JPH0529064Y2 - - Google Patents
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- JPH0529064Y2 JPH0529064Y2 JP4783290U JP4783290U JPH0529064Y2 JP H0529064 Y2 JPH0529064 Y2 JP H0529064Y2 JP 4783290 U JP4783290 U JP 4783290U JP 4783290 U JP4783290 U JP 4783290U JP H0529064 Y2 JPH0529064 Y2 JP H0529064Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- case
- motor
- tray
- vibration
- microplate
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
Links
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Landscapes
- Mixers With Rotating Receptacles And Mixers With Vibration Mechanisms (AREA)
- Devices For Use In Laboratory Experiments (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、多数のホール中に試液を注入したマ
イクロプレートを載置させて振盪により該試液を
攪拌させるマイクロミキサーに関する。
イクロプレートを載置させて振盪により該試液を
攪拌させるマイクロミキサーに関する。
この種のマイクロミキサーとしては、実公昭61
−25857号公報及び特開昭62−195275号公報記載
のものが知られるところである。実公昭61−
25857号公報記載のマイクロミキサーは、ケース
にモータを据え付けると共に、ケースから可撓性
のある4本のピアノ線を立設させ、該ピアノ線の
上端に振動板の4隅を結着させてある。振動板は
ベアリング及び偏心部材を介在させて上記モータ
の回転軸に連結させてある。振動板上にはマイク
ロプレートが載置される受皿を固設させてある。
そして、モータを駆動させれば、振動板が偏心部
材の介在によりモータの回転軸に対して偏心され
て取り付けてあることから、その偏心量に対応し
て振動板が振動し、それに伴い受皿上のマイクロ
プレートの各ホール中に注入された試液が、上記
振動板から受皿を介して振盪作用を受けて攪拌さ
れるようになつている。尚、ケース底面の4隅に
はゴム座を有して、該ゴム座を介してテーブル等
に載置するものである。
−25857号公報及び特開昭62−195275号公報記載
のものが知られるところである。実公昭61−
25857号公報記載のマイクロミキサーは、ケース
にモータを据え付けると共に、ケースから可撓性
のある4本のピアノ線を立設させ、該ピアノ線の
上端に振動板の4隅を結着させてある。振動板は
ベアリング及び偏心部材を介在させて上記モータ
の回転軸に連結させてある。振動板上にはマイク
ロプレートが載置される受皿を固設させてある。
そして、モータを駆動させれば、振動板が偏心部
材の介在によりモータの回転軸に対して偏心され
て取り付けてあることから、その偏心量に対応し
て振動板が振動し、それに伴い受皿上のマイクロ
プレートの各ホール中に注入された試液が、上記
振動板から受皿を介して振盪作用を受けて攪拌さ
れるようになつている。尚、ケース底面の4隅に
はゴム座を有して、該ゴム座を介してテーブル等
に載置するものである。
一方、特開昭62−195275号公報記載のマイクロ
ミキサーは、ケース内に一体に横設した取付板に
モータを固設し、かつ取付板に回転円板を回転自
在に軸支し、モータの回転軸と回転円板とはベル
トで連結する。回転円板には偏心位置を自由に可
変できる伝動軸を有し、該伝動軸にベアリングを
介在させて受皿を連結させてある。受皿の4隅に
は回転自在に軸支されたマグネツトを有し、該マ
グネツトがその磁力により上記取付板に対して回
転自在に軸支された支持円板に摺接自在に吸着さ
せてある。そして、モータを駆動させればベルト
を介して回転円板が回転する。伝動軸は回転円板
の軸心に対して偏心させて位置させてあるから、
その偏心量に応じて受皿が振動し、該受皿上に載
置したマイクロプレートの各ホール中の試液が振
盪されて攪拌される。尚、ケースは4隅のゴム座
でテーブル等に載置されるものである。
ミキサーは、ケース内に一体に横設した取付板に
モータを固設し、かつ取付板に回転円板を回転自
在に軸支し、モータの回転軸と回転円板とはベル
トで連結する。回転円板には偏心位置を自由に可
変できる伝動軸を有し、該伝動軸にベアリングを
