[go: up one dir, main page]

JPH0547409U - コントロールユニットの配設構造 - Google Patents

コントロールユニットの配設構造

Info

Publication number
JPH0547409U
JPH0547409U JP9828091U JP9828091U JPH0547409U JP H0547409 U JPH0547409 U JP H0547409U JP 9828091 U JP9828091 U JP 9828091U JP 9828091 U JP9828091 U JP 9828091U JP H0547409 U JPH0547409 U JP H0547409U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
control unit
air cleaner
air
surface portion
engine
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9828091U
Other languages
English (en)
Inventor
浩義 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
Priority to JP9828091U priority Critical patent/JPH0547409U/ja
Publication of JPH0547409U publication Critical patent/JPH0547409U/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
  • Body Structure For Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 エアクリーナの防振対策を図れ、且つハーネ
スの配索距離を短縮できると共に、ダッシュロアパネル
に貫通孔をあけずに済むエンジンコントロールユニット
の配設構造を提供するものである。 【構成】 エンジンコントロールユニット25をエアク
リーナ8のケース上面部14bに取付けることにより、
このケース上面部14bの剛性が高まるようになるた
め、該ケース上面部14bの膜振動の発生を防止するこ
とができる。また、エンジンコントロールユニット25
を、エンジンルームE内に配置されているエアクリーナ
8内に配設するため、このエンジンコントロールユニッ
ト25とエンジン1等を接続するためのハーネス32、
33、34が短くて済み、ダッシュロアパネル35に貫
通孔をあける必要がない。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案はコントロールユニットの配設構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のコントロールユニット、例えばエンジンコントロールユニットの配設構 造としては、図4及び図5に示すようなものが知られている。Eは自動車のエン ジンルームを示しており、このエンジンルームEの中央にはエンジン1が横置状 態で配置されている。このエンジン1の後方には4本に分岐されたインテークマ ニホールド2が設けられており、このインテークマニホールド2の先端にはコレ クタ部3が取付けられている。また、各インテークマニホールド2にはそれぞれ インジェクター4が設けられている。このインジェクター4は燃料を噴射するた めのものであり、ダッシュロアパネル5後方の車室内R側に配設されたエンジン コントロールユニット6(以下、ユニット6という)とハーネス7を介して接続 されている。つまり、インテークマニホールド2近辺に図示せぬブラケットにて 支持されたハーネス7はダッシュロアパネル5の貫通孔5aを通ってユニット6 へと配索されている。ユニット6をこのように車室内R側に配設したのは防水上 のためであり、ダッシュロアパネル5に設けられた貫通孔5aには、エンジンル ームE内の臭いや水、或いは騒音が車室内R側へ洩れ出ないように、厳重なシー リング処理が施してある。このユニット6は、エンジン1やトランスミッション (図示せず)を制御するものであり、例えば前記インジェクター4の燃料噴射量 等を制御している。
【0003】 インジェクター4から噴射された燃料は燃焼に必要な清浄エアーと共に、エン ジン1のシリンダ内へと送られるが、その清浄エアーを供給するための装置が例 えば実開平1−99964号等にて知られているエアクリーナ8である。このエ アクリーナ8はエンジンルームEの左側フードリッジパネル9の棚部10に、防 振用のゴム台11を介して設置されている。そして、このエアクリーナ8からは エンジン1ヘ向けてエアダクト12が延びており、このエアダクト12は前記コ レクタ部3の端部にあるスロットルチャンバー13に接続されている。
