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JPH0544686Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0544686Y2
JPH0544686Y2 JP1986172281U JP17228186U JPH0544686Y2 JP H0544686 Y2 JPH0544686 Y2 JP H0544686Y2 JP 1986172281 U JP1986172281 U JP 1986172281U JP 17228186 U JP17228186 U JP 17228186U JP H0544686 Y2 JPH0544686 Y2 JP H0544686Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cold storage
freezer
temperature
compressor
evaporator
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1986172281U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6378872U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1986172281U priority Critical patent/JPH0544686Y2/ja
Publication of JPS6378872U publication Critical patent/JPS6378872U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0544686Y2 publication Critical patent/JPH0544686Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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  • Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、生鮮、冷凍食品、アイスクリーム
などの輸送配送用の冷凍車に関する。
(従来の技術) 従来、冷凍車は、走行用のエンジンで駆動され
る冷媒圧縮用のコンプレツサと、冷媒を凝縮させ
るコンデンサと、冷媒を断熱膨張させるエバポレ
ータとより成る冷凍サイクルを搭載して、冷凍庫
内を前記エバポレータにて冷却していた。
したがつて、冷凍車の走行用のエンジンが切ら
れると、冷凍庫内は必然的に温度が上昇すること
になり、冷凍庫内の輸送物の品質が低下すること
になる。このために、車両が停止時にも、走行用
エンジンを切らずに、冷凍機を稼動させていた。
しかし、市街地内の店舗での待店中や、商品の
卸し中に、冷凍機を作動させたままでは、排気ガ
ス、騒音等の問題があり、エンジンを停止しなけ
ればならなかつた。その待店時間は、短い店でも
20分ぐらいあり、また商品の卸しは量によつて数
回のドアの開閉と共に1時間以上に及ぶ事もあ
り、どうしても冷凍庫内の温度上昇による積荷商
品の温上昇は防げず、該商品の品質の低下を引き
起こす原因となつていた。
このために、特開昭48−29114号公報に示すよ
うに、冷凍車両の冷凍室内に蓄熱材を充填した冷
凍板を配設し、この冷凍板が圧縮冷凍機によつて
冷凍され、上記蓄熱材が凍結することにより冷却
能力を蓄積し、冷凍停止時に凍結蓄冷した蓄冷材
の溶解潜熱により一定時間一定温度を保つて保冷
していた。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、蓄冷液を利用する冷凍装置では
冷凍庫内の温度を蓄冷材の溶解潜熱を利用するこ
とから、所定温度に設定することは事実上不可能
であつた。
このため、この考案は、蓄冷液を利用する冷凍
車にあつても冷凍庫内を所定温度に冷却できるよ
うにし、且つ蓄冷液を利用する冷凍車の利点を生
かすようにした冷凍車を提供するものである。
(問題点を解決するための手段) この考案の要旨は、少なくとも走行用エンジン
で駆動されるコンプレツサ2を有し、このコンプ
レツサ2,15、コンデンサ3、エキスパンシヨ
ンバルブ9、エバポレータ8等で冷凍サイクルが
構成され、前記冷凍サイクルのエバポレータ8
は、冷凍庫外の蓄冷タンク11内に配されて、該
蓄冷タンク11内に入つている蓄冷液を冷却し、
該蓄冷液の温度をサーモスイツチ17にて検出し
て、前記コンプレツサ2,15の稼動を制御する
と共に、自動車用の冷凍庫内10に蓄冷液を導び
くための冷却パイプ12を配管し、該冷却パイプ
12に循環用のポンプ13を設けたことにある。
(作用) したがつて、走行用エンジンの稼動時には、サ
ーモスイツチ17により蓄冷タンク11内の温度
をコンプレツサ2の稼動を制御して調節でき、こ
れにより冷凍庫10内の温度が適宜に調節でき
る。また、走行用エンジンが切られ、コンプレツ
サ2が稼動していなくとも、蓄冷パイプ12に送
り出しているので、該冷凍庫内の温度を所定温度
に保ち、該温度の上昇は防がれるものである。
(実施例) 以下、この考案の実施例を図面により説明す
る。
図において、コンプレツサ2は、冷凍車1の走
行用エンジン(図示せず)にて駆動され冷媒を圧
縮している。このコンプレツサの入口側には、下
記するアキユームレータ14に接続され、また吐
出側には、コンデンサ3が接続されている。この
コンデンサ3は、冷凍車1の冷凍庫10の外側に
設けられている。
コンデンサ3で凝縮液化された冷媒は、レシー
バータンク4にて一時貯められ、サイトグラス
5、ドライヤー6を介してエバポレータ8に送ら
れる。
エバポレータ8は、エキスパンシヨンバルブ9
にて絞られながら冷媒が断熱膨張されて、吸熱作
用を行なうもので、該エバポレータ8は、冷凍庫
10の庫外の下部に設けられ断熱材で包んだ蓄冷
タンク11内に収納されている。
蓄冷タンク11内には、不凍液である塩化カル
シウムCaCl2、塩化ナトリウムなどの蓄冷液(ブ
ライン)が入れられ、該タンク11内の蓄冷液
は、冷却パイプ12を介して冷凍庫10内へ流さ
れる。
冷却パイプ12は、冷凍庫10内に蛇行して張
