JPH05329143A - Ctスキャナ - Google Patents
CtスキャナInfo
- Publication number
- JPH05329143A JPH05329143A JP4140413A JP14041392A JPH05329143A JP H05329143 A JPH05329143 A JP H05329143A JP 4140413 A JP4140413 A JP 4140413A JP 14041392 A JP14041392 A JP 14041392A JP H05329143 A JPH05329143 A JP H05329143A
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- JP
- Japan
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- ray
- focus
- rays
- scanner
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- Apparatus For Radiation Diagnosis (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 被検体および目的に応じて適確な断層像を得
られるようにX線の焦点の大きさを可変し得るCTスキ
ャナを提供する。 【構成】 大焦点および小焦点を有するX線を放射し得
るX線管5をX線制御部31で制御してX線の焦点の大
きさを切り替えるとともに、X線の焦点が切り替えられ
た場合に、X線焦点の位置が変わらないようにX線管5
を焦点位置調整機構29を介して焦点位置制御部60で
位置調整する。
られるようにX線の焦点の大きさを可変し得るCTスキ
ャナを提供する。 【構成】 大焦点および小焦点を有するX線を放射し得
るX線管5をX線制御部31で制御してX線の焦点の大
きさを切り替えるとともに、X線の焦点が切り替えられ
た場合に、X線焦点の位置が変わらないようにX線管5
を焦点位置調整機構29を介して焦点位置制御部60で
位置調整する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、X線を被検体に照射
し、該被検体を透過したX線を検出して被検体の断層像
を構成するCTスキャナに関する。
し、該被検体を透過したX線を検出して被検体の断層像
を構成するCTスキャナに関する。
【0002】
【従来の技術】CTスキャナは、人体の断層像を撮影す
る医療用として利用されるものから、物体の内部の断層
像を撮影する工業用として利用されるものまで広く利用
されているとともに、またその走査方式も第2世代、第
3世代のように種々の方式のものが開発されている。
る医療用として利用されるものから、物体の内部の断層
像を撮影する工業用として利用されるものまで広く利用
されているとともに、またその走査方式も第2世代、第
3世代のように種々の方式のものが開発されている。
【0003】このように種々開発されているCTスキャ
ナにおいて、検査したい被検体の種類によっては被検体
に照射されるX線の焦点の大きさを変えて、分解能を向
上したり、走査時間を短くして被検体を検査したい場合
が多々ある。例えば、X線を透過しにくい被検体の場合
や、高速撮影を行いたい場合等には、大きな焦点のX線
を用いて被検体を検査することが有利であるし、高い分
解能が必要である場合には、小さな焦点のX線を用いて
被検体を検査することが有利である。
ナにおいて、検査したい被検体の種類によっては被検体
に照射されるX線の焦点の大きさを変えて、分解能を向
上したり、走査時間を短くして被検体を検査したい場合
が多々ある。例えば、X線を透過しにくい被検体の場合
や、高速撮影を行いたい場合等には、大きな焦点のX線
を用いて被検体を検査することが有利であるし、高い分
解能が必要である場合には、小さな焦点のX線を用いて
被検体を検査することが有利である。
【0004】しかしながら、従来のCTスキャナではこ
のようにX線の焦点の大きさを可変し得るものはない。
これは、X線管において放射するX線の焦点の大きさを
可変すると、X線の焦点の位置がずれてしまうからであ
る。
のようにX線の焦点の大きさを可変し得るものはない。
これは、X線管において放射するX線の焦点の大きさを
可変すると、X線の焦点の位置がずれてしまうからであ
る。
【0005】ところで、通常の工業用X線管はX線の焦
点の大きさを2段階の切り替えて使用できるものが多く
ある。例えば、ザイフェルト社(独)の160MZ型X
線管は0.4×0.4mmの小焦点と1.5×1.5mmの
大焦点に切り替えて使用することができ、このX線管の
最大定格は小焦点時の管電圧および管電流はそれぞれ1
60kVおよび4mAであり、大焦点時の管電圧および
管電流はそれぞれ160kVおよび10mAである。
点の大きさを2段階の切り替えて使用できるものが多く
ある。例えば、ザイフェルト社(独)の160MZ型X
線管は0.4×0.4mmの小焦点と1.5×1.5mmの
大焦点に切り替えて使用することができ、このX線管の
最大定格は小焦点時の管電圧および管電流はそれぞれ1
60kVおよび4mAであり、大焦点時の管電圧および
管電流はそれぞれ160kVおよび10mAである。
【0006】図13および図14は、それぞれ上述した
ようにX線の焦点の大きさを切り替えて使用することが
できる工業用X線管の構造および該工業用X線管のフィ
ラメントの構造を示す図である。なお、図14(a)は
フィラメントの平面図であり、図14(b)は同図のB
−B線に沿って示す断面図であり、図14(c)は同図
のA−A線に沿って示す断面図である。
ようにX線の焦点の大きさを切り替えて使用することが
できる工業用X線管の構造および該工業用X線管のフィ
ラメントの構造を示す図である。なお、図14(a)は
フィラメントの平面図であり、図14(b)は同図のB
−B線に沿って示す断面図であり、図14(c)は同図
のA−A線に沿って示す断面図である。
【0007】図13に示すX線管は、陽極102と陰極
103が対向して配設され、陰極103上には図14か
らよくわかるように大焦点用フィラメント104aおよ
び小焦点用フィラメント104bからなるフィラメント
104を有する。そして、このフィラメント104から
発生した熱電子は陰極103と陽極102との間に印加
された高電圧によって加速されて、電子銃105となっ
て陽極(ターゲット)に当り、これによりX線106を
放射する。
103が対向して配設され、陰極103上には図14か
らよくわかるように大焦点用フィラメント104aおよ
び小焦点用フィラメント104bからなるフィラメント
104を有する。そして、このフィラメント104から
発生した熱電子は陰極103と陽極102との間に印加
された高電圧によって加速されて、電子銃105となっ
て陽極(ターゲット)に当り、これによりX線106を
放射する。
【0008】フィラメント104を構成する大焦点用フ
ィラメント104aおよび小焦点用フィラメント104
bは、高圧発生器107から点灯するフィラメントを切
り替えられることにより大焦点および小焦点の切り替え
を行うことができる。両フィラメントは周囲をカソード
キャップ110の壁で被われており、これが陽極等と併
せてレンズの役目を果たし、フィラメントから発生する
電子は収束されて、陽極上の狭い範囲であるX線焦点に
当り、X線を発生する。
ィラメント104aおよび小焦点用フィラメント104
bは、高圧発生器107から点灯するフィラメントを切
り替えられることにより大焦点および小焦点の切り替え
を行うことができる。両フィラメントは周囲をカソード
キャップ110の壁で被われており、これが陽極等と併
せてレンズの役目を果たし、フィラメントから発生する
電子は収束されて、陽極上の狭い範囲であるX線焦点に
当り、X線を発生する。
【0009】ところで、大焦点用フィラメント104a
および小焦点用フィラメント104bは、図14に示す
ように、互いに所定距離離隔しているため、両フィラメ
ントからの電子は陽極のターゲット上で互いにずれた異
なる位置に当る。すなわち、X線の焦点の位置がずれて
しまうのである。
および小焦点用フィラメント104bは、図14に示す
ように、互いに所定距離離隔しているため、両フィラメ
ントからの電子は陽極のターゲット上で互いにずれた異
なる位置に当る。すなわち、X線の焦点の位置がずれて
しまうのである。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
のCTスキャナでは、X線の焦点の大きさを可変し得る
ものはないとともに、また焦点の大きさを切り替えし得
る従来の工業用X線管を使用してCTスキャナを構成し
たとしても、X線の焦点の大きさを切り替えると、X線
の焦点の位置がずれてしまうことになるが、CTスキャ
ナではX線管焦点がX線検出器および機構部に対して正
確に位置付けられていることが高品位な断層像を形成す
る重要なポイントであるので、X線の焦点の位置がずれ
