JPH0552030A - 天井材回り縁 - Google Patents
天井材回り縁Info
- Publication number
- JPH0552030A JPH0552030A JP3230891A JP23089191A JPH0552030A JP H0552030 A JPH0552030 A JP H0552030A JP 3230891 A JP3230891 A JP 3230891A JP 23089191 A JP23089191 A JP 23089191A JP H0552030 A JPH0552030 A JP H0552030A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- case member
- half case
- upper half
- ceiling material
- edge
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 239000000463 material Substances 0.000 title claims abstract description 55
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 32
- 239000004744 fabric Substances 0.000 claims description 23
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 6
- 125000006850 spacer group Chemical group 0.000 description 4
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 3
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 3
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 2
- 238000012856 packing Methods 0.000 description 2
- DOSMHBDKKKMIEF-UHFFFAOYSA-N 2-[3-(diethylamino)-6-diethylazaniumylidenexanthen-9-yl]-5-[3-[3-[4-(1-methylindol-3-yl)-2,5-dioxopyrrol-3-yl]indol-1-yl]propylsulfamoyl]benzenesulfonate Chemical compound C1=CC(=[N+](CC)CC)C=C2OC3=CC(N(CC)CC)=CC=C3C(C=3C(=CC(=CC=3)S(=O)(=O)NCCCN3C4=CC=CC=C4C(C=4C(NC(=O)C=4C=4C5=CC=CC=C5N(C)C=4)=O)=C3)S([O-])(=O)=O)=C21 DOSMHBDKKKMIEF-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 239000000470 constituent Substances 0.000 description 1
- 239000011491 glass wool Substances 0.000 description 1
- 229910052602 gypsum Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000010440 gypsum Substances 0.000 description 1
- 239000000123 paper Substances 0.000 description 1
- 239000011120 plywood Substances 0.000 description 1
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Finishing Walls (AREA)
- Building Environments (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 一種類の大きさのものを作っておくだけで
も、天井材と壁材とが出合う部分の種々な隙間の大きさ
に対応し得る天井材回り縁を提供する。 【構成】 建物の天井廻りの壁面1aに沿って配設され
た回り縁受2に取り付けられてコ字状収納部130中に
天井材3の端縁部を収納して隠すとともに前記天井材3
の端縁部と前記壁面1aとの隙間を見切らせる天井材回
り縁10であって、この天井材回り縁10は前記回り縁
受2に取り付けられて前記コ字状収納部13の上半部を
形成する上半ケース部材110と、該上半ケース部材1
