JPH0542926Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0542926Y2 JPH0542926Y2 JP1987159678U JP15967887U JPH0542926Y2 JP H0542926 Y2 JPH0542926 Y2 JP H0542926Y2 JP 1987159678 U JP1987159678 U JP 1987159678U JP 15967887 U JP15967887 U JP 15967887U JP H0542926 Y2 JPH0542926 Y2 JP H0542926Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- opening
- peripheral wall
- attached
- wall
- sheet
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 13
- 239000000463 material Substances 0.000 description 4
- 239000004744 fabric Substances 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 description 1
- 230000005856 abnormality Effects 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 1
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 1
- 239000012780 transparent material Substances 0.000 description 1
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Landscapes
- Vehicle Step Arrangements And Article Storage (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
a 産業上の利用分野
本考案は、自動車のインストルパネルに設置す
る物品収納装置に関する。
る物品収納装置に関する。
b 従来の技術
従来、この種の装置としては、例えば第4図に
示すように、インストルメントパネルa内に空間
部bを設け、その開口部に扉cを取付けたもの
(通称、グローブボツクス)が、使用されている。
示すように、インストルメントパネルa内に空間
部bを設け、その開口部に扉cを取付けたもの
(通称、グローブボツクス)が、使用されている。
また、第1図に示すような不整地走行用車輌な
どに装備する装置としては、例えば第5図に示す
ように一対の棒材d1,d2を互いに平行に配設し、
これら棒材の間に布材eをU字状に取付け、この
布材eの底部に荷物を載置するようにしたもの
も、提案されている。
どに装備する装置としては、例えば第5図に示す
ように一対の棒材d1,d2を互いに平行に配設し、
これら棒材の間に布材eをU字状に取付け、この
布材eの底部に荷物を載置するようにしたもの
も、提案されている。
さらに実開昭61−47743には、インストルメン
ト本体に設けたグローブボツクスの上面と前面を
ネツトによつて形成し、上面のネツトを開閉可能
にしたものが開示されている。
ト本体に設けたグローブボツクスの上面と前面を
ネツトによつて形成し、上面のネツトを開閉可能
にしたものが開示されている。
c 考案が解決しようとする問題点
しかし、第4図の装置は、収納できる物品の大
きさが制約されるとともに、走行中の振動にとも
なつて、物品がボツクス内で躍り上がつて、異音
を発生し、時として損傷してしまうという問題が
あつた。
きさが制約されるとともに、走行中の振動にとも
なつて、物品がボツクス内で躍り上がつて、異音
を発生し、時として損傷してしまうという問題が
あつた。
一方、第5図の装置は、車室内に荷物が露出し
て外観を損ねてしまうとともに、走行中に荷物が
外に飛び出してしまう虞れがあつた。
て外観を損ねてしまうとともに、走行中に荷物が
外に飛び出してしまう虞れがあつた。
また、実開昭61−47743に開示されたものは、
第4図の装置よりは収納物品の大きさを自由に選
ぶことができ、走行中の振動もある程度防止でき
る作用があつた。しかし、いずれも十分なもので
はなかつた。
第4図の装置よりは収納物品の大きさを自由に選
ぶことができ、走行中の振動もある程度防止でき
る作用があつた。しかし、いずれも十分なもので
はなかつた。
d 問題点を解決するための手段
本考案は、このような事情に鑑み、嵩張つた物
品の収納ができ、走行中の振動によつて荷物が異
音を発生したり、損傷したりすることのない自動
車の物品収納装置を提供することを目的とし、そ
の要旨は、自動車のインストルメントパネルの上
壁に開口を形成し、該開口の周縁部から下方の底
壁に向けて周壁を延設し、該周壁の下端部に伸縮
性を有する下部シートをホツクで取付けて周壁の
下端開口を覆い、さらに開口の周縁部に伸縮性を
有する上部シートをホツクで取付けて該開口を覆
つたことを特徴とする自動車の物品収納装置にあ
る。
品の収納ができ、走行中の振動によつて荷物が異
音を発生したり、損傷したりすることのない自動
