタが用
いられている。
は、一例として特開昭54−59936号公報に記載さ
れたようなインク・ジェット記録方式の記録ヘッドを使
用したフル・カラーのインク・ジェット・プリンタが用
いられている。
【0014】上述した2つの大別要素12,20は、互
いに分離可能であり、接続ケーブルを延長することによ
って互いに離れた場所に設置することも可能に設定され
ている。以下、以上の大別要素を詳細に説明する。
いに分離可能であり、接続ケーブルを延長することによ
って互いに離れた場所に設置することも可能に設定され
ている。以下、以上の大別要素を詳細に説明する。
【0015】図3は、図2に示したデジタル・カラー複
写機10の内部構成を横から見た状態で概略的に示す。
まず、複写機10のリーダ部12の構成を説明する。リ
ーダ部12においては、露光ランプ22、レンズ24、
およびフルカラーでライン・イメージの読み取りが可能
なイメージ・センサ26(本実施例ではCCD(電荷結
合素子)センサを採用)によって原稿台ガラス28上に
置かれた原稿の画像、プロジェクタによる投影像、又
は、シート送り機構30によるシート状原稿の画像が読
み取られる。次に、このようにしてリーダ部12で読み
取られた画像情報に対する各種の画像処理を、このリー
ダ部12およびコントローラ部14で行い、この後、読
み取り、画像処理された情報はプリンタ部20に送ら
れ、ここで記録紙に記録されることになる。
写機10の内部構成を横から見た状態で概略的に示す。
まず、複写機10のリーダ部12の構成を説明する。リ
ーダ部12においては、露光ランプ22、レンズ24、
およびフルカラーでライン・イメージの読み取りが可能
なイメージ・センサ26(本実施例ではCCD(電荷結
合素子)センサを採用)によって原稿台ガラス28上に
置かれた原稿の画像、プロジェクタによる投影像、又
は、シート送り機構30によるシート状原稿の画像が読
み取られる。次に、このようにしてリーダ部12で読み
取られた画像情報に対する各種の画像処理を、このリー
ダ部12およびコントローラ部14で行い、この後、読
み取り、画像処理された情報はプリンタ部20に送ら
れ、ここで記録紙に記録されることになる。
【0016】次に、プリンタ部20において、記録紙
(転字紙,用紙ともいう)は小型定形サイズ(本実施例
ではA4からA3サイズまで)のカット紙を収納する給
紙カセット32と、大型サイズ(本実施例ではA2から
A1サイズまで)の記録を行うためのロール紙34から
選択的に供給される。また、給紙はコントローラ部14
からのプリント開始指示によって開始され、以下の経路
でまず給紙第1ローラ44位置まで搬送される。なお、
本実施例においては、給紙部カバー38に沿って記録紙
を手差し口36から記録紙を1枚ずつ手で入れることに
より行う手差し給紙(装置外部からの給紙)をも可能に
している。
(転字紙,用紙ともいう)は小型定形サイズ(本実施例
ではA4からA3サイズまで)のカット紙を収納する給
紙カセット32と、大型サイズ(本実施例ではA2から
A1サイズまで)の記録を行うためのロール紙34から
選択的に供給される。また、給紙はコントローラ部14
からのプリント開始指示によって開始され、以下の経路
でまず給紙第1ローラ44位置まで搬送される。なお、
本実施例においては、給紙部カバー38に沿って記録紙
を手差し口36から記録紙を1枚ずつ手で入れることに
より行う手差し給紙(装置外部からの給紙)をも可能に
している。
【0017】プリンタ部20に装着された給紙カセット
32からの記録紙の給紙のために、給紙カセット32の
記録紙セット面給紙端部上面に、給紙カセット32から
カット紙を1枚ずつ取り出すためのピック・アップ・ロ
ーラ40が配設されている。このため、ピック・アップ
・ローラ40を回転駆動することにより給紙カセット3
2にセットされた最上部の記録紙が取り出され、この記
録紙がカット紙送りローラ42に送られ、さらに、その
ローラ42により給紙第1ローラ44まで搬送される。
一方、ロール紙34の場合には、ロール紙給紙ローラ4
6の回転駆動により連続して送り出され、カッタ48に
より定形長にカットされて、上述した給紙第1ローラ4
4位置まで搬送される。同様に、給紙が手差し口36か
ら行われる手差し給紙の場合には、手差しされた記録紙
は手差しローラ50の回転駆動によって給紙第1ローラ
44まで搬送される。
32からの記録紙の給紙のために、給紙カセット32の
記録紙セット面給紙端部上面に、給紙カセット32から
カット紙を1枚ずつ取り出すためのピック・アップ・ロ
ーラ40が配設されている。このため、ピック・アップ
・ローラ40を回転駆動することにより給紙カセット3
2にセットされた最上部の記録紙が取り出され、この記
録紙がカット紙送りローラ42に送られ、さらに、その
ローラ42により給紙第1ローラ44まで搬送される。
一方、ロール紙34の場合には、ロール紙給紙ローラ4
6の回転駆動により連続して送り出され、カッタ48に
より定形長にカットされて、上述した給紙第1ローラ4
4位置まで搬送される。同様に、給紙が手差し口36か
ら行われる手差し給紙の場合には、手差しされた記録紙
は手差しローラ50の回転駆動によって給紙第1ローラ
44まで搬送される。
【0018】上記のピック・アップ・ローラ40、カッ
ト紙送りローラ42、ロール紙給紙ローラ46、給紙第
1ローラ44、手差しローラ50は、不図示の給紙モー
タ(本実施例ではDCサーボ・モータを使用している)
により駆動され、各々のローラに付帯した電磁クラッチ
により随時回転駆動のオン・オフ制御が行えるように構
成されている。
ト紙送りローラ42、ロール紙給紙ローラ46、給紙第
1ローラ44、手差しローラ50は、不図示の給紙モー
タ(本実施例ではDCサーボ・モータを使用している)
により駆動され、各々のローラに付帯した電磁クラッチ
により随時回転駆動のオン・オフ制御が行えるように構
成されている。
【0019】このようにして上述の給紙経路のいずれか
により選択給紙された記録紙は、上述のように、給紙第
1ローラ44まで搬送される。また、記録紙の斜行(ス
キュー)を取り除くため、この給紙に際しては、記録紙
に所定量の紙ループを形成した後、給紙第1ローラ44
をオンして回転駆動し、次に給紙第2ローラ52に記録
紙が搬送されるようにしている。さらに、また、給紙第
1ローラ44と給紙第2ローラ52との間には、記録ヘ
ッド56の上側に配設された紙送りローラ64と、下側
に配設された給紙第2ローラ52との間で正確な紙送り
動作を行うために、記録紙に所定量たるませてバッファ
を作るように構成されている。そして、このバッファに
は、記録紙のたるみ量としてのバッファ量を検出するた
めのバッファ量検知センサ54が配設されている。この
ように記録紙にバッファを紙搬送中において、常に作る
ことにより、特に大判サイズの記録紙を搬送する場合の
紙送りローラ64および給紙第2ローラ52にかかる負
荷を低減することができ、正確な紙送り動作が可能にな
る。
により選択給紙された記録紙は、上述のように、給紙第
1ローラ44まで搬送される。また、記録紙の斜行(ス
キュー)を取り除くため、この給紙に際しては、記録紙
に所定量の紙ループを形成した後、給紙第1ローラ44
をオンして回転駆動し、次に給紙第2ローラ52に記録
紙が搬送されるようにしている。さらに、また、給紙第
1ローラ44と給紙第2ローラ52との間には、記録ヘ
ッド56の上側に配設された紙送りローラ64と、下側
に配設された給紙第2ローラ52との間で正確な紙送り
動作を行うために、記録紙に所定量たるませてバッファ
