JPH0546097Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0546097Y2 JPH0546097Y2 JP14986888U JP14986888U JPH0546097Y2 JP H0546097 Y2 JPH0546097 Y2 JP H0546097Y2 JP 14986888 U JP14986888 U JP 14986888U JP 14986888 U JP14986888 U JP 14986888U JP H0546097 Y2 JPH0546097 Y2 JP H0546097Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- current
- transistor
- circuit
- transistors
- switching
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Control Of Electrical Variables (AREA)
- Continuous-Control Power Sources That Use Transistors (AREA)
- Dc-Dc Converters (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(イ) 産業上の利用分野
本考案は、制御信号に応じて負荷に電流を供給
することが出来るとともに過負荷時に過大電流が
流れるのを防止した電流供給回路に関するもの
で、特に電源として小容量の電池を使用する機器
に用いて好適な電流供給回路に関する。
することが出来るとともに過負荷時に過大電流が
流れるのを防止した電流供給回路に関するもの
で、特に電源として小容量の電池を使用する機器
に用いて好適な電流供給回路に関する。
(ロ) 従来の技術
制御信号に応じてリレーなどの負荷に定電流を
供給し得る電流供給回路として、第2図の如きも
のが考えられる。第2図において、「L」レベル
の制御信号が制御端子1に加わると、トランジス
タ2がオフし、トランジスタ3,4及び5がオン
するので、一定電流が出力端子6からリレー7に
供給される。又、リレー7が短絡又は過負荷とな
ると出力端子6の電圧が低下するので点Aの電圧
も低下し、トランジスタ3がオフする。すると、
トランジスタ4及び5がオフして電流の供給が制
限される。
供給し得る電流供給回路として、第2図の如きも
のが考えられる。第2図において、「L」レベル
の制御信号が制御端子1に加わると、トランジス
タ2がオフし、トランジスタ3,4及び5がオン
するので、一定電流が出力端子6からリレー7に
供給される。又、リレー7が短絡又は過負荷とな
ると出力端子6の電圧が低下するので点Aの電圧
も低下し、トランジスタ3がオフする。すると、
トランジスタ4及び5がオフして電流の供給が制
限される。
(ハ) 考案が解決しようとする課題
ところで、第2図の回路においては短絡又は過
負荷による回路の保護動作の開始レベルを抵抗8
及びリレー7の抵抗値に応じて定めている。その
為、抵抗8の値としては比較的小さな値のものが
要求される。ところが、そうするとトランジスタ
2がオンしている状態で前記トランジスタ2に大
なる電流が流れ消費電流が増加するという問題が
あつた。特に電源端子9が容量の十分な商用電源
等に接続されている場合は問題ないが、容量の小
さい電池等に接続されている場合に問題となつ
た。
負荷による回路の保護動作の開始レベルを抵抗8
及びリレー7の抵抗値に応じて定めている。その
為、抵抗8の値としては比較的小さな値のものが
要求される。ところが、そうするとトランジスタ
2がオンしている状態で前記トランジスタ2に大
なる電流が流れ消費電流が増加するという問題が
あつた。特に電源端子9が容量の十分な商用電源
等に接続されている場合は問題ないが、容量の小
さい電池等に接続されている場合に問題となつ
た。
(ニ) 課題を解決するための手段
本考案は、上述の点に鑑み成されたもので、エ
ミツタが電源端子にコレクタが負荷に接続された
第1トランジスタと、該第1トランジスタとベー
スが共通接続され、電流ミラー関係となる第2ト
ランジスタと、前記第1及び第2トランジスタの
共通ベースとアース間に直列接続された起動抵抗
及び第1スイツチングトランジスタと、前記第1
及び第2トランジスタの共通ベースの電流を吸い
込む定電流回路と、該定電流回路の動作を制御す
る第2スイツチングトランジスタと、前記第1ト
ランジスタに流れる電流を検出する検出回路と、
該検出回路の出力信号に応じて前記定電流回路の
動作を制御する第3スイツチングトランジスタと
から成り、前記制御信号に応じて前記第1及び第
2スイツチングトランジスタを制御するようにし
たことを特徴とする。
ミツタが電源端子にコレクタが負荷に接続された
第1トランジスタと、該第1トランジスタとベー
スが共通接続され、電流ミラー関係となる第2ト
ランジスタと、前記第1及び第2トランジスタの
共通ベースとアース間に直列接続された起動抵抗
及び第1スイツチングトランジスタと、前記第1
及び第2トランジスタの共通ベースの電流を吸い
込む定電流回路と、該定電流回路の動作を制御す
る第2スイツチングトランジスタと、前記第1ト
ランジスタに流れる電流を検出する検出回路と、
該検出回路の出力信号に応じて前記定電流回路の
動作を制御する第3スイツチングトランジスタと
から成り、前記制御信号に応じて前記第1及び第
2スイツチングトランジスタを制御するようにし
