JPH05289931A - 情報処理装置 - Google Patents
情報処理装置Info
- Publication number
- JPH05289931A JPH05289931A JP11521292A JP11521292A JPH05289931A JP H05289931 A JPH05289931 A JP H05289931A JP 11521292 A JP11521292 A JP 11521292A JP 11521292 A JP11521292 A JP 11521292A JP H05289931 A JPH05289931 A JP H05289931A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- address
- processor
- conversion
- buffer
- memory
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 プロセッサとメモリを有する情報装置におい
て、メモリ内の任意のエリアから任意のエリアへデータ
を移す場合、転送元のアドレスと転送先のアドレスをプ
ロセッサが設定するのみで疑似的にデータ転送を完了
し、プロセッサの負荷軽減を図る。 【構成】 プロセッサよりの指示により、プロセッサが
出力するアドレスを変換する際の、変換前のアドレスを
記憶する手段11bと、アドレスを変換する際の、変換
後のアドレスを記憶する手段11dと、記憶した変換前
のアドレスとプロセッサが出力したアドレスを比較する
手段11gと、比較結果により、記憶した変換後のアド
レスとプロセッサが出力したアドレスとを切替える手段
11fとを設ける。
て、メモリ内の任意のエリアから任意のエリアへデータ
を移す場合、転送元のアドレスと転送先のアドレスをプ
ロセッサが設定するのみで疑似的にデータ転送を完了
し、プロセッサの負荷軽減を図る。 【構成】 プロセッサよりの指示により、プロセッサが
出力するアドレスを変換する際の、変換前のアドレスを
記憶する手段11bと、アドレスを変換する際の、変換
後のアドレスを記憶する手段11dと、記憶した変換前
のアドレスとプロセッサが出力したアドレスを比較する
手段11gと、比較結果により、記憶した変換後のアド
レスとプロセッサが出力したアドレスとを切替える手段
11fとを設ける。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プロセッサとメモリを
有する情報処理装置に関し、特にメモリ内の任意のエリ
アから任意のエリアへのデータ転送が頻発する、また
は、データの転送量が多い情報処理装置に関する。
有する情報処理装置に関し、特にメモリ内の任意のエリ
アから任意のエリアへのデータ転送が頻発する、また
は、データの転送量が多い情報処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の情報処理装置は、メモリ内の任意
のエリアから任意のエリアへデータを移す場合、単純に
プロセッサが個々に転送元のエリアからデータを読みだ
し、転送先のエリアへ書き込んでいた。
のエリアから任意のエリアへデータを移す場合、単純に
プロセッサが個々に転送元のエリアからデータを読みだ
し、転送先のエリアへ書き込んでいた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の情報処理装置で
は、前述の従来の技術で述べたようにメモリ内の任意の
エリアから任意のエリアへデータを移す場合、プロセッ
サが個々に転送元のエリアからデータを読みだし、転送
先のエリアへ書き込んでいたため、データの転送量が多
い、または、データ転送が頻発する場合、著しくプロセ
ッサの負荷が増大していた。
は、前述の従来の技術で述べたようにメモリ内の任意の
エリアから任意のエリアへデータを移す場合、プロセッ
サが個々に転送元のエリアからデータを読みだし、転送
先のエリアへ書き込んでいたため、データの転送量が多
い、または、データ転送が頻発する場合、著しくプロセ
ッサの負荷が増大していた。
【0004】本発明の目的は、プロセッサとメモリを有
する情報処理装置においてデータ転送が頻発する場合又
はデータ転送量が多い場合、プロセッサの負荷を軽減す
ることにある。
する情報処理装置においてデータ転送が頻発する場合又
はデータ転送量が多い場合、プロセッサの負荷を軽減す
ることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の情報処理装置
は、メモリ内の任意のエリアから任意のエリアへデータ
を移す場合、プロセッサよりの指示により、プロセッサ
が出力するアドレスを変換する際の変換前のアドレスを
記憶する手段と、プロセッサよりの指示により、プロセ
ッサが出力するアドレスを変換する際の変換後のアドレ
スを記憶する手段と、記憶した変換前のアドレスとプロ
セッサが出力したアドレスとを比較する手段と、アドレ
ス比較結果により、記憶した変換後のアドレスとプロセ
ッサが出力したアドレスとを切り替える手段とを具備し
ている。
は、メモリ内の任意のエリアから任意のエリアへデータ
を移す場合、プロセッサよりの指示により、プロセッサ
が出力するアドレスを変換する際の変換前のアドレスを
記憶する手段と、プロセッサよりの指示により、プロセ
ッサが出力するアドレスを変換する際の変換後のアドレ
スを記憶する手段と、記憶した変換前のアドレスとプロ
セッサが出力したアドレスとを比較する手段と、アドレ
ス比較結果により、記憶した変換後のアドレスとプロセ
ッサが出力したアドレスとを切り替える手段とを具備し
ている。
【0006】
【実施例】次に本発明の一実施例について、図面を参照
して説明する。
して説明する。
【0007】図2は本発明のアドレス変換手段を備え
た、プロセッサとメモリを有するシステムの全体ブロッ
ク図である。
た、プロセッサとメモリを有するシステムの全体ブロッ
ク図である。
【0008】アドレスバス(2)に5本のアドレスを備
えるシステムであり、このシステムのメモリマップを図
3に示す。
えるシステムであり、このシステムのメモリマップを図
3に示す。
【0009】図2のメモリ(13)は、図3に示す通り
容量16バイトであり、下位4本のアドレス(A3,A
2,A1,A0)で番地を指示される。このメモリが4
バイトの独立したバッファを有していると仮定し、バッ
ファA、バッファB、バッファC、バッファDと定義す
る。ここで、バッファBからバッファCへデータを転送
する作業を、本発明を利用して疑似的に行う場合につい
て説明する。
容量16バイトであり、下位4本のアドレス(A3,A
2,A1,A0)で番地を指示される。このメモリが4
バイトの独立したバッファを有していると仮定し、バッ
ファA、バッファB、バッファC、バッファDと定義す
る。ここで、バッファBからバッファCへデータを転送
する作業を、本発明を利用して疑似的に行う場合につい
て説明する。
【0010】図2において、プロセッサ(12)が図3
に示すアドレス’10000’の変換前レジスタへ転送
先であるバッファCのアドレスを書き込み、図3に示す
アドレス’10001’の変換後レジスタへ転送元であ
るバッファBのアドレスを書き込む事によって、以降図
2に示すプロセッサ(12)より出力されるアドレス
(2a)は、アドレス変換部(11)を通ると、変換さ
れたアドレス(2b)となり、このアドレス変換により
疑似的にデータを転送した如く見せかける。
に示すアドレス’10000’の変換前レジスタへ転送
先であるバッファCのアドレスを書き込み、図3に示す
アドレス’10001’の変換後レジスタへ転送元であ
るバッファBのアドレスを書き込む事によって、以降図
2に示すプロセッサ(12)より出力されるアドレス
(2a)は、アドレス変換部(11)を通ると、変換さ
れたアドレス(2b)となり、このアドレス変換により
疑似的にデータを転送した如く見せかける。
【0011】このアドレス変換部(11)の詳細を図1
に示す。
に示す。
【0012】図3に示すバッファBのデータをバッファ
Cに疑似的に転送するために、アドレス’10000’
の変換前レジスタに図2に示すプロセッサ(12)が図
3に示すバッファCのアドレスを書き込む。図1におい
て、アドレスデコード部(11a)がアクセスされたア
ドレスを判定し、アドレス’10000’の変換前レジ
スタへのアクセスの場合で、なおかつコントロールバス
(3)よりのライト信号(3a)を判定し、ライト動作
の場合、変換前レジスタ(11b)へのライト信号(1
1c)を発生し、データバス(1)よりのデータ(1
a,1b)が書き込まれる。同様に、図3に示すアドレ
ス’10001’の変換後レジスタへのライトアクセス
の場合、図1に示す変換後レジスタ(11d)へのライ
