JPH05293092A - 測定・治療装置 - Google Patents
測定・治療装置Info
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- JPH05293092A JPH05293092A JP4143134A JP14313492A JPH05293092A JP H05293092 A JPH05293092 A JP H05293092A JP 4143134 A JP4143134 A JP 4143134A JP 14313492 A JP14313492 A JP 14313492A JP H05293092 A JPH05293092 A JP H05293092A
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Landscapes
- Electrotherapy Devices (AREA)
- Measurement And Recording Of Electrical Phenomena And Electrical Characteristics Of The Living Body (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 測定と治療の際に用いる電流の大きさを変え
ることができ、しかも、生体にとって最適の電流で治療
できる測定・治療装置を提供する。 【構成】生体の所定両所に一定の値i1を有する電流を
流したときに得られる値を測定する測定部50と、20
マイクロアンペア以下の電流を流すことのできる治療部
70と、上記測定部50と治療部70とを切り替える切
替手段とを備えて、上記測定部50と治療部70とを選
択的に作動させる。
ることができ、しかも、生体にとって最適の電流で治療
できる測定・治療装置を提供する。 【構成】生体の所定両所に一定の値i1を有する電流を
流したときに得られる値を測定する測定部50と、20
マイクロアンペア以下の電流を流すことのできる治療部
70と、上記測定部50と治療部70とを切り替える切
替手段とを備えて、上記測定部50と治療部70とを選
択的に作動させる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、皮膚通電抵抗値の変化
を利用した疾病の診断ならびに電気刺激による疾病の治
療に使用されるのに最適な測定・治療装置に関する。
を利用した疾病の診断ならびに電気刺激による疾病の治
療に使用されるのに最適な測定・治療装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の測定・治療装置としては、ノイ
ロメータと呼ばれている装置が知られている。この装置
の概略図を図4に、回路図を図5に示す。図4に示すよ
うに、装置本体101には、カソードであるハンマー形
状の測定導子102とアノードである握り導子103が
取り付けられている。施術者は、これらの電極部10
2,103を接触させて、200マイクロアンペアの電
流が流れるように調整を行なって、診断用測定並びに治
療を行なうようにしている。
ロメータと呼ばれている装置が知られている。この装置
の概略図を図4に、回路図を図5に示す。図4に示すよ
うに、装置本体101には、カソードであるハンマー形
状の測定導子102とアノードである握り導子103が
取り付けられている。施術者は、これらの電極部10
2,103を接触させて、200マイクロアンペアの電
流が流れるように調整を行なって、診断用測定並びに治
療を行なうようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】図4,5に示すよう
に、ノイロメータの回路は、生体、特に人体と電源との
間に可変抵抗104を設けただけの構造であり、測定の
みならず治療においても200マイクロアンペアの電流
が使用されるため、治療の際に患者の体内を実際に流れ
る電流の大きさは約45〜60マイクロアンペアとな
る。この値は刺激値としては大き過ぎるため、患者に痛
みを与えることになる。このように痛みを伴う治療に対
しては、特に子供など痛みに敏感な患者の場合、恐怖心
を抱いて積極的に治療を受けなくなるという欠点があ
る。そればかりではなく、さらに重大な問題は、45〜
