JPH05282762A - カートリッジ挿入口のドア開閉装置 - Google Patents
カートリッジ挿入口のドア開閉装置Info
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- JPH05282762A JPH05282762A JP4080622A JP8062292A JPH05282762A JP H05282762 A JPH05282762 A JP H05282762A JP 4080622 A JP4080622 A JP 4080622A JP 8062292 A JP8062292 A JP 8062292A JP H05282762 A JPH05282762 A JP H05282762A
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- door
- slider
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 ドア3は外装パネル1に回動可能に支持さ
れ,常時閉じる向きに付勢されている.スライダ5はそ
の一部にカム5aを有し,右向きの移動によりカートリ
ッジ2を挿入位置から記録/再生位置へ移動させ,左向
きの移動でカートリッジを排出する.テコ6は一端を外
装パネル1に回動可能に支持され,他端をドア3に設け
られたピン3aに摺動・回動可能に支持されている.テ
コ6はその中間に駆動ピン6bを有し,スライダ5の左
方向の駆動にともなうカム5aと駆動ピン6bの接触・
摺動により上方へ回動される事により,ドア3を開放す
る. 【効果】 使用者によるカートリッジの挿入後,ドアが
閉鎖されディスクの記録/再生中における塵埃の侵入が
防止される.排出時はスライダの移動と連動したテコの
回動によりドアが開放されカートリッジが排出される.
れ,常時閉じる向きに付勢されている.スライダ5はそ
の一部にカム5aを有し,右向きの移動によりカートリ
ッジ2を挿入位置から記録/再生位置へ移動させ,左向
きの移動でカートリッジを排出する.テコ6は一端を外
装パネル1に回動可能に支持され,他端をドア3に設け
られたピン3aに摺動・回動可能に支持されている.テ
コ6はその中間に駆動ピン6bを有し,スライダ5の左
方向の駆動にともなうカム5aと駆動ピン6bの接触・
摺動により上方へ回動される事により,ドア3を開放す
る. 【効果】 使用者によるカートリッジの挿入後,ドアが
閉鎖されディスクの記録/再生中における塵埃の侵入が
防止される.排出時はスライダの移動と連動したテコの
回動によりドアが開放されカートリッジが排出される.
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はCD−ROM等のカート
リッジに収納されたディスクを使用して記録/再生を行
なうディスク装置に設けられたカートリッジ挿入口のド
ア開閉装置に関するものである.
リッジに収納されたディスクを使用して記録/再生を行
なうディスク装置に設けられたカートリッジ挿入口のド
ア開閉装置に関するものである.
【0002】
【従来の技術】近年,ディスク装置,特にCD−ROM
等光ディスク装置において,装置内への塵埃の侵入が問
題になってきている.これは,装置の小型化,ニーズの
多様化により装置の使用環境がクリーンな環境に限定さ
れなくなってきた事による.光ディスクの表面あるいは
信号記録/再生手段内の光学素子に塵埃が付着した場
合,記録/再生するためのビームの透過/反射光量が減
少し情報が正確に記録/再生されない可能性が高くな
る.以下に従来のドア開閉装置について説明する.図
6,図7は従来のドア開閉装置の概要を示すものであ
り,図6はカートリッジの装着されていない状態,図7
はカートリッジが記録/再生位置に装着された状態を示
す.図6,図7において,1は装置本体の外装パネル,
1aはカートリッジ挿入口,2はカートリッジ,3はド
ア,3aはドアの支点を示し,ドア3は支点3aにより
外装パネル1に回動可能に支持されている.また,ドア
3は弾性体(図示せず)により図のCCWの向きに付勢
されている.以上のように構成されたドア開閉装置につ
いて,以下その動作を説明する.まず,図6においてカ
ートリッジ2が挿入される前,ドア3は図示のように外
装パネル1に付勢されておりカートリッジ挿入口1aか
ら塵埃は侵入しない.カートリッジ2の挿入によりドア
3は支点3aを中心に図のCW方向に回動し,装着機構
(図示せず)によりカートリッジ2は図7に示される記
録/再生位置へ移動される.この構成では図7に示され
るように,カートリッジ2が記録/再生位置に移動され
た後も,カートリッジ2によりドア3は押し上げられた
状態にあり,ドア3とカートリッジ挿入口1aとの間に
間隙が発生している.これはカートリッジ2の排出時に
カートリッジ2を図の上方に移動させる事によりドアの
開放を行なうためである.このため,図6,図7の構成
ではカートリッジ2の装着時に塵埃が侵入してしまう.
