JPH0534178Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0534178Y2 JPH0534178Y2 JP1987167881U JP16788187U JPH0534178Y2 JP H0534178 Y2 JPH0534178 Y2 JP H0534178Y2 JP 1987167881 U JP1987167881 U JP 1987167881U JP 16788187 U JP16788187 U JP 16788187U JP H0534178 Y2 JPH0534178 Y2 JP H0534178Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- connector
- cover
- connector cover
- junction box
- electrical
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 2
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 230000005405 multipole Effects 0.000 description 1
- 238000012856 packing Methods 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Connection Or Junction Boxes (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
考案の目的
〔産業上の利用分野〕
本考案は、自動車の配線に用いられる電気接続
箱を車体等へ取付け、固定する際の作業性を改善
した取付構造に関する。
箱を車体等へ取付け、固定する際の作業性を改善
した取付構造に関する。
従来、電気接続箱を車体等に組付けるには、第
3図に示す如くに、まず、電気接続箱aにワイヤ
ーハーネスWの端末コネクタb1,b2……を嵌合し
たのち、コネクタカバーcを被せてから、電気接
続箱aの取付板dを車体に設けたブラケツト(図
示せず)にボルト、ナツトで締付け、固定してい
る。
3図に示す如くに、まず、電気接続箱aにワイヤ
ーハーネスWの端末コネクタb1,b2……を嵌合し
たのち、コネクタカバーcを被せてから、電気接
続箱aの取付板dを車体に設けたブラケツト(図
示せず)にボルト、ナツトで締付け、固定してい
る。
しかし、このような組付方法では、電気接続箱
の車体への取付作業と、コネクタやコネクタカバ
ーの組付作業が個別に行われることに加え、ワイ
ヤーハーネスWは電気接続箱を車体に取付けるま
で宙吊りの状態であり、他の作業を阻害しやす
い。また、コネクタの電気接続箱への嵌合作業を
やりやすくするために、ワイヤーハーネスにある
程度の作業余長をとる必要があり、組付後にその
余長を吸収するスペースを与えるためにコネクタ
カバーを大きくしなければならない。
の車体への取付作業と、コネクタやコネクタカバ
ーの組付作業が個別に行われることに加え、ワイ
ヤーハーネスWは電気接続箱を車体に取付けるま
で宙吊りの状態であり、他の作業を阻害しやす
い。また、コネクタの電気接続箱への嵌合作業を
やりやすくするために、ワイヤーハーネスにある
程度の作業余長をとる必要があり、組付後にその
余長を吸収するスペースを与えるためにコネクタ
カバーを大きくしなければならない。
本考案は上記した点に着目してなされたもの
で、電気接続箱等の組付と車体等への取付けを同
時にでき、ワイヤーハーネスの余長も最小限にで
きる取付構造を提供せんとするものである。
で、電気接続箱等の組付と車体等への取付けを同
時にでき、ワイヤーハーネスの余長も最小限にで
きる取付構造を提供せんとするものである。
考案の構成
〔問題点を解決するための手段〕
上記の目的を達成するため、本考案において
は、表側に複数のリレー、ヒユーズ等の電気部品
を装着し、裏側に外部接続用コネクタを有する電
気接続箱、該外部接続用コネクタに接続されるワ
イヤーハーネスの端末コネクタおよびコネクタカ
バーを車体やパネル等の被取付部に取り付ける構
造であつて、前記被取付部に締付けボルトを突設
すると共に前記コネクタカバーに対する位置決め
部材を設け、前記コネクタカバー、端末コネクタ
および電気接続箱を順次締付けボルトに嵌挿して