車の物品収納装置を提供することを目的とし、そ
の要旨は、自動車のインストルメントパネルの上
壁に開口を形成し、該開口の周縁部から下方の底
壁に向けて周壁を延設し、該周壁の下端部に伸縮
性を有する下部シートをホツクで取付けて周壁の
下端開口を覆い、さらに開口の周縁部に伸縮性を
有する上部シートをホツクで取付けて該開口を覆
つたことを特徴とする自動車の物品収納装置にあ
る。
以下、本考案に係る自動車の荷物収納装置の一
実施例を、添付図面を参照しながら詳細に説明す
る。
実施例を、添付図面を参照しながら詳細に説明す
る。
第1図は不整地走行車輌の斜視図、第2図は同
装置の斜視図、第3図は第2図に示したA−A線
による断面図である。
装置の斜視図、第3図は第2図に示したA−A線
による断面図である。
本実施例は、第1図に示すような不整地走行車
輌のインストルメントパネル1に本考案を適用し
たものである。
輌のインストルメントパネル1に本考案を適用し
たものである。
図において、1はインストルメントパネル、2
はフロントウインドである。インストルメントパ
ネル1の上壁1aには、開口3が形成されてお
り、その開口縁部から下方の底壁1bに向かつて
周壁4を延出している。また、この側壁4の上下
端部には、開口側に向かつて延出する突出部5
a,5bが設けられている。そして、下方側の突
出部5aには、下部シート6がホツク7aを介し
て取付けられて周壁4の下端開口9を覆つてい
る。また、上方側の突出部5bにも、上部シート
8をホツク7bを介して取付けて開口3を覆つて
いる。これらシート6,8は、伸縮性を有するネ
ツト、布、あるいは樹脂材などで構成されてい
る。
はフロントウインドである。インストルメントパ
ネル1の上壁1aには、開口3が形成されてお
り、その開口縁部から下方の底壁1bに向かつて
周壁4を延出している。また、この側壁4の上下
端部には、開口側に向かつて延出する突出部5
a,5bが設けられている。そして、下方側の突
出部5aには、下部シート6がホツク7aを介し
て取付けられて周壁4の下端開口9を覆つてい
る。また、上方側の突出部5bにも、上部シート
8をホツク7bを介して取付けて開口3を覆つて
いる。これらシート6,8は、伸縮性を有するネ
ツト、布、あるいは樹脂材などで構成されてい
る。
本実施例の荷物収納装置はこのように構成され
ているので、周壁4の高さよりも大きい物品Aを
収納した場合、第3図に示すように上・下部シー
ト8,6が伸長して物品Aを挾み込む。したがつ
て、走行中の振動にともなつて、物品Aが底壁1
aや周壁4と衝突して異音を発したり損傷したり
することは全くなく、また装置の外に飛び出して
しまうこともない。このように、これらシート
6,8は伸縮性を有しているため、収納可能な物
品Aの大きさ、形状の制約が大幅に緩和される。
ているので、周壁4の高さよりも大きい物品Aを
収納した場合、第3図に示すように上・下部シー
ト8,6が伸長して物品Aを挾み込む。したがつ
て、走行中の振動にともなつて、物品Aが底壁1
aや周壁4と衝突して異音を発したり損傷したり
することは全くなく、また装置の外に飛び出して
しまうこともない。このように、これらシート
6,8は伸縮性を有しているため、収納可能な物
品Aの大きさ、形状の制約が大幅に緩和される。
上・下部シート6,8の間に収納しきれない大
きさの嵩張る物品は、下部シート6を取外して底
壁1bと上部シート8の間に収納することができ
る。
きさの嵩張る物品は、下部シート6を取外して底
壁1bと上部シート8の間に収納することができ
る。
また、上・下部シート6,8は、これをインス
トルメントパネル1から取りはずして水洗いする
ことができ、上部シート8に透明なものを用いた
場合、荷物の透視が可能になるという効果も得ら
れる。
トルメントパネル1から取りはずして水洗いする
ことができ、上部シート8に透明なものを用いた
場合、荷物の透視が可能になるという効果も得ら
れる。
以上、本考案の一実施例につき述べたが、本考
案はこれに限定されるものではなく、各種の変
形、変更が可能である。
案はこれに限定されるものではなく、各種の変
形、変更が可能である。
例えば、周壁4を伸縮性を有する材質を用いて
構成し、その下端部に下部シート6を取付けるよ
うにしてもよい。
構成し、その下端部に下部シート6を取付けるよ
うにしてもよい。
e 考案の効果
本考案によれば、伸縮自在な上部シート8と下
部シート6の間に物品を挟み込んで収納するよう
になるので、物品の大きさの制約が大幅に緩和さ
れて、各種形態の荷物を収納することができる。
部シート6の間に物品を挟み込んで収納するよう
になるので、物品の大きさの制約が大幅に緩和さ
れて、各種形態の荷物を収納することができる。
また、走行中の振動にともなつて、荷物が異音
を発したり、損傷することを防止できる。
を発したり、損傷することを防止できる。
また、下部シート6を取外すと、さらに大きな
物品を収納できるという効果もある。
物品を収納できるという効果もある。
第1図は不整地走行車輌の斜視図、第2図及び
第3図は本考案に係る自動車の物品収納装置の一
実施例を示し、第2図はその斜視図、第3図は第
2図に示したA−A線による断面図、第4図及び
第5図はそれぞれ従来の荷物収納装置を示す説明
図である。 1……インストルメントパネル、1a……上
壁、1b……底壁、3……開口、4……周壁、6
