【発明の詳細な説明】
治療薬
本発明は新規な治療薬に関する。特に[1)ベンゾビ方法に、それらを含む薬剤
組成物に、及びその免疫反応調節側としての治療作用に関する。
本発明は、免疫反応調節作用を育する式Iて表わされる化合物に関し、
ここてXは酸素又は硫黄を表わし、
Xか酸素か硫黄を表わすときはR,は水素を現わすかR2と共に結合を表わし:
R2はR1とR8の何れがと共に結合を表わし、R1はR2とR4の何れかと共
に結合を表わし:R4は水素を表わすかR1と共に結合を表わし:
あるいはXか硫黄を表わすとき、R1とR2は結合を表わし、R8はメチルを表
わし、R4とR6は水素を表わし:
Xか酸素を表わすときZは−CH=又は−N=を表わし:
Xか硫黄を表わすときZは−CH=表わし:R3かメチルを表わすときはRsは
水素を表わし、R8がR2とR4の何れかと共に結合を表わすときはR6は水素
、ハロ、5(0)nYl、カルボキシ、カルバモイル、カルボキシルアシル基、
エステル化カルボキシル基又はC0NR,、R,、を表わし:
R1′は水素又はメチルを表わし:
あるいはR6とR9′は、それか結合している炭素原子と共にシクロプロピルを
表わし:
R1は水素、ハロ、トリフルオロメチル、C3−、アルキル、メトキシ又はS(
0)mY、を表わし:R8は水素、ハロ又はトリフルオロメチルを表わし:R8
′は水素、ハロ又はトリフルオロメチルを表わし;
R1とRloは、同一か又は異っており、ハロを表わし;又はR1は水素を現わ
しR8゜は水素、ハロ、トリフルオロメチル、ニトロ、01−、アルキル、C3
1アルコキン、ヒドロキシ又はカルボキシルアシロキシ基を表ゎRI2はメチル
、エチル又はC1−1シクロアルキルを現わし、R12はC1,アルキルで随意
にシアノ、フェニル、3〜8員非芳香へテロ環基、5又は6員ヘテロ環アリル基
又はCz−sシクロアルキルで置換したものを表わし:又はR13は随意にC2
−、アルコキシカルボニル又はハロて置換したフェニルを表わし:又はRI!と
R12はその結合している窒素と共に3〜8員の非芳香へテロ環基又はそのCt
−sアシロキシ(C,−、)アルキル置換体を表わし:
Y、はCl−1アルキルを表わし:
nは0,1又は2てあり、mは0又はlである。
アメリカ特許第4268516号に特定の化合物が哺乳動物の免疫反応を抑制で
きることか開示されている。
これらの化合物はそれぞれ構造Y及びZの、l、2,3゜4−テトラヒドロCI
)ベンゾチオピラノ (4,3−C〕 ピラゾール−3−オン類と2.3−ジヒ
ドロ〔1〕ヘンゾチオピラノ C4,3−c)ピラゾール−3−オン項の小さい
群を形成していて、
fol、 (○)n
Y z
ここでnはOから2までの値の整数であり、Rはフェニル、クロロ、ブロモ、フ
ルオロ、メチル、メトキシ、ニトロ又はトリフルオロメチルで一置換したフェニ
ル、又はクロロで二置換したフェニルであり、Xは水素又はクロロである。
我々の出願中の特許出願(PCT出願番号PCT/GB89100859及びP
CT/GB 89100860)には弐A及び弐Bの特定の化合物か記載されて
いる。
上記PCT特許出願の第一の出願には、また4−メトキシベンジル−2−(4−
クロロフェニル)−3−才キソー2,3−ジヒドロ〔1〕ベンゾピラノ C4,
3一旦〕ピラゾールー4−アセテートが治贋作用のない中間体として開示されて
いる。
これらの化合物は本発明の範囲から除外されている。
従って本発明は式Iの新規な化合物を提供し、こ二てXは酸素又は硫黄を表わし
:
Xか酸素又は硫黄を表わすときR1は水素を表わすかR7と共に結合を表わし:
R7はR1とR3の何れかと共に結合を表わし:R1はR7とR4の何れかと共
に結合を表わし−R4は水素を表わすかR3と共に結合を表わし、
あるいはXが硫黄を表わすとき、R3とR2は結合を表わし、R1はメチルを表
わし、R4とR6は水素を表わし;
Xか酸素を表わすときZは−CH=又は−N=を表わし。
Xか硫黄を表わすときZは−CH=表わし:R1かメチルを表わすときはR3は
水素を表わし、R1かR1とR4の何れかと共に結合を表わすときはR1は水素
、ハロ、5(0)nY+ 、カルボキシ、カルバモイル、カルホキジアシル基、
エステル化カルボキシ基又はC0NR+J+sを表わし;
Rs’は水素又はメチルを表わし:
又はR3とR2′はその結合している炭素原子と共にクロプロピルを表わし:
R7は水素、ハロ、トリフルオロメチル、C3,アルキル、メトキシ又はS(0
)mY+を表わし。
R,は水素、ハロ又はトリフルオロメチルを表わし;R審′は水素、ハロ又はト
リフルオロメチルを表わし:
R1とR1,は、同−又は異っており、ハロを現わし:又はR9は水素を表わし
RIoは水素、ハロ、トリフルオロメチル、ニトロ、C3−、アルキル、C1−
、アルコキシ、ヒドロキシ又はカルボキシアシロキシ基を表わし:R12はメチ
ル、エチル又はC3−1シクロアルキルを表わし、R13はC1−6アルキルで
随意にシアノ、フェニル、3〜8員非芳香へテロ環基、5又は6員ヘテロ環アリ
ル基又はC*−、シクロアルキルで置換したものを表わし:又はRI2は随意に
C21アルコキシカルボニル又はハロで置換したフェニル基を表わし:又はR1
2とR1ffはその結合している窒素と共に3〜8員の非芳香へテロ環基又はそ
のC、−gアン0キシ(C,−、)アルキル置換体を表わし:
YlはC+−aアルキルを表わし7
nは0.1又は2てあり、mはO又は1てあり、且つ1) Xか酸素であり、Z
= −CH=で、a)RsかC1−、ジアルキルカルバモイルを表わすときは
、R1゜はアセトキシ以外のカルボキシアシロキシ基を表わす、又は
b)R,が水素、ハロ、5(0)、 Y、、カルバモイル、カルボキシ、C21
アルコキシカルボニル、C2−、アルカノイルを表わすか、R,とR1′がそれ
らの結合している炭素原子と共にシクロプロピルを形成しているときは、R1゜
はC21アルカノイロキシ以外のカルボキシアシロキシ基を表わす:又は
c)R+ とR2か結合を形成し、R2とR4が結合を形成し、Re ’ 、R
s 、Rs ’ 、Re及びR3゜がそれぞれ水素を表わし、R7がクロロを表
わすとき、R・は4−メトキシベンジロキシ力ルポニルを表わさない:It)
Xが硫黄てあり、a)Rzがメチルを表わすか、b)R1か水素、カルボキシ、
5(o)、 Y+、C2−、アルコキシカルボニル、カルバモイル、又はC2−
、ジアルキルカルバモイルを表わすとき、R1゜はアセトキシ以外のカルボキシ
アシロキシ基を表わす。
3或いはそれ以上の炭素原子の鎖を育する基を直鎖であることも枝分れしている
こともあることが理解される。
例えばプロピルにはn−プロピルとイソプロピルか含まれ、ブチルにはn−ブチ
ル、二級ブチル、イソブチルと三級ブチルが含まれる。「ハロJという語にはフ
ルオロ、クロロ及びブロモが含まれる。
式Iの化合物の中の一群は、RIとR2が結合を形成しR1とR4か結合を形成
し、式[Iて示され、R,、R,’、R,、R,、R,’、R,及びR1゜は前
。
記に定義した通りである。式Iの化合物の他の一群は、R1か水素を表わし、R
2とR1か結合を形成し、R4か水素を表わし、式I11て示され、
R,、R,、R7、R,、R,、R,及びR3,は前記に定義した通りである。
式Iの化合物の更に他の一群は、RIとR1か結合を形成し、R4とR,は水素
を表わし、式!■て示され、R,、R,、R,’、Re及びRyeは先に定義し
た通りである。好ましい置換基は以下に説明する。より好ましくはRtはハロ又
はトリフルオロメチルを表わし、R1は水素又はハロを表わし、R8′は水素又
はハロを表わし、R1は水素を表わす。
式■の化合物ではR1′は水素を表わすのが好ましい。
式Iの特定の化合物ではR3はエステル化カルボキシ基、カルボキシアシル基又
は或種の三級カルボキサイド基であることかできる。これらの基は
−CO・R14
の式で表わすことかでき、R14はアルコキシ基(例えばCI−s):アルケニ
ロキシ基(例えばC,−、);シクロアルコキシ基(例えばCz−1゜)、非芳
香へテロ環基に結合した酸素原子;カルボシクロアリロキシ基:ヘテロシク口ア
リロキシ基、アルキル基(例えばCI−a):アルケニル基(例えばCz−s)
;シクロアルキル基(例えばC1−1゜):非芳香へテロ環基、カルボシクロア
リル基。
又はへテロ環アリル基を表わし、それらは何れも随意に置換されていることかで
きる。ここで定義された容易に加水分解を受けるエステルやアミド類も、より加
水分解されにくいもの同様本発明の範囲に含まれる。同様に或種の三級カルボキ
サミド基も含まれる。式Iのある化合物は環構造の4の位置に置換アセチル基を
存するかも知れない。式Iの成る好ましい化合物ではR1がC) Co ・NR
12R11
の形をもつ。ここてR12はメチル、エチル又はC3−8シクロアルキルを表わ
し、R12はCI−、アルキルで随意にシアノ、フェニル、3〜8員非芳香へテ
ロ環基、5又は6員ヘテロ環アリル基で置換されたものを表わすか、又はR13
はC2−、アルコキ力ルポニル又はハロて随意置換されたフェニルを表わす。又
はRI!とR3,はそれが結合している窒素と共に3〜8員の非芳香へテロ環基
を表わし、それはC2−6アシロキシ(C,、)アルキルで置換されていること
もてきる。R11とR4はCI−sアルキル、C11アルケニル、Cz−1oノ
クロアルキル、3〜8員非芳香へテロ環基、フェニル基又は5又は6員へテロ環
アリル基を表わし、RIsSRI#の基は随意に2で置換されていることかてき
る。
ZはZ、 、Zt 、フェニル、3〜8員非芳香へテロ環基(好ましくは酸素、
硫黄又は窒素から選択したヘテロ原子1ケ又は2ヶ含むもの)、5〜6員へテロ
環アリル基(好ましくは酸素、硫黄又は窒素から選択したヘテロ原子を1ヶ乃至
3ケ含むもの)を表わし、各基は随意Z1又はZ2で置換されたものであること
ができる。
Zlはハロ、トリフルオロメチル、ヒドロキシ、カルボキシ、又はシアンを表わ
し、z2はC0−、アルキル、C1−1シクロアルキル、5(0)、 Y、、C
0NR+−RI−、C+−アルコキシ、C2−、アルコキシカルボニル、C1−
、アルカノイル、C21アルカノイロキシ、フェノキシ、NY2Y2 ’ 、N
HCOYz又はNHSO,Yを表わし、それぞれは更にZて置換されていること
かできる。
Y!とY、′は同一であることも異ることもでき、それぞれ、水素、C1−6ア
ルキル又はフェニルを表わす。
R,、とR1,は同一であることも異ることもでき、それぞれ、水素、CI−1
アルキル、C1−1゜シクロアルキル、Ct−sアルケニル、カルボシクロアリ
ル基、3〜8員非芳香へテロ環基、5又は6員へテロ環アリル基を表わし、又は
R1,とRyeはそれか結合している窒素と共に3〜8員非芳香へテロ環基を形
成することかできる。
式■の化合物において、好ましい置換基R1は次のものを含む。
水素:ハロ(フルオロ、クロロ又はブロモ)、好ましくはフルオロ又はクロロ、
最も好ましくはクロロ:カルボキシ:カルバモイル、5(0)、 Y、、ここて
Ylは好ましくはC1−4アルキルてnは0.I又は2を表わす(例えばメチル
チオ、エチルチオ、プロピルチす、メチルスルフィニル、エチルスルフィニル、
プロピルスルホニル)、より好ましくはY、はC1−、アルキルで、最も好まし
メチルであり:nは0又はlか適しているか好ましくは0である。最も好ましく
はR1は水素又はC2−1アルコキシカルボニルを現わす。
式■の化合物では、R6はR,′とそれらが結合している炭素と共にシクロプロ
ピルを形成することかできる。
好ましくはR6はまたC0NRI J l sを含み、R11はメチール又はエ
チルを現わし、R13はCt−Sアルキルで随意にシアノ、フェニル、酸素、硫
黄又は窒素から選択したヘテロ原子1又は2を含む3〜8員非芳香へテロ環基、
酸素、硫黄又は窒素から選択したヘテロ原子を1乃至3含む5又は6員へテロ環
アリル基を表わし、又はR1□は随意に02−6アルコキシカルポニル(例えば
メトキシカルボニル)又はハロ(例えばクロロ)で置換したフェニルを表わし:
又はR12とR1,はそれらか結合している窒素と共に、酸素、硫黄又は窒素か
ら選択したヘテロ原子を更に含むことのできる、3〜8員非芳香へテロ環基を形
成することかでき、それは更にC21アシロキシ(C,、)アルキル基(例えば
プロピオニロキシエチル)で置換されていることができる。
また好ましくはR,は式
%式%
て現わされるカルボキシエステル基を含み、ここてR11はC1−、アルキル、
C2−1アルケニル、C1−8゜シクロアルキル、酸素、硫黄又は窒素から選択
したヘテロ原子を1又は2含む3〜8員非芳香へテロ環基、カルボシクロアリル
基、酸素、硫黄又は窒素から選択したヘテロ原子を1乃至3含む5又は6員ヘテ
ロ環アリル基を現わし、それぞれ随意にZで置換されていることができる。好ま
しくはRIBは、C11アルキル、Cz−sシクロアルキル、酸素、硫黄又は窒
素から選択したヘテロ原子を!又は2含む5〜7員非芳香へテロ環基、フェニル
基、酸素、硫黄又は窒素から選択したヘテロ原子を1又は2含む5又は6員ヘテ
ロ環アリル環を現わし、それらは随意にZで置換されていることかできる。
また好ましくはR,は式
%式%
で現わされるカルボキシアシル基を含み、ここでR2,はC1−、アルキル、C
x−sアルケニル、C3−1゜シクロアルキル、酸素、硫黄又は窒素から選択さ
れたヘテロ原子を1又は2含む3〜8員非芳香へテロ環基、カルボシクロアリル
基、酸素、硫黄、窒素から選択されたヘテロ原子を1乃至3含む5又は6員ヘテ
ロ環アリル基を現わし、それぞれFi!i意にZで置換されていることかできる
。好ましくはR+sはCt−sアルキル、C1−、シクロアルキル、酸素、硫黄
又は窒素から選択されたヘテロ原子をI又は2含む5〜7員非芳香へテロ環基、
フェニル基、酸素、硫黄又は窒素から選択されたヘテロ原子を1又は2含む5又
は6員ヘテロ環アリル環を現わし、それぞれ随意にZで置換されていることかで
きる。
好ましくはZはZl又はZ2を表わす。
好ましくはZlは、ハロ(フルオロ、り四口又はブロモ)を表わし、更に好まし
くはフルオロ又はクロロを表わし、最も好ましくはクロロ、ヒドロキ又はシアノ
を表わす。
好ましくはZ、は下記を表わす:
C1−、アルキル、好ましくはC1−4アルキル(例えばメチル、エチル又はプ
ロピル、更に好ましくはメチル又はエチル、最も好ましくはメチル;Ct−、シ
クロアルキル、好ましくはC1−、シクロアルキル、C11アルコキシ、好まし
くはCI−4アルコキシ(例えばメトキシ、エトキシ又はプロポキン)、更に好
ましくはメトキシ又はエトキン、最も好ましくはメトキン; 5(0)、 Yl
、ここてYlは好ましくはCI−4アルキルでmは0、l又は2を表わす(例え
ばメチルチオ、エチルチオ、プロピルチオ、メチルスルフィニル、エチルスルフ
ィニル、プロピルスルフィニル、メチルスルホニル、エチルスルホニル、プロピ
ルスルホニル)、更に好ましくはYlはC1−、アルキルてあり、最も好ましく
はメチルである。mは適切には0又はlであり、好ましくは0である:C2−5
アルコキシカルボニル(例えばメトキンカルボニル又はエトキシカルボニル);
C,、アルカノイル(例えばアセチル又はプロピオニル):又はC2−、アルカ
ノイルオキシ(例えばアセトキン又はプロピオニルオキシ’I ; C0NR,
、R,、、ここてR18とR1,は好ましくは水素、C1−6アルキル、C1−
、アルケニル、C1−1シクロアルキル、酸素、硫黄又は窒素から選択したヘテ
ロ原子を1又は2含む3〜8員非芳香へテロ環基、フェニル、酸素、硫黄又は窒
素から選択したヘテロ原子を1乃至3含む5又は6員ヘテロ環アリル基を表わし
:又はR+sとR2,はそれらが結合している窒素と共に3〜8員非芳香へテロ
環基を形成し、その環には酸素、硫黄又は窒素から選択した追加のへテロ原子を
含むことができる。それぞれの置換基R11とR11は随意にZで置換されてい
ることができる。
弐Iの化合物で、特に好ましい置換基R1は下記を含む゛
水素、カルボキシ又は−CO・R14、ここてR14は前記に定義した通りであ
る。
好ましいエステル化カルボキシ基R0は下記を含む:C2−sアルコキシカルボ
ニル(例えばメトキシカルボニル、エトキシカルボニル、プロポキシカルボニル
、ブトキソ力ルポニル又はペンチルオキシカルボニル):C1−、シクロアルコ
キシカルボニル(例えばシクロブトキシカルボニル、シクロペンチルオキシカル
ボニル、シクロへキシルオキシカルボニル)又はテトラヒドロ−2H−ビラン−
4−イルオキシ−カルボニル。これらの基はいずれもC+−aアルキル(例えば
メチル):C,−、シクロアルキル(例えばシクロヘキシル、シクロペンチル、
シクロブチル又はシクロプロピル):フェニル:窒素、酸素又は硫黄から選択し
たヘテロ原子を1又は2含む3〜8員非芳香へテロ環基(例えばテトラヒドロフ
リル、テトラヒドロピラニル、モルホリノ、ピペリジノ、チオモルホリノ、ピペ
ラジノ);酸素、硫黄又は窒素から選択したヘテロ原子を1乃至3含む5又は6
員芳香へテロ環基(例えばピリジル、チアゾイル、チェニル):C2−、アルコ
キシカルボニル(例えばエトキシカルボニル);C,−、アルカノイル(例えば
アセチル>:C,−、−アルコキシ(例えばメトキシ又はエトキシ) ; 5(
o)、 y。
(例えばメチルチオ);Cz−iアルカノイルオキシ(例えばアセトキシ);シ
アノ、ヒドロキシ、アセタミド、トリフルオロメチル、ハロて置換されているこ
とができる。随意であるC +−sアルコキシ置換基は更にC1−、アルコキシ
(例えばメトキシ)又はC2−、アルカノイルオキシ(例えばアセトキシ)で置
換されていることかできる。随意であるフェニル、非芳香へテロ環基又は芳香へ
テロ環基は更にC1−6アルキル(例えばメチル)、C1−、アルコキシ(例え
ばメトキシ)、ハロ(例えばクロロ)で置換されていることができる。
特に好ましい化合物ではR6は、Co2(CH2)、 Jを表わし、ここでpは
0〜3であり、Jはシアノ、ヒドロキシ、C8−8シクロアルキル、Ct−sア
ルカノイルオキシ、C2−gアルコキシカルボニル、CI−1アルコキシ、CI
、アルコキシ(C1−6)アルコキシ、C1−、アルキルチオを表わし、又はJ
は酸素、硫黄又は窒素から選択されたヘテロ原子を1又は2含む5又は6員非芳
香へテロ環基、酸素、硫黄又は窒素から選択したヘテロ原子を1又は2含む5又
は6員非芳香へテロ環基又はフェニル基を表わし、それらの基はそれぞれ随意に
C+−sアルキできる。pは好ましくは1又は2である。
格別に好ましい置換基R6はまた下記を含む。C3−。
シクロアルキルカルボニルであることができるカルボキシアシル基(例えばシク
ロプロピルカルボニル、シクロへキシルカルボニル):又はC!−6アルカノイ
ル(例えばアセチル、プロピオニル、ブチリル、ペンタノイル、ヘキサノイル)
。これらは随意にハロ、C8−4アルキル、又はC1−4アルコキシで置換され
たフェニル又はフェノキシで置換されていることができる。又はC2−、アルカ
ノイルはC8−、アルコキシカルボニル(例えばメトキシカルボニル> 、C,
、アルコキシ(例えばメトキシ)、CI−4アルキルチオ(例えばメチルチオ)
、C,−、シクロアルキル(例えばシクロペンチル)で置換されていることかで
きる。
特に好ましい化合物でのR8はC0CH,Kを表わし、ここて、KはCI−4ア
ルコキシ又はフェノキシを表わす。
格別に好ましい置換基R1はまたC0NR+J+−基を含み、ここでRI2はメ
チル又はエチル好ましくはメチルを表わし、R13はフェニル又はフェニルで置
換されたCl−4アルキル(より好ましくはメチル又はエチル、最も好ましくは
メチル)を含む。最も好ましくはRI2はエチルを表わし、RI3はフェニルを
表わす。
特に好ましい置換基R6は下記を含む:水素、シクロブチルメトキシカルボニル
、2−メトキシベンジルオキシカルボニル、4−クロロベンジルオキシカルボニ
ル、2−メチルベンジルオキシカルボニル、3−メチルベンジルオキシカルボニ
ル、2−アセタミドエトキシカルボニル、2−(2−メチルピペリジノ)エトキ
シカルボニル、3−(2−プロピオニルオキシエチル)−3−アザペンタメチレ
ンカルバモイル、メチル(2−メチルフェニル)カルバモイル、メチル(3−メ
チルフェニル)カルバモイル、メチル(4−メチルフェニル)カルバモイル、メ
チル(1,3−ジオキソラン−2−イル−メチル)カルバモイル、クロロ、ブロ
モ、メチルチオ、エチルチオ、メチルスルフィニル、メチルスルホニル、カルボ
キシ、メトキシカルボニル、エトキシカルボニル、プロポキシカルボニル、ブト
キシカルボニル、ペンチルオキシカルボニル、ンクロプチロキシ力ルボニル、シ
クロペンチロキソカルボニル、シクロヘキシイルオキシカルボニル、シクロブチ
ルメトキシカルボニル、テトラヒドロフルフリルオキシカルボニルルオキシカル
ボニル、4−メトキシベンジルオキシカルボニル、3−メトキシベンジルオキシ
カルリポニル、4−メチルベンジルオキシカルボニル、2−クロロベンジルオキ
シカルボニル、3−クロロベンジルオキシカルボニルメトキシフェニル)エトキ
シカルボニル、2−(4−クロロフェニル)エトキシカルボニル、2−(2−ピ
+7ジル)エトキシカルボニル、2−(4−メチル−5−チアゾリル)エトキシ
カルボニル、2−(2−チェニル)エトキシカルボニル、2−シクロエキシルエ
トキシカルポニル、2−メトキシエトキシカルボニル、2−(メチルチオ)エト
キシカルボニル、2−ヒドロキシエトキシカルボニル、2−アセトキシエトキシ
カルボニル、2−シアノエトキシカルボニル、2−(エトキシカッしボニル)エ
トキシカルボニル、2−(2−メトキシエトキシ)エトキシカルボニル、3−オ
