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JPH0547810B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0547810B2
JPH0547810B2 JP61238900A JP23890086A JPH0547810B2 JP H0547810 B2 JPH0547810 B2 JP H0547810B2 JP 61238900 A JP61238900 A JP 61238900A JP 23890086 A JP23890086 A JP 23890086A JP H0547810 B2 JPH0547810 B2 JP H0547810B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tube
helical
tubes
flexible
core rod
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP61238900A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6391615A (ja
Inventor
Teruo Oochi
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Pentax Corp
Original Assignee
Asahi Kogaku Kogyo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Asahi Kogaku Kogyo Co Ltd filed Critical Asahi Kogaku Kogyo Co Ltd
Priority to JP61238900A priority Critical patent/JPS6391615A/ja
Publication of JPS6391615A publication Critical patent/JPS6391615A/ja
Publication of JPH0547810B2 publication Critical patent/JPH0547810B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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  • Instruments For Viewing The Inside Of Hollow Bodies (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、医療用又は工業用に用いられる内
視鏡の可撓管の製造方法に関するものであり、特
に、複数のらせん管を重ね合わせてその外側に網
状管と外皮を被覆した内視鏡の可撓管の製造方法
に関するものである。
[従来の技術] 従来この種の内視鏡の可撓管は、可撓管の内径
に相当する外径を有する芯棒の周囲に、その芯棒
の外径とほぼ同寸法の内径を有する第1のらせん
管を覆せ、その外側に第1のらせん管の外径とほ
ぼ同寸法の内径を有し第1のらせん管と巻方向が
異なる第2のらせん管を覆せ、さらにその外側に
金属細線を編組した網状管を被覆してその両端部
を上記2つのらせん管に半田付などで固定し、さ
らにその外側に合成樹脂外皮を被覆していた。
[発明が解決しようとする問題点] 上述の従来の内視鏡の可撓管の製造方法におい
ては、可撓管の内外径は第1および第2のらせん
管の内外径の寸法によつて決まつてしまうので、
らせん管の内外径の寸法のばらつきがそのまま可
撓管の内外径寸法のばらつきに結びついていた。
したがつて、各らせん管の部品レベルにおける寸
法に高精度が要求されていた。またそのため、径
の異なる各種の可撓管を製造するためには、その
各々の径に合わせた内外径を有するらせん管を準
備しなければならなかつた。したがつて、各可撓
管の製造コスト及び管理コストが非常に高いもの
になつていた。
この発明は、そのような従来の欠点を解消し、
1組のらせん管によつて所望の径の可撓管を精度
良く製造することができる、内視鏡の可撓管の製
造方法を提供することを目的とする。
[問題点を解決するための手段] 上述の問題点を解決するための、本発明による
内視鏡の可撓管の製造方法は、 互いに巻方向の異なる複数のらせん管を重ね合
わせてその外側に、金属細線を編組した網状管と
可撓性を有する外皮を被覆した内視鏡の可撓管の
製造方法において、可撓管の内径に相当する外径
を有する芯棒の周囲に、その芯棒の外径より太い
内径を有する第1のらせん管を収縮させて芯棒に
密着固定し、その外側に、上記第1のらせん管の
自由状態の外径より細い内径を有する第2のらせ
ん管を密着固定し、さらにその外側に網状管を密
