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JPH05505845A - コーティング組成物 - Google Patents

コーティング組成物

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Publication number
JPH05505845A
JPH05505845A JP91506950A JP50695091A JPH05505845A JP H05505845 A JPH05505845 A JP H05505845A JP 91506950 A JP91506950 A JP 91506950A JP 50695091 A JP50695091 A JP 50695091A JP H05505845 A JPH05505845 A JP H05505845A
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polydiorganosiloxane
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carbon atoms
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JP91506950A
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JP3205335B2 (ja
Inventor
ブルックス,ロドニー ラルフ
ウィンター,マイケル ジョン
Original Assignee
コートールズ コーティングス (ホールディングス) リミティド
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Publication date
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    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09DCOATING COMPOSITIONS, e.g. PAINTS, VARNISHES OR LACQUERS; FILLING PASTES; CHEMICAL PAINT OR INK REMOVERS; INKS; CORRECTING FLUIDS; WOODSTAINS; PASTES OR SOLIDS FOR COLOURING OR PRINTING; USE OF MATERIALS THEREFOR
    • C09D183/00Coating compositions based on macromolecular compounds obtained by reactions forming in the main chain of the macromolecule a linkage containing silicon, with or without sulfur, nitrogen, oxygen, or carbon only; Coating compositions based on derivatives of such polymers

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 コーティング組成物 本発明は、室温加硫性(RTV)シリコーンゴムコーティングの接着を促進する ため基材に用いるプライマー組成物に関する。
RTIVシリコーンゴムコーティングは、藻及び甲殻動物のような水生生物の付 着を防ぐため、水中表面、例えば船体、発電所の冷却水取入口及び排出口、養魚 設備、並びに石油産出プラットホームの水中及び飛沫領域に塗布される。
発明の背景 シリコーンゴム防汚コーティングは、例えばGB−A−1307001,GB− A−1470465、GB−A−1581727、GB−A−2141436、 EP−A−16195及びUS−A−3702778に記載されている。RTV シリコーンゴムコーティングは、例えば船の上部構造及び上甲板上の氷の付着を 防ぐコーティングとしても提案された。
そのようなRTVシリコーンゴムコーティングの使用における問題は、それを基 材によく付着させることが困難であることである。
この問題は、布製裏地上のクラッドとしてRTVシリコーンゴムを塗布すること を提案しているEP−A−161,95に記載されている。