10の基部側の下部に取り付けられて前記コ字状収納部
130の下半部を形成する下半ケース部材120とから
構成されている。 【効果】 建物躯体の施工時の寸法誤差や壁の厚さの違
いなどによって天井材と壁面とが出合う部分の隙間が大
小異なっても、そのコ字状収納部の奥行きの分だけ、そ
の隙間の大小の相違を吸収できる。
も、天井材と壁材とが出合う部分の種々な隙間の大きさ
に対応し得る天井材回り縁を提供する。 【構成】 建物の天井廻りの壁面1aに沿って配設され
た回り縁受2に取り付けられてコ字状収納部130中に
天井材3の端縁部を収納して隠すとともに前記天井材3
の端縁部と前記壁面1aとの隙間を見切らせる天井材回
り縁10であって、この天井材回り縁10は前記回り縁
受2に取り付けられて前記コ字状収納部13の上半部を
形成する上半ケース部材110と、該上半ケース部材1
10の基部側の下部に取り付けられて前記コ字状収納部
130の下半部を形成する下半ケース部材120とから
構成されている。 【効果】 建物躯体の施工時の寸法誤差や壁の厚さの違
いなどによって天井材と壁面とが出合う部分の隙間が大
小異なっても、そのコ字状収納部の奥行きの分だけ、そ
の隙間の大小の相違を吸収できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は建物の天井材回りに配
設される天井材の回り縁に関する。
設される天井材の回り縁に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、建物の天井材と壁面とが出合う部
分に、その間の隙間を隠す回り縁がその隙間に合わせて
取り付けられている。
分に、その間の隙間を隠す回り縁がその隙間に合わせて
取り付けられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、天井材と壁面
とが出合う部分の隙間の大きさは一定ではなく、建物躯
体の施工時の寸法誤差や壁の厚さの違いなどによって種
々様々である。従って、予想される範囲のその隙間の大
きさごとに回り縁を多種類作っておいて、選択して使う
のは面倒で管理しにくく、施工に手間取る等の問題点が
あった。この発明は、上記問題点を解決するためになさ
れたもので、一種類の大きさのものを作っておくだけで
も、天井材と壁材とが出合う部分の種々な隙間の大きさ
に対応し得る天井材回り縁を提供することを目的とす
る。
とが出合う部分の隙間の大きさは一定ではなく、建物躯
体の施工時の寸法誤差や壁の厚さの違いなどによって種
々様々である。従って、予想される範囲のその隙間の大
きさごとに回り縁を多種類作っておいて、選択して使う
のは面倒で管理しにくく、施工に手間取る等の問題点が
あった。この発明は、上記問題点を解決するためになさ
れたもので、一種類の大きさのものを作っておくだけで
も、天井材と壁材とが出合う部分の種々な隙間の大きさ
に対応し得る天井材回り縁を提供することを目的とす
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明に係る天井材回
り縁は、上記目的を達成させるため、建物の天井廻りの
壁面に沿って配設された回り縁受に取り付けられてコ字
状収納部中に天井材の端縁部を収納して隠すとともに前
記天井材の端縁部と前記壁面との隙間を見切らせる天井
材回り縁であって、この天井材回り縁は前記回り縁受に
取り付けられて前記コ字状収納部の上半部を形成する上
半ケース部材と、該上半ケース部材の基部側の下部に取
り付けられて前記コ字状収納部の下半部を形成する下半
ケース部材とから構成されている。上半ケース部材の基
部側下部に被挾持片を垂設する一方、下半ケース部材の
基部側上部に上向きの挾持部を設け、この挾持部を前記
被挾持片に狭着させることによって、前記下半ケース部
材を前記上半ケース部材に取り付けるようにしてもよ
い。上半ケース部材の基部側外側部に、壁面に貼着され
る壁面クロスの上縁部を収納させる壁面クロス縁収納空
間を壁面との間に画成する壁面クロス縁収納部を設けて
もよい。
り縁は、上記目的を達成させるため、建物の天井廻りの
壁面に沿って配設された回り縁受に取り付けられてコ字
状収納部中に天井材の端縁部を収納して隠すとともに前
記天井材の端縁部と前記壁面との隙間を見切らせる天井
材回り縁であって、この天井材回り縁は前記回り縁受に
取り付けられて前記コ字状収納部の上半部を形成する上
半ケース部材と、該上半ケース部材の基部側の下部に取
り付けられて前記コ字状収納部の下半部を形成する下半
ケース部材とから構成されている。上半ケース部材の基
部側下部に被挾持片を垂設する一方、下半ケース部材の
基部側上部に上向きの挾持部を設け、この挾持部を前記
被挾持片に狭着させることによって、前記下半ケース部
材を前記上半ケース部材に取り付けるようにしてもよ
い。上半ケース部材の基部側外側部に、壁面に貼着され
