JPH05334898A - 半導体記憶装置 - Google Patents
半導体記憶装置Info
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- JPH05334898A JPH05334898A JP4141146A JP14114692A JPH05334898A JP H05334898 A JPH05334898 A JP H05334898A JP 4141146 A JP4141146 A JP 4141146A JP 14114692 A JP14114692 A JP 14114692A JP H05334898 A JPH05334898 A JP H05334898A
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11C—STATIC STORES
- G11C29/00—Checking stores for correct operation ; Subsequent repair; Testing stores during standby or offline operation
- G11C29/70—Masking faults in memories by using spares or by reconfiguring
- G11C29/78—Masking faults in memories by using spares or by reconfiguring using programmable devices
- G11C29/785—Masking faults in memories by using spares or by reconfiguring using programmable devices with redundancy programming schemes
- G11C29/787—Masking faults in memories by using spares or by reconfiguring using programmable devices with redundancy programming schemes using a fuse hierarchy
-
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- G11C29/814—Masking faults in memories by using spares or by reconfiguring using programmable devices with improved layout for optimized yield
Landscapes
- For Increasing The Reliability Of Semiconductor Memories (AREA)
- Dram (AREA)
- Techniques For Improving Reliability Of Storages (AREA)
- Design And Manufacture Of Integrated Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 エラーチェックビットを有する半導体記憶装
置において、通常の冗長回路方式では救済不能なI/O
ブロックを分離してエラーチェックビットなしの半導体
記憶装置として動作させることにより半導体記憶装置の
製造歩留まりを向上させることを目的とする。 【構成】 I/Oブロック30a〜30iとI/Oパッ
ド6a〜6iとの間に入出力切換回路7を設ける。入出
力切換回路7は、直列に接続されたヒューズ素子10a
〜10iとこのヒューズ素子の一方端の電位に応答して
I/Oブロック30a〜30iとI/Oパッド6a〜6
iの接続経路を決定するスイッチ要素8aおよび8bを
含む。スイッチ要素8aおよび8bは、ヒューズ素子が
すべて導通状態のときI/Oブロック30a〜30iを
I/Oパッド6a〜6iに1対1態様で接続する。ヒュ
ーズ素子が1つ切断された場合、スイッチ要素8aおよ
び8bは、その対応の不良I/OブロックをI/Oパッ
ドから分離しかつ、不良I/Oブロックに対応するパッ
ド方向へ各I/Oブロックの接続経路を切換える。
置において、通常の冗長回路方式では救済不能なI/O
ブロックを分離してエラーチェックビットなしの半導体
記憶装置として動作させることにより半導体記憶装置の
製造歩留まりを向上させることを目的とする。 【構成】 I/Oブロック30a〜30iとI/Oパッ
ド6a〜6iとの間に入出力切換回路7を設ける。入出
力切換回路7は、直列に接続されたヒューズ素子10a
〜10iとこのヒューズ素子の一方端の電位に応答して
I/Oブロック30a〜30iとI/Oパッド6a〜6
iの接続経路を決定するスイッチ要素8aおよび8bを
含む。スイッチ要素8aおよび8bは、ヒューズ素子が
すべて導通状態のときI/Oブロック30a〜30iを
I/Oパッド6a〜6iに1対1態様で接続する。ヒュ
ーズ素子が1つ切断された場合、スイッチ要素8aおよ
び8bは、その対応の不良I/OブロックをI/Oパッ
ドから分離しかつ、不良I/Oブロックに対応するパッ
ド方向へ各I/Oブロックの接続経路を切換える。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は半導体記憶装置に関
し、特に、エラーチェックビット記憶領域を有する半導
体記憶装置に関する。より特定的には、半導体記憶装置
の不良ビットを救済するための構成に関する。
し、特に、エラーチェックビット記憶領域を有する半導
体記憶装置に関する。より特定的には、半導体記憶装置
の不良ビットを救済するための構成に関する。
【0002】
【従来の技術】複数ビット単位でデータの入出力を行な
うことのできる半導体記憶装置には、エラーチェックビ
ットをも合わせて入出力することのできるものがある。
エラーチェックビットは、データを構成するデータビッ
トに誤りが存在するか否かを検出するために利用され
る。エラーをチェックする方法の1つにパリティチェッ
ク方法がある。
うことのできる半導体記憶装置には、エラーチェックビ
ットをも合わせて入出力することのできるものがある。
エラーチェックビットは、データを構成するデータビッ
トに誤りが存在するか否かを検出するために利用され
る。エラーをチェックする方法の1つにパリティチェッ
ク方法がある。
【0003】パリティチェック方法は、データを構成す
るデータビットの“1”の個数が偶数であるか奇数であ
るかに従って1ビットのパリティビットの値を“1”ま
たは“0”に決定してデータビットに付加する。データ
ビットとパリティビットからなるデータ配列において、
常に“1”の個数が偶数または奇数となるように決定さ
れる。データ転送時このデータビットとパリティビット
を受け、このデータ配列に含まれる“1”の個数を検出
しこれによりデータ転送途中におけるデータビットにお
ける1ビットのエラーを検出する。
るデータビットの“1”の個数が偶数であるか奇数であ
るかに従って1ビットのパリティビットの値を“1”ま
たは“0”に決定してデータビットに付加する。データ
ビットとパリティビットからなるデータ配列において、
常に“1”の個数が偶数または奇数となるように決定さ
れる。データ転送時このデータビットとパリティビット
を受け、このデータ配列に含まれる“1”の個数を検出
しこれによりデータ転送途中におけるデータビットにお
ける1ビットのエラーを検出する。
【0004】図16は従来の半導体記憶装置のメモリア
レイの構成を示す図である。図16においては、I/O
0〜I/O8の9ビットの情報を入出力することのでき
るダイナミック・ランダム・アクセス・メモリの構成が
一例として示される。すなわちこのダイナミック・ラン
ダム・アクセス・メモリは通常の×8構成に対して1ビ
ットのパリティ用ビットがさらに加えられた×9構成を
備える。
レイの構成を示す図である。図16においては、I/O
0〜I/O8の9ビットの情報を入出力することのでき
るダイナミック・ランダム・アクセス・メモリの構成が
一例として示される。すなわちこのダイナミック・ラン
ダム・アクセス・メモリは通常の×8構成に対して1ビ
ットのパリティ用ビットがさらに加えられた×9構成を
備える。
【0005】図16において、半導体記憶装置100
は、9ビットの情報I/O0〜I/O8を並列に受ける
ためのパッド6a、6b、6c、6d、6e、6f、6
g、6hおよび6iと、パッド6a〜6iそれぞれに対
応して設けられるメモリセルアレイブロック3a、3
b、3c、3d、3e、3f、3g、3hおよび3iを
含む。以下の説明においては、I/O0〜I/O7の8
ビットをデータビットとし、I/O8の1ビットはパリ
ティビットと想定する。
は、9ビットの情報I/O0〜I/O8を並列に受ける
ためのパッド6a、6b、6c、6d、6e、6f、6
g、6hおよび6iと、パッド6a〜6iそれぞれに対
応して設けられるメモリセルアレイブロック3a、3
b、3c、3d、3e、3f、3g、3hおよび3iを
含む。以下の説明においては、I/O0〜I/O7の8
ビットをデータビットとし、I/O8の1ビットはパリ
ティビットと想定する。
【0006】メモリセルアレイブロック3a〜3iの各
々には、不良ビットを救済するためのスペア用ロウ4a
〜4iとスペア用コラム5a〜5iが設けられる。
々には、不良ビットを救済するためのスペア用ロウ4a
〜4iとスペア用コラム5a〜5iが設けられる。
【0007】メモリセルアレイブロック3a〜3iそれ
ぞれに対して、与えられたアドレス信号をデコードして
対応のメモリセルアレイブロックから1本の行(ワード
線)を選択するためのロウデコーダ1a〜1iが設けら
れる。またメモリセルアレイブロック3a〜3dに対し
て、与えられた列アドレス信号に従って各メモリセルア
レイブロックから1列を選択するためのコラムデータ2
aが設けられる。メモリセルアレイブロック3e〜3i
に対しては、与えられた列アドレス信号をデコードして
メモリセルアレイブロック3e〜3iの各々から1列を
選択するためのコラムデコーダ2bが設けられる。
ぞれに対して、与えられたアドレス信号をデコードして
対応のメモリセルアレイブロックから1本の行(ワード
線)を選択するためのロウデコーダ1a〜1iが設けら
れる。またメモリセルアレイブロック3a〜3dに対し
て、与えられた列アドレス信号に従って各メモリセルア
レイブロックから1列を選択するためのコラムデータ2
aが設けられる。メモリセルアレイブロック3e〜3i
に対しては、与えられた列アドレス信号をデコードして
メモリセルアレイブロック3e〜3iの各々から1列を
選択するためのコラムデコーダ2bが設けられる。
【0008】ロウデコーダ1a〜1iはそれぞれスペア
ロウデコーダを含み、コラムデコーダ2aおよび2bは
それぞれスペアコラムデコーダを含む。スペアロウ(コ
ラム)デコーダは、与えられたアドレスが不良ロウ(ま
たはコラム)を示しているとき、その不良ロウ(または
コラム)の選択を禁止するとともにスペア用ロウ(また
はコラム)において1行(または1列)の選択を行な
う。スペア用ロウ4(スペア用ロウ4a〜4iを総称的
に示す)を選択するためのロウデコーダをスペアロウデ
コーダと称し、スペア用コラム5(スペア用コラム5a
〜5iを総称的に示す)を選択するためのデコーダをス
ペアコラムデータと称し、メモリセルアレイブロック3
(ブロック3a〜3iを総称的に示す)において行およ
び列の選択を行なうデコーダをノーマルロウデコーダお
よびノーマルコラムデコーダと称す。
ロウデコーダを含み、コラムデコーダ2aおよび2bは
それぞれスペアコラムデコーダを含む。スペアロウ(コ
ラム)デコーダは、与えられたアドレスが不良ロウ(ま
たはコラム)を示しているとき、その不良ロウ(または
コラム)の選択を禁止するとともにスペア用ロウ(また
はコラム)において1行(または1列)の選択を行な
う。スペア用ロウ4(スペア用ロウ4a〜4iを総称的
に示す)を選択するためのロウデコーダをスペアロウデ
コーダと称し、スペア用コラム5(スペア用コラム5a
〜5iを総称的に示す)を選択するためのデコーダをス
ペアコラムデータと称し、メモリセルアレイブロック3
(ブロック3a〜3iを総称的に示す)において行およ
び列の選択を行なうデコーダをノーマルロウデコーダお
よびノーマルコラムデコーダと称す。
【0009】メモリセルアレイブロック3a〜3dはそ
れぞれデータバス40aを介してパッド6a〜6dに接
続される。メモリセルアレイブロック3e〜3iはデー
タバス40bを介してパッド6e〜6iに接続される。
ここで、入出力信号をバッファ処理するための入出力回
路は示していないが、この入出力回路はメモリセルアレ
イブロック3a〜3i各々に対応して設けられている。
データバス40aおよび40bはパッド6a〜6iとこ
のようなバッファ処理するための入出力回路との間に配
置される。
れぞれデータバス40aを介してパッド6a〜6dに接
続される。メモリセルアレイブロック3e〜3iはデー
タバス40bを介してパッド6e〜6iに接続される。
ここで、入出力信号をバッファ処理するための入出力回
路は示していないが、この入出力回路はメモリセルアレ
イブロック3a〜3i各々に対応して設けられている。
データバス40aおよび40bはパッド6a〜6iとこ
のようなバッファ処理するための入出力回路との間に配
置される。
【0010】上述のごとく、メモリセルアレイブロック
3a〜3iそれぞれにスペア用のロウおよびスペア用コ
ラムが設けられる。デバイス製造工程における異物の混
入またはシリコン基板自体の欠陥を原因として、或るメ
モリセルアレイブロック3において正しく動作しないメ
モリセルが存在する場合が生じる。この正しく動作しな
い不良メモリセルを含む行または列をスペア用ロウ4ま
たはスペア用コラム5で置換える。不良メモリセルをス
ペアのメモリセルと置換えることにより、メモリセルア
レイブロック内の不良メモリセルが救済される。これに
より、或るメモリセルアレイブロック内において不良メ
モリセルが存在する場合においても、そのメモリセルア
レイブロック内において必要な数の正常動作するメモリ
セルアレイを確保することができる。
3a〜3iそれぞれにスペア用のロウおよびスペア用コ
ラムが設けられる。デバイス製造工程における異物の混
入またはシリコン基板自体の欠陥を原因として、或るメ
モリセルアレイブロック3において正しく動作しないメ
モリセルが存在する場合が生じる。この正しく動作しな
い不良メモリセルを含む行または列をスペア用ロウ4ま
たはスペア用コラム5で置換える。不良メモリセルをス
ペアのメモリセルと置換えることにより、メモリセルア
レイブロック内の不良メモリセルが救済される。これに
より、或るメモリセルアレイブロック内において不良メ
モリセルが存在する場合においても、そのメモリセルア
レイブロック内において必要な数の正常動作するメモリ
セルアレイを確保することができる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】従来の半導体記憶装置
においては、I/Oブロックそれぞれにおいてスペア用
ロウ4およびスペア用コラム5が設けられる。ここで、
I/Oブロックは、1ビットに関連する回路ブロックを
示すものとして以下の説明においては用いる。すなわち
I/Oブロックは、メモリセルアレイブロック、スペア
ロウ、スペアコラム、ロウデコーダ、および入出力バッ
ファ回路(図16には示さず)を含む。
においては、I/Oブロックそれぞれにおいてスペア用
ロウ4およびスペア用コラム5が設けられる。ここで、
I/Oブロックは、1ビットに関連する回路ブロックを
示すものとして以下の説明においては用いる。すなわち
I/Oブロックは、メモリセルアレイブロック、スペア
ロウ、スペアコラム、ロウデコーダ、および入出力バッ
ファ回路(図16には示さず)を含む。
【0012】不良メモリセルの置換は、各I/Oブロッ
ク独立に行なわれる。たとえば、メモリセルアレイブロ
ック3aの不良メモリセルはスペア用ロウ4aまたはス
ペア用コラム5aとしか置換することができない。不良
メモリセルが或る特定のI/Oブロックに集中した場
合、そのI/Oブロック内に設けられているスペア用ロ
ウ4およびスペア用コラム5では置換しきれない場合が
生じる。この場合、そのI/Oブロックは欠陥ブロック
となる。このような半導体記憶装置は×9構成の半導体
記憶装置としては完全動作しないため、不良品として処
理される。このため、生産歩留まりが向上しないという
問題が生じる。
ク独立に行なわれる。たとえば、メモリセルアレイブロ
ック3aの不良メモリセルはスペア用ロウ4aまたはス
ペア用コラム5aとしか置換することができない。不良
メモリセルが或る特定のI/Oブロックに集中した場
合、そのI/Oブロック内に設けられているスペア用ロ
ウ4およびスペア用コラム5では置換しきれない場合が
生じる。この場合、そのI/Oブロックは欠陥ブロック
となる。このような半導体記憶装置は×9構成の半導体
記憶装置としては完全動作しないため、不良品として処
理される。このため、生産歩留まりが向上しないという
問題が生じる。
【0013】×9構成の半導体記憶装置において、不良
I/Oブロックが存在する場合、その不良I/Oブロッ
クを用いず×8構成の半導体記憶装置として利用するこ
とが考えられる。しかしながら、不良I/Oブロックの
位置を予測することはできない。I/Oブロックと信号
入出力用のパッドとの接続関係は一意的に定められてい
る。したがって、×8構成の半導体記憶装置として再利
用する場合、使用すべきでないパッド位置を予測するこ
とができない。パッドと半導体記憶装置の外部端子との
接続は一意的に定められる。外部端子においてデータ入
出力端子の位置/配列は仕様において一意的に定められ
る。したがって、従来の半導体記憶装置の構成において
は、不良I/Oブロックが存在した場合に×8構成の半
導体記憶装置として再利用することができない。製品ご
とにデータ入出力端子の位置が異なるためである。