室温加硫性シリコーンゴム防汚に対し種々のプライマー組成物が提案された。U S−A−3702778は架橋性シリコーンペーストを提案している。f:P− A−89066は不飽和炭化水素基を含むシランとエポキシシランの混合物を提 案している。JP−A−53−137231,JP−A−53−13−7233 及びJP−A−53−137234は、ポリウレタン、天然ゴム、クロロブレン もしくはネオブレンゴム又はブチラール/シリコーンゴムのようなエラストマー 材料を提案しており、巳P−A−323906及びBP−A−329375はア ミノシランを含むシリコーン樹脂を提案している。
US−A−4070421は、ポリオレフィン表面上のコーティングの接着を改 良するためのプライマーとして塩素化ポリエチレンの使用を記載RTVシリコー ンゴムコーティングの接着を促進するため基材に用いる本発明に係るプライマー 組成物は、(A)(i)下式 %式%(1) (上式中、基Rは同一でも相異なっていてもよく、1〜12個の炭素原子を有し 、所望によりエーテル結合を含む一価炭化水素基であり、R’は2〜4個の炭素 原子を有するアルキレン基又は3〜8個の炭素原子を有する二価脂肪族エーテル 基であり、R1は水素又は1級アミン基を末端に有する2〜4個の炭素原子のア ルキレン基であり、モしてXは2もしくは3である) の1級アミン官能性シラン、又は (ii)式(I)の1級アミン官能性シランと下式A−Si(B)、(08)。
−、、(II)(上式中、Aは4〜12個の炭素原子を有するエポキシド置換− 価炭化水素基であり、基Bは同一でも相異なっていてもよく、1〜4個の炭素原 子を育するアルキル基であり、モしてaは0もしくはlである) のエポキシ官能性シランとの反応生成物、又は(iii)式(1)の1級アミン 官能性シランと下式HO(Si(CHs)io)アH(II)(上式中、yは2 〜60である) のα1ω−ジヒドロキシポリジメチルシロキサンとの反応生成物であるアミノシ ラン材料、 (B)塩素化ポリオレフィン、及び (C)室温硬化性ポリジオルガノシロキサン式(I)の1級アミン官能性シラン において、基Rは好ましくはアルキル、例えばメチル、エチル、ヘキシルもしく はオクチル、アリール、例えばフェニル又はアルアルキル、例えばベンジルであ る。
アルキレン基R1は好ましくは−(CHJt−1−(CHz)n−もしくはメチ ル置換トリメチレンであるか又は−(CHり *−0−(CHz) *、−(C Hs)s−0−(CHl)、−もしくは−GHz−0−(CHt) t−である 。R1は好ましくは水素又は−CH,CH2NH2である。最も近いヘテロ原子 から少な(とも2個の炭素原子によりR及びR1においてエーテル酸素原子を分 離することが好ましい。式(I)の1級アミン官能性シランの例は(C21”I  sO)2CH3S i (CH2)38H2である。所望により、2種以上の 1級アミン官能性シラン(I)の混合物を用いてもよい。
1mアミン官能性シラン(I)は好ましくはそれ自体プライマー組成物に用いら れる。しかし、全てまたは一部を1級アミン官能性シラン(I)とエポキシ官能 性シラン(II)の反応生成物にかえてもよい。エポキシ官能性シラン(IF) の基Aは好ましくはグリシドオキシ置換アルキル基、例えば3−グリシドオキシ プロピルである。
エポキシ官能性シラン(II)は例えば30グリシドオキシプロピルトリメトキ シシラン、3−グリシドオキシプロピルジェトキシメトキシシラン、2−グリシ ドオキシプロピルトリメトキシシラン、3−(3,4−エポキシシクロヘキシル )プロピルトリメトキシシラン又は2−(3,4−エポキシ−4−メチルシクロ ヘキシル)エチルトリメトキシシランである。好ましい1級アミン官能性シラン (I)とエポキシ官能性シラン(I[)の反応生成物はアミノシラン(I)及び エポキシシラン(I[)は、20〜80°Cにおいて、好ましくは(II)のエ ポキシド基あたり0.4〜1.2個のアミノシラン(1)の1級アミン基を用い て反応される。
また、1級アミン官能性シラン(I)の全て又は一部を1級アミン官能性シラン (I)とα、ω−ジヒドロキシポリジメチルシロキサン(III)の反応生成物 にかえてもよい。(T)及び(I[I)は(■)のシラノール基あたり0.4〜 1.2個のアミノシラン(I)のアルコキシ基を用いて反応される。
塩素化ポリオレフィン(B)は好ましくは5.000〜50.000の分子量及 び15〜75%、最も好ましくは17〜40%の塩素含量を有量る。塩素化ポリ オレフィンは市販入手可能である。これはペルオキシド触媒の存在下でポリオレ フィンを塩素で処理することにより製造される。塩素化反応は好ましくはポリオ レフィン出発材料用の溶媒中で行われる。ポリオレフィンは好ましくはポリエチ レン又はポリプロピレンのようなポリ(α−オレフィン)である。ポリオレフィ ンは高もしくは低密度、非晶質もしくは結晶質であってよい。これは2種以上の オレフィン、好ましくはα−オレフィンのコポリマーであってよい。好適な塩素 化ポリオレフィンは、例えばUS−A−3561965及びUS−A−4070 421に記載されている。
