JPH05282982A - 電磁継電器 - Google Patents
電磁継電器Info
- Publication number
- JPH05282982A JPH05282982A JP4077196A JP7719692A JPH05282982A JP H05282982 A JPH05282982 A JP H05282982A JP 4077196 A JP4077196 A JP 4077196A JP 7719692 A JP7719692 A JP 7719692A JP H05282982 A JPH05282982 A JP H05282982A
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- JP
- Japan
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- electromagnetic relay
- case
- circuit board
- absorbing material
- collision
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
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- 239000011358 absorbing material Substances 0.000 abstract description 5
- 230000000644 propagated effect Effects 0.000 abstract 2
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01H—ELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
- H01H9/00—Details of switching devices, not covered by groups H01H1/00 - H01H7/00
- H01H9/02—Bases, casings, or covers
- H01H2009/0278—Casings containing special noise reduction means, e.g. elastic foam between inner and outer casing
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01H—ELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
- H01H50/00—Details of electromagnetic relays
- H01H50/16—Magnetic circuit arrangements
- H01H50/18—Movable parts of magnetic circuits, e.g. armature
- H01H50/30—Mechanical arrangements for preventing or damping vibration or shock, e.g. by balancing of armature
- H01H50/305—Mechanical arrangements for preventing or damping vibration or shock, e.g. by balancing of armature damping vibration due to functional movement of armature
Landscapes
- Electromagnets (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】コアとアーマチュア及び固定接点と可動接点の
衝突によって発生する振動が、ケースを伝搬して空気中
に伝わり、騒音が発生することを防ぐ。 【構成】ケース6の外表面の全面にわたって、衝撃吸収
材20aを塗布固着する。これにより、コア1とアーマ
チュア5、及び固定接点9a,9bと可動接点10の衝
突によって発生する振動が、ケース6を伝搬して空気中
に伝わることを防ぐ。
衝突によって発生する振動が、ケースを伝搬して空気中
に伝わり、騒音が発生することを防ぐ。 【構成】ケース6の外表面の全面にわたって、衝撃吸収
材20aを塗布固着する。これにより、コア1とアーマ
チュア5、及び固定接点9a,9bと可動接点10の衝
突によって発生する振動が、ケース6を伝搬して空気中
に伝わることを防ぐ。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電磁継電器に関し、特に
ヒンジばねにより支持されたアーマチュアを有する電磁
継電器と、この電磁継電器を回路基板に実装した電磁継
電器応用装置に関する。
ヒンジばねにより支持されたアーマチュアを有する電磁
継電器と、この電磁継電器を回路基板に実装した電磁継
電器応用装置に関する。
【0002】従来コイルに電流を流して磁界を形成し接
点を開閉させるこの種の電磁継電器の斜視図を図7に示
す。図7に示すように、L字型のヨーク4の一方の面は
スプール3に巻きつけられているコイル2の底部付近で
コア1と接続固定されており、L字型に曲がったもう一
方の面の先端辺にはヒンジばね7を介してアーマチュア
5が辺接続的に結合されている。コア1はスプール3の
円筒中空部に挿入されており、アーマチュア5と対面し
ている。ボス11によってアーマチュア5と結合されて
いるヒンジばね7はヒンジ部と反対方向に可動ばね8を
有し、その先端付近には可動接点10が配置されてい
る。この可動接点10を上下に囲んで固定接点9a,9
