JPH0530561Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0530561Y2 JPH0530561Y2 JP1985053668U JP5366885U JPH0530561Y2 JP H0530561 Y2 JPH0530561 Y2 JP H0530561Y2 JP 1985053668 U JP1985053668 U JP 1985053668U JP 5366885 U JP5366885 U JP 5366885U JP H0530561 Y2 JPH0530561 Y2 JP H0530561Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ridge
- plate
- machine
- rotor
- soil
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 239000002689 soil Substances 0.000 description 24
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 8
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 6
- 241000209094 Oryza Species 0.000 description 5
- 235000007164 Oryza sativa Nutrition 0.000 description 5
- 238000000034 method Methods 0.000 description 5
- 235000009566 rice Nutrition 0.000 description 5
- 239000003638 chemical reducing agent Substances 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 239000002245 particle Substances 0.000 description 3
- 238000005056 compaction Methods 0.000 description 2
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- 238000010009 beating Methods 0.000 description 1
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- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Soil Working Implements (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
本考案は、整畦機に係り、特に泥土を掘り起こ
して盛り上げこの盛り上げた土を整える整畦機に
おいて、盛り上げた土を固める整畦板の土固め機
構及びその上下位置調整機構に関する。
して盛り上げこの盛り上げた土を整える整畦機に
おいて、盛り上げた土を固める整畦板の土固め機
構及びその上下位置調整機構に関する。
従来の技術
田圃には畦を作り、水を堰して蓄えたり、他人
の田圃との境界にしたり、あるいは農作業のため
の歩道にすることが行なわれている。このような
畦は漏水しないこと、人が歩いても崩れないこと
及び高さは幅が変化せず安定していること等が良
いものとされている。
の田圃との境界にしたり、あるいは農作業のため
の歩道にすることが行なわれている。このような
畦は漏水しないこと、人が歩いても崩れないこと
及び高さは幅が変化せず安定していること等が良
いものとされている。
このような畦を作るためには、従来、耕耘機で
畦際に練り土を作つておき、つぎにこれまでの畦
表面の風化した土や草を鍬で取り除き、そしてそ
の跡に練り土を載せて鍬で叩く方法も行なわれて
いる。この方法は練り土が配向構造となつている
ため乾くとしつかり固まり最も良い方法である
が、一度に厚く盛ると乾いたときに大きくひび割
れを起こして漏水の原因になるため3cm位しか盛
れずその調整を行いつつ作業を進めなければなら
ないなど手間がかかり、農作業の省力化には問題
があつた。そこで上記の練り土を鍬で盛る方法を
機械化した整畦機が開発されたが、これは土と泥
を練り上げるものであるので、田圃に水が多い時