てしまうと、高品位な断層像を形成することができない
という問題がある。
のCTスキャナでは、X線の焦点の大きさを可変し得る
ものはないとともに、また焦点の大きさを切り替えし得
る従来の工業用X線管を使用してCTスキャナを構成し
たとしても、X線の焦点の大きさを切り替えると、X線
の焦点の位置がずれてしまうことになるが、CTスキャ
ナではX線管焦点がX線検出器および機構部に対して正
確に位置付けられていることが高品位な断層像を形成す
る重要なポイントであるので、X線の焦点の位置がずれ
てしまうと、高品位な断層像を形成することができない
という問題がある。
【0011】本発明は、上記に鑑みてなされたもので、
その目的とするところは、被検体および目的に応じて適
確な断層像を得られるようにX線の焦点の大きさを可変
し得るCTスキャナを提供することにある。
その目的とするところは、被検体および目的に応じて適
確な断層像を得られるようにX線の焦点の大きさを可変
し得るCTスキャナを提供することにある。
【0012】また、本発明の他の目的は、X線の焦点の
大きさを切り換えた場合にX線検出器に飽和が発生しな
いようにして良好な画質の断層像を得ることができるC
Tスキャナを提供することにある。
大きさを切り換えた場合にX線検出器に飽和が発生しな
いようにして良好な画質の断層像を得ることができるC
Tスキャナを提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の本発明のCTスキャナは、X線を被
検体に照射し、該被検体を透過したX線を検出して被検
体の断層像を構成するCTスキャナであって、複数の大
きさの焦点を有するX線を放射し得るX線源と、該X線
源から放射されるX線の焦点の大きさを切り替えるよう
にX線源を制御するX線焦点切り替え制御手段と、該X
線焦点切り替え制御手段によってX線の焦点が切り替え
られた場合に該X線焦点の位置が変わらないように位置
調整する焦点位置調整手段とを有することを要旨とす
る。
め、請求項1記載の本発明のCTスキャナは、X線を被
検体に照射し、該被検体を透過したX線を検出して被検
体の断層像を構成するCTスキャナであって、複数の大
きさの焦点を有するX線を放射し得るX線源と、該X線
源から放射されるX線の焦点の大きさを切り替えるよう
にX線源を制御するX線焦点切り替え制御手段と、該X
線焦点切り替え制御手段によってX線の焦点が切り替え
られた場合に該X線焦点の位置が変わらないように位置
調整する焦点位置調整手段とを有することを要旨とす
る。
【0014】また、請求項2記載の本発明のCTスキャ
ナは、X線を被検体に照射し、該被検体を透過したX線
を検出して被検体の断層像を構成するCTスキャナであ
って、高電圧加速されて陽極に当たることにより複数の
焦点を有するX線を放射する熱電子を発生するように陰
極上に同軸的に配設された複数の電子発生手段を有する
X線源と、該X線源の複数の電子発生手段を選択的に駆
動制御し、異なる大きさの焦点を有するX線を選択器に
発生するように制御するX線焦点制御手段とを有するこ
とを要旨とする。
ナは、X線を被検体に照射し、該被検体を透過したX線
を検出して被検体の断層像を構成するCTスキャナであ
って、高電圧加速されて陽極に当たることにより複数の
焦点を有するX線を放射する熱電子を発生するように陰
極上に同軸的に配設された複数の電子発生手段を有する
X線源と、該X線源の複数の電子発生手段を選択的に駆
動制御し、異なる大きさの焦点を有するX線を選択器に
発生するように制御するX線焦点制御手段とを有するこ
とを要旨とする。
【0015】更に、請求項3記載の本発明のCTスキャ
ナは、X線を被検体に照射し、該被検体を透過したX線
を検出して被検体の断層像を構成するCTスキャナであ
って、複数の大きさの焦点を有するX線を放射し得るX
線源と、該X線源から放射されるX線の焦点の大きさを
切り替えるようにX線源を制御するX線焦点切り替え制
御手段と、該X線焦点切り替え制御手段によってX線の
焦点が切り替えられた場合に該切り替えられたX線の焦
点の大きさに応じて利得が変化するX線検出器とを有す
ることを要旨とする。
ナは、X線を被検体に照射し、該被検体を透過したX線
を検出して被検体の断層像を構成するCTスキャナであ
って、複数の大きさの焦点を有するX線を放射し得るX
線源と、該X線源から放射されるX線の焦点の大きさを
切り替えるようにX線源を制御するX線焦点切り替え制
御手段と、該X線焦点切り替え制御手段によってX線の
焦点が切り替えられた場合に該切り替えられたX線の焦
点の大きさに応じて利得が変化するX線検出器とを有す
ることを要旨とする。
【0016】請求項4記載の本発明のCTスキャナは、
X線を被検体に照射し、該被検体を透過したX線を検出
して被検体の断層像を構成するCTスキャナであって、
被検体を透過するX線の走査速度を切り替える走査速度
切り替え手段と、該走査速度切り替え手段によって切り
替えられたX線の走査速度に応じて利得が変化するX線
検出器とを有することを要旨とする。
X線を被検体に照射し、該被検体を透過したX線を検出
して被検体の断層像を構成するCTスキャナであって、
被検体を透過するX線の走査速度を切り替える走査速度
切り替え手段と、該走査速度切り替え手段によって切り
替えられたX線の走査速度に応じて利得が変化するX線
検出器とを有することを要旨とする。
【0017】
【作用】請求項1記載の本発明のCTスキャナでは、複
数の大きさの焦点を有するX線を放射し得るX線源を制
御してX線の焦点の大きさを切り替え、X線の焦点が切
り替えられた場合にX線焦点の位置が変わらないように
位置調整する。
数の大きさの焦点を有するX線を放射し得るX線源を制
御してX線の焦点の大きさを切り替え、X線の焦点が切
り替えられた場合にX線焦点の位置が変わらないように
位置調整する。
【0018】また、請求項2記載の本発明のCTスキャ
ナでは、複数の焦点を有するX線を放射する熱電子を発
生するように陰極上に同軸的に配設された複数の電子発
生手段を選択的に駆動制御し、異なる大きさの焦点を有
するX線を選択的に発生するように制御する。
ナでは、複数の焦点を有するX線を放射する熱電子を発
生するように陰極上に同軸的に配設された複数の電子発
生手段を選択的に駆動制御し、異なる大きさの焦点を有
するX線を選択的に発生するように制御する。
【0019】更に、請求項3記載の本発明のCTスキャ
ナでは、X線の焦点が切り替えられた場合、この切り替
えられたX線の焦点の大きさに応じてX線検出器の利得
を可変する。
ナでは、X線の焦点が切り替えられた場合、この切り替
えられたX線の焦点の大きさに応じてX線検出器の利得
を可変する。
【0020】請求項4記載の本発明のCTスキャナは、
X線を被検体に照射し、X線の走査速度が切り替えられ
た場合、この切り替えられたX線の走査速度に応じてX
線検出器の利得を可変する。
X線を被検体に照射し、X線の走査速度が切り替えられ
た場合、この切り替えられたX線の走査速度に応じてX
線検出器の利得を可変する。
【0021】
【実施例】以下、図面を用いて本発明の実施例を説明す
る。
る。
【0022】図1は、本発明の一実施例に係わるCTス
キャナの構成を示す図である。同図において、上部に示
す機構部はフロアーに設置されている本CTスキャナを
上方から見た平面図であり、下部はその各制御部をブロ
ック図で示している。
キャナの構成を示す図である。同図において、上部に示
す機構部はフロアーに設置されている本CTスキャナを
上方から見た平面図であり、下部はその各制御部をブロ
ック図で示している。
【0023】図1に示すCTスキャナは、被検体の回転
およびトラバース動作によるスキャンニングにより被検
体の断層像を得る所謂T−R(トラバース−ローテーシ
ョン)方式(第2世代方式)のものであり、支柱1によ
って上下方向に移動し得るように支持されたコの字状の
フレーム3にX線管5およびNチャンネルのX線検出器
7が対向して配設されている。
およびトラバース動作によるスキャンニングにより被検
体の断層像を得る所謂T−R(トラバース−ローテーシ
ョン)方式(第2世代方式)のものであり、支柱1によ
って上下方向に移動し得るように支持されたコの字状の
フレーム3にX線管5およびNチャンネルのX線検出器
7が対向して配設されている。
【0024】X線管5とX線検出器7との間には、載置
台15上に被検体11が載置され、X線管5からX線検
出器7に向かって放射されるファンビーム9を被検体1
1が横切るようになっている。被検体11を載置してい
る載置台15は回転機構部17によって回転するように
なっているとともに、またトラバース機構13によって
制御される移動機構部19に連結され、これにより載置
台15、すなわち被検体11は移動機構部19に沿って
移動、すなわちトラバース動作するようになっている。
なお、25,27はコリメータである。
台15上に被検体11が載置され、X線管5からX線検
出器7に向かって放射されるファンビーム9を被検体1
1が横切るようになっている。被検体11を載置してい
る載置台15は回転機構部17によって回転するように
