JPH05503391A - 電気コネクター - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 電　気　コ　ネ　り　タ　− 発明の背景 本発明は電気コネクターに関し、さらに詳細には、信頼性のある高い引っ張り強 さのある、野外での継ぎ合わせが爆破キャップのリード線にできるようにされた 防水二重リード線コネクターに関する。

採鉱、土木、地震試験などのための爆破作業を行なうにあたり、電気的に爆破さ れる爆破キャップが利用される。多くの状況において、その爆破キャップは、比 較的にかなりの深さで垂直に地中へ伸びているポーリング穴に配置された装薬に 隣接して置かれる。

そのような爆破作業に方いては、一般的に定置された多くの装薬と爆破キャップ があり、これらは全て同時に爆破されねば。

ならない。さもないと、その爆破は所望の結果をもたらさず、いずれかの装薬の 不発はそのポーリング穴の再ポーリングと新たな装薬の定置と配線というとても 高価な作業を必要とする。

一般的にそのポーリング穴は、地下水面より下にあって水でおおわれろようにな っているので、それへの電気的接続は防水性になっていなければならない。

爆破キャップへのリード線は、そのポーリング穴の比較的大きい深さ及びそのよ うな作業にありがちな乱暴な取扱いによるかなりの引っ張り応力を受ける。

十分な信頼性をもって防水状態での結合を達成し、取扱い中に継ぎ合わせられた 連結部に付加される引っ張り応力に耐えることもできるような、爆破キャップへ の電気的結合をするための適切な継ぎ合わせコネクターは現在まで提供されてい ない。

このために、実際に行っているのは、種々のポーリング穴の深さに適合するよう に種々の長さのリード線を有する爆破キャップの多量の在庫を提供することであ った。

１９８６年９月２５日に出願された出１１９１２，２１１号（現在は特許第４， ６７３．２３３号となっている）には、高い抗張力のある継ぎ合わせコネクター が開示され、そのコネクターでは、継ぎ合わされるべき重なりあうリード線部分 は折り曲げられて、導電性のある、全体的に収束する本体に係合させられている 。折り曲げ工具を使う必要がなくて、そのような高い抗張力の、二重リード線継 ぎ合わせコネクターが提供されれば、それは好都合である。

そのようなコネクターの設計に当たっての重要な留意点は、温度あるいは湿度レ ベルのある範囲にわたっての電気抵抗における変化である。工業規格では、上記 理由により使用時での完全な信頼性を確保するために、そのような変化は過度で あってはならないことをめている。

したがって、本発明の目的は電気リード線の対の間での高い抗張力のある二重リ ード線継ぎ合わせコネクターであって、温度あるいは湿気条件のある範囲にわた ってほとんど電気抵抗の変化しないコネクターを提供することである。

発明の概要 本発明は高い抗張力のある継ぎ合わせ結合を工具の使用なしにできるようにする 電気コネクターからなる。そのコネクターは長手方向に延びる腔を有する非導電 性の細長い本体を備え、その腔は弾性のある金属の帯材から作られた導電性Ｃ形 りリップを収受し、そのクリップは本体の内側の壁の面に近接して隣り合う、ス ロットの付いた終端縁部を有する傾いた脚部を備えている。

コネクタ一本体の端部は弾性を有する材料で作られた封止挿入部材で閉じられ、 その部材は挿入されたリード線を各端からコネクタ一本体の内部へと導く中央に 配置された開口を有する。

挿入されたリード線はＣ形りリップの脚部の傾いた外側表面に向かって導かれ、 それを偏向させ、脚部の傾いた表面に接触することにより各脚部の終端のスロッ トの付いた縁部へ案内される。したがって揮人されたリード線は終端縁部に関し て鋭角に曲げられ、欅人後に引かれると、脚部縁部によりしっかりと把持され、 絶縁性包被体の切り込み、それにより達成される電気的接続が得られる。

挿入されたリード線の鋭く角度のついた部分は、終端縁部とコネクタ一本体の腔 の内側表面との間での挿入されたリード線の高い抗張力のある自己保持機能を果 たす把持を確実にする。

反対側端部でのリード線の挿入によりそれらの間に継ぎ合わせコネクターが完成 される。

対になっているコネクタ一本体部は有利なことにはプラスチックで単一の一体邪 品の形で成形され、二重リード線硅ぎ合わせコネクターを提供する。

各本体部の内部はシリコングリースなどの非導電性で防水性のゲル材で満たされ 、その一部は各リード線の挿入時に押し出され、各コネクタ一本体部の腔の完全 な充填を保つ。