I/Oブロックが存在する場合、その不良I/Oブロッ
クを用いず×8構成の半導体記憶装置として利用するこ
とが考えられる。しかしながら、不良I/Oブロックの
位置を予測することはできない。I/Oブロックと信号
入出力用のパッドとの接続関係は一意的に定められてい
る。したがって、×8構成の半導体記憶装置として再利
用する場合、使用すべきでないパッド位置を予測するこ
とができない。パッドと半導体記憶装置の外部端子との
接続は一意的に定められる。外部端子においてデータ入
出力端子の位置/配列は仕様において一意的に定められ
る。したがって、従来の半導体記憶装置の構成において
は、不良I/Oブロックが存在した場合に×8構成の半
導体記憶装置として再利用することができない。製品ご
とにデータ入出力端子の位置が異なるためである。
【0014】それゆえ、この発明の目的は、不良I/O
ブロックが存在しても別品種として利用することのでき
る半導体記憶装置を提供することである。
ブロックが存在しても別品種として利用することのでき
る半導体記憶装置を提供することである。
【0015】この発明の他の目的は、不良I/Oブロッ
クが存在した場合にはエラーチェックビットなしの半導
体記憶装置として利用することのできるエラーチェック
ビット付半導体記憶装置を提供することである。
クが存在した場合にはエラーチェックビットなしの半導
体記憶装置として利用することのできるエラーチェック
ビット付半導体記憶装置を提供することである。
【0016】この発明のさらに他の目的は、製品歩留ま
りを向上させることのできる半導体記憶装置を提供する
ことである。
りを向上させることのできる半導体記憶装置を提供する
ことである。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明においては、ビッ
ト入出力用(IO)パッドとI/Oブロックとの間に接
続手段を設け、不良I/Oブロックが存在した場合には
この接続手段によりI/OブロックとI/Oパッドとの
接続を変更する。不良I/Oブロックはビット入力また
は出力用パッドとは切離される。
ト入出力用(IO)パッドとI/Oブロックとの間に接
続手段を設け、不良I/Oブロックが存在した場合には
この接続手段によりI/OブロックとI/Oパッドとの
接続を変更する。不良I/Oブロックはビット入力また
は出力用パッドとは切離される。
【0018】すなわち、請求項1に係る半導体記憶装置
は、エラーチェック用ビットおよびデータビットを並列
に受けるための複数のパッドと、複数のパッドに対応し
て設けられる複数のメモリセルアレイブロックとを含
む。エラーチェック用ビットおよびデータビットは所定
のビット順序で配置される。
は、エラーチェック用ビットおよびデータビットを並列
に受けるための複数のパッドと、複数のパッドに対応し
て設けられる複数のメモリセルアレイブロックとを含
む。エラーチェック用ビットおよびデータビットは所定
のビット順序で配置される。
【0019】この請求項1に係る半導体記憶装置はさら
に、メモリセルアレイブロックにおいて不良のメモリセ
ルアレイブロックが存在するときには、この不良メモリ
セルアレイブロックを切離すための切離し指示信号を発
生する手段と、複数のメモリセルアレイブロック各々と
パッドとの間に設けられ、各メモリセルアレイブロック
と対応のパッドとを電気的に接続するための接続手段を
備える。この接続手段は、切離し指示信号に応答して、
不良メモリセルアレイブロックをすべてのパッドから電
気的に切離しかつ不良メモリセルアレイブロックを除く
メモリセルアレイブロックを不良ブロックを基準として
データビット記憶用のアレイブロックのみの第1のグル
ープと残りのデータビット記憶用アレイブロックとエラ
ーチェックビット記憶用のメモリセルアレイブロックと
を含む第2のグループとに分割する。この接続手段はさ
らに、切離し指示信号に応答して、第2のグループのメ
モリセルアレイブロックとパッドとの接続を、不良メモ
リセルアレイブロックに対応するパッドに対してこの第
2のグループのメモリセルアレイブロックの1つが接続
されかつエラーチェック用ビットのためのパッドにはメ
モリセルアレイブロックが非接続となるようにすべてを
変更する。
に、メモリセルアレイブロックにおいて不良のメモリセ
ルアレイブロックが存在するときには、この不良メモリ
セルアレイブロックを切離すための切離し指示信号を発
生する手段と、複数のメモリセルアレイブロック各々と
パッドとの間に設けられ、各メモリセルアレイブロック
と対応のパッドとを電気的に接続するための接続手段を
備える。この接続手段は、切離し指示信号に応答して、
不良メモリセルアレイブロックをすべてのパッドから電
気的に切離しかつ不良メモリセルアレイブロックを除く
メモリセルアレイブロックを不良ブロックを基準として
データビット記憶用のアレイブロックのみの第1のグル
ープと残りのデータビット記憶用アレイブロックとエラ
ーチェックビット記憶用のメモリセルアレイブロックと
を含む第2のグループとに分割する。この接続手段はさ
らに、切離し指示信号に応答して、第2のグループのメ
モリセルアレイブロックとパッドとの接続を、不良メモ
リセルアレイブロックに対応するパッドに対してこの第
2のグループのメモリセルアレイブロックの1つが接続
されかつエラーチェック用ビットのためのパッドにはメ
モリセルアレイブロックが非接続となるようにすべてを
変更する。
【0020】請求項2に係る半導体記憶装置では、この
接続手段がパッドと入力ステージとの間およびメモリセ
ルアレイブロックからの信号を増幅する出力増幅手段と
パッドをこの出力増幅手段の出力に応答して駆動する最
終出力段との間にそれぞれ設けられる。
接続手段がパッドと入力ステージとの間およびメモリセ
ルアレイブロックからの信号を増幅する出力増幅手段と
パッドをこの出力増幅手段の出力に応答して駆動する最
終出力段との間にそれぞれ設けられる。
【0021】請求項3に係る半導体記憶装置は、エラー
チェックビットおよびデータビットを並列に受けるため
の複数のパッドと、この複数のパッドに対応して設けら
れる複数のメモリセルアレイブロックを含む。エラーチ
ェックビットおよびデータビットはこの並列において所
定のビット順序で配列される。
チェックビットおよびデータビットを並列に受けるため
の複数のパッドと、この複数のパッドに対応して設けら
れる複数のメモリセルアレイブロックを含む。エラーチ
ェックビットおよびデータビットはこの並列において所
定のビット順序で配列される。
【0022】請求項3に係る半導体記憶装置はさらに、
第1の電位と第2の電位との間に直列に接続される複数
のヒューズ素子を含む接続態様決定手段を含む。この複
数のヒューズ素子は複数のメモリセルアレイブロックに
対応する。
第1の電位と第2の電位との間に直列に接続される複数
のヒューズ素子を含む接続態様決定手段を含む。この複
数のヒューズ素子は複数のメモリセルアレイブロックに
対応する。
【0023】請求項3に係る半導体記憶装置はさらに、
この複数のメモリセルアレイブロックと複数のパッドと
の間に設けられ、接続態様決定手段のヒューズ素子がす
べて導通状態のときこのメモリセルアレイブロックと対
応のパッドとを電気的に接続する第1の接続手段と、複
数のメモリセルアレイブロックと複数のパッドとの間に
設けられ、複数のヒューズ素子のうちの1つが非導通と
されたとき、この非導通のヒューズ素子に対応するメモ
リセルアレイブロックをすべてのパッドから分離しかつ
この分離されたメモリセルアレイブロックに対応するパ
ッドにビット順序において隣接するパッドからエラービ
ット用パッドの間の各パッドに対応するメモリセルアレ
イブロックの接続先をすべて、ビット順序においてこの
分離されたメモリセルアレイブロックに対応するパッド
方向に移動させる第2の接続手段を備える。
この複数のメモリセルアレイブロックと複数のパッドと
の間に設けられ、接続態様決定手段のヒューズ素子がす
べて導通状態のときこのメモリセルアレイブロックと対
応のパッドとを電気的に接続する第1の接続手段と、複
数のメモリセルアレイブロックと複数のパッドとの間に
設けられ、複数のヒューズ素子のうちの1つが非導通と
されたとき、この非導通のヒューズ素子に対応するメモ
リセルアレイブロックをすべてのパッドから分離しかつ
この分離されたメモリセルアレイブロックに対応するパ
ッドにビット順序において隣接するパッドからエラービ
ット用パッドの間の各パッドに対応するメモリセルアレ
イブロックの接続先をすべて、ビット順序においてこの
分離されたメモリセルアレイブロックに対応するパッド
方向に移動させる第2の接続手段を備える。
【0024】請求項4に係る半導体記憶装置は、与えら
れた信号をバッファ処理して対応のI/Oブロックへ伝
達する入力手段と、対応のI/Oブロックからの信号を
増幅する信号増幅手段と、この信号増幅手段の出力に応
答して対応のパッドを駆動する最終出力手段を含む。
れた信号をバッファ処理して対応のI/Oブロックへ伝
達する入力手段と、対応のI/Oブロックからの信号を
増幅する信号増幅手段と、この信号増幅手段の出力に応
答して対応のパッドを駆動する最終出力手段を含む。
【0025】この請求項4記載の半導体記憶装置におい
ては、第1および第2の接続手段は共に、各パッドと入
力手段との間、および最終出力手段と出力増幅手段との
間にそれぞれ設けられる。
ては、第1および第2の接続手段は共に、各パッドと入
力手段との間、および最終出力手段と出力増幅手段との
間にそれぞれ設けられる。
【0026】請求項5に係る半導体記憶装置は、エラー
チェックビットおよびデータビットを並列に受けるため
の複数のパッドと、この複数のパッドに対応して設けら
れる複数のメモリセルアレイブロックを含む。エラーチ
ェックビットおよびデータビットは、所定のビット順序
で並列に複数のパッドへ与えられる。
チェックビットおよびデータビットを並列に受けるため
の複数のパッドと、この複数のパッドに対応して設けら
れる複数のメモリセルアレイブロックを含む。エラーチ
ェックビットおよびデータビットは、所定のビット順序
で並列に複数のパッドへ与えられる。
【0027】請求項5に係る半導体記憶装置は、第1の
電位と第2の電位との間に直列に設けられる複数のヒュ
ーズ素子を含む。この複数のヒューズ素子は、メモリセ
ルアレイブロックに対応して設けられる。
電位と第2の電位との間に直列に設けられる複数のヒュ
ーズ素子を含む。この複数のヒューズ素子は、メモリセ
ルアレイブロックに対応して設けられる。
【0028】請求項5に係る半導体記憶装置はさらに、
各メモリセルアレイブロックと各パッドとの間に設けら
れ、対応のヒューズ素子の一方端の電位に応答して導通
する複数の第1の信号転送手段を含む。この複数の第1
の信号転送手段は、対応のメモリセルアレイブロックと
対応のパッドとの間での信号転送経路を与える。
各メモリセルアレイブロックと各パッドとの間に設けら
れ、対応のヒューズ素子の一方端の電位に応答して導通
する複数の第1の信号転送手段を含む。この複数の第1
の信号転送手段は、対応のメモリセルアレイブロックと
対応のパッドとの間での信号転送経路を与える。
【0029】請求項5に係る半導体記憶装置はさらに、
上記ビット順序において第1ビットに対応するメモリセ
ルアレイブロックを除くメモリセルアレイブロックの各
々と各パッドとの間に設けられ、対応のヒューズ素子の
他方端の電位に応答して導通する複数の第2の信号転送
手段を含む。この第2の信号転送手段は第1の信号転送
手段と相補的に導通状態となる。この第2の信号転送手
段は、対応のメモリセルアレイブロックと対応のパッド
に対しビット順序において上記第1ビットの方向に隣接
するパッドとの間での信号転送経路を与える。
上記ビット順序において第1ビットに対応するメモリセ
ルアレイブロックを除くメモリセルアレイブロックの各
々と各パッドとの間に設けられ、対応のヒューズ素子の
他方端の電位に応答して導通する複数の第2の信号転送
手段を含む。この第2の信号転送手段は第1の信号転送
手段と相補的に導通状態となる。この第2の信号転送手
段は、対応のメモリセルアレイブロックと対応のパッド
に対しビット順序において上記第1ビットの方向に隣接
するパッドとの間での信号転送経路を与える。
【0030】請求項6記載の半導体記憶装置は、与えら
れたデータをバッファ処理して対応のメモリセルアレイ
ブロックへ伝達するための入力手段と、対応のメモリセ
ルアレイブロックから出力された情報を増幅する出力増
幅手段と、この出力増幅手段の出力に応答して対応のパ
ッドを駆動する最終出力手段とを含む。
れたデータをバッファ処理して対応のメモリセルアレイ
ブロックへ伝達するための入力手段と、対応のメモリセ
ルアレイブロックから出力された情報を増幅する出力増
幅手段と、この出力増幅手段の出力に応答して対応のパ
ッドを駆動する最終出力手段とを含む。
【0031】この請求項6記載の半導体記憶装置におい
ては、上記第1および第2の信号転送手段はパッドと入
力手段との間および出力増幅手段と最終出力手段との間
にそれぞれ設けられる。
ては、上記第1および第2の信号転送手段はパッドと入
力手段との間および出力増幅手段と最終出力手段との間
にそれぞれ設けられる。
【0032】請求項7に係る半導体記憶装置は、エラー
チェックビットとデータビットとを並列に受けるための
複数のパッドと、この複数のパッドに対応して設けられ
る複数のメモリセルアレイブロックを含む。エラーチェ
ックビットおよびデータビットは並列態様において所定
の順序で配置される。複数のメモリセルアレイブロック
は複数のサブブロックを含む。この複数のサブブロック
のうち1つのサブブロックのみが選択されて活性化さ
れ、ビットの入出力を行なう。
チェックビットとデータビットとを並列に受けるための
複数のパッドと、この複数のパッドに対応して設けられ
る複数のメモリセルアレイブロックを含む。エラーチェ
ックビットおよびデータビットは並列態様において所定
の順序で配置される。複数のメモリセルアレイブロック
は複数のサブブロックを含む。この複数のサブブロック
のうち1つのサブブロックのみが選択されて活性化さ
れ、ビットの入出力を行なう。
【0033】請求項7に係る半導体記憶装置はさらに、
複数のサブブロックに対応して設けられかつサブブロッ
ク指定信号に応答して活性化され、この複数のサブブロ
ックのいずれかに不良サブブロックが存在するときこの
不良サブブロックを含むメモリセルアレイブロックを切
離すための切離し指示信号を発生する接続態様決定手段
と、複数のメモリセルアレイブロックと複数のパッドと
の間に設けられ、各メモリセルアレイブロックと対応の
パッドとを電気的に接続するための接続手段を含む。
複数のサブブロックに対応して設けられかつサブブロッ
ク指定信号に応答して活性化され、この複数のサブブロ
ックのいずれかに不良サブブロックが存在するときこの
不良サブブロックを含むメモリセルアレイブロックを切
離すための切離し指示信号を発生する接続態様決定手段
と、複数のメモリセルアレイブロックと複数のパッドと
の間に設けられ、各メモリセルアレイブロックと対応の
パッドとを電気的に接続するための接続手段を含む。
【0034】この接続手段は、上記切離し指示信号に応
答して、対応のメモリセルアレイブロックをすべてのパ
ッドから切離し、かつこの対応のメモリセルアレイブロ
ックに対応するパッドにビット順序において隣接するパ
ッドからエラービット用パッドの間のパッド各々に対す
るメモリセルアレイブロックの接続先を上記ビット順序
において上記不良サブブロックを含むメモリセルアレイ
ブロックに対応するパッド方向へ1つ移行させる手段を
含む。
答して、対応のメモリセルアレイブロックをすべてのパ
ッドから切離し、かつこの対応のメモリセルアレイブロ
ックに対応するパッドにビット順序において隣接するパ
ッドからエラービット用パッドの間のパッド各々に対す
るメモリセルアレイブロックの接続先を上記ビット順序
において上記不良サブブロックを含むメモリセルアレイ
ブロックに対応するパッド方向へ1つ移行させる手段を
含む。
【0035】請求項8に係る半導体記憶装置は、与えら
れた信号をバッファ処理して対応のメモリセルアレイブ
ロックへ伝達する入力手段と、対応のメモリセルアレイ
ブロックから出力された信号を増幅する出力増幅手段
と、この出力増幅手段に応答して対応のパッドを駆動す
る最終出力手段とを含む。この請求項8に係る半導体記
憶装置においては、接続手段がパッドと入力手段との間
および出力増幅手段と最終出力手段との間にそれぞれ設
けられる。
れた信号をバッファ処理して対応のメモリセルアレイブ
ロックへ伝達する入力手段と、対応のメモリセルアレイ
ブロックから出力された信号を増幅する出力増幅手段
と、この出力増幅手段に応答して対応のパッドを駆動す
る最終出力手段とを含む。この請求項8に係る半導体記
憶装置においては、接続手段がパッドと入力手段との間
および出力増幅手段と最終出力手段との間にそれぞれ設
けられる。
【0036】
【作用】請求項1に係る発明においては、接続手段は、
不良メモリセルアレイブロックが存在するとき切離し指
示信号に従って、不良メモリセルアレイブロックをすべ
てのパッドから切離す。この接続手段はさらに切離し指
示信号に応答して、この不良メモリセルアレイブロック
にビット順序において隣接するメモリセルアレイブロッ
クからエラーチェックビット記憶用のメモリセルアレイ
ブロックの間のすべてのメモリセルアレイブロックの接
続先を変更する。このとき、不良メモリセルアレイブロ
ックに対応するパッドには第2のグループのメモリセル
アレイブロックの1つが接続される。エラーチェック用
ビットのパッドに対してはメモリセルアレイブロックが
非接続とされる。したがって、不良メモリセルアレイが
存在した場合、常にエラーチェック用ビットのためのパ
ッドを除くパッドと正常メモリセルアレイブロックとの
接続が行なわれる。これにより、常に不良メモリセルア
レイブロック救済時において利用することのできるパッ
ド位置は固定され、エラーチェックビット付半導体記憶
装置をエラーチェックビットなしの半導体記憶装置とし
て利用することができる。
不良メモリセルアレイブロックが存在するとき切離し指
