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JPH05509134A - 平坦な縦方向糸を備えた製紙用基布 - Google Patents

平坦な縦方向糸を備えた製紙用基布

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JPH05509134A
JPH05509134A JP3506605A JP50660591A JPH05509134A JP H05509134 A JPH05509134 A JP H05509134A JP 3506605 A JP3506605 A JP 3506605A JP 50660591 A JP50660591 A JP 50660591A JP H05509134 A JPH05509134 A JP H05509134A
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base fabric
yarns
cmd
papermaking
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JP3506605A
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リー、ヘンリー・ジェイ
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アステン・インコーポレーテッド
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 平坦な縦方向糸を備えた製紙用基布 本発明は、製紙用基布に関し、特に、平坦な単繊維糸で構成された基布に関する 。
発明の背景 製紙装置は、一般的に、形成、圧縮及び乾燥の3つの部分で構成されている。製 紙用基布は、薄紙が製造されるように、連続した薄紙を製紙設備を介して搬送す るために適用されている。製紙用基布に対して要求され且つ好良な特徴は、夫々 の基布が利用される装置の特徴部分に対応して異なる。
合成糸の開発に対応して、適合された単繊維糸が、製紙用基布の構成に用いられ ている。例えば、米国特許第4,290.209号には、平坦な単繊維の縦糸で 織り込まれた基布が開示され、また、米国特許第4,755,420号には、製 紙用基布が平坦な単繊維糸で螺旋状に形成されているような、非織込構造が開示 されている。
従来、異なる結果となるように適用された種々の織り方が知られている。例えば 、米国特許第4,438,788号には、浮き糸が、基布の頂部面及び底部面の 両方の上に形成されるように、平坦な単繊維の縦方向糸システムに対して織込ま れた3層の交叉した縦方向糸を有する乾燥器用基布が開示されている。かかる浮 き糸は、基布用の平滑面に供給されている。
透過性は、製紙用基布の設計において重要な基準となる。
特に、最近の乾燥設備において高速度で運転するために形成された基布に関して は、乾燥器用基布に対して比較的低い透過性が要求されている。
米国特許第4,290,209号には、基布の透過性を減少させるように、互い に連続して織り込まれた平坦な単繊維の縦糸の使用例が開示されている。しかし ながら、平坦な縦糸が互いに連続的に織り込まれていても、基布の透過性を減少 させるための付加的手段として、例えば詰込み糸が必要となる。その特許につい て指摘されるように、ふわふわしてかさばった詰込み糸の使用を避けて、基布が 異質物又は保持水を捕らえることができる透過性を減少させることが要求されて いる。
米国特許第4,290,209及び米国特許第4,755゜420には、基布の 構造上の織り方を規定する縦方向の縦糸の縦横比(断面の幅と高さの比)につい ての実用的な制限が言及されている。これら特許において最も実用的な縦横比は 、3対1であるが、2対1よりも小さいことが好ましい。
本発明の譲受人に譲渡された米国特許第4,621,663号には、製紙乾燥器 用基布の面を規定するように、高い縦横比の糸を利用する一つの試みが示されて いる。その発明に開示されているように、編み込まれた基布は、高い縦横比の菌 糸を支持するために提供されている。編み込まれた基布は、発明に開示された基 布に関して、通常の球状糸で構成され且つ構造上支持され且つ安定して提供され ている。
米国特許第4,815,499号には、基布の形成において、平坦な糸を用いた ものが開示されている。この発明には、−ζ 結束糸によって共に結合された上部基布及び下部基布で構成された混成の基布が 開示されている。上部及び下部基布において、平坦な縦方向糸用に適用された縦 横比は、3対1よりも十分下回っている。
その使用において、製紙用基布は、無端状ベルトとして形成されている。織り込 み技術は、最初に、基布を無端状に織り込むのに適用されている。しかしながら 、取り付は上の固有の難点のみならず無端状織り込み基布の全体の大きさについ て実質的な制限がある。更に、製紙用設備は、無端状基布の取り付けを許容する ように設計するとは限らない。
平坦に織り込まれた基布は、製紙用設備に対する基布の取り付は中、共に縫い合 わされる対向端を有して供給される場合がある。基布の一端は、通常、製紙用設 備によって規定された屈曲通路に通され、その対向端に接合され、連続ベルトを 構成する。
従来、種々の縫合技術が知られている。一般的な縫合方法は、基布の各端上の縦 方向糸を一連の環状に構成するものである。次に、環状基布端は、夫々、基布取 り付けの間、互いに噛み合わされ、端部を共に固定するように軸針が挿入される 経路を構成する。
例えば、米国特許第4,026,331号;第4,438゜789号;第4.4 69.142号;第4.846,231号;第4,824,525号;第4,8 83,096号には、縦方向糸が環状端を構成するように適用された種々のビン 縫合が開示されている。しかしながら、これら発明において、縦方向糸は、基布 端から突出し、それ自身に隣接した基布の後方に織り込まれている。従って、環 状糸は、本質的に、ひねり又はねじりモーメントの要因を備えており、且つ、基 布の平面に対して全く垂直にならない。かかる問題は、米国特許第4,883, 096号に明確に説明されている。
ねじリモーメンI−及び/又はひねりのない縦方向縫合環状糸を備えた製紙用基 布を提供することが望まれている。
発明の概要及び目的 本発明は、基布の透過性を制御するように積層された平坦な単繊維の縦方向糸シ ステム(以下、MDと称する)を備えた製紙用基布を提供することにある。また 、本発明の織り方は、構造上の織り込み構成と1.て、高い縦横比の使用が適用 されている。MD糸システムは、垂直に積層された上部及び下部糸で構成されて いる。好ましくは、上部MD糸は、基布土面で浮き糸を規定し、且つ、上部MD 糸は、夫々、下部MD糸に対して垂直に積層されて対を構成している。下部MD 糸は、上部MD糸の逆像に基づいて、基布の底面上に浮き糸を提供するように織 り込まれ、あるいは、基布の底面上に異なる面を提供するように、異なる反復に 基づいて織り込まれ得る。