る壁面クロスの上縁部を収納させる壁面クロス縁収納空
間を壁面との間に画成する壁面クロス縁収納部を設けて
もよい。
【0005】
【作用】建物の天井廻りの壁面に沿って配設された回り
縁受に取り付けられる上半ケース部材と、該上半ケース
部材の下部に取り付けられる下半ケース部材とで画成さ
れるコ字状収納部中に天井材の端縁部が収納されるよう
になっているので、建物躯体の施工時の寸法誤差や壁の
厚さの違いなどによって天井材と壁面とが出合う部分の
隙間が大小異なっても、そのコ字状収納部の奥行きの分
だけ、その隙間の大小の相違を吸収できる。上半ケース
部材の基部側下部に垂設された被挾持片に、下半ケース
部材の基部側上部に設けられた狭着部を下方から狭着さ
せるようにすれば、上半ケースに下半ケースを簡単に取
り付けて天井材の端縁部を容易に収納できるようにする
こともできる。上半ケース部材の基部側外側部に壁面ク
ロス収納部を設けておけば、該壁面クロス収納部と壁面
との間に壁面クロス縁収容空間が画成され、該壁面クロ
ス収容空間中に壁面クロスの端縁部を収納して隠すこと
ができる。
縁受に取り付けられる上半ケース部材と、該上半ケース
部材の下部に取り付けられる下半ケース部材とで画成さ
れるコ字状収納部中に天井材の端縁部が収納されるよう
になっているので、建物躯体の施工時の寸法誤差や壁の
厚さの違いなどによって天井材と壁面とが出合う部分の
隙間が大小異なっても、そのコ字状収納部の奥行きの分
だけ、その隙間の大小の相違を吸収できる。上半ケース
部材の基部側下部に垂設された被挾持片に、下半ケース
部材の基部側上部に設けられた狭着部を下方から狭着さ
せるようにすれば、上半ケースに下半ケースを簡単に取
り付けて天井材の端縁部を容易に収納できるようにする
こともできる。上半ケース部材の基部側外側部に壁面ク
ロス収納部を設けておけば、該壁面クロス収納部と壁面
との間に壁面クロス縁収容空間が画成され、該壁面クロ
ス収容空間中に壁面クロスの端縁部を収納して隠すこと
ができる。
【0006】
【実施例】図1〜図3にはこの発明の実施例を示す。こ
れらのうち、図1はこの発明の実施例に係る回り縁が建
物の天井材と壁との接合隙間の小さい部分に設置された
天井廻りの部分縦断側面図、図2は上半ケース部材の壁
面クロス収納部と壁面との間に画成された壁面クロス収
納部への壁面クロス端縁部の収納説明図としての上半ケ
ース部材と壁との部分縦断側面図、廻り縁が建物の天井
材と壁との接合隙間の小さい部分に設置された天井廻り
の部分縦断側面図である。
れらのうち、図1はこの発明の実施例に係る回り縁が建
物の天井材と壁との接合隙間の小さい部分に設置された
天井廻りの部分縦断側面図、図2は上半ケース部材の壁
面クロス収納部と壁面との間に画成された壁面クロス収
納部への壁面クロス端縁部の収納説明図としての上半ケ
ース部材と壁との部分縦断側面図、廻り縁が建物の天井
材と壁との接合隙間の小さい部分に設置された天井廻り
の部分縦断側面図である。
【0007】この実施例に係る回り縁10は、図1に示
すように、建物の天井材回りの壁1の内側面1a(壁
面)に沿って配設された回り縁受2に取り付けられてそ
の内向きのコ字状収納部130中に天井材3の端縁部を
収納して隠すとともに、前記天井材3の端縁部と前記壁
面1aとの隙間を見切らせるものとして構成されてい
る。そして、この回り縁10は、前記回り縁受2に取り
付けられて前記コ字状収納部の上半部を形成する上半ケ
ース部材110と、該上半ケース部材110の基部側下
部に取り付けられて前記コ字状収納部の下半部を形成す
る下半ケース部材120とから構成されている。
すように、建物の天井材回りの壁1の内側面1a(壁
面)に沿って配設された回り縁受2に取り付けられてそ
の内向きのコ字状収納部130中に天井材3の端縁部を
収納して隠すとともに、前記天井材3の端縁部と前記壁
面1aとの隙間を見切らせるものとして構成されてい
る。そして、この回り縁10は、前記回り縁受2に取り
付けられて前記コ字状収納部の上半部を形成する上半ケ
ース部材110と、該上半ケース部材110の基部側下
部に取り付けられて前記コ字状収納部の下半部を形成す
る下半ケース部材120とから構成されている。
【0008】それら構成各部について詳しく説明する
と、前記壁1は肉厚が大きく形成され、その分、その内
側面1aが室内側に入り込んでいる。この壁1の上部
(天井回り)の壁面1aに沿って前記回り縁受2が取り
付けられている。この回り縁受2は例えば長尺の木製の
角材により作られていて、前記壁面1aに釘(図示省
略)などによって取り付けられている。
と、前記壁1は肉厚が大きく形成され、その分、その内
側面1aが室内側に入り込んでいる。この壁1の上部
(天井回り)の壁面1aに沿って前記回り縁受2が取り
付けられている。この回り縁受2は例えば長尺の木製の
角材により作られていて、前記壁面1aに釘(図示省