示信号に従って、不良メモリセルアレイブロックをすべ
てのパッドから切離す。この接続手段はさらに切離し指
示信号に応答して、この不良メモリセルアレイブロック
にビット順序において隣接するメモリセルアレイブロッ
クからエラーチェックビット記憶用のメモリセルアレイ
ブロックの間のすべてのメモリセルアレイブロックの接
続先を変更する。このとき、不良メモリセルアレイブロ
ックに対応するパッドには第2のグループのメモリセル
アレイブロックの1つが接続される。エラーチェック用
ビットのパッドに対してはメモリセルアレイブロックが
非接続とされる。したがって、不良メモリセルアレイが
存在した場合、常にエラーチェック用ビットのためのパ
ッドを除くパッドと正常メモリセルアレイブロックとの
接続が行なわれる。これにより、常に不良メモリセルア
レイブロック救済時において利用することのできるパッ
ド位置は固定され、エラーチェックビット付半導体記憶
装置をエラーチェックビットなしの半導体記憶装置とし
て利用することができる。
【0037】請求項2に係る半導体記憶装置において
は、接続手段が入力手段とパッドとの間および信号出力
手段と最終出力手段との間に設けられる。これにより接
続手段の構成要素の信号転送方向を一方方向とすること
ができ、データの入出力を高速で行なうことができる。
は、接続手段が入力手段とパッドとの間および信号出力
手段と最終出力手段との間に設けられる。これにより接
続手段の構成要素の信号転送方向を一方方向とすること
ができ、データの入出力を高速で行なうことができる。
【0038】請求項3に係る半導体記憶装置において
は、不良メモリセルアレイブロックが存在した場合に
は、対応のヒューズ素子が非導通状態とされる。第2の
接続手段は、このヒューズ素子の非導通状態に従って、
不良メモリセルアレイブロックからエラーチェックビッ
ト用メモリセルアレイブロックの間のメモリセルアレイ
ブロックの接続先をすべてビット順序においてこの不良
メモリセルアレイブロックに対応するパッド方向に移動
させる。これにより常に不良メモリセルアレイブロック
分離時において、利用することのできるパッドの位置は
固定されるため、エラーチェックビット付半導体記憶装
置をエラーチェックビットなし半導体記憶装置として利
用することができる。
は、不良メモリセルアレイブロックが存在した場合に
は、対応のヒューズ素子が非導通状態とされる。第2の
接続手段は、このヒューズ素子の非導通状態に従って、
不良メモリセルアレイブロックからエラーチェックビッ
ト用メモリセルアレイブロックの間のメモリセルアレイ
ブロックの接続先をすべてビット順序においてこの不良
メモリセルアレイブロックに対応するパッド方向に移動
させる。これにより常に不良メモリセルアレイブロック
分離時において、利用することのできるパッドの位置は
固定されるため、エラーチェックビット付半導体記憶装
置をエラーチェックビットなし半導体記憶装置として利
用することができる。
【0039】請求項4に係る半導体記憶装置において
は、第1および第2の接続手段がそれぞれパッドと入力
手段との間および最終出力手段と出力増幅手段との間に
設けられる。これにより、この第1および第2の接続手
段の接続に方向性を持たせることができ、信号転送を高
速で行なうことができ、高速動作する半導体記憶装置が
得られる。
は、第1および第2の接続手段がそれぞれパッドと入力
手段との間および最終出力手段と出力増幅手段との間に
設けられる。これにより、この第1および第2の接続手
段の接続に方向性を持たせることができ、信号転送を高
速で行なうことができ、高速動作する半導体記憶装置が
得られる。
【0040】請求項5に係る半導体記憶装置において
は、ヒューズ素子を非導通状態とすることにより、この
非導通状態とされたヒューズ素子から第2の電位の間に
接続されたヒューズ素子に対応する第1および第2の信
号転送手段のオン/オフ状態が逆転し、各対応のメモリ
セルアレイブロックとパッドとの接続がビット順序にお
いて一方方向へすべて1つシフトされる。これにより不
良メモリセルアレイブロック切離し時において、利用す
ることのできるパッド位置は常にその不良メモリセルア
レイブロックの位置にかかわらず固定される。これによ
り、半導体記憶装置を別品種の半導体記憶装置として利
用することができる。
は、ヒューズ素子を非導通状態とすることにより、この
非導通状態とされたヒューズ素子から第2の電位の間に
接続されたヒューズ素子に対応する第1および第2の信
号転送手段のオン/オフ状態が逆転し、各対応のメモリ
セルアレイブロックとパッドとの接続がビット順序にお
いて一方方向へすべて1つシフトされる。これにより不
良メモリセルアレイブロック切離し時において、利用す
ることのできるパッド位置は常にその不良メモリセルア
レイブロックの位置にかかわらず固定される。これによ
り、半導体記憶装置を別品種の半導体記憶装置として利
用することができる。
【0041】請求項6に係る半導体記憶装置において
は、第1および第2の信号転送手段が、入力手段とパッ
ドの間および出力増幅手段と最終出力手段との間に設け
られる。これにより各第1および第2の信号転送手段に
対し信号転送において方向性を持たせることができ、信
号転送を高速で行なうことができ、高速動作する半導体
記憶装置が得られる。
は、第1および第2の信号転送手段が、入力手段とパッ
ドの間および出力増幅手段と最終出力手段との間に設け
られる。これにより各第1および第2の信号転送手段に
対し信号転送において方向性を持たせることができ、信
号転送を高速で行なうことができ、高速動作する半導体
記憶装置が得られる。
【0042】請求項7に係る半導体記憶装置において
は、不良サブブロックが存在した場合、この不良サブブ
ロックを含むメモリセルアレイブロックが切離され、残
りのメモリセルアレイブロックとパッドとの接続が変更
される。これにより、複数のメモリセルアレイブロック
において不良サブブロックが存在しても、選択されたサ
ブブロックに従って、このメモリセルアレイブロックと
パッドとの接続が切換えられる。この切換え時において
も、常に利用されるパッドは特定の位置に設けられたパ
ッドである。これにより、より多くの不良メモリセルア
レイブロックを救済することができ、より製品歩留まり
を向上させることができる。
は、不良サブブロックが存在した場合、この不良サブブ
ロックを含むメモリセルアレイブロックが切離され、残
りのメモリセルアレイブロックとパッドとの接続が変更
される。これにより、複数のメモリセルアレイブロック
において不良サブブロックが存在しても、選択されたサ
ブブロックに従って、このメモリセルアレイブロックと
パッドとの接続が切換えられる。この切換え時において
も、常に利用されるパッドは特定の位置に設けられたパ
ッドである。これにより、より多くの不良メモリセルア
レイブロックを救済することができ、より製品歩留まり
を向上させることができる。
【0043】請求項8に係る半導体記憶装置において
は、この接続手段が入力手段とパッドの間および出力増
幅手段と最終出力手段との間に設けられる。これにより
接続手段の、信号転送方向に方向性を持たせることがで
き、より高速でデータの入出力を行なうことができる。
は、この接続手段が入力手段とパッドの間および出力増
幅手段と最終出力手段との間に設けられる。これにより
接続手段の、信号転送方向に方向性を持たせることがで
き、より高速でデータの入出力を行なうことができる。
【0044】
(実施例1)図1はこの発明の第1の実施例である半導
体記憶装置のメモリセルアレイの配置を示す図である。
図1において、半導体記憶装置100は、チップ外周に
沿って配置されるパッド6a、6b、6c、6d、6
e、6f、6g、6hおよび6iを含む。パッド6aな
いし6dはチップの一方側に配置され、パッド6eない
し6iはチップの他方側に配置される。パッド6a〜6
iにはそれぞれ情報ビットI/O0、I/O1、I/O
2、I/O3、I/O4、I/O5、I/O6、I/O
7、およびI/O8が与えられる。以下の説明において
は、パッド6iへ与えられる情報ビットI/O8がエラ
ーチェック用のビットすなわちパリティビットであり、
残りのパッド6a〜6hに与えられる情報ビットI/O
0〜I/O7がデータビットであるとする。
体記憶装置のメモリセルアレイの配置を示す図である。
図1において、半導体記憶装置100は、チップ外周に
沿って配置されるパッド6a、6b、6c、6d、6
e、6f、6g、6hおよび6iを含む。パッド6aな
いし6dはチップの一方側に配置され、パッド6eない
し6iはチップの他方側に配置される。パッド6a〜6
iにはそれぞれ情報ビットI/O0、I/O1、I/O
2、I/O3、I/O4、I/O5、I/O6、I/O
7、およびI/O8が与えられる。以下の説明において
は、パッド6iへ与えられる情報ビットI/O8がエラ
ーチェック用のビットすなわちパリティビットであり、
残りのパッド6a〜6hに与えられる情報ビットI/O
0〜I/O7がデータビットであるとする。
【0045】メモリセルアレイはパッド6a〜6iに対
応して分割されるメモリセルアレイブロック3a、3
b、3c、3d、3e、3f、3g、3h、および3i
を含む。メモリセルアレイブロック3a〜3iの各々に
は、スペア用ロウ4a〜4iおよびスペア用コラム5a
〜5iが配置される。スペア用ロウ4(スペア用ロウ4
a〜4iを一般的に示す)およびスペア用コラム5(ス
ペア用コラム5a〜5iを一般的に示す)は対応のメモ
リセルアレイブロック3(メモリセルアレイブロック3
a〜3iを一般的に示す)のメモリセルと置換可能であ
る。すなわち、1つのメモリセルアレイブロック3にお
ける不良メモリセルは対応のスペア用ロウ4またはスペ
ア用コラム5により救済することができる。
応して分割されるメモリセルアレイブロック3a、3
b、3c、3d、3e、3f、3g、3h、および3i
を含む。メモリセルアレイブロック3a〜3iの各々に
は、スペア用ロウ4a〜4iおよびスペア用コラム5a
〜5iが配置される。スペア用ロウ4(スペア用ロウ4
a〜4iを一般的に示す)およびスペア用コラム5(ス
ペア用コラム5a〜5iを一般的に示す)は対応のメモ
リセルアレイブロック3(メモリセルアレイブロック3
a〜3iを一般的に示す)のメモリセルと置換可能であ
る。すなわち、1つのメモリセルアレイブロック3にお
ける不良メモリセルは対応のスペア用ロウ4またはスペ
ア用コラム5により救済することができる。
【0046】メモリセルアレイブロック3a〜3iに対
してロウデコーダ1a〜1iが設けられる。ロウデコー
ダ1a〜1iはまた、スペア用ロウ4a〜4iを選択す
るためのスペアロウデコーダをも含む。メモリセルアレ
イブロック3a〜3dに対してコラムデコーダ2aが設
けられ、メモリセルアレイブロック3e〜3iに対して
コラムデコーダ2eが設けられる。コラムデコーダ2a
および2bは、それぞれスペア用コラム5a〜5dおよ
び5e〜5iを選択するためのスペアコラムデコーダを
含む。図1においては、このコラムデコーダ2aおよび
2bは、それぞれスペア用コラム5a〜5dおよび5e
〜5iにおいて同一列アドレスのスペアコラムを選択す
るように示される。これは、各スペア用コラム5a〜5
dおよび5e〜5iにおいてそれぞれ独立にスペアコラ
ムの選択が行なわれる構成であってもよい。
してロウデコーダ1a〜1iが設けられる。ロウデコー
ダ1a〜1iはまた、スペア用ロウ4a〜4iを選択す
るためのスペアロウデコーダをも含む。メモリセルアレ
イブロック3a〜3dに対してコラムデコーダ2aが設
けられ、メモリセルアレイブロック3e〜3iに対して
コラムデコーダ2eが設けられる。コラムデコーダ2a
および2bは、それぞれスペア用コラム5a〜5dおよ
び5e〜5iを選択するためのスペアコラムデコーダを
含む。図1においては、このコラムデコーダ2aおよび
2bは、それぞれスペア用コラム5a〜5dおよび5e
〜5iにおいて同一列アドレスのスペアコラムを選択す
るように示される。これは、各スペア用コラム5a〜5
dおよび5e〜5iにおいてそれぞれ独立にスペアコラ
ムの選択が行なわれる構成であってもよい。
【0047】半導体記憶装置100はさらに、パッド6
a〜6iとI/Oブロックとの間の接続を制御するため
の入出力切換回路7を含む。I/Oブロックは、ロウデ
コーダ1(ロウデコーダ1a〜1iを一般的に示す)、
メモリセルアレイブロック3、スペア用ロウ4、および
スペア用コラム5を含むとともにさらに、このメモリセ
ルアレイブロックへの情報の書込および読出を行なうた
めの入力回路および出力回路を含む。以下の説明におい
て、I/Oブロックの入出力部は、この各ブロックに対
して設けられる入出力回路部を示す。
a〜6iとI/Oブロックとの間の接続を制御するため
の入出力切換回路7を含む。I/Oブロックは、ロウデ
コーダ1(ロウデコーダ1a〜1iを一般的に示す)、
メモリセルアレイブロック3、スペア用ロウ4、および
スペア用コラム5を含むとともにさらに、このメモリセ
ルアレイブロックへの情報の書込および読出を行なうた
めの入力回路および出力回路を含む。以下の説明におい
て、I/Oブロックの入出力部は、この各ブロックに対
して設けられる入出力回路部を示す。
【0048】情報ビットI/O0〜I/O3に対応する
I/Oブロックはデータバス40aを介して入出力切換
回路7に接続され、情報ビットI/O4〜I/O8に対
応するI/Oブロックはデータバス40bを介して入出
力切換回路7に接続される。入出力切換回路7は、また
データバス42aを介してパッド6a〜6dに接続さ
れ、またデータバス42bを介してパッド6e〜6iに
接続される。
I/Oブロックはデータバス40aを介して入出力切換
回路7に接続され、情報ビットI/O4〜I/O8に対
応するI/Oブロックはデータバス40bを介して入出
力切換回路7に接続される。入出力切換回路7は、また
データバス42aを介してパッド6a〜6dに接続さ
れ、またデータバス42bを介してパッド6e〜6iに
接続される。
【0049】半導体記憶装置100において、メモリセ
ルアレイブロック3における不良メモリセルが対応のス
ペア用ロウ4またはスペア用コラム5により救済された
場合、この半導体記憶装置100は×9構成の半導体記
憶装置として動作する。この状態においては入出力切換
回路7は、各I/Oブロックをそれぞれ対応のパッド6
a〜6iに接続する。
ルアレイブロック3における不良メモリセルが対応のス
ペア用ロウ4またはスペア用コラム5により救済された
場合、この半導体記憶装置100は×9構成の半導体記
憶装置として動作する。この状態においては入出力切換
回路7は、各I/Oブロックをそれぞれ対応のパッド6
a〜6iに接続する。
【0050】1つのメモリセルアレイブロック3におい
てスペア用ロウ4またはスペア用コラム5で救済するこ
とのできる数以上の不良メモリセルが存在した場合その
I/Oブロックは対応のパッドから切離される。この切
離し動作は入出力切換回路7により実行される。入出力
切換回路7はこの切離しと共に、I/Oブロックの接続
パッドをこの不良I/Oブロックの方向へシフトさせ
る。たとえば情報ビットI/O2が不良ブロックである
場合、入出力切換回路7はこの情報ビットI/O2に対
応するI/Oブロックを切離す。情報ビットI/O3〜
I/O8に対応するI/Oブロックの接続パッドを、入
出力切換回路7は1つこの不良I/Oブロックに対応す
るパッド方向へシフトさせる。したがってこの場合、情
報ビットI/O3〜I/O8に対応するI/Oブロック
はそれぞれパッド6c〜6hに接続される。パリティビ
ット用のパッド6iにはI/Oブロックは接続されな
い。この状態においては、半導体記憶装置8は、パリテ
ィビットを持たない×8構成の記憶装置として動作す
る。
てスペア用ロウ4またはスペア用コラム5で救済するこ
とのできる数以上の不良メモリセルが存在した場合その
I/Oブロックは対応のパッドから切離される。この切
離し動作は入出力切換回路7により実行される。入出力
切換回路7はこの切離しと共に、I/Oブロックの接続
パッドをこの不良I/Oブロックの方向へシフトさせ
る。たとえば情報ビットI/O2が不良ブロックである
場合、入出力切換回路7はこの情報ビットI/O2に対
応するI/Oブロックを切離す。情報ビットI/O3〜
I/O8に対応するI/Oブロックの接続パッドを、入
出力切換回路7は1つこの不良I/Oブロックに対応す
るパッド方向へシフトさせる。したがってこの場合、情
報ビットI/O3〜I/O8に対応するI/Oブロック
はそれぞれパッド6c〜6hに接続される。パリティビ
ット用のパッド6iにはI/Oブロックは接続されな
い。この状態においては、半導体記憶装置8は、パリテ
ィビットを持たない×8構成の記憶装置として動作す
る。
【0051】この接続切換構成によれば、1つの不良I
/Oブロックが存在した場合、常に情報ビットI/O0
〜I/O7に対応するパッド6a〜6hにI/Oブロッ
クが接続される。常に利用することのできるパッドの位
置は一意的に決定される。これにより×9構成の半導体
記憶装置において、不良I/Oブロックが存在した場
合、×8構成の半導体記憶装置として利用することがで
き、製造上の歩留まりを向上させることができる。次に
入出力切換回路の構成について説明する。
/Oブロックが存在した場合、常に情報ビットI/O0
〜I/O7に対応するパッド6a〜6hにI/Oブロッ
クが接続される。常に利用することのできるパッドの位
置は一意的に決定される。これにより×9構成の半導体
記憶装置において、不良I/Oブロックが存在した場
合、×8構成の半導体記憶装置として利用することがで
き、製造上の歩留まりを向上させることができる。次に
入出力切換回路の構成について説明する。
【0052】図2は、図1に示す入出力切換回路の具体
的構成を示す図である。図2において、入出力切換回路
7は、電源電位Vddと、接地電位Vssとの間に直列
に接続されるヒューズ素子10a〜10iを含む。ヒュ
ーズ素子10a〜10iはそれぞれI/Oブロック30
a〜30iに対応する。ヒューズ素子10aは電源電位