次に,上記の問題を解決するための構成の従来例を示
す.図8,図9は塵埃の侵入防止のための従来のドア開
閉装置の概要を示すものであり,図8はカートリッジの
装着されていない状態,図9はカートリッジが記録/再
生位置に装着された状態を示す.図8,図9に使用の符
号において,図6,図7で使用された符号と同じ符号は
同一部品,あるいは同一機能を有する部品である.4は
カートリッジ挿入口1aを覆う外部ドア,4aはその外
部ドア4の支点を示し,外部ドア4は支点4aにより外
装パネル1に回動可能に支持されており,弾性体(図示
せず)により図のCCWの向きに付勢されている.以上
のように構成されたドア開閉装置について,以下その動
作を説明する.まず,図8においてカートリッジ2が挿
入される前,ドア3及び外部ドア4は図示のように外装
パネル1に付勢されておりカートリッジ挿入口1aから
塵埃は侵入しない.カートリッジ2の挿入時,使用者は
先に外部ドア4を4bの位置まで回動させ,その後カー
トリッジ2をカートリッジ挿入口1aに挿入する.カー
トリッジ2の挿入によりドア3は支点3aを中心に図の
CW方向に回動し,装着機構(図示せず)によりカート
リッジ2は図9に示される記録/再生位置へ移動され,
外部ドア4は弾性体により図示の位置まで復帰する.こ
の構成では図9に示される記録/再生状態でもカートリ
ッジ挿入口1aからの塵埃の侵入は防止できる.
等光ディスク装置において,装置内への塵埃の侵入が問
題になってきている.これは,装置の小型化,ニーズの
多様化により装置の使用環境がクリーンな環境に限定さ
れなくなってきた事による.光ディスクの表面あるいは
信号記録/再生手段内の光学素子に塵埃が付着した場
合,記録/再生するためのビームの透過/反射光量が減
少し情報が正確に記録/再生されない可能性が高くな
る.以下に従来のドア開閉装置について説明する.図
6,図7は従来のドア開閉装置の概要を示すものであ
り,図6はカートリッジの装着されていない状態,図7
はカートリッジが記録/再生位置に装着された状態を示
す.図6,図7において,1は装置本体の外装パネル,
1aはカートリッジ挿入口,2はカートリッジ,3はド
ア,3aはドアの支点を示し,ドア3は支点3aにより
外装パネル1に回動可能に支持されている.また,ドア
3は弾性体(図示せず)により図のCCWの向きに付勢
されている.以上のように構成されたドア開閉装置につ
いて,以下その動作を説明する.まず,図6においてカ
ートリッジ2が挿入される前,ドア3は図示のように外
装パネル1に付勢されておりカートリッジ挿入口1aか
ら塵埃は侵入しない.カートリッジ2の挿入によりドア
3は支点3aを中心に図のCW方向に回動し,装着機構
(図示せず)によりカートリッジ2は図7に示される記
録/再生位置へ移動される.この構成では図7に示され
るように,カートリッジ2が記録/再生位置に移動され
た後も,カートリッジ2によりドア3は押し上げられた
状態にあり,ドア3とカートリッジ挿入口1aとの間に
間隙が発生している.これはカートリッジ2の排出時に
カートリッジ2を図の上方に移動させる事によりドアの
開放を行なうためである.このため,図6,図7の構成
ではカートリッジ2の装着時に塵埃が侵入してしまう.