ナツトで締め付けることにより、前記外部接続用
コネクタと端末コネクタとの接続と同時にコネク
タカバーと電気接続箱とを固定しうる構成を採用
した。
は、表側に複数のリレー、ヒユーズ等の電気部品
を装着し、裏側に外部接続用コネクタを有する電
気接続箱、該外部接続用コネクタに接続されるワ
イヤーハーネスの端末コネクタおよびコネクタカ
バーを車体やパネル等の被取付部に取り付ける構
造であつて、前記被取付部に締付けボルトを突設
すると共に前記コネクタカバーに対する位置決め
部材を設け、前記コネクタカバー、端末コネクタ
および電気接続箱を順次締付けボルトに嵌挿して
ナツトで締め付けることにより、前記外部接続用
コネクタと端末コネクタとの接続と同時にコネク
タカバーと電気接続箱とを固定しうる構成を採用
した。
以下、上記構成を一実施例を示す図面に基いて
具体的に説明する。
具体的に説明する。
第1図において、1は電気接続箱、4はワイヤ
ーハーネスW,W′の端末に接続されたねじ締め
型コネクタ、9はコネクタカバー、15は車体に
立設した締付けボルトを示し、電気接続箱1、コ
ネクタ4及びカバー9にはそれぞれ締付けボルト
15に対する貫通孔16が設けられている。
ーハーネスW,W′の端末に接続されたねじ締め
型コネクタ、9はコネクタカバー、15は車体に
立設した締付けボルトを示し、電気接続箱1、コ
ネクタ4及びカバー9にはそれぞれ締付けボルト
15に対する貫通孔16が設けられている。
電気接続箱1は、内部にブスバー配線板などか
らなる所望の回路が組込まれており、表側に複数
のリレー2およびヒユーズ3が装着され、裏側に
コネクタ4に対する外部接続用コネクタ(図示せ
ず)が設けられている。
らなる所望の回路が組込まれており、表側に複数
のリレー2およびヒユーズ3が装着され、裏側に
コネクタ4に対する外部接続用コネクタ(図示せ
ず)が設けられている。
ねじ締め型コネクタ4は第3図に示すコネクタ
b1,b2……群を2つのブロツク5,5に集約した
高密度の多極コネクタとして構成されており、両
ブロツク5,5の連結部6に前記貫通孔16が穿
設され、各ブロツク5の下隅部に設けた凹部7に
はロツク爪8が突設されている。
b1,b2……群を2つのブロツク5,5に集約した
高密度の多極コネクタとして構成されており、両
ブロツク5,5の連結部6に前記貫通孔16が穿
設され、各ブロツク5の下隅部に設けた凹部7に
はロツク爪8が突設されている。
コネクタカバー9は、周壁にワイヤーハーネス
引出し用の切欠部10を有し、底壁に前記貫通孔
16を設けると共に、ねじ締め型コネクタ4に対
する仮保持部材として、前記各ブロツク5の凹部
7に整合するL型の係止枠片11を設け、該片の
一方はスリツト12の切込みにより、ロツク孔1
3をもつ可撓性のロツク片14として形成されて
いる。
引出し用の切欠部10を有し、底壁に前記貫通孔
16を設けると共に、ねじ締め型コネクタ4に対
する仮保持部材として、前記各ブロツク5の凹部
7に整合するL型の係止枠片11を設け、該片の
一方はスリツト12の切込みにより、ロツク孔1
3をもつ可撓性のロツク片14として形成されて
いる。
締付けボルト15は棒状であつてもよいが、カ
バー9等を仮止めするためにストツプリング15
aを周設しておくのが好ましい。また、カバー9
およびコネクタ4の貫通孔16には、外周に溝1
7aを周設した滑り止めパツキン17を嵌着する
のが推奨される。
バー9等を仮止めするためにストツプリング15
aを周設しておくのが好ましい。また、カバー9
およびコネクタ4の貫通孔16には、外周に溝1
7aを周設した滑り止めパツキン17を嵌着する
のが推奨される。
また、車体には締付けボルト15を中心にして
コネクタカバー9に対する位置決め部材として枠
片18を突設しておくのが好ましい。19はナツ
トである。
コネクタカバー9に対する位置決め部材として枠
片18を突設しておくのが好ましい。19はナツ
トである。
上記構成によれば、電気接続箱1等の組付及び
パネルPへの取付けは、第2図に示す如く、パネ
ルPに立設した締付ボルト15に対し、コネクタ
カバー9を貫挿孔16により貫挿し、該孔16に
嵌着したパツキン17及びストツプリング15a
により仮止めすると共に、4個の枠片18により
位置決めしておき、順次ねじ締め型コネクタ4と
電気接続箱1を同様に貫挿孔16により締付けボ
ルト15に通し、ナツト19を締め付けることに
より同時に達成される。
