JPH0528579B2 - - Google Patents
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- JPH0528579B2 JPH0528579B2 JP63506152A JP50615288A JPH0528579B2 JP H0528579 B2 JPH0528579 B2 JP H0528579B2 JP 63506152 A JP63506152 A JP 63506152A JP 50615288 A JP50615288 A JP 50615288A JP H0528579 B2 JPH0528579 B2 JP H0528579B2
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- rolls
- roll
- meat
- box
- pin
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Links
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Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A22—BUTCHERING; MEAT TREATMENT; PROCESSING POULTRY OR FISH
- A22C—PROCESSING MEAT, POULTRY, OR FISH
- A22C9/00—Apparatus for tenderising meat, e.g. ham
- A22C9/004—Apparatus for tenderising meat, e.g. ham by massaging
Landscapes
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Wood Science & Technology (AREA)
- Zoology (AREA)
- Food Science & Technology (AREA)
- Meat, Egg Or Seafood Products (AREA)
- Processing Of Meat And Fish (AREA)
- Rollers For Roller Conveyors For Transfer (AREA)
- Polarising Elements (AREA)
- Disintegrating Or Milling (AREA)
- Threshing Machine Elements (AREA)
- Executing Machine-Instructions (AREA)
- General Preparation And Processing Of Foods (AREA)
Description
請求の範囲
1 互いに間隔をおいて配置され、回転運動を行
わせるために駆動される少なくとも2対のロール
11,13,12,14を介して圧力を加えるこ
とにより食肉を処理する装置であつて、各ロール
の外周面には、それぞれ各ロールに沿つて案内さ
れる食肉内に食い込む多数の突起25が設けられ
ており、それぞれ対をなすロール11,12,1
3,14が互いに反対方向に回転駆動されてお
り、食肉が両ロール間に形成されるギヤツプ1
5,16内を通過しながら上から下に搬送される
ように構成されており、それぞれ対をなす両ロー
ル11,12,13,14の回転方向が、食肉を
搬送する方向に設定されており、少なくとも1対
のロール組における各ロール11,12,13,
14が互いに異なつた速度で駆動されており、各
対のロール11,12,13,14間に形成され
るギヤツプ15,16の幅が調節可能になつてい
る装置において、 各対におけるそれぞれ一方のロール11,13
が、一方のボツクス5に支持されており、各対の
他方のロール12,14が、他方のボツクス6に
支持されており、 両ボツクス5,6が、ボツクスの一方5または
6に形成されたスリツト28内を滑動する側方の
ピン29であつて、他方のボツクス6または5に
設けられたピンによつて相互に近づきおよび離れ
ることができるようになつており、両ボツクス
5,6が、一方のボツクス5または6に支持され
た別のピン41の共通軸線を中心として互いに旋
回可能であり、ボツクス5,6の各々は、それぞ
れのボツクス5または6に支持されたローラ1
1,13,12,14を駆動するモータを備えて
いることを特徴とする装置。
わせるために駆動される少なくとも2対のロール
11,13,12,14を介して圧力を加えるこ
とにより食肉を処理する装置であつて、各ロール
の外周面には、それぞれ各ロールに沿つて案内さ
れる食肉内に食い込む多数の突起25が設けられ
ており、それぞれ対をなすロール11,12,1
3,14が互いに反対方向に回転駆動されてお
り、食肉が両ロール間に形成されるギヤツプ1
5,16内を通過しながら上から下に搬送される
ように構成されており、それぞれ対をなす両ロー
ル11,12,13,14の回転方向が、食肉を
搬送する方向に設定されており、少なくとも1対
のロール組における各ロール11,12,13,
14が互いに異なつた速度で駆動されており、各
対のロール11,12,13,14間に形成され
るギヤツプ15,16の幅が調節可能になつてい
る装置において、 各対におけるそれぞれ一方のロール11,13
が、一方のボツクス5に支持されており、各対の
他方のロール12,14が、他方のボツクス6に
支持されており、 両ボツクス5,6が、ボツクスの一方5または
6に形成されたスリツト28内を滑動する側方の
ピン29であつて、他方のボツクス6または5に
設けられたピンによつて相互に近づきおよび離れ
ることができるようになつており、両ボツクス
5,6が、一方のボツクス5または6に支持され
た別のピン41の共通軸線を中心として互いに旋
回可能であり、ボツクス5,6の各々は、それぞ
れのボツクス5または6に支持されたローラ1
1,13,12,14を駆動するモータを備えて
いることを特徴とする装置。
2 前記両ボツクス5,6が、フレーム1のスタ
ンド4に支持され、スタンド4は、一方のボツク
ス6の他方のボツクス6とは反対側の側部に固定
され、フレーム1内の前記ロール11,12,1
3,14の下に処理済食肉用容器9を収容するス
ペース22を設けることを特徴とする、特許請求
の範囲第1項に記載の装置。
ンド4に支持され、スタンド4は、一方のボツク
ス6の他方のボツクス6とは反対側の側部に固定
され、フレーム1内の前記ロール11,12,1
3,14の下に処理済食肉用容器9を収容するス
ペース22を設けることを特徴とする、特許請求
の範囲第1項に記載の装置。
3 前記スタンド4は、上方から見るとU字型の
形状をした台座3に固定されて、前記処理済食肉
用容器9が、このU字型の台座の脚部間に収容で
きるようになつていることを特徴とする、特許請
求の範囲第2項に記載の装置。
形状をした台座3に固定されて、前記処理済食肉
用容器9が、このU字型の台座の脚部間に収容で
きるようになつていることを特徴とする、特許請
求の範囲第2項に記載の装置。
4 前記容器9は、台車8からなることを特徴と
する、特許請求の範囲第3項に記載の装置。
する、特許請求の範囲第3項に記載の装置。
5 前記側方のピン29は、止めねじが設けられ
ることを特徴とする、特許請求の範囲第1項に記
載の装置。
ることを特徴とする、特許請求の範囲第1項に記
載の装置。
明細書
本発明は互いに間隔をおいて配置され回転運動
