JPH0542276Y2 - - Google Patents
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- JPH0542276Y2 JPH0542276Y2 JP1989010039U JP1003989U JPH0542276Y2 JP H0542276 Y2 JPH0542276 Y2 JP H0542276Y2 JP 1989010039 U JP1989010039 U JP 1989010039U JP 1003989 U JP1003989 U JP 1003989U JP H0542276 Y2 JPH0542276 Y2 JP H0542276Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pin
- chain
- press
- pin hole
- hole
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
Links
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims description 28
- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims description 28
- 238000010008 shearing Methods 0.000 claims description 10
- 238000001125 extrusion Methods 0.000 description 4
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16B—DEVICES FOR FASTENING OR SECURING CONSTRUCTIONAL ELEMENTS OR MACHINE PARTS TOGETHER, e.g. NAILS, BOLTS, CIRCLIPS, CLAMPS, CLIPS OR WEDGES; JOINTS OR JOINTING
- F16B19/00—Bolts without screw-thread; Pins, including deformable elements; Rivets
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21L—MAKING METAL CHAINS
- B21L9/00—Making chains or chain links, the links being composed of two or more different parts, e.g. drive chains
- B21L9/02—Making chains or chain links, the links being composed of two or more different parts, e.g. drive chains of roller-chain or other plate-link type
- B21L9/06—Sorting, feeding, assembling, riveting, or finishing parts of chains
- B21L9/065—Assembling or disassembling
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16G—BELTS, CABLES, OR ROPES, PREDOMINANTLY USED FOR DRIVING PURPOSES; CHAINS; FITTINGS PREDOMINANTLY USED THEREFOR
- F16G13/00—Chains
- F16G13/02—Driving-chains
- F16G13/06—Driving-chains with links connected by parallel driving-pins with or without rollers so called open links
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Hand Tools For Fitting Together And Separating, Or Other Hand Tools (AREA)
