JPH0530186B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0530186B2 JPH0530186B2 JP58234311A JP23431183A JPH0530186B2 JP H0530186 B2 JPH0530186 B2 JP H0530186B2 JP 58234311 A JP58234311 A JP 58234311A JP 23431183 A JP23431183 A JP 23431183A JP H0530186 B2 JPH0530186 B2 JP H0530186B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- line
- print head
- printing
- same
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J25/00—Actions or mechanisms not otherwise provided for
- B41J25/304—Bodily-movable mechanisms for print heads or carriages movable towards or from paper surface
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J3/00—Typewriters or selective printing or marking mechanisms characterised by the purpose for which they are constructed
- B41J3/54—Typewriters or selective printing or marking mechanisms characterised by the purpose for which they are constructed with two or more sets of type or printing elements
Landscapes
- Printers Characterized By Their Purpose (AREA)
- Impact Printers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(技術分野)
本発明は印字ヘツドを複数個有し、複数個の印
字ヘツドが別の文字を印字する高速印字モード
と、複数個の印字ヘツドが同じ文字の異なる部分
を印字する高密印字モードの2種の印字モードを
有するマルチヘツドシリアルプリンタに関する。
字ヘツドが別の文字を印字する高速印字モード
と、複数個の印字ヘツドが同じ文字の異なる部分
を印字する高密印字モードの2種の印字モードを
有するマルチヘツドシリアルプリンタに関する。
(従来技術)
例えば特開昭58−163670には3通りの方式が開
示されている。第1のものは単一ヘツドのワイヤ
を3列に区分し、各列を単独に紙送り方向へ移動
可能ととしている。第2のものは1個のキヤリツ
ジ上に3個の印字ヘツドを紙送り方向へ並設して
いる。第3のものは紙送り方向に並設した3個の
キヤリツジ上にそれぞれ印字ヘツドを搭載してい
る。
示されている。第1のものは単一ヘツドのワイヤ
を3列に区分し、各列を単独に紙送り方向へ移動
可能ととしている。第2のものは1個のキヤリツ
ジ上に3個の印字ヘツドを紙送り方向へ並設して
いる。第3のものは紙送り方向に並設した3個の
キヤリツジ上にそれぞれ印字ヘツドを搭載してい
る。
前述のものはいずれも高速印字モードと高密印
字モードの切替えが可能で、1台のプリンタでも
つて英・数・カナを高速印字することも、漢字を
印字することもできる特長があり、その中でも第
3のものは柔軟性に富んでおり、各種の印字フオ
ーマツトに対して最適な動作をさせることができ
る。
字モードの切替えが可能で、1台のプリンタでも
つて英・数・カナを高速印字することも、漢字を
印字することもできる特長があり、その中でも第
3のものは柔軟性に富んでおり、各種の印字フオ
ーマツトに対して最適な動作をさせることができ
る。
しかしながら前記第3のものは、紙送り方向に
キヤリツジを並設するため装置が大形となる欠点
があり、またガイドシヤフトも3対(6本)必要