キソブトキシカルレボニル、2−(2−クロロフェニル)エトキシカルボニル、
2−(3−メチルフェニル)エトキシカルボニル、4,4。
4−トリフルオロブトキシカルボニル、2−モルホリノエトキシカルボニル、2
−ピベリジノエトキシカルポニル、2−チオモルホリノエトキシカルボニル、l
−メチル−2−モルホリノエトキシカルボニル、3−モルホリノプロポキシカル
ボニル、3−(4−メチル−1−ピぺラジニル)プロポキシカルボニル、1−メ
チル−2−ピペリジルメトキシカルボニル、アセチル、プロピオニル、ブチリル
、ペンタノイル、ヘキサノイル、シクロプロピルカルボニル、シクロへキシルカ
ルボニル、フェノキシアセチル、フェニルアセチル、3−メトキシカルボニルプ
ロピオニル、カルバモイル、3−オキサペンタメチレンカルバモイル、3−(2
−アセトキシエチル)−3−アサペンタメチレンカルバモイル、メチル(2−モ
ルホリノエチル)カルバモイル、ベンジル(メチル)カルバモイル、メチル(3
−ピリジルメチル)カルバモイル、メチル(2−フェニル)エチルカルバモイル
、2−シアノエチル(メチル)カルバモイル、メチル(フェニル)カルバモイル
、エチル(フェニル)カルバモイル、2−−フェノキシエトキシカルボニル、l
−ペンジルエトキシカルボニル、3−(3−ピリジル)プロポキシカルボニル、
2− C4−(N、N−ジメチルアミノ)フェニル〕エトキシカルボニル、2−
フェニルプロポキシカルボニル、3−アセトキシプロポキシカルボニル、3−ヒ
ドロキシプロポキシカルボニル、4−クロロフェニル(メチル)カルバモイル、
4−(2−アセトキシ−エチル)ピペラジニルカルボニル、4−(2−プロピオ
ツキシーエチル)ピペラジニルカルボニル、4−メトキシカルボニルフェニル(
メチル)カルバモイル、2−(4−メトキシフェニル)プロピオニル、4−クロ
ロフェノキシアセチル、シクロペンチルアセチル、2−(3−メチルフェニル)
プロピオニル、2−メチルフエニロキシアセチル、2−メチルチオプロピオニル
、メトキシアセチル。
式■の化合物で適切な置換基R7は下記を含む。
水素:ハロ(フルオロ、クロロ、ブロモ)、好ましくはフルオロ又はクロロ、更
に好ましくはクロロ:トリフルオロメチル;C+−gアルキル、好ましくはC1
−4アルキル(例えばメチル、エチル又はプロピル)、更に好ましくはメチル又
はエチル、最も好ましくはメチル:メトキシ、5(0)、 Y、、ここでR1は
好ましくはCI−4アルキルであり、mは0又は1を現わす(例えばメチルチオ
、エチルチオ、プロピルチす、メチルスルフィニル、エチルスルフィニル、プロ
ピルスルフィニル)、好ましくはmはOてあり、更に好ましくはYlはC1−2
アルキルであり、最も好ましくはメチルである。
式Iの好ましい化合物では、R6は水素、フルオロ、クロロ又はトリフルオロを
表わし、更に好ましくは水素又はクロロ、最も好ましくは水素を表わす。
式Iの好ましい化合物では、R1’は水素又はクロロ、特に水素を表わす。
置換基R9とR+ oはベンツ環のどの位置にも位置することかできる。即ちベ
ンツ環6−17−18−1及び/又は9−の位置に位置することかできる。従っ
て、ここで特定する置換置R,とR2゜は、これらの位置それぞれに指名される
ものとする。一群の化合物ではR8゜はベンツ環の位置6−又は7−に、特に位
置6−に位置する。
好ましい群の化合物ではR1゜はベンツ環の位置8−又は9−1特位1t8−に
位置する。
式Iの好ましい化合物では、R1は水素、フルオロ又はクロロ、更に好ましくは
水素又はフルオロ、最も好ましくは水素を表わす。
式■のある化合物では、Ro。基はカルボキシアシロキン基を表わし、
一〇・CO・R17
の式を育している。ここてRa7は、アルキル基(例えばC+−s):アルケニ
ル基(例えばC,−、);シクロアルキル基(例えばC5−11) ;非芳香へ
テロ環基;カルボシクロアリル基又はペテロ環アリル基を表わし、それぞれ随意
に置換されていることができる。式1の好ましい化合物で、Ra7はCI−gア
ルキル、C2−、アルケニル、Cy−++シクロアルキル、3〜8員非芳香へテ
ロ環基、カルボシクロアリル基又は5又は6員へテロ環アリル基を表わし、それ
ぞれZて随意置換されていることができる。
好ましくはR1’+はC11アルキル、C2−6アルケニル、C1−1゜シクロ
アルキル、酸素、硫黄又は窒素から選択したヘテロ原子を1又は2含む5〜7員
非芳香へテロ環基、フェニル、酸素、硫黄又は窒素から選択したヘテロ原子を1
又は2含む5又は6員ヘテロ環アリル基を現わし、各置換置RBは随意にZI又
はZ2で置換されていることができる。容易に加水分離するエステルも、より加
水分解しにくいもの同様本発明の範囲に含まれる。好ましくはR8゜は水素、フ
ルオロ、クロロ、ブロモ、トリフルオロメチル、ヒドロキシ、ニトロ、C2−、
アルキルましくはC1−4アルキル)、C.、アルコキシ(好ましくはC1−4
アルコキシ)、又はカルホキジアシルオキシ基を上記に定義した如く現わす。更
に好ましくはR1。(よ、水素、ハロ(好ましくはフルオロ又はクロロ)、ヒド
ロキシ、C1−6アルコキシ(例えばメトキシ)、C,、、アルキル(例えばメ
チル)、ニトロ又はカルボキシアシルオキシ基を現わす。最も好ましくはR1。
は水素、フルオロ、ヒドロキシ、又はカルボキシアシルオキシ基を現わす。
式Iの格別好ましい化合物では、Rhoは以下を含む:水素:ヒドロキシ;Cz
−+。シクロアルカノイルオキシ(例えばシクロプロピルカルボニル、シクロブ
チルカルボニル又はアダマンチルカルボニルオキシ);C*−sアルカノイルオ
キシ(例えばアセトキシ又はプロピオニルオキシ)又はC2−、アルケノイルオ
キシで、両者はC,−、アルカノイルオキシ(例えばアセトキシ)、S(0)=
Y, (例えばメチルチオ)、C,−、アルコキシ(例え゛ばメトキシ)、カ
ルボキシ、クロロ、フェニル、ジ(C.、)アルキルアミノ又はC,−、アルコ
キシカルボニル(例えばメトキシカルボニル又はエトキシカルボニル)から選択
した置換基で置換されていることができ、更に随意に置換されたフェニール(例
えば4−メトキシフェニル、4−メチルフェニル、4−クロロフェニル)で随意
に置換されていることができる。又はR1゜は、アリルカルボニルオキシを現わ
し、ここでアリル基は適切にはフェニル、チェニル、フリル、ピリジルであり、
〔それ自身かC,1アルキル(例えばメチル)、C,−。
アルコキシ(例えばメトキシ)又はハロ(例えばクロロ)て置換されいることが
できる〕。
好ましいのはR1゜が0CO(CL)、 Lを現わすものてあり、ここてpは0
−3であり、Lは水素、Ci−zシクロアルキルニジ(C,−、アルキル)アミ
ノ:C!−*アルカノイルオキシ;C71アルコキシカルボニル、C+−sアル
キルチオ:CI−aアルコキシ:アダマンチル又はフェニルを現わし、随意にC
1−、アルキル、C1−、アルコキシ又はハロで置換されていることがてきる。
好ましい置換基R1゜は以下のものを含む:クロロアセトキシ、4−クロロベン
ゾイルオキシ、シクロペンチルカルボニルオキシ、シクロヘキシルカルボニルオ
キシ、水素、フルオロ、クロロ、ヒドロキシ、アセトキシ、プロピオニルオキシ
、ブチリルオキシ、ペンタノイルオキシ、メトキシカルボニルアセトキシ、3−
メトキシ力ルポニルブ口ピ才二ル才キシ、アセトキシアセトキシ、3−(メチル
チオ)プロピオニルオキシ、ベンゾイルオキシ、メトキシアセトキシ、4−メト
キシベンジルオキシカルボニルアセトキシ、エトキシカルボニルアセトキン、ブ
ドー2−エノイルオキシ、3−エトキシカルボニルプロビオニルオキシ、カルボ
キンアセトキシ、アダマンチルカルボニルオキシ、3−フェニルプロピオニル、
メチルチオアセトキシ、フェニルアセトキシ、ジメチルアミノアセトキシ、テノ
イルオキシ、フロイルオキシ、2−メチルベンゾイルオキシ、2−メトキシベン
ゾイルオキシ、4−メトキシベンゾイルオキシ、ピリジルカルボニルオキシ、シ
クロプロピルカルボニルオキシ、シクロブチルカルボニルオキシ、4−メチルベ
ンゾイルオキシ、3−メチルベンゾイルオキシ。
式Iの更に好ましい化合物の群は式Vて表わされるものである。
ここでR,’ 、R,、R,、R,、R,。及びR14及びその好ましい置換基
は前記式lで記述した通りである。更に好ましくは、R6′は水素を表わし、R
t4はOR目、R+s又はNR,2R,、を現わし、ここでR3,はメチル又は
エチルを現わし、Rt3は随意にシアノ、フェニル、酸素、硫黄又は窒素から選
択されたヘテロ原子l又は2を含む3〜8員非芳香へテロ環基、酸素、硫黄又は
窒素から選択されたヘテロ原子を1乃至3を含む5又は6員ヘテロ環アリル基で
置換されたC +−+アルキルを表わし、又はRt2は随意に021アルコキソ
カルポニル又はハロて置換されたフェニルを表わし、又はR,□とRo、はそれ
らか結合している窒素と共に、3〜8員非芳香へテロ環を形成し、その環には酸
素、硫黄又は窒素から選択した追加のへテロ原子か入ることかでき、C2−6ア
シルオキシ(C、、)アルキル基で置換されていることかできる。
R+sとR1,は同−又は異ることかでき、C1−6アルキル、C7−1アルケ
ニル、C1−1゜シクロアルキル、酸素、硫黄又は窒素から選択したヘテロ原子
を1又は2含む3〜8員非芳香へテロ環基、フェニル、酸素、硫黄又は窒素から
選択したヘテロ原子を1乃至3含む5又は6員ヘテロ環アリル基から選択した随
意に置換された基を表わす。
R1は水素を現わし、R8゜は水素、ヒドロキシ、ハロ、C21アルコキシ又は
C8−、アルキルを表わす。
式Iの更により好ましい化合物の群は、式Vlで表わされるものである。
ここでR= ’、Rt、R−1R−1R+。及びRt4とその好ましい置換基は
上記式Iについて定義した通りである。
更に好ましくはR1′は水素を現わし、Rt4は0R11、R1,又はNR,□
RI2を現わし、ここでR+zはメチル又はエチルを現わし、R13は随意にシ
アノ、フェニル、酸素、硫黄又は窒素から選択されたヘテロ原子1又は2を含む
3〜8員非芳香へテロ環基、酸素、硫黄又は窒素から選択されたヘテロ原子を1
乃至3含む5又は6員ヘテロ環アリル基て置換されたc I−1アルキルを現わ
し、又はR12は随意にCz−sアルコキシカルボニル又はハロて置換されたフ
ェニルを現わし、又はR1,とRt3はそれらが結合している窒素と共に、3〜
8員非芳香へテロ環を形成し、その環は酸素、硫黄又は窒素から選択した追加の
へテロ原子を含むことができ、C2−6アシルオキシ(C,、)アルキル基で置
換されていることができる。
R11とR11は同−又は異なることができ、CI−、アルキル;C21アルケ
ニル、C3−1゜シクロアルキル、酸素、硫黄又は窒素から選択したヘテロ原子
を1又は2含む3〜8員非芳香へテロ環基、フェニル、酸素、硫黄又は窒素から
選択したヘテロ原子を1乃至3含む5又は6員ヘテロ環アリル基から選択した随
意に置換された基を現わす。R8は水素を現わし、R3゜は水素、ヒドロキシ、
ハロ、01−、アルコキシ又はcl、アルキルを表わす。
式Iの化合物の更により好ましい一群は式V[Iで現わされる。
ここてRs 、R= ’ 、RT 、Rs及びRt7とその好ましい置換基は、
前記式Iに関して定義した通りである。好ましくは置換基o−co−R37は環
構造の8−位置又は9−位置、特に8〜位置に位置している。更に好ましくはR
,′は水素を現わし、R6は水素、C2−6アルコキンカルボニル又はC11ア
ルキルチオを現わし、R1□はC5−6アルキル、C21アルケニル、C3−z
シクロアルキル、酸素、硫黄又は窒素がら選択されたヘテロ原子をI又は2含む
3〜8員非芳香へテロ環基、フェニル、酸素、硫黄又は窒素から選択されたヘテ
ロ原子を1又は2含む5又は6員へテロ環アリル基から選択した随意に置換され
た基を現わす。
式Iの化合物の更により好ましい一群は式VII[で現わされる。
ここてRt、Rs及びRt7とその好ましい置換基は式Iについて定義した通り
である。更に好ましくはR1□は、C1−、アルキル、C2−、アルケニル、C
2−11シクロアルキル、酸素、硫黄又は窒素から選択されたヘテロ原子を1又
は2含む3〜8員非芳香へテロ環基、フェニル、酸素、硫黄又は窒素から選択し
たヘテロ原子を1又は2含む5又は6ヘテロ環アリル基から選択された随意に置
換された基を現わす。
式Iの化合物の更により好ましい一群は式IXで現わされる。
ここてR,、R,’、R,、R,、R,’、R,及びRIoとそれらの好ましい
置換基は、前記式Iについて定義した通りである。更に好ましくはR6′は水素
又はメチルを現わし、R1は水素、ハロ、Ct−*アルカノイル、Cz−sアル
コキシカルボニル、5(0)、 Yl、カルバモイル、カルボキシを現わし、又
はR3とR,はそれらか結合している炭素原子と共にシクロプロピルを現わし、
R7は水素、ハロ、トリフルオロメチル、メトキシ、C1−アルキル、5(0)
ヨY1を現わし、R3は水素、ハロ又はトリフルオロメチルを現わし、R6′は
水素、ハロ又はトリフルオロメチルを現わし、R1とR1゜は同−又は異なるこ
とかでき、それぞれハロを現わすか又はR1は水素を現わしR1゜は水素、ハロ
、トリフルオロメチル、ヒドロキシ、ニトロ、C2−、アルカノイルオキシ、C
+−Sアルキル又はC+−gアルコキシを現わす。
好ましい一群の化合物てXは酸素を現わす。更に好ましい群の化合物では、R6
はCOR,、、特にC0OR+sを現わし、Xは好ましくは酸素を現わし、Zは
好ましくは−CH=を現わす。更に好ましい群の化合物てはR1゜は0COR+
−を現わし、Xは好ましくは酸素を現わしZは好ましくは−CH=を現わす。
式Iの特定の化合物は、本発明の特定の実施例に示された表Aに列挙した化合物
及びその医薬として許容される塩であり、塩、水和物、溶媒和物として例示した
化合物の遊離塩基も含む。
式Iの化合物はl又はそれ以上のキラル中心を有し、異った光学活性体として存
在することができる。式■の化合物が1つのキラル中心を含んでいるとき、その
化合物は2種の対掌体の形で存在し、本発明はその両方の対掌体及びその混合物
を含む。対掌体は、この業に熟達した者に知られた方法によって分離することか
できる。例えば、例えば結晶化に分けられるジアステレオアイソマーの塩又は錯
体の形成、例えば結晶化、気液又は液体クロマトグラフィーで分けられるジアス
テレオアイソマーの誘導体の形成、対本体特異性を有する試薬との反応による一
方の対掌体の選択誘導体化、例えば酵素による酸化又は還元、又は例えばキラル
配位子か結合したシリカやキラル溶剤の存在のようなキラル支持上の如きキラル
環境における気液又は液体クロマトグラフィーがある。
一方、特定の対掌体は光学活性の試薬、基質、触媒又は溶媒を用いた非対称合成
、又は一方の対掌体を他の対掌体に変換する非対称転換によって合成することが
できる。
例えば式IVの化合物はすべてキラル中心がある。特に表へ(後出)に列挙した
3a−メチル置換基を有する各〔1〕ベンゾチオピラノC’4.3−c)ピラゾ
ールは、ここにR−又はS一対掌体と名付ける。更に、下記に名指す化合物はま
たR−又はS一対掌体の形で存在することができる。
2−モルホリノエチル−2−(4−クロロフェニル)−3−才キソー1.2,3
.4−テトラヒドロ(1)ベンゾピラノ(4,3−c)ピラゾール−4−アセテ
ート。
式Iの化合物か1より多いキラル中心を有すると、その化合物はジアステレオア
イソマーの形で存在することができる。本発明は各ジアステレオアイソマーとそ
れら−の混合物を含む。ジアステレオアイソマーはこの業に熟達した者に知られ
た方法、例えば結晶化又は液体クロマトグラフィーによって分離することかでき
る。
式Iのある化合物は異った互変異性又は異った幾何異性の形で存在することがで
きる。
式■のある化合物は塩基で、無機又は有機の酸例えば塩酸、臭化水素酸、フマー
ル酸、酒石酸、クエン酸と酸付加塩を作る。そのような塩は、医薬として許容さ
れるものである限り、式■の対応する化合物の代りに治療に用いられることを認
識しなければならない。そのような塩は、例えば式Iの化合物を適切な酸と通常
の方法で反応させることによって得られる。
式Iのある化合物は1つの結晶形以上の形で存在するものがあり、本発明それぞ
れの結晶形及びそれらの混合物を含む。
式Iのある化合物は溶媒和した形、例えば水和体の形で存在すものかあり、本発
明は各溶媒和体およびそれらの混合物を含む。
本発明はまた、式■の化合物の治療に有効な量と医薬として許容される稀釈剤又
は担体とを含有する医薬組成物を含む。
以後使用する「活性化合物」という語は、式■の〔l〕ベンゾピラノ(4,3−
c)ピラゾール又は(1)ベンゾチオピラノ [4,3−c)ピラゾールを指す
。治療用には、活性化合物は経口、直腸に、非経口又は局所的に投与され、好ま
しくは経口又は局所的に投与される。
このように本発明の治療組成物は、経口、坐薬、非経口又は局所的投与の医薬組
成物の知られたとの形をもとることかできる。そのような組成物に用いるに適切
な医薬として許容される担体は、医薬の業でよく知られている。
本発明の組成物は活性化合物を重量で0,1〜90%含むことができる。これら
組成物を作るのに用いられる賦形剤は医薬の業で知られた賦形剤である。
経口投与の組成物は本発明の好ましい組成物であり、そのような投与の知られた
医薬形態、例えば錠剤、カプセル、シロップ及び水性又は油性懸濁体である。錠
剤は活性化合物を、例えばコーンスターチのような崩壊剤とステアリン酸マグネ
シウムのような潤滑剤の存在下で乳糖や燐酸カルシウムのような不活性稀釈剤と
混合し、公知の方法でその混合物を錠剤化して作られる。錠剤は本発明の化合物
を継続的に放出するように、この業に熟達した者か知る方法で成形することかて
きる。これらの錠剤は、若し望むなら、例えばセルローズアセテートフタレート
の使用なと知られた方法で、腸溶性被覆を与えることかできる。同様に、例えば
固い又は柔かいゼラチンカプセルを用いた、活性化合物と賦形剤を含んだ又は含
まないカプセルか通常の方法で作られ、若し望むなら知られた方法で腸溶性被覆
を与えることかできる。錠剤やカプセルはそれぞれ活性化合物を0.1から50
0tngを含むのか好都合である。経口投与のための他の組成物は、例えば水性
媒体にカルボキシメチルセルローズのような非毒懸濁剤の存在下に活性化合物を
含む水性懸濁液及び例えばビーナツツ油のような適当な植物油の中に本発明の化
合物を含む油性懸濁液を含む。
局所投与のための組成物はまた本発明の好ましい組成物である。医薬として活性
な化合物は、医薬として許容されるクリーム、軟膏、ゲルに分散される。適切な
りリームは、鉱油及び/又は軽液状パラフィンを界面活性剤を用いて水性媒体に
分散したような局所媒体に活性化合物を入れることで作られる。軟膏は活性化合
物を、鉱物油、鉱油及び/又は蝋例えばパラフィン蝋や蜂蝋のような局所媒体と
混合して作られる。ゲルは活性化合物を、ゲル化剤例えば塩基性にしたカーボマ
ーBPからなる局所媒体と水の存在下で混合することで作られる。局所投与組成
物はまた、活性化合物を皮膚経由て投与するために化合物を皮膚に接触して保つ
ように本発明の医薬として活性な化合物を分散したマトリックスからなることも
できる。適切な皮膚経由の組成物は医薬として活性な化合物を上記したような局
所媒体と、ジメチルスルホ午シト又はプロピレングリコールのよう経皮促進剤と
共に混合することによって作られる。
直腸投与に適した本発明の組成物は、そのような投与の公知の医薬形態、例えば
半合成グリセライド又はポリエチレングリコールを基材とした坐薬である。
非経口投与に適した本発明の組成物は、そのような投与のための公知の医薬形態
、例えば水性及び油性媒体への無菌懸濁液体又は適切な溶媒の無菌溶液である。
ある処方では、本発明の化合物を非常に微細な粒子の形、例えば流体動力粉砕で
得られたもの、として用いるのか便利なことがある。
本発明の組成物では、活性化合物か、若し望むならば、融和性のある他の医薬と
して活性な成分と組合せであることができる。
式Iの化合物は免疫反応調節剤として使用することが記述され、一般的には免疫
反応抑制剤であるが、ある化合物は、特定の病状において免疫反応刺戟作用を示
すことかある。本発明にかかる化合物は免疫反応の異常の結果起きる病気を治療
するのに有効である。従って式■の化合物を治療に効果的な量含む医薬組成物は
、例えば腎臓拒絶のような組織拒絶、リューマチ関接炎及び全身的紅斑性狼癒の
ような自己免疫病、接触過敏症、湿疹及び乾癖のような皮膚の疾患及び黒色腫の
ような腫瘍なとの免疫学的関連のある病気を治療するのに使うことかできる。
そのような治療では、式Iの化合物の1日に投与する量は治療的効果を与えるよ
うな量であり、一般に0.1から2000mgの間、好ましくは1から500m
gである。
従って、他面では、本発明はまた、式Iの化合物を治療に効果的な量投与するこ
とからなる、免疫学的関連のある病気を治療する方法を含む。
式■の化合物の治療的活性は、標準実験室動物に対する試験という方法で実証さ
れた。そのような試験には、例えばBALB/Cねすみに対する化合物の経口及
び非経口投与を含む。かくして式1の化合物は免疫反応調節剤として有用である
。投与する活性化合物の正確な量は多くの要因、例えば患者の年令、症状の烈し
さ、過去の病歴などにより、常に投与する医師のしっかりした判断の下にあるか
、人間を含む哺乳動物への経口投与の適切な服用量は一般に0.01−40 m
g/kg/日の範囲にあり、更に通常は0.2−25 mg/kg/日を1服で
または別けて与えることである。非経口投与では、適切な投与量は一般に0.