- Snaps, Bayonet Connections, Set Pins, And Snap Rings (AREA)
- Mutual Connection Of Rods And Tubes (AREA)
- Clamps And Clips (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案はチエン用連結ピン、詳しくは、自転車
用フロントギヤとリヤギヤとの間に掛設される駆
動チエンなどのチエンに使用する連結ピンに関す
る。
用フロントギヤとリヤギヤとの間に掛設される駆
動チエンなどのチエンに使用する連結ピンに関す
る。
(従来の技術)
一般に、自転車のクランク軸に装着されたフロ
ントギヤと、後ハブに装着されたリヤギヤとの間
に掛設される駆動チエンなどのチエンは、両端部
にピン孔をもつた一対のインナープレートと両端
部にピン孔をもつた一対のアウタープレートとを
備え、これら両プレートが、その両端部を重合し
て両アウタープレートのピン孔に連結ピンを圧入
することにより連鎖状に連結されている。そして
このチエンを、例えば前記フロントギヤとリヤギ
ヤとの間に掛設する場合とか、或は前記両ギヤ間
に既に掛設されているチエンの弛みを取る場合
は、前記両ギヤの間隔並びにチエンの弛み度合い
に応じて該チエンの1個又は数個の連結ピンを、
ピン脱着具により前記各プレートのピン孔から完
全に抜き取つて適正な長さに調整し、改めてチエ
ン両端における前記プレートの端部を重合し、こ
の重合部におけるアウタープレートのピン孔に、
前記抜き取つたピンを再び圧入して環状に連結す
るか、又は、前記ピンを完全に抜き取ることなく
インナープレートとアウタープレートとの連結を
解除できる程度、即ち連結ピンの一端部が一方側
アウタープレートのピン孔に保持される程度に抜
いて、適正な長さとし、改めてチエン両端におけ
る前記プレートの端部を重合し、この重合部にお
けるアウタープレートのピン孔に、前記一端部を
残して抜いた連結ピンを再び圧入して環状に連結
している。
ントギヤと、後ハブに装着されたリヤギヤとの間
に掛設される駆動チエンなどのチエンは、両端部
にピン孔をもつた一対のインナープレートと両端
部にピン孔をもつた一対のアウタープレートとを
備え、これら両プレートが、その両端部を重合し
て両アウタープレートのピン孔に連結ピンを圧入
することにより連鎖状に連結されている。そして
このチエンを、例えば前記フロントギヤとリヤギ
ヤとの間に掛設する場合とか、或は前記両ギヤ間
に既に掛設されているチエンの弛みを取る場合
は、前記両ギヤの間隔並びにチエンの弛み度合い
に応じて該チエンの1個又は数個の連結ピンを、
ピン脱着具により前記各プレートのピン孔から完
全に抜き取つて適正な長さに調整し、改めてチエ
ン両端における前記プレートの端部を重合し、こ
の重合部におけるアウタープレートのピン孔に、
前記抜き取つたピンを再び圧入して環状に連結す
るか、又は、前記ピンを完全に抜き取ることなく
インナープレートとアウタープレートとの連結を
解除できる程度、即ち連結ピンの一端部が一方側
アウタープレートのピン孔に保持される程度に抜
いて、適正な長さとし、改めてチエン両端におけ
る前記プレートの端部を重合し、この重合部にお
けるアウタープレートのピン孔に、前記一端部を
残して抜いた連結ピンを再び圧入して環状に連結
している。
又、前記ピン脱着具は、第5図の如くベース部
材Aに、先端にピン押出軸Bを備えたねじ式操作
杆Cを螺着すると共に、前記押出軸Bを受入れる
受入孔Dをもつたチエン受部Eを設けたものであ
つて、チエンにおけるアウタープレートの外側面
を前記チエン受部Eの端面に宛がつた状態で前記
操作杆Cを操作し、該操作杆Cのピン押出軸B先
端を前記ピンの一端面に当接させ、前記操作杆C
の回動による押圧力により前記ピンをアウタープ
レートのピン孔から抜き取り、又、この抜き取つ
たピンを前記ピン孔に圧入していたのである。
材Aに、先端にピン押出軸Bを備えたねじ式操作
杆Cを螺着すると共に、前記押出軸Bを受入れる
受入孔Dをもつたチエン受部Eを設けたものであ
つて、チエンにおけるアウタープレートの外側面
を前記チエン受部Eの端面に宛がつた状態で前記
操作杆Cを操作し、該操作杆Cのピン押出軸B先
端を前記ピンの一端面に当接させ、前記操作杆C
の回動による押圧力により前記ピンをアウタープ
レートのピン孔から抜き取り、又、この抜き取つ
たピンを前記ピン孔に圧入していたのである。
