JPH0540692Y2 - - Google Patents
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- JPH0540692Y2 JPH0540692Y2 JP6412888U JP6412888U JPH0540692Y2 JP H0540692 Y2 JPH0540692 Y2 JP H0540692Y2 JP 6412888 U JP6412888 U JP 6412888U JP 6412888 U JP6412888 U JP 6412888U JP H0540692 Y2 JPH0540692 Y2 JP H0540692Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- electric motor
- power transmission
- casing
- rotating shaft
- cover
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
Links
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 44
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 claims description 32
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 2
- 210000005069 ears Anatomy 0.000 description 2
- 239000000446 fuel Substances 0.000 description 2
- 238000002347 injection Methods 0.000 description 2
- 239000007924 injection Substances 0.000 description 2
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N lead(0) Chemical compound [Pb] WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- 230000029058 respiratory gaseous exchange Effects 0.000 description 1
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)
- Manufacture Of Motors, Generators (AREA)
- Dc Machiner (AREA)
- Motor Or Generator Frames (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本考案は、ブラシ型の直流電動機と、該電動機
の出力を負荷に伝達する動力伝達装置とからなる
電動アクチユエータに関するものである。
の出力を負荷に伝達する動力伝達装置とからなる
電動アクチユエータに関するものである。
[従来の技術]
各種の制御装置において、操作部を操作するた
めに電動アクチユエータが用いられている。例え
ば内燃機関の速度制御装置においては、燃料噴射
ポンプの噴射量調整部を操作するために電動アク
チユエータを用い、速度偏差を零にするように該
電動アクチユエータに駆動電流を与えて燃料の噴
射量を調整するようにしている。
めに電動アクチユエータが用いられている。例え
ば内燃機関の速度制御装置においては、燃料噴射
ポンプの噴射量調整部を操作するために電動アク
チユエータを用い、速度偏差を零にするように該
電動アクチユエータに駆動電流を与えて燃料の噴
射量を調整するようにしている。
電動アクチユエータは、電動機と、該電動機の
出力を減速機構や各種の変換機構等を含む動力伝
達機構を介して出力軸に伝える動力伝達装置とに
より構成される。
出力を減速機構や各種の変換機構等を含む動力伝
達機構を介して出力軸に伝える動力伝達装置とに
より構成される。
第3図は従来のこの種の電動アクチユエータを
示したもので、同図において1はケーシング2内
に減速機構等の動力伝達機構3を収納した動力伝
達装置、4はカバー5内に固定子6と回転子7と
を収容したブラシ型の直流電動機である。
示したもので、同図において1はケーシング2内
に減速機構等の動力伝達機構3を収納した動力伝
達装置、4はカバー5内に固定子6と回転子7と
を収容したブラシ型の直流電動機である。
電動機4のカバー5は一端が開口し、この開口
部を閉じるように取付けられたエンドカバーを兼
ねるブラシ保持板8にブラシ9が固定されてい
る。回転子7の回転軸10はカバー5の底部5a
に保持された軸受11とブラシ保持板8に保持さ
れた軸受12とにより支持され、回転軸10に取
付けられた整流子13がブラシ9に接触させられ
ている。
部を閉じるように取付けられたエンドカバーを兼
ねるブラシ保持板8にブラシ9が固定されてい
る。回転子7の回転軸10はカバー5の底部5a
に保持された軸受11とブラシ保持板8に保持さ
れた軸受12とにより支持され、回転軸10に取