機にしか用いられず、この時機は例えば春先の短
い期間しかないので使用期間が制限されるという
欠点があり、これを改善しようとしてポンプで水
を補給するようにしたものも開発されたが労力が
かかる上に機械の操作も煩わしいものであつた。
畦際に練り土を作つておき、つぎにこれまでの畦
表面の風化した土や草を鍬で取り除き、そしてそ
の跡に練り土を載せて鍬で叩く方法も行なわれて
いる。この方法は練り土が配向構造となつている
ため乾くとしつかり固まり最も良い方法である
が、一度に厚く盛ると乾いたときに大きくひび割
れを起こして漏水の原因になるため3cm位しか盛
れずその調整を行いつつ作業を進めなければなら
ないなど手間がかかり、農作業の省力化には問題
があつた。そこで上記の練り土を鍬で盛る方法を
機械化した整畦機が開発されたが、これは土と泥
を練り上げるものであるので、田圃に水が多い時
機にしか用いられず、この時機は例えば春先の短
い期間しかないので使用期間が制限されるという
欠点があり、これを改善しようとしてポンプで水
を補給するようにしたものも開発されたが労力が
かかる上に機械の操作も煩わしいものであつた。
つぎにこれらの欠点を改善して春秋を通じて使
用できる整畦機が開発された。これはロータで土
を掘り起こして盛り上げこの盛り上げた土をほぼ
への字状の叩き板で叩くものである。この整畦機
の叩き板は、トラクタの動力取出軸にクランク機
構を介して設けられたロツドに連結され、かつ機
枠に回動自在に連結された2本の平行リンクに回
動自在に連結されているので、ロツドの進退運動
が2本のリンクによる平行四辺形の変形運動に拘
束されるという一定方向の運動に従つて動作され
る。そのため畦の上面に多くの叩き圧が加わり側
面は叩き圧が不足であるので補助叩き板を使用す
る必要があり、また機械的結合部分が多く故障も
し易いものであつた。そこで、これを改善したも
のとして水鉄砲のように油を進退させる油圧ポン
プ及びピストン装置からなる油圧装置を用いてほ
ぼへの字状の畦叩き板を進退自在に動作させる整
畦機を開発し、以前の出願で明らかにした。この
整畦機は畦の上面と側面を同時に良く叩き固めら
れるようにできる。しかし、油圧ポンプ、ピスト
ン装置等の油圧装置を必要としコスト高になる点
や、土を例えば140mmの大きなストロークの畦叩
き板で叩き固めるにはその支持部に対する衝撃の
問題があり、さらには2000rpm以上の高速動作を
行うには容易でない点でまだ問題があつた。
用できる整畦機が開発された。これはロータで土
を掘り起こして盛り上げこの盛り上げた土をほぼ
への字状の叩き板で叩くものである。この整畦機
の叩き板は、トラクタの動力取出軸にクランク機
構を介して設けられたロツドに連結され、かつ機
枠に回動自在に連結された2本の平行リンクに回
動自在に連結されているので、ロツドの進退運動
が2本のリンクによる平行四辺形の変形運動に拘
束されるという一定方向の運動に従つて動作され
る。そのため畦の上面に多くの叩き圧が加わり側
面は叩き圧が不足であるので補助叩き板を使用す
る必要があり、また機械的結合部分が多く故障も
し易いものであつた。そこで、これを改善したも
のとして水鉄砲のように油を進退させる油圧ポン
プ及びピストン装置からなる油圧装置を用いてほ
ぼへの字状の畦叩き板を進退自在に動作させる整
畦機を開発し、以前の出願で明らかにした。この
整畦機は畦の上面と側面を同時に良く叩き固めら
れるようにできる。しかし、油圧ポンプ、ピスト
ン装置等の油圧装置を必要としコスト高になる点
や、土を例えば140mmの大きなストロークの畦叩
き板で叩き固めるにはその支持部に対する衝撃の
問題があり、さらには2000rpm以上の高速動作を
行うには容易でない点でまだ問題があつた。
考案が解決しようとする問題点
以上のように、従来の整畦機はその整畦機構に
改善の余地があつた。
改善の余地があつた。
問題点を解決するための手段
本考案は、上記問題点を解決するために、機枠
に泥土を掘り起こして旧畦に盛り上げる土起こし
ロータ又は鋤と、この土起こしロータ又は鋤によ
り盛り上げられた泥土を整える整畦板を有する整
畦機において、上記整畦板に設けられ該整畦板に
振動を与える振動機構と、これら整畦板と振動機
構の上下位置を調整する上下位置調整機構を有
し、該上下位置調整機構は上記整畦板と振動機構
を支持する支持体と、上記機枠の後部に固定され
た取付板に設けた垂直方向の固定軸に摺動自在に
嵌合しかつ上記支持体を支持したスライダと、上