となり、さらに低速・高密印字モードでは改行に
よつて重ね印字するため紙送り量を極めて正確に
制御しなければならず、現状では品字品位が低く
なる欠点があつた。
キヤリツジを並設するため装置が大形となる欠点
があり、またガイドシヤフトも3対(6本)必要
となり、さらに低速・高密印字モードでは改行に
よつて重ね印字するため紙送り量を極めて正確に
制御しなければならず、現状では品字品位が低く
なる欠点があつた。
(発明の目的)
本発明は、キヤリツジを複数個用意したにもか
かわらず、ガイドシヤフトを増加させず、装置の
小型化を維持したままで、しかも、紙送り方向に
1行の印字ヘツドをシフトを可能とすることによ
つて、2種類の高速印字及び高密印字が付加機能
による印字が可能であるプリンタを提供すること
を目的とする。
かわらず、ガイドシヤフトを増加させず、装置の
小型化を維持したままで、しかも、紙送り方向に
1行の印字ヘツドをシフトを可能とすることによ
つて、2種類の高速印字及び高密印字が付加機能
による印字が可能であるプリンタを提供すること
を目的とする。
(発明の構成)
本発明は、円柱形状のプラテンと、第1及び第
2の印字ヘツドと、該第1及び第2の印字ヘツド
をそれぞれ別々に搭載する第1及び第2のキヤリ
ツジとを有するマルチヘツドシリアルプリンタに
おいて、 前記第1及び第2のキヤリツジは、前記プラテ
ンの長手方向と平行に設けられた共通のガイドシ
ヤフトによつて独立に移動可能に支持されること
により装置を小型に保ち、 該第1及び第2のキヤリツジは、それぞれ別個
のスペーシング駆動源を有し 前記第2の印字ヘツドは、前記プラテンの中心
を曲率率の中心とする弧からなる凹凸によりガイ
ドされ、プラテン表面に沿つて紙送り方向に前記
第1の印字ヘツドに比べ1行多くシフトが可能な
シフト機構を有することにより、印字ヘツド先端
がプラテン表面から離れることなくプラテン表面
に沿つた1行シフトが可能とし、該シフト機構は
該キヤリツジ上に搭載された独立の駆動源を備え
ることにより、独立のシフトを容易にし、これら
の機構により、 第1の高速印字モードとして、前記第1及び第
2の印字ヘツドを同じ印字行に並べ、それぞれ同
じ行の異なる領域の異なる文字を印字するモード
と、 第2の高速印字モードとして、前記第1の印字
ヘツドを第2の行、前記第2の印字ヘツドを前記
第2の行に比べ1行分シフトした第1の行に並
べ、それぞれ異なる行の同じ領域の文字を印字す
るモードと、 高密印字モードとして、前記第2の印字ヘツド
を前記第1のキヤリツジに比べ1ドツトピツチ
を、搭載した印字ヘツドの総個数で除算したピツ
チ分シフトした位置に並べ、それぞれ同じ行の同
じ領域の同じ文字を異なる位置に印字するモード
とを制御可能であることを特徴とするものであ
る。
2の印字ヘツドと、該第1及び第2の印字ヘツド
をそれぞれ別々に搭載する第1及び第2のキヤリ
ツジとを有するマルチヘツドシリアルプリンタに
おいて、 前記第1及び第2のキヤリツジは、前記プラテ
ンの長手方向と平行に設けられた共通のガイドシ
ヤフトによつて独立に移動可能に支持されること
により装置を小型に保ち、 該第1及び第2のキヤリツジは、それぞれ別個
のスペーシング駆動源を有し 前記第2の印字ヘツドは、前記プラテンの中心
を曲率率の中心とする弧からなる凹凸によりガイ
ドされ、プラテン表面に沿つて紙送り方向に前記
第1の印字ヘツドに比べ1行多くシフトが可能な
シフト機構を有することにより、印字ヘツド先端
がプラテン表面から離れることなくプラテン表面
に沿つた1行シフトが可能とし、該シフト機構は
該キヤリツジ上に搭載された独立の駆動源を備え
ることにより、独立のシフトを容易にし、これら
の機構により、 第1の高速印字モードとして、前記第1及び第
2の印字ヘツドを同じ印字行に並べ、それぞれ同
じ行の異なる領域の異なる文字を印字するモード
と、 第2の高速印字モードとして、前記第1の印字
ヘツドを第2の行、前記第2の印字ヘツドを前記
第2の行に比べ1行分シフトした第1の行に並
べ、それぞれ異なる行の同じ領域の文字を印字す
るモードと、 高密印字モードとして、前記第2の印字ヘツド
を前記第1のキヤリツジに比べ1ドツトピツチ
を、搭載した印字ヘツドの総個数で除算したピツ
チ分シフトした位置に並べ、それぞれ同じ行の同
じ領域の同じ文字を異なる位置に印字するモード
とを制御可能であることを特徴とするものであ
る。
(実施例)