爆破キャップのリード線に取り付けられた本発明によるコネクターを備えた爆破 キャップの安全な輸送を可能にするため短絡クリップも提供される。

この短絡クリップはＵ字形導電体からなり、それは対向する挿入部材の開口内に 挿入可能な端部を有し、その端部は各Ｃ形りリップの隣接する脚部に向かって移 動し、連結されたリード線間の短絡結合を画成する。

図面の説明 第１図は対の電気リード線の部分が一緒に継ぎ合わされた状態での、本発明によ る電気コネクターの平面図、第２図は第１１！Ｉでの２−２１１１による断面図 、第３１！Ｉは第２図の一部分の拡大図、第４図は第２図での４−４線による断 面図、第５図は第１図のコネクターの端面図、第６図は第１図のコネクターに組 み込まれたＣ形りリップの斜視図、 第７図は爆破キャップへのリード線に結合し、短絡クリップが取り付けられた状 態の第１図に示されたコネクターの図、第８図は取り付けられた短絡クリップの 詳細を図示している、第７図に示されたコネクターの端部の拡大部分破断図であ る。

詳細な説明 以下の詳細な説明においては、明瞭にする目的である特定の用語が採用され、米 国特許法第１１２条のめに応じて具体的な実施例が説明されるが、これは限定す ることを意図したものではなく、本発明は添付された請求の範囲に記載の範囲内 で種々の変形例の形をとることが可能である、ということを留意しなければなら ない。

図面を参照すると、本発明による電気コネクター１０は、一対のリード線１２． １４を、その端部と端部とで、互いに強固に、何らの折り曲げ工具を使用するこ となく、継ぎ合わせるようになっている。

コネクター１０は、一対の平行に並んだ細長いコネクタ一体部１６、１８を備え 、これら体部は、好ましくは第１図に示されるように各端部で結合された単一の 成形部品２０の形に一体化されている。

成形部品２０は例えばポリプロピレン樹脂のような剛性のある非導電性の適切な 材料で作られている。

第２図及び５図に良く示されているように、成形部品２０の各端部２２．２４は 各コネクタ一体部１８．１８に整合された一対の丸い孔２６．２８を備えて形成 され、この孔の各々は端ｆＥ２２．２４の凹所３６内に収受された、成形された インサートすなわち挿入部材３４の一部分からなる一対のプラグ３０．３２のそ れぞれ１つを収受している。

プラグ３０．３２はそれぞれ円錐形の開口３Ｂを備えて形成され、その開口はそ の端部にある、中心に置かれたガイド穴４０に向かって収束している。インサー ト３４は好ましくは成形されたゴムのような材料で作られ、ガイド穴４０が伸び て、針金の太さ寸法ののある範囲に適合できるようにする。

各コネクタ一体部１６．１８は第４図に示されるように中空の四角形の形をなし 、その中に形成された長手方向に延びる腔４４の中に摺動自在に嵌るように寸法 を定められたＣ形りリップ４２を備えている。

Ｃ形りリップ４２はバネ鋼あるいはベリリウム綱等の導電性の弾性のある材料の 平らな帯状材から作られ、真直ぐな主体Ｂ４３と、この主体部４３の両端にあっ て主体部により結合されている一対の脚部４６．４８を備え、その脚部４６．４ ８はお互いに向って傾斜し、各端部でのそれぞれのガイド穴４０に対面している 傾斜面５０、５２を形成している。横方向端部５４．５ｆｔは腔４４の内表面に 当たって終端となっている。

したがって、リード線１２がガイド穴４０を通って腔４４内へ進められると、そ れは傾斜面５０あるいは５２に出会い、Ｃ形りリップの脚部４６あるいは４８の それぞれの端部５４あるいは５６０間でそれを案内する。

第３図に良く示されているように、リード１１１２がさらに前進すると、脚！１ ！４６が破線で示されるように弾性的に下方へ偏位させられ、リード線が脚部の 縁部５６を越えて腔４４の中央邪空間内へ移動することができる。リード線１２ は必ずしも傾斜させれられている必要はない。というのは、リード線は中央のガ イド穴４０を通って入り、偏向された脚部４８と鋭角を形成するからである。

リード線１２あるいは１４の先端１３は主体部４２に対して約４５度に傾斜した 反対側の脚Ｒ４６あるいは４８の内側に出会い、各脚ＩＢ４６あるいは４８の股 部４５あるいは４９に対しついにはその底部へと案内され、クリップ４２を介す る第２位の電気的連結部を画成する。