略)などによって取り付けられている。
【0009】前記上半ケース部材110は前記コ字状収
納部130の上壁部を構成する上板部111と同奥壁部
(基部)を構成する奥板部112と該奥板部112の外
側部に突出して設けられたスペーサ部113とから紙面
に垂直方向に延びる長尺物として構成されている。そし
て、前記奥板部112の下部には、前記被挾持部を構成
する被挾持片114が垂直下向きに延設されている。こ
の被挾持片114の両面には波状の凹凸が形成されてい
る。また、前記スペーサ部113の外側部には前記壁面
1aとの間に壁面クロス収納空間を画成する壁面クロス
収納部115が設けられ、前記壁面クロス収納空間中に
壁面クロス5の端縁部が収納されるようになっている。
納部130の上壁部を構成する上板部111と同奥壁部
(基部)を構成する奥板部112と該奥板部112の外
側部に突出して設けられたスペーサ部113とから紙面
に垂直方向に延びる長尺物として構成されている。そし
て、前記奥板部112の下部には、前記被挾持部を構成
する被挾持片114が垂直下向きに延設されている。こ
の被挾持片114の両面には波状の凹凸が形成されてい
る。また、前記スペーサ部113の外側部には前記壁面
1aとの間に壁面クロス収納空間を画成する壁面クロス
収納部115が設けられ、前記壁面クロス収納空間中に
壁面クロス5の端縁部が収納されるようになっている。
【0010】この上半ケース部材110は金属又は樹脂
などによって作られている。一方、前記下半ケース部材
120は前記コ字状収納部130の下壁部を構成する下
板部121と同奥壁部を構成する奥板部122と該奥板
部122の外側に前記被挾持片114の厚みよりやや小
さいスペースを隔てて垂直上向きに形成された挾持片1
23とから紙面に垂直方向に延びる長尺物として構成さ
れている。そして、前記奥板部122と挾持片123と
で前記被挾持片114に狭着される挾持部11が構成さ
れ、該挾持部11内の前記奥板部122および挾持片1
23の内壁面には前記被挾持片114の凹凸と相補的に
噛合う波形凹凸部が形成されている。また、前記下板部
121の先端部には天井材を支持する支持部121aが
上向きに設けられている。
などによって作られている。一方、前記下半ケース部材
120は前記コ字状収納部130の下壁部を構成する下
板部121と同奥壁部を構成する奥板部122と該奥板
部122の外側に前記被挾持片114の厚みよりやや小
さいスペースを隔てて垂直上向きに形成された挾持片1
23とから紙面に垂直方向に延びる長尺物として構成さ
れている。そして、前記奥板部122と挾持片123と
で前記被挾持片114に狭着される挾持部11が構成さ
れ、該挾持部11内の前記奥板部122および挾持片1
23の内壁面には前記被挾持片114の凹凸と相補的に
噛合う波形凹凸部が形成されている。また、前記下板部
121の先端部には天井材を支持する支持部121aが
上向きに設けられている。
【0011】この下半ケース部材120は、前記上半ケ
ース部材110と同様、金属又は樹脂などによって作ら
れている。前記天井材3は例えば矩形に組まれた補強枠
31の下側に石膏ボードなどが取り付けられて構成され
ている。
ース部材110と同様、金属又は樹脂などによって作ら
れている。前記天井材3は例えば矩形に組まれた補強枠
31の下側に石膏ボードなどが取り付けられて構成され
ている。
【0012】前記壁面クロス5は壁面1aに貼着されて
壁面1aの装飾を行うもので、布、紙、グラスウール又
は樹脂等により作られている。天井回りおよび回り縁1
0等は上記のように構成されていて、天井材回り縁10
が次のようにして配設されている。即ち、先ず、天井材
回りの壁1の内側面1a(壁面)に沿って配設された回
り縁受2の下側面に、回り縁10の上半ケース部材11
0を、そのスペーサ部113側端部が壁面1aに接する
配置にして取り付ける。その取付は、例えば、上半部材
110の上板部111を釘又はビス等により回り縁受2
に止着することによって行う。
壁面1aの装飾を行うもので、布、紙、グラスウール又
は樹脂等により作られている。天井回りおよび回り縁1
0等は上記のように構成されていて、天井材回り縁10
が次のようにして配設されている。即ち、先ず、天井材
回りの壁1の内側面1a(壁面)に沿って配設された回
り縁受2の下側面に、回り縁10の上半ケース部材11
0を、そのスペーサ部113側端部が壁面1aに接する
配置にして取り付ける。その取付は、例えば、上半部材
110の上板部111を釘又はビス等により回り縁受2
に止着することによって行う。
【0013】その後、天井材3を、その端縁部が前記上
半ケース部材110の上半コ字状収納部中に納められた
状態に配設する。この状態で、この天井材3の端縁部を
釘35又はビス等によって前記回り縁受2に止着させて
もよい。そして、その後、回り縁10の下半ケース部材
120を、図1に示すように、その挾持部11を上半ケ