塩素化ボリオレフィ゛ン(B)は他の塩素化炭化水素樹脂、例えば塩素化ポリテ ルペン樹脂又は塩素化ポリスチレンと共に用いてよい。
ポリスチレンは好ましくは低分子量(5000未満)である。そのような塩素化 炭化水素樹脂は好ましくは塩素化ポリオレフィンと同様の塩素化度を育する。塩 素化炭化水素樹脂は例えば塩素化ポリオレフィン(B)を基準として1−ioo 重量%の量で用いられる。
アミノシラン材料(A)は通常塩素化材料(塩素化ポリオレフィン(B)プラス 他の塩素化炭化水素樹脂)を基準として0.1〜50重量%、最も好ましくは1 〜20!量%で用いられる。
室温硬化性ポリジオルガノシロキサン(C)は好ましくは25℃において700 〜1.000.000mPa5の粘度を育するポリジオルガノシロキサンである 。これは好ましくは珪素結合ヒドロキシル基、例えばα。
ω−ジヒドロキシポリジオルガノシロキサン、又は珪素結合加水分ノシロキサン を含む。より好ましくは、これは式−R’、5iO−(式中、基R4は同一でも 相異なっていてもよ(,1−10個の炭素原子を有する炭化水素基を表す)のジ オルガノシロキシユニットを繰り返すことにより形成される。基R°の少な(と も50%がメチルムであることが好ましい。ジヒドロキシポリジオルガノシロキ サンは、式R45iO+、 sのモノオルガノシロキシ基及び/又は式5ift のシロキシ基をジオルガノシロギシ基R’zSiOの数に対し2%の最大比で含 んでよい。
ジ及びモノオルガノシロキシユニット内のR4で表される炭化水素基は好適には 、アルキル基、例えばメチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、n−ブチ ル、n−ペンチル、n−ヘキシル、2−エチルヘキシルもしくはn−オクチル、 4〜8個の炭素原子を有するシクロアルキル基、例えばシクロペンチル、シクロ ヘキシルもしくはメチルシクロヘキシル、2〜4個の炭素原子を有するアルケニ ル基、例えばビニル、アリルもしくはブテン−2−イル、及び6〜8個の炭素原 子を有するアリール基、例えばフェニル、トリルもしくはキシリルより選ばれる 。
R’2SiOで表される基の好ましい例として、以下の式が示される。
好適なα、ω−ジヒドロキシポリジメチルシロキサンの1つの例は、商標48V  3500としてRhone Poulencより販売されているものである。
α、ω−ジヒドロキシポリジメチルシロキサンは、例えばPR−A−11340 05、PR−A−1198749及びPR−A−1226745に記載された公 知の方法により容易に製造される。ポリジオルガノシロキサンは好ましくは、例 えばUS−A−4356116に記載の脱蔵法により、使用前に揮発性副生成物 より分離される。
好ましいα、ω−ジヒドロキシポリジメチルシロキサンは、式(CH2)tsi Oの連続基からなり、又は例えば(C1Hs) tsioユニットの形状でフェ ニル基として基R4を10モル%以下、例えば2〜IOモル%含む。
α、ω−ジヒドロキシポリジメチルシロキサンは、通常硬化剤、例えば分子あた り少なくとも2個の珪素結合加水分解性基を含む化合物と共に用いられる。好適 な硬化剤の例は、ケトイミノオキシシラン、アシルオキシシラン及びアルコキシ シラン、テトラアルキルチタネート及びアルミニウムアルコラードである。
ケトイミノキシシラン硬化剤は好ましくは分子あたり少な(とも2個の珪素結合 加水分解性ケトイミノキシ基を含む。そのような硬化剤は好ましくはα、ω−ジ ヒドロキシポリジメチルシロキサンの100部あたり1〜18重量部で用いられ る。ケトイミノキシシラン硬化剤は下式 %式% (上式中、Ylは1〜IO個の炭素原子を有する炭化水素基を表し、ハロゲンも しくはシアノで置換していてもよ(、Zlは下式の加水分解性基を表し、ここで 基Z!は同一でも相異なっていてもよく、01〜C3炭化水素基を表し、Elは 04〜C,アルキレン基を表し、基Z1は同一でも相異なっていてもよく、そし てfは0又はlを表す) を有する。
基Y’の例はジオルガノシロキシユニットの基R4の例として示したものである 。
ケトイミノシラン硬化剤の例は、下式のものである。