【0004】 エアクリーナ8は、アッパーケース14とロアケース15とから成るケース内 16にフィルタエレメント17を収納した構造となっている。フィルタエレメン ト17は前記アッパーケース14とロアケース15との間に斜め状態で挟み込ま れた状態となっており、このフィルタエレメント17により、エアクリーナ8の 内部空間は、外気A1が入ってくる上流側空間S1と、清浄エアーA2が出てい く下流側空間S2とに区切られることとなる。エアクリーナ8の内部空間がフィ ルタエレメント17によりこのように区切られることから、上流側空間S1はロ アケース15の外側面部15aと底面部15bを含み、下流側空間S2はアッパ ーケース14の中央側面部14aと上面部14bとを含むこととなる。そして、 上流側空間S1の外側面部15aにはエアー導入ダクト口15cが設けられてお り、下流側空間S2の中央側面部14aにはエアー供給ダクト口14cが設けら れている。そして、このエアー供給ダクト口14cには、清浄エアーA2の流量 や温度を測定するためのエアフローメータ18が設けられており、このエアフロ ーメータ18に前記エアダクト12が接続されている。このエアフローメータ1 8は検出した清浄エアーA2の流量や温度に関する信号をユニット6へ伝達すべ く、ハーネス19を介して前記ユニット6と接続されている。また20は電源取 出部で、ここから延びている電源用のハーネス21も、前記エアフローメータ1 8のハーネス19と共に、エンジン1からユニット6へ至るハーネス7にその途 中部分7aから束ね込まれている。 尚、図22はフードで、エンジンルームEを覆うためのものであり、エアクリ ーナ8の真上に近接した状態で位置している。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
このような従来技術におけるエアクリーナ8の防振対策を考えた場合、ロアケ ース15の底面部15bはゴム台11により棚部10に固定されているため、膜 振動を起こすことがない。また、ロアケース15の外側面部15a及びアッパー ケース14の中央側面部14aには、それぞれダクト口15c、14cが形成さ れているため、このダクト口15c、14cがリブ効果を奏することとなり、こ の外側面部15aと中央側面部14aも膜振動を起こさない。 ところが、アッパーケース14の上面部14bはエンジン1からの振動が伝わ り易い上に、単に平板状となっているだけなので、この上面部14bが膜振動を 起こし、その膜振動が空気を伝播して近くのフード22にまで伝わってしまうお それがあった。 従って、それを防止するためには、この上面部14bだけ板厚をあげたり、或 いは、防振用の補強リブを別途形成したりする必要があり、ケース16の成形性 及びコストの面で不利である。また、上面部14bの板厚をあげたり補強リブを 形成するにしても、そうすると今度は、エアクリーナ8の高さがその分だけ増し 、それに合わせてフード22の高さ位置も上がることとなり、自動車の全体的デ ザインにも影響することになってしまう。
【0006】 一方、ユニット6を防水上の要請により、ダッシュパネル5後方の車室内R側 へ配設していたため、このユニット6からエンジン1やエアフローメータ18等 までの距離が長く、その分ハーネス7、19、21の長さがどうしても長くなっ てコスト及び重量の面で不利となる。また、ハーネス7、19、21をエンジン ルームEから車室内R側へと導くためにダッシュパネル5に貫通孔5aを設けな ければならないため、この貫通孔5aから音や臭い等が車室内R側へ洩れ出さな いように厳重なシーリング処理を施す必要もあり、ハーネス7、19、21の配 索作業が大変に面倒であった。
【0007】 この考案は、このような従来の技術に着目してなされたものであり、ケース上 面部の板厚を上げたり、リブを形成したりすることなくエアクリーナの防振対策 を図ることができると共に、ハーネスの配索距離を短縮でき、ダッシュロアパネ ルに貫通孔をあけずに済むコントロールユニットの配設構造を提供するものであ る。
【0008】
【課題を解決するための手段】
この考案に係るコントロールユニットの配設構造は、上記の目的を達成するた めに、コントロールユニットをエアクリーナの下流側空間内に配設したものであ る。 具体的には、エンジンルーム内に設置されているエアクリーナの内部空間を、 フィルタエレメントにより、上流側空間と、少なくともケース上面部の一部を含 む下流側空間とに区切ると共に、コントロールユニットを前記下流側空間内にお けるケース上面部に取付けたものである。
【0009】
【作用】
コントロールユニットをエアクリーナのケース上面部に取付けることにより、 このケース上面部の剛性が高まるようになるため、該ケース上面部の膜振動の発 生を防止することができる。
【0010】 また、コントロールユニットをエンジンルーム内に配置されているエアクリー ナ内に配設するため、このコントロールユニットとエンジン等を接続するための ハーネスが短くて済み、ダッシュロアパネルに貫通孔をあける必要もない。
【0011】 エアクリーナーはもともと水密構造となっているため、コントロールユニット の防水対策は万全で、しかも、このコントロールユニットは下流側空間における ケース上面部に取付けられるため、下流側空間における清浄エアーの流れを妨げ ることもない。更に好都合なことに、この清浄エアーの流れがコントロールユニ ットの自己発熱に係る熱を奪うので、このコントロールユニットの信頼性が更に 向上することとなる。
【0012】
【実施例】
以下、この考案の好適な一実施例を図1〜図3に基づいて説明する。尚、従来 と共通する部分には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