着被覆してその両端部を上記2つのらせん管に固
着し、その後、網状管の外側に外皮を被覆する前
又は後に上記芯棒を抜去することを特徴とする。
[作用] 内側に組み込まれた第1のらせん管は、組立後
は拡がろうとして、組立中に加えられた捩りを解
く方向に回転しようとする力が働いている。しか
しその方向は外側に組み込まれた第2のらせん管
が収縮する方向であり、両らせん管は互いに密着
して両端で固定されているので、互いにぶつかり
合う方向に動こうとして、結局両らせん管とも組
立てられた状態を保つ。
また、第2のらせん管の内径が第1のらせん管
の外径より細いので、このように両らせん管を密
着させた状態では、自由状態からの変形量は第2
のらせん管の方が第1のらせん管より小さく、組
立中に加えられた捩りを解く方向に作用する力も
第2のらせん管の方が小さい。したがつて内側の
第1のらせん管が外側の第2のらせん管によつて
押し漬される方向に変形するようなことはなく、
また、これら2つのらせん管の外側には網状管が
密着被覆されているので、これららせん管は外方
に拡がる方向に変形することもできず、組立てら
れた状態を安定して保つ。
[実施例] 本発明の一実施例を図面にもとづいて説明す
る。
第1図は可撓管の製造方法の最初の工程を示し
ており、1は金属製又は四フツ化エチレン樹脂な
どの合成樹脂製の芯棒であり、その外径寸法が、
製造しようとする可撓管の内径に相当する寸法
(例えば、可撓管の内径より0〜0.1mm細い寸法)
を有し、長さが可撓管の長さより少し(例えば5
〜10cm)長いものが用いられる。また、この芯棒
1の両端には断面形状−のすり割り2が形成され
ている。尚、このすり割り2は断面形状+その他
の形状であつてもよい。そして、まず上記芯棒1
の外径より太い内径を有する第1のらせん管3内
に、芯棒1を通す。この第1のらせん管3は、ス
テンレス鋼帯又はりん青銅帯などの金属帯を、例
えば右巻にらせん状に形成した公知のものであ
る。
第2図は次の工程を示しており、第1のらせん
管3をその巻方向と反対の左方向に、タオルを絞
るように捩つてその径を収縮させ、両端部3aを
折り曲げて上記すり割り2内に差し込み、第1の
らせん管3を芯棒1に密着固定する。尚、らせん
管の両端部3aはあらかじめ折り曲げておいても
よく、また、その両端部3aを芯棒1に固定する
ことができる手段であれば、ビス止めその他どの
ような手段を用いてもよい。
第3図は、第1のらせん管3の外周に、第1の
らせん管とは巻方向の異なる(本実施例の場合左
巻きの)第2のらせん管4を密着固定する工程を
示している。その固定手段は、第1のらせん管3
の場合と同様であり、芯棒1の両端部のすり割り
2に第2のらせん管4の両端部4aを折り曲げて
差し込み固定する。この場合にも他の手段で固定
してもよい。
この第2のらせん管4は第1のらせん管3と同
程度の肉厚と幅を有するが、その内径が第1のら
せん管3の自由状態の外径より細いものが用いら
れる。そして、第2図の状態(第1のらせん管3
が収縮されて芯棒1に密着している状態)におけ
る第1のらせん管3の外径に比べて、第2のらせ
ん管4の内径の方が太い場合には、第2のらせん
管4をその巻方向と反対の右方向に捩つてその径
を収縮させ、逆に第2のらせん管4の内径の方が
収縮状態の第1のらせん管3の外径より細い場合
には、巻方向と同じ左方向に捩つてその径を拡
げ、第1のらせん管3の外側に第2のらせん管4
を密着させるようにする。尚この際に、第1と第
2のらせん管3,4どうしを両端部付近で半田付
などによつて固着してもよい。
第4図は、さらにその次の工程を示しており、
上記第2のらせん管4の外側に、例えばステンレ
ス鋼細線などよりなる金属細線を編組した網状管
5を被覆し、その網状管5を両端部側へ引張ると
共に外側から圧迫して、第2のらせん管4の外側
に密着させる。そしてその状態で、網状管5の外
側から半田付6などにより、両端部近傍を上記2
つのらせん管3,4に固着する。この際に2つの
らせん管3,4どうしもそこで互いに固着され
る。
第5図は、本実施例の最終工程を示しており、
上記網状管5の外側に例えばポリウレタン系の合
成樹脂その他の材料よりなり可撓性を有する外皮
7を被覆する。被覆の方法は、加熱溶融した樹脂
を網状管5の外周に押出成形してもよく、あるい
はチユーブ状に予め形成されている外皮を、網状
管5の外周に覆せてもよい。そして上記半田付部
6付近で両端部を切断する。また、芯棒1は、外
皮7を被覆する前又は後に抜去する。
このようにして製造された可撓管においては、
内側に組み込まれた第1のらせん管3が拡がろう
として、組立中に加えられた捩りを解く方向(即
ち巻方向と同じ右方向)に回転しようとする力が
働いている。しかし、その方向は外側に組み込ま
れた第2のらせん管4が収縮する方向であり、両
らせん管3,4は互いに密着して両端で固着され
ているので、両らせん管3,4は互いにぶつかり