Si[ON = CCC2H51(CH3/)]4 or Sl〔ON = C (CH3)2コ4アシルオキシ硬化剤は、例えば下式 %式% (上式中、R″は上記基R4と同じ規定であり、R1は、例えば8個以下の炭素 原子を有し、脂肪族不飽和を含まない一価炭化水素基であり、そしてaは0又は 1である) を有する。基R1は例えばメチル、エチル、n−プロピル、n−ブチルもしくは n−ヘキシルのようなアルキル、シクロペンチルもしくはシクロヘキシルのよう なシクロアルキル、又はフェニル、トリルもしくはキシリルのようなアリールで ある。アシルオキシシラン硬化剤の例は アシルオキシシラン硬化剤は、例えばα、ω−ジヒドロキシポリジメチルシロキ サンを基準として2〜20重量%で用いられる。
アルコキシシラン硬化剤は、例えばテトラエチルオルトシリケートのようなテト ラアルキルオルトシリケート(テトラアルコキシシラン)、又はメチルトリメト キシシラン、エチルトリメトキシシランもしくはメチルトリエトキシシランのよ うなアルキルトリアルコキシシランである。テトラエチルオルトシリケートのよ うなアルコキシシラン硬化剤は水硬化性ポリジオルガノシロキサンへの使用に特 に好ましい。
海表面をコーティングする際は通常大気水分が存在するため、室温硬化性ポリジ オルガノシロキサン(C)は水硬化性であってよい。
水硬化性ポリジオルガノシロキサンは、例えば加水分解性末端基を存する。珪素 結合加水分解性基を含むポリジオルガノシロキサン(C)は好ましくは、α、ω −ジヒドロキシポリジオルガノシロキサンを分子あたり少なくとも2個の珪素結 合加水分解性基を含む化合物と化合することにより形成される。このタイプの好 適な化合物の例は、硬化剤として上記したケトイミノキシシラン及びアシルオキ シシラン、例えばメチルトリアセトキシシランであり、これは珪素結合加水分解 性ケトイミノキシもしくはアシルオキシ基を末端に育するポリジオルガノシロキ サンを形成する。α、ω−ジヒドロキシポリジオルガノシロキサンの珪素結合ヒ ドロキシル基と前記化合物の珪素結合加水分解性基の間の反応は通常、ポリジオ ルガノシロキサン(C)が珪素結合ヒドロキシル基を少なくとも一部末端に有す るようにこれらの材料を混合し行われる。
珪素結合加水分解性基を末端に育する他のポリジオルガノシロキサン(C)はア ミン末端ポリジオルガノシロキサン、例えば下式(上式中、R4は前記規定と同 じであり、nはポリジオルガノシロキサンが25℃において700〜1.000 .000mPa5の粘度を有するような整数であり、R7及びR1は各々水素又 は1〜IO個の炭素原子を育する一価炭化水素基を表す) のα、ω−ジアミノポリジオルガノシロキサンである。最−も好ましくは、R7 は水素を表し、R1は2〜6個の炭素原子を有するアルキル基、例えばエチル、 プロピル、イソプロピル、n−ブチルもしくは5ec−ブチル(ブチ−2−イル )を表す。アミン末端ポリジオルガノシロキサンの例は商標Si1gan 50 0及びSilgan 501Jとして販売されている。
室温硬化性ポリジオルガノシロキサン(C)は好ましくは塩素化材料(塩素化ポ リオレフィン(B)プラス他の塩素化炭化水素樹脂)の重量部あたり0.1−1 00重量部、より好ましくは1〜50重量部で用いられる。
プライマー組成物はポリジオルガノシロキサンの室温硬化用の触媒を含んでいて よい。触媒の例はカルボン酸の金属及び有機金属塩である。金属塩は錫、鉛、ニ ッケル、コバルト、鉄、クロム、亜鉛もしくはマンガンの塩、例えばオクタン酸 第−錫であってよい。好ましい有機金属塩はジブチル錫ジラウレートもしくはジ ブチル錫アセテートのようなジオルガノ錫カルボキシレートである。tls−A −4525565に記載されているように、少なくとも1つの−Ti−0−Si −もしくは〜Ti−0−C−結合を含む有機チタン誘導体、例えばアルカノール アミンチタネート、及び有機ジルコニウム誘導体を触媒として用いてよい。
プライマー組成物は好ましくは有機希釈剤を含み、これは例えばn−へブタン、 n−オクタン、シクロヘキサン、メチルシクロヘキサン、トルエン、キシレン、 メシチレン、クメン、テトラヒドロナフタレン、ベルクロロエチレン、トリクロ ロエタン、テトラクロロエタン、クロロベンゼンもしくはオルトジクロロベンゼ ンのような所望によりハロゲン化された脂肪族、環式脂肪族もしくは芳香族炭化 水素、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン、メチルイソアミルケトン 、シクロヘキサノンもしくはイソホロンのような脂肪側もしくは環式脂肪族ケト ン、エチレングリコールもしくはプロピレングリコールのジアルキルエーテルの ようなエーテル、又はエチルアセテート、ブチルアセテートもしくはエトキシエ チルアセテートのようなエステルである。希釈剤は好ましくは存在する他の塩素 化炭化水素樹脂を含む塩素化ポリオレフィン(C)用の溶媒である。塩素化ポリ オレフィンプラス他の塩素化炭化水素樹脂に対する希釈剤の重量比は、好ましく は1:3〜20:1、より好ましくは2.3〜lO:lである。室温硬化性ポリ ジオルガノシロキサンに対する希釈剤の重量比は通常l:50〜20:1、好ま しくは1:lO〜3:1である。