を行なわせるために駆動される少なくとも2対の
ロールを介して圧力を加えることにより食肉を処
理する装置であつて、各ロールの外周面にはそれ
ぞれロールに沿つて案内される食肉内に食い込む
多数の突起が設けられており、この場合、それぞ
れ対をなす両ロール乃至が互いに反対方向で回転
駆動されており、食肉が両ロール間に形成される
ギヤツプ内を通過して上から下に搬送されるよう
に構成されており、互いに対をなす両ロールの回
転方向が食肉を搬送する方向に設定されており、
更にこの場合、少なくとも1対のロール組におけ
る各ロールが互いに異なつた周速度で駆動されて
おり、それぞれ対をなすように配置されたロール
組の各ロール間に形成されるギヤツプの幅が調節
可能ならしめられている形式にものに関する。
を行なわせるために駆動される少なくとも2対の
ロールを介して圧力を加えることにより食肉を処
理する装置であつて、各ロールの外周面にはそれ
ぞれロールに沿つて案内される食肉内に食い込む
多数の突起が設けられており、この場合、それぞ
れ対をなす両ロール乃至が互いに反対方向で回転
駆動されており、食肉が両ロール間に形成される
ギヤツプ内を通過して上から下に搬送されるよう
に構成されており、互いに対をなす両ロールの回
転方向が食肉を搬送する方向に設定されており、
更にこの場合、少なくとも1対のロール組におけ
る各ロールが互いに異なつた周速度で駆動されて
おり、それぞれ対をなすように配置されたロール
組の各ロール間に形成されるギヤツプの幅が調節
可能ならしめられている形式にものに関する。
圧力を加えることにより食肉の処理を行なう装
置としては、既に種々異なる構造の装置が公知と
なつている。例えばアメリカ合衆国特許第
4348787号明細書に開示されているこの種の食肉
処理装置においては、コンベヤベルト上に載せら
れた肉が、相互間隔をおいて並列的に配置され同
方向で回転駆動される2つのロールの下を搬送さ
れ、各ロールにはそれぞれ截頭ピラミツド形を呈
する複数の突起が設けられている。これらのロー
ルが位置する範囲では、肉を担持するコンベヤベ
ルトが下からばね弾性のプレートにより支えられ
ている。このような形式による処理装置において
は、ロールのプレス圧が殆どすべてコンベヤベル
ト乃至その弾性的な支承部に伝えられるため、コ
ンベヤベルトの損耗度が著しく高くなるという欠
点を免れない。更にこの場合、単にロール自体の
みならずコンベヤベルトをも駆動しなければなら
ないので、駆動操作を行なうためにかなりの費用
が必要とされる。
置としては、既に種々異なる構造の装置が公知と
なつている。例えばアメリカ合衆国特許第
4348787号明細書に開示されているこの種の食肉
処理装置においては、コンベヤベルト上に載せら
れた肉が、相互間隔をおいて並列的に配置され同
方向で回転駆動される2つのロールの下を搬送さ
れ、各ロールにはそれぞれ截頭ピラミツド形を呈
する複数の突起が設けられている。これらのロー
ルが位置する範囲では、肉を担持するコンベヤベ
ルトが下からばね弾性のプレートにより支えられ
ている。このような形式による処理装置において
は、ロールのプレス圧が殆どすべてコンベヤベル
ト乃至その弾性的な支承部に伝えられるため、コ
ンベヤベルトの損耗度が著しく高くなるという欠
点を免れない。更にこの場合、単にロール自体の
みならずコンベヤベルトをも駆動しなければなら
ないので、駆動操作を行なうためにかなりの費用
が必要とされる。
冒頭に述べた形式による装置は、ドイツ連邦共
和国特許出願公開第3344284号明細書から公知と
なつている。この場合、各ロール間に形成される
ギヤツプの調節は、一方のロールを旋回アームに
支承し、空気力作動シリンダを用いることにより
この旋回アームを不動に支承された他方のロール
に接近させ且つこれから離反させる措置によつて
達成される。然しこの公知例においては、ロール
のクリーニングに関して難があり、また2対以上
のロール組を用いる場合には、ロール間ギヤツプ
の変動が所望のごとく充分に多面的には行なわれ
ない。
和国特許出願公開第3344284号明細書から公知と
なつている。この場合、各ロール間に形成される
ギヤツプの調節は、一方のロールを旋回アームに
支承し、空気力作動シリンダを用いることにより
この旋回アームを不動に支承された他方のロール
に接近させ且つこれから離反させる措置によつて
達成される。然しこの公知例においては、ロール
のクリーニングに関して難があり、また2対以上
のロール組を用いる場合には、ロール間ギヤツプ
の変動が所望のごとく充分に多面的には行なわれ
ない。
そこで本発明の課題とするところは、上に述べ
た形式による食肉処理装置に改良を加えて、ロー
ルのクリーニングを困難ならしめることなく、ロ
ール間ギヤツプを種々異なつた質および厚さの肉
に申し分なく多面的に整合させ得るようにする点
にある。
た形式による食肉処理装置に改良を加えて、ロー
ルのクリーニングを困難ならしめることなく、ロ
ール間ギヤツプを種々異なつた質および厚さの肉
に申し分なく多面的に整合させ得るようにする点
にある。
この課題を解決するために提案された本発明の
措置によれば、各ロール組におけるそれぞれ一方
のロールが1つのボツクス内に支承されており、
このボツクスが各ロール組におけるそれぞれ他方
のロールをその内部で支承する別のボツクスに対
して相対的に摺動可能であり、この場合、各ボツ
クスが所属のロールを駆動するためのそれぞれ独
自のモータを備えており、更に補足的に両ボツク
スが互いに相対的に旋回可能である。
措置によれば、各ロール組におけるそれぞれ一方
のロールが1つのボツクス内に支承されており、
このボツクスが各ロール組におけるそれぞれ他方
のロールをその内部で支承する別のボツクスに対
して相対的に摺動可能であり、この場合、各ボツ
クスが所属のロールを駆動するためのそれぞれ独
自のモータを備えており、更に補足的に両ボツク
スが互いに相対的に旋回可能である。
このような措置がとられているならば、ロール
を介して肉に作用される圧力、並びに、ロールに
設けられた突起により少なくとも一方のロール組
における両ロールの互いに異なつた周速度と相俟
つて肉片に作用される引き伸ばし効果を、種々異
なる質および厚さの食肉に合わせて調整すること
が出来る。一方のボツクスを他方のボツクスに対
して相対的に旋回可能ならしめておくことによつ
て、クリーニング乃至ロール交換を実施する場合
のロールに対する容易なアプローチが保証され、
必要とされる場合にはギヤツプ形状の調節をも簡
単に実施することが可能になる。各ボツクスには
所属のロールのためにそれぞれ独自のモータが設
けられているので、両ボツクスがロール間ギヤツ
プのサイズを変動させる目的で互いに相対的に摺
動せしめられる場合には、各ボツクスに配属され
たロールの駆動をその都度修正する必要がなくな
る。
を介して肉に作用される圧力、並びに、ロールに
設けられた突起により少なくとも一方のロール組
における両ロールの互いに異なつた周速度と相俟
つて肉片に作用される引き伸ばし効果を、種々異
なる質および厚さの食肉に合わせて調整すること
が出来る。一方のボツクスを他方のボツクスに対
して相対的に旋回可能ならしめておくことによつ
て、クリーニング乃至ロール交換を実施する場合
のロールに対する容易なアプローチが保証され、
必要とされる場合にはギヤツプ形状の調節をも簡
単に実施することが可能になる。各ボツクスには
所属のロールのためにそれぞれ独自のモータが設
けられているので、両ボツクスがロール間ギヤツ
プのサイズを変動させる目的で互いに相対的に摺