OOl −4,0mg/kg/日の範囲にあり、更に通常はO,OO5−1mg
/kg/日で1回又は別けた投与又は連続注入で与える。局所投与の適切な調合
は一般に活性成分を重量で0.01−20%の範囲で、更に通常は重量で0、0
5−5%含んでいる。経口投与が好ましい。
式Iの化合物の製造過程を記述する。これらの過程は本発明の更なる一面を形作
るものである。
式IIで現わされる式Iの化合物は、式IIIで現わされる式■の化合物を、例
えばクロロアニルとの反応で、酸化することで製造される。
式IIで現わされる式■の化合物は式Xの化合物又はその互変異性体を、式Xr
の化合物と例えば50〜200 ”Cに加熱することによって反応させることに
よって製造され、
ここてR22は(0Q)2を現わしR7,はOQ又はNQ’ 、を現わし、又は
R22は(SQ)、を現わしR1はSQ又はNQ’ 2を現わし:又はR2□は
=NHを現わしRtsはOQ又はSQを現わし、又はR22は=0を現わしRo
は脱落する基例えば随5 に置換されたl−イミダゾリル基を現わし、ここでQ
とQ′はC1−4アルキル基又はベンジル基を現わす。
式IIで現わされる式■の化合物で、Rg’か水素を現わしR1かカルボキシア
シル基を現わすものは、式Xの化合物を式X1laの化合物又はその互変異性体
と、例えば有機液体例えばキシレンの中て50−200°Cの間の温度に加熱す
ることて製造される。
ここてR24とR25は同一であることも異なることもでき、それぞれC3−、
アルキル基又はベンジル基を現わす。
式IIの化合物で現わされる式Iの化合物で、R6がカルボキシアシル基を現わ
すものは、式Xの化合物を式X1lbの化合物又はその互変異性体と、例えば有
機液体例えばキシレンの中で50と250°Cの間の温度に加熱することによっ
て製造される。
ここでR24とR2,は同一であることも異なることもでき、それぞれC1−、
アルキル基又はベンジル基を現わす。
式IIの化合物で現わされる式Iの化合物で、R6かC0NRl□R13基又は
エステル化カルボキシ基を現わすものは、式II’の化合物を弐NHR+□R+
3のアミン又は例えば式R+−OHのアルコールと例えば0〜250°Cで、随
意に好ましくは反応物の溶媒である有機液体の存在下に、随意に反応の触媒の存
在下に反応させることによって製造される。
ここでR3゜′はR1゜を現わし、R8はCOAを現わし、Aは例えばヒドロキ
シ、ハロ、CI−C,アルコキシ、了りルオキシ、アリルメトキシ、C、C、ア
シルオキシ、又はC+−aアルコキシカルボニルオキシの脱落する基を現わす。
式IIの化合物で現わされる式Iの化合物で、R6かカルボキシアシルオキシ基
で置換された基を現わすものは、ヒドロキシ基で置換された式]Iに対応する化
合物を、例えば塩化アシルとの反応でアシル化することによって製造される。
式1[の化合物で現わされる式■の化合物で、R6がヒドロキシ基で置換された
基を現わすものは、カルボキシアシルオキシ基例えばアセトキシで置換された式
Iの対応する化合物から加水分解によって製造される。
式IIの化合物で現わされる式Iの化合物で、R1゜かカールホキシアシルオキ
シ基を現わすものは、式II’の化合物でR1かR1を現わしR1゜′かヒドロ
キシ基を現わすものを、アシル化剤との反応てアシル化することによって製造さ
れる。アシル化反応は式[’の化合物を塩化アシル例えばR1□C0CL又は酸
無水物(R,7CO)20と塩基の存在下て−lO°Cから40°Cの範囲の温
度で反応させることで行うことかできる。アシル化反応はまた、式[1’の化合
物をカルボン酸R17COOHと、脱水剤例えばジシクロへキシルカルボジイミ
ドの存在下に、好ましくは塩基例えばピリジンの存在下に反応させることによっ
て行うことができる。式II’の化合物でR3゜′かヒドロキシを現わすものは
、式I[’の化合物てR1゜′がアルコキシ基を現わすものを、ルイス酸例えば
塩化アルミニウム又は三臭化ボロンと反応させて製造される。
式IIで現わされる式■の化合物でR6とR,′か共に水素を現わすものは、R
t’が水素を現わしR6かカルボキシを現わす式1rの化合物を脱カルボキシ化
することにより、又はRs’か水素を現わし、R1か加水分解によってカルボキ
シ基になる例えばC7−、アルコキシカルボニル基又はカルバモイルのような基
を現わす式[[の化合物を、例えば硫酸との反応によって加水分解し、続いて脱
カルボキシ化して製造することができる。
式IIで現わされる式■の化合物で、R1がC1−、アルキルスルフィニル基又
はC1−、アルキルスルホニル基を現わすものは、R6がC1−、アルキルチオ
基を現わす式
【【の化合物を、例えば3−クロロペロキシベンゾイク酸て酸化し
て製造される。
式IIの化合物で現わされる式Iの化合物で、R1がカルボキシ基を現わすもの
は、R6が4−メトキシベンジルオキシカルボニルを現わす式[1の化合物から
、トリフルオロ酢酸とアニソールで溶媒例えばジクロロメタン内で処理すること
により製造される。
式■1の化合物で現わされる式Iの化合物で、R1゜かカルボキシアルキルカル
ボニルオキシ基例えばカルボキシアセトキシを現わすものは、R3゜が4−メト
キシベンジルオキシ力ルポニルアルキル力ルポニルオキシ例えば4−メトキシベ
ンジルオキシカルボニルアセトキシを現わす式11の化合物から、トリフルオロ
酢酸とアニソールで溶媒例えばジクロロメタン中で処理して製造される。
式IIで現わされる式Iの化合物は、式XII[の化合物又はその互変異性体を
、塩基例えばピペリジンと適切な溶媒例えばエタノール内で反応させることによ
って製造される。
ここてRt+は水素を現わし、又はR1,はC0R2,を現わし、R2□は水素
、随意に置換されたC1−4アルキル基又はベンジル基を現わし、Rx7はC0
CHR,R,’を現わす。
式IIIで現わされる式Iの化合物は、式IIで現わされる式Iの化合物を、例
えばナトリウムポロノ\イドライドで還元して製造することができる。
式I11又は[Vて現わされる式Iの化合物は、式I′の対応する化合物から、
式I+の化合物か式II’の化合物から製造されるのと同様の方法で製造される
。
式IIIで現わされる弐Iの化合物は、式Xl■の化合物を式XVのヒドラジン
と、50〜250″Cに加熱して、例えばアセテート酸又は酸触媒を含んだ不活
性有機液体例えばp−トルエンスルホン酸を含んだキシレン中で反応させて製造
することかできる。
ここでR3は水素を現わし、R1はCHR山’を現わし、RoはC0OR*。又
はカルバモイルを現わしR3゜はC3−4アルキル基又はベンジル基を現わす。
式IVて現わされる式Iの化合物は、式XIVの化合物を式XVの化合物と反応
させることによって製造される。ここてXはSを現わし、R2はメチルを現わし
、R3は水素を現わし、R2,とR2゜は定義した通りである。Zは−CH=を
現わす。
式Vから[Xまて現わされる式Iの化合物は、上記の式1[からIVまで化合物
の製造について記述したようにして製造することができる。
式Xの化合物は式XVIの化合物を式X■のヒドラジンと、例えば50〜200
°Cに加熱して、有機液体例えばトル5エンの中で反応させて製造される。好ま
しくは式XV[の化合物を化学量論的量より過剰に用いる。
ここてR31は水素、C3−4アルキル基又はベンジル基を現わす。
式Xの化合物は式XVIIの化合物を酸例えば塩酸又は塩基例えば苛性ソーダ溶
液と反応させることによって製造される。
式Xの化合物でR1゜がヒドロキシを現わすものは、式Xの化合物でR1゜がC
1−、アルコキシ基を現わすものを、ルイス酸例えば塩化アルミニウム又は三臭
化ボロンと反応させて製造される。
式XIの化合物でR21が(OQ) zを現わしRzsがOQを現わすものは、
例えばa)式R,’ R,CHCX、の化合物、ここでXはハロ、と式Na0Q
のナトリウムアルコシト、ここでQはC3−4アルキル基又はベンジル基、を反
応させることによって、又はb)式R,’ R,CHCNの化合物を式QOHの
アルコールと、無水の酸例えば塩化水素の存在の下で反応させて式R,’ R,
CH−C(=NH)OQの化合物の酸塩例えば塩酸塩を得、更に式QOHのアル
コールと更に反応させるこによって製造される。
式XIの化合物でRoか(SQ) zを現わし、Rt2かSQを現わすものは、
例えば式R,’ R,CHCOCLの化合物から式QSHの千オールと、ここで
QはC3−4アルキル基又はベンジル基を現わす、ルイス酸例えば塩化亜鉛の存
在下で反応させて製造される。
式XTの他の化合物はこの業に熟達した者に知られた方法で製造される。
式X1lbの化合物又はその互変異性体は式XIXの化合物の塩化アシルR1@
C0CLとの、例えばピリジンの存在下で不活性溶媒中−10’Cから50°C
の温度範囲での反応によるアシル化によって製造される。
式X[IIの化合物でR76かC0Rzsを現わし、C2)かC0CHR,R,
’を現わすものは、式XI[Iの化合物でR2,かCOR,、を現わしCz7か
水素を現わすものを、例えば式(R,’ R,CHCO)20の酸無水物又は式
R,/ R,CHCOCLの酸ノ1ライドとの反応てアシル化することによって
製造される。
式Xr[+の化合物でR2,がCOR−*を現わしRztが水素を現わすものは
、式Xの化合物の、例えば式(R21CO)20の酸無水物による対応する酸の
塩例えばナトリウム塩の存在下での反応によるアシル化により製造される。
式Xl11の化合物てR26とR27が同一でC0CHR,’ R,を現わすも
のは、゛式Xの化合物を例えば式(Rs’ RscHCO)、。
の酸無水物を用いて、対応する酸の塩例えばナトリウム塩の存在下でアシル化す
ることによって製造される。
式XI[lの化合物でR27かC0CHR,R,’を現わしR2,か水素を現わ
すもの、又はその互変異性体は、式XII[の化合物てR2,がCOR,、を現
わしR2□かC0CHR,R,’を現わすものを、塩基例えばピペリジンと適切
な溶媒例えばエタノ、−ル中で反応させて製造される。
式xI■)化合物テR2sかC00Rff、ヲ現ワシ、R,fJ<CHR,R,
’を現わすものは、式XXの化合物を例えばガラス粉又はガラスウールと共に加
熱して製造される。
ここでR8゜はC1−4アルキル基又はベンジル基を現わす。
式X[Vの化合物でR8かメチルを現わしR3か水素を現わすものは、式XVl
[[の化合物をメチル化試薬例えばハロゲン化メチル例えばヨー化メチルと、塩
基例えばナトリウムアルコキシド例えばナトリウムメトキシドの存在下化で、反
応させて製造される。
式X[Vの化合物でR21がカルバモイルを現わすものは、式XiVの化合物で
Roがシアノを現わすものから、この業に熟達した者に公知の方法で製造される
。
式XVの化合物は、この業に熟達した者に公知の方法で製造される。
式XV[の化合物でR3lか水層を現わすものは、式XXIの化合物を、マロン
酸と酸塩化物例えば塩化ホスホリルとルイス酸例えば塩化亜鉛の存在下で反応さ
せて製造される。
ここでR23は水素を現わす。
式XV[の化合物でR21か水素を現わす化合物は、式XXIの化合物てR32
がCOR,、を現わしR24はC+−sアルキル基を現わすものを、塩基例えば
水酸化ナトリウムと反応させ、続いて式(QO)、Coの炭酸ジアルキル、ここ
てQはC+−aアルキル基又はベンジル基を現わす、例えば炭酸ジメチルで処理
することによって製造される。
式XVIの化合物てR31かC1−、アルキル基又はベンジル基を現わすものは
、式XVIの化合物てR21か水素を現わすものの、例えば塩化アルキル又は塩
化ベンジルとの反応による、塩基を触媒としたアルキル化又はベンジル化によっ
て製造される。
式XVIIの化合物は、式xvlの化合物を、式X■のヒドラジンと、例えば5
0〜200°Cに適切を溶媒例えばトルエン内で加熱して反応させて製造される
。式X及XVIIの混合物が得られる場合には、それらの育種液体例えばジクロ
ロメタンに対する溶解度の相違を用いて分離することかできる。
式XV[I[乃至XXIの化合物は、この業に熟達した者に公知の方法で製造す
ることができる。
式1[で現わされる式■の化合物でR1゜がR,、QC・0で現わされるものは
、式11の化合物でRIoがヒドロキシ基を現わすものの、アシル化によって製
造される。アシル化反応の過程で式xxttの化合物か形成されることがある。
このものは、例えば雰囲気の湿気に曝すことにより、加水分解して上記式IIの
所望の化合物にすることかできる。
式X、 XL X1la)及びb)、XI[I、XIV 、 XV、 XVI、
XV[I、XVIrl 、 XIX 、 XX、 XXI 、オヨヒXX[[)
t6中間化合物は、新規な化合物と信じられる。本明細書に記載したすへての新
規化合物は、本発明の更なる側面として請求する。
本発明は次に記載する、制限を設けるものてないところの実施例によって説明す
る。実施例中の部及びパーセントは重量であり、混合溶媒の組成は容量である。
化合物の同定は、元素分析および次のスペクトル手法の1またそれ以上を用いた
。核磁気共鳴、赤外及び質量分析。
XVI式の新規化合物の製造
例 1
5′−フルオロ−2′−ヒドロキシアセトフェノン(log)の乾燥トルエン(
130ml)混合液を、窒素還流下で沸とうさせた水素化ナトリウム(6,2g
+鉱油中に60%分散)の乾燥トルエン(130ml)の攪拌懸濁液中に20分
滴状添加した。さらにIO分間沸とうさせた後、炭酸ジエチル(15,7ml)
の乾燥トルエン(130+nl)溶液を、加熱しながら25分間滴状添加した。
この混合液を攪拌し、4時間還流加熱した。冷却のため、反応混合液を氷冷した
2Mの塩酸(700ml)に注いだ。
得られた固形物を濾過し、4Mの水酸化ナトリウム(325ml)中に溶解した
。この溶液をエーテルで洗い、次いで5Mの塩酸で酸性にした。得られた固形物
を濾過して集め、水洗後乾燥し、6−フルオロ−4−ヒドロキシクマリン、m、
p、250−251”Cを得た。
xlv式の新規化合物の製造
a)蓚酸ジメチル(1,4g)を、ナトリウム(0,3g)のメタノール(10
ml)攪拌溶液中に溶解しやすくするため加温しなから添加した。溶液を室温で
冷却し、6−メドキシー4−チオクロマノン(1,2g)のメタノール(6ml
)溶液を、15分間滴状添加した。混合液を室温で3時間攪拌し、その後4日間
放置した。減圧下で溶媒を除去し、残留物は水とトルエンの間に分配された。水
層を2Mの水酸化ナトリウム溶液でアルカリにして分離し、2Mの塩酸で酸性に
した。生成した固結物を濾過して集め、メタノールで再結してメチル6−メトキ
シ−4−オキソー3−チオクロマングリオキシレート、m、p、85−89°C
を得た。
b) メチル6−メドキシー4−才キソー3−千オクロマンーグルコキシレート
(6,2g)とガラス粉末(2,8g)の混合物を180°Cで30分攪拌しな
がら加熱した。
混合物を室温に冷却し、沸とうしたアセトンで抽出し濾過した。濾液を蒸発し、
残留物を熱プロパン−2−オル中にとり、次にい(らかのタールから加熱濾過し
た。濾液を冷却し、濾過して、メチル6−メドキシー4−オキソ−3−チオクロ
マン−カルボキシレート、m、ρ、61−65°Cを得た。
C) メチル6−メドキシー4−才キソー3−チオ−クロマンカルボキシレート
(1,0g)のトルエン(10ml)溶液を、攪拌しなから、ナトリウム(0,
4g)の乾燥メタノール(15ml)溶液中に添加した。混合物を10分間遠流
下で沸とうさせた後室温に冷却し、沃化メチル(1ml)を添加した。混合物を
還流下、攪拌しなから3時間沸とうさせた後、室温に18時間放置した。混合物
を氷酢酸で中性にし、次に減圧で蒸発させた。残留物に水を添加し、トルエンで
抽出した。結合したトルエン抽出物を飽和重炭酸ソーダ溶液で洗い、水洗し、乾
燥後減圧蒸留した。残留物は、移動相として、酢酸エチル/石油エーテル(b、
p、60−80°C11:4)を用い、シリカ盟のフラッシュクロマトグラフィ
ーによって分離した。
得られた固形物を酢酸エチル/石油エーテル(b、p、60−80°C)から再
結晶し、メチル6−メドキシー3−メチル−4−オキソ−3−チオクロマンカル
ボキシレート、m、p、66−73℃か得られた。
例 3
a) 4−メトキシチオフェノール(20g)、ジエチルエトキシメチレンマロ
ネート(29,3m1)及び硫酸水素カリウム(0,4g)の攪拌した混合液を
160−170°Cで2時間加熱した。ポリリン酸(152g)を80−90゛
Cて1時間加熱しながら反応混合物に添加した。反応混合物を水中に注ぎ、エー
テルで抽出し、エーテル抽出物を合わせて乾燥した。溶媒を除去後、得られた固
体を酢酸エチル/石油エーテル(b、p、60−80°C)から再結晶し、エチ
ル6−メドキシー4−オキソ−4−水素−チオクロメン−3−カルボン酸塩、m
、p、102−104°Cを得た。
b)窒素雰囲気下、−78°Cて、テトラヒドロフラン(40[[11)中の6
−メドキシー4−才キソー4−水素−チオクロメン−3−カルボン酸塩(4g)
の攪拌混合液に塩化鋼(150mg)を添加した。エーテル(5ml)中3Mの
臭化メチルマグネシウム溶液を一65°C以下の温度に保ちなからゆっくり添加
し、それから反応混合液を室温にあたためた。反応混合液をエーテル/2M塩酸
中に注ぎ、水層をエーテルで抽出し、エーテル層を合わせて乾燥し、粗生成物を
得た。移動相として1%メタノール/ジクロロメタンを用いながら、シリカのフ
ラッシュクロマトグラフィにより精製して、エチル6−メドキシー2−メチル−
4−オキソ−3−千オクロマンカルボン酸塩を油として得た。
ジクロロメタン(220ml)中の2,2−ジメチル−1,3−ジオキサン−4
,6−ジオン(20g)の攪拌溶液に、0°Cで3−5分間ピリジン(12g)
を滴状で添加した。この溶液をO″Cで10分攪拌し、次に温度を0−2℃に保
