JPH0545348B2 - - Google Patents
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- JPH0545348B2 JPH0545348B2 JP784388A JP784388A JPH0545348B2 JP H0545348 B2 JPH0545348 B2 JP H0545348B2 JP 784388 A JP784388 A JP 784388A JP 784388 A JP784388 A JP 784388A JP H0545348 B2 JPH0545348 B2 JP H0545348B2
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- JP
- Japan
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- molded product
- cutting
- mold
- product
- casting
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- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
- Mounting, Exchange, And Manufacturing Of Dies (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
[発明の目的]
<産業上の利用分野>
本発明は、離型された鋳造成形品からランナな
どの不用部分を除去するための切断方法に関す
る。
どの不用部分を除去するための切断方法に関す
る。
<従来の技術>
鋳造成形にあつては、離型された成形品から湯
口や湯道などの不用部分を切除する必要があり、
従来、この種の切断作業は、成形品が十分に冷却
した段階で金鋸などを用いて行なうことが通例で
ある。
口や湯道などの不用部分を切除する必要があり、
従来、この種の切断作業は、成形品が十分に冷却
した段階で金鋸などを用いて行なうことが通例で
ある。
<発明が解決しようとする課題>
しかるに、この従来技術によると、冷却時間を
とる都合上、サイクルタイムの短縮が困難であつ
たり、或いは、別途加工前の成形品をストツクす
るスペースを必要とするなどの不都合があつた。
とる都合上、サイクルタイムの短縮が困難であつ
たり、或いは、別途加工前の成形品をストツクす
るスペースを必要とするなどの不都合があつた。
熱間での切断作業を行なう方法も特公昭57−
1365号公報などに提案されているが、同方法は連
続鋳造される丸棒材をビレツトにするための切断
方法であり、特に、複雑な形状を有する成形品の
場合には、一概に同方法が広汎に適用し得るとは
言い難い。
1365号公報などに提案されているが、同方法は連
続鋳造される丸棒材をビレツトにするための切断
方法であり、特に、複雑な形状を有する成形品の
場合には、一概に同方法が広汎に適用し得るとは
言い難い。
溶断、或いはシヤーリングなども知られている
が、切断精度が低く、また、熱間に於ける切断
は、その切断荷重により成形品の歪みを誘発する
ことも考えられ、二次加工の繁雑化を招く不都合
もある。
が、切断精度が低く、また、熱間に於ける切断
は、その切断荷重により成形品の歪みを誘発する
ことも考えられ、二次加工の繁雑化を招く不都合
もある。
このような従来技術の不都合に鑑み、本発明の
主な目的は、サイクルタイムを短縮することがで
き、しかも歪みを生ずることなく不用部分の切除
作業がなし得る鋳造成形品の切断方法を提供する
ことにある。
主な目的は、サイクルタイムを短縮することがで
き、しかも歪みを生ずることなく不用部分の切除
作業がなし得る鋳造成形品の切断方法を提供する
ことにある。
[発明の構成]
<課題を解決するための手段>
このような目的は、本発明によれば、離型され
た鋳造成形品からランナなどの不用部分を除去す
るための切断方法であつて、注湯後キヤビテイ内
面に接する鋳物の表層に殻状の凝固層が形成され
た段階で成形品の離型を行なう過程と、前記成形
品の製品部を保持固定した上で矯正荷重を付加し
つつ前記不用部分の切除を行なう過程とを包含す
ることを特徴とする鋳造成形品の切断方法を提供
することにより達成される。
た鋳造成形品からランナなどの不用部分を除去す