第1図は本発明の一実施例を示す斜視図であ
り、1は用紙、2はプラテン、3aおよび3bは
印字ヘツド、4はインクリボンカートリツジ、5
aおよび5bは印字ヘツド3aおよび3bをプラ
テン表面に沿つて上下動するシフト機構、6およ
び7はガイドシヤフト、8はラツクであり、印字
ヘツド3aおよび3bがスペーシング方向に並設
されており、後述するように印字ヘツド3aおよ
び3bをそれぞれ独立して列方向へシフトし、行
方向へ移動できる。
り、1は用紙、2はプラテン、3aおよび3bは
印字ヘツド、4はインクリボンカートリツジ、5
aおよび5bは印字ヘツド3aおよび3bをプラ
テン表面に沿つて上下動するシフト機構、6およ
び7はガイドシヤフト、8はラツクであり、印字
ヘツド3aおよび3bがスペーシング方向に並設
されており、後述するように印字ヘツド3aおよ
び3bをそれぞれ独立して列方向へシフトし、行
方向へ移動できる。
第2図は印字ヘツド3aを列方向へシフトし、
行方向へ移動する機構を示す要部斜視図であり、
9aはシフト機構5aを動作して印字ヘツド3a
を列方向へシフトするための駆動源となるシフト
用モータ、10aはラツク8と噛み合うギアを有
する偏平形直流ブラシレスモータであり、この偏
平形直流ブラシレスモータ10aはキヤリツジ1
1aに取付けられている。キヤリツジ11aはガ
イドシヤフト6および7によつてスペーシング方
向へ移動可能に支持されている。
行方向へ移動する機構を示す要部斜視図であり、
9aはシフト機構5aを動作して印字ヘツド3a
を列方向へシフトするための駆動源となるシフト
用モータ、10aはラツク8と噛み合うギアを有
する偏平形直流ブラシレスモータであり、この偏
平形直流ブラシレスモータ10aはキヤリツジ1
1aに取付けられている。キヤリツジ11aはガ
イドシヤフト6および7によつてスペーシング方
向へ移動可能に支持されている。
この構成の実施例は次のように動作する。まず
偏平形直流ブラシレスモータ10aが回転すると後
述するように回転軸に取付けたピニオンがラツク
8に噛み合つているため反力を受けてキヤリツジ
11aの方が移動する。キヤリツジ11aはガイ
ドシヤフト6および7によつて案内され支持され
ているので、移動方向はスペーシング方向(即ち
行方向)となる。またシフト用モータ9aが回転
するとシフト機構5aによつて印字ヘツド3a
が、プラテン2の表面に沿つて紙送り方向(即ち
列方向)へ移動する。このようにして印字ヘツド
3aが列方向へシフトし、行方向へ移動する。印
字ヘツド3aを行方向へ移動しながら印字ワイヤ
を突出するとインクリボンカートリツジ4のイン
クリボンから用紙1へインクが転写され用紙1上
にドツトを形成する。
偏平形直流ブラシレスモータ10aが回転すると後
述するように回転軸に取付けたピニオンがラツク
8に噛み合つているため反力を受けてキヤリツジ
11aの方が移動する。キヤリツジ11aはガイ
ドシヤフト6および7によつて案内され支持され
ているので、移動方向はスペーシング方向(即ち
行方向)となる。またシフト用モータ9aが回転
するとシフト機構5aによつて印字ヘツド3a
が、プラテン2の表面に沿つて紙送り方向(即ち
列方向)へ移動する。このようにして印字ヘツド
3aが列方向へシフトし、行方向へ移動する。印
字ヘツド3aを行方向へ移動しながら印字ワイヤ
を突出するとインクリボンカートリツジ4のイン
クリボンから用紙1へインクが転写され用紙1上
にドツトを形成する。
前述の説明は印字ヘツド3aに関連したものの
みであるが、印字ヘツド3bについても全く同様
にして列方向へシフトし、行方向へ移動できるこ
とはもちろんである。しかも印字ヘツド3aと印
字ヘツド3bとは別々のモータによつてシフトお
よび移動されるるので、全く独立に制御できる。
この構成の利点を第3図および第4図により説明
する。
みであるが、印字ヘツド3bについても全く同様
にして列方向へシフトし、行方向へ移動できるこ
とはもちろんである。しかも印字ヘツド3aと印
字ヘツド3bとは別々のモータによつてシフトお
よび移動されるるので、全く独立に制御できる。
この構成の利点を第3図および第4図により説明
する。
第3図は印字ヘツド3aおよび3bの各種シフ
ト状態を示す図であり、aは同列に並んだ1行印
字状態、bは1方が1行分シフトした2行印字状
態、cは一方が1/2ドツトピツチシフトした高
密印字状態を示している。
ト状態を示す図であり、aは同列に並んだ1行印