を作るように構成されている。そして、このバッファに
は、記録紙のたるみ量としてのバッファ量を検出するた
めのバッファ量検知センサ54が配設されている。この
ように記録紙にバッファを紙搬送中において、常に作る
ことにより、特に大判サイズの記録紙を搬送する場合の
紙送りローラ64および給紙第2ローラ52にかかる負
荷を低減することができ、正確な紙送り動作が可能にな
る。
【0020】以上のように記録紙の搬送システムが構成
されたプリンタ部20において、記録ヘッド56による
プリントの際には、記録ヘッド56が装着されている走
査キャリッジ58が一対のキャリッジ・レール60上を
走査モータ62により図面の表裏方向に往復動して、記
録紙の主走査方向への走査が行われるように構成されて
いる。
されたプリンタ部20において、記録ヘッド56による
プリントの際には、記録ヘッド56が装着されている走
査キャリッジ58が一対のキャリッジ・レール60上を
走査モータ62により図面の表裏方向に往復動して、記
録紙の主走査方向への走査が行われるように構成されて
いる。
【0021】本実施例では、記録ヘッド56はインク・
ジェット・ノズルであり、合計256本のノズルがY,
M,C,Kの各色についてそれぞれ組付(アセンブリ)
されている。そして、往路もしくは復路の走査では、記
録ヘッド56により記録紙上に画像がプリントされ、一
度のプリントごとに紙送りローラ64の回転により記録
紙を所定量だけ送る副走査方向の送り動作が行われる。
ジェット・ノズルであり、合計256本のノズルがY,
M,C,Kの各色についてそれぞれ組付(アセンブリ)
されている。そして、往路もしくは復路の走査では、記
録ヘッド56により記録紙上に画像がプリントされ、一
度のプリントごとに紙送りローラ64の回転により記録
紙を所定量だけ送る副走査方向の送り動作が行われる。
【0022】この副走査方向に沿う送り量は、後述する
定移動量として定義されており、本例では、記録ヘッド
56の副走査方向に沿う幅に相当する長さ、すなわち、
図示していないが、プラテン74の記録ヘッド56に対
向する面部分に渡って形成されて吸引孔の配設幅に相当
する長さに設定されている。この吸引孔は、記録紙をプ
ラテン74に密着させた状態にするためのものである。
また、この復路の走査時における走査モータ62による
記録紙駆動制御においては、バッファ量検知センサ54
を通じてバッファ量を検知しながら、常に所定のバッフ
ァ量となるよう制御されている。そして、プリントされ
た記録紙は、排紙トレイ66に排出され、上述した一連
のプリント動作を完了する。
定移動量として定義されており、本例では、記録ヘッド
56の副走査方向に沿う幅に相当する長さ、すなわち、
図示していないが、プラテン74の記録ヘッド56に対
向する面部分に渡って形成されて吸引孔の配設幅に相当
する長さに設定されている。この吸引孔は、記録紙をプ
ラテン74に密着させた状態にするためのものである。
また、この復路の走査時における走査モータ62による
記録紙駆動制御においては、バッファ量検知センサ54
を通じてバッファ量を検知しながら、常に所定のバッフ
ァ量となるよう制御されている。そして、プリントされ
た記録紙は、排紙トレイ66に排出され、上述した一連
のプリント動作を完了する。
【0023】次に、図4を参照して上記のキャリッジ5
8の同図の構成の詳細な説明を行う。図4において、参
照符号68は記録紙を副走査方向に沿って間欠送りする
ための駆動源としての紙送りモータである。この紙送り
モータ68は、その回転量を任意に設定・変更できるも
のであり、紙送りローラ64を駆動し、および、給紙第
2ローラ用クラッチ70を介して給紙第2ローラ52を
駆動するよう構成されている。また、前述した走査モー
タ62は、走査キャリッジ58を走査ベルト(例えば、
タイミングベルト)72を介して矢印のA,Bで示す主
走査方向に沿って往復走査させるための駆動源として設
けられている。
8の同図の構成の詳細な説明を行う。図4において、参
照符号68は記録紙を副走査方向に沿って間欠送りする
ための駆動源としての紙送りモータである。この紙送り
モータ68は、その回転量を任意に設定・変更できるも
のであり、紙送りローラ64を駆動し、および、給紙第
2ローラ用クラッチ70を介して給紙第2ローラ52を
駆動するよう構成されている。また、前述した走査モー
タ62は、走査キャリッジ58を走査ベルト(例えば、
タイミングベルト)72を介して矢印のA,Bで示す主
走査方向に沿って往復走査させるための駆動源として設
けられている。
【0024】なお、本実施例では、任意の送り量での正
確な紙送り制御が必要なことから、紙送りモータ68と
走査モータ62にパルス・モータが使用されている。ま
た、本実施例においては、プラテン74の下側に対向し
た位置に不図示の紙押え部材が配設されており、走査キ
ャリッジ56の走査中にこの紙押え部材が記録紙をプラ
テンに固定することにより記録中の記録紙の移動のずれ
等が発生しないように制御されている。
確な紙送り制御が必要なことから、紙送りモータ68と
走査モータ62にパルス・モータが使用されている。ま
た、本実施例においては、プラテン74の下側に対向し
た位置に不図示の紙押え部材が配設されており、走査キ
ャリッジ56の走査中にこの紙押え部材が記録紙をプラ
テンに固定することにより記録中の記録紙の移動のずれ
等が発生しないように制御されている。
【0025】以上の構成において、記録紙が下方の給紙
第2ローラ52に到達すると、給紙第2ローラ用クラッ
チ70および紙送りモータ68がそれぞれオン(ON)
され、記録紙の先端が上方の一対の紙送りローラ64に
挾持されるまで、記録紙はプラテン74上を搬送され
る。そして、搬送された記録紙は、プラテン74上に設
けられた紙検知センサ76によってプラテン74を通過
して搬送されたことを検知され、このセンサ76のセン
サ情報は位置制御、ジャム制御等に利用される。
第2ローラ52に到達すると、給紙第2ローラ用クラッ
チ70および紙送りモータ68がそれぞれオン(ON)
され、記録紙の先端が上方の一対の紙送りローラ64に
挾持されるまで、記録紙はプラテン74上を搬送され
る。そして、搬送された記録紙は、プラテン74上に設
けられた紙検知センサ76によってプラテン74を通過
して搬送されたことを検知され、このセンサ76のセン
サ情報は位置制御、ジャム制御等に利用される。
【0026】記録紙の先端が紙送りローラ64に到達す
ると、給紙第2ローラ用クラッチ70、紙送りモータ6
8がそれぞれオフ(OFF)され、次に、プラテン74
の内側空間は、不図示の吸引モータの起動により負圧に
され、吸引動作が開始される。このような吸引動作によ
り、記録紙はプラテン74上に密着させられることにな
る。このとき、同時に上述した紙押え部材も記録紙をプ
ラテンに固定する作用をする。
ると、給紙第2ローラ用クラッチ70、紙送りモータ6
8がそれぞれオフ(OFF)され、次に、プラテン74
の内側空間は、不図示の吸引モータの起動により負圧に
され、吸引動作が開始される。このような吸引動作によ
り、記録紙はプラテン74上に密着させられることにな
る。このとき、同時に上述した紙押え部材も記録紙をプ
ラテンに固定する作用をする。
【0027】続いて、記録紙への画像プリント動作に先
立つて、走査キャリッジ58はホーム・ポジション・セ
ンサ78が配設された位置まで移動され、次に矢印Aの
方向に沿って往路走査が行われる。
立つて、走査キャリッジ58はホーム・ポジション・セ