動せしめられる場合には、各ボツクスに配属され
たロールの駆動をその都度修正する必要がなくな
る。
アメリカ合衆国特許第2243492号明細書によれ
ば、互いに上下に配置された2対のロール組を有
する装置において各ロール対の両ロールをそれぞ
れ独自のボツクス内に支承することが既に公知と
なつてはいるものの、この公知例では一方のボツ
クスがロールのクリーニングを容易にするために
他方のボツクスから離反する方向で旋回可能にさ
れ、各ロール対における両ロール間のギヤツプ幅
を修正することは出来ない。何故ならば、各ロー
ル対における両ロールは、共通の駆動装置による
回転運動を導入すべく、複数の歯車によつて互い
に連結されており、この歯車連結状態は一方のボ
ツクスが旋回される際に解除されるからである。
ば、互いに上下に配置された2対のロール組を有
する装置において各ロール対の両ロールをそれぞ
れ独自のボツクス内に支承することが既に公知と
なつてはいるものの、この公知例では一方のボツ
クスがロールのクリーニングを容易にするために
他方のボツクスから離反する方向で旋回可能にさ
れ、各ロール対における両ロール間のギヤツプ幅
を修正することは出来ない。何故ならば、各ロー
ル対における両ロールは、共通の駆動装置による
回転運動を導入すべく、複数の歯車によつて互い
に連結されており、この歯車連結状態は一方のボ
ツクスが旋回される際に解除されるからである。
本発明による装置には、2対以上のロール組を
設けておくことも可能であつて、このように複数
対のロールを備えた装置が用いられる場合にも、
付加的なロールが加えられるごとにその摩擦損失
が高まるようなアメリカ合衆国特許第4348787号
明細書による装置の場合とは異なつて、取り立て
て言うほどの摩擦損失が生ずることはない。
設けておくことも可能であつて、このように複数
対のロールを備えた装置が用いられる場合にも、
付加的なロールが加えられるごとにその摩擦損失
が高まるようなアメリカ合衆国特許第4348787号
明細書による装置の場合とは異なつて、取り立て
て言うほどの摩擦損失が生ずることはない。
本発明による装置においては、複数のロール対
を互いに異なる周速度で駆動することも可能であ
つて、この場合、特に下位のロール対における両
ロールを上位のロール対における両ロールより高
い周速度で駆動するならば、肉が各ロール対の間
に形成されるギヤツプを通過する際に矢張り所望
の引き伸ばし効果が発揮される。
を互いに異なる周速度で駆動することも可能であ
つて、この場合、特に下位のロール対における両
ロールを上位のロール対における両ロールより高
い周速度で駆動するならば、肉が各ロール対の間
に形成されるギヤツプを通過する際に矢張り所望
の引き伸ばし効果が発揮される。
なおこの効果は、各ロール対におけるロール間
に形成されるギヤツプの幅を調節することによつ
て変化させることも可能である。
に形成されるギヤツプの幅を調節することによつ
て変化させることも可能である。
本発明の有利な1実施例によれば、両ボツクス
が一方のボツクスに設けられて他方のボツクスに
形成されたスリツト内を滑動する側方のピンによ
つて相互接近方向で案内されており、この場合、
両ボツクスがこのピンにおける共通の軸線を中心
として互いに相対的に旋回可能ならしめられてい
る。この措置によれば、両ボツクスを互いに平行
に摺動させるのみならず、互いに相対的に旋回さ
せることも容易に達成される。
が一方のボツクスに設けられて他方のボツクスに
形成されたスリツト内を滑動する側方のピンによ
つて相互接近方向で案内されており、この場合、
両ボツクスがこのピンにおける共通の軸線を中心
として互いに相対的に旋回可能ならしめられてい
る。この措置によれば、両ボツクスを互いに平行
に摺動させるのみならず、互いに相対的に旋回さ
せることも容易に達成される。
更に本発明による別の実施例においては、2つ
のボツクスがフレームに設けられたスタンドによ
つて担持されており、このスタンドが一方のボツ
クスにおける他方のボツクスとは反対側の面に固
定されており、フレーム内における各ロール対の
下方には、処理済みの食肉を捕集する容器を収容
するための空いたスペースが設けられている。こ
の空いたスペースは、容器が搬出された後でロー
ルをクリーニングし或いは交換する際に一方のボ
ツクスを旋回させるためのスペースとしても利用
することが出来る。この実施例において特に効果
的な本発明の変化態様によれば、スタンドが有利
には走行可能な且つ上から見てU字形を呈する台
座上に固定されており、このU字形台座における
両脚部間に形成されるスペースが、処理済みの食
肉を収容する容器を搬送する際の台車の搬入およ
び搬出をおこなうために利用可能ならしめられて
いる。このような措置がとられているならば、か
なり大型の容器を使用することが可能になり、充
填状態ではもはや手で持ち運ぶことの出来ないこ
の大型容器は上記のごとく台車として構成される
ので、その搬送は容易に行なわれる。
のボツクスがフレームに設けられたスタンドによ
つて担持されており、このスタンドが一方のボツ
クスにおける他方のボツクスとは反対側の面に固
定されており、フレーム内における各ロール対の
下方には、処理済みの食肉を捕集する容器を収容
するための空いたスペースが設けられている。こ
の空いたスペースは、容器が搬出された後でロー
ルをクリーニングし或いは交換する際に一方のボ
ツクスを旋回させるためのスペースとしても利用
することが出来る。この実施例において特に効果
的な本発明の変化態様によれば、スタンドが有利
には走行可能な且つ上から見てU字形を呈する台
座上に固定されており、このU字形台座における
両脚部間に形成されるスペースが、処理済みの食
肉を収容する容器を搬送する際の台車の搬入およ
び搬出をおこなうために利用可能ならしめられて
いる。このような措置がとられているならば、か
なり大型の容器を使用することが可能になり、充
填状態ではもはや手で持ち運ぶことの出来ないこ
の大型容器は上記のごとく台車として構成される
ので、その搬送は容易に行なわれる。
既に述べたようにボツクスが旋回可能に構成さ
れていることに基づいて、ロールの交換も容易に
実施され、この場合、種々異なる形状の突起とし
て、例えば鋸歯状のカツター又は截頭ピラミツド
形状の刃もしくは歯形の縦方向リブを有する複数
のロール・セツトを用意しておくと特に有利であ
る。このように各種のロールを利用することが出
来るならば、その都度の目的に応じた処理を所望
の効果が発揮されるように実施することが可能に
なる。この場合、例えばカツターナイフとして構
成された突起を用いるならば、一種のステーキ肉
加工装置として肉の表面を切開し、その際に結合
膜および肉の繊維が切断されるような穿孔が行な
われ、従つて申し分のない肉の軟化処理が達成さ
れる(所謂「ステーキ肉加工効果」)。更に、例え
ば截頭ピラミツド状の台形突起を有するロールを
用いるならば、既に述べたように肉表面の押し潰
しが効果的に行なわれるので、申し分のない蛋白
質の活性化が保証される。またロール周面に形成
された縦方向リブは、特に個々のロールにおける
周速度の差を利用して肉を引き伸ばそうとする処
理に適している。本発明によればこのようにロー
ルの交換を容易に実施することが出来るので、例
えばステーキ肉加工ナイフまたは引き伸ばしリブ
もしくはプレス突起など種々異なつた加工器具を
組み合わせて使用する場合のように、或る所定の
作業から別の作業に移行することが迅速かつ容易
に達成される。また同種ではあるが異なつた形状
の突起を用いることも考えられ、例えば2対のロ