りめぐらされ、その適宜な位置に循環用のポンプ
13が設けられている。
アキユームレータ14は、一方をエバポレータ
8の出口側に接続され、液冷媒のコンプレツサ1
へ戻るのを防ぐために設けられて、他方を前記コ
ンプレツサ1の入口側に接続している。以上のよ
うにして冷凍サイクルが構成され、このコンプレ
ツサ1の稼動により冷凍運転がなされる。
15はスタンバイ用のコンプレツサで、前記走
行用エンジンから駆動されるコンプレツサ2に並
列に設けられている。16は高低圧スイツチで、
冷凍サイクルの安全のために設けられている。
17は、サーモスイツチで、蓄冷タンク11内
の温度を検出調節するために設けられ、該サーモ
スイツチ17の開閉により、コンプレツサ2及び
15の電磁クラツチ(図示せず)が接断されて、
蓄冷タンク11内の温度のコントロールがなされ
るもので、これにより冷凍庫10内の温度もコン
トロールされる。
上述の構成において、走行用エンジンが駆動さ
れ、冷凍スイツチ(図示せず)が閉じられると、
コンプレツサ2が駆動され、冷媒は圧縮され、コ
ンデンサ3、エバポレータ8に流れて、蓄冷タン
ク11内の蓄冷液を冷却する。この蓄冷液はポン
プ13を介して冷凍庫10内に流されて該庫10
内を冷却する。このようにして冷凍庫10内を冷
却するため、待店時や積み卸し時に、走行用エン
ジンを停止させても、蓄冷タンク11内に蓄えら
れた蓄冷を消費すれば良く、1〜2時間は充分に
冷凍庫内の温度の上昇を抑えることができる。そ
して、サーモスイツチ17をコントロールするこ
とにより、冷凍庫内の温度もコントロールするこ
とができる。
(考案の効果) 以上のように、この考案によれば、走行用エン
ジン稼動時には、サーモスイツチ17にて蓄冷タ
ンク内の温度をコントロールできるので、これに
より冷凍庫10内の温度が適宜調節できるもので
ある。
また、走行用エンジンが切られ、コンプレツサ
2が稼動していなくとも、蓄冷タンク11内の冷
却された蓄冷液を冷凍庫内の冷却パイプ12に送
り出しているので、該冷凍庫内の温度を所定の温
度に保ち、該温度の上昇は防がれるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の実施例を示す冷凍サイクル
の構成図、第2図はこの考案が実施された冷凍車
の斜視図である。 2……コンプレツサ、3……コンデンサ、8…
…エバポレータ、9……エキスパンシヨンバル
ブ、10……冷凍車、11……蓄冷タンク、12
……冷却パイプ、13……ポンプ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 少なくとも走行用エンジンで駆動されるコンプ
    レツサ2を有し、このコンプレツサ2,15、コ
    ンデンサ3、エキスパンシヨンバルブ9、エバポ
    レータ8等で冷凍サイクルが構成され、前記冷凍
    サイクルのエバポレータ8は、冷凍庫外の蓄冷タ
    ンク11内に配されて、該蓄冷タンク11内に入
    つている蓄冷液を冷却し、該蓄冷液の温度をサー
    モスイツチ17にて検出して、前記コンプレツサ
    2,15の稼動を制御すると共に、自動車用の冷
    凍庫内10に蓄冷液を導びくための冷却パイプ1
    2を配管し、該冷却パイプ12に循環用のポンプ
    13を設けたことを特徴とする冷凍車。
JP1986172281U 1986-11-10 1986-11-10 Expired - Lifetime JPH0544686Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986172281U JPH0544686Y2 (ja) 1986-11-10 1986-11-10

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986172281U JPH0544686Y2 (ja) 1986-11-10 1986-11-10

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6378872U JPS6378872U (ja) 1988-05-25
JPH0544686Y2 true JPH0544686Y2 (ja) 1993-11-12

Family

ID=31108683

Family Applications (1)

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JP1986172281U Expired - Lifetime JPH0544686Y2 (ja) 1986-11-10 1986-11-10

Country Status (1)

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JP (1) JPH0544686Y2 (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4829114A (ja) * 1971-08-19 1973-04-18
JPS5145850A (ja) * 1974-10-18 1976-04-19 Hitachi Ltd Sharyotosaireibosochi
JPS55116069A (en) * 1979-03-01 1980-09-06 Mitsubishi Heavy Ind Ltd Coldness storage type refrigeration equipment for transportation

Patent Citations (3)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JPS55116069A (en) * 1979-03-01 1980-09-06 Mitsubishi Heavy Ind Ltd Coldness storage type refrigeration equipment for transportation

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6378872U (ja) 1988-05-25

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