ース部材110の被挾持片114に狭着させることによ
って、上半ケース部材110に取り付ける。
半ケース部材110の上半コ字状収納部中に納められた
状態に配設する。この状態で、この天井材3の端縁部を
釘35又はビス等によって前記回り縁受2に止着させて
もよい。そして、その後、回り縁10の下半ケース部材
120を、図1に示すように、その挾持部11を上半ケ
ース部材110の被挾持片114に狭着させることによ
って、上半ケース部材110に取り付ける。
【0014】この下半ケース部材120の取付によっ
て、前記天井材3の端縁部が、上半ケース部材110と
下半ケース部材120とで画成されるコ字状収納部13
0中に収納されることとなる。このように、上半ケース
部材110と下半ケース部材120とで画成されるコ字
状収納部130中に天井材3の端縁部が収納されるよう
になっているので、そのコ字状収納部の奥行きを深く作
っておけば、建物躯体の施工時の寸法誤差や壁1の厚さ
が大きくなることによって天井材3と壁面1aとが出合
う部分の隙間が小さくなっても、そのコ字状収納部の奥
行きスペースによって、その天井材3の端縁部の飲み込
むことができる。
て、前記天井材3の端縁部が、上半ケース部材110と
下半ケース部材120とで画成されるコ字状収納部13
0中に収納されることとなる。このように、上半ケース
部材110と下半ケース部材120とで画成されるコ字
状収納部130中に天井材3の端縁部が収納されるよう
になっているので、そのコ字状収納部の奥行きを深く作
っておけば、建物躯体の施工時の寸法誤差や壁1の厚さ
が大きくなることによって天井材3と壁面1aとが出合
う部分の隙間が小さくなっても、そのコ字状収納部の奥
行きスペースによって、その天井材3の端縁部の飲み込
むことができる。
【0015】しかる後、壁面クロス5を壁面1aに貼っ
て、その上端縁部を、図2に示すようにヘラ8などによ
り、前記クロス収納部115と壁面1aとで画成される
収納空間中に押し込むことによって収納させる。この収
納によって、壁面クロス5の上端縁が隠される。
て、その上端縁部を、図2に示すようにヘラ8などによ
り、前記クロス収納部115と壁面1aとで画成される
収納空間中に押し込むことによって収納させる。この収
納によって、壁面クロス5の上端縁が隠される。
【0016】なお、図2に示すように、クロス収納部1
15の入口部に、軟質弾性覆い片116を一体に設けて
おけば、その壁面クロス5の上端縁が収納された収納空
間を塞ぐことができ、より効果的である。
15の入口部に、軟質弾性覆い片116を一体に設けて
おけば、その壁面クロス5の上端縁が収納された収納空
間を塞ぐことができ、より効果的である。
【0017】壁1の厚みが小さくなって天井材3と壁面
1aとの接合隙間が大きくなった天井回りに前記回り縁
10を設置する場合には、壁面1aに例えば合板等から
なる界壁パッキン4を介して回り縁受2を配設する。そ
して、この回り縁受2の下側部に上記と同様にして回り
縁10の上半ケース部材110を取り付ける。
1aとの接合隙間が大きくなった天井回りに前記回り縁
10を設置する場合には、壁面1aに例えば合板等から
なる界壁パッキン4を介して回り縁受2を配設する。そ
して、この回り縁受2の下側部に上記と同様にして回り
縁10の上半ケース部材110を取り付ける。
【0018】その後、天井材3の端縁部が前記上半ケー
ス部材110の上半コ字状収納部中に納められた状態に
する。この場合、天井材3の端縁部の上半コ字状収納部
中への収納量が少ないので、その端縁部を釘35又はビ
ス等によって回り縁受2に止着させるとよい。
ス部材110の上半コ字状収納部中に納められた状態に
する。この場合、天井材3の端縁部の上半コ字状収納部
中への収納量が少ないので、その端縁部を釘35又はビ
ス等によって回り縁受2に止着させるとよい。
【0019】そして、その後、回り縁10の下半ケース
部材120を、上記と同様にして、上半ケース部材11
0に取り付ける。この下半ケース部材120の取付によ
って、前記天井材3の端縁部が、上半ケース部材110
と下半ケース部材120とで画成されるコ字状収納部中
に収納されることとなる。
部材120を、上記と同様にして、上半ケース部材11
0に取り付ける。この下半ケース部材120の取付によ
って、前記天井材3の端縁部が、上半ケース部材110
と下半ケース部材120とで画成されるコ字状収納部中
に収納されることとなる。
【0020】このように、上半ケース部材110と下半
ケース部材120とで画成されるコ字状収納部130中
に天井材3の端縁部が図1におけると同様収納される
が、図3に示す場合は図1に示した場合に比べて壁1の
厚みが大きいために、その分、天井材3と壁面1aとの
接合隙間が大きいので、コ字状収納部130中に収納さ
れる天井材3の端縁部の部分が少なくなる。このため、