ールにそれぞれ異なるステーキ肉加工ナイフを装
着することが可能である。
れていることに基づいて、ロールの交換も容易に
実施され、この場合、種々異なる形状の突起とし
て、例えば鋸歯状のカツター又は截頭ピラミツド
形状の刃もしくは歯形の縦方向リブを有する複数
のロール・セツトを用意しておくと特に有利であ
る。このように各種のロールを利用することが出
来るならば、その都度の目的に応じた処理を所望
の効果が発揮されるように実施することが可能に
なる。この場合、例えばカツターナイフとして構
成された突起を用いるならば、一種のステーキ肉
加工装置として肉の表面を切開し、その際に結合
膜および肉の繊維が切断されるような穿孔が行な
われ、従つて申し分のない肉の軟化処理が達成さ
れる(所謂「ステーキ肉加工効果」)。更に、例え
ば截頭ピラミツド状の台形突起を有するロールを
用いるならば、既に述べたように肉表面の押し潰
しが効果的に行なわれるので、申し分のない蛋白
質の活性化が保証される。またロール周面に形成
された縦方向リブは、特に個々のロールにおける
周速度の差を利用して肉を引き伸ばそうとする処
理に適している。本発明によればこのようにロー
ルの交換を容易に実施することが出来るので、例
えばステーキ肉加工ナイフまたは引き伸ばしリブ
もしくはプレス突起など種々異なつた加工器具を
組み合わせて使用する場合のように、或る所定の
作業から別の作業に移行することが迅速かつ容易
に達成される。また同種ではあるが異なつた形状
の突起を用いることも考えられ、例えば2対のロ
ールにそれぞれ異なるステーキ肉加工ナイフを装
着することが可能である。
次に添付の図面に示した各実施例につき本発明
を詳細に説明する。
を詳細に説明する。
第1図は本発明による部分的に破断された装置
をロールの軸線方向で一方の側から見た側面図、 第2図は第1図による装置の平面図、 第3図は第1図による装置を他方の側から見た
側面図、 第4図はロール支承装置の軸線方向断面図、 第5図は第4図による装置の−線に沿つた
断面図、 第6図〜第11図はロールの表面に配置される
突起における互いに異なつた3つの実施態様を示
す側面図乃至断面図であつて、第7図、第9図お
よび第11図は、それぞれ第6図の−線、乃
至第8図の−線、乃至第10図のXI−XI線に
沿つた断面図、第12図はロール間ギヤツプの調
節及びボツクスの旋回のための構成を示す、概略
斜視図である。
をロールの軸線方向で一方の側から見た側面図、 第2図は第1図による装置の平面図、 第3図は第1図による装置を他方の側から見た
側面図、 第4図はロール支承装置の軸線方向断面図、 第5図は第4図による装置の−線に沿つた
断面図、 第6図〜第11図はロールの表面に配置される
突起における互いに異なつた3つの実施態様を示
す側面図乃至断面図であつて、第7図、第9図お
よび第11図は、それぞれ第6図の−線、乃
至第8図の−線、乃至第10図のXI−XI線に
沿つた断面図、第12図はロール間ギヤツプの調
節及びボツクスの旋回のための構成を示す、概略
斜視図である。
第1図〜第3図に示された装置は車輪2により
走行可能なフレーム1を有している。車輪2は台
座3に支承され、台座3の縁部にはフレーム1の
スタンド4が固定され、このスタンド4にはフレ
ーム1における2つのボツクス5,6がブラケツ
ト状に担持されている。上から見た台座3はU字
形を呈しており、従つてその端面側は開いている
ので、台座3の両脚部7間には、処理済みの食肉
を収容するための容器9を形成する台車8が出し
入れ可能である。処理しようとする肉はホツパー
10から供給され、ボツクス5乃至6内に回動自
在に支承された2対のロール組として構成された
複数のロール11〜14間のギヤツプ内に自重で
落下するが、この点については後で詳しく説明す
る。互いに対をなす各ロール11,12乃至1
3,14は、それぞれ水平な軸線を有しており、
後述するように調整可能な相互間隔をおいて配置
されているので、2対のロール組における各ロー
ル間に形成されるギヤツプ15乃至16は拡開お
よび縮小可能である。この場合、第1図の図平面
で見て左側に位置するロール組の各ロール11,
13が、それぞれ一方のボツクス5内に支承され
ているのに対して、右側に位置するロール組にお
ける各ロール12,14は、他方のボツクス6内
に支承されている。左右両側の各ボツクス5,6
は、所属のロールを駆動するために、それぞれ独
自の電気モータ17乃至18を有している。各電
気モータ17,18またはこれによつて駆動され
る伝動ギヤ19,20の回転数を互いに異なる値
に設定しておくならば、ロール間ギヤツプ15乃
至16内を通過・搬送される肉の適宜な処理、例
えば押し潰し及び/又は引き伸ばしを行なうため
に、各ロール組におけるロールをそれぞれ異なつ
た速度で回転させることが出来る。この場合、ホ
ツパー10を介して供給された肉は、最上位のロ
ール11,12によつて捕捉され、ギヤツプ15
内に引き込まれ、下位のロール組における各ロー
ル13,14間のギヤツプ16内に供給され、こ
のギヤツプ16を通過してから第1図の矢印21
に示す方向で台車8の容器9内に落下せしめられ
る。この台車8の容器9を収容するため、ロール
間ギヤツプ16の下方には充分に広い空いたスペ
ース22が設けられている。なお、処理済みの肉
を搬送する手段として、台車8の代りに他の適宜
な装置、例えばコンベヤベルト等を用いてもよい
ことは言うまでもない。
走行可能なフレーム1を有している。車輪2は台
座3に支承され、台座3の縁部にはフレーム1の
スタンド4が固定され、このスタンド4にはフレ
ーム1における2つのボツクス5,6がブラケツ
ト状に担持されている。上から見た台座3はU字
形を呈しており、従つてその端面側は開いている
ので、台座3の両脚部7間には、処理済みの食肉
を収容するための容器9を形成する台車8が出し
入れ可能である。処理しようとする肉はホツパー
10から供給され、ボツクス5乃至6内に回動自
在に支承された2対のロール組として構成された
複数のロール11〜14間のギヤツプ内に自重で
落下するが、この点については後で詳しく説明す
る。互いに対をなす各ロール11,12乃至1
3,14は、それぞれ水平な軸線を有しており、
後述するように調整可能な相互間隔をおいて配置
されているので、2対のロール組における各ロー
ル間に形成されるギヤツプ15乃至16は拡開お
よび縮小可能である。この場合、第1図の図平面
で見て左側に位置するロール組の各ロール11,
13が、それぞれ一方のボツクス5内に支承され
ているのに対して、右側に位置するロール組にお
ける各ロール12,14は、他方のボツクス6内
に支承されている。左右両側の各ボツクス5,6
は、所属のロールを駆動するために、それぞれ独
自の電気モータ17乃至18を有している。各電
気モータ17,18またはこれによつて駆動され
る伝動ギヤ19,20の回転数を互いに異なる値
に設定しておくならば、ロール間ギヤツプ15乃
至16内を通過・搬送される肉の適宜な処理、例
えば押し潰し及び/又は引き伸ばしを行なうため
に、各ロール組におけるロールをそれぞれ異なつ
た速度で回転させることが出来る。この場合、ホ
ツパー10を介して供給された肉は、最上位のロ
ール11,12によつて捕捉され、ギヤツプ15
内に引き込まれ、下位のロール組における各ロー
ル13,14間のギヤツプ16内に供給され、こ
のギヤツプ16を通過してから第1図の矢印21
に示す方向で台車8の容器9内に落下せしめられ
る。この台車8の容器9を収容するため、ロール