字状態、bは1方が1行分シフトした2行印字状
態、cは一方が1/2ドツトピツチシフトした高
密印字状態を示している。
次に第4図を参照しながら各印字フオーマツト
の形態に対する印刷手順を説明する。
の形態に対する印刷手順を説明する。
(1) 印字領域が紙面全体にある場合(第12図
aに示すデータリスト参照) 印字ヘツド3a,3bを第3図aに示す1行印
字状態にしておき、第4図aに示すとの位置
から矢印方向へスペーシング動作しながら、それ
ぞれ同じ行の異なる領域の異なる文字を印字す
る。
aに示すデータリスト参照) 印字ヘツド3a,3bを第3図aに示す1行印
字状態にしておき、第4図aに示すとの位置
から矢印方向へスペーシング動作しながら、それ
ぞれ同じ行の異なる領域の異なる文字を印字す
る。
(2) 印字領域が紙面の片側あるいは一部に偏在
する場合(第12図bに示すプログラムリスト参
照) 印字ヘツド3a,3bを第3図bに示す2行印
字状態にしておき、第4図bに示すとの位置
から矢印方向へスペーシング動作しながら、それ
ぞれ異なる行の同じ領域の文字を印字する。
する場合(第12図bに示すプログラムリスト参
照) 印字ヘツド3a,3bを第3図bに示す2行印
字状態にしておき、第4図bに示すとの位置
から矢印方向へスペーシング動作しながら、それ
ぞれ異なる行の同じ領域の文字を印字する。
なおこの場合は前記(1)の印刷手順に準じて第4
図cに示すように印字しても良いが、1行のライ
ンフイードを2回行なうよりも2行のラインフイ
ードを1回行なつた方が早い為、この印刷手順の
方が良い。
図cに示すように印字しても良いが、1行のライ
ンフイードを2回行なうよりも2行のラインフイ
ードを1回行なつた方が早い為、この印刷手順の
方が良い。
(3) 印字領域が紙面の両側に分離している場合
(第12図cに示す入出金表参照) 印字ヘツド3a,3bを第3図aに示す1行印
字状態にしておき、第4図dに示すとの位置
から矢印方向へスペーシング動作しながら、それ
ぞれ同じ行の異なる領域の異なる文字を印字す
る。この場合ラインフイードは両方の印字ヘツド
が終るまで、すなわち早く印字の終つた印字ヘツ
ドは次の1行の印字位置へシフトして待機するこ
とになる。
(第12図cに示す入出金表参照) 印字ヘツド3a,3bを第3図aに示す1行印
字状態にしておき、第4図dに示すとの位置
から矢印方向へスペーシング動作しながら、それ
ぞれ同じ行の異なる領域の異なる文字を印字す
る。この場合ラインフイードは両方の印字ヘツド
が終るまで、すなわち早く印字の終つた印字ヘツ
ドは次の1行の印字位置へシフトして待機するこ
とになる。
(4) 印字領域が同一行に分散し、または列方向
に分散している場合(第12図dに示す預金項目
変更表参照) 印字ヘツド3a,3bを第3図aに示す1行印
字状態にしておき第4図dに示すとの位置か
ら矢印方向へスペーシングさせて最短印字する。
に分散している場合(第12図dに示す預金項目
変更表参照) 印字ヘツド3a,3bを第3図aに示す1行印
字状態にしておき第4図dに示すとの位置か
ら矢印方向へスペーシングさせて最短印字する。
(5) 高密印字の場合
印字ヘツド3a,3bを第3図cに示す高密印
字状態にしておき、第4図eに示すように印字ヘ
ツド3a,3bを接近した位置,から矢印方
向へスペーシング動作しながら、それぞれ同じ行
の同じ領域の同じ文字を異なる位置に印字する。
この場合、各々の印字ヘツドは各印字ヘツドのド
ツトピツチに対し、1ドツトピツチを印字ヘツド
の個数で除算した量だけ各印字ヘツドを列方向に
シフトしながら制御される(本例の場合は印字ヘ
ツドが2個であるので1/2ドツトピツチずつシ
フトした場合を示す)。
字状態にしておき、第4図eに示すように印字ヘ
ツド3a,3bを接近した位置,から矢印方
向へスペーシング動作しながら、それぞれ同じ行
の同じ領域の同じ文字を異なる位置に印字する。
この場合、各々の印字ヘツドは各印字ヘツドのド
ツトピツチに対し、1ドツトピツチを印字ヘツド
の個数で除算した量だけ各印字ヘツドを列方向に
シフトしながら制御される(本例の場合は印字ヘ
ツドが2個であるので1/2ドツトピツチずつシ
フトした場合を示す)。
第5図はシフト機構11aを示す分解斜視図で
あり、同図に示すようにキヤリツジ11a上にサ
イドフレーム12aおよび13aと、シフト用モ
ータ9aが固定されている。このサイドフレーム