少なくとも上部MD糸は、基布の透過性を減少させ且つrνID糸の積層対を縦 方向に整合して固定させるように、互いに接触して織り込まれた平坦な単繊維で ある。好まし7い実施例においで、同一形式で同一サイズの糸は、縦方向糸シス テムに亘って使用されており、その頂部及び底部MD糸は、双方とも、隣接した 頂部及び底部MD糸に対して隣接して織り込まれている。積層され隣接して織り 込まれた縦方向システムは、安定して供給され、且つ、MD糸を比較的高い縦横 比、即ち、断面の幅と高さの比が3対1以上にさせる。なお、縦横比は、約2対 1から6対1の範囲が好ましい。更に、縦方向糸は、基布の対向端で、垂直に縫 合された一連の環状糸を規定する。下部MD糸の端部は移転され、上部MD糸は それらの後方にくくられ、そして、整合された下部MD糸の端部によって空けら れた間隔に基づいて、基布端内に再び織り込まれる。上部MD糸の縮りが、上部 MD糸が後方織りされる下部MD糸の織込み様式間隔に対応するように、下部M D糸は、上部MD糸の逆像に基づいて織り込まれる。これは縫合せの強度を向上 させる。
非環状の上部MD糸は、夫々の下部MD糸を整合することによって空けられた間 隔内に後方織りされることが好ましい。
縦方向に積層されたMD糸対の整合や管状端の垂直方向への整合を固定するよう に、少なくとも上部MD糸は、互いに隣接して織込まれることが好ましい。好ま しい実施例において、同種類の材料で同一の幾何学的形状及び大きさの糸が、縦 方向糸システムを介して適用され、頂部及び底部MD糸は、双方とも、夫々頂部 及び底部MD糸に対して隣接して織込まれている。
本発明の目的は、織込まれた平坦な縦方向糸ど共に制御される透過性を有する製 紙用基布を提供することにある。
現在の好ましい実施例の詳細な説明 図1,2.及び3aを参照すると、加工横断方向(以下、CMDと記す)糸11 ,12.13の上層、中間層、及び下層を備えている製紙乾燥基布10が示され ており、CMD糸1.1. 12. 13の夫々は選択された繰り返しの模様( パターン)で連続して編まれた加工方向(以下、MDと記す)糸14乃至19の 組織に織り混ぜられている。MD糸組織は、CMD糸11.12に織り混ぜられ た上側のMD糸14,16.18と、CMD糸12.13に織り混ぜられた下側 のMD糸15.17.19と、を備えている。
上側のMD糸14,16.18は、基布10中に落とされて中間層の1つのCM D糸12の下側と1つのCMD糸11の下側とで内部綾替り(ナックル)に織ら れた後に基布10の表面へと上昇して糸の連続を繰り返す上層の2つのCMD糸 1糸上1上られられることにより、基布10の上面上で浮糸を規定している。上 側のMD糸14,16.18の上層のCMD糸1糸上1F糸は食い違わされるこ とにより、上層及び中間層の全てのCMD糸1.1..1.2が織物組織中に保 持される。
当業者により認められる如く、図1,2.及び3aに関して開示された織物模様 は、綾織模様を有した織物の上面となる。図1,2.及び3a中に表された2つ の浮糸織物模様は好ましい実施例であるが、当業者にとっては、浮糸の長さや、 繰り返し、における〜ID糸の数や、MD糸の順序を好みに応じて選択すること によって他の模様や綾織りや非綾織りを作り出すことが出来る。
図2及び3a中に最も良く示されている如く、下側のMD糸15.17.19は 上側のMD糸14,16.18の直下で垂直に積層された関係に織られている。
下側の糸は対応する上側の糸の反転した像に織られる。下側の個々のMD糸15 .17.19は、下層の2つのCMD糸13の下に浮き、織物中で1つのCMD 糸13の上に上昇し、そして中間層の1つのCMD糸12の回りに綾替り(ナッ クル)を形成し、その後に糸は織物の下表面に戻り下層の次の2つのCMD糸1 3の下におけるその浮きの繰り返しを連続させる。
積層された糸の個々の対に関しては、1つのMD糸により中間層のCMD糸12 の回りに形成された内部綾替り(ナックル)が他のMD糸の浮糸により隠される 。例えば、図1及び3aにおいて下側のMD糸15は、MD糸14がCMD糸1 ]上にその浮糸を織っている間に、CMD糸1糸上2上替り(ナックル)を織る よう描かれており、これによって下側のMD糸15の内部綾替り(ナックル)を 隠している。同様に図1及び図3aに関して、上側のMD糸18は、下側のCM D糸13の下に浮くことにより下側のMD糸19によりそれか隠されている間に 、CM D糸12の下に内部綾替り(ナックル)を織るよう描かれている。
上側のMD糸14.16.18は相互に隣接して織られている。これはそれらの 夫々の平行加工方向配列を維持し、浸透性を減少させる。加工方向紙のこのよう に接近した織りは米国特許第4.290.209号に説明されている如く当該技 術分野では100%縦糸充填として知られている。そこに教えられ(そして、こ こに使用され)でいる如く、1−っの織物における実際の縦糸打込数は単一層に おいて略80%乃至略125%の間で変化させることが出来、常に100%縦糸 充填が考えれている。
MD糸14.16.及び18の詰め込みはまたMD糸15゜:i、7.19をM  D糸14.16.18の下のそれらの積層位置へと強制させるように19、て いる。MD糸15,17.及び゛(9はMD糸14.16.及び]8と寸法が同 じであることが好まシ、7<、その結果としてこれらは100%縦糸充填に織1 ′−れる。これは好まし2い実施例の織物全体がMD糸の200%縦糸充填を有 する結果となる。
下側のMD糸15.17.19もまた100%絣糸充填に織られることが好まし いので、これらは同様にして下側のMD糸15.17.19に関する上側のMD 糸14,16,133の積層関係を維持させる効果を持つ。従って、個々のMD 糸の対14及び15.16及び17.18及び1つは2重に所定の位置に固定さ れ、この結果として織物の安定性が強化される。
米国特許第4.290.209号中に明らかなように、機械方向に平坦な糸は丸 い糸に比べ機械方向横断糸の回りにより緊密に接触して織られることが認識され ている。とはいうものの、織物全体の安定を確保する為には3:1の縦横(アス ペクト)比がこのように織られた糸の為の実際上の限度であると見られている。
この積層されたMD糸組織は織物の安定性及び機械方向強度を確保し、浸透性を より効果的に制御する為に2:1乃至6:1の範囲であることが好ましい増大さ れた縦横比による糸の使用を可能としている。