ト信号(11e)を発生し、バッファBのアドレスが書
き込まれる。ここで、図3に示す最上位アドレス(A
4)はメモリか否かのデコードに使われ、最下位2ビッ
ト(A1,A0)はバッファA,バッファB,バッファ
C,バッファDそれぞれの相対アドレスを示すものであ
るため、バッファA,バッファB,バッファC,バッフ
ァDのアドレスを示すA3,A2が変換の対象となる。
Cに疑似的に転送するために、アドレス’10000’
の変換前レジスタに図2に示すプロセッサ(12)が図
3に示すバッファCのアドレスを書き込む。図1におい
て、アドレスデコード部(11a)がアクセスされたア
ドレスを判定し、アドレス’10000’の変換前レジ
スタへのアクセスの場合で、なおかつコントロールバス
(3)よりのライト信号(3a)を判定し、ライト動作
の場合、変換前レジスタ(11b)へのライト信号(1
1c)を発生し、データバス(1)よりのデータ(1
a,1b)が書き込まれる。同様に、図3に示すアドレ
ス’10001’の変換後レジスタへのライトアクセス
の場合、図1に示す変換後レジスタ(11d)へのライ
ト信号(11e)を発生し、バッファBのアドレスが書
き込まれる。ここで、図3に示す最上位アドレス(A
4)はメモリか否かのデコードに使われ、最下位2ビッ
ト(A1,A0)はバッファA,バッファB,バッファ
C,バッファDそれぞれの相対アドレスを示すものであ
るため、バッファA,バッファB,バッファC,バッフ
ァDのアドレスを示すA3,A2が変換の対象となる。
【0013】こうする事により、以降図2に示すプロセ
ッサ(12)よりメモリ(13)へのアクセスのための
アドレスバス(2)は、図1の変換部(11f)内にて
変換される。具体的には、図2に示すプロセッサ(1
2)が図3に示すバッファCをアクセスする場合、図1
において、入力されるアドレス線の(2a3)は’
1’,(2a2)は’0’となり、バッファCのアドレ
スを記憶した変換前レジスタ(11b)と一致するた
め、比較部(11g)が一致信号(11h)を発生す
る。よって、3ビット目の入力アドレス線(2a3)は
変換部(11f)内の(11f3b)が動作し、(11
f3a)が禁止となるため、バッファBのアドレスを記
憶した変換後レジスタ(11d)の内容で出力(2b
3)され、2ビット目の入力アドレス線(2a2)は変
換部(11f)内の(11f2b)が動作し、(11f
2a)が禁止となるため、バッファBのアドレスを記憶
した変換後レジスタ(11d)の内容で出力(2b2)
される。
ッサ(12)よりメモリ(13)へのアクセスのための
アドレスバス(2)は、図1の変換部(11f)内にて
変換される。具体的には、図2に示すプロセッサ(1
2)が図3に示すバッファCをアクセスする場合、図1
において、入力されるアドレス線の(2a3)は’
1’,(2a2)は’0’となり、バッファCのアドレ
スを記憶した変換前レジスタ(11b)と一致するた
め、比較部(11g)が一致信号(11h)を発生す
る。よって、3ビット目の入力アドレス線(2a3)は
変換部(11f)内の(11f3b)が動作し、(11
f3a)が禁止となるため、バッファBのアドレスを記
憶した変換後レジスタ(11d)の内容で出力(2b
3)され、2ビット目の入力アドレス線(2a2)は変
換部(11f)内の(11f2b)が動作し、(11f
2a)が禁止となるため、バッファBのアドレスを記憶
した変換後レジスタ(11d)の内容で出力(2b2)
される。
【0014】こうする事で、図4のアドレス変換例に示
す通り、入力されたアドレスバス’010XX’は’0
01XX’となり、図2に示すプロセッサ(12)の出
力したアドレス(2a)は図3に示すバッファCを指し
ているが、図2に示す変換されたアドレス(2b)は、
図3に示すバッファBを指すため、疑似的にバッファB
からバッファCへ転送された形となり、図2に示すプロ
セッサ(12)が個々に図3に示すバッファBのデータ
をバッファCへ転送する必要がなく、プロセッサ(1
2)の大幅な負荷軽減となる。
す通り、入力されたアドレスバス’010XX’は’0
01XX’となり、図2に示すプロセッサ(12)の出
力したアドレス(2a)は図3に示すバッファCを指し
ているが、図2に示す変換されたアドレス(2b)は、
図3に示すバッファBを指すため、疑似的にバッファB
からバッファCへ転送された形となり、図2に示すプロ
セッサ(12)が個々に図3に示すバッファBのデータ
