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JPH05508152A - 抗ウイルス剤としての2’,3’―ジデオキシ―4’―チオリボヌクレオシド - Google Patents

抗ウイルス剤としての2’,3’―ジデオキシ―4’―チオリボヌクレオシド

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Publication number
JPH05508152A
JPH05508152A JP91508844A JP50884491A JPH05508152A JP H05508152 A JPH05508152 A JP H05508152A JP 91508844 A JP91508844 A JP 91508844A JP 50884491 A JP50884491 A JP 50884491A JP H05508152 A JPH05508152 A JP H05508152A
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JP
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thio
compound
dideoxy
ribofuranosyl
formula
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Pending
Application number
JP91508844A
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English (en)
Inventor
モンゴメリー、ジョン、エイ.
シークリスト、ジョン、エイ.、ザ サード
Original Assignee
サザーン リサーチ インスティチュート
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Filing date
Publication date
Application filed by サザーン リサーチ インスティチュート filed Critical サザーン リサーチ インスティチュート
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 抗ウィルス剤としての 2’、3”−ジデオキシ−4゛−チオリボヌクレオシド遅出 に る 本出願は、1990年4月20日付の現在係属中の出願第071513.270 号の一部継続出願である。
主肌例背旦 1、光咀Ω肢歪公! 本発明は、2°、3′−ジデオキシ−4′−チオリボヌクレオシド及びこれらを 抗ウィルス剤、特に抗エイズ薬剤として使用することに関するものである。
2、に産肢術Ω説朋 2°、3゛−ジデオキシヌクレオシドはエイズ治療用の有効でかつ選択された薬 剤であることが知られている。一連の化合物の中で、ジデオキシシチジン、ジデ オキシイノシン及びAZT (3’−アジド−3°−デオキシチミジン)は特に 有効であることが見出されている。
しかしながら、これらの各化合物は好ましくない副作用を生ずる。
2’、3’−ジデオキシヌクレオシドのチオヌクレオシド類似体及びこれらを抗 ウィルス剤として使用することはこれまでに報告されて種々の4′−チオヌクレ オシドは文献で報告されている。例えば、ライスト(Reist)等のJ、 A m、 Chem、 Soc、、86.5658 (1964)には、L型及びD 型の4′−チオリボアデノシンについて記載されている。
4′−チオリボアデノシンの生物学的作用については ミウラ(Miura)等 のPurine and P rimidine Metabolism in  Man V パートB1(ブリナム(Plenum)出版社、1986) 6 67頁に記載されている。
リチー(Richie)等のCan、 J、 Chem、、56.794 (1 977)には、9−(3−デオキシ−4−チオ−β−り一エリスローベントフラ ノシル)アデニン(4°−チオコルジセピン)の合成が記載されている。ライス ト (Reist)等のJ、 Or 、 Chem、、33.189 (196 8)には4−チオーD−キシロース及び4〜チオ−D−アラビノースのアデニン ヌクレオシドの合成が記載されている。オトタニ(Ototani)等のJ、  Med、 Chem、、17.535 (1974)には4°−チオ−1−β− D−アラビノフラノシルシトシン及び2.2゛−アンヒドロ−4°−チオ−1− β−D−アラビノフラノシルシトシン塩酸塩の製造及び抗腫瘍活性が記載されて いる。
ツー(Fu)等のJ、 Or 、 Chem、、41.3831 (1976) には、アノマー性メチル−2−デオキシ−4−千オーD−エリスローベントフラ ノシドの製造が記載されており、これらのフラノシドが2′−デオキシ−4°− チオヌクレオシドの合成用先駆体として用いることができると示唆している。
及肌ユ概l 特定の2゛、3°−ジデオキシ−4゛−チオリボヌクレオシドが有用な抗ウィル ス活性を有することを見出した。さらに、これらの化合物はジデオキシシチジン 及びAZTと比較して細胞毒性が少ない。
従って、本発明は下記の式により表される新規な化合物に関するも式中、X=H ,N3又はFであり、 Bはピリミジン、5−アザピリミジン、6−アザピリミジン、3−デアザピリミ ジン、プリン、3−デアザプリン、7−デアザプリン、8−アザプリン及び2− アザプリン塩基よりなる群から選ばれる窒素含有複素環式塩基である。
「ピリミジン塩基Jとはこれに限定されないが、ウラシル(2,4〜ジオキソピ リミジン)、チミン(5−メチル−2,4−ジオキソピリミジン)、シトシン( 4−アミノ−2−オキソピリミジン)及び5−メチルシトシン(4−アミノ−5 −メチル−2−オキソピリミジン)、及びアルキルもしくはトリフルオロメチル 基又はハロゲンがC5複素環式炭素に付いた誘導体を含む如何なるピリミジン誘 導体をも意味する。「5−アザピリミジン塩基」とは、これらに限定されないが 、5−アザ−2,4−ジオキソピリミジン及び4−アミノ−5−アザ−2−オキ ソピリミジンを含めた、如何なる5−アザピリミジン誘導体も意味する。 [6 −アザピリミジン塩基]とは、これらに限定されないが、6−アザ−2,4−ジ オキソピリミジン、4−アミノ−6−アザ−2−オキソピリミジン、及びメチル 基又はハロゲンがC5複素環式炭素に付いている誘導体を含めた如何なる6−ア ザピリミジン誘導体も意味する。「3−デアザピリミジン塩基」とは、これらに 限定されないが、3−デアザ−2,4−ジオキソピリミジン、4−アミノ−3− デアザ−2−オキソピリミジン、及びメチル基又はハロゲンがC5複素環式炭素 に付いている誘導体を含めた如何なる3−デアザピリミジン誘導体も意味する。