記取付板に回動自在に支持され上記スライダに形
成したねじ孔に螺合されるねじ杆を有することを
特徴とする整畦機を提供するものである。
に泥土を掘り起こして旧畦に盛り上げる土起こし
ロータ又は鋤と、この土起こしロータ又は鋤によ
り盛り上げられた泥土を整える整畦板を有する整
畦機において、上記整畦板に設けられ該整畦板に
振動を与える振動機構と、これら整畦板と振動機
構の上下位置を調整する上下位置調整機構を有
し、該上下位置調整機構は上記整畦板と振動機構
を支持する支持体と、上記機枠の後部に固定され
た取付板に設けた垂直方向の固定軸に摺動自在に
嵌合しかつ上記支持体を支持したスライダと、上
記取付板に回動自在に支持され上記スライダに形
成したねじ孔に螺合されるねじ杆を有することを
特徴とする整畦機を提供するものである。
作 用
整畦板を振動させて土の粒子を振動させると、
その高速振動を行うことにより、その粒子の集合
した構造を緻密にできる。また、ねじ杆によりス
ライダを移動できるようにし、このスライダに整
畦板を支持体を介して支持したので整畦板の上下
位置調整をねじ杆の操作により行なえる。
その高速振動を行うことにより、その粒子の集合
した構造を緻密にできる。また、ねじ杆によりス
ライダを移動できるようにし、このスライダに整
畦板を支持体を介して支持したので整畦板の上下
位置調整をねじ杆の操作により行なえる。
実施例
次に本考案の一実施例を第1図ないし第3図に
基づいて説明する。
基づいて説明する。
第1図中、Tはトラクタ、Aは整畦機であつ
て、整畦機Aは、その機枠1がトラクタTの後方
上部に設けられた取付枠aにリンクb,cを介し
て取り付けられているとともに、トラクタ後方下
部両側に設けられた回動自在のリンクd,eに回
動自在に連結され、さらにこの機枠1の前方上部
とトラクタ後方上部中央が長さを調整自在にでき
る調整リンクfで連結され、これらにより調整リ
ンクfにより定められた角度に保持された整畦機
Aは図示省略した油圧装置によつて回動する上記
取付枠aを介して下方に回動でき、またこの油圧
装置による取付枠aの上方の回動により元の位置
に戻ることができるようになつている。
て、整畦機Aは、その機枠1がトラクタTの後方
上部に設けられた取付枠aにリンクb,cを介し
て取り付けられているとともに、トラクタ後方下
部両側に設けられた回動自在のリンクd,eに回
動自在に連結され、さらにこの機枠1の前方上部
とトラクタ後方上部中央が長さを調整自在にでき
る調整リンクfで連結され、これらにより調整リ
ンクfにより定められた角度に保持された整畦機
Aは図示省略した油圧装置によつて回動する上記
取付枠aを介して下方に回動でき、またこの油圧
装置による取付枠aの上方の回動により元の位置
に戻ることができるようになつている。
上記整畦機Aは、トラクタの動力取出軸gに図
示省略した自在継手を介して連結された動力伝達
軸に減速器が連結され、この減速器には伝動軸が
連結され、この伝動軸にロータRが取り付けら
れ、上記動力伝達軸の回転力が上記伝動軸に上記
減速器により減速かつ方向を変えられ、さらにそ
の回転方向がトラクタの進行方向に対応する回転
方向と逆方向に回転するように伝達され、これに
よりロータRの軸がトラクタの進行方向とほぼ直
角方向に向きかつその回転方向がトラクタの進行
方向に対する回転方向とは逆方向に回転するよう
になつている。なほ、1′は上記ロータの上部及
び両側を覆う覆い板、1′aは畦の上面を走行す
る車輪を有する上下動板である。
示省略した自在継手を介して連結された動力伝達
軸に減速器が連結され、この減速器には伝動軸が
連結され、この伝動軸にロータRが取り付けら
れ、上記動力伝達軸の回転力が上記伝動軸に上記
減速器により減速かつ方向を変えられ、さらにそ
の回転方向がトラクタの進行方向に対応する回転
方向と逆方向に回転するように伝達され、これに
よりロータRの軸がトラクタの進行方向とほぼ直
角方向に向きかつその回転方向がトラクタの進行
方向に対する回転方向とは逆方向に回転するよう
になつている。なほ、1′は上記ロータの上部及
び両側を覆う覆い板、1′aは畦の上面を走行す
る車輪を有する上下動板である。
2は整畦板で、第2図に示すように、両側に起
立壁を有するチヤンネル部材でほぼへの字状に整
畦板本体2aが形成され、その上側中央に上記両
側起立壁の間に位置して被振動板2bが取り付け
固定されている。この被振動板2bには4隅にス
プリング2c,2c……の一端が固着され、これ
らの他端に後述の支持機構で支持した汎用のエン