(考案が解決しようとする課題)
所が、チエンにおける連結ピンは、もともとピ
ン孔よりも大径になつていて、一対のアウタープ
レートのピン孔に圧入されているため、このピン
を前記ピン孔から完全に抜き取ると、再び前記ピ
ン孔に圧入する場合、前記ピン脱着具を用いて
も、その再圧入が非常に行いにくかつたのであ
り、又、前記ピン脱着具を用いて前記ピンを完全
に抜かずにチエンの長さを調整する場合、前記ピ
ンの抜け量を勘で判断するのが非常にむつかしい
ばかりか、このピンの抜けたピン孔部分に前記押
出軸Bが進入することになつて、前記操作杆Cを
弛緩操作した後でないと、前記インナープレート
とアウタープレートとを離脱させ得るか否かが分
からないため、ピンの抜き作業を繰り返すことが
多かつたのである。従つて、何れの場合でも、チ
エン両端の連結作業能率が非常に悪かつたのであ
る。
ン孔よりも大径になつていて、一対のアウタープ
レートのピン孔に圧入されているため、このピン
を前記ピン孔から完全に抜き取ると、再び前記ピ
ン孔に圧入する場合、前記ピン脱着具を用いて
も、その再圧入が非常に行いにくかつたのであ
り、又、前記ピン脱着具を用いて前記ピンを完全
に抜かずにチエンの長さを調整する場合、前記ピ
ンの抜け量を勘で判断するのが非常にむつかしい
ばかりか、このピンの抜けたピン孔部分に前記押
出軸Bが進入することになつて、前記操作杆Cを
弛緩操作した後でないと、前記インナープレート
とアウタープレートとを離脱させ得るか否かが分
からないため、ピンの抜き作業を繰り返すことが
多かつたのである。従つて、何れの場合でも、チ
エン両端の連結作業能率が非常に悪かつたのであ
る。
又、前記ピンをピン孔から抜いた場合、前記ピ
ン孔の内周面は傷められるため、前記抜いたピン
を再びピン孔に圧入しても、このピンの保持力が
低下し、ピンが抜け出し易くなる問題もあつた。
ン孔の内周面は傷められるため、前記抜いたピン
を再びピン孔に圧入しても、このピンの保持力が
低下し、ピンが抜け出し易くなる問題もあつた。
本考案は以上の問題点に鑑み考案したもので、
目的は、ピン孔に圧入してチエンの両端を連結す
る場合、ピン孔への圧入を容易に行うことができ
て、しかも前記ピン孔から抜けにくくできるよう
にする点にある。
目的は、ピン孔に圧入してチエンの両端を連結す
る場合、ピン孔への圧入を容易に行うことができ
て、しかも前記ピン孔から抜けにくくできるよう
にする点にある。
(課題を解決するための手段)
しかして、本考案は、両端部にピン孔をもつた
一対のインナープレートと両端部にピン孔をもつ
た一対のアウタープレートとを備え、これら両プ
レートを、その両端部を重合して連鎖状に連結し
て成るチエンの連結ピンであつて、前記両アウタ
ープレートのピン孔に圧入して前記インナープレ
ートとアウタープレートとを連結するピン本体1
の一端側に、先細となるテーパ面をもち、前記ピ
ン孔に挿入可能で、かつ、挿入位置に保持可能と
した挿入部2を連結し、この挿入部2と前記ピン
本体1との間に剪断部3を設けたものである。
一対のインナープレートと両端部にピン孔をもつ
た一対のアウタープレートとを備え、これら両プ
レートを、その両端部を重合して連鎖状に連結し
て成るチエンの連結ピンであつて、前記両アウタ
ープレートのピン孔に圧入して前記インナープレ
ートとアウタープレートとを連結するピン本体1
の一端側に、先細となるテーパ面をもち、前記ピ
ン孔に挿入可能で、かつ、挿入位置に保持可能と
した挿入部2を連結し、この挿入部2と前記ピン
本体1との間に剪断部3を設けたものである。
(作用)
チエンの両端を連結する場合、該チエン両端に
おけるインナープレートとの端部を重合してピン
孔を符合させた状態で、挿入部2を前記ピン孔に
挿入することにより該挿入部2を保持することが
でき、この保持状態でピン本体1の端面を押圧す
ることにより、該ピン本体1を、挿入部2のテー
パ面で案内させながらアウタープレートのピン孔
に容易に圧入することができるのである。又、こ
の圧入後、剪断部3から剪断して不要となつた前
記挿入部2を取除くことができるので、この挿入
部2が邪魔にならないのである。又、チエンのピ
ン孔から抜き取つたピンを再使用しなくともよい
ので、ピンが抜き取られたピン孔に圧入する場合
でも、ピン孔から抜けにくくできるのである。
おけるインナープレートとの端部を重合してピン
孔を符合させた状態で、挿入部2を前記ピン孔に