「プリン塩基」とは、これらに限定されないが、アデニン(6−アミノプリン) 、グアニン(2−アミノ−6−オキソプリン)、ヒポキサンチン、2−アミノプ リン、2.6−ジアミツプリン、2−クロロ−6−アミツプン誘導体も意味する 。「3−デアザプリン塩基」とは、これらに限定されないが、6−アミノ−3− デアザプリン、3−デアザ−6−オキソプリン、及びアミノ基又はハロゲンがC 2複素環式炭素に付いている誘導体を含めた如何なる3−デアザプリン誘導体も 意味する。
「7−デアザプリン塩基」とは、これらに限定されないが、6−アミツーツーデ アザプリン、7−ジアザ−6−オキソブリン、及びアミノ基又はハロゲンがC2 複素環式炭素に付いている誘導体を含めた如何なる7−デアザプリン誘導体も意 味する。「8−アザプリン塩基」とは、これらに限定されないが、6−アミノ− 8−アザプリン、8−アザ−6−オキソプリン、及びハロゲンがC2複素環式炭 素に付いている誘導体を含めた如何なる8−アザプリン誘導体も意味する。
「2−アザプリン塩基」とは、これらに限定されないが、6−アミノ−2−アザ プリン及び2−アザ−6−オキソプリンを含めた如何なる2−アザプリン誘導体 も意味する。
本発明の別の態様は、ヒト免疫不全ウィルスに感染した人間に、治療に有効な量 の、次式 (式中、X=H,N3又はFであり、 Bはピリミジン、5−アザピリミジン、6−アザピリミジン、3−デアザピリミ ジン、プリン、3−デアザプリン、7−デアザプリン、8−アザプリン及び2− アザプリン塩基よりなる群から選ばれる窒素含有複素環式塩基である)で表され る化合物を投与するものである。
本発明の更に別の態様は、2°、3゛−ジデオキシ−4°−チオリボヌクレオシ ドの製造に有用な新規な中間体を提供することである。
泣肌例詳創μ退朋 本発明の化合物は、適当な糖を、プリン及びピリミジン塩基と、又はプリン及び ピリミジン類似体、例えば、5−アザピリミジン、6−アザピリミジン、3−デ アザピリミジン、3−デアザプリン、7−デアザプリン、8−アザプリン及び2 −アザプリンとカップリングさせることによって製造する。いくつかの合成変換 を通常の文献に記載の方法で行った。脱保護は標準的な方法で行った。特定の化 合物に対する特別な手順については、以下の実施例に示す。
1−(2−デオキシ−3−アジド−4−チオーβ−D−リボフラノシル)チミン の製造は、1−(2−デオキシ−4−チオーβ−D−リボフラノシル)チミン( 式1)がら始める。
化合物1の製造については、同様にサザーンリサーチインスティチュートに譲渡 された、同一発明者による1989年9月15日付の米国特許出願第07/40 8,040号に記載されており、この記載を参考として引用する。
製造については、次の反応式で説明され、その詳細は後記の実施例1から4に示 す。
ユ 土 2’、3’−ジデオキシー4′−チオリボヌクレオシドの製造は(S)−0−t −ブチルジフェニルシリル−5−ヒドロキシメチル旦の製造については、S、ハ ネシアン(Hanessian)及びP、J。
マージ (Murray)、Tetrahedron、 1987、す、505 5−5072に記載されており、それをここに参考として引用する。中間体であ る1−0−アセチル−5−0−t−ブチルジフェニルシリル−4−チオ−2,3 の製造については、次の反応式で表され、詳細は実施例5から8に示す。
!!L 2 以下の反応式並びに実施例9−12.24及び26に記載するように、化合物旦 を種々のプリン、ピリミジン 3−デアザプリン、7−デアザプリン、8−アザ プリン、2−アザプリン、5−アザピリミジン、6−アザピリミジン及び3−デ アザピリミジンと反応させると、化合物置ないし14及び化合物26のようなア ノマー性5’−0−t−ブチルジフェニルシリルによって保護された4−チオ− 2’、3’−ジデオキシリボヌクレオシドを得ることができる。
ム 以下の反応式並びに実施例13−23及び25に記載するように、化合物上工な いしょA及び化合物26を、例えば脱保護、アノマーの分離及びプリンの変換に よってさらに処理すると、中間体1支及び11並びに化合物上ユないし、λ支並 びに化合物27が得られる。
1g、 二 ヱし 2°、3°−ジデオキシ−リボヌクレオシドから2°、3゛−ジデオキシ−3° −アジド−リボヌクレオシド及び2°、3′−ジデオキシ−3′−フルオロ−リ ボヌクレオシドを生成する公知の方法は、2°、3°−ジデオキシ−4′−チオ −リボヌクレオシドの2“、3°−ジデオキシ−3°−アジド−4′−チオ−リ ボヌクレオシド及び2°、3°−ジデオキシ−3°−フルオロ−4′−チオ−リ ボヌクレオシドへの変換に用いることができる。
本発明の化合物は、CEM及びMT2細胞における次の標準スクリーニング分析 により、抗HIV活性について簡単にスクリーニングすることができる。
1、化合物の希釈及びプレートへの移動。試験化合物を蒸留水、DMSO,メチ ルアルコール又は他の適当な溶媒中に溶解する。最高溶解度は適当に定める。全 操作工程においてゴム手袋、実験室着及びマスクを使用して、非常に危険な薬剤 にさらされることを防ぐ。
最高の溶解度で、試験化合物を製造し、モしてスクリーニング実験室で用いるま で、−20℃で貯蔵する。各化合物の最初の希釈は溶媒の入った管で行って、最 高試験濃度の2倍の濃度にする。次に、滅菌タイター管を用いて、各化合物の一 連の1/2対数希釈を行う。
希釈を行った後、希釈化合物を96穴マイクロタイタープレートの適当な穴に加 える。12種までの希釈物を、細胞対照、ウィルス対照、毒性対照、薬剤色彩対 照、媒体対照及びプラスチック対照を含めた全ての適当な対照を有する単一プレ ート上で3組都合よく分析することができる。6種の希釈物を試験する場合には 、2種の薬剤を単一のマイクロタイタープレート上で分析することができる。試 験化合物はプレートに100マイクロリツトルの最終容量で加える。
2、細胞及びウィルス。試験化合物の希釈物を製造している間に、細胞を洗浄し 、カウントする。生存率をトリパンブルー染料による分離によってモニターし、 生存率が90%より低下した場合には分析は行わない。細胞は指数増殖期に保ち 、分析する前日に1:2に分けて確実に適切な成長速度にする。最初のスクリー ニングの場合、用いる細胞系はOEM細胞である。この細胞系はMT2細胞上で 検出される陽性の化合物全てを検出することができるが、MT2細胞で検出され ないいくつかの化合物の活性を検出することもできることが経験から分かってい る。しかしながら、両タイプの細胞系はいつでも入手しかつ用いることができ、 必要であれば、、OE M細胞に代えて又はこれに加えて用いることができる。
特に言及しない限り、媒体は10%熱不活性化ウシつ児血清(F B S)、グ ルタミン及び抗生物質を含有するフェノールレッドを含まないRPMI 164 0である。細胞は5%のCO2を含む空気の雰囲気中で37℃で成長させる。こ の試験で用いるウィルスは、次のような急性感染法によって生成したH I V −1単離IIIB及び/又はRFである:簡単に説明すると、ウィルスが培養物 中の細胞全部を殺すまで、ウィルス感染細胞を感染後3日目から始めて1日ごと にベレットにする。逆転写酵素活性及びp24 ELISAを用いて、最高量の ウィルスを含有するプールを識別する。これらの24時間採取したものをプール し、濾過し、そして−90℃で冷凍した。分析に必要なウィルスの量を測定する ため、ウィルスを分析に用いる前に、入手可能なすべての細胞系についてウィル スの力価測定(titer)を行う。
