JPH0535425U - 自動車のバツクドア - Google Patents
自動車のバツクドアInfo
- Publication number
- JPH0535425U JPH0535425U JP085997U JP8599791U JPH0535425U JP H0535425 U JPH0535425 U JP H0535425U JP 085997 U JP085997 U JP 085997U JP 8599791 U JP8599791 U JP 8599791U JP H0535425 U JPH0535425 U JP H0535425U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- door
- door frame
- opening
- opened
- door body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 239000011521 glass Substances 0.000 description 6
- 238000012790 confirmation Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60J—WINDOWS, WINDSCREENS, NON-FIXED ROOFS, DOORS, OR SIMILAR DEVICES FOR VEHICLES; REMOVABLE EXTERNAL PROTECTIVE COVERINGS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES
- B60J5/00—Doors
- B60J5/10—Doors arranged at the vehicle rear
- B60J5/101—Doors arranged at the vehicle rear for non-load transporting vehicles, i.e. family cars including vans
- B60J5/105—Doors arranged at the vehicle rear for non-load transporting vehicles, i.e. family cars including vans comprising door or part of door being pivotable about vertical axis
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Body Structure For Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 上下開閉方式のバックドアにおいて、後方ス
ペースが狭い場合にも荷物の出し入れを容易にする。 【構成】 車体1の後面開口3の一側縁にドア枠体5の
一側縁を水平方向に開閉自在に枢支し、このドア枠体5
の上辺にドア本体6の上縁を上下方向に開閉自在に枢支
し、ドア本体6の両側とドア枠体5の両側辺との間にダ
ンパーステー11を介装し、後方スペースが狭い場合に
はドア枠体5を半開きにすることによって荷役開口を確
保する。
ペースが狭い場合にも荷物の出し入れを容易にする。 【構成】 車体1の後面開口3の一側縁にドア枠体5の
一側縁を水平方向に開閉自在に枢支し、このドア枠体5
の上辺にドア本体6の上縁を上下方向に開閉自在に枢支
し、ドア本体6の両側とドア枠体5の両側辺との間にダ
ンパーステー11を介装し、後方スペースが狭い場合に
はドア枠体5を半開きにすることによって荷役開口を確
保する。
Description
【0001】
本考案は自動車のバックドアに関するものである。
【0002】
車体後部に荷物室が配設され、その荷物を車体後面の開口から出し入れ可能に した自動車において、その後面開口を開閉するバックドアとしては、水平方向両 側に開閉する観音開き方式のドアや、ドア本体の上縁を上下に開閉可能に枢支し たものが知られているが、営業用トラックなどの大型車以外のものは上下に開閉 する方式が一般的である。
【0003】 ところで、例えば衣類を吊り下げて運搬する場合など、上下に長い荷物を伸ば した状態で運搬できるように車室の高さを相対的に高くした自動車が開発されて おり、このような自動車に上下に開閉するバックドアを設けるとバックドアの上 下長さが長くなるため、バックドアを開くために後方に大きなスペースが必要に なるという問題がある。
【0004】 そこで、図5に示すように、車体21の後面開口を上下開閉するバックドア2 2において、ドア本体23に設けられる後方確認用のガラス窓24の上縁をヒン ジ25にて上下に開閉自在に枢支し、後方スペースが狭い場合等にはこのガラス 窓24を開いて荷物を出し入れするようにしたものが提案されている。
【0005】
ところが、図5に示したような構成では、車室の床面からガラス窓24の下端 までの距離Hが長いため、ガラス窓24を開いた状態での荷物の出し入れが困難 であり、実際上荷役性の向上は期待できないという問題があった。
【0006】 本考案は、このような従来の問題点に鑑み、上下に開閉するドア本体を有しか つ後方スペースが狭い場合にも荷物の出し入れの容易な自動車のバックドアを提 供することを目的とする。
【0007】
本考案は、車体の後面開口の一側縁にドア枠体の一側縁を水平方向に開閉自在 に枢支し、ドア枠体の上辺にドア本体の上縁を上下方向に開閉自在に枢支し、ド ア本体の両側とドア枠体の両側辺との間にダンパーステーを介装したことを特徴 とする。
【0008】