ジン3を載置した基板が固着されている。また、
このエンジン3と上記被振動板2bの間には断面
半円状の柱状振動体4aがその軸方向を整畦時の
畦と直角に向けて配設され、その両端に突設した
軸4b,4cが上記エンジン3の基板から垂設さ
れた軸受片4d,4eに回転自在に支持され、そ
の一方の軸4bが延長されてプーリ4fが固着さ
れ、このプーリと上記エンジン3の動力取り出し
軸に設けたプーリ3aが伝動体4gにより連結さ
れている。これにより振動体4aは回転しその円
弧部周面の被振動板2bに対する摺動とこれによ
り伸長されたスピリング2c,2c……の弾性復
元力により整畦板本体2aは振動することができ
る。なお、整畦板本体2aの外面には毛皮等の土
離れの良い被覆材2dが張られている。
立壁を有するチヤンネル部材でほぼへの字状に整
畦板本体2aが形成され、その上側中央に上記両
側起立壁の間に位置して被振動板2bが取り付け
固定されている。この被振動板2bには4隅にス
プリング2c,2c……の一端が固着され、これ
らの他端に後述の支持機構で支持した汎用のエン
ジン3を載置した基板が固着されている。また、
このエンジン3と上記被振動板2bの間には断面
半円状の柱状振動体4aがその軸方向を整畦時の
畦と直角に向けて配設され、その両端に突設した
軸4b,4cが上記エンジン3の基板から垂設さ
れた軸受片4d,4eに回転自在に支持され、そ
の一方の軸4bが延長されてプーリ4fが固着さ
れ、このプーリと上記エンジン3の動力取り出し
軸に設けたプーリ3aが伝動体4gにより連結さ
れている。これにより振動体4aは回転しその円
弧部周面の被振動板2bに対する摺動とこれによ
り伸長されたスピリング2c,2c……の弾性復
元力により整畦板本体2aは振動することができ
る。なお、整畦板本体2aの外面には毛皮等の土
離れの良い被覆材2dが張られている。
上記整畦板は第1図及び第2図に示すように、
上下位置調整機構により位置の調整がされるが、
この上下位置調整機構は、上記エンジン3を取り
付けた基板が支持体5に取り付けられ、この支持
体はアーム6に固着され、このアームはスライダ
7に固着されている。このスライダ7は取付板8
に両端を固定された固定軸9,9′に移動自在に
嵌合され、その中央にはねじ孔が設けられてこれ
にねじ杆10が螺合され、このねじ杆は支持板1
1に支持されてその先端に設けたハンドル12で
上記スライダ7を上下動できるようになつてい
る。
上下位置調整機構により位置の調整がされるが、
この上下位置調整機構は、上記エンジン3を取り
付けた基板が支持体5に取り付けられ、この支持
体はアーム6に固着され、このアームはスライダ
7に固着されている。このスライダ7は取付板8
に両端を固定された固定軸9,9′に移動自在に
嵌合され、その中央にはねじ孔が設けられてこれ
にねじ杆10が螺合され、このねじ杆は支持板1
1に支持されてその先端に設けたハンドル12で
上記スライダ7を上下動できるようになつてい
る。
また、取付板8はその両側のアーム8d,8′
dが支持杆13,13′に移動自在に嵌合されそ
の下端がピンにより支持されているとともに、そ
の上面は上記支持杆のねじ部に螺合され廻り留め
されたナツトとの間に設けられたコイルスプリン
グ14,14′により抑えられている。上記支持
杆13,13′は機枠1に対して水平方向移動自
在に取り付けられた水平位置調整板15に取り付
けられている。なお16はロータRが掘り起こし
た跡の窪地の壁面に沿つて走行する尾輪である。
dが支持杆13,13′に移動自在に嵌合されそ
の下端がピンにより支持されているとともに、そ
の上面は上記支持杆のねじ部に螺合され廻り留め
されたナツトとの間に設けられたコイルスプリン
グ14,14′により抑えられている。上記支持
杆13,13′は機枠1に対して水平方向移動自
在に取り付けられた水平位置調整板15に取り付
けられている。なお16はロータRが掘り起こし
た跡の窪地の壁面に沿つて走行する尾輪である。
次に本実施例の作用を説明する。
まず第1図に示すように整畦機AをトラクタT
に取り付けて田圃に入り、動力取出軸gを駆動し
ロータR及び整畦板2を動作させる。そしてロー
タRの回転羽根が畦の側面及び田圃の表層土に侵
入できるように整畦機全体の高さを調整し、かつ
整畦板2の位置を調整する。
に取り付けて田圃に入り、動力取出軸gを駆動し
ロータR及び整畦板2を動作させる。そしてロー
タRの回転羽根が畦の側面及び田圃の表層土に侵
入できるように整畦機全体の高さを調整し、かつ
整畦板2の位置を調整する。