MD糸の高い縦横比は減少された浸透性となる。高い縦横比の糸は、3:1より も小さな縦横比及び同じ横断面積を有した従来の平坦な糸よりも幅が広く、そし てより薄い。等しい横断面積は比較対象の糸が実質的に同じ線強度を有している ことを意味する。高い縦横比の糸のより大きな幅は従来の糸に比べて織物の幅に おける織目の減少をもたらし、その結果として織物中で流体が流れることが出来 る開口がより少なくなる。高い縦横比の糸の相対的な薄さは機械方向横断糸に対 する平坦なMD糸のより効果な載置、即ち支持、を可能とし、これが機械方向糸 と機械方向横断糸との間の交差の寸法を減少させる。
例えば、図3bには、]、5単位の横断面積幅と1重位の横断面積高さとを有し た、即ち縦横比が1.5+1である、平坦な機械方向縦糸の単一層組織に織られ た織物が示されている。このような織物は、幅が2倍、即ち3単位、で高さが半 分、即ち0. 5単位、であるMD糸による現在の2重に積層されたMD糸組織 を有する織物により置き換られることが出来る。このようなMD糸は、図3aに 示されている如く、6:1の4倍大きい縦横比を有している。
より薄くより幅が広いMD糸はより効果的に浸透性を制御するとともに、織物の 幅におけるMD糸の横断面積が同じままなので織物の機械方向強度は本質的に変 化しないままとなる。図3a及び3bに示された上述1.た例の為に、従来の単 −MD糸組織織物は9平方単位、即ち6×(1単位×1.5単位)、の横断面積 を有した織物幅の9単位上に6つの従味の連続した平坦縦糸を有している。連続 し積層されたMD糸として織られたより薄くより幅広い高い縦横比の糸は9単位 の織物幅の上に3つの積層されたMD糸対を有する織物を規定している。従って このような織物はまた、9単位の織物幅の上に9平方単位、即ち(3X (0, 5単位×3単位))+(3X (0,5単位×3単位))、の横断面積を有して いる。
−例においては、図1,2.及び3に従って織物が織られ、ここにおいてCM  D糸11. 1.2. 13は直径0.6mmのポリエステル単繊維糸であり、 1、i 2mmの幅と002mmの高さとを有した平坦なポリエステル単繊維糸 である〜ID糸と織り混ぜられている。従−ンて、平坦なMD糸の縦横比は5. 6+1である。この織物は、40PLI (poundsper 1inear  1nchiニ一次インチ当たりのポンド数)の織機引張力と1層(3層)当た りの1インチ当たり12.5本のCMD横糸とにより1インチ当たり48本の縦 糸端で織られている。
この織物は、ポリエステル単繊維糸の為に従来知られて(・る範囲内の温度、引 張力、及び時間の条件に従い従来のヒートセット装置中でヒートセットされてい る。例えば、従来のポリエステル織物は、華氏360度乃至華氏380度の温度 、6乃至15PLI (pounds per 1inearinchi +− 次インチ当たりのポンド数)の引張力、そして3乃至4分の時間のパラメータの 範囲内でヒートセットされる。とはいうものの、これらの安定した構造のお陰で 、この発明の織物はヒートセットパラメータにおける変動に対してより大きな許 容度を有している。この織物は、米国試験及び材料協会のASTM D−168 2−64規格により測定された6000PSI (pounds per 5q areinchi :平方インチ当たりのポンド数)の縦糸モジュラスを示して いた。この織物はヒートセット中に長さにおいて0.2%以下で引っ張られた。
この結果、この発明の教えに従った織物の製造は従来の織物に比べて非常に高い 信頼性で所望の寸法特性を達成させる。ヒートセットされた後の織物は1層当た りの1インチ当たり12.5本のCMD糸を有しており、ここにおいては上側及 び下側の両方のMD糸に対して106%の縦糸充填がなされていて織物の為の実 際の縦糸充填は21,2%となっている。仕上げられた織物は、ASTM D− 737−75規格により測定されたどころによると83CFMの透過性を有して いる。
図4aに示された如く、織物10か織られた時、CMD糸1.1. 12. 1 3の3つの層は圧縮されることになる。MD糸の比較的薄い寸法に沿ったこの圧 縮は、織物の厚さを減少させる。従って、織物の全体の厚さは比較的低く維持さ れ、積層されたMD糸対なしで織られている従来の織物に比へて非常に大きくは ない。上述した例では、完成された織物の厚さは0.050インチであった。
もしも上側のMD糸141,16.]−8または下側のMD糸全ての第3の上側 のMD糸はループを規定し、複数のループの配列が織物の個々の端上に作り出さ れる。その縫い目は、ループの対向している配列と相互に編まれ、そして相互に 編まれたループの間にビントル(pfntle)糸を挿入することにより組み立 てられる。
好ましくは、ループ形成糸14の全ては織物中に略同じ距離織り戻され通常の使 用中にループが引き離されることを防止するよう十分な強さを創出する。非ルー プ形成糸16.]8は、使用時にこれらの糸には同等負荷がかからないので幾分 短い距離織り戻されることが好ま1.い。例えば、上側のMD糸糸引4略3イン チ織り戻され、MD糸16は略2インチ織り戻され、そしてMD糸18は略1イ ンチ織り戻される。
下側層の個々の糸15. 17.19はこれらのMD糸対糸]4、、L6.18 の個々の裏織りを補足するよう調整される。
図53及び図5bは、夫々従来の縫目ループ50とこれに比較されるこの発明の 直交縫目ループLとを図示している。
従来のループ形成技術においては、MD糸51はそれ自身の近傍で織物中に織り 戻され、これによってひいてはループ構造50に捻り及び/またはトルクが与え られる。この発明では、MD糸はそれ自身の直下でループにされ、そして縫目ル ープに捻りまたはトルクを与えるようなどのような側方片寄りも持たない。
図6.7.及び8を参照すると、この発明の教えに従った織物20の第2の好ま しい実施例が示されている。製紙用基布20は、選択された繰り返し模様に織ら れた積層MD糸22〜25の組織に織り混ぜられた単一層のCMD糸21a。
2 l bを備えている。そのMDD組織は上側のMD糸22゜24を備えてい て、上側のMD糸22.24は次の1本のCMD糸21aの下にナックル(kn uckle)を形成するよう3本のCVD糸の上に織られ、そしてその後に次の 3本のCVD糸の上に浮き上がるよう戻されことの繰り返しを連続することによ り、織物20の上面上に浮糸を規定する。
下側のMD糸23.25は、夫々の上側のMD糸22,24の直下で垂直に積層 された関係に織られている。下側のMD糸はそれらの夫々の上側のMD糸の反転 した像に織られる。
個々の下側のMD糸23.25は3つのCVD糸の下に浮かび、ナックル(kn uckle)を形成している次の1本のCMD糸21aの回りで上方に織られ、 そしてその後は次の3本のCVD糸の下に浮かぶことの繰り返しを連続する。
図6及び8に関して見ることが出来るように、形成されたナックル(knuck le)は上側のMD糸22.24により規定された浮糸により夫々隠される。同 様にして、上側のM D糸22.24により形成されたナックル(knuckl e)は下側のMD糸23.25の浮糸により夫々隠される。