bが配置されている。コイル2に電流を流すとアーマチ
ュア5がコア1に吸着するので、可動接点10と固定接
点9a,9bの間で電気的接断動作が可能となる。ケー
ス6はスプール3と固定され、端子12a,12b,1
2cが電磁継電器の本体外部に露出する構造となる。
点を開閉させるこの種の電磁継電器の斜視図を図7に示
す。図7に示すように、L字型のヨーク4の一方の面は
スプール3に巻きつけられているコイル2の底部付近で
コア1と接続固定されており、L字型に曲がったもう一
方の面の先端辺にはヒンジばね7を介してアーマチュア
5が辺接続的に結合されている。コア1はスプール3の
円筒中空部に挿入されており、アーマチュア5と対面し
ている。ボス11によってアーマチュア5と結合されて
いるヒンジばね7はヒンジ部と反対方向に可動ばね8を
有し、その先端付近には可動接点10が配置されてい
る。この可動接点10を上下に囲んで固定接点9a,9
bが配置されている。コイル2に電流を流すとアーマチ
ュア5がコア1に吸着するので、可動接点10と固定接
点9a,9bの間で電気的接断動作が可能となる。ケー
ス6はスプール3と固定され、端子12a,12b,1
2cが電磁継電器の本体外部に露出する構造となる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の電磁継電器はア
ーマチュアとコアの衝突,および可動接点と固定接点の
衝突によって発生する振動がケースを通じて空気中に伝
搬すると同時に、電磁継電器の本体外部に露出する端子
を通じて基板へ伝搬し、この基板から空気中に伝搬する
ことによって、多大な騒音が発生するといった問題点が
あった。
ーマチュアとコアの衝突,および可動接点と固定接点の
衝突によって発生する振動がケースを通じて空気中に伝
搬すると同時に、電磁継電器の本体外部に露出する端子
を通じて基板へ伝搬し、この基板から空気中に伝搬する
ことによって、多大な騒音が発生するといった問題点が
あった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の電磁継電器は、
衝撃吸収材で外表面もしくは内表面の少なくとも一面を
塗布固着されたケースを有することを特徴とする。
衝撃吸収材で外表面もしくは内表面の少なくとも一面を
塗布固着されたケースを有することを特徴とする。
【0005】また、本発明の電磁継電器応用装置は、前
記電磁継電器を回路基板に実装しているか、または前記
電磁継電器もしくは前記電磁継電器外の電磁継電器を回
路基板に実装後、ケースと実装した電磁継電器の少なく
とも周辺の回路基板表面に衝撃吸収材を塗布固着してい
ることを特徴とする。
記電磁継電器を回路基板に実装しているか、または前記
電磁継電器もしくは前記電磁継電器外の電磁継電器を回
路基板に実装後、ケースと実装した電磁継電器の少なく
とも周辺の回路基板表面に衝撃吸収材を塗布固着してい
ることを特徴とする。
【0006】
【実施例】次に本技術について図面を参照して説明す
る。図1は本発明の一実施例の電磁継電器の斜視図であ
る。図1に示すように、エースの外表面の全面にわたっ
て衝撃吸収材(日本オートメーション,品名ゲルナック
(登録商標),塗料タイプ)をヘラ等を用いて、ほぼ均
一の厚みに塗布する。このとき、衝撃吸収材の塗布量は
約0.5g,平均肉厚は約0.3mmで十分である。塗
布後,常温において約30分間乾燥する。電磁継電器の
動作,復旧時においてアーマチュアとコア,可動接点と
固定接点の衝突から発生した振動が、ケース外表面に塗
布固着された衝撃吸収材によって減衰され、その結果、
電磁継電器の音圧レベルが低下するという効果がある。
これを図4に示す。図4は衝撃吸収材の塗布量と測定音
圧レベルの関係を示しており、塗布量約0.5g,平均
肉厚0.25mmの場合、従来に比べて音圧レベルが約
10dB(A)低下する。尚、図3は音圧レベルの測定
方法について示している。
る。図1は本発明の一実施例の電磁継電器の斜視図であ
る。図1に示すように、エースの外表面の全面にわたっ
て衝撃吸収材(日本オートメーション,品名ゲルナック
(登録商標),塗料タイプ)をヘラ等を用いて、ほぼ均
一の厚みに塗布する。このとき、衝撃吸収材の塗布量は
約0.5g,平均肉厚は約0.3mmで十分である。塗
布後,常温において約30分間乾燥する。電磁継電器の
動作,復旧時においてアーマチュアとコア,可動接点と
固定接点の衝突から発生した振動が、ケース外表面に塗
布固着された衝撃吸収材によって減衰され、その結果、
電磁継電器の音圧レベルが低下するという効果がある。
これを図4に示す。図4は衝撃吸収材の塗布量と測定音
圧レベルの関係を示しており、塗布量約0.5g,平均
肉厚0.25mmの場合、従来に比べて音圧レベルが約
10dB(A)低下する。尚、図3は音圧レベルの測定
方法について示している。
【0007】次に、図2(a)は本発明の電磁継電器応
用装置の斜視図である。図2(a)に示すように、本発
明の電磁継電器を回路基板に実装することにより、従来
に比べて5〜7dB(A)低下する。これを図5に示
す。図5は、回路基板実装状態における衝撃吸収材の塗
布量と測定音圧レベルの関係を示している。
用装置の斜視図である。図2(a)に示すように、本発
明の電磁継電器を回路基板に実装することにより、従来
に比べて5〜7dB(A)低下する。これを図5に示
す。図5は、回路基板実装状態における衝撃吸収材の塗
布量と測定音圧レベルの関係を示している。
【0008】次に、図2(b)は本発明の電磁継電器応
用装置の第2の実施例の斜視図である。図2(b)に示
すように、本発明の電磁継電器を回路基板に実装後、こ
の電磁継電器のケースまたはこの電磁継電器の周辺の回
路基板表面を衝撃吸収材で塗布固着する。このとき、衝
撃吸収材の塗布量は約0.6gで十分である。この場
合、本発明の電磁継電器応用装置の音圧レベルは、9〜