介在させて受皿を連結させてある。受皿の4隅に
は回転自在に軸支されたマグネツトを有し、該マ
グネツトがその磁力により上記取付板に対して回
転自在に軸支された支持円板に摺接自在に吸着さ
せてある。そして、モータを駆動させればベルト
を介して回転円板が回転する。伝動軸は回転円板
の軸心に対して偏心させて位置させてあるから、
その偏心量に応じて受皿が振動し、該受皿上に載
置したマイクロプレートの各ホール中の試液が振
盪されて攪拌される。尚、ケースは4隅のゴム座
でテーブル等に載置されるものである。
しかしながら、上記何れのマイクロミキサー
も、ケース乃至ケースと一体な取付板にモータを
固設し、該モータの回転を偏心部材や偏心位置に
ある伝動軸で振動に変換してマイクロプレートを
振盪させるものであるから、この振動がモータ延
いてはケースにも伝搬し、ケースの振動はテーブ
ル等に載置するためのゴム座で吸収され、該ゴム
座でも吸収されない振動分がテーブル等に対して
ケース全体を振動させて不用意に移動する力とな
つて消費される。上記振動によりケース全体が載
置されたテーブル等の上面を不用意に移動するこ
とは好ましくないことはもとより、本来のマイク
ロプレートを振盪させる振動力もその分弱められ
ることになり、モータの回転力に対するマイクロ
プレートの振盪力が効率的なものではなく無駄が
ある。一方ケースの振動を低減させるべく、ケー
ス自体の肉厚を増加させるなど剛性化させてはい
るが、この剛性化でもケースの振動を所望する程
度まで十分に激減し得ず、又装置全体が大型で重
量増となつて可搬しての使用に利便性を欠くばか
りか、価格も高価なものになるなどの問題があ
る。
も、ケース乃至ケースと一体な取付板にモータを
固設し、該モータの回転を偏心部材や偏心位置に
ある伝動軸で振動に変換してマイクロプレートを
振盪させるものであるから、この振動がモータ延
いてはケースにも伝搬し、ケースの振動はテーブ
ル等に載置するためのゴム座で吸収され、該ゴム
座でも吸収されない振動分がテーブル等に対して
ケース全体を振動させて不用意に移動する力とな
つて消費される。上記振動によりケース全体が載
置されたテーブル等の上面を不用意に移動するこ
とは好ましくないことはもとより、本来のマイク
ロプレートを振盪させる振動力もその分弱められ
ることになり、モータの回転力に対するマイクロ
プレートの振盪力が効率的なものではなく無駄が
ある。一方ケースの振動を低減させるべく、ケー
ス自体の肉厚を増加させるなど剛性化させてはい
るが、この剛性化でもケースの振動を所望する程
度まで十分に激減し得ず、又装置全体が大型で重
量増となつて可搬しての使用に利便性を欠くばか
りか、価格も高価なものになるなどの問題があ
る。
そこで、本考案は上記事情に鑑み、小型で特に
高さが低くかつモータの回転力で効率良く受皿を
振動させることができ、又ケースの不用意な振動
を激減させて、ケースが振動よりテーブル等の上
面を移動するといつたことを効果的に防止し得る
マイクロミキサーを提供することを目的とする。
高さが低くかつモータの回転力で効率良く受皿を
振動させることができ、又ケースの不用意な振動
を激減させて、ケースが振動よりテーブル等の上
面を移動するといつたことを効果的に防止し得る
マイクロミキサーを提供することを目的とする。
本考案は、上記目的を達成すべく、ケース底面
に可能な限り広い面積で粘着性のある合成樹脂製
シートから成る受座を貼着させ、又4隅に可撓性
ある支脚を介在させて受皿をケースに装着させ
る。該ケースにはモータを固設し、該モータの回
転軸にロツドを介して所定の径で回転する重錘を
取り付けてある。モータを駆動させれば回転軸の
周囲を重錘が回転するので、重錘による回転軸の
軸心に対する重量のアンバランスからモータ自体
が振動し、該モータが受皿に固設されてあるから
該受皿も振動することになる。受皿はケースに対
して可撓性ある支脚で支承されて上記モータの駆
動で振動する。ケースは底面に貼着させた受座で
テーブル等の上面に密着させて使用するものであ
る。
に可能な限り広い面積で粘着性のある合成樹脂製
シートから成る受座を貼着させ、又4隅に可撓性
ある支脚を介在させて受皿をケースに装着させ
る。該ケースにはモータを固設し、該モータの回
転軸にロツドを介して所定の径で回転する重錘を
取り付けてある。モータを駆動させれば回転軸の
周囲を重錘が回転するので、重錘による回転軸の
軸心に対する重量のアンバランスからモータ自体
が振動し、該モータが受皿に固設されてあるから
該受皿も振動することになる。受皿はケースに対
して可撓性ある支脚で支承されて上記モータの駆
動で振動する。ケースは底面に貼着させた受座で
テーブル等の上面に密着させて使用するものであ
る。
以下、本考案に係るマイクロミキサーの一実施
例を図面に基づき説明する。第1図及び第3図に
おいて、1はケースである。該ケース1は周縁に
立ち上がり周壁1a,1bを有しており、特に正