12aおよび13aの内側にはプラテンの中心を
その中心とする曲率の溝14aおよび15bが形
成されており、この溝14aおよび15aにガイ
ド16aの凸部17aおよび18aが嵌合し、ガ
イド16aがプラテン表面に沿つて回動し得るよ
うになつている。このガイド16aの中央下部に
は略コ字形のカムフオロア面19aが形成されて
おり、シフト用モータ9aの回転軸に取付けられ
た偏心カム20aがカムフオロア面19aに接し
ている。また印字ヘツド3aはガイド16aに固
定され前記サイドフレーム12aおよび12bに
よつて両側からはさまれている。またガイド16
aはリセツトスプリング21aによつて下方へ引
張られている。
あり、同図に示すようにキヤリツジ11a上にサ
イドフレーム12aおよび13aと、シフト用モ
ータ9aが固定されている。このサイドフレーム
12aおよび13aの内側にはプラテンの中心を
その中心とする曲率の溝14aおよび15bが形
成されており、この溝14aおよび15aにガイ
ド16aの凸部17aおよび18aが嵌合し、ガ
イド16aがプラテン表面に沿つて回動し得るよ
うになつている。このガイド16aの中央下部に
は略コ字形のカムフオロア面19aが形成されて
おり、シフト用モータ9aの回転軸に取付けられ
た偏心カム20aがカムフオロア面19aに接し
ている。また印字ヘツド3aはガイド16aに固
定され前記サイドフレーム12aおよび12bに
よつて両側からはさまれている。またガイド16
aはリセツトスプリング21aによつて下方へ引
張られている。
このような構成であるので、シフト用モータ9
の回転により偏心カム20aが回転すると、カム
フオロア面19aで接しているガイド16aが上
下動する。ガイド16aの凸部17aおよび18
aはサイドフレーム12aおよび13aの溝14
aおよび15aに嵌合しているので、ガイド16
aおよび印字ヘツド3aはプラテン表面に沿つて
回動する。このためプラテン2と印字ヘツド3a
との間隔はシフト量に依らず一定となつている。
なお第6図は印字ヘツド3aをシフトさせない状
態を示し、第7図は印字ヘツド3aをシフトさせ
た状態を示す図である。
の回転により偏心カム20aが回転すると、カム
フオロア面19aで接しているガイド16aが上
下動する。ガイド16aの凸部17aおよび18
aはサイドフレーム12aおよび13aの溝14
aおよび15aに嵌合しているので、ガイド16
aおよび印字ヘツド3aはプラテン表面に沿つて
回動する。このためプラテン2と印字ヘツド3a
との間隔はシフト量に依らず一定となつている。
なお第6図は印字ヘツド3aをシフトさせない状
態を示し、第7図は印字ヘツド3aをシフトさせ
た状態を示す図である。
第8図および第9図はキヤリツジ駆動機構を示
す側面図および平面図であり、偏平形ブラシレス
モータ10aがキヤリツジ3aの下部に装填さ
れ、この偏平形直流ブラシレスモータ10aの軸
に取り付けたピニオン22aがラツク8と噛み合
つていることを示している。
す側面図および平面図であり、偏平形ブラシレス
モータ10aがキヤリツジ3aの下部に装填さ
れ、この偏平形直流ブラシレスモータ10aの軸
に取り付けたピニオン22aがラツク8と噛み合
つていることを示している。
第10図はキヤリツジ駆動機構をさらに詳細に
示す分解斜視図であり、23aは偏平形直流ブラ
シレスモータ10aの回転角を検出する光セン
サ、24aはラツク8を固定する下部フレーム、
25aは図示せぬ制御回路とキヤリツジ11a上
に搭載されている印字ヘツド3a、シフト用モー
タ9a、偏平形直流ブラシレスモータ10a、光
センサ23a等の部品との電気的接続を行なうフ
レキシブルケーブルである。
示す分解斜視図であり、23aは偏平形直流ブラ
シレスモータ10aの回転角を検出する光セン
サ、24aはラツク8を固定する下部フレーム、
25aは図示せぬ制御回路とキヤリツジ11a上
に搭載されている印字ヘツド3a、シフト用モー
タ9a、偏平形直流ブラシレスモータ10a、光
センサ23a等の部品との電気的接続を行なうフ
レキシブルケーブルである。
この機構はフレキシブルケーブル25aを介し
て供給される電力によつて偏平形直流ブラシレス
モータ10aが回転し、ピニオン22aが回転す
る。このピニオン22aの回転によつて光センサ
23aから回転角を示す信号が出力され、またラ
ツク8からの反力によつてキヤリツジ11aが移
動する。