60マイクロアンペアという電気刺激は、後述するよう
に、細胞レベルにおいて生体に悪影響を及ぼすことであ
る。
に、ノイロメータの回路は、生体、特に人体と電源との
間に可変抵抗104を設けただけの構造であり、測定の
みならず治療においても200マイクロアンペアの電流
が使用されるため、治療の際に患者の体内を実際に流れ
る電流の大きさは約45〜60マイクロアンペアとな
る。この値は刺激値としては大き過ぎるため、患者に痛
みを与えることになる。このように痛みを伴う治療に対
しては、特に子供など痛みに敏感な患者の場合、恐怖心
を抱いて積極的に治療を受けなくなるという欠点があ
る。そればかりではなく、さらに重大な問題は、45〜
60マイクロアンペアという電気刺激は、後述するよう
に、細胞レベルにおいて生体に悪影響を及ぼすことであ
る。
【0004】そこで、本発明の目的は、測定と治療の際
に用いる電流の大きさを変えることができ、しかも、生
体にとって最適の電流で治療できる測定・治療装置を提
供することである。
に用いる電流の大きさを変えることができ、しかも、生
体にとって最適の電流で治療できる測定・治療装置を提
供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の測定・治療装置は、生体の所定箇所に一定
の値を有する電流を流したときに得られる値を測定する
測定部と、20マイクロアンペア以下の電流を流すこと
のできる治療部と、上記測定部と治療部とを切り替える
切替手段とを備えて、上記測定部と治療部とを選択的に
動作させるようにしたたことを特徴としている。
め、本発明の測定・治療装置は、生体の所定箇所に一定
の値を有する電流を流したときに得られる値を測定する
測定部と、20マイクロアンペア以下の電流を流すこと
のできる治療部と、上記測定部と治療部とを切り替える
切替手段とを備えて、上記測定部と治療部とを選択的に
動作させるようにしたたことを特徴としている。
【0006】ところで、本発明者は電流刺激が細胞に与
える影響について、イン・ビトロにおいて、数的、形態
的観点より調べた。実験には、ヘラS3(HeLa S
3)上皮細胞 (パックら、1959、子宮頚部癌由来
細胞)と、L株細胞(皮下結合繊由来細胞)を使用し
た。培養液は、HeLa S3上皮細胞には、10%子
牛血清を含有するイーグル・ミニマル・エッセンシャル
・ミーデイアム(以下、イーグルMEM)を用い、L株
細胞には、5%子牛血清を含有したイーグルMEMを用
いた。2種の細胞を上記培養液の入った シャーレに入
れ、37℃、5%CO2インキキュベータの中で数日間
(例えば、4日間)培養した。基層として用いた生材料
は、ガラス及びポリエチエレンである。細胞数の算定方
法には、シャーレ上の残留細胞を10%ホルマリンで固
定し、クリスタルバイオレットにて染色、単位面積当た
りの細胞数を画像解析装置を使用して算出した。
える影響について、イン・ビトロにおいて、数的、形態
的観点より調べた。実験には、ヘラS3(HeLa S
3)上皮細胞 (パックら、1959、子宮頚部癌由来
細胞)と、L株細胞(皮下結合繊由来細胞)を使用し
た。培養液は、HeLa S3上皮細胞には、10%子
牛血清を含有するイーグル・ミニマル・エッセンシャル
・ミーデイアム(以下、イーグルMEM)を用い、L株
細胞には、5%子牛血清を含有したイーグルMEMを用
いた。2種の細胞を上記培養液の入った シャーレに入
れ、37℃、5%CO2インキキュベータの中で数日間
(例えば、4日間)培養した。基層として用いた生材料
は、ガラス及びポリエチエレンである。細胞数の算定方
法には、シャーレ上の残留細胞を10%ホルマリンで固
定し、クリスタルバイオレットにて染色、単位面積当た
りの細胞数を画像解析装置を使用して算出した。
【0007】図3は、HeLaS3細胞の細胞数計算の
結果の一部をグラフに表わしたもので、横軸には培養日
数を、縦軸には細胞数をとった。図3において、Aは電
気刺激を全く与えない対照群を、Bは培養4日後に70
マイクロアンベアの電気刺激を与えた細胞を、Cは同じ
く培養4日後に20マイクロアンペアの電気刺激を与え
た細胞を表わしている。この結果より、細胞数は、20
マイクロアンペアの電流を流したときには、培養6日後
においても変化がなく、70マイクロアンペアの電流を
流した場合には、細胞数の減少が見られた。この結果よ