るための切断方法であつて、注湯後キヤビテイ内
面に接する鋳物の表層に殻状の凝固層が形成され
た段階で成形品の離型を行なう過程と、前記成形
品の製品部を保持固定した上で矯正荷重を付加し
つつ前記不用部分の切除を行なう過程とを包含す
ることを特徴とする鋳造成形品の切断方法を提供
することにより達成される。
<作用>
このようにして、注湯後早期に離型することに
より、サイクルタイムが短縮される。また熱間で
矯正荷重を加えつつ切断を行なうことにより、鋳
造過程に際して発生する残留応の切断荷重などに
より成形品に歪みが生ずることを回避し得る。
より、サイクルタイムが短縮される。また熱間で
矯正荷重を加えつつ切断を行なうことにより、鋳
造過程に際して発生する残留応の切断荷重などに
より成形品に歪みが生ずることを回避し得る。
<実施例>
以下、本発明の好適実施例を添付の図面につい
て詳しく説明する。
て詳しく説明する。
第1図は本発明が適用された鋳造成形装置の全
体レイアウトを示している。この鋳造成形装置
は、中央部に置かれた型締め装置1を挟んでその
左隣りに鋳鉄或いは鋳鋼など、素材金属のための
溶解炉2が、またその右隣りに湯口部やランナ部
などを成形品より切除した上で次工程へ向けて搬
出するための切断払い出し装置3がそれぞれ配設
されている。
体レイアウトを示している。この鋳造成形装置
は、中央部に置かれた型締め装置1を挟んでその
左隣りに鋳鉄或いは鋳鋼など、素材金属のための
溶解炉2が、またその右隣りに湯口部やランナ部
などを成形品より切除した上で次工程へ向けて搬
出するための切断払い出し装置3がそれぞれ配設
されている。
型締め装置1は、第2図に併せて示すように、
ベース4上に固設された固定盤5と、この固定盤
5に固設されて水平方向に延在する複数のタイバ
ー6と、タイバー6に沿つて摺動自在なように設
けられた可動盤7とを有している。これら固定盤
5と可動盤7との互いに対向する内面には、一対
の合せ金型8a,8bが取付けられており、油圧
装置9を用いて固定盤5に対して可動盤7を接離
移動することにより、これら金型8a,8bの型
合せ及び型開きが行なえるようにされている。
ベース4上に固設された固定盤5と、この固定盤
5に固設されて水平方向に延在する複数のタイバ
ー6と、タイバー6に沿つて摺動自在なように設
けられた可動盤7とを有している。これら固定盤
5と可動盤7との互いに対向する内面には、一対
の合せ金型8a,8bが取付けられており、油圧
装置9を用いて固定盤5に対して可動盤7を接離
移動することにより、これら金型8a,8bの型
合せ及び型開きが行なえるようにされている。
型締め装置1及び切断払い出し装置3の上方に
は、金型8a,8bの開閉方向に沿つて走行レー
ル10が敷設されると共に、この走行レール10
上を自走し得る搬送装置11が設置されている。
は、金型8a,8bの開閉方向に沿つて走行レー
ル10が敷設されると共に、この走行レール10
上を自走し得る搬送装置11が設置されている。
搬送装置11は、ラツク−ピニオン式などから
なる昇降装置12により上下動する把持装置13
をその下端側に備えており、型開きした金型8
a,8b内より取り出した成形品14の上端部を
把持し、型締め装置1から上方に引抜いた上で吊
下げた状態にて切断払い出し装置3に向けて自動
的に移送し得るようにされている。
なる昇降装置12により上下動する把持装置13
をその下端側に備えており、型開きした金型8
a,8b内より取り出した成形品14の上端部を
把持し、型締め装置1から上方に引抜いた上で吊
下げた状態にて切断払い出し装置3に向けて自動
的に移送し得るようにされている。
成形品を鋳込むための金型8a,8bは、例え
ば銅合金など熱伝導率の高い材料にて形成される
と共に、図示されない冷却水通路及びヒータを備
えており、金型温度の制御が可能なようにされて
いる。第3図に成形品14のキヤビテイを示すよ
うに、この金型8a,8bは4本のカムシヤフト
を同時に成形するものであり、湯口部15及び垂
直方向に延在する湯道16が中央部に、また、横
方向に延在するランナ部17が下部に形成されて
おり、このランナ部17からカムシヤフトとなる
べき4本の製品部18が湯道16と平行に立ち上
げられ、更にこの製品部18の上端に押し湯部1
9が形成されている。そして上記した湯口部15
及び押し湯部19の下側を把持装置13にて掴む
ようにされている。
ば銅合金など熱伝導率の高い材料にて形成される