一般に、急性ウィルス法によって生成したプールは、1穴当たり1マイクロリツ トルの伝染性ウィルスを加える必要があり、0.01の感染頻度で薬剤をスクリ ーニングする。このように、十分なウィルスを生成し、冷凍して、1,000を 越えるマイクロタイタープレートを完成させ、単一スドックから2,000まで の化合物の試験を行うことができる。長期間、単一スドックのウィルスを試験に 用いることは、分析システムの反復精度にたいへん好ましい効果を及ぼした。O EM細胞のウィルス感染はバルク感染法で行う。分析を終えるのに必要な適当な 数の細胞を、1−2ミリリツトルの全容量が小さい円錐遠心管中の伝染性ウィル スと混合する。1時間培養した後、感染細胞を新鮮な組織培養基で1ミリリツト ル当たり5X10’細胞の適切な最終濃度にし、100マイクロリツトルを適当 な実験穴及びウィルス対照穴に加える。同じ濃度の非感染細胞を毒性対照用に及 び細胞対照用に平板培養する。
3、CPE抑制の評価。細胞及び試験化合物をマイクロタイタープレートに加え た後、プレートを6日間、37℃で培養する。培養時間を長< (7−8日)し たり、あるいは投入細胞数を多く (1×104)すると、細胞対照とウィルス 対照との間の結果となることが経験から分かっている。
抗ウイルス分析の評価法では、20マイクロリツトルのテトラゾリウム塩MTT を5mg/mlでプレートの各穴へ4−8時間加える。この培養期間の後、0. 0IN−HCl中の20%SDSを50μm加えることによって細胞を破壊する 。生存可能な細胞の代謝活性で着色反応生成物が生じ、これを570nmにおい てモレキュラーディバイスV maxプレートリーダーで分光光度測定する。光 学密度(0,D、)値はホルマザン生成物の量によって変わり、これ1マ生存可 能な細胞の数に比例する。プレートリーダーを、プレートデータの評価及び計算 を行うためのスクリーニング実験室のコンピューターにつなぐ。プレートからは 、そのままのO,D値、計算された平均0.D、及びウィルス性CPEを含めた 全ての関連情報、並びにTe3゜、IC5゜及び抗ウィルス及び特異性指数を含 めた計算値が得られる。最後に、結果には、非感染細胞に及ぼす化合物の作用( 毒性)及び感染細胞への化合物の保護及び非保護作用を視覚的に示すプロットを 含めることもできる。
ヒト免疫不全ウィルスに感染した人間の治療のためのここに記載した2°、3゛ −ジデオキシ−4°−チオリボヌクレオシドの適当な薬剤担体及び希釈剤及び最 適投与量及び投与法は当業者には明らかなことである。
次の実施例は、本発明の化合物の製造について説明するものである。これらの実 施例における各種化合物番号は、前記反応式の化合物を指す。これらの実施例に おいて、DASTは三フッ化ジエチルアミノサルファーであり、Dibal−H はジイソブチルアルミニウムハイドライドであり、DMAPは4−ジメチルアミ ノピリジンであり、HMDSは1,1,1,3,3.3−へキサメチルジシラザ ンであり、TMS−CIはクロロトリメチルシランであり、EtOAcは酢酸エ チルであり、THFはテトラヒドロフランであり、LAHはリチウムアルミニウ ムハイドライドであり、MeOHはメチルアルコールであり、EtOHはエチル アルコールであり、DMFはジメチルホルムアミドであり、TEABは臭化テト ラエチルアンモニウムである。
寒鳳例ユ 1−2−デオキシ−4−チオ−5−0−)リチルー −D−リボフラノシル チ ミン(2)。486.5mg (1,75mmo +)の塩化トリフェニルメチ ルを含有する20m1のピリジンに365mg (1,42mmo l)の1を 含む溶液を、100℃で攪拌しながら0.5時間加熱した。冷却した反応混合物 を細流状態で、激しく攪拌した1、5リツトルの氷水に注いだ。生成物を集め、 多量のH2Oで洗浄し、乾燥した。純白の固体をアセトン/ベンゼンから結晶化 させた;収量600mg;融点120−121℃;MS FAB501 (M+ 1)”;’HNMR(CDCl2,300 MHz)δ 1.42 (s、3H ,C−5,CH,)、2.0 (m、1. H−2°)、2.45 (m、1.  H−2°)、2.82 (brs、1.3−0H)、3 、22 (m、1.  CH2)、3.64 (m、2H,CH2,H−4’)、4.50 (brs 、1.H−3°)、6.45 (t、1. J=4 Hz。
H−1’)、7.35 (m、IIH,芳香族及びH−6)、7.45(m、5 H,芳香族)、9.2 (s、1. H−3)。
X樵透1 2.3′−アンヒドロ−2−デオキシ−4°−チオ−1−−D−リボフラノシル チミン(冬)。10m1のCH2Cl2中にλ(300mg)を加えた溶液に、 −78℃のDASTを0.1ml加え、反応混合物を徐々に室温まで温めた。反 応混合物を100m1のH2Oに注ぎ、2X50mlのCH2Cl2で抽出し、 蒸発させ乾燥し淡黄色固体235mgを得た。MS FAB 483 (M+1 )”;1HNMR(CD CI 3. 300 MHz) 61.9 (s、3 H。
C−5,CH,)、2.45 (m、1. H−2°)、2.95(m。
IH,H−2°)、3.45 (m、LH,CH2)、3.70(m。
2H,CH2及びH−4°)、5.20 (brt、IH,H−1°)、5.3 4 (brt、IH,H−3’)、6.80 (s、LH,H−6)、7.26  (m、IOH,芳香族)、7.44 (m、5H,芳香族)0寒獲男1 2゛−デオキシ−3゛−アジド−4゛−チオ−5’−04リチルーーD−リボフ ラノシルチミン(4)。20m、IのDMFに冬(200mg)を加えた溶液に 、アジ化ナトリウム(100mg)を加え、反応混合物を120℃で24時間加 熱し、室温に冷却し、100m1のH2Oに注ぎ、CH2Cl2で抽出した。溶 媒を蒸発させてシロップを得た。これについてカラムクロマトグラフィーを行な ったところ、白色非晶質固体(125mg)が得られた:MS FAB 526 (M+1)”、IHNMR(CDCl3゜300 MHz) δ 1.65 ( s、3H,C5,CH3)、2.05 (m、1. H−2’)、2.40 ( m、1. H−2°)、3.26 (m、1. H−4°)、3 、’52 ( m、2. CH2)、4,30(m、1.H−3°)、6.35 (t、1.  J=4 Hz、H−1’)、7.50 (m、16.ArH,H−6)、8.7 2 (s、1.H−3)。
夾施」A 1−2−デオキシ、3−アジド−4−チオ−−D−リボフラノ2Aa二りえ2( 5)。10m1の80%CH3CO0Hに4(50mg)を加えた溶液を60℃ で2時間加熱し、室温に冷却し、減圧下蒸発させて乾燥して固体を得た。これを 厚い調整用プレート上で精製して(CHCI3/MeOH85:15)、12m gの五を得た;融点120−121℃;MS FAB 284 (M+1)÷; ’HNMR(DMSO−d6,300 MHz) δ 1,80(s、3. C H3)、2.34 (m、1. H−2°)、2.45(m。