ちなから、3−メトキシカルボニルプロピオニルクロライド(22,8g)を滴
状添加した。添加後、混合液を0°Cて60分攪拌し、それから室温に暖ため、
18時間この温度に保った。混合液をIMの塩酸で洗い、次に水洗、乾燥及び蒸
発により、メチル4−(2,2−ジメチル−4,6−シオキソー1.3−ジオキ
サン−5−イル)−4−オキソブチレートの粘稠油を得た。
例5−15
例4に記載した同じ方法で、構造式xrr bの化合物は、2.2−ジメチル−
1,3−ジオキサン−4,6−ジオン(X[X)とR1,塩化カルボニル(R,
、は限定されている)と反応して作られ、表1にまとめられている。
備考
(1)生成物は粘稠な油であった。
(2)塩酸と水で洗った後、固形産物は濾過によって集められた。
(3)反応は窒素雰囲気下で行われた。
(4)粗生成物は、移動相にジクロロメタンを用いたフラッシュクロマトグラフ
ィで精製された。
(5)粗生成物は、加熱工業用変性アルコールによる粉末化で精製し、蒸発によ
って固形産物が集められた。
(6)塩酸と水で洗った後、溶媒を除去して暗色の固形物が残った。
上記の例で作られた化合物は以下の通りであった=5 2.2−ジメチル−5−
フェニルアセチル−1,。
3−ジオキサンー4,6−シオン
6 2.2−ジメチル−5−フェノキンアセチル−1゜3−ジオキサン−4,6
−ジオン
7 5−シクロへキシルカルボニル−2,2−ジメチル−1,3−ジオキサン−
4,6−ジオン8 5−シクロプロビルカルボニル−2,2−ジメチル−1,3
−ジオキサン−4,6−ジオン9 2.2−ジメチル−5−(3−(4−メトキ
シフェニル)プロピオニル)−1,3−ンオキサンーージメチルー1.3−ジオ
キサン−4,6−シオニル)プロピオニル)−1,3−ジオキサン−4゜6−ジ
オン
12 5−(2−シクロペンチル−1−ヒドロキシエチリデン)−2,2−ジメ
チル−1,3−ジオキサキシ)エチリデン)−2,2−ジメチル−1,3−ジオ
キサン−4,6−ジオン
142.2−ジメチル−5−(3−メチルチオプロピオニル)−1,3−ジオキ
サン−4,6−ジオン15 5−メトキシアセチル−2,2−ジメチル−I。
3−ジオキサン−4,6−ジオン
プロピルシアノ酢酸(30,5g)、乾燥プロパツール(18,5g)及び乾燥
エーテル(134ml)の攪拌混合液をO−5°Cで塩酸で飽和した。混合液を
室温であたため、66時間この温度を保持した。減圧蒸発後の残留油を攪拌し、
乾燥プロパツール(180ml)中に45−50°Cて、24時間加熱した。室
温に冷却後、乾燥エーテル(200ml)を添加し、混合液を濾過した。減圧下
で濾液を蒸発し、得られた油を減圧下で蒸留して、トリプロピルオルソ(プロポ
キシカルボニル)アセテート、沸点165−175°C(5mmHg)を得た。
例 17
a) イソプロピルシアノ酢酸(15,0g)と乾燥メタノール(4,2g)の
攪拌混合液を0−5°Cで塩酸で飽和した。乾燥エーテル(70ml)を反応混
合液に添加し、濾過によって集められた固形産物をエーテルで洗って、メチルイ
ソブロボキシカルポニルアセチミデート塩酸を得た。
b) メチルイソプロポキシ力ルポニルアセチミデート塩酸(17g)と乾燥メ
タノール(52,7m1)の混合液を30分攪拌した。乾燥エーテル(290m
l)を添加し、攪拌し、還流下18時間加熱した。反応混合液をO′Cに冷却し
、濾過し、濾液を10%炭酸ソーダ溶液(300ml)で洗い、炭酸ソーダ溶液
(50ml)で飽和し、乾燥し、減圧で蒸発して、トリメチルオルソ(イソプロ
ポキシカルボニル)アセテートを油状で得た。
例 1B
a) メチルチオアセトニトリル(100g)とメタノール(47ml)の乾燥
エーテル(644ml)溶液を0−5°Cで塩酸で飽和した。混合液を室温に1
6時間放置した。
濾過して固形産物を集め、水洗乾燥して、粘着性固形のメチルメチルチオアセチ
ミデート塩酸を得た。
b) メチルメチルチオアセチミデート塩酸とメタノール(551ml)の混合
液を35−45°Cで3時間攪拌した後室温に72時間放置した。次に混合液を
濾過し、濾液を蒸発して、若干の固体を含む油を得、これを精製綿て濾過して油
状のトリメチルオルソ(メチルチオ)アセテート、沸点96−+04°C(5m
a+I(g)を得た。
a)4−ヒドロキシ−5−メトキシ−クマリン(6,5g)、4−クロロフェニ
ルヒドラジン(7,3g)および乾燥トルエン(66ml)の攪拌混合液を、反
応で生じた水の除去による還流下で加熱した。冷却により得られた固形物質を濾
過して集め、4− (2−(4−クロロフェニル)ヒドラジノ)−5−メトキシ
−クマリン、融点206−209℃を得た。
b) 4−C2−(4−クロロフェニル)ヒドラジノコ−4−5−メトキシクマ
リン(1,6g)、5M水酸化ナトリウム水溶液(1ml)及び工業用変性アル
コール(100ml)の混合液を還流下4時間沸とうさせた。冷却し、混合液を
濾過した。濾液を蒸発、乾燥し、残留物をジクロロメタンと水の間に分配した。
ジクロロメタン層を分離して乾燥し、濾過後濃縮して、1−(4−クロロフェニ
ル)−3−(2−ヒドロキシ−6−メトキシフェニル)−2−ピラゾリン−5−
オン、融点185−1888) 乾燥トルエン(82ml)中の4−ヒドロキシ
−6−メドキシークマリン(9,2g)と4−クロCフェニルヒドラジン(10
,2g)の攪拌混合液を、反応で生成した水の除去による還流下で5.5時間加
熱した。さらに、4−クロCフェニルヒドラジン(5゜Og)を添加し、混合液
をさらに2時間還流下で加熱した。混合液を室温に冷却し、生じた固形物を濾過
によって集め、1− (4−クロロフェニル)−3−(2−ヒドロキシ−5−メ
トキジフェニル)−2−ピラゾリン−5−オン、融点197−203℃を得た。
b)1−(4−クロロフェニル’)−3−(2−ヒドロキシ−5−メトキシ−フ
ェニル)−2−ピラゾリン−5−オン(5,5g)、塩化アルミニウム(9,3
5g)および乾燥キシレン(66ml)を攪拌し、100°Cて1時間加熱した
。冷却後、キシレンを傾潟して移し、残留物に2Mの塩酸(90ml)と氷(2
00g)を添加した。粉砕後円形物を濾過によって集め、乾燥し、メタノールか
ら再結晶して、■−(4−クロロフェニル)−3−(2゜5−ジヒドロキシフェ
ニル)−2−ピラゾリン−5−オン、融点220−225°C(分解により)を
得た。
例 21
a) 4−ヒドロキシ−6−メドキシクマリン(10,Og)、4−)リフルオ
ロメチルフェニルヒドラジン(22,9g)、乾燥トルエン(375ml)及び
p−トルエンスルホン酸(0,2g)の攪拌混合液は全部で25時間還流(全部
で130時間室温に断続的に保管)し、その間、7.5時間還流後にp−トルエ
ンスルホン酸(0,2g)を添加し、さらに、還流13時間後に4−トリフルオ
ロフェニルヒドラジン(5g)と1)−)ルエンスルホン酸(0,2g)を添加
した。室温に冷却後、反応混合液を濾過し、固形物を加熱濾過によるアセトニト
リルから再結晶した。集めた固形物をジクロロメタンで沸とうさせ、加熱濾過て
粗6−メドキンー4− C2−(4−1−リフルオロメチルフェニル)−ヒドラ
ジノコクマリンを得た。
b)粗6−メドキシー4− (2−(4−)リフルオロメチルフェニル)ヒドラ
ジノコクマリン(8,5g)、5M塩酸(8,5ml)及び工業用変性アルコー
ル(82ml)の混合液を攪拌し、29時間還流下で沸とうさせた。冷却後、得
られた固形物質を濾過によって集め、3− (2−ヒドロキシ−5−メトキシフ
ェニル)−1−(4−トリフルオロメチルフェニル)−2−ピラゾリン−5−オ
ン、融点212−216°Cを得た。
c)3−(2−ヒドロキシ−5−メトキシフェニル)−1−(1−リフルオロメ
チルフェニル)−2−ピラゾリン−5−オン(2,0g)及び臭化水素酸水溶液
(48%、200m1)の混合液を2時間還流させた。反応混合液を加熱濾過し
、集めた固形物を工業用変性アルコール水溶液から再結晶し、■−(4−トリフ
ルオロメチルフェニル)−3−(2,5−ジヒドロキシフェニル)−2−ピラゾ
リノン、融点253−257°Cを得た。
例 22
a) 4−ヒドロキシ−6−メドキシクマリン(17,1g)、4−ブロモフェ
ニルヒドラジン(25,0g)および乾燥トルエン(160ml)の攪拌混合液
を3時間還流した。さらにヒドラジン(25,0g)を一部添加し、還流をさら
に3時間つづけた。反応混合液を室温に冷却し、濾過後集めた固形物質を沸とう
しているジクロロメタンに浸した後、加熱濾過した。濾液を濃縮し、冷却し、濾
過して、1−(4−ブロモフェニル)−3−(2−ヒドロキシ−5−メトキシフ
ェニル)−2−ビラプリン−5−オン、融点197−200℃を得た。
b)1−(4−ブロモフェニル)−3−(2−ヒドロキシ−5−メトキシフェニ
ル)−2−ピラゾリン−5−オン(5,4g)、塩化アルミニウム(8,2g)
および乾燥キシレン(60ml)の攪拌混合液を蒸気浴で5時間加熱し、次に室
温に冷却し、18時間その温度に放置した。
キシレンを傾潟して除き、残ったガムを稀塩酸(117ml)と氷で処理した。
固形状ガムを濾過して集め、水および石油エーテル(沸点60−80°C)で洗
った。粗生成物をシリカのフラッシュクロマトグラフィーで、移動相としてトル
エン/酢酸(9: 1)を用いて精製した。
適当なフラクションを、−緒にして水洗、乾燥さらに蒸発して得た固形物質を工
業用変性アルコール溶液から再結晶して、■−(4−ブロモフェニル’)−3−
(2,5−ジヒドロキシフェニル)−2−ピラゾリン−5−オン、融点237−
239℃を得た。
例 23
a) 4−ヒドロキシ−6−メドキシクマリン(15g)、3.4−ジクロロフ
ェニルヒドラジン(23,8g)および乾燥トルエン(200ml)、の撹拌混
合液を5時間還流した。ヒドラジンの追加分(12,4g)を添加し、さらに3
時間還流を継続した。反応混合液を室温に冷却し、濾過して得た固形物質をジク
ロロメタンに浸した後乾燥して、1−(3,4−ジクロロフェニル)−3−(2
−ヒドロキソ−5−メトキシフェニル)−2−ピラゾリン−5−オン、融点21
0−211℃を得た。
b)1−(3,4−ジクロロフェニル) −3−(2−ヒドロキシ−5−メトキ
シフェニル)−2−ピラゾリン−5−オン(20g)、塩化アルミニウム(34
g)およびキシレン(280ml)の攪拌混合液を蒸気浴で6時間加熱した。キ
シレンを傾潟して除き、残った混合物を氷と1M塩酸の混合液中に攪拌しながら
注ぎ入れた。混合液を1時間攪拌し、濾過して、1−(3,4−ジクロロフェニ
ル)−3−(2,5−ジヒドロキシフエニ/I、) −2−ピラゾリン−5−オ
ンを得た。
例 24
乾燥トルエン(150ml)中の4−ヒドロキシクマリン(14,3g)と4−
クロロフェニルヒドラジン(18゜9g)の攪拌混合液を、反応で生じた水の除
去による還流下で2.5時間加熱した。混合液を室温に冷却後濾過し固形物質を
集めて、1−(4−クロロフェニル)−3−(2−ヒドロキシフェニル)−2−
ピラゾリン−5−オン、融点183−185°Cを得た。
例 25−34
例24で述へたと同様の方法で、式Xの化合物は、式XV[の化合物(ここでX
は酸素、R,とR31は水素、R3゜は指定の通り)と式XVの化合物(ここで
Zは−CH=、R,は水素、またR1とR8は指定の通り)を反応させて作り、
以下の表2にまとめである。
備考
(1)濾過で集めた固形物質はジクロロメタンで加熱加熱濾過し、冷却して固形
産物か析出した。
(2)減圧下で、結晶か析出するまて濾液を濃縮した。
(3)ジクロロメタン抽出液を蒸発乾固する。
(4)反応溶液を冷却し、蒸発によって得た固形物をロロメタンで加熱した。
(5)アセトニトリルから再結晶
(6)濾過して集めた固形物を産業用変性アルコール/水(31)で煮沸し、冷
却後濾過して固形物を得た。
上の例で作られた化合物は次の通りであった。
一才
ルす
リン
ドロ
ヒド
ン
ドロ
ンー
一ト
ンー
一メ
ン
例24に述べたと同様の方法で、式Xの化合物は、式XVIの化合物(ここでX
は酸素、R,とRJ+は水素モしてR1゜は指定の通り)と式XVの化合物(こ
こでZは−N=そしてR7、R,およびRs’は指定の通り)を反応させて作り
、表3にまとめられている。
注釈
(1)反応物質の還流剤
a)酢酸エチル
b)キシレン
c) )ルエン/酢酸エチル
d) )ルエン
(2)酢酸エチル(トルエンの50−100%容量)を20分後に還流混合液に
添加した。
(3)エタノールから再結晶した。
(4)反応混合物を冷却し蒸発した。得られた固形物を酢酸エチルに浸し、加熱
濾過した。濾液を蒸発し、得られた油をシリカのフラッシュクロマトグラフィー
で、移動相として2%メタノール/ジクロロメタンを用いて精製した。フラクシ
ョンを一緒にして蒸発し、得られた固形物を酢酸エチルから再結晶した。
(5)粗生成物はエタノールで煮沸し、2回濾過を行った。
(6)ヒドラジン(2,0g)をさらに3時間後に添加した。
(7)熱反応混合液を傾潟し、濃縮し、濾過した。集めた固形物をジエチルエー
テル(300ml)に懸濁し、2.5Mの水酸化ナトリウム溶液で抽出した。抽
出液を一緒にし、ジエチルエーテルで洗い、次に濃厚塩酸で酸性にした。固形物
を濾過によって集め、水洗後乾燥した。
(8)還流後トルエン液を蒸発し乾燥した。残留物をジクロロメタンで煮沸し、
加熱濾過し、濾液を濃縮した。冷却と、ひっかきにより得られた固形を濾過して
集めた。
上の例で作られた化合物は次の通りである。
35 3−(2−ヒドロキシフェニル)−1−(5−トリフルオロメチル−2−
ピリジル)−2−ピラゾリン−5−オン
36 1−(6−クロロ−2−ピリジル)−3−(2−ヒドロキシフェニル)−
2−ピラゾリン−5−オン
37 1−(5−クロロ−2−ピリジル)−3−(2−ヒドロキシフェニル)−
2−ピラゾリン−5−オン
38 3−(2−ヒドロキシフェニル)−1−(6−トリフルオロメチル−2−
ピリジル)−2−ピラゾリン−5−オン
39 1−(4−クロロ−2−ピリジル)−3−(2−ヒドロキシフェニル)−
2−ピラゾリン−5−オン
40 1−(6−クロロ−5−トリフルオロメチル−2−ピリジル)−3−(2
−ヒドロキシフェニル)−2−ビラプリン−5−オン
41 1−(5−ブロモ−2−ピリジル)−3−(2−ヒドロキシフェニル)−
2−ピラゾリン−5−オン
42 1−(5−クロロ−2−ピリジル)−3−(2゜6−ジヒドロキシフェニ
ル)−2−ピラゾリン−5−オン
43 3−(5−フルオロ−2−ヒドロキシフェニル)−1−(5−トリフルオ
ロメチル−2−ピリジル)−2〜ピラゾリン−5−オン
例 44
乾燥トルエン(47ml)中の4−ヒドロキシチオクマリン(4,5g)及び4
−トリフルオロメチルフェニルヒドラジン(7,0g)の攪拌混合液を窒素雰囲
気で還流下4.5時間加熱した。2時間後にさらにヒドラジン(1,5g)を添
加し、反応で生じた水を除去した。混合液を室温に冷却し、濾過し、濾液を室温
で18時間保存した。
濾液を蒸発し、残留固形物をジクロロメタンに溶かし、水洗、乾燥、濃縮し、得
られた固形物をジクロロメタンで洗って、3−(2−メルカプトフェニル)−1
−(4−トリフルオロメチルフェニル)−2−ビラプリン−5−オン、融点16
1−164°Cを得た。
J−(4−クロロフェニル)−3−(2−ヒドロキシフェニル)−2−ピラゾリ
ン−5−オン(2,9g)及びトリプロピルオルソ(プロポキシカルボニル)酢
酸(8゜7g)の攪拌混合物を145−150°Cて40分間加熱した。混合物
を100°C以下に冷却し、工業用変性アルコールで稀釈した。生成した固形物
は濾過によって集められ、2−(4−クロロフェニル)−3−オキソ−2゜3−
ジヒドロ(1)ベンゾピラノ C4,3−c) ピラゾール−4−アセテート、
融点138−140°Cを得た。
例 46
例45と同様の方法で、1−(−4−クロロフェニル’I −3−(2,5−ジ
ヒドロキシフェニル)−2−ピラゾリン−5−オン(6,6g)とトリメチルオ
ルソ(イソプロポキシカルボニル)−アセテート(21,,9g)を140°C
で2時間加熱し、それから冷却、濾過そして得られた固形物をエーテルで洗い、
イソプロピル2−(4−クロロフェニル)−8−ヒドロキシ−3−オキソ−2゜
3−ジヒドロ〔1〕ベンゾピラノ(4,3−c)ピラゾール−4−アセテート、
融点224−225℃を得た。
例 47
1−(4−クロロフェニル)−3−(2−ヒドロキシフェニル)−2−ピラゾリ
ン−5−オン(2,9g)とトリエチルオルソ(エトキシカルボニル)アセテー
ト(7゜0g)の攪拌混合物を130−135℃で10分加熱し、次に冷却し、
エーテルで稀釈した。生成した固形物を濾過して集め、エチル2−(4−クロロ
フェニル)−3−オキソ−2,3−ジヒドロ〔1〕−ベンゾピラノ〔4,−3−
C〕ピラゾール−4−アセテート、融点159−161”Cを得た。
例 4 8−6 0
例47に述へたと同様の方法て、式[1’の化合物(ここでR1は水素で、R,
はエトキシカルボニル)は、式X(ここでZは−CH=、R,′とR1は水素を
あられし、そしてX、Rt 、R,およびR2゜は指定の通り)の化合物とトリ
エチルオルソ(エトキシカルボニル)アセテート(XI)と反応させて作り、以
下の表4にまとめである。
表4における備考
(1)加熱温度=140−150°C
(2)エーテルによる稀釈と濾過後、固形産物をジクロロメタンで攪拌し濾過し
た。濾液を蒸発し、得られた固形物をエーテルで粉末化した。
(3)18時間放置後、オルソエステル(5g)の追加部分を加え、混合物をさ
らに60分加熱した。混合物をエーテルで粉末化し、濾過によって固形産物をあ
つめた。
上側で製造した化合物は次の通りであるニド。
ト:
3−C〕ピラゾール−4−アセテート;キシ−3−オキソ−2,3−ジヒドロ〔
l〕ペンルフェニル)−2,3−ジヒドロ(1)ベンゾピラノ(4,3−c)−