と共に、図示されない冷却水通路及びヒータを備
えており、金型温度の制御が可能なようにされて
いる。第3図に成形品14のキヤビテイを示すよ
うに、この金型8a,8bは4本のカムシヤフト
を同時に成形するものであり、湯口部15及び垂
直方向に延在する湯道16が中央部に、また、横
方向に延在するランナ部17が下部に形成されて
おり、このランナ部17からカムシヤフトとなる
べき4本の製品部18が湯道16と平行に立ち上
げられ、更にこの製品部18の上端に押し湯部1
9が形成されている。そして上記した湯口部15
及び押し湯部19の下側を把持装置13にて掴む
ようにされている。
切断払い出し装置3は、第4図に併せて示すよ
うに、電動駆動される砥石切断機20と、成形品
14を保持固定すると同時に矯正荷重を加える押
圧装置21と、切断作業の終了した成形品を押圧
装置21より取り出す払い出し装置22とからな
り、型締め装置1に於ける金型のパーテイング面
に平行する軸線に沿つて互いに隣接して直列に配
設されている。
うに、電動駆動される砥石切断機20と、成形品
14を保持固定すると同時に矯正荷重を加える押
圧装置21と、切断作業の終了した成形品を押圧
装置21より取り出す払い出し装置22とからな
り、型締め装置1に於ける金型のパーテイング面
に平行する軸線に沿つて互いに隣接して直列に配
設されている。
砥石切断機20は、機体フレーム23上に載架
されたスライドベース24上に載置することをも
つて第4図に於ける左右方向、即ち金型のパーテ
イング面に平行する軸線に沿つて直線摺動し得る
ようにされると共に、この摺動軸線に対して互い
に平行する一対のエメリーデイスク25を備えて
いる(第5図)。このエメリーデイスク25は、
例えば油圧駆動にて上下方向に揺動し得るように
ピボツト支持しされたアーム26の遊端部に軸支
されており、アーム26の基端側に搭載された電
動機27によりベルト駆動される。また、上記し
たスライドベース24の移動用駆動源としては、
例えば油圧シリンダ、或いは電動駆動されるスク
リユー装置などが用いられ、正確な停止位置の設
定が任意になし得るものとされている。
されたスライドベース24上に載置することをも
つて第4図に於ける左右方向、即ち金型のパーテ
イング面に平行する軸線に沿つて直線摺動し得る
ようにされると共に、この摺動軸線に対して互い
に平行する一対のエメリーデイスク25を備えて
いる(第5図)。このエメリーデイスク25は、
例えば油圧駆動にて上下方向に揺動し得るように
ピボツト支持しされたアーム26の遊端部に軸支
されており、アーム26の基端側に搭載された電
動機27によりベルト駆動される。また、上記し
たスライドベース24の移動用駆動源としては、
例えば油圧シリンダ、或いは電動駆動されるスク
リユー装置などが用いられ、正確な停止位置の設
定が任意になし得るものとされている。
押圧装置21は、第5,6図に併せて示すよう
に、金型のパーテイング面と平行する軸回りにつ
いて回動自在なように機体フレーム23に軸支さ
れており、機体フレーム23の適所にトラニオン
支持された空圧シリンダ28により、垂直位置と
水平位置との間にて選択的に回動駆動される。
に、金型のパーテイング面と平行する軸回りにつ
いて回動自在なように機体フレーム23に軸支さ
れており、機体フレーム23の適所にトラニオン
支持された空圧シリンダ28により、垂直位置と
水平位置との間にて選択的に回動駆動される。
この押圧装置21には、回動軸29と平行にか
つ一体的に一対の枠板30が設けられている。こ
の枠板30はその中央部が開放されており、内側
にプレス治具31を備えている。
つ一体的に一対の枠板30が設けられている。こ
の枠板30はその中央部が開放されており、内側
にプレス治具31を備えている。
プレス治具31は、一対を枠板30の内面間に
枠板30と一体的に固設された一対の固定板32
a,32bと、一方の固定板32bに設けられた
油圧シリンダ33及びガイドバー34により支持
されて両固定板32a,32b間をこれら固定板
に平行して変位し得る可動板35とを備えてい
る。そしてこれら可動板35及び他方の固定板3
2aの互いに対向する内面には、成形品14の軸
線上の要所を直径方向より押圧保持すべく複数の
Vブロツク36が、それぞれの端部を対向させて
立設されている。
枠板30と一体的に固設された一対の固定板32
a,32bと、一方の固定板32bに設けられた