付けられた整流子13がブラシ9に接触させられ
ている。
電動機4はカバー5の底部5a側の端部をケー
シング2の側面に当接させた状態で配置され、ケ
ーシング2の内側からケーシングを貫通してカバ
ー5の底部5aに螺入されたネジ14により電動
機4がケーシング2に固定されている。回転軸1
0はケーシング2内に挿入されて動力伝達機構3
の入力部3A(この例では歯車)に結合されてい
る。図示してないが、ケーシング2から出力軸が
導出され、該出力軸が被操作部に連結される。
シング2の側面に当接させた状態で配置され、ケ
ーシング2の内側からケーシングを貫通してカバ
ー5の底部5aに螺入されたネジ14により電動
機4がケーシング2に固定されている。回転軸1
0はケーシング2内に挿入されて動力伝達機構3
の入力部3A(この例では歯車)に結合されてい
る。図示してないが、ケーシング2から出力軸が
導出され、該出力軸が被操作部に連結される。
[考案が解決しようとする課題]
上記従来の電動アクチユエータでは、電動機4
を別個に組立ててから電動機4をケーシング2に
組付ける構造になつていたため、電動機4を組立
てる際にブラシ保持板8及びカバー5に対して回
転軸10の芯出し調整を行つた上で、更に電動機
4をケーシング2に組付ける際に動力伝達機構3
の入力部に対して回転軸10の芯出し調整を行う
必要があり、組立てが面倒になるという問題があ
つた。
を別個に組立ててから電動機4をケーシング2に
組付ける構造になつていたため、電動機4を組立
てる際にブラシ保持板8及びカバー5に対して回
転軸10の芯出し調整を行つた上で、更に電動機
4をケーシング2に組付ける際に動力伝達機構3
の入力部に対して回転軸10の芯出し調整を行う
必要があり、組立てが面倒になるという問題があ
つた。
また従来の電動アクチユエータでは、ブラシ保
持板8を別個に設ける必要があつたため、部品点
数が多くなるという問題があつた。
持板8を別個に設ける必要があつたため、部品点
数が多くなるという問題があつた。
本考案の目的は、電動機と、該電動機の出力を
負荷に伝達する動力伝達装置とを備えた電動アク
チユエータにおいて、電動機を動力伝達装置に組
付ける際の芯出し作業を省略し得るようにするこ
とにある。
負荷に伝達する動力伝達装置とを備えた電動アク
チユエータにおいて、電動機を動力伝達装置に組
付ける際の芯出し作業を省略し得るようにするこ
とにある。
[課題を解決するための手段]
本考案に係わる電動アクチユエータは、電動機
101と、電動機101の出力を負荷に伝達する
動力伝達装置100とを備えている。
101と、電動機101の出力を負荷に伝達する
動力伝達装置100とを備えている。
電動機101は、カバー115の底部115a
に一端が支持され、他端がカバーの開口部から外
部に導出された回転軸118を備えたブラシ型の
直流電動機である。
に一端が支持され、他端がカバーの開口部から外
部に導出された回転軸118を備えたブラシ型の
直流電動機である。
動力伝達装置100は、電動機の回転軸118
に結合される入力部108を備えた動力伝達機構
107をケーシング103内に収納し、電動機の
回転軸118を支持するための軸受112をケー
シング103に固定した構造を有している。
に結合される入力部108を備えた動力伝達機構
107をケーシング103内に収納し、電動機の
回転軸118を支持するための軸受112をケー
シング103に固定した構造を有している。
ケーシング103は、その側壁の一側面から電
動機101側に突出したブラシ保持部111を一
体に有し、そのブラシ保持部111の中心部に、
電動機の回転軸118を支持するための軸受11
2が固定されている。ブラシ保持部111の輪郭
形状は、ブラシ保持部111にカバー115の開
口部が嵌合されたときに回転軸118の中心軸線
と動力伝達機構107の入力部108の中心軸線
とを一致させる形状となつている。
動機101側に突出したブラシ保持部111を一
体に有し、そのブラシ保持部111の中心部に、
電動機の回転軸118を支持するための軸受11
2が固定されている。ブラシ保持部111の輪郭
形状は、ブラシ保持部111にカバー115の開
口部が嵌合されたときに回転軸118の中心軸線
と動力伝達機構107の入力部108の中心軸線
とを一致させる形状となつている。
電動機101は、そのカバー115がその開口
部をブラシ保持部111に嵌合してケーシング1
03に固定され、回転軸118が、軸受112を
貫通した状態で動力伝達機構107の入力部10
8にその中心軸線を一致させて結合されている。
部をブラシ保持部111に嵌合してケーシング1
03に固定され、回転軸118が、軸受112を
貫通した状態で動力伝達機構107の入力部10
8にその中心軸線を一致させて結合されている。
[作用]
上記のように、動力伝達装置のケーシングにブ
ラシ保持部を一体に設けてこのブラシ保持部の中
心部に電動機の回転軸を支持するための軸受を固
定し、ブラシ保持部の輪郭形状を、該ブラシ保持
部に電動機のカバーの開口部が嵌合されたときに
電動機の回転軸の中心軸線と動力伝達機構の入力
部の中心軸線とを一致させる形状とすると、電動
機の回転軸を軸受を通して動力伝達機構の入力部
に結合し、カバーの開口部をブラシ保持部に嵌合