次に,上記の問題を解決するための構成の従来例を示
す.図8,図9は塵埃の侵入防止のための従来のドア開
閉装置の概要を示すものであり,図8はカートリッジの
装着されていない状態,図9はカートリッジが記録/再
生位置に装着された状態を示す.図8,図9に使用の符
号において,図6,図7で使用された符号と同じ符号は
同一部品,あるいは同一機能を有する部品である.4は
カートリッジ挿入口1aを覆う外部ドア,4aはその外
部ドア4の支点を示し,外部ドア4は支点4aにより外
装パネル1に回動可能に支持されており,弾性体(図示
せず)により図のCCWの向きに付勢されている.以上
のように構成されたドア開閉装置について,以下その動
作を説明する.まず,図8においてカートリッジ2が挿
入される前,ドア3及び外部ドア4は図示のように外装
パネル1に付勢されておりカートリッジ挿入口1aから
塵埃は侵入しない.カートリッジ2の挿入時,使用者は
先に外部ドア4を4bの位置まで回動させ,その後カー
トリッジ2をカートリッジ挿入口1aに挿入する.カー
トリッジ2の挿入によりドア3は支点3aを中心に図の
CW方向に回動し,装着機構(図示せず)によりカート
リッジ2は図9に示される記録/再生位置へ移動され,
外部ドア4は弾性体により図示の位置まで復帰する.こ
の構成では図9に示される記録/再生状態でもカートリ
ッジ挿入口1aからの塵埃の侵入は防止できる.
【0003】
【発明が解決しようとする課題】図6,図7の構成で
は,上述のように塵埃の侵入を防止できない.また,図
8,図9の構成では塵埃の侵入を防止できるが,使用者
にカートリッジの挿入以外の動作を必要とさせるという
問題点を有していた.本発明は,上記従来の問題点を解
決するもので,カートリッジに収納されたディスクを使
用する記録/再生装置に対して,使用者の操作手順の増
加を行なわず,塵埃の侵入を防止するドア開閉装置を提
供する事を目的とする.
は,上述のように塵埃の侵入を防止できない.また,図
8,図9の構成では塵埃の侵入を防止できるが,使用者
にカートリッジの挿入以外の動作を必要とさせるという
問題点を有していた.本発明は,上記従来の問題点を解
決するもので,カートリッジに収納されたディスクを使
用する記録/再生装置に対して,使用者の操作手順の増
加を行なわず,塵埃の侵入を防止するドア開閉装置を提
供する事を目的とする.
【0004】
【課題を解決するための手段】ドアを常に閉鎖される向
きに付勢しておき,カートリッジ挿入時には、挿入され
るカートリッジにより、前記付勢力に抗してドアを開成
し、カートリッジの挿入後ドアが再び閉鎖される構造と
し,カートリッジの排出時には,排出動作と連動してド
アを開放するような手段を設ける.
きに付勢しておき,カートリッジ挿入時には、挿入され
るカートリッジにより、前記付勢力に抗してドアを開成
し、カートリッジの挿入後ドアが再び閉鎖される構造と
し,カートリッジの排出時には,排出動作と連動してド
アを開放するような手段を設ける.
【0005】
【作用】上述の構成により,情報を記録/再生している
時もドアが閉鎖されているため塵埃の侵入を防止し,情
報を正確に記録/再生できる.また,使用者の操作手順
も増加しない.
時もドアが閉鎖されているため塵埃の侵入を防止し,情
報を正確に記録/再生できる.また,使用者の操作手順
も増加しない.
【0006】
【実施例】以下に,本発明の一実施例について,図面と
ともに説明する.図1は本発明の一実施例の構成を示す
側断面図,図2は図1の右側から見た図(一部断面)を
示す.尚,説明の便宜上,図1における右を前側,左を
後側,及び,図1,図2における上を上側,下を下側と
規定する.図1,図2はカートリッジが挿入されていな
い状態の図である.図1,図2において,1は外装パネ
ル,1aはカートリッジ挿入口,2はカートリッジ,3
はドア,3aはドア3の支点を示し,ドア3は支点3a
により外装パネル1に回動可能に支持されている.ドア
3は弾性体(図示せず)により図のCCWの向きに付勢
されている.また,3bはドア3の側面先端近傍に設け
られたピンを示す.5はカートリッジ2を移動させるた
めに駆動されるスライダ,5aはスライダ上に一体的に
形成されたカムを示す.スライダ5は弾性体(図示せ
ず)により常時前方に付勢されているが,カートリッジ
2が挿入されていない状態では規制部材(図示せず)に
より図示の位置に規制されている.6はスライダ5とド
ア3を連動させるためのテコを示し,一端に前記ピン3
bに係合する長孔6aを,中間部に駆動ピン6bを有
し,他端部において外装パネル1に設けられたシャフト
1bにより,外装パネル1に回動可能に支持されてい
る.そしてテコ6がCCWの向きへ回動する事により,
ドア3は弾性体(図示せず)に抗してCWの向きへ回動
してカートリッジ挿入口1aを開成する.また,駆動ピ
ン6bはその一部がカム5aと摺動可能となる位置に配
されている.カートリッジ2の挿入されていない図1の
状態では駆動ピン6bとカム5aとは接触していない.