Vddに接続され、ヒューズ素子10iは十分大きな抵
抗値を有する抵抗素子Rを介して接地電位Vssに接続
される。
的構成を示す図である。図2において、入出力切換回路
7は、電源電位Vddと、接地電位Vssとの間に直列
に接続されるヒューズ素子10a〜10iを含む。ヒュ
ーズ素子10a〜10iはそれぞれI/Oブロック30
a〜30iに対応する。ヒューズ素子10aは電源電位
Vddに接続され、ヒューズ素子10iは十分大きな抵
抗値を有する抵抗素子Rを介して接地電位Vssに接続
される。
【0053】入出力切換回路7はさらに、I/Oブロッ
ク30a〜30iと対応のパッド6a〜6iを接続する
ための第1のスイッチ要素8aと、I/Oブロック30
b〜30iの接続するパッドをビット順序において1つ
隣接するパッドへ接続するための第2のスイッチ要素8
bを含む。情報ビットI/O0に対応するI/Oブロッ
ク30aには第2のスイッチ要素が設けられない。第1
のスイッチ要素8aには対応のヒューズ素子の一方端
(ノードNO1〜NO9)の電位が伝達される。第2の
スイッチ要素8bに対しては対応のヒューズ素子の他方
端の電位がインバータ回路9を介して伝達される。
ク30a〜30iと対応のパッド6a〜6iを接続する
ための第1のスイッチ要素8aと、I/Oブロック30
b〜30iの接続するパッドをビット順序において1つ
隣接するパッドへ接続するための第2のスイッチ要素8
bを含む。情報ビットI/O0に対応するI/Oブロッ
ク30aには第2のスイッチ要素が設けられない。第1
のスイッチ要素8aには対応のヒューズ素子の一方端
(ノードNO1〜NO9)の電位が伝達される。第2の
スイッチ要素8bに対しては対応のヒューズ素子の他方
端の電位がインバータ回路9を介して伝達される。
【0054】第1のスイッチ要素および第2のスイッチ
要素は同一の構成を備え、“H”の信号がその制御入力
に与えられた場合に導通状態となる。第1ビットに対応
するI/Oブロック30aを除いて、I/Oブロック3
0b〜30iには第1および第2のスイッチ要素8aお
よび8bが設けられる。これにより、I/Oブロック3
0b〜30iは2つのパッドに接続可能である。第1お
よび第2のスイッチ要素8aおよび8bは相補的にオン
・オフする。対応のヒューズ素子10(ヒューズ10a
〜10iを一般的に示す)の導通/非導通によりI/O
ブロックとIOパッドとの間の接続経路を決定すること
ができる。次に動作について説明する。
要素は同一の構成を備え、“H”の信号がその制御入力
に与えられた場合に導通状態となる。第1ビットに対応
するI/Oブロック30aを除いて、I/Oブロック3
0b〜30iには第1および第2のスイッチ要素8aお
よび8bが設けられる。これにより、I/Oブロック3
0b〜30iは2つのパッドに接続可能である。第1お
よび第2のスイッチ要素8aおよび8bは相補的にオン
・オフする。対応のヒューズ素子10(ヒューズ10a
〜10iを一般的に示す)の導通/非導通によりI/O
ブロックとIOパッドとの間の接続経路を決定すること
ができる。次に動作について説明する。
【0055】I/Oブロック30a〜30iがすべて正
常に動作する場合、ヒューズ素子10a〜10iはすべ
て導通状態とされる。ヒューズ素子10a〜10iの直
列体は十分大きな抵抗値を有する抵抗素子Rを介して接
地電位Vssに接続される。したがって、ヒューズ素子
10a〜10iの一方端すなわちノードNO1〜NO9
の電位レベルは電源電圧Vddレベルの“H”となる。
ノードNO1〜NO9の電位は第1のスイッチ要素8a
の制御入力へ与えられ、またノードNO1〜NO8の電
位はインバータ回路9を介して第2のスイッチ要素8b
の制御入力へ与えられる。スイッチ要素8aおよび8b
は“H”の信号がその制御入力へ与えられたとき導通状
態となる。したがって、第1のスイッチ要素8aが導通
状態、第2のスイッチ要素8bが非導通状態となる。I
/Oブロック30a〜30iは第1のスイッチ要素8a
を介してパッド6a〜6iに接続される。パッド6a〜
6iには情報ビットI/O0〜I/O8が並列に与えら
れる。すなわち、I/Oブロック30a〜30iとパッ
ド6a〜6iが1対1態様で接続され、情報ビットの転
送が行なわれる。この半導体記憶装置は、この状態にお
いては×9構成のデバイスとして動作する。
常に動作する場合、ヒューズ素子10a〜10iはすべ
て導通状態とされる。ヒューズ素子10a〜10iの直
列体は十分大きな抵抗値を有する抵抗素子Rを介して接
地電位Vssに接続される。したがって、ヒューズ素子
10a〜10iの一方端すなわちノードNO1〜NO9
の電位レベルは電源電圧Vddレベルの“H”となる。
ノードNO1〜NO9の電位は第1のスイッチ要素8a
の制御入力へ与えられ、またノードNO1〜NO8の電
位はインバータ回路9を介して第2のスイッチ要素8b
の制御入力へ与えられる。スイッチ要素8aおよび8b
は“H”の信号がその制御入力へ与えられたとき導通状
態となる。したがって、第1のスイッチ要素8aが導通
状態、第2のスイッチ要素8bが非導通状態となる。I
/Oブロック30a〜30iは第1のスイッチ要素8a
を介してパッド6a〜6iに接続される。パッド6a〜
6iには情報ビットI/O0〜I/O8が並列に与えら
れる。すなわち、I/Oブロック30a〜30iとパッ
ド6a〜6iが1対1態様で接続され、情報ビットの転
送が行なわれる。この半導体記憶装置は、この状態にお
いては×9構成のデバイスとして動作する。
【0056】次にスペアのロウおよびコラムで救済する
ことのできる数以上に不良メモリセルがある1つのメモ
リセルアレイブロックにおいて存在した場合の動作につ
いて説明する。
ことのできる数以上に不良メモリセルがある1つのメモ
リセルアレイブロックにおいて存在した場合の動作につ
いて説明する。
【0057】図3は、I/Oブロック30cが救済不能
な不良メモリセルを有する不良I/Oブロックである場
合の入出力切換回路の構成を示す図である。情報ビット
I/O2に対応するI/Oブロック30cが不良I/O
ブロックの場合、対応のヒューズ素子10cが切断(ヒ
ューズブロー)される。ノードNO1およびNO2は電
源電圧Vddに接続されるため、電位レベルは“H”で
ある。ヒューズ素子10cと接地電位Vssとの間のノ
ードNO3〜NO9の電位はすべて“L”となる。した
がって、情報ビットI/O2〜I/O8に対応するブロ
ック30c〜30iの第1のスイッチ要素8aがすべて
オフ状態となる。不良I/Oブロック30cの第2のス
イッチ要素8bはノードNO2の電位をインバータ回路
9を介して制御入力に受取りオフ状態である。これによ
り、不良I/Oブロック30cはすべてのパッドから切
離される。情報ビットI/O3〜I/O8に対応するI
/Oブロック30d〜30iにおいては、第2のスイッ
チ要素8bがすべて導通状態となる。これにより、I/
Oブロック30d〜30iは第2のスイッチ要素8bを
介してパッド6c〜6hに接続される。すなわち、I/
Oブロック30d〜30iの接続先が1つずつ隣接パッ
ドへシフトする。パリティビット用のパッド6iにはI
/Oブロックは接続されない。これにより、I/Oブロ
ック30cを除くI/Oブロックとパッド6a〜6hと
の間での情報の伝達が行なわれる。
な不良メモリセルを有する不良I/Oブロックである場
合の入出力切換回路の構成を示す図である。情報ビット
I/O2に対応するI/Oブロック30cが不良I/O
ブロックの場合、対応のヒューズ素子10cが切断(ヒ
ューズブロー)される。ノードNO1およびNO2は電
源電圧Vddに接続されるため、電位レベルは“H”で
ある。ヒューズ素子10cと接地電位Vssとの間のノ
ードNO3〜NO9の電位はすべて“L”となる。した
がって、情報ビットI/O2〜I/O8に対応するブロ
ック30c〜30iの第1のスイッチ要素8aがすべて
オフ状態となる。不良I/Oブロック30cの第2のス
イッチ要素8bはノードNO2の電位をインバータ回路
9を介して制御入力に受取りオフ状態である。これによ
り、不良I/Oブロック30cはすべてのパッドから切
離される。情報ビットI/O3〜I/O8に対応するI
/Oブロック30d〜30iにおいては、第2のスイッ
チ要素8bがすべて導通状態となる。これにより、I/
Oブロック30d〜30iは第2のスイッチ要素8bを
介してパッド6c〜6hに接続される。すなわち、I/
Oブロック30d〜30iの接続先が1つずつ隣接パッ
ドへシフトする。パリティビット用のパッド6iにはI
/Oブロックは接続されない。これにより、I/Oブロ
ック30cを除くI/Oブロックとパッド6a〜6hと
の間での情報の伝達が行なわれる。
【0058】不良I/Oブロックがいずれであっても、
パッド6a〜6hには正常に動作するI/Oブロックが
接続される。したがって×8構成のデバイスとして利用
する場合には、このパッド6a〜6hと外部リード端子
とのワイヤリングを行なう。データ入出力端子の位置が
固定されているため、×8構成のデバイスとして動作さ
せることができる。
パッド6a〜6hには正常に動作するI/Oブロックが
接続される。したがって×8構成のデバイスとして利用
する場合には、このパッド6a〜6hと外部リード端子
とのワイヤリングを行なう。データ入出力端子の位置が
固定されているため、×8構成のデバイスとして動作さ
せることができる。
【0059】上述のように、不良I/Oブロックが存在
する場合その対応のヒューズ素子を切断することによ
り、I/Oブロックとパッドとの接続経路を変更するこ
とにより、×9構成のデバイスとして利用することので
きないデバイスを×8構成のデバイスとして再利用する
ことができる。
する場合その対応のヒューズ素子を切断することによ
り、I/Oブロックとパッドとの接続経路を変更するこ
とにより、×9構成のデバイスとして利用することので
きないデバイスを×8構成のデバイスとして再利用する
ことができる。
【0060】(実施例2)実施例1においては、入出力
切換回路7におけるヒューズ素子の切断により特定のI
/Oブロック全体をI/Oパッドから切離している。通
常、1つのI/Oブロックは複数のサブブロックに分割
される。動作時において、各I/Oブロックにおいて特
定のサブブロックのみが選択されて活性状態となる。セ
ンス動作時およびビット線プリチャージ時などに生じる
充放電電流を低減するためである。
切換回路7におけるヒューズ素子の切断により特定のI
/Oブロック全体をI/Oパッドから切離している。通
常、1つのI/Oブロックは複数のサブブロックに分割
される。動作時において、各I/Oブロックにおいて特
定のサブブロックのみが選択されて活性状態となる。セ
ンス動作時およびビット線プリチャージ時などに生じる
充放電電流を低減するためである。
【0061】図4は、部分活性化方式の半導体記憶装置
のアレイ配置を示す図である。図4においては、アレイ
ブロック3a′〜3i′はそれぞれ4つのサブブロック
a、b、cおよびdを含む。サブブロックa、b、cお
よびdはそれぞれスペアロウおよびスペアコラムを含
む。不良メモリセルの置換はサブブロックa、b、cお
よびdにおいてそれぞれ独立に実行される。1つのサブ
ブロック内の不良メモリセルを別のサブブロック内のス
ペアロウまたはスペアコラムで置換することはできな
い。動作時においては、ロウデコーダ1a〜1iは1本
の行(ワード線)を選択する。選択された行を含まない
サブブロックは不活性状態とされる。選択された行を含
むサブブロックのみが活性状態とされる。このサブブロ
ックの選択/非選択はブロックデコーダ(明確には示さ
ず)により行なわれる。
のアレイ配置を示す図である。図4においては、アレイ
ブロック3a′〜3i′はそれぞれ4つのサブブロック
a、b、cおよびdを含む。サブブロックa、b、cお
よびdはそれぞれスペアロウおよびスペアコラムを含
む。不良メモリセルの置換はサブブロックa、b、cお
よびdにおいてそれぞれ独立に実行される。1つのサブ
ブロック内の不良メモリセルを別のサブブロック内のス
ペアロウまたはスペアコラムで置換することはできな
い。動作時においては、ロウデコーダ1a〜1iは1本
の行(ワード線)を選択する。選択された行を含まない
サブブロックは不活性状態とされる。選択された行を含
むサブブロックのみが活性状態とされる。このサブブロ
ックの選択/非選択はブロックデコーダ(明確には示さ
ず)により行なわれる。
【0062】実際に不良メモリセルが生じる場合、一つ
のI/Oブロックにのみ集中する確率は低い。複数のI
/Oブロックにわたって1つのサブブロック内において
救済することのできる数以上の不良メモリセルが発生す
る可能性が存在する。不良メモリセルの発生原因がパー
ティクルの場合、パーティクルが大きければ、不良メモ
リセルは局所的かつ集中的に発生する。パーティクルが
小さい場合には小さなパーティクルに起因する不良メモ
リセルが分散する。大きなパーティクルが混入する確率
は小さい。
のI/Oブロックにのみ集中する確率は低い。複数のI
/Oブロックにわたって1つのサブブロック内において
救済することのできる数以上の不良メモリセルが発生す
る可能性が存在する。不良メモリセルの発生原因がパー
ティクルの場合、パーティクルが大きければ、不良メモ
リセルは局所的かつ集中的に発生する。パーティクルが
小さい場合には小さなパーティクルに起因する不良メモ
リセルが分散する。大きなパーティクルが混入する確率
は小さい。
【0063】たとえば図4において、情報ビットI/O
1に対応するブロック3b′におけるサブブロックb、
ビットI/O4に対応するブロック3e′におけるサブ
ブロックaおよびd、およびビットI/O8に対応する
ブロック3I′におけるサブブロックcにおいて、スペ
アのロウまたはコラムで救済することのできる数以上の
不良メモリセルが発生した状態を考える。この場合、ブ
ロック3b′、3e′、および3i′が不良I/Oブロ
ックとなる。サブブロック単位でI/OブロックとI/
Oパッドとの接続を独立に制御することができれば、た
とえば×9構成のデバイスを×8構成のデバイスとして
利用する場合にさらに救済効率を高めることができ歩留
りを向上させることができる。
1に対応するブロック3b′におけるサブブロックb、
ビットI/O4に対応するブロック3e′におけるサブ
ブロックaおよびd、およびビットI/O8に対応する
ブロック3I′におけるサブブロックcにおいて、スペ
アのロウまたはコラムで救済することのできる数以上の
不良メモリセルが発生した状態を考える。この場合、ブ
ロック3b′、3e′、および3i′が不良I/Oブロ
ックとなる。サブブロック単位でI/OブロックとI/
Oパッドとの接続を独立に制御することができれば、た
とえば×9構成のデバイスを×8構成のデバイスとして
利用する場合にさらに救済効率を高めることができ歩留
りを向上させることができる。
【0064】図5はこの発明の第2の実施例である半導
体記憶装置の構成を概略的に示す図である。図5におい
て、入出力切換回路7は、I/Oブロック30a〜30
iの信号入出力部とI/Oパッド6a〜6iとの間に設
けられる接続スイッチ回路7aと、接続スイッチ回路7
aの接続経路を、選択されたサブブロック毎に決定する
接続制御回路7b、7c、7dおよび7eを含む。接続
制御回路7b〜7eはそれぞれブロック選択回路72か
らのサブブロック指示信号φA、φB、φCおよびφD
に応答して活性化され、それぞれサブブロック毎に決定
された接続制御信号を生成する。接続スイッチ回路7a
は、接続制御回路7b〜7eのいずれかから与えられる
接続制御信号に応答してI/Oブロック30a〜30i
とI/Oパッド6a〜6iとの接続を実現する。ブロッ
ク選択回路72は、たとえば行アドレス信号の最上位ア
ドレス信号ビットAnおよびAn−1をデコードし、4
つのサブブロックa、b、cおよびdのうちのいずれか
を指定するサブブロック指定信号φA〜φDを発生す
る。
体記憶装置の構成を概略的に示す図である。図5におい
て、入出力切換回路7は、I/Oブロック30a〜30
iの信号入出力部とI/Oパッド6a〜6iとの間に設
けられる接続スイッチ回路7aと、接続スイッチ回路7
aの接続経路を、選択されたサブブロック毎に決定する
接続制御回路7b、7c、7dおよび7eを含む。接続
制御回路7b〜7eはそれぞれブロック選択回路72か
らのサブブロック指示信号φA、φB、φCおよびφD
に応答して活性化され、それぞれサブブロック毎に決定
された接続制御信号を生成する。接続スイッチ回路7a
は、接続制御回路7b〜7eのいずれかから与えられる
接続制御信号に応答してI/Oブロック30a〜30i
とI/Oパッド6a〜6iとの接続を実現する。ブロッ
ク選択回路72は、たとえば行アドレス信号の最上位ア
ドレス信号ビットAnおよびAn−1をデコードし、4
つのサブブロックa、b、cおよびdのうちのいずれか
を指定するサブブロック指定信号φA〜φDを発生す
る。
【0065】この図5に示す構成に従えば、選択された
サブブロックに応じてI/Oブロック30a〜30iと
I/Oパッド6a〜6iとの接続が決定されるため、た
とえ複数のI/Oブロックが不良であっても不良サブブ
ロックが異なっている限り救済することができ、歩留ま
りを向上することができる。
サブブロックに応じてI/Oブロック30a〜30iと
I/Oパッド6a〜6iとの接続が決定されるため、た
とえ複数のI/Oブロックが不良であっても不良サブブ
ロックが異なっている限り救済することができ、歩留ま
りを向上することができる。
【0066】図6および図7は図5に示す接続スイッチ
回路および接続制御回路の具体的構成を示す図である。
図6には、接続スイッチ回路およびサブブロックaのた
めの接続制御回路を示し、図7にはサブブロックb、c
およびdに対する接続制御回路を示す。
回路および接続制御回路の具体的構成を示す図である。
図6には、接続スイッチ回路およびサブブロックaのた
めの接続制御回路を示し、図7にはサブブロックb、c
およびdに対する接続制御回路を示す。
【0067】図6において、接続スイッチ回路は、I/
Oブロック30a〜30iに対して設けられる第1のス