ンサ78が配設された位置まで移動され、次に矢印Aの
方向に沿って往路走査が行われる。
【0028】この往路走査において、多色記録の場合は
所定の位置からシアン“C”、マゼンタ“M”、イエロ
ー“Y”、ブラック“K”のそれぞれのインク滴を適宜
記録ヘッド56から吐出して、カラー画像の記録(プリ
ント)が行われる。そして、主走査方向に沿う所定の長
さ分の画像記録動作を終えたら、走査モータ62の駆動
方向を逆転し、走査キャリッジ58を逆に、すなわち、
矢印Bで示す方向に移動させて復路走査を開始する。走
査モータ62は、走査キャリッジ58がホーム・ポジシ
ョン・センサ78の配設位置に戻るまで逆転駆動され
る。
所定の位置からシアン“C”、マゼンタ“M”、イエロ
ー“Y”、ブラック“K”のそれぞれのインク滴を適宜
記録ヘッド56から吐出して、カラー画像の記録(プリ
ント)が行われる。そして、主走査方向に沿う所定の長
さ分の画像記録動作を終えたら、走査モータ62の駆動
方向を逆転し、走査キャリッジ58を逆に、すなわち、
矢印Bで示す方向に移動させて復路走査を開始する。走
査モータ62は、走査キャリッジ58がホーム・ポジシ
ョン・センサ78の配設位置に戻るまで逆転駆動され
る。
【0029】また、この復路走査の間、同時に紙送りモ
ータ68を起動させて紙送りローラ64を回転駆動する
ことにより、矢印Cで示す記録ヘッド56で記録した副
走査方向に沿う長さ分(記録ヘッド56の幅分)だけの
紙送り動作が行われる。なお、本実施例においては、こ
の紙送り量、すなわち、副走査方向の移動量は、上述し
た記録ヘッド56の幅分の定移動量のみが設定されるわ
けではなく、最終ライン幅により規定される片移動量に
設定される場合がある。
ータ68を起動させて紙送りローラ64を回転駆動する
ことにより、矢印Cで示す記録ヘッド56で記録した副
走査方向に沿う長さ分(記録ヘッド56の幅分)だけの
紙送り動作が行われる。なお、本実施例においては、こ
の紙送り量、すなわち、副走査方向の移動量は、上述し
た記録ヘッド56の幅分の定移動量のみが設定されるわ
けではなく、最終ライン幅により規定される片移動量に
設定される場合がある。
【0030】他方、一色のみのモノカラー記録の場合は
往路走査の画像記録動作を終えたら、復路走査の前に紙
送りモータ68を起動させて矢印Cで示す方向に記録ヘ
ッド56で記録した副走査方向に沿う長さ分だけの紙送
り動作を行う。この紙送り動作が完了すると、走査モー
タ62を矢印Bで示す方向に逆転駆動する。この復路走
査においては、往路走査と同様に所定の位置からシアン
“C”,マゼンタ“M”,イエロー“Y”,ブラック
“K”の中の指定の一色のインク滴を記録ヘッド56か
ら吐出して、画像の記録(プリント)が行われる。そし
て、主走査方向に沿う所定の長さ分の画像記録動作を終
えれば、ホーム・ポジション・センサ78の配設位置ま
で走査キャリッジ58を移動する。その後、紙送りモー
タ68の起動により副走査方向に所定量の紙送りを行っ
た後で、再び往路走査の画像記録動作を行う。
往路走査の画像記録動作を終えたら、復路走査の前に紙
送りモータ68を起動させて矢印Cで示す方向に記録ヘ
ッド56で記録した副走査方向に沿う長さ分だけの紙送
り動作を行う。この紙送り動作が完了すると、走査モー
タ62を矢印Bで示す方向に逆転駆動する。この復路走
査においては、往路走査と同様に所定の位置からシアン
“C”,マゼンタ“M”,イエロー“Y”,ブラック
“K”の中の指定の一色のインク滴を記録ヘッド56か
ら吐出して、画像の記録(プリント)が行われる。そし
て、主走査方向に沿う所定の長さ分の画像記録動作を終
えれば、ホーム・ポジション・センサ78の配設位置ま
で走査キャリッジ58を移動する。その後、紙送りモー
タ68の起動により副走査方向に所定量の紙送りを行っ
た後で、再び往路走査の画像記録動作を行う。
【0031】また、走査キャリッジ58がホーム・ポジ
ション・センサ78で規定されるホーム・ポジションに
停止すると、記録ヘッド56の回復動作が行われる。こ
の回復動作は、安定した記録動作を行うための処理であ
り、記録ヘッド56のノズル内に残留しているインクの
粘度変化等から生じる吐出開始時のムラを防止するため
の処理である。この処理では、給紙時間、装置内温度、
吐出時間等の予めプログラムされた条件に従って、記録
ヘッド56の各ノズルへの加圧動作を行い、各ノズルか
らインクの空吐出動作を行う。
ション・センサ78で規定されるホーム・ポジションに
停止すると、記録ヘッド56の回復動作が行われる。こ
の回復動作は、安定した記録動作を行うための処理であ
り、記録ヘッド56のノズル内に残留しているインクの
粘度変化等から生じる吐出開始時のムラを防止するため
の処理である。この処理では、給紙時間、装置内温度、
吐出時間等の予めプログラムされた条件に従って、記録
ヘッド56の各ノズルへの加圧動作を行い、各ノズルか
らインクの空吐出動作を行う。
【0032】以上説明の動作を繰り返すことにより、記
録紙上の全面に渡り所望の画像記録が行われることにな
る。
録紙上の全面に渡り所望の画像記録が行われることにな
る。
【0033】次に、本実施例のデジタル・カラー複写機
10における制御システムの画像信号の処理および制御
について、図5を参照して説明する。図5において、参
照符号100は装置全体の制御を司るメインCPU(中
央演算処理装置)であり、メインCPU100には、プ
リンタの制御動作を司るプリンタ制御CPU102、読
み取り制御動作を司るリーダ制御CPU104、画像表
示動作を処理するメイン画像処理部106、および操作
者による入力部としての操作部108が接続されてい
る。プリンタ制御CPU102とリーダ制御CPU10
4は、それぞれプリンタ部、リーダ部の動作制御を行う
もので、メインCPU100とはマスタとスレーブの関
係に設定されている。
10における制御システムの画像信号の処理および制御
について、図5を参照して説明する。図5において、参
照符号100は装置全体の制御を司るメインCPU(中
央演算処理装置)であり、メインCPU100には、プ
リンタの制御動作を司るプリンタ制御CPU102、読
み取り制御動作を司るリーダ制御CPU104、画像表
示動作を処理するメイン画像処理部106、および操作
者による入力部としての操作部108が接続されてい
る。プリンタ制御CPU102とリーダ制御CPU10
4は、それぞれプリンタ部、リーダ部の動作制御を行う
もので、メインCPU100とはマスタとスレーブの関
係に設定されている。
【0034】上記のメイン画像処理部106は、エッジ
強調スムージング、マスキング、黒抽出、2値化および
トリミング等の必要な各種画像処理を行う。また、プリ
ンタ制御CPU102とメイン画像処理部106には同
期メモリ110が接続されている。この同期メモリ11
0は、入力動作の時間のバラツキの吸収、および前述し
た記録ヘッド56の機構上の並びによる遅延補正を行う
ためのものであり、この同期メモリ110の出力端子は
記録ヘッド56に接続されている。
強調スムージング、マスキング、黒抽出、2値化および
トリミング等の必要な各種画像処理を行う。また、プリ
ンタ制御CPU102とメイン画像処理部106には同
期メモリ110が接続されている。この同期メモリ11
0は、入力動作の時間のバラツキの吸収、および前述し
た記録ヘッド56の機構上の並びによる遅延補正を行う
ためのものであり、この同期メモリ110の出力端子は
記録ヘッド56に接続されている。
【0035】プリンタ制御CPU102はプリンタ部2