間ギヤツプ16の下方には充分に広い空いたスペ
ース22が設けられている。なお、処理済みの肉
を搬送する手段として、台車8の代りに他の適宜
な装置、例えばコンベヤベルト等を用いてもよい
ことは言うまでもない。
各ロール11〜14は、それぞれ伝動ギヤ1
9,20により互いに別個に設けられた2条のチ
エーンドライブ23を介して駆動される。このチ
エーンドライブ23を緊張させると共に大きな巻
き掛け角度を得るためには、公知形式による緊張
ローラ24が用いられている。
9,20により互いに別個に設けられた2条のチ
エーンドライブ23を介して駆動される。このチ
エーンドライブ23を緊張させると共に大きな巻
き掛け角度を得るためには、公知形式による緊張
ローラ24が用いられている。
処理しようとする肉を申し分なく効果的に引き
込むと同時に、引き込まれた肉に対する所望の処
理を施すことが出来るようにするため、各ロール
11〜14の周囲には第6図〜第11図に示され
ているように複数の突起25が形成されており、
この場合、個々の突起25はそれぞれ同等なもし
くは互いに異なる突起として構成することが可能
である。
込むと同時に、引き込まれた肉に対する所望の処
理を施すことが出来るようにするため、各ロール
11〜14の周囲には第6図〜第11図に示され
ているように複数の突起25が形成されており、
この場合、個々の突起25はそれぞれ同等なもし
くは互いに異なる突起として構成することが可能
である。
ロール11,12,13,14の間に形成され
るギヤツプ15,16のサイズを調節するため、
内部にこれらロールを支承する2つのボツクス
5,6は互いに相対的な摺動運動を行うことが出
来るように構成されている。そのため、第1図の
図平面でみて左側に位置するボツクス5が、スタ
ンド4に固定的に結合されているのに対し、右側
のボツクス6は、スライド案内を介して左側のボ
ツクス5に結合されており、固定のつまり左側に
位置するボツクス5は、第1図および第3図から
明らかなように、その両側壁26に、下方に伸び
る舌片状の延長部27を有し、これらの延長部2
7には水平方向のスリツト28が切られている。
各スリツト28内には、第3図から明らかなよう
にスタンド4とは反対側に位置するボツクス6の
側壁30に固定された軸受ピン29が滑動可能に
支承されており、この場合、ボツクス6の側壁3
0は、ボツクス5の側壁26の延長部27によつ
て把持されている。スリツト28内で調節された
ピン29の位置を固定するため、ピン29の外端
部には止めねじが装着されている。更に、このピ
ン29は、ロツド31の一端により支承され、ロ
ツドの他端は、偏心デイスク33に固定された偏
心ピン32に支承されている。第3図に示された
一方の偏心デイスク33は、周面に設けられた多
数の係止部を有する係止デイスクとして構成され
ており、これらの係止部内には、ばね負荷された
係止ピン34が係合して偏心デイスク33の回転
位置を確保しうるようになつている。この係止ピ
ン34が解離された後では、当該装置における付
帯備品としてのキーを偏心デイスク33の六角軸
35上に嵌合することにより偏心デイスク33を
回動させることが可能になるので、ピン29をス
リツト28内で摺動させ、ひいては、両ボツクス
5,6を相互接近方向でもしくは相互離反方向で
相対的に移動させてロール間のギヤツプ15,1
6の幅を適宜に調整することが出来る。この場
合、両ボツクス5,6を互いに平行に案内するた
めには、スタンド4に固定されたボツクス5の両
側壁26にチエーンライブ37を介して偏心デイ
スク33に連結された別の偏心デイスク36が回
転可能に支承されており、従つてこの偏心デイス
ク36に固定された偏心ピン38は偏心ピン32
と同期的な回転運動を行う。スリツプの発生を回
避するために、チエーンドライブ37は、チエー
ンタイトナー39によつて常に緊張状態に保たれ
ている。この偏心ピン38には、ロツド40が枢
支されており、ロツド40には突出ピン41が固
定されている。この突出ピン41をボツクス6の
側壁30に設けられた係止くぼみ部42内に係合
させるならば、ボツクス6の傾倒が防止される。
従つて、これら2対のロツド31,40は、係止
ピン34の解離後に偏心デイスク33がキーによ
り回動される際に、ボツクス6の平行ガイドとし
て機能する。
るギヤツプ15,16のサイズを調節するため、
内部にこれらロールを支承する2つのボツクス
5,6は互いに相対的な摺動運動を行うことが出
来るように構成されている。そのため、第1図の
図平面でみて左側に位置するボツクス5が、スタ
ンド4に固定的に結合されているのに対し、右側
のボツクス6は、スライド案内を介して左側のボ
ツクス5に結合されており、固定のつまり左側に
位置するボツクス5は、第1図および第3図から
明らかなように、その両側壁26に、下方に伸び
る舌片状の延長部27を有し、これらの延長部2
7には水平方向のスリツト28が切られている。
各スリツト28内には、第3図から明らかなよう
にスタンド4とは反対側に位置するボツクス6の
側壁30に固定された軸受ピン29が滑動可能に
支承されており、この場合、ボツクス6の側壁3
0は、ボツクス5の側壁26の延長部27によつ
て把持されている。スリツト28内で調節された
ピン29の位置を固定するため、ピン29の外端
部には止めねじが装着されている。更に、このピ
ン29は、ロツド31の一端により支承され、ロ
ツドの他端は、偏心デイスク33に固定された偏
心ピン32に支承されている。第3図に示された
一方の偏心デイスク33は、周面に設けられた多
数の係止部を有する係止デイスクとして構成され
ており、これらの係止部内には、ばね負荷された
係止ピン34が係合して偏心デイスク33の回転
位置を確保しうるようになつている。この係止ピ
ン34が解離された後では、当該装置における付
帯備品としてのキーを偏心デイスク33の六角軸
35上に嵌合することにより偏心デイスク33を
回動させることが可能になるので、ピン29をス
リツト28内で摺動させ、ひいては、両ボツクス
5,6を相互接近方向でもしくは相互離反方向で
相対的に移動させてロール間のギヤツプ15,1
6の幅を適宜に調整することが出来る。この場
合、両ボツクス5,6を互いに平行に案内するた
めには、スタンド4に固定されたボツクス5の両
側壁26にチエーンライブ37を介して偏心デイ
スク33に連結された別の偏心デイスク36が回
転可能に支承されており、従つてこの偏心デイス
ク36に固定された偏心ピン38は偏心ピン32
と同期的な回転運動を行う。スリツプの発生を回
避するために、チエーンドライブ37は、チエー
ンタイトナー39によつて常に緊張状態に保たれ
ている。この偏心ピン38には、ロツド40が枢
支されており、ロツド40には突出ピン41が固
定されている。この突出ピン41をボツクス6の
側壁30に設けられた係止くぼみ部42内に係合
させるならば、ボツクス6の傾倒が防止される。
従つて、これら2対のロツド31,40は、係止
ピン34の解離後に偏心デイスク33がキーによ
り回動される際に、ボツクス6の平行ガイドとし
て機能する。
ロール11〜14を交換し或いはクリーニング
するためには、ボツクス6が、そのピン29の軸
線を中心とした下向き旋回運動を与えることによ
り取り外される。この操作を行うためには、単に
ロツド40の前端部の横方向部材40′を押し下
げさえすればよく、斯くして、ロツド40は、第
3図に破線で示された位置40″に達し、係止ピ
ン41は、係止部42から解離される。次いで、
ボツクス6が、第3図に示された矢印43の方向