1、H−2’)、3.40 (m、1. H−4°)、3.65 (m、2゜C H2)、4.52 (m、1. H−3°)、5.34 (t、1.J=2゜4  Hz、0H−5’)、6.16 (t、1. J=4 Hz、H−1°)、7 .84 (s、1. H−6) 11.36 (s、1. H−3)。
大施珂下 5−t−ブチルジフェニルシリルオキシ−4−S −ヒドロキシペンタン メチ ルエステル(2)。250m1のエタノールに溶解したラクトン6 (5g、1 4.1mmo l)に、水14.5m lにNaOH(564mg、14.1m mo l)を含む溶液を加えた。反応混合物を1時間攪拌し、次いで、溶媒をト ルエンとの共沸混合物にして除去した。残留物を50m1のジメチルスルホキシ ド及び10m1のトルエンに再溶解し、硫酸ジメチル(1,6m l、17mm ol)で処理した。2時間、25℃で攪拌した後、反応混合物を200m1の氷 水に注ぎ、2X75mlのエチルエーテル及びlX50m1のトルエンで抽出し た。有機層を4X100mlの水で洗浄し、乾燥した(MgS04)。溶媒を真 空中で除去し、残留物を3=1のヘキサン/酢酸エチルを用いて40−gシリカ ゲルバッドに通して濾過した。溶媒を除去したところ、5.30g (97%) の粘性の油を得た;FAB MS 329 (m−t−ブチル)+;IHNMR (CC14) δ 7.8−7.2 (m、10.ArH)、3.7 (m、1 . H−4)、3.65 (s、3,0CH3)、36(m、1. OH)、3 .4 (m、2. CH2)、2.4 (m、2゜CH2)、1.8 (m、2 . CH2)、1.1 (s、9. t−ブチル)。
実施1 5−tニプチルジフェニルシ旦オキシ−4−ユEl二、ヨードペンタン メチル エステル1(8)。250m1のトルエンにユ(4,33g、11.2mmol )を加えた溶液に、窒素雰囲気下でトリフェニルホスフィン(5,9g、22. 4mmo I)、イミダゾール(2,3g、33.6mmol)及びヨウ素(4 ,26g。
16.8mmo +)を加えた。反応混合物を予熱した加熱マントルに入れ、1 時間還流させた。反応混合物を、200m1の飽和N a HCO3に注ぐこと によって急冷した。ヨウ素の色が有機層に残るまで、ヨウ素を添加することによ って過剰のトリフェニルホスフィンをなくした。次に、有機層を5%チオ硫酸ナ トリウム溶液(2X100ml)及び2x200mlの水で洗浄した。6:1の へキサン/酢酸エチルを用いてフラッシュクロマトグラフィーにより生成物を精 製した:収j14.75g(85%)の粘性の油;[α]D25十65° (C =1.CHCl3);FAB MS 497(M +i()◆、439(M−t −ブチル)+;1HNMR(CDCl3) 67.89 (m、4.ArH)、 7.4 (m、6゜ArH)、4.15 (m、1. H−4)、3.85 ( m、2. CH2)、3.7 (s、3. 0CH3)、2 5(m、2.CH 2)、2.25(m。
1、 H−2)、2.1 (m、1. H−2)、1.1 (s、9. t−ブ チル)。
夾施刺1 4− S −アセチルチオ−5−t−ブチルジフェニルシリルオキシ吉草 メチ ルエステル(旦)。チオ酢酸(1m l、13.2mmol)を窒素雰囲気下、 20m1のトルエンに加えた。
1、mlメタノール洗液を含有するメタノール(11m、l、11mmol)に 水酸化テトラブチルアンモニウムを含む1M溶液を、チオ酢酸溶液に加えた。メ タノールをトルエンとの共沸混合物にして除き、残留塩を30m1のトルエンに 再溶解した。20m1のトルエン洗液を含む塩溶液を、50m1のトルエンに8 (4,75g。
9.6mmol)を含む溶液に加え、窒素の下で18時間攪拌した。
溶媒を除去し、塩を沈殿させた後、粗生成物を、6:1のヘキサン/酢酸エチル を用いてフラッシュクロマトグラフィーにより精製した。収量3.47g (8 1%)の粘性の油; [αコ。”5−1.6.0”(C=0.7.CDCl、) ;FAB MS 445 (M+H1゜387(M−t−ブチル)”; IHN MR(CDCI3) 67.65(m、4.ArH)、7.4 (m、6.Ar H)、3.8 (m、1゜H−4)、3.7 (s、3. 0CH3)、3.7  (m、2. CH2)、2.35 (m、2. CH2)、23(s、3.ア セチルCH3)、2.2 (m、1. H−2)、1.9 (m、1. H−2 )、105(s、9. t−−ブチル)。
寒胤猶1 1−0−アセチル−5−0−t−ブチルジフェニルシリル−4二チオ−2,3− ジデオキシリボフラノ−2(10)。14m lの乾燥ヘキサン及び2mlのト ルエンに9 (Ig、2.25mmo l)を加えた溶液を窒素雰囲気下で一7 8℃に冷却した。Dibal−H(3,0ml、4.5mmo l)の1.5M  )ルエン溶液を2分間にわたって加え、さらに30分間攪拌を続けた。反応混 合物を1.2mlのメタノールで急冷し、25℃にした。次に、2.5mlの飽 和N a HCO3溶液、続いて1.5mlの酢酸エチルを加えた。混合物をM gSO4で乾燥した。固体を濾過により除き、酢酸エチルで洗浄した。溶媒を真 空中で除去した後、残留物を20m1のジクロロメタンに再溶解し、窒素下、− 晩中攪拌しながらDMAP (10mg)、ピリジン(0,9ml、10mmo l)及び酢酸(0,47m1゜5mmo I)で処理した。反応混合物を50m 1の水と、次いで50m1の1%N a HC03と共に振盪した。乾燥(M  g S O4)後、溶媒を真空中で除き、残留物を8=1のへキサン/酢酸エチ ルを用いてフラッシュクロマトグラフィーにより精製した:収量0.78g(8 3%)の粘性の油;FAB MS 357 (M−t−ブチル)+;IHNMR (CDCI3) δ 7.68 (m、4.ArH)、7.4 (m、6.Ar H)、6.0 (m、1.ArH)、3.75(m。
1、H−5)、3.5 (m、1. H−4)、3.5 (m、1. H−5) 、2.15 (m、2. CH2)、2.0 (2s、3.芳香族アセチル)、 1.9 (m、2. CH2)、1.05 (s、9. t−ブチル)。
寒施胴遣 9−5−〇−t−ブチルジフェニルシリルー4−チオ−2,3−ジデオキシ−D −リボフラノシル −6−クロロプリン(よユ)。
17m1のアセトニトリルに10 (0,43g、1.04mmo I)及び6 −クロoプリン(0,24g、1.56mmo I)を含む混合物を0℃に冷却 し、塩化ジエチルアルミニウム(0,59m1゜1.06mmo 1)の1.8 Mトルエン溶液を1分間にわたって加えた。0℃で5分間及び25℃で10分間 攪拌し続けた。反応混合物を、20m1のジクロロメタン及び10m1の飽和N aHCO3の混合物に注ぐことによって急冷した。有機層を乾燥(M g S  O4) L、真空中で濃縮した。残留物を9=1のへキサン/酢酸エチル、次い で4:1のへキサン/酢酸エチルでフラッシュクロマトグラフィーを行なった。