以上の構成における動作を以下に示す.図3はカートリ
ッジ2が記録/再生位置23に装着された状態を示して
いる.カートリッジ2をカートリッジ挿入口1aから挿
入し,カートリッジ2が装着動作開始位置21に達した
時,スライダ5の摺動の規制が解除されスライダ5は図
1に図示の位置から前方に摺動を開始する.スライダ5
の摺動に連動してカートリッジ2は装着動作開始位置2
1から軌跡22に従って記録/再生位置23に移動する
(連動機構,図示せず).この時,スライダ5は図3に
図示の位置まで摺動する.カートリッジ2の排出時にお
いては,スライダ5を駆動手段(図示せず)により後方
に摺動させる.スライダ5の摺動に連動してカートリッ
ジ2は記録/再生位置23から軌跡24に従って排出さ
れる.次に,図3,図4,図5により,カートリッジ2
の挿入時および排出時におけるドアの開閉動作を説明す
る.まず,カートリッジ2の挿入前にはドア3は図4の
位置31にあり,弾性体(図示せず)により外部パネル
1に押圧されており,カートリッジ挿入口1aからの塵
埃の侵入が防止されている.カートリッジ2の挿入によ
りドア3は位置31から支点3aを中心に位置32まで
回動される.この時,ドア先端3cはカートリッジ2の
上辺と接触している.又,ドア3の回動によりテコ6の
駆動ピン6bは図4の位置61から位置62まで軌跡6
3のように回動するが,この区間では駆動ピン6bはカ
ム5aとは接触しない.従ってドア3の回動は規制され
ない.次に,カートリッジ2が図3の装着動作開始位置
21まで挿入されると図3の軌跡22に従って位置23
まで移動するが,この移動の途中の状態を図5に示す.
図5において,5bはカム5aの水平カム部を,5cは
カム5aの傾斜カム部を示す.図4から図5に到るまで
において,スライダ5は図4に図示の位置から矢印51
の向きに移動し続け,スライダ5に連動してカートリッ
ジ2は図3の軌跡22に従って移動する(連動機構,図
示せず).まずカートリッジ2が水平方向に移動してい
る間,カートリッジ2の上辺に先端部3cで接触してい
るドア3は図4の位置32に保持され,ドア3に連動す
るテコ6の駆動ピン6bも図4の位置62に保持され
る.次にカートリッジ2が矢印25の向きに移動を始め
る。この時,ドア3は矢印33の向きへ回動し,ドア3
に連動するテコ6の駆動ピン6bも矢印64の向きへ回
動される.図5の状態になると,駆動ピン6bが水平カ
ム部5bに接触し,テコ6の矢印64の向きへの回動が
規制される.この規制によりドア3も図5の図示の位置
で停止される.この後,カートリッジ2は矢印25の向
きに移動を継続し,カートリッジ2の上辺とドア3の接
触部3cとの接触は解除され,カートリッジ2は図3に
図示の記録/再生位置23に到る.又,カム5aは矢印
51の向きに移動を継続し,駆動ピン6bは水平カム部
5b上を摺動し,その後傾斜カム部5cに到る.駆動ピ
ン6bが傾斜カム部5c上を摺動する事により,テコ6
は再び矢印64の向きへ回動を行ない,テコ6に連動す
るドア3は図5に図示の位置での保持を解除され,矢印
33の向きへの回動を再開し,図3の位置23まで戻
る.これによりカートリッジ2の装着動作が終了する.
