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JPH0530717Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0530717Y2
JPH0530717Y2 JP5688187U JP5688187U JPH0530717Y2 JP H0530717 Y2 JPH0530717 Y2 JP H0530717Y2 JP 5688187 U JP5688187 U JP 5688187U JP 5688187 U JP5688187 U JP 5688187U JP H0530717 Y2 JPH0530717 Y2 JP H0530717Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
claw
handle
filter frame
frame
filter
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP5688187U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS63163793U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP5688187U priority Critical patent/JPH0530717Y2/ja
Publication of JPS63163793U publication Critical patent/JPS63163793U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0530717Y2 publication Critical patent/JPH0530717Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、機外の空気を吸入、加熱後衣類等の
乾燥に供した後、機外へ排気する衣類乾燥機等の
フイルター装置に関するものである。
従来の技術 従来、この種のフイルター装置は可撓性を有す
る合成樹脂製の枠体内部に通気性を有する不織
布、スポンジ、網等を配して塵埃の機体内流入防
止をはかつているのが一般的であり、機体への取
り付けは、第5図に示すような構成となつてい
た。第5図において、機体枠体1に設けられた吸
気口2の周囲に複数個のフイルター枠体取り付け
穴3を配設し、前記フイルター枠体取付穴3への
可撓性を有する合成樹脂製のフイルター枠体4の
外周に突設した爪部5を嵌着させ機体へのフイル
ター枠体4の取り付けがなされている。フイルタ
ー枠体4内部にはフイルター6が配設されてい
る。
前記フイルター枠体4の機体枠体1への着脱方
法を説明すると、まずフイルター枠体4の外周に
突設した爪部5の一方を機体枠体1に配設された
フイルター枠体取り付け穴3に挿着した後、他端
を図示する矢印A方向に押しながら嵌着させるも
のであり、フイルター6の掃除等のために取り外
す場合には、矢印A方向にフイルター枠体4を押
し付けながら手前へ引くことにより機体枠体1よ
り取り外すものである。
考案が解決しようとする問題点 このような従来の構成では、フイルター枠体1
の着脱を容易に行なうためには、爪部の掛り代を
少なくするか、あるいは、爪部の剛性を弱くす
る、あるいは、枠体全体の剛性を弱くすることに
より、爪部を機体枠体へ着脱するときの爪部押し
力を低減していた。そのため、取付状態での嵌着
力が弱く、挿着の確実性に欠けるものであつた。
本考案はこのような問題点を解決するもので、
フイルター枠体の着脱操作性を向上させ、かつフ
イルター枠体の機体枠体への嵌着力を大なるもの
とし、挿着の確実性をもたらすことを目的とする
ものである。
問題点を解決するための手段 この問題点を解決するために本考案は、フイル
ターを内包した可撓性を有する合成樹脂製のフイ
ルター枠体と、前記フイルター枠体の外周側に延
設した把手部と、この把手部の近傍に配した爪
と、前記把手部と対向する外周側に設けられた爪
とを設け、前記爪は機体枠体の取り付け穴と嵌着
する構成とするとともに、前記爪のうち把手部近
傍に配設された爪は、断面が略三角形の先細形状
であり、かつ把手部に近い側での掛り代を小と
し、把手部より遠い側での掛り代を大とした略台
形状としたものである。
作 用 上記構成により、フイルター枠体と機体枠体と
の着脱時、フイルター枠体に突設した把手部を押
したり引いたりすることにより、フイルター枠体
はねじれを生ずる。この時、把手部側に配設され
た爪の把手部に近い側が機体枠体のフイルター枠
体取り付け穴を通過し、その後爪の掛り代部のテ
ーパー部に沿つて爪全体が前記穴を通過するもの
であり、着脱に際して、フイルター枠体を変形さ
せる力は、前記爪部に設けた掛り代面のテーパー
部が発生させることにより、操作力の低減がはか
れ、かつ、爪の掛り代を大きくすることが可能と
なる。
実施例 以下、本考案の実施例について、第1図〜第4
図を参照して説明する。図において、7はフイル
ター枠体で、フイルター13を内包しており、外
周部に機体枠体への取り付け時、機体枠体に配設
された取り付け穴と嵌着する爪8a,8b,8c
が突設して配置されている。前記爪8aの近傍に
は、把手部9がフイルター枠体上面より延設して
配置されており、前記爪8aは第3図に示すよう
に機体枠体への嵌着時の掛り代が前記把手部9側
が小さい略台形状の掛り代面を有した形状にて形
成され、この形状にて若干の均一肉厚部を有した
後、フイルター枠体との連接部aの前記略台形状