なっているとともに、またトラバース機構13によって
制御される移動機構部19に連結され、これにより載置
台15、すなわち被検体11は移動機構部19に沿って
移動、すなわちトラバース動作するようになっている。
なお、25,27はコリメータである。
【0025】このような構成を有するCTスキャナは、
ファンビーム9を横切るように被検体11を異なる角度
で複数回移動させながら、各移動におけるX線検出器7
からの出力信号をデータ収集部21で収集し、この収集
データを再構成部23で再構成することにより被検体1
1の断層像をCRT37に表示することができる。
ファンビーム9を横切るように被検体11を異なる角度
で複数回移動させながら、各移動におけるX線検出器7
からの出力信号をデータ収集部21で収集し、この収集
データを再構成部23で再構成することにより被検体1
1の断層像をCRT37に表示することができる。
【0026】なお、X線管5は、X線の焦点の大きさを
小焦点と大焦点とに可変し得るものであるとともに、こ
のようにX線の焦点を可変することにより、該X線焦点
の位置が可変するものであるため、このようなX線焦点
の位置の変化を調整するようにX線管5の側近には焦点
位置調整機構29が設けられている。この焦点位置調整
機構29は、X線管5を上下、左右、前後方向に駆動し
てX線の焦点の位置を調整し得るように上下動作用モー
タ、左右動作用モータ、前後動作用モータを有するよう
になっている。この焦点位置調整機構29は、焦点位置
制御部60によって制御されるようになっている。焦点
位置制御部60は、モータドライバ61、インタフェー
ス62、インタフェース63、CPU64、メモリ65
から構成されている。
小焦点と大焦点とに可変し得るものであるとともに、こ
のようにX線の焦点を可変することにより、該X線焦点
の位置が可変するものであるため、このようなX線焦点
の位置の変化を調整するようにX線管5の側近には焦点
位置調整機構29が設けられている。この焦点位置調整
機構29は、X線管5を上下、左右、前後方向に駆動し
てX線の焦点の位置を調整し得るように上下動作用モー
タ、左右動作用モータ、前後動作用モータを有するよう
になっている。この焦点位置調整機構29は、焦点位置
制御部60によって制御されるようになっている。焦点
位置制御部60は、モータドライバ61、インタフェー
ス62、インタフェース63、CPU64、メモリ65
から構成されている。
【0027】また、X線管5はX線制御部31によって
その起動、X線焦点の大きさ等を制御され、該X線制御
部31はCTスキャナの全体の動作を制御する中央制御
部35によって制御されるようになっている。前記トラ
バース機構13および回転機構部17は中央制御部35
の制御のもとに駆動制御部33を介して制御されるよう
になっている。
その起動、X線焦点の大きさ等を制御され、該X線制御
部31はCTスキャナの全体の動作を制御する中央制御
部35によって制御されるようになっている。前記トラ
バース機構13および回転機構部17は中央制御部35
の制御のもとに駆動制御部33を介して制御されるよう
になっている。
【0028】X線検出器7からのデータを収集するデー
タ収集部21は、中央制御部35に接続されるととも
に、X線管5のX線焦点の調整位置を求める調整位置演
算部39に接続され、データ収集部21で収集されたデ
ータは調整位置演算部39にも供給されるようになって
いる。調整位置演算部39は、データ収集部21に接続
されたインタフェース41、該インタフェース41を介
して供給される収集データからX線焦点の調整位置を算
出するCPU43、各種データを蓄積するメモリ45お
よびディスプレイ47を有する。
タ収集部21は、中央制御部35に接続されるととも
に、X線管5のX線焦点の調整位置を求める調整位置演
算部39に接続され、データ収集部21で収集されたデ
ータは調整位置演算部39にも供給されるようになって
いる。調整位置演算部39は、データ収集部21に接続
されたインタフェース41、該インタフェース41を介
して供給される収集データからX線焦点の調整位置を算
出するCPU43、各種データを蓄積するメモリ45お
よびディスプレイ47を有する。
【0029】次に、以上のように構成されるCTスキャ
ナの作用を説明する。
ナの作用を説明する。
【0030】このCTスキャナは、X線管5のX線焦点
の大きさを変えたことによりX線焦点の位置を測定する
焦点位置測定モードとX線焦点の位置を測定した後にこ
の測定した位置データを使用して被検体を走査するスキ
ャンモードとを有する。
の大きさを変えたことによりX線焦点の位置を測定する
焦点位置測定モードとX線焦点の位置を測定した後にこ
の測定した位置データを使用して被検体を走査するスキ
ャンモードとを有する。
【0031】焦点位置測定モードは、小焦点および大焦
点のそれぞれにおける焦点位置調整機構29の調整位置
を測定し、ディジタル値として焦点位置制御部60のメ
モリ65に記憶するモードである。
点のそれぞれにおける焦点位置調整機構29の調整位置
を測定し、ディジタル値として焦点位置制御部60のメ
モリ65に記憶するモードである。
【0032】まず、小焦点を選択し、垂直(Z)方向の
調整位置を測定する方法について図2および図3を参照
して説明する。
調整位置を測定する方法について図2および図3を参照
して説明する。
【0033】まず、オペレータが中央制御部35のパネ
ルから指令を発生すると、この指令は焦点位置制御部6
0に供給され、該焦点位置制御部60のモータドライバ
61により焦点位置調整機構29の上下動作用モータが
X線管5を下限位置に戻し、この下限位置からX線管5
を一定速度で上昇させるとともに、X線制御部31の制
御によりX線管5からX線が曝射され始める。なお、こ
の下限位置では、X線管5の焦点位置は図2にO’とし
て示すように正しい焦点位置Oの下方に位置している。
ルから指令を発生すると、この指令は焦点位置制御部6
0に供給され、該焦点位置制御部60のモータドライバ
61により焦点位置調整機構29の上下動作用モータが
X線管5を下限位置に戻し、この下限位置からX線管5
を一定速度で上昇させるとともに、X線制御部31の制
御によりX線管5からX線が曝射され始める。なお、こ
の下限位置では、X線管5の焦点位置は図2にO’とし
て示すように正しい焦点位置Oの下方に位置している。
【0034】X線管5がX線を曝射開始すると、X線検
出器7はX線管5からのX線を検出し、データ収集部2
1に供給する。データ収集部21はX線検出器7からの
データを収集し、調整位置演算部39に供給する。
出器7はX線管5からのX線を検出し、データ収集部2
1に供給する。データ収集部21はX線検出器7からの
データを収集し、調整位置演算部39に供給する。
【0035】ところで、焦点位置調整機構29の上下動
作用モータには上下動位置を検出するエンコーダが取り
付けられており、このエンコーダからの上下動位置はデ
ータ収集中ディジタルデータとして焦点位置制御部60
に供給され、更に焦点位置制御部60から調整位置演算
部39に供給されるようになっている。
作用モータには上下動位置を検出するエンコーダが取り
付けられており、このエンコーダからの上下動位置はデ
ータ収集中ディジタルデータとして焦点位置制御部60
に供給され、更に焦点位置制御部60から調整位置演算
部39に供給されるようになっている。
【0036】以上のようにして、X線管5が下限位置か
ら上限位置まで移動することにより測定が終了する。調
整位置演算部39はこの間に図3に示すような関係にあ
るX線管5の上下動位置データ(Z)と対応するX線検
出器7からの出力データ(I)を受け取り、この両デー
タの関係から正しい垂直(Z)方向の位置Zo を計算す
る。この計算は、図3に示すようにX線検出器7の出力
データI(Z)の左右の面積が同じ値になるZをZo と
して算出することにより行われる。このように算出され
た正しい垂直(Z)方向の位置Zo は調整位置演算部3
9から焦点位置制御部60に供給され、焦点位置制御部
60はメモリ65に記憶するとともに、焦点位置調整機
構29を介してX線管5をこの位置Zo まで上下動させ
て停止させる。
ら上限位置まで移動することにより測定が終了する。調
整位置演算部39はこの間に図3に示すような関係にあ
るX線管5の上下動位置データ(Z)と対応するX線検
出器7からの出力データ(I)を受け取り、この両デー
タの関係から正しい垂直(Z)方向の位置Zo を計算す
る。この計算は、図3に示すようにX線検出器7の出力
データI(Z)の左右の面積が同じ値になるZをZo と
して算出することにより行われる。このように算出され
た正しい垂直(Z)方向の位置Zo は調整位置演算部3
9から焦点位置制御部60に供給され、焦点位置制御部
60はメモリ65に記憶するとともに、焦点位置調整機
構29を介してX線管5をこの位置Zo まで上下動させ
て停止させる。
【0037】次に、水平方向の調整位置、すなわち水平
面内(x,y)における調整位置を測定する方法につい
て図4に示すようにx−y座標系を設定し、X線管5の
焦点位置O’が正しい焦点位置Oに対してΔx,Δyだ