図8中に示されているナックル領域の近傍の織物の高さは、図7に示されている 非ナックル(knuck 1 e)CMD糸21bにおける織物の高さよりも幾 分か大きくなる傾向を持っている。とはいうものの、回りにナックル(knuc kle)が形成されているCMD糸21aはけん縮されて、図8に示されている 如き領域中の織物の高さを減少させる。さらに、わずかに大きな直径のCVD糸 が図7に示されているCMD糸21bとして使用されていることが好ましく、M D糸によりナックルとして回りに織られておらず織物高さにおけるどのような異 なりも除去している。大きな方のCMD糸21bの直径は、小さな方のCMD糸 21aの直径dにMD糸の厚さtを加えた値に等しいことが好ましい。
1つの例では、織物は図6乃至図9に従って織られており、ここにおいてCMD 糸21a、21bは夫々が直径0. 6mm及び0.8mmのポリエステル単繊 維糸であり、1.12m m (7) 幅と0.2mmの高さとを有した平坦な ポリエステル単繊維糸であるMD糸22〜25と織り混ぜられている。従って、 平坦なMD糸の縦横比は、5.6+1である。織物は40PLI (pound s per 1inear 1nchiニ一次インチ当たりのポンド数)の織機 引張力と1インチ当たり合計20本のCMD横糸とを伴って1インチ当たり合計 48本の縦糸端で織られている。最終的な織物における浸透性は90CFMに平 均化されている。
もう1つの例では、織物は図6,7.及び8に従って織られており、ここにおい てCMD糸21a、21bは夫々が直径0.7mmのポリエステル単繊維糸であ り、1.12mmの幅と0.2mmの高さとを有した平坦なポリエステル単繊維 糸であるMD糸22〜25と織り混ぜられている。従って、平坦なMD糸の縦横 比は、5.6:1である。織物は1インチ当たり22本のCMD横糸で織られて いる。織物は従来の方法を使用してヒートセットされている。この織物は600 PSIのモジュラス(modulus)を示している。この織物はヒートセット の間に長さにおいて0.2%以下で引っ張られる。
最終的に織物は、上側及び下側MD糸の両者に関して106%のMDD糸充填を 伴った1インチ当たり22本のCVD糸を持ち、その結果として織物の為には2 12%の実際の縦糸充填となる。最終的な織物は、0.048インチの高さと6 0CFMの空気浸透性とを有する。
図9に最も良く示されている如く、高い縦横比の糸22〜24は織物構造におい て効果的にCMD糸21aを締め付けている。この締め付は効果は接触角eの値 と接触締め付は面積の項で計量化出来、CBSは以下のようである。
CBS−yrd (07360度)W ここで、dはCVD糸の直径、 eはMD糸とCVD糸との間の接触がなされている弧度、 WはMD糸の幅、 πは定数piである。
MD糸22〜25がCMD糸21aと接触している弧度は織りの中のCVD糸の 隙間に従属している。上述した例の為に、0.6mm及び0.8mmの直径のC VD糸が交互ニ0゜2mmの厚さのMD糸とともに採用されており、上記弧度は CMD糸の横糸本数を1インチ当たり14本から最大1インチ当たり28.22 本まで変化させることにより60度と]80度の間の好まl−い範囲に維持する ことが出来る。
横糸本数が1インチ当たり20本である好まし7い実施例では、接触弧度eは略 101度である。これは織物中の各ナックル(knuckle)において締め付 は接触領域を略0゜79平方mmとする。
高い縦横比の糸、即ち少な(とも3:1の幅:厚さ比を有した糸、を出願人が使 用することにより、CMD糸21aに対する平坦なMD糸の締め付は接触の増加 がもたらされる。
これは、接触締め付は領域の為の計MCBAをMD糸の厚さの項目で規定出来る よう変更することにより比較的例示される。
MD糸幅Wが縦横比と掛は算されたMD糸の厚さtと等しいので、t3:1より も大きな縦横比を有する糸の為にはW>3tである。従って、高い縦横比のMD 糸を使用しているこの発明の技術に従って形成された織物は、MD糸によってC BA>、vd (e/360度)3tの如<CMD糸の締め付けを強化している 。
図10において最も良く示されている如く、縫目ループは上側のMD糸22によ り形成されている。個々の下側のMD糸23は織物端から選択された距離刈り込 まれていて、上側のMD糸22は刈り込まれている下側のMD糸23により開け られた空間中に織り戻されている。
上側のMD糸24は、刈り込まれている下側のMD糸25により開けられた空間 中に同様に織り戻されている。とはいうものの、上側のMD糸24は末端のCM D糸21bに対して織り戻されている。
図11に示されている如く、縫目ループの列は織物の反対側の端27.28の夫 々の上に形成される。織物が製紙機械上に設置された時、MD糸22により形成 された個々の端ループは相互に編まれ、そしてビントル(pintle)30が これらの中に挿入されて、相互に編まれているループの列を相互に固定する。
縫目ループLは自身の直下に戻し織りされているMD糸22により形成されてい るので、何等の側方ひねりまたはトルクもループ上に付加されずループは織物の 平面に対1.て直交している。これは、織物の対向している端27.28のルー プの列の相互の編みを容易にしている。直交ループは、図10に示されている如 <、MD糸22.24は1. OO%縦糸充填であり隣接したループはループM D糸22と同じ幅の個々のMD糸により分離される場合に特に好まし、い。縫目 ループ上の側方トルクまたは捩じりは、特に1つの織物端のループ間のループ受 入れ隙間が反対側の織物端上のループと実質的に同じ幅である場合、縫目工程を より難しくしている。
図6〜図11中に描かれている織物に関しては、ループ形成MD糸22は略2イ ンチ織り戻されることが好ましく、非ループ形成MD糸24は1インチ織り戻さ れることが好ま17い。
図12を参照すると、第3の実施例の製紙用基布30が示されている。基布30 は、所定の繰り返し模様で平坦な単繊維糸の積層された対に織り混ぜられたCM D糸31の単一層を備えている。より詳細には、上側のMD糸32と下側のMD 糸33とを備え積層されたMD糸のたた1つの対が示されている。上側のMD糸 は2つのCM D糸31上に浮糸を織り、次のCMD糸3】の下に単一のナック ルを形成し、その後はこれを繰り返す。同様に、下側のMD糸は2つのCMD糸 31の下に織られている上側のMD糸の反転された像に織られ、次のCMD糸3 1の上にナックルを形成し、そして次に織物の底表面へと戻されることが繰り返 される。上側および下側MD糸の両者の繰り返しは3つのCMD糸31に関係し ているので、全部で3一つの異なった積層されている糸の対はMD糸組織の織り 模様を備えている。