でジヤーナル29の軸線を中心にして旋回される
ので、ロールに対するアプローチが可能になる。
するためには、ボツクス6が、そのピン29の軸
線を中心とした下向き旋回運動を与えることによ
り取り外される。この操作を行うためには、単に
ロツド40の前端部の横方向部材40′を押し下
げさえすればよく、斯くして、ロツド40は、第
3図に破線で示された位置40″に達し、係止ピ
ン41は、係止部42から解離される。次いで、
ボツクス6が、第3図に示された矢印43の方向
でジヤーナル29の軸線を中心にして旋回される
ので、ロールに対するアプローチが可能になる。
ロール間ギヤツプの調節及びボツクス6の旋回
のための具体的構成及び作用について、第12図
を参照しながら、さらに詳述する。
のための具体的構成及び作用について、第12図
を参照しながら、さらに詳述する。
左側のボツクス5は、その側壁26の各々に偏
心デイスク33,36を回転自在に備える。偏心
デイスク33は、他方の偏心デイスク36にチエ
ーン37で結合されて、偏心デイスク33,36
同士が、同期して回転する。各偏心デイスク3
3,36は、偏心ピン32,38を支持し、これ
らには、2対のロツド31,40が旋回可能に固
定される。上方のロツド40は、前端部同士が、
ハンドルとして機能する横方向部材40′により
結合される。上方のロツド40の各々は、内側に
突出ピン41を保持し、これらピンは、装置を使
用する場合、他方のボツクス6の側壁に形成した
くぼみ42にはまる。
心デイスク33,36を回転自在に備える。偏心
デイスク33は、他方の偏心デイスク36にチエ
ーン37で結合されて、偏心デイスク33,36
同士が、同期して回転する。各偏心デイスク3
3,36は、偏心ピン32,38を支持し、これ
らには、2対のロツド31,40が旋回可能に固
定される。上方のロツド40は、前端部同士が、
ハンドルとして機能する横方向部材40′により
結合される。上方のロツド40の各々は、内側に
突出ピン41を保持し、これらピンは、装置を使
用する場合、他方のボツクス6の側壁に形成した
くぼみ42にはまる。
下方の偏心デイスク33の偏心ピン32の一方
には、ロツド31が回転自在に接続され、このロ
ツドは、スロツトの形をしたスライド軸受け3
1′を前端に備える。このスライド軸受けには、
ピン29が通つていて、ピンの外端は、止めねじ
として機能する。ピン29は、ボツクス5の側壁
26の延長部27に形成したスロツト28も通つ
ている。止めねじにより、スロツト28とスロツ
ト31′に入つたピン29の位置を調節して固定
できる。止めねじを備えたピン29は、他方のボ
ツクス6の側壁6′に支持される。両ボツクス5,
6を組み合わせると、ボツクス6の2つの側壁
6′は、延長部27によつて抱かれたようになる。
組み合わせ状態では、ピン29は、ロツド31の
スロツト31′と延長部27のスロツド28の双
方内に置かれる。ピン29の止めねじをねじ込む
とロツド31の端部と延長部27とが、他方のボ
ツクス6の側壁の方に押しつけられ、ロール間の
ギヤツプの調節位置は、ピン41をくぼみ42か
らはずさない限り、またピン29の止めねじを緩
めない限り、固定される。しかしながら、ロール
間のギヤツプ幅を変更する必要がある(上方から
下方まで一定の幅を保つたまま)場合には、ピン
29の止めねじを緩めてから、偏心デイスク3
3,36を回転する。こうして、一方のボツクス
5を、他方のボツクス6に関し水平方向に移動さ
せて、2個のボツクス5,6を、偏心デイスク3
3,36の回転に応じて互いにより近づけまたは
遠ざける。ロール間のギヤツプを所望の幅に調節
してから、ピン29の止めねじを再びじね込ん
で、調節した幅を固定する。
には、ロツド31が回転自在に接続され、このロ
ツドは、スロツトの形をしたスライド軸受け3
1′を前端に備える。このスライド軸受けには、
ピン29が通つていて、ピンの外端は、止めねじ
として機能する。ピン29は、ボツクス5の側壁
26の延長部27に形成したスロツト28も通つ
ている。止めねじにより、スロツト28とスロツ
ト31′に入つたピン29の位置を調節して固定
できる。止めねじを備えたピン29は、他方のボ
ツクス6の側壁6′に支持される。両ボツクス5,
6を組み合わせると、ボツクス6の2つの側壁
6′は、延長部27によつて抱かれたようになる。
組み合わせ状態では、ピン29は、ロツド31の
スロツト31′と延長部27のスロツド28の双
方内に置かれる。ピン29の止めねじをねじ込む
とロツド31の端部と延長部27とが、他方のボ
ツクス6の側壁の方に押しつけられ、ロール間の
ギヤツプの調節位置は、ピン41をくぼみ42か
らはずさない限り、またピン29の止めねじを緩
めない限り、固定される。しかしながら、ロール
間のギヤツプ幅を変更する必要がある(上方から
下方まで一定の幅を保つたまま)場合には、ピン
29の止めねじを緩めてから、偏心デイスク3
3,36を回転する。こうして、一方のボツクス
5を、他方のボツクス6に関し水平方向に移動さ
せて、2個のボツクス5,6を、偏心デイスク3
3,36の回転に応じて互いにより近づけまたは
遠ざける。ロール間のギヤツプを所望の幅に調節
してから、ピン29の止めねじを再びじね込ん
で、調節した幅を固定する。
もし、ロール間のギヤツプをくさび状にしたい
場合には、スロツト28,31′内のピン29を
移動してから、止めねじをねじ込んで位置を固定
することによつて、くさび状のギヤツプを形成で
きる。
場合には、スロツト28,31′内のピン29を
移動してから、止めねじをねじ込んで位置を固定
することによつて、くさび状のギヤツプを形成で
きる。
さらに、他方のボツクス6を一方のボツクス5
に対して傾けることにより、ロールのクリーニン
グと交換とを容易に行える。こうするためには、
横方向部材40′を押し下げ、ピン41をくぼみ
42から外す。すると、ピン29の軸線を中心と
してボツクス5からボツクス6を傾けて離すこと
ができる。
に対して傾けることにより、ロールのクリーニン
グと交換とを容易に行える。こうするためには、
横方向部材40′を押し下げ、ピン41をくぼみ
42から外す。すると、ピン29の軸線を中心と
してボツクス5からボツクス6を傾けて離すこと
ができる。
このようにして、2つのボツクス5,6を、ピ
ン29の共通軸線を中心として、さらには、ピン
41の共通軸線を中心として互いに旋回できる。
しかしながら、ピン29の軸線を中心とした旋回
は、装置を使用していないときであつて、2つの
ボツクスを互いに旋回させて離すことによりロー
ルのクリーニング等を容易化する場合に、行う。
一方、ピン41の共通軸線を中心とした両ボツク
ス5,6の旋回は、装置の使用中に、ロール間の
ギヤツプの幅をその形状の観点から変更する必要
がある場合に、行う。
ン29の共通軸線を中心として、さらには、ピン
41の共通軸線を中心として互いに旋回できる。
しかしながら、ピン29の軸線を中心とした旋回
は、装置を使用していないときであつて、2つの
ボツクスを互いに旋回させて離すことによりロー
ルのクリーニング等を容易化する場合に、行う。
一方、ピン41の共通軸線を中心とした両ボツク
ス5,6の旋回は、装置の使用中に、ロール間の
ギヤツプの幅をその形状の観点から変更する必要
がある場合に、行う。
各ロール11〜14の交換を容易ならしめるた
めに、これらのロールの支承部は少なくともその
片側で、ロール11について第4図および第5図
に示されたような形に構成されている。この場
合、ロール11は端面側に位置するアタツチメン
ト44を有しており、アタツチメント44はプラ