面の立ち上がり周壁1aが他の立ち上がり周壁1
bより高さを高く設定してある。正面の立ち上が
り周壁1aの裏面にはコントローラ2を装着させ
てあり、該コントローラ2の電源スイツチ3及び
振動数調整つまみ4を外部から操作が可能に正面
の立ち上がり周壁1aの前面側に突出させるべく
臨ませてある。コントローラ2はコードを介して
商用電源に接続するようになつている。ケース1
には上記立ち上がり周壁1a,1bの形状に見合
う外形のキヤツプ5を被着させてビス止めするよ
うになつている。キヤツプ5の内面には凹形状の
支持板6を溶接による手段で一体に固設させてあ
る。支持板6上の4隅には、可撓性のある支脚7
をビス止めさせてある。支脚7としては振動が支
持板6に伝導され難い軟質のゴムや気泡のあるス
ポンジ状のものが適用できる。各支脚7は、キヤ
ツプ5に穿設した挿通孔8からキヤツプ5の上方
に突出させてある。挿通孔8は、支脚7自体の振
動による撓みでも、該支脚7が挿通孔8の孔縁に
接触し得ない程度の径に設定してある。各支脚7
の上端には受皿9をビス止めする。受皿9はキヤ
ツプ5の上方に配置されるようになつている。該
受皿9の中央部下面にはスペーサ10を介してモ
ータ11をビス止めさせてあるが、スペーサ10
を介在させることなく直接モータ11をビス止め
することもできる。キヤツプ5及び支持板6には
上記受皿9に固設させたモータ11を逃げるため
の逃れ孔12,13を穿設させてある。モータ1
1は高さの低いものを使用しており、かつ上記振
動数調整つまみ4を操作することでコントローラ
2を介して回転数が可変できるようになつてお
り、その下面から下方に回転軸14が突出されて
いる。該回転軸14にはその軸心と直交する方向
に延出させてロツド15の基端を固設させてあ
る。ロツド15には重錘16を移動可能につまり
回転軸14の軸心と直交する方向に距離を可変可
能に装着させてある。この場合、重錘16はビス
によつてロツド15に固定し、ビスを弛めればロ
ツド15上を移動し得るようになつている。上記
ケース1の下面の可能な限り広面積に受座17を
貼着する。受座17は粘着性のある合成樹脂製シ
ートから成り、使用に当たつてテーブル等の上面
にケース1を載置した時に、テーブル等上面に密
着し、かつその粘着力により受皿9の振動がケー
ス1に伝達されて、不用意にケース1がテーブル
等上面を移動しないようにしてある。又受座17
は前縁と後縁とに立ち上がり周縁9a,9bを有
し、後端側の立ち上がり周壁9bの内面に略W字
状の押さえ板ばね19をビス止めさせてある。受
皿9上にマイクロプレート20を載置するが、マ
イクロプレート20は押さえ板ばね19の弾発力
により前縁の立ち上がり周壁9aとの間で挟持す
るようになつている。マイクロプレート20は、
従来より広く使用されているもので上面に多数の
ホール21を有して、該ホール21内に攪拌すべ
き試液を注入するようになつている。
例を図面に基づき説明する。第1図及び第3図に
おいて、1はケースである。該ケース1は周縁に
立ち上がり周壁1a,1bを有しており、特に正
面の立ち上がり周壁1aが他の立ち上がり周壁1
bより高さを高く設定してある。正面の立ち上が
り周壁1aの裏面にはコントローラ2を装着させ
てあり、該コントローラ2の電源スイツチ3及び
振動数調整つまみ4を外部から操作が可能に正面
の立ち上がり周壁1aの前面側に突出させるべく
臨ませてある。コントローラ2はコードを介して
商用電源に接続するようになつている。ケース1
には上記立ち上がり周壁1a,1bの形状に見合
う外形のキヤツプ5を被着させてビス止めするよ
うになつている。キヤツプ5の内面には凹形状の
支持板6を溶接による手段で一体に固設させてあ
る。支持板6上の4隅には、可撓性のある支脚7
をビス止めさせてある。支脚7としては振動が支
持板6に伝導され難い軟質のゴムや気泡のあるス
ポンジ状のものが適用できる。各支脚7は、キヤ
ツプ5に穿設した挿通孔8からキヤツプ5の上方
に突出させてある。挿通孔8は、支脚7自体の振
動による撓みでも、該支脚7が挿通孔8の孔縁に
接触し得ない程度の径に設定してある。各支脚7
の上端には受皿9をビス止めする。受皿9はキヤ
ツプ5の上方に配置されるようになつている。該
受皿9の中央部下面にはスペーサ10を介してモ
ータ11をビス止めさせてあるが、スペーサ10
を介在させることなく直接モータ11をビス止め
することもできる。キヤツプ5及び支持板6には
上記受皿9に固設させたモータ11を逃げるため
の逃れ孔12,13を穿設させてある。モータ1
1は高さの低いものを使用しており、かつ上記振
動数調整つまみ4を操作することでコントローラ
2を介して回転数が可変できるようになつてお
り、その下面から下方に回転軸14が突出されて
いる。該回転軸14にはその軸心と直交する方向
に延出させてロツド15の基端を固設させてあ
る。ロツド15には重錘16を移動可能につまり