り、生体に電流を流す場合、20マイクロアンペアが生
体にダメージを与えないための臨界値であることが分か
った。また、ある実験において、10マイクロアンペア
以下の電流を流したとき、細胞数は対照群よりも大幅に
増加した。このことより、治療用に持ちいる電流の大き
さは、10マイクロアンペア以下が望ましいことが分か
った。L株細胞の場合にも同様の結果が得られた。
結果の一部をグラフに表わしたもので、横軸には培養日
数を、縦軸には細胞数をとった。図3において、Aは電
気刺激を全く与えない対照群を、Bは培養4日後に70
マイクロアンベアの電気刺激を与えた細胞を、Cは同じ
く培養4日後に20マイクロアンペアの電気刺激を与え
た細胞を表わしている。この結果より、細胞数は、20
マイクロアンペアの電流を流したときには、培養6日後
においても変化がなく、70マイクロアンペアの電流を
流した場合には、細胞数の減少が見られた。この結果よ
り、生体に電流を流す場合、20マイクロアンペアが生
体にダメージを与えないための臨界値であることが分か
った。また、ある実験において、10マイクロアンペア
以下の電流を流したとき、細胞数は対照群よりも大幅に
増加した。このことより、治療用に持ちいる電流の大き
さは、10マイクロアンペア以下が望ましいことが分か
った。L株細胞の場合にも同様の結果が得られた。
【0008】
【作用】測定の際には、切替手段によって装置を測定部
が作動するように切り替え、たとえば200マイクロア
ンペアが流れるようにする。そして、電極の一方、即
ち、握り導子を患者に持たせた状態で、施術者は他方の
電極を患者の手足の所定の複数の位置に順々に当てて、
各測定点での測定を行なう。この測定によって、各位置
での皮膚の通電抵抗に関係した値が得られる。皮膚通電
抵抗値は自律神経の興奮性を反映して変化するため、測
定によって得られた値から疾病の診断が可能となるので
ある。そして、測定結果は所定のカルテに記入され、最
終的に、得られた測定値の組み合わせ等から、診断が行
なわれる。測定に使用する点は自律神経上の点が用いら
れるが、この測定点はこの自律神経に連結された各内蔵
器官の状態を表わしている。
が作動するように切り替え、たとえば200マイクロア
ンペアが流れるようにする。そして、電極の一方、即
ち、握り導子を患者に持たせた状態で、施術者は他方の
電極を患者の手足の所定の複数の位置に順々に当てて、
各測定点での測定を行なう。この測定によって、各位置
での皮膚の通電抵抗に関係した値が得られる。皮膚通電
抵抗値は自律神経の興奮性を反映して変化するため、測
定によって得られた値から疾病の診断が可能となるので
ある。そして、測定結果は所定のカルテに記入され、最
終的に、得られた測定値の組み合わせ等から、診断が行
なわれる。測定に使用する点は自律神経上の点が用いら
れるが、この測定点はこの自律神経に連結された各内蔵
器官の状態を表わしている。
【0009】一方、治療を行なう際には、切替手段によ
って治療部が作動するように切り替える。治療の際に
も、測定の際と同様、患者は握り導子を持ち、他方の電
極を施術者が持つ。上記測定値に基づく診断結果から、
施術者によって、電流を流して刺激すべき点が決定さ
れ、この点に、20マイクロアンペア以下、実際には、
5〜10マイクロアンペアの電流が流される。なお、治
療点も自律神経系上の点が用いられる。これらの点は、
東洋医学においては、一般に「つぼ」と呼ばれる点であ
る。
って治療部が作動するように切り替える。治療の際に
も、測定の際と同様、患者は握り導子を持ち、他方の電
極を施術者が持つ。上記測定値に基づく診断結果から、
施術者によって、電流を流して刺激すべき点が決定さ
れ、この点に、20マイクロアンペア以下、実際には、
5〜10マイクロアンペアの電流が流される。なお、治
療点も自律神経系上の点が用いられる。これらの点は、
東洋医学においては、一般に「つぼ」と呼ばれる点であ
る。
【0010】
【実施例】以下、本発明を図示の実施例により詳細に説
明する。図1は本発明の一実施例に係る測定・治療装置
の概略斜視図、図2(A)および(B)はそれぞれ、図
1に示した測定,治療装置の測定部および治療部の回路
図である。
明する。図1は本発明の一実施例に係る測定・治療装置
の概略斜視図、図2(A)および(B)はそれぞれ、図
1に示した測定,治療装置の測定部および治療部の回路