スチツクから成るスライドリング45によつて囲
繞され、端面側の端部にロール11の軸線に沿つ
て位置する穿孔部46を有しており、この穿孔部
46内には、ロール11を側壁26に固定された
滑り軸受け48内でセンタリングし且つ位置固定
するためのピン47を挿入することが出来る。滑
り軸受け48の軸受け本体は、アタツチメント4
4をスライドリング45と共に受容する開口部4
9を有しており、この開口部49からは半径方向
に延びるスリツト50が滑り軸受け48の外周面
にまで達している。ピン47が充分に引き戻され
ているならば、このスリツト50を介してアタツ
チメント44をスライドリング45と共に滑り軸
受け48内に導入し、或いは軸受けから再び取り
外すことが出来る。そのためにセンタリングピン
47は2つの係止部51,52を有する別のピン
53に固定されており、このピン53は滑り軸受
け48の穿孔部54内をロール11の軸方向で摺
動可能であり、その外部にはこのピン53を操作
するためのグリツプ55が設けられている。係止
部51,52はばね負荷されたボールストツパ5
6と協働するように構成されており、このストツ
パの球体は両係止部51,52のいずれか一方に
係合してピン53を規定された2つの位置のいづ
れかに確保するために用いられる。作動位置に相
当する第4図に示された位置においては、ロール
11が滑り軸受け48から離脱しないように確保
されている。この場合、ピン53が矢印57の方
向で引き出されると、ボールストツパ56が係止
部51から解離され、ボールストツパ56が係止
部52内にスナツプ係合するまでピン53を抜き
出すことが出来る。この位置では、穿孔部46が
ピン47から解放されるので、ロール11を第5
図の矢印58方向でスリツト50を介して滑り軸
受け48から取り外すことが可能になる。
めに、これらのロールの支承部は少なくともその
片側で、ロール11について第4図および第5図
に示されたような形に構成されている。この場
合、ロール11は端面側に位置するアタツチメン
ト44を有しており、アタツチメント44はプラ
スチツクから成るスライドリング45によつて囲
繞され、端面側の端部にロール11の軸線に沿つ
て位置する穿孔部46を有しており、この穿孔部
46内には、ロール11を側壁26に固定された
滑り軸受け48内でセンタリングし且つ位置固定
するためのピン47を挿入することが出来る。滑
り軸受け48の軸受け本体は、アタツチメント4
4をスライドリング45と共に受容する開口部4
9を有しており、この開口部49からは半径方向
に延びるスリツト50が滑り軸受け48の外周面
にまで達している。ピン47が充分に引き戻され
ているならば、このスリツト50を介してアタツ
チメント44をスライドリング45と共に滑り軸
受け48内に導入し、或いは軸受けから再び取り
外すことが出来る。そのためにセンタリングピン
47は2つの係止部51,52を有する別のピン
53に固定されており、このピン53は滑り軸受
け48の穿孔部54内をロール11の軸方向で摺
動可能であり、その外部にはこのピン53を操作
するためのグリツプ55が設けられている。係止
部51,52はばね負荷されたボールストツパ5
6と協働するように構成されており、このストツ
パの球体は両係止部51,52のいずれか一方に
係合してピン53を規定された2つの位置のいづ
れかに確保するために用いられる。作動位置に相
当する第4図に示された位置においては、ロール
11が滑り軸受け48から離脱しないように確保
されている。この場合、ピン53が矢印57の方
向で引き出されると、ボールストツパ56が係止
部51から解離され、ボールストツパ56が係止
部52内にスナツプ係合するまでピン53を抜き
出すことが出来る。この位置では、穿孔部46が
ピン47から解放されるので、ロール11を第5
図の矢印58方向でスリツト50を介して滑り軸
受け48から取り外すことが可能になる。
ロール11における他方の端面側では、これと
同じ支承形式を採用してもよいが、ロールのアタ
ツチメント44が挿入されるようにした通常の差
込み軸受けを用いることも可能である。
同じ支承形式を採用してもよいが、ロールのアタ
ツチメント44が挿入されるようにした通常の差
込み軸受けを用いることも可能である。
この支承形式によれば、単にクリーニングのた
めにのみロール11を容易に取り外すことが出来
るのみならず、それまで用いていたロールを別の
用途のロールに交換する操作も簡単に実施するこ
とが可能になる。第6図〜第11図にはそれぞれ
異なつた実施態様のロールがいづれもロール11
を例にして示されているが、この場合、どのロー
ルにも以下に述べる構成様式を採用し得ることは
言を俟たない。
めにのみロール11を容易に取り外すことが出来
るのみならず、それまで用いていたロールを別の
用途のロールに交換する操作も簡単に実施するこ
とが可能になる。第6図〜第11図にはそれぞれ
異なつた実施態様のロールがいづれもロール11
を例にして示されているが、この場合、どのロー
ルにも以下に述べる構成様式を採用し得ることは
言を俟たない。
第6図および第7図に示された実施例において
は、ロール11の周囲に設けられる多数の突起2
5が鋸歯状のカツター(ナイフ)として構成され
ており、これらのカツターはそれぞれロール11
の軸線方向で相互間隔をおいてロール表面に直列
的に配置されている。隣接する各列では、これら
のカツターがそれぞれ1つの列における2つの隣
接カツター間の距離の2分の1だけ互いにずらさ
れている。これらのカツターは、例えば厚さ約
0.8mmのカツターデイスク59上に形成されてお
り、スペーサを介して互いに間隔をおいて保持さ
れているので、この場合のロール11全体は、そ
れぞれスペーサと互い違いに組み合わされた複数
のカツターデイスクから構成されている。従つ
て、この装置に装入されてロール11を通過する
肉の表面は、ステーキ肉加工ナイフとしてのカツ
ターにより処理される。この種の加工器具は主に
上位のロール11,12として用いられる(第1
図)。
は、ロール11の周囲に設けられる多数の突起2
5が鋸歯状のカツター(ナイフ)として構成され
ており、これらのカツターはそれぞれロール11
の軸線方向で相互間隔をおいてロール表面に直列
的に配置されている。隣接する各列では、これら
のカツターがそれぞれ1つの列における2つの隣
接カツター間の距離の2分の1だけ互いにずらさ
れている。これらのカツターは、例えば厚さ約
0.8mmのカツターデイスク59上に形成されてお
り、スペーサを介して互いに間隔をおいて保持さ
れているので、この場合のロール11全体は、そ
れぞれスペーサと互い違いに組み合わされた複数
のカツターデイスクから構成されている。従つ
て、この装置に装入されてロール11を通過する
肉の表面は、ステーキ肉加工ナイフとしてのカツ
ターにより処理される。この種の加工器具は主に
上位のロール11,12として用いられる(第1
図)。
第8図および第9図に示されたロール11の外
周面には、截頭ピラミツド形の突起25が設けら
れている。処理しようとする肉の表面はこれらの
突起25によつて押し潰され、プレスされ、或い
は切り込みを入れられる。第8図ではロール11
の表面に設けられるこれらの突起が簡明を期して
単に2列分しか描かれていないが、同じ突起25
をロール11の全表面に亙つて形成しうることは
言うまでもない。
周面には、截頭ピラミツド形の突起25が設けら
れている。処理しようとする肉の表面はこれらの
突起25によつて押し潰され、プレスされ、或い
は切り込みを入れられる。第8図ではロール11