プライマー組成物はアミノシラン材料(A)及び塩素化ポリオレフィン(B)を 室温硬化性ポリジオルガノシロキサン(C)と混合することにより製造される。
塩素化ポリオレフィン(B)及び存在する他の塩素化炭化水素樹脂は好ましくは アミノシラン材料(A)及びポリジオルガノシロキサン(C)と混合する前に有 機溶媒に溶解される。
プライマー組成物は、顔料、無機充填剤、チキソトロープ剤、安定剤、界面活性 剤、抗酸化剤及び可塑剤より選ばれる添加剤も含んでよい。透明なRTVシリコ ーンゴムの防汚層によりコートされるようにプライマー組成物に着色顔料を含ま せることが好ましい。顔料を混入する場合、室温硬化性ポリジオルガノシロキサ ン(C)の圧力硬化から顔料中に存在する水分を防ぐため注意する必要がある。
最も簡単な注意は、用いられる顔料が完全に乾燥していることを確認することで ある。又は、顔料を、顔料中に存在する水分と室温硬化性ポリジオルガノシロキ サン(C)との反応を抑制する希釈剤、好ましくはポリジオルガノシロキサンに 希釈してよい。顔料は、例えば顔料が室温硬化性ポリジオルガノシロキサンCC )CW化剤を含む)と接触する前にそして好ましくは顔料がアミノシラン材料( A)と接触する前にメチルを末端に有するポリジメチルシロキサンオイルのよう な非反応性ポリジオルガノシロキサンオイルに分散させてもよい。他の方法にお いて、顔料がアミノシラン材料(A)又は室温硬化性ポリジオルガノシロキサン (C)の一部を構成する硬化剤もしくは珪素結合加水分解性基を含む材料と接触 する前に液体のヒドロキシを末端に有するポリジオルガノシロキサンに顔料を分 散させてよい。この他の方法を用いる場合、分散媒体として用いられる液体のヒ ドロキシを末端に有するポリジオルガノシロキサンは通常室温硬化性ポリジオル ガノシロキサン(C)と同時に硬化する。これを後に加えられる硬化剤と共に室 温硬化性ポリジオルガノシロキサン(C)として用いてもよい。しかし、通常顔 料用の分散媒体として用いられる液体のヒドロキシを末端に有するポリジオルガ ノシロキサンはポリジオルガノシロキサン(C)の一部のみを形成することが好 ましく、例えば後に加えられる加水分解性基を末端に有する水硬化性ポリジオル ガノシロキサン(C)と共に用いてよい。
プライマー組成物は、有機樹脂基材、例えばネオブレンゴム、塩素化ゴム、ブロ ックコポリマーゴム、例えばポリスチレン/ポリブタジェンもしくはポリスチレ ン/ポリ(エチレン−ブチレン)ゴム、ポリウレタン(エラストマー及び熱可塑 性樹脂の両者を含む)、エポキシコーティング、ビニル樹脂、例えば塩化ビニル ポリマーもしくはアルキド樹脂への接着の促進に特に有効である。これらの樹脂 は例えばネオブレン及び同様のゴムの場合クラッドの形状であり、又は予め塗布 したコーティング、例えばシリコーンゴム防汚ペイントにより覆われる錆止めコ ーティング、又はオーバーコートされる古い防汚コーティングであってよい。こ のプライマー組成物はまた、アルミニウムもしくはスチールのような金属基材へ の接着も促進する。
プライマー組成物は公知のコーティング法により基材に塗布してよい。通常、ス プレー、ブラシ又はローラーにより塗布される。
プライマー組成物上に塗布されるRTVシリコーンゴム防汚コーティングは、例 えば上記のようなα5 ω−ジヒドロキシポリジオルガノシロキサンをベースと するものであってよく、上記のものより。
選ばれる硬化剤及び所望により上記のものより選ばれる触媒と共に用いてよい。
また、RTVシリコーンゴム上記のような珪素結合加水分解性基、例えば珪素結 合ケトイミノキシもしくはアシルオキシ基を末端に有するポリジオルガノシロキ サンであってよい。プライマー組成物中の室温硬化性ジオルガノポリシロキサン (C)中の硬化剤もしくは珪素結合加水分解性基及びRTVシリコーンゴムコー ティング中の硬化剤もしくは珪素結合加水分解性基が同じであることが好ましい 。RTVシリコーンゴムコーティングは好ましくは、例えば式 QsSi−0− (SiQ*−0−)、SiQ* (式中、各基Qは1〜10個の炭素原子を育す る炭化水素基を表し、nはシリコーンオイルが20〜5゜00mPa5の粘度を 有するような整数である)の非反応性シリコーンオイルを含む。基Qの少なくと も10%は通常メチル基であり、基Qの少なくとも2%は好ましくはフェニル基 である。最も好ましくは、−5iQ、−0−ユニットの少なくとも25%はメチ ルフェニルシロキサンユニットである。最も好ましくは、非反応性シリコーンオ イルはメチル末端ポリ(メチルフェニルシロキサン)である。オイルは好ましく は20〜1000100Oの粘度を育し、RTVシリコーンゴムを基準として好 ましくは1〜50重量%、最も好ましくは2〜20重量%で用いられる。好まし い非反応性シリコーンオイルの例は、商MI RhodorsilHuile  550として販売されているものである。この非反応性シリコーンオイルは水中 の汚染に対する組成物の耐性を改良する。