回転軸14の軸心と直交する方向に距離を可変可
能に装着させてある。この場合、重錘16はビス
によつてロツド15に固定し、ビスを弛めればロ
ツド15上を移動し得るようになつている。上記
ケース1の下面の可能な限り広面積に受座17を
貼着する。受座17は粘着性のある合成樹脂製シ
ートから成り、使用に当たつてテーブル等の上面
にケース1を載置した時に、テーブル等上面に密
着し、かつその粘着力により受皿9の振動がケー
ス1に伝達されて、不用意にケース1がテーブル
等上面を移動しないようにしてある。又受座17
は前縁と後縁とに立ち上がり周縁9a,9bを有
し、後端側の立ち上がり周壁9bの内面に略W字
状の押さえ板ばね19をビス止めさせてある。受
皿9上にマイクロプレート20を載置するが、マ
イクロプレート20は押さえ板ばね19の弾発力
により前縁の立ち上がり周壁9aとの間で挟持す
るようになつている。マイクロプレート20は、
従来より広く使用されているもので上面に多数の
ホール21を有して、該ホール21内に攪拌すべ
き試液を注入するようになつている。
上記構成のマイクロミキサーは、テーブル等上
面に受座17を介して設置する。受皿9上には、
ホール21に攪拌すべき試液が注入されたマイク
ロプレート20を載置する。ホール21内に注入
された試液の性状などの攪拌の条件によつては、
単位時間当たりの振動数を変えねばならない場合
があり、このような時には振動数調整つまみ4を
操作して最適な値に調整する。又、攪拌の条件に
よつては、振動量も調整する必要が生じた時に
は、重錘16をロツド15に沿つて移動させて、
回転軸14からの軸心と直交する方向の距離を選
定すれば、最適な値に調整し得る。受皿9は支脚
7に支承されて振動するが、該振動が支脚7の撓
み性で吸収される。受皿9上に載置されるマイク
ロプレート20は、押さえ板ばね19の弾発力で
立ち上がり周壁9aとの間に固定される。次い
で、電源スイツチ3をオンにすれば、モータ11
が駆動をし、モータ11の回転軸14が回転す
る。従つて、重錘16は回転軸14の周囲を回転
する。このため、モータ11には、重錘16の存
在で重量のアンバランスが作用して、重錘16の
回転数に対応した振動が生ずる。モータ11に生
じた振動は、該モータ11が受皿9に固設されて
あることから、受皿9に伝達されて、該受皿9を
振動させる。受皿9が振動すれば、マイクロプレ
ート20も振動し、又支脚7によつてケース1が
振動することを阻止する。受皿9の振動が総て支
脚7に吸収されてケース1に伝達されないことが
望ましいが、総て吸収されてケース1に伝達され
ないといつた訳にはゆかず、多少なりともケース
1に振動が伝達される。該ケース1に振動が伝達
されても受座17が広面積でテーブル等に密着し
てあることから、ケース1に伝達された振動によ
りテーブル等上面を不用意に移動するといつたこ
とは阻止し得る。従つて、支脚7はできるだけ受
皿9の振動がケース1に伝達されるのを防ぎ得る
材質のものが好適である。
面に受座17を介して設置する。受皿9上には、
ホール21に攪拌すべき試液が注入されたマイク
ロプレート20を載置する。ホール21内に注入
された試液の性状などの攪拌の条件によつては、
単位時間当たりの振動数を変えねばならない場合
があり、このような時には振動数調整つまみ4を
操作して最適な値に調整する。又、攪拌の条件に
よつては、振動量も調整する必要が生じた時に
は、重錘16をロツド15に沿つて移動させて、
回転軸14からの軸心と直交する方向の距離を選
定すれば、最適な値に調整し得る。受皿9は支脚
7に支承されて振動するが、該振動が支脚7の撓
み性で吸収される。受皿9上に載置されるマイク
ロプレート20は、押さえ板ばね19の弾発力で
立ち上がり周壁9aとの間に固定される。次い
で、電源スイツチ3をオンにすれば、モータ11
が駆動をし、モータ11の回転軸14が回転す
る。従つて、重錘16は回転軸14の周囲を回転
する。このため、モータ11には、重錘16の存
在で重量のアンバランスが作用して、重錘16の
回転数に対応した振動が生ずる。モータ11に生
じた振動は、該モータ11が受皿9に固設されて
あることから、受皿9に伝達されて、該受皿9を
振動させる。受皿9が振動すれば、マイクロプレ
ート20も振動し、又支脚7によつてケース1が
振動することを阻止する。受皿9の振動が総て支
脚7に吸収されてケース1に伝達されないことが
望ましいが、総て吸収されてケース1に伝達され
ないといつた訳にはゆかず、多少なりともケース
1に振動が伝達される。該ケース1に振動が伝達
されても受座17が広面積でテーブル等に密着し
てあることから、ケース1に伝達された振動によ
りテーブル等上面を不用意に移動するといつたこ
とは阻止し得る。従つて、支脚7はできるだけ受
皿9の振動がケース1に伝達されるのを防ぎ得る
材質のものが好適である。
以上の如く、本考案に係るマイクロミキサーに
よれば、モータが直接受皿を振動させ、かつ支脚