たことを特徴とする。
(ホ) 作用
本考案によれば、負荷の短絡状態又は過負荷状
態を電流供給回路内の抵抗のみを用いて検出し、
その検出出力に応じて電流供給用の第1トランジ
スタのベース電流を制限している。
態を電流供給回路内の抵抗のみを用いて検出し、
その検出出力に応じて電流供給用の第1トランジ
スタのベース電流を制限している。
(ヘ) 実施例
第1図は、本考案の一実施例を示す回路図で、
10はエミツタが電源端子11にコレクタがリレ
ー12に接続された第1トランジスタ、13は前
記第1トランジスタ10と電流ミラー関係に接続
された第2トランジスタ、14は制御端子15か
らの制御信号に応じて動作する第1スイツチング
トランジスタ、16は前記第1及び第2トランジ
スタ10及び13の共通ベースと前記第1スイツ
チングトランジスタ14のコレクタとの間に接続
された起動抵抗、17は電流ミラー関係に接続さ
れた第3及び第4トランジスタ18及び19、抵
抗20及びダイオード21から成り、前記第2ト
ランジスタ13のベース及びコレクタからの電流
を吸い込む定電流回路、22は前記制御信号に応
じて前記定電流回路17の動作を切換制御する第
2スイツチングトランジスタ、23は前記第1ト
ランジスタ10に過大電流が流れたことを検出す
る検出回路として動作する分圧抵抗、及び24は
前記分圧抵抗23の出力信号に応じて前記定電流
回路17の動作を切換制御する第3スイツチング
トランジスタである。
10はエミツタが電源端子11にコレクタがリレ
ー12に接続された第1トランジスタ、13は前
記第1トランジスタ10と電流ミラー関係に接続
された第2トランジスタ、14は制御端子15か
らの制御信号に応じて動作する第1スイツチング
トランジスタ、16は前記第1及び第2トランジ
スタ10及び13の共通ベースと前記第1スイツ
チングトランジスタ14のコレクタとの間に接続
された起動抵抗、17は電流ミラー関係に接続さ
れた第3及び第4トランジスタ18及び19、抵
抗20及びダイオード21から成り、前記第2ト
ランジスタ13のベース及びコレクタからの電流
を吸い込む定電流回路、22は前記制御信号に応
じて前記定電流回路17の動作を切換制御する第
2スイツチングトランジスタ、23は前記第1ト
ランジスタ10に過大電流が流れたことを検出す
る検出回路として動作する分圧抵抗、及び24は
前記分圧抵抗23の出力信号に応じて前記定電流
回路17の動作を切換制御する第3スイツチング
トランジスタである。
次に動作を説明する。制御端子15から「H」
レベルの制御信号が加わると、第1及び第2スイ
ツチングトランジスタ14及び22がオンする。
第1スイツチングトランジスタ14がオンする
と、第1及び第2トランジスタ10及び13の共
通ベースからベース電流が起動抵抗16を介して
流れる為、第1トランジスタ10のコレクタから
リレー12に電流が供給される。この際、負荷と
してのリレー12の抵抗値が正常であれば、分圧
抵抗23の点Bには「H」レベルの電圧が発生
し、第3スイツチングトランジスタ24がオンす
る。第3スイツチングトランジスタ24がオンす
ると、定電流回路17が動作を開始し、第4トラ
ンジスタ19のコレクタ・エミツタ路には一定電
流が流れる。前記一定電流は、第1及び第2トラ
ンジスタ10及び13から成る電流ミラー回路で
反転されリレー12に供給される。ここで、第1
トランジスタ10のエミツタ面積を第2トランジ
スタ13のそれに比べn倍に設定すれば、第2ト
ランジスタ13に流れる電流のn倍の電流が第1
トランジスタ10のコレクタからリレー12に供
給される。
レベルの制御信号が加わると、第1及び第2スイ
ツチングトランジスタ14及び22がオンする。
第1スイツチングトランジスタ14がオンする
と、第1及び第2トランジスタ10及び13の共
通ベースからベース電流が起動抵抗16を介して
流れる為、第1トランジスタ10のコレクタから
リレー12に電流が供給される。この際、負荷と
してのリレー12の抵抗値が正常であれば、分圧
抵抗23の点Bには「H」レベルの電圧が発生
し、第3スイツチングトランジスタ24がオンす
る。第3スイツチングトランジスタ24がオンす
ると、定電流回路17が動作を開始し、第4トラ
ンジスタ19のコレクタ・エミツタ路には一定電
流が流れる。前記一定電流は、第1及び第2トラ
ンジスタ10及び13から成る電流ミラー回路で
反転されリレー12に供給される。ここで、第1
トランジスタ10のエミツタ面積を第2トランジ
スタ13のそれに比べn倍に設定すれば、第2ト
ランジスタ13に流れる電流のn倍の電流が第1
トランジスタ10のコレクタからリレー12に供
給される。
次にこの状態で、リレー12が短絡又は過負荷
になつた場合について説明する。この場合、第1
トランジスタ10のコレクタ電圧は、零又は非常
に小さな値となる為、分圧抵抗23の点Bの電圧
も低下し、第3スイツチングトランジスタ24が
オフする。すると、定電流回路17が動作を停止
し、第2トランジスタ13のコレクタ電流は、起
動抵抗16を介して第1スイツチングトランジス
タ14に流れる、この時、第2トランジスタ13
のコレクタ電流は、起動抵抗16の値に応じて定
まるので、その抵抗値を適当に大きく設定すれ
ば、前記コレクタ電流の値を小さく出来、第1ト
ランジスタ10に流れる電流を所定値に制限する
ことが出来る。その結果、短絡又は過負荷時にお
ける消費電流を最小限に押えることが出来る。
になつた場合について説明する。この場合、第1
トランジスタ10のコレクタ電圧は、零又は非常
に小さな値となる為、分圧抵抗23の点Bの電圧