イッチ要素8aと、I/Oブロック30b〜30iに対
して設けられる第2のスイッチ要素8bを含む。第1の
スイッチ要素8aは対応のI/Oブロックを対応のI/
Oパッドへ接続する。第2のスイッチ要素8bは、対応
のI/Oブロックを1つビット順序において隣接するI
/Oパッドへ接続する。第1のスイッチ要素8aの制御
入力へはノードNO1〜NO9の電位が伝達される。第
2のスイッチ要素8bに対しては、ノードNO1〜NO
8の電位がインバータ回路9を介してこの制御入力へ与
えられる。第1のビットI/O0に対応するI/Oブロ
ック30aに対しては第2のスイッチ要素は設けられて
いない。
Oブロック30a〜30iに対して設けられる第1のス
イッチ要素8aと、I/Oブロック30b〜30iに対
して設けられる第2のスイッチ要素8bを含む。第1の
スイッチ要素8aは対応のI/Oブロックを対応のI/
Oパッドへ接続する。第2のスイッチ要素8bは、対応
のI/Oブロックを1つビット順序において隣接するI
/Oパッドへ接続する。第1のスイッチ要素8aの制御
入力へはノードNO1〜NO9の電位が伝達される。第
2のスイッチ要素8bに対しては、ノードNO1〜NO
8の電位がインバータ回路9を介してこの制御入力へ与
えられる。第1のビットI/O0に対応するI/Oブロ
ック30aに対しては第2のスイッチ要素は設けられて
いない。
【0068】サブブロックaのための接続制御回路7b
は、電源電位Vddと接地電位Vssとの間に直列に接
続されるヒューズ素子10a−a〜10i−aを含む。
ヒューズ素子10a−aが電源電位Vddに接続され、
ヒューズ素子10i−aが接地電位Vssに十分大きな
抵抗値を有する抵抗素子Rを介して接続される。ヒュー
ズ素子10a−a〜10i−aの一方端子すなわちノー
ドNO1a〜NO9aに対してサブブロック指示信号φ
Aに応答して導通するスイッチ要素80a−a〜80i
−aが設けられる。スイッチ要素80a−a〜80i−
aは導通状態となったとき、接続スイッチ回路のノード
NO1〜NO9とノードNO1a〜NO9aとを接続す
る。
は、電源電位Vddと接地電位Vssとの間に直列に接
続されるヒューズ素子10a−a〜10i−aを含む。
ヒューズ素子10a−aが電源電位Vddに接続され、
ヒューズ素子10i−aが接地電位Vssに十分大きな
抵抗値を有する抵抗素子Rを介して接続される。ヒュー
ズ素子10a−a〜10i−aの一方端子すなわちノー
ドNO1a〜NO9aに対してサブブロック指示信号φ
Aに応答して導通するスイッチ要素80a−a〜80i
−aが設けられる。スイッチ要素80a−a〜80i−
aは導通状態となったとき、接続スイッチ回路のノード
NO1〜NO9とノードNO1a〜NO9aとを接続す
る。
【0069】サブブロックbのための接続制御回路7c
は、電源電位Vddと接地電位Vssとの間に直列に接
続されるヒューズ素子10a−b〜10i−bと抵抗素
子Rと、サブブロック指示信号φBに応答して導通し、
ヒューズ素子10a−b〜10i−bの一方端子すなわ
ちノードNO1b〜NO9bと接続スイッチ回路のノー
ドNO1〜NO9を接続するスイッチ要素80a−b〜
80i−bを含む。
は、電源電位Vddと接地電位Vssとの間に直列に接
続されるヒューズ素子10a−b〜10i−bと抵抗素
子Rと、サブブロック指示信号φBに応答して導通し、
ヒューズ素子10a−b〜10i−bの一方端子すなわ
ちノードNO1b〜NO9bと接続スイッチ回路のノー
ドNO1〜NO9を接続するスイッチ要素80a−b〜
80i−bを含む。
【0070】サブブロックcのための接続制御回路7d
は、電源電位Vddと接地電位Vssとの間に直列に接
続されるヒューズ素子10a−c〜10i−cと抵抗素
子Rと、サブブロック指示信号φCに応答してヒューズ
素子10a−c〜10i−cの一方ノードNO1c〜N
O9cとノードNO1〜NO9を接続するスイッチ要素
80a−c〜80i−cを含む。
は、電源電位Vddと接地電位Vssとの間に直列に接
続されるヒューズ素子10a−c〜10i−cと抵抗素
子Rと、サブブロック指示信号φCに応答してヒューズ
素子10a−c〜10i−cの一方ノードNO1c〜N
O9cとノードNO1〜NO9を接続するスイッチ要素
80a−c〜80i−cを含む。
【0071】サブブロックdのための接続制御回路7e
は、同様、電源電位Vddと接地電位Vssとの間に直
列に接続されるヒューズ素子10a−d〜10i−d
と、十分大きな抵抗を有する抵抗素子Rと、ヒューズ素
子10a−d〜10i−dの一方ノードNO1d〜NO
9dとノードNO1〜NO9をサブブロック指示信号φ
Dに応答して接続するスイッチ要素80a−d〜80i
−dを含む。
は、同様、電源電位Vddと接地電位Vssとの間に直
列に接続されるヒューズ素子10a−d〜10i−d
と、十分大きな抵抗を有する抵抗素子Rと、ヒューズ素
子10a−d〜10i−dの一方ノードNO1d〜NO
9dとノードNO1〜NO9をサブブロック指示信号φ
Dに応答して接続するスイッチ要素80a−d〜80i
−dを含む。
【0072】図6および図7に示すように、接続制御回
路はヒューズの直列体を含み、同一の構成を備える。ヒ
ューズ素子はそれぞれI/Oブロックに対応する。サブ
ブロック毎に、分離すべきI/Oブロックに対応するヒ
ューズ素子を切断する。図6および図7においては、サ
ブブロックaに対してはI/Oブロック30e(I/O
4に対応)を切離し、サブブロックbに対しては、ビッ
トI/O1に対応するI/Oブロック30bを切離し、
サブブロックcに対してはビットI/O8に対応するI
/Oブロック30iを切離し、かつサブブロックdに対
しては、再びビットI/O4に対するI/Oブロック3
0eを分離する状態が一例として示される。すなわち、
各サブブロック毎に、不良I/Oブロックに対応するヒ
ューズ素子が切断される。サブブロック指示信号φA〜
φDはいずれか1つが活性状態とされる。したがって、
接続スイッチ回路のスイッチ要素8aおよび8bの制御
入力へは、選択されたサブブロックに対応する接続制御
回路の接続制御信号が与えられる。これにより選択サブ
ブロック毎にI/OブロックとI/Oパッドとの接続を
決定する。動作について以下に簡単に説明する。
路はヒューズの直列体を含み、同一の構成を備える。ヒ
ューズ素子はそれぞれI/Oブロックに対応する。サブ
ブロック毎に、分離すべきI/Oブロックに対応するヒ
ューズ素子を切断する。図6および図7においては、サ
ブブロックaに対してはI/Oブロック30e(I/O
4に対応)を切離し、サブブロックbに対しては、ビッ
トI/O1に対応するI/Oブロック30bを切離し、
サブブロックcに対してはビットI/O8に対応するI
/Oブロック30iを切離し、かつサブブロックdに対
しては、再びビットI/O4に対するI/Oブロック3
0eを分離する状態が一例として示される。すなわち、
各サブブロック毎に、不良I/Oブロックに対応するヒ
ューズ素子が切断される。サブブロック指示信号φA〜
φDはいずれか1つが活性状態とされる。したがって、
接続スイッチ回路のスイッチ要素8aおよび8bの制御
入力へは、選択されたサブブロックに対応する接続制御
回路の接続制御信号が与えられる。これにより選択サブ
ブロック毎にI/OブロックとI/Oパッドとの接続を
決定する。動作について以下に簡単に説明する。
【0073】サブブロックaが選択され活性状態にある
場合、サブブロック指示信号φAのみが“H”となり、
信号φB〜φDは“L”である。接続制御回路7bにお
けるスイッチ要素80a−a〜80i−aが導通状態と
なり、ノードNO1a〜NO9aの電位がスイッチ要素
80a−a〜80i−aを介してノードNO1〜NO9
へ伝達される。接続スイッチ回路7aは、この接続制御
回路7bからの接続制御信号に従って、I/Oブロック
30a〜30dをI/Oパッド6a〜6dに接続し、I
/Oブロック30f〜30iをI/Oパッド6e〜6h
に接続する。これにより、サブブロックaが選択された
場合、不良のサブブロックaを含むI/Oブロック30
eが分離される。
場合、サブブロック指示信号φAのみが“H”となり、
信号φB〜φDは“L”である。接続制御回路7bにお
けるスイッチ要素80a−a〜80i−aが導通状態と
なり、ノードNO1a〜NO9aの電位がスイッチ要素
80a−a〜80i−aを介してノードNO1〜NO9
へ伝達される。接続スイッチ回路7aは、この接続制御
回路7bからの接続制御信号に従って、I/Oブロック
30a〜30dをI/Oパッド6a〜6dに接続し、I
/Oブロック30f〜30iをI/Oパッド6e〜6h
に接続する。これにより、サブブロックaが選択された
場合、不良のサブブロックaを含むI/Oブロック30
eが分離される。
【0074】サブブロックb、c、およびdが選択され
た場合、それぞれサブブロック指示信号φB、φC、お
よびφDに従って、接続スイッチ回路7aの接続が各接
続制御回路7c、7d、および7eからの接続制御信号
に従って制御される。すなわち、サブブロックbが選択
された場合にはビットI/O1に対応するI/Oブロッ
ク30bが分離され、サブブロックcが選択された場合
には、ビットI/O8に対応するI/Oブロック30i
が分離され、サブブロックdが選択された場合には、ビ
ットI/O4に対応するI/Oブロック30eが分離さ
れる。
た場合、それぞれサブブロック指示信号φB、φC、お
よびφDに従って、接続スイッチ回路7aの接続が各接
続制御回路7c、7d、および7eからの接続制御信号
に従って制御される。すなわち、サブブロックbが選択
された場合にはビットI/O1に対応するI/Oブロッ
ク30bが分離され、サブブロックcが選択された場合
には、ビットI/O8に対応するI/Oブロック30i
が分離され、サブブロックdが選択された場合には、ビ
ットI/O4に対応するI/Oブロック30eが分離さ
れる。
【0075】選択されるサブブロックに従って、分離さ
れるI/Oブロックは異なる。しかしながら、利用され
るI/Oパッドは、パッド6a〜6hと固定される。こ
れにより、×8構成のデバイスとして利用することがで
きる。サブブロック単位でI/Oブロックの分離を独立
に行なうことができるため、救済効率および製造歩留ま
りがさらに改善され、より生産コストをも低減すること
が可能となる。
れるI/Oブロックは異なる。しかしながら、利用され
るI/Oパッドは、パッド6a〜6hと固定される。こ
れにより、×8構成のデバイスとして利用することがで
きる。サブブロック単位でI/Oブロックの分離を独立
に行なうことができるため、救済効率および製造歩留ま
りがさらに改善され、より生産コストをも低減すること
が可能となる。
【0076】(実施例3)データビットが16ビットの
場合、パリティビットは2ビット設けられる。8ビット
データ(ワードデータ)が存在するためである。すなわ
ち、8ビットのデータビットに対して1ビットのパリテ
ィビットが付される。
場合、パリティビットは2ビット設けられる。8ビット
データ(ワードデータ)が存在するためである。すなわ
ち、8ビットのデータビットに対して1ビットのパリテ
ィビットが付される。
【0077】図8は、2ビットのパリティビットを有す
る半導体記憶装置のアレイの配置を示す図である。18
個のI/Oブロック30a〜30rが設けられる。装置
(チップ)外周に沿って一方側に情報ビットI/O0〜
I/O8のためのI/Oパッド6a〜6iが配置され、
他方側に情報ビットI/O9〜I/O17のためのパッ
ド6j〜6rが設けられる。
る半導体記憶装置のアレイの配置を示す図である。18
個のI/Oブロック30a〜30rが設けられる。装置
(チップ)外周に沿って一方側に情報ビットI/O0〜
I/O8のためのI/Oパッド6a〜6iが配置され、
他方側に情報ビットI/O9〜I/O17のためのパッ
ド6j〜6rが設けられる。
【0078】半導体記憶装置においてI/Oピン端子の
位置は予め決定されている。×16ビット構成の半導体
記憶装置においては、パッケージのI/Oピン端子は両
側にそれぞれ8本ずつ配置される。図1に示す入出力切
換回路の構成をそのまま適用し、18個のI/Oブロッ
クの接続を不良I/Oブロックの存在に従って変更した
場合、一方側のパッド6a〜6iがすべて利用され、他
方側のパッド6j〜6pが利用される。パッドI/O1
6およびI/O17が未使用となる。この場合、パッケ
ージング時においてパッドと外部リード端子とを接続す
る場合、一方側に設けられたパッドを他方側に配置され
るリード端子へワイヤリングする必要が生じ、ボンディ
ングワイヤが交錯する。
位置は予め決定されている。×16ビット構成の半導体
記憶装置においては、パッケージのI/Oピン端子は両
側にそれぞれ8本ずつ配置される。図1に示す入出力切
換回路の構成をそのまま適用し、18個のI/Oブロッ
クの接続を不良I/Oブロックの存在に従って変更した
場合、一方側のパッド6a〜6iがすべて利用され、他
方側のパッド6j〜6pが利用される。パッドI/O1
6およびI/O17が未使用となる。この場合、パッケ
ージング時においてパッドと外部リード端子とを接続す
る場合、一方側に設けられたパッドを他方側に配置され
るリード端子へワイヤリングする必要が生じ、ボンディ
ングワイヤが交錯する。
【0079】また、通常、パッドとリードフレームとの
間の距離は、入出力容量のバランスなどの観点から、同
一とするのが好ましい。このようなボンディングワイヤ
が一方側から他方側へと延びて長い場合、その入出力容
量が大きくなり、半導体記憶装置の信頼性/高速動作性
が損なわれる。
間の距離は、入出力容量のバランスなどの観点から、同
一とするのが好ましい。このようなボンディングワイヤ
が一方側から他方側へと延びて長い場合、その入出力容
量が大きくなり、半導体記憶装置の信頼性/高速動作性
が損なわれる。
【0080】そこで、図8に示すように、一方側のI/
Oパッド6a〜6iに対して入出力切換回路7−1を設
け、他方側のI/Oパッド6j〜6rに対して入出力切
換回路7−2を設ける。救済時においては、入出力切換
回路7−1はI/Oブロック30a〜30iから8個の
I/Oブロックを選択してI/Oパッド6a〜6hへ接
続する。また入出力切換回路7−2は、救済時にはI/
Oブロック30j〜30rから8個のI/Oブロックを
選択して8個のI/Oパッド6j〜6qに接続する。
Oパッド6a〜6iに対して入出力切換回路7−1を設
け、他方側のI/Oパッド6j〜6rに対して入出力切
換回路7−2を設ける。救済時においては、入出力切換
回路7−1はI/Oブロック30a〜30iから8個の
I/Oブロックを選択してI/Oパッド6a〜6hへ接
続する。また入出力切換回路7−2は、救済時にはI/
Oブロック30j〜30rから8個のI/Oブロックを
選択して8個のI/Oパッド6j〜6qに接続する。
【0081】図8に示す構成の場合、入出力切換回路7
−1および7−2はそれぞれ独立に切換動作を実行す
る。入出力切換回路7−1および7−2はそれぞれ、1
つのI/Oブロックを救済することができる。ビットI
/O0およびI/O1に対応するI/Oブロック30a
および30bが共に不良であった場合には、入出力切換
回路7−1はこの2つのI/Oブロック30aおよび3
0bを共に分離することはできない。したがって、この
図8に示す半導体記憶装置のように、チップ外周に沿っ
てパッドが配置される場合、×18ビット構成のデバイ
スを×16ビットのデバイスとして利用することができ
なくなる場合が生じる。
−1および7−2はそれぞれ独立に切換動作を実行す
る。入出力切換回路7−1および7−2はそれぞれ、1
つのI/Oブロックを救済することができる。ビットI
/O0およびI/O1に対応するI/Oブロック30a
および30bが共に不良であった場合には、入出力切換
回路7−1はこの2つのI/Oブロック30aおよび3
0bを共に分離することはできない。したがって、この
図8に示す半導体記憶装置のように、チップ外周に沿っ
てパッドが配置される場合、×18ビット構成のデバイ
スを×16ビットのデバイスとして利用することができ
なくなる場合が生じる。
【0082】図9はこの発明の第3の実施例である半導
体記憶装置の全体の構成を示す図である。この図9に示
す半導体記憶装置においては、18個のI/Oブロック
から任意の16個のI/Oブロックを救済することがで
きる。メモリセルアレイは、18個のアレイブロック3
1a〜31rに分割される。アレイブロック31a〜3
1rの各々にはロウデコーダ1a〜1rが設けられる。
アレイブロック31a〜31dに対してはコラムデコー
ダ2aが設けられ、アレイブロック31e〜31iには
コラムデコーダ2bが設けられる。アレイブロック31
j〜31mに対してはコラムデコーダ2cが設けられ、
アレイブロック31n〜31rにはコラムデコーダ2d
が設けられる。アレイブロック31a〜31rの各々は
スペア用ロウおよびスペア用コラムを含む。ロウデコー
ダ1a〜1rはスペア用ロウデコーダを含み、コラムデ
コーダ2a〜2dはスペア用コラムデコーダを含む。ア
レイブロック31a〜31dの入出力部分はデータバス
44aを介して入出力切換回路70に接続され、アレイ
ブロック31a〜31iの入出力部分はデータバス44
bを介して入出力切換回路70に接続される。アレイブ
ロック31j〜31mの入出力部分はデータバス44c
を介して入出力切換回路70に接続され、アレイブロッ
ク31n〜31rの入出力部分はデータバス44dを介
して入出力切換回路70に接続される。
体記憶装置の全体の構成を示す図である。この図9に示
す半導体記憶装置においては、18個のI/Oブロック
から任意の16個のI/Oブロックを救済することがで
きる。メモリセルアレイは、18個のアレイブロック3
1a〜31rに分割される。アレイブロック31a〜3
1rの各々にはロウデコーダ1a〜1rが設けられる。
アレイブロック31a〜31dに対してはコラムデコー
ダ2aが設けられ、アレイブロック31e〜31iには
コラムデコーダ2bが設けられる。アレイブロック31
j〜31mに対してはコラムデコーダ2cが設けられ、
アレイブロック31n〜31rにはコラムデコーダ2d