回り縁受2と壁面1aとの間に壁面パッキン4を介在さ
せることにより、回り縁受2を上半ケース部材110の
上板部111の先端部より突出させてその突出部分に天
井材3の端縁部を釘35又はビス等によって止着し易く
してある。
ケース部材120とで画成されるコ字状収納部130中
に天井材3の端縁部が図1におけると同様収納される
が、図3に示す場合は図1に示した場合に比べて壁1の
厚みが大きいために、その分、天井材3と壁面1aとの
接合隙間が大きいので、コ字状収納部130中に収納さ
れる天井材3の端縁部の部分が少なくなる。このため、
回り縁受2と壁面1aとの間に壁面パッキン4を介在さ
せることにより、回り縁受2を上半ケース部材110の
上板部111の先端部より突出させてその突出部分に天
井材3の端縁部を釘35又はビス等によって止着し易く
してある。
【0021】この実施例に係る回り縁10によれば、天
井回りの壁面1aに沿って配設された回り縁受2に取り
付けられる上半ケース部材110と、該上半ケース部材
110の下部に取り付けられる下半ケース部材120と
で画成されるコ字状収納部130中に天井材3の端縁部
が収納されるようになっているので、建物躯体の施工時
の寸法誤差や壁1の厚さの違いなどによって天井材3と
壁面1aとが接する部分の隙間が大小異なっても、その
コ字状収納部130の奥行きの分だけ、その隙間の大小
の相違を吸収できることとなり、天井材と壁面とが接す
る部分の種々な隙間の大きさに対応し得る回り縁とな
る。
井回りの壁面1aに沿って配設された回り縁受2に取り
付けられる上半ケース部材110と、該上半ケース部材
110の下部に取り付けられる下半ケース部材120と
で画成されるコ字状収納部130中に天井材3の端縁部
が収納されるようになっているので、建物躯体の施工時
の寸法誤差や壁1の厚さの違いなどによって天井材3と
壁面1aとが接する部分の隙間が大小異なっても、その
コ字状収納部130の奥行きの分だけ、その隙間の大小
の相違を吸収できることとなり、天井材と壁面とが接す
る部分の種々な隙間の大きさに対応し得る回り縁とな
る。
【0022】また、上半ケース部材110の基部側下部
に垂設された被挾持片114に、下半ケース部材120
の基部側上部に設けられた狭着部11を下方から狭着さ
せるだけで、上半ケース110に下半ケース120を簡
単に取り付けて天井材3の端縁部を容易に収納すること
ができる。
に垂設された被挾持片114に、下半ケース部材120
の基部側上部に設けられた狭着部11を下方から狭着さ
せるだけで、上半ケース110に下半ケース120を簡
単に取り付けて天井材3の端縁部を容易に収納すること
ができる。
【0023】また、上半ケース部材110の基部側外側
部に設けられた壁面クロス収納部115と壁面1aとの
間に画成される壁面クロス縁収容空間中に壁面クロス5
の端縁部を収納して隠すことができる。
部に設けられた壁面クロス収納部115と壁面1aとの
間に画成される壁面クロス縁収容空間中に壁面クロス5
の端縁部を収納して隠すことができる。
【0024】なお、前記回り縁10を構成する上半ケー
ス部材110および下半ケース部材120の形状は上記
のものに限定せず、上半ケース部材110はコ字状収納
部130の上半部を、下半ケース部材120はコ字状収
納部130の下半部を、それぞれ画成し得る形状であれ
ば如何なる形状にしてもよい。
ス部材110および下半ケース部材120の形状は上記
のものに限定せず、上半ケース部材110はコ字状収納
部130の上半部を、下半ケース部材120はコ字状収
納部130の下半部を、それぞれ画成し得る形状であれ
ば如何なる形状にしてもよい。
【0025】また、上記実施例では、下半ケース部材1
20の下板部121の長さを上半ケース部材110の上
板部111の長さより大きくしてその下板部121で天
井板3の端縁部を覆い易くしたが、必ずしもそのように
する必要はなく、その長さは自由に設計変更してよい。
20の下板部121の長さを上半ケース部材110の上
板部111の長さより大きくしてその下板部121で天
井板3の端縁部を覆い易くしたが、必ずしもそのように
する必要はなく、その長さは自由に設計変更してよい。
【0026】また、上半ケース部材110の下半ケース
部材120への取付けは、上半ケース部材110に設け
られた被挾持片114に、下半ケース部材120に設け
られた挾持部11を狭着させることによって、行った例
を示したが、ビス止めに変更する等、どのような取付形
式に設計変更してもよい。
部材120への取付けは、上半ケース部材110に設け
られた被挾持片114に、下半ケース部材120に設け
られた挾持部11を狭着させることによって、行った例
を示したが、ビス止めに変更する等、どのような取付形
式に設計変更してもよい。
【0027】また、下半ケース部材120の先端の支持
部121aの形状はどのような形状にしてもよいし、必