させることにより、電動機の回転軸の中心軸線を
動力伝達機構の入力部の中心軸線に自動的に一致
させることができる。従つて、電動機を動力伝達
装置に組付ける際に芯出し作業を行う必要がな
く、アクチユエータの組立を容易にすることがで
きる。
ラシ保持部を一体に設けてこのブラシ保持部の中
心部に電動機の回転軸を支持するための軸受を固
定し、ブラシ保持部の輪郭形状を、該ブラシ保持
部に電動機のカバーの開口部が嵌合されたときに
電動機の回転軸の中心軸線と動力伝達機構の入力
部の中心軸線とを一致させる形状とすると、電動
機の回転軸を軸受を通して動力伝達機構の入力部
に結合し、カバーの開口部をブラシ保持部に嵌合
させることにより、電動機の回転軸の中心軸線を
動力伝達機構の入力部の中心軸線に自動的に一致
させることができる。従つて、電動機を動力伝達
装置に組付ける際に芯出し作業を行う必要がな
く、アクチユエータの組立を容易にすることがで
きる。
また上記のように、ブラシ保持部をケーシング
に一体に設けると、部品点数を少なくすることが
できるため、コストの低減を図ることができる。
に一体に設けると、部品点数を少なくすることが
できるため、コストの低減を図ることができる。
[実施例]
以下添附図面を参照して本考案の実施例を説明
する。
する。
第1図及び第2図は本考案の実施例を示したも
ので、これらの図において100は動力伝達装
置、101はブラシ型の直流電動機である。
ので、これらの図において100は動力伝達装
置、101はブラシ型の直流電動機である。
動力伝達装置100は割り面102の所で2分
割し得る2つ割り構造のケーシング103を備
え、このケーシングの2つの半部103A及び1
03Bはボルト104及びナツト105(第2図
参照)により結合されている。
割し得る2つ割り構造のケーシング103を備
え、このケーシングの2つの半部103A及び1
03Bはボルト104及びナツト105(第2図
参照)により結合されている。
ケーシング103の一端寄りの側面から出力軸
106が導出され、ケーシング103内には電動
機の出力を出力軸106に伝達する動力伝達機構
107が収納されている。動力伝達機構107は
電動機の回転を必要に応じて減速したり直線運動
等の他の運動に変換したりするもので、減速機構
や該回転を直線運動等に変換する変換機構等を含
むことができる。この実施例では、動力伝達機構
107が単なる歯車減速機構からなり、その入力
部を構成する歯車108が、ケーシング103の
出力軸106と反対側の端部寄りに設けられてい
る。ケーシング103の他端寄りの側面には中空
の突出部109が突設され、この突出部内には出
力軸106の回転角度位置を検出する位置検出器
(例えばポテンシヨメータ)110が収納されて
いる。
106が導出され、ケーシング103内には電動
機の出力を出力軸106に伝達する動力伝達機構
107が収納されている。動力伝達機構107は
電動機の回転を必要に応じて減速したり直線運動
等の他の運動に変換したりするもので、減速機構
や該回転を直線運動等に変換する変換機構等を含
むことができる。この実施例では、動力伝達機構
107が単なる歯車減速機構からなり、その入力
部を構成する歯車108が、ケーシング103の
出力軸106と反対側の端部寄りに設けられてい
る。ケーシング103の他端寄りの側面には中空
の突出部109が突設され、この突出部内には出
力軸106の回転角度位置を検出する位置検出器
(例えばポテンシヨメータ)110が収納されて
いる。
ケーシング103はまた、その他端側の側壁の
側面から電動機101側に突出したブラシ保持部
111を一体に有し、このブラシ保持部111の
中心部に、動力伝達機構107の歯車(入力部)
108と中心軸線を共有する軸受112が取付け
られている。軸受112は電動機101の回転軸
を支持するためのもので、電動機の回転軸をこの
軸受112を通して歯車108の軸芯部の孔に圧
入し得るようになつている。
側面から電動機101側に突出したブラシ保持部
111を一体に有し、このブラシ保持部111の
中心部に、動力伝達機構107の歯車(入力部)
108と中心軸線を共有する軸受112が取付け
られている。軸受112は電動機101の回転軸
を支持するためのもので、電動機の回転軸をこの
軸受112を通して歯車108の軸芯部の孔に圧
入し得るようになつている。
電動機101は円筒状のカバー115を備え、
このカバー内に固定子116及び回転子117が
収納されている。回転子117の回転軸118の
一端はカバー115の底部115aの中心部に形
成された軸受保持部115a1内に保持された軸受
119により支持され、この回転軸の他端はカバ
ー115の開口部側から導出されている。
このカバー内に固定子116及び回転子117が
収納されている。回転子117の回転軸118の
一端はカバー115の底部115aの中心部に形
成された軸受保持部115a1内に保持された軸受
119により支持され、この回転軸の他端はカバ
ー115の開口部側から導出されている。
ブラシ保持部111には電動機のブラシ12
0,120が固定され、これらのブラシへの配線
121はブラシ保持部111を貫通してケーシン
グ103内に導入されている。配線121は電線
122に接続され、電線122はケーシングの側