が設けられる。アレイブロック31a〜31rの各々は
スペア用ロウおよびスペア用コラムを含む。ロウデコー
ダ1a〜1rはスペア用ロウデコーダを含み、コラムデ
コーダ2a〜2dはスペア用コラムデコーダを含む。ア
レイブロック31a〜31dの入出力部分はデータバス
44aを介して入出力切換回路70に接続され、アレイ
ブロック31a〜31iの入出力部分はデータバス44
bを介して入出力切換回路70に接続される。アレイブ
ロック31j〜31mの入出力部分はデータバス44c
を介して入出力切換回路70に接続され、アレイブロッ
ク31n〜31rの入出力部分はデータバス44dを介
して入出力切換回路70に接続される。
【0083】情報ビットを入出力するためのI/Oパッ
ド6a〜6rはこの半導体記憶装置の中央部に配置され
る。図9においては、アレイブロック31a〜31dと
アレイブロック31j〜31mの間にI/Oパッド6a
〜6rが配置された場合が示される。偶数ビットI/O
0、…、I/O2x、…、I/O16用のパッドが一列
に配置され、奇数番目のビットI/O1、…、I/O2
x+1、…、I/O17のためのI/Oパッドが一列に
配置される。
ド6a〜6rはこの半導体記憶装置の中央部に配置され
る。図9においては、アレイブロック31a〜31dと
アレイブロック31j〜31mの間にI/Oパッド6a
〜6rが配置された場合が示される。偶数ビットI/O
0、…、I/O2x、…、I/O16用のパッドが一列
に配置され、奇数番目のビットI/O1、…、I/O2
x+1、…、I/O17のためのI/Oパッドが一列に
配置される。
【0084】入出力切換回路70は、図2に示す入出力
切換回路7と同様の構成を備える。ヒューズ素子の数は
I/Oブロックの数に対応して18である。入出力切換
回路70は、18個のI/Oブロックから任意の16個
のI/Oブロックを選択して16個のI/Oパッドへ接
続する。救済時に選択される16個のI/Oパッドは一
定である。
切換回路7と同様の構成を備える。ヒューズ素子の数は
I/Oブロックの数に対応して18である。入出力切換
回路70は、18個のI/Oブロックから任意の16個
のI/Oブロックを選択して16個のI/Oパッドへ接
続する。救済時に選択される16個のI/Oパッドは一
定である。
【0085】図9に示す構成の場合、外部ピン端子にお
けるI/O用(情報ビット用)のピン端子の位置が固定
されていても、パッケージング時においてボンディング
ワイヤの配線の自由度が大幅に増大するため、所望のパ
ッドを一方側に設けられた8個のI/O用のリード端子
および他方側に設けられた8個のリード端子へ容易に接
続することができ、救済効率を大幅に改善することがで
きる。この場合、たとえばリードオンチップ(LOC)
と呼ばれる構造のパッケージが利用されてもよい。LO
C構造のパッケージを利用する場合、I/O用パッドは
チップの外周の一方側にのみ配置されてもよい。次に、
2つのI/Oブロックを分離するための切換回路の構成
について説明する。
けるI/O用(情報ビット用)のピン端子の位置が固定
されていても、パッケージング時においてボンディング
ワイヤの配線の自由度が大幅に増大するため、所望のパ
ッドを一方側に設けられた8個のI/O用のリード端子
および他方側に設けられた8個のリード端子へ容易に接
続することができ、救済効率を大幅に改善することがで
きる。この場合、たとえばリードオンチップ(LOC)
と呼ばれる構造のパッケージが利用されてもよい。LO
C構造のパッケージを利用する場合、I/O用パッドは
チップの外周の一方側にのみ配置されてもよい。次に、
2つのI/Oブロックを分離するための切換回路の構成
について説明する。
【0086】図10は図9に示す入出力切換回路70の
具体的構成を示す図である。図10において、入出力切
換回路70は、2段の縦続接続された切換回路72aお
よび72bを含む。
具体的構成を示す図である。図10において、入出力切
換回路70は、2段の縦続接続された切換回路72aお
よび72bを含む。
【0087】切換回路72aは、電源電位Vddと接地
電位Vssとの間に直列に接続されるヒューズ素子11
a〜11rと、十分大きな抵抗値を有する抵抗Rを含
む。ヒューズ素子11a〜11rはそれぞれI/Oブロ
ック30a〜30rに対応する。切換回路72aはさら
に、各I/Oブロック30a〜30rに対応して設けら
れる第1のスイッチ要素8aと、I/Oブロック30b
〜30rに対応して設けられる第2のスイッチ要素8b
を含む。第1のスイッチ要素8aの制御入力へは、対応
のヒューズ素子の一方端すなわちノードNAa〜NAr
の電位が与えられ、第2のスイッチ要素8bには、対応
のヒューズ素子の他方端、すなわちノードNAa〜NA
qの電位がインバータ回路9を介して与えられる。第1
のスイッチ要素8aと第2のスイッチ要素8bとは相補
的に導通状態となる。
電位Vssとの間に直列に接続されるヒューズ素子11
a〜11rと、十分大きな抵抗値を有する抵抗Rを含
む。ヒューズ素子11a〜11rはそれぞれI/Oブロ
ック30a〜30rに対応する。切換回路72aはさら
に、各I/Oブロック30a〜30rに対応して設けら
れる第1のスイッチ要素8aと、I/Oブロック30b
〜30rに対応して設けられる第2のスイッチ要素8b
を含む。第1のスイッチ要素8aの制御入力へは、対応
のヒューズ素子の一方端すなわちノードNAa〜NAr
の電位が与えられ、第2のスイッチ要素8bには、対応
のヒューズ素子の他方端、すなわちノードNAa〜NA
qの電位がインバータ回路9を介して与えられる。第1
のスイッチ要素8aと第2のスイッチ要素8bとは相補
的に導通状態となる。
【0088】切換回路72bは、電源電位Vddと接地
電位Vssとの間に直列に接続されるヒューズ素子12
a〜12rおよび十分大きな抵抗値を有する抵抗素子R
を含む。ヒューズ素子12a〜12rはそれぞれI/O
ブロック30a〜30rに対応する。切換回路72bは
さらに、第1の切換回路72aの入出力ノードNCa〜
NCrに接続される第3のスイッチ要素8cと、この入
出力ノードNCb〜NCrに接続される第4のスイッチ
要素8dを含む。第3のスイッチ要素8cの制御入力へ
は対応のヒューズ素子の一方端、すなわちノードNBa
〜NBrの電位が伝達される。第4のスイッチ要素8d
の制御入力へは、対応のヒューズ素子の他方端の電位が
インバータ回路9を介して伝達される。
電位Vssとの間に直列に接続されるヒューズ素子12
a〜12rおよび十分大きな抵抗値を有する抵抗素子R
を含む。ヒューズ素子12a〜12rはそれぞれI/O
ブロック30a〜30rに対応する。切換回路72bは
さらに、第1の切換回路72aの入出力ノードNCa〜
NCrに接続される第3のスイッチ要素8cと、この入
出力ノードNCb〜NCrに接続される第4のスイッチ
要素8dを含む。第3のスイッチ要素8cの制御入力へ
は対応のヒューズ素子の一方端、すなわちノードNBa
〜NBrの電位が伝達される。第4のスイッチ要素8d
の制御入力へは、対応のヒューズ素子の他方端の電位が
インバータ回路9を介して伝達される。
【0089】第1のスイッチ要素8aは、I/Oブロッ
クをそれぞれ対応の入出力ノードNCa〜NCrへ接続
する。第2のスイッチ要素8bは、I/Oブロック30
a〜30rをそれぞれ隣接する入出力ノードNCa〜N
Cqへ接続する。第3のスイッチ要素8cは、入出力ノ
ードNCa〜NCrを対応のI/Oパッド6a〜6rに
接続する。第4のスイッチ要素8dは、切換回路72a
の入出力ノードNCa〜NCrを隣接するI/Oパッド
へ接続する。次に動作について説明する。
クをそれぞれ対応の入出力ノードNCa〜NCrへ接続
する。第2のスイッチ要素8bは、I/Oブロック30
a〜30rをそれぞれ隣接する入出力ノードNCa〜N
Cqへ接続する。第3のスイッチ要素8cは、入出力ノ
ードNCa〜NCrを対応のI/Oパッド6a〜6rに
接続する。第4のスイッチ要素8dは、切換回路72a
の入出力ノードNCa〜NCrを隣接するI/Oパッド
へ接続する。次に動作について説明する。
【0090】今、ビットI/O1およびI/O3に対応
するI/Oブロック30bおよび30dが不良である場
合を考える。この場合、まず第1の切換回路72aにお
いて、ビットI/O1に対応するヒューズ素子11bが
切断される。これによりノードNAaの電位は“H”と
なり、一方ノードNAb〜NArの電位はすべて“L”
となる。これによりI/Oブロック30bがその第1お
よび第2のスイッチング素子8bおよび8aが共にオフ
状態となり、分離される。第1の切換回路72aの入出
力ノードNCb〜NCqにビットI/O2〜I/O17
に対応するI/Oブロック30c〜30rが第2のスイ
ッチ要素8bを介して接続される。
するI/Oブロック30bおよび30dが不良である場
合を考える。この場合、まず第1の切換回路72aにお
いて、ビットI/O1に対応するヒューズ素子11bが
切断される。これによりノードNAaの電位は“H”と
なり、一方ノードNAb〜NArの電位はすべて“L”
となる。これによりI/Oブロック30bがその第1お
よび第2のスイッチング素子8bおよび8aが共にオフ
状態となり、分離される。第1の切換回路72aの入出
力ノードNCb〜NCqにビットI/O2〜I/O17
に対応するI/Oブロック30c〜30rが第2のスイ
ッチ要素8bを介して接続される。
【0091】次に、第2の切換回路72bにおいて、ビ
ットI/O3に対応するI/Oブロック30dに対する
分離が実行される。すなわち、ビットI/O3が伝達さ
れる入出力ノードNCcに対応するヒューズ素子12c
が切断される。これにより、ノードNBaおよびNBb
の電位が“H”、残りのノードNBc〜NBrの電位が
“L”となる。入出力ノードNCcに対するスイッチ要
素8dと8cが共にオフ状態となり、第1の切換回路7
2aによりその入出力ノードNCcに接続されたI/O
ブロック30dの分離が実現される。これにより、第1
の切換回路72aの入出力ノードNCd〜NCrがI/
Oパッド6c〜6pに接続される。ビットI/O16に
対応するI/Oパッド6qにはスイッチ要素8dを介し
て第1の切換回路72aの入出力ノードNCrが接続さ
れる。ノードNCrは、スイッチ要素8aによりI/O
ブロック30rとは切離されている。したがってビット
I/O16およびI/O17に対応するI/Oパッド6
qおよび6rに対してはI/Oブロックは接続されな
い。
ットI/O3に対応するI/Oブロック30dに対する
分離が実行される。すなわち、ビットI/O3が伝達さ
れる入出力ノードNCcに対応するヒューズ素子12c
が切断される。これにより、ノードNBaおよびNBb
の電位が“H”、残りのノードNBc〜NBrの電位が
“L”となる。入出力ノードNCcに対するスイッチ要
素8dと8cが共にオフ状態となり、第1の切換回路7
2aによりその入出力ノードNCcに接続されたI/O
ブロック30dの分離が実現される。これにより、第1
の切換回路72aの入出力ノードNCd〜NCrがI/
Oパッド6c〜6pに接続される。ビットI/O16に
対応するI/Oパッド6qにはスイッチ要素8dを介し
て第1の切換回路72aの入出力ノードNCrが接続さ
れる。ノードNCrは、スイッチ要素8aによりI/O
ブロック30rとは切離されている。したがってビット
I/O16およびI/O17に対応するI/Oパッド6
qおよび6rに対してはI/Oブロックは接続されな
い。
【0092】上述の構成により、任意の2つの不良I/
Oブロックを分離し、常に、ビットI/O0〜I/O1
5に対応する16個のI/Oパッド6a〜6pに正常に
動作するI/Oブロックが接続される。これにより、×
18構成のデバイスを×16構成のデバイスとして動作
させることができる。
Oブロックを分離し、常に、ビットI/O0〜I/O1
5に対応する16個のI/Oパッド6a〜6pに正常に
動作するI/Oブロックが接続される。これにより、×
18構成のデバイスを×16構成のデバイスとして動作
させることができる。
【0093】ここで、ヒューズ素子11a〜11rおよ
び12a〜12rの切断動作について簡単に説明する。
まずビット順序において番号の小さいI/Oブロックの
分離が第1の切換回路72aにおいて実行される。この
場合、I/Oブロックに対応するヒューズ素子の切断が
行なわれる。次いで、ビット順序において番号の大きい
I/Oブロックの切離しが第2の切換回路において実行
される。第2の切換回路72bにおいては、分離すべき
I/Oブロックよりもビット順序において1つ小さい方
向に隣接するI/Oブロックに対応するヒューズ素子の
切断が実行される。第1の切換回路の入出力ノードにお
いては、I/Oブロックとノードとの接続関係が1つシ
フトしているためである。
び12a〜12rの切断動作について簡単に説明する。
まずビット順序において番号の小さいI/Oブロックの
分離が第1の切換回路72aにおいて実行される。この
場合、I/Oブロックに対応するヒューズ素子の切断が
行なわれる。次いで、ビット順序において番号の大きい
I/Oブロックの切離しが第2の切換回路において実行
される。第2の切換回路72bにおいては、分離すべき
I/Oブロックよりもビット順序において1つ小さい方
向に隣接するI/Oブロックに対応するヒューズ素子の
切断が実行される。第1の切換回路の入出力ノードにお
いては、I/Oブロックとノードとの接続関係が1つシ
フトしているためである。
【0094】この上述の方法により、容易に任意の2つ
のI/Oブロックの分離を実現することができる。
のI/Oブロックの分離を実現することができる。
【0095】(実施例4)図11はこの発明の第4の実
施例である半導体記憶装置の要部の構成を示す図であ
る。図11においては×9構成の半導体記憶装置のため
の入出力切換回路におけるヒューズ回路すなわちヒュー
ズ素子部分の構成が示される。図11において電源電位
Vddと接地電位Vssとの間に、複数のヒューズ素子
10a〜10jと十分大きな抵抗値を有する抵抗Rとが
直列に接続される。ヒューズ素子10a〜10iの一方
ノードはそれぞれノードNO1〜NO9に接続される。
ノードNO1〜NO9はそれぞれ図3に示すノードに対
応する。
施例である半導体記憶装置の要部の構成を示す図であ
る。図11においては×9構成の半導体記憶装置のため
の入出力切換回路におけるヒューズ回路すなわちヒュー
ズ素子部分の構成が示される。図11において電源電位
Vddと接地電位Vssとの間に、複数のヒューズ素子
10a〜10jと十分大きな抵抗値を有する抵抗Rとが
直列に接続される。ヒューズ素子10a〜10iの一方
ノードはそれぞれノードNO1〜NO9に接続される。
ノードNO1〜NO9はそれぞれ図3に示すノードに対
応する。
【0096】先に示した第1ないし第3の実施例におい
ては、ヒューズ回路部分には、直列接続されたヒューズ
素子が十分大きな抵抗値を有する抵抗素子Rを介して接
地電位に接続される。ヒューズ素子の切断は、不良I/
Oブロックを分離する場合にのみ実行される。パリティ
ビット付き半導体記憶装置として動作させる場合には、
ヒューズ素子の切断は行なわれない。このため、電源電
位Vddから抵抗素子Rを介して微小な貫通電流が接地
電位Vssへと流れる。このような貫通電流は低消費電
力等の観点からは好ましくない。
ては、ヒューズ回路部分には、直列接続されたヒューズ
素子が十分大きな抵抗値を有する抵抗素子Rを介して接
地電位に接続される。ヒューズ素子の切断は、不良I/
Oブロックを分離する場合にのみ実行される。パリティ
ビット付き半導体記憶装置として動作させる場合には、
ヒューズ素子の切断は行なわれない。このため、電源電
位Vddから抵抗素子Rを介して微小な貫通電流が接地
電位Vssへと流れる。このような貫通電流は低消費電
力等の観点からは好ましくない。
【0097】図11に示すヒューズ回路7fの構成にお
いては、ヒューズ素子10jがさらにヒューズ素子10
iと抵抗素子Rとの間に設けられる。不良I/Oブロッ
クの切断時においては、ヒューズ素子10a〜10iの
うちのいずれかが切断される。パリティビット付きすな
わち×9構成の半導体記憶装置として動作させる場合に
は、この余分のヒューズ素子10jを切断する。これに
より、パリティビット付き半導体記憶装置として動作さ
せる場合においても、電源電位Vddと接地電位Vss
との間の電流が流れる経路が遮断され、貫通電流がなく
なり、消費電流および消費電力を低減することが可能と
なる。
いては、ヒューズ素子10jがさらにヒューズ素子10
iと抵抗素子Rとの間に設けられる。不良I/Oブロッ
クの切断時においては、ヒューズ素子10a〜10iの
うちのいずれかが切断される。パリティビット付きすな
わち×9構成の半導体記憶装置として動作させる場合に
は、この余分のヒューズ素子10jを切断する。これに
より、パリティビット付き半導体記憶装置として動作さ
せる場合においても、電源電位Vddと接地電位Vss
との間の電流が流れる経路が遮断され、貫通電流がなく
なり、消費電流および消費電力を低減することが可能と
なる。
【0098】(実施例5)図12は、ヒューズ回路のさ
らに他の構成を示す図である。このヒューズ回路7g
は、抵抗素子Rに代えて、ノードNO9の電位をラッチ
するためのインバータ回路9aおよび9bと、ノードN
O9と接地電位Vssとの間に設けられるnチャネルM
OS(絶縁ゲート型)トランジスタQN1を備える。ト
ランジスタQN1のゲートへは、電源投入検出信号φR
が与えられる。電源投入検出信号φRは、電源電圧Vd
dの投入時において、電源電圧Vddが所定レベルに到
達したときに所定期間発生されるパルス信号である。通
常、半導体記憶装置においては電源投入時において各内
部回路を初期状態にリセットするためにパワーオンリセ
ット信号を発生するための回路が設けられている。この
リセット信号φRはこのようなパワーオンリセット信号
と等価である。パワーオンリセット信号は、通常、抵抗
を介して充電されるキャパシタの充電電位を増幅する複
数段のインバータ回路により発生される。次に動作につ
いて説明する。