ピラゾール−4−アセテート:
56 エチル2−(4−メトキシフェニル)−3−才キソー2.3−ジヒドロ〔
1〕−ベンゾピラノ〔4゜3一旦〕ピラゾールー4−アセテート:57 エチル
2−(4−メチルフェニル)−3−オキソ−2,3−ジヒドロ〔1〕−ベンゾピ
ラノ 〔4゜3一旦〕ピラゾールー4−アセテート:58 エチル2−(3−ク
ロロフェニル)−3−オキソ−2,3−ジヒドロ〔1〕−ベンゾピラノ〔4゜3
一旦〕ピラゾールー4−アセテート;59 エチル2〜(4−クロロフェニル)
−9−メトキノ−3−才キソー2,3−ジヒドロ(1)ベンゾピラノ (4,3
−c) ピラゾール−4−アセテート ;
60 エチル3−オキソ〜2−(4−トリフルオロメチルフェニル)−2,3−
ジヒドロ(1)ベンゾチオピラノ(4,3−C)ピラゾール−4−アセテート
例 61−65
例47に述べたと同様の方法で、式II’ (ここでR6とR8は水素である)
の化合物は、式X(ここてXは酸素、Zは−CH=;R,’ とR1は水素を示
し、R1゜R1とR1゜は指定の通り)の化合物とトリエチルオルソアセテート
(XI)を反応さ昼て作り、表5にまとめである。
注釈
(1)加熱温度=140−150″C
上記の例で作られた化合物は以下の通りてあった −キシー4−メチル〔1〕ベ
ンゾピラノ(4,3−ルオロメチルフェニル)−[1)ベンゾピラノ2−(4−
クロロフェニル)−9−メトキシ−4−メチル〔I〕ベンゾピラノ (4,3−
c)ピラゾール−3(2旦)−オン(0,5g)と乾燥キシレン(4,8ml)
中の塩化アルミニウム(0,78g)の混合液を、100−210℃に予熱した
油浴に35分間装いた。冷却し、この反応混合液に2 Mの塩酸(10+nl)
と氷を添加した。
得られた黄色の固形物を濾過して集め、2−(4−クロロフェニル)−9−ヒド
ロキシ−4−メチル〔1〕ベンゾピラノ−[4,3−C) ピラゾール−3(2
H)−オン、融点213−215°Cを得た。
例 67
3.4−ジクロロフェニルヒドラジン(3,2g)のキシレン(75ml)溶液
をメチル6−メドキシー3−メチル−4−才キソー3−チオクロマンカルボキシ
レート(2,0g)とp−トルエンスルホン酸(0,4g)のキシレン(500
)l)混合液に添加した。混合液を窒素雰囲気で、反応によって生じた水の除去
による還流下で22時間煮沸した。混合液を冷却し減圧下で蒸発させた。残留物
をシリカのフラッシュクロマトグラフィーによって2回、移動相として最初はジ
クロロメタン、次はジクロロメタン/石油エーテル(沸点40−60°C11:
1)を用いて分離した。得られた油をプロパン−2−才ルから再結晶して、2−
(3,4−ジクロロフェニル)−8−メトキシ3a−メチル−3a、4−ジヒド
ロ〔1〕ベンゾチオピラノ (4,3−c)−ピラゾール−3−(2H)−オン
、融壊73−76°Cを得た。
例 6g−71
例67に述べたと同様の方法で、式1’ (ここでXは硫黄、Zは−CH=、R
1は水素そしてR、、lは8−メトキシである)の化合物は、式XIV (提供
された出発物質の製造例)の化合物と式XV(ここでRf’は水素そしてR7と
R3は指定の通り)の化合物を反応させて作り、表6にまとめである。それぞれ
、0.4gのp−トルエンスルホン酸を反応に用いた。
注釈
(1)移動相として、a)ジクロロメタン、b)ジクロロメタン/メタノール(
99,5:0.5)を用いた単一フラッシュクロマトグラフの精製工程
(2)イソプロピルアルコールからの再結晶(3) 0.2 g p−トルエン
スルホン酸使用(4)反応混合物を濾過し、濾液を以下のように処理した:
a)濃縮して得た固形物をメタノールから再結晶した:または
b)蒸発して得た固形物をメタノールから再結晶し、フラッシュクロマトグラフ
ィにかけた。
上側で作った化合物は以下の通りであったニー68 8−メトキシ−3a−メチ
ル−2−(4−トリフルオロメチルフェニル)−3a、4−ジヒドロ69 2−
(4−クロロフェニル)−8−メトキシ−3a−メチル−3a、4−ジヒドロ(
1)ベンゾチア0 2−(4−フルオロフェニル)−8−メトキシ−3a−メチ
ル−3a、4−ジヒドロ〔1〕ベンゾ71 8−メトキシ−4−メチル−2−(
4−)リフルオロメチルフェニル)−(1)ベンゾチオピラノ三臭化ホウ素(2
1,4ml)、(ジクロロメタン中IM溶液)を、乾燥ジクロロメタン(80m
l)中の8−メトキノ−3a−メチル−2−(4−トリフルオロメチルフェニ/
L)−3a、4−ジヒドロ(1)ベンゾチオピラノ〔4,3一旦〕ピラゾール−
3(2旦)−オン(4,2g)の混合液に、窒素雰囲気下、−70°Cて攪拌し
ながら滴状添加した。混合液を室温で1時間攪拌した。反応混合液をメタノール
(800ml)に注ぎ、次に減圧で蒸発した。得られた油を酢酸エチルに溶かし
、水および炭酸水素ナトリウム水溶液(10%)で洗い、酢酸エチル層を乾燥蒸
発させた。得られた固形物を酢酸エチル/石油エーテル(沸点40−60°C)
から再結晶して8−ヒドロキシ−3a−メチル−2−(4−トリフルオロメチル
フェニル)−3a、4−ジヒドロ(1)ベンゾチオピラノ 〔4,3−c) ピ
ラゾール−3−(2H)−オン、沸I¥:211−213°Cを得た。
例 73−76
例72に述へたと同様の方法で、式T’ (ここでXは硫黄、Zは−CH=、R
1は水素そしてR3゜′は8−ヒドロキシである)の化合物は、式I′ (ここ
てR1゜′は、与えられた出発化合物の8−メトキシ−製造例である)の化合物
から作り、表7にまとめられている。例76aでは、表に示すように、〜70°
Cに冷却した反応混合液に、三臭化ホウ素の追加分を添加した。
備考
(1)三臭化ホウ素(5,5ml)の追加分は18時間後に添加された。メタノ
ール処理と酢酸エチルおよび炭酸水素すトリウムからの再結晶後の残留物は、移
動相にジクロロメタンを用いたシリカのフラッシュクロマトグラフィーで分離し
、エーテル/石油エーテル(沸点、40−60″C)から再結晶し、固形物を得
た。
(2)三臭化ホウ素(5,2ml)の追加分を2時間後に添加した。
(3)反応混合物をメタノールに注いで生じた固形物を濾過し、乾燥して生成物
を得た。
上側で作られた化合物は次の通りであったニー73 2−(3,4−ジクロロフ
ェニル)−8−ヒドロ5キシ−3a−メチル−3a、4−ジヒドロ〔1〕74
2−(4−クロロフェニル)−8−ヒドロキシ−3a−メチル−3a、4−ジヒ
ドロ(1)ベンゾ75 2−(4−フルオロフェニル)−8−ヒドロキソ−3a
−メチル−3a、4−ジヒドロ(1)ベン76 8−ヒドロキシ−4−メチル−
2−(4−)リフルオロメチルフェニル)−(1)ベンゾチオピラノ(4,3−
c)ピラゾール−3(2H)−才ン:
例 77−90
例47に述べたと同様の方法で、式Iの化合物は、式X(ここでXは酸素、Zは
−N=、R1は水素そしてR,、R,、R,’およびR3゜は指定の通りである
)とトリエチルオルソアセテート(XI)を反応させて作り、表8にまとめてい
る。
備考
(1)加熱温度=140−150°C
(2)エタノール/ジクロロメタンから再結晶した。
(3)粗生成物をシリカのフラッシュクロマトグラフィーにより、ジクロロメタ
ン中のメタノールの4%溶液を用いて精製した。抽出液を一緒にし、ジクロロメ
タン/石油エーテル(沸点40−60°C)、次にアセトンで粉末化し、減圧下
で乾燥して生成物を得た。
(4)オルソアセテート(7,2m1)の追加分を5分後に添加した。反応混合
液からの固形産物は工業用変性アルコールで粉末化した。
例 87
例47に述べたのと同様の方法で、1−(5−クロロ−2−ピリジル)−3−(
2−ヒドロキシフェニル)−2−ピラゾリン−5−オン(1,4g)とトリメチ
ルオルソ(メチルチオ)アセテート(2,5ffll)の攪拌混合液を140−
145°Cで10分間加熱した。次に冷却し、工業用変性アルコールで粉末化し
、2−(5−クロロ−2=ピリジル)−4−メチルチオメチル(1)ベンゾピラ
ノ(4,3−c)ピラゾール−3(2H)−オン、融点217−219°Cを得
た。
例 88
例47に述へたのと同様の方法で、1−(5−クロロ−2−ピリジル)−3〜(
2−ヒドロキシフェニル)−2−ビラプリン−5−オン(3,0g)とトリエチ
ルオルソ(エトキシカルボニル)子セテート(7,3g)の攪拌混合液を140
−145°Cて45分間攪拌し、オルソエステル(2X3.7g)の追加分を1
5分後と30分後に添加した。反応混合液を冷却し、エーテルで粉末化した。
得られた固形物を塩化メチレンに溶かし、フロリジルカラムを通して塩化メチレ
ンで溶出した。この溶出液を蒸発し、残留物をエーテルで粉末化して、エチル2
−(5−クロロ−2−ピリジル)−3−才キソー2,3−ジヒドロ(1,1ベン
ゾピラノC4,3−c〕 ピラゾール−4−アセテート、融点152−154°
Cを得た。
例 89
塩化アセチル(0,5ml)を、2−(5−クロロ−2−ピリジル)−9−ヒド
ロキシ−4−メチル〔1〕ベンゾ5ピラノ (4,3−c:l ピラゾール−3
(2H)−オン(2,0g)、乾燥テトラヒドロフラン(30ml)およびトリ
エチルアミン(1,0ml)の攪拌混合液にO″Cて滴状添加した。混合液を室
温にあたため、2.5時間攪拌した。
濾過して集めた固形物を水洗し、熱エタノールで粉末化し、乾燥して、2−(5
−クロロ−2−ピリジル)−4=メチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロ〔1〕
−ベンゾピラノ〔4,3−c)ピラゾール−9−イルアセテート、融点252−
255°Cを得た。
例 90
エチル2−(5−クロロ−2−ピリジル)−3−オキソ−2,3−ジヒドロ(1
)ベンゾピラノ(4,3−C〕ピラゾール−4−アセテート(1,4g)とシク
ロブチルメタノール(3,5ml)の攪拌混合液を150°Cて1時間加熱した
。反応混合液を室温に冷却し、エーテルで粉末化し、濾過して固形物を集め、エ
ーテルで洗って、1 シクロブチルメチル2−(5−クロロ−2−ピリジル)−
3−才キソー2,3−ジヒドロ〔1〕ベンゾピラノC4,3−c)−ピラゾール
−4−アセテート、融点157−160°Cを得た。
例 91
プロピル2−(4−クロロフェニル)−3−オキソ−2,3−ジヒドロ(1)ベ
ンゾピラノC4,3−c)ピラゾール−4−アセテ−)(1,9g)と2−ピペ
リジノエタノール(6,4ml)の混合液を150°Cて1時間攪拌した。反応
混合液を室温に冷却し、水(30ml)に注いだ。この混合液をジクロロメタン
で抽出し、有機抽出液を一緒にしてよく水で洗い、乾燥し、蒸発した。残留した
油を無水アルコールに溶解し、エタノール塩化水素で処理した。冷却とひっかき
によって生じた固形物を濾過によって集め、乾燥して、2−(4−クロロフェニ
ル)=3−才キソー2,3−ジヒドロ−〔1〕ベンゾピラノ(4,3−c)ピラ
ゾール−4−アセテート塩化水素、融点193−197°C(分解により)を得
た。
例 92−100
例91に述べたのと同様の方法で、式Iの化合物は、式II’ (出発エステル
の製造例か与えられている)の化合物を適当なアルコールと反応させることによ
り、表9に集約されているように作られた。
備考
(1)トリエチルアミンを用いて遊離塩基に変え、シリカのフラッシュクロマト
グラフィーにより、移動相としてジクロロメタン/メタノール(9: 1)を用
いて精製した生成物
(2) l 50°Cで15分間加熱後、反応混合液をジクロロメタン(100
ml)で稀釈し、水洗した。分離した固形産物は濾過によって集められた。
(3)生成物は55°Cて柔かになる。
例 101
エチル2−(4−クロロフェニル)−3−オキソ−2゜3−ジヒドロ[1)ベン
ゾピラノ (4,3−c)ピラゾール−4−アセテート(3,0g)と4−メト
キシベンジ。
ルアルコール(9,6ml)の混合液を150°Cで50分攪拌した。反応混合
物を室温に冷却し、エーテルで稀釈し、濾過によって4−メトキシベンジル2−
(4−クロロフェニル)−3−オキソ−2,3−ジヒドロ−(1)ベンゾピラノ
−(4,3−c)ピラゾール−4−アセテート、融点+52−155°Cか得ら
れた。
例 +02−134
例101に述へたのと同じ方法て、式Iの化合物は、エチル2−(4−クロロフ
ェニル)−3−オキソ−2゜3−ジヒドロ(1)ベンゾピラノC4,3−c、l
ピラゾール−4−アセテ−) (II”)と適当なアルコールと反応させるこ
とによって作られ、表IOにまとめている。
備考
(1) 冷却した反応混合物ニー
a)濾過によって集められた固形物を生じた;b))・ルエンとエーテルで粉末
化した固形物を生した。
C) ジクロロメタンに溶解し、水洗、乾燥、蒸発した。
d)ジクロロメタンに溶解し、水洗、乾燥、蒸発て得られたゴムはエーテルで粉
末化した;
e)水に注ぎ、濾過によって固型物を得た。
(2) 生成物は、a)アセトニトリル+b) エチルアセテートから再結晶し
た。
(3) 反応混合液は、aN20℃、b)150−160’CTC)280″C
od)214°Cて加熱した。
(4) 粗生成物はシリカのフラッシュクロマトグラフィ5−により、移動相と
して、a)トルエン/酢酸(9: 1):b)トルエン:C)エチルアセテート
/酢酸(9・1)を用いて精製した。
得られたフラクションを蒸発し、エーテルによって粉末化し、固形物を得た。
(5) 冷却した反応混合物はジクロロメタンに溶かし、水洗した。乾燥、濃縮
後、混合物は、移動相として、増加するアセトン(1から10%)を含むジクロ
ロメタンを用いたフロリジルカラムで精製した。得られた物質はエーテルで粉末
化して製品を得た。
(6) 反応混合物は90°Cに冷却後、a)工業用変性アルコール、b)無水
アルコールで稀釈した。濾過により生成物を得た。
例 135−141
例101で述べたのと同様の方法て、式■の化合物は、式II’ (出発エステ
ルの製造の例か与えられている)の化合物と適当なアルコールとの反応で作られ
、表11にまとめている。
備考
(1)サイクルは、26時間の還流と140時間室温の放置を含んでいた。アル
コール(2g)の追加分か還流13時間に添加された。
例 142および143
エチル2−C4−’)ロロフェニル)−3−tt−ソー2゜3−ジヒドロ〔1〕
ベンゾピラノ(4,3−c)ピラゾール−4−アセテート(2,0g)、1.2
−エタンジオルアセテート(2,0ml、モノおよびジアセテートの91:l混
合液)。N−メチルモルホリン(0,6ml)また乾燥キシレン(20ml)の
混合液を還流下で6時間加熱した。混合液を減圧下で蒸発し、残留物はシリカの
フラッシュクロマトグラフィーにより、移動相としてトルエン/酢酸(9: l
)を用いて分離した。これにより、2−アセトキシエチル2−(4−クロロフェ
ニル)−3−才キソー2,3−ジヒドロ〔1〕ベンゾピラノ 〔4,3136−
139℃、および、2−ヒドロキシエチル2−(4−クロロフェニル)−3−オ
キソ−2,3−ジヒドロ〔1〕ベンゾピラノ〔4,3一旦〕ピラゾールー4−ア
セテート(例143) 、融点161−162°Cを得た。
例 +44
エチル2−(4−クロロフェニル)−3−オキソ−2゜3−ジヒドロ〔1〕ベン
ゾピラノ(4,3−c)ピラゾール−4−アセテート(2,0g) 、4−(2
−ヒドロキジエチル)チオモルホリン(Ig)、乾燥キシレン(20ml)およ
び4Aモレキユラシーブを含むN−メチルモルホリン(0,6ml)の混合液を
150°Cで3時間加熱した。さらに、4−(2−ヒドロキシエチル)チオモル
ホリン(1,0g)を添加し、加熱を1時間継続した。反応混合液を室温に冷却
し、エチルアセテートで稀釈した。
モレキュラシーブから傾潟後、溶液を水洗、乾燥し、減圧下で蒸発した。残留ゴ
ムをエタノールに溶解し、エタノール性塩化水素で処理後O′Cに冷却した。生
じた固形物を濾過して集め、乾燥して、2−チオモルホリノエチル2−(4−ク
ロロフェニル)−3−才キソ2.3−ジヒドロ〔1〕ベンゾピラノ (4,3−
c)ピラゾール−4−アセテート塩化水素、融点223−226°Cを得た6例
+45
エチル2− (4−クロロフェニル)−3−オキソ−2゜3−ジヒドロ〔l〕ベ
ンゾピラノ (4,3−c:l ピラゾール−4−アセテ−1−(2,00g>
、2−メチルチオエタノール(0,5ml) 、N−メチルモルホリン(0,
6ml)および乾燥キシレン(40ml)の混合液を170℃で5時間加熱した
。混合液は減圧下で蒸発し、残留物をアセトニトリルから2回再結晶し、2−メ
チルチオエチル2−(4−クロロフェニル)−3−才キソー2.3−ジヒドロ〔
1〕ベンゾピラノ(4,3−c)ピラゾール−4=アセテート、融点113−1
14°Cを得た。
エチル2−(4−クロロフェニル)−3−オキソ−2゜3−ジヒドロ(1)ベン
ゾピラノ (4,3−c)ピラゾール−4−アセテート(2,0g) 、4,4
.4−1−リフルオロブタノール(1,3g)、N−メチル−モルホリン(0,
6[01)および乾燥キシレン(40ml)の混合液を攪拌し、還流下で5時間
煮沸した。キシレン(10ml)と4.4.4−)リフルオロブタノール(1,
5g)をさらに添加した。混合液をさらに2時間還流下で煮沸し、減圧下で蒸発
した。残留固形物をアセトニトリルから2回再結晶し、4,4.4−)リフルオ
ロブチル2−(4−クロロフェニル)−3−オキソ−2,3−ジヒドロ〔1〕ベ
ンゾピラノ(4,3−c)ピラゾール−4−アセテート、融点114−115°
Cを得た。
例 147
エチル2−(4−クロロフェニル)−3−オキソ−2゜3−ジヒドロ〔1〕ベン
ゾピラノ(4,3−c)ピラゾール−4−アセテート(2,0g)、2−シアノ
エタノール(0,4ml) 、N−メチルモルホリン(0,6ml)およびモレ
キュラシーブ(20ピース)の混合液を乾燥キシレン(40ml)中で170°
