JPH0543269U - Icカード用コネクタ - Google Patents
Icカード用コネクタInfo
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- JPH0543269U JPH0543269U JP9429391U JP9429391U JPH0543269U JP H0543269 U JPH0543269 U JP H0543269U JP 9429391 U JP9429391 U JP 9429391U JP 9429391 U JP9429391 U JP 9429391U JP H0543269 U JPH0543269 U JP H0543269U
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- Japan
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- card
- connector
- rail members
- insertion guide
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- 239000002184 metal Substances 0.000 claims abstract description 7
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- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 4
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Landscapes
- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 ICカードの先端の端子部を受け入れるコネ
クタ本体1と、その手前側に設ける挿入ガイド2とでI
Cカード用コネクタを構成する。挿入ガイド2は、IC
カードの側縁部を案内するガイド溝20a、21aを形
成した両側のレール部材20、21と、両レール部材2
0、21を両者に跨って保持する連結板22とで構成さ
れる。レール部材20、21は合成樹脂製とするが、連
結板22は金属の薄板で形成する。従来のコネクタの挿
入ガイドは、ベース板部の上面両側部にレール部を一体
成形した合成樹脂の一体成形品で構成されており、成形
性及び強度上ベース板部を一定限度以上の厚さにする必
要があるが、金属製の連結板22を用いることによりそ
の厚さを薄くしてコネクタを薄形化できる。
クタ本体1と、その手前側に設ける挿入ガイド2とでI
Cカード用コネクタを構成する。挿入ガイド2は、IC
カードの側縁部を案内するガイド溝20a、21aを形
成した両側のレール部材20、21と、両レール部材2
0、21を両者に跨って保持する連結板22とで構成さ
れる。レール部材20、21は合成樹脂製とするが、連
結板22は金属の薄板で形成する。従来のコネクタの挿
入ガイドは、ベース板部の上面両側部にレール部を一体
成形した合成樹脂の一体成形品で構成されており、成形
性及び強度上ベース板部を一定限度以上の厚さにする必
要があるが、金属製の連結板22を用いることによりそ
の厚さを薄くしてコネクタを薄形化できる。
Description
【0001】
本考案は、電子情報機器等に組込まれるICカード用コネクタに関する。
【0002】
従来、ICカード用コネクタは、ICカードの先端の端子部を受入れるコネク タ本体と、その手前側に設けられるICカードの挿入ガイドとで構成されており 、ここで挿入ガイドは、ICカードと略等幅のベース板部の上面両側にICカー ドの両側の側縁部に各適合するガイド溝を有するレール部を一体成形して成る樹 脂成形品で構成されるを一般としている。
【0003】
ところで、最近は電子情報機器が薄形化されるようになっており、これに組込 むICカード用コネクタを極力薄くすることが要請されているが、上記従来技術 の如く挿入ガイドを合成樹脂の一体成形品で構成するものでは、ベース板部の成 形性及び強度を確保する上でベース板部の厚さをあまり薄くできず、そのためコ ネクタを一定限度以下に薄くすることが困難になっている。 本考案は、以上の点に鑑み、挿入ガイドの構造を変更することによって薄形化 を可能としたICカード用コネクタを提供することをその目的としている。
【0004】
上記目的を達成すべく、本考案は、ICカードの先端の端子部を受入れるコネ クタ本体と、該コネクタ本体の手前側に設けられるICカードの挿入ガイドとか ら成るICカード用コネクタにおいて、挿入ガイドを、ICカードの両側の側縁 部に各適合するガイド溝を有する両側のレール部材と、該両レール部材を該両レ ール部材に跨って保持する金属製の薄板から成る連結板とで構成したことを特徴 とする。
【0005】
両レール部材を保持する連結板を金属製とするため、連結板の厚さを合成樹脂 の一体成形品から成る従来の挿入ガイドのベース板部より薄くしても強度を確保 できる。そして、連結板を薄くすることにより、挿入ガイドひいてはコネクタ全 体を可及的に薄形化できる。
【0006】
図1及び図2を参照して、1はICカードの先端の端子部を受入れる合成樹脂 製のコネクタ本体、2はコネクタ本体1の手前側に設けたICカードの挿入ガイ ドであり、ICカードを、図3に示す如くICカードAの先端の端子部A1がコ ネクタ本体1に嵌合する位置まで挿入ガイド2に案内させて挿入し、コネクタ本 体1の端壁部10に列設した雄形のコンタクト11を端子部A1に埋設した雌形 のコンタクトに嵌合接続するようにした。
【0007】 コネクタ本体1の上面には、該本体1の上面両側部に形成した長孔12を通し て該本体1内に突出する1対の爪片3aを有するエジェクト板3と、一端をエジ ェクト板3の中央の切目部3bに係合したレバー4とが設けられており、該レバ ー4の他端を挿入ガイド2側からのびる操作ロッド5の先端に係合させて、該ロ ッド5の押圧操作によりレバー4がコネクタ本体1の端壁部10上面の支点部1 3を中心にして図1で反時計方向に回動されるようにし、この回動でエジェクト 板3を手前側に摺動させて、ICカードAを爪片3aを介して手前側に押し出す ようにした。 尚、コネクタ本体1の端壁部10は、図3及び図5に示す如く、エジェクト板 3を摺接させるコネクタ本体1の上面より少許低く形成し、エジェクト板3の下 面と端壁部10の上面との間に前記レバー4を介設し得ようにし、更に、端壁部 10の上面中央部とその手前側の部分とに前記切目部3bに対する逃げ溝14を 形成して、レバー4を含むエジェクト機構全体がコネクタ本体1の厚さにエジェ クト板3の厚さを加えた寸法内に収まるようにした。 また、コネクタ本体1の両側部に先方に突出する突起部15を形成して、該各 突起部15にコネクタ本体1を電子情報機器等の機体内の回路基板に固定する取 付金具16を固着すると共に、コネクタ本体1の下面に回路基板に対する位置決 め用の凸部17を突設し、更に、コネクタ本体1の両側部に手間側にのびる1対 のレール部18を延出し、該各レール部18にICカードAの側縁部A2に適合 するガイド溝18aを形成した。