この状態でトラクタTを畦に平行に進行させる
と、ロータRの回転羽根は畦の側面及び田圃の表
層土を掘り起こし、これらの土を先端側に送つて
畦に土を盛り上げる。このようにして盛られた土
は反復振動する整畦板2によりつき固められる。
この際、整畦板2はエンジン3から直接動力を伝
達された振動体4により振動させられるので、高
速振動することができる。この振動速度は例えば
2000rpm〜3000rpmが例示されるがこれに限らな
い。このように盛り土が高速振動されると、土の
粒子は密に集合し土が締め固められる。なお、こ
の際尾輪12による窪地の壁面からの反作用によ
り整畦板本体2aの土に対する押し圧力は大きく
なり一層良く土は締め固められる。
と、ロータRの回転羽根は畦の側面及び田圃の表
層土を掘り起こし、これらの土を先端側に送つて
畦に土を盛り上げる。このようにして盛られた土
は反復振動する整畦板2によりつき固められる。
この際、整畦板2はエンジン3から直接動力を伝
達された振動体4により振動させられるので、高
速振動することができる。この振動速度は例えば
2000rpm〜3000rpmが例示されるがこれに限らな
い。このように盛り土が高速振動されると、土の
粒子は密に集合し土が締め固められる。なお、こ
の際尾輪12による窪地の壁面からの反作用によ
り整畦板本体2aの土に対する押し圧力は大きく
なり一層良く土は締め固められる。
上記は汎用エンジンを使用したが、ロータRの
伝動軸に動力を伝えた減速器のギヤに屈曲可能な
フレキシブルシヤフトを連結し、このフレキシブ
ルシヤフトで上記振動体4の軸を適宜連結手段を
介して回転するようにしてもよく、またウオーム
とホイール、ベベルギヤ等を組み合わせて用い上
記減速器により上記振動体を振動させても良い。
伝動軸に動力を伝えた減速器のギヤに屈曲可能な
フレキシブルシヤフトを連結し、このフレキシブ
ルシヤフトで上記振動体4の軸を適宜連結手段を
介して回転するようにしてもよく、またウオーム
とホイール、ベベルギヤ等を組み合わせて用い上
記減速器により上記振動体を振動させても良い。
上記はロータは畦に対して直角であつたが、こ
れに平行でも良く、またロータは例えば畦だけを
掘り起こすものと田圃の土だけを掘り起こし畦に
盛るように複数にしたものでも良く、さらにはロ
ータでなく鋤のようなものでも良いことは勿論で
ある。
れに平行でも良く、またロータは例えば畦だけを
掘り起こすものと田圃の土だけを掘り起こし畦に
盛るように複数にしたものでも良く、さらにはロ
ータでなく鋤のようなものでも良いことは勿論で
ある。
上記は整畦機をトラクタにより牽引し、その動
力を利用して畦叩き板を動作させたが、整畦機に
原動機を搭載して自走式にし、その動力を利用し
て畦叩き板を動作させても良いのは当然である。
力を利用して畦叩き板を動作させたが、整畦機に
原動機を搭載して自走式にし、その動力を利用し
て畦叩き板を動作させても良いのは当然である。
考案の効果
以上説明したように、本考案によれば、整畦板
を振動させてこれにより盛り土を振動させたの
で、土を締め固められる。特にこの整畦板の振動
はその振幅を小さくして動力を直接振動体に伝達
してこれを行なえば比較的高速振動が可能である
のでその土締め固め効果も大きくできる。このよ
うにその振動機構は油圧装置等を介することなく
動力を直接利用できるのでコスト安にできるのみ
ならず、盛り土を叩き付けるときのように大きな
衝撃を伴わないので整畦板の支持機構に対する問
題や騒音を少なくできる。
を振動させてこれにより盛り土を振動させたの
で、土を締め固められる。特にこの整畦板の振動
はその振幅を小さくして動力を直接振動体に伝達
してこれを行なえば比較的高速振動が可能である
のでその土締め固め効果も大きくできる。このよ
うにその振動機構は油圧装置等を介することなく
動力を直接利用できるのでコスト安にできるのみ
ならず、盛り土を叩き付けるときのように大きな
衝撃を伴わないので整畦板の支持機構に対する問
題や騒音を少なくできる。
また、ねじ杆によりスライダを上下動し、整畦
板の上下の位置調整を行えるようにしたので、整
畦機そのものの位置を例えばロータの最適位置に
調整した状態で固定し、整畦板のみの位置を調整
することができ、畦の高低に合わせてその位置を
臨機に変えることができるので、畦の盛り土の最
適な締め固めを行うことができる。しかもねじ杆
の操作は簡単であるからこの整畦板の位置調整を
作業中でも簡単に行える。
板の上下の位置調整を行えるようにしたので、整