面に取付けられたグロメツト123(第2図参
照)を通して外部に導出されている。
0,120が固定され、これらのブラシへの配線
121はブラシ保持部111を貫通してケーシン
グ103内に導入されている。配線121は電線
122に接続され、電線122はケーシングの側
面に取付けられたグロメツト123(第2図参
照)を通して外部に導出されている。
電動機の回転軸118は軸受部112を通して
ケーシング103内の歯車108の軸芯部の孔に
圧入され、カバー115の開口部がブラシ保持部
111の外周部に嵌合されている。
ケーシング103内の歯車108の軸芯部の孔に
圧入され、カバー115の開口部がブラシ保持部
111の外周部に嵌合されている。
本実施例では、ブラシ保持部111の外周部が
カバー115を位置決めするためのインロー部
(他の部材を嵌合させて位置決めを図る部分)を
構成しており、ブラシ保持部111の輪郭形状
は、カバー115の開口部がこのブラシ保持部1
11の外周に嵌合されたときに、回転軸118の
中心軸線と動力伝達機構107の入力部(歯車1
08)の中心軸線とを一致させる形状となつてい
る。図示のブラシ保持部111は、その断面の輪
郭形状が円形を呈するように形成されており、そ
の中心軸線が動力伝達機構107の入力部(歯車
108)の中心軸線に一致させられている。
カバー115を位置決めするためのインロー部
(他の部材を嵌合させて位置決めを図る部分)を
構成しており、ブラシ保持部111の輪郭形状
は、カバー115の開口部がこのブラシ保持部1
11の外周に嵌合されたときに、回転軸118の
中心軸線と動力伝達機構107の入力部(歯車1
08)の中心軸線とを一致させる形状となつてい
る。図示のブラシ保持部111は、その断面の輪
郭形状が円形を呈するように形成されており、そ
の中心軸線が動力伝達機構107の入力部(歯車
108)の中心軸線に一致させられている。
回転軸118には整流子124が取付けられ、
整流子124は、リード線123により回転子1
17の巻線に接続されている。この整流子はブラ
シ120に接触させられている。
整流子124は、リード線123により回転子1
17の巻線に接続されている。この整流子はブラ
シ120に接触させられている。
カバー115はその開口端の周辺部に等角度間
隔で複数(図示の例では3個)の突出部115a
を有し、これらの突出部がネジ125によりケー
シング103に締結されている。
隔で複数(図示の例では3個)の突出部115a
を有し、これらの突出部がネジ125によりケー
シング103に締結されている。
ケーシング103の半部103Aには1対の耳
部103a,103aが突設され、これらの耳部
が図示しないボルトにより適宜の取付け個所に固
定されるようになつている。
部103a,103aが突設され、これらの耳部
が図示しないボルトにより適宜の取付け個所に固
定されるようになつている。
尚第1図において126はケーシング103内
と外部とを連通させる呼吸用の孔である。
と外部とを連通させる呼吸用の孔である。
本実施例においては、前述のように、電動機の
回転軸118の一端がカバー115の底部の中心
部に位置決めされた軸受119により支持されて
いる。また電動機の回転軸118を支持するため
の軸受112がブラシ保持部111の中心部に取
付けられ、電動機のカバー115がブラシ保持部
111に嵌合された際に、電動機の回転軸118
の中心軸線と動力伝達機構の入力部の中心軸線と
が一致するように、ブラシ保持部111の輪郭形
状が定められている。
回転軸118の一端がカバー115の底部の中心
部に位置決めされた軸受119により支持されて
いる。また電動機の回転軸118を支持するため
の軸受112がブラシ保持部111の中心部に取
付けられ、電動機のカバー115がブラシ保持部
111に嵌合された際に、電動機の回転軸118
の中心軸線と動力伝達機構の入力部の中心軸線と
が一致するように、ブラシ保持部111の輪郭形
状が定められている。
従つて、電動機の回転軸118が軸受112を
通して動力伝達機構107の入力部に結合され、
カバー115の開口部がブラシ保持部111に嵌
合されると、回転軸118が動力伝達機構107
の入力部に対して同心的に位置決めされると同時
に、カバー115が動力伝達機構107の入力部
に対して同心的に位置決めされる。従つて電動機
を動力伝達装置に組付ける際に特に芯出し作業を
行う必要がなく、組立作業を容易にすることがで
きる。
通して動力伝達機構107の入力部に結合され、
カバー115の開口部がブラシ保持部111に嵌
合されると、回転軸118が動力伝達機構107
の入力部に対して同心的に位置決めされると同時
に、カバー115が動力伝達機構107の入力部
に対して同心的に位置決めされる。従つて電動機
を動力伝達装置に組付ける際に特に芯出し作業を
行う必要がなく、組立作業を容易にすることがで
きる。
[考案の効果]
以上のように、本考案によれば、動力伝達装置
のケーシングにブラシ保持部を一体に設けてこの
ブラシ保持部の中心部に軸受を設け、電動機の回
転軸をこの軸受を通して動力伝達機構の入力部に
結合するとともに、カバーの開口部をブラシ保持
部に嵌合させることにより電動機の回転軸の中心
軸線を動力伝達機構の入力部の中心軸線に一致さ