溶媒を除去して1:1 α/βアノマー混合物を得た:収量0.315g (5 9%);FAB MS 509 (M+H)”;βアノマーのIHNMR(CD CI3) δ 8.7 (s、1゜H−2)、8.45 (s、1. H−8) 、7.7 (m、4.ArH)、7.4 (m、6.ArH)、6.27 (m 、1.7’−H)、3.95(m、1. 5’−H)、3.85 (m、2.4 ’−H,5’−H)、2.45 (m、2. 2’−H’s)、2.25 (m 、1. 3°−H)、1.85 (m、1.3’−H)、1.1 (s、9.  t−ブチル)。
夾施透1ユ 9−5−0−t−ブチルジフェニルシリル−4−チオ−2,3−ジデオキシ−D −リボフラノシル −2,6−クロロプリン(旦)。
10m1のアセトニトリルに10 (0,25g、0.6mmo l)、2.6 −ジクロロプリン(0,142g、 0.75mmo l)を含む混合物を0℃ に冷却し、塩化ジエチルアルミニウム(0,345m1゜0.62mmo l) の1.8Mトルエン溶液を1分間にわたって加えた。0℃で5分間、更に25℃ で10分間攪拌し続けた。反応混合物を、20m1のジクロロメタン及び10m 1の飽和N a HCO3の混合物に注ぐことによって急冷した。有機層を乾燥 (MgS04)し、真空中で濃縮した。残留物を15=1のトルエン/酢酸エチ ルでフラッシュクロマトグラフィーを行なった。溶媒を除去して98mg(30 %)(7)12G得た。FAB MS 543(M+H)十;’HNMR(CD  CI 3) δ 8.47 (s、1. H−8)、7.7(m、4.ArH )、7.4 (m、6.ArH)、6.22 (m、1゜1’−H)、3.96  (m、1.5’−H)、3.85 (m、2゜4°−H25°−H)、2.4 5 (m、2.2’−H’s)、225(m、1. 3°−H)、1.82 ( m、1. 3°−H)、5’−0−t−ブチルジフェニルシリル−4゛−チオ− 2′、3°−ジデオキシシチジン(13)、10 (0,26g、0.63mm o l)、シトシン(0,105g50.95mmo l)及びカリウムノナフ ルオロブタンスルホネート(0,77g、2゜3mmol)の混合物を、窒素下 、12m1の乾燥アセトニトリル中に懸濁させた。HMD S(0,135m1 .0.63mmoり及びTMS−CI (0,37m1,2.9mmo l)を 注射器で次々に加え、反応混合物を25°Cで一晩中攪拌した。反応混合物を2 0m1のジクロロメタン及び15m1の飽和NaHCO3の混合物に注ぎ振盪し た。有機層を乾燥(MgSO4)L、真空中で濃縮した。アノマー混合物を、ア ンモニア雰囲気を用いた7、5%MeOH/CHCl3による分取TLCによっ て分離した:収量はβ−アノマーが78mg、 α−アノマーが117mgであ り、全体収量は195mg (66,5%):FAB MS 466 (M+H )”;α/βアノマーの’ HN M R(CDC13) δ 8.12 (d 、1.6−H)、7.7 (rn、4゜ArH)、7.4 (m、6.ArH) 、6.32 (m、1. 1°−H)、5.9−5.3 (ハンプ(hump) 、1. NH2)、5.75 (d、1゜5−H)、5.45 (d、1.5− H)、3.75 (m、3゜4°−Ho、e’s、3’−Ha、s’s)。
実り月↓ユ 5’−0−t−ブチルジフェニルシリル−4゛−チオ−3゛−デオキシチミン≧ (よA)。実施例11の手順を用いて、4゛−チオリボースよ遼(0,35g、 0.83mmo l)、チミン(0,13g。
1.05mmo l)、カリウムノナフルオロブタンスルホネート(0,875 g、2.54mmo I)、HMDS (0,175m30.83mmo l) 及びTMS−CI (0,4ml、3.2mmo 1)を処理し、分取TLC( 8:1 ジクロロメタン/アセトニトリル)によって精製して、4:3のα:β アノマー混合物として、371mg (92,5%)の14を得た;FAB M S 481 (M+H)”;IHNMR(CDC13) δ 9.65 (s、 1.NH)、7.7 (m、4.ArH)、7.4 (m、6.ArH)、6. 3(m、1. 1’ Ha、s)、3.88 (m、1. 4°−H,)、3. 82 (d、1. 5’−Hll)、3.66 (d+m、2,4° HB+5 ’−8,2)、2.4−1.85 (m、4. 2° Ho + 8 ” *3 ° H(1,It’s)、1.95 (s、3. 5β−CH5)、1.77( s、3. 56 CH3)、1.11. (s、9. β−t−ブチル)、1. 07 (s、9. a−t−ブチル)。
裏施ガユユ 9−5−0−t−ブチルジフェニルシリル−4−チオ−23ニジデオキシ−D− リボフラノシル −2−クロロ−6−アえムブy>(15)。12 (150m g)及び飽和エタノール性アンモニア(50n I)の混合物を、グラスライニ ングのステンレス鋼製加圧容器中で50℃にて48時間加熱した。反応混合物を 蒸発させて乾燥しシロップを得た。これを99=1のCHCI3−MeOHで展 開する2つの厚いシリカゲルプレート(AnaltechSGF、 1000  μm)上で精製した。生成物をC’H,CIで溶離し、蒸発させた。残渣をEt OAc−シクロヘキサンから再結晶して、純粋な−15(125mg、86%) を得た;融点123−125℃;FAB MgS24 (M十H)”、IHNM R(CDC13) δ 8.14(s。
1、H−8)、7.72 (m、4.ArH)、7.42 (m、6゜A r  H)、6.02 (brs、2.NH2)、6.16 (m、1’−H)、3. 93 (m、1. 5°−H)、3.84 (m、1.5’−H)、3.73  (m、1. 4°−H)、2.36(m、2.2’−H)、’2.18 (m、 1.3’−H)、1.90 (m、1.3’−H)、1.1 (S、9. t− ブチル)。
夾施孤11 9−5−0−t−ブチルジフェニルシリル−4−チオ−2,3〜ジデオキシ−D −リボフラノシル −2,6−ジアミツブリン(16)。
10m1の95%エタノールに12 (117,5mg、0.22mmol)及 びアジ化リチウム(54mg、1.1mmo I)を含む溶液を、2時間還流し た。溶媒を真空中で除去し、残留物をジクロロメタンと水の間で分配した。有機 層を乾燥(MgS04)し、真空中で濃縮して残留物を得て、これを15m1の エチルエーテルに再溶解した。次にエーテル溶液をLAH(0,1g、2.6m mo 1)で0.5時間、25℃にて処理した。20%の水/THFを加えて過 剰のLAHを分解し、次いでセライトを加えて濾過した。残留物をエチル/エー テルで洗浄し、濾液を濃縮して粗ジアミノ化合物を得た。生成物を95:5のク ロロホルム/メタノールを用いる分取TLCによって精製して90mg (80 %)の16を得た。