Cで5時間加熱した。さらに2−シアノエタノール(0,4ml)を添加し、混
合液を】70′Cて18時間攪拌した。混合液を減圧下で蒸発し、残留油を、移
動相にジクロロメタンを用いた短いフロリジル■カラムで精製した。得られた物
質をシリカカラムのフラッシュクロマトグラフィーにより、移動相にトルエン/
酢酸(9: 1)を用いて分離した。溶媒除去後に得られた物質を石油エーテル
(沸点60−80°C)て粉末化して、2−シアノエチル2−(4−クロロフェ
ニル)−3=オキソ−2,3−ジヒドロ〔1〕ベンゾピラノ(4,3−c)ピラ
ゾール−4−アセテート、融点120−122°Cを得た。
例 148
例145と同様の方法で、エチル2−(4−クロロフェニル)−3−オキソ−2
,3−ジヒドロ〔1〕ベンゾピラノ C4,3−c)ピラゾール−4−アセテー
ト(2゜Og)、エチル3−ヒドロキシプロピオネート(l、2m1) 、N−
メチルモルホリン(0,6[111)および乾燥キシレン(40ml)の混合液
を170°Cで6時間加熱し、シリカのフラッシュクロマトグラフィーで、移動
相にトルエン/酢酸(9: 1)を用いて処理し、2−エトキシカルボニルエチ
ル2−(4−クロロフェニル)−3−オキソ−2,3−ジヒドロ[1)ベンゾピ
ラノ (4,3−例145と同様の方法で、エチル2−(4−クロロフェニル)
−3−オキソ−2,3−ジヒドロ(1)ベンゾピラノ (4,3−c)ピラゾー
ル−4−アセテート(1゜1g)、2−フェニル−1−プロパツル(0,4ml
)およ3g)の混合液を攪拌し15時間還流下で煮沸し、さらに、2−フェニル
−1−プロパツール(0,2ml)とN−メチルモルホリン(0,2m1)を1
4時間後に添加した。
反応混合液を冷却し、濾過して集めた固形物をアセトニトリルから再結晶して、
β−メチルフェネチル2−(4−クロロフェニル)−3=オキソ−2,3〜ジヒ
ドロ〔1〕ベンゾピラノ(4,3−c)ピラゾール−4−アセテート、融点86
−90℃を得た。
例 150
エチル2−(4−クロロフェニル)−3−オキソ−2゜3−ジヒドロ〔1〕ベン
ゾピラノ(4,3−c)ピラゾール−4−アセテ−1−(2,0g)、シクロヘ
キシルエタノール(0,7m1) 、N−メチルモルホリン(0,6ml)およ
びキシレン(40ml)の混合液を還流下6時間加熱した。さらにシクロヘキシ
ルエタノール(0,7ml)追加分を添加し、さらに3時間還流下で加熱した。
混合液を減圧下で蒸発し、残留物をアセトニトリルから2回再結晶し、2−シク
ロヘキシルエチル2−(4−クロロフェニル)−3−才キソー2,3−ジヒドロ
(1)−ベンゾピラノ(4,3−c)−ピラゾール−4−アセテート、―点14
9−151”Cを得た。
例 151
エチル2−(4−クロロフェニル)−3−オキソ−2゜3−ジヒドロ(1)ベン
ゾピラノ(4,3−c)ピラゾール−4−アセテート(1,0g)、■−メチル
−2−モルホリノエタノール(0,8ml)および乾燥トルエン(IOi+1)
の溶液を攪拌し、初期の量を維持するため新鮮なトルエンを添加し、連続蒸留下
で9時間加熱した。さらに、1−メチル−2−モルホリノエタノール(0,8の
1)を添加し、加熱/蒸留を7時11ff継続した。さらに、1−メチル−2−
モルホリノエタノール(0,8ml)を添加し、混合液をさらに5時間加熱した
。反応混合液をO″Cに冷却し、得られた固形物を濾過によって集め、エーテル
で洗い、乾燥して、l−メチル−2−モルホリノエチル2−(4−クロロフェニ
ル)−3−オキソ−2,3−ジヒドロ〔1〕ベンゾピラノ (4,3−c)ピラ
ゾール−4−アセテート、融点176−179℃を得た。
例 152
例151と同様の方法で、エチル2−(4−クロロフェニル)−3−才キソー2
,3−ジヒドロ〔1〕ベンゾピラノ (4,3−c:l ピラゾール−4−アセ
テート(1゜Og)、(1−メチル−2−ピペリジル)メタノール(0,7m1
)およびトルエン(15ml)の混合液は、フラッシュクロマトグラフィーの後
、l−メチル−2−ピペリジルメチル2−(4−クロロフェニル)−3−才キソ
ー2.3−ジヒドロ〔1〕ベンゾピラノ(4,3−c)ピラゾール−4−アセテ
ート、融点159−163°Cを無水アルコール(50ml)中の2−モルホリ
ノエチル2−(4−クロロフェニル)−3−オキソ−2,3−ジー4−アセテー
ト塩化水素(1,5g)の攪拌懸濁液をO−5°Cて、ホウ素水素化ナトリウム
(0,6g)を分は与えた。さらにホウ素水素化ナトリウム(0,28g、0.
28g、0.14g)をそれぞれ、1時間、3時間および3゜5時間後に添加し
ながら、この温度で4時間攪拌した。
反応混合液を水に注ぎ、0−5°Cに冷却し、氷酢酸で中性にした。水溶液層を
ジクロロメタンで抽出した。抽出液を洗い、乾燥し、蒸発して、2−モルホリノ
−エチル2−(4−クロロフェニル)−3−オキソ−1,2,3゜4−テトラヒ
ドロ〔1〕−ベンゾピラノ(4,3−c〕ピラゾール−4−アセテート、融点1
25−128℃を塩化アセチル(2,3m1)とトリメチルアミン(1,1m1
)を、ジクロロメタン(75ml)(例中の3−ヒドロキシプロピル2−(4−
クロロフェニル)−3−才キソー2,3−ジヒドロ〔l〕ベンゾピラノ 〔4,
3一旦〕−ピラゾールー4−アセテートの溶液(例124)に0°Cで添加した
。反応混合液を室温で18時間攪拌し、次に洗浄、乾燥、濾過し、濾液を蒸発し
た。残留混合物を、移動相としてジクロロメタンを用いてフロリジルカラムに通
した。必要なフラクションを集め、蒸発した。粗生成物を、移動相としてエチル
アセテートを用いて、シリカのフラッシュクロマトグラフィーによって精製した
。
生成物をエチルアセテートから再結晶して、3−アセトキシプロピル2−(4−
クロロフェニル)−3−オキソ−2,3−ジヒドロ〔1〕ベンゾピラノ C4,
3−c)ピラゾール−4−アセテート、融点129−131”Cをエチル2−(
4−クロロフェニル)−3−オ牛ソー2゜3−ジヒドロ〔]〕ベンジベンゾ (
4,3−c)ピラゾール−4−アセテート(1,9g)(例47)、N−メチル
アニリン(0,5g)およびキシレン(15011)の攪拌混合液を還流下22
時間加熱した。さらにN−メチルアニリン(0,3g)を追加し混合液を還流下
さらに5時間加熱した。混合液を冷却し器壁をこすった。生じた固形物を濾過に
よって集め、乾燥して、2−(4−クロ0フセタニリト、融点200−202°
Cを得た。
例 156−170
例155に述べたのと同様の方法で、式Iの化合物を、式H’ (出発エステル
の製造例か与えられている)の化合物と適当なアミンを反応させて作り、表12
にまとめている。
備考
(1)固形物はアセトニトリルから再結晶した。
(2)反応混合物を減圧下で蒸発し、残留物をジクロロメタン/工業用変性アル
コール(33:1)から再結晶した。
(3)得られた固形物を濾過によって集め、次にジクロロメタンに溶かし、濾過
し、モして濾液に工業用変性アルコールを濾液に加えた。溶液を減圧下で濃縮し
、冷却し、濾過によって固形物を集めた。
(4)固形物はアセトンから再結晶した。
(5)反応混合液を蒸発し、残分をアセトニトリルから再結晶した。
(6) 158°Cで軟化した。
例 170
a)プロピル2−(4−クロロフェニル)−3−オキソ−2,3−ジヒドロ(1
)ベンゾピラノ (4,3−c)ピラゾール−4−アセテート(1,9g)(例
45)と1=ピペラジンエタノール(5,9m1)の混合液を攪拌し、150℃
で1.5時間加熱した。混合液を室温に冷却し、水で稀釈し、ジクロロメタンで
抽出した。有機抽出液を集めて水洗し、乾燥、蒸発した。残留物をエタノールに
溶かし、エタノール性塩化水素で処理した。冷却と、器壁をこすって生じた固形
物を濾過によって集めて、2−(4−クロロフェニル−N、N−C3−(2−ヒ
ドロキシエチル)−3−アザペンタメチレンツー3−才キソー2.3−ジヒドロ
−〔1〕ベンゾピラノ [4,3−c〕ピラゾール−4−アセタミド塩化水素、
融点200−205℃(分解による)を得た。
b) ジクロロメタン(28ml)中の2−(4−クロロフェニル)−N、N−
[3−(2−ヒドロキシエチル)−3−アザペンタメチレンツー3−才キソー2
.3−ジヒドロ〔1〕ヘンゾピラノC4,3−c)ピラゾール−4=アセタミド
塩化水素(0,7g)の溶液を攪拌しなから0°Cに冷却し、トリエチルアミン
(0,42[+11) 、次に塩化アセチル(0,14ml)で処理した。混合
液を水浴で2時間攪拌した。塩化アセチル(0,07m1)をさらに添加し、混
合液を0°Cてさらに30分攪拌して一夜0°Cて放置した。混合液を水洗し、
乾燥して減圧で蒸発した。得られた固形物をエーテルで粉末化し、生じた固形物
を濾過によって集め、乾燥して、2− +4−C2−(4−クロロフェニル)−
3−才キソー2.3−ジヒドロN)ベンゾピラノ(4,3−c)−ピラゾール−
4−アセチル〕ピペラジンー■−イル)エチルアセテート、融点162−166
°Cを得た。
例 171
2−(4−クロロフェニル)−N、N−[3−(2−ヒドロキシエチル)−3−
アザペンタメチレンツー3−才キソー2,3−ジヒドロ〔1〕ベンゾピラノ 〔
4,3一旦〕 ピラゾール−4−アセタミド塩化水素(0,8g)(例170a
)およびジクロロメタンの攪拌混合液をトリメチルアミン(0,5ml)次に塩
化プロピオニル(0,3m1)で0°Cで処理した。反応混合液を室温で3.5
時間攪拌した。混合液を水洗後乾燥し、減圧で蒸発した。得られた固形物を、濾
過によって集めて乾燥し、2− +4−(2−(4−クロロフェニル)−3−才
キソー2.3−ジヒドロ(1)ベンゾピラノ(4,3−c)−ピラゾール−4−
アセチルコピペラジン−1−イル)エチルプロピオネート、融点173−175
″Cを得た。
例 172
エチル3−オキソ−2−(4−トリフルオロメチルフェニル)−2,3−ジヒド
ロ〔]〕ベンジベンゾラノ〔4,3一旦〕ピラゾールー4〜アセテート(0,9
g)(例60)、モルホリン(0,4ml)および乾燥キシレン(3,5m1)
の攪拌混合液を還流下、2.3時間加熱した。
反応混合液を室温に冷却し、濾過によって得た固形物をキシレンとエーテルで洗
った後ジクロロメタンに溶解した。溶液を水洗、乾燥、蒸発し、エーテルとひっ
かきにより粉末化した。濾過によって集められた固形産物は、N、N−(3−オ
キサペンタメチレン)−3−オキソ−2−(4−トリフルオロメチルフェニル)
−2,3−ジヒドロ〔1〕ベンゾチオ−ピラノ[4,3−c)ピラゾール−4−
アセタミド、融点210−212°Cであった。
例 +73
エチル3−オキソ−2−(4−トリフルオロメチルフェニル)−2,3−ジヒド
ロ〔]〕ペンゾチオビラノ(4,3−c)ピラゾール−4−アセテート(0,6
g)、キシレン(2,4ml)の攪拌混合液を還流下4時間加熱した。さらに、
N−エチルアニリン(0,1ml)の追加分を加え、反応混合液をさらに2時間
還流した。反応混合液を室温に72時間放置し、さらにN−エチルアニリン(0
,2m1)の追加分を加えて3時間還流した。固形生成物を濾過によって集め、
キシレンとエーテルて洗って、N−エチル−3−オキソ−N−フェニル−2−(
4−トリフルオロメチルフェニル)−2,3−ジヒドロ〔1〕ベンゾチオビラノ
ーC4,3−c)ピラゾール−4−アセタミド、融点179−181°Cを得た
。
例 174
l−(4−クロロフェニル)−3−(2−ヒドロキシフェニル)−2−ピラゾリ
ン−5−オン(17,0g)とメチル4−(2,2−ジメチル−4,6−シオキ
ソー1゜3−ジオキサン−5−イル)−4−オキソブチレート(30,0g)(
例4)の混合液を攪拌し、キシレン(200ml)の還流下、窒素下で6時間加
熱した。混合液を室温に冷却し、溶媒を除去し得られた固形物をプロパン−2−
才ルから再結晶して、メチル5− C2−(4−クロロフェニルシン−3−オキ
ソ−2,3−ジヒドロ〔1〕ベンゾピラノ (4,3−c)−ピラゾール−4−
イル〕−4−才キソベンタノエート、融点142−143℃を得た。
例 +75−186
例174で述へたのと同様の方法で、式■の化合物は、式X(ここてXは酸素、
Zは−CH=そしてR1′およびR1は水素、またR7.R*およびRIGは指
定の通りである)の化合物と式X1lb (出発化合物xrrbの製造のための
例か与えられている)の化合物を反応させることによって作り、表13にまとめ
ている:
注釈
(1)溶媒除去後、得られた油をプロパン−2−才ルに入れた。溶液を木炭で処
理し、熱濾過し、濾液を濃縮した。
生じた固形物を濾過によって集め、エーテルで洗い、プロパン−2−才ルから再
結晶した。
(2)工業用変性アルコールから再結晶した。
(3)メタノールから再結晶した。
(4)反応混合液を冷却し、固形生成物か濾過て分離された。
(5)固形物質をエーテルで粉末化し、濾過し洗い、乾燥して固形物を生じた。
(6)反応混合液を蒸発とひっかきによって得られた固形物を加熱工業用変性ア
ルコールで粉末化し、洗い、乾燥して生成物を得た。
(ア)反応混合物を室温に冷却後濾過によって固形産物を得た。
(8)反応混合物を室温に冷却し、この温度に18時間維持した。溶液を、傾潟
後、冷却とひっかきによって固形産物か得られた。
(9)室温に冷却して18時間維持した。濾過によって集めた固形物は、熱濾過
により酢酸エチルから再結晶した。
例 187
2−(4−クロロフェニル)−9−ヒドロキシ−4−メチル〔1〕ヘンゾビラノ
(4,3−c:l ピラゾール−ミン(1,4g)およびジクロロメタン(20
ml)の攪拌混合液を、塩化メチルマロニル(1,5m1)を加えなから水浴で
冷却した。さらにジクロロメタン(20ml)を添加し、混合液を18時間室温
にあたためた。混合液を濾過し、残留物をジクロロメタン次に水で洗った。この
残留物をアセトニトリルから再結晶し、2−(4−クロロフェニル)−4−メチ
ル−3−オキソ−2,3−ジヒドロ〔1〕ベンゾピラノ(4,3−cl ピラゾ
ール−9−イルメチルマロネート、融点204−206°Cを得た。
例 188−206
例187に述へたのと同様な方法で、式■の化合物は、2−(4−クロロフェニ
ル)−8−ヒドロキシ−4−メ(R,7C0CI)と反応させることによって作
られ、表14にまとめられている。
注釈
(1)濾液は減圧下で蒸発した。残留物をジクロロメタンに溶かし、水洗、乾燥
後フロリジルカラムにかけた。生成物は、ジクロロメタンによる溶出て得られた
。
(2)反応混合物を洗い、乾燥し、蒸発した。
(3)残留物を洗い、エーテルで粉末化し、濾過して固形物質か得られた。
(4)ピリジン(0,4ml)は、出発物質によって反応混合液に含まれる。濾
過により集められた固形物は、トリエチルアミン/水(1:6)により粉末化し
、イソプロパツールとエーテルで濾過し洗って生成物を得た。
(5)溶媒を蒸発して得られた生成物を、煮沸したエチルアセテートで加熱した
。
(6)濾過後集めた固形物を水/トリエチルアミン(6:1)で粉末化し、次に
濾過して生成物を得た。
例 207−220
例187に述へたのと同様の方法で、式Iの化合物は、式II’ (出発エステ
ルの製造例は与えられている)の化合物と適当な塩化アシル(Ra1COCI)
との反応によって作られ、表15にまとめている。
注釈
(1)反応混合液を蒸発して乾燥し、固形物は酢酸エチルによって粉末化し、濾
過した。集められた固形物は工業用変性アルコールから再結晶した。
(2)反応混合物を水洗し、蒸発乾燥した。
(3)得られた固形物をエーテルで粉末化した。
(4)塩化アシル(0,2m1)とトリエチルアミン(0,3m1)の追加分を
12時間後に添加し、反応混合液をさらに3時間室温で攪拌した。反応混合物を
洗い、乾燥し、濃縮して固形物を得た。
(5)固形物を、シリカのフラッシュクロマトグラフィーにより、移動相として
ジクロロメタンを用いて精製した。
生成物を酢酸エチルから再結晶した。
(6)固形物を水溶性トリメチルアミンで洗い、濾過しそして水、イソプロピル
およびエーテルで洗った。
(7)固形産物を、酢酸エチルによって再結晶した。
(8)反応混合液を濾過し、生成物をジオキサンから再結晶した。
(9)反応混合物にエーテルを添加して濾過し、濾液を蒸発乾燥し、工業用変性
アルコールから再結晶した。
(10)反応混合液を稀塩酸、水で洗浄後乾燥し蒸発した。
得られた固形物をプロパン−2−オルから再結晶した。
(11)アセトニトリルから再結晶した。
(12)塩化アシル(0,6ml)とトリエチルアミン(0,6m1)の追加分
を20時1lIff後に添加した。溶媒の蒸発除去によって得た油は、ジクロロ
メタンに溶解し、稀塩酸と水で洗い、乾燥し、蒸発して得たゴムをエーテルによ
る粉末化によって生成物を得た。
(13)化合物は129°Cて軟化する。
例 221
乾燥ピリジン(58ml)中の2−(4−クロロフェニル)−8−ヒドロキシ−
4−メチル〔1〕ベンゾピラノ(4,3−c)ピラゾール−3(2H)−オン(
1,95g)(例62)の溶液を水浴で攪拌し、メチルサクシニルクロライド(
1,6ml)で処理した。反応混合液を室温に18時間あたため、次にさらに2
4時間室温で攪拌した。反応混合物に水を添加し、酢酸エチルで抽出した。
有機抽出物を集め、水洗後乾燥し、減圧下で蒸発した。
残留物をジクロロメタンに溶解し、乾燥充填されたフロリジルカラムに通した。
カラムをジクロロメタン/アセトン(99: 1)で溶出した。必要なフラクシ
ョンを蒸発し、残留物をエーテルで粉末化して、2−(4−クロロフェニル)−
4−メチル−3−才キソー2.3−ジヒドロ[1)ベンゾピラノ (4,3−c
) ピラゾール−8−イルコハク酸メチル、融点252−153°Cを得た。
例 222−225
例221に述へたと同様の方法で、式Iの化合物は、2−(4−クロロフェニル
)−8−ヒドロキシ−4−メ物、R1,COClとの反応によ−て作られ、表1