らに他の構成を示す図である。このヒューズ回路7g
は、抵抗素子Rに代えて、ノードNO9の電位をラッチ
するためのインバータ回路9aおよび9bと、ノードN
O9と接地電位Vssとの間に設けられるnチャネルM
OS(絶縁ゲート型)トランジスタQN1を備える。ト
ランジスタQN1のゲートへは、電源投入検出信号φR
が与えられる。電源投入検出信号φRは、電源電圧Vd
dの投入時において、電源電圧Vddが所定レベルに到
達したときに所定期間発生されるパルス信号である。通
常、半導体記憶装置においては電源投入時において各内
部回路を初期状態にリセットするためにパワーオンリセ
ット信号を発生するための回路が設けられている。この
リセット信号φRはこのようなパワーオンリセット信号
と等価である。パワーオンリセット信号は、通常、抵抗
を介して充電されるキャパシタの充電電位を増幅する複
数段のインバータ回路により発生される。次に動作につ
いて説明する。
【0099】ラッチリセット信号φRは、電源電圧Vd
dが投入されて所定の電位レベルに到達した時点から所
定の時間“H”となる。ヒューズ素子10a〜10iが
すべて導通状態の場合、ノードNO1〜NO9は一旦
“L”の電位レベルとなる。このラッチリセット信号φ
Rが“L”に立下がった時点でトランジスタQN1はオ
フ状態となり、ノードNO1〜NO9は電源電位Vdd
により“H”となる。動作時においては、このラッチリ
セット信号は“L”の状態を維持するため、トランジス
タQN1はオフ状態を維持する。このため、このヒュー
ズ回路7gにおいて電流が流れる経路は存在せず、貫通
電流の発生が防止される。
dが投入されて所定の電位レベルに到達した時点から所
定の時間“H”となる。ヒューズ素子10a〜10iが
すべて導通状態の場合、ノードNO1〜NO9は一旦
“L”の電位レベルとなる。このラッチリセット信号φ
Rが“L”に立下がった時点でトランジスタQN1はオ
フ状態となり、ノードNO1〜NO9は電源電位Vdd
により“H”となる。動作時においては、このラッチリ
セット信号は“L”の状態を維持するため、トランジス
タQN1はオフ状態を維持する。このため、このヒュー
ズ回路7gにおいて電流が流れる経路は存在せず、貫通
電流の発生が防止される。
【0100】次にヒューズ素子10a〜10iのいずれ
かが切断されている状態について説明する。ラッチリセ
ット信号φRが“H”に立上がると、この切断されたヒ
ューズよりも接地電位Vss側に存在するノードの電位
は“L”に設定される。この“L”の電位はインバータ
回路9aおよび9bのラッチ回路により固定される。切
断されたヒューズよりも電源電位Vdd側のノードは電
源電位Vddの上昇に伴って“H”となる。ラッチリセ
ット信号φRが“L”に立下がり、トランジスタQN1
がオフ状態となった状態においても、インバータ回路9
aおよび9bによりラッチされた“L”の電位により、
“L”となるべきノードは“L”のレベルに安定に保持
される。“H”となるべきノードは電源電位Vddによ
り“H”に設定される。
かが切断されている状態について説明する。ラッチリセ
ット信号φRが“H”に立上がると、この切断されたヒ
ューズよりも接地電位Vss側に存在するノードの電位
は“L”に設定される。この“L”の電位はインバータ
回路9aおよび9bのラッチ回路により固定される。切
断されたヒューズよりも電源電位Vdd側のノードは電
源電位Vddの上昇に伴って“H”となる。ラッチリセ
ット信号φRが“L”に立下がり、トランジスタQN1
がオフ状態となった状態においても、インバータ回路9
aおよび9bによりラッチされた“L”の電位により、
“L”となるべきノードは“L”のレベルに安定に保持
される。“H”となるべきノードは電源電位Vddによ
り“H”に設定される。
【0101】図12に示す構成においても、ヒューズ素
子の切断の有無にかかわらず、電源電位Vddから接地
電位Vssへと至る電流経路は存在しない。
子の切断の有無にかかわらず、電源電位Vddから接地
電位Vssへと至る電流経路は存在しない。
【0102】なお、この図12に示す構成においてはn
チャネルMOSトランジスタを用いて、インバータ回路
9aおよび9bにより構成されるラッチ回路のリセット
を実現している。pチャネルMOSトランジスタを用
い、ラッチリセット信号φRを反転した信号/φRがこ
のpチャネルMOSトランジスタのゲート電極に印加さ
れてもよい。
チャネルMOSトランジスタを用いて、インバータ回路
9aおよび9bにより構成されるラッチ回路のリセット
を実現している。pチャネルMOSトランジスタを用
い、ラッチリセット信号φRを反転した信号/φRがこ
のpチャネルMOSトランジスタのゲート電極に印加さ
れてもよい。
【0103】さらに、ヒューズ回路7b〜7fにおいて
抵抗素子Rが接地電位レベル側に接続されている。この
抵抗素子Rは電源電位Vddに接続されるように設け、
各スイッチ要素8のオン/オフの動作制御を“L”のと
きにオン状態、“H”のときにオフ状態となるように実
行してもよい。このとき、図11および図12に示した
追加のヒューズ素子またはラッチ回路およびリセット用
トランジスタを電源電圧側に設けても同様の効果が得ら
れる。
抵抗素子Rが接地電位レベル側に接続されている。この
抵抗素子Rは電源電位Vddに接続されるように設け、
各スイッチ要素8のオン/オフの動作制御を“L”のと
きにオン状態、“H”のときにオフ状態となるように実
行してもよい。このとき、図11および図12に示した
追加のヒューズ素子またはラッチ回路およびリセット用
トランジスタを電源電圧側に設けても同様の効果が得ら
れる。
【0104】(実施例6)次にスイッチ要素8の具体的
構成について説明する。図13(A)はスイッチ要素8
の記号を示す図である。スイッチ要素8は、その制御入
力がヒューズ素子に接続される。図13(A)において
はこのヒューズ素子から与えられる制御信号をφの記号
で示す。ノードAは、I/Oブロックの信号(情報)入
出力ノードであり、ノードBはI/Oパッドに接続され
るかまたは次段の切換回路のスイッチ要素に接続され
る。
構成について説明する。図13(A)はスイッチ要素8
の記号を示す図である。スイッチ要素8は、その制御入
力がヒューズ素子に接続される。図13(A)において
はこのヒューズ素子から与えられる制御信号をφの記号
で示す。ノードAは、I/Oブロックの信号(情報)入
出力ノードであり、ノードBはI/Oパッドに接続され
るかまたは次段の切換回路のスイッチ要素に接続され
る。
【0105】先の説明においてはスイッチ要素は双方向
に信号を伝達するように説明している。したがって、ス
イッチ要素は、双方向転送機能を備える。
に信号を伝達するように説明している。したがって、ス
イッチ要素は、双方向転送機能を備える。
【0106】図13(B)は、スイッチ要素8の具体的
構成の一例を示す図であり、制御信号φに応答して導通
するnチャネルMOSトランジスタQN2を用いてスイ
ッチ要素8を構成する。
構成の一例を示す図であり、制御信号φに応答して導通
するnチャネルMOSトランジスタQN2を用いてスイ
ッチ要素8を構成する。
【0107】図13(C)はスイッチ要素の他の構成例
を示す図である。図13(C)に示すスイッチ要素8
は、ノードAとノードBとの間に並列に設けられるnチ
ャネルMOSトランジスタQN2と、pチャネルMOS
トランジスタQP1を含む。nチャネルMOSトランジ
スタQN2のゲートへ制御信号φが与えられ、pチャネ
ルMOSトランジスタのゲートへインバータ回路9を介
して制御信号φが与えられる。この図13(B)および
図13(C)に示すスイッチ要素は、対応のI/Oブロ
ックの入出力ノードすなわち入出力回路とパッドとの間
に設けられる。
を示す図である。図13(C)に示すスイッチ要素8
は、ノードAとノードBとの間に並列に設けられるnチ
ャネルMOSトランジスタQN2と、pチャネルMOS
トランジスタQP1を含む。nチャネルMOSトランジ
スタQN2のゲートへ制御信号φが与えられ、pチャネ
ルMOSトランジスタのゲートへインバータ回路9を介
して制御信号φが与えられる。この図13(B)および
図13(C)に示すスイッチ要素は、対応のI/Oブロ
ックの入出力ノードすなわち入出力回路とパッドとの間
に設けられる。
【0108】実際の半導体記憶装置の構成においては、
入出力回路は、入力信号をバッファ処理してI/Oブロ
ックへ伝達する入力バッファ回路と対応のI/Oブロッ
クから出力される情報を増幅する出力バッファ回路とを
含む。このような入出力回路内部において入出力切換回
路を設けることもできる。
入出力回路は、入力信号をバッファ処理してI/Oブロ
ックへ伝達する入力バッファ回路と対応のI/Oブロッ
クから出力される情報を増幅する出力バッファ回路とを
含む。このような入出力回路内部において入出力切換回
路を設けることもできる。
【0109】(実施例7)図14はこの発明の第7の実
施例である半導体記憶装置の構成を概略的に示す図であ
る。図14においては、1つのI/Oブロックと1つの
パッドとに関連する部分のみを示す。パッド6と与えら
れた信号をバッファ処理して対応のI/Oブロック30
0へ伝達する入力回路14との間に入力切換回路700
aが設けられる。I/Oブロック300から読出された
情報を増幅するための出力増幅段15とパッド6をこの
出力増幅段の出力に応答して駆動するための最終出力段
13との間に出力切換回路700bが設けられる。入力
回路14、最終出力段13、出力増幅段15、およびI
/Oブロック300は、先の実施例において説明したI
/Oブロック30に対応する。
施例である半導体記憶装置の構成を概略的に示す図であ
る。図14においては、1つのI/Oブロックと1つの
パッドとに関連する部分のみを示す。パッド6と与えら
れた信号をバッファ処理して対応のI/Oブロック30
0へ伝達する入力回路14との間に入力切換回路700
aが設けられる。I/Oブロック300から読出された
情報を増幅するための出力増幅段15とパッド6をこの
出力増幅段の出力に応答して駆動するための最終出力段
13との間に出力切換回路700bが設けられる。入力
回路14、最終出力段13、出力増幅段15、およびI
/Oブロック300は、先の実施例において説明したI
/Oブロック30に対応する。
【0110】情報信号の入力経路と出力経路とは異な
る。すなわち、I/Oブロック300に書込まれるべき
情報ビットはパッド6から入力回路14を介して伝達さ
れる。I/Oブロック300から読出された情報は出力
増幅段15および最終出力段13を介してパッド6へ伝
達される。この図14に示す構成において、入力信号伝
達系と出力信号伝達系とのそれぞれに切換回路を設け
る。入力切換回路700aおよび出力切換回路700b
はそれぞれ独立のスイッチ要素を備える。入力切換回路
700aおよび出力切換回路700bは、その構成は先
に議論したものと同様スイッチ要素とヒューズ素子とを
含む。スイッチ要素のオン/オフがヒューズ素子の切断
により制御される。ヒューズ素子はこの入力切換回路7
00aと出力切換回路700bとで共用されてもよい。
る。すなわち、I/Oブロック300に書込まれるべき
情報ビットはパッド6から入力回路14を介して伝達さ
れる。I/Oブロック300から読出された情報は出力
増幅段15および最終出力段13を介してパッド6へ伝
達される。この図14に示す構成において、入力信号伝
達系と出力信号伝達系とのそれぞれに切換回路を設け
る。入力切換回路700aおよび出力切換回路700b
はそれぞれ独立のスイッチ要素を備える。入力切換回路
700aおよび出力切換回路700bは、その構成は先
に議論したものと同様スイッチ要素とヒューズ素子とを
含む。スイッチ要素のオン/オフがヒューズ素子の切断
により制御される。ヒューズ素子はこの入力切換回路7
00aと出力切換回路700bとで共用されてもよい。
【0111】この図14に示すように信号入力経路と信
号出力経路とに対し別々に切換回路を設けることによ
り、スイッチ要素のインピーダンスに考慮を払う必要が
なくなり、高速化にあたって有利である。すなわち、入
力切換回路700aおよび出力切換回路700bにおけ
るスイッチ要素のインピーダンスが存在しても、バッフ
ァ処理能力を有する入力回路14およびパッドを駆動す
る最終出力段13により高速で情報の入出力が実行され
る。最終出力段13とパッド6との間に切換回路7を配
置した場合、この切換回路7のインピーダンスの影響に
よりパッド6における信号伝達が遅れ、高速でデータの
読出を行なうことができなくなる場合が生じる。出力切
換回路をこの出力増幅段15と最終出力段13との間に
設けることにより、出力切換回路のスイッチ要素の入力
へは出力増幅段15からの増幅信号が伝達され、かつ最
終出力段13はこの信号を増幅して大きな駆動力でパッ
ド6を駆動するため、高速でデータの読出を実行するこ
とができる。
号出力経路とに対し別々に切換回路を設けることによ
り、スイッチ要素のインピーダンスに考慮を払う必要が
なくなり、高速化にあたって有利である。すなわち、入
力切換回路700aおよび出力切換回路700bにおけ
るスイッチ要素のインピーダンスが存在しても、バッフ
ァ処理能力を有する入力回路14およびパッドを駆動す
る最終出力段13により高速で情報の入出力が実行され
る。最終出力段13とパッド6との間に切換回路7を配
置した場合、この切換回路7のインピーダンスの影響に
よりパッド6における信号伝達が遅れ、高速でデータの
読出を行なうことができなくなる場合が生じる。出力切
換回路をこの出力増幅段15と最終出力段13との間に
設けることにより、出力切換回路のスイッチ要素の入力
へは出力増幅段15からの増幅信号が伝達され、かつ最
終出力段13はこの信号を増幅して大きな駆動力でパッ
ド6を駆動するため、高速でデータの読出を実行するこ
とができる。
【0112】また、この実施例においては、I/Oブロ
ックとパッドとの間に切換回路が設けられている。これ
は、入出力回路とメモリセルアレイ部との間に切換回路
を設けた場合、この切換回路のインピーダンスの影響に
よりデータ情報の伝達が遅れ、高速化が損なわれるた
め、このような欠点を防止するためである。
ックとパッドとの間に切換回路が設けられている。これ
は、入出力回路とメモリセルアレイ部との間に切換回路
を設けた場合、この切換回路のインピーダンスの影響に
よりデータ情報の伝達が遅れ、高速化が損なわれるた
め、このような欠点を防止するためである。
【0113】この図14に示す構成の場合、入力切換回
路700aおよび出力切換回路700bに対して信号転
送方向に方向性を持たせることができる。この場合、図
15に示すようなスイッチ要素を利用することができ
る。
路700aおよび出力切換回路700bに対して信号転
送方向に方向性を持たせることができる。この場合、図
15に示すようなスイッチ要素を利用することができ
る。
【0114】図15において、スイッチ要素800は、
ノードAに与えられた信号を反転増幅するためのクロッ
クドインバータ回路16と、インバータ回路16の出力
を反転増幅するインバータ回路90cと、ノードBの電
位を反転増幅してインバータ回路90cの入力へ伝達す
るインバータ回路90bを含む。クロックドインバータ
回路16の制御入力へはインバータ回路90aを介して
制御信号φが与えられる。インバータ回路90bおよび
90cはラッチ回路を構成する。クロックドインバータ
回路16は、制御信号φが“H”のとき動作し、制御信
号φが“L”のときハイインピーダンス出力状態とな
る。図15に示すスイッチ要素800は、信号転送方向
はノードAからノードBと一方方向であり、かつこの構
成自体がバッファ機能を備える。したがって、図13
(B)および(C)に示す双方向転送形式のスイッチ要
素に比べてスイッチング速度を早くすることが可能とな
り、さらに情報信号を高速で伝達することができ、半導
体記憶装置の高速動作化に対して有効である。
ノードAに与えられた信号を反転増幅するためのクロッ
クドインバータ回路16と、インバータ回路16の出力
を反転増幅するインバータ回路90cと、ノードBの電
位を反転増幅してインバータ回路90cの入力へ伝達す
るインバータ回路90bを含む。クロックドインバータ
回路16の制御入力へはインバータ回路90aを介して
制御信号φが与えられる。インバータ回路90bおよび
90cはラッチ回路を構成する。クロックドインバータ
回路16は、制御信号φが“H”のとき動作し、制御信
号φが“L”のときハイインピーダンス出力状態とな
る。図15に示すスイッチ要素800は、信号転送方向
はノードAからノードBと一方方向であり、かつこの構
成自体がバッファ機能を備える。したがって、図13
(B)および(C)に示す双方向転送形式のスイッチ要
素に比べてスイッチング速度を早くすることが可能とな
り、さらに情報信号を高速で伝達することができ、半導
体記憶装置の高速動作化に対して有効である。
【0115】上述の実施例においては、×9構成および
×18構成のパリティビット的半導体記憶装置について
説明を行なった。しかしながらこの半導体記憶装置が入
出力することのできるビット幅は×36などさらに大き
くともよい。エラーチェックビットを入出力する機能を
備えていればよい。
×18構成のパリティビット的半導体記憶装置について
説明を行なった。しかしながらこの半導体記憶装置が入
出力することのできるビット幅は×36などさらに大き
くともよい。エラーチェックビットを入出力する機能を
備えていればよい。
【0116】またエラーチェックビットとしてはパリテ
ィビットについて説明している。しかしながら、このパ
リティチェック方式に限定されず、他のエラーチェック
方式が利用されてもよい。半導体記憶装置においてエラ
ーチェックビットを記憶するための領域が設けられてい
ればよい。
ィビットについて説明している。しかしながら、このパ
リティチェック方式に限定されず、他のエラーチェック
方式が利用されてもよい。半導体記憶装置においてエラ
ーチェックビットを記憶するための領域が設けられてい
ればよい。
【0117】この本実施例の入出力切換回路は、既に説
明したように冗長構成のメモリセルアレイブロックにお