て供給される電力によつて偏平形直流ブラシレス
モータ10aが回転し、ピニオン22aが回転す
る。このピニオン22aの回転によつて光センサ
23aから回転角を示す信号が出力され、またラ
ツク8からの反力によつてキヤリツジ11aが移
動する。
なお第5図、第6図および第7図に示したシフ
ト機構、および第8図、第9図および第10図に
示したキヤリツジ駆動機構は印字ヘツド3aに属
するものとして説明したが、印字ヘツド3bの方
も全く同じ構成である。
ト機構、および第8図、第9図および第10図に
示したキヤリツジ駆動機構は印字ヘツド3aに属
するものとして説明したが、印字ヘツド3bの方
も全く同じ構成である。
本発明は前記実施例に限らず種々の変形が可能
である。例えばインクリボンカートリツジ4を第
11図に示すように2個のインクリボンカートリ
ツジ4aおよび4bとし、キヤリツジ11aおよ
び11bに搭載するようにしても良い。この場合
には図示のようにインクリボンカートリツジ4a
の右側とインクリボンカートリツジ4bの左側と
をできる限り薄くして、印字ヘツド3aと印字ヘ
ツド3bが接近するように構成した方が良い。こ
れにより第4図bとeに示した印字形態のとき助
走距離を少なくすることができる。またキヤリツ
ジ駆動機構は駆動用モータをキヤリツジに搭載し
た、いわゆる自走式の方が機構が簡単となるが、
フレーム側に駆動用モータを置き、ベルトやワイ
ヤによつてキヤリツジを移動するようにしても良
い。
である。例えばインクリボンカートリツジ4を第
11図に示すように2個のインクリボンカートリ
ツジ4aおよび4bとし、キヤリツジ11aおよ
び11bに搭載するようにしても良い。この場合
には図示のようにインクリボンカートリツジ4a
の右側とインクリボンカートリツジ4bの左側と
をできる限り薄くして、印字ヘツド3aと印字ヘ
ツド3bが接近するように構成した方が良い。こ
れにより第4図bとeに示した印字形態のとき助
走距離を少なくすることができる。またキヤリツ
ジ駆動機構は駆動用モータをキヤリツジに搭載し
た、いわゆる自走式の方が機構が簡単となるが、
フレーム側に駆動用モータを置き、ベルトやワイ
ヤによつてキヤリツジを移動するようにしても良
い。
さらにプラテンが円筒形ではなく、平板なもの
であれば印字ヘツドはキヤリツジに対して垂直に
移動させれば良く、この場合には第5図に示した
溝14aおよび15aと凸部16aおよび17a
は直線状となる。
であれば印字ヘツドはキヤリツジに対して垂直に
移動させれば良く、この場合には第5図に示した
溝14aおよび15aと凸部16aおよび17a
は直線状となる。
さらにまた印字ヘツド、キヤリツジ等の数は装
置の寸法、重量、コスト、消費電力等を考えると
2組が実用的と考えるが、高速印字および高密印
字の為に3組以上としても良いことはもちろんで
ある。
置の寸法、重量、コスト、消費電力等を考えると
2組が実用的と考えるが、高速印字および高密印
字の為に3組以上としても良いことはもちろんで
ある。
以上詳細に説明したように本発明によれば、複
数個の印字ヘツドをスペーシング方向に並設する
ので単一ヘツドのものとほとんど同じスペースで
足り、ガイドシヤフトも1対で足りる。更に、こ
のような省スペースを維持しつつ、1つの装置で
第1及び第2の印字ヘツドを同じ印字行に並べ、
それぞれ同じ行の異なる領域の異なる文字を印字
する第1の高速印字モードと、第1の印字ヘツド
を第2の行、前記第2の印字ヘツドを前記第2の
行に比べ1行分シフトした第1の行に並べ、それ
ぞれ異なる行の同じ領域の文字を印字する第2の
高速印字モードと、第2の印字ヘツドを前記第1
のキヤリツジに比べ1ドツトピツチを、搭載した
印字ヘツドの総個数で除算したピツチ分シフトし
た位置に並べ、それぞれ同じ行の同じ領域の同じ
文字を異なる位置に印字する高密印字モードとを
得ることができる。また高密印字モードは印字ヘ
ツドを紙送り方向へシフトするだけであり、送り
量が不安定となる紙送り動作を伴なわないので位
置誤差が少なく、これにより良好な印字品位を保
つことができる利点がある。
数個の印字ヘツドをスペーシング方向に並設する
ので単一ヘツドのものとほとんど同じスペースで
足り、ガイドシヤフトも1対で足りる。更に、こ
のような省スペースを維持しつつ、1つの装置で
第1及び第2の印字ヘツドを同じ印字行に並べ、
それぞれ同じ行の異なる領域の異なる文字を印字