油圧シリンダ33及びガイドバー34により支持
されて両固定板32a,32b間をこれら固定板
に平行して変位し得る可動板35とを備えてい
る。そしてこれら可動板35及び他方の固定板3
2aの互いに対向する内面には、成形品14の軸
線上の要所を直径方向より押圧保持すべく複数の
Vブロツク36が、それぞれの端部を対向させて
立設されている。
このVブロツク36は、第3図に符号P1…に
て示すカムシヤフトの軸受部に対応した位置に設
けられており、両固定板32a,32b及び可動
板35と共に十分な剛性を有し、かつ高精度に製
作されている。
て示すカムシヤフトの軸受部に対応した位置に設
けられており、両固定板32a,32b及び可動
板35と共に十分な剛性を有し、かつ高精度に製
作されている。
払い出し装置22は、第4図に於ける左右方向
に空圧駆動されて往復移動可能なフオークアーム
37を備えている。このフオークアーム37は、
垂直状態にあるVブロツク36の〓間からプレス
治具31の内側に向けて抜き差しし得るようにさ
れており、その上縁に成形品14を受け取るべく
窪み38が凹設されている。
に空圧駆動されて往復移動可能なフオークアーム
37を備えている。このフオークアーム37は、
垂直状態にあるVブロツク36の〓間からプレス
治具31の内側に向けて抜き差しし得るようにさ
れており、その上縁に成形品14を受け取るべく
窪み38が凹設されている。
次に上記実施例の作動要領について説明する。
金型のキヤビテイ内に溶湯が注入されると、金
型8a,8bの熱伝導率が極めて高いことから、
キヤビテイ内面に接した溶湯が急冷し、直ちに凝
固を開始する。
型8a,8bの熱伝導率が極めて高いことから、
キヤビテイ内面に接した溶湯が急冷し、直ちに凝
固を開始する。
注湯後、成形品の表層部分が凝固した段階で型
開きを行なうが、この時、可動盤7側に設けられ
たエジエクタ装置39bを作動させることによ
り、可動盤7側の金型8bからのみ成形品14を
離型し、固定盤5側の金型8aに成形品14を残
留させるものとする(第2図)。
開きを行なうが、この時、可動盤7側に設けられ
たエジエクタ装置39bを作動させることによ
り、可動盤7側の金型8bからのみ成形品14を
離型し、固定盤5側の金型8aに成形品14を残
留させるものとする(第2図)。
型開きしたならば、昇降装置12により把持装
置13を降下させ、湯口部15及び押し湯部19
に対向するように把持装置13を水平移動させ
る。
置13を降下させ、湯口部15及び押し湯部19
に対向するように把持装置13を水平移動させ
る。
この状態にて固定盤5側のエジエクタ装置39
aを作動させると、金型8aから成形品14が押
し出されて把持装置13に把持される。
aを作動させると、金型8aから成形品14が押
し出されて把持装置13に把持される。
把持装置13にて成形品14が把持されたなら
ば、昇降装置12を上昇させて型締め装置1の上
方に成形品14を引き抜き、押圧装置21に向け
て搬送装置11にて成形品14を搬送する。
ば、昇降装置12を上昇させて型締め装置1の上
方に成形品14を引き抜き、押圧装置21に向け
て搬送装置11にて成形品14を搬送する。
押圧装置21は、可動板35を開き、枠板30
の開口面を上下方向に向けた状態にて待機してい
る(第4図中心線Cより左側に示す状態)。
の開口面を上下方向に向けた状態にて待機してい
る(第4図中心線Cより左側に示す状態)。
ここで昇降装置12を下降させ、Vブロツク3
6端同士の間に成形品14を挿入し、成形品14
の軸受部P1…に各Vブロツク36端が整合した
状態にて可動板35を閉じ、両Vブロツク36間
に成形品14を挟みこみ矯正荷重を作用させる。
6端同士の間に成形品14を挿入し、成形品14
の軸受部P1…に各Vブロツク36端が整合した
状態にて可動板35を閉じ、両Vブロツク36間
に成形品14を挟みこみ矯正荷重を作用させる。
把持装置13は、成形品14を解放した後、再
び上昇して型締め装置1に向けて退行移動する。
び上昇して型締め装置1に向けて退行移動する。
次いで押圧装置21を90度回転させ、成形品1
4の軸線を水平方向に向ける(第4図中心線Cよ
り右側及び第5図の状態)。
4の軸線を水平方向に向ける(第4図中心線Cよ
り右側及び第5図の状態)。
これより砥石切断機20を前進させ、先ず第4
図に於ける右側の2本の切断すべく、アーム26
を下向きに傾動させ、エメリーデイスク25を製