けずれている場合を例に説明する。
面内(x,y)における調整位置を測定する方法につい
て図4に示すようにx−y座標系を設定し、X線管5の
焦点位置O’が正しい焦点位置Oに対してΔx,Δyだ
けずれている場合を例に説明する。
【0038】この水平面内における調整位置の測定は、
被検体11の代わりに基準被検体を使用して行うことに
なる。すなわち、調整位置演算部39は、この基準被検
体をX線管5からのX線で走査することによりX線検出
器7で検出される出力信号に基づいて調整位置を算出す
る。
被検体11の代わりに基準被検体を使用して行うことに
なる。すなわち、調整位置演算部39は、この基準被検
体をX線管5からのX線で走査することによりX線検出
器7で検出される出力信号に基づいて調整位置を算出す
る。
【0039】この基準被検体は、図4、特に図5によく
示すように、支持台51の回転中心軸Hに対して距離R
をもって対称に配設された一対のピンファントム49
a,49bで構成される。そして、このピンファントム
49a,49bは支持台51を介して載置台15上に載
置される。
示すように、支持台51の回転中心軸Hに対して距離R
をもって対称に配設された一対のピンファントム49
a,49bで構成される。そして、このピンファントム
49a,49bは支持台51を介して載置台15上に載
置される。
【0040】調整位置演算部39は、このように載置台
15に載置されたピンファントム49a,49bを図4
に示す配置でファンビーム9を横切るように1回移動さ
せ、その移動距離(トラバース距離)Xおよび各ピンフ
ァントム49a,49bについてのX線検出器7からの
検出結果から図6に示すような両者の関係を求める。
15に載置されたピンファントム49a,49bを図4
に示す配置でファンビーム9を横切るように1回移動さ
せ、その移動距離(トラバース距離)Xおよび各ピンフ
ァントム49a,49bについてのX線検出器7からの
検出結果から図6に示すような両者の関係を求める。
【0041】そして、この関係から調整量Δxを次の式
によって求める。
によって求める。
【0042】
【数1】 なお、この式でFDD,FCD,xcenterは図4に示す
ようにシステムの幾何設定で定められた長さである。
ようにシステムの幾何設定で定められた長さである。
【0043】更に、調整量Δyを次に示す手順で求め
る。まず、次の式からΔx1,Δx2を求める。
る。まず、次の式からΔx1,Δx2を求める。
【0044】 Δx1 (1,N)=x1 (1)−x1 (N) Δx1 (2,N−1)=x1 (2)−x1 (N−1) ・ ・ ・ ・ ・ Δx1 (k,N−k+1)=x1 (k)−x1 (N−k+1) Δx2 (1,N)=x2 (1)−x2 (N) Δx2 (2,N−1)=x2 (2)−x2 (N−1) ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ Δx2 (k,N−k+1)=x2 (k)−x2 (N−k+1) なお、上式において、kfはN/4程度の値を用いる。
【0045】次に、上式で求めた結果に基づいて次の式
から倍率値Mを求める。
から倍率値Mを求める。
【0046】
【数2】 そして、求めた倍率値Mの平均値Mo を算出し、最後に
次式から調整量Δyを求める。
次式から調整量Δyを求める。
【0047】
【数3】 以上のようにして、Δx,Δyが求められるので、調整
位置演算部39は更に現在のX線管5の水平面内での位
置x,yを焦点位置制御部60から受け取り、次式のよ
うに正しい位置xo ,yo を算出する。
位置演算部39は更に現在のX線管5の水平面内での位
置x,yを焦点位置制御部60から受け取り、次式のよ
うに正しい位置xo ,yo を算出する。
【0048】xo =x+Δx yo =y+Δy このようにして算出された水平面内の正しい位置xo ,
yo は焦点位置制御部60に供給される。焦点位置制御
部60は、この正しい位置xo ,yo をメモリ65に記
憶するとともに、焦点位置調整機構29を介してX線管
5を水平面内の正しい位置xo ,yo まで移動させる。
yo は焦点位置制御部60に供給される。焦点位置制御
部60は、この正しい位置xo ,yo をメモリ65に記
憶するとともに、焦点位置調整機構29を介してX線管
5を水平面内の正しい位置xo ,yo まで移動させる。
【0049】以上のようにして、小焦点に対する焦点位
置の測定が終了すると、次に大焦点を選択して、同様の
測定を行い、大焦点時の位置xo ,yo ,zo を算出
し、焦点位置調整も行われる。そして、調整位置xo ,
yo ,zo は小焦点および大焦点でそれぞれ分けて焦点
位置制御60のメモリ65に記憶される。
置の測定が終了すると、次に大焦点を選択して、同様の
測定を行い、大焦点時の位置xo ,yo ,zo を算出
し、焦点位置調整も行われる。そして、調整位置xo ,
yo ,zo は小焦点および大焦点でそれぞれ分けて焦点
位置制御60のメモリ65に記憶される。
【0050】以上のようにして、焦点位置測定モードが
終了して、小焦点および大焦点用の調整位置xo ,yo
,xo が記憶されると、この調整位置に基づいてスキ
ャンモードが次に行われる。
終了して、小焦点および大焦点用の調整位置xo ,yo
,xo が記憶されると、この調整位置に基づいてスキ
ャンモードが次に行われる。
【0051】このスキャンモードでは、被検体11を載
置台15上に載置し、オペレータは中央制御部35のパ
ネルで焦点の大きさを選択する。この選択された焦点の
大きさに応じて、X線制御部31は、X線管5における
焦点の大きさを切り替えるとともに、焦点位置制御部6
0は、この選択された焦点の大きさに対応してメモリ6
5に記憶されている調整位置にX線管5の焦点を合わせ
るように焦点位置調整を行う。焦点位置の調整が終了す
ると、CTスキャナはスキャン可能な状態となるので、
オペレータがスキャン開始させると、通常のCTスキャ
ナと同様にスキャンを行い、被検体11の断層像を作成
する。
置台15上に載置し、オペレータは中央制御部35のパ
ネルで焦点の大きさを選択する。この選択された焦点の
大きさに応じて、X線制御部31は、X線管5における
焦点の大きさを切り替えるとともに、焦点位置制御部6
0は、この選択された焦点の大きさに対応してメモリ6
5に記憶されている調整位置にX線管5の焦点を合わせ
るように焦点位置調整を行う。焦点位置の調整が終了す
ると、CTスキャナはスキャン可能な状態となるので、
オペレータがスキャン開始させると、通常のCTスキャ
ナと同様にスキャンを行い、被検体11の断層像を作成
する。
【0052】なお、上述したCTスキャナは、通常はス
キャンモードで使用され、焦点位置測定モードは装置の
製造時、X線管の交換時、定期点検時等に使用される。
キャンモードで使用され、焦点位置測定モードは装置の
製造時、X線管の交換時、定期点検時等に使用される。
【0053】上記実施例は焦点の大きさを小焦点および
大焦点の2段階に設定した場合について説明している
が、これは2段階に限定されず、何段階でも可能なもの
である。
大焦点の2段階に設定した場合について説明している
が、これは2段階に限定されず、何段階でも可能なもの
である。
【0054】また、上記実施例では、調整位置演算部3
9を用いてX線管の調整位置を演算しているが、調整位
置演算部39を使用しなくても、X線管の位置調整はピ
ン状のテスト用被検体であるピンファントムの断面像を
撮り、この断面像のアーチファクトから経験的に調整量
および調整方向を判断したり、またはピンファントムを
スキャンして、X線検出器の生データを出力し、プロッ
ト等を行って調整量を求めるといった経験的手法で調整
位置を小焦点および大焦点のそれぞれに対して求めるこ
ともできる。そして、このように求められた調整位置を
手動で焦点位置制御部60に入力するようにしてもよ
い。
9を用いてX線管の調整位置を演算しているが、調整位
置演算部39を使用しなくても、X線管の位置調整はピ
ン状のテスト用被検体であるピンファントムの断面像を
撮り、この断面像のアーチファクトから経験的に調整量
および調整方向を判断したり、またはピンファントムを
スキャンして、X線検出器の生データを出力し、プロッ
ト等を行って調整量を求めるといった経験的手法で調整
位置を小焦点および大焦点のそれぞれに対して求めるこ
ともできる。そして、このように求められた調整位置を
手動で焦点位置制御部60に入力するようにしてもよ
い。
【0055】更に、上記実施例では、焦点位置制御部6
0から焦点位置調整機構29を介してX線管5の位置を
機械的に調整しているが、このように機械的に行う代わ
りに例えばコイルに電流を流すことにより電子ビームを
曲げて焦点位置を調整することもできる。
0から焦点位置調整機構29を介してX線管5の位置を
機械的に調整しているが、このように機械的に行う代わ
りに例えばコイルに電流を流すことにより電子ビームを
曲げて焦点位置を調整することもできる。
【0056】また、X線管だけでなく、ライナック(リ
ニアアクセレータ)等にも適用することができる。