6にまとめられている。例223,224,225では、酸塩化物をさらに添加
し、混合物を表に示した時間の間攪拌した。
2−(4−クロロフェニル)−9−ヒドロキシ−4−メチル〔1〕ベンゾピラノ
(4,3−c)ピラゾール−(20ml)の攪拌混合液を塩化ベンゾイル(0,
8m1)で処理し、室温て48時間攪拌した。反応混合液を水中に注ぎ濾過した
。得られた固形物をトルエンから再結晶して、2−(4−クロロフェニル)−4
−メチル−3−才キソー2,3−ジヒドロ〔l)ベンゾピラノ [4,3−C〕
ピラゾール−9−イルベンゾエート、融点218−222°Cを得た。
例 227
2−(4−クロロフェニル)−8−ヒドロキシ−4−メチル〔1〕ベンゾピラノ
(4,3−c)ピラゾール−3(2H)−オン(例62)(1,5g)とピリジ
ン(45ml)とトリエチルアミン(2,55ml)の混合液中の塩化ニコチノ
イル塩酸(1,6g)の溶液を室温で18時間攪拌した。混合液を48時間室温
に放置抜水を加えて濾過し、2−(4−クロロフェニル)−4−メチル−3−才
キソー2,3−ジヒドロ〔1〕ベンゾピラノ 〔4,3−c〕ピラゾール−8−
イルニコチネート、融点230=235″Cか得られた。
例 228
2−(4−クロロフェニル)−8−ヒドロキシ−4−メチル〔1〕ベンゾピラノ
C4,3−c)ピラゾール−(18ml)中の4−メトキシベンジル水素マロネ
ート(2,0g)の混合液を冷水浴中で攪拌した。l、3−ジシクロへキシルカ
ルボジイミド(1,6g)を5分間かけル)−4メチル−3=オキソ−2,3−
ジヒドロ〔1〕ベンゾピラノ〔4,3−〇〕ピラゾールー8−イル水素マロネー
ト、融点166℃を得た。
例 230
例227と同様の方法で、2−(4−クロロフェニル)−8−ヒドロキシ−4−
メチル(1)ベンゾピラノ(4,3−c)ピラゾール−3(2H)−オン(例6
2)(1,5g) 、N、N−ジメチルグリシン(0,78g)および乾燥ピリ
ジン(15ml)の混合液を室温で攪拌した。1.3−ジシクロへキシルカルボ
ジイミド(1゜35g)を添加し、反応混合液を室温で2時間攪拌し、移動相と
してジクロロメタン/アセトン(99・I)を用いてクロマトグラフにかけた後
、2−(4−クロロフェニル)−4−メチル−3−才キソー2,3−ジヒドロ(
1)ベンゾピラノ(4,3−c)ピラゾール−8−イルジメチルアミノ酢酸、融
点174−176℃を得た。
例 231
例227と同様の方法で、2−(4−クロロフェニル)−8−ヒドロキシ−4−
メチル〔1〕−ベンゾピラノ(4,3−c)ピラゾール−3−(2H)−オン(
例62)(1,5g)、メチルチオ酢酸(0,6m1)および乾燥ピリジン(1
5ml)の攪拌混合液を室温で、■、3−ジシクロへキシルカルボジイミド(1
,35g)で処理した。混合液を室温で2時間攪拌して、2−(4−クロロフェ
ニル)−4−メチル−3=オキソ−2,3−ジヒドロ〔l〕ベンゾピラノ 〔4
,3一旦〕ピラゾールー8−イルメチルチオ酢酸、融点163−166°Cを得
た。
例 232
乾燥ジクロロメタン(60ml)中のエチル2− (4−クロロフェニル)−8
〜ヒドロキシ−3−オキソ−2゜3−ジヒドロ〔1〕ベンゾピラノC4,3−c
l ピラゾール−4−アセテート(2,0g)(例48)の混合液を0℃で攪拌
しなから、トリエチルアミン(1,6m1)つづいてアセトキシアセチルクロラ
イド(1,2m1)を添加した。混合液を30分かけて室温にあたため、次に水
洗、乾燥そして蒸発した。残留固形物をエーテルで粉末化し、濾過して、エチル
3,8−ジ(アセトキシアセトキシ)−2−(4−クロロフェニル)−2,4−
ジヒドロ[1)ベンゾピラノ 〔4,3一旦〕ピラゾールー4−イリデンアセテ
ートを得、これを空気中に放置して加水分解され、1モルのアセトキシ酢酸を含
むエチル8−アセトキシアセトキシ−2−(4−クロロフェニル)−3−才キソ
ー2,3−ジヒドロ(1)ベンゾピラノ 〔4,3−C)ピラゾール−4−アセ
テート半水化物、融点157−160°Cを得た。
例 233
2−(3,4−ジクロロフェニル)−8−ヒドロキシ □−3a−メチルー3a
、4−ジヒドロ(1)ベンゾチオピラノ 〔4,3一旦〕ピラゾール−3(2旦
)−オン(1,50g)、(例73)トリエチルアミン(0,61m1)および
ジクロロメタン(30ml)の攪拌混合液を、エチル塩化マロニル(0,56m
l)で滴状処理した。混合液を室温で2時間攪拌した後減圧で蒸発した。残留物
をエーテル(50ml)と水(’50m1)間に分配した。有機層を分離し、水
層をエーテルで抽出した。エーテル抽出液を集めて乾燥し、蒸発して得た固形物
を酢酸エチルて再結晶して、2−(3,4−ジクロロフェニル)−3a−メチル
−3−才キソー2.3.3a、4−テトラヒドロ(1)ベンゾチオピラノ (4
,3−c) ピラゾール−8−イルマロネート、融点139−141°Cを得た
。
例 234−251
例233に述へたのと同様の方法で、式Iの化合物は、式I′の化合物(出発化
合物の製造例か与えられている)と塩化アシルR1□COClを反応させて作り
、表17にまとめている。それぞれの場合、ジクロロメタン(30[+11)が
用いられた。
備考 ら
(1)再結晶は:a)エーテル、b)エタノール、C)酢酸エチル/石油エーテ
ル(沸点60−80°C)、d)メタノール、e)酢酸エチル、f)イソプロパ
ツールから、(2)エーテル抽出液を蒸発し、次に残留物に水を添加した。酢酸
エチルによる抽出後は、酢酸エチルから2回再結晶して生成物を得た。
(3)トリエチルアミンと塩化アシルの追加当量分を1時間後に添加した。
(4)N、N−ジメチルホルムアミド(2a+I)を始めに反応混合液に添加し
た。トリエチルアミン(0,3ml)とアセトキシアセチルクロライド(0,3
m1)の追加分を16時間後に添加した。
(5)移動相としてジクロロメタンを用い、シリカのフラゞ ツシュクロマトグ
ラフイーによる粗生成物の精製液を固いゲラチンカプセル中に充填し、各カプセ
ルは10mgの活性化合物を含む。
例 253
カプセルの製造で、活性化合物の50重量部:ラクトーズの300重量部および
ステアリン酸マグネシウムの3重量部を凝集させないように混合する。混合液を
固いゲラチンカプセル中に充填し、各カプセルは50mgの活性成分を含む。
例 254
錠剤は次の成分から製造する。
重量比
活性化合物 10
ラクトーズ 190
トウモロコシデンプン 22
ポリビニルピロリドン 10
ステアリン酸マグネシウム 3
活性化合物、ラクトーズおよび若干量のデンプンを凝縮しないように混合し、得
られた混合物を、エタノール中のポリビニルピロリドンの溶液で粒状化する。乾
燥粒剤にステアリン酸マグネシウムと残りのデンプンを混合する。混合物を錠剤
機て圧縮し、活性化合物の:a)10mg bN OOmg c)500mgを
含存する錠剤を得る。
例 255
錠剤は、例254の方法で作られる。錠剤は、20%酢酸フタル酸セルローズと
、エタノール:ジクロロメタン(1:1)中の3%ジエチルフタール酸を用い、
通常の方法て作られる腸溶錠である。
例 256
生薬の製造では、活性成分の100重量部を生薬のベースとして半合成グリセリ
ドの1300重量部中に混合し、生薬を形成する混合物はそれぞれ100mgの
活性成分を含んでいる。
例 257
軟膏の製造では、活性成分を、薬剤が均等に分布するまで均一になった基割に混
合する。軟膏はねしぶたのついた褐色びん中につめられる。
活性成分 0,1g
白色軟パラフィン 10g
発明の化合物は、免疫調節剤、特に免疫抑制剤であり、200 mg/kgまた
はそれ以下の用量で治療活性を示すと思われる。好ましい発明化合物は50 m
g/ kgまたはそれ以下で活性を示す。本発明の好ましい化合物の治療活性は
、化合物をB A L B/cマウスに非経口的に投与した場合の皮膚過惑作性
試験(CHテスト)によって立証された。この試験は次のような方法で行われた
。
体重範囲か16−24gの雌のBALB/cマウスの1群8匹を用いた。各マウ
スの腹部をそり、増感剤、アセトン:エタノール(1:1容量)中の5% W/
V4−エトキシメチレン−2−フェニル−2−才キサシリン−5−オン(オキサ
シロン)の溶液の20μlをそった部分に作用させた。感作後直ちに、以下にリ
ストした用量の中の一試験化合物を、殺菌水(100μl)中1゜5% V /
Vの商品名Tween 80のソルビタンエステル懸濁液として腹腔内に注射
した。同じ懸濁液100μlを24時間毎に7日間同様(ミ注射した。用いた用
量は次の値から選んだ:50.30.10.3.1.0.3.0゜1.0.03
または0.01 mg/kg。
最低8匹のB A L B / c 2ウスの2群を対照用として、毎日の注射
に試験薬剤を含めない以外は上記と同じ方法でそれぞれの試験と同時に試験した
。
感作後7日目に、1% W/Vのオキサシロンのアセトン溶液、オリーブ油(3
:l容量)の10μmを各試験マウスと対照マウスの一方の耳(投与試験耳)に
施用した。(まれに、1.5% W/V オキサシロンのアセトン溶液、オリー
ブ油のより強力な投与用量を用いた)。
24時間後、同じ動物の投与試験耳の厚さと非投与試験耳の厚さを技術用スクリ
ューゲージマイクロメーターで。
測定した。それぞれの動物の投与具と非投与耳の厚さの違いは、その動物のオキ
サシロンに対する応答の尺度である。試験化合物処理マウスと対照マウスの応答
の比較は、免疫調節剤としての試験化合物の効能を示す。処理群と対照群の間て
、Dunnetis試験により統計的に存意差のある(p<0.05)、耳の膨
潤度の20%またはそれ以上の減少か、同じ用量で3回のCHテストで少なくと
も2回(または3回以上の試験か行われた場合は試験の過半数回) (Int、
Arch、 Allergy、38. p 246−259(1970)の例
を参照)得られた場合、その化合物の特定の用量か活性かあると考えられた。
以下の表Aに表示した式Iの各化合物は、特に指摘の無い限り(次の表の備考欄
参照) 50mg/kgにおける3回の試験の中最低2回は、50 B/kgて
活性を示した。
各化合物の最少有効用量を表Aに示しである。例(EX)欄の数字または各化合
物の隣の数字は、例の中にその化合物の製造を説明する手順などを示している。
表 A
例 化 合 物 名 最少有効用量
(mg/kg)
77 4−メチル−2−(5−ト 3
リフルオロメチル−2−ピ
リジル)〔l〕ベンゾピラ
フ8 2−(5−クロロ−2−ビ 3
リジル)−4−メチル〔1〕
オン
79 2−(6−り四ロー2−ピ 5゜リジル)−4−メチル〔1〕
80 4−メチル−2−(6−ト 5゜リフルオロメチル−2−ピ
リジル)〔l〕ベンゾビラ
81 2−(4−クロロ−2〜ビ ≦3リジル)−4−メチル〔1〕
一オン
83 2−(5−ブロモ−2−ビ 5084 2−(5−クロロ−2−ビ 50
ン
85 8−フルオロ−4−メチル ≦50−2− (5−トリフルオロ
一メチルー2−ピリジル)
86 2−(5−クロロ−2−ピ 5087 2−(5−クロロ−2−ビ 50
88 エチル2−(5−クロロ−≦3(a)−ト
89 2−(5−クロロ−2−ビ ≦3(a)90 2−(5−クロロ−2−ピ
5091 2−ピペリジノエチル2−50
水和物
92 3−(4−メチル−1−ビ 50ペラジニル)プロピル2−
(4−クロロフェニル)−
3−オキソ−2,3−ジヒ
ジ水和物
93 2−モルホリノエチル2−
ミ水和物
94 2−モルホリノエチル2−
−ジヒドロ(1)ベンゾビ
95 2−モルホリノエチル2−
ト
96 3−モルホリノプロピル2
水和物
97 2−モルホリノエチル2− ≦5099 2−モルホリノエチル2− ≦
501002−モルホリノエチル2−50
101 4−メトキシベンジル2− ≦ 1102 ベンジル2−(4ニクロロ
≦32.3−ジヒドロ〔1〕ベ
ト
103 フェネチル2−(4−クロ
ロフェニル)−3−オキソ
=2.3−ジヒドロ(1)
ト
204 シクロフェニル2− (4−
クロロフェニル)−3−才
1052−メトキシエチル2−
(4−クロロフェニル)−
1062−(2−チェニル)エチ
ージヒドロ〔]〕ベンゾピ
107 シクロブチルメチル2−
(4−クロロフェニル)−
3−オキソ−2,3−ジヒ
108 2−(2−ピリジル)エチ 50109 シクロブチル2−(4−り
≦3−ト
ド
111 テトラヒドロフルフリル2 ≦3ソー2.3−ジヒドロ(1)
ベンゾピラノ(4,3−C)
ピラゾール−4−アセテC
ト
113 2−(4−メチル−5−チ ≦3アゾリル)エチル2−(4
一クロロフェニル)−3−
才キソー2,3−ジヒドロ
1143−メトキシベンジル2− ≦ 31154−メチルベンジル2− ≦3
1164−メトキシフェネチル2 ≦3−(4−クロロフェニル)
1174−クロロフェネチル2− ≦3(4−クロロフェニル)−
3−才キソー2,3−ジヒ
ドロ〔1〕ベンゾピラノ
1182−クロロベンジル2− ≦ 501193−才キツブチル2−(4≦
501202−クロロフェネチル2− ≦ 501213−メチルフェネチル2
− ≦ 50(4−クロロフェニル)−
122シクロヘキシル2−(4−≦ 50クロロフエニル)−3−才
−アセテート
1233−クロロベンジル2− ≦ 501243−ヒドロキシプロピル2 5
01252−フェノキシエチル2− ≦ 501264−ジメチルアミノフエネ
≦ 50チル2−(4−タロロフエ
1272−アセトアミドエチル2 ≦ 501283−メチルベンジル2− ≦
501292−メチルベンジル2− ≦ 501304−クロロベンジル2−
≦ 501312−メチルベンジル2− ≦ 50132 3−(3−ピリジ
ル)プロ ≦ 50ピル2−(4−クロロフェ
ニル)−3−オキソ−2゜
3−ジヒドロ(13ベンゾ
133 α−メチルフェネチル2− ≦ 50(4−クロロフェニル)−
3−オキソ−2,a−ジヒ
ドロ〔1〕ベンゾピラノ
134 シクロプロピルメチル2− ≦3(4−クロロフェニル)−
3−オキソ−2,3−ジヒ
ドロ〔l〕ベンゾピラノ
135 シクロブチルメチル3−才 ≦ 50キソ−2−(4−トリフル
オロメチルフェニル)−2゜
3−ジヒドロ[1)ベンゾ
136 シクロブチルメチル2− ≦ 50(4−クロロフェニル)−
8−メチル−3−オキソ−
2,3−ジヒドロ〔1〕ベ
ト
137 シクロブチルメチル2− ≦ 50(4−メトキシフェニル)
−3−才キソー2.3−ジ
ヒドロ(1)ベンゾピラノ
138 シクロブチルメチル2− ≦ 50(4−メチルフェニル)−
3−才キソー2,3−ジヒ
ドロ〔1〕ベンゾピラノ
139 シクロブチルメチル2− ≦ 50(3−クロロフェニル)−
3−オキソ−2,3−ジヒ
140 シクロブチルメチル2− ≦ 50(4−クロロフェニル)−
9−ヒドロキシ−3−オキ
ソ−2,3−ジヒドロ(1)
ト
141 2−アセトキシエチル2− ≦3(4−クロロフェニル)−
3−オキソ−2,3−ジヒ
ドロ〔l〕ベンゾピラノ
1422−ヒドロキシエチル2− ≦3(4−クロロフェニル)−
3−才キソー2.3−ジヒ
ドロ(1)ベンゾピラノ
1432−チオモルホリノエチル ≦32−(4−クロロフェニル)
−3−オキソ−2,3−ジ
ヒドロ〔l〕ベンゾピラノ
(4,3−c)ピラゾール
−4−アセテート塩酸
1442−メチルチオエチル2− ≦3145 4.4.4−トリフルオロ 5
0ブチル2−(4−クロロフ
ェニル)−3−オキソ−2゜
3−ジヒドロ(1)ベンゾ
1462−シアノエチル2−(4≦3
−クロロフェニル)−3−
オキソ−2,3−ジヒドロ
エ472−エトキシカルポニルエ 50チル2−(4−クロロフエ
148 β−メチルフェネチル2− ≦ 50(4−クロロフェニル)−
3−オキソ−2,3−ジヒ
ドロ〔1〕ベンゾピラノ
I492−クロロヘキシルエチル ≦32−(4−クロロフェニル)
−3−才キソー2.3−ジ
ヒドロ(1)ベンゾピラノ
1501−メチル−2−モルホリ 50ノエチル2−(4−クロロ
フェニル)−3−オキソ−
2,3−ジヒドロ〔1〕ベ
ト
151 1−メチル−2−ピペリジ 50ルメチル2−(4−クロロ
フェニル)−3−オキソ−
2,3−ジヒドロ〔1〕−
ト
1522−モルホリノエチル2−50
(4−クロロフェニル)−
3−オキソ−1,2,3゜
4−テトラヒドロ〔1〕ベ
ト
1533−アセトキシプロピル2 ≦ 5O−(4−クロロフェニル)
−3−才キソー2,3−ジ
ヒドロ〔1〕ペンゾビラノ
154 2−(4−クロロフェニル)
リ ト
チルー3−才キソー2.3
156 2−(4−クロロフェニル)
オキソ−2,3−ジヒドロ
157 2−(4−クロロフェニル)
158 2−(4−クロロフェニル)
チル−3−オキソ−2,3
一ジヒドロ〔1〕ベンゾピ
ビラゾール−4−アセタミ
ド
オキソ−2,3−ジヒドロ
162 2−(4−クロロフェニル)5゜3 163 2−(4−クロロフェニ
ル’I 50−2.3−ジヒドロ〔1〕
ベンゾピラノ [4,3−c)
ピラゾール−4−アセタミ
ド
264 2−(4−クロロフェニル)50ト
165 4’−クロロ−2−(4−
クロロフェニル)−N−メ
チル−3−才キソー2,3
3−ジヒドロ〔1〕ベンゾ
+67 2−(4−クロロフェニル)
ピラゾール−4−アセタミ
ド
168 メチル4−(2−(4−ク
ジヒドロ(1)ベンゾビラ
ンゾ二一ト
ビラゾール−4−アセチル〕
ピラゾール−4−アセチル〕
ピペラジン−1−イル)エ
チルプロピオネート
−2−(4−トリフルオロ
メチルフェニル)−2,3
ド
173 メチル5−(2−(4−り 50ロロフエニル)−3−才キ
ソー2,3−ジヒドロ〔1〕
ベンゾピラノ 〔4,3一旦〕
一ピラゾールー4−イル〕
−4−オキソペンタノニー
ト
174 2−(4−クロロフェニル)50−4− (2−オキソ−3−
フェニルプロピル)〔1〕
オン