FAB MS 505(M+H)”;’HNMR(CDCI3)δ 7.83  (s、1. H−8)、7.68 (m、4.ArH)、7.42 (m、6. ArH)、6.02 (m、1. 1°−H)、5.4 (b r s、2.  NH2)、4.68 (brs、2.NH2)、3.93 (m、1.5’−H )、3.84 (m、1.5’−H)、3.72 (m、1.4’−H)、2. 35 (m、2.2’−H’s)、2.17 (m、1. 3°−H)、1.8 8 (m、1. 3°−H)、1.8 (brs、CH,OH)、1.43 ( s、CH,OH)、1.1 (s、9. t−ブチル)。
大施■11 9−4−チオ−2,3−ジデオキシ−D−リボフラノシル −2゜6−ジアミツ プリン(ヨユ)。THF (0,17mmo l)に16(50mg、0.1m mo 1)、酢酸(7μm、0.12mmol)及び0.17m lの1Mフッ 化テトラブチルアンモニウムを含む混合物を、lomlのテトラヒドロフラン中 で一夜攪拌した。2mlの水及び15m1のエチルエーテルを加え、その後5分 間攪拌した。
有機層を2mlの水で抽出し、次に合わせた水溶液を15m1のエチルエーテル で洗浄した。水性抽出物を真空中で1mlに濃縮し、4−mlのダウエックスI X4 100−200 (−30H)カラムにかけて、水で、次いで20%水性 メタノールで溶離することによってテトラブチルアンモニウム塩を除いた。溶媒 を真空中で除去し、生成物をエタノール/酢酸エチルから再結晶して、19.5 mg(54%)の↓ユを得た;融点187−90℃分解;FAB MS267  (M+H)”;IHNMR(DMSO−d6) 6 8.0(s、1.H−8) 、6.68 (br、s、2. NH2)、5.95 (m、1. 1°−H) 、5.71 (brs、2.NH2)、5.22 (m、1.5’−0H)、3 .73 (m、1. 5°−H)、3.57 (m、2.4’−H,5’−H) 、2.4 (m、1. 2°−Ho)、2.32 (m、1. 2°−H)、2 .12 (m、1. 3°−H)、1.98 (m、1. 3°−H)。
大施■11 9−4−チオ−23−ジデオキシ−D−リボフラノシル −2−クロロ−6−ア ミノプリン(ヨ溢)。5mlのTHFによ互(100mg、0.19mmoりを 含む溶液に、CH3CO0H(14μl、0.24mmo l)、及びMeOH (0,4m l、04mmol)にフッ化テトラブチルアンモニウムを含む1M 溶液を加え、次いで1時間攪拌した。1滴のピリジンを加え、次に溶媒を真空中 で蒸発させた。溶離剤として90:10のCHCl 3 M e OHを用いる 分取TLCで精製して粗生成物18を得、これをEtOHで結晶化して純粋な1 8(38mg、70%)を得た;融点125−127℃;FAB MS 286 (M+H)+;’HNMR(DMSOd6) 68.45 (s、1. H−2 )、7.80 (brs、2.NH2)、6.10 (m、1.1’−H)、5 .12 (m、1.5’−0H)、3.75 (m、1. 4°−H)、3.6 1 (m、2. 5°−H)、2.40 (m、2. 2°−Ho)、2.15  (m、1. 3°−H)、2.0 (m、1. 3’−H)。
Xに遡1ユ 4′−チオ−2°、3°−ジデオキシ−グアノシン(旦)。
20m1の0.75M TEABバッファーによユ(50mg。
0.18mmo l)を含む溶液に、6μlのアデノシンデアミナーゼを加えた 。反応混合物を12日間攪拌し、その後凍結乾燥した。
残留物を、4:1のCHCl3 MeOHによる分取TLCによって精製した。
粗生成物を熱EtOHから再結晶化して19(40mg。
80%)を得た:融点180−183℃、FAB MS 268(M+H)”; ’HNMR(DMSO−d6) δ 108(br、1.NH)、8.0 (s 、1. H−8)、6.6 (s、2゜NH2)、5.90 (m、1. ’1 °−H)、5.12 (brs、1゜5’−0H)、3.72 (m、1. 4 °−H)、3.55 (m、2゜5°−H)、2.35 (m、2. 2°−H o)、2.15 (m、1゜3°−H)、1.95 (m、1. 3°−H)。
失態jLLf1 9−4−チオ−23−ジデオキシ−D−リボフラノシル −6−りooプリン( λ麿)。3mlのTHFに11(0,315g。
0.62mmol)、酢酸(30μL O,63mmo り及びフッ化テトラブ チルアンモニウム(THF中LM、0.65m1゜0.65mmo I)を含む 溶液を、窒素の下で、10分間攪拌した。
溶媒を真空中で蒸発させ、残留物をジクロロメタン、次いで19:1のクロロホ ルム/メタノールでフラッシュクロマトグラフィーを行い、0.164g (9 8%)のアノマーを得た。アノマーを19=1のクロロホルム/メタノールで遠 心クロマトグラフィーすることによって分離した:収量はβ−アノマー10mg ;融点125−128℃; [α]Dコ5+2.5° (C=0.1゜CH30 H);FAB MS 271 (M+H)◆;1)(NMR(CDCI、) 6 9.0 (s、1. H−2)、8.8 (s、1゜H−8)、6.3 (m、 1. 5°−0H)、3.8 (m、1. 5’−H)、3.65 (m、2.  4°−H,5’−H)、2.6 (m、1. 2’−H)、2.45 (m、 1.2’−H’)、2.2 (m、1. 3°−H)、2.0 (m、1. 3 °−H)。
失施透1ユ 4−チオ−2° 3′−ジデオキシイノシン(λ1)。20m1の0.75M  TEABバッファーに20のα/βアノマ(82rn g %0.3mmo + )を含む溶液に、3μmのアデノシンデアミナーゼを加えた。反応混合物を34 時間攪拌し、その後凍結乾燥した。残留物を、1%の酢酸を含有する6:1のク ロロホルム/メタノールでの分取TLCによって精製した。粗生成物をメタノー ル/四塩化炭素から再結晶化して30.5mg (79%)のλ↓を得た;融点 195−197℃; [α] o25−13.9° (C=0.1.H2O)’ ;FAB MS 253 (M+H)+: IHNMR(D2゜)δ 8.5  (s、1. H−2)、8.2 (s、1. H−8)、6.2 (m、1.  1’−H)、3.95 (m、1.5’−H)、3.8 (m、2. 4’−H ,5°−H)、2.5 (m、2. 2°−H’s)、2.3 (m、1. 3 °−H)、1.9 (m、1. 3’−H)。
大施透)A N6−メチル−4゛−チオ−2’、3’−ジデオキシアデノシン(且)。
鋼製ホンへ中で、20 (0,132g%0.49mmo l)のアノマー混合 物を、20m1の40%メチルアミン水溶液と共に80℃にて一夜攪拌した。溶 媒を真空中で除去した後、残留物を、9:1のクロロホルム/メタノールでの分 取TL、Cによって精製して100mg(77%)のアノマー混合物を得た。ア ノマーを10%水性メタノールを用いてダウエックスIX4 (−OH)カラム によって分離して、37mgの粗製βアノマーを得て、これをヘキサン−酢酸エ チルから再結晶化し、22.5mgの純粋なβアノマーをHPLCによって得た ;融点131−134℃、FAB MS 266(、M+H)”;IHNMR( DMSO−d6) δ 8.4 (s、1゜H−2)、8.2 (s、1. H −8)、7.7 (brs、1.NH)、6.2 (m、1. 1°−H)、5 .15 (m、1. 5°−0H)、3.75 (m、1. 5°−H)、3. 6 (m、2. 4’−H,5′−H)、2.95 (s、3. CH3)、2 .4 (m、2. 4°−H’s)、2.15 (m、1. 3°−H)、2. 0 (m、1. 3°−H)。