ニアアクセレータ)等にも適用することができる。
【0057】更に、CTスキャナの方式はトラバース−
ローテーション方式の第2世代のものだけでなく、第3
世代、第4世代等の他の方式のものにも同様に適用する
ことができる。
ローテーション方式の第2世代のものだけでなく、第3
世代、第4世代等の他の方式のものにも同様に適用する
ことができる。
【0058】図7は本発明の他の実施例に係わるCTス
キャナに適用し得るX線管のフィラメントを有する陰極
の構造を示す図であり、特に図7(a)はその正面図で
あり、図7(b)は図7(a)のB−B線に沿った断面
図であり、図7(c)は図7(a)のA−A線に沿った
断面図である。
キャナに適用し得るX線管のフィラメントを有する陰極
の構造を示す図であり、特に図7(a)はその正面図で
あり、図7(b)は図7(a)のB−B線に沿った断面
図であり、図7(c)は図7(a)のA−A線に沿った
断面図である。
【0059】図7に示す陰極83を有するX線管は、全
体的に前述した図13に示すような構造のものであっ
て、小焦点および大焦点用の2種類のフィラメントを有
するが、フィラメントを小焦点用および大焦点用に切り
替えても、その焦点位置が変わらないようにフィラメン
トの構造のみが変更されているものである。
体的に前述した図13に示すような構造のものであっ
て、小焦点および大焦点用の2種類のフィラメントを有
するが、フィラメントを小焦点用および大焦点用に切り
替えても、その焦点位置が変わらないようにフィラメン
トの構造のみが変更されているものである。
【0060】具体的には、図7において、カソードキャ
ップ81の中央部に小焦点用フィラメント80bが設け
られ、その周囲に小焦点用フィラメント80bを取り囲
むように両側に平行に大焦点用フィラメント80aが設
けられているのである。従って、フィラメントが小焦点
用フィラメント80bのみに切り替えられた時のフィラ
メントの中心位置と大焦点用フィラメントに切り替えら
れて大焦点用フィラメント80aおよび小焦点用フィラ
メント80bが点灯した時の両フィラメントの中心位置
は同じとなっており、フィラメントが切り替えられても
焦点位置は変化しないようになっている。
ップ81の中央部に小焦点用フィラメント80bが設け
られ、その周囲に小焦点用フィラメント80bを取り囲
むように両側に平行に大焦点用フィラメント80aが設
けられているのである。従って、フィラメントが小焦点
用フィラメント80bのみに切り替えられた時のフィラ
メントの中心位置と大焦点用フィラメントに切り替えら
れて大焦点用フィラメント80aおよび小焦点用フィラ
メント80bが点灯した時の両フィラメントの中心位置
は同じとなっており、フィラメントが切り替えられても
焦点位置は変化しないようになっている。
【0061】小焦点用フィラメント80bおよび大焦点
用フィラメント80aからなるフィラメントの周囲はカ
ソードキャップ81の壁で被われ、これが陽極等の他の
電極と併せて電子レンズの役目を果たしている。
用フィラメント80aからなるフィラメントの周囲はカ
ソードキャップ81の壁で被われ、これが陽極等の他の
電極と併せて電子レンズの役目を果たしている。
【0062】更に詳細には、小焦点が選択された時に
は、小焦点用フィラメント80bのみが点灯し、大焦点
が選択された時には、大焦点用フィラメント80aと小
焦点用フィラメント80bの両方が点灯するようにX線
制御部は動作する。そして、この場合において、小焦点
用フィラメント80bのみが点灯した時の小焦点の中心
位置は小焦点用フィラメント80bの中心であり、また
は大焦点用フィラメント80aと小焦点用フィラメント
80bの両方が点灯した時の大焦点の中心位置も小焦点
用フィラメント80bの中心であるので、小焦点時と大
焦点時の中心位置は変化しないようになっている。
は、小焦点用フィラメント80bのみが点灯し、大焦点
が選択された時には、大焦点用フィラメント80aと小
焦点用フィラメント80bの両方が点灯するようにX線
制御部は動作する。そして、この場合において、小焦点
用フィラメント80bのみが点灯した時の小焦点の中心
位置は小焦点用フィラメント80bの中心であり、また
は大焦点用フィラメント80aと小焦点用フィラメント
80bの両方が点灯した時の大焦点の中心位置も小焦点
用フィラメント80bの中心であるので、小焦点時と大
焦点時の中心位置は変化しないようになっている。
【0063】そして、このように小焦点または大焦点を
構成するように選択された小焦点用フィラメント80b
および大焦点用フィラメント80aからなるフィラメン
トから発生した熱電子は、カソードキャップ81および
陽極等により構成される電子レンズ系により収束される
とともに、陰極および陽極間の電場で加速されて、陽極
上に焦点を形成するように衝突することによりX線を発
生する。大焦点の場合には、フィラメントが大きくなる
ため、焦点も大きくなるが、大焦点用フィラメント80
aが小焦点用フィラメント80bを取り囲むように配設
されているので、小焦点を取り囲むように大焦点が形成
され、X線の焦点位置がずれないようになっている。
構成するように選択された小焦点用フィラメント80b
および大焦点用フィラメント80aからなるフィラメン
トから発生した熱電子は、カソードキャップ81および
陽極等により構成される電子レンズ系により収束される
とともに、陰極および陽極間の電場で加速されて、陽極
上に焦点を形成するように衝突することによりX線を発
生する。大焦点の場合には、フィラメントが大きくなる
ため、焦点も大きくなるが、大焦点用フィラメント80
aが小焦点用フィラメント80bを取り囲むように配設
されているので、小焦点を取り囲むように大焦点が形成
され、X線の焦点位置がずれないようになっている。
【0064】なお、上記実施例では、フィラメントはコ
イル状に構成されているが、これに限定されるものでな
く、例えばプレート状抵抗体に形成することもできる。
イル状に構成されているが、これに限定されるものでな
く、例えばプレート状抵抗体に形成することもできる。
【0065】図8(a),(b),(c)は、本発明の
別の実施例に係わるCTスキャナに適用し得るX線管の
フィラメントを有する陰極の構造を示す図7(a),
(b),(c)に類似した図である。
別の実施例に係わるCTスキャナに適用し得るX線管の
フィラメントを有する陰極の構造を示す図7(a),
(b),(c)に類似した図である。
【0066】この図8に示す実施例は、図7に示したと
同様にフィラメント、すなわち大焦点用フィラメント8
0aおよび小焦点用フィラメント80bのそれぞれをカ
ソードキャップの別々のくぼみ内に配設するように構成
したものである。このように構成することにより、小焦
点時の収束性を重視したカソードキャップを設計するこ
とができる。
同様にフィラメント、すなわち大焦点用フィラメント8
0aおよび小焦点用フィラメント80bのそれぞれをカ
ソードキャップの別々のくぼみ内に配設するように構成
したものである。このように構成することにより、小焦
点時の収束性を重視したカソードキャップを設計するこ
とができる。
【0067】図9(a),(b),(c)は、本発明の
更に別の実施例に係わるCTスキャナに適用し得るX線
管のフィラメントを有する陰極の構造を示す図7
(a),(b),(c)に類似した図である。
更に別の実施例に係わるCTスキャナに適用し得るX線
管のフィラメントを有する陰極の構造を示す図7
(a),(b),(c)に類似した図である。
【0068】この図9に示す実施例は、小焦点用フィラ
メント82bの周囲に大焦点用フィラメント82aを完
全に取り囲み一周させるように構成したものである。
メント82bの周囲に大焦点用フィラメント82aを完
全に取り囲み一周させるように構成したものである。
【0069】図10は、本発明の更に他の実施例に係わ
るCTスキャナの構成を示す図である。同図において、
上部に示す機構部はフロアーに設置されている本CTス
キャナを上方から見た平面図であり、下部はその各制御
部をブロック図で示している。
るCTスキャナの構成を示す図である。同図において、
上部に示す機構部はフロアーに設置されている本CTス
キャナを上方から見た平面図であり、下部はその各制御
部をブロック図で示している。
【0070】図10に示すCTスキャナは、従来のX線
検出器の回路における入力電流と出力電圧との比である
X線検出器の利得が固定されていて切り替えることがで
きないため、図1〜図9に示した各実施例のようにX線
の焦点を大きくした場合に、X線検出器の出力が飽和し
てしまうという問題が発生するので、このような飽和を
防止するためにX線検出器の利得を大焦点に合わせて設
定するとともに、また焦点を大焦点から小焦点に切り替
えた時にX線検出器の出力が小さくなりすぎて、データ
収集部のダイナミックレンジが十分活用されないことを
防止するように小焦点に合わせてX線検出器の利得を設
定するように制御することを第1の目的とするととも
に、上述したように高速CTスキャンや高速透視検査を
可能にしたり、またはX線量を増大して画像の雑音を低