【0008】 挿入ガイド2は、図1、図4及び図5に示す如く、合成樹脂製の1対のレール 部材20、21と、該両レール部材20、21を両者に跨って保持する金属製の 薄板から成る連結板22とで構成されており、各レール部材20、21に、IC カードAの両側の側縁部A2に各適合するガイド溝20a、21aを形成すると 共に、先方にのびる係合片20b、21bを一体に延出し、該各係合片20b、 21bをコネクタ本体1に形成した前記各レール部18の外側面の係合溝18b に係合させて挿入ガイド2をコネクタ本体1に連結し得るようにし、この連結状 態で各レール部材20、21のガイド溝20a、21aと各レール部18のガイ ド溝18aとが一直線上に整合するようにした。
【0009】 連結板22には、各レール部材20、21に形成した上下方向の透孔20c、 21cに挿入係止される爪片22aが下方に切起されており、更に、連結板22 の両側部を各レール部材20、21の外側面に沿わせて下方に折曲げ、この折曲 部に各レール部材20、21の外側面に突設した突起(図面にはレール部材21 の突起21dのみを図示)に係合する係合孔22bを形成し、これら爪片22a と係合孔22bとにより各レール部材20、21を連結板22に固定し得るよう にした。図中22cは連結板22の折曲部下縁に形成した回路基板に対する取付 部である。尚、片側のレール部材21は幅広に形成され、該レール部材21の外 寄部分に前後方向に貫通する透孔21eを形成して、これに前記操作ロッド5を 挿通した。
【0010】 ところで、上記従来例のような合成樹脂の一体成形品から成る挿入ガイドでは 、成形性及び強度確保の上でベース板部の厚さを略1mm程度にする必要があるが 、金属製の連結板22は0.3mm程度の厚さで充分な強度を得られ、結局コネク タの厚さを従来のものに比し0.7mm程度薄くできる。電子情報機器に組込む各 部品の0.1mm程度のオーダでの薄形化も機器全体としての薄形化に大きく寄与 するもので、コネクタを0.7mm程度も薄形化できるということの実用上の価値 は大きなものである。
【0011】 又、ICコネクタにはエジェクト用の操作ロッド5を上記実施例のように右側 に設けるタイプと左側に設けるタイプとがあり、コネクタ本体1を両タイプに共 用できるよう端壁部10の上面に前記レバー支点部13を図5に示す如く左右1 対に形成し、更に挿入ガイド2の連結板22を前後対称に形成し、連結板22を 前後に反転することで上記実施例の右タイプ用レール部材20、21と鏡面対称 の左タイプ用の1対のレール部材の連結も行ない得られるようにし、連結板22 の共用化を図った。
【0012】
以上の説明から明らかなように、本考案によれば、可及的薄形のコネクタを得 られ、コネクタを組込む機器の薄形化に大きく寄与する。
【図1】 本案コネクタの一例の平面図
【図2】 その側面図
【図3】 図1のIII−III線で截断した拡大断面図
【図4】 図1のIV−IV線で截断した拡大断面図
【図5】 図1のコネクタの分解斜視図
1 コネクタ本体 2 挿入ガイド 20、21 レール部材 20a、21a ガ
イド溝 22 連結板 A ICカー
ド A1 端子部 A2 側縁部
イド溝 22 連結板 A ICカー
ド A1 端子部 A2 側縁部
Claims (1)
- 【請求項1】 ICカードの先端の端子部を受入れるコ
ネクタ本体と、該コネクタ本体の手前側に設けられるI
Cカードの挿入ガイドとから成るICカード用コネクタ
において、挿入ガイドを、ICカードの両側の側縁部に
各適合するガイド溝を有する両側のレール部材と、該両
レール部材を該両レール部材に跨って保持する金属製の
薄板から成る連結板とで構成したことを特徴とするIC
カード用コネクタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991094293U JP2566600Y2 (ja) | 1991-11-18 | 1991-11-18 | Icカード用コネクタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991094293U JP2566600Y2 (ja) | 1991-11-18 | 1991-11-18 | Icカード用コネクタ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0543269U true JPH0543269U (ja) | 1993-06-11 |
JP2566600Y2 JP2566600Y2 (ja) | 1998-03-30 |
Family
ID=14106220
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991094293U Expired - Lifetime JP2566600Y2 (ja) | 1991-11-18 | 1991-11-18 | Icカード用コネクタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2566600Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07105325A (ja) * | 1993-09-27 | 1995-04-21 | Foxcon Internatl Inc | カード型記憶媒体用コネクタ |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01132074U (ja) * | 1988-03-03 | 1989-09-07 |
-
1991
- 1991-11-18 JP JP1991094293U patent/JP2566600Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01132074U (ja) * | 1988-03-03 | 1989-09-07 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07105325A (ja) * | 1993-09-27 | 1995-04-21 | Foxcon Internatl Inc | カード型記憶媒体用コネクタ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2566600Y2 (ja) | 1998-03-30 |
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