非反応性シリコーンオイルにかえ、又はこれに加えて、RTVシリコーンゴム組 成物は非反応性液体有機炭化水素、例えばホワイトオイル、低分子量ポリブテン もしくは石油又は液体パラフィン/石油混合物のような潤滑性鉱油を含んでよい 。そのような非反応性液体有機炭化水素は好ましくはプライマー組成物に存在し ない。
プライマー組成物は必須の成分(A)、(B)及び(C)のいずれかが存在しな いで達成されるよりも大きな程度に基材へのRTVシリコーンゴムの接着を改良 する。アミノシラン材料(A)及び塩素化ポリオレフィン(B)はRTVシリコ ーンゴムへの及び有機樹脂基材へのプライマーの強力な接着を確保する。しかし 、アミノシラン材料(A)、塩素化ポリオレフィン(B)及び溶媒を含む組成物 を多くの有機樹脂基材に塗布した場合に基材により素早く吸収され、すぐに塗布 しない限り、その後塗布されるRTVシリコーンゴムコーティングの接着が弱く なることを発見した。室温硬化性ポリジオルガノシロキサン(C)はプライマー 組成物が基材に吸収される傾向を抑え、より長い期間、例えば数週間以上、RT Vシリコーンゴム組成物か良好な接着を達成されることを可能にする。
本発明に係るプライマー組成物は、塩素化ポリオレフィンを含まない組成物より も、多(の基材、例えばネオブレン、クロロブレンもしくは炭化水素ゴムへの強 い接着を有する。室温硬化性ポリジオルガノシロキサンとアミノシラン材料の簡 単な組合せが良好な接着を与えるエポキシ樹脂のようなものを含むすべての基材 に、塩素化ポリオレフィンは海水浸漬に対する耐性を改良し、海水中で18ケ月 以上浸漬後でさえ基材へのプライマー組成物の及びプライマー組成物へのRTV シリコーンゴムトップコートの良好な接着が保たれる。
以下の実施例により本発明をさらに説明する。ここで部及びパーセントは重量基 準である。
塩素化ポリエチレン(塩素含量22%)のキシレン中の44%溶液25部を2部 のN−(2−アミノエチル)−3−アミノプロピルトリメトキシシランと混合し 、73部のキシレンで希釈した。
14部の得られる組成物を61部の室温硬化性ポリジオルガノシロキサン組成物 及び25部のメチルイソアミルケトン溶媒と混合した。室温硬化性ポリジオルガ ノシロキサン組成物はケトイミノキシシラン硬化剤と用いられるα、ω−ジヒド ロキシポリジメチルシロキサンを含んでいた。
得られるプライマー組成物をネオブレンゴム基材、及びエポキシ樹脂、ポリウレ タン、ビニル樹脂及びアルキド樹脂錆止めペイントをコートした基材、及びロジ ン、塩化ビニルコポリマー及び酸化鋼をベースとする古い防汚ペイントの残留物 を有する基材に塗布した。
すべてにおいて、プライマー組成物のコーティングは、RTV組成物の良好な接 着を有するプライマー組成物の筒布後約1o分後にケトイミノオキシシラン硬化 剤及び非反応性ポリ(メチルフェニルシロキサン)オイルを含むα、ω−ジヒド ロキシポリジオルガノシロキサンをベースとするRTVシリコーンゴム防汚組成 物でオーバーコートし、そして良好な接着後24時間後にRTV組成物でオーバ ーコードンてよい。
オーバーコートされた材料を海水に浸漬した。プライマー組成物と基材の間の接 着、及びRTVシリコーンゴム防汚コーティングとプライマー組成物の間の接着 は海水中に18力月浸漬後も強いままで29.7部の顔料及び充填剤(パライト 、二酸化チタン、ヒユームドシリカ及びブラック酸化鉄)並びに0.1部のジブ チル錫ジラウレート硬化触媒を6.7部の非反応性メチル末端ポリジメチルシロ キサンオイル及びl006部のメチルイソアミルケトン溶媒中に粉砕することに より分散させた。得られる顔料分散体をケトイミノオキシ基を末端に有する36 .4部の室温硬化性ポリジメチルシロキサン、8.3部の例1に記載の塩素化ポ リエチレンとN−(2−アミノエチル)−3−アミノプロピルトリメトキシシラ ンの溶液及び8.2部のメチルイソアミルケトンと混合した。
得られるプライマー組成物をエポキシ樹脂、ネオブレンゴム及びウレタンゴム基 材に塗布した。これらのサンプルを16〜48時間後に例1のRTVシリコーン ゴムでオーバーコートした。