ずしも設ける必要はない。また、前記スペーサ部110
および壁面クロス収納部115は必ずしも設けなくても
よい。この場合には、上半ケース部材110を壁面1a
側近傍に取り付けるようにすればよい。
部121aの形状はどのような形状にしてもよいし、必
ずしも設ける必要はない。また、前記スペーサ部110
および壁面クロス収納部115は必ずしも設けなくても
よい。この場合には、上半ケース部材110を壁面1a
側近傍に取り付けるようにすればよい。
【0028】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、建物の天
井廻りの壁面に沿って配設された回り縁受に取り付けら
れる上半ケース部材と、該上半ケース部材の下部に取り
付けられる下半ケース部材とで画成されるコ字状収納部
中に天井材の端縁部が収納されるようになっているの
で、建物躯体の施工時の寸法誤差や壁の厚さの違いなど
によって天井材と壁面とが出合う部分の隙間が大小異な
っても、そのコ字状収納部の奥行きの分だけ、その隙間
の大小の相違を吸収できる。
井廻りの壁面に沿って配設された回り縁受に取り付けら
れる上半ケース部材と、該上半ケース部材の下部に取り
付けられる下半ケース部材とで画成されるコ字状収納部
中に天井材の端縁部が収納されるようになっているの
で、建物躯体の施工時の寸法誤差や壁の厚さの違いなど
によって天井材と壁面とが出合う部分の隙間が大小異な
っても、そのコ字状収納部の奥行きの分だけ、その隙間
の大小の相違を吸収できる。
【0029】請求項2記載の発明によれば、上半ケース
部材の基部側下部に垂設された被挾持片に、下半ケース
部材の基部側上部に設けられた狭着部を下方から狭着さ
せるだけで、上半ケースに下半ケースを簡単に取り付け
て天井材の端縁部を容易に収納することができる。
部材の基部側下部に垂設された被挾持片に、下半ケース
部材の基部側上部に設けられた狭着部を下方から狭着さ
せるだけで、上半ケースに下半ケースを簡単に取り付け
て天井材の端縁部を容易に収納することができる。
【0030】請求項3記載の発明によれば、上半ケース
部材の基部側外側部に設けられた壁面クロス収納部と壁
面との間に画成される壁面クロス縁収容空間中に壁面ク
ロスの端縁部を収納して隠すことができる。
部材の基部側外側部に設けられた壁面クロス収納部と壁
面との間に画成される壁面クロス縁収容空間中に壁面ク
ロスの端縁部を収納して隠すことができる。
【図1】回り縁が建物の天井と壁との接合隙間の小さい
部分に設置された天井回りの部分縦断側面図である。
部分に設置された天井回りの部分縦断側面図である。
【図2】上半ケース部材の壁面クロス収納部と壁面との
間に画成された壁面クロス収納部への壁面クロス端縁部
の収納説明図としての上半ケース部材と壁との部分縦断
側面図である。
間に画成された壁面クロス収納部への壁面クロス端縁部
の収納説明図としての上半ケース部材と壁との部分縦断
側面図である。
【図3】回り縁が建物の天井材と壁との接合隙間の小さ
い部分に設置された天井回りの部分縦断側面図である。
い部分に設置された天井回りの部分縦断側面図である。
1 壁 1a 壁面 2 回り縁受 3 天井材 5 壁面クロス 11 挾持部 110 上半ケース部 114 被挾持片 115 壁面クロス収納部 120 下半ケース部材 130 コ字状収納部
Claims (3)
- 【請求項1】 建物の天井回りの壁面に沿って配設され
た回り縁受に取り付けられてコ字状収納部中に天井材の
端縁部を収納して隠すとともに前記天井材の端縁部と前
記壁面との隙間を見切らせる天井材回り縁であって、該
天井材回り縁は前記回り縁受に取り付けられて前記コ字
状収納部の上半部を形成する上半ケース部材と、該上半
ケース部材の基部側の下部に取り付けられて前記コ字状
収納部の下半部を形成する下半ケース部材とから構成さ
れていることを特徴とする天井材回り縁。 - 【請求項2】 上記上半ケース部材の基部側下部に被挾
持片が垂設される一方、前記下半ケース部材の基部側上
部に上向きの挾持部が設けられ、該挾持部を前記被挾持
片に狭着させることによって、前記下半ケース部材が前
記上半ケース部材に取り付けられていることを特徴とす
る請求項1記載の天井材回り縁。 - 【請求項3】 前記上半固定部材の基部側外側部に、前
記壁面に貼着される壁面クロスの上縁部を収納させる壁
面クロス縁収納空間を前記壁面との間に画成する壁面ク
ロス縁収納部が設けられていることを特徴とする請求項
1又は請求項2記載の天井材回り縁。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3230891A JP2517807B2 (ja) | 1991-08-19 | 1991-08-19 | 天井材回り縁 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3230891A JP2517807B2 (ja) | 1991-08-19 | 1991-08-19 | 天井材回り縁 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0552030A true JPH0552030A (ja) | 1993-03-02 |