失施週lユ 1止ゴブ≧λLJ」≦巧シコシ1fフク2(且)。
α/βアノマー20 (80mgS0.3mmol)及び50m1の飽和アンモ ニア/メタノール混合物を、80℃で3日間加熱した。
溶媒を真空中で除去し、残留物を9:1のクロロホルム/メタノールでの分取T LCにより精製して、55mg (73%)のアデノシンアノマーを得た。アノ マー混合物をイオン交換クロマトグラフィー(水で溶離)で分離して、エタノー ル/酢酸エチルから再結晶すると、過半量がβ−アノマーである7、5mgを得 た;融点179−182℃; ’HNMR(DMS Od6) δ 8.4 ( s、1゜H−2)、8.15 (s、1. H−8)、7.25 (s、2.  NH2)、6.15 (m、a、1°−H)、5.15 (brs、1,5°− 0H)、3.75 (m、1.5’−H)、3.6 (m、2. 4’−H,5 ’−H)、2.4 (m、2.2”−H’s)、2.15 (m、1. 3°− H)、2.0 (m、1. 3°−H)。
大嵐例)ユ 4゛−チオ−2゛、3°−ジデオキシシチジン(61A)。化合物1J(78m g、0.17mmo I)を4mlのテトラヒドロフランに溶解し、モしてTH F (0,2ml、0.2mmo +)中の1Mフッ化テトラブチルアンモニウ ム及び酢酸(115μm、0.2mmol)を加え、その後25℃で一晩中攪拌 した。反応混合物を10m1の水及び10m1のエチルエーテルで希釈し、その 後5分間攪拌した。
水性相を20m1のエチルエーテルで洗浄し、真空中で1mlに濃縮した。水性 残留物を、水を用いる5−m1ダウエツクス1×4(−OH)カラムで溶離して 、テトラブチルアンモニウム塩を除いた。粗生成物(33mg、87%)は再結 晶が難しく、酢酸エチル及びエチルエーテルで非晶質固体として沈殿させて、2 6.5mg(69%)のλAを得た;融点83−85℃、FAB MS 228  (M+H)+;I)(NMR(DMSO−d6) δ 8.0 (d。
1、H−6)、7.1 (b r d、Z、NH2)、6.15 (m、1゜1 °−H)、5.74 (d、1.H−5)、5.1 (brs、1,5゜−OH )、4.2 (q、EtOAc)、3.64 (m、1.5’−H)、3.5  (m、2. 4°−H,5’−H)、2.18 (m、1.2’−H)、2.0  (m、2. 2°−H,3’−H)、1.99 (s、EtOAc)、1.8 2 (m、1. 3’−H)、1.18 (t、EtOAc)。
大施透11 4゛−チオ−3°−デオキシチミジン(λ五)。3mlのテトラヒドロフランに 14 (0,136g、0.28mmo l)を含む溶液に、酢酸(17μm、 0.3mmol)及びTHF中の1Mフッ化テトラブチルアンモニウム0.3m l (0,3mmo 1)を加え、その後1時間攪拌した。1滴のトリエチルア ミンを加え、次に溶媒を真空中で除いた。残留物を、ジクロロメタンを用い、次 いで95:5のクロロホルム/メタノールを用いてフラッシュクロマトグラフィ ーを行い、定量的収量のアノマー混合物を得た。アノマーをイオン交換クロマト グラフィー(水で溶離)によって分離して、フラクション1(1:3 α/β) 、フラクション2(1:1 α/β)及びフラクション3(4:1 α/β)を 得た。フラクション1を酢酸エチル/ヘキサンから結晶化すると、3.9mgの 25(2:3 α/β)を得た。同様にフラクション2から18.6mgの25 (7:3α/β)を得た。フラクション2の母液の再結晶で更に8.8mgのλ 支(1:1 α/β)を得た;融点138−140℃;FAB MS 243  (M+H)+;iHNMR(DMSO−d6)δ 11.3 (brs、1.N H)、7.88.7.73 (2s、1゜Ha−6+ Ha−a)、6.15  (m、1. 1° Ha 、 s )、5.15゜5.0 (2m、1. 5’ −OH,2,6)、3.73 (m、0.5゜4°−Ha)、3.68 (m、 0.5. 5−Ha)、3.62−3.42 (m、1.5,4゛−H,,5° −H,,5°−Ha)、3.56(m、0.5.5’−H,)、2.3 (m、 0.5. 2−HID)、2.24−2.04 (m、2.5. 2° Ha、 B、3 ’ Ha、β)、2.04−1.8 (m、1. 3° Ho 、 s  )、1.8 (2s、3゜5a、s CH3)。
夾旅貢24 5’−0−t−ブチルジフェニルシリル−4゛−チオ−2’、3’−ジデオキシ −5−フルオロシチジン(λ6)。10 (0,35g。
0.84mmo l)、5−フルオロシトシン(0,17g。
1.32mmol)及びカリウムノナフルオロブタンスルホネート(105g、 3.11mmo ])の混合物をアルゴン下で19m1の乾燥アセトニトリル中 に懸濁させた。HMDS (0,20m1.0.95mmol)及びTMS−C I (0,51m l、 4.02mmoりを注射器で次々に加え、反応混合物 を25℃で24時間攪拌した。反応混合物を50m1のジクロロメタン及び30 m1の飽和NaHCO3の混合物に注ぎ2時間攪拌した。層を分離し、水性層を 50m1のジクロロメタンで2回抽出し、合わせた抽出物を乾燥(N a 2S  04) シ、溶媒を減圧下で除去して、0.385gの残留物を得た。粗生成 物を10%M e OH/ CHC13による分取TLCによって精製して、0 .227g (55,6%)のα−及びβ−アノマーの2=3混合物を得た:F AB MS 484(M+H)”;IHNMR(CDC13) δ 8.09  (d、0.4. 6−H。
J6.5イ=6.5Hz)、 7.99 (d、0.6. 6 H,J6.5− F=6.5Hz)、7.71−7.64 (m、4.ArH)、7.45−7. 36 (m、6.ArH)、6.24 (M、1. 1°−H)、6.00−5 .00 (b r、hump、NH2)、3.90−3.62(m、3. 4° −H及び5°−H)、2.39−2.23 (m、1゜2°−H)、2.13− 1.65 (m、3.2’及び3°−H)、1.09 (s、3.6.CH3) 、1.07 (s、5.4.CH3)。
寒族搭25 4′−チオ−2゛、3°−ジデオキシ−5−フルオロシチジン(27)。
実施例22の手順を用いて、化合物λlをTHFに溶解し、酢酸及びTHF中の 1Mテトラブチルアンモニウムで処理して、化合物スユを得る。