第１位の電気的連結部は各脚８４６．４８に形成された溝を付けられた接触凹所 ５５．５７により画成される。その溝の幅は、リード線１２が中に引き込まれる 時に接触凹所５５．５７の平行な両縁部の切り込み作用により絶縁材が貫かれる ようなものとなっている。

リード線１２を引っ張ると、接触凹所５５あるいは５７の側部は絶縁材を通って 噛み付き、導体と接触状態となる。リード１１１２に加えられる引っ張り力によ り外側へと動かされる脚部４６あるいは４８により強固な自己保持効果が達成さ れ、脚部を腔４４の内表面に対してロックし、リード線１２を接点装蓋内に捕捉 する。この保持作用により脚部４６．４８を固定し、リード線１２の接触凹所５ ５、５７への着座中の引っ張りに抵抗する。中央の孔４０を通って入って行くこ とにより行われる角度のついた方向付けは、そうでなければ受けるであろうより も大きい、脚部４６．４８の偏向を生ぜしめ、接触凹所５５．５７とリード１１ １２の導体との間での接触が維持されることに大きな保証を与える。

第２位の電気的接続を画成するのに加えて、Ｃ形りリップのそれぞれの脚部４６ ．４ｇの縁部５４．５６を越えて横たわるリード線１２の比較的長い長さは、外 への引っ張り力を受けた時に絶縁ジャケットが真中の導体から絶対に剥ぎ取られ ないようにリードの長さを判断する。

接触凹所５５．５７については種々の代替形状が可能であり、鋭いＶ字形形状、 あるいはリード線１２を案内する傾斜した入口縁部とその内方にある丸いあるい は鋸歯のついた開口部とでなっていてもよい。

防水性での結合を確実にするために、腔４４は非導電性のシリコンなどのゲル材 あるいはグリースで完全に満たされ、その少量部分はワイヤの欅大時に押し出さ れ、引き続きその空間の完全な充填と防水状態での保護を保証する。

Ｃ形りリップ４２は中央の開口５８を備えて形成され、その開口５８は腔４４内 へ突出している両側の成形された中央部分と組合って、Ｃ形りリップ４２を腔４ ４内で長手方向中央に配置する。

本発明による電気コネクター１０は、爆破キャップの現場での継ぎ合わせ結合を 成すのに採用されると特に有利であると予期される。

そのような、適用においては、第７図に示されるようにリード線６４が本発明に よるコネクター１０の一端に事前に取付けられた状態で爆破キャップ６２を梱抱 し出荷するのが好ましいかも知れない。そのような例では、導電性材料の、脚部 ６Ｂ（第８図）を有するＵ字形クリップからなる短ｗ？部材６６が採用され、そ の脚部は傾斜面５０．５２と接触するように自由端部を通って挿入し得るよう隔 てられている。適当なつまみ７０があって、現場で接続リード線を取付けるのに 先立って容易に取外せるようになっている。これにより、誘起される過渡電流が 爆破キャップ内を通過するのを防止し、これにより不測の爆発を防止する。

したがって、工具を使用することなく倍頼性ある電気的結合が達成され、リード 線が一度挿入されてＣ形りリップと係合した後にはリード線の外への引きに強く 抵抗することが理解される。ある範囲のワイヤの寸法に容易に適合する一方、こ のコネクターは簡単で低コストで製造できる。

国際調査報告

Claims (12)

