JPH05292864A - 猿用防護柵 - Google Patents
猿用防護柵Info
- Publication number
- JPH05292864A JPH05292864A JP14189592A JP14189592A JPH05292864A JP H05292864 A JPH05292864 A JP H05292864A JP 14189592 A JP14189592 A JP 14189592A JP 14189592 A JP14189592 A JP 14189592A JP H05292864 A JPH05292864 A JP H05292864A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fence
- monkey
- over
- protecting fence
- monkeys
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Catching Or Destruction (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 安価で農作業の邪魔にならず、かつ人が触れ
ても怪我をしない安全な猿用防護柵を得る。 【構成】 柵本体11上端に沿って横長に上端部材15
を軸回りに回転可能に設けてなる。猿が乗り越えよう
と、上端部材15を握ると、回転するので、乗り越える
ことができない。
ても怪我をしない安全な猿用防護柵を得る。 【構成】 柵本体11上端に沿って横長に上端部材15
を軸回りに回転可能に設けてなる。猿が乗り越えよう
と、上端部材15を握ると、回転するので、乗り越える
ことができない。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、野生の猿がリンゴ等の
作物を食い荒らす被害を防ぐために使用される猿用防護
柵に関する。
作物を食い荒らす被害を防ぐために使用される猿用防護
柵に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、猿から農作物被害を防ぐため
に、網で畠の周囲及び上面を覆ったり、有刺鉄線の柵を
用いることが行われている。
に、網で畠の周囲及び上面を覆ったり、有刺鉄線の柵を
用いることが行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】網を用いると防護は完
全となるが、コストが大きくなり、また農作業や作物の
運搬等に不便となる。有刺鉄線を用いると、農作業の際
に触れて怪我をする危険がある。
全となるが、コストが大きくなり、また農作業や作物の
運搬等に不便となる。有刺鉄線を用いると、農作業の際
に触れて怪我をする危険がある。
【0004】そこで、本発明は、安価で農作業の邪魔に
ならず、かつ安全な猿用防護柵を得ることを目的とした
ものである。
ならず、かつ安全な猿用防護柵を得ることを目的とした
ものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、地面上に立設
される柵本体と、この柵本体上端に沿って横長に設けら
れ、軸回りに回転可能となり、猿が握ったとき回転して
乗り越えを防ぐ上端部材とからなる猿用防護柵である。
される柵本体と、この柵本体上端に沿って横長に設けら
れ、軸回りに回転可能となり、猿が握ったとき回転して
乗り越えを防ぐ上端部材とからなる猿用防護柵である。
【0006】
【実施例】以下、本発明を図示する実施例について具体
的に説明する。
的に説明する。
【0007】この防護柵10において、柵本体11は、
地面12に杭13,…を立て、金網14を隙間なく取何
けて形成されている。各杭13,…間の金網14上端に
沿って横長に、塩化ビニルパイプよりなる上端部材1
5,…が設けられている。この上端部材15,…は、杭
13,…上端部に取付けられた針金16,…の上部環状
部分に嵌合し、軸回りに回転可能になるよう保持されて
いる。さらに、杭13,…の上端にはピン17,…がそ
れぞれ差し込まれ、上端部材15,…がこれに当接して
横方向に移動しないようになっている。
地面12に杭13,…を立て、金網14を隙間なく取何
けて形成されている。各杭13,…間の金網14上端に
沿って横長に、塩化ビニルパイプよりなる上端部材1
5,…が設けられている。この上端部材15,…は、杭
13,…上端部に取付けられた針金16,…の上部環状
部分に嵌合し、軸回りに回転可能になるよう保持されて
いる。さらに、杭13,…の上端にはピン17,…がそ
れぞれ差し込まれ、上端部材15,…がこれに当接して
横方向に移動しないようになっている。
【0008】この防護柵10は、以上の構成であるか
ら、猿が乗り越えようとして、上端部材15,…を握る
と、上端部材15,…は猿の力により回転し、これによ
り猿は乗り越えることができない。なお、猿は柵を乗り
越える際、必ず柵上端を握るという習性がある。
ら、猿が乗り越えようとして、上端部材15,…を握る
と、上端部材15,…は猿の力により回転し、これによ
り猿は乗り越えることができない。なお、猿は柵を乗り
越える際、必ず柵上端を握るという習性がある。
【0009】この防護柵10全体の高さは、猿が跳び越
えることのできない程度、すなわち約1メートル以上必
要であり、また農作業の都合上、人が容易に乗り越える
ことができることが望ましいので、1.1〜1.3メー
トル程度とするとよい。
えることのできない程度、すなわち約1メートル以上必
要であり、また農作業の都合上、人が容易に乗り越える
ことができることが望ましいので、1.1〜1.3メー
トル程度とするとよい。
【0010】また、上部部材15,…の寸法は、猿が指
を一周させて握ることができない程度であることが望ま