0の入力駆動の制御を行うプリンタ部駆動系114に接
続されている。また、リーダ制御CPU104はシェー
ディング補正、色補正、γ補正等の読み取り系で必要な
各種補正処理を行う入力系画像処理部116と、リーダ
部12の入力駆動の制御を行うリーダ部駆動系118と
に接続されている。さらに、入力系画像処理部116に
はCCDラインセンサ120が接続されており、この入
力系画像処理部116はメイン画像処理部106に接続
されている。
0の入力駆動の制御を行うプリンタ部駆動系114に接
続されている。また、リーダ制御CPU104はシェー
ディング補正、色補正、γ補正等の読み取り系で必要な
各種補正処理を行う入力系画像処理部116と、リーダ
部12の入力駆動の制御を行うリーダ部駆動系118と
に接続されている。さらに、入力系画像処理部116に
はCCDラインセンサ120が接続されており、この入
力系画像処理部116はメイン画像処理部106に接続
されている。
【0036】そして、図5に示すように、リーダ部12
はメインCPU100、リーダ制御CPU104、メイ
ン画像処理部106、操作部108、入力系画像処理部
116、リーダ部駆動系118、並びにイメージセンサ
としてのCCDラインセンサ26とから構成されてい
る。また、プリンタ部20は、プリンタ制御CPU10
2、同期メモリ110、記録ヘッド56、並びにプリン
タ部駆動系114とから構成されている。
はメインCPU100、リーダ制御CPU104、メイ
ン画像処理部106、操作部108、入力系画像処理部
116、リーダ部駆動系118、並びにイメージセンサ
としてのCCDラインセンサ26とから構成されてい
る。また、プリンタ部20は、プリンタ制御CPU10
2、同期メモリ110、記録ヘッド56、並びにプリン
タ部駆動系114とから構成されている。
【0037】次に、メイン画像処理部106、入力系画
像処理部116の中で特に本実施例に特徴的な部分の構
成を図6を参照して説明する。図6において、121は
入力マスキング処理部、122はログ変換処理部であ
り、この両処理部121,122により入力系画像処理
部116が構成されている。また、120は後述するメ
イン画像処理部の各処理部を統率する編集処理部、12
0aは編集処理部に内蔵されているパラメータ切換フラ
グ記憶領域であり、123は画像信号の色変換処理を行
う色変換処理部、124はマスキング処理を行う出力マ
スキング処理部、125はγ補正を行うγ補正処理部、
126はエッジ強調スムージング等の処理を行うエッジ
強調処理部、127は画像の2値化処理を行う2値化処
理部、134はC,M,Yデータから黒成分(K)を作
る黒抽出部である。本実施例では、以上の構成によりメ
イン画像処理部106が構成されている。
像処理部116の中で特に本実施例に特徴的な部分の構
成を図6を参照して説明する。図6において、121は
入力マスキング処理部、122はログ変換処理部であ
り、この両処理部121,122により入力系画像処理
部116が構成されている。また、120は後述するメ
イン画像処理部の各処理部を統率する編集処理部、12
0aは編集処理部に内蔵されているパラメータ切換フラ
グ記憶領域であり、123は画像信号の色変換処理を行
う色変換処理部、124はマスキング処理を行う出力マ
スキング処理部、125はγ補正を行うγ補正処理部、
126はエッジ強調スムージング等の処理を行うエッジ
強調処理部、127は画像の2値化処理を行う2値化処
理部、134はC,M,Yデータから黒成分(K)を作
る黒抽出部である。本実施例では、以上の構成によりメ
イン画像処理部106が構成されている。
【0038】上記の各画像処理部121,122,12
3,124,125,126,127へのデータセット
はメインCPU100およびリーダ制御CPU104か
らデータバス132を通じて行われる。本実施例の各画
像処理部はそれぞれデータバンクを2つずつ持ってお
り、編集処理部120からの制御信号128〜131,
135〜137に従っていずれかのデータバンク(DB
1,DB2)を選択し、選択したデータバンクに設定さ
れたパラメータに従った画像処理部を実行する。この各
画像処理部の各データバンクの選択パターンは、実行す
べき画像処理に対応してメインCPU100からデータ
バス132を通じてそれぞれセットされる。
3,124,125,126,127へのデータセット
はメインCPU100およびリーダ制御CPU104か
らデータバス132を通じて行われる。本実施例の各画
像処理部はそれぞれデータバンクを2つずつ持ってお
り、編集処理部120からの制御信号128〜131,
135〜137に従っていずれかのデータバンク(DB
1,DB2)を選択し、選択したデータバンクに設定さ
れたパラメータに従った画像処理部を実行する。この各
画像処理部の各データバンクの選択パターンは、実行す
べき画像処理に対応してメインCPU100からデータ
バス132を通じてそれぞれセットされる。
【0039】(第1実施例)次に、本実施例におけるメ
インCPU100、プリンタ制御CPU102、リーダ
制御CPU104において実行されるコピーシーケンス
(制御手順)の詳細を、図7に示すフローチャートを参
照して以下に説明する。
インCPU100、プリンタ制御CPU102、リーダ
制御CPU104において実行されるコピーシーケンス
(制御手順)の詳細を、図7に示すフローチャートを参
照して以下に説明する。
【0040】先ず、操作部108における不図示のスタ
ートキーが押下されると、メインCPU100内の不図
示のプログラムメモリからコピーシーケンス・タスクプ
ログラムが呼び出され、メインCPU100は図7の最
初のステップS1へ処理を進める。
ートキーが押下されると、メインCPU100内の不図
示のプログラムメモリからコピーシーケンス・タスクプ
ログラムが呼び出され、メインCPU100は図7の最
初のステップS1へ処理を進める。
【0041】このステップS1では、操作部108で設
定されたコピーモード、原稿サイズ、変倍率等のデータ
に従ってコピー条件を設定する。次のステップS2で
は、リーダ制御CPU104に初期設定に必要なデータ
を送信し、リーダ部12での初期設定を行わせる。この
初期設定が終了すると次のステップS3へ処理を進め、
プリンタ制御CPU102に初期設定に必要なデータを
送信し、プリンタ部20での初期設定を行わせる。
定されたコピーモード、原稿サイズ、変倍率等のデータ
に従ってコピー条件を設定する。次のステップS2で
は、リーダ制御CPU104に初期設定に必要なデータ
を送信し、リーダ部12での初期設定を行わせる。この
初期設定が終了すると次のステップS3へ処理を進め、
プリンタ制御CPU102に初期設定に必要なデータを
送信し、プリンタ部20での初期設定を行わせる。
【0042】以上の処理が終了すると、ステップS4へ
処理を進め、上記のコピーモードがY(イエロー),M
(マゼンタ),C(シアン),K(ブラック)のいずれ
かのモノカラーモードであれば往復プリントモードに、
その他のモードであれば往路プリントモードに設定す
る。
処理を進め、上記のコピーモードがY(イエロー),M
(マゼンタ),C(シアン),K(ブラック)のいずれ
かのモノカラーモードであれば往復プリントモードに、
その他のモードであれば往路プリントモードに設定す
る。
【0043】次のステップS5では、図6に示す各画像
処理部121〜127のデータバンクへデータバス13
2を通じて各種パラメータをセットし、編集処理部12
0へ動作指示を行う。次にステップS6では、リーダ部