織物は図12に従って織られており、ここではCMD糸31が直径0.7mmの ポリエステル単繊維糸であり、1.12mmの幅と0.2mmの高さとを有した 平坦なポリエステル単繊維糸であるMD糸と織り混ぜられる。従って、平坦なM D糸の縦横比は5.6:1である。この織物は、60PLIの織機引張力と1、 インチ当たり18本のCMD糸の下で1インチ当たり48本の縦糸端に織られる 。織物は従来の方法を使用してヒートセットされている。織物は6000PS  Iのモジュラス(modulus)を示している。この織物はヒートセットの間 に長さにおいて0.2%以下で引っ張られる。最終的に織物は、上側及び下側M D糸の両者に関して106%のMD縦糸充填を伴った1インチ当たり18本のC MD糸を持ち、その結果とし2て織物の為には212%の実際の縦糸充填となる 。最終的な織物は、0.046インチの高さと66 CF Mの空気浸透性とを 有する。
図13を参照すると、第4の実施例の製紙用基布40が示されている。基布40 は、所定の繰り返し模様で平坦な単繊維糸の積層された対に織り混ぜられたCM D糸41,42゜43の上層、中間層、そして下層を備えている。より詳細には 、上側のMD糸44と下側のMD糸45とを備え積層されたMD糸のただ1つの 対が示されている。上側のMD糸は上層の2つのCMD糸4糸上1上糸を織り、 次の糸41−及び中間層の糸42の下に浮糸を織って単一のナックルを形成し、 次のCMD糸41の下に浮糸を織り、そしてその後は上面に上昇して繰り返しを 連続する。同様に、下側のMD糸は下層の2つのCLiD糸43糸上3織られて いる上側のMD糸の反転された像に織られ、次のCMD糸4糸長3中間層の糸4 2の上にナックルを形成し、次に織物の底面に戻されて繰り返えされる。上側お よび下側MD糸の両者の繰り返1−が4つの上側および下側MD糸4]、、42 に関係しているので、全部で4つの異なった積層されている糸の対はMD糸組織 の織り模様を備えている。
織物は図13に従って織られていて、ここでは上層及び下層のCMD糸41.4 3はナイロンで覆われた直径0.62mmのマルチフィラメントポリエステル糸 であり、中間層のCMD糸42は直径0.5mmのポリエステル単繊維糸である 。中間層のCMD糸42は0.60mmの幅と0.38mmの高さとを有した平 坦なポリエステル単繊維糸であるMD糸22〜25と織り混ぜられている。従っ て、平坦なMD糸の縦横比は1.58:1である。この織物は、40PLIの織 機引張力と1層1インチ当たり15本のCMD糸の下で1インチ当たり96本の 縦糸端で織られる。この織物は従来の方法を使用してヒートセットされている。
最終的に織物は、上側及び下側MD糸の両者に関して113%のMD縦糸充填を 伴った1層1インチ当たり15本のCMD糸を持ち、その結果として織物の為に は226%の実際の縦糸充填となる。
最終的な織物は、0.075インチの高さと60CFMの空気浸透性とを有する 。
図14.15及び16は、この発明の第5.第6及び第7実施例を示している。
図14は織物の両側上の比較的長い浮き糸の組織(weave)を示しており: 図15は積層された対のMD糸の組織(weave)が織物の両反対側上にどの ようにして長さの異なった浮糸を規定することが出来るかを示しており;そして 図16は積層された対のMD糸の組織(weave)が織物の1つの側にMDナ ックル(knuckle)を有した織物を構成するのにどのように使用出来るか を示している。
乾燥織物の表面を支配している比較的長い浮糸は織物の紙搬送側及び機械側の両 方の為に便利である。紙搬送側では、長い浮糸が紙とのより大きな接触面積を創 出し熱伝達を増大させている。機械側では、長い浮糸が増大された支持表面と接 触面積とを創出しておリバウンドとフラッタとを減少させている。積層された対 のMD糸組織(weav6)は、異なった表面を織物の上側及び底側上に規定す るのを許容するのに便利である。従って、この発明の教えに従って形成された織 物は、例えば汚泥の乾燥の如き他の工業上の目的の為にも使用出来る。
図14に関しては、3つの層の糸51.52.そして53の夫々を備えた織物5 0が示されている。この構成においては、例えば上層の糸54及び下層の糸55 により形成された対の如きMD糸対が織物の上面及び底面の両方の上に比較的長 い浮きを規定する。上側の糸54は上層の5本のCMD糸51の上に織られ、織 物中に落とされて中間層の1本のCMD糸52の下にナックル(knuckle )を形成し、上層の次の糸51の下に織られ、そしてその後はこれを繰り返す。
下側のMD糸55は下層の5本のCMD糸53の下で反転された像に織られ、次 のCMD糸53の上で織物中に上昇されて中間層の1本のCMD糸52の上にナ ックル(knuckle)を織り、その後は織物の底面に落とされてこれを繰り 返すよう連続される。
このような構造においては、積層されたMD糸の6対が織物の繰り返しにおいて 使用されており、所定の順序で順次織られてMD糸の浮糸により支配される織物 の表面上の所望の模様を創出する。
図15に示されている実施例は織物60を描いており、この織物60ではMD糸 が織物の上面上では5つの浮糸繰り返しに織られ、織物の底面上では2つの浮糸 繰り返しに織られる対とを有している織物80が描かれている。上側のMD糸8 2は、3本のCMD糸81に関して発生している繰り返しを伴ってCMD糸81 の上に2つの浮糸を織っている。下側のMD糸83は、6本のCMD糸81の繰 り返しを伴ってCMD糸81の下方に5つの浮糸を織っている。従って、織物8 0においては、3つである上側のMD糸の繰り返しが6つである下側のMD糸の 繰り返しの2倍である。
この発明の対にされ積層されている組織(weave)構造を採用している種々 の他の組織(weave)模様をこの発明の範囲内で構成する事ができる。例え ば、幾つかの適用においては、MD糸表面を6本またはそれ以上のCMD糸の上 に浮かばせることが好まし、いかもしれない。このような織物はこの発明の教え に従って容易に構成される。
(Q束社町) FIG、5b 要約寄 製紙用基布は、基布の透過性を制御する平坦な単繊維の縦方向糸(以下、MD糸 と称する)のシステムを有する。本発明の織り方は、構造上織込まれた構成とし て、高い縦横比の糸を適用するために提供されている。MD糸システムは、垂直 に積層された上部及び下部糸を備えている。上部MD糸は、基布の上部面上に浮 き糸を規定し、上部MD糸は、夫々、下部MD糸に関して垂直に積層された方向 に、対を成している。
基布の透過性が減少し且つ積層した対のMD糸の縦方向についての整合が固定す るように、少なくとも上部MD糸は、互いに隣接して織り込まれた平坦な単繊維 糸である。積層され、隣接して織り込まれた縦方向システムは、安定性を備え、 MD糸は、3対1以上の比較的高い縦横比、即ち断面幅と高さの比を有すること かできる。所定の平坦なMD糸から環状に構成された基布用継目は、製紙におい て使用される間常時基布を伝えられる。
□1 補正書の翻訳文提出書(特許法第184条の7第1項)平成4年12月7日−