本考案によれば、ドア枠体を閉じたままにしてドア本体を上方に開くことによ って上下開閉方式のバックドアとして使用でき、その際後面開口にはドア枠体が 残っているだけであるので後面開口のほぼ全面を開口でき、荷役の作業性が極め てよく、また降雨時にはドア本体を雨よけにして荷役することができる。一方、 後方スペースが狭く、ドア本体を上方に全開することができないような場合は上 下開閉するドア本体の開閉では荷役は困難又は不可能であるが、その場合ドア枠 体の一側縁が水平方向に開閉自在に支持されているのでこのドア枠体の他側を後 方に向けて開くことにより、たとえ半開き状態でも荷役に必要な開口を確保する ことができ、支障なく荷役を行うことができる。さらに、ドア枠体を車体に水平 方向に開閉自在に取付け、このドア枠体にドア本体を上下開閉自在に取付けてい るので、ドア枠体を上下開閉させこのドア枠体に水平方向に開閉可能なドア本体 を取付けた場合に比してドア本体のみを上下開閉するので上下開閉重量が軽量と なり、ダンパーステーとして小さな出力のものを用いることができる。
【0009】
以下、本考案の一実施例を図1〜図4を参照して説明する。
【0010】 図1、図2において、1はワンボックスタイプの自動車の車体、2はその内部 の車室であり、車室2の後部が荷物室とされている。3は車室2の後面開口であ り、バックドア4にて開閉可能に閉じられている。バックドア4は、後面開口3 の開口縁に沿う枠状のドア枠体5とこのドア枠体5の内側開口を閉じるドア本体 6にて構成されている。
【0011】 ドア枠体5は、その右側縁の下半部に配設された上下一対のヒンジ7(図3参 照)にて水平方向に開閉回動可能に後面開口3の右側縁に取付けられている。ま た、ドア枠体5の左側辺には開閉操作用の把手8(図2)とロック機構9(図1 )が配設されている。
【0012】 このドア枠体5の上辺に、左右一対のヒンジ(図示せず)を介してドア本体6 の上縁が上下方向に開閉回動可能に取付けられている。ドア本体6はその周縁部 の枠部6aがドア枠体5の車体前後方向内側に重なるように形成されている。ド ア本体6の上半部における枠部6aの内側には後方確認用のガラス窓10が配設 されている。そして、ドア本体6の上部両側の枠部6aとドア枠体5の両側辺と の間に一対のダンパーステー11が介装され、ドア本体6を上方に軽く開くこと ができるとともに開いた状態で保持できるように構成されている。又、ドア本体 6の下部の左側縁にはドア枠体5の把手8と隣接して開閉操作用の把手12が設 けられている。
【0013】 以上の構成において、後方スペースが狭く、ドア本体6を上方に全開すること ができないような場合は、図3に示すように、ドア枠体5の一側縁がヒンジ7に て水平方向に開閉自在に支持されているので、このドア枠体5の他側を後方に向 けて開くことにより、たとえドア枠体5が半開きの状態であっても、荷役に必要 な開口を確保でき、支障なく荷役を行うことができる。
【0014】 一方、後方スペースが十分にある場合は、図4に示すように、ドア枠体5を閉 じたままにしてドア本体6を上方に開くことによって上下開閉方式のバックドア として使用できる。その際、後面開口3にはドア枠体5が残っているだけである ので後面開口3のほぼ全面を開口でき、荷役の作業性が極めてよい。また、降雨 時にはドア本体6を雨よけにすることによって雨に濡れずに荷役することができ る。
【0015】 なお本考案は、図示例のように例えば衣類等を吊り下げて運搬できるように車 室2の高さを相対的に高くした自動車において特に大きな効果を発揮するが、通 常の車室高さの自動車のバックドアに対しても本考案を適用することにより同様 の効果を発揮できることはいうまでもない。
【0016】
本考案の自動車のバックドアによれば、車体の後面開口の一側縁にドア枠体の 一側縁を水平方向に開閉自在に枢支し、ドア枠体の上辺にドア本体の上縁を上下 方向に開閉自在に枢支し、ドア本体の両側とドア枠体の両側辺との間にダンパー ステーを介装しているので、ドア枠体を閉じたままにしてドア本体を上方に開く ことによって上下開閉方式のバックドアとして使用でき、その際後面開口のほぼ 全面を開口でき、荷役の作業性が極めてよく、また降雨時にはドア本体を雨よけ にして荷役することができる。一方、後方スペースが狭く、ドア本体を上方に全 開することができないような場合は、ドア枠体の一側縁が水平方向に開閉自在に 支持されているのでこのドア枠体の他側を後方に向けて半開きにすることにより 荷役に必要な開口を容易に確保でき、支障なく荷役を行うことができる。さらに 、ドア枠体を車体に水平方向に開閉自在に取付け、このドア枠体にドア本体を上 下開閉自在に取付けているので、ドア本体だけを上下開閉すればよく、上下開閉 重量が軽量であるためダンパーステーとして小さな出力のものを用いることがで き、安価に構成できる。
【図1】本考案の一実施例のバックドアの構成を示す斜
視図である。
視図である。
【図2】同実施例のバックドアを閉じた状態の後面図で
ある。
ある。
【図3】同実施例のドア枠体を水平に開いた状態の斜視
図である。
図である。
【図4】同実施例のドア本体を上方に開いた状態の斜視
図である。
図である。
【図5】従来例のバックドアの斜視図である。
1 車体 2 車室 3 後面開口 4 バックドア 5 ドア枠体 6 ドア本体 11 ダンパーステー
Claims (1)
- 【請求項1】 車体の後面開口の一側縁にドア枠体の一
側縁を水平方向に開閉自在に枢支し、ドア枠体の上辺に
ドア本体の上縁を上下方向に開閉自在に枢支し、ドア本
体の両側とドア枠体の両側辺との間にダンパーステーを
介装したことを特徴とする自動車のバックドア。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP085997U JPH0535425U (ja) | 1991-10-22 | 1991-10-22 | 自動車のバツクドア |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP085997U JPH0535425U (ja) | 1991-10-22 | 1991-10-22 | 自動車のバツクドア |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0535425U true JPH0535425U (ja) | 1993-05-14 |