カートリッジ2の排出時には,スライダ5の駆動に連動
してカートリッジ2が図3に図示の記録/再生位置23
より図5に図示の位置まで上昇するが,カートリッジ2
が図5に図示の位置まで上昇する以前に以下の動作が成
される.スライダ5のカム5aが矢印52の向きに移動
を開始すると,傾斜カム部5cとテコ6の駆動ピン6b
が接触する.さらにカム5aが移動すると,駆動ピン6
bは傾斜カム部5c上を摺動し,その結果テコ6は矢印
65の向きに回動し,テコ6に連動しているドア3も弾
性体(図示せず)の付勢に抗して矢印34の向きに回動
する.この後,駆動ピン6bは水平カム部5b上に摺動
し,ドア3は図5に図示の位置で保持される.以上の状
態になった後,カートリッジ2が図5に図示の位置まで
上昇し,各部品が図5の状態になる.図5の状態から,
カートリッジ2は矢印26及び図3の軌跡24に従って
移動し,カートリッジ2の上辺に先端部3cで接触する
ドア3は図4の位置32まで回動する.又,スライダ5
は図1,図4に図示の位置まで摺動後,規制手段(図示
せず)により摺動を停止する.この後,使用者がカート
リッジ2をカートリッジ挿入口1aから引き抜く事によ
りドア3は弾性体(図示せず)により図4の位置32か
ら位置31まで回動する.以上により排出動作が終了す
る.
ともに説明する.図1は本発明の一実施例の構成を示す
側断面図,図2は図1の右側から見た図(一部断面)を
示す.尚,説明の便宜上,図1における右を前側,左を
後側,及び,図1,図2における上を上側,下を下側と
規定する.図1,図2はカートリッジが挿入されていな
い状態の図である.図1,図2において,1は外装パネ
ル,1aはカートリッジ挿入口,2はカートリッジ,3
はドア,3aはドア3の支点を示し,ドア3は支点3a
により外装パネル1に回動可能に支持されている.ドア
3は弾性体(図示せず)により図のCCWの向きに付勢
されている.また,3bはドア3の側面先端近傍に設け
られたピンを示す.5はカートリッジ2を移動させるた
めに駆動されるスライダ,5aはスライダ上に一体的に
形成されたカムを示す.スライダ5は弾性体(図示せ
ず)により常時前方に付勢されているが,カートリッジ
2が挿入されていない状態では規制部材(図示せず)に
より図示の位置に規制されている.6はスライダ5とド
ア3を連動させるためのテコを示し,一端に前記ピン3
bに係合する長孔6aを,中間部に駆動ピン6bを有
し,他端部において外装パネル1に設けられたシャフト
1bにより,外装パネル1に回動可能に支持されてい
る.そしてテコ6がCCWの向きへ回動する事により,
ドア3は弾性体(図示せず)に抗してCWの向きへ回動
してカートリッジ挿入口1aを開成する.また,駆動ピ
ン6bはその一部がカム5aと摺動可能となる位置に配
されている.カートリッジ2の挿入されていない図1の
状態では駆動ピン6bとカム5aとは接触していない.
以上の構成における動作を以下に示す.図3はカートリ
ッジ2が記録/再生位置23に装着された状態を示して
いる.カートリッジ2をカートリッジ挿入口1aから挿
入し,カートリッジ2が装着動作開始位置21に達した
時,スライダ5の摺動の規制が解除されスライダ5は図
1に図示の位置から前方に摺動を開始する.スライダ5
の摺動に連動してカートリッジ2は装着動作開始位置2
1から軌跡22に従って記録/再生位置23に移動する
(連動機構,図示せず).この時,スライダ5は図3に
図示の位置まで摺動する.カートリッジ2の排出時にお
いては,スライダ5を駆動手段(図示せず)により後方
に摺動させる.スライダ5の摺動に連動してカートリッ
ジ2は記録/再生位置23から軌跡24に従って排出さ
れる.次に,図3,図4,図5により,カートリッジ2
の挿入時および排出時におけるドアの開閉動作を説明す
る.まず,カートリッジ2の挿入前にはドア3は図4の
位置31にあり,弾性体(図示せず)により外部パネル
1に押圧されており,カートリッジ挿入口1aからの塵
埃の侵入が防止されている.カートリッジ2の挿入によ
りドア3は位置31から支点3aを中心に位置32まで
回動される.この時,ドア先端3cはカートリッジ2の
上辺と接触している.又,ドア3の回動によりテコ6の
駆動ピン6bは図4の位置61から位置62まで軌跡6
3のように回動するが,この区間では駆動ピン6bはカ
ム5aとは接触しない.従ってドア3の回動は規制され
ない.次に,カートリッジ2が図3の装着動作開始位置
21まで挿入されると図3の軌跡22に従って位置23
まで移動するが,この移動の途中の状態を図5に示す.