JP2517807B2 JP2517807B2 (ja) | 1996-07-24 |
Family
ID=16914924
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3230891A Expired - Lifetime JP2517807B2 (ja) | 1991-08-19 | 1991-08-19 | 天井材回り縁 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2517807B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013076270A (ja) * | 2011-09-30 | 2013-04-25 | Nihon Kagaku Sangyo Co Ltd | 室内の見切り材 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59113125A (ja) * | 1982-12-20 | 1984-06-29 | Sumitomo Metal Ind Ltd | 鋼線の連続球状化処理方法 |
JPS6026016A (ja) * | 1983-07-21 | 1985-02-08 | Japan Synthetic Rubber Co Ltd | ブロツク共重合体組成物及びその製法 |
-
1991
- 1991-08-19 JP JP3230891A patent/JP2517807B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59113125A (ja) * | 1982-12-20 | 1984-06-29 | Sumitomo Metal Ind Ltd | 鋼線の連続球状化処理方法 |
JPS6026016A (ja) * | 1983-07-21 | 1985-02-08 | Japan Synthetic Rubber Co Ltd | ブロツク共重合体組成物及びその製法 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013076270A (ja) * | 2011-09-30 | 2013-04-25 | Nihon Kagaku Sangyo Co Ltd | 室内の見切り材 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2517807B2 (ja) | 1996-07-24 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH0552030A (ja) | 天井材回り縁 | |
JP2010232916A (ja) | 内装パネル装置 | |
JP3199676B2 (ja) | 透光性プレートの取付構造 | |
JP4267120B2 (ja) | 鏡押さえ部材構造 | |
JP3497999B2 (ja) | ガラス板取付装置 | |
JPH10212871A (ja) | ガラス板の取付構造 | |
JP3010302U (ja) | ディスプレイ装置のパネルの取付具 | |
JPH02647Y2 (ja) | ||
JPH10292741A (ja) | ガラスの固定構造 | |
JP3293036B2 (ja) | ティッシュペーパー箱ホルダー | |
JPH019284Y2 (ja) | ||
JPS6229278Y2 (ja) | ||
JPS5814729Y2 (ja) | 枠材固定装置 | |
JP2000170367A (ja) | 天井構造 | |
JPS6333426Y2 (ja) | ||
JP3657092B2 (ja) | 換気扇のウェザーカバー取付方法 | |
JP3011258U (ja) | 建物内装用壁構造体 | |
JPH08131285A (ja) | 取付収納棚の棚板の受け部構造 | |
JP2001104060A (ja) | 配線カバー | |
JP2000152861A (ja) | 鏡の固定構造 | |
JPH045608Y2 (ja) | ||
RU2113158C1 (ru) | Крепление плоского изображения в раме | |
JPS6337897Y2 (ja) | ||
JP3008801U (ja) | Cd・md・fd等ディスプレイ用ホルダー | |
JPH06146566A (ja) | 天井廻し縁の取付構造 |