Claims (94)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.少なくともCMD糸の上部及び下部層を包含するCM心糸システムと、 所定の反復様式に基づいて、前記CMD糸に対して織り込去れる平坦な単繊維の MD糸システムと、を備えており、前記MD糸は、垂直に整合して積層された対 の上部及び下部糸を有しており、且つ、少なくとも前記上部MD糸は、100% 縦糸横糸である製紙用基布。
  2. 2.前記上部MDの浮き糸によって基布の上面が占有されるように、前記上部M D糸は、所定数の前記上部層CMD糸をおおって、浮き糸に対して織り込まれて いる請求の範囲第1項に記載の製紙用基布。
  3. 3.前記MD糸対の夫々の上部MD糸の逆像の反復に基づいて、前記下部MD糸 は、前基CMD糸に対して織り込まれ、基布の底面は、前記MD糸の浮き糸によ って占有されている請求の範囲第2項に記載の製紙用基布。
  4. 4.前記CMD糸システムは、CMD糸の中間層を備えており、前記MD糸は、 隠れた内部関節と共に前記中間層のCMD糸に対して織り込まれている請求の範 囲第3項に記載の製紙用基布。
  5. 5.少なくとも前記上部MD糸は、その縦横比が少なくとも3対1である請求の 範囲第4項に記載の製紙用基布。
  6. 6.前記下部MD糸は、100%縦糸横糸である請求の範囲第4項に記載の製紙 用基布。
  7. 7.前記MD糸は、全て、その縦横比が少なくとも3対1であって、且つ、全体 で少なくとも200%の縦糸横糸である請求の範囲第4項に記載の製紙用基布。
  8. 8.前記基布は、全て単繊維糸で構成されている請求の範囲第4項に記載の製紙 用基布。
  9. 9.前記CMD糸システムは、CMD糸の中間層を包含しており、前記MD糸は 、隠れた内部関節と共に前記中間層のCMD糸に対して織り込まれている請求の 範囲第1項に記載の製紙用基布。
  10. 10.前記上部MD糸は、2つの浮き糸と共に前基上部層CMD糸の3つに関し て反復されており、且つ、前基下部MD糸は、その逆に織り込まれている請求の 範囲第9項に記載の製紙用基布。
  11. 11.前記上部MD糸は、2つの浮き糸と共に前記上部層CMD糸の4つに関し て反復されており、且つ、前記下部MD糸は、その逆に織り込まれている請求の 範囲第9項に記載の製紙用基布。
  12. 12.前記上部MD糸は、Yの浮き糸と共に前記上部層CMD糸のXに関して反 復されており、Yは1以上の整数であり且つXは2Y以下の整数であって、且つ 、前記下部MD糸は、その逆に織り込まれている請求の範囲第9項に記載の製紙 用基布。
  13. 13.前記上部MD糸は、Yの浮き糸と共に前記上部層CMD糸のXに関して反 復されており、Yは1以上の整数であり且つXは2Y以下の整数であって、且つ 、前記下部MD糸は、前記下部層CMD糸のZに関して反復されており、ZはX の等倍数又はXによって均等に割り切れる数である請求の範囲第9項に記載の製 紙用基布。
  14. 14.前記下部MD糸は、Wの浮き糸と共に前記下部層CMD糸のZに関して反 復されており、Wは1以上の整数であり且つWはZの半分より少ない数である請 求の範囲第13項に記載の製紙用基布。
  15. 15.少なくとも前記上部MD糸は、その縦横比が少なくとも3対1である請求 の範囲第9項に記載の製紙用基布。
  16. 16.前記下部MD糸は、100%の縦糸横糸である請求の範囲第9項に記載の 製紙用基布。
  17. 17.前記MD糸は、全て、その縦横比が少なくとも3対1であって、且つ、そ の全体で200%の縦糸横糸である請求の範囲第9項に記載の製紙用基布。
  18. 18.前記基布は、全て単繊維糸で構成されている請求の範囲第9項に記載の製 紙用基布。
  19. 19.少なくとも前記上部MD糸は、その縦横比が少なくとも3対1である請求 の範囲第1項に記載の製紙用基布。
  20. 20.前記下部MD糸は、100%の縦糸横糸である請求の範囲第1項に記載の 製紙用基布。
  21. 21.前記MD糸は、全て、その縦横比が少なくとも3対1であって、且つ、全 体で少なくとも200%の縦糸横糸である請求の範囲第1項に記載の製紙用基布 。
  22. 22.前記基布は、全て単繊維糸で構成されている請求の範囲第1項に記載の製 紙用基布。
  23. 23.CMD糸の単一層と、 所定の反復様式に基づいて、前記CMD糸に対して織り込まれる平坦な単繊維の MD糸システムと、を備えており、前記MD糸は、垂直に整合して積層された対 の上部及び下部糸を有しており、また、少なくとも前基上部MD糸は、100% 縦糸横糸である製紙用基布。
  24. 24.前記上部MD糸の浮き糸によって基布の上面が占有されるように、前記上 部MD糸は、所定数の前記CMD糸をおおって、浮き糸に対して織り込まれてい る請求の範囲第23項に記載の製紙用基布。
  25. 25.前記MD糸は、隠れた内部関節と共に前記CMD糸に対して織り込まれて いる請求の範囲第24項に記載の製紙用基布。
  26. 26.前記上部MD糸の逆像の反復に基づいて、前記下部MD糸は、前記CMD 糸に対して織り込まれ、基布の底面は、前記MD糸の浮き糸によって占有されて いる請求の範囲第24項に記載の製紙用基布。
  27. 27.前記上部MD糸は、3つの浮き糸と共に前記上部層CMD糸の4つに関し て反復されており、且つ、前記下部MD糸は、その逆に織り込まれているている 請求の範囲第24項に記載の製紙用基布。
  28. 28.前基MD糸システムが、前記CMD糸の2つによって補償された2つの種 類のMD糸対から成り、また、互い違いのCMD糸は、関節において、前記MD 糸によって編み込まれておらず、また、関節において、前記MD糸によって編み 込まれた前記CMD糸は、前記MD糸の編み込みによって縮らされているように 、平均のとれた織込様式に基づいて、前記MD糸は、前記CMDに対して織り込 まれている請求の範囲第27項に記載の製紙用基布。
  29. 29.関節において前記MD糸によって編み込まれていない前記互い違いのCM D糸は、関節において前基MD糸によって編み込まれたCMD糸よりも拡大され ている請求の範囲第28項に記載の製紙用基布。
  30. 30.前記上部MD糸は、Yの浮き糸と共に前記CMD糸のXに関して反復され ており、Yは1以上の整数であり且つXは2Y以下の整数であって、且つ、前記 下部MD糸は、その逆に織り込まれている請求の範囲第23項に記載の製紙用基 布。
  31. 31.前記上部MD糸は、Yの浮き糸と共に前記CMD糸のXに関して反復され ており、Yは1以上の整数であり且つXは2Y以下の整数であって、且つ、前記 下部MD糸は、前記CMD糸のZに関して反復されており、ZはXの等倍数又は Xによって均等に割り切れる数である請求の範囲第23項に記載の製紙用基布。