このオーバーコートした材料を海水中に浸漬した。プライマー組成物と基材の間 の接着、及びRTVシリコーンゴム防汚コニティングとプライマー組成物の間の 接着は海水中に16力月浸漬後も強いままであった。
例3 28.1部の顔料及び充填剤(二酸化チタン、パライト、ヒユームドシリカ及び ブラック酸化鉄)を0.5部の湿潤助剤を含む11.5部の液体ヒドロキシル末 端ポリジメチルシロキサン及び11.4mのメチルイソアミルケトン中に粉砕す ることにより分散させた。得られる顔料分散体を7.6部の例1に記載の塩素化 ポリエチレンとN−(2−アミノエチル)−3−アミノプロピルトリメトキシシ ランの溶液、30゜9部のケトイミノキシ基を末端に有する室温硬化性ポリジメ チルシロキサン、0.03部のジブチル錫ジラウレート及び10.0部のメチル イソアミルケトンと混合した。
得られるプライマー組成物をエポキシ樹脂、アルミニウム、ウレタンゴム、ネオ ブレンゴム、ポリスチレン/ボリブタジエーンブロックコポリマーゴム及びポリ スチレン/ポリ(エチレン−ブチレン)ブロックコポリマーゴムの基材に塗布し た。基材は例1に記載のような古い防汚ペイントの残留物を育していた。これら のサンプルを16〜48時間後に例IのRTVシリコーンゴムでオーバーコート した。
このオーバーコートした材料を海水中に浸漬した。プライマー組成物と基材の闇 の接着、及びRTVシリコーンゴム防汚コーティングとプライマー組成物の間の 接着は海水中に6力月浸漬後も強いままであった。
要約書 室温加硫性シリコーンゴムコーティングの接着を促進するため基材に塗布される プライマー組成物は、(A)アミノシラン材料、(B)塩素化ポリオレフィン及 び(C)室温硬化性ポリジオルガノシロキサンを含む。アミノシラン材料(A) は1級アミン官能性シラン又は1級アミン官能性シランとエポキシ官能性シラン もしくはα、ω−ジヒドロキシポリジメチルシロキサンオイルとの反応生成物で ある。
国際調査報告 PCT/Gil 91100454

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.室温加硫性シリコーンゴムコーティングの接着を促進するための基材へ塗布 するプライマー組成物であって、(A)(i)下式 (RO)xR(3−x)SiR1NHR2(I)(上式中、基Rは同一でも相異 なっていてもよく、1〜12個の炭素原子を有し、所望によりエーテル結合を含 む一価炭化水素基であり、R1は2〜4個の炭素原子を有するアルキレン基又は 3〜8個の炭素原子を有する二価脂肪族エーテル基であり、R2は水素又は1級 アミン基を末端に有する2〜4個の炭素原子のアルキレン基であり、そしてxは 2もしくは3である) の1級アミン官能性シラン、又は (ii)式(I)の1級アミン官能性シランと下式A−Si(B)a(OB)( 3−a)(II)(上式中、Aは4〜12個の炭素原子を有するエポキシド置換 一価炭化水素基であり、基Bは同一でも相異なっていてもよく、1〜4個の炭素 原子を有するアルキル基であり、そしてaは0もしくは1である) のエポキシ官能性シランとの反応生成物、又は(iii)式(I)の1級アミン 官能性シランと下式HO(Si(CH3)2O)yH(III)(上式中、yは 2〜60である) のα,ω−ジヒドロキシポリジメチルシロキサンとの反応生成物であるアミノシ ラン材料、 (B)塩素化ポリオレフィン、及び (C)室温硬化性ポリジオルガノシロキサンを含むプライマー組成物。
  2. 2.室温硬化性ポリジオルガノシロキサン(C)がケトイミノキシシラン硬化剤 と共に用いられるα,ω−ジヒドロキシポリジオルガノシロキサンであることを 特徴とする、請求項1記載のプライマー組成物。
  3. 3.室温硬化性ポリジオルガノシロキサン(C)がアシルオキシシラン硬化剤と 共に用いられるα,ω−ジヒドロキシポリジオルガノシロキサンであることを特 徴とする、請求項1記載のプライマー組成物。
  4. 4.室温硬化性ポリジオルガノシロキサン(C)がアルコキシシラン硬化剤と共 に用いられるα,ω−ジヒドロキシポリジオルガノシロキサンであることを特徴 とする、請求項1記載のプライマー組成物。
  5. 5.室温硬化性ポリジオルガノシロキサン(C)が珪素結合加水分解性基を末端 に有するポリジオルガノシロキサンであることを特徴とする、請求項1記載のプ ライマー組成物。
  6. 6.珪素結合加水分解性基がケトイミノキシ、アシルオキシ又はアミン基である ことを特徴とする、請求項5記載のプライマー組成物。
  7. 7.塩素化ポリオレフィン(B)が17〜40重量%の塩素含量を有することを 特徴とする、請求項1〜6のいずれか記載のプライマー組成物。