する第1の高速印字モードと、第1の印字ヘツド
を第2の行、前記第2の印字ヘツドを前記第2の
行に比べ1行分シフトした第1の行に並べ、それ
ぞれ異なる行の同じ領域の文字を印字する第2の
高速印字モードと、第2の印字ヘツドを前記第1
のキヤリツジに比べ1ドツトピツチを、搭載した
印字ヘツドの総個数で除算したピツチ分シフトし
た位置に並べ、それぞれ同じ行の同じ領域の同じ
文字を異なる位置に印字する高密印字モードとを
得ることができる。また高密印字モードは印字ヘ
ツドを紙送り方向へシフトするだけであり、送り
量が不安定となる紙送り動作を伴なわないので位
置誤差が少なく、これにより良好な印字品位を保
つことができる利点がある。
第1図は本発明の一実施例を示す斜視図、第2
図は印字ヘツドを列方向へシフトし行方向へ移動
する機構を示す要部斜視図、第3図は印字ヘツド
の各種シフト状態を示す図、第4図は各印字フオ
ーマツトの形態に対する印刷手順を示す図、第5
図はシフト機構を示す分解斜視図、第6図は印字
ヘツドをシフトさせない状態を示す側面図、第7
図は印字ヘツドをシフトさせた状態を示す側面
図、第8図および第9図はキヤリツジ駆動機構を
示す側面図および平面図、第10図はキヤリツジ
駆動機構をさらに詳細に示す分解斜視図、第11
図は本発明の他の実施例を示す斜視図、第12図
は異なる印字フアーマツト例を示す図である。 1…用紙、2…プラテン、3a,3b…印字ヘ
ツド、4,4a,4b…インクリボンカートリツ
ジ、5a,5b…シフト機構、6,7…ガイドシ
ヤフト、8…ラツク、9a…シフト用モータ、1
0a…偏平形直流ブラシレスモータ、11a,1
1b…キヤリツジ、12a,13a…サイドフレ
ーム、14a,15a…溝、16a…ガイド、1
7a,18a…凸部、19a…カムフオロア面、
20a…偏心カム、21a…リセツトスプリン
グ、22a…ピニオン。
図は印字ヘツドを列方向へシフトし行方向へ移動
する機構を示す要部斜視図、第3図は印字ヘツド
の各種シフト状態を示す図、第4図は各印字フオ
ーマツトの形態に対する印刷手順を示す図、第5
図はシフト機構を示す分解斜視図、第6図は印字
ヘツドをシフトさせない状態を示す側面図、第7
図は印字ヘツドをシフトさせた状態を示す側面
図、第8図および第9図はキヤリツジ駆動機構を
示す側面図および平面図、第10図はキヤリツジ
駆動機構をさらに詳細に示す分解斜視図、第11
図は本発明の他の実施例を示す斜視図、第12図
は異なる印字フアーマツト例を示す図である。 1…用紙、2…プラテン、3a,3b…印字ヘ
ツド、4,4a,4b…インクリボンカートリツ
ジ、5a,5b…シフト機構、6,7…ガイドシ
ヤフト、8…ラツク、9a…シフト用モータ、1
0a…偏平形直流ブラシレスモータ、11a,1
1b…キヤリツジ、12a,13a…サイドフレ
ーム、14a,15a…溝、16a…ガイド、1
7a,18a…凸部、19a…カムフオロア面、
20a…偏心カム、21a…リセツトスプリン
グ、22a…ピニオン。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 円柱形状のプラテンと、 第1及び第2の印字ヘツドと、 該第1及び第2の印字ヘツドをそれぞれ別々に
搭載する第1及び第2のキヤリツジとを有するマ
ルチヘツドシリアルプリンタにおいて、 前記第1及び第2のキヤリツジは、前記プラテ
ンの長手方向と平行に設けられた共通のガイドシ
ヤフトによつて独立に移動可能に支持され、 該第1及び第2のキヤリツジは、それぞれ別個
のスペーシング駆動源を有し、 前記第2の印字ヘツドは、前記プラテンの中心
を曲率の中心とする弧からなる凹凸により前記キ
ヤリツジにガイドされ、前記プラテン表面に沿つ
て紙送り方向に前記第1の印字ヘツドに比べ1行
多くシフトが可能なシフト機構を有し、該シフト
機構は該キヤリツジ上に搭載された独立の駆動源
を備え、 第1の高速印字モードとして、前記第1及び第
2の印字ヘツドを同じ印字行に並べ、それぞれ同
じ行の異なる領域の異なる文字を印字するモード
と、 第2の高速印字モードとして、前記第1の印字
ヘツドを第2の行、前記第2の印字ヘツドを前記
第2の行に比べ1行分シフトした第1の行に並
べ、それぞれ異なる行の同じ領域の文字を印字す
るモードと、 高密印字モードとして、前記第2の印字ヘツド
を前記第1のキヤリツジに比べ、1ドツトピツチ
を搭載した印字ヘツドの総個数で除算したピツチ