の表面に設けられるこれらの突起が簡明を期して
単に2列分しか描かれていないが、同じ突起25
をロール11の全表面に亙つて形成しうることは
言うまでもない。
第10図および第11図に示された実施例によ
るロール11では、突起25が歯の形状を呈する
縦方向リブとして構成されており、ロール11の
縦方向に延びるこれらのリブは肉を押し潰すため
に用いられる。
るロール11では、突起25が歯の形状を呈する
縦方向リブとして構成されており、ロール11の
縦方向に延びるこれらのリブは肉を押し潰すため
に用いられる。
その他の形状を有する突起25を用いることも
当然可能であつて、例えば尖頭ピラミツド形の突
起またはテーパ状の突起などが考えられる。
当然可能であつて、例えば尖頭ピラミツド形の突
起またはテーパ状の突起などが考えられる。
第6図および第7図に示したカツターナイフの
場合を除けば、これらの突起25は全てプラスチ
ツクを素材とした適宜な成形部材としてロール表
面に形成することが出来る。
場合を除けば、これらの突起25は全てプラスチ
ツクを素材とした適宜な成形部材としてロール表
面に形成することが出来る。
以上に述べた食肉の処理方式は、当該装置によ
る処理の前後に、例えば塩水噴射などによつて特
別な塩水処理を施される肉にも効果的な適用可能
である。つまりそのような場合には、上述した肉
表面の処理により塩水を食肉内に申し分なく配分
して、均等な質の食肉を提供することが出来るか
らである。
る処理の前後に、例えば塩水噴射などによつて特
別な塩水処理を施される肉にも効果的な適用可能
である。つまりそのような場合には、上述した肉
表面の処理により塩水を食肉内に申し分なく配分
して、均等な質の食肉を提供することが出来るか
らである。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
AT1674/88 | 1988-06-28 | ||
AT1674/88A AT392198B (de) | 1988-06-28 | 1988-06-28 | Vorrichtung zur behandlung von fleisch |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03501561A JPH03501561A (ja) | 1991-04-11 |
JPH0528579B2 true JPH0528579B2 (ja) | 1993-04-26 |
Family
ID=3518538
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63506152A Granted JPH03501561A (ja) | 1988-06-28 | 1988-07-28 | 食肉の処理装置 |
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---|---|
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EP (1) | EP0421991B1 (ja) |
JP (1) | JPH03501561A (ja) |
AT (2) | AT392198B (ja) |
DE (1) | DE3877216D1 (ja) |
DK (1) | DK165211C (ja) |
FI (1) | FI906395A0 (ja) |
WO (1) | WO1990000011A1 (ja) |
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IT1298837B1 (it) * | 1998-01-08 | 2000-02-07 | Rb Engineering S R L | Procedimento per la tenerizzazione di pezzi di carne, apparecchiatura meccanica per la realizzazione del procedimento e carne tenerizzata |
US6601499B1 (en) | 1998-07-27 | 2003-08-05 | Phil Bifulco | Apparatus for marinating, tenderizing, strip cutting cube cutting and progressively flattening meat |
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-
1988
- 1988-06-28 AT AT1674/88A patent/AT392198B/de not_active IP Right Cessation
- 1988-07-28 DE DE8888907191T patent/DE3877216D1/de not_active Expired - Fee Related
- 1988-07-28 US US07/613,802 patent/US5114379A/en not_active Expired - Fee Related
- 1988-07-28 JP JP63506152A patent/JPH03501561A/ja active Granted
- 1988-07-28 WO PCT/AT1988/000057 patent/WO1990000011A1/de active IP Right Grant
- 1988-07-28 EP EP88907191A patent/EP0421991B1/de not_active Expired - Lifetime
- 1988-07-28 AT AT88907191T patent/ATE83892T1/de active
-
1990
- 1990-12-27 FI FI906395A patent/FI906395A0/fi not_active IP Right Cessation
- 1990-12-27 DK DK306490A patent/DK165211C/da not_active IP Right Cessation
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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DK306490D0 (da) | 1990-12-27 |
ATA167488A (de) | 1990-08-15 |
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EP0421991B1 (de) | 1992-12-30 |
WO1990000011A1 (de) | 1990-01-11 |
JPH03501561A (ja) | 1991-04-11 |
DK306490A (da) | 1990-12-27 |
ATE83892T1 (de) | 1993-01-15 |
DK165211C (da) | 1993-03-08 |
DE3877216D1 (de) | 1993-02-11 |
US5114379A (en) | 1992-05-19 |
EP0421991A1 (de) | 1991-04-17 |
FI906395A0 (fi) | 1990-12-27 |
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