  8. 8.塩素化ポリオレフィン(B)を基準として1〜100重量%の量の他の塩素 化炭化水素樹脂を含むことを特徴とする、請求項1〜7のいずれか記載のプライ マー組成物。
  9. 9.アミノシラン材料(A)が組成物中に存在する塩素化ポリオレフィン(B) 及び他の塩素化炭化水素樹脂を基準として1〜20重量%で用いられることを特 徴とする、請求項1〜8のいずれか記載のプライマー組成物。
  10. 10.組成物中に存在する塩素化ポリオレフィン(B)及び他の塩素化炭化水素 樹脂に対する室温硬化性ポリジオルガノシロキサン(C)の重量比が1:1〜5 0:1であることを特徴とする、請求項1〜9のいずれか記載のプライマー組成 物。
  11. 11.顔料が組成物中に分散されていることを特徴とする、請求項1〜10のい ずれか記載のプライマー組成物。
  12. 12.(A)(i)下式 (RO)xR(3−x)SiR1NHR2(I)(上式中、基Rは同一でも相異 なっていてもよく、1〜12個の炭素原子を有し、所望によりエーテル結合を含 む一価炭化水素基であり、R1は2〜4個の炭素原子を有するアルキレン基又は 3〜8個の炭素原子を有する二価脂肪族エーテル基であり、R2は水素又は1級 アミン基を末端に有する2〜4個の炭素原子のアルキレン基であり、そしてxは 2もしくは3である) の1級アミン官能性シラン、又は (ii)式(I)の1級アミン官能性シランと下式A−Si(B)a(OB)( 3−a)(II)(上式中、Aは4〜12個の炭素原子を有するエポキシド置換 一価炭化水素基であり、基Bは同一でも相異なっていてもよく、1〜4個の炭素 原子を有するアルキル基であり、そしてaは0もしくは1である) のエポキシ官能性シランとの反応生成物、又は(iii)式(I)の1級アミン 官能性シランと下式HO(Si(CH3)2O)yH(III)(上式中、yは 2〜60である) のα,ω−ジヒドロキシポリジメチルシロキサンとの反応生成物であるアミノシ ラン材料、及び (B)塩素化ポリオレフィン、を (C)室温硬化性ポリジオルガノシロキサンと混合する、プライマー組成物の製 造法。
  13. 13.非反応性ポリジオルガノシロキサンオイルに顔料を分散させ、そしてアミ ノシラン材料(A)、塩素化ポリオレフィン(B)及び室温硬化性ポリジオルガ ノシロキサン(C)を混合することにより着色されたプライマー組成物を製造し 、ポリジオルガノシロキサンオイルに顔料を分散させる前記工程を顔料がアミノ シラン材料(A)又は室温硬化性ポリジオルガノシロキサン(C)と接触する前 に行うことを特徴とする、請求項12記載の方法。
  14. 14.液体ヒドロキシル末端ポリジオルガノシロキサンに顔料を分散させ、そし てそれをアミノシラン材料(A)、塩素化ポリオレフィン(B)及び室温硬化性 ポリジオルガノシロキサン(C)と混合することにより着色されたプライマー組 成物を製造し、液体ポリジオルガノシロキサンに顔料を分散させる前記工程を顔 料がアミノシラン材料(A)又は室温硬化性ポリジオルガノシロキサン(C)の 一部を形成する珪素結合加水分解性基を含む材料もしくは硬化剤と接触する前に 行うことを特徴とする、請求項12記載の方法。
  15. 15.液体ヒドロキシル末端ポリジオルガノシロキサンに顔料を分散させ、そし てそれをアミノシラン材料(A)、塩素化ポリオレフィン(B)及び液体ヒドロ キシル末端ポリジオルガノシロキサンと共に室温硬化性ポリジオルガノシロキサ ン(C)を形成する硬化剤と混合することにより着色されたプライマー組成物を 製造し、液体ポリジオルガノシロキサンに顔料を分散させる前記工程を顔料がア ミノシラン材料(A)又は前記硬化剤と接触する前に行うことを特徴とする、請 求項12記載の方法。
  16. 16.室温加硫性シリコーンゴムにより基材をコートする方法であって、基材を 請求項1〜11のいずれか記載のプライマー組成物でコートし、前記プライマー 組成物上に室温加硫性シリコーンゴム組成物を塗布することを特徴とする方法。
  17. 17.プライマー組成物が請求項2〜4のいずれかに記載のものであり、室温加 硫性シリコーンゴム組成物がプライマー組成物に用いたものと同じタイプの硬化 剤と共に用いられるα,ω−ジヒドロキシポリジオルガノシロキサンを含むこと を特徴とする、請求項16記載の方法。
  18. 18.プライマー組成物が請求項5又は6に記載のものであり、室温加硫性シリ コーンゴム組成物が室温硬化性ポリジオルガノシロキサン(C)におけるものと 同じタイプの珪素結合加水分解性基を末端に有するポリジオルガノシロキサンを 含むことを特徴とする、請求項16記載の方法。
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