……下部シート、7a……ホツク、7b……ホツ
ク、8……上部シート、9……開口。
第3図は本考案に係る自動車の物品収納装置の一
実施例を示し、第2図はその斜視図、第3図は第
2図に示したA−A線による断面図、第4図及び
第5図はそれぞれ従来の荷物収納装置を示す説明
図である。 1……インストルメントパネル、1a……上
壁、1b……底壁、3……開口、4……周壁、6
……下部シート、7a……ホツク、7b……ホツ
ク、8……上部シート、9……開口。
Claims (1)
- 自動車のインストルメントパネル1の上壁1a
に開口3を形成し、該開口3の周縁部から下方の
底壁1bに向けて周壁4を延設し、該周壁4の下
端部に伸縮性を有する下部シート6をホツク7a
で取付けて周壁4の下端開口9を覆い、さらに開
口3の周縁部に伸縮性を有する上部シート8をホ
ツク7bで取付けて該開口3を覆つたことを特徴
とする自動車の物品収納装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987159678U JPH0542926Y2 (ja) | 1987-10-19 | 1987-10-19 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987159678U JPH0542926Y2 (ja) | 1987-10-19 | 1987-10-19 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0162952U JPH0162952U (ja) | 1989-04-21 |
JPH0542926Y2 true JPH0542926Y2 (ja) | 1993-10-28 |
Family
ID=31441085
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1987159678U Expired - Lifetime JPH0542926Y2 (ja) | 1987-10-19 | 1987-10-19 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0542926Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2662641B2 (ja) * | 1994-05-27 | 1997-10-15 | 株式会社三協総業 | 自動車 |
JP2662642B2 (ja) * | 1994-06-08 | 1997-10-15 | 株式会社三協総業 | 自動車 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6147743B2 (ja) * | 1979-12-27 | 1986-10-21 | Toyo Umpanki Co Ltd |
-
1987
- 1987-10-19 JP JP1987159678U patent/JPH0542926Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6147743B2 (ja) * | 1979-12-27 | 1986-10-21 | Toyo Umpanki Co Ltd |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0162952U (ja) | 1989-04-21 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5573162A (en) | Utility box for an ATV vehicle | |
JPH0542926Y2 (ja) | ||
JPH0630566Y2 (ja) | 車両のフロア構造 | |
JPS606356Y2 (ja) | 自動車等のシ−トポケツトの構造 | |
JPH0245377Y2 (ja) | ||
JPH03292231A (ja) | 自動車の荷室隠蔽用パッケージトレートリム | |
JPS5943146Y2 (ja) | 自動車のグロ−ブボツクス | |
JPS588583Y2 (ja) | 箱構造 | |
JP2745813B2 (ja) | トランクルームのフロアパネル構造 | |
JPS5943144Y2 (ja) | 車両のグロ−ブボツクス装置 | |
JPH0537708Y2 (ja) | ||
JPS603158Y2 (ja) | マンホ−ルの蓋体のための固嵌装置 | |
JPS6245973Y2 (ja) | ||
JP2838651B2 (ja) | 車両用トランクマット | |
JP2563774Y2 (ja) | タンクローリ車のホース収納箱 | |
JPH0726150Y2 (ja) | ハンギングフォルダー | |
JP3101008B2 (ja) | 梱包材 | |
JP2824906B2 (ja) | 自動車用グローブボックス | |
JPH0752759Y2 (ja) | 車両用シート | |
JPH0231446Y2 (ja) | ||
JP3558174B2 (ja) | 車両用コンソールボックス | |
JP2965191B2 (ja) | 車両用トランクフロアトリム | |
JPH0245082Y2 (ja) | ||
JPH0132578Y2 (ja) | ||
JPS6219227Y2 (ja) |