減するためにX線の焦点を大きくすることの代わりに走
査時間を長くする所謂ファインスキャンを行うことが可
能であるが、このように走査時間を長くしてファインス
キャンを行うと、上述したと同様にX線検出器の出力が
飽和してしまうという問題が発生するので、このような
飽和を防止するためにX線検出器の利得をファインスキ
ャンに合わせて設定するとともに、またファインスキャ
ンから短時間スキャン、すなわちノーマルスキャンに切
り替えた時にX線検出器の出力が小さくなりすぎて、デ
ータ収集部のダイナミックレンジが十分活用されないこ
とを防止するようにノーマルスキャンに合わせてX線検
出器の利得を設定するように制御することを第2の目的
としているものである。
検出器の回路における入力電流と出力電圧との比である
X線検出器の利得が固定されていて切り替えることがで
きないため、図1〜図9に示した各実施例のようにX線
の焦点を大きくした場合に、X線検出器の出力が飽和し
てしまうという問題が発生するので、このような飽和を
防止するためにX線検出器の利得を大焦点に合わせて設
定するとともに、また焦点を大焦点から小焦点に切り替
えた時にX線検出器の出力が小さくなりすぎて、データ
収集部のダイナミックレンジが十分活用されないことを
防止するように小焦点に合わせてX線検出器の利得を設
定するように制御することを第1の目的とするととも
に、上述したように高速CTスキャンや高速透視検査を
可能にしたり、またはX線量を増大して画像の雑音を低
減するためにX線の焦点を大きくすることの代わりに走
査時間を長くする所謂ファインスキャンを行うことが可
能であるが、このように走査時間を長くしてファインス
キャンを行うと、上述したと同様にX線検出器の出力が
飽和してしまうという問題が発生するので、このような
飽和を防止するためにX線検出器の利得をファインスキ
ャンに合わせて設定するとともに、またファインスキャ
ンから短時間スキャン、すなわちノーマルスキャンに切
り替えた時にX線検出器の出力が小さくなりすぎて、デ
ータ収集部のダイナミックレンジが十分活用されないこ
とを防止するようにノーマルスキャンに合わせてX線検
出器の利得を設定するように制御することを第2の目的
としているものである。
【0071】図10に示すCTスキャナは、図1に示す
CTスキャナの構成において調整位置演算部39および
焦点位置制御部60を除去し、代わりとしてX線焦点切
換器38および走査速度切換器40を設けた点が異なる
のみで、その他の構成は同じであるので、同じ符号が付
されている。なお、X線焦点切換器38および走査速度
切換器40は、切り換え情報をディジタル信号として出
力するようになっている。
CTスキャナの構成において調整位置演算部39および
焦点位置制御部60を除去し、代わりとしてX線焦点切
換器38および走査速度切換器40を設けた点が異なる
のみで、その他の構成は同じであるので、同じ符号が付
されている。なお、X線焦点切換器38および走査速度
切換器40は、切り換え情報をディジタル信号として出
力するようになっている。
【0072】図11は、図10に示すCTスキャナに使
用されているNチャンネルのX線検出器7の詳細な回路
構成図である。同図に示すX線検出器7は、1チャンネ
ルからNチャンネルまでのN個のチャンネル部100を
有し、このN個のチャンネル部100からの出力信号が
マルチプレクサ75に入力されて時分割に切り換えられ
てデータ収集部21に供給されるようになっているが、
同図においては1チャンネルのみの内部構成が詳細に示
されている。
用されているNチャンネルのX線検出器7の詳細な回路
構成図である。同図に示すX線検出器7は、1チャンネ
ルからNチャンネルまでのN個のチャンネル部100を
有し、このN個のチャンネル部100からの出力信号が
マルチプレクサ75に入力されて時分割に切り換えられ
てデータ収集部21に供給されるようになっているが、
同図においては1チャンネルのみの内部構成が詳細に示
されている。
【0073】まず、1チャンネルのチャンネル部100
の構成を説明する。該チャンネル部100は、X線管5
からのX線が当たって、光を発生するシンチレータ71
を有し、該シンチレータ71からの光はフォトダイオー
ド72で検出されて電流iに変換される。このフォトダ
イオード72からの電流iは、電流増幅部76で電流I
に増幅される。この電流増幅部76は演算増幅器11
1、抵抗112、コンデンサ113、抵抗114、X線
焦点切換用スイッチ173、走査速度切換用スイッチ1
74、抵抗121,122,131,132から構成さ
れ、前記X線焦点切換用スイッチ173および走査速度
切換用スイッチ174はそれぞれX線焦点切換器38か
らのゲイン切換信号Aおよび走査速度切換器40からの
積分定数切換信号Bで制御されるようになっている。
の構成を説明する。該チャンネル部100は、X線管5
からのX線が当たって、光を発生するシンチレータ71
を有し、該シンチレータ71からの光はフォトダイオー
ド72で検出されて電流iに変換される。このフォトダ
イオード72からの電流iは、電流増幅部76で電流I
に増幅される。この電流増幅部76は演算増幅器11
1、抵抗112、コンデンサ113、抵抗114、X線
焦点切換用スイッチ173、走査速度切換用スイッチ1
74、抵抗121,122,131,132から構成さ
れ、前記X線焦点切換用スイッチ173および走査速度
切換用スイッチ174はそれぞれX線焦点切換器38か
らのゲイン切換信号Aおよび走査速度切換器40からの
積分定数切換信号Bで制御されるようになっている。
【0074】電流増幅部76で増幅された電流Iは、積
分器79で積分されてから、サンプルアンドホールド部
150でサンプルされて保持されるようになっている。
積分器79は演算増幅器141、積分コンデンサ14
2、トランジスタスイッチ143、抵抗145で構成さ
れ、またサンプルアンドホールド部150はトランジス
タスイッチ151、抵抗152,154、コンデンサ1
55、演算増幅器153で構成されている。
分器79で積分されてから、サンプルアンドホールド部
150でサンプルされて保持されるようになっている。
積分器79は演算増幅器141、積分コンデンサ14
2、トランジスタスイッチ143、抵抗145で構成さ
れ、またサンプルアンドホールド部150はトランジス
タスイッチ151、抵抗152,154、コンデンサ1
55、演算増幅器153で構成されている。
【0075】積分器79のトランジスタスイッチ143
は、X線制御部31からのリセット/積分信号Cで制御
され、該スイッチがオン状態では積分コンデンサ142
に積分された電流は放電されてリセットされる。また、
サンプルアンドホールド部150のトランジスタスイッ
チ151はデータ収集部21からのサンプル/ホールド
信号Dで制御され、該スイッチがオフ状態では積分器7
9の出力はコンデンサ155の電荷として保持され、演
算増幅器153の出力はオフになった瞬間の積分器の出
力と同じ値に保持される。
は、X線制御部31からのリセット/積分信号Cで制御
され、該スイッチがオン状態では積分コンデンサ142
に積分された電流は放電されてリセットされる。また、
サンプルアンドホールド部150のトランジスタスイッ
チ151はデータ収集部21からのサンプル/ホールド
信号Dで制御され、該スイッチがオフ状態では積分器7
9の出力はコンデンサ155の電荷として保持され、演
算増幅器153の出力はオフになった瞬間の積分器の出
力と同じ値に保持される。
【0076】以上は1チャンネル用のチャンネル部10
0の構成であるが、その他の2チャンネルからNチャン
ネルまでのチャンネル部100の構成もこれと全く同じ
である。そして、各チャンネル部100のサンプルアン
ドホールド部150の出力信号はマルチプレクサ75を
介して時分割で切り換えられたデータ収集部21に供給
されるようになっている。なお、図11において、X線
焦点切換用スイッチ173および走査速度切換用スイッ
チ174は模式的に機械式スイッチで示されているが、
実際には半導体スイッチ等が使用されるものである。
0の構成であるが、その他の2チャンネルからNチャン
ネルまでのチャンネル部100の構成もこれと全く同じ
である。そして、各チャンネル部100のサンプルアン
ドホールド部150の出力信号はマルチプレクサ75を
介して時分割で切り換えられたデータ収集部21に供給
されるようになっている。なお、図11において、X線
焦点切換用スイッチ173および走査速度切換用スイッ
チ174は模式的に機械式スイッチで示されているが、
実際には半導体スイッチ等が使用されるものである。
【0077】以上の用に構成されるCTスキャナの作用
を説明する。
を説明する。
【0078】まず、スキャン動作に先立ち、X線焦点切
換器38および走査速度切換器40から出力されるゲイ
ン切換信号Aおよび積分定数切換信号Bにより電流増幅
部76のX線焦点切換用スイッチ173および走査速度
切換用スイッチ174がそれぞれ切り換えられる。X線
焦点切換用スイッチ173は、小焦点の場合に抵抗12
1に接続され、大焦点の場合に抵抗122に接続される
ように切り換え制御され、また走査速度切換用スイッチ