175 2−(4−クロロフェニル) 3−4− (2−才キソー3−
フェノキシプロビル)〔1〕
オン
176 2−(4−クロロフェニル)50−4−(2−シクロヘキシ
ル−2−オキソエチル)
177 2−(4−クロロフェニル)50−4− (2−シクロプロピ
ル−2−オキソエチル)
178 2−(4−クロロフェニル) ≦ 50−4− (4−(4−メトキ
シフェニル)−2−オキソ
ブチル〕 〔1〕ベンゾピラ
180 2−(4−クロロフェニル) ≦ 50181 2−(4−クロロフェ
ニル) ≦ 50−4− (3−シクロペンチ
ル−2−オキソプロピル)
182 2−(4−クロロフェニル) ≦ 50プロピル〕 〔l〕ベンゾピ
183 2−(4−クロロフェニル) ≦ 50−4− (4−メチルチオ−
2−オキツブチル)〔l〕
オン
184 2−(3,4−ジクロロフ ≦ 50185 2−(4−クロロフェニ
ル) ≦3(a)−4−(3−メトキシ−2
一オキソブロビル)〔l〕
186 2−(4−クロロフェニル) ≦3187 2−(4−クロロフェニル
) ≦1188 2−(4−クロロフェニル) ≦3(a)ピラゾール−8−イ
ルメト
キシアセテート
189 2−(4−クロロフェニル)50−4−メチル−3−オキソ
ー2,3−ジヒドロ〔l〕
ベンゾピラノ[4,3−c〕
ピラゾール−8−イルシフ
ロプロパンカルボキシレー
ト
190 2−(4−クロロフェニル) ≦3−4−メチルー3−オキソ
ー2,3−ジヒドロ〔l〕
ベンゾピラノ (4,3−c)
ピラゾール−8−イル1−
アダマンタンカルボキシレ
ート
191 2−(4−クロロフェニル) 50−4−メチル−3−オキソ
−2,3−ジヒドロ(1)
ベンゾピラノ (4,3−c)
ピラゾール−8−イル3−
フェニルプロピオネート
192 2−(4−クロロフェニル)50−4−メチル−3−オキソ
ー2.3−ジヒドロ(1)
ベンゾピラノ(4,3−c)
ピラゾール−8−イルフェ
ニルアセテート
193 2−(4−クロロフェニル)50−4−メチル−3−オキソ
ー2.3−ジヒドロ(1)
ベンゾピラノ(4,3−c)
ピラゾール−8−イル2−
メトキシベンゾエート
194 2−(4−クロロジェニル)50−4−メチル−3−オキソ
ー2,3−ジヒドロCI)
ベンゾピラノ (4,3−c)
ピラゾール−8−イル2−
フロエート
+95 2−(4−クロロフェニル)50−4−メチル−3−オキソ
−2,3−ジヒドロ〔1〕
ベンゾピラノ (4,3−c)
ピラゾール−8−イル2−
セノエート
196 2−(4−クロロフェニル) ≦3−4−メチルー3−オキソ
ビラゾール−8−イルシフ
ロブタンカルボキシレート
+97 2−(4−クロロフェニル) ≦ 50−4−メチル−3−オキソ
=2,3−ジヒドロ〔1〕
ベンゾピラノ C4,3−c)
ピラゾール−8−イル2−
メチルベンゾエート
198 2−(4−クロロフェニル) ≦ 50−4−メチル−3−オキソ
ー2,3−ジヒドロ(1)
+99 2−(4−クロロフェニル)50−4−メチル−3−オキソ
ー2,3−ジヒドロ〔1〕
ベンゾピラノ [4,3−c)
一ピラゾールー8−イルク
ロトネート
200 2−(4−クロロフェニル) ≦ 50−ピラゾール−8−イル4
一メトキシベンゾエート
201 2−(4−クロロフェニル) ≦ 50−4−メチル−3−オキソ
−2,3−ジヒドロ〔1〕
ベンゾピラノ(4,3−c)
−ビラゾールー8−イル4
一メチルベンゾエート
202 2−(4−クロロフェニル)50−4−メチル−3−オキソ
−2,3−ジヒドロ[1)
ベンゾピラノ (4,3−c)
−ピラゾールー8−イルシ
クロペンタンカルボキシレ
ート
203 2−(4−クロロフェニル)50−4−メチル−3−オキソ
ー2,3−ジヒドロ〔1〕
ベンゾピラノ (4,3−c)
−ピラゾールー8−イルシ
クロヘキサンカルボキシレ
ート
204 2−(4−クロロフェニル)5〇−4−メチル−3−オキソ
ー2,3−ジヒドロ〔1〕
ピラゾール−8−イル3−
メチルベンゾエート
205 2−(4−クロロフェニル)50ピラゾール−8−イルイソ
ニコチネート
206 エチル2−(4−クロロブ 50エニル)−3−オキソ−8
一フェニルアセトキシー2゜
207 エチル2−(4−クロロブ 50ト0.3メトキシ酷酸ツルベ
ート
208 2−(4−クロロフェニル)5〇−4−エトキシカルボニル
ゾール−8−イルメチルサ
クシネート
2094−メチル−3−オキソ−≦ 502−(4−トリフルオロメ
チルフェニル)−2,3−
ジヒドロC1)ベンゾピラ
ノ 〔4,3一旦〕 ピラジー
ル−8−イルアセトキシア
セテート
210 2−(4−ブロモフェニル) ≦ 50ピラゾール−8−イルアセ
トキシアセテート
211 2− (3,4−ジクロロブ ≦ 50口〔1〕ベンゾピラノ〔4゜
212 2−(3,4−ジクロロブ ≦ 50口(1)ベンゾピラノ 〔4゜
213 2−(3,4−ジクロロブ 50口(1)ベンゾピラノ〔4゜
3−c〕−ピラゾール−8
−イルアセトキシアセテー
ト
214 2−(3,4−ジクロロフ ≦ 50口(1)ベンゾピラノ〔4゜
215 2−(4−クロロフェニル) 50−4−メチル−3−オキソ
ー2.3−ジヒドロ(1)
ベンゾピラノ [4,3−c)
一ピラゾールー9−イルメ
トキシアセテート220
216 シクロブチルメチル9−ア ≦ 50セトキシアセトキシ−2−
217シクロブチルメチル8−ア ≦ 50セトキシアセトキシ−2−
ドロ(1)−ベンゾピラノ 222
物、0.35アセトキシ酢酸
ツルベート
218 イソプロピル8−アセトキ ≦ 50ジアセトキシ−2−(4−
クロロフェニル)−3−オ 223
キソ−2,3−ジヒドロ
(1)−ベンゾピラノ〔4゜
特表千5−505180 (sl)
0.5アセトキシ酢酸ツルベ
ート
2−(4−クロロフェニル) ≦3
2−(4−クロロフェニル) ≦ 1
2−(4−クロロフェニル) ≦ 1
ピラゾール−8−イルアセ
トキシアセテート
2−(4−クロロフェニル) 3
ピラゾール−8−イル3−
(メチルチオ)プロピオネ
ート
2−(4−クロロフェニル)50
−4−メチル−3−オキソ
ー2,3−ジヒドロ(1)
ベンゾピラノ(4,’3−C)
225 2−(4−クロロフェニル)50ピラゾール−9−イルベン
ゾエート
226 2−(4−クロロフェニル)50ピラゾール−8−イルニコ
チネート
227 2−(4−クロロフェニル)50ピラゾール−8−イル4−
メトキシベンジルマロネー
ト
228 2−(4−クロロフェニル)50ピラゾール−8−イルハイ
2−(4−クロロフェニル) ≦3
230 2−(4−クロロフェニル)50ピラゾール−8−イル(メ
トヘミ水和物アセトキシ酢
4−テトラヒドロ〔1〕べ
2−(3,4−ジクロロフ ≦3
エニル)−3a−メチル−
3−オキソ−2,3,3a。
4−テトラヒドロ〔1〕ベ
ンゾチオピラノ(4,3−
2342−(3,4−ジクロロフ ≦3エニル)−3a−メチル−
3−オキソ−2,3,3a。
4−テトラヒドロ〔1〕ベ
ンゾチオピラノ[4,3−
2352−(3,4−ジクロロフ ≦3エニル)−3a−メチル−
3−才キソー2. 3. 3a。
4−テトラヒドロ(1)ベ
ンゾチオピラノ(4,3−
2362−(3,4−ジクロロフ ≦ フェニル)−3a−メチル−
3−オキソ−2,3,3a。
4−テトラヒドロ〔1〕ベ
ンゾチオピラノ(4,3−
2372−(3,4−ジクロロフ ≦ フェニル)−3a−メチル−
3−才キソー2,3.3a。
4−テトラヒドロ〔1〕ベ
ンゾチオピラノ(4,3−
2382−(3,4−ジクロロフ ≦ 50エニル)−3a−メチル−
3−才キソー2. 3. 3a。
4−テトラヒドロ〔1〕べ
239 2−(3,4−ジクロロフ ≦ 50エニル)−3a−メチル−
3−オキソ−2,3,3a。
4−テトラヒドロ(1)ベ
ンゾチオピラノC4,3−
2402−(3,4−ジクロロフ 50口(1)ベンゾチオピラノ
(4,3−c)ピラゾール
−8−イルアセトキシアセ
テート
241 3 a−メチル−3−オキソ ≦ 50−2− (4−)リフルオロ
メチルフェニル)−2,3゜
3a、4−テトラヒドロ
−8−イルアセトキシアセ
テート
242 2−(4−クロロフェニル) ≦ 50トラヒドロ〔1〕ベンゾチ
オピラノ 〔4,3一旦〕ピ
244 エチル2−(4−フルオロ ≦ 50フエニル)−3a−メチル
−3−オキソ−2,3,3a。
4−テトラヒドロ〔1〕べ
245 3 a−メチル−3−オキソ ≦3−2− (4−トリフルオロ
メチルフェニル)−2,3゜
246 2−(4−フルオロフエニ 50ル)−3a−メチル−3−
才キソー2.3.3a、4
−テトラヒドロ(1)ベン
ジチオピラノ 〔4,3一旦〕
ピラゾール−8−イルメト
キシアセテート
247 2−(4−クロロフェニル) ≦ 50248 エチル3a−メチルー
3−
オキソ−2−(4−)リフ
ルオロメチルフェニル)−
ト
2494−メチル−3−オキソ−≦ 502−(4−トリフルオロメ
チルフェニル)−2,3−
ジヒドロ〔1〕ベンゾチオ
ピラノ (4,3−c) ビラ
プール−8−イルアセトキ
シアセテート
250 エチル4−メチル−3−オ ≦ 50キソ−2−(4−トリフル
オロメチルフェニル)−2゜
3−ジヒドロ(1)ベンゾ
チオピラノC4,3−c)
ピラゾール−8−イルマロ
ネート
備考:
(a) 3 mg/ kgでの2種類の試験のそれぞれに活性本発明の化合物は
また、他のin vivaの色々のスクリーンに活性を示し、免疫111節剤と
して、特に免疫応答を抑制する上で、化合物か利用される。化合物の投与は、経
口または非経口的に行われた。抗オキサシロン抗体の量の変化をみる前述のオキ
サシロン投与皮膚過感作試験(CHテスト)の終りに集められた血清の分析によ
り液素性免疫の効力を決める試験、またSm1th S R,Termi−ne
lli C,Kipilman CT及びSa+ith Y、、(Immuno
pharma−cologY 1981;3 (2)、133−f70)によっ
て用いられたのと同じ移植片対宿主試験で、いくつかの化合物か活性をもっこと
が見出された。
例えば、次の例で作られた化合物はまた、50mg/kgの皮膚投与後の上記抗
体試験で活性のあることが見出さ 。
れた。もし50mg/kgの用量で、下記の式で計算された0、5またはそれ以
上のファクターによる酵素結合免疫吸着剤分析(ELISA)で決定された相対
血清抗−オキサシロン抗体濃度か減少すれば、その化合物は活性かあると考えら
れた。
ここてO,D、(C,)はI/12g稀釈の対照血清の光学密度である。
0、 D、 (C,)はI/256の稀釈の対照血清の光学密度である。
0、D、(T+)はI/128の稀釈の試験血清の光学密度である。
対照および試験血清は、0.05%V/V Tween 20 (商品名)を含
むリン酸緩衝溶液(pH7,3)で稀釈した。
上記テストにおける活性化合物:
例77−79.81−137.139−140.142−159.161.16
4.166−7.169−197.199−240.242−251
次の化合物は、ここに指摘したように50+ng/kgまたはそれ以下で活性が
あり、ここに述べたのと似た方法でドロ〔1〕ベンゾピラノ(4,3−
2,3−ジヒドロ〔Iゴベンゾチオ
エート
260 2−(3,4−ジクロロフェニル)−191−1933a−メチル−3
−オキソ−2,3゜
−ルー8−イル2−チオネート
例 化合物名 融点(°C)
262 2−(3,4−ジクロロフェニル)−132−4353a−メチル−3
−オキソ−2,3゜
3a、4−テトラヒドロ〔1〕ペン
ート
264 2−(2−メチルピペリジノ)エチ 21(1−213ル2−(4−ク
ロロフェニル)−3
−才キソー2,3−ジヒドロ(1)
ベンゾピラノC4,3−c)ピラゾ
ール−4−アセテート塩酸
265 2−(4,5−ビス(トリフルオロ 235−238メチル)−2−ピ
リジルクー4−メ
チル(1)ベンゾピラノC4,3−
C〕ピラゾール−3(2H)−オン
266 2−(5−クロロ−2−ピリジル’) 181−184267 シクロ
ブチルメチル2−(5−クロ 157−160ロー2−ピリジル)−3−オキソ
−
例 化合物名 融点(°C)
アセテート
一クロロフェニル)(1)ベンゾビ
ー2−オキソプロピル) −2−(4
−クロロフェニル)〔1〕ベンゾピ
270 2−(4−クロロフェニル)−4−153−156メチルー3−才キソ
ー2,3−ジヒ
ドロ〔1〕ベンゾピラノ C4,3−
ル)−ベンゾエート塩酸水和物
2722−アセトキシアセトキシエチル2131−(4−クロロフェニル)−3
−才
キソー2.3−ジヒドロ〔1〕ペン
273 2−(4−クロロフェニル)−4−147−151メチル−3−才キソ
ー2,3−ジヒ
ドロ〔1〕ベンゾピラノ (4,3−
2742−(4−クロロフェニル)−4−305−310例 化合物芯 融点(
°C)
メチル−3−オキソ−2,3−ジヒ (分解)ドロ〔1〕ベンゾピラノ[4,3
−
C〕ピラゾール−8−イルグリシネ
ート(0−9)塩酸
275 4−(2−オキソ−フェノキシプロ 173−175ピル)−2−(4
−トリフルオロメ
チルフェニル)〔l〕ペンゾチオピ
2764−メトキシベンジル3−オキソ−137−1382−(4−トリフルオ
ロメチルフェ
ニル)−2,3−ジヒドロ〔1〕べ
277 2−(5−クロロ−2−ピリジル) 254−256=9−メトキシ−
4−メチル〔1〕
278 2−(4−クロロフェニル)−4−221−223(4−メチル−スル
ホニル−2−オ
キツブチル)〔l〕ベンゾピラノ
279 2−(4−クロロフェニル)−4−192−193メチル−3−オキソ
−2,3−ジヒ
ドロ(1)ベンゾピラノ (4,3−
−ト
280 4−(3−(4−メトキシフェニル) 184−187豊 化合物芯
融1点(°C)
−2−オキソプロピル) −2−(4
−トリフルオロメチルフェニル)
(1)−ベンゾチオピラノ〔4,3
−c)ピラゾール−3(2旦)−オ
ン
281 2−(4−クロロフェニル)−4−178−180(3−(4−メトキ
シフェニル)−
2−オキソプロピル〕 〔1〕−ベン
282 2−(3,4−ジクロロフェニル) 141−142−3a−メチル−
3−オキソ−2゜
3.3a、4−テトラヒドロ〔1〕
ベンゾチオピラノ 〔4,3一旦〕ピ
ラゾールー8−イル4−メトキシベ
ンゾエート
283 2−(3,4−ジクロロフェニル) 189−190−3a−メチル−
3−オキソ−2゜
3.3a、4−テトラヒドロ〔1〕
ベンゾチオピラノ 〔4,3一旦〕ピ
ラゾールー8−イル2−フロエート
284 2−(3,4−ジクロロフェニル> 170−173−3a−メチル−
3−オキソ−2゜
3.3a、4−テトラヒドロ(1)
ベンゾチオピラノ 〔4,3一旦〕ピ
ラゾールー8−イル4−クロロベン
ゾエート
285 2−(3,4−ジクロロフェニル) 97−99−3a−メチル−3−
オキソ−2゜
3.3a、4−テトラヒドロ(1)
例 化合物芯 融点(°C)
ラブ−ルー8−イル3−(メチルチ
オ)プロピオネート
286 2−(2−チェニル)エチル3−オ 144−146キソー2−(4−
トリフルオロメチ
ルフェニル)−2,3−ジヒドロ
〔1〕ベンゾチオピラノ (4,3−
C〕ピラゾール−4−アセテート
288 4−(2−才キソー3−フェノキシ 205−208プロピル)−2−
(4−)リフルオ
ロメチルフェニル)〔1〕ベンゾチ
2892−メトキシエチル3−オキソ−2134−137−(4−トリフルオロ
メチルフェニ
ル)−2,3−ジヒドロ〔1〕ペン
2902−モルホリノエチル3−オキソ−154−1562−(4−4リフルオ
ロメチルフエ
ニル)−2,3−ジヒドロ〔l〕−
2914−(3−メトキシ−2−オキツブ 148−150ロピル’)−2−(
4−)リフルオロ
メチルフェニル)〔1〕ベンゾチ第
292 4−C2−オキソ−3−(2−チェニ 169−179ニル)プロピル
)−2−(4−トリ
フルオロメチルフェニル)〔1〕べ
例 化合物芯 融点(°C)
293 テトラヒドロ−2H−ビラン−4−172−175イル3−オキソ−2
−(4−トリフ
ルオロメチルフェニル)−2,3−
ジヒドロ〔1〕−ベンゾチオピラノ
294 2−(3,4−ジクロロフェニル) 123−126−3a−メチル−
3−オキソ−2゜
3.3a、4−テトラヒドロ〔1〕
ベンゾチオピラノ〔4,3一旦〕ピ
ラゾール−6−イルブロピオ不−ト
295 2−(3,4−ジクロロフェニル)113−3a−メチル−3−オキソ
−2゜
3.3a、4−テトラヒドロ〔1〕
ベンゾチオピラノ 〔4,3一旦〕ピ
ラゾール−6−イルアセトキシアセ
テート
296 2−(4−クロロフェニル)−4−135−138〔2−オキソ−3−
(2−チェニル)
プロピル〔l〕ベンゾピラノ 〔4゜
3一旦〕ピラゾール−3(2旦)−
オン
297 2−(4−クロロフェニル)−N−160−162シクロプロピル−N
−シクロプロピ
ルメチル−3−オキソ−2,3−ジ
ヒドロ(1)ベンゾピラノ 〔4,3
−c)ピラゾール−4−アセテート
298 2−(4−クロロフェニル)−4−166−168例 化合物名 融点
(”C)
C4−C2−クロロフェニル)−2
−オキツブチル〕 〔l〕ベンゾピラ
299 シクロブチルメチル2−(4−クロ 164−1660フエニル)−6
−メドキシー3−
オキソ−2,3−ジヒドロ〔l)ベ
ー6,8−ジフルオロー4−メチル
302 エチル4−メチル−3−オキソ−2146−147−(4−トリフルオ
ロメチルフェニ
ル)−2,3−ジヒドロ(1)ペン
浄書(内容に変更なし)2
要 約 書
下記式I
(式中、R,からR1,の定義は明細書に記載された通りの意味を育する)
ゾール類は免疫調節剤として有効である。
補正書の写しく翻訳文)提出書(特許法第184条の8)平成 4年 8月 3
日−