図5において,5bはカム5aの水平カム部を,5cは
カム5aの傾斜カム部を示す.図4から図5に到るまで
において,スライダ5は図4に図示の位置から矢印51
の向きに移動し続け,スライダ5に連動してカートリッ
ジ2は図3の軌跡22に従って移動する(連動機構,図
示せず).まずカートリッジ2が水平方向に移動してい
る間,カートリッジ2の上辺に先端部3cで接触してい
るドア3は図4の位置32に保持され,ドア3に連動す
るテコ6の駆動ピン6bも図4の位置62に保持され
る.次にカートリッジ2が矢印25の向きに移動を始め
る。この時,ドア3は矢印33の向きへ回動し,ドア3
に連動するテコ6の駆動ピン6bも矢印64の向きへ回
動される.図5の状態になると,駆動ピン6bが水平カ
ム部5bに接触し,テコ6の矢印64の向きへの回動が
規制される.この規制によりドア3も図5の図示の位置
で停止される.この後,カートリッジ2は矢印25の向
きに移動を継続し,カートリッジ2の上辺とドア3の接
触部3cとの接触は解除され,カートリッジ2は図3に
図示の記録/再生位置23に到る.又,カム5aは矢印
51の向きに移動を継続し,駆動ピン6bは水平カム部
5b上を摺動し,その後傾斜カム部5cに到る.駆動ピ
ン6bが傾斜カム部5c上を摺動する事により,テコ6
は再び矢印64の向きへ回動を行ない,テコ6に連動す
るドア3は図5に図示の位置での保持を解除され,矢印
33の向きへの回動を再開し,図3の位置23まで戻
る.これによりカートリッジ2の装着動作が終了する.
カートリッジ2の排出時には,スライダ5の駆動に連動
してカートリッジ2が図3に図示の記録/再生位置23
より図5に図示の位置まで上昇するが,カートリッジ2
が図5に図示の位置まで上昇する以前に以下の動作が成
される.スライダ5のカム5aが矢印52の向きに移動
を開始すると,傾斜カム部5cとテコ6の駆動ピン6b
が接触する.さらにカム5aが移動すると,駆動ピン6
bは傾斜カム部5c上を摺動し,その結果テコ6は矢印
65の向きに回動し,テコ6に連動しているドア3も弾
性体(図示せず)の付勢に抗して矢印34の向きに回動
する.この後,駆動ピン6bは水平カム部5b上に摺動
し,ドア3は図5に図示の位置で保持される.以上の状
態になった後,カートリッジ2が図5に図示の位置まで
上昇し,各部品が図5の状態になる.図5の状態から,
カートリッジ2は矢印26及び図3の軌跡24に従って
移動し,カートリッジ2の上辺に先端部3cで接触する
ドア3は図4の位置32まで回動する.又,スライダ5
は図1,図4に図示の位置まで摺動後,規制手段(図示
せず)により摺動を停止する.この後,使用者がカート
リッジ2をカートリッジ挿入口1aから引き抜く事によ
りドア3は弾性体(図示せず)により図4の位置32か
ら位置31まで回動する.以上により排出動作が終了す
る.
【0007】
【発明の効果】本発明の上記の構成によれば,カートリ
ッジが挿入されていない時,及び,カートリッジが挿入
されて情報が記録/再生されている時に,ドアが閉鎖さ
れているため,塵埃の侵入を防止し情報を正確に記録/
再生できる.また,使用者におけるカートリッジ装着/
排出の操作の手順も増加しない.