12とプリンタ部20との同期を合わせるために、それ
ぞれのスキャンのスタート時間(操作開始時間)を算出
する。これにより、以後は編集処理部120によって各
画像処理部の制御が行われ、入力情報に必要な画像処理
が施されて出力される。
処理部121〜127のデータバンクへデータバス13
2を通じて各種パラメータをセットし、編集処理部12
0へ動作指示を行う。次にステップS6では、リーダ部
12とプリンタ部20との同期を合わせるために、それ
ぞれのスキャンのスタート時間(操作開始時間)を算出
する。これにより、以後は編集処理部120によって各
画像処理部の制御が行われ、入力情報に必要な画像処理
が施されて出力される。
【0044】次に、ステップS7において、リーダ部1
2、プリンタ部20でのシェーディング補正や給紙等の
初期動作が完了し、両方ともスキャンレデイ(走査待
機)になったと判断すると、ステップS8へ処理を進
め、ステップS6で計算したスタート時間に基づいてス
タート信号が送信される。そして、ステップS9では、
主走査スキャンが終了するのを待ち、主走査スキャンが
終了すればステップS10において、プリントモードが
前述の往路プリントモードであれば、ステップS11へ
処理を進め、リーダ部12のイメージセンサ26、プリ
ンタ部20の記録ヘッド56とをホームポジションセン
サ78の位置まで移動する。ステップS10で往路プリ
ントモードでないときには次のステップS12まで処理
を飛ばせる。
2、プリンタ部20でのシェーディング補正や給紙等の
初期動作が完了し、両方ともスキャンレデイ(走査待
機)になったと判断すると、ステップS8へ処理を進
め、ステップS6で計算したスタート時間に基づいてス
タート信号が送信される。そして、ステップS9では、
主走査スキャンが終了するのを待ち、主走査スキャンが
終了すればステップS10において、プリントモードが
前述の往路プリントモードであれば、ステップS11へ
処理を進め、リーダ部12のイメージセンサ26、プリ
ンタ部20の記録ヘッド56とをホームポジションセン
サ78の位置まで移動する。ステップS10で往路プリ
ントモードでないときには次のステップS12まで処理
を飛ばせる。
【0045】ステップS11またはS10の次に、ステ
ップS12へ処理を進め、リーダ部12、プリンタ部2
0の副走査、すなわち、次の読み取りラインへの記録ヘ
ッド56の移動と記録紙の紙送り動作等を行う。
ップS12へ処理を進め、リーダ部12、プリンタ部2
0の副走査、すなわち、次の読み取りラインへの記録ヘ
ッド56の移動と記録紙の紙送り動作等を行う。
【0046】そして、次のステップS13で、副走査が
終了するのを待ち、この副走査が終了すると、1ライン
分の印字が完成することになる。次に、ステップS14
では、記録紙に対する全領域の複写が終了したか否かを
原稿サイズに基づいて判別し、否定判定の場合は、ステ
ップS4へ処理を戻し、上述の処理を繰り返すが、肯定
判定の場合は本コピーシーケンス制御動作を終了する。
終了するのを待ち、この副走査が終了すると、1ライン
分の印字が完成することになる。次に、ステップS14
では、記録紙に対する全領域の複写が終了したか否かを
原稿サイズに基づいて判別し、否定判定の場合は、ステ
ップS4へ処理を戻し、上述の処理を繰り返すが、肯定
判定の場合は本コピーシーケンス制御動作を終了する。
【0047】図7のシーケンスによる本実施例におい
て、モノカラーモードによるプリント結果の一例を図8
に、その他のコピーモードによるプリント結果の一例を
図9に示す。モノカラーモードにおいては、記録ヘッド
56のY,M,C,Kの記録素子群の中のいずれか単一
の記録素子群を用いて、単色でプリントを行う。このと
き、記録ヘッド56は、図8に矢印で示すように、往路
の記録走査と復路の記録走査の両方を繰り返す。他方、
モノカラーモード以外のコピーモード(例えば、2色モ
ード、フルカラーモード)においては、図9に矢印で示
すように、常に、往路の走査によってのみプリントを行
い、第nライン(nは1以上の整数)と次の第n+1ラ
インの記録走査の間にホームポジションへの記録ヘッド
の移動を行う。
て、モノカラーモードによるプリント結果の一例を図8
に、その他のコピーモードによるプリント結果の一例を
図9に示す。モノカラーモードにおいては、記録ヘッド
56のY,M,C,Kの記録素子群の中のいずれか単一
の記録素子群を用いて、単色でプリントを行う。このと
き、記録ヘッド56は、図8に矢印で示すように、往路
の記録走査と復路の記録走査の両方を繰り返す。他方、
モノカラーモード以外のコピーモード(例えば、2色モ
ード、フルカラーモード)においては、図9に矢印で示
すように、常に、往路の走査によってのみプリントを行
い、第nライン(nは1以上の整数)と次の第n+1ラ
インの記録走査の間にホームポジションへの記録ヘッド
の移動を行う。
【0048】このように、本実施例では、記録ヘッド5
6の単一の記録素子群のみを用いて画像形成を行うモノ
カラーコピーモードにおいて、往路および復路の両方に
おいて画像形成(プリント)を行うので、記録ヘッド5
6のホームポジションへの移動に要する時間を削減する
ことができ、記録時間を大幅に短縮することができる。
6の単一の記録素子群のみを用いて画像形成を行うモノ
カラーコピーモードにおいて、往路および復路の両方に
おいて画像形成(プリント)を行うので、記録ヘッド5
6のホームポジションへの移動に要する時間を削減する
ことができ、記録時間を大幅に短縮することができる。
【0049】(第2実施例)次に、本発明の他の実施例
について説明する。前述した本発明の第1実施例では、
モノカラーモードの場合、記録ヘッド56の中の単一の
記録素子群を用いて単色で往復の記録走査を行っている
が、図10に示すように、特色のペンあるいはデジタイ
ザー(不図示)等を用いてエリアを設定し、エリア内で
エリア外とは異なる色の単一の記録素子群を用いる場合
にも往復の記録走査を行うことができる。このときのコ
ピーシーケンスを図11に示す。
について説明する。前述した本発明の第1実施例では、
モノカラーモードの場合、記録ヘッド56の中の単一の
記録素子群を用いて単色で往復の記録走査を行っている
が、図10に示すように、特色のペンあるいはデジタイ
ザー(不図示)等を用いてエリアを設定し、エリア内で
エリア外とは異なる色の単一の記録素子群を用いる場合
にも往復の記録走査を行うことができる。このときのコ
ピーシーケンスを図11に示す。
【0050】図11の本発明の第2実施例では、前述し
た第1実施例と同様に処理を進めて行クが、ステップS
3.1では図12に示すように次にスキャン(走査)し
ようとするライン上にエリアが設定されていれば、その
設定状態を判別する。この処理では、例えばエリアの設
定状態からこのラインで必要とされるスキャン回数や各
スキャンにおけるパラメータの設定などについて判別を
行う。
た第1実施例と同様に処理を進めて行クが、ステップS
3.1では図12に示すように次にスキャン(走査)し
ようとするライン上にエリアが設定されていれば、その
設定状態を判別する。この処理では、例えばエリアの設
定状態からこのラインで必要とされるスキャン回数や各
スキャンにおけるパラメータの設定などについて判別を
行う。
【0051】次のステップS4では、コピーモードが単
色モードもしくは、単色モードにおいて単色のエリアが
設定されている場合には、プリントモードを往復プリン
トモードに設定し、それ以外のコピーモードの場合に