大施ガ26 実施例11の手順を用いて、化合物旦を次のピリミジン塩基の1つと反応させて 、相当する5°−〇−t−ブチルジフェニルシリルによって保護された4゛−チ オ−2°、3′−ジデオキシリボヌクレオシドを得る=5−エチルシトシン:5 −フルオロシトシン;5−ブロモシトシン;5−ヨードシトシン;5−クロロシ トシン;5−トリフルオロメチルシトシン;5−メチルシトシン;ウラシル;5 −フルオロウラシル;5−ブロモウラシル;5−ヨードウラシル;5−クロロウ ラシル;5−トリフルオロメチルウラシル;及び5−エチルウラシル。
失塞例1ユ 実施例22の手順を用いて、実施例26で製造した化合物を脱保護して、相当す る4゛−チオ−2゛、3°−ジデオキシリボヌクレオシドを得る。
犬上■1劃溢 2゛ 3′−ジデオキシ−4゛−チオリボヌクレオシドの HIV性 本発明の 代表的な化合物を、HIVウィルスに感染したMT−2及びCEM細胞における 抗HIV活性について試験した。その結果を2種の公知の抗HIV薬剤であるA ZT及びDDCの活性と比較した。結果は以下の表■にまとめる。
表工 AZT l1ff−20,149,3>160 >82CEM <O,Q3 > 10 >313 >93DDCMr−20,44>9.8 >25 >52CE M O,055,3120>63 何れのデータもいくっがの実験の平均値である。IC6゜は片対数曲線を当て嵌 めるための回帰分析プログラムを用いて計算したCPE (細胞変性作用)が5 0%まで抑制される最少薬剤濃度(μg/mL)である。Tc25は、細胞生活 能力が25%まで減少する最少薬剤側濃度である。SI(選択指数)はTc2. をID5oで割ることによって計算する。TAI(全体抗ウイルス指数)は細胞 毒性曲線及び抗ウイルス曲線の間の領域である。
本発明を特定の有効な具体例を参照してかなり詳しく説明したが、明細書に記載 し、かつ請求範囲で限定した本発明の範囲を逸脱することなく変更することは可 能である。
要 約 書 の化合物を提供する。式中、XはH,N、又はFであり、Bはピリミジン、5− アザピリミジン、6−アザピリミジン、3−デアザピリミジン、プリン、3−デ アザプリン、7−デアザプリン、8−アザプリン及び2−アザプリン塩基からな る群から選ばれる基である。
また、1−0−アセチル−5−0−t−ブチルジフェニルシリル−4−チオ−2 ,3−ジデオキシリボフラノースは2°、3°−ジデオキシ−4′−チオリボヌ クレオシドの製造に有用な中間体である。
国際調査報失 −一−−−句睦−a+“08 pc〒/ 1−1(Q l t 11 M−1, 。
Continuation Page、 PCT105911027:12 + 5econd 5heeセ、pag@ 111、C1assification  、、fconセ1nued 1LIS cl、: 544/ ic2.183 .211.220.244.254.265.276、277、309.311 7546/ 118゜ Il、Fields 5earched 、、、1conセ1nuedlしS  C1,: 546/11B

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 式中、X=H、N3又はFであり、 Bはピリミジン、5−アザピリミジン、6−アザピリミジン、3−デアザピリミ ジン、プリン、3−デアザブリン、7−デアザプリン、8−アザプリン及び2− アザプリン塩基よりなる群から選ばれる基である で表される抗HIV活性を有する化合物。
  2. 2.式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 式中、X=H、N3又はFであり、 Bは次のビリミジン及びプリン塩基よりなる群から選ばれる基である:ウラシル ;チミン;シトシン;5−エチルシトシン;5−メチルシトシン;5−フルオロ シトシン;5−ブロモシトシン;5−ヨードシトシン;5−クロロシトシン;5 −トリフルオロメチルシトシン;5−フルオロウラシル;5−ブロモウラシル: 5−ヨードウラシル:5−クロロウラシル;5−トリフルオロメチルウラシル; 5−エチルウラシル;アデニン;グアニン;ヒボキサンチン;2−アミノプリン ;2,6−ジアミノプリン;2−クロロ−6−アミノプリン;6−クロロプリン ;及びN6−メチルアデニン で表される抗HIV活性を有する化合物。
  3. 3.1−(2−デオキシ−3−アジド−4−チオ−β−D−リボフラノシル)チ ミンからなる請求項1に記載の化合物。
  4. 4.9−(4−チオ−2,3−ジデオキシ−D−リボフラノシル)−2,6−ジ アミノプリンからなる請求項1に記載の化合物。
  5. 5.4′−チオ−2′,3′−ジデオキシ−グアノシンからなる請求項1に記載 の化合物。
  6. 6.4′−チオ−2′,3′−ジデオキシアデノシンからなる請求項1に記載の 化合物。
  7. 7.4′−チオ−2′,3′−ジデオキシシチジンからなる請求項1に記載の化 合物。
  8. 8.4′−チオ−2′,3′−ジデオキシ−5−フルオロシチジンからなる請求 項1に記載の化合物。
  9. 9.1−O−アセチル−5−O−t−ブチルジフェニルシリル−4−チオ−2. 3−ジデオキシリボフラノースからなる、2′,3′−ジデオキシ−4′−チオ リボヌクレオシドの製造に有用な中間体。
  10. 10.式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 式中、X=H、N3又はFであり、 Bはビリミジン、5−アザピリミジン、6−アザピリミジン、3−デアザビリミ ジン、プリン、3−デアザプリン、7−デアザプリン、8−アザプリン及び2− アザプリン塩基よりなる群から選ばれる基である で表される化合物の有効量を人間に投与することからなる、ヒト免疫不全ウイル スに感染した人間の治療法。
  11. 11.前記化合物が1−(2−デオキシ−3−アジド−4−チオ−β−D−リボ フラノシル)チミンである請求項10に記載の方法。
  12. 12.前記化合物が4′−チオ−2′,3′−ジデオキシシチジンである請求項 10に記載の方法。
  13. 13.前記化合物が4′−チオ−2′,3′−ジデオキシシチジンである請求項 10に記載の方法。
  14. 14.前記化合物が9−(4−チオ−2,3−ジデオキシ−D−リボフラノシル )−2,6−ジアミノプリンである請求項10に記載の方法。
  15. 15.前記化合物が4′−チオ−2′,3′−ジデオキシ−5−フルオロシチジ ンである請求項10に記載の方法。
  16. 16.1−(2−デオキシ−3−アジド−4−チオ−β−D−リボフラノシル) チミン、 4′−チオ−2′,3′−ジデオキシシチジン、4′−チオ−2′,3′−ジデ オキシアデノシン、9−(4−チオ−2,3−ジデオキシ−D−リボフラノシル )−2,6−ジアミノプリン、及び 4′−チオ−2′,3′−ジデオキシ−5−フルオロシチジン、からなる群から 選ばれた化合物の抗ウイルス有効量をHIVウイルスに接触させることによって 、HIVウイルスがもたらす細胞変性効果を抑制する方法。
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