挿入することにより該挿入部2を保持することが
でき、この保持状態でピン本体1の端面を押圧す
ることにより、該ピン本体1を、挿入部2のテー
パ面で案内させながらアウタープレートのピン孔
に容易に圧入することができるのである。又、こ
の圧入後、剪断部3から剪断して不要となつた前
記挿入部2を取除くことができるので、この挿入
部2が邪魔にならないのである。又、チエンのピ
ン孔から抜き取つたピンを再使用しなくともよい
ので、ピンが抜き取られたピン孔に圧入する場合
でも、ピン孔から抜けにくくできるのである。
(実施例)
図示したチエンは、両端部にピン孔51,51
をもつた一対のインナープレート5,5と両端部
にピン孔61,61をもつた一対のアウタープレ
ート6,6と、前記両インナープレート5,5の
各ピン孔51に嵌合してこれらプレートの間隔を
設定する円筒状のブツシユ7と、該ブツシユ7の
外周に回転自由に支持するローラ8とを備え、前
記インナープレート5,5の端部外側面に前記ア
ウタープレート6,6の端部内側面を重合して、
前記各ピン孔61と前記ブツシユ7の孔とを符合
させ、これら各ピン孔61とブツシユ孔とに本考
案の連結ピンを挿入して各インナープレート5と
各アウタープレート6とを連鎖状に連結する如く
成したものである。
をもつた一対のインナープレート5,5と両端部
にピン孔61,61をもつた一対のアウタープレ
ート6,6と、前記両インナープレート5,5の
各ピン孔51に嵌合してこれらプレートの間隔を
設定する円筒状のブツシユ7と、該ブツシユ7の
外周に回転自由に支持するローラ8とを備え、前
記インナープレート5,5の端部外側面に前記ア
ウタープレート6,6の端部内側面を重合して、
前記各ピン孔61と前記ブツシユ7の孔とを符合
させ、これら各ピン孔61とブツシユ孔とに本考
案の連結ピンを挿入して各インナープレート5と
各アウタープレート6とを連鎖状に連結する如く
成したものである。
しかして、第1図に示した実施例では、一方側
アウタープレート6のピン孔61と前記ブツシユ
7内を経て他方側アウタープレート6のピン孔6
1とに圧入して前記各インナープレート5と各ア
ウタープレート6と連結するピン本体1の一端側
に、先細となるテーパ面21をもち、前記各ピン
孔61及びブツシユ7の孔に挿入可能で、かつ、
挿入位置に保持可能とした挿入部2を一体に連結
し、この挿入部2と前記ピン本体1との間に細径
の剪断部3を設けたのである。
アウタープレート6のピン孔61と前記ブツシユ
7内を経て他方側アウタープレート6のピン孔6
1とに圧入して前記各インナープレート5と各ア
ウタープレート6と連結するピン本体1の一端側
に、先細となるテーパ面21をもち、前記各ピン
孔61及びブツシユ7の孔に挿入可能で、かつ、
挿入位置に保持可能とした挿入部2を一体に連結
し、この挿入部2と前記ピン本体1との間に細径
の剪断部3を設けたのである。
以上の構成において、前記ピン本体1は、前記
各ピン孔61径よりも若干大径に形成するのであ
る。又、このピン本体1は、前記各アウタープレ
ート6,6間の間隔よりも若干長く形成して、そ
の両端に、段差の小さい鍔11,12を設け、前
記各ピン孔61から抜け出しにくいようにするの
であるが、更に、前記挿入部側鍔11の内方部位
に、ピン本体1の外径に対し段差の小さい環状凹
入部13を前記アウタープレート6の肉厚と同じ
幅に形成して、ピン本体1を前記ピン孔61に圧
入したときの該ピン孔61周りの弾性復元で前記
ピン孔61が前記凹入部13に嵌合するようにし
てもよい。斯くすることにより、前記ピン本体1
の前記ピン孔61からの抜けをより一層困難にで
きるのである。
各ピン孔61径よりも若干大径に形成するのであ
る。又、このピン本体1は、前記各アウタープレ
ート6,6間の間隔よりも若干長く形成して、そ
の両端に、段差の小さい鍔11,12を設け、前
記各ピン孔61から抜け出しにくいようにするの
であるが、更に、前記挿入部側鍔11の内方部位
に、ピン本体1の外径に対し段差の小さい環状凹
入部13を前記アウタープレート6の肉厚と同じ
幅に形成して、ピン本体1を前記ピン孔61に圧
入したときの該ピン孔61周りの弾性復元で前記
ピン孔61が前記凹入部13に嵌合するようにし
てもよい。斯くすることにより、前記ピン本体1
の前記ピン孔61からの抜けをより一層困難にで
きるのである。
又、前記挿入部2は、前記鍔11と同径で、か
つ前記ピン孔61より大径の円周面を介して前記
鍔11と連続する前記テーパ面21と、前記ピン