は、往路プリントモードに設定する。
色モードもしくは、単色モードにおいて単色のエリアが
設定されている場合には、プリントモードを往復プリン
トモードに設定し、それ以外のコピーモードの場合に
は、往路プリントモードに設定する。
【0052】エリアが設定されている場合は、ステップ
S5からステップS11.5では、ステップS3.1で
のプリントモードの設定に従って複数のスキャンを行う
ことにより画像形成を行う。例えば、図12に示すよう
なスキャンを行う場合には、1回目のスキャンでエリア
a,エリアbの部分をマスクし、白抜で画像を形成す
る。2回目のスキャンでは、エリアaの部分以外をマス
クして画像を形成する。3回目のスキャンでは、エリア
bの部分以外をマスクして画像を形成する。以上3回の
スキャンにより、このスキャンラインの画像形成を終了
する。
S5からステップS11.5では、ステップS3.1で
のプリントモードの設定に従って複数のスキャンを行う
ことにより画像形成を行う。例えば、図12に示すよう
なスキャンを行う場合には、1回目のスキャンでエリア
a,エリアbの部分をマスクし、白抜で画像を形成す
る。2回目のスキャンでは、エリアaの部分以外をマス
クして画像を形成する。3回目のスキャンでは、エリア
bの部分以外をマスクして画像を形成する。以上3回の
スキャンにより、このスキャンラインの画像形成を終了
する。
【0053】ステップS11.1では、プリンタ部20
に対して、次のスキャン時に必要な情報をそれぞれ送信
する次走査モード通信を行う。次のステップS11.5
では、ステップS3.1で判別されたラインにおける全
スキャンを終了したか否かを判別し、否定判定の場合
は、ステップS5へ処理を戻し、ステップS5からステ
ップS11.5を繰り返す。ステップS11.5で肯定
判定の場合は次のステップS12へ処理を進める。
に対して、次のスキャン時に必要な情報をそれぞれ送信
する次走査モード通信を行う。次のステップS11.5
では、ステップS3.1で判別されたラインにおける全
スキャンを終了したか否かを判別し、否定判定の場合
は、ステップS5へ処理を戻し、ステップS5からステ
ップS11.5を繰り返す。ステップS11.5で肯定
判定の場合は次のステップS12へ処理を進める。
【0054】単色モードにおいて図10あるいは図12
に示すような単色のエリアが設定されている場合には、
ステップS4において往復プリントモードに設定され、
ステップS10の判定処理によりイメージセンサ26お
よび記録ヘッド56のホームポジションへの移動をす
る、ステップS11の処理を行わずに、ステップS10
からステップS11.1へ直接進む。このため、記録ヘ
ッド56のホームポジションへの移動に要する時間を削
減することができ、画像形成時間の大幅な短縮が得られ
る。
に示すような単色のエリアが設定されている場合には、
ステップS4において往復プリントモードに設定され、
ステップS10の判定処理によりイメージセンサ26お
よび記録ヘッド56のホームポジションへの移動をす
る、ステップS11の処理を行わずに、ステップS10
からステップS11.1へ直接進む。このため、記録ヘ
ッド56のホームポジションへの移動に要する時間を削
減することができ、画像形成時間の大幅な短縮が得られ
る。
【0055】(第3実施例)さらに、図13に示すよう
に、特定色のペンあるいはデジタイザー(不図示)等を
用いてモノカラーの中に多色のエリアを設定した場合に
は、スキャンラインL3,L4のエリア中のプリントに
ついては、復路プリントを行うことはできないがスキャ
ンラインL1,L2,L5のプリントおよびL3,L4
のエリア外のプリントについては、往路、復路において
プリントが可能である。この例のように、スキャンライ
ン(または、スキャンラインのエリア内、エリア外)の
エリア設定状態に応じて復路プリントが可能である場合
に対応できるコピーシーケンスを図14に示す。
に、特定色のペンあるいはデジタイザー(不図示)等を
用いてモノカラーの中に多色のエリアを設定した場合に
は、スキャンラインL3,L4のエリア中のプリントに
ついては、復路プリントを行うことはできないがスキャ
ンラインL1,L2,L5のプリントおよびL3,L4
のエリア外のプリントについては、往路、復路において
プリントが可能である。この例のように、スキャンライ
ン(または、スキャンラインのエリア内、エリア外)の
エリア設定状態に応じて復路プリントが可能である場合
に対応できるコピーシーケンスを図14に示す。
【0056】図14の本発明の第3実施例では、前述し
た第2実施例と同様に処理を進めて行くが、前述した第
2実施例のステップS4でのプリントモードの設定を行
わずに、ステップS9でリーダ部12およびプリンタ部
20の主走査終了を確認した後、ステップS11.1へ
処理を進め、ステップS11.1で次のスキャン時に必
要な情報をプリンタ部20に対してそれぞれ送信する次
モード通信を行う。次にステップS11.2へ処理を進
め、次のスキャンがモノカラーの場合には往復プリント
モード、それ以外の場合には、往路プリントモードにプ
リントモードを設定する。
た第2実施例と同様に処理を進めて行くが、前述した第
2実施例のステップS4でのプリントモードの設定を行
わずに、ステップS9でリーダ部12およびプリンタ部
20の主走査終了を確認した後、ステップS11.1へ
処理を進め、ステップS11.1で次のスキャン時に必
要な情報をプリンタ部20に対してそれぞれ送信する次
モード通信を行う。次にステップS11.2へ処理を進
め、次のスキャンがモノカラーの場合には往復プリント
モード、それ以外の場合には、往路プリントモードにプ
リントモードを設定する。
【0057】次にステップS11.3では、プリントモ
ードが往路プリントモードであり、かつイメージセンサ
26と記録ヘッド56がホームポジションになければス
テップS11.4へ処理を進め、それ以外の場合は、ス
テップS11.5へ処理を進める。ステップS11.4
では、イメージセンサ26と記録ヘッド56をホームポ
ジションへ移動する。
ードが往路プリントモードであり、かつイメージセンサ
26と記録ヘッド56がホームポジションになければス
テップS11.4へ処理を進め、それ以外の場合は、ス
テップS11.5へ処理を進める。ステップS11.4
では、イメージセンサ26と記録ヘッド56をホームポ
ジションへ移動する。
【0058】コピーが終了し、次のスキャンラインがな
い場合は、ステップS11.5では、往路プリントモー
ドに設定される。イメージセンサ26と記録ヘッド56
がホームポジションになく、スキャンラインによって復
路プリントが可能である場合には、イメージセンサ26
と記録ヘッド56のホームポジションへの移動をすると
ステップS11.4の処理を行わずにステップS11.
5からS12へ進む。このため、本例の場合にも記録ヘ
ッド56のホームポジションへの移動に要する時間を削
減することができ、画像形成時間の短縮が得られる。さ
らに、画像信号の入力もスキャナに限定されず、他の外
部機器(例えば、パーソナルコンピュータ等)からイン
タフェース(I/F)を介して入力された画像を処理し
て印刷するシステムにも本発明は適用できる。
い場合は、ステップS11.5では、往路プリントモー
ドに設定される。イメージセンサ26と記録ヘッド56
がホームポジションになく、スキャンラインによって復
路プリントが可能である場合には、イメージセンサ26
と記録ヘッド56のホームポジションへの移動をすると
ステップS11.4の処理を行わずにステップS11.