174は、高速スキャンであるノーマルスキャンの場合
に抵抗131に接続され、低速スキャンであるファイン
スキャンの場合に抵抗132に接続されるように切り換
えられる。
換器38および走査速度切換器40から出力されるゲイ
ン切換信号Aおよび積分定数切換信号Bにより電流増幅
部76のX線焦点切換用スイッチ173および走査速度
切換用スイッチ174がそれぞれ切り換えられる。X線
焦点切換用スイッチ173は、小焦点の場合に抵抗12
1に接続され、大焦点の場合に抵抗122に接続される
ように切り換え制御され、また走査速度切換用スイッチ
174は、高速スキャンであるノーマルスキャンの場合
に抵抗131に接続され、低速スキャンであるファイン
スキャンの場合に抵抗132に接続されるように切り換
えられる。
【0079】以上のようにX線焦点切換用スイッチ17
3および走査速度切換用スイッチ174が切り換え接続
された後、スキャン動作が開始すると、X線管5はX線
を放射し始め、X線検出器7およびデータ収集部21に
よってデータ収集が開始される。この走査は図1のCT
スキャナと同じ通常のトラバース−ローテーション方式
のものであるので、詳細な説明は省略し、図11に示す
X線検出器7内の動作を説明する。
3および走査速度切換用スイッチ174が切り換え接続
された後、スキャン動作が開始すると、X線管5はX線
を放射し始め、X線検出器7およびデータ収集部21に
よってデータ収集が開始される。この走査は図1のCT
スキャナと同じ通常のトラバース−ローテーション方式
のものであるので、詳細な説明は省略し、図11に示す
X線検出器7内の動作を説明する。
【0080】X線管5からのX線がシンチレータ71に
入射すると、シンチレータ71は光を発生し、この光は
フォトダイオード72で検出され、電流iに変換されて
出力される。この電流iは電流増幅部76の演算増幅器
111、抵抗112、コンデンサ113、抵抗114、
X線焦点切換用スイッチ173、抵抗121,122か
らなる電流電圧変換部を通って演算増幅器111の出力
において次式で表される電圧VB に変換される。
入射すると、シンチレータ71は光を発生し、この光は
フォトダイオード72で検出され、電流iに変換されて
出力される。この電流iは電流増幅部76の演算増幅器
111、抵抗112、コンデンサ113、抵抗114、
X線焦点切換用スイッチ173、抵抗121,122か
らなる電流電圧変換部を通って演算増幅器111の出力
において次式で表される電圧VB に変換される。
【0081】VB =−Rf・(R1+R2)・i/R2 ここで、Rf,R1,R2はそれぞれ抵抗112,11
4,121の抵抗値である。
4,121の抵抗値である。
【0082】この電圧VB は電流増幅部76の走査速度
切換用スイッチ174、抵抗131,132からなる電
圧電流変換部を通って積分器79の入力において電流I
に変換される。この電流Iは次式で表される。
切換用スイッチ174、抵抗131,132からなる電
圧電流変換部を通って積分器79の入力において電流I
に変換される。この電流Iは次式で表される。
【0083】I=VB /R3 ここで、R3は抵抗131の抵抗値である。
【0084】なお、この電流Iは、電流iが電流増幅部
76を通って増幅されたものと考えることもでき、この
場合には電流Iは次式で表される。
76を通って増幅されたものと考えることもでき、この
場合には電流Iは次式で表される。
【0085】 I=−Rf・(R1+R2)・i/R2・R3 この電流Iは、積分器79を介して電圧VD に変換され
る。この電圧VD は次式で表される。
る。この電圧VD は次式で表される。
【0086】VD =−I・T’/C2 ここで、T’は積分時間であり、C2はコンデンサ14
2の容量である。
2の容量である。
【0087】積分器79は、1つの収集毎にデータ収集
部21からのリセット/積分信号Cによってリセットさ
れ、時間T’だけ積分されたデータが収集される。上述
した電圧VD の式は上述した電流Iの式I=VB /R3
を使用して、次式のように変形することができる。
部21からのリセット/積分信号Cによってリセットさ
れ、時間T’だけ積分されたデータが収集される。上述
した電圧VD の式は上述した電流Iの式I=VB /R3
を使用して、次式のように変形することができる。
【0088】VD =−T’・VB /R3・C2 この電圧VD がマルチプレクサ75で各チャンネル毎に
切り換えられて、データ収集部21に収集されるのであ
る。
切り換えられて、データ収集部21に収集されるのであ
る。
【0089】なお、X線検出器7への入力電流はiであ
り、出力電圧はVD であるので、X線検出器7の利得V
D /iは次式のようになる。
り、出力電圧はVD であるので、X線検出器7の利得V
D /iは次式のようになる。
【0090】VD /i=Rf・(R1+R2)・T’/
R2・R3・C2 ところで、X線検出器7の内部での飽和は各部の電圧が
−10〜+10Vの範囲からはずれたときに生じるが、
そこで電流増幅部76の演算増幅器111の出力におい
て飽和が発生しないようにするには、上述した電圧VB
の式からわかるように小焦点の場合には、X線焦点切換
用スイッチ173で切り換えて小さな抵抗121を使用
して、電圧VB を増大し、大焦点の場合には、X線焦点
切換用スイッチ173で切り換えて大きな抵抗122を
使用して、電圧VB を低減すればよいことになる。
R2・R3・C2 ところで、X線検出器7の内部での飽和は各部の電圧が
−10〜+10Vの範囲からはずれたときに生じるが、
そこで電流増幅部76の演算増幅器111の出力におい
て飽和が発生しないようにするには、上述した電圧VB
の式からわかるように小焦点の場合には、X線焦点切換
用スイッチ173で切り換えて小さな抵抗121を使用
して、電圧VB を増大し、大焦点の場合には、X線焦点
切換用スイッチ173で切り換えて大きな抵抗122を
使用して、電圧VB を低減すればよいことになる。
【0091】一方、上述した電圧VD の式VD =−T’
・VB /R3・C2において、R3・C2はほぼ積分時
間T’と同じ値になるように選択されており、これによ
り|VD |は|VB |とほぼ同じ値になり、積分器79
の出力の飽和が発生しないようになる。なお、R3・C
2を回路の積分定数と称する。
・VB /R3・C2において、R3・C2はほぼ積分時
間T’と同じ値になるように選択されており、これによ
り|VD |は|VB |とほぼ同じ値になり、積分器79
の出力の飽和が発生しないようになる。なお、R3・C
2を回路の積分定数と称する。
【0092】従って、走査速度を速くして、積分時間
T’が短くなった時には、走査速度切換用スイッチ17
4で切り換えて、小さな抵抗131を使用し、走査速度
を遅くして、積分時間T’が長くなった時には、走査速
度切換用スイッチ174で切り換えて、大きな抵抗13
2を使用するようにすればよいことになる。
T’が短くなった時には、走査速度切換用スイッチ17
4で切り換えて、小さな抵抗131を使用し、走査速度
を遅くして、積分時間T’が長くなった時には、走査速
度切換用スイッチ174で切り換えて、大きな抵抗13
2を使用するようにすればよいことになる。
【0093】図12は、上述したX線検出器7の動作波
形図である。同図に示すように、リセット/積分信号C
が積分に切り替わった瞬間から積分器79は積分を開始
する。そして、サンプル/ホールド信号Dがホールドに
なった瞬間の積分器79の出力信号がホールドされ、こ
の間の時間T’が積分時間になる。ホールドされた出力
信号はホールドされている間マルチプレクサ75によっ
てチャンネル間の切り換えが行われ、データ収集部21
に順次供給される。
形図である。同図に示すように、リセット/積分信号C
が積分に切り替わった瞬間から積分器79は積分を開始
する。そして、サンプル/ホールド信号Dがホールドに
なった瞬間の積分器79の出力信号がホールドされ、こ
の間の時間T’が積分時間になる。ホールドされた出力
信号はホールドされている間マルチプレクサ75によっ
てチャンネル間の切り換えが行われ、データ収集部21
に順次供給される。
【0094】なお、上記実施例は、X線焦点切換用スイ
ッチ173および走査速度切換用スイッチ174により
切り換えを2段階としているが、これに限定されず、更
に多く切り換えることもできる。また、抵抗121,1
22および131,132を切り換える代わりに、それ
ぞれ抵抗114または112、およびコンデンサ142
を切り換えるようにすることもできる。更に、本発明は
焦点の大きさを切り換える場合のみでなく、X線管の管
電圧、管電流を切り換える場合にも適用できる。
ッチ173および走査速度切換用スイッチ174により
切り換えを2段階としているが、これに限定されず、更
に多く切り換えることもできる。また、抵抗121,1
22および131,132を切り換える代わりに、それ
ぞれ抵抗114または112、およびコンデンサ142
を切り換えるようにすることもできる。更に、本発明は
焦点の大きさを切り換える場合のみでなく、X線管の管