13dB(A)低下する。これを図6に示す。図6は回
路基板表面の衝撃吸収材の塗布面積と測定音圧レベルの
関係を示している。
用装置の第2の実施例の斜視図である。図2(b)に示
すように、本発明の電磁継電器を回路基板に実装後、こ
の電磁継電器のケースまたはこの電磁継電器の周辺の回
路基板表面を衝撃吸収材で塗布固着する。このとき、衝
撃吸収材の塗布量は約0.6gで十分である。この場
合、本発明の電磁継電器応用装置の音圧レベルは、9〜
13dB(A)低下する。これを図6に示す。図6は回
路基板表面の衝撃吸収材の塗布面積と測定音圧レベルの
関係を示している。
【0009】
【発明の効果】この発明によれば、ケースの外表面もし
くは内表面の少なくとも一面を衝撃吸収材で塗布固着し
たので、コアとアーマチュアの衝突、及び可動接点と固
定接点の衝突によって発生する振動がケースを通じて空
気中に伝搬することを防止し、その結果騒音が発生しな
いという効果を有する。また、本発明の電磁継電器を回
路基板に実装するか、もしくは実装後にケースと電磁継
電器の少なくとも周辺の回路基板の表面を衝撃吸収材で
塗布固着したので、電磁継電器応用装置の騒音を低くす
るという効果を有する。
くは内表面の少なくとも一面を衝撃吸収材で塗布固着し
たので、コアとアーマチュアの衝突、及び可動接点と固
定接点の衝突によって発生する振動がケースを通じて空
気中に伝搬することを防止し、その結果騒音が発生しな
いという効果を有する。また、本発明の電磁継電器を回
路基板に実装するか、もしくは実装後にケースと電磁継
電器の少なくとも周辺の回路基板の表面を衝撃吸収材で
塗布固着したので、電磁継電器応用装置の騒音を低くす
るという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の電磁継電器の斜視図。
【図2】本発明の電磁継電器応用装置の斜視図。
【図3】音圧レベル測定方法。
【図4】衝撃吸収材の塗布量と測定音圧レベルの関係を
示す特性図。
示す特性図。
【図5】回路基板実装状態における衝撃吸収材の塗布量
と測定音圧レベルの関係を示す特性図。
と測定音圧レベルの関係を示す特性図。
【図6】回路基板表面の衝撃吸収材の塗布面積と測定音
圧レベルの関係を示す特性図。
圧レベルの関係を示す特性図。
【図7】従来の電磁継電器の斜視図。
1 コア 2 コイル 3 スプール 4 ヨーク 5 アーマチュア 6 ケース 7 ヒンジばね 8 可動ばね 9a 固定接点 9b 固定接点 10 可動接点 11 ボス 12a 端子 12b 端子 12c 端子 13 電磁継電器 20a 衝撃吸収材 20b 衝撃吸収材 20c 衝撃吸収材 20d 衝撃吸収材 30 回路基板 31 精密騒音計 32 無響箱 33 マイクロホン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 町田 誠一 東京都港区芝5丁目7番1号日本電気株式 会社内
Claims (3)
- 【請求項1】 少なくとも一組の電磁機構部と電気接点
開閉機構部を含み、前記電磁機構部と前記電気接点開閉
機構部を保護するケースを備えた電磁継電器において、
前記ケースの外表面もしくは内表面の少なくとも一面に
衝撃吸収材を塗布固着したことを特徴とする電磁継電
器。 - 【請求項2】 前記電磁継電器が回路基板に実装されて
いることを特徴とする請求項1記載の電磁継電器。 - 【請求項3】 回路基板に実装された電磁継電器のケー
スと少なくとも前記ケース周辺の回路基板表面とを衝撃
吸収材で塗布固着せしめたことを特徴とする電磁継電器
応用装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4077196A JPH05282982A (ja) | 1992-03-31 | 1992-03-31 | 電磁継電器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4077196A JPH05282982A (ja) | 1992-03-31 | 1992-03-31 | 電磁継電器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05282982A true JPH05282982A (ja) | 1993-10-29 |
Family
ID=13627071
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4077196A Withdrawn JPH05282982A (ja) | 1992-03-31 | 1992-03-31 | 電磁継電器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05282982A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102006020729A1 (de) * | 2006-05-04 | 2007-11-08 | Conti Temic Microelectronic Gmbh | Kunststoffhaube für Relais |
-
1992
- 1992-03-31 JP JP4077196A patent/JPH05282982A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102006020729A1 (de) * | 2006-05-04 | 2007-11-08 | Conti Temic Microelectronic Gmbh | Kunststoffhaube für Relais |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19990608 |