品部18に押し付ける。これにより、第3図に示
すL1〜L2線に沿つて製品部18が切断され
る。
図に於ける右側の2本の切断すべく、アーム26
を下向きに傾動させ、エメリーデイスク25を製
品部18に押し付ける。これにより、第3図に示
すL1〜L2線に沿つて製品部18が切断され
る。
切断が完了したならば、エメリーデイスク25
を上側に復帰させた上で砥石切断機20を後退さ
せ、上記と同様にして左側の2本を切断する(第
3図L3〜L4線)。この時、押湯部19は、製
品部18より離断して押圧装置21及び機体フレ
ーム23に付設されたシユート40a,40bを
伝わつてフレーム側方に置かれたバケツト41内
に転落する。またランナ部17及び油口部15
は、Vブロツク36にてクランブされた状態のま
ま製品部18と共にプレス冶具31内に残留す
る。
を上側に復帰させた上で砥石切断機20を後退さ
せ、上記と同様にして左側の2本を切断する(第
3図L3〜L4線)。この時、押湯部19は、製
品部18より離断して押圧装置21及び機体フレ
ーム23に付設されたシユート40a,40bを
伝わつてフレーム側方に置かれたバケツト41内
に転落する。またランナ部17及び油口部15
は、Vブロツク36にてクランブされた状態のま
ま製品部18と共にプレス冶具31内に残留す
る。
全ての切断が完了したならば、砥石切断機20
を元位置に退行復帰させ、次いでフオークアーム
37をVブロツク36間に差し込ませる。この状
態にて可動板35を下側に移動させると、可動板
35のVブロツク36上にあつた製品部18及び
油口部15を含むランナ部17が、フオークアー
ム37上の窪み38内に移載される。そしてフオ
ークアーム37を退行移動することにより、切断
加工のすんだ成形品14が押圧装置21より抜き
取られる。
を元位置に退行復帰させ、次いでフオークアーム
37をVブロツク36間に差し込ませる。この状
態にて可動板35を下側に移動させると、可動板
35のVブロツク36上にあつた製品部18及び
油口部15を含むランナ部17が、フオークアー
ム37上の窪み38内に移載される。そしてフオ
ークアーム37を退行移動することにより、切断
加工のすんだ成形品14が押圧装置21より抜き
取られる。
上記した一連の工程の間に成形品14は十分に
冷却し、かつプレス治具31にて押圧されて歪み
を生ずることなく不用部分が切除されており、フ
オークアーム37上より人手により、或いは別途
移送装置により次の機械加工工程へと送られる。
冷却し、かつプレス治具31にて押圧されて歪み
を生ずることなく不用部分が切除されており、フ
オークアーム37上より人手により、或いは別途
移送装置により次の機械加工工程へと送られる。
[発明の効果]
このように本発明によれば、溶湯の注入後早期
に離型することにより、鋳造サイクルタイムを短
縮し、生産効率を高めることができる。しかも、
鋳造成形品に対して矯正荷重を付加しつつ切断作
業を行うことから、成形品に歪みが生ずる心配が
なく、従つて、高精度な成形品を得ることがで
き、二次加工代の削減をも企図し得るなど、製造
コストを低減する上に多大な効果を奏する。
に離型することにより、鋳造サイクルタイムを短
縮し、生産効率を高めることができる。しかも、
鋳造成形品に対して矯正荷重を付加しつつ切断作
業を行うことから、成形品に歪みが生ずる心配が
なく、従つて、高精度な成形品を得ることがで
き、二次加工代の削減をも企図し得るなど、製造
コストを低減する上に多大な効果を奏する。
第1図は本発明が適用された鋳造成形装置の全
体レイアウト図である。第2図は型締め装置部分
の側面図である。第3図は成形品の金型の部分点
な端面図である。第4図は切断払い出し装置の正
面図である。第5図は第4図に於けるV−V線に
沿つて一部切除して示す側面図である。第6図は
押圧装置の部分的な平面図である。 1……型締め装置、2……溶解炉、3……切断
払い出し装置、4……ベース、5……固定盤、6
……タイバー、7……可動盤、8a,8b……合
せ金型、9……油圧装置、10……走行レール、
11……搬送装置、12……昇降装置、13……
把持装置、14……成形品、15……湯口部、1
6……湯道、17……ランナ部、18……製品
部、19……押し湯部、20……砥石切断機、2
1……押圧装置、22……払い出し装置、23…
…機体フレーム、24……スライドベース、25
……エメリーデイスク、26……アーム、27…