図である。
【0011】図1において、1は測定部と治療部とが組
み込まれた装置本体、2は電極であり、患者が握る握り
導子、3はもう一方の電極で、患者の測定部位に当てら
れる測定導子である。上記握り導子2は、患者が握りや
すいように、直径約2.3cm、長さ約6.5cmで、
真ちゅうにクロームメッキが施されている。また、上記
測定導子3は、湿性電極で、水等の液体で湿らせて使用
する。またその直径は略1cmとしている。この理由
は、通常、湿性電極を使用した場合、直径が2cm以上
の電極を使用すると、上半身ほど電流が通りやすく、手
足の末梢に行くほど電流が通りにくくなるという現象が
生じるが、電極を1cm程度にすると、ほぼ全身均等に
電流が通るようになるためである。5は測定部のON/
OFFスイッチ、6は測定用電流調整つまみ、7は治療
部のON/OFFスイッチ、8は治療用電流調整つま
み、9は測定部と治療部とを切り替えるためのセレクタ
ーである。
み込まれた装置本体、2は電極であり、患者が握る握り
導子、3はもう一方の電極で、患者の測定部位に当てら
れる測定導子である。上記握り導子2は、患者が握りや
すいように、直径約2.3cm、長さ約6.5cmで、
真ちゅうにクロームメッキが施されている。また、上記
測定導子3は、湿性電極で、水等の液体で湿らせて使用
する。またその直径は略1cmとしている。この理由
は、通常、湿性電極を使用した場合、直径が2cm以上
の電極を使用すると、上半身ほど電流が通りやすく、手
足の末梢に行くほど電流が通りにくくなるという現象が
生じるが、電極を1cm程度にすると、ほぼ全身均等に
電流が通るようになるためである。5は測定部のON/
OFFスイッチ、6は測定用電流調整つまみ、7は治療
部のON/OFFスイッチ、8は治療用電流調整つま
み、9は測定部と治療部とを切り替えるためのセレクタ
ーである。
【0012】以下、図2にしたがって、装置の測定部と
治療部の回路を説明する。まず、図2(A)に示す測定
部50について説明する。図2(A)において、11は
測定回路用の12VのDCバッテリー、12は測定回路
電源スイッチ(上記ON/OFFスイッチ5に対応)、
13は測定時に無負荷でi1として200マイクロアン
ペア流れるように調整する可変抵抗で、この可変抵抗1
3の値は電流計14と接地抵抗15とにより決定され
る。接地抵抗15は、生体抵抗が0に近いときでも過大
な電流i1が流れるのを防ぐ。a,bはそれぞれ生体測
定端子(図1の握り導子2および測定導子3に対
応。)、c.dは電流計端子であり、これらは即定時と
治療時とでは、上記セレククー9により各々に切り替え
られて接続される。測定部50では、測定端子a.bを
ショートさせたとき、すなわち、上記握り導子2と測定
導子3の金属の部分とを接触させたとき、200マイク
ロアンペア(i1=200マイクロアンペア)が流れる
ように測定用電流調整つまみ6、すなわち、可変抵抗1
3で調整する。その後、両端子a.bに主体をつない
で、測定点における電流量を測定する。
治療部の回路を説明する。まず、図2(A)に示す測定
部50について説明する。図2(A)において、11は
測定回路用の12VのDCバッテリー、12は測定回路
電源スイッチ(上記ON/OFFスイッチ5に対応)、
13は測定時に無負荷でi1として200マイクロアン
ペア流れるように調整する可変抵抗で、この可変抵抗1
3の値は電流計14と接地抵抗15とにより決定され
る。接地抵抗15は、生体抵抗が0に近いときでも過大
な電流i1が流れるのを防ぐ。a,bはそれぞれ生体測
定端子(図1の握り導子2および測定導子3に対
応。)、c.dは電流計端子であり、これらは即定時と
治療時とでは、上記セレククー9により各々に切り替え
られて接続される。測定部50では、測定端子a.bを
ショートさせたとき、すなわち、上記握り導子2と測定
導子3の金属の部分とを接触させたとき、200マイク
ロアンペア(i1=200マイクロアンペア)が流れる
ように測定用電流調整つまみ6、すなわち、可変抵抗1
3で調整する。その後、両端子a.bに主体をつない
で、測定点における電流量を測定する。
【0013】一方、治療部70は、図2(B)に示すよ
うに、定電流回路Cならびにメータ回路Mを含む回路で
ある。図2(B)において、16は治療回路用12Vの