【特許請求の範囲】
1. １．非導電性包被体と導電性芯材とを有する電気リード線間の継き合わせ結合を 達成するための電気コネクターおいて、非導電性材料製であって、内部に腔を画 成する一連の壁部を有し、各端部に開口を有する、中空の細長いコネクター本体 と、前記孔内に配設され、弾性を有する導電性材料の帯状材で作られたＣ形クリ ップと、を含んでなり、前記Ｃ形クリップは細長い本体部と該本体部のそれぞれ の端部から延びている一対の脚部を有し、前記本体部は前記コネクター本体の前 記壁のうちの１つに対して横たわり、前記孔内で長手方向に延びており、前記脚 部の各々はお互いに向かってそしてそれぞれの隣接する前記コネクター本体の開 口から離れるように傾斜して、前記Ｃ形クリップの端部に股部を形成し、前記脚 部の各々には、前記コネクター本体の前記壁のうちの、前記本体部が横たわる前 記壁に対向するもう１つの壁の内側に近接して隣り合う位置にある終端縁部を有 し、前記Ｃ形クリップはさらに、前記終端縁部の各々に形成された隣接凹所を備 え、該凹所は近接して隔置された対向縁部を有するスロットを含んでなり、該縁 部は、電気リード線が前記コネクター本体内へと挿入されて接触凹所内に着座し た後引き戻された時に、前記非導電性包被体を通って切り込み前記導電性芯に接 触し、 これにより、電気リード線はいずれかの端部において挿入され、それぞれのＣ形 クリップの脚部に係合してこれを偏向させ、前記終端縁部を越えて移動させるこ とができ、これにより前記非導電性包被体に切り込んだ前記接触凹所の前記縁部 により引き抜かれないように把持されることとなる、電気コネクター。
2. ２．前記スロットの各々は前記Ｃ形クリップに平行な側部を有する、請求項１記 載の電気コネクター。
3. ３．前記コネクター本体の孔は断面が長方形であり、前記Ｃ形クリップは前記壁 の前記内側の平らな内表面に対して横たわっている前記本体部を備えた、平らな 帯状材からなっている、請求項１記載の電気コネクター。
4. ４．前記コネクター本体の各端部に装着され、前記コネクター本体の前記孔より かなり小さい寸法にされた中央に配置された開口を有する栓部材をさらに含み、 前記Ｃ形クリップの前記脚部の１つの終端縁部を越えさせるために、挿入された 電気リード線が傾けられるようにする、請求項３に記載の電気コネクター。
5. ５．前記栓部材の各々が、弾性を有する材料で作られ、前記開口を引き延ばして 、ある範囲のリード線の寸法に適合し得るようになっている、請求項４記載の電 気コネクター。
6. ６．前記Ｃ形クリップの前記本体部はその長さの中間に、ある形状を備えて形成 され、前記平らな面は組となる形状を備えて形成され、前記Ｃ形クリップを前記 コネクター木体内において長手方向で定置する、請求項３記載の電気コネクター 。
7. ７．前記Ｃ形クリップの各脚部は前記木体部から約４５度で傾けられ、リード線 を反対向きに導かれたリード線から前記股部の１つへと案内する、請求項３記載 の電気コネクター。
8. ８．伝導性で、並んでいる細長い一対のコネクター本体部であって、その各々が 内部に長手方向に延びる腔と、前記コネクター本体部の端部の各対となるものを 一体に結合している端部を有し、各端部はそれそれ前記内部の長手方向に延びる 腔に整合している一対の孔を備えて形成されている、前記一対のコネクター本体 部と、 前記各孔に収受され、中央開口を備えて形成された栓部材を含んでなる、前記各 端部の孔に収受される挿入部材と、前記コネクター本体の各々の前記内部腔に配 設された導電性材料の帯状材からなるＣ形クリップと、を含んでなり、前記Ｃ形 クリップは、前記内部腔を画成する１つの面に沿って横たわる細長い本体部分と 、前記本体部分と一体であって該本体部分の各端部からそれぞれ延びている一対 の脚部とを備え、各脚部は弾性を有する導電性材料の帯状材からなり、互いに向 かって傾斜して前記本体部分の隣接端部に股部を形成し、さらに各脚部は、前記 内部腔の一部を形成し前記本体部分が位置させられている前記面に対向する面に 近接して隣り合う縁部で終端となっており、前記Ｃ形クリップはさらに、各脚部 の前記縁部から内方へ延びるスロットの付いた接触凹所を備え、これにより前記 栓の開口へ挿入された絶縁されたリード線はそれぞれ前記脚部の前記縁部に隣接 する領域に案内され、押されて前記脚部を偏向させることにより前記脚部を越え ることができ、前記リード線が前記スロットの付いた接触凹所内へ引き込まれて 、前記接触凹所が前記リード線の導電体と係合できる、電気コネクター。
9. ９．前記コネクター本体部とその端部とは硬いプラスチックで作られ、前記挿入 部材はゴムのようなエラストマー性で非導電性材料で作られ、前記Ｃ形クリップ はバネ性を有する金属で作られている、請求項８記載の電気コネクター。
10. １０．前記コネクター本体部は一連の平らな内部表面により画成された長方形の 形をした内部腔を有している、請求項８記載の電気コネクター。
11. １１．前記コネクター本体部の各々の内部腔は非導電性で防水性のあるゲル状部 材で満たされている、請求項８記載の電気コネクター。
12. １２．一対の脚部を有するＵ字形の導電性部片からなる短絡クリップをさらに備 え、前記脚部の各々は前記コネクターの一端におけるそれぞれの栓部材の開口内 へ挿入され前記Ｃ形クリッブの各々の脚部と接触している、請求項８記載の電気 コネクター。