いてI/Oブロックの救済が冗長回路救済方法と併用し
て利用される。
明したように冗長構成のメモリセルアレイブロックにお
いてI/Oブロックの救済が冗長回路救済方法と併用し
て利用される。
【0118】
【発明の効果】以上のように、請求項1、3、5、およ
び7の発明に従えば、不良I/Oブロック(メモリセル
アレイブロック)が存在した場合には、その不良I/O
ブロックとパッドを分離し、I/Oブロックとパッドと
の接続は、常に同一のI/Oパッドのみを利用するよう
に構成したため、エラーチェックビット付き半導体記憶
装置をエラーチェックビットなしの半導体記憶装置とし
て利用することができ、歩留まりを大幅に向上させるこ
とができる。
び7の発明に従えば、不良I/Oブロック(メモリセル
アレイブロック)が存在した場合には、その不良I/O
ブロックとパッドを分離し、I/Oブロックとパッドと
の接続は、常に同一のI/Oパッドのみを利用するよう
に構成したため、エラーチェックビット付き半導体記憶
装置をエラーチェックビットなしの半導体記憶装置とし
て利用することができ、歩留まりを大幅に向上させるこ
とができる。
【0119】また請求項2、4、6、および8の発明に
従えば、入力切換回路および出力切換回路をバッファ機
能を備える入力回路とパッドの間および出力増幅段とパ
ッドを駆動する最終出力段との間に設けたため、入出力
切換回路に含まれるスイッチ要素のインピーダンスの影
響を考慮することがなく、半導体記憶装置の高速性能が
損なわれることはない。またこのように別々の情報ビッ
ト入力系と情報信号出力系の間に別々に入出力切換回路
を設けることにより、この入出力切換回路に含まれるス
イッチ要素にデータ転送の方向性を持たせることがで
き、さらに高速で情報信号を伝送することが可能とな
り、半導体記憶装置の高速性能を改善することもでき
る。
従えば、入力切換回路および出力切換回路をバッファ機
能を備える入力回路とパッドの間および出力増幅段とパ
ッドを駆動する最終出力段との間に設けたため、入出力
切換回路に含まれるスイッチ要素のインピーダンスの影
響を考慮することがなく、半導体記憶装置の高速性能が
損なわれることはない。またこのように別々の情報ビッ
ト入力系と情報信号出力系の間に別々に入出力切換回路
を設けることにより、この入出力切換回路に含まれるス
イッチ要素にデータ転送の方向性を持たせることがで
き、さらに高速で情報信号を伝送することが可能とな
り、半導体記憶装置の高速性能を改善することもでき
る。
【0120】また請求項7および8に係る発明に従え
ば、サブブロック毎にI/Oブロック(メモリセルアレ
イブロック)とI/Oパッドとの接続を独立に設定する
ことができるため、より多くの不良I/Oブロックを救
済することができ、救済効率を大幅に改善することがで
きる。
ば、サブブロック毎にI/Oブロック(メモリセルアレ
イブロック)とI/Oパッドとの接続を独立に設定する
ことができるため、より多くの不良I/Oブロックを救
済することができ、救済効率を大幅に改善することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施例である半導体記憶装置
の全体の構成を概略的に示す図である。
の全体の構成を概略的に示す図である。
【図2】図1に示す入出力切換回路の具体的構成を示す
図である。
図である。
【図3】図2に示す入出力切換回路における不良I/O
ブロック分離時の態様を示す図である。
ブロック分離時の態様を示す図である。
【図4】部分活性化方式の半導体記憶装置のアレイ配置
を示す図である。
を示す図である。
【図5】この発明の第2の実施例である半導体記憶装置
の構成を概略的に示す図である。
の構成を概略的に示す図である。
【図6】図5に示す接続スイッチ回路および接続制御回
路の具体的構成および動作態様を示す図である。
路の具体的構成および動作態様を示す図である。
【図7】図5に示す接続制御回路の構成および動作を説
明する図である。
明する図である。
【図8】図1に示す入出力切換回路を×18ビット構成
のデバイスに適用した際の半導体記憶装置の全体の構成
を示す図である。
のデバイスに適用した際の半導体記憶装置の全体の構成
を示す図である。
【図9】この発明の第3の実施例である半導体記憶装置
の全体の構成を示す図である。
の全体の構成を示す図である。
【図10】図9に示す入出力切換回路の具体的構成を示
す図である。
す図である。
【図11】この発明の第4の実施例である入出力切換回
路の構成を示す図である。
路の構成を示す図である。
【図12】図11に示すヒューズ回路の他の構成例を示
す図である。
す図である。
【図13】入出力切換回路に用いられるスイッチ要素の
具体的構成を示す図である。
具体的構成を示す図である。
【図14】この発明の第7の実施例である半導体記憶装
置の構成を示す図である。
置の構成を示す図である。
【図15】図14に示す入力切換回路および出力切換回
路に利用されるスイッチ要素の具体的構成を示す図であ
る。
路に利用されるスイッチ要素の具体的構成を示す図であ
る。
【図16】従来のパリティビット付き半導体記憶装置の
構成を示す図である。
構成を示す図である。
6 I/Oパッド 6a〜6r I/Oパッド 7 入出力切換回路 30a〜30r I/Oブロック 8 スイッチ要素 8a 第1のスイッチ要素 8b 第2のスイッチ要素 9 インバータ回路 10a〜10i ヒューズ素子 7a 接続スイッチ回路 7b〜7e 接続制御回路 70 入出力切換回路 7−1 第1の入出力切換回路 7−2 第2の入出力切換回路 80a〜80i スイッチ要素 11a〜11r ヒューズ素子 12a〜12r ヒューズ素子 13 最終出力段 14 入力回路 15 出力増幅段 300 I/Oブロック 700a 入力切換回路 700b 出力切換回路 800 スイッチ要素
Claims (8)
- 【請求項1】 エラーチェック用ビットと複数のデータ
ビットとを記憶することのできる半導体記憶装置であっ
て、 前記エラーチェック用ビットおよびデータビットを並列
に受けるための複数のパッド、 前記複数のパッドに対応して設けられる複数のメモリセ
ルアレイブロック、前記複数のメモリセルアレイブロッ
クはデータビットを記憶するためのアレイブロックと、
前記エラーチェック用ビットを記憶するためのアレイブ
ロックとを有し、 前記複数のメモリセルアレイブロックにおいて不良のメ
モリセルアレイブロックが存在するとき、前記不良のメ
モリセルアレイブロックを切離すための切離し指示信号
を発生するための手段、および前記複数のメモリセルア
レイブロックと前記複数のパッドとの間に設けられ、各
前記メモリセルアレイブロックと対応のパッドとを電気
的に接続するための接続手段を備え、 前記接続手段は、前記切離し指示信号に応答して、前記
不良メモリセルアレイブロックを除くメモリセルアレイ
ブロックをデータビット記憶用のメモリセルアレイブロ
ックのみを含む第1のグループと残りのデータビット記
憶用のメモリセルアレイブロックとエラーチェック用ビ
ットを記憶するためのメモリセルアレイブロックとを含
む第2のグループとに分割し、かつ前記第2のグループ
のメモリセルアレイブロックとパッドとの接続を、前記
不良メモリセルアレイブロックに対応するパッドに対し
前記第2のグループのメモリセルアレイブロックの1つ
が接続されかつ前記エラーチェック用ビットのためのパ
ッドに対してはメモリセルアレイブロックが非接続状態
となるようにこの前記第2のグループのメモリセルアレ
イブロックの接続先を変更しかつ前記不良メモリセルア
レイブロックとすべてのパッドとを電気的に切離す接続
変更手段を含む、半導体記憶装置。 - 【請求項2】 請求項1記載の半導体記憶装置であっ
て、パッドに与えられた信号をバッファ処理して対応の
メモリセルアレイブロックへ伝達するための入力ステー
ジと、対応のメモリセルアレイブロックから伝達された
信号を増幅するための出力信号増幅手段と、この前記出
力信号増幅手段の出力に応答して、対応のパッドへ信号
を伝達する最終出力ステージをさらに備え、 前記接続手段は、対応のパッドと前記入力ステージとの
間および前記出力信号増幅手段と前記最終出力ステージ
との間にそれぞれ設けられる。 - 【請求項3】 エラーチェックビットおよびデータビッ
トを記憶することのできる半導体記憶装置であって、 前記エラーチェックビットおよびデータビットを並列に
受けるための複数のパッド、前記並列において前記エラ
ーチェックビットおよびデータビットは所定のビット順
序で配列され、 前記複数のパッドに対応して設けられる複数のメモリセ
ルアレイブロック、 第1の電位と第2の電位との間に直列に接続される複数
のヒューズ素子を含む接続態様決定手段、前記複数のヒ
ューズ素子は前記複数のメモリセルアレイブロックに対
応して設けられ、 前記複数のメモリセルアレイブロックと前記複数のパッ
ドとの間に設けられ、前記接続態様決定手段の前記ヒュ
ーズ素子がすべて導通状態のとき各前記メモリセルアレ
イブロックと対応のパッドとを接続する第1の接続手
段、および前記複数のメモリセルアレイブロックと前記
複数のパッドとの間に設けられ、前記複数のヒューズ素
子のうちの1つが非導通状態とされたときこの非導通の
ヒューズ素子に対応するメモリセルアレイブロックをす
べてのパッドから分離しかつこの分離されたメモリセル
アレイブロックに対応するパッドにビット順序において
隣接するパッドからエラービット用パッドまでのパッド
に対応するメモリセルアレイブロックの接続先をすべて
前記ビット順序においてこの分離されたメモリセルアレ
イブロック方向に1つ移動させる第2の接続手段を備え
る、半導体記憶装置。 - 【請求項4】 請求項3記載の半導体記憶装置であっ
て、各前記パッドと各メモリセルアレイブロックとの間
に設けられ、対応のパッドから伝達された信号をバッフ
ァ処理して対応のメモリセルアレイブロックへ伝達する
ための入力手段と、 各前記メモリセルアレイブロックに対応して設けられ、
対応のメモリセルアレイブロックから伝達された信号を
増幅する出力信号増幅手段と、 前記出力信号増幅手段からの信号に応答して対応のパッ
ドへ出力信号を伝達する最終出力手段をさらに備え、 前記第1および第2の接続手段は前記入力手段と対応の
パッドとの間および前記出力信号増幅手段と前記最終出
力手段との間に共に設けられる。 - 【請求項5】 エラーチェックビットとデータビットと
を記憶することのできる半導体記憶装置であって、 前記エラーチェックビットおよび前記データビットを並
列に受けるための複数のパッド、前記エラーチェックビ
ットおよび前記データビットは前記並列において所定の
ビット順序で配列され、 前記複数のパッド各々に対応して設けられる複数のメモ
リセルアレイブロック、 第1の電位と第2の電位との間に直列に設けられる複数
のヒューズ素子、前記複数のヒューズ素子は前記複数の
メモリセルアレイブロックに対応して設けられ、 各前記メモリセルアレイブロックと各前記パッドとの間
に設けられ、対応のヒューズ素子の一方端の電位に応答
して導通する複数の第1の信号転送手段、前記第1の信
号転送手段は対応のメモリセルアレイブロックと対応の
パッドとの間での信号転送経路を与え、および第1ビッ
トに対応するパッドに対応するメモリセルアレイブロッ
クを除くメモリセルアレイブロック各々と各前記パッド
との間に設けられ、対応のヒューズ素子の他方端の電位
に応答して前記第1の信号転送手段と相補的に導通する
複数の第2の信号転送手段を備え、前記第2の信号転送
手段は対応のメモリセルアレイブロックと対応のパッド
に対しビット順序において前記第1ビット方向に隣接す
るパッドとの間での信号転送経路を与える、半導体記憶
装置。 - 【請求項6】 請求項5記載の半導体記憶装置であっ
て、各前記メモリセルアレイブロックに対応して設けら
れ、受けた信号をバッファ処理して対応のメモリセルア
レイブロックへ伝達する入力手段と、 各前記メモリセルアレイブロックに対応して設けられ、
対応のメモリセルアレイブロックから伝達された信号を
増幅する出力増幅手段と、 各前記パッドに対応して設けられ、与えられた信号に応
答して対応のパッドへ信号を伝達する最終出力手段とを
さらに備え、 前記第1および第2の信号転送手段はともに各前記パッ
ドと各前記入力手段との間および各前記出力手段と各前
記最終出力手段との間に設けられる。 - 【請求項7】 エラーチェックビットとデータビットと
を記憶することのできる半導体記憶装置であって、 前記エラーチェックビットと前記データビットとを並列
に受けるための複数のパッド、各前記ビットは所定の順
序で並列に配置され、 前記複数のパッドに対応して設けられる複数のメモリセ
ルアレイブロック、各前記メモリセルアレイブロックは
複数のサブブロックを含み、前記複数のサブブロック
は、動作時において1つのメモリセルアレイブロックに
おいて1つのサブブロックのみが選択されて活性状態と
され、 前記複数のサブブロックに対応して設けられかつサブブ
ロック指示信号に応答して活性化され、前記複数のサブ
ブロックのいずれかに不良サブブロックが存在すると
き、この不良サブブロックを含むメモリセルアレイブロ
ックを前記複数のパッドから切離すための切離し指示信
号を発生する接続態様決定手段、および前記複数のメモ
リセルアレイブロックと前記複数のパッドとの間に設け
られ、各前記メモリセルアレイブロックと各前記パッド
とを1対1態様で接続するための接続手段を備え、 前記接続手段は、前記切離し指示信号に応答して対応の
メモリセルアレイブロックを前記複数のパッドのすべて
から切離し、かつこの前記対応のメモリセルアレイブロ
ックに対応するパッドに前記ビット順序において隣接す
るパッドから前記エラーチェックビット用パッドまでの
間のパッド各々に対応するメモリセルアレイブロックの
接続先を前記ビット順序において1つ前記不良サブブロ
ックを含むメモリセルアレイブロックに対応するパッド
方向へ移行させる手段を含む、半導体記憶装置。 - 【請求項8】 請求項7記載の半導体記憶装置であっ
て、各前記メモリセルアレイブロックに対応して設けら
れ、受けた信号をバッファ処理して対応のメモリセルア
レイブロックへ伝達するための入力手段と、 各前記メモリセルアレイブロックに対応して設けられ、
対応のメモリセルアレイブロックから伝達された信号を
増幅するための出力増幅手段と、 各前記パッドに対応して設けられ、受けた信号に応答し
て対応のパッドへ信号を伝達するための最終出力手段と
をさらに備え、 前記接続手段は各前記パッドと各前記入力手段との間お
よび各前記出力手段と各前記最終出力手段との間に設け
られる。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4141146A JPH05334898A (ja) | 1992-06-02 | 1992-06-02 | 半導体記憶装置 |
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DE4316283A DE4316283C2 (de) | 1992-06-02 | 1993-05-14 | Halbleiterspeichervorrichtung |
IT93MI001042A IT1264502B1 (it) | 1992-06-02 | 1993-05-20 | Dispositivo di memoria a semiconduttore in grado di riparare bit difettosi |
KR1019930009923A KR960010962B1 (ko) | 1992-06-02 | 1993-06-02 | 불량비트를 교정할 수 있는 반도체 기억장치 |
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---|---|---|---|
JP4141146A JPH05334898A (ja) | 1992-06-02 | 1992-06-02 | 半導体記憶装置 |
Publications (1)
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---|---|
JPH05334898A true JPH05334898A (ja) | 1993-12-17 |
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Family Applications (1)
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---|---|---|---|
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KR (1) | KR960010962B1 (ja) |
DE (1) | DE4316283C2 (ja) |
IT (1) | IT1264502B1 (ja) |
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- 1992-06-02 JP JP4141146A patent/JPH05334898A/ja not_active Withdrawn
-
1993
- 1993-04-12 US US08/045,149 patent/US5299160A/en not_active Expired - Fee Related
- 1993-05-14 DE DE4316283A patent/DE4316283C2/de not_active Expired - Fee Related
- 1993-05-20 IT IT93MI001042A patent/IT1264502B1/it active IP Right Grant
- 1993-06-02 KR KR1019930009923A patent/KR960010962B1/ko not_active Expired - Fee Related
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