DCバッテリーで、これは測定用のDCバッテリー11
と共通である。17は治療回路の電源スイッチ(治療用
ON/OFFスイッチ7に対応)、18は定電流回路用
演算増幅器(電源電圧±9V)、19は定電流量i2を
0〜20マイクロアンペアの間で変化させるための可変
抵抗、20はにおける電圧を低く設定するための降圧
用抵抗、そして21は定電流量i2を最大20マイクロ
アンペアに調整するための半固定可変抵抗である。さら
に、22は定電流回路Cとメータ回路Mとを電気的に切
り離すためのバッファとして作用する演算増幅器、23
は電流計、24はi2が20マイクロアンペアのとき、
上記電流計23に200マイクロアンペアが流れるよう
に調整する半固定可変抵抗である。治療部用の電流計2
3と測定部の電流計14とはセレクター9の切り替えに
伴い、切り替えられる。
うに、定電流回路Cならびにメータ回路Mを含む回路で
ある。図2(B)において、16は治療回路用12Vの
DCバッテリーで、これは測定用のDCバッテリー11
と共通である。17は治療回路の電源スイッチ(治療用
ON/OFFスイッチ7に対応)、18は定電流回路用
演算増幅器(電源電圧±9V)、19は定電流量i2を
0〜20マイクロアンペアの間で変化させるための可変
抵抗、20はにおける電圧を低く設定するための降圧
用抵抗、そして21は定電流量i2を最大20マイクロ
アンペアに調整するための半固定可変抵抗である。さら
に、22は定電流回路Cとメータ回路Mとを電気的に切
り離すためのバッファとして作用する演算増幅器、23
は電流計、24はi2が20マイクロアンペアのとき、
上記電流計23に200マイクロアンペアが流れるよう
に調整する半固定可変抵抗である。治療部用の電流計2
3と測定部の電流計14とはセレクター9の切り替えに
伴い、切り替えられる。
【0014】ところで、治療部70の定電流回路Cで
は、演算増幅器の特性により、点における電圧が点
における電圧と同じになるため、とグランド25間の
抵抗R2により、定電流量i2が決定される。ここで、
生体抵抗とR2の比に応じて、より出力される電圧が
決定されるが、電源電圧12Vとの関係で上限が定めら
れている(本実施例においては9V)。したがって、生
体抵抗が大きいときにもi2を定電流とするためには、
→の増幅率を稼ぐために、における電圧は低く設
定する必要がある。
は、演算増幅器の特性により、点における電圧が点
における電圧と同じになるため、とグランド25間の
抵抗R2により、定電流量i2が決定される。ここで、
生体抵抗とR2の比に応じて、より出力される電圧が
決定されるが、電源電圧12Vとの関係で上限が定めら
れている(本実施例においては9V)。したがって、生
体抵抗が大きいときにもi2を定電流とするためには、
→の増幅率を稼ぐために、における電圧は低く設
定する必要がある。
【0015】一方、メータ回路Mにおいては、使用され
る電流が微小電流なので、より電圧を取り出し、メー
タを駆動させる。定電流i2として10マイクロアンペ
アが流れるとき、電流計に200マイクロアンペア(i
3=200マイクロアンペア)流れるように、半固定可
変抵抗24を調整することにより、200マイクロアン
ペアの電流計を20マイクロアンペアの電流計として使
用する。なお、常に一定の力で測定導子3を患者の皮膚
に押し付けることができるように、測定導子を介して皮
膚にかかる圧力を示すメークーを設けてもよい。
る電流が微小電流なので、より電圧を取り出し、メー
タを駆動させる。定電流i2として10マイクロアンペ
アが流れるとき、電流計に200マイクロアンペア(i
3=200マイクロアンペア)流れるように、半固定可
変抵抗24を調整することにより、200マイクロアン
ペアの電流計を20マイクロアンペアの電流計として使
用する。なお、常に一定の力で測定導子3を患者の皮膚
に押し付けることができるように、測定導子を介して皮
膚にかかる圧力を示すメークーを設けてもよい。
【0016】上記構成の装置は次のようにして用いるこ
とができる。先ず、測定時においては、セレクター9に
よって装置を測定部側に切り替える。そして、測定の前
に予め200マイクロアンペアが流れるように装置を調
整つまみ6によって調整しておく。測定は、神経の末端
に位置する12個の測定点にて行なわれる。これらの点
における測定値は、自律神経系に接続された各器官の蓄