  32. 32.前記下部MD糸は、Wの浮き糸と共に前記CMD糸のZに関して反復され ており、Wは1以上の整数であり且つWはZの半分より少ない数である請求の範 囲第31項に記載の製紙用基布。
  33. 33.少なくとも前記上部MD糸は、その縦横比が少なくとも3対1である請求 の範囲第23項に記載の製紙用基布。
  34. 34.前記下部MD糸は、100%の縦糸横糸である請求の範囲第23項に記載 の製紙用基布。
  35. 35.前記MD糸は、全て、その縦横比が少なくとも3対1であって、且つ、そ の全体で200%の縦糸横糸である請求の範囲第23項に記載の製紙用基布。
  36. 36.前記基布は、全て単繊維糸で構成されている請求の範囲第23項に記載の 製紙用基布。
  37. 37.CMD糸システムと、 所定の反復様式に基づいて、前記CMD糸に対して織り込まれる平坦な単繊維の MD糸システムと、を備えており、前記MD糸は、垂直に整合して積層された対 の上部及び下部糸を有しており、また、少なくとも前記上部MD糸は、100% 縦糸横糸である製紙用基布。
  38. 38.前記上部MD浮き糸によって基布の上面が占有されるように、前記上部M D糸は、所定数の前記CMD糸をおおって、浮き糸に対して織り込まれている請 求の範囲第37項に記載の製紙用基布。
  39. 39.前記MD糸は、隠れた関節と共に前記CMD糸に対して織り込まれている 請求の範囲第38項に記載の製紙用基布。
  40. 40.前基上部MD糸の逆像の反復に基づいて、前記下部MD糸は、前記CMD 糸に対して織り込まれ、基布の底面は、前記MD糸の浮き糸によって占有されて いる請求の範囲第38項に記載の製紙用基布。
  41. 41.前記上部MD糸は、Yの浮き糸と共に前記CMD糸のXに関して反復され ており、Yは1以上の整数であり且つXは2Y以下の整数であって、且つ、前記 下部MD糸は、その逆に織り込まれている請求の範囲第37項に記載の製紙用基 布。
  42. 42.前記上部MD糸は、Yの浮き糸と共に前記CMD糸のXに関して反復され ており、Yは1以上の整数であり且つXは2Y以下の整数であって、且つ、前記 下部MD糸は、前記CMD糸のZに関して反復されており、ZはXの等倍数又は Xによって均等に割り切れる数である請求の範囲第37項に記載の製紙用基布。
  43. 43.前記下部MD糸は、Wの浮き糸と共に前記CMD糸のZに関して反復され ており、Wは1以上の整数であり且つWはZの半分より少ない数である請求の範 囲第42項に記載の製紙用基布。
  44. 44.少なくとも前記上部MD糸は、その縦横比が少なくとも3対1である請求 の範囲第37項に記載の製紙用基布。
  45. 45.前記下部MD糸は、100%の縦糸横糸である請求の範囲第37項に記載 の製紙用基布。
  46. 46.前記MD糸は、全て、その縦横比が少なくとも3対1であって、且つ、そ の全体で200%の縦糸横糸である請求の範囲第37項に記載の製紙用基布。
  47. 47.前記基布は、全て単繊維糸で構成されている請求の範囲第37項に記載の 製紙用基布。
  48. 48.CMD糸システムと、 所定の反復様式に基づいて、前記CMD糸に対して織り込まれる平坦な単繊維の MD糸システムと、を備えており、前記MD糸は、垂直に整合して積層された対 の上部及び下部糸を有しており、また、少なくとも前記上部MD糸は、100% 縦糸横糸である産業用基布。
  49. 49.CMD糸システムに対して織り込まれた厚さtの平坦なMD糸システムを 備えており、 前記所定のCMD糸に対して織り込まれているMD糸の接点緊張領域CBAが、 CBA>πd(θ/360°)3t とされる接触円弧の角度θに関係するように、前記MD糸は、θ度の接触円弧を おおった緊張接点において直径dを有する所定のCMD糸に対して織り込まれて いる製紙用基布。
  50. 50.θは少なくとも60°であって、且つ、tは略0.2mmである請求の範 囲第49に記載の製紙用基布。
  51. 51.前記基布は、全て単繊維糸で構成されている請求の範囲第49に記載の製 紙用基布。
  52. 52.θは略101°である請求の範囲第49に記載の製紙用基布。
  53. 53.基布をおおう平均透過性は、90CFMである請求の範囲第49に記載の 製紙用基布。
  54. 54.透過性の範囲は、87−93CFMである請求の範囲第53に記載の製紙 用基布。
  55. 55.CMD糸システムは、CMD糸の単一層である請求の範囲第49に記載の 製紙用基布。
  56. 56.前記MD糸は、関節と共に、前記単一CMD糸層の互い違いのCMD糸に 対してのみ織り込まれており、前記互い違いのCMD糸は、前記所定のCMD糸 である請求の範囲第55に記載の製紙用基布。
  57. 57.互い違いの任意のCMD糸の直径は、略t+dである請求の範囲第56に 記載の製紙用基布。
  58. 58.tは略0.2mm、dは略0.6mm、互い違いの任意のCMD糸の直径 は、略0.8mmで、θは略101°である請求の範囲第56に記載の製紙用基 布。
  59. 59.基布をおおう平均透過性は、90CFMである請求の範囲第58に記載の 製紙用基布。
  60. 60.透過性の範囲は、87−93CFMである請求の範囲第59に記載の製紙 用基布。
  61. 61.所定の反復様式に基づいて、構造上織込まれた構成として、平坦な単繊維 MD糸システムに対して織り込まれたCMD糸システムを備え、前記MD糸は、 その縦横比が3対1よりも大きい糸で構成されている製紙用基布。
  62. 62.前記MD糸は、垂直に整合して積層された対の上部及び下部MD糸を備え ており、且つ、少なくとも前記上部MD糸は、100%の縦糸横糸である請求の 範囲第61項に記載の製紙用基布。
  63. 63.前記CMD糸システムは、CMD糸の上部、中間及び下部層を備えており 、前記MD糸は隠れた内部関節と共に前記中間層のCMD糸に対して織り込まれ 、前記上部MD糸は、前記上部及び中間層のCMD糸に対して織り込まれ、且つ 、前記下部MD糸は、前記下部及び中間層のCMD糸に対して織り込まれている 請求の範囲第61項に記載の製紙用基布。
  64. 64.前記基布は、全て単繊維糸で構成されている請求の範囲第61項に記載の 製紙用基布。
  65. 65.前記CMD糸システムは、CMD糸の単一層を備えており、前記MD糸は 、隠れた内部関節と共に前記単一層のCMD糸に対して織り込まれている請求の 範囲第61項に記載の製紙用基布。
  66. 66.所定の反復様式に基づいて、平坦な単繊維のMD糸に対して織り込まれる CMD糸システムを備えており、前記MD糸は、垂直に整合して積層された対の 上部及び下部MD糸を有しており、且つ、少なくとも前記上部MD糸は、その縦 横比が3対1以上である製紙用基布。
