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JPH0547488Y2 - - Google Patents

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Publication number
JPH0547488Y2
JPH0547488Y2 JP16840388U JP16840388U JPH0547488Y2 JP H0547488 Y2 JPH0547488 Y2 JP H0547488Y2 JP 16840388 U JP16840388 U JP 16840388U JP 16840388 U JP16840388 U JP 16840388U JP H0547488 Y2 JPH0547488 Y2 JP H0547488Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
case body
cover
electronic device
plate
case
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP16840388U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0289887U (ja
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Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP16840388U priority Critical patent/JPH0547488Y2/ja
Publication of JPH0289887U publication Critical patent/JPH0289887U/ja
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Publication of JPH0547488Y2 publication Critical patent/JPH0547488Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、特に屋外設置用の電子機器ケースの
防水構造に関する。
[従来の技術及び解決すべき課題] 屋外に設置される電子機器装置には、直接雨水
が吹き付けるため、十分な防水対策を施す必要が
あり、従来においては電子機器ケースを完全に密
閉させて雨水の浸入を防ぐものがあつた。
しかし、電子機器ケースを完全に密閉すると防
水効果は十分なものの、ケース内の電子機器の保
守・点検の際、ケースを開ける作業が煩雑となる
といつた欠点があつた。
また一方、ケースを容易に開けられるものは、
防水対策が不十分となり、ケース内に雨水が浸入
してしまうということがあつた。
[課題を解決するための手段] 本考案は、上記課題に鑑みてなされたものであ
り、ケース内への雨水の浸入を防ぎ、かつ電子機
器の保守・点検の際にも簡単な作業でケースを開
放できる電子機器ケースの防水構造を提供するこ
とを目的としている。
そのため本考案は、第1に、電子機器を実装す
るケース本体と、該ケース本体に実装した電子機
器を覆うカバーとからなる電子機器ケースの防水
構造において、上記ケース本体は、屋外壁面等に
固定される背面板と、該背面板の周囲から立上つ
て実装した電子機器を囲う立上り壁とからなり、
上記カバーは、ケース本体の前面を覆う前面板
と、ケース本体の立上り壁に重ね合される上面板
及び左右の側面板と、上面板及び左右の側面板の
端縁から伸びてケース本体の裏面側に回り込む回
り込み片とからなり、また上記カバーの上面板及
び左右の側面板の内面に、周面に沿つて連続する
凹部を形成すると共に、上記ケース本体の立上り
壁の外面に、周面に沿つて連続し上記凹部に嵌合
する凸部を形成し、さらに上記カバーの左右の側
面板の内面で、かつ上記凹部の外側、あるいは上
記ケース本体の左右の立上り壁の外面で、かつ上
記凸部の外側の少なくとも一方に、上記凹部ある
いは凸部に沿つて連続する排水溝を形成し、上記
ケース本体の上部の立上り壁外面を、左右に傾斜
させて山形状として、また上記ケース本体の背面
板の裏側に、上記カバーの回り込み片の先端に対
応して、該回り込み片より後部側へ突出する突出
部を形成するようにしたものである。
また、同様の目的を達成するため、第2に上記
カバーの形成した凹部に代えて凸部を、上記ケー