掛り代面との接合点b部の延長点c部まで先細と
なるよう傾斜面を有して形成されている。また、
爪8b,8cは、フイルター枠体7より突設して
形成されてはいるが、均等な掛り代面を有し、均
等な肉厚にて形成されている。10は機体枠体を
示し、第2図においては前記フイルター枠体7を
取り付けする要部のみを示している。11は機体
枠体に設けられた吸気口であり、この吸気口11
の外周には、前記フイルター枠体7より突設して
配されたフイルター枠体7の嵌着爪8a,8b,
8cが嵌着するフイルター枠体取り付け穴12
a,12b,12cが配成されている。
上記構成によれば、機体枠体10へのフイルタ
ー枠体7の取り付け時には、フイルタ枠体7の爪
8b,8cを機体枠体10に設けられたフイルタ
ー枠体取り付け穴12b,12cに挿入した後、
フイルター枠体7の把手部9を持つて爪8aを取
り付け穴12aに位置合せし、その後前記把手部
9を機体枠体側へ押しつけると、爪8aは、断面
形状が先細の傾斜面にて形成されているため爪部
全体が徐々にたわみ量を増しながら前記取り付け
穴12a内に挿入されて行き機外枠体10に係合
する。
フイルター枠体7を機体枠体10から外す場合
には、前記把手部9を手前へ引くことにより、フ
イルター枠体7は、爪8aを固定部として、たわ
みδ1,δ2,δ3を生ずる。このδ2のたわみ量は、当
初爪8aを固定部として爪8aと把手部9の間に
て発生するが、フイルター枠体がたわむことによ
り、機体枠体のフイルター枠体係合穴12aと爪
8aとの掛り代部にも爪8aの把手部9側の変位
δ4が発生し、δ4が爪8aのx寸法よりも大となつ
たとき爪8aは機体枠体フイルター枠体係合穴1
2aより外れ始める。爪8aは係合部掛り代面が
略台形状となつているため、前述のように把手9
側の一端が外れると掛り代部は略台形状を形成し
ている傾斜面に沿つて容易に穴12aより外れる
ことにより、操作性の向上がはかれる。
なお、上記実施例は、フイルター枠体に配設し
た機体枠体への嵌着爪のうちの把手部側の爪の掛
り代を把手部に近い側を小としたものであつた
が、フイルター枠体の反把手部側と把手部の中間
に爪を設けたものにあつても把手部に近い側での
嵌着掛り代を小とすることにより同様の効果を奏
する。
考案の効果 以上のように本考案によればフイルター枠体に
設けたフイルター枠体取付用の爪のうち、把手部
近傍に配設された爪は、断面が略三角形の先細形
状であり、かつ把手部に近い側での掛り代を小と
し、把手部より遠い側での掛り代を大とした略台
形状とすることにより、フイルター枠体を機体枠
体から外す場合は、把手部を手前へ引くことによ
り、爪と把手部の間にたわみが生じ、フイルター
枠体がたわむことにより、掛り代の小さい方から
爪は機体枠体のフイルター枠体係合穴より外れ始
め、掛り代部は略台形状を形成している傾斜面に
そつて容易に穴より外れるためフイルター枠体の
着脱操作性の向上を図ることができる。
又、把手部より遠い側では掛り代を大としてい
るので、嵌着力の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図aは本考案の実施例のフイルター枠体の
正面図、第1図bは同側面図、第2図は同機体枠
体に設けられたフイルター枠体嵌着穴と吸気口を
示す平面図、第3図a,b,cは同フイルター枠
体の爪の要部拡大図、第4図は第1図aのA−
A′断面図、第5図は従来のフイルター枠体を機
体枠体に嵌着させた状態を示す要部断面図であ
る。 7……フイルター枠体、8a,8b,8c……
爪、9……把手部、10……機体枠体、13……
フイルター。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. フイルターを内包した可撓性を有する合成樹脂
    製のフイルター枠体と、前記フイルター枠体の外
    周側に延設した把手部と、この把手部の近傍に配
    した爪と、前記把手部と対向する外周側に設けら
    れた爪とを設け、前記爪は機体枠体の取り付け穴
    と嵌着する構成とするとともに、前記爪のうち把
    手部近傍に配設された爪は、断面が略三角形の先
    細形状であり、かつ把手部に近い側での掛り代を
    小とし、把手部より遠い側での掛り代を大とした
    略台形状であるフイルター装置。
JP5688187U 1987-04-15 1987-04-15 Expired - Lifetime JPH0530717Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5688187U JPH0530717Y2 (ja) 1987-04-15 1987-04-15

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5688187U JPH0530717Y2 (ja) 1987-04-15 1987-04-15

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63163793U JPS63163793U (ja) 1988-10-25
JPH0530717Y2 true JPH0530717Y2 (ja) 1993-08-05

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JP5688187U Expired - Lifetime JPH0530717Y2 (ja) 1987-04-15 1987-04-15

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