電圧、管電流を切り換える場合にも適用できる。
【0095】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の本
発明によれば、X線の焦点の大きさを切り替え、X線の
焦点が切り替えられた場合にX線焦点の位置が変わらな
いように位置調整するので、例えばX線が透過しにくい
被検体の場合や高速走査したい場合には大焦点のX線を
用いて検査することができるし、また分解能が必要な時
には小焦点のX線を用いて検査することができるという
ように被検体および目的に応じてX線の焦点の大きさを
簡単かつ確実に切り換えることができる。
発明によれば、X線の焦点の大きさを切り替え、X線の
焦点が切り替えられた場合にX線焦点の位置が変わらな
いように位置調整するので、例えばX線が透過しにくい
被検体の場合や高速走査したい場合には大焦点のX線を
用いて検査することができるし、また分解能が必要な時
には小焦点のX線を用いて検査することができるという
ように被検体および目的に応じてX線の焦点の大きさを
簡単かつ確実に切り換えることができる。
【0096】また、請求項2記載の本発明によれば、複
数の焦点を有するX線を放射する熱電子を発生するよう
に陰極上に同軸的に配設された複数の電子発生手段を選
択的に駆動制御し、異なる大きさの焦点を有するX線を
選択的に発生するように制御するので、X線の焦点の大
きさを変えてもその位置は変わらないため、被検体およ
び目的に応じてX線の焦点の大きさを簡単かつ確実に切
り換えることができる。
数の焦点を有するX線を放射する熱電子を発生するよう
に陰極上に同軸的に配設された複数の電子発生手段を選
択的に駆動制御し、異なる大きさの焦点を有するX線を
選択的に発生するように制御するので、X線の焦点の大
きさを変えてもその位置は変わらないため、被検体およ
び目的に応じてX線の焦点の大きさを簡単かつ確実に切
り換えることができる。
【0097】更に、請求項3および4記載の本発明によ
れば、X線の焦点が切り替えられた場合、この切り替え
られたX線の焦点の大きさに応じてX線検出器の利得を
可変したり、またX線の走査速度を切り替えた場合、こ
の切り替えられたX線の走査速度に応じてX線検出器の
利得を可変するので、X線の焦点の大きさを可変して
も、X線検出器の内部に飽和が発生しないとともに、ま
たX線検出器の出力を大きくすることができるため、X
線検出器およびデータ収集部のダイナミックレンジを十
分に活用し、良好な画質の断層像を得ることができる。
れば、X線の焦点が切り替えられた場合、この切り替え
られたX線の焦点の大きさに応じてX線検出器の利得を
可変したり、またX線の走査速度を切り替えた場合、こ
の切り替えられたX線の走査速度に応じてX線検出器の
利得を可変するので、X線の焦点の大きさを可変して
も、X線検出器の内部に飽和が発生しないとともに、ま
たX線検出器の出力を大きくすることができるため、X
線検出器およびデータ収集部のダイナミックレンジを十
分に活用し、良好な画質の断層像を得ることができる。
【図1】本発明の一実施例に係わるCTスキャナの構成
を示す図である。
を示す図である。
【図2】図1に示すCTスキャナにおける垂直(Z)方
向の調整位置を測定する方法を示す説明図である。
向の調整位置を測定する方法を示す説明図である。
【図3】図1に示すCTスキャナにおける垂直(Z)方
向の調整位置を測定する方法におけるX線検出器の出力
Iと垂直方向の位置Zとの関係を示す図である。
向の調整位置を測定する方法におけるX線検出器の出力
Iと垂直方向の位置Zとの関係を示す図である。
【図4】図1に示すCTスキャナにおける水平方向の調
整位置を測定する方法を示す説明図である。
整位置を測定する方法を示す説明図である。
【図5】図1に示すCTスキャナに使用されるピンファ
ントムを示す図である。
ントムを示す図である。
【図6】図1に示すCTスキャナに使用されるX線検出
器のチャンネルとトラバース距離におけるピンファント
ムの関係を示す説明図である。
器のチャンネルとトラバース距離におけるピンファント
ムの関係を示す説明図である。
【図7】本発明の他の実施例に係わるCTスキャナに適
用し得るX線管のフィラメントを有する陰極の構造を示
す図である。
用し得るX線管のフィラメントを有する陰極の構造を示
す図である。
【図8】本発明の別の実施例に係わるCTスキャナに適
用し得るX線管のフィラメントを有する陰極の構造を示
す図である。
用し得るX線管のフィラメントを有する陰極の構造を示
す図である。
【図9】本発明の更に別の実施例に係わるCTスキャナ
に適用し得るX線管のフィラメントを有する陰極の構造
を示す図である。
に適用し得るX線管のフィラメントを有する陰極の構造
を示す図である。
【図10】本発明の更に他の実施例に係わるCTスキャ
ナの構成を示す図である。
ナの構成を示す図である。
【図11】図10に示すCTスキャナに使用されている
NチャンネルのX線検出器7の詳細な回路構成図であ
る。
NチャンネルのX線検出器7の詳細な回路構成図であ
る。
【図12】図11に示すX線検出器の動作波形を示すタ
イミング図である。
イミング図である。
【図13】工業用X線管の構造を示す図である。
【図14】図13に示すX線管のフィラメントの構造を
示す図である。
示す図である。
5 X線管 7 X線検出器 11 被検体 21 データ収集部 23 再構成部 29 焦点位置調整機構 31 X線制御部 35 中央制御部 39 調整位置演算部 60 焦点位置制御部
Claims (4)
- 【請求項1】 X線を被検体に照射し、該被検体を透過
したX線を検出して被検体の断層像を構成するCTスキ
ャナであって、複数の大きさの焦点を有するX線を放射
し得るX線源と、該X線源から放射されるX線の焦点の
大きさを切り替えるようにX線源を制御するX線焦点切
り替え制御手段と、該X線焦点切り替え制御手段によっ
てX線の焦点が切り替えられた場合に該X線焦点の位置
が変わらないように位置調整する焦点位置調整手段とを
有することを特徴とするCTスキャナ。 - 【請求項2】 X線を被検体に照射し、該被検体を透過
したX線を検出して被検体の断層像を構成するCTスキ
ャナであって、高電圧加速されて陽極に当たることによ
り複数の焦点を有するX線を放射する熱電子を発生する
ように陰極上に同軸的に配設された複数の電子発生手段
を有するX線源と、該X線源の複数の電子発生手段を選
択的に駆動制御し、異なる大きさの焦点を有するX線を
選択的に発生するように制御するX線焦点制御手段とを
有することを特徴とするCTスキャナ。 - 【請求項3】 X線を被検体に照射し、該被検体を透過
したX線を検出して被検体の断層像を構成するCTスキ
ャナであって、複数の大きさの焦点を有するX線を放射
し得るX線源と、該X線源から放射されるX線の焦点の
大きさを切り替えるようにX線源を制御するX線焦点切
り替え制御手段と、該X線焦点切り替え制御手段によっ
てX線の焦点が切り替えられた場合に該切り替えられた
X線の焦点の大きさに応じて利得が変化するX線検出器
とを有することを特徴とするCTスキャナ。 - 【請求項4】 X線を被検体に照射し、該被検体を透過
したX線を検出して被検体の断層像を構成するCTスキ
ャナであって、被検体を透過するX線の走査速度を切り
替える走査速度切り替え手段と、該走査速度切り替え手
段によって切り替えられたX線の走査速度に応じて利得
が変化するX線検出器とを有することを特徴とするCT
スキャナ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4140413A JPH05329143A (ja) | 1992-06-01 | 1992-06-01 | Ctスキャナ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4140413A JPH05329143A (ja) | 1992-06-01 | 1992-06-01 | Ctスキャナ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05329143A true JPH05329143A (ja) | 1993-12-14 |
Family
ID=15268155
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4140413A Pending JPH05329143A (ja) | 1992-06-01 | 1992-06-01 | Ctスキャナ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05329143A (ja) |
Cited By (14)
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-
1992
- 1992-06-01 JP JP4140413A patent/JPH05329143A/ja active Pending
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