積されたエネルギー量を示している。これらの点は、東
洋医学において、原穴と呼ばれている「つぼ」である。
手と足にそれぞれ6つずつ、合計12個存在する。最初
に手の原穴を、続いて足の原穴を測定する。
とができる。先ず、測定時においては、セレクター9に
よって装置を測定部側に切り替える。そして、測定の前
に予め200マイクロアンペアが流れるように装置を調
整つまみ6によって調整しておく。測定は、神経の末端
に位置する12個の測定点にて行なわれる。これらの点
における測定値は、自律神経系に接続された各器官の蓄
積されたエネルギー量を示している。これらの点は、東
洋医学において、原穴と呼ばれている「つぼ」である。
手と足にそれぞれ6つずつ、合計12個存在する。最初
に手の原穴を、続いて足の原穴を測定する。
【0017】測定が終了して測定値を所定のカルテに記
入し、この測定結果に基づいて診断を行なう。施術者は
この診断結果に基づき、刺激を与えるべき点を決定す
る。治療点が決定されると、セレクター9を切り替える
ことにより、装置を治療側に切り替え、0〜20マイク
ロアンペアの電流刺激を与えるのである。
入し、この測定結果に基づいて診断を行なう。施術者は
この診断結果に基づき、刺激を与えるべき点を決定す
る。治療点が決定されると、セレクター9を切り替える
ことにより、装置を治療側に切り替え、0〜20マイク
ロアンペアの電流刺激を与えるのである。
【0018】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように、本発明
によれば、切替手段によって測定部と治療部とを切り替
えることにより、測定時と治療時とで異なる大きさの電
流を流すことができる。しかも、治療時に使用する電流
の大きさは細胞実験の結果に基づいて得られた数字であ
り、生体にダメージを与えることなく電流刺激を与えて
効果的な治療を行なうことができる。さらに、治療時に
使用する電流の大きさは最大20マイクロアンペア、通
常は10マイクロアンペアまでと、非常に小さい電流刺
激なので、子供や痛さに敏感な患者も恐怖心を抱かずに
治療を受けることができる。
によれば、切替手段によって測定部と治療部とを切り替
えることにより、測定時と治療時とで異なる大きさの電
流を流すことができる。しかも、治療時に使用する電流
の大きさは細胞実験の結果に基づいて得られた数字であ
り、生体にダメージを与えることなく電流刺激を与えて
効果的な治療を行なうことができる。さらに、治療時に
使用する電流の大きさは最大20マイクロアンペア、通
常は10マイクロアンペアまでと、非常に小さい電流刺
激なので、子供や痛さに敏感な患者も恐怖心を抱かずに
治療を受けることができる。
【図1】本発明の一実施例に係る測定・治療装置の斜視
図である。
図である。
【図2】図1の測定・治療装置の回路図で、(A)は測
定部の回路の一例を、(B)は治療部の回路の一例を示
す回路図である。
定部の回路の一例を、(B)は治療部の回路の一例を示
す回路図である。
【図3】本発明者による細胞実験結果を示した図であ
る。
る。
【図4】従来の測定・治療装置の概略斜視図である。
【図5】上記従来の測定・治療装置の回路図である。
1…測定・治療装置、2…握り導子、3…測定導子、5
…測定部のON/OFFスイッチ、6…測定用電流調整
つまみ、7…治療部のON/OFFスイッチ、8…治療
用電流調整つまみ、9…セレクター、C…定電流回路、
M…メータ回路
…測定部のON/OFFスイッチ、6…測定用電流調整
つまみ、7…治療部のON/OFFスイッチ、8…治療
用電流調整つまみ、9…セレクター、C…定電流回路、
M…メータ回路
Claims (1)
- 【請求項1】生体の所定箇所に一定の値を有する電流を
流したときに得られる値を測定する測定部と、 20マイクロアンペア以下の電流を流すことのできる治
療部と、 上記測定部と治療部とを切り付える切替手段とを備え
て、上記測定部と治療部とを選択的に作動させるように