…電動機、28……空圧シリンダ、29……回動
軸、30……枠板、31……プレス冶具、32
a,32b……固定板、33……油圧シリンダ、
34……ガイドバー、35……可動板、36……
Vブロツク、37……フオークアーム、38……
窪み、39a,39b……エジエクタ装置、40
a,40b……シユート、41……バケツト。
体レイアウト図である。第2図は型締め装置部分
の側面図である。第3図は成形品の金型の部分点
な端面図である。第4図は切断払い出し装置の正
面図である。第5図は第4図に於けるV−V線に
沿つて一部切除して示す側面図である。第6図は
押圧装置の部分的な平面図である。 1……型締め装置、2……溶解炉、3……切断
払い出し装置、4……ベース、5……固定盤、6
……タイバー、7……可動盤、8a,8b……合
せ金型、9……油圧装置、10……走行レール、
11……搬送装置、12……昇降装置、13……
把持装置、14……成形品、15……湯口部、1
6……湯道、17……ランナ部、18……製品
部、19……押し湯部、20……砥石切断機、2
1……押圧装置、22……払い出し装置、23…
…機体フレーム、24……スライドベース、25
……エメリーデイスク、26……アーム、27…
…電動機、28……空圧シリンダ、29……回動
軸、30……枠板、31……プレス冶具、32
a,32b……固定板、33……油圧シリンダ、
34……ガイドバー、35……可動板、36……
Vブロツク、37……フオークアーム、38……
窪み、39a,39b……エジエクタ装置、40
a,40b……シユート、41……バケツト。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 離型された鋳造成形品からランナなどの不用
部分を除去するための切断方法であつて、 注湯後キヤビテイ内面に接する鋳物の表層に殻
状の凝固層が形成された段階で成形品の離型を行
なう過程と、 前記成形品の製品部を保持固定した上で矯正荷
重を付加しつつ前記不用部分の切除を行なう過程
とを包含することを特徴とする鋳造成形品の切断
方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP784388A JPH01181960A (ja) | 1988-01-18 | 1988-01-18 | 鋳造成形品の切断方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP784388A JPH01181960A (ja) | 1988-01-18 | 1988-01-18 | 鋳造成形品の切断方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01181960A JPH01181960A (ja) | 1989-07-19 |
JPH0545348B2 true JPH0545348B2 (ja) | 1993-07-08 |
Family
ID=11676894
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP784388A Granted JPH01181960A (ja) | 1988-01-18 | 1988-01-18 | 鋳造成形品の切断方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JPH01181960A (ja) |
Families Citing this family (2)
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CN105081452A (zh) * | 2015-09-17 | 2015-11-25 | 菲斯达精密工业部件(苏州)有限公司 | 一种自动往复式去浇口锯床和料柄去除方法 |
-
1988
- 1988-01-18 JP JP784388A patent/JPH01181960A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
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JPH01181960A (ja) | 1989-07-19 |
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