畦機そのものの位置を例えばロータの最適位置に
調整した状態で固定し、整畦板のみの位置を調整
することができ、畦の高低に合わせてその位置を
臨機に変えることができるので、畦の盛り土の最
適な締め固めを行うことができる。しかもねじ杆
の操作は簡単であるからこの整畦板の位置調整を
作業中でも簡単に行える。
第1図は本考案の整畦機の一実施例の使用状態
の斜視図、第2図はその要部を示す斜視図、第3
図はその一部の拡大斜視図である。 図中、Tはトラクタ、Aは整畦機、Rはロー
タ、gは動力取出軸、1は機枠、2は整畦板、3
はエンジン、5は支持体、7はスライダ、9,
9′は固定軸、10はねじ杆である。
の斜視図、第2図はその要部を示す斜視図、第3
図はその一部の拡大斜視図である。 図中、Tはトラクタ、Aは整畦機、Rはロー
タ、gは動力取出軸、1は機枠、2は整畦板、3
はエンジン、5は支持体、7はスライダ、9,
9′は固定軸、10はねじ杆である。
Claims (1)
- 機枠に泥土を掘り起こして旧畦に盛り上げる土
起こしロータ又は鋤と、この土起こしロータ又は
鋤により盛り上げられた泥土を整える整畦板を有
する整畦機において、上記整畦板に設けられ該整
畦板に振動を与える振動機構と、これら整畦板と
振動機構の上下位置を調整する上下位置調整機構
を有し、該上下位置調整機構は上記整畦板と振動
機構を支持する支持体と、上記機枠の後部に固定
された取付板に設けた垂直方向の固定軸に摺動自
在に嵌合しかつ上記支持体を支持したスライダ
と、上記取付板に回動自在に支持され上記スライ
ダに形成したねじ孔に螺合されるねじ杆を有する
ことを特徴とする整畦機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985053668U JPH0530561Y2 (ja) | 1985-04-12 | 1985-04-12 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985053668U JPH0530561Y2 (ja) | 1985-04-12 | 1985-04-12 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61170205U JPS61170205U (ja) | 1986-10-22 |
JPH0530561Y2 true JPH0530561Y2 (ja) | 1993-08-05 |
Family
ID=30574750
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1985053668U Expired - Lifetime JPH0530561Y2 (ja) | 1985-04-12 | 1985-04-12 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0530561Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0697884B2 (ja) * | 1986-03-04 | 1994-12-07 | 久夫 五十嵐 | 振動式整畦機における起振動装置 |
JPH073Y2 (ja) * | 1986-03-04 | 1995-01-11 | 久夫 五十嵐 | 振動式整畦機 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61192203A (ja) * | 1985-02-20 | 1986-08-26 | 皆川 功 | 整畦機 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61158105U (ja) * | 1985-03-20 | 1986-10-01 |
-
1985
- 1985-04-12 JP JP1985053668U patent/JPH0530561Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61192203A (ja) * | 1985-02-20 | 1986-08-26 | 皆川 功 | 整畦機 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61170205U (ja) | 1986-10-22 |
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