5からS12へ進む。このため、本例の場合にも記録ヘ
ッド56のホームポジションへの移動に要する時間を削
減することができ、画像形成時間の短縮が得られる。さ
らに、画像信号の入力もスキャナに限定されず、他の外
部機器(例えば、パーソナルコンピュータ等)からイン
タフェース(I/F)を介して入力された画像を処理し
て印刷するシステムにも本発明は適用できる。
【0059】また、上記各実施例ではインクジェットプ
リンタを例示したが、これに限定されず、熱転写等の他
の記録方式のカラープリンタにも本発明は適用できる。
リンタを例示したが、これに限定されず、熱転写等の他
の記録方式のカラープリンタにも本発明は適用できる。
【0060】(その他)なお、本発明は、特にインクジ
ェット記録方式の中でも、インク吐出を行わせるために
利用されるエネルギとして熱エネルギを発生する手段
(例えば電気熱変換体やレーザ光等)を備え、前記熱エ
ネルギによりインクの状態変化を生起させる方式の記録
ヘッド、記録装置において優れた効果をもたらすもので
ある。かかる方式によれば記録の高密度化,高精細化が
達成できるからである。
ェット記録方式の中でも、インク吐出を行わせるために
利用されるエネルギとして熱エネルギを発生する手段
(例えば電気熱変換体やレーザ光等)を備え、前記熱エ
ネルギによりインクの状態変化を生起させる方式の記録
ヘッド、記録装置において優れた効果をもたらすもので
ある。かかる方式によれば記録の高密度化,高精細化が
達成できるからである。
【0061】その代表的な構成や原理については、例え
ば、米国特許第4723129号明細書,同第4740
796号明細書に開示されている基本的な原理を用いて
行うものが好ましい。この方式は所謂オンデマンド型,
コンティニュアス型のいずれにも適用可能であるが、特
に、オンデマンド型の場合には、液体(インク)が保持
されているシートや液路に対応して配置されている電気
熱変換体に、記録情報に対応していて核沸騰を越える急
速な温度上昇を与える少なくとも1つの駆動信号を印加
することによって、電気熱変換体に熱エネルギを発生せ
しめ、記録ヘッドの熱作用面に膜沸騰を生じさせて、結
果的にこの駆動信号に一対一で対応した液体(インク)
内の気泡を形成できるので有効である。この気泡の成
長,収縮により吐出用開口を介して液体(インク)を吐
出させて、少なくとも1つの滴を形成する。この駆動信
号をパルス形状とすると、即時適切に気泡の成長収縮が
行われるので、特に応答性に優れた液体(インク)の吐
出が達成でき、より好ましい。このパルス形状の駆動信
号としては、米国特許第4463359号明細書,同第
4345262号明細書に記載されているようなものが
適している。なお、上記熱作用面の温度上昇率に関する
発明の米国特許第4313124号明細書に記載されて
いる条件を採用すると、さらに優れた記録を行うことが
できる。
ば、米国特許第4723129号明細書,同第4740
796号明細書に開示されている基本的な原理を用いて
行うものが好ましい。この方式は所謂オンデマンド型,
コンティニュアス型のいずれにも適用可能であるが、特
に、オンデマンド型の場合には、液体(インク)が保持
されているシートや液路に対応して配置されている電気
熱変換体に、記録情報に対応していて核沸騰を越える急
速な温度上昇を与える少なくとも1つの駆動信号を印加
することによって、電気熱変換体に熱エネルギを発生せ
しめ、記録ヘッドの熱作用面に膜沸騰を生じさせて、結
果的にこの駆動信号に一対一で対応した液体(インク)
内の気泡を形成できるので有効である。この気泡の成
長,収縮により吐出用開口を介して液体(インク)を吐
出させて、少なくとも1つの滴を形成する。この駆動信
号をパルス形状とすると、即時適切に気泡の成長収縮が
行われるので、特に応答性に優れた液体(インク)の吐
出が達成でき、より好ましい。このパルス形状の駆動信
号としては、米国特許第4463359号明細書,同第
4345262号明細書に記載されているようなものが
適している。なお、上記熱作用面の温度上昇率に関する
発明の米国特許第4313124号明細書に記載されて
いる条件を採用すると、さらに優れた記録を行うことが
できる。
【0062】記録ヘッドの構成としては、上述の各明細
書に開示されているような吐出口,液路,電気熱変換体
の組合せ構成(直線状液流路または直角液流路)の他に
熱作用部が屈曲する領域に配置されている構成を開示す
る米国特許第4558333号明細書,米国特許第44
59600号明細書を用いた構成も本発明に含まれるも
のである。加えて、複数の電気熱変換体に対して、共通
するスリットを電気熱変換体の吐出部とする構成を開示
する特開昭59−123670号公報や熱エネルギの圧
力波を吸収する開孔を吐出部に対応させる構成を開示す
る特開昭59−138461号公報に基いた構成として
も本発明の効果は有効である。すなわち、記録ヘッドの
形態がどのようなものであっても、本発明によれば記録
を確実に効率よく行うことができるようになるからであ
る。
書に開示されているような吐出口,液路,電気熱変換体
の組合せ構成(直線状液流路または直角液流路)の他に
熱作用部が屈曲する領域に配置されている構成を開示す
る米国特許第4558333号明細書,米国特許第44
59600号明細書を用いた構成も本発明に含まれるも
のである。加えて、複数の電気熱変換体に対して、共通
するスリットを電気熱変換体の吐出部とする構成を開示
する特開昭59−123670号公報や熱エネルギの圧
力波を吸収する開孔を吐出部に対応させる構成を開示す
る特開昭59−138461号公報に基いた構成として
も本発明の効果は有効である。すなわち、記録ヘッドの
形態がどのようなものであっても、本発明によれば記録
を確実に効率よく行うことができるようになるからであ
る。
【0063】さらに、記録装置が記録できる記録媒体の
最大幅に対応した長さを有するフルラインタイプの記録
ヘッドに対しても本発明は有効に適用できる。そのよう
な記録ヘッドとしては、複数記録ヘッドの組合せによっ
てその長さを満たす構成や、一体的に形成された1個の
記録ヘッドとしての構成のいずれでもよい。
最大幅に対応した長さを有するフルラインタイプの記録
ヘッドに対しても本発明は有効に適用できる。そのよう
な記録ヘッドとしては、複数記録ヘッドの組合せによっ
てその長さを満たす構成や、一体的に形成された1個の
記録ヘッドとしての構成のいずれでもよい。
【0064】加えて、上例のようなシリアルタイプのも
のでも、装置本体に固定された記録ヘッド、あるいは装
置本体に装着されることで装置本体との電気的な接続や
装置本体からのインクの供給が可能になる交換自在のチ
ップタイプの記録ヘッド、あるいは記録ヘッド自体に一
体的にインクタンクが設けられたカートリッジタイプの
記録ヘッドを用いた場合にも本発明は有効である。
のでも、装置本体に固定された記録ヘッド、あるいは装
置本体に装着されることで装置本体との電気的な接続や
装置本体からのインクの供給が可能になる交換自在のチ
ップタイプの記録ヘッド、あるいは記録ヘッド自体に一
体的にインクタンクが設けられたカートリッジタイプの
記録ヘッドを用いた場合にも本発明は有効である。
【0065】また、本発明の記録装置の構成として、記
録ヘッドの吐出回復手段、予備的な補助手段等を付加す
ることは本発明の効果を一層安定できるので、好ましい
ものである。これらを具体的に挙げれば、記録ヘッドに
対してのキャッピング手段、クリーニング手段、加圧或
は吸引手段、電気熱変換体或はこれとは別の加熱素子或
はこれらの組み合わせを用いて加熱を行う予備加熱手
段、記録とは別の吐出を行なう予備吐出手段を挙げるこ
とができる。
録ヘッドの吐出回復手段、予備的な補助手段等を付加す
ることは本発明の効果を一層安定できるので、好ましい
ものである。これらを具体的に挙げれば、記録ヘッドに
対してのキャッピング手段、クリーニング手段、加圧或
は吸引手段、電気熱変換体或はこれとは別の加熱素子或
はこれらの組み合わせを用いて加熱を行う予備加熱手
段、記録とは別の吐出を行なう予備吐出手段を挙げるこ
とができる。
【0066】また、搭載される記録ヘッドの種類ないし
個数についても、例えば単色のインクに対応して1個の
みが設けられたものの他、記録色や濃度を異にする複数
のインクに対応して複数個数設けられるものであっても
よい。すなわち、例えば記録装置の記録モードとしては
黒色等の主流色のみの記録モードだけではなく、記録ヘ
ッドを一体的に構成するか複数個の組み合わせによるか
いずれでもよいが、異なる色の複色カラー、または混色
によるフルカラーの各記録モードの少なくとも一つを備
えた装置にも本発明は極めて有効である。
個数についても、例えば単色のインクに対応して1個の
みが設けられたものの他、記録色や濃度を異にする複数
のインクに対応して複数個数設けられるものであっても
よい。すなわち、例えば記録装置の記録モードとしては
黒色等の主流色のみの記録モードだけではなく、記録ヘ
ッドを一体的に構成するか複数個の組み合わせによるか
いずれでもよいが、異なる色の複色カラー、または混色
によるフルカラーの各記録モードの少なくとも一つを備
えた装置にも本発明は極めて有効である。
【0067】さらに加えて、以上説明した本発明実施例
においては、インクを液体として説明しているが、室温
やそれ以下で固化するインクであって、室温で軟化もし
