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JPH0541080Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0541080Y2
JPH0541080Y2 JP1987159677U JP15967787U JPH0541080Y2 JP H0541080 Y2 JPH0541080 Y2 JP H0541080Y2 JP 1987159677 U JP1987159677 U JP 1987159677U JP 15967787 U JP15967787 U JP 15967787U JP H0541080 Y2 JPH0541080 Y2 JP H0541080Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
recess
lid
glove box
vehicle
instrument panel
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1987159677U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0162951U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1987159677U priority Critical patent/JPH0541080Y2/ja
Publication of JPH0162951U publication Critical patent/JPH0162951U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0541080Y2 publication Critical patent/JPH0541080Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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  • Vehicle Step Arrangements And Article Storage (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 a 産業上の利用分野 本考案は、車両のグローブボツクスに関する。
b 従来の技術とその問題点 第5図および第6図は、それぞれ従来のグロー
ブボツクスの構造を示すものである。
第5図に示したグローブボツクス1は、インス
トルメントパネル2の上方へヒンジ3,3を中心
に開閉するリツド4を有する、いわゆる開閉タイ
プのものである。
また、第6図に示したグローブボツクス5は、
箱状の本体6をインストルメントパネル7の手前
にガイドレール8に沿つて引出して開閉する、い
わゆる引出しタイプのものである。
ここで、グローブボツクス1は、インストルメ
ントパネル2の上方からの小物の出入れを行なう
に便利であり、グローブボツクス5はインストル
メントパネル7の前方からの小物の出入れを行な
うに便利である。
しかし、これらのグローブボツクス1,5のい
ずれも、インストルメントパネル2,7の上方お
よび前方のいずれからでも選択的に開くことがで
きるものではないので、不便なこともある。
特に、物によつては、インストルメントパネル
の上方から収容した方が良いものとか、インスト
ルメントパネルの前方から収容した方が良い物も
ある。
このようなことに鑑みて、従来より、両方の機
能を併せ持つたグローブボツクスが考案されてい
る(特公昭59−21972参照)。
しかし、このグローブボツクスは、その本体を
引出すためのガイドレールおよびそのリツドを開
閉保持する伸縮アーム等を必要とし、したがつて
その構成も複雑であつた。
そこで、このような不具合いを解消すべく、イ
ンストルメントパネルにその上方および前方に開
口する凹部を形成し、該凹部の前方上部でロツド
を中心に蓋体を回動自在に支承させ、該凹部の上
方または前方を上記蓋体で封じて、上記凹部を前
方または上方に開口させるようにした車両のグロ
ーブボツクスが提案されていた(実開昭61−
47743号公報参照)。
しかしながら、このようなグローブボツクスで
は、その凹部の上方または前方をそれぞれ専用の
蓋体で封じて、該凹部の前方または上方を封じる
ように構成されていた。
このため、別々の蓋体を取り扱うので、使用上
煩雑であり、部品点数も多くなつて車両の製造コ
スト上昇を招く一因となり、しかも、何よりも開
口させる側の蓋体は、外された後にその置き場所
に困り、邪魔になる不具合があつた。
c 問題を解決するための手段 本考案は、上記実情に鑑みてなされたもので、
使用上便利であり、車両の製造コストの低減を図
ることができ、しかも、凹部を開口させるべく移
動した蓋体も邪魔になることの無い車両のグロー
ブボツクスを提供することを目的とする。
本考案では、上記目的を達成するために、イン
ストルメントパネルにその上方および前方に開口
する凹部を形成し、該凹部の前方上部でロツドを
中心に蓋体を回動自在に支承させ、該凹部の上方
または前方を上記蓋体で封じて、上記凹部を前方
または上方に開口させるようにした車両のグロー
ブボツクスにおいて、上記凹部の上方端に手前に
向けて第1の支持片を突設し、さらに、上記凹部
の前方端に上方へ向けて第2の支持片を立設し、
さらに、上記蓋体の中央部に凹部を設け、もつ
て、上記凹部の前方を開口させて用いる際には、
上記蓋体で、その凹部を上方に向かせた態様で上
記凹部の上部を封じ、また、上記凹部の上方を開
口させて用いる際には、上記蓋体をそのロツドを
中心に手前に回動させて上記凹部の前方を封じる
構成としている。
d 実施例 以下、本考案に係る車両のグローブボツクスの
一実施例について添付図面を参照しながら詳細に
説明する。
本実施例は、第1図に示したような軽自動車1
0に適用されたものである。
本実施例のグローブボツクス11は、インスト
ルメントパネル12にその上方および前方に開口
すべく形成した凹部13と、該凹部前方上部でロ
ツド14を中心に回動自在に支承された蓋体15
とから成る。
ここで、凹部13は助手席側に形成され、その
上方端から手前に張出した支持辺13aと、その
前方端から上方に立設した支持辺13bとを有す
る。
また、蓋体15は一方の面に凹部15aを有す
る。
なお、第3図および第4図において、矢印Fは
車両前方を示し、16,17はスピードメータお
よびタコメータである。
本実施例のグローブボツクス11は、第2図に
実線で示すように、蓋体15は凹部13の上方を