ス本体に形成した凸部に代えて凹部を形成したも
のである。
さらに第3に、上記第1あるいは第2に加え
て、上記カバーの前面板に、ケース本体の下面板
より下方に位置する垂下部を形成し、また上記ケ
ース本体の下面板に、上記垂下部の裏側に重ね合
される垂下片を形成したものである。
[実施例] 以下、本考案の一実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。
第1図は本考案電子機器ケースの防水構造の一
実施例を示すケース本体とカバーの分離状態の斜
視図、第2図は電子機器ケースの横断面図、第3
図はその縦断面図である。
上記各図において本考案は、ケース本体2とカ
バー3の二体から構成される電子機器ケース1に
設けられた防水構造であり、この電子機器ケース
1内には種々の電子機器が実装される。実施例に
おいては、住宅の集中監視システムの端末装置と
して、各住戸の屋外壁面に設置されるものを示
す。
上記ケース本体2は、屋外壁面に固定される背
面板8と、該背面板8の周囲から立上る立上り壁
として上面板4、左右の側面板5、下面板6を備
えてなり、電子機器40は背面板8に固定され、
立上り壁によつて囲まれる。ケース本体2は背面
板8の下部に形成した取付片13と上部に取付け
た取付金具14を介してネジにより屋外壁面に固
定される。
ケース本体2の下面板6には、第2図に示すよ
うに複数のコネクタ挿入孔6aが設けてある。そ
して、小さめの4つのコネクタ挿入孔6aには、
第4図に示すように電子機器40のコネクタ41
が挿通され、外部からケーブル42を接続して外
部機器との接続がなされる。すなわち電子機器4
0のコネクタ41は、コネクタ挿入孔6aに挿通
後、ナツト44で固定され、コネクタ43にてケ
ーブル42と接続される。そしてケーブル42に
設けた防水チユーブ45を下面板6側にずらして
コネクタ挿入孔6aの周囲に形成した溝6eにそ
の端縁を嵌合させ、ケース本体2内への雨水の浸
入の防止を図つている。また、やや大きめのコネ
クタ挿入孔6aには、内周にゴムパツキンを入れ
たコネクタ(図示せず)を固定し、ここに外線入
出力用のケーブルを導入するようにして同様に雨
水の浸入を防止している。
一方上記カバー3は、ケース本体2の開口側前
面を覆う前面板9と、ケース本体2の上面板4及
び左右の側面板5に重ね合される上面板10及び
左右の側面板11と、上面板10及び左右の側面
板11の端縁から伸びてケース本体2の裏面側に
回り込む回り込み片12とからなる。従つてカバ
ー3は、ケース本体2に対し、その上方よりスラ
イドして嵌合され、ケース本体2のほぼ全周を覆
うものである。
上記カバー3の上面板10及び左右の側面板1
1の内面には、その周囲に沿つて連続する凹部1
5が形成してある。またケース本体2の上面板4
及び左右の側面板5の外面には、その周面に沿つ
て連続する凸部16が形成してある。そしてこの
凹部15と凸部16は、ケース本体2にカバー3
を装着した時、互いに嵌合してケース本体2内外
を遮断する。従つて背面側からカバー3とケース
本体2との〓間に浸入してきた雨水もこの嵌合部
で遮断され、ケース本体2内に浸入することはな
い。この凹部15と凸部16は、ケース本体2に
対しカバー3をスライドして装着する際に、ガイ
ドとして機能する。なお、上記凹部15に代えて
凸部を、上記凸部16に代えて凹部を各側面板
5,11に形成してもよく、この場合も上記と同
様の効果を得ることができる。
また、ケース本体2の上面板4の外面は、中央
を高くし左右に傾斜する山形状としてある。この
ため、ケース本体2とカバー3の上面板4,10
間に浸入した雨水は、左右両側へ流れ落ちること
となる(第5,6図参照)。
さらにカバー3の左右の側面板11の内面に
は、凹部15に沿つてその壁側及び表面側に、排
水溝11aを形成してある。排水溝11aは、凹
部15と同様の凹形状を有し、ケース本体2の上
面板11を伝つてくる雨水あるいは背面側から浸
入する雨水を効率よく下方へ排水するものであ
る。
そして凹部15の屋内外二重に排水溝11aを
形成することにより、壁側の排水溝11aで排水
されなかつた雨水が凸部16を越えて表面側に浸
入しても表面側の排水溝11aによつて排水され
ることとなる。
また、ケース本体2の背面板8は、上記カバー
3の回り込み片12の先端より内側を、屋外側へ
突出させて突出部8aを形成してある。この突出
部8aは回り込み片12よりも後部側へ突出させ
てあり、回り込み片12と背面板8との〓間から
雨水が浸入しにくいようにされている。