分シフトした位置に並べ、それぞれ同じ行の同じ
領域の同じ文字を異なる位置に印字するモードと
を制御可能なマルチヘツドシリアルプリンタ。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23431183A JPS60127173A (ja) | 1983-12-14 | 1983-12-14 | マルチヘツドシリアルプリンタ |
US06/679,904 US4576490A (en) | 1983-12-14 | 1984-12-10 | Multihead serial printer |
DE8484115432T DE3482822D1 (de) | 1983-12-14 | 1984-12-14 | Seriendrucker mit mehreren schreibkoepfen. |
EP84115432A EP0145025B1 (en) | 1983-12-14 | 1984-12-14 | Multihead serial printer |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23431183A JPS60127173A (ja) | 1983-12-14 | 1983-12-14 | マルチヘツドシリアルプリンタ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60127173A JPS60127173A (ja) | 1985-07-06 |
JPH0530186B2 true JPH0530186B2 (ja) | 1993-05-07 |
Family
ID=16969011
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23431183A Granted JPS60127173A (ja) | 1983-12-14 | 1983-12-14 | マルチヘツドシリアルプリンタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60127173A (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5038823A (en) * | 1988-11-30 | 1991-08-13 | Toto Ltd. | Device for preventing water hammer while regulating water pressure |
EP0693382B1 (en) * | 1994-07-18 | 1998-08-26 | Océ-Technologies B.V. | Printer having a movable print head |
EP1954968B1 (en) * | 2005-12-01 | 2018-09-12 | BorgWarner, Inc. | Pressure compensating method |
JP7327004B2 (ja) * | 2019-08-30 | 2023-08-16 | コニカミノルタ株式会社 | 画像形成装置及びキャリッジの駆動方法 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE2226394C3 (de) * | 1972-05-31 | 1980-12-04 | Robert Bosch Gmbh, 7000 Stuttgart | Schnelldrucker |
JPS565775A (en) * | 1979-06-29 | 1981-01-21 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | Printer |
JPS5690383A (en) * | 1979-12-25 | 1981-07-22 | Nec Corp | Print control system |
-
1983
- 1983-12-14 JP JP23431183A patent/JPS60127173A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60127173A (ja) | 1985-07-06 |
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