孔61及びブツシユ孔より小径の直軸面22とか
ら成り、この直軸面22部分を、前記一方側アウ
タープレート6のピン孔61からブツシユ7内を
経て他方側アウタープレート6のピン孔61に挿
入したとき、前記テーパ面21部分が前記一方側
アウタープレートのピン孔61端縁と当接して、
この挿入位置に保持できるようにしている。又、
前記テーパ面21は、前記ピン本体1のピン孔6
1への圧入時、該ピン孔61周りを弾性変形させ
て拡径させるものである。
つ前記ピン孔61より大径の円周面を介して前記
鍔11と連続する前記テーパ面21と、前記ピン
孔61及びブツシユ孔より小径の直軸面22とか
ら成り、この直軸面22部分を、前記一方側アウ
タープレート6のピン孔61からブツシユ7内を
経て他方側アウタープレート6のピン孔61に挿
入したとき、前記テーパ面21部分が前記一方側
アウタープレートのピン孔61端縁と当接して、
この挿入位置に保持できるようにしている。又、
前記テーパ面21は、前記ピン本体1のピン孔6
1への圧入時、該ピン孔61周りを弾性変形させ
て拡径させるものである。
又、前記剪断部3は、前記鍔11とテーパ面2
1との間の円周面部分を環状に切削して前記ピン
本体1の径よりも格段と小径に形成し、前記挿入
部2に曲げ荷重を加えることにより簡単に剪断で
きるようにしている。尚、この剪断部3は、断面
円形となるように切削して形成する他、例えば断
面矩形状となるように切削或は塑性変形させて形
成してもよい。
1との間の円周面部分を環状に切削して前記ピン
本体1の径よりも格段と小径に形成し、前記挿入
部2に曲げ荷重を加えることにより簡単に剪断で
きるようにしている。尚、この剪断部3は、断面
円形となるように切削して形成する他、例えば断
面矩形状となるように切削或は塑性変形させて形
成してもよい。
本考案は以上の如く構成するもので、チエンの
両端を連結する場合、該チエン両端におけるイン
ナープレート5,5の端部外側面にアウタープレ
ート6,6の端部内側面を重合し、前記各ピン孔
61とブツシユ7の孔とを符合させた状態で前記
挿入部2を、一方のピン孔61からブツシユ孔を
経て他方のピン孔61に挿入することにより該挿
入部2を前記ピン孔61に保持することができる
のである。そして、この挿入部2の保持状態でピ
ン本体1の端面を、第5図に示したピン脱着具の
操作杆Cで押圧することにより、前記挿入部2の
テーパ面21部分で前記ピン孔61周りを拡径さ
せながら、ピン本体1を前記各ピン孔61に圧入
できるのである。次に前記ピン脱着具からチエン
を取外した後、前記ピン孔61から外方に突出し
た前記挿入部2を、前記ピン脱着具における受入
孔Dに挿入して、ピン脱着具をチエンに対し捻る
ことにより、前記剪断部3を剪断するのである。
以上の如く挿入部2をピン孔61に挿入して保持
した状態でピン本体1を前記ピン孔61に圧入で
きるので、このピン本体1のピン孔61への圧入
を非常に容易にできるのである。従つて、チエン
両端の連結が簡単、容易であり、この連結作業能
率を向上できるのである。
両端を連結する場合、該チエン両端におけるイン
ナープレート5,5の端部外側面にアウタープレ
ート6,6の端部内側面を重合し、前記各ピン孔
61とブツシユ7の孔とを符合させた状態で前記
挿入部2を、一方のピン孔61からブツシユ孔を
経て他方のピン孔61に挿入することにより該挿
入部2を前記ピン孔61に保持することができる
のである。そして、この挿入部2の保持状態でピ
ン本体1の端面を、第5図に示したピン脱着具の
操作杆Cで押圧することにより、前記挿入部2の
テーパ面21部分で前記ピン孔61周りを拡径さ
せながら、ピン本体1を前記各ピン孔61に圧入
できるのである。次に前記ピン脱着具からチエン
を取外した後、前記ピン孔61から外方に突出し
た前記挿入部2を、前記ピン脱着具における受入
孔Dに挿入して、ピン脱着具をチエンに対し捻る
ことにより、前記剪断部3を剪断するのである。
以上の如く挿入部2をピン孔61に挿入して保持
した状態でピン本体1を前記ピン孔61に圧入で
きるので、このピン本体1のピン孔61への圧入
を非常に容易にできるのである。従つて、チエン
両端の連結が簡単、容易であり、この連結作業能
率を向上できるのである。
又、前記ピン本体1の両端には鍔11,12を
設けているため、ピンが抜き取られたピン孔61
に圧入する場合でも、前記圧入したピン本体1を
ピン孔61から抜けにくくできるのであり、又、