ッジが挿入されていない時,及び,カートリッジが挿入
されて情報が記録/再生されている時に,ドアが閉鎖さ
れているため,塵埃の侵入を防止し情報を正確に記録/
再生できる.また,使用者におけるカートリッジ装着/
排出の操作の手順も増加しない.
【図1】本発明の一実施例におけるカートリッジ挿入口
のドア開閉装置の側断面図
のドア開閉装置の側断面図
【図2】同実施例を前方(図1における右側)から見た
一部切欠正面図
一部切欠正面図
【図3】同実施例のカートリッジが記録/再生位置に装
着された時の側断面図
着された時の側断面図
【図4】同実施例のカートリッジ挿入時の側断面図
【図5】同実施例のカートリッジ装着動作及びカートリ
ッジ排出動作における動作途中での側断面図
ッジ排出動作における動作途中での側断面図
【図6】従来のカートリッジ挿入口のドア開閉装置の一
例における側面図
例における側面図
【図7】同従来例のカートリッジが記録/再生位置に装
着された時の側面図
着された時の側面図
【図8】従来のカートリッジ挿入口のドア開閉装置の他
の一例における側面図
の一例における側面図
【図9】同従来例のカートリッジが記録/再生位置に装
着された時の側面図
着された時の側面図
1 外装パネル 1a カートリッジ挿入口 1b シャフト 2 カートリッジ 3 ドア 3a 支点 3b ピン 3c ドア先端部 4 外部ドア(従来構成例) 4a 支点(従来構成例) 5 スライダ 5a カム 5b 水平カム部 5c 傾斜カム部 6 テコ 6a 長孔 6b 駆動ピン
Claims (1)
- 【請求項1】ディスクを収納したカートリッジが挿排出
されるように機器本体に形成された挿入口と,一端が機
器本体に回動可能に支持さたドアと,前記ドアを常時前
記カートリッジ挿入口を内側より塞ぐ向きに付勢する付
勢手段と,前記カートリッジ挿入口より挿入されたカー
トリッジを受けまたはカートリッジ挿入口に向けて排出
するための挿入/排出位置とディスクへ情報を記録また
はディスクから情報を再生するための記録/再生位置と
の間を可逆的に移動するスライダと,一端が前記機器本
体に回動可能に支持され,他端が前記ドアに係合されて
おり,その回動にともなって前記ドアを開成するテコ
と,前記スライダの前記記録/再生位置から挿入/排出
位置への移動過程で,前記アームと係合し,そのアーム
を前記ドアが開成される方向に回動せさしめるよう前記
スライダの一部に形成されたカムとを有するカートリッ
ジ挿入口のドア開閉装置.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4080622A JPH05282762A (ja) | 1992-04-02 | 1992-04-02 | カートリッジ挿入口のドア開閉装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4080622A JPH05282762A (ja) | 1992-04-02 | 1992-04-02 | カートリッジ挿入口のドア開閉装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05282762A true JPH05282762A (ja) | 1993-10-29 |
Family
ID=13723453
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4080622A Pending JPH05282762A (ja) | 1992-04-02 | 1992-04-02 | カートリッジ挿入口のドア開閉装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05282762A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100538022B1 (ko) * | 2001-09-26 | 2005-12-21 | 티아크 가부시키가이샤 | 디스크장치 |
JP2007310931A (ja) * | 2006-05-16 | 2007-11-29 | Sony Computer Entertainment Inc | ディスク装置 |
US7979871B2 (en) | 2006-05-16 | 2011-07-12 | Sony Computer Entertainment Inc. | Disk apparatus and driving control section |
-
1992
- 1992-04-02 JP JP4080622A patent/JPH05282762A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100538022B1 (ko) * | 2001-09-26 | 2005-12-21 | 티아크 가부시키가이샤 | 디스크장치 |
JP2007310931A (ja) * | 2006-05-16 | 2007-11-29 | Sony Computer Entertainment Inc | ディスク装置 |
US7979871B2 (en) | 2006-05-16 | 2011-07-12 | Sony Computer Entertainment Inc. | Disk apparatus and driving control section |
US8302114B2 (en) | 2006-05-16 | 2012-10-30 | Sony Computer Entertainment Inc. | Disk apparatus with carrying unit having arms |
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