せるようにしたため、電動機を動力伝達装置に組
付ける際に芯出し作業を行う必要がなく、アクチ
ユエータの組立を容易にすることができる利点が
ある。
のケーシングにブラシ保持部を一体に設けてこの
ブラシ保持部の中心部に軸受を設け、電動機の回
転軸をこの軸受を通して動力伝達機構の入力部に
結合するとともに、カバーの開口部をブラシ保持
部に嵌合させることにより電動機の回転軸の中心
軸線を動力伝達機構の入力部の中心軸線に一致さ
せるようにしたため、電動機を動力伝達装置に組
付ける際に芯出し作業を行う必要がなく、アクチ
ユエータの組立を容易にすることができる利点が
ある。
また本考案においては、ブラシ保持板を別個に
設ける必要がないため、部品点数を少なくしてコ
ストの低減を図ることができる。
設ける必要がないため、部品点数を少なくしてコ
ストの低減を図ることができる。
第1図は本考案の実施例を示す断面図、第2図
は同実施例の背面図、第3図は従来の電動アクチ
ユエータの要部を示す断面図である。 100……動力伝達装置、101……電動機、
103……ケーシング、106……出力軸、10
7……動力伝達機構、108……動力伝達装置の
入力部を構成する歯車、111……ブラシ保持
部、112……軸受、115……電動機のカバ
ー、116……固定子、117……回転子、11
8……回転軸、112……軸受部、120……ブ
ラシ、124……整流子。
は同実施例の背面図、第3図は従来の電動アクチ
ユエータの要部を示す断面図である。 100……動力伝達装置、101……電動機、
103……ケーシング、106……出力軸、10
7……動力伝達機構、108……動力伝達装置の
入力部を構成する歯車、111……ブラシ保持
部、112……軸受、115……電動機のカバ
ー、116……固定子、117……回転子、11
8……回転軸、112……軸受部、120……ブ
ラシ、124……整流子。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 電動機101と、電動機の出力を負荷に伝達す
る動力伝達装置100とを備えた電動アクチユエ
ータであつて、 電動機101は、カバー115の底部115a
に一端が支持され他端がカバーの開口部から外部
に導出された回転軸118を備えたブラシ型の直
流電動機であり、 動力伝達装置100は、電動機の回転軸118
に結合される入力部108を備えた動力伝達機構
107をケーシング103内に収納し、電動機の
回転軸118を支持するための軸受112をケー
シング103に固定した構造を有し、 ケーシング103は、その側壁の一側面から電
動機101側に突出したブラシ保持部111を一
体に有し、そのブラシ保持部111の中心部に
は、電動機の回転軸118を支持するための軸受
112が固定され、かつそのブラシ保持部111
の輪郭形状は、ブラシ保持部111にカバー11
5の開口部が嵌合されたとき、回転軸118の中
心軸線と動力伝達機構107の入力部108の中
心軸線とを一致させる形状であり、 電動機101は、カバー115がその開口部を
ブラシ保持部111に嵌合してケーシング103
に固定され、回転軸118が軸受112を貫通し
た状態で動力伝達機構107の入力部108にそ
の中心軸線を一致させて結合された、 電動アクチユエータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6412888U JPH0540692Y2 (ja) | 1988-05-16 | 1988-05-16 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6412888U JPH0540692Y2 (ja) | 1988-05-16 | 1988-05-16 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01166467U JPH01166467U (ja) | 1989-11-21 |
JPH0540692Y2 true JPH0540692Y2 (ja) | 1993-10-15 |
Family
ID=31289609
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6412888U Expired - Lifetime JPH0540692Y2 (ja) | 1988-05-16 | 1988-05-16 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0540692Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0615507Y2 (ja) * | 1990-04-10 | 1994-04-20 | 株式会社三ツ葉電機製作所 | 2つの出力ギヤを有するモータ |
-
1988
- 1988-05-16 JP JP6412888U patent/JPH0540692Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01166467U (ja) | 1989-11-21 |
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