前記ピン本体1の一端側に凹入部13を設けるこ
とにより、ピン本体1が圧入された後弾性復元す
るピン孔61周りを前記凹入部13に嵌合できる
ので、ピン本体1をより一層抜けにくくできるの
である。又、前記鍔11,12とか凹入部13を
特別に設けなくとも、ピン本体1の径を、ピンが
抜き取られたピン孔61に圧入しても抜けにくい
ように予め設定できるので、ピン本体1が抜け出
るのを防止できるのである。
設けているため、ピンが抜き取られたピン孔61
に圧入する場合でも、前記圧入したピン本体1を
ピン孔61から抜けにくくできるのであり、又、
前記ピン本体1の一端側に凹入部13を設けるこ
とにより、ピン本体1が圧入された後弾性復元す
るピン孔61周りを前記凹入部13に嵌合できる
ので、ピン本体1をより一層抜けにくくできるの
である。又、前記鍔11,12とか凹入部13を
特別に設けなくとも、ピン本体1の径を、ピンが
抜き取られたピン孔61に圧入しても抜けにくい
ように予め設定できるので、ピン本体1が抜け出
るのを防止できるのである。
尚、以上説明した実施例では、ピン本体1に、
鍔11,12と凹入部13とを設けたが、これら
鍔及び凹入部は必ずしも必要でない。
鍔11,12と凹入部13とを設けたが、これら
鍔及び凹入部は必ずしも必要でない。
又、前記挿入部2は、テーパ面21と直軸面2
2とをもつた形状である他、全体がテーパ面にな
つた形状であつてもよい。又、この挿入部2の長
さは特に制限されるものでない。
2とをもつた形状である他、全体がテーパ面にな
つた形状であつてもよい。又、この挿入部2の長
さは特に制限されるものでない。
(効果)
以上の如く本考案は、チエンにおける両アウタ
ープレートのピン孔に圧入してインナープレート
とアウタープレートとを連結するピン本体1の一
端側に、先細となるテーパ面をもち、前記ピン孔
に挿入可能で、かつ、挿入位置に保持可能とした
挿入部2を連結し、この挿入部2と前記ピン本体
1との間に剪断部3を設けたから、前記挿入部2
を予め前記ピン孔に挿入してピン本体1を圧入で
きるので、この圧入作業、ひいてはチエン両端の
連結作業を非常に容易にでき、作業能率を著しく
向上できるのである。しかも、チエンのピン孔か
ら抜き取つたピンを使用しなくともよいので、ピ
ンが抜き取られたピン孔に圧入する場合でも、ピ
ン孔から抜けにくくできるのである。
ープレートのピン孔に圧入してインナープレート
とアウタープレートとを連結するピン本体1の一
端側に、先細となるテーパ面をもち、前記ピン孔
に挿入可能で、かつ、挿入位置に保持可能とした
挿入部2を連結し、この挿入部2と前記ピン本体
1との間に剪断部3を設けたから、前記挿入部2
を予め前記ピン孔に挿入してピン本体1を圧入で
きるので、この圧入作業、ひいてはチエン両端の
連結作業を非常に容易にでき、作業能率を著しく
向上できるのである。しかも、チエンのピン孔か
ら抜き取つたピンを使用しなくともよいので、ピ
ンが抜き取られたピン孔に圧入する場合でも、ピ
ン孔から抜けにくくできるのである。
第1図は本考案ピンの一実施例を示す拡大正面
図、第2図はチエンのインナープレートとアウタ
ープレートとを連結した状態の拡大図、第3図は
挿入部を保持した状態の拡大図、第4図はピン本
体1を圧入した状態の拡大図、第5図はピン脱着
具でチエンの両端を連結する状態の説明図であ
る。 1……ピン本体、2……挿入部、3……剪断
部。
図、第2図はチエンのインナープレートとアウタ
ープレートとを連結した状態の拡大図、第3図は
挿入部を保持した状態の拡大図、第4図はピン本
体1を圧入した状態の拡大図、第5図はピン脱着
具でチエンの両端を連結する状態の説明図であ
る。 1……ピン本体、2……挿入部、3……剪断
部。
Claims (1)
- 両端部にピン孔をもつた一対のインナープレー
トと両端部にピン孔をもつた一対のアウタープレ
ートとを備え、これら両プレートを、その両端部
を重合して連鎖状に連結して成るチエンの連結ピ
ンであつて、前記両アウタープレートのピン孔に
圧入して前記インナープレートとアウタープレー
トとを連結するピン本体1の一端側に、先細とな
るテーパ面をもち、前記ピン孔に挿入可能で、か
つ、挿入位置に保持可能とした挿入部2を連結
し、この挿入部2と前記ピン本体1との間に剪断
部3を設けたことを特徴とするチエン用連結ピ
ン。
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