パネルPへの取付けは、第2図に示す如く、パネ
ルPに立設した締付ボルト15に対し、コネクタ
カバー9を貫挿孔16により貫挿し、該孔16に
嵌着したパツキン17及びストツプリング15a
により仮止めすると共に、4個の枠片18により
位置決めしておき、順次ねじ締め型コネクタ4と
電気接続箱1を同様に貫挿孔16により締付けボ
ルト15に通し、ナツト19を締め付けることに
より同時に達成される。
コネクタカバー9には係止枠片11とロツク孔
13をもつロツク片14が設けられているから、
ねじ締め型コネクタ4を差し込むだけで、位置決
めと同時にロツク(ロツク爪8、ロツク孔13)
され、さらに該コネクタのブロツク5,5は自然
に電気接続箱1の裏側における前記外部接続用コ
ネクタに案内されて嵌合する。
13をもつロツク片14が設けられているから、
ねじ締め型コネクタ4を差し込むだけで、位置決
めと同時にロツク(ロツク爪8、ロツク孔13)
され、さらに該コネクタのブロツク5,5は自然
に電気接続箱1の裏側における前記外部接続用コ
ネクタに案内されて嵌合する。
そして、パネルPがコネクタカバー9等に対し
て上方に位置する場合でも、ストツプリング15
aおよび(または)パツキン17を使用すること
により、仮止めできるので取付けが容易にでき
る。
て上方に位置する場合でも、ストツプリング15
aおよび(または)パツキン17を使用すること
により、仮止めできるので取付けが容易にでき
る。
考案の効果
以上説明したように、本考案によれば、電気接
続箱に対するワイヤーハーネスの端末コネクタ、
コネクタの組付とこれらの車体への取付、固定作
業を同時に行うことができ、作業性が大巾に改善
されると共にワイヤーハーネスの端末コネクタは
コネクタカバー内の仮保持部材により仮固定され
るから、作業者がワイヤーハーネスを手で支えて
いる煩わしさから解放され、ワイヤーハーネスも
当初から固定でき、作業余長も最小限で足りる。
続箱に対するワイヤーハーネスの端末コネクタ、
コネクタの組付とこれらの車体への取付、固定作
業を同時に行うことができ、作業性が大巾に改善
されると共にワイヤーハーネスの端末コネクタは
コネクタカバー内の仮保持部材により仮固定され
るから、作業者がワイヤーハーネスを手で支えて
いる煩わしさから解放され、ワイヤーハーネスも
当初から固定でき、作業余長も最小限で足りる。
第1図は本考案の一実施例についての分解斜視
図、第2図は同上の取付状態の断面図、第3図は
従来の取付構造を示す斜視図である。 1……電気接続箱、4……ねじ締め型コネク
タ、9……コネクタカバー、11……係止枠片、
15……締付けボルト、18……枠片、W,
W′……ワイヤーハーネス。
図、第2図は同上の取付状態の断面図、第3図は
従来の取付構造を示す斜視図である。 1……電気接続箱、4……ねじ締め型コネク
タ、9……コネクタカバー、11……係止枠片、
15……締付けボルト、18……枠片、W,
W′……ワイヤーハーネス。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 表側に複数のリレー、ヒユーズ等の電気部品を
装着し、裏側に外部接続用コネクタを有する電気
接続箱、該外部接続用コネクタに接続されるワイ
ヤーハーネスの端末コネクタおよびコネクタカバ
ーを車体やパネル等の被取付部に取り付ける構造
であつて、 前記被取付部に締付けボルトを突設すると共に
前記コネクタカバーに対する位置決め部材を設
け、前記電気接続箱、端末コネクタおよびコネク
タカバーには該締付けボルトに対するボルト貫通
孔を設け、更に前記コネクタカバー内には端末コ
ネクタに対する仮保持部材を設け、前記コネクタ
カバー、端末コネクタおよび電気接続箱を順次締
付けボルトに嵌挿してナツトで締め付けることに
より、前記外部接続用コネクタと端末コネクタと
の接続と同時にコネクタカバーと電気接続箱とを
固定しうるようにしたことを特徴とする電気接続
箱の車体等への取付構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987167881U JPH0534178Y2 (ja) | 1987-11-04 | 1987-11-04 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987167881U JPH0534178Y2 (ja) | 1987-11-04 | 1987-11-04 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0171917U JPH0171917U (ja) | 1989-05-15 |