  67. 67.少なくとも2つの異なる直径の糸を有する単一層のCMD糸システムと、 比較的小さい直径を有するCMD糸が、比較的大きな直径を有するCMD糸より も十分に縮らされるように、所定の反復様式に基づいて、前記CMD糸に対して 織り込まれたMD糸システムとを備えている製紙用基布。
  68. 68.前記MD糸は、垂直に整合して積層された対の上部及び下部糸を有する平 坦な単繊維糸であり、且つ、少なくとも前記上部MD糸は、100%縦糸横糸で ある請求の範囲第67項に記載の製紙用基布。
  69. 69.前記CMDの単一層において、CMD糸は、第1の比較的大きな直径と第 2の比較的小さな直径との間で、互い違いに構成されている請求の範囲第67項 に記載の製紙用基布。
  70. 70.前記MD糸は、厚さtを有する平坦な単繊維糸であり、且つ、前記第1の 直径は、前記第2の直径にtを加えた大きさに略等しい請求の範囲第69項に記 載の製紙用基布。
  71. 71.前記第1の直径は略0.8mm、前記第2の直径は略0.6mmであって 、且つ、前記MD糸は、略0.2mmの厚みを有する平坦な単繊維である請求の 範囲第69項に記載の製紙用基布。
  72. 72.互い違いのCMD糸が、前記単一CMD層において夫々隣接したCMD糸 よりも十分に縮らされるように、単一層のCMD糸は、MD糸システムに対して 織り込まれている製紙用基布。
  73. 73.前記CMD糸は、その縦横比が3対1以上を有する平坦な単繊維糸である 請求の範囲に第72項に記載の製紙用基布。
  74. 74.CMD糸システムに対して織り込まれた平坦な単繊維MD糸システムと、 前記CMD糸にくくられ且つ真下に直接織り込まれた所定のMD糸から前記基布 の各端上に構成された一連の直角環状部端と、を備えている対向端を有する製紙 用基布。
  75. 75.前記MD糸は、上部MD糸で構成された直角環状部端と共に垂直に整合さ れた対の上部及び下部MD糸を備え、且つ、下部MD糸は、夫々、基布の端部か ら所定距離だけ後方に整合されており、夫々整合された下部MD糸によって空け られた間隔に基づいて、環状のMD糸が、前記CMD糸に対して織り込まれてい る請求の範囲に第74項に記載の製紙用基布。
  76. 76.全ての直角環状部端を構成する上部MD糸は、前記CMD糸の真下に直接 織り込まれており、全ての下部MD糸は、基布の端部から所定距離だけ後方に整 合され、且つ、残存する上部MD糸は、CMD糸の真下に直接織り込まれて基布 の最端CMD糸を保持している請求の範囲に第75項に記載の製紙用基布。
  77. 77.直角環状端を構成する上部MD糸は、全て、残存する上部MD糸の後方織 りよりも大きい距離だけ後方に織り込まれて基布の端部を形成し、且つ、環状に 構成された上部MD糸と組み合わされた下部MD糸は、残存する下部MD糸より も基布の端部から比較的離れた後方に整合されている請求の範囲に第76項に記 載の製紙用基布。
  78. 78.少なくとも前記上部MD糸は、100%横糸である請求の範囲に第76項 に記載の製紙用基布。
  79. 79.前記下部MD糸は、前記MD糸対の夫々の上部MD糸の逆像に基づいて、 前記CMD糸に対して織り込まれている請求の範囲に第76項に記載の製紙用基 布。
  80. 80.基布の夫々の端部上の第2の上部MD糸は、夫々、直角環状糸である請求 の範囲に第76項に記載の製紙用基布。
  81. 81.基布の夫々の端部上の第3の上部MD糸は、夫々、直角環状糸である請求 の範囲に第76項に記載の製紙用基布。
  82. 82.少なくとも前記上部MD糸は、その縦横比が少なくとも3対1である請求 の範囲に第76項に記載の製紙用基布。
  83. 83.前記CMD糸システムは、単一層のCMD糸を備えている請求の範囲に第 76項に記載の製紙用基布。
  84. 84.単一層のCMD糸に対して織り込まれたMD糸システムと、CMD糸にく くられ且つ真下に直接織り込まれた所定のMD糸から前記基布の対向端上に構成 された一連の直角環状部端と、を備えている製紙用基布。
  85. 85.前記MD糸は、上部MD糸で構成された直角環状部端と共に垂直に整合さ れた対の上部及び下部MD糸を備え、且つ、下部MD糸は、夫々、基布の端部か ら所定距離だけ後方に整合されており、夫々整合された下部MD糸によって空け られた間隔に基づいて、環状のMD糸が、前記CMD糸に対して織り込まれてい る請求の範囲に第84項に記載の製紙用基布。
  86. 86.全ての直角環状部端を構成する上部MD糸は、前記CMD糸の真下に直接 織り込まれており、全ての下部MD糸は、基布の端部から所定距離だけ後方に整 合され、且つ、残存する上部MD糸は、CMD糸の真下に直接織り込まれて基布 の最端CMD糸を保持している請求の範囲に第85項に記載の製紙用基布。
  87. 87.直角環状端を構成する上部MD糸は、全て、残存する上部MD糸の後方織 りよりも大きい距離だけ後方に織り込まれて基布の端部を形成し、且つ、環状に 構成された上部MD糸と組み合わされた下部MD糸は、残存する下部MD糸より も基布の端部から比較的離れた後方に整合されている請求の範囲に第86項に記 載の製紙用基布。
  88. 88.少なくとも前記上部MD糸は、100%横糸である請求の範囲に第86項 に記載の製紙用基布。
  89. 89.前記下部MD糸は、前記MD糸対の夫々の上部MD糸の逆像に基づいて、 前記CMD糸に対して織り込まれている請求の範囲に第86項に記載の製紙用基 布。
  90. 90.基布の夫々の端部上の第2の上部MD糸は、夫々、直角環状糸である請求 の範囲に第86項に記載の製紙用基布。
  91. 91.基布の夫々の端部上の第3の上部MD糸は、夫々、直角環状糸である請求 の範囲に第86項に記載の製紙用基布。
  92. 92.少なくとも前記上部MD糸は、その縦横比が少なくとも3対1である請求 の範囲に第86項に記載の製紙用基布。
  93. 93.対向端を有する開口基布を規定するように、少なくともCMD糸システム に対して織り込まれた100%横糸の単繊維MD糸の一システムと、 一連の直角環状端を規定するように、前記CMD糸にくくられ且つ真下に直接織 り込まれた前記MD糸の第1対を有する夫々の対向端と、 基布における最端CMD糸を保持するように、第1対の間に配置され、前記CM D糸にくくられ且つ真下に直接織り込まれた前記MD糸の第2対を有する夫々の 対向端と、を備えている製紙用基布。
  94. 94.前記MD糸は、上部MD糸で構成された直角環状部端と共に垂直に整合さ れた対の上部及び下部MD糸を備え、且つ、下部MD糸は、夫々、基布の端部か ら所定距離だけ後方に整合されており、夫々整合された下部MD糸によって空け られた間隔に基づいて、環状のMD糸が、前記CMD糸に対して織り込まれてい る請求の範囲に第93項に記載の製紙用基布。
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