も低下し、第3スイツチングトランジスタ24が
オフする。すると、定電流回路17が動作を停止
し、第2トランジスタ13のコレクタ電流は、起
動抵抗16を介して第1スイツチングトランジス
タ14に流れる、この時、第2トランジスタ13
のコレクタ電流は、起動抵抗16の値に応じて定
まるので、その抵抗値を適当に大きく設定すれ
ば、前記コレクタ電流の値を小さく出来、第1ト
ランジスタ10に流れる電流を所定値に制限する
ことが出来る。その結果、短絡又は過負荷時にお
ける消費電流を最小限に押えることが出来る。
更に、制御端子15に「L」レベルの制御信号
が加わると、第1及び第2スイツチングトランジ
スタ14及び22がオフするので、第1及び第2
トランジスタ10及び13のベース電流が流れ込
めなくなり、第1トランジスタ10がオフする。
その為、リレー12には電流が供給されなくな
る。
が加わると、第1及び第2スイツチングトランジ
スタ14及び22がオフするので、第1及び第2
トランジスタ10及び13のベース電流が流れ込
めなくなり、第1トランジスタ10がオフする。
その為、リレー12には電流が供給されなくな
る。
(ト) 考案の効果
以上述べた如く、本考案に依れば制御信号に応
じて負荷に電流を供給することが出来るとともに
短絡又は過負荷時には電流制限を行なうことが出
来る電流供給回路を提供出来る。特に電流制限を
行なうのに際して、消費電流を最小限に押えるこ
とが出来るので電源として電池を使用してもその
消耗量を低下させることが出来る。
じて負荷に電流を供給することが出来るとともに
短絡又は過負荷時には電流制限を行なうことが出
来る電流供給回路を提供出来る。特に電流制限を
行なうのに際して、消費電流を最小限に押えるこ
とが出来るので電源として電池を使用してもその
消耗量を低下させることが出来る。
第1図は、本考案の一実施例を示す回路図、及
び第2図は、従来の電流供給回路を示す回路図で
ある。 10……第1トランジスタ、13……第2トラ
ンジスタ、14……第1スイツチングトランジス
タ、16……起動抵抗、17……定電流回路、2
2……第2スイツチングトランジスタ、23……
分圧抵抗、24……第3スイツチングトランジス
タ。
び第2図は、従来の電流供給回路を示す回路図で
ある。 10……第1トランジスタ、13……第2トラ
ンジスタ、14……第1スイツチングトランジス
タ、16……起動抵抗、17……定電流回路、2
2……第2スイツチングトランジスタ、23……
分圧抵抗、24……第3スイツチングトランジス
タ。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 制御信号に応じて負荷に電流を供給又は遮断す
ることが出来るとともに過負荷時に電流制限を行
なうことの出来る電流供給回路であつて、 エミツタが電源端子にコレクタが負荷に接続さ
れた第1トランジスタと、 該第1トランジスタとベースが共通接続され、
電流ミラー関係となる第2トランジスタと、 前記第1及び第2トランジスタの共通ベースと
アース間に直列接続された起動抵抗及び第1スイ
ツチングトランジスタと、 前記第1及び第2トランジスタの共通ベースの
電流を吸い込む定電流回路と、 該定電流回路の動作を制御する第2スイツチン
グトランジスタと、 前記第1トランジスタに流れる電流を検出する
検出回路と、 該検出回路の出力信号に応じて前記定電流回路
の動作を制御する第3スイツチングトランジスタ
と から成り、前記制御信号に応じて前記第1及び第
2スイツチングトランジスタを制御するようにし
たことを特徴とする電流供給回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14986888U JPH0546097Y2 (ja) | 1988-11-16 | 1988-11-16 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14986888U JPH0546097Y2 (ja) | 1988-11-16 | 1988-11-16 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0272678U JPH0272678U (ja) | 1990-06-04 |
JPH0546097Y2 true JPH0546097Y2 (ja) | 1993-12-01 |
Family
ID=31422493
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14986888U Expired - Lifetime JPH0546097Y2 (ja) | 1988-11-16 | 1988-11-16 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0546097Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5448813B2 (ja) * | 2007-05-22 | 2014-03-19 | パナソニック株式会社 | スイッチング電源装置 |
-
1988
- 1988-11-16 JP JP14986888U patent/JPH0546097Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0272678U (ja) | 1990-06-04 |
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