【0013】 この実施例に係るエンジンコントロールユニット25(以下、ユニット25と いう)は、エンジンルームE内に設置されているエアクリーナ8の内部空間に配 設されている。具体的には、このユニット25は、図2に示す如く、エアクリー ナ8の下流側空間S2におけるアッパーケース14の上面部14bに取り付けら れている。この結果ユニット25はダクト口14cより上方に取付けられること となる。つまり、ユニット25にはその両側面に2対の取付片26が設けられて おり、この各取付片26を上面部14bに凸設したボス部27へボルト28にて 取付けている。そして、アッパーケース14の中央側面14aには細長開口29 が設けられ、ここからユニット25のコネクタ30を突出させている。この細長 開口29とコネクタ30との隙間にはシーリング材31が施されており、ケース 16の水密性を維持している。
【0014】 このように、ユニット25をアッパーケース14の上面部14bに取付けるよ うにしたため、このユニット25が上面部14bの一種の補強板的な働きをする ことになり、上面部14bの膜振動が確実に防止されることとなる。従って、こ の上面部14bの膜振動が空気を介してフード22に伝播することもなくなり、 エンジンルームE周辺における音振対策上大変に有利となる。また、上面部14 bの膜振動を防止するために、上面部14bの板厚を上げたり、或いは補強リブ を特別に設ける必要がないため、エアクリーナ8の高さサイズも増さず、フード 22の位置を低く保てる。
【0015】 また、ユニット25をエアクリーナ8内に配設するようにしたため、ユニット 25とエンジン1との距離が近くなり、従って両者をつなぐハーネス32の長さ も短くなる。そして、このハーネス32と同様にエアフローメータ18からのハ ーネス33や、電源用のハーネス34の長さも大幅に短くなり、重量軽減を図れ る。更に、従来のようにダッシュロアパネル35に、ハーネス32、33、34 用の貫通孔を設ける必要もないため、ダッシュパネル35の音振対策、防水対策 等の面でも有利となる。特に、ハーネス32、33、34を従来の貫通孔のよう な狭いところへ配索しないので、ハーネス32、33、34の配索作業も容易と なる。加えて、ハーネス32、33、34の経路とエアダクト12の経路がほぼ 一致しているため、ハーネス32、33、34とエアダクト12とを一緒に配索 ・配管すれば作業性は更に向上する。そして、ユニット25は、本来的に水密構 造であるエアクリーナ8内に配設されるので、ユニット25の防水性も十分に確 保される。また、ユニット25は清浄エアーA2が流れる下流側空間S2に配設 されているので、ユニット25がホコリ等による悪影響を受けることもない。
【0016】 更に、エンジンルームE内にもともと設置されているエアクリーナ8の内部空 間を利用してユニット25を配設しているので、エンジンルームE内のスペース を特に占有せず、エンジンルームE内における他の装置のレイアウトに影響を与 えることもない。しかも、このユニット25はエアクリーナ8内の下流側空間S 2における上方隅部に取付けられた状態となっているため、この下流側空間S2 を流れる清浄エアーA2の流れを妨げない。また、この清浄エアーA2はユニッ ト25から発せられる熱を奪いつつエアダクト12側へ排出されるため、エアク リーナ8内にユニット25の自己発熱による熱気がこもらない。そして、ユニッ ト25自体も常に清浄エアーA2で空冷された状態となっているため、ユニット 25の信頼性も向上する。
【0017】 尚、清浄エアーA2の流れは、前述のようにユニット25により妨げられるも のではないが、清浄エアーA2の整流を特別に図りたい場合には、図2に想像線 で示した如き仕切板36をケース16内に設けることもできる。また、本実施例 ではエンジンコントロールユニット25について説明したが、これに限らず、ト ランスミッションやシャシー部品のコントロール部品でも良い。
【0018】
【考案の効果】
この考案に係るコントロールユニットの配設構造は、以上説明してきた如き内 容のものであって、コントロールユニットをエアクリーナのケース上面部に取付 けることにより、このケース上面部の剛性が高まるようになるため、該ケース上 面部の膜振動の発生を防止することができる。 また、コントロールユニットを、エンジンルーム内に配置されているエアクリ ーナ内に配設するため、このコントロールユニットとエンジン等を接続するため のハーネスが短くて済み、ダッシュロアパネルに貫通孔をあける必要もない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例に係るコントロールユニッ
トの配設構造を示すエンジンルーム内平面図である。
【図2】エアクリーナの内部構造を示す断面図である。
【図3】図1中矢示SA−SA線に沿う断面図である。
【図4】従来のコントロールユニットの配設構造を示す
図1相当の平面図である。
【図5】従来のエアクリーナの内部構造を示す断面図で
ある。
【符号の説明】
8 エアクリーナ 14b ケースの上面部 17 フィルタエレメント 25 エンジンコントロールユニット(コントロール
ユニット) E エンジンルーム S1 上流側空間 S2 下流側空間 A1 外気 A2 清浄エアー