しく、直径が60ミリメートル以上、好ましくは100
ミリメートル程度とするとよい。上部部材15,…の素
材は、任意であるが、表面が硬く、猿が爪を立てること
のできないものであることが望ましく、上述の塩化ビニ
ルはこの点で適当である。
を一周させて握ることができない程度であることが望ま
しく、直径が60ミリメートル以上、好ましくは100
ミリメートル程度とするとよい。上部部材15,…の素
材は、任意であるが、表面が硬く、猿が爪を立てること
のできないものであることが望ましく、上述の塩化ビニ
ルはこの点で適当である。
【0011】上部部材15,…を回転可能に保持する構
造は、上記例に限らず任意のものとすることができる。
なお、この保持部分は、猿が指を引っ掛けることができ
ないようにする配慮が必要である。上記例では、針金1
6,…は上部部材15,…との間に大きな隙間を形成し
ないようにし、また上部部材15,…間の間隔、つまり
ピン17部分の幅を十分に小さくし、パイプよりなる上
部部材15,…の端部には蓋を設けて閉じておくことが
必要である。さらに、必要に応じて、保持部分に局所的
に有刺鉄線を設ける等の手段を備えることも有用であ
る。
造は、上記例に限らず任意のものとすることができる。
なお、この保持部分は、猿が指を引っ掛けることができ
ないようにする配慮が必要である。上記例では、針金1
6,…は上部部材15,…との間に大きな隙間を形成し
ないようにし、また上部部材15,…間の間隔、つまり
ピン17部分の幅を十分に小さくし、パイプよりなる上
部部材15,…の端部には蓋を設けて閉じておくことが
必要である。さらに、必要に応じて、保持部分に局所的
に有刺鉄線を設ける等の手段を備えることも有用であ
る。
【0012】
【発明の効果】本発明の猿用防護柵は、上述のように、
柵であって、従来の網のように畠の上部まで覆うもので
ないので、安価であり、しかも猿の習性を利用して完全
に猿の侵入を防止することができる。また、有刺鉄線の
ように触れても怪我をする心配がないので、安心して農
作業をすることができる。さらに、この柵を人が乗り越
えたり、この柵を越えて物を運ぶことも安全、容易にで
きるので、はなはだ便利である。
柵であって、従来の網のように畠の上部まで覆うもので
ないので、安価であり、しかも猿の習性を利用して完全
に猿の侵入を防止することができる。また、有刺鉄線の
ように触れても怪我をする心配がないので、安心して農
作業をすることができる。さらに、この柵を人が乗り越
えたり、この柵を越えて物を運ぶことも安全、容易にで
きるので、はなはだ便利である。
【図1】本発明の一実施例の正面図である。
10…猿用防護柵、11…柵本体、12…地面、13…
杭、14…金網、15…上部部材、16…針金、17…
ピン。
杭、14…金網、15…上部部材、16…針金、17…
ピン。
Claims (1)
- 【請求項1】 地面上に立設される柵本体と、この柵本
体上端に沿って横長に設けられ、軸回りに回転可能とな
り、猿が握ったとき回転して乗り越えを防ぐ上端部材と
からなる猿用防護柵。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14189592A JPH05292864A (ja) | 1992-04-17 | 1992-04-17 | 猿用防護柵 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14189592A JPH05292864A (ja) | 1992-04-17 | 1992-04-17 | 猿用防護柵 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05292864A true JPH05292864A (ja) | 1993-11-09 |
Family
ID=15302666
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14189592A Pending JPH05292864A (ja) | 1992-04-17 | 1992-04-17 | 猿用防護柵 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05292864A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009125023A (ja) * | 2007-11-26 | 2009-06-11 | Keiichi Tsurenami | 侵入防止具及び柵 |
TWI399172B (zh) * | 2010-10-04 | 2013-06-21 | Far Eastern New Century Corp | A method for preparing a water-soluble and biodegradable antibacterial agent |
-
1992
- 1992-04-17 JP JP14189592A patent/JPH05292864A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009125023A (ja) * | 2007-11-26 | 2009-06-11 | Keiichi Tsurenami | 侵入防止具及び柵 |
TWI399172B (zh) * | 2010-10-04 | 2013-06-21 | Far Eastern New Century Corp | A method for preparing a water-soluble and biodegradable antibacterial agent |
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