をバッファCへ転送する必要がなく、プロセッサ(1
2)の大幅な負荷軽減となる。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように、本発明はメモリ内
の任意のエリアから任意のエリアへデータを移す場合、
転送元のアドレスと転送先のアドレスをプロセッサが設
定するのみで疑似的にデータ転送を完了するので、プロ
セッサの大幅な負荷軽減につながる。
の任意のエリアから任意のエリアへデータを移す場合、
転送元のアドレスと転送先のアドレスをプロセッサが設
定するのみで疑似的にデータ転送を完了するので、プロ
セッサの大幅な負荷軽減につながる。
【図1】本発明のアドレス変換部のブロック図である。
【図2】本発明のシステムの全体ブロック図である。
【図3】図2のシステムのメモリマップである。
【図4】図2のアドレス変換例である。
(1) データバス (1a,1b) データ線 (2) アドレスバス (2a) 変換前のアドレスバス (2a4) 4ビット目の変換前アドレス線 (2a3) 3ビット目の変換前アドレス線 (2a2) 2ビット目の変換前アドレス線 (2a1) 1ビット目の変換前アドレス線 (2a0) 0ビット目の変換前アドレス線 (2b) 変換後のアドレスバス (2b4) 4ビット目の変換後アドレス線 (2b3) 3ビット目の変換後アドレス線 (2b2) 2ビット目の変換後アドレス線 (2b1) 1ビット目の変換後アドレス線 (2a0) 0ビット目の変換後アドレス線 (3) コントロールバス (3a) ライト信号線 (11) アドレス変換部 (11a) アドレスデコード部 (11b) 変換前レジスタ (11c) 変換前レジスタライト信号 (11d) 変換後レジスタ (11e) 変換後レジスタライト信号 (11f) アドレス変換部 (11f3a,11f3b) 3ビット目のアドレス変
換部 (11f2a,11f2b) 2ビット目のアドレス変
換部 (11g) アドレス比較部 (11h) アドレス一致信号線 (12) プロセッサ (13) メモリ
換部 (11f2a,11f2b) 2ビット目のアドレス変
換部 (11g) アドレス比較部 (11h) アドレス一致信号線 (12) プロセッサ (13) メモリ
Claims (1)
- 【請求項1】 プロセッサとメモリを有する情報処理装
置において、前述のプロセッサよりの指示により、前述
のプロセッサが出力するアドレスを変換する際の変換前
のアドレスを記憶する手段と、前述のプロセッサよりの
指示により、前述のプロセッサが出力するアドレスを変
換する際の変換後のアドレスを記憶する手段と、前述の
記憶した変換前のアドレスと前述のプロセッサが出力し
たアドレスとを比較する手段と、前述のアドレス比較結
果により、前述の記憶した変換後のアドレスと前述のプ
ロセッサが出力したアドレスとを切り替える手段とを具
備した情報処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11521292A JPH05289931A (ja) | 1992-04-09 | 1992-04-09 | 情報処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11521292A JPH05289931A (ja) | 1992-04-09 | 1992-04-09 | 情報処理装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05289931A true JPH05289931A (ja) | 1993-11-05 |
Family
ID=14657145
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11521292A Pending JPH05289931A (ja) | 1992-04-09 | 1992-04-09 | 情報処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05289931A (ja) |
-
1992
- 1992-04-09 JP JP11521292A patent/JPH05289931A/ja active Pending
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