Family
ID=13874298
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP085997U Pending JPH0535425U (ja) | 1991-10-22 | 1991-10-22 | 自動車のバツクドア |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0535425U (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP3012137A1 (en) * | 2014-10-23 | 2016-04-27 | Honda Motor Co., Ltd. | Tailgate-equipped vehicle body structure |
JP2016078782A (ja) * | 2014-10-22 | 2016-05-16 | 本田技研工業株式会社 | 車体構造 |
JP2016078783A (ja) * | 2014-10-22 | 2016-05-16 | 本田技研工業株式会社 | 車体構造 |
JPWO2014175238A1 (ja) * | 2013-04-23 | 2017-02-23 | 本田技研工業株式会社 | 車両 |
JPWO2014175243A1 (ja) * | 2013-04-23 | 2017-02-23 | 本田技研工業株式会社 | 車両 |
JPWO2015098616A1 (ja) * | 2013-12-27 | 2017-03-23 | 本田技研工業株式会社 | 車両 |
-
1991
- 1991-10-22 JP JP085997U patent/JPH0535425U/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPWO2014175238A1 (ja) * | 2013-04-23 | 2017-02-23 | 本田技研工業株式会社 | 車両 |
JPWO2014175243A1 (ja) * | 2013-04-23 | 2017-02-23 | 本田技研工業株式会社 | 車両 |
JPWO2015098616A1 (ja) * | 2013-12-27 | 2017-03-23 | 本田技研工業株式会社 | 車両 |
JP2016078782A (ja) * | 2014-10-22 | 2016-05-16 | 本田技研工業株式会社 | 車体構造 |
JP2016078783A (ja) * | 2014-10-22 | 2016-05-16 | 本田技研工業株式会社 | 車体構造 |
EP3012137A1 (en) * | 2014-10-23 | 2016-04-27 | Honda Motor Co., Ltd. | Tailgate-equipped vehicle body structure |
US9669688B2 (en) | 2014-10-23 | 2017-06-06 | Honda Motor Co., Ltd. | Tailgate-equipped vehicle body structure |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4065166A (en) | Demountable extension enclosure for motor vehicles | |
US6598930B1 (en) | Dual purpose truck bed cover | |
US6447051B1 (en) | Extended cab pickup truck with cab load container | |
JP2014012448A (ja) | テールゲート付き車両 | |
US4818009A (en) | Convertible top automobile with vertically movable tail gate | |
JPH0535425U (ja) | 自動車のバツクドア | |
JP2005053315A (ja) | 車両の後部開閉構造 | |
JPS6344087B2 (ja) | ||
JPH0576834U (ja) | ホップアップルーフ構造 | |
JPS646364Y2 (ja) | ||
JP2002046472A (ja) | 2ウェイスライド方式の車両用バックドア装置 | |
JPH0630566Y2 (ja) | 車両のフロア構造 | |
JPH0737962Y2 (ja) | 車両用テ−ルゲ−トカバ−構造 | |
JP2623866B2 (ja) | 自動車用トランク | |
JPS6027104Y2 (ja) | ダンプカ−の煽戸 | |
JP3382565B2 (ja) | 貨物自動車 | |
JPH09328032A (ja) | 自動車用後席フットレスト | |
JPH0517295Y2 (ja) | ||
JPH033059Y2 (ja) | ||
JPH02117417A (ja) | 車両用バックドア | |
JPS6317143A (ja) | 自動車の後部荷室構造 | |
JPH10100683A (ja) | ドア構造 | |
JPH0620654Y2 (ja) | 自動車用ドア | |
JPS6325273Y2 (ja) | ||
JP3036149U (ja) | 運搬車両におけるサイドドアー機構 |