くは液化するものを用いてもよく、あるいはインクジェ
ット方式ではインク自体を30℃以上70℃以下の範囲
内で温度調整を行ってインクの粘性を安定吐出範囲にあ
るように温度制御するものが一般的であるから、使用記
録信号付与時にインクが液状をなすものを用いてもよ
い。加えて、熱エネルギによる昇温を、インクの固形状
態から液体状態への状態変化のエネルギとして使用せし
めることで積極的に防止するため、またはインクの蒸発
を防止するため、放置状態で固化し加熱によって液化す
るインクを用いてもよい。いずれにしても熱エネルギの
記録信号に応じた付与によってインクが液化し、液状イ
ンクが吐出されるものや、記録媒体に到達する時点では
すでに固化し始めるもの等のような、熱エネルギの付与
によって初めて液化する性質のインクを使用する場合も
本発明は適用可能である。このような場合のインクは、
特開昭54−56847号公報あるいは特開昭60−7
1260号公報に記載されるような、多孔質シート凹部
または貫通孔に液状又は固形物として保持された状態
で、電気熱変換体に対して対向するような形態としても
よい。本発明においては、上述した各インクに対して最
も有効なものは、上述した膜沸騰方式を実行するもので
ある。
においては、インクを液体として説明しているが、室温
やそれ以下で固化するインクであって、室温で軟化もし
くは液化するものを用いてもよく、あるいはインクジェ
ット方式ではインク自体を30℃以上70℃以下の範囲
内で温度調整を行ってインクの粘性を安定吐出範囲にあ
るように温度制御するものが一般的であるから、使用記
録信号付与時にインクが液状をなすものを用いてもよ
い。加えて、熱エネルギによる昇温を、インクの固形状
態から液体状態への状態変化のエネルギとして使用せし
めることで積極的に防止するため、またはインクの蒸発
を防止するため、放置状態で固化し加熱によって液化す
るインクを用いてもよい。いずれにしても熱エネルギの
記録信号に応じた付与によってインクが液化し、液状イ
ンクが吐出されるものや、記録媒体に到達する時点では
すでに固化し始めるもの等のような、熱エネルギの付与
によって初めて液化する性質のインクを使用する場合も
本発明は適用可能である。このような場合のインクは、
特開昭54−56847号公報あるいは特開昭60−7
1260号公報に記載されるような、多孔質シート凹部
または貫通孔に液状又は固形物として保持された状態
で、電気熱変換体に対して対向するような形態としても
よい。本発明においては、上述した各インクに対して最
も有効なものは、上述した膜沸騰方式を実行するもので
ある。
【0068】さらに加えて、本発明インクジェット記録
装置の形態としては、コンピュータ等の情報処理機器の
画像出力端末として用いられるものの他、リーダ等と組
合せた複写装置、さらには送受信機能を有するファクシ
ミリ装置の形態を採るもの等であってもよい。
装置の形態としては、コンピュータ等の情報処理機器の
画像出力端末として用いられるものの他、リーダ等と組
合せた複写装置、さらには送受信機能を有するファクシ
ミリ装置の形態を採るもの等であってもよい。
【0069】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
モノカラーの画像形成においては、往路および復路の両
方において画像形成を行うようにしたので、記録ヘッド
の移動に要する時間を削除し、画像形成を短縮させるこ
とができる効果がある。
モノカラーの画像形成においては、往路および復路の両
方において画像形成を行うようにしたので、記録ヘッド
の移動に要する時間を削除し、画像形成を短縮させるこ
とができる効果がある。
【図1】従来例の概略構成を示す斜視図である。
【図2】本発明の一実施例におけるデジタル・カラー複
写機の外観を示す斜視図である。
写機の外観を示す斜視図である。
【図3】図2の装置の内部構成を示す断面図である。
【図4】図2の装置の走査キャリッジの周囲の構成を示
す斜視図である。
す斜視図である。
【図5】図2の装置の処理および制御系を示すブロック
図である。
図である。
【図6】図5の画像処理部の詳細な構成を示すブロック
図である。
図である。
【図7】本発明の第1実施例における処理手順を示すフ
ローチャートである。
ローチャートである。
【図8】本発明の第1実施例におけるモノカラーコピー
モードにおけるプリント結果を示す説明図である。
モードにおけるプリント結果を示す説明図である。
【図9】本発明の第1実施例におけるモノカラーコピー
モード以外のモードにおけるプリント結果を示す説明図
である。
モード以外のモードにおけるプリント結果を示す説明図
である。
【図10】本発明の第2実施例として、モノカラーコピ
ーモードにおいて他の色のモノカラーエリアが設定され
ている画像の一例を示す説明図である。
ーモードにおいて他の色のモノカラーエリアが設定され
ている画像の一例を示す説明図である。
【図11】本発明の第2実施例の処理手順を示すフロー
チャートである。
チャートである。
【図12】本発明の第2実施例において、スキャンライ
ン上にモノカラーコピーモードにおけるモノカラーエリ
アが設定されている画像の一例を示す説明図である。
ン上にモノカラーコピーモードにおけるモノカラーエリ
アが設定されている画像の一例を示す説明図である。
【図13】本発明の第3実施例として、モノカラーコピ
ーモードにおいて、多色のエリアが設定されている画像
とそのスキャンラインを示す説明図である。
ーモードにおいて、多色のエリアが設定されている画像
とそのスキャンラインを示す説明図である。
【図14】本発明の第3実施例の処理手順を示すフロー
チャートである。
チャートである。
12 リーダ部 26 イメージセンサ 56 記録ヘッド 58 走査キャリッジ 62 走査モータ 68 紙送りモータ 78 ホームポジションセンサ 100 メインCPU 102 プリンタ制御CPU 104 リーダ制御CPU 106 メイン画像処理部 108 操作部 114 プリンタ部駆動系 120 編集処理部 121〜127 各種画像処理部 132 データバス
Claims (3)
- 【請求項1】 記録ヘッドに並列配置した複数の記録素
子群を用いて複数の色材の重ね合せにより多色画像を形
成するシリアルタイプの多色画像形成装置において、 単色での画像形成モードを指示する指示手段と、 前記単色での画像形成モードの指示に応じて、単一の記
録素子群のみを用いて往路および復路の両方において画
像形成走査を行う制御モードに切換える制御手段とを具
備したことを特徴とする多色画像形成装置。 - 【請求項2】 前記制御手段は前記単色での画像形成モ
ードの指示がない場合は、往路のみで画像形成走査を行
う制御モードに切換えることを特徴とする請求項1に記
載の多色画像形成装置。 - 【請求項3】 前記記録ヘッドはインクジェット記録ヘ
ッドであり、インクを吐出させるためのエネルギーを発
生する素子として、前記インクに膜沸騰を生じさせる熱
エネルギーを作用するための電気熱変換体を有すること
を特徴とする請求項1または2に記載の多色画像形成装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22422991A JPH0557909A (ja) | 1991-09-04 | 1991-09-04 | 多色画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22422991A JPH0557909A (ja) | 1991-09-04 | 1991-09-04 | 多色画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0557909A true JPH0557909A (ja) | 1993-03-09 |
Family
ID=16810527
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22422991A Pending JPH0557909A (ja) | 1991-09-04 | 1991-09-04 | 多色画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0557909A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005104127A (ja) * | 2003-02-26 | 2005-04-21 | Oce Technologies Bv | 故障補償を備える印刷方法および印刷装置 |
-
1991
- 1991-09-04 JP JP22422991A patent/JPH0557909A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005104127A (ja) * | 2003-02-26 | 2005-04-21 | Oce Technologies Bv | 故障補償を備える印刷方法および印刷装置 |
JP4614670B2 (ja) * | 2003-02-26 | 2011-01-19 | オセ−テクノロジーズ・ベー・ヴエー | 故障補償を備える印刷方法および印刷装置 |
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