したたことを特徴とする測定・治療装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4143134A JP2536808B2 (ja) | 1992-04-18 | 1992-04-18 | 測定・治療装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4143134A JP2536808B2 (ja) | 1992-04-18 | 1992-04-18 | 測定・治療装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05293092A true JPH05293092A (ja) | 1993-11-09 |
JP2536808B2 JP2536808B2 (ja) | 1996-09-25 |
Family
ID=15331716
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4143134A Expired - Fee Related JP2536808B2 (ja) | 1992-04-18 | 1992-04-18 | 測定・治療装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2536808B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008538188A (ja) * | 2005-03-17 | 2008-10-16 | ジェイド バイオメディカル, インク. | 電子針治療デバイスおよびシステム、並びに患者の経路エネルギーバランスデータの管理方法 |
WO2011122208A1 (ja) * | 2010-03-29 | 2011-10-06 | 日本電気株式会社 | 携帯端末装置及び生体情報取得方法 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5184186A (ja) * | 1975-01-20 | 1976-07-23 | Concept | |
JPS6110741U (ja) * | 1984-06-27 | 1986-01-22 | ワコー・コーポレーシヨン・オーバーシーズ・リミテツド | つぼ刺激器 |
JPH01242072A (ja) * | 1988-03-24 | 1989-09-27 | Nippon Riko Igaku Kenkyusho:Kk | 低周波治療器 |
JPH02126861A (ja) * | 1988-10-05 | 1990-05-15 | Niels Kornerup | 電気刺激による傷治療装置 |
-
1992
- 1992-04-18 JP JP4143134A patent/JP2536808B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5184186A (ja) * | 1975-01-20 | 1976-07-23 | Concept | |
JPS6110741U (ja) * | 1984-06-27 | 1986-01-22 | ワコー・コーポレーシヨン・オーバーシーズ・リミテツド | つぼ刺激器 |
JPH01242072A (ja) * | 1988-03-24 | 1989-09-27 | Nippon Riko Igaku Kenkyusho:Kk | 低周波治療器 |
JPH02126861A (ja) * | 1988-10-05 | 1990-05-15 | Niels Kornerup | 電気刺激による傷治療装置 |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008538188A (ja) * | 2005-03-17 | 2008-10-16 | ジェイド バイオメディカル, インク. | 電子針治療デバイスおよびシステム、並びに患者の経路エネルギーバランスデータの管理方法 |
WO2011122208A1 (ja) * | 2010-03-29 | 2011-10-06 | 日本電気株式会社 | 携帯端末装置及び生体情報取得方法 |
JP5888231B2 (ja) * | 2010-03-29 | 2016-03-16 | 日本電気株式会社 | 携帯端末装置及び生体情報取得方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2536808B2 (ja) | 1996-09-25 |
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