が受皿からケースへの振動の伝達を阻止し、かつ
受座がケースをテーブル等の上面に密着させるこ
とから、従来の如くケースがテーブル等上面を不
用意に移動しないように剛性を持たせる必要がな
く、このため小型で軽量に製作できて、研究室等
に使用するに当たり、適宜可搬してテーブル等に
載置して実験等を行うのに頗る便利である。
よれば、モータが直接受皿を振動させ、かつ支脚
が受皿からケースへの振動の伝達を阻止し、かつ
受座がケースをテーブル等の上面に密着させるこ
とから、従来の如くケースがテーブル等上面を不
用意に移動しないように剛性を持たせる必要がな
く、このため小型で軽量に製作できて、研究室等
に使用するに当たり、適宜可搬してテーブル等に
載置して実験等を行うのに頗る便利である。
図面は本考案に係るマイクロミキサーの一実施
例を示すもので、第1図はケース、キヤツプ及び
モータの分解斜視図、第2図は受皿とマイクロプ
レートの分解斜視図、第3図はそのマイクロミキ
サーの縦断面図である。 1……ケース、5……キヤツプ、6……支持
板、7……支脚、9……受皿、11……モータ、
14……回転軸、15……ロツド、16……重
錘。
例を示すもので、第1図はケース、キヤツプ及び
モータの分解斜視図、第2図は受皿とマイクロプ
レートの分解斜視図、第3図はそのマイクロミキ
サーの縦断面図である。 1……ケース、5……キヤツプ、6……支持
板、7……支脚、9……受皿、11……モータ、
14……回転軸、15……ロツド、16……重
錘。
Claims (1)
- ケース底面に可能な限り広い面積でテーブル等
に載置するための粘着性のある合成樹脂製シート
から成る受座を貼着させ、かつ該ケースには4隅
に介在させた可撓性ある支脚を介在させて受皿を
装着し、該受皿の底面には高さの低いモータを固
設し、モータの回転軸には軸線と直交する方向に
延出するロツドを介在させて重錘を取り付けてな
ることを特徴とするマイクロミキサー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4783290U JPH0529064Y2 (ja) | 1990-05-08 | 1990-05-08 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4783290U JPH0529064Y2 (ja) | 1990-05-08 | 1990-05-08 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH049640U JPH049640U (ja) | 1992-01-28 |
JPH0529064Y2 true JPH0529064Y2 (ja) | 1993-07-26 |
Family
ID=31564114
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4783290U Expired - Lifetime JPH0529064Y2 (ja) | 1990-05-08 | 1990-05-08 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0529064Y2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB0007219D0 (en) * | 2000-03-24 | 2000-05-17 | Bjs Company Ltd | Heating specimen carriers |
JPH10306843A (ja) * | 1997-05-02 | 1998-11-17 | Taitetsuku Kk | 水平旋回振動する振動板の支持装置 |
FR2952312B1 (fr) * | 2009-11-10 | 2011-12-02 | Jean Boquet | Appareil pour la vibration de tubes contenant des echantillons |
US10725059B2 (en) | 2015-04-06 | 2020-07-28 | Meso Scale Technologies, Llc. | High throughput system for performing assays using electrochemiluminescence including a consumable shaking apparatus |
-
1990
- 1990-05-08 JP JP4783290U patent/JPH0529064Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH049640U (ja) | 1992-01-28 |
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