封じるように支持辺13aに載置すれば、当該凹
部の前方が開口される(第3図参照)。これによ
り当該グローブボツクスにおいてはインストルメ
ントパネル12の前方から物の出入れを行なうこ
とが可能となるとともに、蓋体15はその凹部1
5a内に物を載せる等をしてトレイの役目を成す
ことができる。
このとき、凹部15a内の支持片13bは、該
凹部内に入れた物が落下するのを防止するストツ
パの役目をする。
また、当該グローブボツクスは、第2図に二点
鎖線で示すように蓋体15を手前に回動させて移
動させて凹部13の前方を封じるように支持片1
3bに当接固定すれば、当該凹部の上方が開口す
る(第4図参照)。これにより、当該グローブボ
ツクスはインストルメントパネル12の上方から
物の出入れを行なうことができる。
このように、グローブボツクス11は、蓋体1
5を回動させることによつてその上方開口および
前方開口のいずれかを任意に選択して使用でき
る。
なお、蓋体15は、支持片13a,13bに当
接した際に図示しない固定手段によつて着脱自在
に固定固定されるもので、この固定手段は、蓋体
15の両面と支持片13a,13bとのそれぞれ
間に備えられている。このような固定手段は、従
来より種々ある公知技術で簡単に構成できるもの
なのでその詳細な説明は省略する。
e 考案の効果 以上説明したように本考案にかかる車両のグロ
ーブボツクスによれば、凹部の上方端に手前に向
けて第1の支持片を突設し、さらに、該凹部の前
方端に上方へ向けて第2の支持片を立設し、さら
に、蓋体の中央部に凹部を設け、もつて、上記凹
部の前方を開口させて用いる際には、上記蓋体で
上記凹部の上部を封じ、また、上記凹部の上方を
開口させて用いる際には、上記蓋体をそのロツド
を中心に手前に回動させて上記凹部の前方を封じ
る構成としたことにより、上記蓋体を手で回動さ
せることによつてその上方開口または前方開口の
いずれかを任意に選択できるので、その収容物の
種類に応じた使い方ができ、使用上便利である。
また、上記蓋体を回動させることにより、上記
凹部を前方または上方に開口させるようにしてい
るので、その構成が簡単であり、かつ部品点数も
少なくなり、車両の製造コストの低減を図ること
ができる。
しかも、本考案では、上記凹部を開口させるべ
く移動した上記蓋体を、とくにその凹部内に物を
載せてトレイとして利用できるようにしているの
で、さらに置き場所に困つて邪魔になることが無
い。
さらに、上記凹部内に設けた上記第2の支持片
は、上記凹部内に入れた物が落下するのを防止す
るストツパの役目をするので、物を上記凹部内に
容易にかつ確実に収容させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第4図は本考案に係る車両のグローブ
ボツクスの一実施例を概念的に示し、第1図はそ
の車両を示す図、第2図はその要部を示す断面
図、第3図および第4図はそれぞれのインストル
メントパネルを示す斜視図、第5図および第6図
はそれぞれ従来の車両のグローブボツクスの例を
概念的に示す斜視図である。 10……軽自動車、11……グローブボツク
ス、12……インストルメントパネル、13……
凹部、13a,13b……支持辺、14……ロツ
ド、15……蓋体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. インストルメントパネルにその上方および前方
    に開口する凹部を形成し、該凹部の前方上部でロ
    ツドを中心に蓋体を回動自在に支承させ、該凹部
    の上方または前方を上記蓋体で封じて、上記凹部
    を前方または上方に開口させるようにした車両の
    グローブボツクスにおいて、上記凹部の上方端に
    手前に向けて第1の支持片を突設し、さらに、上
    記凹部の前方端に上方へ向けて第2の支持片を立
    設し、さらに、上記蓋体の中央部に凹部を設け、
    もつて、上記凹部の前方を開口させて用いる際に
    は、上記蓋体で、その凹部を上方に向かせた態様
    で上記凹部の上部を封じ、また、上記凹部の上方
    を開口させて用いる際には、上記蓋体をそのロツ
    ドを中心に手前に回動させて上記凹部の前方を封
    じる構成としたことを特徴とする車両のグローブ
    ボツクス。
JP1987159677U 1987-10-19 1987-10-19 Expired - Lifetime JPH0541080Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987159677U JPH0541080Y2 (ja) 1987-10-19 1987-10-19

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987159677U JPH0541080Y2 (ja) 1987-10-19 1987-10-19

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0162951U JPH0162951U (ja) 1989-04-21
JPH0541080Y2 true JPH0541080Y2 (ja) 1993-10-18

Family

ID=31441083

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1987159677U Expired - Lifetime JPH0541080Y2 (ja) 1987-10-19 1987-10-19

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Country Link
JP (1) JPH0541080Y2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6147743B2 (ja) * 1979-12-27 1986-10-21 Toyo Umpanki Co Ltd

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6147743B2 (ja) * 1979-12-27 1986-10-21 Toyo Umpanki Co Ltd

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Publication number Publication date
JPH0162951U (ja) 1989-04-21

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