JPH0534178Y2 true JPH0534178Y2 (ja) | 1993-08-30 |
Family
ID=31456572
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1987167881U Expired - Lifetime JPH0534178Y2 (ja) | 1987-11-04 | 1987-11-04 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0534178Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2722834B2 (ja) * | 1991-02-28 | 1998-03-09 | 住友電装株式会社 | コネクタの取付け構造 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5628479B2 (ja) * | 1974-02-16 | 1981-07-02 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5628479U (ja) * | 1979-08-13 | 1981-03-17 | ||
JPS61159822U (ja) * | 1985-03-25 | 1986-10-03 | ||
JPS62132619U (ja) * | 1986-02-17 | 1987-08-21 |
-
1987
- 1987-11-04 JP JP1987167881U patent/JPH0534178Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5628479B2 (ja) * | 1974-02-16 | 1981-07-02 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0171917U (ja) | 1989-05-15 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH0613558Y2 (ja) | 自動車用配線装置 | |
US5857863A (en) | Automobile instrument panel harness-connecting construction | |
JP3046537B2 (ja) | 自動車のインストルメントパネルハーネスの接続構造 | |
JP2949004B2 (ja) | リレーボックス | |
JPH0243407B2 (ja) | ||
JPH0684511A (ja) | バッテリー用電気接続具 | |
JPH0534178Y2 (ja) | ||
JP3026729B2 (ja) | 電気接続箱の部品固定構造 | |
JPH0654607B2 (ja) | インストルメントパネル用ワイヤーハーネス装置 | |
JP3046536B2 (ja) | 自動車用の電気接続箱および該電気接続箱を備えたインストルメントパネルハーネスの接続構造 | |
JP3435444B2 (ja) | 自動車用ヒューズボックス | |
JP2598102B2 (ja) | コネクタ付ワイヤハ−ネス、および該ハ−ネスと電気接続箱の車体等への取付構造 | |
JPH0783536B2 (ja) | 電気接続箱の車体等への取付構造 | |
JPH0317550Y2 (ja) | ||
JP3357589B2 (ja) | 電気接続箱 | |
JP3042392B2 (ja) | 電子回路付き電気接続箱 | |
JPH031886B2 (ja) | ||
JPS628138Y2 (ja) | ||
JP2501987Y2 (ja) | 螺着型ヒュ―ジブルリンクの取付構造 | |
JP3350942B2 (ja) | ターミナルカバー装置 | |
JPH035108Y2 (ja) | ||
JP2593656Y2 (ja) | 分岐接続箱の電源取入れ構造 | |
JPH0352574Y2 (ja) | ||
JP2866549B2 (ja) | リレーボックス | |
JPH049744Y2 (ja) |