合う方向に動こうとして、結局両らせん管3,4
とも組立てられた状態を保つ。
また、第2のらせん管4の内径が第1のらせん
管3の外径より細いので、このように両らせん管
3,4を密着させた状態では、自由状態からの変
形量は第2のらせん管4の方が第1のらせん管3
より小さく、組立中に加えられた捩りを解く方向
に作用する力も第2のらせん管4の方が小さい。
したがつて内側の第1のらせん管3が外側の第2
のらせん管4によつて押し潰される方向に変形す
るようなことはなく、また、これら2つのらせん
管3,4の外側には網状管5が密着被覆されてお
り、これららせん管3,4は外方に拡がる方向に
変形することもできず、組立てられた状態を安定
して保つ。
[発明の効果] この発明の内視鏡の可撓管の製造方法によれ
ば、組立てられた可撓管の内径は、組立の際に用
いられる芯棒の外径によつて決まるので、らせん
管の部品レベルにおける直径寸法に精度を全く必
要とせず、また、直径の異なる芯棒を各種とり揃
えておきさえすれば、一組のらせん管から芯棒の
径に応じた各種の可撓管を製造することができ、
したがつて可撓管の部品コスト及び管理コスト等
が大幅に削減される。また、内外のらせん管は密
着度が強いので、内視鏡に組み込まれて使用され
る際の捩れに対して、耐久性が非常に優れてい
る。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第5図は本発明の内視鏡の可撓管
の製造方法の製造工程を順を追つて示す正面図で
ある。 1……芯金、2……すり割り、3……第1のら
せん管、4……第2のらせん管、5……網状管、
6……半田付、7……外皮。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 互いに巻方向の異なる複数のらせん管を重ね
    合わせてその外側に、金属細線を編組した網状管
    と可撓性を有する外皮を被覆した内視鏡の可撓管
    の製造方法において、 可撓管の内径に相当する外径を有する芯棒の周
    囲に、その芯棒の外径より太い内径を有する第1
    のらせん管を収縮させて芯棒に密着固定し、その
    外側に、上記第1のらせん管の自由状態の外径よ
    り細い内径を有する第2のらせん管を密着固定
    し、さらにその外側に網状管を密着被覆してその
    両端部を上記2つのらせん管に固着し、その後、
    網状管の外側に外皮を被覆する前又は後に、上記
    芯棒を抜去することを特徴とする内視鏡の可撓管
    の製造方法。
JP61238900A 1986-10-06 1986-10-06 内視鏡の可撓管の製造方法 Granted JPS6391615A (ja)

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JP61238900A JPS6391615A (ja) 1986-10-06 1986-10-06 内視鏡の可撓管の製造方法

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JP61238900A JPS6391615A (ja) 1986-10-06 1986-10-06 内視鏡の可撓管の製造方法

Publications (2)

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JPS6391615A JPS6391615A (ja) 1988-04-22
JPH0547810B2 true JPH0547810B2 (ja) 1993-07-19

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ID=17036940

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JP61238900A Granted JPS6391615A (ja) 1986-10-06 1986-10-06 内視鏡の可撓管の製造方法

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2554817Y2 (ja) * 1991-09-03 1997-11-19 旭光学工業株式会社 内視鏡の可撓管

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63306710A (ja) * 1987-06-09 1988-12-14 Mitsubishi Electric Corp Fetマルチバイブレ−タ回路

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JPS6391615A (ja) 1988-04-22

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