上記カバー3は、さらにケース本体2に装着し
た状態でケース本体2の下面板6より下方に位置
する垂下部9aを一体連続的に形成してなる。ま
たケース本体2の下面板6には、前面側の上記垂
下部9aに対応して垂下片7を形成してあり、垂
下部9aの裏側に〓間なく重ね合されている。従
つて雨水が下方から吹き上げてケース本体2内に
浸入するようなこともない。
なお、実施例においては排水溝11aをカバー
3の側面板11に形成したが、ケース本体2の側
面板5の外面に形成してもよく、また両側面板
5,11に形成してもよい。
[考案の効果] 以上説明したように本考案電子機器ケースの防
水構造は、ケース本体とカバーとの〓間から浸入
する雨水を、その上部及び左右の重ね合せ部分、
裏面側への回り込み部分で完全に遮断し、従つて
雨水によるケース本体内の電子機器の機能障害を
防ぐことができるといつた効果がある。さらに、
ケース本体下部においてその垂下片とカバー下部
を重ね合せ状とすることにより、下方から吹き上
げる雨水の浸入を完全に遮断できる。
また、カバーはケース本体に対し、上方にスラ
イドするだけで簡単に取外せるので、防水性を高
めるも電子機器の保守・点検の作業性を低下する
ことがない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示すケース本体と
カバーの分離状態の斜視図、第2図は電子機器ケ
ースの横断面図、第3図は電子機器ケースの縦断
面図、第4図はケーブルの接続状態を示す第3図
の要部拡大断面図、第5図は電子機器ケースの上
部の正面断面図、第6図は電子機器ケースの要部
を破断した斜視図である。 1……電子機器ケース、2……ケース本体、3
……カバー、4……上面板、5……側面板、6…
…下面板、7……垂下片、8……背面板、8a…
…突出部、9……前面板、10……上面板、11
……側面板、12……回り込み片、15……凹
部、16……凸部、40……電子機器。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 電子機器を実装するケース本体と、該ケース
    本体に実装した電子機器を覆うカバーとからな
    る下記要件を備えたことを特徴とする電子機器
    ケースの防水構造。 (イ) 上記ケース本体は、屋外壁面等に固定され
    る背面板と、該背面板の周囲から立上つて実
    装した電子機器を囲う立上り壁とからなる。 (ロ) 上記カバーは、ケース本体の前面を覆う前
    面板と、ケース本体の立上り壁に重ね合され
    る上面板及び左右の側面板と、上面板及び左
    右の側面板の端縁から伸びてケース本体の裏
    面側に回り込む回り込み片とからなる。 (ハ) 上記カバーの上面板及び左右の側面板の内
    面に、周囲に沿つて連続する凹部を形成する
    と共に、上記ケース本体の立上り壁の外面
    に、周囲に沿つて連続し上記凹部に嵌合する
    凸部を形成する。 (ニ) 上記カバーの左右の側面板の内面で、かつ
    上記凹部の外側、あるいは上記ケース本体の
    左右の立上り壁の外面で、かつ上記凸部の外
    側の少なくとも一方に、上記凹部あるいは凸
    部に沿つて連続する排水溝を形成する。 (ホ) 上記ケース本体の上部の立上り壁外面を、
    左右に傾斜させて山形状とする。 (ヘ) 上記ケース本体の背面板の裏側に、上記カ
    バーの回り込み片の先端に対応して、該回り
    込み片より後部側へ突出する突出部を形成す
    る。 (2) 上記カバーに形成した凹部に代えて凸部を、
    上記ケース本体に形成した凸部に代えて凹部を
    形成した請求項(1)記載の電子機器ケースの防水
    構造。 (3) 上記カバーの前面板に、ケース本体の下面板
    より下方に位置する垂下部を形成し、また上記
    ケース本体の下面板に、上記垂下部の裏側に重
    ね合される垂下片を形成した請求項(1)または請
    求項(2)記載の電子機器ケースの防水構造。
JP16840388U 1988-12-28 1988-12-28 Expired - Lifetime JPH0547488Y2 (ja)

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JPH0289887U JPH0289887U (ja) 1990-07-17
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