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジンルーム内に設置されているエア
    クリーナの内部空間を、フィルタエレメントにより、上
    流側空間と、少なくともケース上面部の一部を含む下流
    側空間とに区切ると共に、コントロールユニットを前記
    下流側空間内におけるケース上面部に取付けたことを特
    徴とするコントロールユニットの配設構造。
JP9828091U 1991-11-28 1991-11-28 コントロールユニットの配設構造 Pending JPH0547409U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9828091U JPH0547409U (ja) 1991-11-28 1991-11-28 コントロールユニットの配設構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9828091U JPH0547409U (ja) 1991-11-28 1991-11-28 コントロールユニットの配設構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0547409U true JPH0547409U (ja) 1993-06-25

Family

ID=14215525

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9828091U Pending JPH0547409U (ja) 1991-11-28 1991-11-28 コントロールユニットの配設構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0547409U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6513479B2 (en) 2000-05-10 2003-02-04 Autonetworks Technologies, Ltd. Harness structure of engine relative parts
JP2021050658A (ja) * 2019-09-25 2021-04-01 トヨタ自動車株式会社 吸気装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6115855A (ja) * 1984-06-29 1986-01-23 Sumitomo Metal Ind Ltd ナフトキノンの製造方法

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6115855A (ja) * 1984-06-29 1986-01-23 Sumitomo Metal Ind Ltd ナフトキノンの製造方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6513479B2 (en) 2000-05-10 2003-02-04 Autonetworks Technologies, Ltd. Harness structure of engine relative parts
JP2021050658A (ja) * 2019-09-25 2021-04-01 トヨタ自動車株式会社 吸気装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5664533A (en) Air intake device for an internal combustion engine
US4332187A (en) Air intake housing
JP6438529B1 (ja) 車両の吸気構造
JP6526741B2 (ja) 車両の吸気構造
JPH0547409U (ja) コントロールユニットの配設構造
JPH0566218U (ja) 電子式コントロールユニットの搭載構造
JP3601639B2 (ja) 内燃機関の吸気系配置構造
JP3933767B2 (ja) 内燃機関の吸気装置
JP3785816B2 (ja) 内燃機関の吸気系消音器
EP2253829A1 (en) Air intake module for engines
JPH06135246A (ja) エンジンルーム内への補機配置方法および補機配置構造
JPS6315578Y2 (ja)
CN112628038B (zh) 车辆进气装置
JPH10281026A (ja) 樹脂製インテークマニホールド
JP3596936B2 (ja) 内燃機関用エアクリーナ
JP5400709B2 (ja) 内燃機関の吸気装置
JP3554487B2 (ja) レゾネータ一体型のエアクリーナ
JPH08282305A (ja) 自動車のエンジンルーム内構造
JP7281556B2 (ja) 車両の吸気構造
KR100535115B1 (ko) 전동식 파워스티어링 시스템의 전자제어유니트 장착구조
JPH10299535A (ja) 内燃機関の圧力検出装置
JPH1172069A (ja) 内燃機関の吸気装置
JP2002057473A (ja) 車両用電子制御ユニットの取付構造
JP4288669B2 (ja) エンジンの吸気装置
JPS643812Y2 (ja)